コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

門澤清太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

門澤 清太(かどさわ せいた、1968年7月17日 - )は、日本のテレビプロデューサー、イベントプロデューサー。2021年4月現在、フジテレビジョン編成制作局コンテンツ事業センターコンテンツ事業部で局次長職[1]大阪府大阪市西淀川区出身[2]兵庫県尼崎市育ち。

人物

[編集]

バラエティ制作センター所属時代、『人志松本のすべらない話』のプロデューサーを務める。

2006年、デジタルコンテンツ局(現・総合メディア開発)に異動以降、主にフジテレビのCS放送(フジテレビワンツーネクスト)の番組プロデュースを担当。

フジテレビの「デジタルメディア横断プロジェクト」として発足したバラエティ番組『アイドリング!!!』の放送開始(2006年10月30日)から2013年6月までプロデューサー(2013年6月時点の肩書きは「総合プロデュース・演出」)を務めた。また、同番組から生まれた女性アイドルグループアイドリング!!!」のプロデューサーでもあった。

また、2010年から2013年まで、総合プロデューサーとして自ら発案したアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL」(TIF)を開催。2013年には出演者数111組、来場者数3万3000人と日本最大規模のアイドルイベントに育て上げた[3]

なお、元々アイドルに関しては詳しいわけではなく、テレビドガッチのインタビュー[4]で、「アイドルが好きで(「アイドリング!!!」を)やってるわけではない」と語っている。また、TIFのメンバー選定についても詳しくないため周りの意見を重要視しているという[5]。ビジネスの観点からは、「『アイドル戦国時代』の謳い文句で、アイドル達に競争を課すような商業主義にはしたくなかった。『来る者は拒まず』の多様性を謳った」と後年に明かしている[6]

2017年自身が企画プロデュースを務めるe-Sports専門番組『いいすぽ!』から派生したイベント、「Tokyo E-sports Festival」を総合プロデューサーとして開催。2日間で3万5000人を動員した。

  • 功績

前述のアイドリング!!!(バラエティアイドルの育成) 「TOKYO IDOL FESTIVAL」(アイドル主催の大型フェスを先駆) 『いいすぽ!』(e-Sportsの番組化)のほか、『競馬予想TV!』(競馬の討論型実践予想)『コスコスプレプレ』(サブカルチャーの世界的なコスプレを特集)『ウルトラ怪獣散歩』(着ぐるみキャラクターのタレント化)『実話怪談倶楽部』(怪談を定期番組化)など、いずれの分野でも流行が到来する以前から番組化に取り組み、先見の明でコンテンツの多様化に貢献している[7][8][9][10][11]

主な担当番組

[編集]
チーフプロデューサーなど
企画・協力など

過去

[編集]

出演

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 門澤清太”. Eight. 2018年1月7日閲覧。
  2. ^ 大阪西淀川区と尼崎市で生まれ育ちましたが~”. 門澤清太オフィシャルtwitter (2022年8月20日). 2022年8月20日閲覧。
  3. ^ 国内最大のアイドルフェス「TIF」はどのようにして生まれたのか(前編)”. ナタリー (2023年4月20日). 2023年4月28日閲覧。
  4. ^ つくるひと 製作者に聞く舞台裏 No.86 「アイドリング!!!」プロデューサー 門澤清太 - テレビドガッチ
  5. ^ 『Top Yell』(竹書房)2012年8月号
  6. ^ 国内最大のアイドルフェス「TIF」はどのようにして生まれたのか(後編)”. ナタリー (2023年4月27日). 2023年4月28日閲覧。
  7. ^ 世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」10年史”. Business Journal (2019年8月3日). 2021年10月31日閲覧。
  8. ^ フジテレビが手掛ける新たなeスポーツ番組『いいすぽ!』の狙いとは?”. ファミ通.com (2016年4月23日). 2021年10月31日閲覧。
  9. ^ 「怪談最恐戦2020」東京予選、ガンジー横須賀ら7人が決勝進出”. スポーツ報知 (2020年8月23日). 2021年10月31日閲覧。
  10. ^ 競馬予想で白熱、予想家おじさんたちが“ガチけんか” 長寿番組の変わらぬ魅力とは?”. ENCOUNT Creative2 (2022年4月16日). 2022年4月16日閲覧。
  11. ^ 「ウルトラ怪獣散歩」レギュラー化、あなたの街にもやってくる!?”. 産経新聞 (2015年3月26日). 2022年4月16日閲覧。

外部リンク

[編集]