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{{Redirect|金沢県|1871年の第1次府県統合前の金沢県|加賀藩}} |
{{Redirect|金沢県|1871年の第1次府県統合前の金沢県|加賀藩}} |
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{{基礎情報 都道府県 |
{{基礎情報 都道府県 |
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|都道府県名=石川県 |
| 都道府県名 = 石川県 |
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| 画像 = {{Photomontage |
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|画像=ファイル:Kenrokuenlamp.jpg |
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| photo1a = Stone lantern Kenrokuen.jpg |
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|画像の説明=[[兼六園]] |
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| photo2a = Mount Haku from Onanjimine 2011-07-17.jpg |
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|都道府県章=[[ファイル:Flag of Ishikawa Prefecture.svg|150px|border|石川県旗]] |
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| photo2b = 金沢21世紀美術館001.jpg |
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|都道府県章の説明=[[石川県旗]] |
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| photo3a = Kanazawa-C-3073.jpg |
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|区分=県 |
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| photo3b = Mitsukejima_(Ishikawa)_1.jpg |
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|コード=17000-3 |
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| spacing = 2 |
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|ISO 3166-2=JP-17 |
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| color_border = white |
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|隣接都道府県=[[富山県]]、[[岐阜県]]、[[福井県]]<br>(海上)[[新潟県]] |
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| color = white |
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|木=[[ヒバ|アテ]] |
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| size = 280 |
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|花=[[クロユリ]]<ref>石川県では「郷土の花」と称している</ref> |
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| position = center |
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|鳥=[[イヌワシ]] |
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| space = 2 |
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|シンボル名=他のシンボル |
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| border = 0 |
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|歌など=県の歌: 石川県民の歌 |
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|知事=谷本正憲 |
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|郵便番号=920-8580 |
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|所在地=金沢市鞍月一丁目1番地<br/>[[File:Ishikawa Prefectural Office.jpg|250px|center]] |
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|外部リンク=http://www.pref.ishikawa.lg.jp 石川県庁 |
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|位置画像=[[File:Map_of_Japan_with_highlight_on_17_Ishikawa_prefecture.svg|300px|石川県の位置]]{{基礎自治体位置図|17|000}} |
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|特記事項= |
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}} |
}} |
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| 画像の説明 = <table style="width:280px; margin:2px auto; border-collapse:collapse"> |
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'''石川県'''(いしかわけん)は、[[日本]]の[[北陸地方]]の県。県域は[[令制国]]の[[加賀国]]と[[能登国]]にまたがる。[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]は[[金沢市]]。 |
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<tr><td style="width:100%" colspan ="2">[[兼六園]]</tr> |
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<tr><td style="width:50%">[[白山]]<td style="width:50%">[[金沢21世紀美術館|21世紀美術館]]</tr> |
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<tr><td style="width:50%">[[金沢駅]]・鼓門<td style="width:50%">[[見附島 (石川県)|見附島]]</tr> |
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</table> |
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| 都道府県旗 = {{Flagicon|石川県|size=100px}} |
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| 都道府県旗の説明 = [[石川県旗]]<ref group="注釈">石川県では他の都道府県と異なり県章を定める告示が無いため、県旗のデザイン部分を「県旗標章」として代用している。標章として使用する際の配色は特に定められていないが、慣例的にセルリアンブルーや金色が使用される。</ref> |
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| 都道府県章の説明 = 石川県章(慣例) |
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| 都道府県章 = [[ファイル:Emblem of Ishikawa Prefecture.svg|100px|石川県章]] |
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| ISO 3166-2 = JP-17 |
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| コード = 17000-3 |
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| 区分 = 県 |
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| 花 = [[クロユリ]]<ref group="注釈">「県の花」でなく「郷土の花」の呼称を使用している。</ref> |
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| 歌など = 県の歌:[[石川県民の歌]]<br />マスコット:[[ひゃくまんさん]] |
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| シンボル名 = 他のシンボル |
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| 鳥 = [[イヌワシ]] |
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| 木 = [[アスナロ|アテ]] |
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| 所在地 = 金沢市鞍月一丁目1番地<br />{{Coord|format=dms|type:adm1st_region:JP-17|display=inline,title}}<br />[[ファイル:Ishikawa Prefectural Office.jpg|180px|石川県庁]] |
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| 郵便番号 = 920-8580 |
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| 外部リンク = {{Official website}} |
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| 隣接都道府県 = {{flag|富山県}}<br/>{{flag|岐阜県}}<br/>{{flag|福井県}} |
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| 位置画像 = [[ファイル:Map of Japan with highlight on 17 Ishikawa prefecture.svg|320px|石川県の位置]]{{基礎自治体位置図|17|000|image=Map of Ishikawa Prefecture Ja.svg}} |
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| 特記事項= |
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}} |
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'''石川県'''(いしかわけん)は、[[日本]]の[[中部地方]]に位置する[[都道府県|県]]。[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]は[[金沢市]]。 |
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[[本州]]の中央部、[[日本海]]側の[[北陸地方]]に位置する。県域は[[令制国]]の[[加賀国]]と[[能登国]]に当たるが、[[1876年]]から[[1881年]]までは[[越前国]](現在の[[福井県]][[嶺北]])も含んでいた。 |
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== 地理 == |
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[[ファイル:Japan Ishikawa Map Chikei.png|right|200px|地形図]] |
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=== 位置 === |
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[[日本]]、[[中部地方]]の[[北陸地方]]に位置する。海岸部は[[日本海]]に面している。 |
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;隣接する都道府県 |
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* [[File:Flag of Toyama Prefecture.svg|20px]][[富山県]] |
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* [[File:Flag of Fukui Prefecture.svg|20px]][[福井県]] |
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* [[File:Flag of Gifu Prefecture.svg|20px]][[岐阜県]] |
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== 概要 == |
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{| class="wikitable" |
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石川県の名称は[[加賀地方]]にあった[[石川郡 (石川県)|石川郡]]に由来し、さらに石川郡との命名は本県最大の河川[[手取川]]の古名である「石川」に由来する。[[1872年]]([[明治]]5年)、[[#近・現代|金沢県庁]]が石川郡[[美川町 (石川県)|美川町]](現:[[白山市]])に移転した際、その郡名により石川県と改名された。翌年、県庁が再び金沢に移転した後も県名はそのままで現在に至っている<ref>[http://www.shiinoki-geihinkan.jp/about/index.html 「しいのき迎賓館のご案内」石川県政記念しいのき迎賓館]</ref>。なお、金沢も市制施行前である当時は石川郡に属していた。 |
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|- style="text-align: center; vertical-align: center;" |
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!style="width:12em;"|東端 |
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!style="width:12em;"|西端 |
|||
!style="width:12em;"|南端 |
|||
!style="width:12em;"|北端 |
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|- style="text-align: center; vertical-align: center;" |
|||
|[[珠洲市]]<br />三崎町小泊(長手崎) |
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|[[加賀市]]<br />塩屋町(塩屋漁港) |
|||
|[[白山市]]<br /> [[赤兎山]][[山頂]] |
|||
|[[輪島市]]<br />[[舳倉島]] |
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|-style="text-align: center; vertical-align: center;" |
|||
|E137.21.55<br/>N37.30.33 |
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|E136.14.39<br/>N36.17.44 |
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|E136.40.26<br/>N36.4.1 |
|||
|E136.55.19<br/>N37.51.19 |
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|} |
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形状は、東西約100km、南北約200kmと南北に細長い。県南部の加賀地方は西側に[[日本海]]の直線的な海岸線が続き、東側に[[両白山地]]の山々が連なる。南東部には県内で最高峰の[[白山]](2,702m)がそびえる。県北部の[[能登地方]]は日本海に向かって北東方向に突き出た[[半島]]([[能登半島]])となっている。このため県全体の海岸線の総延長は約580kmに及ぶ<ref name="gaiyou">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kensei/koho/gaiyo/p0.html 石川県の概要(位置、魅力、自然)(石川県)]</ref>。これは[[東海道本線|JR東海道本線]]の[[東京駅]]・[[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]間(589.5 km)に相当する距離である。 |
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=== 自然地理 === |
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[[日本海]]のほぼ中央部に位置しており、石川県の多くを形成している[[能登半島]]の北端から[[白山]]周辺の南端まで南北約200[[キロメートル|km]]の細長い県土を持つ。 |
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気候は[[日本海側気候]]型である。西寄りの風が日本海を流れる[[対馬暖流]]の上で水蒸気を蓄えて雷雲となり、両白山地に当たって降水をもたらすことが多い<ref name="kisyoudai">{{Cite web |url=https://www.jma-net.go.jp/kanazawa/mame/tokusei/tokusei.html |title=石川県の気象特性 |access-date=2024年1月6日 |publisher=金沢地方気象台 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120420184414/https://www.jma-net.go.jp/kanazawa/mame/tokusei/tokusei.html |archive-date=2012-4-20}}</ref>。都道府県別の年間降水量は5番目に多い<ref name="sihyou">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2202/h23-all.pdf 「平成23年版石川100の指標」(石川県)]</ref>。特に冬は北西からの[[季節風]]が続くため降水量が多く、山間部は豪雪地帯となっている<ref name="tikei">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kankyo/2.html 「石川の地形、地質、気象」石川県]</ref>。降雪時に雷鳴を伴うことが多く<ref name="kisyoudai"/>、この現象は[[ブリ|鰤(ブリ)]]が獲れる時期と重なることから'''ブリ起こし'''と呼ばれている<ref name="buri1">[http://www.jma.go.jp/jma/kishou/jma-magazine/0911/index.html#b 「12月の気象〜冬の雷〜」気象庁]</ref><ref name="buri2">[http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TR20101210701.htm 「冬到来 ブリ起こしに金沢で初雪」『北國新聞』 2010年12月10日]</ref>。 |
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南東部の[[岐阜県]]境には白山があり、[[福井県]]境を含めた[[両白山地]]・加越山地を構成する。白山から[[富山県]]境には[[倶利伽羅峠]]、[[宝達山]]、[[医王山]]などが連なる。 |
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県民人口は約110万人。都市別では金沢市が最多の約46万人と約40%を占める。次いで多いところは白山市と[[小松市]]のそれぞれ約11万人であり、金沢市を中心に県南部の加賀地方に人口が偏在している<ref name="22kokusei">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2201/h22ishikawakennojinkoutosetai.pdf 『平成22年国勢調査人口等基本集計結果(石川県関係分)』石川県]</ref>。金沢市の人口は、北陸地方では[[新潟市]]に次いで2番目(北陸3県に限れば 1番目)であり、北陸経済の中心地の一つとなっている。 |
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[[河川]]は[[手取川]]、[[梯川]]、[[大聖寺川]]、[[犀川 (石川県)|犀川]]、[[浅野川]]などが流れている。特に、手取川は県内大半の[[上水道]]の水源となっており、県北部の[[能登半島]]までパイプによって給水されている。 |
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[[2020年]]の従業者数約59.6万人のうち約69.6%が[[第三次産業]]に、約27.8%が[[第二次産業]]に従事している<ref name=":4">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4707/R2census_shugyou_kaisetsu.pdf |title=令和2年国勢調査 就業状態等基本集計結果 (石川県関係分) |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部県民交流課統計情報室 |page=8 |date=2023-03}}</ref>。特徴としては、[[北陸工業地域]]に位置していることから、第二次産業の中では[[製造業]]の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが挙げられる<ref name="jinzai">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/keikaku/shigoto/documents/honbun.pdf 「石川県産業人材プラン(平成19年2月)」石川県]</ref>。 |
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;[[山]] |
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[[ファイル:Hakusan from aburazaka 2003 5 5.jpg|thumb|right|200px|白山]] |
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* [[両白山地]](加越山地) |
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** [[医王山]]・[[大門山]]・[[見越山]]・[[奈良岳]]・[[大笠山]]・[[笈ヶ岳]]・[[三方岩岳]]・[[白山]]・[[別山 (両白山地)|別山]]・[[三ノ峰 (両白山地)|三ノ峰]]・[[赤兎山]] |
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* 金沢市内 |
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** [[野田山]]・[[卯辰山]]・[[成ヶ峰]]・[[高三郎山]]・[[満願寺山]]・医王山・大門山・奈良岳 |
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* 能登地方 |
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** [[宝達山]]・[[石動山]]・[[高洲山]] |
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中世には、[[権門体制]]から[[幕藩体制]]への過渡期に寺社勢力(一向宗:浄土真宗)による自治が行われ経済的に非常に発展していた。そして[[加賀藩]]は浄土真宗への懐柔政策により自治を行ったことが発展に重要に機能した(詳細は[[金沢市]]の項参照)。[[江戸時代]]に[[加賀国]]、[[能登国]]、[[越中国]]を領地としていた加賀藩は学問や文芸を奨励したことから、[[石高]]100万石を誇った[[加賀藩]]の[[城下町]]である金沢市を中心に文化が興隆し、今に受け継がれている<ref name="fuuti">[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11201/rekishitoshi/fuuti.html 「金沢市歴史的風致維持向上計画」(金沢市)]</ref>。金沢市では[[能楽]]の[[加賀宝生]]、[[織物]]の[[染色]]技法である[[加賀友禅]]、[[蒔絵]]を施した[[金沢漆器]]、[[茶道具]]に用いられる[[大樋焼]]などが伝わる。その他、[[輪島市]]の[[輪島塗]]、加賀地方の[[九谷焼]]など芸術性の高い伝統技術が継承されている。人口当たりで見た[[日展]](日本美術展覧会)や[[日本伝統工芸展]]の入選者数は全国1位となっている<ref name="sihyou"/>。 |
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;[[川]] |
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* [[手取川]]([[一級水系]]) |
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** [[尾添川]]・柳谷川・三ツ谷川・大道谷川・百合谷川・赤谷川・下田原川・瀬波川・大日川・直海谷川 |
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* [[梯川]](一級水系) |
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** [[前川 (石川県)|前川]]・八丁川・鍋谷川・仏大寺川・滓上川・郷谷川 |
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* [[大聖寺川]] |
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* [[犀川 (石川県)|犀川]] |
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** [[内川 (石川県)|内川]]・倉谷川・伏見川・十人川・安原川・木曳川 |
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* [[大野川 (石川県)|大野川]] |
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** [[浅野川]]・[[森下川]]・[[金腐川]]・大徳川・大宮川 |
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* [[大海川]] |
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* [[町野川]] |
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石川県を訪れる観光客は[[2021年]]で約1,230万人と見られ<ref name=":10">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4652/ishikawa_kankou_toukei2021.pdf |title=『統計からみた石川県の観光』令和3年 |access-date=2024年1月8日 |publisher=石川県観光戦略推進部 |page=3 |date=2022-12}}</ref><ref group="注釈">2019(令和元年)は約2,490万人</ref>、このうち約518万人が金沢地域<ref group="注釈">金沢市、かほく市、津幡町、内灘町、野々市市、白山市(旧松任市・美川町)</ref>、約400万人が能登地方、約238万人が(金沢市周辺を除く)加賀地方<ref group="注釈">川北町、能美市、小松市、加賀市</ref>を訪れたとされる<ref name=":11">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4652/ishikawa_kankou_toukei2021.pdf |title=『統計からみた石川県の観光』令和3年 |access-date=2024年1月8日 |publisher=石川県観光戦略推進部 |pages=2, 4 |date=2022-12}}</ref>。主要観光地で利用者数が多いのは、金沢市では[[兼六園]]、[[金沢城公園]]、[[金沢21世紀美術館]]、[[東山ひがし|ひがし茶屋街]]、能登地方では輪島市の[[輪島朝市]]、[[七尾市]]の[[和倉温泉]]、[[能登食祭市場]]、[[羽咋市]]の[[気多大社]]、同市と[[宝達志水町]]に跨る[[千里浜]]、加賀地方では[[加賀市]]の[[山代温泉]]、[[山中温泉]]、[[片山津温泉]]、小松市の[[粟津温泉]]、[[木場潟公園]]、白山市の[[白山比咩神社]]などである<ref name="kankou22">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2331/kankoutoukei22.pdf 「統計からみた石川県の観光 平成22年」石川県]</ref>。 |
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;[[平野]] |
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* [[金沢平野]] |
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* [[宝達丘陵]] |
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全国47都道府県で唯一、[[第二次世界大戦|太平洋戦争]]で空襲を受けていない<ref name="airraid">[http://wararchive.yahoo.co.jp/airraid/ 空襲の記憶と記録 - 未来に残す 戦争の記憶]</ref>。 |
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;[[湖]]・[[沼]] |
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<!-- |
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* [[北潟湖]]([[ラグーン|潟湖]]) |
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また、北陸3県の中で唯一[[エコステーション|水素ステーション]]がなく、[[トヨタ・MIRAI|MIRAI]]の購入は2021年11月現在できなくなっている。--特筆性に疑問--> |
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* [[片野鴨池]]([[ラムサール条約]]登録湿地) |
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* [[加賀三湖]](潟湖) |
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** 柴山潟・今江潟・木場潟 |
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* [[河北潟]] |
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* [[邑知潟]] |
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== 地理・地域 == |
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;[[海岸]]・[[湾]] |
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=== 位置 === |
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* [[七尾湾]] |
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日本の本州中央部の日本海側にある。[[日本の地域|全国8地方区分]]では[[中部地方]]に当たり、日本海側の北陸地方に位置している。県域は、東西100.9 km、南北198.4 km、面積4,186.05 [[平方キロメートル|km<sup>2</sup>]]を有し、海岸線の総延長は581.0 kmに及ぶ<ref name=":9">{{Cite web |title=石川県の概要(位置、魅力、自然) |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kensei/koho/gaiyo/p0.html |website=石川県 |access-date=2024-01-08 |language=ja |last=石川県}}</ref>。南北に細長く、中央部がくびれた[[砂時計]]や、[[アルファベット]]の[[F]]のような形状をしている。西側、北側、北東側は日本海に面しており、南西側は'''福井県'''に、東側は'''富山県'''に、南東側は[[岐阜県]]に隣接している。なお、日本の[[領海]]を確定するために設定されている[[領海#基線|基線]]は輪島市[[舳倉島]]北東端から(富山県を経ず)[[新潟県]][[佐渡市]]ネイ島西端まで'''直線基線'''が引かれている<ref>[https://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/ryokai/kakudai/nih_idx.html 「直線基線十二区域/本州北西岸北部」海上保安庁]</ref>。 |
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* [[富山湾]] |
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{|class="wikitable" |
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* [[内灘砂丘]] |
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|-style="text-align:center;vertical-align:middle" |
|||
* [[琴ヶ浜海岸 (石川県)|琴ヶ浜海岸]] |
|||
|+石川県の位置<ref name=":9" /> |
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* [[能登金剛]] |
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!style="width:12em"|県庁所在地 |
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* [[曽々木海岸]] |
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!style="width:12em"|東端 |
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* [[恋路海岸]] |
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!style="width:12em"|西端 |
|||
!style="width:12em"|南端 |
|||
!style="width:12em"|北端 |
|||
|- style="text-align:center;vertical-align:middle" |
|||
|金沢市<br />[[鞍月]]1丁目1番地 |
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|[[珠洲市]]<br />姫島 |
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|加賀市<br />塩屋町(塩屋漁港) |
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|白山市<br /> [[赤兎山]][[山頂]] |
|||
|輪島市<br />舳倉島 |
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|-style="text-align:center;vertical-align:middle" |
|||
|{{ウィキ座標2段度分秒|36|35|40|N|136|37|32|E|}} |
|||
|{{ウィキ座標2段度分秒|37|30|33|N|137|21|55|E|}} |
|||
|{{ウィキ座標2段度分秒|36|17|49|N|136|14|39|E|}} |
|||
|{{ウィキ座標2段度分秒|36|4|1|N|136|40|26|E|}} |
|||
|{{ウィキ座標2段度分秒|37|51|19|N|136|55|19|E|}} |
|||
|} |
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=== 自然地理 === |
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;[[島]] |
|||
[[ファイル:Japan Ishikawa Map Chikei.png|thumb|left|180px|能登地方と加賀地方の地形は対照的である]] |
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* [[七ツ島]] |
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{{main|石川県の自然地理一覧}} |
|||
* [[舳倉島]] |
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* [[見附島 (石川県)|見附島]] |
|||
石川県の地形は、県北部の能登地方と県南部の加賀地方とで対照的な特徴を有している<ref name="dosya">[http://sabo.pref.ishikawa.jp/ishikawa.html 「石川県の地形・地質」石川県土砂災害情報システム]</ref>。 |
|||
* [[能登島]] |
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[[ファイル:NotoCoast.jpg|thumb|200px|外浦の[[能登金剛]]([[志賀町]])]] |
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'''能登地方'''は日本海に向かって北東方向に突き出た半島('''能登半島''')である。[[第三紀]]に形成された[[火山岩]]や[[堆積岩]]からなる丘陵状の山地が広がっている<ref name="dosya"/>。[[一級河川]]はなく、[[町野川]]、[[大海川]]などの[[二級河川]]が54[[水系]]指定されている<ref name="keikaku">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/shinkou/hantou/documents/keikaku.pdf 「能登地域半島振興計画」平成17年12月21日 石川県・富山県]</ref>。半島沖の海底は舳倉島付近まで[[大陸棚]]が続いており、その先も[[白山瀬]]や[[大和堆]]などの中深度海域が見られる<ref>[http://www.data.kishou.go.jp/db/maizuru/knowledge/tikei.html 「日本海の海底地形」(気象庁)]</ref><ref>{{Cite journal|和書 |
|||
|author = 田口広 |
|||
|author2 = 永野真男 |
|||
|author3 = 佐藤任弘 |
|||
|author4 = 桜井操 |
|||
|author5 = 内田摩利夫 |
|||
|title = 日本海白山瀬付近の構造発達史 |
|||
|date = 1973-04-15 |
|||
|publisher = 日本地質学会 |
|||
|journal = 地質學雜誌 |
|||
|volume = 79 |
|||
|number = 4 |
|||
|naid = 110003022440 |
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|pages = 287-298 |
|||
|ref = harv |
|||
}}</ref>。 |
|||
半島北部は、概ね標高300m以下の低山地と丘陵地帯が連なる[[準平原]]で、全体として[[富山湾]]側に下降する[[褶曲#向斜・背斜|背斜]]構造をしている。このため北西側の'''外浦(そとうら)'''は急峻な[[海食崖]]が形成され、[[海岸段丘]]が発達しているのに対して、南東側の'''内浦(うちうら)'''は[[隆起と沈降|沈降]]性の入り組んだ海岸線をしている。また、内浦の最深部に[[能登島]]があり、[[七尾湾]]が島を取り囲んでいる<ref name="tikei"/><ref name="keikaku"/>。半島中央部には、[[眉丈山]]南麓の断層が落ち込んで形成された帯状の低地帯([[邑知潟]][[地溝帯]])が半島を横切っている<ref name="dosya"/>。半島南部は[[宝達山]]を中心とする低い山地([[宝達丘陵]])が南北に連なり、西側の海岸線は長い[[砂浜海岸]]([[千里浜]])となっている<ref name="keikaku"/><ref name="keikan">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/toshi/keikan/documents/02.pdf 「石川県の景観」石川県]</ref>。 |
|||
[[ファイル:Hakusan from aburazaka 2003 5 5.jpg|thumb|200px|県最高峰の白山(白山市)]] |
|||
'''加賀地方'''は南東部に'''白山'''(2,702m)を最高峰とする山地帯('''両白山地''')が発達し、北西に流れる河川によって形成された[[沖積平野]]('''加賀平野'''、[[金沢平野]])が南北に広がっている<ref name="keikan"/>。白山は[[中国山地]]を経て[[九州]]北部に延びる[[白山火山帯]]に属しており、一帯には火山岩や[[凝灰岩]]が分布している<ref name="dosya"/>。加賀地方の中央部を流れる[[手取川]]は白山を水源に日本海に注ぐ、長さ72km、流域面積809km<sup>2</sup>の一級河川で、石川県最大の川である<ref>[https://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/river/t_pamph/p1.html 「手取川流域の概要」国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所]</ref>。流域の90%が山地であり、平均勾配が約27分の1という日本有数の急流河川である<ref>[https://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb2_jigyo/river/tedoconf/cnf02/mat02_2.pdf 「平成19年度手取川事業概要」国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所]</ref>。上流部は川の[[浸食]]作用で渓谷となり、中流部には[[河岸段丘]]が発達している。下流域は白山市鶴来地区(旧・[[鶴来町]])を[[扇状地|扇頂]]とし、中心角120度、半径12〜13kmの[[扇状地]]('''手取川扇状地''')を形成している<ref name="dosya"/><ref name="keikan"/>。[[梯川]]は加賀地方南西部の白山山系[[大日山]]連峰の鈴ヶ岳を源流とする一級河川で、長さ42km、流域面積は271.2 km<sup>2</sup>である<ref>[https://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb2_jigyo/river/jigyo/kake1.html 「梯川のあらまし」国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所]</ref>。加賀地方北部に当たる金沢市内を流れる[[犀川 (石川県)|犀川]]と[[浅野川]]はいずれも二級河川である。流域には河岸段丘が発達している<ref name="tikei"/>。加賀地方の海岸部は単調な砂浜海岸であり、北部には[[内灘砂丘]]がある<ref>[http://www.hot-ishikawa.jp/search-detail.php?id=900-sz000122 「内灘砂丘」『ほっと石川旅ねっと』石川県観光連盟]</ref>。また、海沿いの平野部に[[加賀三湖#木場潟|木場潟]]、[[加賀三湖#柴山潟|柴山潟]]、[[河北潟]]などの[[潟湖]]が点在している<ref name="tikei"/>。 |
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=== 自然公園 === |
=== 自然公園 === |
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[[ファイル:Fritillaria camschatcensis Kuroyuri in hakusan 2002-7-25.jpg|thumb|200px|白山の[[高山植物]][[クロユリ]]。石川県の「郷土の花」である<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/kuroyuri/index.html 「郷土の花 クロユリ」石川県]</ref>。]] |
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* [[国立公園]] |
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[[国立公園]]が1か所('''[[白山国立公園]]''')、[[国定公園]]が2か所('''[[能登半島国定公園]]'''、'''[[越前加賀海岸国定公園]]''')、[[都道府県立自然公園|県立自然公園]]が5か所([[山中・大日山県立自然公園]]、[[獅子吼・手取県立自然公園]]、[[碁石ケ峰県立自然公園]]、[[白山一里野県立自然公園]]、[[医王山県立自然公園]])存在する<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kankyo/5.html 「石川の自然公園等」石川県]</ref>。 |
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** [[白山国立公園]] |
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* [[国定公園]] |
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'''白山国立公園'''は白山を中心とした両白山地の主要な山々を指定区域とする国立公園である。石川県、富山県、福井県、岐阜県の4県にまたがる<ref>[https://www.env.go.jp/park/hakusan/intro/index.html 「白山国立公園」環境省]</ref>。[[原生地域]]が区域の80%以上を占め、特に[[ブナ]]の[[原生林]]を広域に保有している。また、[[森林限界]]を越える高山帯としては日本最西端に当たるため、西限・南限とする貴重な動植物がみられる<ref name="kokuritukokutei">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kankyo/7.html 「石川県の国立・国定公園」石川県]</ref>。 |
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** [[能登半島国定公園]]、[[越前加賀海岸国定公園]] |
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* [[都道府県立自然公園|県立自然公園]] |
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'''能登半島国定公園'''は能登半島の海岸一帯を主体とする国定公園である。石川県と富山県に跨る。[[能登金剛]]や[[禄剛崎]]など外浦の勇壮な海食景観と七尾湾や能登島など内浦の柔和な[[隆起と沈降|沈水]]景観の対比が特徴とされる<ref name="kokuritukokutei"/><ref>[http://www.biodic.go.jp/jpark/qnp/noto.html 「能登半島国定公園」環境省]</ref>。'''越前加賀海岸国定公園'''は加賀市から福井県[[敦賀市]]まで続く海岸一帯の国定公園である。石川県内では柴山潟や[[雁]]、[[鴨]]の飛来地<ref name="keikan"/> である[[片野鴨池]]が含まれている。片野鴨池は[[ラムサール条約]]の登録[[湿地]]となっている<ref name="kokuritukokutei"/><ref>[http://www.biodic.go.jp/jpark/qnp/etizen.html 「越前加賀海岸国定公園」環境省]</ref>。 |
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** 山中・大日山県立自然公園、[[獅子吼・手取県立自然公園]]、碁石ケ峰県立自然公園、白山一里野県立自然公園、[[医王山県立自然公園]] |
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=== 気象 === |
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[[ファイル:Kenrokuen in winter 01.jpg|thumb|left|200px|雪の兼六園(金沢市)]] |
