2023年の政治

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2023年の政治（2023ねんのせいじ）とは、2023年の政治分野に於ける出来事についてまとめる。なお、国旗が無い記述は日本における出来事である。

出来事

1月

• 1日
  • アラン・ベルセが2023年度のスイス連邦大統領、ヴィオラ・アムヘルトが連邦副大統領に就任。
  • 中国の王毅前外交部長が共産党中央外事工作委員会弁公室主任に就任したことが明らかになった。楊潔篪の後任として外交トップを務める。
  • ブラジル連邦共和国大統領にルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァが就任。
  • クロアチアがシェンゲン協定に加盟し、欧州共通通貨ユーロを導入。
  • 国際連合安全保障理事会非常任理事国に日本・モザンビーク・エクアドル・スイス・マルタが就任。任期は2024年末まで。日本は加盟国最多の12回目。
• 2日 - ブルガリアのルメン・ラデフ大統領は議会第2党の我々は変化を継続する(PP)に組閣を要請。PPはニコライ・デンコフ元教育相を首相候補に決定したが、PPは9日に組閣任務を返上。次に16日にブルガリア社会党(BSP)に組閣を要請したが、24日に返上。これを受け2月3日に議会を解散し、4月2日に総選挙を実施すると表明。
• 3日 - アメリカ合衆国第118回議会開会。下院議長選挙が行われたが、多数派となった共和党で保守強硬派が造反し、ケビン・マッカーシー党院内総務が過半数獲得に失敗し、100年ぶりに再選挙が行わる事態に。7日未明の15回目投票でマッカーシーが過半数となる216票を得票し選出。
• 4日 - モンテネグロ議会にて新首相に指名されたミオドラグ・レキッチ元外相は連立工作に失敗し、組閣できず。
• 5日
  • 自由民主党所属の衆議院議員の後藤田正純（比例四国ブロック選出）が辞職。6日、記者会見で徳島県知事選挙への出馬を表明。18日、次点の瀬戸隆一が繰り上げ当選。
  • 大韓民国国家情報院は、北朝鮮の李容浩元外相が粛清されたことを確認したと明らかにした。
  • ベトナム国会はファム・ミン・チン首相が提出した人事案に基づき、ファム・ビン・ミン副首相とヴー・ドゥック・ダム副首相の解職およびチャン・ホン・ハーとチャン・ルー・クアンの副首相への任命を可決した。
• 6日 - ロシア政府は、ウラジーミル・プーチン大統領の命令により、同日12時から翌7日24時までの停戦を一方的に宣言。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍の態勢を整えるために一時停戦を利用しようとしていると反発し、停戦を拒絶。停戦は実現しないまま、ロシア側は「防衛」と称して砲撃を継続。
  →「2022年ロシアのウクライナ侵攻」も参照
• 8日 - 任期満了に伴う尾張旭市長選挙が告示され、立候補が1人であったため、新人の柴田浩（無所属）が無投票で初当選。
• 9日
  • 町長の死去に伴う八峰町長選挙が告示され、立候補が1人であったため、新人の堀内満也（無所属）が無投票で初当選。
  • ブラジル最高裁判所のアレクサンドル・デ・モラエス長官は、ジャイール・ボルソナーロ前大統領支持者による暴動（2023年ブラジル三権広場襲撃事件）への対応が不十分であったことを理由に、ブラジリア連邦直轄区のイバネス・ロシャ知事を90日間停職とし、セリーナ・レオン副知事が知事代行に就任。10日、最高裁は治安維持の職務を怠った疑いで、ボルソナーロ政権で法務・公安相を務めた同直轄区のアンデルソン・トレス前公安局長の拘束を命じ、14日に逮捕。
  • ガボンのアリー・ボンゴ・オンディンバ大統領がローズ・クリスティアンヌ・オスカ・ラポンダ首相を副大統領に指名し、後任の首相にはアランクロード・ビリビンゼ副首相を指名。
• 10日
  • 大韓民国の最大野党・共に民主党の李在明代表が、城南市市長時代に自身の所有するプロサッカーチーム城南FCへ後援金を出した企業に利便を図った容疑で取り調べを受けるために水原地検城南支部に出頭。
  • アルメニアのニコル・パシニャン首相は、同国で今年予定されているロシア主導の集団安全保障条約機構の軍事演習を拒否する考えを表明。
• 12日 - アメリカ合衆国のメリック・ガーランド司法長官は、ジョー・バイデン大統領が副大統領時代に作成された機密文書を自宅などに持ち出していた問題の捜査を統括するため、元検察官のロバート・ハーを特別検察官に任命。
• 13日
  • 自由民主党所属の参議院議員である三木亨（比例区）が議員辞職。昨年12月19日には、記者会見で徳島県知事選挙への立候補を正式に表明している。18日、次点の田中昌史が繰り上げ当選。
  • カザフスタン上下院は合同会議を開催し、前大統領ヌルスルタン・ナザルバエフに「国民の指導者」の称号を付与した法律などを廃止。これにより一族への不逮捕特権も廃止される。
  • チェコ大統領選挙第1回投票を執行（～14日）。退役軍人で元北大西洋条約機構軍事委員長ペトル・パヴェルが得票率35.4％で首位となり、アンドレイ・バビシュ前首相の35.0％を僅差で上回ったものの過半数には届かず、27、28両日の決選投票に持ち越された。
• 15日 - 民主進歩党主席選挙。2022年11月の統一地方選挙で大敗し党主席を引責辞任した蔡英文総統の後任として頼清徳副総統が選出された。1月18日に正式就任。
• 16日
  • 前年より体調不良の続いていたれいわ新選組の水道橋博士参議院議員が議員辞職届を提出し受理された。同日、党代表の山本太郎は、党の比例区繰り上げ当選者が1年ごとに辞職し、残り任期を5人が交代で務めると明らかにした。18日、次点の大島九州男が繰り上げ当選。
  • 白老町の戸田安彦町長は、4月の北海道議会議員選挙に立候補するため町長を辞職。
  • 軍事的な知識の乏しさなどが指摘されていたドイツのクリスティーネ・ランブレヒト国防相が辞任。17日、オラフ・ショルツ首相は、後任にニーダーザクセン州内相のボリス・ピストリウスを指名。
• 17日
  • ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席は、共産党の臨時の中央委員会総会で辞任の意向を示し、承認された。18日、国会で辞任が承認された。副主席のヴォー・ティ・アイン・スアンが職務を代行する。
