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2019年9月29日 (日) 00:00時点における版
あまがさきし 尼崎市 | |||||
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尼崎城復元天守閣 | |||||
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 兵庫県 | ||||
市町村コード | 28202-2 | ||||
法人番号 | 1000020282022 | ||||
面積 |
50.70km2 | ||||
総人口 |
454,140人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 8,957人/km2 | ||||
隣接自治体 |
伊丹市、西宮市 大阪府:大阪市、豊中市 | ||||
市の木 | ハナミズキ | ||||
市の花 | キョウチクトウ | ||||
市の草花 | ベゴニア | ||||
尼崎市役所 | |||||
市長 | 松本眞 | ||||
所在地 |
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町一丁目23番1号 北緯34度44分1.8秒 東経135度24分22.8秒 / 北緯34.733833度 東経135.406333度座標: 北緯34度44分1.8秒 東経135度24分22.8秒 / 北緯34.733833度 東経135.406333度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
尼崎市(あまがさきし)は、兵庫県の南東部に位置する人口約45万人の市。1916年(大正5年)に市制施行。中核市に指定されている。
概要
兵庫県の南東端に位置し、大阪府を除いた近畿地方の自治体の中で唯一、大阪市と面している。また市外局番も大阪市と同じ「06」である(後述)。
兵庫県下第4位の規模の人口を有しており、中核市の指定を受ける以前の1948年から保健所政令市に指定されている。また、2018年には9年振りに人口増加を達成した。
主に市南部に工業地域、中南部には商業地域、そして市中部から北部にかけて住宅地が広がる形で発展している。鉄道では市内各駅から20分程度で大阪市や神戸市の都心へ到達することが出来るが、旧尼崎藩領や旧旗本領の元農村地域を中心に構成された工業都市であるため、拠点性を活かして事業所が製造から研究開発や物流へ転換する傾向で、中南部以南は大阪のベッドタウンとしての要素は薄い。大阪市への通勤率は20.9%(平成22年国勢調査)である。 また、兵庫県の県庁所在地である神戸市より大阪市に隣接しているため、兵庫県という認識は低い。 また、南部の海岸部はかつて阪神工業地帯の中心部であったが、埋立地の部分が多く、海抜ゼロメートル以下の地域が少なくない。
近年は、JR西日本や阪神沿線を中心とした市中南部の再開発事業にも力を入れており、これらの地域でも高層マンション群や巨大商業施設が多くみられるようになった。JR尼崎駅北側では大規模な再開発地域(アミング潮江、あまがさき緑遊新都心)が整備されている。
地理
南は大阪湾に面し、西は西宮市、北は伊丹市、北東は豊中市、東は大阪市(西淀川区及び淀川区)に接しており、市域は大阪平野に含まれる。
隣接する自治体・行政区
河川
歴史
尼崎は、猪名川・神崎川の河口に12世紀頃形成された砂州が陸地化した土地である(地名にも「長洲(ながす)」や「杭瀬(くいせ)」という地名があることからもそれは伺える)。律令国では摂津国の範囲。中世には、神崎が淀川と大阪湾を結ぶ港町・一大遊興地として栄えていた。
年表
- 紀元前100年頃、弥生時代、上ノ島で稲作がはじまり、この頃から田能で人々の生活が始まる。
- 400年頃、古墳時代、池田山古墳(4世紀後半)、御園古墳(5世紀後半)、伊居太古墳(5世紀末)など塚口古墳群が築かれる。
- 500年頃 猪名県主などの豪族が支配した。
- 756年 東大寺の荘園として猪名荘が成立する。
- 785年 長岡京遷都に際して、平安時代後期には、現尼崎市域の神崎・浜崎・今福・杭瀬といった港が栄える。
- 11世紀頃 大物浦(大物町付近、淀川河口の要港)が繁栄する。
- 1185年 大物浦から源義経率いる源氏軍が四国に撤退した平氏を追撃するため出航。
- 1350年 長遠寺が日恩により創建される。
- 1409年 性曇上人により塚口城が築かれる。
- 1420年 本興寺が日隆により創建される。
- 1467年 大内政弘によって市街地が焼き討ちにあう。
- 1487年 薬師寺氏により富松城が築かれる。
- 1531年 大物崩れ。敗れた細川高国が広徳寺で自害。
- 1569年 織田信長によって市街地が焼き討ちにあう。
- 1617年 尼崎藩が設置され、戸田氏鉄により尼崎城が築かれて城下町となる。
- 1871年 廃藩置県により尼崎県となる。
- 1872年 兵庫県に編入。
- 1873年 1969年現在の尼崎市域内最初の小学校、常松小学校(後の尼崎市立武庫小学校)が開校。
- 1874年 大阪と神戸を結ぶ官設鉄道(後の東海道本線、JR神戸線)が開通し、神崎ステーション(現・JR尼崎駅)が設置される。
- 1889年 尼崎紡績(現・ユニチカ)が発足。この頃から工業が発展しはじめる。
- 1891年 尼崎市と伊丹市を結ぶ川辺馬車鉄道(のち摂津鉄道・阪鶴鉄道を経て、現・JR福知山線(JR宝塚線)、旧国鉄尼崎港支線)が開通し、1969年現在の市域内には尼ヶ崎駅(後の尼崎港駅)、大物駅、長洲駅、塚口駅が設置される。
- 1905年4月12日 大阪と神戸間を結ぶ日本初の本格的都市間電気鉄道、阪神電気鉄道本線が営業開始。1969年現在の市域内には杭瀬駅、大物駅、尼崎駅、出屋敷駅、武庫川駅が設置される。
- 1905年7月13日 阪鶴鉄道福知山線の大物駅、長洲駅が廃止。
- 1912年4月16日 1969年現在の市域内の帝国鉄道庁福知山線尼崎港支線に金楽寺駅が設置される。