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石川県の気候は比較的[[日照時間]]の短い[[日本海側気候]]型である。その特徴は冬に顕著で、北西からの季節風によって気温が低く雪の降る日が多くなる<ref name="kisyoudai"/>。地元で'''ブリ起こし'''と呼ばれる冬の雷<ref name="buri1"/><ref name="buri2"/> の発生数は日本で一番多い<ref name="kisyoudai"/>。降雪と雷が同時に起こることは世界的にも珍しく、[[ノルウェー]]西海岸や[[アメリカ合衆国]]の[[五大湖]]から東海岸にかけて見られる程度であるとされる<ref name="buri1"/>。 |
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発達した低気圧が[[日本海]]を通過するときに南東からの強い風が両白山地を越えて[[フェーン現象]]を起こすことがある。また、同じ[[中部地方]]でも[[太平洋]]側の[[東海地方]]に比べて[[梅雨]]が顕著ではないという特徴がある<ref name="kisyoudai"/>。 |
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=== 気候 === |
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{|class="wikitable" style="font-size:smaller;text-align:right;white-space:nowrap;float:right" |
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[[日本海式気候]]であり、県内全域が[[豪雪地帯]]である。夏はフェーン現象の影響で気温が上がり、高温多湿で熱帯夜も多い。冬は比較的気温は高く、もともと沿岸部・[[都市部]]の積雪は[[福井県]]や[[富山県]]の沿岸部・都市部と比べても少ないうえに、温暖化の影響で特に[[金沢市]]内などの[[積雪量]]は急減している[http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=56&prec_ch=%90%CE%90%EC%8C%A7&block_no=47605&block_ch=%8B%E0%91%F2&year=&month=&day=&view=]。[[白山連峰]]など標高の高い山岳地帯は[[亜寒帯湿潤気候]]に属し寒さが厳しく、豪雪となる。 |
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|+石川県内各地の平年値(統計期間:1991年 - 2020年、出典:[https://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html 気象庁・気象統計情報]) |
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{|class="wikitable" style="font-size:smaller; text-align:right; white-space:nowrap" |
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!rowspan="2" colspan="2"|平年値<br />(月単位) |
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|+ 石川県内各地の平年値(統計期間:1971年 - 2000年、出典:[http://www.jma.go.jp/jma/menu/report.html 気象庁・気象統計情報]) |
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! |
!colspan="5"|能登地方 |
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!colspan=" |
!colspan="5"|加賀地方 |
||
!colspan="5"|加賀 |
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|- |
|- |
||
! |
![[珠洲市|珠洲]]!![[輪島市|輪島]]!![[志賀町|志賀]]!![[七尾市|七尾]]!![[羽咋市|羽咋]] |
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![[かほく市|かほく]]!![[金沢市|金沢]]!![[小松市|小松]]!![[白山市]]<br />白山河内!![[加賀市]]<br />加賀中津原 |
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! [[輪島市]]<br />[[能登空港|三井]] !! [[志賀町|志賀]] |
|||
! [[七尾市|七尾]]!![[羽咋市|羽咋]] |
|||
! [[かほく市|かほく]]!! [[金沢市|金沢]] |
|||
! [[小松市|小松]]!![[白山市]]<br />白山吉野 |
|||
! [[加賀市]]<br />栢野 |
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|- |
|- |
||
!rowspan="2"|平均<br />気温<br /> |
!rowspan="2"|平均<br />気温<br />([[セルシウス度|°C]]) |
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!最暖月 |
!最暖月 |
||
| |
|25.5<br />(8月)||25.9<br />(8月)||26.4<br />(8月)||26.0<br />(8月)||26.5<br />(8月) |
||
| || 25. |
|26.2<br />(8月)||27.3<br />(8月)||26.7<br />(8月)||25.2<br />(8月)||25.4<br />(8月) |
||
| 25.9<br />(8月) || 26.2<br />(8月) |
|||
| 25.6<br />(8月) |
|||
| 26.6<br />(8月) || 26.3<br />(8月) |
|||
| 24.7<br />(8月) || 25.2<br />(8月) |
|||
|- |
|- |
||
!最寒月 |
!最寒月 |
||
| |
|2.8<br />(1,2月)||3.3<br />(1月)||3.6<br />(1月)||2.7<br />(1月)||3.5<br />(1月) |
||
|3.3<br />(1月)||4.0<br />(1月)||3.6<br />(1月)||1.5<br />(1月)||1.9<br />(1月) |
|||
| || 2.8<br />(2月) |
|||
| 2.6<br />(2月) || 3.2<br />(2月) |
|||
| 2.9<br />(2月) |
|||
| 3.6<br />(2月) || 3.3<br />(2月) |
|||
| 1.3<br />(2月) || 1.9<br />(2月) |
|||
|- |
|- |
||
!rowspan="2"|[[降水量]]<br /> |
!rowspan="2"|[[降水量]]<br />([[ミリメートル|mm]]) |
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!最多月 |
!最多月 |
||
| |
|279.2<br />(12月)||278.4<br />(12月)||203.8<br />(7月)||255.1<br />(12月)||264.6<br />(12月) |
||
|252.7<br />(12月)||301.1<br />(12月)||282.5<br />(12月)||372.1<br />(12月)||411.3<br />(12月) |
|||
| || 200.3<br />(7月) |
|||
| 230.4<br />(7月) || 223.8<br />(12月) |
|||
| 239.0<br />(12月) |
|||
| 286.9<br />(12月) || 241.2<br />(12月) |
|||
| 324.2<br />(1月) || 370.9<br />(1月) |
|||
|- |
|- |
||
!最少月 |
!最少月 |
||
| |
|106.6<br />(4月)||121.6<br />(4月)||101.5<br />(2月)||120.0<br />(5月)||122.5<br />(4月) |
||
| |
|121.5<br />(4月) |
||
| |
|138.0<br />(5月)||127.3<br />(5月)||162.2<br />(5月)||177.9<br />(4月) |
||
| 119.3<br />(4月) |
|||
| 143.6<br />(4月) || 124.0<br />(4月) |
|||
| 157.3<br />(4月) || 175.6<br />(4月) |
|||
|- |
|||
|} |
|} |
||
能登地方中部から加賀地方にかけての平野部の気候は比較的温和だが、能登地方北部では年平均気温がやや低く、加賀地方山間部は気温が低く多雨豪雪であるといった地域差が見られる<ref name="tikei"/>。 |
|||
'''能登地方'''は日本海に大きく突き出しているため寒暖の季節風の影響を受けやすい。北陸地方の他の都市に比べ、夏はやや涼しく、冬は雪も少なめである。年平均気温は13〜14°Cではあるが、能登地方北部はやや低め。年降水量は1,700〜2,100mm、年日照時間は1,500〜1,700時間、最深積雪の平均は20〜60cmである<ref name="kisyoudai" />。 |
|||
'''加賀地方'''の平野部は比較的温和で年平均気温は13〜15°Cである。年降水量は2,100〜3,100mm、年日照時間は1,400〜1,700時間、最深積雪の平均は40〜50cmである<ref name="kisyoudai"/>。金沢市で年間200cmを超える降雪を観測した年は、[[1960年代]] 8回、[[1970年代]] 6回<ref group="注釈">1970, 1971, 1974, 1975, 1977, 1978年</ref>、[[1980年代]] 9回<ref group="注釈">1989年以外</ref>、[[1990年代]] 0回、[[2000年代]] 3回<ref group="注釈">2000, 2001, 2006年</ref>、[[2010年代]] 3回<ref group="注釈">2011, 2012, 2018年</ref>となっており、1990年代以降減少が顕著である<ref>[https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=56&prec_ch=%90%CE%90%EC%8C%A7&block_no=47605&block_ch=%8B%E0%91%F2&year=&month=&day=&elm=annually&view= 「気象統計情報(金沢 毎年の値)」気象庁]</ref>。冬の日照時間が極端に少ないことが特徴で、夏は月平均約180時間に対し、冬は月平均約70時間である。加賀地方の山間部(標高500m以上)は最深積雪の平均が220cmと平野部の4倍以上になる豪雪地帯である。[[白山市]]白峰地区(旧・[[白峰村]])では最深積雪682cmの記録がある。この地域が大雪となる理由は[[シベリア]]からの乾いた冷たい季節風が日本海を流れる対馬暖流の上を通る時に水蒸気を蓄え雲となり、両白山地にぶつかって斜面を上昇すると[[断熱過程|断熱]]膨張によって冷やされ雪となるためである<ref name="kisyoudai"/>。 |
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=== 地域区分 === |
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{{日本の都道府県内自治体位置図|pref=石川県|float=right}} |
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県北部を'''能登地方'''、県南部を'''加賀地方'''という。それぞれ[[令制国]]の[[能登国]]、[[加賀国]]の範囲に相当する。加賀地方は、かほく市以南を、能登地方は宝達志水町以北を指すことが多い。 |
|||
[[石川県庁]]の出先機関では4地域または5地域に区分されることがある。たとえば、保健福祉センターは「'''能登北部'''、'''能登中部'''、'''石川中央'''、'''南加賀'''」の4区分である。 |
|||
県営の看護士求人では「'''能登北部'''、'''能登中部'''、'''石川中央北部'''、'''石川中央南部'''、'''南加賀'''」の5区分である<ref>[https://ishikawa-nursenavi.com/search/ 石川ナースナビ ─石川県運営の看護師求人情報]</ref>。 |
|||
県の都市計画では「'''奥能登'''、'''中能登'''、'''県央'''、'''南加賀'''」の4区分である<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/toshi/masterplan/top.html 石川県/石川県都市計画マスタープラン]</ref>。 |
|||
農林総合事務所や土木総合事務所では「'''奥能登'''、'''中能登'''、'''県央'''、'''石川'''、'''南加賀'''」の5区分である<ref name="gyouseikikan">[http://www1.g-reiki.net/ishikawa/reiki_honbun/ai10100871.html 「知事の権限に属する行政機関設置条例」石川県]</ref>。 |
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[[File:気象庁の石川県の区分.jpg|thumb|気象庁の石川県の区分]] |
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[[気象庁]]の[[天気予報]]では県域を北から南へ「'''能登北部'''、'''能登南部'''、'''加賀北部'''、'''加賀南部'''」と4区分される<ref>[https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/saibun/ishikawa.pdf 気象庁 Japan Meteorological Agency]</ref>。 |
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市町別では11市5郡8町となっている。石川県では、町は「まち」と読むが<ref group="注釈">各市町村内の町名には「ちょう」と読むものもある。例:金沢市[[南町 (金沢市)|南町]](みなみちょう)</ref>、[[鳳珠郡]][[能登町]]および[[羽咋郡]][[宝達志水町]]は「ちょう」と読む。石川県内の市町では、一部の[[小字]][[地番]]に[[いろは順|イロハ]]や[[十干|甲乙丙]]などを組み合わせたものが使用されている(白山市松任地区および野々市市を除く)。これは[[明治|明治時代]]に行われた[[土地区画整理事業]]の名残で<ref>『[[秘密のケンミンSHOW]]』([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作) [[2011年]](平成23年)[[3月3日]]放送分</ref>、石川県の多くの地域では[[2017年]]現在も使用されている。このため[[住居表示]]制度の導入割合は隣県の[[富山県]]や[[福井県]]より低い。 |
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==== 加賀地方 ==== |
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[[ファイル:Hakusan city office.jpg|thumb|left|200px|1市2町5村の大規模合併で誕生した白山市]] |
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域内[[推計人口]] : '''{{formatnum:{{#expr:{{自治体人口/石川県|金沢市}} + {{自治体人口/石川県|白山市}} + {{自治体人口/石川県|小松市}} + {{自治体人口/石川県|加賀市}} + {{自治体人口/石川県|野々市市}} + {{自治体人口/石川県|能美市}} + {{自治体人口/石川県|かほく市}} + {{自治体人口/石川県|津幡町}} + {{自治体人口/石川県|内灘町}} + {{自治体人口/石川県|川北町}} }}}}''' 人(全県比:{{formatnum:{{#expr:({{自治体人口/石川県|金沢市}} + {{自治体人口/石川県|白山市}} + {{自治体人口/石川県|小松市}} + {{自治体人口/石川県|加賀市}} + {{自治体人口/石川県|野々市市}} + {{自治体人口/石川県|能美市}} + {{自治体人口/石川県|かほく市}} + {{自治体人口/石川県|津幡町}} + {{自治体人口/石川県|内灘町}} + {{自治体人口/石川県|川北町}}) *100 / {{自治体人口/石川県|石川県}} round 1}}}}%)({{自治体人口/石川県|date}}) |
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: '''市部''' - [[金沢市]](県庁所在地)、[[白山市]]、[[小松市]]、[[加賀市]]、[[野々市市]]、[[能美市]]、[[かほく市]] |
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: '''郡部''' - [[河北郡]]([[津幡町]]、[[内灘町]])、[[能美郡]]([[川北町]]) |
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石川県庁の出先機関の圏域名である'''県央'''は金沢市、かほく市、河北郡の区域、'''石川'''は白山市、野々市市の区域('''石川中央'''は左記2域を足し合わせた区域)、'''南加賀'''は小松市、加賀市、能美市、能美郡の区域を指す<ref name="gyouseikikan"/><ref group="注釈">南加賀土木総合事務所の所管区域は、能美郡および能美市のうち手取川河川区域が除かれ、石川土木総合事務所の所管区域とされている。</ref>。 |
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加賀地方には[[平成の大合併]]前に4市4郡13町5村あったが、[[2004年]](平成16年)[[3月1日]]に河北郡3町([[高松町 (石川県)|高松町]]、[[七塚町]]、[[宇ノ気町]])がかほく市に、[[2005年]](平成17年)[[2月1日]]に[[松任市]]と[[石川郡 (石川県)|石川郡]]2町5村([[美川町 (石川県)|美川町]]、[[鶴来町]]、[[河内村 (石川県)|河内村]]、[[吉野谷村]]、[[鳥越村]]、[[尾口村]]、[[白峰村]])が白山市に、同日[[能美郡]]3町([[根上町]]、[[寺井町]]、[[辰口町]])が能美市に、同年10月1日旧加賀市と[[江沼郡]]1町([[山中町]])が加賀市(これにより江沼郡は消滅)<ref name="gappei">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/tihou/koiki/torikumijyoukyou.html 「合併市町一覧表」石川県]</ref> となり、また[[2011年]](平成23年)11月11日に野々市町が[[単独市制]]で野々市市に移行(これにより石川県の県名の由来となる石川郡が消滅)した。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の[[一部事務組合]]が設立されている。 |
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* [[白山野々市広域事務組合]](白山市・[[野々市市]]・[[川北町]]<ref>[http://hn-kouiki.jp/gaiyou.html 「白山野々市広域事務組合の概要」白山野々市広域事務組合]</ref>) - ごみ処理・広域消防・[[火葬場]](火葬場業務は川北町・白山市[[松任市|松任地域]]<!-- 白山市公式サイトの地域名称に準ずる -->・[[美川町 (石川県)|美川地域]]<!-- 白山市公式サイトの地域名称に準ずる -->を除く) |
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* 南加賀広域圏事務組合([[小松市]]・[[加賀市]]・[[能美市]]・川北町) - [[市場|公設市場]]・救急医療 |
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* 小松加賀環境衛生事務組合(小松市・加賀市) - し尿処理・火葬場 |
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* 手取郷広域事務組合(能美市・川北町・白山市美川地域<!-- 白山市公式サイトの地域名称に準ずる -->) - 火葬場 |
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* 河北郡市広域事務組合([[かほく市]]・[[津幡町]]・[[内灘町]]) - ごみ処理・し尿処理・斎場 |
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==== 能登地方 ==== |
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[[ファイル:NotoAirport Building.JPG|thumb|left|200px|[[奥能登]]の広域行政機関が入る[[能登空港]](輪島市)]] |
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{{see also|能登半島}} |
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域内推計人口 : '''{{formatnum:{{#expr:{{自治体人口/石川県|七尾市}} + {{自治体人口/石川県|輪島市}} + {{自治体人口/石川県|羽咋市}} + {{自治体人口/石川県|珠洲市}} + {{自治体人口/石川県|志賀町}} + {{自治体人口/石川県|宝達志水町}} + {{自治体人口/石川県|能登町}} + {{自治体人口/石川県|穴水町}} + {{自治体人口/石川県|中能登町}} }}}}''' 人(全県比:{{formatnum:{{#expr:({{自治体人口/石川県|七尾市}} + {{自治体人口/石川県|輪島市}} + {{自治体人口/石川県|羽咋市}} + {{自治体人口/石川県|珠洲市}} + {{自治体人口/石川県|志賀町}} + {{自治体人口/石川県|宝達志水町}} + {{自治体人口/石川県|能登町}} + {{自治体人口/石川県|穴水町}} + {{自治体人口/石川県|中能登町}}) *100 / {{自治体人口/石川県|石川県}} round 1}}}}%)({{自治体人口/石川県|date}}) |
|||
: '''市部''' - [[七尾市]]、[[輪島市]]、[[羽咋市]]、[[珠洲市]] |
|||
: '''郡部''' - [[羽咋郡]]([[志賀町]]、[[宝達志水町]])、[[鳳珠郡]]([[能登町]]、[[穴水町]])、[[鹿島郡]]([[中能登町]]) |
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石川県庁の出先機関の圏域名である'''能登中部'''・'''中能登'''は七尾市、羽咋市、羽咋郡、鹿島郡の圏域、'''能登北部'''・'''奥能登'''は輪島市、珠洲市、鳳珠郡の圏域を指す<ref name="gyouseikikan"/>。 |
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能登地方には平成の大合併前に4市4郡14町1村あったが、[[2004年]](平成16年)10月1日に旧七尾市と鹿島郡3町([[田鶴浜町]]、中島町、能登島町)が七尾市に、[[2005年]](平成17年)3月1日に羽咋郡2町(志雄町、押水町)が宝達志水町に、同日鹿島郡3町(鳥屋町、鹿島町、[[鹿西町]])が中能登町に、同日[[鳳至郡]]1町1村([[能都町]]、[[柳田村]])と[[珠洲郡]]1町([[内浦町]])が鳳珠郡能登町(これにより鳳至郡と珠洲郡は消滅)に、同年[[9月1日]]に羽咋郡2町(志賀町、[[富来町 (石川県)|富来町]])が志賀町、[[2006年]](平成18年)2月1日に旧輪島市と鳳珠郡1町([[門前町 (石川県)|門前町]])が輪島市となった<ref name="gappei"/><ref group="注釈">なお、鳳至郡2町(穴水町、門前町)を鳳町とする合併協議は白紙撤回されている。</ref>。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。<!-- 七尾鹿島消防本部は七尾市の部局であり、一部事務組合ではない --> |
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* [[奥能登広域圏事務組合]]([[輪島市]]・[[珠洲市]]・[[能登町]]・[[穴水町]]) - 広域消防・[[能登空港]](ターミナルビル設置・利用促進) |
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* [[羽咋郡市広域圏事務組合]]([[羽咋市]]・[[志賀町]]・[[宝達志水町]]) - 環境衛生(ごみ処理・し尿処理・斎場・[[千里浜なぎさドライブウェイ|なぎさ環境保全]])・広域消防・病院(なぎさ環境保全事業は志賀町を除く) |
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* 輪島市穴水町環境衛生施設組合(輪島市・穴水町) - ごみ処理・[[火葬場]] |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
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=== 原始 |
=== 原始 === |
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[[ファイル:Okyozuka.jpg|thumb|left|200px|御経塚遺跡([[野々市市]])]] |
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県内で発見された[[日本の旧石器時代|旧石器時代]]の[[遺跡]]は能美市の[[灯台笹遺跡|灯台笹(とだしの)遺跡]]<ref>発見したのは、土器や石器を集めるのが趣味だった高校生。彼が住む灯台笹の丘陵で土器や石器約20点を採取した中に打製の旧石器が含まれていた。その石器は木の葉状に整形された槍先に用いる尖頭器1点とナイフ形石器5点であった。これを旧石器と見分けたのは当時の高校教諭。その後この遺跡が発掘され、片刃石器や掻器が発掘されている。</ref><ref>河村好光「加賀・能登の誕生」10 - 11ページ(高澤祐一・河村好光・東四柳史明・本康宏史・橋本哲哉『石川県の歴史』山川出版社 2000年3月</ref>など、極めて少ない。続く[[縄文時代]]の遺跡では草創・早期の遺跡が数える程で、中期と晩期にピークがある。能登を代表する[[能登町]]の[[真脇遺跡]]や[[金沢市]]新保本町の[[チカモリ遺跡]]で大量の木柱根などが出土し話題となった。同遺跡で縄文後期の祭祀施設らしい巨木を配置したウッド・サークルが見つかっている。 |
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県内で発見された[[日本の旧石器時代|旧石器時代]]の[[遺跡]]は[[能美市]]の灯台笹遺跡<ref group="注釈">発見したのは、[[土器]]や[[石器]]を集めるのが趣味だった高校生。 |
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彼が住む灯台笹(とだしの)の丘陵で土器や石器約20点を採取した中に打製の旧石器が含まれていた。 |
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その石器は木の葉状に整形された槍先に用いる尖頭器1点とナイフ形石器5点であった。 |
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これを旧石器と見分けたのは当時の高校教諭。 |
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その後この遺跡が発掘され、片刃石器や掻器が発掘されている。</ref>{{Sfn|高澤裕一|河村好光|東四柳史明|本康宏史|2000|loc=河村好光「加賀・能登の誕生」p10-11}}など極めて少ない。 |
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[[縄文時代]]の遺跡では草創・早期の遺跡は少なく、中期と晩期にピークがある。 |
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[[能登町]]の[[真脇遺跡]]は縄文時代の前期から晩期まで約4,000年続く長期定住遺跡である<ref name="maizou">[http://www.ishikawa-maibun.or.jp/sanpo.html 「いしかわ遺跡散歩」財団法人石川県埋蔵文化センター]</ref>。 |
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縄文時代後期から晩期の遺跡としては[[金沢市]]の[[チカモリ遺跡]]<ref name="maizou"/><ref>[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11104/bunkazaimain/shiteibunkazai/kinenbutsu/tikamori.html 「チカモリ遺跡」金沢市]</ref>、[[野々市市]]の[[御経塚遺跡]]<ref name="maizou"/><ref>[http://www.city.nonoichi.lg.jp/sangyoshinko/kanko_map_okyodukaiseki.html 「野々市市観光マップ 御経塚遺跡」野々市市]</ref> がある。 |
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[[1980年]]([[昭和]]55年)チカモリ遺跡から[[クリ属|クリ]]の巨木を縦に半分に割り円形に並べた'''環状木柱列'''が見つかった。 |
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環状木柱列はその後真脇遺跡でも発見されている。環状木柱列の用途・機能は「儀礼の場」や「特殊な建物」など様々な考えがあり不明である<ref name="maizou"/>。[[羽咋市]]の[[吉崎・次場遺跡]]は北陸地方でも規模が大きい[[弥生時代]]の遺跡で[[近畿地方|近畿]]、[[東北地方|東北]]、[[山陰地方|山陰]]などとの交流が認められる<ref name="maizou"/>。 |
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=== 古代 === |
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[[ファイル:Ketataisya.jpg|thumb|200px|[[大伴家持]]も参詣した[[気多大社]]<ref>[http://www.ishikawa-c.ed.jp/content/m-media/rekishi/rekishiSOZAI/ketajinja/ketajinja.html 「大伴家持もお参りした気多大社」石川県教育センター]</ref>(羽咋市)]] |
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[[4世紀]]には[[ヤマト王権|大和王権]]の支配が及び、[[能登国]]には[[能等国造]]と[[羽咋国造]]が、[[加賀国]]には[[加我国造]]と[[江沼国造]]が設置された。 |
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能美市には60数基の[[古墳]]が点在する能美古墳群がある。その中心に位置する和田山・末寺山古墳群からは武器・武具など大量の副葬品が出土している。 |
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また、同じ能美古墳群の一角にある[[秋常山1号墳]]は全長約140mの[[前方後円墳]]である。 |
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[[中能登町]]の[[雨の宮古墳群]]には北陸最大級の[[前方後方墳]]である雨の宮1号墳がある。 |
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また、[[七尾市]]の能登島にある[[須曽蝦夷穴古墳]]はドーム型の墓室を持ち[[朝鮮半島]]の[[古墳]]にも通じるものとされる<ref name="maizou"/>。 |
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県域は[[飛鳥時代]]には[[越国]]あるいは三越分割後の[[越前国]]に含まれていた。[[奈良時代]]に入り、[[718年]]に羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて能登国が立てられた。 |
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能登国は[[741年]][[越中国]]に併合され、このころ[[大伴家持]]が越中国の[[国司]]として赴任している。[[757年]]には越中国から分離し、再び能登国が立てられた。 |
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[[平安時代]]初期の[[823年]]になって越前国から加賀・江沼2郡を割いて加賀国が立てられた。これは令制上最後の立国である。 |
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七尾市にある[[能登国分寺]]跡は、能登地方を支配した'''能登臣(のとのおみ)'''一族が[[白鳳時代]]に建てた寺院を[[843年]]に[[国分寺]]としたものである。[[法起寺]]式[[伽藍配置]]を持ち<ref>[https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/210060 「能登国分寺跡附建物群跡」文化遺産オンライン(文化庁)]</ref>、約400年にわたり能登の仏教の場として栄えたとされる<ref name="maizou"/>。奈良時代から平安時代には、能登半島には[[渤海 (国)|渤海]]の使節がたびたび到着し[[交易]]が行われていた。 |
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[[志賀町]]の[[福浦港]]では[[渤海使]]が船の修理や宿泊をしたと伝えられており、平安時代初めに[[渤海使]]接待のため能登国に建てられた'''能登客院'''はこの地にあったと考えられている<ref>[http://www.ishikawa-c.ed.jp/content/m-media/rekishi/rekishiSOZAI/fukuura/fukuura.html 「大陸との貿易の窓口 富来福浦港」石川県教育センター]</ref>。 |
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[[野々市市]]の末松廃寺跡は加賀地方北部に本拠を置く有力[[氏族]]'''道君(みちのきみ)'''が7世紀後半に創ったとされる寺院である。法起寺式伽藍配置をしており、屋根瓦の一部は能美市辰口地区(旧:[[辰口町]])で焼かれたものであることが分かっている<ref name="maizou"/>。 |
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[[奈良時代|奈良]]・平安時代、[[北陸地方]]には[[東大寺]]、[[西大寺 (奈良市)|西大寺]]などの[[荘園 (日本)|荘園]]が多くあった。 |
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白山市から金沢市に跨る[[横江荘|東大寺領横江荘]]もそうした荘園の一つである<ref name="maizou"/>。平安時代に[[修験道]]が活発になると白山を山岳信仰の対象とする[[白山信仰]]が広まり、山頂への登山道([[禅定道]])の起点の一つとなった[[白山比咩神社]]は信仰の拠点となった<ref>[https://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/publish/sizen/documents/sizen21.pdf 「白山の自然誌21 白山の禅定道」2001年3月石川県白山自然保護センター]</ref>。 |
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県域は古くは[[越前国]]の領域に含まれていたが、[[718年]]に羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて[[能登国]]が立てられた。能登国は[[741年]][[越中国]]に併合され、この頃[[大伴家持]]が越中国守に赴任している。[[757年]]には越中国から分離し、再び能登国が立てられた。また[[823年]]には越前国から加賀・江沼2郡を割いて[[加賀国]]が立国され、これが令制上最後の立国となった。 |
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平安時代末期の[[治承・寿永の乱]](源平合戦)では、[[源義仲]](木曾義仲)が[[倶利伽羅峠の戦い]]([[津幡町]])で数で圧倒する[[平家]]の義仲追討軍を破り<ref>[http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/midokoro/kurikara.html 「倶利伽羅」津幡町]</ref>、さらに[[篠原の戦い]](加賀市)で逃げる平家を追撃し、[[京都]]に進んだとされる。 |
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=== 中世 === |
=== 中世 === |
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[[鎌倉時代]]、新たに設けられた[[守護]]は加賀国、能登国とも[[比企朝宗|比企氏]]、[[北条朝時|北条氏]]、[[室町時代]]に入ると加賀国は[[斯波氏]]、[[富樫氏|冨樫氏]]、能登国は[[吉見氏]]、[[畠山氏#平姓畠山家|畠山氏]]であった。 |
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加賀国では、[[応仁の乱]]のころ[[浄土真宗]]が広まり、やがて農民らによる[[一向一揆]]が守護の[[富樫政親]]を破り、武士の支配を脱却した統治が約100年にわたって行われた。これが、加賀地方が「百姓の持ちたる国」と呼ばれた所以である。[[本願寺]]は後の[[金沢城]]の位置に[[金沢御坊]]を作り、ここを拠点にして支配した。本願寺と敵対する[[織田信長]]は、[[柴田勝家]]らを派遣してここを平定し、能登を[[前田利家]]に、加賀を[[佐久間盛政]]に与えた。信長の死後、[[豊臣秀吉]]が実権を握ると、前田利家は加賀も領して、金沢に入城した。 |
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[[ファイル:Torigoe01.jpg|thumb|200px|加賀一向一揆が抵抗の拠点として築城した[[鳥越城]](白山市)<ref name="maizou"/>]] |
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加賀国では、[[権門体制]]から[[幕藩体制]]への過渡期の時代、[[応仁の乱]]のころ[[浄土真宗]]が広まり、やがて寺社勢力に帰依した者を中心とした[[加賀一向一揆]]が起きた。守護大名[[富樫氏|冨樫]]一族の内紛に、地元武士、浄土真宗本願寺派と髙田派の内部抗争が入り混じった紛争が起き、さらに、これに勝利した[[富樫政親|富樫正親]]と本願寺派勢力が内部対立を起こし、本願寺派勢力が勝利したことで、戦国大名化した寺社勢力による自治が始まり、武士の支配を脱却した統治が約100年にわたって行われた。これが、加賀地方が「'''[[百姓]]の持ちたる国'''」と呼ばれた<ref group="注釈">[[蓮如]]の10男[[実悟]]の「実悟記拾遺」に「'''泰高ヲ守護トシテヨリ百姓トリ立テ富樫ニテ候アヒダ百姓等ノウチツヨク成テ近年ハ百姓ノ持タル国ノヤウニナリ行キ候'''」と記されている。「泰高」は加賀一向一揆で自害した[[富樫政親]]の子で守護を継いだ[[富樫泰高]]のこと。</ref> 所以である。その際、富樫政親を滅ぼした洲崎慶覚坊が金沢の台地上にあった本源寺の棟梁を謀殺しており、後に本源寺を、[[尾山御坊]]('''金沢御坊''')と定めて、ここを拠点にして支配した<ref>[http://www.ishikawa-c.ed.jp/content/m-media/rekishi/rekishiSOZAI/ikkoikki/ikkoikki.html 「百姓ノ持チタル国〜加賀一向一揆〜」石川県教育センター]</ref>。本願寺の一向宗(浄土真宗)勢力による自治により石山本願寺の財政基盤として機能していた。中世の幕府は内紛により権威が弱く、世の中は治安が悪く、戦乱による財政難から度重なる徳政令で金融も麻痺していた。一方、本願寺の寺内町(門前町)だけは、支那との交流による銭貨を背景とした大量のマネタリーベースが供給され、規制緩和による自由な商売が出来、軍事組織もあったため治安も良く、徳政令からも免れて経済的に繁栄していた。従って、安心した暮らしを求めて帰依する者が多かったと考えられる。[[本願寺]]と敵対する[[織田信長]]は、[[柴田勝家]]らを派遣してここを平定し、能登国を[[前田利家]]に、加賀国を[[佐久間盛政]]に与えた。織田信長の死後、[[豊臣秀吉]]が実権を握ると、利家は加賀国も領して、尾山御坊跡の[[尾山城]]('''金沢城''')に入り城下町の建設を始めた<ref name="fuuti" />。 |
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能登国では、正長年間 |
[[能登国]]では、[[正長]]年間([[1428年]] - [[1429年]])ごろに初代当主[[畠山満慶]]が[[七尾城]]を築城し、畠山氏の領国支配の拠点となる。7代目当主[[畠山義総]]の時代に最盛期を迎えるが、義総の死後は[[畠山七人衆]]が実権を握り、[[大名]]権力を傀儡化する。[[1560年]]([[永禄]]3年)、9代当主[[畠山義綱]]が実権を取り戻すが、[[1566年]](永禄9年)に[[永禄九年の政変]]で能登国から追放される。[[1577年]]([[天正]]5年)、[[上杉謙信]]が能登国へ侵攻し[[七尾城の戦い]]が起こり、畠山氏は滅亡する。 |
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[[1577年]](天正5年)、[[上杉謙信]]が能登国へ侵攻し[[七尾城の戦い]]が起こり、畠山氏は滅亡する。 |
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=== 近世 === |
=== 近世 === |
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[[ファイル:Kanazawa Castle Gate.JPG|thumb|left|200px|金沢城石川門(金沢市)]] |
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[[関ヶ原の戦い]]で[[徳川家康|家康]]についた利家の息子、[[前田利長|利長]]は[[越中]]全域も含め、約120万石を領する大[[大名]]となった。2代藩主、[[前田利常|利常]]は[[十村制]]や[[改作法]]といった農政改革を行った。前田家は[[産業]]・[[工芸]]の保護・振興に力を入れ、[[城下町]]金沢は[[江戸時代|江戸]]中頃には[[人口]]で日本4位の[[都市]]へと発展した。江戸時代に置かれた藩は[[加賀藩]](1869年に金沢藩に改称)と[[支藩]]の[[大聖寺藩]]があり、城代の置かれたものに[[小松城]]がある。また、当時は富山県も加賀藩であったが、間に支藩の[[富山藩]]があることで領地が分断されたため、西側の高岡などに比べ魚津など富山藩以東の加賀藩領地は事実上東の文化となった。 |
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前田利家の[[長男]]・[[前田利長]]は[[関ヶ原の戦い]]では[[徳川家康]]の東軍につき、戦後[[越中国]]を与えられた。 |
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利長は[[江戸幕府]]の[[幕藩体制]]のもと加賀国、能登国、越中国の3国を治める[[加賀藩]]の藩主となった。加賀藩前田家は[[外様大名]]でありながら[[大名]]の中で最大[[石高]]である約120万石を領した。 |
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=== 近・現代 === |
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[[明治維新]]後、[[廃藩置県]]で[[1871年]](明治4年)[[7月14日 (旧暦)|7月14日]]、第1次府県統合により[[加賀藩|金沢県]](第1次)と[[大聖寺県]]が成立した。同年[[11月20日 (旧暦)|11月20日]]に両県を廃止し、旧金沢県より[[射水郡]]以外の越中国[[新川郡]]、[[婦負郡]]、[[礪波郡]]を分けて'''[[新川県]]'''(当時は新川郡[[魚津市|魚津]]が県庁所在地)を設置、能登国と越中国[[射水郡]]に'''[[七尾県]]'''を、加賀地方に'''金沢県'''(第2次)を置いた。明けて[[1872年]](明治5年)[[2月2日 (旧暦)|2月2日]]、金沢県庁を[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[美川町 (石川県)|美川町]](現・[[白山市]]美川南町)に移し、この郡名より'''石川県'''と改称した。現在の県名はこれに由来する。なお、石川は古くから氾濫を繰り返し、石ころ河原だった手取川の別名という説がある。県庁の移設は、旧加賀藩の影響力を弱めるための時の政府の方策等諸説あるが、公式には金沢では県域の北に寄りすぎであるためという理由であった。 |
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第 2代藩主[[前田利常]]は、江戸幕府2代将軍[[徳川秀忠]]の娘・[[珠姫]]を娶った徳川の[[大名]]として[[大坂の陣]]を戦い、戦後の[[大坂城]]改修の[[普請]]では通常の[[大名]]の負担分より多い負担を敢えてするなど、[[外様大名]]として取り潰しを避けることに意を用いたとされる<ref name="sandai">見瀬和雄『利家・利長・利常 前田三代の人と政治』([[北國新聞|北國新聞社]]、[[2002年]])ISBN 4-8330-1204-9</ref>。 |
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同年[[9月25日 (旧暦)|9月25日]]に射水郡を除く七尾県を石川県に併合(射水郡は新川県に併合)、11月に[[足羽県]]より白山麓18か村を併合し、現在の石川県と同じ県域となった。これにより、先の県庁移転の根拠が消滅し、翌[[1873年]]に再び県庁は金沢に移転したが、県名はその後も石川県のままとされた。 |
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利常は[[1639年]]に家督を長男[[前田光高]]に譲り、次男の[[前田利次]]に[[富山藩]]を、三男の[[前田利治]]に[[大聖寺藩]]を分封した。 |
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その後、[[1876年]](明治9年)[[8月21日]]、第2次府県統合により、当時の新川県(現在の富山県にほぼ相当)、[[敦賀県]](現・福井県)の[[嶺北地域]]を編入し、富山と福井に支庁を置いた(現在の石川県と区別する意味で「大石川県」と呼ぶことがある)。しかし、[[1881年]](明治13年)[[2月7日]]に福井県が、[[1883年]](明治15年)[[5月9日]]に富山県が、それぞれ分離して現在の県域となる。 |
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しかし、[[1645年]]に光高が急死し、第4代藩主となった光高の長男[[前田綱紀]]がまだ幼かったため、利常が[[後見人]]として藩政を補佐した。 |
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=== 第二次世界大戦後 === |
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* [[1947年]] [[第2回国民体育大会]]開催。 |
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* [[1952年]] [[アメリカ軍]]の試射場建設に反対する[[内灘闘争]]が起こる。 |
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* [[1957年]][[3月31日]] 金沢市[[押野村|押野地区]]の[[野々市市|野々市町]](当時)編入に対する[[住民投票]]が実施。賛成多数により、押野地区は[[4月10日]]に野々市町へ編入。 |
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* [[1961年]]2月 [[航空自衛隊]][[小松飛行場|小松基地]]開庁。 |
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* [[1963年]] [[昭和38年1月豪雪|三八豪雪]]により、交通機関が麻痺するなど石川県内で多くの被害が出る。 |
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* [[1973年]] 金沢市の[[西部緑地公園]]を主会場に[[日本海博]]が開催される。 |
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* [[1977年]][[8月25日]] [[白山スーパー林道]]全線開通。 |
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* [[1982年]][[11月17日]] [[能登有料道路]]全線開通。 |
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* [[1991年]] [[全国高等学校総合体育大会|いしかわ総体]]開催。 |
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* [[1993年]][[7月30日]] [[志賀原子力発電所]]([[北陸電力]])運転開始。 |
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* [[2001年]][[8月28日]] 国連軍縮会議が金沢市で開催。 |
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* [[2003年]][[12月5日]] 珠洲市で建設計画のあった[[珠洲原子力発電所]](北陸電力・[[中部電力]]・[[関西電力]])の計画凍結を発表。 |
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* [[2007年]][[3月25日]] 能登半島沖を震源とする震度6強の[[能登半島地震]]があった。 |
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* [[2008年]][[7月28日]] 未明からの降雨により浅野川が55年ぶりに氾濫した。 |
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* [[2009年]][[6月8日]] 金沢市が[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]][[創造都市ネットワーク]]のクラフト&フォークアート部門に認定される。 |
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* [[2011年]][[6月11日]] 能登の里山里海、[[国連食糧農業機関]] (FAO) の[[世界重要農業資産システム|世界農業遺産]]に認定。 |
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* [[2014年]] [[北陸新幹線]]が[[長野駅|長野]] - 金沢間開通予定。 |
