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西村宏堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西村 宏堂(にしむら こうどう、1989年2月13日 - )は、東京都出身の僧侶LGBTQ人権活動家。実家は都内にある浄土宗寺院。[1] ニューヨークのパーソンズ美術大学の卒業後、2012年から2019年までアメリカでメイクアップアーティストして活動。その後は“ハイヒールを履いたお坊さん“と呼ばれメディア出演や出版、講演などを行っている[2]

来歴

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1989年東京都港区生まれ。アメリカ・ボストンのDean Collegeでリベラルアーツ学部を卒業、その後ニューヨークの美術大学Parsons School of Designにてファインアートを専攻し卒業。ニューヨークでメイクアップアーティストのアシスタント経験を積み、ロサンゼルスのヘアメイク学校Makeup DesignoryのFashion Makeup Artistry Programを修了しディプロマを取得。アメリカに11年に住み、ニューヨークに拠点にミス・ユニバースハリウッドで著名人のメイクを担当した[3]。日本での美容師免許は取得していない。 2015年に浄土宗教師の資格取得。LGBTQ人権活動家として国内外で講演し、2021年にはTIME誌「Next Generation Leaders」に選出された[4]。2022 年のNHK紅白歌合戦ではゲスト審査員に選ばれた[5]。 番組中に話した「両親へのカミングアウト時に支えてくれた友人とは、出場歌手のPerfumeの音楽がきっかけで友情が深まった」というコメントが話題になった[6]VOGUE JAPAN 2023年9月号の小島慶子との対談記事内で、コロンビア人の男性と同性パートナーシップを結んだことを発表した[7]

出演

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講演会

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  • 早稲田大学「LA在住メイクアップアーティストx僧侶xLGBTQ ~ダイバーシティ溢れる生き方〜」(2018年7月5日)
  • 浄土宗総合研究所 公開シンポジウム「法然上人にみる平等思想一LGBTを考える視座として」(2019年2月25日)
  • イェール大学「Budahism and Sexuality」(2019年4月8日)
  • 国連人口基金(UNFPA)ニューヨーク本部(2019年4月17日)
  • 慶應義塾大学 国際センター(2019年5月14日)
  • 築地本願寺和田堀廟所 公開講座「自分の個性を受け入れる大切さ 〜LGBTQ、メイクアップアーティスト、僧侶として~」(2019年9月22 日)
  • ボストン大学オンラインイベント「VIRTUAL PRIDE」(2020年6月1日)
  • TEDxWasedal Youtubeライブ講演(2020年7月19日)
  • 全日本仏教会 Web公開シンポジウム「仏教とSDGs 現代社会における仏教の平等性とは 〜LGBTQの視点から考える〜」(2020年11月5 日)
  • Let's talk! in TOKYO 様々な立場から生理について考える/世界の「生理」についての考え方(2021年7月4日)
  • 国連人口基金(UNFPA) 「命」をつなぐインスタライブ(2021年8月13日)
  • 国連人口基金(UNFPA) #Stopデジタル暴力 トークイベント(2021年11月25日)
  • 国連SDG ACTION ZONE 2023(2023年9月21日)

テレビ番組

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著書

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  • 『正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ』(2020年7月27日、サンマーク出版
  • "This Monk Wears Heels:Be Who You Are"(2022年2月8日、Watkins Publishing/U.K.)
  • "Der Mönch in High Heels" (2022 Droemer Knaur/Germany)
  • "Un Moine En Talons Aiguilles" (2022 Guy Trédaniel/France)
  • "Munk, kes kannab kontsi" (2022 Sinisukk/Estonia)
  • "Este Monje Usa Tacones" (2022 Amat/Spain)
  • "Il Monaco Sui Tacchi A Spillo" (2023 Ubiliber/Italy)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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