浜田聡
浜田 聡 はまだ さとし | |
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2023年12月、議員会館にて | |
生年月日 | 1977年5月11日(47歳) |
出生地 | 日本 京都府京都市 |
出身校 |
東京大学教育学部 東京大学大学院教育学研究科 京都大学医学部医学科 |
前職 |
放射線科専門医 不動産賃貸業者 |
所属政党 |
(NHKから国民を守る党→) (NHKから自国民を守る党→) (NHK受信料を支払わない方法を教える党→) (古い政党から国民を守る党→) (嵐の党→) (NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で→) (NHK受信料を支払わない国民を守る党→) (NHK党→) (政治家女子48党→) (みんなでつくる党→)[注 1] 無所属 |
公式サイト | 浜田聡のブログ |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2019年10月23日 - 現職 |
浜田 聡(はまだ さとし、1977年〈昭和52年〉5月11日 - )は、日本の政治家、医師、実業家。参議院議員(1期)。参議院総務委員会委員[1]。
経歴
[編集]若年期・教育
[編集]京都府京都市山科区出身、東京都在住[2]。かつては岡山県倉敷市に住居を置いていた[2]。
京都市立大宅小学校、京都市立大宅中学校、洛南高等学校を卒業後、1年間の浪人を経て、東京大学教養学部理科二類入学。2001年、東京大学教育学部身体教育学コース卒業。2003年、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了[3]。
医師
[編集]京都大学医学部医学科に再受験で入学し、2011年卒業[4][3]。
青森県の十和田市立中央病院で初期研修医として勤務後、岡山県の倉敷中央病院、川崎医科大学総合医療センターに勤務[5][3]。川崎医科大学総合医療センター勤務中に常勤放射線科専門医となる。倉敷医療生活協同組合・玉島協同病院などにも非常勤で勤める[6]。
政治活動
[編集]2016年東京都知事選挙でNHKから国民を守る党公認で立候補した立花孝志の政見放送を見たことがきっかけで党の活動に興味を持ち、2018年元日に立花にメールで第19回統一地方選挙への立候補の意向を伝えた[7]。
2019年4月7日投開票の岡山県議会議員選挙にNHKから国民を守る党公認で倉敷市・都窪郡選挙区から立候補し落選[8]、同年7月21日の第25回参議院議員通常選挙も党公認で比例区から立候補したが次点で落選した[9]。8月25日投開票の埼玉県知事選挙、9月29日投開票の東大阪市長選挙にも党公認で立候補しいずれも落選する[4]。
10月10日、立花が参議院埼玉県選挙区補欠選挙に立候補を届け出たことにより、公職選挙法の規定により参議院議員を退職(自動失職)したため、同月21日の選挙会において次点の浜田が繰上補充による当選が決定し[10]、同月23日付の官報で繰上補充による当選が告示された[11]。当選後は党政策調査会長に就任。
2023年4月7日、立花は記者会見を開き、政治家女子48党(旧NHK党から党名変更)党首の大津綾香を除名処分とし、新たな代表者に参議院議員の齊藤健一郎を充て、自身は代表権を持たない党首に復帰、幹事長には浜田を充てると発表した。一方で大津もこれに先立って会見を開き、党首辞任を否定し、双方の主張の違いが表面化した[12]。
8月9日に齊藤らは党名を「NHKから国民を守る党」に戻す方針を決め、翌10日に参議院の会派名が「NHKから国民を守る党」に変更された[13]。一方で9月5日に中央選挙管理会は、齊藤が届け出た「NHKから国民を守る党」への党名変更と党代表者の変更に関し、認めないと決定した[14]。選管は齊藤による届け出について「権限のある代表者によって提出されたのか疑義が解消されないため」と理由を説明した[14]。
11月14日、総務省は大津が届け出た「みんなでつくる党」への党名変更を受理したと発表[15]。参議院会派「NHKから国民を守る党」は名称変更しない[15]。
12月13日、浜田はみんなでつくる党から離党し、新たに政治団体を立ち上げることを表明した。ただし、齊藤との参院会派は継続するとしている[16]。
2024年1月17日、総務省は9政党が政党交付金の受給申請を届け出たと発表。みんなでつくる党は、期日までに齊藤と浜田の届け出書類への署名に同意が得られず、政党助成法上の政党要件を喪失した[17]。19日、党は齊藤と浜田を除名したと発表した[18]。
政策・主張
[編集]以下の他、暇空茜の主張する「WBPC問題」の追及にも参加している。
NHK問題
[編集]党の公約であるNHKのスクランブル放送化を推進している[19][20][21]。