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利常が綱紀を後見した時代には、貧農の救済、[[年貢]]納入の徹底などを目的とした'''[[改作法]]'''と呼ばれる農政改革が実施された。 |
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== 政治 == |
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=== 行政 === |
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{{Main|石川県庁}} |
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* 知事:[[谷本正憲]]([[1994年]] - <!--2011年10月30日現在現職-->) |
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* [[石川県知事一覧|歴代知事]] - 歴代知事については別項目で説明。 |
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これは、農民の借金を帳消しにした上で、農具、種籾の購入資金や当座の食料を貸し付けて農業生産性を高めるとともに、各地の有力豪農などから選任した'''[[十村制|十村]](とむら)'''に農民の監督や徴税を委ねるものである。改作法は所期した成果を挙げ、藩政の安定に寄与した<ref name="sandai"/>。 |
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=== 議会 === |
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{{Main|石川県議会}} |
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このころから加賀藩は[[蔵米]]を[[日本海]]から[[関門海峡]]、[[瀬戸内海]]を通り[[大坂]]まで運ぶ船輸送を始め、後の[[西廻海運]]の基となった<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kitamae/mirai/oitati/oitati_2.htm 「北前船の生い立ち」石川新情報書府]</ref>。 |
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=== 財政 === |
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; [[2007年]]度(平成19年度) |
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* [[財政力指数]] 0.45 |
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** IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)11自治体中3位 |
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なお、[[1659年]]に白山が[[噴火]](最も新しい噴火)。[[1668年]]と[[1671年]]には[[手取川]]の洪水で多数の死者が出ている<ref name="sabou">[https://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/hakusansabo/03history/saigai01.html 「手取川災害略史」金沢河川国道事務所]</ref>。 |
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; [[2006年]]度(平成18年度) |
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* 財政力指数 0.42 |
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** IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中5位 |
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[[ファイル:KUTANI Ewer.JPG|thumb|200px|江戸時代前期の[[九谷焼#古九谷|古九谷]]の銚子]] |
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; [[2005年]]度(平成17年度) |
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* 財政力指数 0.40 |
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** IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)14自治体中1位 |
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加賀藩は産業の振興に力を入れ、かつ学問や文芸を奨励したことから、[[城下町]]の金沢を中心として今に続く伝統文化が興隆した。 |
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; [[2004年]]度(平成16年度) |
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* 財政力指数 0.38 |
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** IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)13自治体中2位 |
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金沢城内に設けた'''御細工所'''は初め武器・武具の修理などを行う組織であったが、利常は[[茶の湯]]道具や[[掛幅]]など美術工芸品の製作・修理をさせ、綱紀は塗物・[[蒔絵]]細工、[[象嵌]]細工など20を越える職種を扱わせた。 |
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== 人口 == |
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{{人口統計|code=17000|name=石川県}} |
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綱紀は学問の奨励のため[[木下順庵]]、[[室鳩巣]]、[[稲生若水]]といった学者の招聘につとめた。 |
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== 財政 == |
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; 2006年度(平成18年度) |
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* [[財政力指数]] 0.42153 |
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* 標準財政規模 2761億円 |
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* 普通会計歳入 5094億円 |
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* 普通会計歳出 5014億円 |
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* 経常収支比率 92.8 |
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* 実質公債費比率 13.4% |
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* 人口一人当たりの地方債現在高 94万2178円 普通会計分のみ |
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* [[ラスパイレス指数]] 100.9 |
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地方債等の残高 |
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* 1普通会計分の地方債 1兆1016億円 |
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* 2上記以外の特別会計分の地方債 661億円 |
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* 3 第三セクター等の債務保証等に係る債務 803億円 |
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地方債等の合計 1兆2480億円 (連結会計) |
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綱紀が収集した古今東西の図書は[[尊経閣文庫]]として受け継がれている。 |
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; 2005年度(平成17年度) |
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* 財政力指数:0.40 |
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[[能楽]]も盛んで、利家は[[金春流]]を好み、その後の藩主達にも受け継がれたが、綱紀が[[宝生流]]を取り入れ[[加賀宝生]]を成立させると、後者が主流となり栄えた。 |
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== 経済 == |
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=== 第一次産業 === |
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==== 農業 ==== |
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[[金沢平野]]は単作地帯で[[早場米]]で知られ、[[コシヒカリ]]の有力な生産地。[[ダイコン|源助大根]]や[[レンコン|加賀れんこん]]といった[[加賀野菜]]も有名。金沢市以北の砂丘地帯では[[サツマイモ]]、[[スイカ]]、[[ナシ]]、[[ブドウ]]が栽培が盛んである。 |
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[[兼六園]]は綱紀による蓮池庭と御殿の建設が始まりとされ、現在の姿が完成するのは[[江戸時代]]後期である<ref name="fuuti"/><ref name="yukari">[https://web.archive.org/web/20170202022815/http://shofu.pref.ishikawa.jp/inpaku/toshiie/frame/n5.html 「利家とまつ ゆかりの人物事典」石川新情報書府]</ref>。 |
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==== 漁業 ==== |
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漁業は[[ブリ]]、[[イワシ]]、[[ズワイガニ]]、[[イカ]]、[[アジ]]、[[カキ (貝)|カキ]]、[[ナマコ]]などの漁獲が多く、なかでもブリの漁獲量は国内第1位を誇る<ref>大海区都道府県支庁別統計 魚種別漁獲量、平成20年</ref>。[[能登半島]]には[[輪島港]]や[[福浦港]]など古くからの[[漁港]]が多く、[[小木港]]ではイカ漁、[[宇出津港]]ではブリ漁、[[七尾湾]]の西側にあたる七尾西湾ではカキの養殖が盛ん。また、[[加能ガニ]]や[[ブリ|宇出津港のと寒ぶり]]など海産物のブランド化にも取り組んでいる。 |
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[[輪島塗]]は江戸時代に輪島で下地塗りの漆に混ぜる[[珪藻土]]が見つかったことで堅牢な漆器となり、日用食器として盛んに生産されるようになった。 |
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=== 第二次産業 === |
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==== 製造業 ==== |
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[[ファイル:Hydraulic excavator.jpg|thumb|right|220px|コマツ製の油圧シャベル]] |
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[[江戸時代]]、[[加賀藩|金沢藩]]のころから繊維工業が盛んであったが、安価な輸入製品に代替され、現在では停滞している。それに代わって、織機等から発達した特色ある機械工業やコンピュータ関連などの電機工業が盛んである。 |
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[[北前船]]が寄港する[[輪島港]]の海運の利を活かして全国に販路を広げた。 |
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小松市を創業地とする[[小松製作所|コマツ]]は、[[建設機械]]の国内シェアで1位、世界シェアでは[[キャタピラー]]に次いで2位を誇る。市内にはコマツの工場やその関連企業も多く、[[企業城下町]]を形成している。(2008年発表統計データによる小松市の製造品出荷額は、6,589億円で県内1位) |
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また江戸時代後期には[[沈金]]や蒔絵の技法が加わり美術工芸品としても発展した<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/intro/HTML/H_S50202.html 「輪島塗の歴史」石川新情報書府]</ref><ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kitamae/kikou/isikawa/isikawa_7.htm 「北前船紀行 輪島市」石川新情報書府]</ref>。 |
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石川県の企業は[[ニッチ市場]]で活躍する製造業が多いのが特色である。金沢市内に本社を置く[[津田駒工業]]は織機で世界シェア1位、[[澁谷工業]]はボトリングシステムで国内シェア1位、[[石野製作所]]も回転寿司用コンベアの国内シェアの大半を生産している。また、加賀市の[[大同工業]]は二輪車用チェーン、[[月星製作所]]は二輪車用[[スポーク]]で、いずれも国内シェアの大部分を占める。 |
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大聖寺藩では江戸時代初めに殖産興業の一環として鉱山開発に取り組み九谷村(現:[[加賀市]])で磁鉱が発見されたことから窯を築き色絵磁器([[九谷焼]])の製造が始まった。 |
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[[電気機器]]分野では白山市の[[ナナオ]]は[[ディスプレイ (コンピュータ)|コンピュータ用ディスプレイ]]、金沢市の[[アイ・オー・データ機器]]はコンピュータの[[周辺機器]]の生産を行っている。かほく市に本社を置く[[PFU]]は[[富士通]]の完全子会社であり、[[イメージスキャナ]]の生産では世界トップシェアである。また、[[金沢村田製作所]]など[[村田製作所]]の関連企業も多く、[[電子部品]]の生産も盛んである。 |
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一旦廃窯されるが九谷焼は加賀藩により再興され、明治期には海外への輸出品となった<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kutani/ 「九谷焼」石川新情報書府]</ref>。 |
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|+2008年発表統計データによる<br />県内19市町の製造品出荷額([http://www.stat.go.jp/data/ssds/5b.htm 出典]) |
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江戸時代後期、加賀藩は[[1792年]]に[[藩校]]の文学校[[明倫堂#加賀金沢藩の明倫堂|明倫堂]]と武学校経武館を文武ごとに別けて設立した<ref name="yukari"/>。 |
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明倫堂では[[儒学]]のほか[[易学]]、医学、[[本草学]]、[[暦学]]、[[和算|算学]]などを、経武館では[[馬術]]、[[剣術]]などを教えた。 |
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また幕末には洋式兵学校の壮猶館や航海、測量の実習のための軍艦所を作り、[[ヨーロッパ]]から洋式艦船を購入するなど海防に力を注いだ<ref name="yukari"/><ref>[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/gizyutu/gizyutu2.html 「近世・近代の科学と技術1 科学史」石川県立歴史博物館]</ref>。 |
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=== 近代 === |
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[[ファイル:Shiinoki Geihinkan.jpg|thumb|left|200px|大正時代に竣工した旧・石川県庁(現:[[石川県政記念しいのき迎賓館]])(金沢市)]] |
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[[1869年]](明治2年)[[版籍奉還]]で加賀藩は金沢藩となり、14代藩主[[前田慶寧]]は金沢[[藩知事]]に任命された<ref name="yukari"/>。しかし、[[1871年]](明治4年)[[7月14日 (旧暦)|7月14日]]には[[廃藩置県]]が行われ、金沢藩域は[[加賀藩|金沢県]](第1次)、大聖寺藩域は[[大聖寺県]]となった。同年[[11月20日 (旧暦)|11月20日]]に両県を廃止し、旧・金沢県より[[射水郡]]以外の[[越中国]][[新川郡]]、[[婦負郡]]、[[礪波郡]]を分けて'''[[新川県]]'''(当時は新川郡[[魚津市|魚津]]が県庁所在地)を設置、能登国と越中国[[射水郡]]に'''[[七尾県]]'''を、加賀地方に'''金沢県'''(第2次)を置いた。明けて[[1872年]](明治5年)[[2月2日 (旧暦)|2月2日]]、金沢県庁を[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[美川町 (石川県)|美川町]](現:白山市美川南町)に移し、この郡名より'''石川県'''と改称した<ref>『ふるさと石川歴史館』(2002年6月10日、北國新聞社発行)538頁。</ref>。現在の県名はこれに由来する。なお、石川は古くから氾濫を繰り返し、石ころ河原だった手取川の別名という説がある。県庁の移設は、旧加賀藩の影響力を弱めるための時の政府の方策等諸説あるが、公式には金沢では県域の北に寄りすぎであるためという理由であった。なお、金沢市も市制施行前は石川郡に属していた。同年[[9月25日 (旧暦)|9月25日]]に射水郡を除く七尾県を石川県に併合(射水郡は新川県に併合)、11月に[[足羽県]]より白山麓18か村を併合し、現在の石川県と同じ県域となった。これにより、先の県庁移転の根拠が消滅し、翌[[1873年]](明治6年)に再び県庁は金沢に移転したが、県名はその後も石川県のままとされた。その後、[[1876年]](明治9年)、当時の新川県(現在の[[富山県]]域にほぼ相当)と[[敦賀県]](現在の[[福井県]]域にほぼ相当)の[[嶺北地域]]を編入し、富山と福井に支庁を置いた(現在の石川県と区別する意味で「大石川県」と呼ぶことがある)。 |
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しかし、[[1878年]](明治11年)に[[紀尾井坂の変]]が発生したのを切っ掛けに、大石川県は政府から「大県および不平士族の多い故の難治県」と警戒されるようになり、政府は大石川県の力を弱めるためおよび政府が軍備補完のために設立した「共同運輸会社」に[[伏木港]]の海運業者・藤井能三が有力出資者であることに考慮し、大石川県の分県を承認<ref>『富山新聞』2020年1月21日付28面『お隣さん17 第2章 分かれる・7 分県認めた政府』より。</ref>。[[1881年]](明治14年)に福井県が、[[1883年]](明治16年)に富山県がそれぞれ分離して現在の県域となる。特に富山県については、加賀側と能登側が「越中は藩政期に加賀藩の庇護を受け、さんざん迷惑をかけやっかいになり続けたのに今更分県などけしからん」と強く反発し阻止に暗躍していたが、最終的に越中側の熱意と政府による金沢市族への弾圧や自由民権運動の北陸ブロック形成の阻止という意図により独立する結果となった<ref>『富山県民とともに 北日本新聞百年史』(1984年10月5日、北日本新聞社発行)10ページより。</ref><ref>『富山県の誕生』(2019年5月9日、浦田正吉著、楓工房発行)45頁。</ref>。 |
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明治維新により武士は無職となり明治時代初期には士族の9割は金沢市外県外などに転出していった。そもそも武士の大半は貧乏であったため同時に農工商を営んでおり、士族業が失業しても影響が少なく、中には残った者もいたが、いわゆる上級武士ほど影響が大きかった。[[1874年]](明治7年)、没落した士族を救うために旧・金沢[[藩士]]長谷川準也(後の金沢市長)らにより[[金沢製糸場]]が創設された。[[官営模範工場]]の[[富岡製糸場]]に倣ったもので、県下の[[殖産興業]]の先駆けとなった<ref>[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/gizyutu/gizyutu4.html 「近世・近代の科学と技術3 技術史」石川県立歴史博物館]</ref>。[[1887年]](明治20年)4月、金沢に[[第四高等学校 (旧制)|旧制第四高等中学校]](現在の[[金沢大学]]の前身)が設置された<ref>[http://web.kanazawa-u.ac.jp/~shiryo/50th/genryu/shikou_history.html 「第四高等学校の足跡」金沢大学]</ref><ref>[http://www.ad.kanazawa-u.ac.jp/fifty_years/ts01-p13-24.pdf 「金沢大学50年史」金沢大学]</ref>。また[[1898年]](明治31年)10月、金沢城内に[[大日本帝国陸軍|旧陸軍]][[第9師団 (日本軍)|第九師団]]司令部が設けられた<ref name="fuuti"/>。それまで人口減少などにより経済的に落ち込んでいたが、これにより金沢は北陸地域での学問的、軍事的な拠点として発展していく。 |
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[[ファイル:Kanazawa Station in Meiji era.JPG|thumb|220px|明治期の金沢駅舎および駅前広場(金沢市)]] |
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鉄道は、[[1897年]](明治30年)9月、[[北陸本線|北陸線]]が[[福井駅 (福井県)|福井駅]]から[[小松駅]]まで延伸。翌1898年(明治31年)4月に[[金沢駅]]まで、同年11月に[[高岡駅]]まで延伸された。また同年4月には[[七尾線|七尾鉄道]]が津幡仮停車場(現:[[本津幡駅]]付近)から矢田新駅(後の[[七尾港駅]])まで開通し、[[1907年]](明治40年)国有化された。[[1925年]](大正14年)[[和倉温泉駅|和倉駅]]まで延伸し、[[1935年]](昭和10年)までに[[輪島駅]]まで開業した。 |
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金沢製糸場の施工にあたった津田吉之助の子津田米次郎は[[織機]]の機械化に取り組み、[[1900年]](明治33年)日本初の[[織機#力織機|力織機]]を発明した。当時、[[羽二重]]生産で出遅れていた金沢はこの力織機による工場制大量生産で大正期にかけて生産量を伸ばした<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kikai/kanazawa-history.html 「金沢産業勃興期」石川新情報書府]</ref>。同年、金沢では電気の送電が開始され、翌[[1901年]](明治34年)に市内電話が開通。[[1908年]](明治41年)にはガスの供給が始まっている<ref name="tuusi">[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/13003/rekishi/tsuushi.html 「金沢の歴史(通史)」金沢市]</ref>。 |
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[[1918年]](大正7年)富山県[[魚津町]]で発生した[[1918年米騒動|米騒動]]は石川県でも[[高浜町 (石川県)|高浜町]]・[[堀松村]](いずれも現:志賀町)から金沢市、[[宇出津町]](現:[[能登町]])、[[松任市|松任町]](現:白山市)、[[穴水町]]へと波及した<ref>橋本哲哉、「[https://hdl.handle.net/2297/10828 第5章 米騒動]」『近代石川県地域の研究』 経済学部研究叢書 1986年 p.137-178, 金沢大学経済学部</ref>。翌[[1919年]](大正8年)に[[北陸鉄道金沢市内線|金沢で市内電車が運転]]を始める<ref name="tuusi"/> とこれを契機に都市化が進み、カフェ・映画などの[[大衆文化]]が広がった。[[1925年]](大正14年)内灘村(現:[[内灘町]])に開園した[[粟崎遊園]]にも人気が集まった<ref>[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/kingen/kingen02.html 「大正デモクラシーと民衆文化」石川県立歴史博物館]</ref>。金沢では[[1930年]](昭和5年)に犀川を水源とする[[末浄水場]]が完成して水道が通水し<ref>[http://www2.city.kanazawa.ishikawa.jp/web/about/about_info_01.html 「企業局のあゆみ」金沢市企業局]</ref>、同年ラジオ放送が始まった<ref name="nhk">[http://www.nhk.or.jp/kanazawa/station_info/ayumi/index.html 「金沢放送局のあゆみ」NHK金沢放送局]</ref>。 |
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[[1896年]](明治29年)および[[1934年]](昭和9年)には[[手取川]]で[[手取川大水害|大洪水]]があり、多数の死者が発生した<ref name="sabou"/>。特に1934年(昭和9年)の災害は上流で大規模な土砂崩れ([[手取川#災害|別当崩れ]])が発生するなど上流から河口まで流域の全域にわたって被害が発生し、死者97人、行方不明者15人に上る未曾有の大災害であった<ref>[https://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/hakusansabo/03history/saigai02.html 「昭和9年災害概要」金沢河川国道事務所]</ref>。 |
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=== 現代 === |
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[[ファイル:Komatsu airport terminal building.jpg|thumb|left|200px|自衛隊と民間航空の共用空港である通称「小松空港」([[小松飛行場]]、[[小松市]])]] |
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石川県は戦争中空襲などによって焦土となることを免れたため(全国で唯一、[[太平洋戦争]]での空襲が無かった県である<ref name="airraid" />)、戦後も様々な社会資本を引き続き使用することができた。[[1947年]](昭和22年)の[[第2回国民体育大会]]が石川県を中心として開催されたのは一つの例である。これは各都道府県持ち回りとなる最初の大会となった<ref name="sengo">[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/kingen/kingen04.html 「戦後の復興と高度成長」石川県立歴史博物館]</ref>。 |
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戦後、[[アメリカ軍]]が内灘村(現:内灘町)で接収した砲弾試射場に対する反対運動([[内灘闘争]])が起こり、[[1952年]](昭和27年)から翌年にかけて激しさを増した<ref name="sengo"/>。その後[[1957年]](昭和32年)に撤収されたため事態は次第に収束していった<ref>[http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/info/detail.jsp?id=115 「内灘闘争」内灘町]</ref>。[[大日本帝国海軍|旧海軍]]の[[小松飛行場]]は戦後アメリカ軍に接収されていたが、[[1955年]](昭和30年)に不定期の大阪便が就航した。[[1958年]](昭和33年)にアメリカ軍の接収が解除されると[[航空自衛隊]]が駐屯。[[1961年]](昭和36年)に航空自衛隊小松基地が開庁し、正式に自衛隊と民間航空との共用飛行場となった<ref>[http://www.komatsuairport.jp/komatsusypher/www/info/detail.jsp?id=267 「沿革」小松空港協議会]</ref><ref>[http://www.city.komatsu.lg.jp/kankou/enkaku.html 「小松の歴史」小松市]</ref>。 |
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1957年(昭和32年)[[日本放送協会|NHK]] がテレビ放送を開始<ref name="nhk"/>。翌年、[[民間放送]]の[[北陸放送]]もテレビ放送を始めた<ref>[http://www.mro.co.jp/mro-info/gaiyo.html 「会社概要」北陸放送株式会社]</ref>。[[1962年]](昭和37年)からはテレビカラー放送が始まった<ref name="nhk"/>。同年12月末から翌[[1963年]](昭和38年)2月初めにかけて北陸地方を中心に広い範囲で降雪が続いた。最深積雪は金沢で181cmを記録。交通障害、通信障害、停電のほか家屋の倒壊も相次いだ([[昭和38年1月豪雪|三八豪雪]])<ref>[https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1963/196301/196301.html 「昭和38年1月豪雪」気象庁]</ref>。 |
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1963年(昭和38年)北陸本線福井駅・金沢駅間が電化<ref name="kensei3839">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/38-39.html 「県政の主なあゆみ昭和38年〜昭和39年」石川県]</ref>。翌年金沢駅・[[富山駅]]間も電化される<ref>[http://www.city.takaoka.toyama.jp/kikaku/0204/toukei/toukeisyo/17.nennpyouf.pdf 「年表」高岡市]</ref>。[[日本国有鉄道|国鉄]][[のと鉄道能登線|能登線]]は[[1959年]](昭和34年)に[[穴水駅]]から[[鵜川駅]]まで開業し、[[1964年]](昭和39年)までに[[蛸島駅]]まで全線開通した<ref name="kensei3839"/>。一方、[[1967年]](昭和42年)[[北陸鉄道金沢市内線|金沢の市内電車]]が廃止された<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/42-43.html 「県政の主なあゆみ昭和42年〜昭和43年」石川県]</ref>。 |
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[[1970年]](昭和45年)[[10月31日]]、石川県内の人口が100万人を上回った<ref>『愛蔵版 石川富山 昭和あのとき ストーリー編』(2014年8月5日、北國新聞社、富山新聞社発行)472頁。</ref>。 |
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[[1972年]](昭和47年)県内初の[[日本の高速道路|高速道路]]となる[[北陸自動車道]][[金沢西インターチェンジ|金沢西IC]]・[[小松インターチェンジ|小松IC]]間が開通<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/46-47.html 「県政の主なあゆみ昭和46年〜昭和47年」石川県]</ref>。その後[[1978年]](昭和53年)までに県内の北陸自動車道は全線が開通した<ref name="kensei5253">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/52-53.html 「県政の主なあゆみ昭和52年〜昭和53年」石川県]</ref>。能登方面は、[[1973年]](昭和48年)能登海浜道路[[高松インターチェンジ|高松IC]]・[[柳田インターチェンジ|柳田IC]]間が開通し<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/48-49.html 「県政の主なあゆみ昭和48年〜昭和49年」石川県]</ref>、[[1982年]](昭和57年)までに[[粟崎インターチェンジ|粟崎IC]]・[[穴水インターチェンジ|此木IC]](現:穴水IC)間の[[のと里山海道|能登有料道路]]全線が開通している<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/57.html 「県政の主なあゆみ昭和57年」石川県]</ref>。なお[[1977年]](昭和52年)に[[尾口村]](現:白山市)と岐阜県[[白川村]]を結ぶ[[白山白川郷ホワイトロード|白山スーパー林道]](現:白山白川郷ホワイトロード)が開通した<ref name="kensei5253"/>。 |
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[[1980年]](昭和55年)には治水、都市用水の供給、発電を目的とした[[手取川ダム]]が完成。水道用水として北は七尾市能登島から南は加賀市まで県内給水人口の7割以上を賄う<ref>[https://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb2_jigyo/river/jigyo/dam.html 「手取川ダムの概要」金沢河川国道事務所]</ref>。また[[1993年]](平成5年)志賀町で [[志賀原子力発電所]]([[北陸電力]])が営業運転を開始した<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h5-2.html 「県政の主なあゆみ平成5年後期」石川県]</ref>。一方で[[2003年]](平成15年)には珠洲市で建設計画のあった[[珠洲原子力発電所]](北陸電力・[[中部電力]]・[[関西電力]])の計画凍結が発表された<ref>[http://www.rikuden.co.jp/press/attach/03120501.pdf 「珠洲原子力発電所計画の凍結について」北陸電力]</ref>。 |
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[[ファイル:Shiroyone Senmaida 200906.jpg|thumb|200px|[[白米千枚田]](輪島市)。能登の里山里海は世界農業遺産に認定された。]] |
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昭和末期以降、能登地方の交通体系は鉄道中心から道路・空港に大きく変わった。[[1988年]](昭和63年)[[西日本旅客鉄道|JR]]能登線が廃止され、[[第三セクター鉄道]]の[[のと鉄道]]に引き継がれた([[のと鉄道能登線]])<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/63.html 「県政の主なあゆみ昭和63年」石川県]</ref>。[[1991年]](平成3年)にはJR七尾線[[津幡駅]]・和倉温泉駅間が電化される一方、和倉温泉駅・輪島駅間がのと鉄道に経営移管された([[のと鉄道七尾線]])<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h3-2.html 「県政の主なあゆみ平成3年後期」石川県]</ref>。[[2001年]](平成13年)のと鉄道七尾線穴水駅・輪島駅間<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/chiji/gikai/h12_9_18/11_noto.html 「県議会の議案説明要旨 9月補正予算の概要について」石川県]</ref> が、[[2005年]](平成17年)のと鉄道能登線が廃止された<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h17-1.html 「県政の主なあゆみ平成17年前期」石川県]</ref>。 |
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2003年(平成15年)石川県で2番目となる[[能登空港]]が開港。能登空港には石川県の出先機関が入るほか、隣接地に[[学校法人日本航空学園|日本航空学園]]が誘致された。また[[能登空港#道の駅のと里山空港|道の駅]]としても登録されている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h15-1.html 「県政の主なあゆみ平成15年前期」石川県]</ref><ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h15-2.html 「県政の主なあゆみ平成15年後期」石川県]</ref>。[[能越自動車道]]は能登有料道路と共用する[[徳田大津ジャンクション|徳田大津JCT]]・穴水IC間に続き、[[1998年]](平成10年)[[田鶴浜インターチェンジ|田鶴浜IC]]・徳田大津JCT間が供用を開始<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h10-1.html 「県政の主なあゆみ平成10年前期」石川県]</ref>。[[2006年]](平成18年)(平成19年)に穴水IC・能登空港IC(現:[[のと里山空港インターチェンジ|のと里山空港IC]])間(穴水道路)が開通した<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h18-1.html 「県政の主なあゆみ平成18年前期」石川県]</ref>。 |
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[[2007年]](平成19年)[[3月25日]] [[能登半島]]沖を震源とする[[マグニチュード]]6.9の地震([[能登半島地震 (2007年)|能登半島冲地震]])が発生。最大震度は[[輪島市]]、[[七尾市]]、[[穴水町]]で震度 6強。死者1人、重軽傷者338人のほか、2,426棟の住家が全半壊し、能登有料道路の一部が大規模に崩落するなどの被害が出た<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/bousai/bousai_g/notohanto_eq/kirokushi/index.html 「平成19年能登半島地震災害記録誌」石川県]</ref>。[[2008年]](平成20年)[[7月28日]] 未明からの降雨により浅野川が55年ぶりに氾濫し、金沢市内で2,000棟を超える家屋の被害が出た。浅野川流域の最大3時間雨量は[[金沢地方気象台]]の過去最大雨量を記録し、約200年に一度の豪雨となった<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kasen/sansha-i/documents/hokoku.pdf 局所的豪雨に対応した新たな河川管理検討委員会『局所的豪雨に対応した新たな河川管理検討委員会報告書〜浅野川における豪雨災害を受けて〜』2009年2月 石川県]</ref>。 |
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[[2009年]](平成21年) 金沢市が[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]・[[創造都市ネットワーク]]のクラフト分野に登録された<ref>[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11001/souzoutoshi/torikumi/index.html 「ユネスコ・クラフト創造都市」金沢市]</ref>。また同年能登地方北部の伝統的な祭礼'''[[アエノコト|奥能登のあえのこと]]'''がユネスコの[[無形文化遺産]]代表一覧表に記載され<ref name="aenokoto">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/mukeibunkaisan/index.html 「「奥能登のあえのこと」ユネスコ無形文化遺産の「代表一覧表」に記載」石川県]</ref>、[[2011年]](平成23年)には'''能登の里山里海'''が佐渡島と同時に日本で初めて[[国連食糧農業機関]] (FAO) の[[世界重要農業資産システム|世界農業遺産]]に認定された<ref>[http://www.fao.org/fileadmin/templates/giahs/PDF/GIAHS_Noto_proporsal_17_Dec.pdf "Noto's Satoyama and Satoumi" Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS) Initiative SUMMARY INFORMATION]</ref><ref>[http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1109/spe1_03.html 「特集1 世界農業遺産(3) 能登の里山里海」農林水産省]</ref>。 |
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[[2013年]](平成25年)には多くの幹線道路が整備された。[[能越自動車道]]七尾氷見道路[[七尾城山IC]]~[[七尾大泊IC]]間が[[3月24日]]に完成したほか、[[能登有料道路]]などが[[3月31日]]に無料化された<ref>{{Cite web |title=県政の主なあゆみ平成25年 前期 |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kouhou/nenpyo/h25-1.html |website=石川県 |access-date=2024-01-11 |language=ja |last=石川県}}</ref>。 |
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[[2015年]](平成27年)[[3月14日]]、北陸新幹線が[[金沢駅]]まで開業したほか、輪島市を舞台にした[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]][[まれ]]の放送などで県内が沸いた。[[5月17日]]には第66回[[全国植樹祭]]が石川県で開催された<ref>{{Cite web |title=全国植樹祭の概要 {{!}} 第66回全国植樹祭いしかわ2015 |url=https://www.pref.ishikawa.jp/shinrin/syokuzyu/about/index.html |website= |access-date=2024-01-11 |publisher=石川県}}</ref>。 |
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[[2016年]](平成28年)には[[青柏祭の曳山行事]]がユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「[[山・鉾・屋台行事]]」として登録された<ref>{{Cite web |title=青柏祭の曳山行事 文化遺産オンライン |url=https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/300019 |website= |access-date=2024-01-11 |language=ja |publisher=文化庁}}</ref>。[[2018年]](平成30年)[[11月29日]]には[[能登のアマメハギ]]が「[[来訪神:仮面・仮装の神々|来訪神仮面・仮装の神々]]」として登録されている<ref>{{Cite web |title=能登のアマメハギ 文化遺産オンライン |url=https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/170125 |website= |access-date=2024-01-11 |language=ja |publisher=文化庁}}</ref>。 |
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[[2020年]]([[令和]]2年)[[4月14日]]、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、知事は県独自の[[緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置|緊急事態宣言]]を出した。記者会見で知事は「地域医療が危機的な状況に陥りかねない」と危機感を表明した<ref>{{Cite web|和書|date=2020-04-15|url=https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20200413-OYTNT50096/|title=県と金沢市、独自「緊急宣言」 新型コロナ|publisher=読売新聞|accessdate=2020-04-15}}</ref>。一方で2020年には[[金沢港]]クルーズターミナルのオープンや、[[金沢城公園]]「鼠多門・鼠多門橋」の完成、[[国立工芸館]]の開館など様々な観光施設がオープンした<ref>{{Cite web |title=県政の主なあゆみ令和2年 |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kouhou/nenpyo/r2.html |website=石川県 |access-date=2024-01-08 |language=ja |last=石川県}}</ref>。 |
|||
[[2021年]](令和3年)[[5月31日]]・[[6月1日]]には[[東京2020オリンピック]][[オリンピック聖火|聖火リレー]]が金沢城公園三の丸広場、[[和倉温泉]]湯っ足りパークで開催された<ref>{{Cite web |title=令和3年5月31日・6月1日 東京2020オリンピック聖火リレー |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kensei/koho/photogallery/2021/05/20210531/20210531.html |website=石川県 |access-date=2024-01-08 |language=ja |last=石川県}}</ref>。 |
|||
[[2022年]](令和4年)[[7月16日]]には、[[石川県立図書館]]が金沢市小立野に移転開館<ref>{{Cite web |title=新・石川県立図書館 開館:北陸中日新聞Web |url=https://www.chunichi.co.jp/article/509888 |website=中日新聞Web |access-date=2024-01-08 |language=ja |date=2022-7-17}}</ref>。年間100万人の来館者数を達成した<ref>{{Cite web |title=県立図書館オープンから1年で目標の100万人達成|NHK 石川県のニュース |url=https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20230716/3020015882.html |website=NHK NEWS WEB |access-date=2024-01-08 |last=日本放送協会}}</ref>。 |
|||
[[2023年]](令和5年)[[5月14日]]・[[5月15日|15日]]には[[主要国首脳会議|G7]]富山・金沢教育大臣会合が金沢市で行われ<ref>{{Cite web |title=G7富山・金沢教育大臣会合 G7 Education Ministers’ Meeting in Toyama and Kanazawa:文部科学省 |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/G7/toyama_kanazawa.html |website=文部科学省ホームページ |access-date=2024-01-08 |language=ja}}</ref>、[[10月14日]]から[[11月26日]]にかけては、第38回[[国民文化祭]]・第23回全国障害者芸術・文化祭、いしかわ百万石文化祭2023が石川県で開催された<ref>{{Cite web |title=いしかわ百万石文化祭2023 |url=https://ishikawa-bunkasai2023.jp/ |website= |access-date=2024-01-08 |language=ja |publisher=石川県県民文化スポーツ部 石川百万石文化祭推進部}}</ref>。 |
|||
[[2024年]]([[令和]]6年)[[1月1日]]、能登半島を震央とする[[令和6年能登半島地震]]([[マグニチュード]]7.6)が発生し、[[羽咋郡]][[志賀町]]では県内で史上初となる[[震度7]]を観測した<ref>『[[北國新聞]]』2024年1月1日特別号外1頁「県内 大地震 志賀震度7 輪島津波1.2メートル M7.6 金沢で震度5強 倒壊生き埋め6件、輪島大火事 各地で負傷者」(北國新聞社)</ref>。 |
|||
[[3月16日]]のJRグループのダイヤ改正において[[北陸新幹線]]の[[金沢駅]]‐[[敦賀駅]]間が延伸開業。これに伴い[[北陸本線]]の上記延伸開業区間のうち、金沢駅‐[[大聖寺駅]]間が[[IRいしかわ鉄道線]]に、大聖寺駅‐敦賀駅間が[[ハピラインふくい線]]に経営が移管された。前日の15日が北陸本線としてのラストランとなり、特急「[[サンダーバード (列車)|サンダーバード]]」・「[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]」・「[[ダイナスター (列車)|ダイナスター]]」・「[[おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス]]」の4列車も石川県内での運行を終え、「ダイナスター」と「おはようエクスプレス」・「おやすみエクスプレス」は廃止され、「サンダーバード」と「しらさぎ」は敦賀駅発着に変更された。また、四半世紀続いた北陸本線の名前が石川県からも消滅した<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASS3H764YS3HPISC007.html 「サンダーバード」「しらさぎ」 ファンに見送られ金沢発ラストラン]朝日新聞DIGITAL.2024年3月15日</ref><ref>[https://www.tetsudo.com/topics/13687/ 北陸本線 金沢~敦賀間 営業終了]鉄道コム.2024年3月15日</ref>。 |
