人はそれをスキャンダルという
表示
『人はそれをスキャンダルという』(ひとはそれをスキャンダルという)は、1978年11月21日から1979年4月17日までTBS系列で放映された、山口百恵主演のテレビドラマである。大映テレビ制作、全22回、21話(第11回は、山口が入院のため製作が追いつかず、ドラマ前半の総集編を放映)。
人はそれをスキャンダルという | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | ロマン・ローラン |
脚本 | 佐々木守 他 |
監督 | 大林宣彦 他 |
出演者 |
山口百恵 永島敏行 三國連太郎 他 |
オープニング | 山口百恵「スキャンダル -愛の日々-」 |
製作 | |
プロデューサー |
野添和子 春日千春 川口武夫 山本典助 |
制作 | TBS / 大映テレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1978年11月21日 - 1979年4月17日 |
放送時間 | 火曜 21:00 - 21:55 |
放送枠 | TBS火曜9時枠の連続ドラマ |
放送分 | 55分 |
回数 | 22 |
概説
[編集]当時、赤いシリーズで人気を博していた山口百恵を起用したシリアスドラマであり、百恵はここでも不幸に見舞われるヒロインを演じている。また大林宣彦、恩地日出夫、須川栄三、江崎実生による大物監督が演出を担当していた。特に大林は、第12話まで放送されたオープニングタイトル映像の演出も担当している[1]。オープニングは、第13話からは廣岡正勅作のタイトルアニメーションに変更された。
内容
[編集]山口百恵&永島敏行のコンビで贈るシリアスドラマ。原作はフランスの作家、ロマン・ローランの「魅せられたる魂」。世間知らずのお嬢さんから、激しい恋、そして出産、未婚の母など、激しい人生の変転の中で少しずつ強くなるヒロインを通して、“自立していく女”をテーマに展開される。山口百恵が演じるのは裕福な家庭に生まれた一人娘・小野寺信子。父の急死以来、異母妹の出現など波瀾万丈の人生を歩むことになる。
スタッフ
[編集]- その他スタッフ
キャスト
[編集]- 小野寺信子:山口百恵
- 吉永隆一:永島敏行
- 森田大介:篠田三郎
- 堂島俊樹:夏夕介
- 大場日出子(堂島日出子):竹田かほり
- 小野寺建(たつる):大原和彦
- 関根蘭子:亜湖
- 柳原:川辺久造
- 柳原の妻トキコ:正司歌江
- 山口しの:千石規子
- 天野:中村伸郎
- 野々村メリ:絵沢萠子
- 穂積隆信
- 丹波:玉川伊佐男
- 川崎正勝(まさかつ):下條アトム
- 吉永まさ:初井言榮
- 大場日出子の父:内田朝雄
- ナレーター:矢島正明
- 小野寺信太郎(しんたろう):船越英二
- 堂島静子:加藤治子
- 堂島耕一郎:三國連太郎
主題歌
[編集]- 「スキャンダル -愛の日々-」(歌:山口百恵、作詞:来生えつこ、作曲・編曲:川口真)
サブタイトル
[編集]回数 | 話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1978年11月21日 | (サブタイトル無し) | 泊里仁美、佐々木守 | 大林宣彦 |
2 | 2 | 11月28日 | (サブタイトル無し) | 塩田千種、佐々木守 | 恩地日出夫 |
3 | 3 | 12月5日 | (サブタイトル無し) | 泊里仁美、佐々木守 | 須川栄三 |
4 | 4 | 12月12日 | 婚前同居 | 塩田千種、佐々木守 | 恩地日出夫 |
5 | 5 | 12月19日 | 激情 | 長野洋 | 須川栄三 |
6 | 6 | 12月26日 | 夫婦とは? | 今井詔二 | 江崎実生 |
7 | 7 | 1979年1月2日 | 婚前の一夜 | 泊里仁美、今井詔二 | 下村尭二 |
8 | 8 | 1月9日 | 妊娠 | 長野洋 | 恩地日出夫 |
9 | 9 | 1月16日 | 出産 | 今井詔二 | |
10 | 10 | 1月23日 | 母子草 | 岡本弘 | |
11 | 総集編 | 1月30日 | 母になるまで | ||
12 | 11 | 2月6日 | わが子は何処に? | 長野洋 | 恩地日出夫 |
13 | 12 | 2月13日 | わが子3才の春 | 佐々木守 | 岡本弘 |
14 | 13 | 2月20日 | 子別れ船 | 富本壮吉 | |
15 | 14 | 2月27日 | この幼い命 | 恩地日出夫 | |
16 | 15 | 3月6日 | 母なりき女なりき | 富本壮吉 | |
17 | 16 | 3月13日 | 夕風のさよなら | ||
18 | 17 | 3月20日 | 幼いさすらい | 岡本弘 | |
19 | 18 | 3月27日 | ママの愛あなたのパパ | 今井詔二 | 富本壮吉 |
20 | 19 | 4月3日 | 義母ふたり・・・ | 佐々木守 | 山本邦彦 |
21 | 20 | 4月10日 | 今日を限りの春 | 富本壮吉 | |
22 | 21 | 4月17日 | 線路はつづく・・・ |
主なロケ地
[編集]- 等々力 (世田谷区) - 信子の元の邸宅
- 渋谷2丁目(青山学院前交差点界隈) - 蘭子のブティック
- 神宮球場アーケード
出典
[編集]- ^ 「人はそれをスキャンダルという オリジナルサウンドトラック」(G-matics、2014年11月5日発売)封入ブックレットより。
外部リンク
[編集]TBS系 火曜21時台ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
人はそれをスキャンダルという
|