  • 昨年12月に不信任が可決されていたスロバキアのエドゥアルド・ヘゲル首相は、議会で新たに過半数勢力を確保することを諦め、議会選挙の繰り上げ実施を要求。
  • 18日にかけて、北朝鮮の国会にあたる最高人民会議が万寿台議事堂にて開催。金正恩朝鮮労働党総書記（国務委員長）は欠席。
  • 任期満了に伴う苓北町長選挙が告示され、立候補の届け出が1人のため、新人の山﨑秀典（無所属）が無投票で初当選。
• 18日
  • 2021年10月の衆院選で公示前に自身への投票を呼び掛ける文書を不特定多数の有権者に送ったとして、公職選挙法違反（事前運動、法定外文書頒布）の罪に問われた日本維新の会の前川清成衆議院議員に対し、奈良地方裁判所は罰金30万円の有罪判決を言い渡した。
  • アンティグア・バーブーダ総選挙を執行。17議席中、アンティグア・バーブーダ労働党が議席を減らしたが9議席を獲得しかろうじて過半数。統一進歩党が 6、バーブーダ人民運動が1議席、無所属が1人当選。
• 19日
  • ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が2月7日までに退任し、4月まで議員を続けた上で10月14日に解散総選挙を実施する旨を表明。22日、与党・ニュージーランド労働党が新党首にクリス・ヒプキンス教育相を選出。25日、ヒプキンスが第41代首相に就任。
  • 大韓民国検察は、朴槿恵政権下で任命された公共機関のトップらに辞任を強要したとして、職権乱用罪で 白雲揆元産業通商資源部長官と、趙明均元統一部長官、兪英民元科学技術情報通信部長官ら文在寅政権の元高官5人を在宅起訴。
  • 中華民国の蘇貞昌行政院長は、蔡英文総統に辞任と内閣総辞職を申し出たと自身のFacebookで明らかにした。25日、総統府は後任に陳建仁前副総統が就任すると発表。31日に就任。
  • 中華人民共和国の習近平国家主席（党総書記）は江蘇省人民代表大会により第14期全国人民代表大会の江蘇省代表として選出された。
  • レバノン国民議会は大統領選挙の11回目投票を実施。ミシェル・モアワド議員が34票、白票37票で選出できず。
• 20日
  • トリニダード・トバゴの上下院議員で構成される選挙人団は新大統領にクリスティン・カンガルー前上院議長を選出。
  • ポリサリオ戦線はサハラ・アラブ民主共和国の大統領に現職のブラヒム・ガリを再選。
• 21日 - トルクメニスタンで憲法改正が行われ、議会の二院制を廃止。人民評議会が「国権の最高機関」とされ、同時に議長のグルバングル・ベルディムハメドフ前大統領は「国の指導者」と規定された。
• 22日
  • 山梨県知事選挙を執行。現職の長崎幸太郎が再選。
  • 甲府市長選挙を執行。現職の樋口雄一が3選。
  • 任期満了に伴う軽井沢町長選挙が投開票され、新人の土屋三千夫（無所属）が現職の藤巻進（無所属）などを破り、初当選。
  • 任期満了に伴う筑紫野市長選挙が投開票され、新人の平井一三（無所属）が現職の藤田陽三（無所属）などを破り、初当選。
  • 任期満了に伴う守山市長選挙が告示され、立候補の届け出が1人のため、新人の森中高史（無所属）が無投票で初当選。
  • イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、過去の脱税での有罪判決を理由に閣僚資格はないとする最高裁の判断に従い、アリエ・デリ内相兼保健相を罷免。
• 23日
  • 第211回国会（通常国会）召集。
  • クウェートのアフマド首相が、個人債務を救済する法案の成立を要求する議会との対立を理由に辞意を表明。26日、ナワーフ首長が辞任を承認する首長令を発令。
  • ロシア外務省は、エストニアの駐ロシア大使に2月7日までの国外退去を求めた。エストニアとの外交関係を臨時代理大使レベルに引き下げることも発表。エストニアも報復としてロシアの駐エストニア大使を国外退去にすると明らかにした。同日、ラトビアもロシア大使に国外退去を求めた。
• 24日
  • 任期満了に伴う西ノ島町長選挙が告示され、立候補の届け出が1人のため、新人の坂栄一秀（無所属）が無投票で初当選。
  • ウクライナ大統領府副長官キリロ・ティモシェンコや、5州の知事、副大臣5名など要職者ら24名が汚職の捜査を受けて一斉に辞任。
• 25日
  • 一票の格差が最大2.08倍だった2021年10月の衆院選について、最高裁判所大法廷は「合憲」とする統一判断を示し、弁護士グループの上告を棄却。
  • ボスニア・ヘルツェゴビナ議会がボリャナ・クリシュトを閣僚評議会議長（首相）とする新政権を賛成23、反対19票で承認。
  • 韓国の羅卿瑗前国会議員は3月8日に実施予定の与党・国民の力の代表（党首）選挙からの撤退を表明。党首選に金起炫と安哲秀は既に出馬を表明している。
• 26日 - トケラウ総選挙を執行。閣僚、市長、住民代表ら20人を選出。
• 27日
  • ペルーのディナ・ボルアルテ大統領は、議会に対し次回総選挙を2024年4月から2023年12月に繰り上げるよう要請。議会は28日にこの要請を否決。
  • チェコ大統領選挙決選投票を執行（～28日）。退役軍人で元北大西洋条約機構軍事委員長のペトル・パヴェルが約58％の得票で当選。
  • アメリカ合衆国のジョー・バイデン大統領は、ロン・クレイン大統領首席補佐官が退任し、後任にホワイトハウスで新型コロナウイルス対策調整官を務めたジェフ・ザイエンツを起用すると発表。
• 29日
  • 任期満了に伴う弥彦村長選挙が投開票され、新人の本間芳之（無所属）が現職の小林豊彦（無所属）を破り、初当選。
  • 任期満了に伴う大木町長選挙が投開票され、新人の広松栄治（無所属）が現職の境公雄（無所属）らを破り、初当選。
  • 湾岸協力会議(GCC)の評議会は新事務局長にクウェートのジャーシム・ムハンマド・アル＝ブダイウィ(Jassim Muhammad al-Budaiwi)を2月1日付で任命。
  • チュニジア人民議会選挙決選投票を執行。投票率は11％と低迷。
• 30日
  • 参議院の尾辻秀久議長は、2022年7月の初当選以来国会欠席を続けているNHK党のガーシー議員に対し、出席を求める「招状」を発出。1949年以来74年ぶりで史上2例目。国会法の定める7日間の出席期限を過ぎたため、2月8日に尾辻議長が懲罰委員会に付託。
  • 赤道ギニアのフランシスコ・パスクアル・オバマ・アスエ首相が内閣総辞職。31日の大統領令でマヌエラ・ロカ・ボテイが新首相に任命された。