|||
== 人口 == |
|||
石川県の人口は、2022年(令和4年)10月1日現在で1,117,827人となっている<ref name=":2">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4705/r04ishikawakennnojinnkoutosetai.pdf |title=『令和4年 石川県の人口と世帯』 |access-date=2024年1月8日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 |date=2023-03 |page=5}}</ref>。このうち、能登地方が171,162人、加賀地方が946,665人と、約84.7%が加賀地方に集中している<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4705/r04ishikawakennnojinnkoutosetai.pdf |title=『令和4年 石川県の人口と世帯』 |access-date=2024年1月8日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 |page=12 |date=2023-03}}</ref>。市町別では、[[金沢市]]が459,916人と最も多く、県人口の約41.1%を占めている<ref name=":0">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4705/r04ishikawakennnojinnkoutosetai.pdf |title=『令和4年 石川県の人口と世帯』 |access-date=2024年1月8日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 |page=13 |date=2023-03}}</ref>。次いで、[[白山市]]109,693人、[[小松市]]105,006人、[[加賀市]]61,379人、[[野々市市]]57,891人、[[七尾市]]48,391人などとなっている<ref name=":0" />。 |
|||
2022年(令和4年)の[[高齢化率]]は30.5%で、全国の29.1%を上回っている<ref name=":1">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4705/r04ishikawakennnojinnkoutosetai.pdf |title=『令和4年 石川県の人口と世帯』 |access-date=2024年1月8日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 |date=2023-03 |page=17}}</ref>。地域別に見ると加賀地方が28.0%であるのに対し、能登地方は44.2%と高くなっている<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4705/r04ishikawakennnojinnkoutosetai.pdf |title=『令和4年 石川県の人口と世帯』 |access-date=2024年1月8日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 |page=18 |date=2023-03}}</ref>。市町別では野々市市の20.5%が最も低く、[[珠洲市]]の52.8%が最も高い<ref name=":1" />。 |
|||
[[2012年]](平成24年)から2022年(令和4年)の10年間の比較においては、野々市市が7.96%の増加、[[かほく市]]が2.15%の増加、[[津幡町]]が0.15%の増加であるのに対し、他16市町村は減少している。減少率が大きい順に、珠洲市22.02%減、[[能登町]]21.18%減、[[輪島市]]19.67%減、[[穴水町]]18.71%減、[[志賀町]]17.12%減などとなっている<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4705/r04ishikawakennnojinnkoutosetai.pdf |title=『令和4年 石川県の人口と世帯』 |access-date=2024年1月9日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 |date=2023-03 |page=14}}</ref>。 |
|||
[[平均寿命]]は2020年(令和2年)で男性82.00歳、女性88.11歳となっており、それぞれ全国(男性81.49歳、女性87.60歳)よりも長い<ref>{{Cite web |title=平均寿命、北陸3県全国平均上回る:朝日新聞デジタル |url=https://www.asahi.com/articles/ASQDS7KS9QDRPISC01C.html?iref=ogimage_rek |website=朝日新聞デジタル |date=2022-12-24 |access-date=2024-01-08 |language=ja}}</ref>。[[合計特殊出生率]]は2022年(令和4年)で1.38人と、全国の1.26人を上回っている<ref>{{Cite web |title=石川県の出生率 去年は1.38 前年と同じ|NHK 石川県のニュース |url=https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20230603/3020015454.html |website=NHK NEWS WEB |access-date=2024-01-08 |last=日本放送協会 |date=2023-6-3}}</ref>。 |
|||
[[ファイル:Growth rate map of municipalities of Ishikawa prefecture, Japan_2015-2020.svg|thumb|300px|石川県市町村人口増減率分布図(2015年度と2020年度[[国勢調査 (日本)|国勢調査]]から算出) |
|||
{{Multicol}} |
|||
'''増加''' |
|||
{{legend|#99FF55|2.5 - 4.99 %}} |
|||
{{legend|#CCFFAA|0.0 - 2.49 %}} |
|||
{{Multicol-break}} |
|||
'''減少''' |
|||
{{Legend|#FFAAAA|0.0 - 2.5 %}} |
|||
{{Legend|#FF5555|2.5 - 5.0 %}} |
|||
{{Legend|#FF0000|5.0 - 7.5 %}} |
|||
{{Legend|#AA0000|7.5 - 10.0 %}} |
|||
{{Legend|#550000|10.0 % 以上}} |
|||
{{Multicol-end}}]] |
|||
{{人口統計|code=17000|name=石川県|image=Demography17000.svg}} |
|||
===都市=== |
|||
;石川県内 市別人口ランキング(2022年(令和4年)10月1日現在)<ref name=":0" /> |
|||
{| class="infobox" style="text-align:center; width:100%; margin-right:10px; font-size:100%" |
|||
|- |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | 県内順位 |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | 都市 |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | [[石川県#地域区分|地域区分]] |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | 人口 |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | 県内順位 |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | 都市 |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | [[石川県#地域区分|地域区分]] |
|||
! align=center style="background:#f5f5f5;" | 人口 |
|||
|- |
|||
|----- |
|||
|align="center"| '''1''' |
|||
|align="center"| '''[[金沢市]]''' |
|||
|align="center"|[[加賀地方]] |
|||
|align="right"|459,916人 |
|||
|align="center"| '''11''' |
|||
|align="center"| '''[[輪島市]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|23,022人 |
|||
|----- |
|||
|align="center"| '''2''' |
|||
|align="center"| '''[[白山市]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|109,693人 |
|||
|align="center"| '''12''' |
|||
|align="center"| '''[[羽咋市]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|19,650人 |
|||
|----- |
|||
|align="center"| '''3''' |
|||
|align="center"| '''[[小松市]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|105,006人 |
|||
|align="center"| '''13''' |
|||
|align="center"| '''[[志賀町]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|17,856人 |
|||
|----- |
|||
|align="center"| '''4''' |
|||
|align="center"| '''[[加賀市]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|61,379人 |
|||
|align="center"| '''14''' |
|||
|align="center"| '''[[中能登町]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|16,028人 |
|||
|----- |
|||
|align="center"| '''5''' |
|||
|align="center"|'''[[野々市市]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|57,891人 |
|||
|align="center"| '''15''' |
|||
|align="center"| '''[[能登町]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|14,832人 |
|||
|- |
|||
|align="center"|'''6''' |
|||
|align="center"|'''[[七尾市]]''' |
|||
|align="center"|[[能登地方]] |
|||
|align="right"|48,391人 |
|||
|'''16''' |
|||
|align="center"|'''[[珠洲市]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|12,197人 |
|||
|- |
|||
|align="center"|'''7''' |
|||
|align="center"|'''[[能美市]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|48,324人 |
|||
|align="center"|'''17''' |
|||
|align="center"|'''[[宝達志水町]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|11,606人 |
|||
|- |
|||
|align="center"|'''8''' |
|||
|align="center"|'''[[津幡町]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|36,956人 |
|||
|align="center"|'''18''' |
|||
|align="center"|'''[[穴水町]]''' |
|||
|align="center"|能登地方 |
|||
|align="right"|7,580人 |
|||
|- |
|||
|align="center"|'''9''' |
|||
|align="center"|'''[[かほく市]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|35,089人 |
|||
|align="center"|'''19''' |
|||
|align="center"|'''[[川北町]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|6,114人 |
|||
|- |
|||
|align="center"|'''10''' |
|||
|align="center"|'''[[内灘町]]''' |
|||
|align="center"|加賀地方 |
|||
|align="right"|26,297人 |
|||
| |
| |
||
| |
|||
{| class="wikitable" |
|||
| |
|||
| |
|||
|} |
|||
{{-}} |
|||
<gallery> |
|||
Kohrinbo crossing.jpg|1.金沢市(中核市) |
|||
JR Mikawa station 01.jpg|2.白山市 |
|||
JA8991 (24643740539).jpg|3.小松市 |
|||
Hadutiwo gakudou.jpg|4.加賀市 |
|||
横宮交差点 - panoramio.jpg|5.野々市市 |
|||
Nanao Station 4.jpg|6.七尾市 |
|||
JAIST.JPG|7.能美市 |
|||
Takamatsu station 20150328.JPG|8.かほく市 |
|||
Wajima Asaichi ac (11).jpg|9.[[輪島市]] |
|||
Hakui Station east 20160529.jpg|10.羽咋市 |
|||
</gallery> |
|||
; 石川県内市別人口密度(2022年(令和4年)10月1日現在)<ref name=":2" /> |
|||
; |
|||
{| class="wikitable sortable" |
|||
! |
|||
!人口密度 |
|||
!面積 |
|||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''金沢市''' |
|||
|1 |
|||
|align="right"|981.03人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[小松市]] |
|||
| |
|align="right"|468.31km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''七尾市''' |
|||
|2 |
|||
|align="right"|152.03人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[金沢市]] |
|||
| |
|align="right"|318.30km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''小松市''' |
|||
|3 |
|||
|align="right"|283.00人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[白山市]] |
|||
| |
|align="right"|371.05km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''輪島市''' |
|||
|4 |
|||
|align="right"|54.00人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[能美市]] |
|||
| |
|align="right"|426.35km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''珠洲市''' |
|||
|5 |
|||
|align="right"|49.34人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[加賀市]] |
|||
| |
|align="right"|247.20km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''加賀市''' |
|||
|6 |
|||
|align="right"|200.67人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[かほく市]] |
|||
| |
|align="right"|305.87km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''羽咋市''' |
|||
|7 |
|||
|align="right"|240.07人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[宝達志水町]] |
|||
| |
|align="right"|81.85km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''かほく市''' |
|||
|8 |
|||
|align="right"|544.52人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[志賀町]] |
|||
| |
|align="right"|64.44km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''白山市''' |
|||
|9 |
|||
|align="right"|145.30人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[七尾市]] |
|||
| |
|align="right"|754.92km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''能美市''' |
|||
|10 |
|||
|align="right"|574.33人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[川北町]] |
|||
| |
|align="right"|84.14km{{Sup|2}} |
||
|} |
|||
| |
|||
{| class="wikitable" |
|||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''野々市市''' |
|||
|11 |
|||
|align="right"|4,269.25人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[羽咋市]] |
|||
| |
|align="right"|13.56km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''川北町''' |
|||
|12 |
|||
|align="right"|417.62人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[津幡町]] |
|||
| |
|align="right"|14.64km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''津幡町''' |
|||
|13 |
|||
|align="right"|334.17人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[野々市市|野々市町]](当時) |
|||
| |
|align="right"|110.59km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''内灘町''' |
|||
|14 |
|||
|align="right"|1,293.51人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[中能登町]] |
|||
| |
|align="right"|20.33km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''志賀町''' |
|||
|15 |
|||
|align="right"|72.36人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[輪島市]] |
|||
| |
|align="right"|246.76km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''宝達志水町''' |
|||
|16 |
|||
|align="right"|104.08人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[能登町]] |
|||
| |
|align="right"|111.51km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''中能登町''' |
|||
|17 |
|||
|align="right"|179.18人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[珠洲市]] |
|||
| |
|align="right"|89.45km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''穴水町''' |
|||
|18 |
|||
|align="right"|41.37人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[穴水町]] |
|||
| |
|align="right"|183.21km{{Sup|2}} |
||
|- |
|- |
||
|align="center"|'''能登町''' |
|||
|19 |
|||
|align="right"|54.28人/km{{Sup|2}} |
|||
|[[内灘町]] |
|||
| |
|align="right"|273.27km{{Sup|2}} |
||
|} |
|} |
||
; |
|||
|} |
|||
<gallery> |
|||
==== 伝統工芸 ==== |
|||
Okyozuka.jpg|野々市市 |
|||
江戸時代に加賀藩が[[伝統工芸]]を振興したため、高度な技術が育まれた。その技術は今でも受け継がれ、多数の[[人間国宝]]を輩出している。 |
|||
Higashiyama-higashi Kanazawa Ishikawa03n3200.jpg|金沢市(県都・[[中核市]]) |
|||
Matsui-Hideki-Baseball-Museum.jpg|能美市 |
|||
Kahoku City Hall 2020.jpg|かほく市 |
|||
Komatsu Station West 2020.jpg|小松市 |
|||
</gallery> |
|||
=== 石川県人口動態 === |
|||
金沢市では[[金沢箔]]の生産が盛んであり、[[金箔]]の国内シェアの98%以上を占めている。([[銀箔]]の国内シェアは100%) |
|||
2024年7月1日現在、石川県の人口は約110万人となっている。県内の人口は1978年に110万人を上回ってからは大幅な増減はなく現在までの46年間110万人台で推移している。近年の石川県の人口減少率は-0.8%前後、年間人口減少数は9000人前後で推移している。主は高齢化に伴う自然減少であり7000人を占め、社会減少は2000人程度を占めるに過ぎない。人口減少率は政令指定都市を抱える宮城県や広島県と同程度であり地方においては人口減少が比較的緩やかである。能登地域で人口減少が続く一方で金沢市では再開発の動きや近隣の野々市や松任(白山市)では人口増加が続いており県内の格差問題が課題となっている。 |
|||
{| class="wikitable" style="margin:1em; font-size:80%; text-align:right; white-space:nowrap;" |
|||
輪島市で作られる[[輪島塗]]は、全国的に有名である。<ref>[http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070131002.htm 「地域ブランド」といえば何?「輪島塗」首位]</ref> |
|||
|+表1. 国勢調査結果に基づく石川県の人口推移 |
|||
[[2008年]](平成20年)には、[[北海道洞爺湖サミット]]の[[主要国首脳会議|G8]]社交ディナーで乾杯の杯にも使われた。 |
|||
!実施年!!人口(人)!!増減人口(人)!!人口増減率(%)!!国内増減率(%)!!増加率全国順位 |
|||
|-- |
|||
! 1960年 |
|||
| 973,418|| -|| -||-||- |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 1965年 |
|||
| 980,499||{{increase}} 7,081||{{increase}} 0.73||{{increase}} 5.20||19位 |
|||
|--style="background-color:#fdd" |
|||
! 1970年 |
|||
| 1,002,420||{{increase}} 21,921||{{increase}} 2.24||{{increase}} 5.54 |
|||
||19位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 1975年 |
|||
| 1,069,872||{{increase}} 67,452||{{increase}} 6.73||{{increase}} 7.92||16位 |
|||
|-style="background-color:#dfd" |
|||
! 1980年 |
|||
| 1,119,304||{{increase}} 49,432||{{increase}} 4.62||{{increase}} 4.57||15位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 1985年 |
|||
| 1,152,325||{{increase}} 33,021||{{increase}} 2.95||{{increase}} 3.40||17位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 1990年 |
|||
| 1,164,628||{{increase}} 12,303||{{increase}} 1.07||{{increase}} 2.12||20位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 1995年 |
|||
| 1,180,068||{{increase}} 15,440||{{increase}} 1.33||{{increase}} 1.58||19位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 2000年 |
|||
| 1,180,977||{{increase}} 909||{{increase}} 0.08||{{increase}} 1.08||23位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 2005年 |
|||
| 1,174,026||{{decrease}} 6,951||{{decrease}} 0.59||{{increase}} 0.66||22位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 2010年 |
|||
| 1,169,788||{{decrease}} 4,238||{{decrease}} 0.36||{{increase}} 0.23||12位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 2015年 |
|||
| 1,154,008||{{decrease}} 15,780||{{decrease}} 1.35||{{decrease}} 0.75||15位 |
|||
|-style="background-color:#fdd" |
|||
! 2020年 |
|||
| 1,132,526||{{decrease}} 21,482||{{decrease}} 1.86||{{decrease}} 0.75||18位 |
|||
|} |
|||
=== 石川県・秋田県・沖縄県の人口推移比較 === |
|||
この他にも、加賀地方で作られる[[九谷焼]]、加賀市の[[山中塗]]、金沢市の[[金沢漆器]]、[[金沢仏壇]]、[[加賀友禅]]、白山市の[[牛首紬]]、[[美川仏壇]]、七尾市の[[七尾仏壇]]、輪島市の[[能州紬]]、珠洲市の[[珠洲焼]]などが有名。 |
|||
地方県でトップの人口増加率の沖縄県・全国でワーストの人口減少の秋田県と人口比較をして石川県の現況を考察する。2024年現在の人口は石川県が約110万人,秋田県が90万人,沖縄県が147万人となっており,2000年からの人口増減を見ると、石川県は、15万人増加の沖縄県に見劣りするのは確かだが同じ人口減少でも、29万人減少の秋田県に対して同期間石川県は8万人程度の人口減少に収まっており、同じ地方県ではあるが、石川県と秋田県では状況が大きく異なることがうかがえる。 |
|||
{| class="wikitable" style="margin:1em; font-size:80%; text-align:right; white-space:nowrap;" |
|||
=== 第三次産業 === |
|||
|+表2. 石川県・秋田県・沖縄県の人口推移 |
|||
2008年発表統計データでは、石川県の[[日本の年間商品販売額一覧|商業年間商品販売額]]は4兆1,576億円であり、[[北陸地方#北陸3県の繋がり|北陸3県]]では最も大きい。 |
|||
!実施年!!石川県人口(人)!!秋田県人口(人)!!沖縄県人口(人)!!石川県増加率!!秋田県増加率!!沖縄県増加率 |
|||
金沢市は比較的大きな商圏をもつ商業都市であり、[[百貨店]]や[[ファッションビル]]、大型[[ショッピングセンター]]が集中している。県内一の[[繁華街]]である[[香林坊]]、[[片町 (金沢市)|片町]]では路面店や飲食店といった商業施設の集積が見られる。 |
|||
{| |
|||
|+2008年発表統計データによる<br />県内19市町の商業年間商品販売額([http://www.stat.go.jp/data/ssds/5b.htm 出典]) |
|||
| |
|||
{| class="wikitable" |
|||
|- |
|- |
||
! 1960年 |
|||
|1 |
|||
| 973,418|| 1,335,580|| 883,122|| ||-||- |
|||
|[[金沢市]] |
|||
|style="text-align:right"|2兆7,869億円 |
|||
|- |
|- |
||
! 1980年 |
|||
|2 |
|||
| 1,119,304|| 1,256,745|| 1,106,559|| {{increase}} 15.0||{{decrease}} 5.9||{{increase}} 25.3 |
|||
|[[野々市市|野々市町]](当時) |
|||
|style="text-align:right"|2,662億円 |
|||
|- |
|- |
||
! 2000年 |
|||
|3 |
|||
| 1,180,977|| 1,189,279|| 1,318,220||{{increase}} 5.5||{{decrease}} 5.4||{{increase}} 19.1 |
|||
|[[白山市]] |
|||
|style="text-align:right"|2,530億円 |
|||
|- |
|- |
||
! 2020年 |
|||
|4 |
|||
| 1,132,526|| 959,502|| 1,467,480||{{decrease}} 4.1||{{decrease}} 19.3||{{increase}} 11.3 |
|||
|[[小松市]] |
|||
|} |
|||
|style="text-align:right"|2,383億円 |
|||
== 政治 == |
|||
{{Main|石川県庁|石川県知事一覧|石川県議会}} |
|||
* 知事:[[馳浩]](2022年(令和4年)3月27日 - 、1期目) |
|||
=== 財政 === |
|||
'''2021年(令和3年)度'''<ref name=":3">{{Cite web |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/zaisei/zaisei/documents/zaiseizyoukyou_r3.pdf |title=令和3年度 財政状況資料集 |access-date=2024年1月9日 |publisher=石川県}}</ref> |
|||
* [[財政力指数]] 0.49718 |
|||
'''2020年(令和2年)度'''<ref name=":3" /> |
|||
* 財政力指数 0.51759 |
|||
; 2007年(平成19年)度 |
|||
* 財政力指数 0.45 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)11自治体中3位 |
|||
; 2006年(平成18年)度 |
|||
* 財政力指数 0.42153 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中5位 |
|||
* 標準財政規模 2761億円 |
|||
* 普通会計歳入 5094億円 |
|||
* 普通会計歳出 5014億円 |
|||
* 経常収支比率 92.8 |
|||
* 実質公債費比率 13.4% |
|||
* 人口 1人当たりの地方債現在高 94万2178円 普通会計分のみ |
|||
* [[ラスパイレス指数]] 100.9 |
|||
* 地方債等の残高 1兆2480億円 (連結会計) |
|||
# 普通会計分の地方債 1兆1016億円 |
|||
# 上記以外の特別会計分の地方債 661億円 |
|||
# 第三セクター等の債務保証等に係る債務 803億円 |
|||
; [[2005年]](平成17年)度 |
|||
* 財政力指数 0.40 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)14自治体中1位 |
|||
; [[2004年]](平成16年)度 |
|||
* 財政力指数 0.38 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)13自治体中2位 |
|||
== 経済・産業 == |
|||
{|class="wikitable" style="font-size:smaller; |
|||
|+石川県の産業( 3部門)別就業者数の推移(1950年 - 2020年)<ref name="heisei17kokusei">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/1269/gaiyozenbun.pdf 「平成17年国勢調査第2次基本集計結果の概要(就業状態別人口、産業別就業者数など)」石川県]</ref><ref name=":4" /> |
|||
!rowspan="2"|年次 |
|||
!colspan="4"|就業者数(人) |
|||
!colspan="3"|構成比 (%) |
|||
|- |
|- |
||
!総数!!第一次<br />産業!!第二次<br />産業!!第三次<br />産業 |
|||
|5 |
|||
!第一次<br />産業!!第二次<br />産業!!第三次<br />産業 |
|||
|[[七尾市]] |
|||
|style="text-align:right"|1,477億円 |
|||
|- |
|- |
||
!style="text-align:left"|1950年(昭和25年) |
|||
|6 |
|||
|450,593||236,845||93,715||119,786||52.6||20.8||26.6 |
|||
|[[加賀市]] |
|||
|style="text-align:right"|1,149億円 |
|||
|- |
|- |
||
!1955年(昭和30年) |
|||
|7 |
|||
|462,799 |
|||
|[[津幡町]] |
|||
|184,668 |
|||
|style="text-align:right"|559億円 |
|||
|140,981 |
|||
|170,399 |
|||
|45.0 |
|||
|23.5 |
|||
|34.4 |
|||
|- |
|- |
||
!style="text-align:left"|1960年(昭和35年) |
|||
|8 |
|||
|496,132||184,668||140,981||170,399||37.2||28.4||34.3 |
|||
|[[能美市]] |
|||
|style="text-align:right"|517億円 |
|||
|- |
|- |
||
!1965年(昭和40年) |
|||
|9 |
|||
|513,883 |
|||
|[[かほく市]] |
|||
|147,828 |
|||
|style="text-align:right"|358億円 |
|||
|162,219 |
|||
|203,728 |
|||
|28.8 |
|||
|31.6 |
|||
|39.7 |
|||
|- |
|- |
||
!style="text-align:left"|1970年(昭和45年) |
|||
|10 |
|||
|545,127||120,003||184,535||240,275||22.0||33.9||44.1 |
|||
|[[輪島市]] |
|||
|style="text-align:right"|314億円 |
|||
|} |
|||
| |
|||
{| class="wikitable" |
|||
|- |
|- |
||
!1975年(昭和50年) |
|||
|11 |
|||
|538,155 |
|||
|[[羽咋市]] |
|||
|75,557 |
|||
|style="text-align:right"|309億円 |
|||
|186,364 |
|||
|275,065 |
|||
|14.1 |
|||
|34.7 |
|||
|51.2 |
|||
|- |
|- |
||
!style="text-align:left"|1980年(昭和55年) |
|||
|12 |
|||
|567,684||62,602||193,667||311,169||11.0||34.1||54.8 |
|||
|[[珠洲市]] |
|||
|style="text-align:right"|266億円 |
|||
|- |
|- |
||
!1985年(昭和60年) |
|||
|13 |
|||
|582,600 |
|||
|[[志賀町]] |
|||
|50,076 |
|||
|style="text-align:right"|202億円 |
|||
|198,597 |
|||
|333,410 |
|||
|8.6 |
|||
|34.1 |
|||
|57.3 |
|||
|- |
|- |
||
!style="text-align:left"|1990年(平成2年) |
|||
|14 |
|||
|606,265||39,104||212,034||354,325||6.4||35.0||58.4 |
|||
|[[能登町]] |
|||
|style="text-align:right"|202億円 |
|||
|- |
|- |
||
!1995年(平成7年) |
|||
|15 |
|||
|631,322 |
|||
|[[穴水町]] |
|||
|34,066 |
|||
|style="text-align:right"|188億円 |
|||
|211,731 |
|||
|384,397 |
|||
|5.4 |
|||
|33.6 |
|||
|61.0 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |2000年(平成12年) |
|||
|16 |
|||
|614,694||24,572||197,578||388,073||4.0||32.4||63.6 |
|||
|[[中能登町]] |
|||
|style="text-align:right"|168億円 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |2005年(平成17年) |
|||
|17 |
|||
|593,877||23,398||174,026||389,295||4.0||29.7||66.4 |
|||
|[[内灘町]] |
|||
|style="text-align:right"|162億円 |
|||
|- |
|- |
||
!2010年(平成22年) |
|||
|18 |
|||
|582,449 |
|||
|[[川北町]] |
|||
|18,402 |
|||
|style="text-align:right"|153億円 |
|||
|159,109 |
|||
|377,337 |
|||
|3.3 |
|||
|28.7 |
|||
|68.0 |
|||
|- |
|- |
||
!2015年(平成27年) |
|||
|19 |
|||
|591,131 |
|||
|[[宝達志水町]] |
|||
|17,998 |
|||
|style="text-align:right"|99億円 |
|||
|167,150 |
|||
|405,983 |
|||
|3.0 |
|||
|28.3 |
|||
|68.7 |
|||
|- |
|||
!2020年(令和2年) |
|||
|596,626 |
|||
|15,637 |
|||
|165,948 |
|||
|415,041 |
|||
|2.6 |
|||
|27.8 |
|||
|69.6 |
|||
|} |
|} |
||
|} |
|||
=== その他 === |
|||
==== 本社を置く主要企業 ==== |
|||
{{See|Category:石川県の企業}} |
|||
; 電機・機械メーカー |
|||
* [[アイ・オー・データ機器]](金沢市) |
|||
* [[ナナオ]](白山市) |
|||
* [[PFU]](かほく市) |
|||
* [[津田駒工業]](金沢市) |
|||
* [[澁谷工業]](金沢市) |
|||
* [[石野製作所]](金沢市) |
|||
* [[コマツ産機]](金沢市) |
|||
* [[共和工業所]](小松市) |
|||
* [[ジェイ・バス]](小松市) |
|||
* [[トランテックス]](白山市) |
|||
* [[タケダ機械]](能美市) |
|||
* [[大同工業]](加賀市) |
|||
* [[高松機械工業]](白山市) |
|||
* [[石川製作所]](白山市) |
|||
* [[オリエンタルチエン工業]](白山市) |
|||
2020年(令和2年)の[[県民経済計算|県内総生産]]は4兆5,277億円(名目)で、[[国内総生産]]に対する割合は0.84%となっている<ref name=":5">{{Cite web |title=いしかわ統計指標ランド 石川県の統計情報ポータルサイト |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=4819 |website= |access-date=2024-01-10 |publisher=石川県 県民文化スポーツ部 女性活躍・県民協働課 統計情報室}}</ref>。[[県民経済計算#一人当たり県民所得|一人当たり県民所得]]は277万円で、一人当たり[[国民所得]](297万5千円)比93.1%となっている<ref name=":5" />。 |
|||
; 繊維メーカー |
|||
* [[小松精練]](能美市) |
|||
2020年(令和2年)の就業者数は596,626人であり、このうち[[第一次産業]]は15,637人 (2.6%)、[[第二次産業]]は165,948人 (27.8%)、[[第三次産業]]は415,041人 (69.6%) となっている<ref name=":4" />。戦後間もない1950年(昭和25年)には第一次産業に52.6%が従事しており、産業構造は大きく変化している<ref name="heisei17kokusei" />。石川県の産業構造は、第二次産業の中でも[[製造業]]の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが特徴である<ref name="jinzai" />。 |
|||
* [[倉庫精練]](金沢市) |
|||
* [[北日本紡績]](白山市) |
|||
=== 農林水産業 === |
|||
; 金融業 |
|||
農業産出額は2021年(令和3年)で480億円であり<ref name=":6">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4820/syuyou0512.pdf |title=主要データ集 令和5年12月号 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県 県民文化スポーツ部 女性活躍・県民協働課 統計情報室}}</ref>、1985年(昭和60年)の1,087億円の44.1%に相当する水準まで減少している。作付面積では2013年(平成25年)で[[イネ|水稲]]73%、[[野菜]]9%、[[豆|豆類]]5%、[[果物|果樹]]3%となっており、[[稲作]]が中心である<ref>{{Cite web |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousei/vision/documents/03genkyou.pdf |title=『いしかわの食と農業・農村ビジョン2016』 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県農林水産部農業政策課 |date=2016-5 |page=7}}</ref>。[[米]]の品種別では[[コシヒカリ]]の作付面積が約5割となっている(2022年12月31日時点)<ref>{{Cite web |url=https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/attach/pdf/kome1-8.pdf |title=北陸の米をめぐる事情 |access-date=2024年1月10日 |publisher=北陸農政局 生産部生産振興課 |date=2023-03 |page=5}}</ref>。野菜では[[スイカ]]が最も多く、次いでトマト、だいこんの順に販売額が多くなっている<ref>{{Cite web |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousei/vision/documents/03genkyou.pdf |title=『いしかわの食と農業・農村ビジョン2016』 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県農林水産部農業政策課 |date=2016-5 |page=9}}</ref>。果樹では[[ナシ]]が最も多く、[[ブドウ]]が次に多い<ref>{{Cite web |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousei/vision/documents/03genkyou.pdf |title=『いしかわの食と農業・農村ビジョン2016』 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県農林水産部農業政策課 |page=10 |date=2016-05}}</ref>。[[乳牛]]、[[肉牛]]、[[豚]]、[[ニワトリ#採卵鶏|採卵鶏]]の飼育頭数は減少傾向にある<ref>{{Cite web |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousei/vision/documents/03genkyou.pdf |title=『いしかわの食と農業・農村ビジョン2016』 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県農林水産部農業政策課 |date=2016-05 |page=13}}</ref>。 |
|||
* [[北國銀行]](金沢市) |
|||
[[ファイル:20090621金沢平野白山市周辺.jpg|thumb|left|200px|水田が減少している金沢平野(白山市)]] |
|||
; 電気通信業 |
|||
地域の特徴を活かした農産物のブランド化が図られている。[[加賀野菜]]は金沢地区で戦前から栽培されていると認められた野菜である。[[スイゼンジナ|金時草]]、加賀太きゅうり、加賀れんこん、源助だいこん、打木赤皮甘栗かぼちゃなど15品目が認定されている<ref>[http://www.kanazawa-kagayasai.com/kagayasai/index.html 「加賀野菜について」金沢市農産物ブランド協会]</ref>。能登野菜は能登地方の風土を活かして生産された伝統野菜、特産野菜のことで中島菜、沢野ごぼう、[[金糸瓜]]など13品目が認定されている<ref>[http://www.is-ja.jp/wakaba/notu/about/index.html 「能登野菜とは?」能登野菜振興協議会]</ref>。果樹では、石川県農業総合研究センターが開発した新種のブドウが[[ルビーロマン]]と命名され、高級ブドウとして販売されている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/noken/kenkyu_syoukai/kazyu/ruby.html 「赤色系大粒品種「ルビーロマン」の開発」石川県]</ref><ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/noken/kynkyuuhoukoku/documents/kenhou27_k04.pdf 「ブドウ新品種ルビーロマン」石川県農業総合研究センター研究報告(2006)]</ref>。県内で飼育された黒毛和種の肉牛のうち品質の高いものは[[能登牛]]と認定する制度が設けられている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousan/chikusan/chikusann/notoushi.html 「能登牛について」石川県]</ref>。このほか、コメの新品種[[ひゃくまん穀]]、[[フリージア]]の新品種エアリーフローラ、梨の新品種[[加賀しずく]]がいずれも石川県によって開発され、新たな特産品となっている。 |
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* [[NTT西日本-北陸]](金沢市) |
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; 流通・サービス業 |
