コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

夢工場 (バンド)

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
夢工場
別名
  • HOTCAKE
  • The Blimp Club
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間
レーベル
共同作業者 後藤次利
公式サイト The Blimp Club
メンバー

夢工場（ゆめこうじょう）は、日本のロックバンド。

メンバー

[編集]
氏名 プロフィール 担当 備考
  • 浅井俊彦
  • （あさい としひこ）
  • テレビ制作関係者を経て、ビル管理会社勤務。
  • 2019年3月、大腸に腫瘍が見つかり（多発転移ステージ4）、同年9月27日に15時間を超える手術を行った。
  • 2021年8月現在、抗がん剤投与による治療を継続している。
  • 2023年9月25日逝去　５７歳没
ボーカル 水中探検家、水中カメラマン、ダイビングインストラクターとしても活躍している。
  • 渡辺欣昭
  • （わたなべ よしあき）
ベース 電気関係の仕事の傍ら音楽活動を続けている。
  • 益田賢治
  • （ますだ けんじ）
キーボード 詩吟の作曲や伴奏者としても活躍している。
  • 入佐竜一
  • （いりさ りゅういち）
ドラム 2022年現在はビル管理会社役員。

来歴

[編集]

結成

[編集]
  • 1981年、同じ中学に通っていた同級生5人がバンド「HOTCAKE」を結成、卒業を機に活動開始（3月3日が結成記念日）。
  • 1983年夏、音楽の甲子園と呼ばれた「YOKOHAMA HIGH SCHOOL HOT WAVE FESTIVAL」の決勝大会に出場。賞は獲得できなかったが[1]、ステージパフォーマンスをフジサンケイグループの関係者に認められスカウトされる。『コミュニケーションカーニバル 夢工場'87』のイメージソングでメジャーデビューするにあたってバンド名を「夢工場」に変更する[注釈 1]。

メジャー・デビュー

[編集]
  • 1986年8月5日、「フォトジェニック・エンジェル」でデビュー。当時はチェッカーズやC-C-Bといったアイドル的な要素を踏まえたバンドが活躍しており、夢工場も錠前を大量に用いた奇抜な衣装やボリュームのあるカーリーヘアで目立つ要素を加味することを求められた。
  • 2枚目のシングル「ひとりぼっちのデュエット」とB面の「君をとばした午後」は、 あだち充原作のテレビアニメ番組『タッチ』のオープニング及びエンディングに、さらに4枚目のシングル「舌打ちのマリア」は『陽あたり良好!』のエンディングに楽曲がそれぞれ起用された。
  • キャニオンレコードに所属、前述の事情からフジサンケイ系列以外でのメディア活動に制限がかけられたこともあったが、のちにTBS系の『ザ・ベストテン』やテレビ朝日系の『ミュージックステーション』（1986年12月5日放送[2]）にも出演。フジテレビでは『夜のヒットスタジオ』、『夕やけニャンニャン』などにも幾たびか出演して演奏を披露している。3rdシングル「夢騎士」がフジテレビ『正義の味方株式会社』のオープニング及びエンディング曲にが起用されたことで同番組に出演。渡辺裕之、八波一起、渡瀬麻紀（現・渡瀬マキ）とも共演した。また、夢工場'87イベント開催中は、夕方の帯番組『ブラボー夢工場』のテーマを歌うと共に、準レギュラーとして出演した。
  • 1987年、「夢工場'87」の閉幕とともにその名義をフジサンケイグループに返上。再びバンド名を「HOTCAKE」に戻す。
  • 1988年、「The Blimp Club」と改名。メンバーのオリジナル曲を中心に、全国でライブ活動を展開した。

2000年代以降

[編集]
  • 2001年、バンド結成20周年LIVEを開催。Official Siteの運営を開始。
  • 2011年、バンド結成30周年及びデビュー25周年を迎え、「夢工場2011」と銘打ち「赤坂ブリッツ」でワンマンライヴを開催。これを機にライブ活動を活発に行っている。
  • 2021年、結成40周年、デビュー35周年を迎えた。
  • 2021年3月6日、結成40周年記念ライブ『The Blimp Club 40th Anniversary Live「夢工場2021」』を開催。しかし、2019年末より猛威を振るっている2019新型コロナウイルスによる感染拡大の状況を受け、無観客での配信スタジオライブという形態で開催、有料ストリーミング配信を行った。

