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国鉄タキ24500形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国鉄タキ24500形貨車
基本情報
車種 タンク車
運用者 日本国有鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
製造所 日本車輌製造
製造年 1974年(昭和49年)
製造数 1両
消滅 1988年(昭和63年)
常備駅 二本木駅
主要諸元
車体色
専用種別 亜塩素酸ソーダ液
化成品分類番号 81
軌間 1,067 mm
全長 12,200 mm
全幅 2,591 mm
全高 3,776 mm
タンク材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重 35 t
実容積 29.1 m3
自重 18.8 t
換算両数 積車 5.5
換算両数 空車 1.8
台車 TR41E-13
車輪径 860 mm
軸距 1,650 mm
台車中心間距離 8,000 mm
最高速度 75 km/h
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国鉄タキ24500形貨車(こくてつタキ24500がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。

概要

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本形式は、亜塩素酸ソーダ液専用の35t 積タンク車として1974年(昭和49年)7月26日に1両(タキ24500)が、日本車輌製造にて製作された。

本形式の他に亜塩素酸ソーダ液を専用種別とする形式には、タキ26200形(1両)の1形式があるのみである。

1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「81」(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合2(中))が標記された。

所有者は、日本曹達でありその常備駅は信越本線二本木駅であった。

普通鋼一般構造用圧延鋼材)製のタンク体に、厚さ50mmのグラスウール断熱材を巻き、薄鋼板製のキセ(外板)が設置された。

荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式であり、両管はS字管を装備している。

車体色は黒色、寸法関係は全長は12,200mm、全幅は2,591mm、全高は3,776mm、台車中心間距離は8,000mm、実容積は29.1m3、自重は18.8t、換算両数は積車5.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41E-13である。

1988年(昭和63年)6月に廃車となり同時に形式消滅となった。在籍期間14年と短命な形式であった。

参考文献

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  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

関連項目

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