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2021年10月10日 (日) 09:37時点における版
阿木 燿子 | |
---|---|
出生名 | 福田 広子 |
生誕 | 1945年5月1日(79歳) |
出身地 | 日本・神奈川県横浜市 |
学歴 | 明治大学文学部卒業[注釈 1] |
ジャンル |
歌謡曲 J-POP |
職業 | 作詞家 |
活動期間 | 1969年 - |
共同作業者 | 宇崎竜童 |
公式サイト | 阿木燿子オフィシャルWEBサイト |
阿木 燿子(あき ようこ、1945年5月1日 - )は、日本の作詞家・女優・小説家・エッセイスト。本名は木村 広子(旧姓は福田)。明治大学文学部卒業[注釈 1]。夫はミュージシャン・俳優の宇崎竜童。2006年11月3日紫綬褒章受章。
人物・来歴
長野県長野市で出生[2]、神奈川県横浜市出身[3][4]。捜真女学校中学部・高等学部を卒業[5]後の1964年、明治大学文学部史学地理学科[6]に入学し、軽音楽クラブに入部。そこで、後に夫となる同学年の宇崎竜童(法学部)と出会う[1]。宇崎は入部に訪れた阿木を一目見て、「あ、嫁が来た!」と思ったという。[7]
作詞家としてのキャリアスタートは、1969年、グループ・サウンズのジュリーとバロンのデビュー曲「ブルー・ロンサム・ドリーム」(作曲は宇崎竜童)。1971年12月に宇崎と結婚[6]。宇崎竜童が率いるダウン・タウン・ブギウギ・バンドに書いた「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は、1975年の大ヒット曲になった。
その後、多くは宇崎が作曲し阿木が作詞するというコンビで、多数のヒット曲を世に出す。特に山口百恵の全盛期から引退までのヒット曲の多くは、このコンビによるものである。
また、女優としてドラマや映画にも出演。出演作は多くはないが、大胆な濡れ場も演じて熟れた肉体を披露、独特のスローなテンポと相まって大人の女性を演じて見せた。また作家としても多数の著書があるなど、多才ぶりを発揮。
フラメンコにも挑戦し、「FLAMENCO曽根崎心中」(2001年度文化庁芸術祭舞踊部門・優秀賞)の公演プロデュースなどの活動がある[8]。
2006年には、映画『TANNKA 短歌』で、初脚本・初監督を務める[9]。
2016年には夫の宇崎とともに「いい夫婦の日 パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞[10]。
2019年には夫の宇崎とともに「第10回岩谷時子賞 特別賞」を受賞[11]
エピソード
- 元来の美貌・スタイルのよさ・内面性から、カネボウ化粧品の専属契約を永年続けていた。
- かつて美容関連の単行本のインタビューで「(美容の秘訣として)1日に2リットルの冷たい水を飲むこと(特に起床時は必ず少量でも飲む)と、数十種類の野菜を食べること」と語った。「外食時も、野菜の副菜・一品ものをメインの料理とは別に注文し、テーブルが一杯になったことも多々ある」「よくよく調べたら、ある一日あたり50〜60種の野菜を採っていたということもザラだ」とも告白。
- 大学の同期で音楽サークルの同窓だった宇崎とは、永年のおしどり夫婦で知られる[12]。また阿木は大の酒好きなのに対して、宇崎は一滴も酒を飲まないことも知られる。
- 漫画家の石ノ森章太郎とは飲み友達で、その縁から『仮面ライダーBLACK』等の石ノ森が原作を手がける特撮作品の主題歌を担当する事になり、以後も特撮ヒーロー作品を手がける。
- 阿木は、「新タワー名称検討委員会」の委員10名[13]のうちの一人に任命された。そして、一般公募で寄せられた計1万8606件(1万7429件という説も)の名称案をふるいにかける2008年3月の委員会の場では、数件に過ぎなかった東京スカイツリーをピックアップした。『ジャックと豆の木を連想した』というように熱弁を振るって推したこともあり、阿木の意見が通り、その名称案は、「新タワーネーミング全国投票」にノミネートされる6つの最終候補に残ることとなった[14]。
賞詞
- 作詞関連
