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JR西日本中国交通サービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西日本旅客鉄道 > JR西日本交通サービス > JR西日本中国交通サービス
株式会社JR西日本中国交通サービス
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
732-0056
広島県広島市東区上大須賀町16番1号
北緯34度23分59.7秒 東経132度28分23.3秒 / 北緯34.399917度 東経132.473139度 / 34.399917; 132.473139座標: 北緯34度23分59.7秒 東経132度28分23.3秒 / 北緯34.399917度 東経132.473139度 / 34.399917; 132.473139
設立 2021年4月1日
業種 サービス業
法人番号 4240001057722
事業内容 駅業務受託
代表者 小林 聡(代表取締役社長
資本金 5,000万円
従業員数 男性251名、女性109名、計360名(2024年6月現在)
主要株主 JR西日本交通サービス 100%
外部リンク https://cjk-nishiko.co.jp/
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株式会社JR西日本中国交通サービス(ジェイアールにしにほんちゅうごくこうつうサービス)は、広島県広島市東区に本社を置く、西日本旅客鉄道(JR西日本)のグループ会社JR西日本交通サービス子会社連結子会社)。

概要

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近畿エリアで駅業務を受託するJR西日本交通サービスの子会社として、2021年4月1日に新たに設立した。主に中国地方福岡県のJR西日本の駅業務を受託し、それに付随する研修業務なども扱うとした[1]

長年、中国地方と福岡県のJR西日本営業エリアでは、当時の支社(岡山米子広島福岡)管轄エリア毎に同社子会社のJR西日本メンテックグループ(以下、メンテックと表記)の4社が、清掃業務・入換業務のほか駅業務も受託して幅広く業務を行ってきたが、2021年7月1日付でグループ会社の再編が実施されることになった。

この会社再編により、メンテック4社のJR西日本岡山メンテックJR西日本米子メンテックJR西日本広島メンテックJR西日本福岡メンテックが合併してJR西日本中国メンテックが発足した。合併後は清掃業務・入換業務を主体に行うため、駅業務は同日から当社に移管された[2]

ただし、JR西日本宮島フェリーの改札・窓口業務と福岡市地下鉄箱崎線駅業務は当社に移管されず、JR西日本中国メンテックに継承された[3][4]。また、JR西日本米子メンテック管轄の受託駅も同社には委託されず、順次無人化等の措置が取られている。

沿革

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企業全般

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  • 2021年令和3年)
    • 4月1日 - 中国エリア(岡山、広島、山口、福岡)の駅業務を受託する会社として、JR西日本交通サービス100%出資の「株式会社JR西日本中国交通サービス」が設立される。資本金は5000万円[1]。初代社長には親会社のJR西日本交通サービスの前代表取締役社長でもある、酒井俊臣が就任[1]
    • 6月24日 - 2代目社長に、前JR西日本広島メンテック代表取締役社長の川端則安が就任[5]
    • 7月1日 - 同日付で合併した旧メンテック4社のうち、旧米子メンテックを除く3社の駅業務が移管され受託開始[1][2]

駅事業詳細(駅業務、忘れ物センター・案内所)

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月日 受託開始駅 備考 受託終了駅 理由
2021年
令和3年)
7月1日 旧岡山・広島・福岡メンテックの受託駅全駅[注 1] 業務移管[2]
中庄駅
11月1日 新井口駅可部駅 下祇園駅 直営化
2022年
(令和4年)
3月1日 長船駅邑久駅 無人化
4月1日 大町駅柳井駅 吉浦駅安芸川尻駅安浦駅通津駅田布施駅 無人化
6月1日 岡山駅(2階みどりの窓口)
10月1日 博多駅(新幹線中央口みどりの窓口) 由宇駅大畠駅櫛ケ浜駅[6]新南陽駅[6] 無人化
2024年
(令和6年)
8月1日 中野東駅[7]安芸中野駅[7]南岩国駅[7]緑井駅[7] 無人化
12月1日 光駅[6][8]長府駅[9] 無人化

業務内容

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事務所

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  • 本社 - 広島市東区上大須賀町16番1号(広島駅西高架下3階)
  • 岡山支店 - 岡山市北区駅元町1番2-201号(岡山駅構内)
  • 広島支店 - 広島市南区松原町1-2(広島駅構内)
  • 山口支店 - 周南市住崎町30(徳山駅構内)
  • 福岡支店 - 福岡市博多区博多駅前1丁目32-1

脚注

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注釈

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  1. ^ 東福山駅津和野駅JR西日本宮島フェリー宮島口桟橋宮島桟橋)および福岡市地下鉄箱崎線の貝塚管区駅(中洲川端駅呉服町駅千代県庁口駅馬出九大病院前駅箱崎宮前駅箱崎九大前駅貝塚駅)を除く[3][4]
  2. ^ 簡易委託駅であるため、西日本旅客鉄道からの直接受託ではなく、管理・運営する東広島市と契約を締結し指定管理者として受託している。(詳細は寺家駅を参照)

出典

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  1. ^ a b c d 株式会社JR西日本中国交通サービスの設立について” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2021年4月12日). 2021年4月12日閲覧。
  2. ^ a b c 駅・運輸サービス関係会社グループの再編について” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2021年7月1日). 2021年7月2日閲覧。
  3. ^ a b JR宮島フェリーの船受、きっぷ販売や改札業務 【廿日市市宮島口】, 求人・ビブナビ, オリジナルの2022-06-17時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20220617064647/https://www.bibnavi.info/list/jr-1 
  4. ^ a b その他事業 福岡地下鉄駅業務』JR西日本中国メンテック(福岡支店)https://j-c-maintec.co.jp/service/other/#category02 
  5. ^ 総会・役員人事 JR西日本中国交通サービス 社長に川端氏, 交通新聞, (2021-07-05 1面), https://news.kotsu.co.jp/Contents/20210705/14dc07d8-6715-46c3-b46a-bf4cb4cc9656 
  6. ^ a b c d “【山口県周南市】来月から新南陽駅、櫛ケ浜駅無人化 通学定期券“難民”増加か”. 日刊新周南. オリジナルの2022年9月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220913060251/https://www.shinshunan.co.jp/news/local/shunan/202209/018156.html 
  7. ^ a b c d “JR山陽線と可部線の計4駅を無人化 中野東や緑井、8月から”. 中国新聞. (2024年7月10日). https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/493190 2024年11月30日閲覧。 
  8. ^ 光駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月27日閲覧。
  9. ^ 長府駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月27日閲覧。
  10. ^ a b 株式会社 JR西日本中国交通サービスの求人情報 駅業務/岡山支店』シゴトリサーチ。オリジナルの2022年6月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220613112228/https://hello-work.info/job/3414010024821/ 
  11. ^ 忘れ物にメッセージを添えて返送 JR岡山駅の“神対応”に共感広がる(2ページ)』ITmediaビジネスオンライン。オリジナルの2022年5月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220513110156/https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2205/12/news174_2.html 
  12. ^ a b 株式会社JR西日本中国交通サービスの障害者求人・転職情報 JR鉄道案内所、忘れ物センター業務』atGP。オリジナルの2022年6月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220613121454/https://www.atgp.jp/search/top/search_result_detail/a07600000000d78od3 
  13. ^ a b 広島こくろう No.870”. 国鉄労働組合広島地方本部. 2022年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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