コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

美・サイレント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「美・サイレント」
山口百恵シングル
初出アルバム『A Face in a Vision
B面 曼珠沙華
リリース
ジャンル ポップス歌謡曲
レーベル CBSソニー
作詞 阿木燿子
作曲 宇崎竜童
チャート最高順位
山口百恵 シングル 年表
いい日旅立ち
1978年
美・サイレント
(1979年)
愛の嵐
(1979年)
収録アルバムA Face in a Vision
おだやかな構図
(4)
美・サイレント
(5)
デイ・ドゥリーム
(6)
テンプレートを表示

美・サイレント」(び・サイレント)は、1979年3月1日にリリースされた山口百恵の25枚目のシングルである。発売元はCBSソニー

概要

[編集]

表題曲「美・サイレント」のサビで声に出さない(口パク)箇所があるが、その歌詞は正式には発表されていない。百恵は当初フジテレビ夜のヒットスタジオ』などでは「あの部分は本来歌詞が有りませんから」とコメントしている。しかし、TBSザ・ベストテン』においては視聴者からの質問が相次いだこともあり、同番組内でそこに当てはまる言葉の何通りかを字幕スーパーにて掲示した(「情熱」「ときめき」「ひととき」など[3])。

リード・ギター(この曲ではアコースティックギター)を弾いているのは元愛奴青山徹[4]。ディレクターの川瀬泰雄が愛奴時代の青山のテクニックやフレーズに惚れ込み、萩田光雄を通じて青山を起用した[4]。同年7月発売のアルバム『L.A. Blue』は、リード・ギターのほとんどを青山が弾いている[5]

B面曲の「曼珠沙華(マンジューシャカ)」は、前年12月に発売されたオリジナル・アルバム『曼珠沙華』からのリカット曲。シングル・バージョン用に冒頭部分の台詞がカットされている。なお、曼珠沙華とはヒガンバナのことである。

収録曲

[編集]
全作詞: 阿木燿子、全作曲: 宇崎竜童、全編曲: 萩田光雄
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「美・サイレント」阿木燿子宇崎竜童
2.「曼珠沙華(シングル・バージョン)」阿木燿子宇崎竜童
合計時間:

歌が使われたCM

[編集]

品番

[編集]

カバー

[編集]
美・サイレント
曼珠沙華

関連作品

[編集]

美・サイレント

美・サイレント(ニューアレンジ&ボーカル別テイク)

曼珠沙華

曼珠沙華(ライブ音源)

曼珠沙華(ニューアレンジ&ボーカル別テイク)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 山口百恵のシングル売上TOP20作品”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年10月20日閲覧。
  2. ^ a b 角川インタラクティブ・メディア「別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン 〜蘇る! 80'sポップスHITヒストリー〜」P57
  3. ^ 『ザ・ベストテン』1979年4月26日放映分
  4. ^ a b 川瀬 2011, p. 261-262
  5. ^ 川瀬 2011, p. 277-278

参考文献

[編集]
  • 川瀬泰雄『プレイバック 制作ディレクター回想記 音楽「山口百恵」全軌跡』学研教育出版、2011年2月。ISBN 978-4-05-404725-9 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]