「国鉄タキ12300形貨車」の版間の差分
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2022年1月22日 (土) 09:31時点における版
国鉄タキ12300形貨車 | |
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基本情報 | |
車種 | タンク車 |
運用者 | 日本国有鉄道 |
所有者 | 電気化学工業 |
製造所 | 日立製作所 |
製造年 | 1969年(昭和44年) |
製造数 | 1両 |
消滅 | 1985年(昭和60年) |
常備駅 | 青海駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 黒色 |
専用種別 | 塩化ビニル |
化成品分類番号 | なし |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 13,200 mm |
全幅 | 2,897 mm |
全高 | 3,873 mm |
タンク材質 | 耐候性高張力鋼 |
荷重 | 30 t |
実容積 | 60.0 m3 |
自重 | 17.0 t |
換算両数 積車 | 5.5 |
換算両数 空車 | 1.4 |
台車 | TR41C |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 1,650 mm |
台車中心間距離 | 9,400 mm |
最高速度 | 75 km/h |
国鉄タキ12300形貨車(こくてつタキ12300がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車(タンク車)である。
本形式と同一メーカーにて同時期に製造され、同一の専用種別であるタキ12400形についても本項目で解説する。
タキ12300形
タキ12300形は、塩化ビニル専用の30 t積タンク車として1968年(昭和43年)9月26日に1両(タキ12300)のみが日立製作所にて製作された。
本形式の他に塩化ビニルを専用種別とする形式にはタキ6550形(13両)、タキ12400形(1両、後記)、タキ20400形(13両)、ホキ5800形(4両)の4形式が存在した。
所有者は、電気化学工業であり常備駅は旧北陸本線(現えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)の青海駅であった。
タンク体は、耐候性高張力鋼製であり、積込みはマンホールからの上入れ式、荷降ろしはエアスライド式を用いた下出し式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は13,200 mm、全幅は2,897 mm、全高は3,873 mm、台車中心間距離は9,400 mm、実容積は60.0 m3、自重は17.0 t、換算両数は積車5.5、空車1.4であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。
1985年(昭和60年)12月26日に廃車となり同時に形式消滅となった。(タキ12400形、ホキ5800形と同一年月日)
タキ12400形
国鉄タキ12400形貨車 | |
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基本情報 | |
車種 | タンク車 |
運用者 | 日本国有鉄道 |
所有者 | 電気化学工業 |
製造所 | 日立製作所 |
製造年 | 1968年(昭和43年) |
製造数 | 1両 |
消滅 | 1985年(昭和60年) |
常備駅 | 青海駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 黒色 |
専用種別 | 塩化ビニル |
化成品分類番号 | なし |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 13,200 mm |
全幅 | 2,897 mm |
全高 | 3,873 mm |
タンク材質 | ステンレス鋼 |
荷重 | 30 t |
実容積 | 60.0 m3 |
自重 | 17.0 t |
換算両数 積車 | 5.5 |
換算両数 空車 | 1.4 |
台車 | TR41C |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 1,650 mm |
台車中心間距離 | 9,400 mm |
最高速度 | 75 km/h |
タキ12400形は、塩化ビニル専用の30t積タンク車として1968年(昭和43年)10月4日に1両(タキ12400)のみが日立製作所にて製作された。(タキ12300形落成の1週間後)
所有者は、電気化学工業であり常備駅は旧北陸本線(現えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)の青海駅であった。
タンク体は、ステンレス鋼製でありこの点のみタキ12300形と異なっていた、積込みはマンホールからの上入れ式、荷降ろしはエアスライド式を用いた下出し式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は13,200 mm、全幅は2,897 mm、全高は3,873 mm、台車中心間距離は9,400 mm、実容積は60.0 m3、自重は17.0 t、換算両数は積車5.5、空車1.4であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。
1985年(昭和60年)12月26日に廃車となり同時に形式消滅となった。
参考文献
- 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
- 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)