医療政策
[編集]医師の立場から子宮頚がんワクチンの推進を訴えている[20][21]。
新型コロナ禍の下で、2020年2月10日に政府へ質問主意書を提出し、マスクの買い占めや転売行為対策を主張した[22]。
憲法
[編集]緊急事態条項について、大日本帝国憲法の緊急勅令を参考とすることを提案している[23]。
日本共産党に対する発言
[編集]2023年3月6日の参議院予算委員会で、日本共産党を「暴力革命によって自由と民主主義を破壊する勢力である」として同党の「非合法化も選択肢」と主張した。この発言に関し、末松信介予算委員長より「特定政党を批判する場ではない」と注意を受けた[24][25]。
候補者アンケートへの回答
[編集]2019年第25回参議院議員通常選挙での候補者アンケートの回答は以下の通り。
- 憲法9条を改正し、自衛隊の存在を明記すべき[26]。
- 教育の充実を図るための憲法改正は不要[26]。
- アベノミクスは成果を上げていると思う[26]。
- 消費税率の10%への引き上げは延期または中止すべきだ[26]。
- 年金や医療、介護といった社会保障制度の給付水準が下がるのはやむを得ない[26]。
- 原子力発電所は日本に必要だ[26]。
- 今後の国際情勢によっては日本の核武装を検討すべきだ[26]。
- 米軍基地建設のための名護市辺野古 の埋め立て工事を政府がこのまま進めるのはやむを得ない(工事を中止すべきでない)[26] 。
- トランプ米大統領 の「米国第一」主義の外交は理解できる[26] 。
- 日朝首脳会談は無条件で行うべき[26]。
- 同性婚を制度的に認めるべき[26]。
- 女性宮家の創設に反対[26]。
所属団体・議員連盟
[編集]学会
[編集]議員連盟
[編集]- 医師国会議員の会
- 対中政策に関する国会議員連盟
- 共生社会の実現に向けた認知症施策推進議員連盟
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
- カンナビジオール(CBD)の活用を考える議員連盟
- 自転車活用推進議員連盟
- 共同養育支援議員連盟
- 日本・アイスランド友好議員連盟
- 日本・カナダ友好議員連盟
- 日本・シンガポール友好推進議員連盟
- 日本・スリランカ友好議員連盟
- 日本・モルディブ友好議員連盟
- 日本・ラオス友好議員連盟
- 爬虫類両生類を考える議員連盟
- 格闘技振興議員連盟
- オンラインゲーム・eスポーツ議員連盟
- 全国温泉振興議員連盟
- 身体障害者補助犬を推進する議員の会
- 人権外交を超党派で考える議員連盟 [27]
人物
[編集]- 趣味はジョギング、筋力トレーニング、読書[4]、サッカー観戦(ファジアーノ岡山FC)[7]、ドラゴンクエストウォーク[28] 。
- 愛車はスズキ・ツインで、2011年より倉敷市で初期研修医をしはじめた頃より所有しており、2022年7月現在も倉敷市周辺で使用している[29]。
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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落 | 岡山県議会議員選挙 | 2019年 4月 7日 | 41 | 倉敷市・都窪郡 | NHKから国民を守る党 | 2628票 | 1.64 | 14 | 16/16 | / |
落→繰当 | 第25回参議院議員通常選挙 | 2019年 7月21日 | 42 | 比例区 | NHKから国民を守る党 | 9308票 | 6.35 | 50 | 2/4 | 2/1 |
落 | 埼玉県知事選挙 | 2019年 8月25日 | 42 | ―― | NHKから国民を守る党 | 6万4182票 | 3.32 | 1 | 3/5 | / |
落 | 東大阪市長選挙 | 2019年 9月29日 | 42 | ―― | NHKから国民を守る党 | 1万4013票 | 9.33 | 1 | 3/3 | / |
- 繰上補充による当選
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 以上全ての団体は改称しただけで同一。
出典
[編集]- ^ “浜田 聡(はまだ さとし)”. 参議院事務局 (2022年11月30日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b “参議院議員 浜田聡のブログ”. www.kurashikiooya.com (2021年10月22日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b c 浜田 聡(はまだ さとし):参議院
- ^ a b c “東大阪市長選 候補者の横顔 /大阪”. 毎日新聞. (2019年9月27日) 2019年10月12日閲覧。