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林業産出額は2021年(令和3年)で22.4億円となっており<ref name=":7">{{Cite web |title=林業産出額:農林水産省 |url=https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/ringyou_sansyutu/index.html |website= |access-date=2024-01-10 |publisher=[[農林水産省]]}}</ref>、1985年(昭和60年)の69.2億円の32.3%まで減少している。このうち木材生産は13.5億円、栽培きのこ類生産は8.4億円である<ref name=":7" />。一方で木材供給量に占める県産材の割合は1975年(昭和50年)の18%から、2018年(平成31年)には32%となっている<ref>{{Cite web |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/shinrin/kikaku/documents/8_vision_section6.pdf |title=『いしかわ森林・林業・木材産業振興ビジョン 2021』 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県農林水産部森林管理課 |page=94}}</ref>。樹種別原木の生産量では、2009年(平成21年)で[[スギ]]が全生産量の84%を占め、次いで能登ヒバ8%、[[マツ]]4%となっている<ref name="ringyou">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/shinrin/kikaku/documents/forestvision2011_p59-p83.pdf 「いしかわ森林・林業・木材産業振興ビジョン2011」石川県]</ref>。なお'''能登ヒバ'''は能登地方で産出されるアテ([[ヒノキアスナロ]]の地方名)のブランド名である<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/ate/documents/notonoate.pdf 「能登のあて」石川県農林水産部]</ref>。2019年(令和元年)の特用林産物の生産量は生しいたけが447トンと最も多く、次いでなめこ149トン、えのきたけ107トンなどとなっている<ref name=":8">{{Cite web |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/shinrin/kikaku/documents/8_vision_section6.pdf |title=『いしかわ森林・林業・木材産業振興ビジョン2021』 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県農林水産部森林管理課 |page=100}}</ref>。1975年(昭和50年)に約2,000トンを生産した[[木炭]]は62トンにまで減少している<ref name="ringyou"/><ref name=":8" />。 |
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* [[大和 (百貨店)|大和]](金沢市) |
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* [[金沢名鉄丸越百貨店]](金沢市) |
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[[ファイル:OMC01.jpg|thumb|200px|地物の海産物が並ぶ[[近江町市場]](金沢市)]] |
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* [[カナカン]](金沢市) |
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* [[クスリのアオキ]](白山市) |
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漁業産出額は153億円<ref name=":6" />、総漁獲量は53,224トンである<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/library/2021-data/R3-07.pdf |title=『令和3年 石川県統計書』 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県 |page=74}}</ref><ref group="注釈">ともに2020年(令和2年)</ref>。2010年(平成22年)の魚種別の漁獲量では[[カタクチイワシ]]が最も多く、次いで[[スルメイカ]]、[[ブリ]]、[[マアジ]]、[[ハタハタ]]、[[カレイ]]、[[ズワイガニ]](ベニズワイガニを含む)、[[サワラ]]、[[マダラ]]などが多い<ref>[http://www.maff.go.jp/hokuriku/stat/data/pdf/23_05_16h.pdf 「平成22年海面漁業・養殖業生産統計(概数・北陸)」北陸農政局]</ref>。2008年(平成20年)のブリの漁獲量は都道府県別で最多である<ref>[http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001069811 平成20年漁業・養殖業生産統計年報「2-2 大海区都道府県支庁別統計 魚種別漁獲量」政府統計の総合窓口]</ref>。海面養殖業の生産量は2005年(平成17年)で2,560トンとなっており、七尾湾での[[カキ (貝)|カキ]]養殖がほとんどを占めている。内水面漁業では、[[アユ]]が主だが、渓流で[[ヤマメ]]、[[イワナ]]、[[カジカ (魚)|カジカ]]、湖沼で[[コイ]]、[[フナ]]が生産されている<ref name="suisan">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/suisanka/newvision/documents/virsion1.pdf 「石川県新水産振興ビジョン2007」石川県]</ref>。また、水産加工品の生産量は、2009年(平成21年)で[[蒲鉾|かまぼこ]]類が13,942トン、生鮮冷凍水産物が6,136トン、水産物[[佃煮|つくだ煮]]類が1,267トンなどとなっている<ref>[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2216/21-07.pdf 「平成21年石川県統計表抜粋(水産業)」石川県]</ref>。 |
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* [[示野薬局]](金沢市) |
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* [[加賀屋]](七尾市) |
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水産物のブランド化に向けた取組も見られる。毎年11月から2月にかけて能登半島沿岸域の定置網で水揚げされる7kg以上のブリは天然能登寒ブリとして出荷される<ref>[http://www.jf-net.ne.jp/ikgyoren/tnkanburi.html 「天然能登寒ぶり」石川県漁業協同組合]</ref>。また、石川県で水揚げされる[[雄]]のズワイガニのうち品質が良いものは[[加能ガニ]]とされ、専用のタグが取り付けられる。なお、石川県では[[雌|メス]]のズワイガニは[[香箱ガニ]]と呼ばれている<ref>[http://www.jf-net.ne.jp/ikgyoren/kkkani.html 「加能ガニ」石川県漁業協同組合]</ref>。石川県漁業協同組合が定める「石川の四季のさかな」は、春はカレイ、[[サヨリ]]、夏はイカ、秋は[[アマエビ]]、冬はブリ、ズワイガニ、香箱ガニである<ref>[http://www.jf-net.ne.jp/ikgyoren/fish.html 「石川の四季のさかな」石川県漁業協同組合]</ref>。輪島市は、日本で最もふぐの漁獲量が多いことから、同市が能登ふぐとブランド化し、知名度向上などに力を注いでいる。 |
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; その他 |
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=== 製造業 === |
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* [[日成ビルド工業]](金沢市) |
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[[ファイル:Hydraulic excavator.jpg|thumb|left|200px|コマツ製の油圧シャベル]] |
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* [[三谷産業]](金沢市) |
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* [[ニッコー (洋食器)|ニッコー]](白山市) |
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石川県の製造品出荷額等は2021年(令和2年)で2兆6,268億円となっている<ref name=":6" />。産業別では生産用機械が6,133億円と23.3%を占めて一番多い。次いで電子部品が3,634億円(13.8%)、情報通信1,767億円(6.7%)、繊維工業1,562億円(5.9%)、化学工業1,561億円(5.9%)、[[食料品]]1,381億円 (5.3%) などとなっている<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4704/R3kogyo_2.pdf |title=令和3年経済センサス-活動調査(製造業)確報、Ⅱ 調査結果の概要 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 女性活躍・県民協働課統計情報室 経済産業グループ |page=18 |date=2023-3-3}}</ref>。市町別にみると、白山市が構成比21.1%、小松市が19.1%、金沢市18.8%など加賀地方に集中している<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4704/R3kogyo_2.pdf |title=令和3年経済センサス-活動調査(製造業)確報、Ⅱ 調査結果の概要 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 女性活躍・県民協働課統計情報室 経済産業グループ |page=13 |date=2023-3-3}}</ref>。 |
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* [[小松ウオール工業]](小松市) |
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* [[コマニー]](小松市) |
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[[建設機械]]では小松市を創業地とする[[小松製作所|コマツ]]がある。[[建設機械]]の国内シェアで1位、世界シェアでは[[キャタピラー (企業)|キャタピラー]]に次いで2位を誇る。市内にはコマツの工場やその関連企業も多く、[[企業城下町]]を形成している。 |
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* [[ハチバン]](金沢市) |
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* [[スギヨ]](七尾市) |
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[[電気機器]]分野では白山市の [[EIZO]] は[[ディスプレイ (コンピュータ)|コンピュータ用ディスプレイ]]、金沢市の[[アイ・オー・データ機器]]はコンピュータの[[周辺機器]]の生産を行っている。かほく市に本社を置く [[PFU]] は[[リコー]]傘下の[[システムインテグレーター]]であり、[[イメージスキャナ]]の生産では世界トップシェアである。また、[[金沢村田製作所]]など[[村田製作所]]の関連企業も多く、電子部品の生産が盛んである。 |
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==== 拠点事業所を置く主要企業 ==== |
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石川県の企業は[[ニッチ市場]]で活躍する製造業が多いのが特色である。金沢市内に本社を置く[[津田駒工業]]は[[織機]]で世界シェア1位、[[澁谷工業]]は飲料の瓶詰め装置で国内シェア1位、[[石野製作所]]も[[回転寿司#コンベア|回転寿司コンベア]]の国内シェアの大半を生産している。また、加賀市の[[大同工業]]は二輪車後輪駆動用[[ローラーチェーン|チェーン]]、[[月星製作所]]は二輪車用[[スポーク]]で、いずれも国内シェアの大部分を占める。 |
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[[伝統工芸]]が盛んであることも特徴である。金沢市で生産されている[[金沢箔]]は[[金箔]]の国内シェアの98%以上を占めている([[銀箔]]の国内シェアは100%)。地域ブランドとして知名度の高い輪島市の[[輪島塗]]<ref>{{リンク切れ|date=2023年2月}}{{Cite web|和書|url=http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070131002.htm |title=「地域ブランド」といえば何? 「輪島塗」首位 |accessdate=2017-09-29 |archiveurl=https://archive.fo/52Ib#selection-81.2-81.24 |archivedate=2012-08-01}}</ref> は、国が伝統工芸品として指定する漆器の中で生産量が最大である<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/wajima/asu/asu.html 「輪島塗 地場産業としての現状」石川新情報書府]</ref>。この他にも、加賀地方で作られる[[九谷焼]]、加賀市の[[山中塗]]、金沢市の[[金沢漆器]]、金沢仏壇、[[加賀友禅]]、白山市の[[牛首紬]]、美川仏壇、七尾市の[[七尾仏壇]]、輪島市の能州紬、珠洲市の[[珠洲焼]]などが生産されている。 |
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* [[小松製作所|コマツ]]粟津工場(小松市) |
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* コマツ金沢工場(金沢市) |
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{{Bar box|title=市町別製造品出荷額等(令和2年)|left1=市町|right1=製造品出荷額等(億円)|bars={{bar pixel|白山市|blue|55.3||5,536}} |
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* [[コマツNTC]]粟津工場(小松市) |
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{{bar pixel|小松市|blue|50.0||5,005}} |
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* [[ブリヂストン]]EMK北陸事業所(小松市) |
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{{bar pixel|金沢市|blue|49.3||4,939}} |
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* [[帝人加工糸]](小松市) |
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{{bar pixel|能美市|blue|31.0||3,105}} |
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* [[ソニーケミカル&インフォメーションデバイス]]根上事業所(能美市) |
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{{bar pixel|加賀市|blue|20.6||2,066}} |
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* [[加賀東芝エレクトロニクス]](能美市) |
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{{bar pixel|かほく市|blue|11.0||1,100}} |
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* [[積水樹脂]]石川工場(能美市) |
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{{bar pixel|宝達志水町|blue|10.0||1,005}} |
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* [[東レ]]石川工場(能美市) |
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{{bar pixel|七尾市|blue|6.9||696}} |
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* [[東レ・ダウコーニング]]小松工場(小松市) |
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{{bar pixel|志賀町|blue|6.2||629}} |
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{{Col-break}} |
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{{bar pixel|津幡町|blue|4.8||480}} |
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* [[日本ガイシ]]石川工場(能美市) |
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{{bar pixel|羽咋市|blue|3.8||388}} |
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* [[北陸日本電気ソフトウェア]](白山市) |
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{{bar pixel|川北町|blue|3.4||345}} |
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* [[DIC (企業)|DIC]]北陸工場(白山市) |
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{{bar pixel|中能登町|blue|3.3||330}} |
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* [[富士通ITプロダクツ]](かほく市) |
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{{bar pixel|野々市市|blue|2.4||242}} |
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* [[東芝モバイルディスプレイ]]石川工場(川北町) |
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{{bar pixel|輪島市|blue|1.4||142}} |
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* [[三協マテリアル]]石川工場(宝達志水町) |
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{{bar pixel|珠洲市|blue|1.0||106}} |
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* [[参天製薬]]能登工場(宝達志水町) |
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{{bar pixel|穴水町|blue|0.6||61}} |
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* [[日立メディアエレクトロニクス]]北陸工場(志賀町) |
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{{bar pixel|能登町|blue|0.5||58}} |
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* [[古河電工]]産業電線北陸工場(志賀町) |
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{{bar pixel|内灘町|blue|0.2||24}}|width=350px}} |
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{{Col-end}} |
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(出典:<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4704/R3kogyo_hyo.pdf |title=令和3年経済センサス-活動調査(製造業)確報、Ⅲ 統計表 |access-date=2024年1月10日 |publisher=石川県県民文化スポーツ部 女性活躍・県民協働課統計情報室 経済産業グループ |page=72 |date=2023-3-3}}</ref>){{-}} |
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=== 商業・サービス業 === |
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{{更新|date=2020年4月|section=1}} |
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[[ファイル:Kohrinbo ATRIO.JPG|thumb|left|200px|商業の中心である香林坊(金沢市)]] |
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[[日本の年間商品販売額一覧|商業年間商品販売額]]は2016年(平成28年)6月1日時点で4兆84億円である。このうち[[卸売|卸売業]]が2兆7,169億円、[[小売|小売業]]が1兆2,094億円となっている。卸売業では飲食料品卸売業(8,082億円)、機械器具卸売業(7,373億円)が多い。小売業では各種食料品小売業(1,646億円)、[[百貨店]]・[[総合スーパー]](1,158億円)などの生活関連のほか、自動車小売業(1,819億円)、燃料小売業(1,517億円)といった自動車関連が多くなっている<ref name=":12">{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/library/2021-data/R3-11.pdf |title=『2021年[令和3年]石川県統計書』 |access-date=2024年1月11日 |publisher=石川県 |pages=120-125}}</ref>。 |
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市町別では金沢市が約66.5%(2兆6,662億円)を占めている。次いで白山市約7.0%(2,804億円)、小松市約6.1%(2,456億円)、野々市市約5.3%(2,114億円)となっており、金沢市を中心に加賀地方に偏在している。能登地方で最も多い地域は七尾市約3.1%(1,244億円)である<ref name=":12" />。商業集積地別では[[香林坊]]商店街(414億円)、武蔵商店街(237億円)、[[近江町市場]]商店街(118億円)など金沢市中心部への集積が顕著であるが、車社会を反映して近郊の国道沿いに位置する金沢市の諸江地区商店街(120億円)、[[杜の里]]商店会(119億円)、野々市町の御経塚サティ(その後[[イオン御経塚]]を経て2021年に閉店)周辺商店街(156億円)、白山市の[[フェアモール松任]]周辺商店街(153億円)などの販売額が多い点も特徴の一つである。また、[[2006年]](平成18年)にJR[[金沢駅]]前に開業した[[金沢フォーラス]]周辺商店街の販売額が65億円となっており、既存の[[金沢百番街]](96億円)、[[ポルテ金沢]]周辺商店街(19億円)などと合わせ、JR金沢駅前が新たな商業集積地となっている<ref name="syougyou">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/1821/gaiyou.pdf 「石川県の商業(卸売業・小売業)-平成19年商業統計調査結果報告書-」石川県]</ref>。 |
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その反面、[[能登地方]]を中心に、商店街の空き店舗などが目立ち、商店街の衰退などが問題視されている。 |
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[[ファイル:Yamanaka-Kikunoyu & Yamanakaza.jpg|thumb|200px|山中温泉(加賀市)]] |
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2003年(平成15年)度のサービス業事業所(民営)の収入額は1兆221億円となっている。業種別では[[映画館]]、[[劇場]]、[[遊園地]]などの娯楽業(2,220億円)が最も多く、次いで[[ホテル]]、[[旅館]]などの宿泊業(1,227億円)、一般飲食店(1,091億円)となっている<ref>[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/1110/service.pdf 「平成16年サービス業基本調査 石川県のサービス業」石川県]</ref>。北陸新幹線開業後は、市街地を中心にホテルの開発ラッシュが進んでいる。 |
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石川県を訪れた観光客は2021年(令和3年)で1,230万人<ref name=":10" />、観光消費額は1,559億円と見込まれている<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4652/ishikawa_kankou_toukei2021.pdf |title=『統計からみた石川県の観光』令和3年 |access-date=2024年1月11日 |publisher=石川県観光戦略推進部 観光企画課 |page=14 |date=2022-12}}</ref>。県内を金沢地域、白山地域、加賀地域、能登地域に区分した場合、それぞれ金沢地域は518万人、白山地域は74万人、加賀地域は236万人、能登地域は403万人となっている<ref name=":11" />。 |
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金沢地域は県外客の割合(61.9%)や日帰り客の割合(64.9%)が比較的高いことが特徴である。また首都圏からの県外客が多くなっている(22.7%)。能登地域は県内客と県外客の割合がほぼ半々で、首都圏から13.9%、中京圏・関西圏から7.2%の入り込みがある。加賀地域も県内客と県外客の割合・日帰り客と宿泊客の割合がほぼ半々である。特に関西からの入り込みが多いという特徴が見られる。白山地域は日帰り客が93.9%と大半を占める<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4652/ishikawa_kankou_toukei2021.pdf |title=『統計からみた石川県の観光』令和3年 |access-date=2024年1月11日 |publisher=石川県観光戦略推進部 観光企画課 |pages=7, 10 |date=2022-12}}</ref>。 |
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主要温泉地別宿泊者数でみると、加賀地域では[[山代温泉]]31.8万人、[[山中温泉]]16.8万人、[[片山津温泉]]13.7万人、能登地域では[[和倉温泉]]35.1万人などである<ref name=":11" />。また、観光客の利用が多い施設は、金沢地域では[[金沢城公園]]113.1万人、[[兼六園]]87.9万人、[[金沢21世紀美術館]]93.1万人、白山地域では[[白山比咩神社]]105.5万人、加賀地域では[[木場潟公園]]77.4万人、[[いしかわ動物園]]21.7万人、能登地域では[[能登食祭市場]]52.7万人、[[気多大社]]45.6万人、[[千里浜]]37.0万人、[[のとじま臨海公園水族館]]22.6万人、[[輪島朝市]]11.0万人などである<ref>{{Cite web |url=https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/dl/4652/ishikawa_kankou_toukei2021.pdf |title=『統計からみた石川県の観光』令和3年 |access-date=2024年1月11日 |publisher=石川県観光戦略推進部 観光企画課 |date=2022-12 |pages=26-27}}</ref>。 |
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2015年(平成27年)3月14日に、開業した北陸新幹線の開業によって、県内の観光客は大きく増加した。特に関東地区からの客層がほとんどであるが、これにより金沢市のメディア露出が増えたことなどから、関西や中京などからも増加している。増加している地域は金沢地区が中心であるが、能登地区や加賀地区にもその影響は及んでいる。兼六園や金沢21世紀美術館などでは、新幹線効果で過去最大の入園・入館者数を記録した。 |
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=== 県内の主要企業 === |
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{{See2|石川県に本社を置く企業については[[:Category:石川県の企業]]を}} |
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* 金沢市 - [[アイ・オー・データ機器]]、[[アール・ビー・コントロールズ]]、[[澁谷工業]]、[[石野製作所]]、[[コマツ産機]]、[[倉庫精練]]、[[大和 (百貨店)|大和]]、[[金沢丸越百貨店]]、[[津田駒工業]]、[[日成ビルド工業]]、[[三谷産業]]、[[ハチバン]]、[[福島印刷]]、[[北陸電話工事]]、[[北國フィナンシャルホールディングス|北國フィナンシャルHD]]、[[カナカン]]、[[示野薬局]]、[[金沢まいもん寿司]]、[[今村証券]]、[[北國新聞|北國新聞社]]、[[ニュー三久]]、[[北陸鉄道]]、[[米沢電気工事]]、[[真柄建設]]、 [[ゴーゴーカレーグループ]] |
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*野々市市 - [[大日製作所]] |
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* 白山市 - [[EIZO]]、[[高松機械工業]]、[[石川製作所]]、[[オリエンタルチエン工業]]、[[北日本紡績]]、[[クスリのアオキ]]、[[ニッコー (洋食器)|ニッコー]]、[[ウイルコホールディングス]]、[[トランテックス]]、[[中村留精密工業]]、[[コメヤ薬局]]、[[マルエー]]、[[ヨシオ工業]] |
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* 小松市 - [[共和工業所]]、[[ジェイ・バス]]、[[小松ウオール工業]]、[[コマニー]]、[[コマツ]] |
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* 能美市 - [[小松マテーレ]]、[[タケダ機械]]、[[加賀東芝エレクトロニクス]]、[[アイ・ミルク北陸]] |
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* 加賀市 - [[大同工業]]、[[ソディックプラステック]]、[[DMM.com]]、[[江沼チェーン]]、[[ジャパンドーム]] |
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* かほく市 - [[PFU]]、[[富士通ITプロダクツ]] |
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* 七尾市 - [[加賀屋]]、[[スギヨ]]、[[どんたく (スーパーマーケット)|どんたく]] |
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* 珠洲市 - [[アステナホールディングス]] |
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* 中能登町 - [[丸井織物]] |
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=== 石川県発祥の企業 === |
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* [[アパグループ]](金沢市が創業地、現在の本店所在地) |
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* [[かがつう]](金沢市が創業地) |
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* [[福音館書店]](金沢市が創業地) |
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* [[プリマハム]](金沢市が創業地) |
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* [[小松製作所]](小松市が創業地) |
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* [[DMM.com]](加賀市が創業地、創業者が同市出身) |
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=== 工場を置く主要企業 === |
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* [[新家工業]](加賀市) |
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* [[ABCマート]](志賀町) |
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* [[NTN]](羽咋市、宝達志水町、志賀町) |
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* [[大阪有機化学工業]](白山市) |
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* [[コマツNTC]](小松市) |
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* [[三協マテリアル]](宝達志水町) |
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* [[サンケン電気]](志賀町) |
|||
* [[参天製薬]](宝達志水町) |
|||
* [[ジャパンディスプレイ]](川北町、能美市) |
|||
* [[シャープ|SHARP]](白山市)<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHD0147C0R00C21A2000000/ シャープ、石川県内の液晶工場を稼働]( |
|||
2021年2月1日、日本経済新聞)2023年2月22日閲覧</ref> |
|||
* [[積水樹脂]](能美市) |
|||
* [[デクセリアルズ]](能美市) |
|||
* [[タカラスタンダード]](津幡町) |
|||
* [[DIC (企業)|DIC]](白山市) |
|||
* [[東レ]](能美市) |
|||
* [[東レ・ダウコーニング]](小松市) |
|||
* [[日機装]](金沢市) |
|||
* [[日本ガイシ]](能美市) |
|||
* [[ピーエス三菱]](七尾市) |
|||
* [[不二製油]](中能登町) |
|||
* [[村田製作所]](七尾市、羽咋市、白山市、小松市) |
|||
* [[モンベル]](羽咋市) |
|||
* [[横河電機]](金沢市) |
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== |
== 生活・交通 == |
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[[ファイル:Ishikawa prefectural police headquarters.jpg|thumb|200px|石川県警察本部(金沢市)]] |
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=== 健康 === |
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* [[平均寿命]](2004年) |
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** 男 - 78.52歳 |
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** 女 - 85.31歳 |
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=== |
=== 警察 === |
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* [[石川県警察]] |
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* [[石川県警察|石川県警察本部]] |
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=== 消防 === |
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{{Columns-start|num=2}} |
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* 地方公共団体が設置するもの |
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* [[地方公共団体]]が設置するもの |
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** [[金沢市消防局]] |
** [[金沢市消防局]] |
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** [[小松市消防本部]] |
** [[小松市消防本部]] |
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** [[加賀市消防本部]] |
** [[加賀市消防本部]] |
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** [[かほく市消防本部]] |
** [[かほく市消防本部]] |
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** [[七尾鹿島広域圏事務組合|七尾鹿島消防本部]] |
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** [[能美市消防本部]] |
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** [[内灘町消防本部]] |
** [[内灘町消防本部]] |
||
** 津幡町消防本部 |
** [[津幡町消防本部]] |
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{{Column}} |
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* [[一部事務組合]]が設置するもの |
* [[一部事務組合]]が設置するもの |
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** [[白山野々市広域事務組合|白山野々市広域消防本部]] |
** [[白山野々市広域事務組合|白山野々市広域消防本部]] |
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** |
** [[羽咋郡市広域圏事務組合|羽咋郡市広域圏事務組合消防本部]] |
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** [[七尾鹿島広域圏事務組合|七尾鹿島広域圏事務組合消防本部]] |
|||
** 羽咋郡市広域圏事務組合消防本部 |
|||
** [[奥能登広域圏事務組合|奥能登広域圏事務組合消防本部]] |
** [[奥能登広域圏事務組合|奥能登広域圏事務組合消防本部]] |
||
* [[石川県消防防災航空隊]] |
* [[石川県消防防災航空隊]] |
||
** 消防防災ヘリ「はくさん」 |
** 消防防災ヘリ「はくさん」 |
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{{Columns-end}} |
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=== ライフライン === |
=== ライフライン === |
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[[電力]] |
|||
* [[北陸電力]] ([[商用電源周波数|60Hz]]) - 県内全域に |
* [[北陸電力送配電]] ([[商用電源周波数|60Hz]]) - 県内全域に送配電 |
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* [[金沢市企業局]] - 犀川水系に5か所の[[水力発電|水力発電所]]を有している。日本で唯一の市営の発電事業者。 |
|||
** [[志賀原子力発電所]] |
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** [[七尾大田火力発電所]] |
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[[上水道]] |
|||
* [[金沢市企業局]] - 犀川水系に5か所の[[水力発電|水力発電所]]を有しており、全量北陸電力に売電。日本で唯一の市営の電力事業者。 |
|||
* 石川県環境部水道企業課 - [[能登島]]以南の7市5町(能美市・[[川北町]]を除く)に水道用水を供給。 |
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; [[上水道]] |
|||
* 石川県環境部水道企業課 - [[能登島]]以南の7市5町([[能美市]]・[[川北町]]を除く)に供給。なお、2011年4月の改組により、この事業を所管した石川県企業局は廃止となった。 |
|||
* 金沢市企業局 - 金沢市内に供給 |
* 金沢市企業局 - 金沢市内に供給 |
||
; [[都市ガス]] |
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[[都市ガス]] |
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* 金沢市企業局 (13A) - 金沢市内に供給 |
* 金沢市企業局 (13A) - 金沢市内に供給 |
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* |
* 小松ガス (13A) - 小松市内に供給 |
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=== |
=== 交通 === |
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空港と[[港湾]]が加賀地方と能登地方にそれぞれ整備されている。[[鉄道]]と[[道路]]が県庁所在地の金沢市を中心として、加賀地方を東西に、また能登地方に向けて北方に延びている。 |
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以下の10市6郡9町がある。石川県では、町は「まち」と読むが<ref>各市町村内の町名には「ちょう」と読むものもある。例:金沢市[[南町 (金沢市)|南町]](みなみちょう)</ref>、平成の大合併で誕生した鳳珠郡能登町および羽咋郡宝達志水町は「ちょう」と読む。県内の市町村合併は、2006年2月に行われた輪島市・門前町の合併で一段落した。[[2011年]][[11月11日]]に野々市町が[[単独市制]]で野々市市に移行、これにより石川県の起源となる石川郡が消滅した。 |
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==== |
==== 空港 ==== |
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{|class="wikitable" style="font-size:smaller;float:right" |
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{{col| |
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|style="vertical-align:top"|[[ファイル:20080916KomatsuAirport.jpg|180px]]<br />小松空港(小松市) |
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;加賀地方 |
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|style="vertical-align:top"|[[ファイル:NotoAirport.jpg|180px]]<br />能登空港(輪島市) |
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* [[加賀市]] |
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|} |
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* [[かほく市]] |
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* [[ |
* [[小松飛行場]](小松空港) |
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* [[能登空港]](のと里山空港) |
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* [[小松市]] |
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* [[白山市]] |
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* [[能美市]] |
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* [[野々市市]] |
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| |
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;能登地方 |
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* [[珠洲市]] |
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* [[羽咋市]] |
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* [[七尾市]] |
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* [[輪島市]] |
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}} |
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==== |
==== 港湾 ==== |
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[[ファイル:Kanazawa Port.jpg|right|thumb|200px|金沢港の石油岸壁(金沢市)]] |
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{{col| |
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; [[重要港湾]] |
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;加賀地方 |
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* [[ |
* [[金沢港]] |
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* [[七尾港]] |
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; 地方港湾 |
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* [[河北郡]] |
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* [[輪島港]] |
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* 穴水港 |
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** [[内灘町]] |
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* 宇出津港 |
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| |
|||
* [[小木港 (石川県)|小木港]] |
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;能登地方 |
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* 飯田港 |
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* [[羽咋郡]] |
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* [[福浦港]] |
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* 滝港 |
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** [[宝達志水町]] |
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* 塩屋港 |
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* [[鹿島郡 (石川県)|鹿島郡]] |
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* 和倉港 |
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** [[中能登町]] |
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* 半ノ浦港 |
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* [[鳳珠郡]] |
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** [[穴水町]] |
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** [[能登町]] |
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}} |
