クルスク州への侵攻 (2024年)
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この記事は最新の出来事を扱っています。 |
クルスク州への侵攻 (2024年) | |||||
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2022年ロシアのウクライナ侵攻中 | |||||
ウクライナの侵攻主張範囲 | |||||
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衝突した勢力 | |||||
ロシア | ウクライナ |
クルスク州への侵攻(クルスクしゅうへのしんこう)は、ロシアのウクライナ侵攻下の2024年8月6日にウクライナが始めたロシア西部クルスク州への越境攻撃。
6日、数百人のウクライナ軍部隊がクルスク州スジャ付近を越境したとロシアが発表した[1]。翌7日に同州に非常事態宣言が発出された[1]。10日、ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーが越境攻撃を事実と認めた[2]。ロシア国防省は11日、ウクライナ軍がロシア領内で最大30キロメートルは前進していると明かした[3]。
国境から約60キロメートルの地点にあるクルスク原子力発電所の制圧をウクライナ側が狙っているとの見方もあり[4]、国際原子力機関(IAEA)がロシア、ウクライナ双方に自制を呼びかけた[5]。
背景
2022年2月に全面的なウクライナ侵攻が始まって以来、ロシア領内への攻撃も相次いできた[6]。2024年5月にはアメリカのバイデン政権が、同国供与の兵器でロシア領内を攻撃することを容認し、ドイツもこれに続いた[7]。ただし今回の越境攻撃は、ウクライナ侵攻開始以後最大で前例のないものである[3][8]。
影響
民間人の退避
ロシア国営タス通信の報道によれば、10日時点ですでにクルスク州から7万6000人以上の民間人が避難している[9]。またベルゴロド州でも一部地域の住民の避難が始まったと、グラドコフ州知事が12日に明らかにした[10]。
脚注
- ^ a b 「ウクライナがロシアに越境攻撃、主要ガス施設制圧との情報も クルスク州に非常事態宣言」『BBC NEWS JAPAN』2024年8月8日。2024年8月12日閲覧。
- ^ 「ロシアへの越境攻撃、ゼレンスキー氏が認める 戦争を「侵略者の領内に押し込んでいる」」『BBC NEWS JAPAN』2024年8月11日。2024年8月12日閲覧。
- ^ a b 「ウクライナ軍、ロシア領内で最大30キロ前進とロシア政府 ザポリッジャ原発で火災」『BBC NEWS JAPAN』2024年8月12日。2024年8月12日閲覧。
- ^ フォーサイト編集部 (2024年8月11日). “ウクライナ軍のクルスク越境攻撃は戦争終結につながるか”. 2024年8月12日閲覧。
- ^ 「IAEA、ウクライナとロシアに自制要請 クルスク原発状況注視」『ロイター通信』2024年8月10日。2024年8月12日閲覧。
- ^ 「ロシア ウクライナ 双方がそれぞれの領内へ無人機や爆弾で攻撃」『NHK』2024年7月2日。2024年8月12日閲覧。
- ^ 「バイデン政権“ウクライナ供与兵器でのロシア領内攻撃を許可”」『NHK』2024年6月1日。2024年8月12日閲覧。
- ^ 「ウクライナ軍 前例のないロシア領内への攻撃続く 天然ガス施設を制圧か」『東日本放送』2024年8月9日。2024年8月12日閲覧。
- ^ 「ゼレンスキー氏「侵略者に圧力」、ロシア越境攻撃初めて認める」『ロイター通信』2024年8月11日。2024年8月12日閲覧。
- ^ 「ロシア西部2州で住民避難、ウクライナ軍越境攻撃続く」『ロイター通信』2024年8月12日。2024年8月12日閲覧。