2月

• 1日 - ミャンマーの実権を握っている国軍が国営テレビで、1月31日が期限だった非常事態宣言の6カ月延長と、総選挙の先送りを表明。
• 2日
  • ブルガリアのルメン・ラデフ大統領が3日付で議会を解散し、4月2日に総選挙を実施する法令に署名。また同日、ガラブ・ドネフ首相を引き続き暫定政権の首班に任命。
  • ペルー議会は、ディナ・ボルアルテ大統領が次回総選挙を2024年4月から2023年7月に繰り上げ、制憲議会の樹立に関する国民投票を実施するよう求めた要請を賛成75、反対47、棄権1票で否決。
• 3日
  • 自由民主党所属の岸信夫前防衛相は、体調不良を理由に細田博之衆議院議長に議員辞職願を提出。国家安全保障担当の内閣総理大臣補佐官についても辞任し、木原誠二内閣官房副長官が同日付で兼務。7日の衆議院本会議で岸の議員辞職を許可。
  • 大韓民国のソウル中央地裁は、子供の大学入学の不正に関わったなどとして、曹国元法務部長官に懲役2年の実刑を言い渡した。
  • アメリカ合衆国国務省は、中国の偵察用気球が米上空に進入したことを受け、アントニー・ブリンケン国務長官の訪中を延期すると発表。4日にアメリカ空軍が気球を撃墜。5日、中国外交部は「強烈な不満と抗議」を示す声明を発表。
• 4日 - 岸田文雄内閣総理大臣は、同性結婚を巡って「見るのも嫌だ」などと差別発言をした荒井勝喜内閣総理大臣秘書官を更迭。
  →詳細は「荒井勝喜による性的少数者差別発言」を参照
• 5日
  • 愛知県知事選挙を執行。現職の大村秀章が4選。
  • 北九州市長選挙を執行。元厚生労働官僚の武内和久が、元国土交通官僚で与野党相乗り候補の津森洋介ら3人を破り、初当選。
  • 舞鶴市長選挙を執行。日本維新の会府京都府総支部が推薦する元市議の鴨田秋津が、現職の多々見良三ら3人を破り初当選。
  • 任期満了に伴う菰野町長選挙が投開票され、新人の諸岡高幸（無所属）が現職の柴田孝之（無所属）を破り、初当選。
  • 任期満了に伴う陸前高田市長選挙が投開票され、新人の佐々木拓（無所属）が現職の戸羽太（無所属）を破り、初当選。
  • 任期満了に伴う安城市長選挙が投開票され、新人の三星元人（無所属）が新人同士の一騎打ちを制して、初当選。
  • キプロス大統領選挙を執行。第1回目投票では、ニコス・フリストドゥリディス前外相が得票率32.0％で1位、アンドレアス・マヴロイアニス元国連大使が29.6％で2位となり、両者が12日の決選投票に進出。
  • モナコ議会総選挙を執行。モナコ国民同盟が全24議席を獲得し、新党・モナコの新しいアイディアは議席獲得ならず。
• 6日 - 日本共産党は、党首公選制など同党改革を訴える著書を出した党員でジャーナリストの松竹伸幸を除名処分とした。
• 8日 - 大韓民国国会は、149人が死亡したソウル梨泰院雑踏事故の責任を問い、李祥敏行政安全部長官の弾劾訴追案を賛成179票、反対109票、無効5票で可決。李は憲法裁判所の判断が下されるまで職務停止となり、韓唱燮次官が職務を代行。
• 10日
  • モルドバのナタリア・ガブリリツァ首相が辞任表明。マイア・サンドゥ大統領はドリン・レチャン大統領補佐官を後任に指名。16日、議会が定数101人中62人の賛成でレチャンを首班とする新内閣を承認。
  • ロシアの裁判所は、ハバロフスク地方のセルゲイ・フルガル前知事に殺人罪などで禁錮22年の判決を言い渡した。
• 12日
  • 厚木市長選挙を執行。元神奈川県議の山口貴裕が新人4人の戦いを制し、初当選。
  • キプロス大統領選挙決選投票を執行。ニコス・フリストドゥリディス前外相が51.9%を得票し当選。
  • 2021年9月26日のベルリン市議会選挙のやり直し選挙が執行され、159議席中ドイツキリスト教民主同盟が52議席となり第1党。オラフ・ショルツ首相の属するドイツ社会民主党は34議席にとどまり、2021年時の選挙とは勝敗が逆転。
  • アルゼンチンのフアン・マンスール内閣首席大臣（首相）は、トゥクマン州知事選挙への出馬のために首相辞任を表明。後任にはアグスティン・ロッシ元国防相が15日に就任すると発表。
  • バングラデシュ国会が大統領選挙を執行し、唯一の候補者であるシャハブディン・チュップを選出、4月24日就任予定。
• 13日
  • 自由民主党は、無所属の三反園訓衆議院議員の会派入りを衆議院事務局に届け出た。
  • 徳島県藍住町が発注した給食用の阿波牛の調達事業で他社の見積額を業者に漏らしたとして、元町議会副議長の平石賢治と副町長が官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の容疑で逮捕された。
  • モルドバのマイア・サンドゥ大統領はロシアによるモルドバ政権転覆計画を非難。
• 14日
  • 任期満了に伴う豊能町長選挙が告示され、届け出のあった候補者が1人のため、新人の上浦登（大阪維新の会）が無投票で初当選。
  • アメリカ合衆国のニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事が2024年大統領選挙への立候補を表明。共和党からの出馬表明はヘイリーが国連大使として仕えたドナルド・トランプ前大統領に続いて2人目。
• 15日
  • イギリス・スコットランド自治政府のニコラ・スタージョン首相が辞任表明。
  • 世界銀行のデイヴィッド・マルパス総裁が任期満了を待たず6月末に辞任することを表明。23日、アメリカ合衆国のジョー・バイデン大統領は後任にマスターカード前会長のアジェイ・バンガを指名。
• 16日
  • 大韓民国検察は、城南市長時代に手がけた都市開発を巡る背任容疑などで、最大野党・共に民主党の李在明代表の逮捕状を請求。27日に国会で逮捕同意案の採決が行われ、賛成139票、反対138票で過半数に達せず否決。3月22日、背任や収賄などの罪で李を在宅起訴。
  • アメリカ合衆国のマーティ・ウォルシュ労働長官が3月中旬に辞任し、ナショナルホッケーリーグ選手会事務局長に就任することを発表。28日、ジョー・バイデン大統領は後任にジュリー・スー労働副長官を指名すると発表。
• 17日
  • 岸田文雄首相は、森雅子首相補佐官（女性活躍担当）にLGBT理解増進担当を兼務させる人事を発令。
  • 阿波市の藤井正助市長が体調不良を理由に辞職。
• 18日 - アフリカ連合はコモロ連合大統領のアザリ・アスマニを総会議長に選出。
• 19日
  • 鳥栖市長選挙が執行され、新人の向門慶人（無所属）が現職の橋本康志（無所属）らを破り、初当選。
  • 国東市長選挙が執行され、新人の松井督治（無所属）が初当選。
  • 戸沢村長選挙が執行され、新人の加藤文明（無所属）が初当選。
• 20日 - 黒滝村の辻村源四郎村長は、村が出資する第三セクターの副社長らが国の雇用調整助成金をだまし取ったとして逮捕された事件を受け、責任をとって3月31日付で辞職する意向を表明。
• 21日
  • 参議院懲罰委員会は、2022年7月の参院選で当選した後、国会に一度も登院していないNHK党のガーシー議員に対し、3番目に重い懲罰である「公開議場における陳謝」を科すことを全会一致で決めた。22日に参議院本会議でこの懲罰を賛成多数で可決。
  • 2021年7月に行われた道志村長選挙で居住実態がないのに村民として投票したなどとして、公職選挙法違反（詐偽投票）などの疑いで、山梨県警察が現職の長田富也村長の親族や支援者ら6人を書類送検。3月20日、甲府区検察庁がうち4人を略式起訴。甲府簡易裁判所は同日、4人に罰金の略式命令を出した。
  • ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は議会などに向けた年次教書演説を行い、アメリカとの「新戦略兵器削減条約」の履行停止を発表。
• 22日
  • 東川町長選挙が告示され、届け出のあった候補者が1人のため、新人の菊池伸（無所属）が無投票で初当選。
  • 7つある浜松市の行政区を3つに再編する条例が、浜松市議会で賛成多数で可決、成立。
• 23日
  • アルツァフ共和国のアライク・ハルチュニャン大統領はルベン・ヴァーダニャン国務大臣（首相格）を解任し、グルゲン・S・ネルシシャン(Gurgen.S.Nersisyan)首席検察官を指名。
  • 国際連合総会はロシアのウクライナ侵攻を巡る緊急特別会合で、ロシア軍の即時撤退などを求める決議案を141カ国の賛成で採択。反対はロシアや北朝鮮など7カ国で中国とイラン、インドなど32カ国が棄権。
• 24日 - ジブチ議会総選挙を執行し、政党連合・大統領多数派連合が57議席を獲得し勝利。他の野党はほぼ候補を擁立せず、ジブチ民主正義連合が5議席を獲得したのみ。
• 25日
  • 内閣総理大臣の岸田文雄が議長を務めるG7首脳テレビ会議を開催。ウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキーも会議に参加。
  • ナイジェリア議会選挙・大統領選挙を執行。一部地域では投票締切後24時間が経過しても投票が続き、大統領選挙は現与党系のボラ・ティヌブ元ラゴス州知事が得票率36.6％で当選。アティク・アブバカル元副大統領は29.1％、ピーター・オビ元アナンブラ州知事が25.1％。
• 26日 - 山ノ内町長選挙が執行され、新人の平澤岳（無所属）が現職の竹節義孝（無所属）を破り、初当選。
• 27日 - ネパール連立政権は次期大統領候補を巡る対立で亀裂が決定的となり、ネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派所属の外相、副首相兼財務相を含む8人の閣僚全員が辞任表明。
• 28日
  • 衆議院本会議で一般会計の歳出総額が114兆3812億円の令和5年度予算案の採決が行われ、自民、公明両党の賛成多数で可決。
  • 大韓民国検察は、2019年に北朝鮮の船員2人を亡命の意思に反して強制送還したとして、鄭義溶元国家安保室長、盧英敏元大統領秘書室長、徐薫元国家情報院長、金錬鉄元統一部長官を職権乱用の罪などで在宅起訴。