- 日本レコード大賞
- 日本作詩大賞
- 大衆賞(第9回・昭和51年度)「横須賀ストーリー」
- 作品賞(第9回・昭和51年度)「想い出ぼろぼろ」
- 作品賞(第11回・昭和53年度)「プレイバックPart2」
- 大賞(第12回・昭和54年度)「魅せられて」
- 日本レコードセールス大賞作詩賞(第10-12回・昭和52-54年)
- 報知映画賞最優秀助演女優賞(第5回・昭和55年度)「四季・奈津子」[6]
- その他
作詞
あ行
- 浅沼友紀子
- 梓みちよ
- 荒木由美子
- 渚でクロス
- 季節風
- ヴァージン・ロード
- つむじ旋風(かぜ)
- ミステリアス チャイルド
- 春の妖精(テレビ朝日系ドラマ『燃えろアタック』挿入歌)
- グッド・バイ・ジゴロ
- 人魚の赤いくつ
- Lの悲劇
- ダンシング・パートナー
- 横須賀ストーリー(アルバム『ヴァージン・ロード/渚でクロス』)
- 木洩れ日(アルバム『ヴァージン・ロード/渚でクロス』)
- イミテイション・ゴールド(アルバム『ヴァージン・ロード/渚でクロス』)
- 春に吹かれて(アルバム『ヴァージン・ロード/渚でクロス』)
- 風たちの午後(アルバム『ヴァージン・ロード/渚でクロス』)
- 愚 図(アルバム『ヴァージン・ロード/渚でクロス』)
- ピンナップ・ガール(アルバム『PIN-UP GIRL』)
- バス・ルーム13(アルバム『PIN-UP GIRL』)
- キャンディ・ラブ・バイ・バイ(アルバム『PIN-UP GIRL』)
- シシリア・ムーン(アルバム『PIN-UP GIRL』)
- 今夜はALL RIGHT(アルバム『PIN-UP GIRL』)
- 恋を知らなければ(アルバム『PIN-UP GIRL』)
- 石川さゆり
- さよならの翼
- 岩崎宏美
- ザ・ヴィーナス
- 梅沢富美男
- 恋曼陀羅(『必殺仕事人V・激闘編』挿入歌/第19話 - 33話)
- H2O
- 大沢逸美
- ジェームス・ディーンみたいな女の子
- 太田裕美
- 沖田浩之
- E気持
- 半熟期
- はみだしチャンピオン
- 俺をよろしく
- 隠れアムール
- ジェームス・ディーン・ジュニア
- 青春フットワーク
- どうにかなっちゃう前奏曲
- とっちらかってTIME SLIP
- 揺れる19才
- 喧嘩ブギー
- 汚れた天使
- My name is HIRO
- ANIKI
- シンガーソングライター
- DIARY
- 明日に向かって
- プールサイドでタキシード
- ペーパーバックミステリー
- 兄貴のフィアンセ
- Red Shoes Lady
- 恋は TAKE ONE OK!!
- 誘惑の夏
- スモーキー・タウン
か行
- 柏原芳恵
- 川崎麻世
- 天使の顔につばを吐け
- 自由の女神をぶちこわせ
- キャンディーズ
- 微笑がえし
- かーてん・こーる
- インスピレーション・ゲーム
- グッド・バイ・タイムス(下2曲は『FINAL CARNIVAL Plus One』に収録)
- Greeen Eyes
- みどりに逢いたくて(『第18回全国都市緑化フェアイメージソング』 2001年)
- 研ナオコ
- 香坂みゆき
- 乾いた花
- 郷ひろみ
さ行
た行
- ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
- 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
- サクセス
- 沖縄ベイ・ブルース
- 身も心も
- 裏切者の旅
- トラック・ドライビング・ブギ
- 髙橋真梨子
- 田原俊彦
- 高杢禎彦
- I don't know yet!(アルバムHONMOKU1971に収録)
- 何処にいても(アルバムHONMOKU1971に収録)
- TAMAO・KIYOSHI(中村玉緒と氷川きよしのユニット)
- 宝塚歌劇団雪組
な行
は行
ま行
- 真璃子
- 不良少女にもなれなくて
- MIE
- ブラームスはロックがお好き
- モア・モア
- 水谷豊
- 表参道軟派ストリート
- 故郷フィーリング
- カリフォルニア・コネクション
- 三田寛子
