コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

能登半島 (石川さゆりの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「能登半島」
石川さゆりシングル
A面 能登半島
B面 帰りたくない
リリース
ジャンル 演歌歌謡曲
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞 阿久悠
作曲 三木たかし
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間7位(オリコン
  • 1977年度年間26位(オリコン)
  • 石川さゆり シングル 年表
    津軽海峡・冬景色
    1977年
    能登半島
    (1977年)
    暖流
    (1977年)
    試聴
    能登半島 - YouTube
    テイチクエンタテインメント提供のYouTubeアートトラック)
    テンプレートを表示

    能登半島」(のとはんとう)は、1977年5月10日に発売された石川さゆりの16枚目のシングルである。

    解説

    [編集]

    前作「津軽海峡・冬景色」に続く曲で、北島三郎の「加賀の女」と並ぶ1970年代石川県の代表的なご当地ソング

    恋焦がれる女性の想いが描かれており、夏から秋にかけての能登半島が歌詞の中に表現されている。同曲の大ヒットもあって、能登半島への観光客の増加に一役を買ったとされている。三連符を多用するメロディーラインは、前作の「津軽海峡・冬景色」を踏襲している。

    この曲のシングル盤レコードは日本コロムビアから発売されたが、石川さゆりがポニーキャニオンテイチクエンタテインメントへそれぞれレコード会社を移籍したことに併せて、各レコード会社から発売された石川のベスト・アルバムに収録されている。

    1977年末の『第28回NHK紅白歌合戦』で、初出場時の石川さゆりが歌ったのは「津軽海峡・冬景色」だったが、それから26年後の2003年平成15年)末の『第54回NHK紅白歌合戦』で、紅白では初めて「能登半島」が歌唱披露された。

    なお、作詞を手掛けた阿久悠は「津軽海峡・冬景色」が大ブレイクの後「『石川さゆり』だから、次回はさゆりちゃんの出身地の曲を書いてあげるね」と、石川にそう言って「能登半島」を次シングルにした、と語っていた(実際の石川の出身地は石川県ではなく熊本県。翌1978年7月に発売の、熊本県・阿蘇山を舞台にした「火の国へ」で、ようやく実現されている)[1]

    収録曲

    [編集]
    1. 能登半島(3分42秒)
    2. 帰りたくない(3分20秒)

    参考文献

    [編集]
    • 『かが・のと歌謡曲百選』 - 北國新聞社(1994年)

    脚注

    [編集]
    1. ^ 旅情三部作秘話 #さゆりこぼれ話 #8 石川さゆり オフィシャルウェブサイト・ニュース(2017年7月31日

    関連項目

    [編集]