3月

• 1日 - インドでG20外相会合が開幕。日本からは予算案審議の都合で欠席する外務大臣の林芳正の代理として外務副大臣の山田賢司が出席。林は3日にインドを訪問し、日米豪印外相会合に出席。
• 2日
  • ベトナム国会は国家主席にヴォー・ヴァン・トゥオン共産党書記局常務を選出。
  • 国際連合は、世界食糧計画の事務局長に米共和党の故ジョン・マケイン上院議員の妻シンディ・マケインを任命したと発表。4月4日就任予定。
• 3日
  • 6月の青森県知事選挙に出馬表明しているむつ市の宮下宗一郎市長が辞職。
  • カンボジア首都プノンペンの裁判所は、解党された旧最大野党・カンボジア救国党の指導者ケム・ソカーに対し、国家反逆罪で禁錮27年の判決を言い渡した。
• 4日 - 中華民国立法委員南投県第2区の補選で民主進歩党の蔡培慧が当選。
• 5日
  • 白老町長選挙が執行され、新人の大塩英男（無所属）が初当選。
  • クウェートのミシュアル皇太子がアフマドを首相に再任。
  • エストニア議会選挙を執行。101議席中、カヤ・カッラス首相率いるエストニア改革党が37議席を獲得し勝利。欧州懐疑主義のエストニア保守人民党が17、中道左派のエストニア中央党は16議席。
  • 中華人民共和国の第14期全国人民代表大会第1回会議が開幕。
• 6日 - 大韓民国の朴振外交部長官は、徴用工訴訟問題の解決策を発表し、大法院で敗訴した日本企業の賠償を大韓民国政府傘下の財団が肩代わりすることなどを正式に表明。
• 7日
  • カタールのハーリド首相が辞任を表明し、タミーム首長より新首相に任命されたムハンマド外相が就任宣誓。
  • ジョージアでは資金の20％以上を海外から受け取っている団体・組織を「外国のエージェント」に指定する法案が与党の「グルジアの夢」などの賛成多数で採択された。首都トビリシでは抗議活動が勃発。9日に与党が法案の撤回を発表。
• 8日
  • 海外に滞在したまま国会欠席を続けるNHK党のガーシー参議院議員は、議場での陳謝が予定されたこの日の参議院本会議も欠席。同日、尾辻秀久議長は「院議に従わなかった」と述べ、ガーシー議員を懲罰委員会に付すことを宣言。またNHK党の立花孝志党首は、党首を引責辞任し、党名も政治家女子48党に変更すると発表。後任には元子役の大津綾香が就任する。14日、懲罰委員会は、ガーシー議員に対し最も重い懲罰の「除名」を科すことを全会一致で決定。15日、参議院本会議でガーシー議員の除名を賛成235、反対1票で可決し失職。16日、警視庁は常習的脅迫などの容疑でガーシー前参院議員と動画作成協力者の逮捕状を取得。
    →詳細は「ガーシー参議院議員への除名処分」を参照
  • 大韓民国の与党・国民の力の党代表選挙の開票が行われ、金起炫議員が53％の得票で当選。
• 9日
  • 4月の大分県知事選挙への出馬を表明している無所属の安達澄参議院議員（大分県選挙区）が議員辞職願を提出。10日の参議院本会議で辞職を許可。
  • ネパール大統領選挙を執行し、連邦・州議会議員による投票の結果、ラム・チャンドラ・パウデルが33,802票を獲得し当選。スバス・ネムバンは15,518票。
  • マレーシア汚職対策委員会が汚職などの疑いでムヒディン・ヤシン元首相を逮捕。10日、検察がムヒディンを職権乱用など6件の罪で起訴。
  • フィジーの司法当局は、南太平洋大学の不正経理事件に介入し警察の捜査を打ち切らせたとして、フランク・バイニマラマ前首相を権力乱用の疑いで訴追。翌10日に保釈され、無罪を主張し争う考えを示した。
• 10日
  • 日本銀行総裁に経済学者の植田和男を起用する人事案が、参議院本会議で与党などの賛成多数で同意。
  • 中華人民共和国の全国人民代表大会が全体会議を開催。中国共産党総書記習近平が賛成2,952票の全会一致で国家主席に3選されたほか、副主席に韓正筆頭副首相、全国人民代表大会常務委員長に趙楽際党政治局常務委員を選出。11日には国務院総理に李強を賛成2,936、反対3、棄権8票で選出。
  • 2016年から断交が続いていたイランとサウジアラビアは、両国の外交関係を正常化させることで合意したと発表。
• 13日 - アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアの首脳が米サンディエゴ海軍基地で会談し、3カ国の安全保障枠組み「AUKUS」によるオーストラリアへの原子力潜水艦導入計画で合意したと発表。
• 15日 - BES諸島の各島で島議会選挙を執行。
• 16日
  • 日韓首脳会談が行われ、首脳同士の相互訪問「シャトル外交」の再開で一致するなど、日韓関係の正常化で合意。
  • 鳥取地方裁判所米子支部は、第49回衆議院議員総選挙で比例復活した立憲民主党の湯原俊二の選挙対策本部長を務めた鳥取県議会議員に対し、選挙期間中に法定外の方法で支援を求める文書を送ったとして、公職選挙法違反（法定外文書頒布）の罪で罰金30万円の判決を言い渡した。
  • 日本共産党は、著者などで党首公選制導入などを訴えた党員の鈴木元を除名処分とした。
  • モンテネグロのミロ・ジュカノヴィチ大統領が議会を解散。翌17日、総選挙を6月11日に実施すると表明。