- 1917年4月26日 - 初代の市章を制定する[1]。
- 1920年 阪神急行電鉄(後、京阪神急行電鉄を経て、現・阪急電鉄)神戸線・伊丹線が開通。当初、1969年現在の尼崎市域内には塚口駅のみを設置(園田駅は1936年、武庫之荘駅は1937年の設置)
- 1927年 阪神国道(現・国道2号)が開通。国道上の交通機関として阪神国道電軌(後・阪神国道線)開業。
- 1932年7月20日 鉄道省東海道本線須磨駅-吹田駅間電化開業にあわせて立花駅が設置される。
- 1936年8月4日 2代目の市章を制定する[2]。
- 1945年6月1日・6月15日 米軍のB29による大空襲によって大きな被害をうける。
- 1948年3月8日 尼崎市交通局(尼崎市バス)発足。
- 1952年9月14日 臨時駅として阪神本線武庫川駅ー出屋敷駅間に尼崎センタープール前駅が設置される(1963年に常設駅化)。
- 1955年 尼崎の海岸部全域を覆う大防潮堤建設が完了する。
- 1962年 市庁舎竣工。設計は村野藤吾。
- 1963年7月16日 日本初の都市間高速道路として名神高速道路、尼崎-栗東間(71.1km)が開通。
- 1975年 阪神国道線を廃止。
- 1981年4月1日 国鉄福知山線伊丹駅-塚口駅間に猪名寺駅が設置される。尼崎港支線旅客営業廃止、貨物線となる。これに伴い、金楽寺駅が廃止となる。
- 1984年2月1日 国鉄福知山線尼崎港支線が廃線となり、尼崎港駅が廃止。
- 1995年1月17日 阪神・淡路大震災発生。市内での死者49人、負傷者7145人。
- 2001年4月1日 県下で初となる特例市の指定を受けて移行。
- 2005年4月25日 JR福知山線脱線事故が発生。
- 2009年3月20日 阪神西大阪線(尼崎駅-西九条駅)が阪神なんば線に線名変更され大阪難波駅まで延伸開業。
- 2009年4月1日 県下で3番目となる中核市へ移行。
- 2016年3月20日 尼崎市交通局の路線バス運行を阪神バスに移譲。これにより、兵庫県内の公営バスは神戸市と伊丹市のみとなる。
行政区画の変遷
- 1889年(明治22年)町村制施行により川辺郡尼崎町が発足。
- 1916年(大正5年)4月1日 - 川辺郡尼崎町および立花村の一部(大字東難波・西難波)が合併して尼崎市が発足。合併時の尼崎市の面積は7.588km^2、人口は32013人。兵庫県下では、神戸市・姫路市に次いで3番目に市制を施行。
- 1936年(昭和11年)4月1日 - 尼崎市・川辺郡小田村が合併し、改めて尼崎市が発足。
- 1942年(昭和17年)2月11日 - 武庫郡大庄村・武庫村・川辺郡立花村を編入。
- 1947年(昭和22年)3月1日 - 園田村を編入。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 武庫川西岸の西昆陽字田近野を西宮市に編入。同東岸の西宮市平左衛門町を編入[3]。
地域
市内には御園町(中央地区)と御園(園田地区)という似た地名がある。
人口
かつては神戸市に次いで県下2位であったが、人口減により姫路市および西宮市に抜かれた。ただし人口密度は兵庫県内の市町村で最も高く、日本国内においても30位以内に入る。
1971年度の554,155人から減少を続けていたが、徐々に減少傾向は緩やかになり、2008年は37年ぶりに人口増加に転じた。
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、1.95%減の453,608人であり、増減率は県下41市町中18位、49行政区域中24位。
尼崎市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
地区・町名一覧
市内は旧町村域をもとにした6地区に分けられている。
中央地区
おおむね旧尼崎町域、かつては市役所があり、本庁地区とも称した。阪神尼崎駅を中心とした南中部。
- 開明町
- 神田北通
- 神田中通:
- 神田南通
- 北城内
- 北竹谷町
- 北大物町
- 北初島町
- 玄番北之町
- 玄番南之町
- 汐町
- 昭和通
- 昭和南通
- 竹谷町
- 大物町(1丁目の一部を除く)
- 建家町
- 築地
- 寺町
- 中在家町
- 西海岸町
- 西桜木町
- 西高洲町
- 西大物町
- 西難波町
- 西本町
- 西本町北通
- 西松島町
- 西御園町
- 西向島町
- 東海岸町
- 東桜木町
- 東高洲町
- 東大物町(1丁目の一部を除く)
- 東難波町
- 東初島町
- 東浜町
- 東本町
- 東松島町
- 東御園町
- 東向島西之町
- 東向島東之町
- 扶桑町
- 船出(東海岸町地先より分離)
- 御園町
- 南城内
- 南竹谷町
- 南初島町
- 宮内町
- 蓬川荘園
小田地区
おおむね旧小田村域。JR尼崎駅を中心とした南東部。
- 今福
- 梶ケ島
- 神崎町
- 金楽寺町
- 杭瀬北新町
- 杭瀬寺島
- 杭瀬本町
- 杭瀬南新町
- 久々知
- 久々知西町
- 潮江
- 下坂部(4丁目の一部を除く)
- 常光寺
- 善法寺町
- 高田町
- 大物町(1丁目の一部)
- 次屋
- 長洲中通
- 長洲西通
- 長洲東通
- 長洲本通
- 西川
- 西長洲町
- 額田町
- 浜
- 東大物町(1丁目の一部)
- 名神町(3丁目)
- 弥生ケ丘町
立花地区
おおむね旧立花村域。立花駅を中心とした北中部。現在の市役所は立花地区に所在。阪急塚口駅は北側が含まれる(南側は園田地区)。
- 大西町
- 尾浜町
- 上ノ島町
- 栗山町
- 三反田町
- 立花町
- 塚口町
- 塚口本町
- 富松町
- 七松町
- 西立花町(1丁目全域と2・3丁目の一部)
- 東七松町
- 水堂町(4丁目の一部を除く)
- 南塚口町(5・6丁目の一部と7・8丁目全域)
- 南七松町
- 南武庫之荘(2・3丁目)
- 武庫之荘東(2丁目)
- 武庫之荘本町(3丁目の一部)
- 名神町(1・2丁目)
武庫地区
おおむね旧武庫村域。武庫之荘駅を中心とした北西部。
- 常松
- 常吉
- 西昆陽
- 水堂町(4丁目の一部)
- 南武庫之荘(2・3丁目を除く)
- 武庫町
- 武庫の里