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==== |
==== 鉄道 ==== |
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[[ファイル:Kanazawa-STA Kanazawako-entrance.jpg|thumb|200px|金沢駅(金沢市)]] |
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以下では'''平成の大合併'''により消滅した市町村、および郡を表記。 |
|||
県内の普通列車の本数は金沢市近郊<ref group="注釈">IR小松駅 - 金沢駅間および北鉄浅野川線は日中毎時2本、IR金沢駅 - 津幡駅間は同毎時2 - 3本</ref>を除いて日中毎時1本以下となっている。 |
|||
* [[2004年]][[3月1日]] |
|||
* [[西日本旅客鉄道]](JR西日本) |
|||
: 河北郡([[高松町 (石川県)|高松町]]+[[七塚町]]+[[宇ノ気町]])=かほく市(新設) |
|||
* |
** [[北陸新幹線]] |
||
** [[七尾線]] |
|||
: 七尾市+鹿島郡([[田鶴浜町]]+中島町+能登島町)=七尾市(新設) |
|||
* [[ |
* [[北陸鉄道]] |
||
** [[北陸鉄道石川線|石川線]] |
|||
: [[松任市]]+石川郡([[美川町 (石川県)|美川町]]+[[鶴来町]]+[[河内村 (石川県)|河内村]]+[[吉野谷村]]+[[鳥越村]]+[[尾口村]]+[[白峰村]])=白山市(新設) |
|||
** [[北陸鉄道浅野川線|浅野川線]] |
|||
: [[能美郡]]([[根上町]]+[[寺井町]]+[[辰口町]])=能美市(新設) |
|||
* [[IRいしかわ鉄道]] |
|||
* 2005年[[3月1日]] |
|||
** [[IRいしかわ鉄道線]] |
|||
: 羽咋郡(志雄町+押水町)=宝達志水町(新設) |
|||
* [[のと鉄道]] |
|||
: 鹿島郡(鳥屋町+鹿島町+[[鹿西町]])=中能登町(新設) |
|||
** [[のと鉄道七尾線]] |
|||
: [[鳳至郡]]([[能都町]]+[[柳田村]])+[[珠洲郡]]([[内浦町]])=能登町(新設)([[鳳珠郡]]) |
|||
:: これにより、鳳至郡と珠洲郡は消滅。鳳珠郡に引き継がれる。 |
|||
* 2005年[[9月1日]] |
|||
: 羽咋郡(志賀町+[[富来町]])=志賀町(新設) |
|||
* 2005年[[10月1日]] |
|||
: 加賀市+[[江沼郡]]([[山中町]])=加賀市(新設) |
|||
:: これにより、江沼郡は消滅。 |
|||
* [[2006年]][[2月1日]] |
|||
: 輪島市+鳳珠郡([[門前町 (石川県)|門前町]])=輪島市(新設) |
|||
* 白紙撤回になった合併 |
|||
: 鳳至郡(現・鳳珠郡)([[穴水町]]+門前町)=鳳町 |
|||
==== |
==== 道路 ==== |
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{{main|Category:石川県の道路}} |
|||
ここでは、石川県内での主な広域行政の形態を記載。 |
|||
[[ファイル:Sotokanjo-daimonzan.jpg|right|thumb|200px|[[金沢外環状道路]]の山側幹線(金沢市)]] |
|||
; 加賀地方 |
|||
; [[高速自動車国道]](高速道路) |
|||
* [[白山野々市広域事務組合]](白山市・野々市市) - ごみ処理・広域消防・[[斎場]](斎場業務は旧松任市・美川町を除く) |
|||
* {{Ja Exp Route Sign|E8}} [[北陸自動車道]] |
|||
* 能美広域事務組合(能美市・川北町) - ごみ処理・広域消防 |
|||
; [[自動車専用道路]] |
|||
* 南加賀広域圏事務組合(小松市・加賀市・能美市・川北町) - [[市場|公設市場]]・救急医療 |
|||
* {{Ja Exp Route Sign|E41}} [[能越自動車道]] |
|||
* 小松加賀環境衛生事務組合(小松市・加賀市) - し尿処理・斎場 |
|||
* {{Ja Exp Route Sign|E86}} [[のと里山海道]](起点 - [[徳田大津ジャンクション|徳田大津JCT]]) |
|||
* 手取郷広域事務組合(能美市・川北町および白山市の旧美川町域) - 斎場 |
|||
* {{Ja Exp Route Sign|E41}} のと里山海道(徳田大津JCT - [[穴水インターチェンジ|穴水IC]]) |
|||
; 能登地方 |
|||
; 一般国道 |
|||
* [[七尾鹿島広域圏事務組合]](七尾市・中能登町) - ごみ処理・広域消防・[[公立能登総合病院|病院]]・斎場 |
|||
* [[国道8号]] |
|||
* [[奥能登広域圏事務組合]](輪島市・珠洲市・能登町・穴水町) - 広域消防・能登空港(ターミナルビル設置・利用促進) |
|||
* [[国道157号]] |
|||
* 羽咋郡市広域圏事務組合(羽咋市・志賀町・宝達志水町) - 環境衛生(ごみ処理・し尿処理・斎場・[[千里浜なぎさドライブウェイ|なぎさ環境保全]])・広域消防・病院(なぎさ環境保全事業は志賀町を除く) |
|||
* [[国道159号]] |
|||
* 輪島市穴水町環境衛生施設組合(穴水町および輪島市門前町域) - ごみ処理・[[火葬場]] |
|||
* [[国道160号]] |
|||
* [[国道249号]] |
|||
* [[国道304号]] |
|||
* [[国道305号]] |
|||
* [[国道359号]] |
|||
* [[国道360号]] |
|||
* [[国道364号]] |
|||
* [[国道365号]] |
|||
* [[国道415号]] |
|||
* [[国道416号]] |
|||
* [[国道471号]] |
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; 有料道路 |
|||
* [[白山白川郷ホワイトロード]] |
|||
; 石川県道 |
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* [[石川県の県道一覧]] |
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==== バス ==== |
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{{main|中部地方の乗合バス事業者#石川県|日本のコミュニティバス一覧#石川県}} |
|||
石川県内の市町では、[[小字]]の[[地番]]に[[いろは順|イロハ]]や[[十干|甲乙丙]]などを組み合わせたものが使用されている(白山市の旧松任市区域および野々市市を除く)。これは[[明治|明治時代]]に行われた[[土地区画整理事業]]の名残で<ref>『[[秘密のケンミンSHOW]]』([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作)2011年3月3日放送分</ref>、石川県の多くの地域では現在も使用されている。このため、[[住居表示]]制度が隣県の富山県や福井県よりも導入されている割合が低い。 |
|||
[[ファイル:Hokutetsu Bus 14-641.jpg|thumb|200px|北陸鉄道の路線バス]] |
|||
; [[路線バス]] |
|||
* [[北陸鉄道]] |
|||
** [[北鉄金沢バス]] |
|||
** [[北鉄白山バス]] |
|||
** [[北鉄加賀バス]] |
|||
** [[北鉄能登バス]] |
|||
** [[北鉄奥能登バス]] |
|||
* [[西日本ジェイアールバス]] |
|||
* [[能登島交通]] |
|||
=== |
=== 医療・福祉 === |
||
[[ファイル:Noto Hospital.jpg|thumb|200px|能登地方の救急医療を担う公立能登総合病院<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/iryou/iryoukeikaku/iryoukeikaku-kakutei.html 「石川県医療計画」石川県]</ref>(七尾市)]] |
|||
==== 大学 ==== |
|||
{{Columns-start|num=2}} |
|||
[[救急医療#三次救急医療|三次救急医療機関]] |
|||
* [[金沢大学附属病院]] |
|||
* [[金沢医科大学病院]] |
|||
* [[石川県立中央病院]] |
|||
* [[公立能登総合病院]] |
|||
[[救急指定病院]] |
|||
* [[石川県救急指定病院一覧]] |
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{{Column}} |
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[[保育所]] |
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* [[石川県保育所一覧]] |
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{{Columns-end}} |
|||
=== 教育 === |
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{{Columns-start|num=3}} |
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[[大学]] |
|||
* [[国立大学|国立]](2校) |
* [[国立大学|国立]](2校) |
||
** [[金沢大学]] |
** [[金沢大学]] |
||
** [[北陸先端科学技術大学院大学]] |
** [[北陸先端科学技術大学院大学]] |
||
* [[公立大学|公立]] |
* [[公立大学|公立]](4校) |
||
** [[金沢美術工芸大学]] |
|||
** [[石川県立看護大学]] |
** [[石川県立看護大学]] |
||
** [[石川県立大学]] |
** [[石川県立大学]] |
||
** [[ |
** [[公立小松大学]] |
||
* [[私立大学|私立]] |
* [[私立大学|私立]](8校) |
||
** [[金沢医科大学]] |
** [[金沢医科大学]] |
||
** [[金沢学院大学]] |
** [[金沢学院大学]] |
||
669行目: | 1,101行目: | ||
** [[北陸大学]] |
** [[北陸大学]] |
||
** [[北陸学院大学]] |
** [[北陸学院大学]] |
||
** [[かなざわ食マネジメント専門職大学]] |
|||
[[通信制大学]] |
|||
* 私立(1校) |
|||
** [[放送大学]] 石川学習センター |
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{{Column}} |
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[[短期大学]] |
|||
* 私立(5校) |
* 私立(5校) |
||
** [[金沢学院短期大学]] |
** [[金沢学院短期大学]] |
||
** [[金城大学短期大学部]] |
** [[金城大学短期大学部]] |
||
** [[ |
** [[金沢星稜大学女子短期大学部]] |
||
** [[ |
** [[北陸学院大学短期大学部]] |
||
** [[北陸学院大学短期大学部]](旧 [[北陸学院短期大学]]) |
|||
[[高等専門学校]] |
|||
* [[国立高等専門学校機構|国立]](1校) |
* [[国立高等専門学校機構|国立]](1校) |
||
** [[石川工業高等専門学校]] |
** [[石川工業高等専門学校]] |
||
* 私立(1校) |
* 私立(1校) |
||
** [[ |
** [[国際高等専門学校]] |
||
{{Column}} |
|||
[[専修学校]] |
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== 交通 == |
|||
* [[石川県専修学校一覧]] |
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=== 空港 === |
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* [[小松飛行場|小松空港]] |
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* [[能登空港]] |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:20080916KomatsuAirport.jpg|200px]]<br />[[小松飛行場|小松空港]]<br />([[小松市]]) |
|||
| style="vertical-align:top" | [[ファイル:NotoAirport.jpg|200px]]<br />[[能登空港]]<br />([[輪島市]]) |
|||
|} |
|||
[[特別支援学校]] |
|||
=== 鉄道 === |
|||
* [[石川県特別支援学校一覧]] |
|||
* [[西日本旅客鉄道]] |
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** [[北陸本線]] |
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** [[七尾線]] |
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** [[北陸新幹線]](建設中) |
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* [[のと鉄道]] |
|||
** [[のと鉄道七尾線|七尾線]] |
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* [[北陸鉄道]] |
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** [[北陸鉄道石川線|石川線]] |
|||
** [[北陸鉄道浅野川線|浅野川線]] |
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[[高等学校]] |
|||
=== 道路 === |
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* [[高 |
* [[石川県高等学校一覧]] |
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** [[高速自動車国道]] |
|||
*** [[北陸自動車道]] |
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** [[自動車専用道路|一般国道自動車専用道路]] |
|||
*** [[能越自動車道]] |
|||
**** 七尾氷見道路(建設中) |
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**** 名称未定(調査中) |
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**** 田鶴浜道路 |
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**** [[能登有料道路]](能登半島縦貫有料道路) |
|||
**** 穴水道路 |
|||
**** 輪島道路(事業中) |
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* [[一般国道]] |
|||
<div style="float:left;padding-right:3em"> |
|||
** [[国道8号]] |
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** [[国道157号]] |
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** [[国道159号]] |
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** [[国道160号]] |
|||
** [[国道249号]] |
|||
</div><div style="float:left;padding-right:3em"> |
|||
** [[国道304号]] |
|||
** [[国道305号]] |
|||
** [[国道359号]] |
|||
** [[国道360号]] |
|||
** [[国道364号]] |
|||
</div><div style="float:left;padding-right:3em"> |
|||
** [[国道365号]] |
|||
** [[国道415号]] |
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** [[国道416号]] |
|||
** [[国道470号]] |
|||
** [[国道471号]] |
|||
</div> |
|||
{{-}} |
|||
[[中学校]] |
|||
* [[都道府県道|県道]] |
|||
* [[石川県中学校一覧]] |
|||
** [[金沢外環状道路]] |
|||
*** [[金沢東部環状道路]](通称:山側環状) |
|||
*** 海側環状(建設中) |
|||
** [[石川県の県道一覧]]を参照 |
|||
* [[有料道路|一般有料道路]] |
|||
** [[能登有料道路]] |
|||
*** 能登海浜道路 |
|||
*** 能登半島縦貫有料道路 |
|||
** [[川北大橋有料道路]] |
|||
** [[白山スーパー林道]] |
|||
[[小学校]] |
|||
=== バス === |
|||
* [[石川県小学校一覧]] |
|||
* [[北陸鉄道]] |
|||
** [[北鉄奥能登バス]] |
|||
** [[北鉄能登バス]] |
|||
** [[加賀白山バス]] |
|||
** [[加賀温泉バス]] |
|||
** [[北鉄金沢中央バス]] |
|||
** [[ほくてつバス]] |
|||
* [[小松バス]] |
|||
* [[西日本ジェイアールバス]] |
|||
[[幼稚園]] |
|||
==== コミュニティバス ==== |
|||
* [[石川県幼稚園一覧]] |
|||
* 金沢市 |
|||
** [[金沢ふらっとバス]] |
|||
** 金沢ショッピングライナー[[まちバス]] |
|||
* 白山市 |
|||
** [[めぐーる]]・つるぎふれあい巡回バス(鶴来地区) |
|||
* かほく市 |
|||
** [[かほく市営バス]] |
|||
* 野々市市 |
|||
** [[のっティ]] |
|||
* 津幡町 |
|||
** [[津幡町営バス]] |
|||
* 小松市 |
|||
** [[小松バス|小松市内循環バス]] |
|||
* 能美市 |
|||
** [[のみバス]]:寺井地区循環バス・根上地区循環バス・辰口地区(南西部・北東部)循環バス |
|||
* 輪島市 |
|||
** [[のらんけバス]]・愛のりバス |
|||
* 七尾市 |
|||
** [[七尾市コミュニティバス]] : まりん号(市内循環バス)・ぐるっと7(ななおコミュニティバス)・やまびこ号(ちょっこり山歩きバス)・中島げんきバス(中島地区)・田鶴浜コミュニティバス(田鶴浜地区)・能登島コミュニティバス(能登島地区) |
|||
* 羽咋市 |
|||
** るんるんバス |
|||
* 能登町 |
|||
** 能登町営バス・柳田住民利用スクールバス(柳田地区) |
|||
* 穴水町 |
|||
** 穴水町営バス |
|||
* 中能登町 |
|||
** かしま循環バス(鹿島地区)・ゆう友バス(鳥屋地区)・まほろば号(鹿西地区) |
|||
* 志賀町 |
|||
** まごころバス・なないろバス |
|||
* 宝達志水町 |
|||
** のらんちゴー |
|||
; その他 |
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=== 港湾 === |
|||
[[大学校]] |
|||
==== 重要港湾 ==== |
|||
* [[金沢農業大学校]][https://www4.city.kanazawa.lg.jp/sangyo_business/sangyoshinko/nogyo_ringyo_suisangyo/4/3/11057.html] |
|||
* [[金沢港]] |
|||
* [[金沢林業大学校]][https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/shinrinsaiseika/gyomuannai/2/1/2/6647.html] |
|||
* [[七尾港]] |
|||
[[職業訓練施設]] |
|||
==== 地方港湾 ==== |
|||
* [[石川職業能力開発短期大学校]][https://www3.jeed.go.jp/ishikawa/college/index.html] |
|||
{{Col-begin}} |
|||
{{Col-break}} |
|||
* [[輪島港]](避難港) |
|||
* [[穴水港]] |
|||
* [[宇出津港]] |
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* [[小木港]] |
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{{Col-break}} |
|||
* [[飯田港]] |
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* [[福浦港]] |
|||
* [[滝港]] |
|||
* [[塩屋港]] |
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{{Col-break}} |
|||
* [[和倉港]] |
|||
* [[半ノ浦港]] |
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* [[大野港]] |
|||
* [[金石港]] |
|||
{{Col-end}} |
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{{Columns-end}} |
|||
=== 自動車 === |
|||
[[ファイル:Kanazawa Univ. Kakuma campus Central-area.JPG|thumb|right|200px|[[金沢大学]](金沢市)]] |
|||
;[[日本のナンバープレート|自動車番号登録票]] |
|||
* 北陸地方では唯一[[ご当地ナンバー]]が導入されており、石川県内では2種類のナンバーが存在している。いずれも[[石川運輸支局]]([[国土交通省]][[地方運輸局|北陸信越運輸局]])の管轄となる。 |
|||
** 金沢:[[金沢市]]、[[かほく市]]、[[河北郡]][[津幡町]]・[[内灘町]] |
|||
** 石川:上記の2市2町を除く各市町 |
|||
== マスメディア == |
=== マスメディア === |
||
=== 新聞 === |
==== 新聞 ==== |
||
* [[北國新聞]] |
* [[北國新聞]] |
||
* [[北陸中日新聞]]([[中日新聞北陸本社]]) |
* [[北陸中日新聞]]([[中日新聞北陸本社]]) |
||
* [[読売新聞]]、[[朝日新聞]]([[朝日新聞大阪本社]])、[[毎日新聞]]([[毎日新聞大阪本社]]) |
* [[読売新聞]]、[[朝日新聞]]([[朝日新聞大阪本社]])、[[毎日新聞]]([[毎日新聞大阪本社]])、[[日本経済新聞]]は県内に支局・総局を置いている。読売新聞は、[[読売新聞東京本社|東京本社]]傘下の[[読売新聞北陸支社|北陸支社]](富山県[[高岡市]])で発行されたものを販売。それ以外の[[全国紙]]は大阪本社で発行されたものを販売している。なお、[[産経新聞]]は石川県内に取材拠点を置いておらず<ref>[https://www.sankei.jp/company/branch 産経新聞社 国内外総支局]</ref>、県域版も発行していない。 |
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=== テレビ局 === |
==== テレビ局 ==== |
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* [[NHK金沢放送局]] |
* [[NHK金沢放送局]] |
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* [[北陸放送]] |
* [[北陸放送]](MROテレビ、[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|JNN]]系列) |
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* [[石川テレビ放送]]([[フジニュースネットワーク|FNN]]系列) |
* [[石川テレビ放送]]([[フジニュースネットワーク|FNN]]系列) |
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* [[テレビ金沢]]([[ |
* [[テレビ金沢]](愛称・テレ金、[[日本ニュースネットワーク|NNN]]系列) |
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**平常時終夜放送実施局 |
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* [[北陸朝日放送]]([[All-nippon News Network|ANN]]系列) |
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* [[北陸朝日放送]](HAB、[[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]]系列) |
|||
石川県は、隣接する富山、石川、福井3県の中で唯一4系列の民放テレビ局がある。そのためなのか、石川県の[[ケーブルテレビ局]]は3県で一番少ない。また、[[区域外再送信]]を行っているケーブルテレビ局も非常に少ない。また、民放が4局ある地域の中で一番人口が少ない県でもある。 |
|||
加賀市の一部では[[福井放送]]、[[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]を、[[金沢市]]周辺の一部世帯では[[北日本放送]]を、[[能登半島]]の地域では北日本放送に加えて[[富山テレビ放送|富山テレビ]]や[[チューリップテレビ]]、新潟県の放送を受信している世帯がある。 |
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==== ケーブルテレビ ==== |
==== ケーブルテレビ ==== |
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* [[:Category:石川県のケーブルテレビ局|石川県のケーブルテレビ局]](参照) |
* [[:Category:石川県のケーブルテレビ局|石川県のケーブルテレビ局]](参照) |
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石川県は、北陸3県の中で唯一[[TXNネットワーク|TXN]]系列局を除く4系列の民放テレビ局がある。また、県内のケーブルテレビ局では他県の放送局の[[区域外再放送]]を行っていない<ref group="注釈">かつては一部のCATVで行っていたが2011年7月24日の地デジ完全移行までにすべて終了した。</ref>。そのためか、[[ケーブルテレビ]]普及率は3県で最も低い<ref>[https://www.soumu.go.jp/main_content/000504511.pdf ケーブルテレビの現状] - [[総務省]] 2020年8月(15ページ参照)</ref>。 |
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=== ラジオ局 === |
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* [[ラジオ#AM放送|AM放送]] |
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==== ラジオ局 ==== |
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* [[中波放送|AM放送]] |
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** [[NHK金沢放送局]] |
** [[NHK金沢放送局]] |
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** [[北陸放送]] |
** [[北陸放送]](MROラジオ、[[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN]]・[[全国ラジオネットワーク|NRN]]系列)※ |
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* [[ |
* [[超短波放送|FM放送]] |
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** [[NHK金沢放送局]] |
** [[NHK金沢放送局]] |
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** [[エフエム石川]]([[全国FM放送協議会|JFN]]系列) |
** [[エフエム石川]]([[全国FM放送協議会|JFN]]系列) |
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** [[ラジオななお]](コミュニティ放送) |
** [[ラジオななお]](コミュニティ放送) |
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:※[[FM補完中継局]]。 |
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このほかにもFM放送では[[富山エフエム放送|FMとやま]]、[[福井エフエム放送|FM福井]]、[[エフエムラジオ新潟|FM-NIIGATA]]、[[新潟県民エフエム放送|FM PORT]]が、AM放送では[[北日本放送|KNBラジオ]]、[[福井放送|FBCラジオ]]、[[新潟放送|BSNラジオ]]、そして海岸沿いでは[[山陰放送|BSSラジオ]]が受信できる地域がある。 |
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=== 情報誌 === |
==== 情報誌 ==== |
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* [[Clubism]]([[金沢倶楽部]]) |
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* [[金澤]](金沢倶楽部) |
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* [[月刊北國アクタス]](北國新聞社) |
* [[月刊北國アクタス]](北國新聞社) |
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* Zouss( |
* Zouss(ザウスマガジン社) |
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* 學都(都市環境マネジメント研究所) |
* 學都(都市環境マネジメント研究所) |
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** なお、福井県のタウン情報誌『[[月刊URALA]]』(ウララコミュニケーションズ)も一部地域で流通している。 |
|||
* 自然人(橋本確文堂) |
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** なお、[[富山県]]の[[タウン情報誌]]『[[月刊タウン情報とやま]]』([[シー・エー・ピー]])や[[福井県]]のタウン情報誌『[[月刊URALA]]』(ウララコミュニケーションズ)も一部地域で流通している。 |
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=== フリーペーパー === |
==== フリーペーパー ==== |
||
* [[ホットペッパー (フリーペーパー)|ホットペッパー]]金沢版([[リクルート]]) |
* [[ホットペッパー (フリーペーパー)|ホットペッパー]]金沢版([[リクルートホールディングス|リクルート]]) |
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* |
* 金沢情報([[カラフルカンパニー]]) |
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* 金沢情報(ケー・シー・シー) |
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* FAVO(金沢版)(ストアインク) |
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* FAVO(加賀版)(ストアインク) |
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== |
== 文化・スポーツ == |
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=== 方言 === |
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* [[石川ミリオンスターズ]] - [[野球]]・[[ベースボール・チャレンジ・リーグ]] |
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石川県内の方言は[[北陸方言]]に分類され、[[富山弁|富山県の方言]]と共通点が多い。[[加賀弁|加賀方言]]と[[能登弁|能登方言]]に二分され、県都金沢市で話される[[金沢弁]]は加賀方言に含まれる。また白山麓の方言には独特の表現が多く、[[言語島]]の例に挙げられる([[白峰弁]])。 |
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* [[Hard Ball Club 金沢]](金沢市) - [[社会人野球]] |
|||
* [[ツエーゲン金沢]](金沢市) - [[サッカー]]・[[日本フットボールリーグ]] |
|||
* [[ゴールズFC]](白山市) - [[サッカー]]・[[北信越フットボールリーグ]] |
|||
* [[テイヘンズFC]](白山市) -[[サッカー]]・[[北信越フットボールリーグ]] |
|||
* [[石川ブルースパークス]](金沢市) - [[バスケットボール日本リーグ]] |
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== 文化 |
=== 食文化 === |
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{{ |
{{See also|Category:石川県の食文化}} |
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; 郷土料理 |
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=== 文化財 === |
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{{Main|日本の郷土料理一覧#石川県}} |
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; [[世界重要農業資産システム|世界農業遺産]] |
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* 能登の里山里海(七尾市、輪島市、羽咋市、珠洲市、志賀町、中能登町、穴水町、能登町) |
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; [[国宝]] |
|||
* 色絵雉香炉(金沢市、石川県立美術館) |
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* 剣 銘吉光(白山市、白山比咩神社) |
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; [[重要伝統的建造物群保存地区]] |
|||
* [[東山ひがし]](金沢市) |
|||
* [[主計町 (金沢市)|主計町]](金沢市) |
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* [[卯辰山麓]](金沢市) |
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* [[加賀橋立]](加賀市) |
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* [[加賀東谷]](加賀市) |
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* [[黒島地区]](輪島市) |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:ChayakanazawaJP17-1.jpg|200px]]<br />東山ひがし<br />(金沢市) |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:ChayakanazawaJP17-2.jpg|200px]]<br />主計町<br />(金沢市) |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:Ishikawa Kaga Kagahashidate00.jpg|200px]]<br />加賀橋立<br />(加賀市) |
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|} |
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=== |
=== 伝統工芸 === |
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; [[経済産業大臣指定伝統的工芸品]] |
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金沢などの加賀地方に比べ、能登地方では大規模な祭礼が多い。山車を曳いて七尾市内を練り歩く[[青柏祭]]や、能登地方各地で行われる[[能登キリコ祭り|キリコ祭り]]が代表的である。また、[[アエノコト]]や[[あまめはぎ]]など独特な伝統行事も行われている。アエノコトは「奥能登あえのこと」という名称で、[[2009年]](平成21年)[[9月30日]]に[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の[[無形文化遺産|世界無形遺産]]に登録された<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/mukeibunkaisan/ 「奥能登のあえのこと」ユネスコ無形文化遺産の「代表一覧表」に記載 - 石川県HP]</ref>。 |
|||
* [[牛首紬]](織物、1988年) |
|||
* [[加賀友禅]](染色品、1975年) |
|||
* 加賀繍(その他繊維製品、1991年) |
|||
* [[九谷焼]](陶磁器、1975年) |
|||
* [[輪島塗]](漆器、1975年) |
|||
* [[山中塗|山中漆器]](漆器、1975年) |
|||
* [[金沢漆器]](漆器、1980年) |
|||
* 金沢仏壇(仏壇・仏具、1976年) |
|||
* [[七尾仏壇]](仏壇・仏具、1978年) |
|||
* [[金箔#日本|金沢箔]](工芸用具・材料、1977年) |
|||
; 伝統工芸品 |
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[[ファイル:Dekayama.JPG|thumb|220px|青柏祭(七尾市)]] |
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{{Main|日本の伝統工芸品の一覧#石川県}} |
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[[ファイル:Noto Yosakoi Wakura 01.jpg|thumb|220px|能登キリコ祭り(能登地方)]] |
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<gallery> |
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[[ファイル:OTABI MATSURI FESTIVAL KOMATSU 001.JPG|thumb|220px|お旅まつり(小松市)]] |
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Kanazawa Gold Factory.jpg|[[金沢箔]](金沢市) |
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'''加賀地方''' |
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KUTANI Ewer.JPG|[[九谷焼]](加賀地方) |
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* [[金沢百万石まつり]](金沢市) |
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Wajimanurie.JPG|[[輪島塗]](輪島市) |
|||
* [[ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭|ラ・フォル・ジュルネ金沢]](金沢市) |
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</gallery> |
|||
* おかえり祭り(白山市:旧美川町、県の無形民俗文化財) |
|||
* [[ほうらい祭り]](白山市鶴来) |
|||
* [[雪だるま祭り]](白山市白峰) |
|||
* [[白山まつり]](白山市尾口、白峰) |
|||
* [[お旅まつり]](小松市、県の無形民俗文化財) |
|||
* 小松基地航空祭(小松市) |
|||
* 菖蒲湯祭り(加賀市) |
|||
* 御願行事(竹割祭り)(加賀市、県の無形民俗文化財) |
|||
* ぐず焼き祭り(加賀市) |
|||
* こいこい祭り(加賀市) |
|||
* 九谷茶碗まつり(能美市) |
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=== スポーツ === |
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'''能登地方''' |
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{{See also|Category:石川県のスポーツチーム}} |
|||
* [[青柏祭]](七尾市、国の重要無形民俗文化財) |
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; [[サッカー]] |
|||
* [[石崎奉燈祭]](七尾市) |
|||
* [[ツエーゲン金沢]] - [[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]] |
|||
* チョンコ山祭(チャンチキ山祭)(七尾市) |
|||
* [[テイヘンズFC]] - [[北信越フットボールリーグ]]2部 |
|||
* お熊甲祭(七尾市、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* 能登島向田の火祭(七尾市、県の無形民俗文化財) |
|||
* [[七尾祇園祭]](七尾市) |
|||
* [[七尾港まつり]](七尾市) |
|||
* [[能登キリコ祭り|互市祭]](七尾市) |
|||
* [[能登キリコ祭り|塩津かがり火恋まつり]](七尾市) |
|||
* 新宮納涼祭(七尾市藤瀬) |
|||
* [[アエノコト|奥能登あえのこと]](輪島市 他、世界無形遺産、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* [[あまめはぎ|能登のアマメハギ]](輪島市、能登町、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* ぞんべら祭(輪島市:旧門前町、県の無形民俗文化財) |
|||
* もっそう祭(輪島市) |
|||
* 門前祭り(ごうらい祭り)(輪島市:旧門前町) |
|||
* 浦上祭り(輪島市:旧門前町) |
|||
* 名舟大祭(輪島市) |
|||
* 山王祭(皆月祭)(輪島市:旧門前町) |
|||
* 三夜踊り(輪島市) |
|||
* 曽々木大祭(輪島市) |
|||
* 天領祭(輪島市:旧門前町) |
|||
* [[飯田燈籠山祭り]](お涼み祭り)(珠洲市) |
|||
* [[鵜島の曳山祭り]](珠洲市 |
|||
* 珠洲まつり(珠洲市) |
|||
* [[宝立七夕キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* [[蛸島キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* [[正院キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* [[寺家キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* 的打神事(珠洲市) |
|||
* 鵜祭り(羽咋市、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* 唐戸山神事相撲(羽咋市) |
|||
* 川渡し神事(羽咋市) |
|||
* 平国祭(おいで祭)(羽咋市 - 中能登町 - 七尾市) |
|||
* 七面様祭(羽咋市) |
|||
* 小木とも旗祭り(能登町、県の無形民俗文化財) |
|||
* [[あばれ祭り]](能登町、県の無形民俗文化財) |
|||
* ござれ祭り(能登町) |
|||
* 長谷部まつり(穴水町) |
|||
* [[能登キリコ祭り|明千寺キリコ祭り]](穴水町) |
|||
* 沖波大漁祭(穴水町) |
|||
* [[能登キリコ祭り|大町・川島祭]](穴水町) |
|||
* 八朔祭り(志賀町富来) |
|||
* 堀松綱引き祭(志賀町) |
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; [[野球]] |
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=== 名所・旧跡 === |
|||
* [[石川ミリオンスターズ]] - [[日本海リーグ]] |
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[[ファイル:Kenrokuen2.jpg|right|thumb|220px|兼六園]] |
|||
* [[Hard Ball Club 金沢]](金沢市) - [[社会人野球]] |
|||
[[ファイル:Kanazawa Castle Gate.JPG|right|thumb|220px|金沢城・石川門]] |
|||
金沢は[[第二次世界大戦]]中に空襲を受けなかったことから、歴史的価値のある町並みや[[日本庭園]]が多く残されている。また、能登地方では、海岸線に[[奇岩]]や[[千枚田]]があり[[景勝地]]として有名である。 |
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; [[バスケットボール]] |
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'''加賀地方''' |
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* [[金沢武士団]](金沢市) - [[ジャパン・バスケットボールリーグ|B3.LEAGUE]] |
|||
* [[兼六園]](金沢市、[[日本三名園]]、日本の[[特別名勝]]) |
|||
* [[金沢城|金沢城址]](金沢市、日本の[[史跡]]) |
|||
* [[長町武家屋敷跡]](金沢市) |
|||
* [[近江町市場]](金沢市) |
|||
* [[大乗寺]](金沢市、[[仏殿]]などが日本の[[重要文化財]]) |
|||
* [[伏見寺]](金沢市、仏像などが日本の重要文化財) |
|||
* [[宝円寺]](金沢市) |
|||
* [[妙立寺]](金沢市) |
|||
* [[尾崎神社]](金沢市) |
|||
* [[尾山神社]](金沢市、神門は日本の重要文化財) |
|||
* [[成巽閣]](金沢市、建物は日本の重要文化財、庭園は日本の[[名勝]]) |
|||
* [[末浄水場]]園地(金沢市、日本の名勝) |
|||
* [[前田家墓所]](金沢市、日本の史跡) |
|||
* [[東山ひがし|ひがし茶屋街]](金沢市、[[重要伝統的建造物群保存地区]]) |
|||
* [[にし茶屋街]](金沢市) |
|||
* [[主計町 (金沢市)|主計町茶屋街]](金沢市、重要伝統的建造物群保存地区) |
|||
* [[白山国立公園]](白山市) |
|||
* [[白山比め神社|白山比咩神社]](白山市、加賀国[[一宮]]、旧[[社格#近代社格制度|国幣中社]]) |
|||
* [[那谷寺]](小松市、日本の名勝、本堂等が日本の重要文化財) |
|||
* [[小松天満宮]](小松市、本殿などが日本の重要文化財) |
|||
* [[多太神社]](小松市) |
|||
* [[安宅住吉神社]]・[[安宅関|安宅関跡]](小松市) |
|||
* [[加賀橋立]](加賀市、重要伝統的建造物群保存地区) |
|||
* [[大聖寺陣屋]](加賀市、茶室長流亭は日本の[[重要文化財]]) |
|||
* [[片野鴨池]](加賀市、[[ラムサール条約]]登録湿地) |
|||
* [[越前加賀海岸国定公園]](加賀市) |
|||
* [[鶴仙渓]](加賀市) |
|||
* [[栢野大杉]](加賀市、日本の天然記念物) |
|||
* [[上山田貝塚]](かほく市、日本の史跡) |
|||
* [[倶利伽羅古戦場跡]](津幡町) |
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; フットサル |
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'''能登地方''' |
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* [[ヴィンセドール白山フットサルクラブ]] - [[Fリーグ準会員リーグ]] |
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[[ファイル:Wajima Asaichi.jpg|right|thumb|220px|輪島朝市]] |
|||
[[画像:Senmaida.jpg|thumb|220px|白米千枚田]] |
|||
* [[七尾城|七尾城址]](七尾市、日本の史跡) |
|||
* [[能登国分寺|能登国分寺跡]](七尾市、日本の史跡) |
|||
* [[赤蔵山]](七尾市) |
|||
* [[能登半島国定公園]](能登地方) |
|||
* [[輪島朝市]](輪島市、日本三大[[朝市]]) |
|||
* [[上時国家]](輪島市、主屋など3棟は日本の[[重要文化財]]、庭園は日本の名勝) |
|||
* [[下時国家]](輪島市、主屋は日本の[[重要文化財]]、庭園は日本の名勝) |
|||
* [[黒島地区]](輪島市、重要伝統的建造物群保存地区) |
|||
* [[白米千枚田]](輪島市、日本の名勝、世界農業遺産) |
|||
* [[曽々木海岸]](輪島市、日本の名勝) |
|||
* [[琴ヶ浜海岸 (石川県)|琴ヶ浜海岸]](輪島市) |
|||
* [[總持寺祖院]](輪島市、[[曹洞宗]]元[[大本山]]) |
|||
* [[気多大社]](羽咋市、能登国[[一宮]]、旧[[社格#近代社格制度|国幣大社]]) |
|||
* [[千里浜なぎさドライブウェイ]](羽咋市) |
|||
* [[妙成寺]](羽咋市) |
|||
* [[永光寺]](羽咋市) |
|||
* [[正覚院 (羽咋市)|正覚院]](羽咋市) |
|||