• 17日
  • 国際刑事裁判所がロシアのウラジーミル・プーチン大統領とマリア・リボワ・ベロワ大統領全権代表（子供の権利担当）に対し、ウクライナ占領地域からの子供たちの違法連行に関与した容疑で逮捕状を発行。
  • 2024年中華民国総統選挙における民主進歩党予備選挙の立候補が締め切られた。頼清徳主席（副総統）以外の届け出がなく、4月12日、正式に頼を候補者に選出。
• 19日
  • クウェートの憲法裁判所が2022年9月に執行された議会総選挙を無効とし、以前の議会を復活させる判決を下す。
  • モンテネグロ大統領選挙を執行。第1回目投票では現職のミロ・ジュカノヴィチが得票率35.2％で1位。2位のヤコフ・ミラトビッチ元経済開発大臣（29.2％）とともに4月2日の決選投票に進出。
  • カザフスタン下院議会選挙を執行。アマナトが得票率53.9％、野党は選挙前に登録できず不参加。
• 20日
  • 行橋市議会の本会議が開かれ、総額約302億円の新年度一般会計当初予算案を反対多数で否決。同日、市の職員採用試験の個人情報を正規の手続きを経ずに警察に提供させていた工藤政宏市長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決。
  • フランス国民議会（下院）は2野党が提出した内閣不信任案を両方とも否決。これにより16日に下院が否決した年金改革法が、会期内に1回に限り議会の同意がなくても（不信任案が可決されない限り）成立させることのできるフランス共和国憲法49条3項の規定により成立。年金改革法は受給開始年齢を62歳から64歳に引き上げる内容で、フランス各地で暴動やストライキが発生。
  • タイのプラユット・チャンオチャ首相が23日の任期満了を前に議会下院を解散。5月に総選挙を実施へ。
• 21日
  • ウガンダ議会にてLGBTQを自認することを犯罪とする法案が可決。後天性免疫不全症候群（エイズ）感染者と同姓の関係を結ぶ「重度の同性愛」に対しては死刑が最高刑となる。また、同性愛の促進も違法とされ、支援団体も違法となる。
  • 日本の岸田文雄総理がウクライナを電撃訪問。虐殺が行われたブチャを訪れたほか、同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談。
• 22日 - 宮若市議会は塩川秀敏市長の市政運営が独善的などとする問責決議案を賛成8、反対7で可決。
• 23日
  • 大山崎町議会は2023年度一般会計当初予算案を減額する修正動議を可決し、前川光町長の辞職勧告決議案も可決。
  • インド・グジャラート州の裁判所は、最大野党インド国民会議のラーフル・ガンディー元総裁に名誉毀損で禁錮2年を言い渡した。24日、議会はガンジーの議員資格を剥奪したと発表。
• 24日 - 国会欠席を続けて除名となったガーシー参議院議員（比例区）の欠員補充のため、昨年7月の参院選のNHK党（現・政治家女子48党）比例名簿に基づき、齊藤健一郎副党首が繰り上げ当選。
• 26日
  • 中華民国とホンジュラスが断交。同日、中華人民共和国とホンジュラスが国交の樹立を発表。
  • イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、政権が進める司法改革案の国会審議の中断を求めたヨアブ・ガラント国防相を解任。翌27日にはクネセトで野党が提出した2つの内閣不信任決議案をいずれも否決。同日、ネタニヤフは司法改革の延期を発表。
  • キューバ議会選挙を執行。定数通りの470人が立候補し、候補者全員が当選。
• 27日 - スコットランド国民党は自治政府保険相のハムザ・ユーサフを新党首に選出。28日にスコットランド議会で新首相に選出され、29日に就任宣誓。
• 28日
  • 参議院本会議にて、一般会計総額が114兆3812億円の令和5年度予算案を与党などの賛成多数で可決、成立。
  • 立憲民主党の吉田忠智参議院議員（比例区）は、4月の参議院大分選挙区補欠選挙に立候補するため、議員辞職願を提出。30日の参議院本会議で辞職を許可。4月7日、社会民主党比例名簿に基づき大椿裕子同党副党首が繰り上げ当選。
  • ミャンマー軍事政権の選挙管理当局は、民主派指導者アウンサンスーチー率いる国民民主連盟を解散すると発表。国軍主導の総選挙に参加しない意向を示し、政党としての再登録をしなかったため。
• 29日 - 大韓民国の金聖翰国家安保室長が辞任。後任には駐米大使の趙太庸が就任。
• 30日
  • 山梨県鳴沢村の小林優村長は、村長選挙の日程を統一地方選挙に合わせるため、任期途中の4月30日に辞職すると表明。
  • ニューヨーク州・マンハッタンの大陪審が事業記録の改竄など34の罪でドナルド・トランプ前大統領を起訴。4月4日にトランプがニューヨークのマンハッタン地区検察に出頭し、無罪を主張。
• 31日 - 立憲民主党の泉健太代表は、衆議院憲法審査会を巡り「毎週開催はサルのやることだ」などと発言した小西洋之参議院議員について、参議院憲法審査会筆頭幹事の職を更迭すると表明。4月11日、小西は党の参議院政策審議会長を辞任。

