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JR西日本テクシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社JR西日本テクシア
West Japan Railway Techsia Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
661-0976
兵庫県尼崎市潮江一丁目1番33号
設立 1953年昭和28年)
太陽工業株式会社として
業種 精密機器
法人番号 2140001055036
事業内容 JR西日本グループの設備・システムの企画・開発、新設工事、メンテナンス 他
代表者 代表取締役社長 加川裕治郎
資本金 1億円
純利益 25億5,565万9,000円
(2024年3月期)[1]
純資産 200億2,546万1,000円
(2024年3月期)[1]
総資産 345億4,707万6,000円
(2024年3月期)[1]
従業員数 626名
主要株主 西日本旅客鉄道
川崎重工業
近畿車輛
外部リンク http://www.techsia.co.jp/
特記事項:2018年3月現在
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株式会社JR西日本テクシア(ジェイアールにしにほんテクシア)は、兵庫県尼崎市に本社を置く西日本旅客鉄道(JR西日本)の連結子会社である。

概要

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JR西日本グループの設備・システムの企画・開発、新設工事、更新作業、稼働開始後のメンテナンスおよび駅集中管理システム(改札口コールシステム)導各駅の監視などを行う。ワンマンICOCAの試験や仮想駅でロボットによる異常早期発見のほか、省エネ診断や熱源機器新設、エスカレータリニューアルも手掛けている。

社内に教育センターがある。

沿革

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  • 1953年昭和28年)10月 - 日本国有鉄道の車両部品の修理および機械設備工事等の事業を行う太陽工業株式会社として創立[2]
  • 1970年(昭和45年)4月 - 社名を関西交通機械株式会社に変更[2]
  • 1977年(昭和52年)2月 - 京阪神地区の機械設備工事および保守工事を行う会社として、新交工機株式会社が創立[2]
  • 1991年(平成3年)10月 - 社名を株式会社ジェイアール西日本テクノスに変更[2]
  • 1992年(平成4年)8月 - 本社を大阪市此花区から大阪市淀川区に移転[2]
  • 2004年(平成16年)11月 - 本社を大阪市淀川区から兵庫県尼崎市に移転[2]
  • 2009年(平成21年)10月 - ジェイアール西日本テクノスの機械事業部を吸収分割契約により新交工機に統合。社名を株式会社JR西日本テクシアに変更[2]

出改札機器

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日本信号オムロンなどの機器メーカーからのOEM供給、ライセンス生産などによって出改札機器の自社開発・生産が開始された。

現行の改札機(AG70)はオムロン製のPG-Rのソフト、東芝製のEG-5200の搬送部[要出典]、日本信号製のGX-7の筐体。先代の改札機(AG50)はオムロン製のU-PGのソフト、日本信号製のGX-7の搬送部、筐体。
なお、AG50のカードタッチ部はICOCAのロゴに、AG70のカードタッチ部は交通系ICカード全国相互利用サービスの公式ロゴになっている。
他にも簡易磁気IC改札機(SG70・SG50)、ICカード専用改札機(IG70・IG50)もある。
HT50はオムロン製の制御部、カード部に高見沢製の紙幣部、硬貨部、発券部を搭載。
HT30はオムロン製の制御部、紙幣部、硬貨部、高見沢製のカード部、日本信号製の発券部を搭載。
LT30はHT30のローコスト版券売機だが、発券部はオムロン製。
現行機であるFA70はオムロン製の制御・紙幣・硬貨部、高見沢製のカード部、発券部を搭載。先代にあたるFA50はHT30と同じである。
日本信号製の制御・紙幣・硬貨部、オムロン製の発券部を搭載。
高見沢製の筐体、制御部、紙幣部を搭載。
  • 窓口処理機(EC50)、改札機監視盤(GC50)
カードリーダーはオムロン製、感熱プリンターはエプソン製、タッチパネルはタッチパネル・システム製。
  • インターホン
  • インターホン
    インターホン
  • 統括管理サーバー、出改札データ管理装置、係員操作ゲートなど。
顧客はJR西日本JR四国IRいしかわ鉄道あいの風とやま鉄道

脚注

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外部リンク

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