- 武庫之荘
- 武庫之荘西
- 武庫之荘東(1丁目)
- 武庫之荘本町(3丁目の一部を除く)
- 武庫元町
- 武庫豊町
園田地区
おおむね旧園田村域。園田駅から塚口駅にかけて広がる北東部。
難読地名
椎堂(しどう)、若王寺(なこうじ)、食満(けま)、昆陽(こや)、大物(だいもつ)
姉妹都市・提携都市
市のシンボル
市章・市旗
市制施行の翌年である1917年(大正6年)4月26日の市会において、尼崎藩の槍印を基に工業都市の「工」と片仮名の「アマ」を組み合わせた初代の市章が制定された[4]。隣接する大阪市の市章(澪標)とデザイン面の類似性が指摘されることがある。1936年(昭和11年)に小田村と新設合併した際、小田村の「小」を現すため左右に2つの点が加えられて現在の形となった。
市旗は白地に市章をマルーンで染め抜いたものが使用されている。
市歌
初代の市歌は1926年(大正15年)に歌詞を一般公募して制定された[5]。作詞・福武周夫、作曲・小部卯八。
現行の2代目市歌は小田村との新設合併後、1940年(昭和15年)の皇紀2600年記念事業の一環で作詞を土井晩翠、作曲を東京音楽学校に依頼して制定され、タイヘイレコードがSP盤(M1730)を製造した[6]。大時代的な歌詞だが、戦後もしばらく歌詞の一部を省略して小学校の運動会などの行事において演奏されていた[5]。
この他、1969年(昭和44年)に市政広報番組の主題歌として作成された「きょうちくとうの願い」、1986年(昭和61年)に市制70周年を記念して作成された「ああ尼崎市民家族」[7]、地元の女性デュオあまゆーずが制作した2015年(平成27年)発表の市制100周年記念PRソング「あまがすき」[8]などの愛唱歌が存在する。
木・花など
市の木はハナミズキ、市の花はキョウチクトウ、市の草花はベゴニアが選定されている。市の花は1952年(昭和27年)選定で、市の木と草花は1991年(平成3年)に選定された[9]。市の鳥は選定されていない。
行政
政策
都市美化と景観への取り組み
かつては阪神工業地帯の中核を担う工業都市として「工都」と号し、立ち並ぶ煙突が町の誇りとされる一方、公害の都市として有名であった。近年では、工業用排水・生活排水による汚染が著しかった市の中心部を流れる庄下川が、魚の住める状態にまで改善されたとして、2000年度の建設大臣賞「蘇る水100選」を受賞するなど、美化事業に力を入れている。
2010年まで行われた、NGO主催の「持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」には2001年開催の第1回より毎年参加しており、特に2004年開催の第4回においては総合で4位、人口規模別で1位、地球温暖化防止部門の人口規模別で1位[10]となるなど、総合ランキングでトップ10の常連として名を連ねた。2013年には国により環境モデル都市に選定されている。
また、尼崎市では1986年(昭和61年)から、景観に対する優れた取り組みを表彰する「まちかどチャーミング賞」を実施している。歴史的建造物の保存のみならず、新規建造物も対象としており、2016年(平成28年)まで計9回行われた[11]。
尼崎21世紀の森構想
尼崎市内の国道43号以南の約1,000ha を対象区域とし、21世紀を時間軸とした長期的な取り組みで行なう一大プロジェクトとして、兵庫県は、水と緑豊かな自然環境の創出による環境共生型のまちづくりをめざして、平成14年3月に「尼崎21世紀の森」構想を策定した。市民をはじめあらゆる主体の参画と協働により尼崎21世紀の森づくりを進めるために、平成14年8月に「尼崎21世紀の森づくり協議会」が設置されている[12]ほか、パイロットプロジェクトとして尼崎の森中央緑地(わんがんの森)の整備が進められている。また、構想区域内にある尼崎運河は、国土交通省が支援する「運河の魅力再発見プロジェクト」の第1次認定を受けている。
インターネット監視
尼崎市は、在日韓国・朝鮮人や被差別部落にかかわる人権啓発と差別防止のため、2010年よりインターネットのモニタリング制度を始めた。これは、尼崎市に関連する差別的な書き込みを、市人権課の職員がパソコン5台を使って監視するシステムで、万一該当発言を確認した場合には、プロバイダーに連絡して削除の要請を行う、というものである。運用開始後一か月強で25件の差別的な書き込みを発見したが、個人名特定には繋がっておらず削除が必要と判断されるケースはなかったとされる。[13]
中核市移行
尼崎市は2007年(平成19年)5月21日、正式に中核市への移行を表明し、同5月23日に白井市長を本部長とする第1回中核市推進本部会議を開催した。
過去、人口要件は満たしていたものの、市域面積が約50km2と要件(人口50万人に達していない都市は面積100km2以上)に満たなかったが、第28次地方制度調査会で「面積要件については廃止することが適当」とされ、2006年(平成18年)6月7日に地方自治法の改正・施行により正式に中核市都市候補となった。のちに2008年(平成20年)10月16日付けの官報により政令の公布がなされ、2009年(平成21年)4月1日に中核市となった。
隣接する西宮市は2008年4月1日に中核市に移行しており、兵庫県下では姫路市と合わせ3市が中核市である。中核市への移行で県から多くの権限が委譲されたことに伴い、2014年(平成26年)には兵庫県の出先機関である阪神南県民局(尼崎市・西宮市・芦屋市を管轄)が規模を縮小した阪神南県民センターに改組された。
市長
稲村和美(2010年12月12日 - 現任(現在3期目))
歴代市長
※尼崎市ホームページより引用
- 官選
- 櫻井忠剛(旧・尼崎町長、1916年8月11日〜1922年5月18日)
- 上村盛治(1922年6月20日〜1928年1月22日)
- 櫻井忠剛(1928年2月2日〜1934年10月15日)
- 有吉實(1935年6月11日〜1936年3月31日)
- 有吉實(1936年6月3日〜1943年3月17日)
- 八木林作(1943年7月12日〜1946年11月20日)
- 公選
- 六島誠之助(1947年4月6日〜1951年4月4日)