4月

• 1日 - こども家庭庁が発足。担当閣僚は小倉將信こども政策担当相が務め、初代長官は同庁設立準備室長の渡辺由美子。
• 2日
  • フィンランド議会選挙を執行。国民連合党が48、極右・真のフィンランド人が46議席を獲得し、サンナ・マリン首相率いるフィンランド社会民主党が43議席で第3党に後退し敗北認める。マリン首相は5日に社会民主党党首からの辞任を表明し、6日にサウリ・ニーニスト大統領に内閣総辞職を届け出た。
  • ブルガリア議会総選挙を執行。240議席中、中道右派のGERB-民主勢力同盟連合が69議席で引き続き最大勢力に。親欧米派・我々は変化を継続する-民主ブルガリア連合が64議席、親ロシア右翼政党・再生が37議席、中道政党・権利と自由運動が36議席と横ばい。
  • モンテネグロ大統領選挙決選投票を執行。ヤコフ・ミラトビッチ元経済開発大臣が58.9％の票を獲得し、41.1％にとどまった現職のミロ・ジュカノヴィチを逆転し当選。
  • アンドラ議会選挙を執行。28議席中、アンドラ民主党-献身的な市民連合が17議席で最大勢力に。新党・コンコルドは5議席。
• 3日 - イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が3月26日に発表したヨアブ・ガラント国防相の解任を延期すると表明。10日、ネタニヤフ首相は解任を撤回。
• 4日 - フィンランドが北大西洋条約機構に加盟。
• 5日 - 大韓民国全羅北道全州市乙選挙区の国会議員補選で進歩党の姜聖熙候補が他5名を抑えて当選し、同党所属の唯一の国会議員となった。
• 7日 - 政治家女子48党は、新党首に立花孝志前党首が復帰し、副党首の齊藤健一郎参議院議員が党代表、政調会長の浜田聡参議院議員が幹事長にそれぞれ就任する人事を発表。また6日付で大津綾香前党首を除名したことを明らかにした。理由について大津が党を解党する危険があったと説明したが、大津は党首辞任を承認していないと反論し、現在も党首であることを主張。
• 9日 - 第20回統一地方選挙前半（9都道府県知事・道府県議会議員・6政令指定都市市長・政令指定都市議会）投票日。
  • 北海道知事選挙執行。現職の鈴木直道が再選。
  • 神奈川県知事選挙執行。現職の黒岩祐治が4選。
  • 福井県知事選挙執行。現職の杉本達治が再選。
  • 奈良県知事選挙執行。新人で元奈良県生駒市長の山下真が現職を破り初当選。
  • 大阪府知事選挙執行。現職の吉村洋文が再選。
  • 鳥取県知事選挙執行。現職の平井伸治が5選。
  • 島根県知事選挙執行。現職の丸山達也が再選。
  • 徳島県知事選挙執行。新人で元衆議院議員の後藤田正純が現職を破り初当選。
  • 大分県知事選挙執行。新人で元大分県大分市長の佐藤樹一郎が初当選。
  • 札幌市長選挙執行。現職の秋元克広が3選。
  • 相模原市長選挙執行。現職の本村賢太郎が再選。
  • 静岡市長選挙執行。新人で元静岡副知事の難波喬司が初当選。
  • 浜松市長選挙執行。新人で元総務省課長の中野祐介が初当選。
  • 大阪市長選挙執行。新人で元大阪府議の横山英幸が初当選。
  • 広島市長選挙執行。現職の松井一実が4選。
• 15日 - 衆議院和歌山1区補欠選挙の応援のため和歌山市を訪れていた岸田文雄首相に向け、爆発物のようなものが投げつけられた。首相は警護の警察官と避難してけがはなく、投げたとみられる男は威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された。
  →詳細は「岸田文雄襲撃事件」を参照
• 16日
  • 第20回統一地方選挙後半日程告示日。25市長選挙で無投票当選。
    • 大分市長選挙が告示され、新人の足立信也（無所属）が無投票で初当選。
    • 中央区長選挙が告示され、現職の山本泰人（無所属）が無投票で再選。
  • 仏領ポリネシア自治議会選挙を執行。第1回目投票でタビニ・フイラアティラ・ノ・テ・アオ・マオイが得票率34.89％で首位、30日に第2回目投票を実施予定。
• 17日
  • チュニジア警察当局がイスラム主義政党で有力な野党ナフダのラーシド・ガンヌーシー党首の身柄を拘束し、自宅を家宅捜索。
  • クウェートのミシュアル皇太子が3月に復活した議会を解散し、数カ月以内に総選挙を実施すると発表。
• 18日 - FOXニュースは投票集計システム企業ドミニオン・ヴォーティング・システムズより起こされていた、FOXニュースによる2020年大統領選挙への不正関与報道を不服とした名誉毀損の訴訟に対して、ドミニオンに7億8750万USドル（約1050億円）の和解金を支払うことを発表、FOXニュースは事実上敗訴。
• 19日 - キューバ議会はミゲル・ディアス＝カネル大統領、サルバドール・バルデス・メサ副大統領、マヌエル・マレロ首相をそれぞれ再選。
• 20日 - 欧州議会は、暗号資産交換事業者が単一ライセンスで欧州連合全域でアクセスすることを認めることや、ステーブルコイン発行体に資本の充実を求めることなどを盛り込んだ暗号資産市場規制法（MiCA）を可決。
• 21日 - スタッフへのパワハラ問題が浮上していたイギリスのドミニク・ラーブ副首相兼司法大臣が辞任。
• 22日 - ギリシャのカテリナ・サケラロプル大統領がキリアコス・ミツォタキス首相による議会解散を承認。5月21日の総選挙実施が確定。
• 23日
  • 国会議員の前期補欠選挙を執行。
    • 衆議院千葉県第5区補欠選挙で元国際連合職員の英利アルフィヤ（自由民主党）が初当選。
    • 衆議院和歌山県第1区補欠選挙で前和歌山市議会議員の林佑美（日本維新の会）が初当選。
    • 衆議院山口県第2区補欠選挙で岸信夫前防衛大臣の長男の岸信千世（自由民主党）が初当選。
    • 衆議院山口県第4区補欠選挙で前下関市議会議員の吉田真次（自由民主党）が初当選。
    • 参議院大分県選挙区補欠選挙で飲食店経営者の白坂亜紀（自由民主党）が初当選。
  • 第20回統一地方選挙後半（政令指定都市以外の市町村長・市町村議会議員）投票日。
    • 函館市長選挙執行。元市保健福祉部長の大泉潤が現職の工藤壽樹を破り初当選。
    • 長崎市長選挙執行。元国土交通官僚の鈴木史朗が初当選。
    • 佐世保市長選挙執行。元衆議院議員の宮島大典が初当選。
    • 津市長選挙執行。現職の前葉泰幸が4選。
    • 高松市長選挙執行。現職の大西秀人が5選。
    • 吹田市長選挙執行。現職の後藤圭二が3選。
    • 明石市長選挙執行。泉房穂市長から後続指名を受けた丸谷聡子が初当選。
    • 行田市長選挙執行。元参議院議員の行田邦子が初当選。
    • 多治見市長選挙執行。元岐阜県議会議員の高木貴行が初当選。
    • 大田区長選挙執行。元東京都議会議員の鈴木晶雅が初当選。
    • 江東区長選挙執行。元衆議院議員の木村弥生が初当選。
    • 北区長選挙執行。元東京都議会議員の山田加奈子が現職の花川與惣太らを破り初当選。
  • ペルーのアレハンドロ・トレド元大統領が滞在していたアメリカからペルーに送還され、収賄などの容疑で身柄を拘束された。
• 24日 - 英領ヴァージン諸島自治議会選挙を執行。公選される13議席中、ヴァージン諸島党が6議席を獲得し第1党を維持したが過半数割れ。25日、ナタリオ・ウィートリーを首相に再任。
• 27日
  • 4月9日に行われた福岡県議選をめぐり、選挙運動の報酬として時給を支払う約束をしたなどとして、県議の古川忠と、後継として立候補し落選した古川の息子が公職選挙法違反（買収、事前運動）の疑いで逮捕された。
  • 鯖江市議会は、地方自治法に基づき設置された調査特別委員会（百条委員会）で虚偽の陳述をしたとして、佐々木勝久市長らを刑事告発する議案を賛成多数で可決。
  • ボスニア・ヘルツェゴビナ上級代表のクリスティアン・シュミットが、構成国ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦において新政権の発足に大統領と副大統領2名全員の同意を要するのを、議長ともう一人の副大統領のみで足りるように同国の憲法を改正。28日、連邦議会は新首相にネルミン・ニクシッチを賛成51、反対2、棄権1票で選出。
• 28日 - 青森市の小野寺晃彦市長は、6月4日執行の青森県知事選挙に立候補するため30日付での退職申し出書を市議会議長に提出し、臨時議会で承認された。
• 30日
  • パラグアイ総選挙・大統領選挙を執行。大統領選挙ではサンティアゴ・ペニャ元財務相が勝利宣言。
  • ウズベキスタン憲法改正国民投票を執行。賛成が90.21％で承認され、この改憲により現職のシャフカト・ミルジヨエフ大統領は任期がリセットされ、2040年まで4期連続で続投することが可能となった。