* [[見附島 (石川県)|見附島]](珠洲市) |
|||
* [[禄剛埼灯台]](珠洲市) |
|||
* [[能登金剛]](志賀町) |
|||
* [[石動山]](中能登町、国の史跡) |
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=== |
=== 音楽・演劇 === |
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* [[オーケストラアンサンブル金沢]] |
|||
[[ファイル:21st Century Museum of Contemporary Museum.jpg|220px|thumb|金沢21世紀美術館]] |
|||
* 石川フィルハーモニー交響楽団 |
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[[ファイル:The Forth High School Memorial Museum of Cultural Exchange Ishikawa05s3s3750.jpg|220px|thumb|四高記念文化交流館(旧制第四高等学校)]] |
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* 金沢混声合唱団 |
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'''加賀地方''' |
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* 金沢メンネルコール |
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* [[石川県立美術館]](金沢市) |
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* MRO児童合唱団 |
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* [[金沢21世紀美術館]](金沢市) |
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* 劇団羅針盤 |
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* [[金沢能楽美術館]](金沢市) |
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* シアタースカイ |
|||
* [[石川県自然史料館]](金沢市) |
|||
* [[四高記念文化交流館]](金沢市)- [[石川近代文学館]]、[[四高記念館]] |
|||
* [[石川県銭屋五兵衛記念館]](金沢市) |
|||
* [[石川県立伝統産業工芸館]](金沢市) |
|||
* [[石川県立歴史博物館]](金沢市) |
|||
* [[室生犀星記念館]](金沢市) |
|||
* [[泉鏡花記念館]](金沢市) |
|||
* [[徳田秋声記念館]](金沢市) |
|||
* [[鈴木大拙館]](金沢市) |
|||
* [[藩老本多蔵品館]](金沢市) |
|||
* [[前田土佐守家資料館]](金沢市) |
|||
* [[宮本三郎]]記念美術館(小松市) |
|||
* [[日本自動車博物館]](小松市) |
|||
* [[石川県立航空プラザ]](小松市) |
|||
* [[中川一政]]記念美術館(白山市) |
|||
* [[白山市立鶴来博物館]](白山市) |
|||
* [[いしかわ動物園]](能美市) |
|||
* [[松井秀喜ベースボールミュージアム]](能美市) |
|||
* [[石川県九谷焼美術館]](加賀市) |
|||
* 九谷焼窯跡展示館(加賀市) |
|||
* [[北前船]]の里資料館(加賀市) |
|||
* [[中谷宇吉郎]] 雪の科学館(加賀市) |
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* [[深田久弥]] 山の文化館(加賀市) |
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* 石川県[[西田幾多郎]]記念哲学館(かほく市) |
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== 観光 == |
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'''能登地方''' |
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{{main|石川県の観光地}} |
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* [[石川県七尾美術館]](七尾市) |
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{{also|石川県指定文化財一覧|中部地方の史跡一覧#石川県}} |
|||
* [[石川県能登島ガラス美術館]](七尾市) |
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; 世界農業遺産 |
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* [[のとじま水族館]](七尾市) |
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<gallery> |
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* [[和倉昭和博物館とおもちゃ館]](七尾市) |
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Senmaida.jpg|[[白米千枚田|白米の千枚田]](輪島市) |
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* [[海洋漁業科学館]](能登町) |
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</gallery> |
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* [[輪島漆芸美術館]](輪島市) |
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; 国の名勝 |
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* [[天領北前船資料館]](輪島市) |
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<gallery> |
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* [[コスモアイル羽咋]](羽咋市) |
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Yukitsuri.jpg|[[兼六園]](金沢市) |
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Ishikawa Kanazawa Seisonkaku00.jpg|[[成巽閣]](金沢市) |
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NATA DERA 001.JPG|[[那谷寺]](小松市) |
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Tarumi Fall & Yasenodomon.jpg|[[曽々木海岸]]の垂水の滝(珠洲市) |
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</gallery> |
|||
; 重要伝統的建造物群保存地区 (日本最多) |
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<gallery> |
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Kanazawa higashi yama 2006 03 03.JPG|[[東山ひがし]](金沢市) |
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Kazuemachi Kanazawa Ishikawa Pref Japan01s3s4095.jpg|[[主計町 (金沢市)|主計町]](金沢市) |
|||
Ishikawa Kaga Kagahashidate00.jpg|[[加賀橋立]](加賀市) |
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Wajima-shi Kuroshima-chiku, Ishikawa,Japan.JPG|[[門前町黒島町|黒島地区]](輪島市) |
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</gallery> |
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; 国の重要文化財 |
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<gallery> |
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Kanazawa Castle Gate.JPG|[[重要文化財]] [[金沢城|金沢城石川門]](金沢市) |
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Kanazawa-C-2860.jpg|重要文化財 [[尾山神社|尾山神社神門]](金沢市) |
|||
Ketataisyasinmon.jpg|重要文化財 [[気多大社|気多大社神門]](羽咋市) |
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Myojoji.jpg|重要文化財 [[妙成寺|妙成寺五重塔]](羽咋市) |
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</gallery> |
|||
; 国の史跡 |
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<gallery> |
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131109 Kanazawa Castle Kanazawa Ishikawa pref Japan01s5.jpg|国[[史跡]] [[金沢城]](金沢市) |
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Matsune Castle.jpg|国史跡 [[加越国境城跡群及び道]](金沢市) |
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Nanaojo-tyoudomaru.JPG|国史跡 [[七尾城]]跡(七尾市) |
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Torigoe01.jpg|国史跡 [[鳥越城]]跡(白山市) |
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Futougejou001.jpg|国史跡 [[二曲城]]跡(白山市) |
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</gallery> |
|||
; 名所・旧跡 |
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<gallery> |
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Nagamachi Bukeyashiki.jpg|[[長町武家屋敷跡]](金沢市) |
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Atakanoseki.JPG|[[安宅の関]](小松市) |
|||
Chirihama nagisa driveway.jpg|[[千里浜なぎさドライブウェイ]](羽咋市、宝達志水町) |
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Wajima Asaichi.jpg|[[輪島朝市]](輪島市) |
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</gallery> |
|||
; 文化施設 |
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<gallery> |
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21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa011.jpg|[[金沢21世紀美術館]](金沢市) |
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The Forth High School Memorial Museum of Cultural Exchange Ishikawa01s5s4110.jpg|[[四高記念文化交流館]](金沢市) |
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Ishikawa-ken History Museum03s3s4272b.jpg|[[石川県立歴史博物館]](金沢市) |
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Jinbe Zame a.jpg|[[のとじま臨海公園水族館]]のジンベイザメ館(七尾市) |
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; 国立・国定公園など |
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Hakusan01.JPG|[[白山国立公園]](白山、白山市) |
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Mitsukejima (Ishikawa) 2.jpg|[[能登半島国定公園]]([[見附島 (石川県)|見附島]]、珠洲市) |
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Sotoura.jpg|[[能登半島国定公園]]([[能登金剛]]、志賀町) |
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; 祭事・行事 |
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OTABI MATSURI FESTIVAL KOMATSU 001.JPG|[[お旅まつり]](小松市) |
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Dekayama.JPG|[[青柏祭]](七尾市) |
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Noto Yosakoi Wakura 01.jpg|[[能登キリコ祭り]](能登地方) |
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; 温泉 |
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Wakura Onsen 01.jpg|[[和倉温泉]](七尾市) |
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Ko-Soyu ac (4).jpg|[[加賀温泉郷]]のひとつ・[[山代温泉]] |
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Yamahiro Onsen 01.jpg|山代温泉(加賀市) |
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Yuwakuonsen Spa 001.JPG|[[湯涌温泉]](金沢市) |
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Siramine spa tenbou no yu.jpg|[[白峰温泉]](白山市) |
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</gallery> |
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== 対外関係 == |
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* {{Flagicon|香川県}}[[香川県]] |
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'''加賀地方''' |
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** 2012年(平成24年)7月20日提携<ref>[http://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir5/dir5_1/dir5_1_4/whsd1r151117155854.shtml 今度の旅は○川県へ!石川県・香川県合同PRイベントを開催します。] {{ja icon}} - 香川県公式サイト</ref> |
|||
* [[加賀温泉郷]] - [[山代温泉]]、[[山中温泉]]、[[片山津温泉]]、[[粟津温泉]] |
|||
* [[金沢温泉郷]] - [[湯涌温泉]]、[[深谷温泉]]、[[犀川峡温泉]]、[[曲水温泉]] |
|||
* [[白山温泉郷]] - [[河内千丈温泉]]、[[白山一里野温泉]]、[[中宮温泉]]、[[白峰温泉]]、[[白山杉の子温泉]]、[[新岩間温泉]] |
|||
* [[美川温泉]] |
|||
* [[辰口温泉]] |
|||
* [[大聖寺温泉]] |
|||
* [[赤瀬温泉]] |
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* [[加賀三谷温泉]] |
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* [[滝坂温泉]] |
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'''能登地方''' |
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* [[和倉温泉]] |
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* [[葭ヶ浦温泉]] |
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* [[輪島温泉|能登輪島温泉]] |
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* [[ねぶた温泉]] |
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* [[縄文真脇温泉]] |
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* [[恋路温泉]] |
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* [[赤崎温泉]] |
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* [[湯川温泉 (石川県)|湯川温泉]] |
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== |
== 石川県を舞台とした作品 == |
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{{Main|石川県を舞台とした作品一覧}} |
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=== 食文化 === |
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* [[ブリ]] |
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* [[ズワイガニ]] |
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* [[ホッコクアカエビ|甘エビ]] |
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* [[寿司]] |
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* [[かぶら寿司]] |
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* [[笹寿司]] |
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* [[あんころ餅]] |
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* [[治部煮]] |
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{{Col-break}} |
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* [[ゴリ料理]] |
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* [[長生殿]] |
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* [[じろ飴]] |
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* [[加賀料理]] |
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* [[加賀野菜]] |
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* [[金沢カレー]] |
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* [[ハントンライス]] |
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* [[河豚の卵巣の糠漬け]] |
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{{Col-break}} |
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* [[ナマコ]] |
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* [[魚醤]] |
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* [[ゆべし|柚餅子]] |
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* [[能登牛]] |
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* [[能登丼]] |
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* [[中島菜]] |
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* [[能登大納言]] |
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{{Col-end}} |
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=== 伝統工芸・伝統芸能 === |
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[[ファイル:Kanazawa Gold Factory.jpg|thumb|250px|金沢箔]] |
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[[ファイル:Wajimanurie.JPG|250px|thumb|輪島塗]] |
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'''加賀地方''' |
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* [[金沢箔]] (金沢市) |
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* [[加賀友禅]] (金沢市) |
|||
* [[金沢漆器]] (金沢市) |
|||
* [[金沢仏壇]] (金沢市) |
|||
* [[加賀象嵌]] (金沢市) |
|||
* [[大樋焼]] (金沢市) |
|||
* [[金沢素囃子]] (金沢市) |
|||
* [[宝生流|加賀宝生]] (加賀地方) |
|||
* [[九谷焼]] (加賀地方) |
|||
* [[牛首紬]] (白山市) |
|||
* [[美川仏壇]] (白山市) |
|||
* [[山中漆器]] (加賀市) |
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'''能登地方''' |
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* [[輪島塗]] (輪島市) |
|||
* [[能州紬]] (輪島市) |
|||
* [[七尾仏壇]] (七尾市) |
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* [[田鶴浜建具]] (七尾市) |
|||
* [[珠洲焼]] (珠洲市) |
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* [[能登上布]] (中能登町) |
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== |
== 人物 == |
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{{Main|石川県出身の人物一覧}} |
{{Main|石川県出身の人物一覧}} |
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[[1876年]]から[[1881年]]までの間、石川県であった旧[[越前国]]([[嶺北]])の出身者に関しては、「[[:Category:福井県出身の人物]]」、「[[福井県出身の人物一覧]]」を参照。 |
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== 石川県を舞台とした作品 == |
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=== 映画 === |
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* [[滝の白糸]]([[1933年]]・[[溝口健二]]、[[入江たか子]]主演) |
|||
* [[海潮音 (1980年の映画)|海潮音]]([[1980年]]・[[橋浦方人]]、[[荻野目慶子]]主演) |
|||
* [[恋する女たち (氷室冴子)|恋する女たち]]([[1986年]]・[[大森一樹]]、[[斉藤由貴]]主演) |
|||
* [[幻の光]]([[1995年]]・[[是枝裕和]]、[[江角マキコ]]・[[浅野忠信]]主演) |
|||
* [[黒い家]]([[1999年]]・[[森田芳光]]、[[内野聖陽]]主演) |
|||
* [[皆月]](1999年・[[望月六郎 (映画監督)|望月六郎]]、[[奥田瑛二]]・[[吉本多香美]]主演) |
|||
* [[千年旅人]](1999年・[[辻仁成]]、[[豊川悦司]]・[[大沢たかお]]主演) |
|||
* [[大河の一滴]]([[2001年]]・[[神山征二郎]]、[[安田成美]]主演) |
|||
* [[赤い橋の下のぬるい水]](2001年・[[今村昌平]]、[[役所広司]]主演) |
|||
* [[釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ!]]([[2006年]]・[[朝原雄三]]、[[西田敏行]]・[[三國連太郎]]主演) |
|||
* [[吉祥天女]]([[2007年]]・[[及川中]]、[[鈴木杏]]主演) |
|||
* [[腑抜けども、悲しみの愛を見せろ]](2007年・[[吉田大八 (映画監督)|吉田大八]]、[[佐藤江梨子]]主演) |
|||
* [[舞妓Haaaan!!!]](2007年・[[水田伸生]]、[[阿部サダヲ]]・[[堤真一]]・[[柴咲コウ]]主演) |
|||
* [[能登の花ヨメ]]([[2008年]]・[[白羽弥仁]]、[[田中美里]]主演) |
|||
* [[しあわせのかおり]](2008年・[[三原光尋]]、[[中谷美紀]]・[[藤竜也]]主演) |
|||
* [[ゼロの焦点]]([[2009年]]・[[犬童一心]]、[[広末涼子]]・[[中谷美紀]]主演) |
|||
* [[武士の家計簿]]([[2010年]]・[[森田芳光]]、[[堺雅人]]・[[仲間由紀恵]]主演) |
|||
* [[私たちの時代]]([[2011年]]・[[横山隆晴]]、ドキュメンタリー映画) |
|||
=== |
=== 石川県名誉県民 === |
||
石川県名誉県民の称号は、1992年(平成4年)7月10日に制定された石川県名誉県民条例(石川県条例第28号)に基づき、「社会の発展、学術文化の振興に卓絶した功績があり、県民が誇りとしてひとしく敬愛する者」へ贈られる(条例第1条)<ref name=meiyoa>[https://www1.g-reiki.net/ishikawa/reiki_honbun/i101RG00000006.html#e000000047 石川県名誉県民条例] - 石川県、2020年4月17日閲覧。</ref>。対象者は、石川県知事が石川県議会の同意を得て選定することが定められ(条例第2条)、諮問機関として石川県名誉県民選考委員会が選定のつど組織される<ref name=meiyob>[https://www1.g-reiki.net/ishikawa/reiki_honbun/i101RG00000007.html 石川県名誉県民条例施行規則] - 石川県、2020年4月17日閲覧。</ref>。名誉県民に選定された者には、石川県名誉県民称号記や石川県名誉県民章のほか、記念品も贈られるほか(条例第3条)、知事が定める礼遇や特典を受けられる(条例第4条)<ref name=meiyoa/><ref name=meiyob/>。 |
|||
* [[恋路海岸 (テレビドラマ) |恋路海岸]]([[1977年]]、[[TBSテレビ|TBS]]・[[金曜ドラマ]]) |
|||
* [[こおろぎ橋 (ドラマ)|こおろぎ橋]]([[1978年]] - [[1979年]]、TBS・[[ポーラテレビ小説]]) |
|||
* [[赤かぶ検事奮戦記|赤かぶ検事の逆転法廷]]([[1992年]]、[[ABCテレビ|朝日放送]]・[[月曜ドラマ・イン|月曜ホームミステリー]]) |
|||
* [[はるちゃん]]([[1996年]]・[[1998年]]・[[1999年]]、[[東海テレビ放送|東海テレビ]]・[[東海テレビ制作昼の帯ドラマ|昼ドラ]]) |
|||
* [[ひとりぼっちの君に]](1998年、TBS) |
|||
* [[利家とまつ〜加賀百万石物語〜]]([[2002年]]、[[日本放送協会|NHK]]・[[大河ドラマ]]) |
|||
* [[花衣夢衣]]([[2008年]]、東海テレビ・昼ドラ) |
|||
* 花の恋(2008年、[[中華民国|台湾]]・[[民間全民電視公司|民視]]) |
|||
* [[花嫁のれん]]([[2010年]]・[[2011年]]、東海テレビ・昼ドラ) |
|||
* [[心の糸]](2010年、[[NHK名古屋放送局]]) |
|||
{| class="wikitable" |
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=== 小説 === |
|||
!贈呈番号 |
|||
* [[義血侠血]]([[1894年]]、[[泉鏡花]]) |
|||
!受賞者氏名 |
|||
* [[予備兵]](1894年、泉鏡花) |
|||
!職業 |
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* [[照葉狂言]]([[1896年]]、泉鏡花) |
|||
!選定年月日 |
|||
* [[由縁の女]]([[1919年]]、泉鏡花) |
|||
!備考 |
|||
* [[縷紅新草]]([[1939年]]、泉鏡花) |
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!出典 |
|||
* [[感傷的の事]]([[1921年]]、[[徳田秋声]]) |
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|- |
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* [[光を追うて]]([[1938年]]、徳田秋声) |
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|1 |
|||
* [[幼年時代 (室生犀星)|幼年時代]]([[1919年]]、[[室生犀星]]) |
|||
|[[勝木保次]] |
|||
* [[性に目覚める頃]](1919年、室生犀星) |
|||
|[[生理学者]] |
|||
* [[杏っ子]]([[1956年]]、室生犀星) |
|||
|1992年11月 |
|||
* [[火にも水にも]](1956年、[[深田久弥]]) |
|||
|[[文化勲章]]受章 |
|||
* [[ゼロの焦点]]([[1958年]]、[[松本清張]]) |
|||
|<ref name=meiyoh4>[https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h4-1.html 県政の主なあゆみ平成4年 前期] - 石川県、2020年4月17日閲覧。</ref> |
|||
* [[美しい星 (三島由紀夫)|美しい星]]([[1962年]]、[[三島由紀夫]]) |
|||
|- |
|||
* [[朱鷺の墓]]([[1968年]]、[[五木寛之]]) |
|||
|2 |
|||
* [[浅の川暮色]]([[1978年]]、五木寛之) |
|||
|[[蓮田修吾郎]] |
|||
* [[夜明け前に会いたい]]([[1993年]]、[[唯川恵]]) |
|||
|金工家 |
|||
* [[ステッセルのピアノ]]([[1996年]]、五木寛之) |
|||
|1992年11月 |
|||
* [[病む月]]([[1998年]]、唯川恵) |
|||
|文化勲章受章 |
|||
* [[ボトルネック]]([[2006年]]、[[米澤穂信]]) |
|||
|<ref name=meiyoh4/> |
|||
* [[恋文の技術]]([[2009年]]、[[森見登美彦]]) |
|||
|- |
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|3 |
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=== 漫画・アニメーション・特撮・ゲーム === |
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|[[中西陽一]] |
|||
;漫画 |
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|[[政治家]] |
|||
* [[ジュリエットの卵]]([[1988年]]、[[吉野朔実]]) |
|||
|1994年4月9日追贈 |
|||
* [[花の慶次|花の慶次 -雲のかなたに-]]([[1990年]]、[[原哲夫]]) |
|||
|石川県知事 |
|||
* [[花衣夢衣]]([[1993年]]、[[津雲むつみ]]) |
|||
|<ref>[https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h6-1.html 県政の主なあゆみ平成6年 前期] - 石川県、2020年4月17日閲覧。</ref> |
|||
* [[僕は旅をする]]([[1994年]]、[[今市子]]) |
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|- |
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;アニメーション |
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|4 |
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* [[センチメンタルジャーニー (アニメ)|センチメンタルジャーニー]](第九話 保坂美由紀〜私らしく明日へ〜)([[1998年]]、[[サンライズ]]) |
|||
|[[浅蔵五十吉]] |
|||
* [[.hack//Liminality]](Vol.1 .hack//Liminality in case of MINASE,Mai)([[2002年]][[6月20日]]発売、[[OVA]]) |
|||
|[[陶芸家]] |
|||
* [[よみがえる空 -RESCUE WINGS-]]([[2006年]]、[[バンダイビジュアル]]) |
|||
|1997年4月30日 |
|||
* [[電脳コイル]]([[2007年]]、NHK) |
|||
|文化勲章受章 |
|||
* [[Angel Beats!]]([[2010年]]、Angel Beats! Project・[[中部日本放送]]、{{要出典範囲|[[金沢大学]]の校舎がモデルとなっている|date=2011年4月}}。) |
|||
|<ref>[https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h9-1.html 県政の主なあゆみ平成9年 前期] - 石川県、2020年4月17日閲覧。</ref> |
|||
* [[花咲くいろは]]([[2011年]]、花咲くいろは製作委員会) |
|||
|- |
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;特撮 |
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|5 |
|||
* [[バトルフィーバーJ]]([[1979年]]、[[All-nippon News Network|テレビ朝日系]]) |
|||
|[[大樋長左衛門|10代目大樋長左衛門]] |
|||
;ゲーム |
|||
|陶芸家 |
|||
* [[痕]]([[1996年]]、[[Leaf]]) |
|||
|2012年1月30日 |
|||
* [[双界儀]]([[1996年]]、[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]]) |
|||
|文化勲章受章 |
|||
* [[DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ「金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」]]([[2008年]]、[[テクモ]]) |
|||
|<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.ishikawa.lg.jp/soumu/koho/1201/documents/24013112462.pdf 石川県公報 平成24年1月31日]}} - 石川県、2020年4月17日閲覧。</ref> |
|||
|- |
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|6 |
|||
|[[森喜朗]] |
|||
|政治家 |
|||
|2013年3月29日 |
|||
|内閣総理大臣 |
|||
|<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.ishikawa.lg.jp/soumu/koho/1304/documents/25041612587.pdf 石川県公報 平成25年4月16日]}} - 石川県、2020年4月17日閲覧。</ref> |
|||
|- |
|||
|7 |
|||
|[[谷本正憲]] |
|||
|政治家 |
|||
|2022年7月25日 |
|||
|石川県知事 |
|||
|<ref>{{Cite web |title=令和4年7月25日 谷本正憲前石川県知事 石川県名誉県民称号記贈呈式 |url=https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kensei/koho/photogallery/2022/0725.html |website=石川県 |access-date=2024-01-09 |language=ja |last=石川県}}</ref> |
|||
|} |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
||
{{ |
{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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{{Notelist}} |
|||
=== 出典 === |
|||
{{Reflist|30em}} |
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== 参考文献 == |
|||
* 『金沢の町家』[[島村昇]]編、[[鹿島出版会]]、1983年 |
|||
* 『古九谷と石川県立美術館』朝日新聞社、1983年11月 |
|||
* 『特別名勝兼六園(江戸町跡推定地9発掘調査報告』'''石川県'''立埋蔵文化財センター、1992年3月 |
|||
* {{Cite|和書 |
|||
|author = 高澤裕一 |
|||
|author2 = 河村好光 |
|||
|author3 = 東四柳史明 |
|||
|author4 = 本康宏史 |
|||
|author5 = 橋本哲哉 |
|||
|title = 石川県の歴史 |
|||
|date = 2000 |
|||
|edition = 新 |
|||
|publisher = 山川出版社 |
|||
|isbn = 463432170X |
|||
|series = 県史, 17 |
|||
|ref = harv |
|||
}} |
|||
* 『日本工芸会石川支部記念誌 : 第40回石川の伝統工芸展を記念して』日本工芸会石川支部記念誌編集委員会編、[[日本工芸会]]石川支部、2000年3月 |
|||
* 『石川県白峰地方の方言特徴と方言テキストの語法』新田哲夫著、[[金沢大学]]文学部、2005年3月 |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
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{{Wikisource|三壺聞書}}{{Wikisource|昔日北花録}} |
|||
{{ウィキポータルリンク|日本の都道府県/石川県}} |
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{{Multimedia|石川県の画像}} |
|||
* [[:Category:石川県の自然景勝地|石川県の自然景勝地]] |
* [[:Category:石川県の自然景勝地|石川県の自然景勝地]] |
||
* [[石川県出身の人物一覧]] |
* [[石川県出身の人物一覧]] |
||
* [[石川県の廃止市町村一覧]] |
* [[石川県の廃止市町村一覧]] |
||
* [[石川県指定文化財一覧]] |
* [[石川県指定文化財一覧]] |
||
* [[加賀 |
* [[加賀藩]] |
||
* [[日本の地理]]、[[日本の地域]] |
|||
* [[金沢弁]] |
|||
* [[白峰弁]] |
|||
* [[能登弁]] |
|||
== 参考文献 == |
|||
* 『金沢の町家』島村昇編、鹿島出版会、1983年 |
|||
* 『古九谷と石川県立美術館』朝日新聞社、1983年11月 |
|||
* 『特別名勝兼六園(江戸町跡推定地9発掘調査報告』石川県立埋蔵文化財センター、1992年3月 |
|||
* 『石川県の歴史』高澤裕一ほか著、山川出版社、2000年3月 |
|||
* 『日本工芸会石川支部記念誌 : 第40回石川の伝統工芸展を記念して』日本工芸会石川支部記念誌編集委員会編、日本工芸会石川支部、2000年3月 |
|||
* 『石川県白峰地方の方言特徴と方言テキストの語法』新田哲夫著、金沢大学文学部、2005年3月 |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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{{ウィキポータルリンク|日本の都道府県/石川県}} |
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{{Multimedia|石川県の画像}} |
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{{Commons&cat|Ishikawa Prefecture|Ishikawa prefecture}} |
{{Commons&cat|Ishikawa Prefecture|Ishikawa prefecture}} |
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{{Wiktionary}} |
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{{Wikiquote}} |
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{{Wikinewscat}} |
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{{Wikivoyage|ja:石川県}} |
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{{osm box|r|3794726}} |
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; 行政 |
; 行政 |
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* {{Official website}} |
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* [http://www.pref.ishikawa.lg.jp/ 石川県] |
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; 観光 |
; 観光 |
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* [ |
* [https://www.hot-ishikawa.jp/ ほっと石川旅ねっと] - 石川県観光連盟 |
||
* [http://shofu.pref.ishikawa.jp/ 石川新情報書府] - 石川県の文化のポータルサイト |
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{{s-bef|before=[[加賀藩|金沢藩]]<hr |
{{s-bef|before=[[加賀藩|金沢藩]]<hr>[[大聖寺県]]<hr>[[七尾県]]の一部([[能登国]])<hr>[[新川県]]([[越中国]])<hr>[[敦賀県]]の一部([[嶺北]])|表記=前}} |
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||
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{{s-aft|after=-----<hr>[[福井県]](嶺北)<hr>[[富山県]](越中国)|表記=次}} |
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{{end}} |
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{{日本の都道府県}} |
{{日本の都道府県}} |
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{{石川県の自治体}} |
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{{石川県の郡}} |
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{{大学コンソーシアム石川}} |
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{{Normdaten}} |
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{{ |
{{デフォルトソート:いしかわけん}} |
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[[Category:日本の都道府県]] |
[[Category:日本の都道府県]] |
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[[Category:石川県|*]] |
[[Category:石川県|*]] |
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[[Category:競馬施行体]] |
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[[Category:空港の設置者]] |
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[[ace:Prefektur Ishikawa]] |
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[[ar:إيشيكاوا (محافظة)]] |
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[[bg:Ишикава]] |
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[[ca:Prefectura d'Ishikawa]] |
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[[ckb:ئیشیکاوا (پارێزگا)]] |
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[[cs:Prefektura Išikawa]] |
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[[cy:Ishikawa (talaith)]] |
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[[de:Präfektur Ishikawa]] |
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[[en:Ishikawa Prefecture]] |
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[[eo:Gubernio Iŝikaŭa]] |
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[[es:Prefectura de Ishikawa]] |
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[[et:Ishikawa prefektuur]] |
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[[fa:استان ایشیکاوا]] |
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[[fi:Ishikawan prefektuuri]] |