- 阪本勝(1951年4月25日〜1954年11月13日)
- 薄井一哉(1954年12月14日〜1966年12月11日)
- 篠田隆義(1966年12月12日〜1978年12月11日)
- 野草平十郎(1978年12月12日〜1990年12月11日)
- 二代目・六島誠之助[注釈 1](1990年12月12日〜1994年12月11日)
- 宮田良雄(1994年12月12日〜2002年12月11日)
- 白井文(2002年12月12日〜2010年12月11日)
- 稲村和美(2010年12月12日〜)
- 市長職代理者
- 櫻井忠剛(市長臨時代理者、1916年4月1日〜1916年8月10日)
- 古城林(市長職務管掌地方事務官、1936年4月1日〜1936年6月2日)
- 寺畑春雄(市長職務代行者市事務吏員、1954年11月14日〜1954年12月13日)
警察
市内に兵庫県警尼崎北・尼崎東・尼崎南の3警察署が置かれている。このうち、尼崎南署は2006年4月1日に、尼崎中央署と尼崎西署が統合したもので、中心市街地に近い中央署庁舎を南署とし、旧西署は南警察署西分庁舎に格下げとなった。
消防
尼崎市消防局が管理する。中・東・西・北の4消防署と、中署に三和分署、東署に常光寺出張所、西署に武庫分署と大庄出張所、北署に園田分署と塚口出張所がある。
水道
尼崎市公営企業局が管理する。市役所近くに別の庁舎を設けている。
ゴミ
尼崎市経済環境局環境部の管理で、市湾岸部に2つの清掃工場(クリーンセンター)を設置し、処理を行っている。
2002年より家庭系ごみでは指定袋制を採用している。指定ゴミ袋制度の4つの根拠は次のようなものである。
- 中身の見える袋に統一して、分別の徹底を図る。
- ごみ減量・リサイクルのシンボルと位置づけ、その促進を図る。
- 家庭系ごみと事業系ごみの区分の明確化を図る。
- 収集・処理作業中の事故防止。
ゴムや皮革類・プラスチック類を含む「燃やすごみ」、主に食品系の缶を含む「びん・缶・ペットボトル」、「紙類・衣類」、小型家電・刃物類・ガラス類・スプレー缶などを含む「金属製小型ごみ」、みぞのどろ、し尿などの区分があり、地区ごとに設定された指定日に戸別収集が行われる。動物の死体や、大型家電などリサイクルシステムのないごみの収集は、別途の申し込みと処理にあたっての処理券の購入が必要である。クリーンセンターへの持ち込みも可能。
国の機関
- 法務省
- 財務省
- 尼崎税関支署
- 大阪国税局尼崎税務署
- 厚生労働省
- 尼崎労働基準監督署
- 尼崎公共職業安定所
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構 兵庫支部
- 日本年金機構 尼崎年金事務所
- 国土交通省
- 近畿地方整備局猪名川河川事務所園田出張所
兵庫県の機関
- 阪神南県民センター
- 尼崎港管理事務所
- 兵庫県旅券事務所 尼崎出張所
- 兵庫県立尼崎総合医療センター(兵庫県立尼崎病院と兵庫県立塚口病院を統合し、尼崎市立尼崎産業高等学校跡地に開設)
- 兵庫県動物愛護センター
議会
市議会
- 定数:42名
- 任期:2017年(平成29年)6月27日 - 2021年(令和3年)6月26日
- 議長:波多正文(はた せいぶん、あまがさき志誠の会、8期)
- 副議長:北村章治(きたむら しょうじ、市民グリーンクラブ、4期)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は幹事長) |
---|---|---|
公明党 | 12 | ◎開康生、安田雄策(団長)、土岐良二、眞田泰秀、杉山公克、真鍋修司、前迫直美、福島さとり、中尾健一、藤野勝利、蛭子秀一、東浦小夜子 |
あまがさき志誠の会 | 8 | 岸田光広、波多正文、北村保子、上松圭三、◎丸岡鉄也、林久博、佐野剛志、小西逸雄 |
維新の会 | 7 | 楠村信二、久保高章、◎光本圭佑、別府建一、安浪順一、西藤彰子、辻信行 |
日本共産党議員団 | 6 | 徳田稔(団長)、真崎一子、◎松澤千鶴、小村潤、広瀬若菜、川﨑敏美 |
緑のかけはし | 4 | 酒井一、都築徳昭、◎須田和、山﨑憲一 |
市民グリーンクラブ | 4 | 宮城亜輻、北村章治、綿瀬和人、◎明見孝一郎 |
無所属 | 1 | 武原正二 |
※ 2018年(平成30年)6月20日現在。
兵庫県議会(尼崎市選挙区)
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
小泉ひろき | 公明党・県民会議 | 1 |
谷井いさお | 公明党・県民会議 | 4 |
丸尾牧 | 無所属 | 4 |
徳安淳子 | 維新の会 | 4 |
庄本えつこ | 日本共産党 | 2 |
黒川治 | 自由民主党 | 5 |
大谷かんすけ | 自由民主党 | 4 |
衆議院
- 任期 : 2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
兵庫県第8区(尼崎市) | 中野洋昌 | 公明党 | 3 | 選挙区 |
裁判所
交通
市内は鉄道網・道路網ともに充実しており、港湾も有するほか、近隣には空港も立地している。
鉄道
この他、市の北部を山陽新幹線が通り抜けている(駅はない)。直通する東海道新幹線を含め新大阪駅が最寄駅となる。
- 市の中心駅:尼崎駅、阪神尼崎駅(商工会議所などのある繁華街は阪神尼崎駅を中心に広がっている)
- 市役所最寄り駅:立花駅
尼崎駅は神戸・明石・姫路・宝塚・丹波篠山・福知山方面からと大阪・京都・米原・敦賀・京橋・四條畷・木津方面からの列車が交わり接続する(=ジャンクション)駅としての役割を担っている。
阪神尼崎駅も2009年春の阪神なんば線開業により大阪のキタ(阪神梅田駅)とミナミ(大阪難波駅)に接続され、大阪難波駅からは近鉄奈良線へ乗り入れ奈良方面にもつながっている(大阪難波駅やその先の大阪上本町駅・鶴橋駅での乗り換えにより、名古屋や伊勢志摩方面へも行ける)。関西私鉄で梅田・難波の2大ターミナル両方に乗り入れる鉄道は阪神が初めてである。
道路
- 高速道路
- 名神高速道路(尼崎インターチェンジ)
