長遠寺 (尼崎市)
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長遠寺 | |
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所在地 | 兵庫県尼崎市寺町10 |
位置 | 北緯34度43分6秒 東経135度24分43.6秒 / 北緯34.71833度 東経135.412111度座標: 北緯34度43分6秒 東経135度24分43.6秒 / 北緯34.71833度 東経135.412111度 |
山号 | 大尭山 |
宗派 | 日蓮宗 |
本尊 | 題目宝塔、多宝如来、釈迦如来 |
創建年 | 1350年 |
開基 | 日恩 |
文化財 | 本堂、多宝塔(国の重要文化財) |
法人番号 | 8140005011491 |
長遠寺(じょうおんじ)は兵庫県尼崎市寺町にある日蓮宗の仏教寺院。山号は大尭山。大本山本圀寺(六条門流)の旧末寺であり六条門流三長(他に長満寺、長源寺)の一寺。親師法縁。塔頭として中正院がある。
歴史
[編集]『大堯山縁起』では、1350年(観応元年)永存院日恩により七ツ松の地で創建され、のちに風呂辻町・辰巳(巽)・市庭(市場)(すべて、現・東本町の地名)の地へ移転したと伝えられる。長遠寺は、風呂辻町の南側にあったと推定されている。西側は当時の尼崎の中心として賑わった市庭である。七堂伽藍と子坊16坊を持っていたという。 法花寺と呼ばれていたが、1617年(元和3年)に尼崎城築城にともなって現在地に移転した際、寺号を現在のものに改めた。
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]兵庫県指定有形文化財
[編集]尼崎市指定文化財
[編集]- 絹本著色涅槃図 ― 1565年筆
- 紙本着色日蓮大聖人註画讃 ― 1536年筆
- 至徳二年鰐口 ― 1385年製作、銅製、径31.0cm、下端厚8.4cm、中央厚14.4cm
- 嘉吉元年鰐口 ― 1441年製作、銅製、径24.6cm、下端厚6.5cm、中央厚11.2cm
- 天文六年鰐口 ― 1538年製作、銅製、径27.8cm、下端厚6.2cm、中央厚11.2cm
- 雲版 ― 南北朝時代、銅製、上下47.3cm、左右45.2cm、厚さ撞座1.3cm、表面0.8cm
旧末寺
[編集]日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。
- 中正院(尼崎市寺町)塔頭
- 覺智山本妙院(神戸市中央区野崎通)
- 三光山法泉院(丹波市山南町大河)
所在地
[編集]- 〒660-0867 兵庫県尼崎市寺町10