国鉄タキ24500形貨車
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国鉄タキ24500形貨車 | |
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基本情報 | |
車種 | タンク車 |
運用者 |
日本国有鉄道 日本貨物鉄道(JR貨物) |
製造所 | 日本車輌製造 |
製造年 | 1974年(昭和49年) |
製造数 | 1両 |
消滅 | 1988年(昭和63年) |
常備駅 | 二本木駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 黒 |
専用種別 | 亜塩素酸ソーダ液 |
化成品分類番号 | 侵81 |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 12,200 mm |
全幅 | 2,591 mm |
全高 | 3,776 mm |
タンク材質 | 普通鋼(一般構造用圧延鋼材) |
荷重 | 35 t |
実容積 | 29.1 m3 |
自重 | 18.8 t |
換算両数 積車 | 5.5 |
換算両数 空車 | 1.8 |
台車 | TR41E-13 |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 1,650 mm |
台車中心間距離 | 8,000 mm |
最高速度 | 75 km/h |
国鉄タキ24500形貨車(こくてつタキ24500がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車(タンク車)である。
概要
[編集]本形式は、亜塩素酸ソーダ液専用の35t 積タンク車として1974年(昭和49年)7月26日に1両(タキ24500)が、日本車輌製造にて製作された。
本形式の他に亜塩素酸ソーダ液を専用種別とする形式には、タキ26200形(1両)の1形式があるのみである。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「侵81」(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合2(中))が標記された。
所有者は、日本曹達でありその常備駅は信越本線の二本木駅であった。
普通鋼(一般構造用圧延鋼材)製のタンク体に、厚さ50mmのグラスウール断熱材を巻き、薄鋼板製のキセ(外板)が設置された。
荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式であり、両管はS字管を装備している。
車体色は黒色、寸法関係は全長は12,200mm、全幅は2,591mm、全高は3,776mm、台車中心間距離は8,000mm、実容積は29.1m3、自重は18.8t、換算両数は積車5.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41E-13である。
1988年(昭和63年)6月に廃車となり同時に形式消滅となった。在籍期間14年と短命な形式であった。
参考文献
[編集]- 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
- 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)