- 北東部の園田地区では隣の豊中市にある豊中インターチェンジが最寄りとなる地域もある。
- 阪神高速3号神戸線(尼崎東出口・尼崎西出入口)
- 阪神高速5号湾岸線(尼崎東海岸出入口・尼崎末広出入口)
- 名神高速道路(尼崎インターチェンジ)
- 一般国道
- 主要地方道
- 兵庫県道13号尼崎池田線(玉江橋線もしくは産業道路)
- 大阪府道・兵庫県道41号大阪伊丹線(一部・園田橋線、山手幹線、近松線および田能通り)
- 兵庫県道42号尼崎宝塚線(尼宝線)
- 兵庫県道57号尼崎港線(玉江橋線の国道2号〜43号間および五合橋線の国道43号以南)
- 兵庫県道74号尼崎停車場線(長洲線)
- 県道
- 兵庫県道142号米谷昆陽尼崎線(五合橋線)
- 兵庫県道192号尼崎港崇徳院線(尼宝線の国道2号以南)
- 兵庫県道336号東富松御願塚線
- 兵庫県道338号高田久々知線(山幹通りの一部)
- 兵庫県道339号昭和東本町線(大物線の一部)
- 兵庫県道341号甲子園尼崎線(出屋敷線)
- 兵庫県道・大阪府道606号西宮豊中線
- その他の広域幹線道路
- 山手幹線(山幹通り)
- 主な市道(上記記載外の通り名)
- 弥生線
- 食満(けま)通り
- 田能通り
- 橘通り
- 波洲通り
- 道意線
- 七松線
- 琴浦通り(旧国道)
バス
- 阪神バス[注釈 4]:かつては尼崎市営バスが市内を運行していたが2016年3月19日に廃止され、残存路線は譲渡先の阪神バスが翌3月20日より尼崎市内線として運行。その他阪神国道(国道2号)、尼宝線(県道42号)を中心に運行。
- 尼崎交通事業振興:阪急塚口駅、阪神尼崎駅発着の一部路線を運行。
- 阪急バス:阪神電車 - 阪急電車間の連絡路線や、尼崎市内から川西能勢口・伊丹方面を運行する主に縦断路線。西昆陽地区の国道171号上にも路線がある。
- 伊丹市営バス:伊丹市域より阪急塚口駅またはJR猪名寺駅に乗り入れる路線を運行。
※阪神バス尼崎市内線・尼崎交通事業振興・伊丹市営バスは乗降方式が「前乗り後降り・料金先払い」[注釈 5]、阪急バス・阪神バス(尼崎市内線を除く)は「後乗り前降り・後払い」である。市内の停留所は同じ箇所でも事業者で異なる場合も見られたが、2009年に一部停留所の名称統一を行うなど改善を行った。
港湾
- 尼崎西宮芦屋港(通称:尼崎港)
空港
隣接する伊丹市・豊中市は大阪国際空港を擁する。尼崎市は空港地元自治体連合の大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)の一員である。
ただし、市内からの交通アクセスは、阪急伊丹線やJR宝塚線で阪急伊丹駅・JR伊丹駅まで移動して空港行の伊丹市営バスに乗車するか、阪急電車で大阪市内の十三を経て蛍池まで行き大阪モノレールで空港に入る大回りを強いられるなど、全般に不便である。一時期、JR尼崎・阪神尼崎と空港を結ぶリムジンバスもあったが廃止された。なお、関西国際空港へはJR尼崎駅・阪神尼崎駅から直通のリムジンバスがある。
経済
市場
商店街
- 立花商店街
- 杭瀬商店街
- 武庫元町商店街
- 塚口商店街
- 園田商店街
- 武庫川中市場
- 新浜田市場
- 大和市場
- 西ナニワ商店街
- 武庫之荘一丁目 本通り商店街
- 上坂部商店街
- 長栄市場
ちょんの間
寺社・旧跡・文化遺産
- 田能遺跡 – 国の史跡。弥生時代前期から古墳時代前期まで続いた遺跡で、弥生竪穴住居や掘立柱建物の遺構が見つかっており、埋葬施設としては木棺墓や方形周溝墓、土坑墓などが見つかっている。日本の歴史公園100選に選ばれている。
- 近松門左衛門墓 – 国の史跡。久々知山広済寺の境内にあり、隣接して近松記念館や近松公園がある。
- 尼崎城址公園 – 城跡の一部に天守、石垣および土塀が模擬復元されている。隣接する中央図書館の南に面して尼崎城の棟瓦を保存する櫻井神社がある。
- 富松城 – 市の史跡。
- 興禅寺 – 栄西禅師ゆかりの禅宗の古刹、興禅護国論が有名。
- 寺町
- 補陀洛山慈眼院浄光寺(常光寺三丁目(奥ノ坊)。真言宗善通寺派。随心院末、紙本着色浄光寺縁起図/市指定重要文化財)[14]
- 富松神社(兵庫県指定重要文化財)
- 大物主神社
- 道慧山深正院(大物町)- 尼崎藩主の菩提寺であるが、本堂は明治になり、尼崎城の本丸御殿の一部を移築したものだが、戦災にて焼失している。[15]
- ユニチカ記念館 - 1900年竣工の西洋館、近代化産業遺産
- 東洋精機株式会社本館事務所 - 1941年竣工、古塚正治設計、国の登録有形文化財
- 尼崎市立大庄公民館 - 1937年竣工、村野藤吾設計、国の登録有形文化財
- 阪神電鉄旧尼崎発電所 - 1904年竣工のレンガ建築、現在は阪神電気鉄道尼崎工場の倉庫として利用されている
- 尼崎運河 – 市内にある5つの運河の総称、近代化産業遺産(北堀運河、西堀運河、東堀運河、中掘運河)
- 尼崎閘門(尼ロック) - 日本最大の閘門
- 遊女塚
- 大物崩れ
-
ユニチカ記念館
(登記上の本店)
文化施設・スポーツ施設
博物館・史料館
- 世界の貯金箱博物館 - 1931年竣工、古塚正治設計、旧尼崎信用組合新本店
- 尼信博物館
- 尼崎市立文化財収蔵庫
- 尼崎市立地域研究史料館
- 尼崎市立田能資料館
- 近松記念館
- シャレコーベミュージアム
ホール・宿泊施設
- 尼崎市総合文化センター
- 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター) - 兵庫県立ピッコロ劇団の本拠地で日本音響家協会の優良ホール100選に選ばれている。
- 尼崎リサーチ・インキュベーションセンター
- エーリックホール
図書館
- 上記2館のほか、市内の各生涯学習プラザ(公民館・地区会館)等に図書室が設置されている。
公園・緑地
スポーツ施設
公営競技場
企業
金融
尼崎市に本社を置く企業
- 尼崎信用金庫
- 川上塗料
- 日本スピンドル製造
- 日本電子材料
- タクマ
- 皇漢堂製薬
- 木村化工機
- 大東精機
- ファースト住建
- いかりスーパーマーケット
- 大阪チタニウムテクノロジーズ