- ^ “N国党代表・立花孝志氏の失職にともない繰り上げ当選へ|浜田聡(はまだ さとし)氏の経歴・政策は?”. 選挙ドットコム. (2019年10月11日). オリジナルの2019年11月6日時点におけるアーカイブ。 2019年11月6日閲覧。
- ^ “Wikipedia 浜田聡 のページを見る 訂正必要箇所があるのでどなたか訂正お願いします”. 2019年11月27日閲覧。
- ^ a b “知事選・主な候補者の横顔”. 東京新聞. (2019年8月11日) 2019年10月12日閲覧。
- ^ “岡山県議選 倉敷市・都窪郡(定数14-立候補16)”. 山陽新聞. (2019年4月7日) 2020年5月30日閲覧。
- ^ “比例 NHKから国民を守る党(N国)参院選 2019 NHK選挙WEB”. 日本放送協会. 2019年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月22日閲覧。
- ^ a b 『報道資料|令和元年7月21日執行の参議院比例代表選出議員選挙における欠員による繰上補充の選挙会において決定された事項』総務省、2019年10月21日。
- ^ a b “浜田聡氏が繰り上げ当選へ=参院N国”. 時事ドットコム (2019年10月10日). 2019年10月10日閲覧。 N国・浜田聡氏が繰り上げ当選=参院時事ドットコム2109年10月21日付 「令和元年七月二十一日執行の参議院比例代表選出議員選挙における参議院名簿届出政党等に係る欠員による繰上補充による当選人の住所及び氏名に関する件(中央選挙管理会二七)」『官報』第116号3頁 令和元年10月23日号。個人得票は9308票で、2016年の参院選の公明党の竹内真二に次ぐ個人得票の少なさで議席を得た。
- ^ “政女党、立花氏が「党首就任」=大津氏を除名、主張食い違いも”. 時事通信. (2023年4月7日) 2024年2月1日閲覧。
- ^ “政女党が「NHKから国民を守る党」に 参院会派名を変更”. 毎日新聞. (2023年8月10日) 2024年2月1日閲覧。
- ^ a b “政治家女子48党の党名変更認めず 中央選管「届け出に疑義」”. 産経新聞. (2023年9月5日) 2024年2月1日閲覧。
- ^ a b “政女党が「みんなでつくる党」に 9回目の名称変更”. 産経新聞. (2023年11月14日) 2024年2月1日閲覧。
- ^ 浜田聡参院議員が離党、政治団体立ち上げへ 立花孝志氏が戦略明かす - よろず〜ニュース 2023年12月13日
- ^ “自民の今年分政党交付金は160億円でトップ 立民は68億円、各党配分試算”. 産経新聞. (2024年1月17日) 2024年2月1日閲覧。
- ^ “みんつく、国会議員ゼロに 斉藤、浜田氏を除名”. 東京新聞. (2024年1月19日) 2024年2月1日閲覧。
- ^ “浜田聡のシンクタンク | 参議院議員 NHK党 政策調査会長”. 浜田聡のシンクタンク | 参議院議員 NHK党 政策調査会長. 2022年8月16日閲覧。
- ^ a b “<知事選>埼玉でNHKのスクランブル化進める 放射線科専門医・浜田聡氏が出馬表明 N国党の公認で”. 埼玉新聞. (2019年7月30日) 2019年11月21日閲覧。
- ^ a b “’19知事選:主要候補者アンケート/1 /埼玉”. 毎日新聞. (2019年8月14日) 2019年11月21日閲覧。
- ^ “マスクの買い占め・転売行為に対し、物価統制令、国民生活安定緊急措置法、買い占め防止法等を活用することに関する質問主意書:参議院”. 2020年3月31日閲覧。
- ^ “NHK党・浜田聡政策調査会長 緊急事態への対処は「帝国憲法」を参考にするべき (ニッポン放送)”. Yahoo!ニュース. 2022年8月16日閲覧。
- ^ 「参院予算委員長、N党議員を注意 「共産党非合法化も」と主張」『時事通信』2023年3月6日。2023年3月10日閲覧。
- ^ 「N党vs共産党、浜田氏「共産の非合法化は合理的」」『産経新聞』2023年3月6日。2023年3月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “2019参院選 N国 比例 浜田聡”. 毎日新聞. (2019年7月11日) 2019年10月23日閲覧。
- ^ 所属議員のご紹介-会員
- ^ 参議院議員 浜田 聡 サブチャンネル ドラクエウォーク
- ^ [1] 【ライブ配信】ありがとうございました NHK党は参議院選挙で政党要件を満たすことができました 小野田紀美先生ご当選おめでとうございます♪
外部リンク
[編集]- 参議院議員 浜田聡のブログ
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