- 駈けてきた処女(おとめ)(作曲:井上陽水)
- 夏の雫(作曲:井上陽水、編曲:坂本龍一)
- ふたりぽっち物語(作曲:井上陽水、編曲:坂本龍一)
- ひとりぽっちの卒業式
- カサノヴァ・サンバ
- 野菊いちりん(作曲:村下孝蔵)
- 秋麗(あきうらら)
- 16カラットの瞳(アルバム『16カラットの瞳』)
- ストロベリー・バースデイ(アルバム『16カラットの瞳』)
- 恋の入口(アルバム『16カラットの瞳』)
- 秋風メランコリー(アルバム『メランコリー・カラー』)
- コスモスは知らない(アルバム『メランコリー・カラー』)
- 五月雨デイト(アルバム『メランコリー・カラー』)
- 待ちびと(作曲:岸田智史)(アルバム『夢路』)
- かんにん(作曲:岸田智史)(アルバム『夢路』)
- 夢路(作曲:村下孝蔵)(アルバム『夢路』)
- 三田村邦彦
- 自惚れ(『必殺仕事人IV』挿入歌/第1話 - 22話)
- 南こうせつ
- 南翔子
や行以降
- 薬師丸ひろ子
- 紳士同盟(角川映画『紳士同盟』主題歌)
- 山口百恵
- 吉田拓郎
- 渡辺典子
- 少年ケニヤ(『少年ケニヤ』主題歌)
- 晴れ、ときどき殺人(『晴れ、ときどき殺人』主題歌)
- いつか誰かが…(『いつか誰かが殺される』主題歌)
特撮・アニメ
- 『新竹取物語 1000年女王』(1981年)
- コスモスドリーム(高梨雅樹) - 主題歌
- まほろば伝説(石川まなみ) - エンディングテーマ
- 『世界名作劇場 アルプス物語 わたしのアンネット』(1983年)
- アンネットの青い空(潘恵子) - 主題歌
- エーデルワイスの白い花(潘恵子) - エンディングテーマ
- 劇場版アニメ『ゴルゴ13』(1983年)
- プレイ・フォー・ユー(シンディ・ウッド) - 主題歌
- 『オバケのQ太郎』(1985年)
- 大人になんかならないよ(天地総子) - 主題歌
- 『仮面ライダーBLACK』(1987年)
- 他、挿入歌・イメージソング
- 『真・仮面ライダー 序章』(1992年)
- Forever(渡辺典子) - 主題歌
- 『重甲ビーファイター』(1995年)
- 重甲ビーファイター(石原慎一) - 主題歌
- 地球孝行(石原慎一) - エンディングテーマ
- 他、挿入歌
- 『ビーファイターカブト』(1996年)
- ビーファイターカブト(樫原伸彦) - 主題歌
- 大声で歌えば(樫原伸彦) - エンディングテーマ
- 他、挿入歌
出演
映画
テレビドラマ
- ミセスと僕とセニョールと(1980年、TBS)
- ドラマ人間模様・追う男(1986年、NHK) - 滝口小夜子 役
- となりの女(1986年、TBS)
- 火曜サスペンス劇場 戸籍のない夫婦(1986年、日本テレビ)
- あまえないでヨ!(1987年1月 - 3月、フジテレビ) - 主人公 西丸直(斉藤由貴)の母親 役
- 女優競演サスペンス「ジェラシー」(1987年、関西テレビ)
- 土曜ワイド劇場 (テレビ朝日)
- 「女弁護士・朝吹里矢子10 軽井沢、白と黒の同窓会!」(1988年)
- 「松本清張作家活動40年記念・霧の旗」(1991年) - 河野径子 役
- 「タクシードライバーの推理日誌6 再会した女」(1995年) - 大町千紗 役
- びいどろで候〜長崎屋夢日記(1990年、NHK) - 写楽斎 役
- 代表取締役刑事(1990年 - 1991年、テレビ朝日) - 橘麻子 役
- 七人の女弁護士 第2シリーズ 第5話「過去からの殺人者!離婚妻へ恐怖の匿名電話が…」(1991年、テレビ朝日)
- ポケベルが鳴らなくて(1993年7月 - 9月、日本テレビ)
- 上を向いて歩こう!(1994年、フジテレビ)
- 火曜サスペンス劇場 「警部補 佃次郎1 幻の男」(1996年、日本テレビ)
- ハッピー 愛と感動の物語(1999年、テレビ東京) - 森本美智子 役
- 月曜ミステリー劇場 (TBS)
- 「宗像教授伝奇考1」(2000年) - 林麗子 役
- 「税務調査官・窓際太郎の事件簿9」(2002年) - 内村早苗 役
- 女と愛とミステリー「松本清張特別企画・喪失の儀礼」(2003年、テレビ東京) - 大塚さち子 役