5月

• 1日 - クウェート国民議会が国王令により解散。3日、次期総選挙を6月6日に決定。
• 3日 - 世界銀行はマスターカード前会長のアジェイ・バンガを次期総裁に選出。6月2日に就任予定。
• 4日 - イスタンブールで黒海経済協力機構会合が開催。ロシア代表のオルガ・ティモフェーワが記者団の取材に応じていた際、ウクライナラーダ議員のオレクサンドル・マリコフスキがカメラに映るようにウクライナの国旗を掲げたため、ロシア代表団長のワレリー・スタヴィツキーが国旗を取り上げようとし、揉み合いが発生した。
• 6日 - チャールズ3世とカミラの戴冠式を挙行。
• 7日
  • スロバキアのサミュエル・ヴルチャン農相やラスティスラフ・カーチェル外相が相次いで辞任表明したことを受け、エドゥアルド・ヘゲル首相が辞任を表明。ズザナ・チャプトヴァー大統領はスロバキア国立銀行(NBS)副総裁のイドヴィート・オードルを首班とする暫定内閣を任命すると発表。
  • アラブ連盟は臨時の加盟国外相会合を開き、反体制派への武力弾圧で2011年に参加資格を停止したシリアの復帰を決議。
  • チリ制憲議会議員選挙を執行。右派が50議席中33議席を獲得し勝利、大統領与党の左派連合チリ連合は17議席。
• 8日
  • ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領が、次期大統領選挙を7月9日に繰り上げ実施する大統領令に署名。
  • ニウエ議会は首相選出選挙を行い、ダルトン・タンゲランギが16票獲得し再選。オラブ・ヤコブセンは4票。
• 9日
  • パキスタン捜査当局が汚職事件に関与した疑いでイムラン・カーン前首相を逮捕。
  • エクアドル国民議会がギジェルモ・ラソ大統領に対する弾劾裁判の開始を賛成88、反対23、棄権5票で可決。
  • アメリカ合衆国ニューヨーク州連邦地裁の陪審は、元コラムニストの女性が約30年前にドナルド・トランプ前大統領から性被害を受けたとして損害賠償などを求めた民事訴訟で、トランプによる性的虐待と名誉毀損を認め、500万ドルの支払いを命じる評決を下した。

予定

5月

• 14日
  • トルコ大統領選挙
  • タイ総選挙（7日に期日前投票）
• 21日 - ギリシャ議会総選挙

6月

• 4日
  • 青森県知事選挙
  • 青森市長選挙
  • ギニアビサウ議会総選挙
• 6日 - クウェート国民議会選挙
• 11日 - モンテネグロ議会総選挙
• 21日 - 第211回国会 会期末（延長可能）
• 中旬 - トルコ総選挙