ディスコグラフィ

[編集]

シングル

[編集]
# 発売日 タイトル B面 規格 規格品番
1st 1986年8月5日 フォトジェニック・エンジェル 星月夜 EP 7A-0604
2nd 1986年11月5日 ひとりぼっちのデュエット 君をとばした午後 EP 7A-0656
3rd 1987年2月21日 夢騎士 サンセットムービー (グッバイヒーロー) EP 7A-0685
4th 1987年4月21日 舌打ちのマリア 177〜雨は似合わない〜 EP 7A-0712
5th 1987年5月21日 千夜一夜（アラビアンナイト）を渡れ ハートブレイクシーズン EP 7A-0727
6th 1989年5月17日 SAIL AWAY Dear My Sweet Heart 8cmCD S9AD3001

アルバム

[編集]

オリジナル・アルバム

[編集]
# 発売日 タイトル 規格 規格品番
1st 1986年12月15日 ICHI-BAN! LP C28A-0540
CD D32A-0252
  • ヴァーンメディア
  • The Blimp Club 名義
2nd 1992年3月1日 LOVE & LOVE & LOVER CD VMCH-1032
3rd 1992年3月2日 10th Anniversary -バンド結成10周年記念アルバム- CD VMCH-1033

ベスト・アルバム

[編集]
# 発売日 タイトル 規格 規格品番
1st 1987年7月21日 My Collection CD D32P-6102

参加作品

[編集]
発売日 商品名 歌 楽曲 備考
1986年10月5日 何もかも忘れ Rock'n Roll HOT WAVE SUPER GROUP[注釈 2] 「何もかも忘れ Rock'n Roll」 『ヨコハマハイスクール HOT WAVE フェスティバル』青春テーマソング
片倉聡子、HOT WAVE SUPER GROUP[注釈 2] 「あの夏に戻りたい」

タイアップ

[編集]
曲名 タイアップ 収録作品
ひとりぼっちのデュエット フジテレビ系放映『タッチ』オープニング・テーマソング シングル「ひとりぼっちのデュエット」
君をとばした午後 フジテレビ系放映『タッチ』エンディング・テーマソング
夢騎士 フジテレビ放映『正義の味方株式会社』オープニングテーマソング シングル「夢騎士」
サンセットムービー (グッバイヒーロー) フジテレビ放映『正義の味方株式会社』エンディングテーマソング
舌打ちのマリア フジテレビ系放映アニメーション『陽あたり良好!』エンディングテーマ シングル「舌打ちのマリア」
千夜一夜（アラビアンナイト）を渡れ コミュニケーションカーニバル 夢工場'87 イメージソング シングル「千夜一夜（アラビアンナイト）を渡れ」
フジテレビ放映『てれび夢組』テーマソング
SAIL AWAY JBF公認 JUBF(日本学生ボードセイリング連盟) イメージソング シングル「SAIL AWAY」

脚注

[編集]
[脚注の使い方]

注釈

[編集]
  1. ^ 「夢工場」名義は、フジサンケイグループ及びキャニオン・レコードとの契約に基づき借り受けた形での使用であった。
  2. ^ a b いんぐりもんぐり、Hungry Angry Band、Dramatic 50's、夢工場、Come on Baby

出典

[編集]
  1. ^ YOKOHAMA HIGH SCHOOL HOT WAVE FESTIVAL（Wayback Machine）（「HISTORY」Vol.4 - 1983年度項）
  2. ^ “出演者ラインナップ 1986.12.05.FRI”. ミュージックステーション. テレビ朝日. 2022年9月4日閲覧。

外部リンク

[編集]
メンバー
登場人物
関連楽曲
関連作品
関連項目
カテゴリ カテゴリ
「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=夢工場_(バンド)&oldid=101495161」から取得