- 東亜バルブエンジニアリング
- 神東塗料
- 住友精密工業
- メック
- グンゼスポーツ(グンゼタウンセンター つかしん内)
- 日本山村硝子
- 阪神バス
- SECカーボン
- ジェイアール西日本総合ビルサービス
- ジェイアール西日本デイリーサービスネット
- ジェイアール西日本商事
- JR西日本交通サービス
- JR西日本テクシア
- MonotaRO
- 日亜鋼業
- 神鋼鋼線工業
- 神崎高級工機製作所
- 高岡食品工業
- 関西熱化学
- 住化コベストロウレタン
- 大阪富士工業
- アマテイ
- レンゴーペーパービジネス
尼崎市に事業所を置く企業
- 日本製鉄尼崎製造所 尼崎研究開発センター
- 関西電力 技術研究所
- エア・ウォーター 尼崎研究所
- 日鉄日新製鋼
- クボタ 本社 阪神事務所 阪神工場
- 日油 尼崎工場 油化学研究所
- ヤンマー 特機エンジン事業本部 尼崎工場 塚口工場
- AGC(創業地でもある)
- 古河電工
- 三菱電機伊丹製作所 先端技術総合研究所
- 関西ペイント(登記上の本店)
- ダイセル 神崎工場 先端材料研究センター
- 塩野義製薬 杭瀬事業所 CMC研究本部
- 日鉄鋼板
- 大阪ソーダ 研究センター 尼崎工場
- 王子ホールディングス 尼崎研究所
- レンゴー 尼崎工場
- 森永製菓 関西統括支店
- 日立製作所 尼崎事業所
- 日立産機システム 関西支社
- 岩谷産業 中央研究所
- 岩谷瓦斯 尼崎テクノセンター
- 住友ベークライト 尼崎工場 フィルム・シート研究所
- 日本エア・リキード 関西地域本部
- 三菱ケミカル物流 尼崎油槽所
- 三菱電線工業 尼崎事業所 R&Dセンター
- 富士フイルム和光純薬 大阪工場 臨床検査薬研究所・ライフサイエンス研究所
- BASFジャパン 尼崎研究開発センター
- サンゲツ 関西支社
- エーデルワイス 本部センター[注釈 6]・ギフト工場
- ヤマト運輸 阪神主管支店
- キリングループロジスティクス 西日本支社
- フジシール 技術センター
- 協和エクシオ 西日本技術研修センタ 兵庫総合技術センタ
- アシックスジャパン 関西支社
- 長瀬産業 ナガセアプリケーションワークショップ
- 千鳥屋宗家グループ食品研究所
- 三菱重工機械システム 西日本支社
- マルコメ 西日本支店
- 池田模範堂 大阪支店
- ハピネット 西日本ロジスティクスセンター
- 国際航業 関西事業所 西日本支社
- コベストロジャパン(旧バイエル日本法人) イノベーションセンター
尼崎市に縁のある企業
- 阪神電気鉄道 - 一時期尼崎に本社を設置
- ユニチカ - 尼崎紡績を前身とする。登記上の本店。
- エディオン - 前身企業のミドリ電化が本社を設置していた
- 洋菓子のヒロタ - 市内南武庫之荘に本社工場を置いていた
- コンフェクショナリーコトブキ - 市内水堂町に本社工場があった
- ヤンマーディーゼルサッカー部 - 現・セレッソ大阪。ヤンマー時代は尼崎市の本社工場直属のチームで工場敷地内に練習グランド[注釈 7]が、また試合は主に尼崎市記念公園陸上競技場や神戸市の神戸中央球技場(現:ノエビアスタジアム神戸)を使用していた
- エーエム・ピーエム・関西 - am/pmの近畿地方エリアフランチャイジーで2010年9月に事業本部を大阪市より移転[注釈 8]
- 三和シヤッター工業 - 1956年に前身の株式会社三和シヤッター製作所が設立された
- 長谷工コーポレーション - 1937年に個人企業の長谷川工務店が創業された
- キーエンス - 1974年に前身のリード電機株式会社が設立された
- SRSホールディングス - 1968年に前身の株式会社尼崎すし半本店が設立された
外郭団体など
- 尼崎市土地開発公社
- 尼崎市文化振興財団
- 尼崎市社会福祉協議会
- 尼崎人権啓発協会
- 尼崎市社会福祉事業団
- 尼崎健康医療財団
- 尼崎口腔衛生センター
- 尼崎環境財団
- 尼崎市シルバー人材センター
- 尼崎中高年事業株式会社
- 尼崎地域産業活性化機構
- 近畿高エネルギー加工技術研究所
- 株式会社エーリック
- 尼崎都市開発株式会社
- アミング開発株式会社
- 尼崎緑化公園協会
- 尼崎市スポーツ振興事業団
- 尼崎交通事業振興株式会社
- あまがさき観光局
マスメディア
- エフエムあまがさき FMaiai(えふえむ あいあい)- コミュニティFM局
- ベイ・コミュニケーションズ - ケーブルテレビ。もとは「チャンネルウェーブあまがさき」として開局。周辺のケーブルテレビ局と合併し現在に至る。
教育
2004年に尼崎計算教育特区(そろばん特区)の認定を受けた。
大学
短期大学
高等学校
中学・高等併設学校
中学校
小学校
- 尼崎市立明城小学校
- 尼崎市立難波小学校
- 尼崎市立難波の梅小学校
- 尼崎市立竹谷小学校
- 尼崎市立下坂部小学校
- 尼崎市立潮小学校
- 尼崎市立長洲小学校
- 尼崎市立清和小学校
- 尼崎市立杭瀬小学校
- 尼崎市立浦風小学校
- 尼崎市立金楽寺小学校
- 尼崎市立浜小学校
- 尼崎市立大庄小学校
- 尼崎市立成文小学校
- 尼崎市立成徳小学校
- 尼崎市立わかば西小学校
- 尼崎市立大島小学校
- 尼崎市立浜田小学校
- 尼崎市立立花小学校
- 尼崎市立立花南小学校
- 尼崎市立立花西小学校
- 尼崎市立立花北小学校
- 尼崎市立名和小学校
- 尼崎市立塚口小学校
- 尼崎市立尼崎北小学校
- 尼崎市立水堂小学校
- 尼崎市立七松小学校
- 尼崎市立武庫小学校
- 尼崎市立武庫南小学校
- 尼崎市立武庫北小学校
- 尼崎市立武庫東小学校
- 尼崎市立武庫庄小学校
- 尼崎市立武庫の里小学校
- 尼崎市立園田小学校
- 尼崎市立園田北小学校
- 尼崎市立園和小学校
- 尼崎市立園和北小学校
- 尼崎市立園田東小学校
- 尼崎市立上坂部小学校
- 尼崎市立小園小学校
- 尼崎市立園田南小学校
- 百合学院小学校
特別支援学校