7月

• 9日 - ウズベキスタン大統領選挙
• 23日 - 群馬県知事選挙

8月

• 6日 - 埼玉県知事選挙

9月

• 3日 - 岩手県知事選挙

10月

• 14日 - ニュージーランド総選挙
• 22日 - 国会議員の補欠選挙（現在有無未定）。

12月

• 17日 - 2023年チリ新憲法国民投票

日程未確定

→「2023年の選挙」および「en:List of elections in 2023」も参照

• 実施見込みの日本の都道府県知事選挙
  • 高知県知事選挙【12月6日】

死去

1月

• 3日
  • ルスラン・ハズブラートフ： 元ロシア最高会議議長（* 1942年）
  • アブデルサラム・アル＝マジャリ： 元ヨルダン首相、元外相（* 1925年）
• 4日 - ヴォロドィームィル・ラドチェンコ： 元ウクライナ副首相、元保安庁長官、元国家安全保障・国防会議書記（* 1948年）
• 5日 - マゴメド・アブドゥラエフ： ロシア連邦内ダゲスタン共和国元首相（* 1961年）
• 10日 - コンスタンティノス2世： 最後のギリシャ王国国王（* 1940年）
• 11日
  • モルタザ・ラヒモフ： ロシア連邦内バシコルトスタン共和国初代大統領、バシキールASSR元最高会議議長（* 1934年）
  • ラフィク・ニシャノフ： ソビエト連邦内ウズベクSSR元最高会議幹部会議長（* 1926年）
• 14日 - アリレザ・アクバリ： 元イラン国防軍需副大臣（* 1961年）
• 17日 - 小林守：衆議院議員（4期） 【日本社会党・社会民主党・民主党などに所属】（* 1944年）
• 18日 - デニス・モナスティルスキー： ウクライナ内務大臣（* 1980年）
• 23日 - アルバロ・コロン： 第47代グアテマラ大統領（* 1951年）
• 26日 - アブドゥル・ジャバル・サビト： 元アフガニスタン・イスラム共和国検事総長（* 1946年）
• 29日 - 石原信雄：元内閣官房副長官（* 1926年）

2月

• 2日 - 横路孝弘：元衆議院議員【日本社会党・民主党・民進党所属】、第73代衆議院議長、第63代衆議院副議長、公選第10・11・12代北海道知事（* 1941年）
• 4日
  • エドワード・パンゲリナン： 初代北マリアナ諸島住民代表（* 1941年）
  • シェリーフ・イスマイール： 元エジプト首相（* 1955年）
• 5日 - パルヴェーズ・ムシャラフ： 第10代パキスタン大統領、元行政長官（* 1943年）
• 6日 - ルボミール・シュトロウガル： 第19代チェコスロバキア首相（* 1924年）
• 8日 - イワン・シラーエフ： 第11代ロシア共和国閣僚会議議長（首相）、ソビエト連邦国民経済管理委員会委員長（経済首相格）（* 1930年）
• 9日
  • 高野之夫：東京都豊島区長、豊島区議会議員、東京都議会議員（* 1937年）
  • 呉克烈： 元北朝鮮国防委員会副委員長（* 1930年）
• 10日
  • セルゲイ・テレシチェンコ： 初代カザフスタン首相（* 1951年）
  • ハンス・モドロウ： 第5代ドイツ民主共和国閣僚評議会議長（首相）（* 1928年）
• 13日 - ホセ・マリア・ヒル＝ロブレス・イ・ヒル＝デルガド： 元欧州議会議長（* 1935年）
• 22日
  • 塚田佐：元長野市長（* 1936年）
  • アフマド・クレイ： 第2代パレスチナ首相（* 1937年）
• 24日 - ジェームズ・アブレズク： 元アメリカ合衆国下院議員、元上院議員（* 1931年）
• 26日 - ベティ・ブースロイド： 元イギリス庶民院議長（* 1929年）
• 27日
  • 辜寛敏： 中華民国総統府資政（* 1926年）
  • 沈祖倫： 元中華人民共和国浙江省人民政府省長（* 1931年）
  • ジェラール・ラトルチュ： 第12代ハイチ共和国首相、元外相（* 1934年）

3月

• 3日 - 今井宏：元埼玉県草加市長、元総務副大臣、元衆議院議員【日本新党・新進党・自由民主党所属】（* 1941年）
• 6日 - ジョージナ・ベイアー： 元ニュージーランド議会議員（* 1957年）
• 9日
  • 扇千景：元参議院議員【自由民主党・新生党・新進党・自由党・保守党・保守新党所属】、第26代参議院議長、初代・第2代国土交通大臣、初代保守党党首（* 1933年）
  • ダウド・ムザミル： アフガニスタン・バルフ州知事（* 生年不明）
• 10日
  • 金田誠一：元衆議院議員【日本社会党・新党さきがけ・民主党所属】（* 1947年）
  • 山田憲昭：石川県白山市長（* 1951年）
• 11日 - 野間赳：元参議院議員【自由民主党所属】、元農林水産副大臣（* 1934年）
• 12日
  • 北本正雄：東京都北区元区長（* 1920年）
  • 太田淳夫：元参議院議員【公明党所属】（* 1934年）
• 15日 - 中山太郎：元参議院議員、元衆議院議員【自由民主党所属】、第112-113代外務大臣、第11代沖縄開発庁長官（* 1924年）
• 19日 - ポヒヴァ・トゥイオネトア： 第16代トンガ王国首相（* 1961年）
• 24日 - 粟森喬：元参議院議員【民主改革連合所属】（* 1939年）
• 31日 - ラビー・ナマリウ： 第5代パプアニューギニア首相（* 1947年）

4月

• 1日 - 羅志軍： 元南京市長、元江蘇省人民政府省長（* 1957年）
• 3日 - ナイジェル・ローソン： 第64代イギリス財務大臣（* 1932年）
• 9日 - 山本栄彦：第33-35代山梨県甲府市長、公選第15代山梨県知事（* 1935年）
• 12日 - 山﨑孝明：東京都江東区長、元東京都議会議員、元江東区議会議員（* 1943年）
• 14日 - 溝手顕正：元参議院議員【自由民主党所属】、第74代国家公安委員会委員長、第28代自由民主党参議院議員会長、元広島県三原市長（* 1942年）
• 18日 - アルバート・デル・ロサリオ： 第25代フィリピン共和国外務大臣（* 1939年）
• 22日 - ムダール・バドラーン： 第23代ヨルダン首相、元外相（* 1934年）
• 25日 - フランソワ・レオタール： 第15代フランス国防大臣、第13代文化大臣（* 1942年）

5月

• 3日 - ニキツァ・ヴァレンティッチ： 第5代クロアチア首相（* 1950年）
• 4日 - リファト・ラストデル： 元モンテネグロ共和国大統領代行（* 1950年）