- 水曜ミステリー9 夏樹静子サスペンス特別企画/四文字の殺意 ひめごと (2008年2月6日、テレビ東京) - 深井由加子 役
その他の番組
- 僕らの音楽(2007年3月23日、フジテレビ) 桜井和寿 (Mr.Children)と対談
- ラジオ深夜便(2011年2月28日11時台 - 3月1日0時台)ミッドナイトトーク
- 宇崎竜童の銘曲ビストロ〜新時代へのメッセージ〜(2019年4月8日 - 、BSフジ)
書籍
- 『十六夜小夜曲』新潮文庫、1985
- 『プレイバックPart III』新潮文庫、1985 のち集英社文庫
- 『まぁーるく生きて 詞の美しさを知っていますか』ハーレクイン・ドラマティック・エッセイ 1986 のち集英社文庫
- 『指輪の重さ』集英社、1989 のち文庫
- 『棘のあるシーツ』マガジンハウス、1992
- 『モンローでこぼこ』石原均絵 メディアファクトリー 1992
- 『花なら桜 わたし歳時記』青春出版社 1993
- 『愛とやすらぎの言葉 読むリラクゼーション』PHP研究所、1994
- 『赤い靴伝説 横浜物語』集英社 1995
- 『ちょっとだけ堕天使』講談社文庫、1995
- 『ベッドの軋み』マガジンハウス、1999
- 『大人になっても忘れたくないこと わたし歳時記 今日もどこかで幸せ見つけた』PHP文庫 2002
- 『ほっぺたぽろりんレシピ』家の光協会 2003
- 『蘭・乱・らん』主婦と生活社 2003
書評・解説
- 唯川恵 彼女は恋を我慢できない 集英社文庫 . 集英社. (1995-10). ISBN 4087483959)
脚注
- 注釈
- 出典
- ^ a b 宇崎竜童・阿木燿子夫妻に特別功労賞 長年にわたる音楽・演劇界での活躍を顕彰 - 明治大学広報第600号(2008年10月1日発行)
- ^ 信濃毎日新聞社 (2007年10月16日). “大きな使命感を忘れず−阿木燿子さんが昼食会で注文”. 47NEWS. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月10日閲覧。
- ^ “広報ながの No.1485” (PDF). 長野市. p. 11 (2010年6月15日). 2012年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月10日閲覧。
- ^ 公式サイト
- ^ “阿木燿子さん”. きらりすと. TBS (2001年1月3日). 2012年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月8日閲覧。
- ^ a b c 著述業 【阿木燿子】 - JLogos 日外アソシエーツ「テレビ・タレント人名事典」
- ^ 草食男子だったけど!? 宇崎竜童、阿木曜子との運命の出会い - AERA dot.
- ^ プロフィール - 阿木燿子公式WEBサイト
- ^ 俵万智原作「トリアングル」の映画化!阿木燿子初監督映画『TANNKA 短歌』製作発表記者会見! - CINEMA TOPICS ONLINE
- ^ “杉浦太陽&辻希美夫妻、9年ぶり2ショット カメラの前でのろけ「妻が視界にいないと嫌」”. ORICON SYTLE. (2016年11月14日) 2016年11月15日閲覧。
- ^ “岩谷時子音楽文化振興財団”. 30210304閲覧。
- ^ 「時代を駆ける:宇崎竜童:RYUDO UZAKI (7)」 『毎日新聞』 2009年12月15日、12版、9面。
- ^ 阿木以外の9名は、青山佾(やすし)、飯島一暢、飯田朝子、五十嵐意承、澄川喜一、竹内誠、戸恒浩人、中野恒明、山﨑昇。(17,429 件の新タワー名称案のご応募をいただきました。(PDF))
- ^ 「天まで届け」(中) - 『読売新聞夕刊』 2012年4月20日、17面
- ^ 宇崎竜童夫妻が宝塚退団の壮一帆ら激励(日刊スポーツ、2014年6月2日)
外部リンク
- 阿木燿子の「ちょっと、一福」しましょ - 阿木燿子公式WEBサイト
- 阿木燿子 - KINENOTE
- 阿木燿子 - テレビドラマデータベース
- 阿木燿子 - NHK人物録