- 尼崎市立あまよう特別支援学校 - 前身となる「尼崎市立尼崎養護学校」は西宮市田近野町にあった。田近野町はもとは尼崎市西昆陽字田近野であったが、当校設置後に西宮市へ編入されたため[3]、市外にある学校となっていた。尼崎市内(梅香小学校跡地)への移転計画を進め[16]、2019年1月に移転・現校名に改称した[17]。
医療
- 兵庫県立尼崎総合医療センター(兵庫県立尼崎病院と兵庫県立塚口病院を統合)
- 関西労災病院
- 尼崎中央病院
- 尼崎新都心病院
- 尼崎だいもつ病院(旧県立尼崎病院の土地・一部建物を流用し新設)
- 兵庫県赤十字血液センター 塚口さんさんタウン献血ルーム
- 休日夜間急病診療所
文化
- 近松門左衛門(人形浄瑠璃) - 近松が摂津国、現在の尼崎市にあった広済寺の再興に際し寄進したゆかりをもつ。近松の町として様々な活動を行っている。
- 近松賞 - 近松門左衛門を記念して尼崎市が主催している公募脚本賞
- 新人お笑い尼崎大賞 - エフエムあまがさきが主催しているお笑いコンクール。
- 尼いも(尼崎市で栽培される農作物)
- ゆるキャラ
- 落第忍者乱太郎(忍たま乱太郎) - 原作者の尼子騒兵衛が尼崎出身で、登場人物名が尼崎の地名に由来する。
- 薪能 - 大物ゆかりの船弁慶や富松薪能が毎年行われている。
- 市民まつり - 毎年十月に行われる市内最大のお祭り。
- みんなのサマーセミナー - 参加者がセンセイにもセイトにもなれる学校ごっこの催し。
人物
難波七姓
室町時代、川辺郡南部の尼崎を拠点として西摂津を支配した赤松氏が配下とした武士団を「難波七姓」と称した。7家の数え方は文献により若干相違があるが、概ね小寺氏、広岡氏、奥島氏、高岡氏、加島氏、木島氏、大江氏、上村氏、行本氏等のことをいう。江戸時代を通して同地域に勢力を保つ尼崎市の旧家である。
出身人物
政治・経済・法曹
文化・芸術
- 青木光恵(漫画家)
- 尼子騒兵衛(漫画家)
- 大西幸仁(画家、元漫才師:ちゃらんぽらん)
- 上村忠男(東京外国語大学名誉教授、ヨーロッパ思想史)
- 奥田安弘(法学者)
- 岡本佳男(高分子化学者)
- 春日あかね(漫画家)
- 柄谷行人(文芸評論家)
- 契沖(江戸時代の国学者)
- 白髪一雄(抽象画家)
- 戸部けいこ(漫画家)
- 中島らも(作家)
- 永田禎彌(洋画家)
- 中根櫻亀(ガラス職人・美術作家)
- 中山万里(写真家)
- 萩原淳(将棋棋士)
- 朴一(大阪市立大学院経済学研究科教授・経済学者)
- 古林英一(経済学者)
- 水谷愛(漫画家)
- 村田顕弘(将棋棋士)
- 村山明(木工芸家)
- 矢上裕(漫画家)
- 矢沢あい(漫画家)
- 山下絹代(ゲームミュージック作曲家)
芸能・マスコミ
- Chiyu (ミュージシャン:SuG)
- Gero(歌手)
- HEATH(ミュージシャン:X JAPAN)
- あまゆーず(歌手)
- 池田進太郎(放送作家・経営者・ちっちゃいおっさんの生みの親)
- 池田美千瑠(振付師・プロダンサー)
- 石原加奈子(お笑いタレント:ジェシカ)
- 鹿島渚(お笑いタレント:尼神インター)
- 井上竜夫(喜劇俳優:吉本新喜劇)
- 今別府直之(お笑いタレント)
- 上原れな(歌手)
- 内片輝(テレビプロデューサー・ディレクター)
- 梅原淳(ミュージシャン・作曲家・編曲家)
- 大川藍(ファッションモデル・アイドル:元アイドリング!!!)
- 大槻りこ(ラジオパーソナリティ)
- 岡八郎(喜劇俳優:元吉本新喜劇)
- 賀集利樹(タレント、俳優)
- 数原龍友(ダンサー・歌手:GENERATIONS from EXILE TRIBE)
- 勝谷誠彦(ジャーナリスト)
- 加藤健二郎(軍事ジャーナリスト)
- 門澤清太(フジテレビプロデューサー)
- 後藤悦治郎(歌手:紙ふうせん)
- COBRA (バンド)
- 佐山雅弘(ジャズピアニスト)
- 紫艶(演歌歌手)
- 島木譲二(コメディアン)
- じゅんいちダビッドソン(お笑いタレント)
- 千堂あきほ(タレント)
- 高須光聖(放送作家)
- 高田浩吉(俳優)
- 高橋智(お笑いタレント:へびいちご)
- 瀧山あかね(タレント、元NMB48)
- 田野アサミ(声優・タレント・女優、元BOYSTYLE)
- 辻史彦(朝日放送テレビプロデューサー)
- 冨好真(お笑いタレント、元ちゃらんぽらん)
- 豊田穂乃花 (ラジオDJ)
- 中井英行(オセロケッツ)
- ニーコ(声優)
- 西村勇気(テレビ熊本アナウンサー・元NHKアナウンサー)
- 野村明大(読売テレビアナウンサー)
- 浜田雅功(ダウンタウン)
- 平野亮一(ロイヤル・バレエ団)
- 平山昌雄(お笑いタレント)
- マギー(モデル・タレント)
- 松井朝敬(JAZZ演奏家)
- 松島庄汰 (俳優)
- 松田凌 (俳優)
- 松本隆博(歌手・NPO法人理事・松本人志実兄)
- 松本人志(ダウンタウン)
- 溝下創(ラブハンドルズ)
- 南果歩(女優)
- 雅原慶(ミュージカル俳優)
- モーゼス夢 (タレント)
- 森昭一郎(フジテレビアナウンサー)
- 安田章大(アイドルグループ:関ジャニ∞)
- 矢野勝也(お笑いタレント:矢野・兵動)
- 山本精一(ミュージシャン)
- 悠以(シンガーソングライター)
- 吉田健志(フォークシンガー)
- 留依蒔世(宝塚歌劇団宙組男役)
- Les.R(歌手)
スポーツ
- 奥大介(元サッカー日本代表)
- 廣瀬芽(北京五輪ソフトボール代表)
- 狩野亜由美(北京五輪ソフトボール代表)
- 菊池宏之(プロバスケットボール選手、高松ファイブアローズ所属)
- 野本建吾(プロバスケットボール選手)
- 細川大輔(元競泳選手)
- 小林可夢偉 (F1ドライバー)
- 池山隆寛(元プロ野球選手)
- 伊原正樹(オリックス・バファローズ投手)
- 伊良部秀輝(元プロ野球選手)
- 江夏豊(元プロ野球選手)
- 大垣正二郎(日本スナッグゴルフ協会理事)
- 大西宏明(元プロ野球選手)
- 岡田功(元プロ野球審判)
- 金刃憲人(東北楽天ゴールデンイーグルス投手)
- 歳内宏明(阪神タイガース投手)
- 堂安律(プロサッカー選手、ガンバ大阪所属)
- 羽田耕一(元プロ野球選手)
- 野間口貴彦(読売ジャイアンツ投手)
- 松本匡史(元プロ野球選手)
- 的場寛一(元プロ野球選手)
- 宮西尚生(北海道日本ハムファイターズ投手)
- 宮本洋二郎(元プロ野球選手)
- 村山実(元プロ野球選手、市内に銅像と手形がある)
- 神嵜重太郎(元大相撲力士)
- 羽子錦徳三郎(元大相撲力士)
- 西中憲四郎(元大相撲力士)
- 武哲山剛(元大相撲力士)
- 栃乃若導大(元大相撲力士)
- 極芯道貴裕(大相撲力士)
- 救世忍者乱丸(プロレスラー)
- 前田穂南(女子陸上競技・マラソン選手)
- 水沼四郎(元プロ野球選手)
ゆかりの人物
- 井上文太(画家、大阪府生まれ)
- 近松門左衛門(江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎作者、市内に墓所あり)
- 玉の海梅吉(大相撲力士・解説者、生前市内に在住)
- 桂米朝 (3代目)(落語家、生前武庫之荘在住)
- 米朝の長男である桂米團治 (5代目)も市内で育ち、米朝一門では桂吉弥も在住[19]するなどゆかりがある。
- 塩塚博(作曲家、山陽電車などの発車メロディで知られる。横浜市生まれ当市育ち)
- 成田亨(画家・彫刻家:ウルトラマン、ウルトラセブン等のデザイナー)
市外局番
兵庫県に属するが、市全域が大阪市周辺と同じ、市外局番「06」になっていて、通話料金も大阪府扱いである。ただし、西日本電信電話の事業区域では兵庫県扱いになっている。
この理由は、大阪市との経済的な結びつきが強い尼崎市が、1954年(昭和29年)に市外局番が適用された際に、尼崎市も大阪市内と同じ通話料金で利用できるようにとの配慮で、尼崎市が日本電信電話公社に、工事費の一部として約2億円の電信電話債券を引き受け、大阪市と同じ市外局番になったという経緯がある。当時は市外局番が同じ場所へ通話をする際の料金(市内通話)が、市外局番が違う場所の半分で済んでいたことから、尼崎市は大きな恩恵を受けた[20]。
また、かつて大阪市までしか通っていなかった電話を、どうしても尼崎まで通してほしいということで、有限責任尼崎紡績会社(現在のユニチカ)が1890年に自費で尼崎市まで電話線をひいたという逸話もある[21]。
ナンバープレート
- 尼崎市は、神戸ナンバー(兵庫運輸支局)を割り当てられている。割り当て地域は以下の通り。
- 神戸市・尼崎市・明石市・西宮市・洲本市・芦屋市・伊丹市・西脇市・宝塚市・三木市・川西市・小野市・三田市・篠山市・丹波篠山市(旧丹波市)・南あわじ市・淡路市・加東市・川辺郡・多可郡
脚注
注釈
- ^ 先代市長の六島誠之助の子息
- ^ 武庫川駅は武庫川にかかる橋脚上に在る国内でも大変珍しい駅であると同時に、武庫川の中間に西宮市との境界がある。東側駅舎と本線ホームは尼崎市側、西側駅舎と武庫川線ホームは西宮市側にある。
- ^ 大物駅と尼崎駅の間は本線との重複区間。
- ^ 2006年6月14日阪神電鉄より分離して開業。2009年4月1日阪神電鉄直営バスを統合。
- ^ 東京都営バスや横浜市営バスなど首都圏の均一運賃地域で主流の方式。関西では他に南海バスの堺シャトルや奈良交通の奈良市内の一部などで見られるが、均一運賃を取り入れている大阪シティバスや神戸市バス(後者は区間制運賃の路線もあり)は「後乗り前降り・後払い」である。
- ^ 現本社は神戸市にあるが実質的な本社・工場。創業も尼崎市。
- ^ 現在もセレッソの下部組織が練習に使っている
- ^ 元は近鉄系のエーエム・ピーエム・近鉄→カッパ・クリエイト系。2011年4月にファミリーマートと経営統合し、法人格解消。以後am/pmの店舗は順次ファミリーマートへ転換。
- ^ 市立尼崎東高校と市立尼崎産業高校を統合
出典
- ^ apedia 尼崎市章
- ^ 図典 日本の市町村章 p158
- ^ a b 尼崎市と西宮市の間で市域の一部を交換をしたことがあると聞いている。いつごろ、どういう理由で、どの土地を交換したのか? レファレンス協同データベース、2013年7月20日(2016年3月5日閲覧)。
- ^ 尼崎市章
- ^ a b 『尼崎100周年記念新聞』1面「歴史の音符♪」。
- ^ 特集:尼崎の歌 ザ・ベストテン 第6位〜第10位 - 『南部再生』第30号、尼崎南部再生研究室、2008年。
- ^ 「きょうちくとうの願い」という曲の楽譜を探している。(国立国会図書館・レファレンス協同データベース)
- ^ あまがさき100年会議(資料①) プレ記念期間の取組みについて、尼崎市、2015年12月25日、2頁。
- ^ 市の木、市の花、市の草花
- ^ 第4回の結果概要 - 環境首都コンテスト全国ネットワーク
- ^ まちかどチャーミング賞 - 尼崎市
- ^ 尼崎21世紀の森づくりの記録
- ^ モニタリング制度:インターネット上の差別的な書き込み監視 尼崎市、県内初 /兵庫毎日新聞、2010年6月26日
- ^ 尼崎市、尼崎市、尼崎市
- ^ 尼崎市、尼崎市
- ^ “梅香小学校の敷地活用の方向性について”. 尼崎市 (2018年2月23日). 2018年5月8日閲覧。
- ^ “沿革史”. 尼崎市立あまよう特別支援学校. 2019年3月20日閲覧。
- ^ “尼崎市シティープロモーションマスコット あまっこ”. 尼崎市 (2018年5月10日). 2018年7月16日閲覧。
- ^ 「尼崎市市制 100 周年PR大使」委嘱式の実施について (PDF, 尼崎市2016年6月15日)
- ^ “大阪じゃないのに…尼崎の市外局番「06」の理由 巨額費用で編入”. 朝日新聞社. withnews. (2015年10月12日) 2015年10月12日閲覧。
- ^ “序章 わが国綿業の近代化と尼崎紡績の創立(~明治45年)” (PDF). ユニチカ百年史. ユニチカ (1991年6月1日). 2012年12月11日閲覧。
関連項目
外部リンク
- その他
-
- 尼崎市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
西宮市 | 伊丹市 | 大阪府豊中市 | ||
西宮市 | 大阪市淀川区 | |||
尼崎市 | ||||
大阪湾 | 大阪湾 | 大阪市西淀川区 |