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[[fr:Préfecture d'Ishikawa]] |
|||
[[gl:Prefectura de Ishikawa]] |
|||
[[hu:Isikava prefektúra]] |
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[[id:Prefektur Ishikawa]] |
|||
[[it:Prefettura di Ishikawa]] |
|||
[[ka:ისიკავის პრეფექტურა]] |
|||
[[ko:이시카와 현]] |
|||
[[lt:Išikavos prefektūra]] |
|||
[[lv:Isikavas prefektūra]] |
|||
[[mk:Префектура Ишикава]] |
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[[mr:इशिकावा]] |
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[[ms:Wilayah Ishikawa]] |
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[[nl:Ishikawa (prefectuur)]] |
|||
[[no:Ishikawa (prefektur)]] |
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[[pam:Ishikawa Prefecture]] |
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[[pl:Prefektura Ishikawa]] |
|||
[[pnb:ضلع اشیکاوا]] |
|||
[[pt:Ishikawa]] |
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[[ro:Prefectura Ishikawa]] |
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2024年12月15日 (日) 13:36時点における最新版
いしかわけん 石川県 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
団体コード | 17000-3 | ||||
ISO 3166-2:JP | JP-17 | ||||
面積 |
4,186.20km2 | ||||
総人口 |
1,098,321人[編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 262人/km2 | ||||
隣接都道府県 |
富山県 岐阜県 福井県 | ||||
県の木 | アテ | ||||
県の花 | クロユリ[注釈 2] | ||||
県の鳥 | イヌワシ | ||||
他のシンボル |
県の歌:石川県民の歌 マスコット:ひゃくまんさん | ||||
石川県庁 | |||||
知事 | 馳浩 | ||||
法人番号 | 2000020170003 | ||||
所在地 |
〒920-8580 石川県金沢市鞍月一丁目1番地 北緯36度35分42秒 東経136度37分30秒 / 北緯36.595度 東経136.625度座標: 北緯36度35分42秒 東経136度37分30秒 / 北緯36.595度 東経136.625度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキポータル | 日本の都道府県/石川県 | ||||
ウィキプロジェクト |
石川県(いしかわけん)は、日本の中部地方に位置する県。県庁所在地は金沢市。
本州の中央部、日本海側の北陸地方に位置する。県域は令制国の加賀国と能登国に当たるが、1876年から1881年までは越前国(現在の福井県嶺北)も含んでいた。
概要
[編集]石川県の名称は加賀地方にあった石川郡に由来し、さらに石川郡との命名は本県最大の河川手取川の古名である「石川」に由来する。1872年(明治5年)、金沢県庁が石川郡美川町(現:白山市)に移転した際、その郡名により石川県と改名された。翌年、県庁が再び金沢に移転した後も県名はそのままで現在に至っている[1]。なお、金沢も市制施行前である当時は石川郡に属していた。
形状は、東西約100km、南北約200kmと南北に細長い。県南部の加賀地方は西側に日本海の直線的な海岸線が続き、東側に両白山地の山々が連なる。南東部には県内で最高峰の白山(2,702m)がそびえる。県北部の能登地方は日本海に向かって北東方向に突き出た半島(能登半島)となっている。このため県全体の海岸線の総延長は約580kmに及ぶ[2]。これはJR東海道本線の東京駅・神戸駅間(589.5 km)に相当する距離である。
気候は日本海側気候型である。西寄りの風が日本海を流れる対馬暖流の上で水蒸気を蓄えて雷雲となり、両白山地に当たって降水をもたらすことが多い[3]。都道府県別の年間降水量は5番目に多い[4]。特に冬は北西からの季節風が続くため降水量が多く、山間部は豪雪地帯となっている[5]。降雪時に雷鳴を伴うことが多く[3]、この現象は鰤(ブリ)が獲れる時期と重なることからブリ起こしと呼ばれている[6][7]。
県民人口は約110万人。都市別では金沢市が最多の約46万人と約40%を占める。次いで多いところは白山市と小松市のそれぞれ約11万人であり、金沢市を中心に県南部の加賀地方に人口が偏在している[8]。金沢市の人口は、北陸地方では新潟市に次いで2番目(北陸3県に限れば 1番目)であり、北陸経済の中心地の一つとなっている。
2020年の従業者数約59.6万人のうち約69.6%が第三次産業に、約27.8%が第二次産業に従事している[9]。特徴としては、北陸工業地域に位置していることから、第二次産業の中では製造業の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが挙げられる[10]。
中世には、権門体制から幕藩体制への過渡期に寺社勢力(一向宗:浄土真宗)による自治が行われ経済的に非常に発展していた。そして加賀藩は浄土真宗への懐柔政策により自治を行ったことが発展に重要に機能した(詳細は金沢市の項参照)。江戸時代に加賀国、能登国、越中国を領地としていた加賀藩は学問や文芸を奨励したことから、石高100万石を誇った加賀藩の城下町である金沢市を中心に文化が興隆し、今に受け継がれている[11]。金沢市では能楽の加賀宝生、織物の染色技法である加賀友禅、蒔絵を施した金沢漆器、茶道具に用いられる大樋焼などが伝わる。その他、輪島市の輪島塗、加賀地方の九谷焼など芸術性の高い伝統技術が継承されている。人口当たりで見た日展(日本美術展覧会)や日本伝統工芸展の入選者数は全国1位となっている[4]。
石川県を訪れる観光客は2021年で約1,230万人と見られ[12][注釈 3]、このうち約518万人が金沢地域[注釈 4]、約400万人が能登地方、約238万人が(金沢市周辺を除く)加賀地方[注釈 5]を訪れたとされる[13]。主要観光地で利用者数が多いのは、金沢市では兼六園、金沢城公園、金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街、能登地方では輪島市の輪島朝市、七尾市の和倉温泉、能登食祭市場、羽咋市の気多大社、同市と宝達志水町に跨る千里浜、加賀地方では加賀市の山代温泉、山中温泉、片山津温泉、小松市の粟津温泉、木場潟公園、白山市の白山比咩神社などである[14]。
全国47都道府県で唯一、太平洋戦争で空襲を受けていない[15]。
地理・地域
[編集]位置
[編集]日本の本州中央部の日本海側にある。全国8地方区分では中部地方に当たり、日本海側の北陸地方に位置している。県域は、東西100.9 km、南北198.4 km、面積4,186.05 km2を有し、海岸線の総延長は581.0 kmに及ぶ[16]。南北に細長く、中央部がくびれた砂時計や、アルファベットのFのような形状をしている。西側、北側、北東側は日本海に面しており、南西側は福井県に、東側は富山県に、南東側は岐阜県に隣接している。なお、日本の領海を確定するために設定されている基線は輪島市舳倉島北東端から(富山県を経ず)新潟県佐渡市ネイ島西端まで直線基線が引かれている[17]。
自然地理
[編集]石川県の地形は、県北部の能登地方と県南部の加賀地方とで対照的な特徴を有している[18]。
能登地方は日本海に向かって北東方向に突き出た半島(能登半島)である。第三紀に形成された火山岩や堆積岩からなる丘陵状の山地が広がっている[18]。一級河川はなく、町野川、大海川などの二級河川が54水系指定されている[19]。半島沖の海底は舳倉島付近まで大陸棚が続いており、その先も白山瀬や大和堆などの中深度海域が見られる[20][21]。 半島北部は、概ね標高300m以下の低山地と丘陵地帯が連なる準平原で、全体として富山湾側に下降する背斜構造をしている。このため北西側の外浦(そとうら)は急峻な海食崖が形成され、海岸段丘が発達しているのに対して、南東側の内浦(うちうら)は沈降性の入り組んだ海岸線をしている。また、内浦の最深部に能登島があり、七尾湾が島を取り囲んでいる[5][19]。半島中央部には、眉丈山南麓の断層が落ち込んで形成された帯状の低地帯(邑知潟地溝帯)が半島を横切っている[18]。半島南部は宝達山を中心とする低い山地(宝達丘陵)が南北に連なり、西側の海岸線は長い砂浜海岸(千里浜)となっている[19][22]。
加賀地方は南東部に白山(2,702m)を最高峰とする山地帯(両白山地)が発達し、北西に流れる河川によって形成された沖積平野(加賀平野、金沢平野)が南北に広がっている[22]。白山は中国山地を経て九州北部に延びる白山火山帯に属しており、一帯には火山岩や凝灰岩が分布している[18]。加賀地方の中央部を流れる手取川は白山を水源に日本海に注ぐ、長さ72km、流域面積809km2の一級河川で、石川県最大の川である[23]。流域の90%が山地であり、平均勾配が約27分の1という日本有数の急流河川である[24]。上流部は川の浸食作用で渓谷となり、中流部には河岸段丘が発達している。下流域は白山市鶴来地区(旧・鶴来町)を扇頂とし、中心角120度、半径12〜13kmの扇状地(手取川扇状地)を形成している[18][22]。梯川は加賀地方南西部の白山山系大日山連峰の鈴ヶ岳を源流とする一級河川で、長さ42km、流域面積は271.2 km2である[25]。加賀地方北部に当たる金沢市内を流れる犀川と浅野川はいずれも二級河川である。流域には河岸段丘が発達している[5]。加賀地方の海岸部は単調な砂浜海岸であり、北部には内灘砂丘がある[26]。また、海沿いの平野部に木場潟、柴山潟、河北潟などの潟湖が点在している[5]。
自然公園
[編集]国立公園が1か所(白山国立公園)、国定公園が2か所(能登半島国定公園、越前加賀海岸国定公園)、県立自然公園が5か所(山中・大日山県立自然公園、獅子吼・手取県立自然公園、碁石ケ峰県立自然公園、白山一里野県立自然公園、医王山県立自然公園)存在する[28]。
白山国立公園は白山を中心とした両白山地の主要な山々を指定区域とする国立公園である。石川県、富山県、福井県、岐阜県の4県にまたがる[29]。原生地域が区域の80%以上を占め、特にブナの原生林を広域に保有している。また、森林限界を越える高山帯としては日本最西端に当たるため、西限・南限とする貴重な動植物がみられる[30]。
能登半島国定公園は能登半島の海岸一帯を主体とする国定公園である。石川県と富山県に跨る。能登金剛や禄剛崎など外浦の勇壮な海食景観と七尾湾や能登島など内浦の柔和な沈水景観の対比が特徴とされる[30][31]。越前加賀海岸国定公園は加賀市から福井県敦賀市まで続く海岸一帯の国定公園である。石川県内では柴山潟や雁、鴨の飛来地[22] である片野鴨池が含まれている。片野鴨池はラムサール条約の登録湿地となっている[30][32]。
気象
[編集]石川県の気候は比較的日照時間の短い日本海側気候型である。その特徴は冬に顕著で、北西からの季節風によって気温が低く雪の降る日が多くなる[3]。地元でブリ起こしと呼ばれる冬の雷[6][7] の発生数は日本で一番多い[3]。降雪と雷が同時に起こることは世界的にも珍しく、ノルウェー西海岸やアメリカ合衆国の五大湖から東海岸にかけて見られる程度であるとされる[6]。
発達した低気圧が日本海を通過するときに南東からの強い風が両白山地を越えてフェーン現象を起こすことがある。また、同じ中部地方でも太平洋側の東海地方に比べて梅雨が顕著ではないという特徴がある[3]。
平年値 (月単位) |
能登地方 | 加賀地方 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
珠洲 | 輪島 | 志賀 | 七尾 | 羽咋 | かほく | 金沢 | 小松 | 白山市 白山河内 |
加賀市 加賀中津原 | ||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 25.5 (8月) |
25.9 (8月) |
26.4 (8月) |
26.0 (8月) |
26.5 (8月) |
26.2 (8月) |
27.3 (8月) |
26.7 (8月) |
25.2 (8月) |
25.4 (8月) |
最寒月 | 2.8 (1,2月) |
3.3 (1月) |
3.6 (1月) |
2.7 (1月) |
3.5 (1月) |
3.3 (1月) |
4.0 (1月) |
3.6 (1月) |
1.5 (1月) |
1.9 (1月) | |
降水量 (mm) |
最多月 | 279.2 (12月) |
278.4 (12月) |
203.8 (7月) |
255.1 (12月) |
264.6 (12月) |
252.7 (12月) |
301.1 (12月) |
282.5 (12月) |
372.1 (12月) |
411.3 (12月) |
最少月 | 106.6 (4月) |
121.6 (4月) |
101.5 (2月) |
120.0 (5月) |
122.5 (4月) |
121.5 (4月) |
138.0 (5月) |
127.3 (5月) |
162.2 (5月) |
177.9 (4月) |
能登地方中部から加賀地方にかけての平野部の気候は比較的温和だが、能登地方北部では年平均気温がやや低く、加賀地方山間部は気温が低く多雨豪雪であるといった地域差が見られる[5]。
能登地方は日本海に大きく突き出しているため寒暖の季節風の影響を受けやすい。北陸地方の他の都市に比べ、夏はやや涼しく、冬は雪も少なめである。年平均気温は13〜14°Cではあるが、能登地方北部はやや低め。年降水量は1,700〜2,100mm、年日照時間は1,500〜1,700時間、最深積雪の平均は20〜60cmである[3]。
加賀地方の平野部は比較的温和で年平均気温は13〜15°Cである。年降水量は2,100〜3,100mm、年日照時間は1,400〜1,700時間、最深積雪の平均は40〜50cmである[3]。金沢市で年間200cmを超える降雪を観測した年は、1960年代 8回、1970年代 6回[注釈 6]、1980年代 9回[注釈 7]、1990年代 0回、2000年代 3回[注釈 8]、2010年代 3回[注釈 9]となっており、1990年代以降減少が顕著である[33]。冬の日照時間が極端に少ないことが特徴で、夏は月平均約180時間に対し、冬は月平均約70時間である。加賀地方の山間部(標高500m以上)は最深積雪の平均が220cmと平野部の4倍以上になる豪雪地帯である。白山市白峰地区(旧・白峰村)では最深積雪682cmの記録がある。この地域が大雪となる理由はシベリアからの乾いた冷たい季節風が日本海を流れる対馬暖流の上を通る時に水蒸気を蓄え雲となり、両白山地にぶつかって斜面を上昇すると断熱膨張によって冷やされ雪となるためである[3]。
地域区分
[編集]県北部を能登地方、県南部を加賀地方という。それぞれ令制国の能登国、加賀国の範囲に相当する。加賀地方は、かほく市以南を、能登地方は宝達志水町以北を指すことが多い。
石川県庁の出先機関では4地域または5地域に区分されることがある。たとえば、保健福祉センターは「能登北部、能登中部、石川中央、南加賀」の4区分である。
県営の看護士求人では「能登北部、能登中部、石川中央北部、石川中央南部、南加賀」の5区分である[34]。
県の都市計画では「奥能登、中能登、県央、南加賀」の4区分である[35]。
農林総合事務所や土木総合事務所では「奥能登、中能登、県央、石川、南加賀」の5区分である[36]。
気象庁の天気予報では県域を北から南へ「能登北部、能登南部、加賀北部、加賀南部」と4区分される[37]。
市町別では11市5郡8町となっている。石川県では、町は「まち」と読むが[注釈 10]、鳳珠郡能登町および羽咋郡宝達志水町は「ちょう」と読む。石川県内の市町では、一部の小字地番にイロハや甲乙丙などを組み合わせたものが使用されている(白山市松任地区および野々市市を除く)。これは明治時代に行われた土地区画整理事業の名残で[38]、石川県の多くの地域では2017年現在も使用されている。このため住居表示制度の導入割合は隣県の富山県や福井県より低い。
加賀地方
[編集]域内推計人口 : 939,343 人(全県比:85.5%)(2024年11月1日)
石川県庁の出先機関の圏域名である県央は金沢市、かほく市、河北郡の区域、石川は白山市、野々市市の区域(石川中央は左記2域を足し合わせた区域)、南加賀は小松市、加賀市、能美市、能美郡の区域を指す[36][注釈 11]。
加賀地方には平成の大合併前に4市4郡13町5村あったが、2004年(平成16年)3月1日に河北郡3町(高松町、七塚町、宇ノ気町)がかほく市に、2005年(平成17年)2月1日に松任市と石川郡2町5村(美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村)が白山市に、同日能美郡3町(根上町、寺井町、辰口町)が能美市に、同年10月1日旧加賀市と江沼郡1町(山中町)が加賀市(これにより江沼郡は消滅)[39] となり、また2011年(平成23年)11月11日に野々市町が単独市制で野々市市に移行(これにより石川県の県名の由来となる石川郡が消滅)した。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。
- 白山野々市広域事務組合(白山市・野々市市・川北町[40]) - ごみ処理・広域消防・火葬場(火葬場業務は川北町・白山市松任地域・美川地域を除く)
- 南加賀広域圏事務組合(小松市・加賀市・能美市・川北町) - 公設市場・救急医療
- 小松加賀環境衛生事務組合(小松市・加賀市) - し尿処理・火葬場
- 手取郷広域事務組合(能美市・川北町・白山市美川地域) - 火葬場
- 河北郡市広域事務組合(かほく市・津幡町・内灘町) - ごみ処理・し尿処理・斎場
能登地方
[編集]域内推計人口 : 158,978 人(全県比:14.5%)(2024年11月1日)
石川県庁の出先機関の圏域名である能登中部・中能登は七尾市、羽咋市、羽咋郡、鹿島郡の圏域、能登北部・奥能登は輪島市、珠洲市、鳳珠郡の圏域を指す[36]。
能登地方には平成の大合併前に4市4郡14町1村あったが、2004年(平成16年)10月1日に旧七尾市と鹿島郡3町(田鶴浜町、中島町、能登島町)が七尾市に、2005年(平成17年)3月1日に羽咋郡2町(志雄町、押水町)が宝達志水町に、同日鹿島郡3町(鳥屋町、鹿島町、鹿西町)が中能登町に、同日鳳至郡1町1村(能都町、柳田村)と珠洲郡1町(内浦町)が鳳珠郡能登町(これにより鳳至郡と珠洲郡は消滅)に、同年9月1日に羽咋郡2町(志賀町、富来町)が志賀町、2006年(平成18年)2月1日に旧輪島市と鳳珠郡1町(門前町)が輪島市となった[39][注釈 12]。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。
- 奥能登広域圏事務組合(輪島市・珠洲市・能登町・穴水町) - 広域消防・能登空港(ターミナルビル設置・利用促進)
- 羽咋郡市広域圏事務組合(羽咋市・志賀町・宝達志水町) - 環境衛生(ごみ処理・し尿処理・斎場・なぎさ環境保全)・広域消防・病院(なぎさ環境保全事業は志賀町を除く)
- 輪島市穴水町環境衛生施設組合(輪島市・穴水町) - ごみ処理・火葬場
歴史
[編集]原始
[編集]県内で発見された旧石器時代の遺跡は能美市の灯台笹遺跡[注釈 13][41]など極めて少ない。
縄文時代の遺跡では草創・早期の遺跡は少なく、中期と晩期にピークがある。
能登町の真脇遺跡は縄文時代の前期から晩期まで約4,000年続く長期定住遺跡である[42]。
縄文時代後期から晩期の遺跡としては金沢市のチカモリ遺跡[42][43]、野々市市の御経塚遺跡[42][44] がある。
1980年(昭和55年)チカモリ遺跡からクリの巨木を縦に半分に割り円形に並べた環状木柱列が見つかった。
環状木柱列はその後真脇遺跡でも発見されている。環状木柱列の用途・機能は「儀礼の場」や「特殊な建物」など様々な考えがあり不明である[42]。羽咋市の吉崎・次場遺跡は北陸地方でも規模が大きい弥生時代の遺跡で近畿、東北、山陰などとの交流が認められる[42]。
古代
[編集]4世紀には大和王権の支配が及び、能登国には能等国造と羽咋国造が、加賀国には加我国造と江沼国造が設置された。
能美市には60数基の古墳が点在する能美古墳群がある。その中心に位置する和田山・末寺山古墳群からは武器・武具など大量の副葬品が出土している。
また、同じ能美古墳群の一角にある秋常山1号墳は全長約140mの前方後円墳である。
中能登町の雨の宮古墳群には北陸最大級の前方後方墳である雨の宮1号墳がある。
また、七尾市の能登島にある須曽蝦夷穴古墳はドーム型の墓室を持ち朝鮮半島の古墳にも通じるものとされる[42]。
県域は飛鳥時代には越国あるいは三越分割後の越前国に含まれていた。奈良時代に入り、718年に羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて能登国が立てられた。
能登国は741年越中国に併合され、このころ大伴家持が越中国の国司として赴任している。757年には越中国から分離し、再び能登国が立てられた。
平安時代初期の823年になって越前国から加賀・江沼2郡を割いて加賀国が立てられた。これは令制上最後の立国である。
七尾市にある能登国分寺跡は、能登地方を支配した能登臣(のとのおみ)一族が白鳳時代に建てた寺院を843年に国分寺としたものである。法起寺式伽藍配置を持ち[46]、約400年にわたり能登の仏教の場として栄えたとされる[42]。奈良時代から平安時代には、能登半島には渤海の使節がたびたび到着し交易が行われていた。
志賀町の福浦港では渤海使が船の修理や宿泊をしたと伝えられており、平安時代初めに渤海使接待のため能登国に建てられた能登客院はこの地にあったと考えられている[47]。
野々市市の末松廃寺跡は加賀地方北部に本拠を置く有力氏族道君(みちのきみ)が7世紀後半に創ったとされる寺院である。法起寺式伽藍配置をしており、屋根瓦の一部は能美市辰口地区(旧:辰口町)で焼かれたものであることが分かっている[42]。
奈良・平安時代、北陸地方には東大寺、西大寺などの荘園が多くあった。
白山市から金沢市に跨る東大寺領横江荘もそうした荘園の一つである[42]。平安時代に修験道が活発になると白山を山岳信仰の対象とする白山信仰が広まり、山頂への登山道(禅定道)の起点の一つとなった白山比咩神社は信仰の拠点となった[48]。
平安時代末期の治承・寿永の乱(源平合戦)では、源義仲(木曾義仲)が倶利伽羅峠の戦い(津幡町)で数で圧倒する平家の義仲追討軍を破り[49]、さらに篠原の戦い(加賀市)で逃げる平家を追撃し、京都に進んだとされる。
中世
[編集]鎌倉時代、新たに設けられた守護は加賀国、能登国とも比企氏、北条氏、室町時代に入ると加賀国は斯波氏、冨樫氏、能登国は吉見氏、畠山氏であった。
加賀国では、権門体制から幕藩体制への過渡期の時代、応仁の乱のころ浄土真宗が広まり、やがて寺社勢力に帰依した者を中心とした加賀一向一揆が起きた。守護大名冨樫一族の内紛に、地元武士、浄土真宗本願寺派と髙田派の内部抗争が入り混じった紛争が起き、さらに、これに勝利した富樫正親と本願寺派勢力が内部対立を起こし、本願寺派勢力が勝利したことで、戦国大名化した寺社勢力による自治が始まり、武士の支配を脱却した統治が約100年にわたって行われた。これが、加賀地方が「百姓の持ちたる国」と呼ばれた[注釈 14] 所以である。その際、富樫政親を滅ぼした洲崎慶覚坊が金沢の台地上にあった本源寺の棟梁を謀殺しており、後に本源寺を、尾山御坊(金沢御坊)と定めて、ここを拠点にして支配した[50]。本願寺の一向宗(浄土真宗)勢力による自治により石山本願寺の財政基盤として機能していた。中世の幕府は内紛により権威が弱く、世の中は治安が悪く、戦乱による財政難から度重なる徳政令で金融も麻痺していた。一方、本願寺の寺内町(門前町)だけは、支那との交流による銭貨を背景とした大量のマネタリーベースが供給され、規制緩和による自由な商売が出来、軍事組織もあったため治安も良く、徳政令からも免れて経済的に繁栄していた。従って、安心した暮らしを求めて帰依する者が多かったと考えられる。本願寺と敵対する織田信長は、柴田勝家らを派遣してここを平定し、能登国を前田利家に、加賀国を佐久間盛政に与えた。織田信長の死後、豊臣秀吉が実権を握ると、利家は加賀国も領して、尾山御坊跡の尾山城(金沢城)に入り城下町の建設を始めた[11]。
能登国では、正長年間(1428年 - 1429年)ごろに初代当主畠山満慶が七尾城を築城し、畠山氏の領国支配の拠点となる。7代目当主畠山義総の時代に最盛期を迎えるが、義総の死後は畠山七人衆が実権を握り、大名権力を傀儡化する。1560年(永禄3年)、9代当主畠山義綱が実権を取り戻すが、1566年(永禄9年)に永禄九年の政変で能登国から追放される。1577年(天正5年)、上杉謙信が能登国へ侵攻し七尾城の戦いが起こり、畠山氏は滅亡する。
近世
[編集]前田利家の長男・前田利長は関ヶ原の戦いでは徳川家康の東軍につき、戦後越中国を与えられた。
利長は江戸幕府の幕藩体制のもと加賀国、能登国、越中国の3国を治める加賀藩の藩主となった。加賀藩前田家は外様大名でありながら大名の中で最大石高である約120万石を領した。
第 2代藩主前田利常は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の娘・珠姫を娶った徳川の大名として大坂の陣を戦い、戦後の大坂城改修の普請では通常の大名の負担分より多い負担を敢えてするなど、外様大名として取り潰しを避けることに意を用いたとされる[51]。
利常は1639年に家督を長男前田光高に譲り、次男の前田利次に富山藩を、三男の前田利治に大聖寺藩を分封した。
しかし、1645年に光高が急死し、第4代藩主となった光高の長男前田綱紀がまだ幼かったため、利常が後見人として藩政を補佐した。
利常が綱紀を後見した時代には、貧農の救済、年貢納入の徹底などを目的とした改作法と呼ばれる農政改革が実施された。
これは、農民の借金を帳消しにした上で、農具、種籾の購入資金や当座の食料を貸し付けて農業生産性を高めるとともに、各地の有力豪農などから選任した十村(とむら)に農民の監督や徴税を委ねるものである。改作法は所期した成果を挙げ、藩政の安定に寄与した[51]。
このころから加賀藩は蔵米を日本海から関門海峡、瀬戸内海を通り大坂まで運ぶ船輸送を始め、後の西廻海運の基となった[52]。
なお、1659年に白山が噴火(最も新しい噴火)。1668年と1671年には手取川の洪水で多数の死者が出ている[53]。
加賀藩は産業の振興に力を入れ、かつ学問や文芸を奨励したことから、城下町の金沢を中心として今に続く伝統文化が興隆した。
金沢城内に設けた御細工所は初め武器・武具の修理などを行う組織であったが、利常は茶の湯道具や掛幅など美術工芸品の製作・修理をさせ、綱紀は塗物・蒔絵細工、象嵌細工など20を越える職種を扱わせた。
綱紀は学問の奨励のため木下順庵、室鳩巣、稲生若水といった学者の招聘につとめた。
綱紀が収集した古今東西の図書は尊経閣文庫として受け継がれている。
能楽も盛んで、利家は金春流を好み、その後の藩主達にも受け継がれたが、綱紀が宝生流を取り入れ加賀宝生を成立させると、後者が主流となり栄えた。
兼六園は綱紀による蓮池庭と御殿の建設が始まりとされ、現在の姿が完成するのは江戸時代後期である[11][54]。
輪島塗は江戸時代に輪島で下地塗りの漆に混ぜる珪藻土が見つかったことで堅牢な漆器となり、日用食器として盛んに生産されるようになった。
北前船が寄港する輪島港の海運の利を活かして全国に販路を広げた。
また江戸時代後期には沈金や蒔絵の技法が加わり美術工芸品としても発展した[55][56]。
大聖寺藩では江戸時代初めに殖産興業の一環として鉱山開発に取り組み九谷村(現:加賀市)で磁鉱が発見されたことから窯を築き色絵磁器(九谷焼)の製造が始まった。
一旦廃窯されるが九谷焼は加賀藩により再興され、明治期には海外への輸出品となった[57]。
江戸時代後期、加賀藩は1792年に藩校の文学校明倫堂と武学校経武館を文武ごとに別けて設立した[54]。
明倫堂では儒学のほか易学、医学、本草学、暦学、算学などを、経武館では馬術、剣術などを教えた。
また幕末には洋式兵学校の壮猶館や航海、測量の実習のための軍艦所を作り、ヨーロッパから洋式艦船を購入するなど海防に力を注いだ[54][58]。
近代
[編集]1869年(明治2年)版籍奉還で加賀藩は金沢藩となり、14代藩主前田慶寧は金沢藩知事に任命された[54]。しかし、1871年(明治4年)7月14日には廃藩置県が行われ、金沢藩域は金沢県(第1次)、大聖寺藩域は大聖寺県となった。同年11月20日に両県を廃止し、旧・金沢県より射水郡以外の越中国新川郡、婦負郡、礪波郡を分けて新川県(当時は新川郡魚津が県庁所在地)を設置、能登国と越中国射水郡に七尾県を、加賀地方に金沢県(第2次)を置いた。明けて1872年(明治5年)2月2日、金沢県庁を石川郡美川町(現:白山市美川南町)に移し、この郡名より石川県と改称した[59]。現在の県名はこれに由来する。なお、石川は古くから氾濫を繰り返し、石ころ河原だった手取川の別名という説がある。県庁の移設は、旧加賀藩の影響力を弱めるための時の政府の方策等諸説あるが、公式には金沢では県域の北に寄りすぎであるためという理由であった。なお、金沢市も市制施行前は石川郡に属していた。同年9月25日に射水郡を除く七尾県を石川県に併合(射水郡は新川県に併合)、11月に足羽県より白山麓18か村を併合し、現在の石川県と同じ県域となった。これにより、先の県庁移転の根拠が消滅し、翌1873年(明治6年)に再び県庁は金沢に移転したが、県名はその後も石川県のままとされた。その後、1876年(明治9年)、当時の新川県(現在の富山県域にほぼ相当)と敦賀県(現在の福井県域にほぼ相当)の嶺北地域を編入し、富山と福井に支庁を置いた(現在の石川県と区別する意味で「大石川県」と呼ぶことがある)。
しかし、1878年(明治11年)に紀尾井坂の変が発生したのを切っ掛けに、大石川県は政府から「大県および不平士族の多い故の難治県」と警戒されるようになり、政府は大石川県の力を弱めるためおよび政府が軍備補完のために設立した「共同運輸会社」に伏木港の海運業者・藤井能三が有力出資者であることに考慮し、大石川県の分県を承認[60]。1881年(明治14年)に福井県が、1883年(明治16年)に富山県がそれぞれ分離して現在の県域となる。特に富山県については、加賀側と能登側が「越中は藩政期に加賀藩の庇護を受け、さんざん迷惑をかけやっかいになり続けたのに今更分県などけしからん」と強く反発し阻止に暗躍していたが、最終的に越中側の熱意と政府による金沢市族への弾圧や自由民権運動の北陸ブロック形成の阻止という意図により独立する結果となった[61][62]。
明治維新により武士は無職となり明治時代初期には士族の9割は金沢市外県外などに転出していった。そもそも武士の大半は貧乏であったため同時に農工商を営んでおり、士族業が失業しても影響が少なく、中には残った者もいたが、いわゆる上級武士ほど影響が大きかった。1874年(明治7年)、没落した士族を救うために旧・金沢藩士長谷川準也(後の金沢市長)らにより金沢製糸場が創設された。官営模範工場の富岡製糸場に倣ったもので、県下の殖産興業の先駆けとなった[63]。1887年(明治20年)4月、金沢に旧制第四高等中学校(現在の金沢大学の前身)が設置された[64][65]。また1898年(明治31年)10月、金沢城内に旧陸軍第九師団司令部が設けられた[11]。それまで人口減少などにより経済的に落ち込んでいたが、これにより金沢は北陸地域での学問的、軍事的な拠点として発展していく。
鉄道は、1897年(明治30年)9月、北陸線が福井駅から小松駅まで延伸。翌1898年(明治31年)4月に金沢駅まで、同年11月に高岡駅まで延伸された。また同年4月には七尾鉄道が津幡仮停車場(現:本津幡駅付近)から矢田新駅(後の七尾港駅)まで開通し、1907年(明治40年)国有化された。1925年(大正14年)和倉駅まで延伸し、1935年(昭和10年)までに輪島駅まで開業した。
金沢製糸場の施工にあたった津田吉之助の子津田米次郎は織機の機械化に取り組み、1900年(明治33年)日本初の力織機を発明した。当時、羽二重生産で出遅れていた金沢はこの力織機による工場制大量生産で大正期にかけて生産量を伸ばした[66]。同年、金沢では電気の送電が開始され、翌1901年(明治34年)に市内電話が開通。1908年(明治41年)にはガスの供給が始まっている[67]。
1918年(大正7年)富山県魚津町で発生した米騒動は石川県でも高浜町・堀松村(いずれも現:志賀町)から金沢市、宇出津町(現:能登町)、松任町(現:白山市)、穴水町へと波及した[68]。翌1919年(大正8年)に金沢で市内電車が運転を始める[67] とこれを契機に都市化が進み、カフェ・映画などの大衆文化が広がった。1925年(大正14年)内灘村(現:内灘町)に開園した粟崎遊園にも人気が集まった[69]。金沢では1930年(昭和5年)に犀川を水源とする末浄水場が完成して水道が通水し[70]、同年ラジオ放送が始まった[71]。
1896年(明治29年)および1934年(昭和9年)には手取川で大洪水があり、多数の死者が発生した[53]。特に1934年(昭和9年)の災害は上流で大規模な土砂崩れ(別当崩れ)が発生するなど上流から河口まで流域の全域にわたって被害が発生し、死者97人、行方不明者15人に上る未曾有の大災害であった[72]。
現代
[編集]石川県は戦争中空襲などによって焦土となることを免れたため(全国で唯一、太平洋戦争での空襲が無かった県である[15])、戦後も様々な社会資本を引き続き使用することができた。1947年(昭和22年)の第2回国民体育大会が石川県を中心として開催されたのは一つの例である。これは各都道府県持ち回りとなる最初の大会となった[73]。
戦後、アメリカ軍が内灘村(現:内灘町)で接収した砲弾試射場に対する反対運動(内灘闘争)が起こり、1952年(昭和27年)から翌年にかけて激しさを増した[73]。その後1957年(昭和32年)に撤収されたため事態は次第に収束していった[74]。旧海軍の小松飛行場は戦後アメリカ軍に接収されていたが、1955年(昭和30年)に不定期の大阪便が就航した。1958年(昭和33年)にアメリカ軍の接収が解除されると航空自衛隊が駐屯。1961年(昭和36年)に航空自衛隊小松基地が開庁し、正式に自衛隊と民間航空との共用飛行場となった[75][76]。
1957年(昭和32年)NHK がテレビ放送を開始[71]。翌年、民間放送の北陸放送もテレビ放送を始めた[77]。1962年(昭和37年)からはテレビカラー放送が始まった[71]。同年12月末から翌1963年(昭和38年)2月初めにかけて北陸地方を中心に広い範囲で降雪が続いた。最深積雪は金沢で181cmを記録。交通障害、通信障害、停電のほか家屋の倒壊も相次いだ(三八豪雪)[78]。
1963年(昭和38年)北陸本線福井駅・金沢駅間が電化[79]。翌年金沢駅・富山駅間も電化される[80]。国鉄能登線は1959年(昭和34年)に穴水駅から鵜川駅まで開業し、1964年(昭和39年)までに蛸島駅まで全線開通した[79]。一方、1967年(昭和42年)金沢の市内電車が廃止された[81]。
1970年(昭和45年)10月31日、石川県内の人口が100万人を上回った[82]。
1972年(昭和47年)県内初の高速道路となる北陸自動車道金沢西IC・小松IC間が開通[83]。その後1978年(昭和53年)までに県内の北陸自動車道は全線が開通した[84]。能登方面は、1973年(昭和48年)能登海浜道路高松IC・柳田IC間が開通し[85]、1982年(昭和57年)までに粟崎IC・此木IC(現:穴水IC)間の能登有料道路全線が開通している[86]。なお1977年(昭和52年)に尾口村(現:白山市)と岐阜県白川村を結ぶ白山スーパー林道(現:白山白川郷ホワイトロード)が開通した[84]。
1980年(昭和55年)には治水、都市用水の供給、発電を目的とした手取川ダムが完成。水道用水として北は七尾市能登島から南は加賀市まで県内給水人口の7割以上を賄う[87]。また1993年(平成5年)志賀町で 志賀原子力発電所(北陸電力)が営業運転を開始した[88]。一方で2003年(平成15年)には珠洲市で建設計画のあった珠洲原子力発電所(北陸電力・中部電力・関西電力)の計画凍結が発表された[89]。
昭和末期以降、能登地方の交通体系は鉄道中心から道路・空港に大きく変わった。1988年(昭和63年)JR能登線が廃止され、第三セクター鉄道ののと鉄道に引き継がれた(のと鉄道能登線)[90]。1991年(平成3年)にはJR七尾線津幡駅・和倉温泉駅間が電化される一方、和倉温泉駅・輪島駅間がのと鉄道に経営移管された(のと鉄道七尾線)[91]。2001年(平成13年)のと鉄道七尾線穴水駅・輪島駅間[92] が、2005年(平成17年)のと鉄道能登線が廃止された[93]。
2003年(平成15年)石川県で2番目となる能登空港が開港。能登空港には石川県の出先機関が入るほか、隣接地に日本航空学園が誘致された。また道の駅としても登録されている[94][95]。能越自動車道は能登有料道路と共用する徳田大津JCT・穴水IC間に続き、1998年(平成10年)田鶴浜IC・徳田大津JCT間が供用を開始[96]。2006年(平成18年)(平成19年)に穴水IC・能登空港IC(現:のと里山空港IC)間(穴水道路)が開通した[97]。
2007年(平成19年)3月25日 能登半島沖を震源とするマグニチュード6.9の地震(能登半島冲地震)が発生。最大震度は輪島市、七尾市、穴水町で震度 6強。死者1人、重軽傷者338人のほか、2,426棟の住家が全半壊し、能登有料道路の一部が大規模に崩落するなどの被害が出た[98]。2008年(平成20年)7月28日 未明からの降雨により浅野川が55年ぶりに氾濫し、金沢市内で2,000棟を超える家屋の被害が出た。浅野川流域の最大3時間雨量は金沢地方気象台の過去最大雨量を記録し、約200年に一度の豪雨となった[99]。
2009年(平成21年) 金沢市がユネスコ・創造都市ネットワークのクラフト分野に登録された[100]。また同年能登地方北部の伝統的な祭礼奥能登のあえのことがユネスコの無形文化遺産代表一覧表に記載され[101]、2011年(平成23年)には能登の里山里海が佐渡島と同時に日本で初めて国連食糧農業機関 (FAO) の世界農業遺産に認定された[102][103]。
2013年(平成25年)には多くの幹線道路が整備された。能越自動車道七尾氷見道路七尾城山IC~七尾大泊IC間が3月24日に完成したほか、能登有料道路などが3月31日に無料化された[104]。
2015年(平成27年)3月14日、北陸新幹線が金沢駅まで開業したほか、輪島市を舞台にしたNHK連続テレビ小説まれの放送などで県内が沸いた。5月17日には第66回全国植樹祭が石川県で開催された[105]。
2016年(平成28年)には青柏祭の曳山行事がユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「山・鉾・屋台行事」として登録された[106]。2018年(平成30年)11月29日には能登のアマメハギが「来訪神仮面・仮装の神々」として登録されている[107]。
2020年(令和2年)4月14日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、知事は県独自の緊急事態宣言を出した。記者会見で知事は「地域医療が危機的な状況に陥りかねない」と危機感を表明した[108]。一方で2020年には金沢港クルーズターミナルのオープンや、金沢城公園「鼠多門・鼠多門橋」の完成、国立工芸館の開館など様々な観光施設がオープンした[109]。
2021年(令和3年)5月31日・6月1日には東京2020オリンピック聖火リレーが金沢城公園三の丸広場、和倉温泉湯っ足りパークで開催された[110]。
2022年(令和4年)7月16日には、石川県立図書館が金沢市小立野に移転開館[111]。年間100万人の来館者数を達成した[112]。
2023年(令和5年)5月14日・15日にはG7富山・金沢教育大臣会合が金沢市で行われ[113]、10月14日から11月26日にかけては、第38回国民文化祭・第23回全国障害者芸術・文化祭、いしかわ百万石文化祭2023が石川県で開催された[114]。
2024年(令和6年)1月1日、能登半島を震央とする令和6年能登半島地震(マグニチュード7.6)が発生し、羽咋郡志賀町では県内で史上初となる震度7を観測した[115]。
3月16日のJRグループのダイヤ改正において北陸新幹線の金沢駅‐敦賀駅間が延伸開業。これに伴い北陸本線の上記延伸開業区間のうち、金沢駅‐大聖寺駅間がIRいしかわ鉄道線に、大聖寺駅‐敦賀駅間がハピラインふくい線に経営が移管された。前日の15日が北陸本線としてのラストランとなり、特急「サンダーバード」・「しらさぎ」・「ダイナスター」・「おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス」の4列車も石川県内での運行を終え、「ダイナスター」と「おはようエクスプレス」・「おやすみエクスプレス」は廃止され、「サンダーバード」と「しらさぎ」は敦賀駅発着に変更された。また、四半世紀続いた北陸本線の名前が石川県からも消滅した[116][117]。
人口
[編集]石川県の人口は、2022年(令和4年)10月1日現在で1,117,827人となっている[118]。このうち、能登地方が171,162人、加賀地方が946,665人と、約84.7%が加賀地方に集中している[119]。市町別では、金沢市が459,916人と最も多く、県人口の約41.1%を占めている[120]。次いで、白山市109,693人、小松市105,006人、加賀市61,379人、野々市市57,891人、七尾市48,391人などとなっている[120]。
2022年(令和4年)の高齢化率は30.5%で、全国の29.1%を上回っている[121]。地域別に見ると加賀地方が28.0%であるのに対し、能登地方は44.2%と高くなっている[122]。市町別では野々市市の20.5%が最も低く、珠洲市の52.8%が最も高い[121]。
2012年(平成24年)から2022年(令和4年)の10年間の比較においては、野々市市が7.96%の増加、かほく市が2.15%の増加、津幡町が0.15%の増加であるのに対し、他16市町村は減少している。減少率が大きい順に、珠洲市22.02%減、能登町21.18%減、輪島市19.67%減、穴水町18.71%減、志賀町17.12%減などとなっている[123]。
平均寿命は2020年(令和2年)で男性82.00歳、女性88.11歳となっており、それぞれ全国(男性81.49歳、女性87.60歳)よりも長い[124]。合計特殊出生率は2022年(令和4年)で1.38人と、全国の1.26人を上回っている[125]。
増加 2.5 - 4.99 % 0.0 - 2.49 % | 減少 0.0 - 2.5 % 2.5 - 5.0 % 5.0 - 7.5 % 7.5 - 10.0 % 10.0 % 以上 |
石川県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 石川県の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 石川県
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
石川県(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
都市
[編集]- 石川県内 市別人口ランキング(2022年(令和4年)10月1日現在)[120]
県内順位 | 都市 | 地域区分 | 人口 | 県内順位 | 都市 | 地域区分 | 人口 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 金沢市 | 加賀地方 | 459,916人 | 11 | 輪島市 | 能登地方 | 23,022人 |
2 | 白山市 | 加賀地方 | 109,693人 | 12 | 羽咋市 | 能登地方 | 19,650人 |
3 | 小松市 | 加賀地方 | 105,006人 | 13 | 志賀町 | 能登地方 | 17,856人 |
4 | 加賀市 | 加賀地方 | 61,379人 | 14 | 中能登町 | 能登地方 | 16,028人 |
5 | 野々市市 | 加賀地方 | 57,891人 | 15 | 能登町 | 能登地方 | 14,832人 |
6 | 七尾市 | 能登地方 | 48,391人 | 16 | 珠洲市 | 能登地方 | 12,197人 |
7 | 能美市 | 加賀地方 | 48,324人 | 17 | 宝達志水町 | 能登地方 | 11,606人 |
8 | 津幡町 | 加賀地方 | 36,956人 | 18 | 穴水町 | 能登地方 | 7,580人 |
9 | かほく市 | 加賀地方 | 35,089人 | 19 | 川北町 | 加賀地方 | 6,114人 |
10 | 内灘町 | 加賀地方 | 26,297人 |
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1.金沢市(中核市)
-
2.白山市
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3.小松市
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4.加賀市
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5.野々市市
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6.七尾市
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7.能美市
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8.かほく市
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9.輪島市
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10.羽咋市
- 石川県内市別人口密度(2022年(令和4年)10月1日現在)[118]
人口密度 | 面積 | |
---|---|---|
金沢市 | 981.03人/km2 | 468.31km2 |
七尾市 | 152.03人/km2 | 318.30km2 |
小松市 | 283.00人/km2 | 371.05km2 |
輪島市 | 54.00人/km2 | 426.35km2 |
珠洲市 | 49.34人/km2 | 247.20km2 |
加賀市 | 200.67人/km2 | 305.87km2 |
羽咋市 | 240.07人/km2 | 81.85km2 |
かほく市 | 544.52人/km2 | 64.44km2 |
白山市 | 145.30人/km2 | 754.92km2 |
能美市 | 574.33人/km2 | 84.14km2 |
野々市市 | 4,269.25人/km2 | 13.56km2 |
川北町 | 417.62人/km2 | 14.64km2 |
津幡町 | 334.17人/km2 | 110.59km2 |
内灘町 | 1,293.51人/km2 | 20.33km2 |
志賀町 | 72.36人/km2 | 246.76km2 |
宝達志水町 | 104.08人/km2 | 111.51km2 |
中能登町 | 179.18人/km2 | 89.45km2 |
穴水町 | 41.37人/km2 | 183.21km2 |
能登町 | 54.28人/km2 | 273.27km2 |
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野々市市
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金沢市(県都・中核市)
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能美市
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かほく市
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小松市
石川県人口動態
[編集]2024年7月1日現在、石川県の人口は約110万人となっている。県内の人口は1978年に110万人を上回ってからは大幅な増減はなく現在までの46年間110万人台で推移している。近年の石川県の人口減少率は-0.8%前後、年間人口減少数は9000人前後で推移している。主は高齢化に伴う自然減少であり7000人を占め、社会減少は2000人程度を占めるに過ぎない。人口減少率は政令指定都市を抱える宮城県や広島県と同程度であり地方においては人口減少が比較的緩やかである。能登地域で人口減少が続く一方で金沢市では再開発の動きや近隣の野々市や松任(白山市)では人口増加が続いており県内の格差問題が課題となっている。
実施年 | 人口(人) | 増減人口(人) | 人口増減率(%) | 国内増減率(%) | 増加率全国順位 |
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1960年 | 973,418 | - | - | - | - |
1965年 | 980,499 | 7,081 | 0.73 | 5.20 | 19位 |
1970年 | 1,002,420 | 21,921 | 2.24 | 5.54 | 19位 |
1975年 | 1,069,872 | 67,452 | 6.73 | 7.92 | 16位 |
1980年 | 1,119,304 | 49,432 | 4.62 | 4.57 | 15位 |
1985年 | 1,152,325 | 33,021 | 2.95 | 3.40 | 17位 |
1990年 | 1,164,628 | 12,303 | 1.07 | 2.12 | 20位 |
1995年 | 1,180,068 | 15,440 | 1.33 | 1.58 | 19位 |
2000年 | 1,180,977 | 909 | 0.08 | 1.08 | 23位 |
2005年 | 1,174,026 | 6,951 | 0.59 | 0.66 | 22位 |
2010年 | 1,169,788 | 4,238 | 0.36 | 0.23 | 12位 |
2015年 | 1,154,008 | 15,780 | 1.35 | 0.75 | 15位 |
2020年 | 1,132,526 | 21,482 | 1.86 | 0.75 | 18位 |
石川県・秋田県・沖縄県の人口推移比較
[編集]地方県でトップの人口増加率の沖縄県・全国でワーストの人口減少の秋田県と人口比較をして石川県の現況を考察する。2024年現在の人口は石川県が約110万人,秋田県が90万人,沖縄県が147万人となっており,2000年からの人口増減を見ると、石川県は、15万人増加の沖縄県に見劣りするのは確かだが同じ人口減少でも、29万人減少の秋田県に対して同期間石川県は8万人程度の人口減少に収まっており、同じ地方県ではあるが、石川県と秋田県では状況が大きく異なることがうかがえる。
実施年 | 石川県人口(人) | 秋田県人口(人) | 沖縄県人口(人) | 石川県増加率 | 秋田県増加率 | 沖縄県増加率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1960年 | 973,418 | 1,335,580 | 883,122 | - | - | |
1980年 | 1,119,304 | 1,256,745 | 1,106,559 | 15.0 | 5.9 | 25.3 |
2000年 | 1,180,977 | 1,189,279 | 1,318,220 | 5.5 | 5.4 | 19.1 |
2020年 | 1,132,526 | 959,502 | 1,467,480 | 4.1 | 19.3 | 11.3 |
政治
[編集]- 知事:馳浩(2022年(令和4年)3月27日 - 、1期目)
財政
[編集]2021年(令和3年)度[126]
- 財政力指数 0.49718
2020年(令和2年)度[126]
- 財政力指数 0.51759
- 2007年(平成19年)度
- 財政力指数 0.45 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)11自治体中3位
- 2006年(平成18年)度
- 財政力指数 0.42153 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中5位
- 標準財政規模 2761億円
- 普通会計歳入 5094億円
- 普通会計歳出 5014億円
- 経常収支比率 92.8
- 実質公債費比率 13.4%
- 人口 1人当たりの地方債現在高 94万2178円 普通会計分のみ
- ラスパイレス指数 100.9
- 地方債等の残高 1兆2480億円 (連結会計)
- 普通会計分の地方債 1兆1016億円
- 上記以外の特別会計分の地方債 661億円
- 第三セクター等の債務保証等に係る債務 803億円
- 2005年(平成17年)度
- 財政力指数 0.40 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)14自治体中1位
- 2004年(平成16年)度
- 財政力指数 0.38 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)13自治体中2位
経済・産業
[編集]年次 | 就業者数(人) | 構成比 (%) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
総数 | 第一次 産業 |
第二次 産業 |
第三次 産業 |
第一次 産業 |
第二次 産業 |
第三次 産業 | |
1950年(昭和25年) | 450,593 | 236,845 | 93,715 | 119,786 | 52.6 | 20.8 | 26.6 |
1955年(昭和30年) | 462,799 | 184,668 | 140,981 | 170,399 | 45.0 | 23.5 | 34.4 |
1960年(昭和35年) | 496,132 | 184,668 | 140,981 | 170,399 | 37.2 | 28.4 | 34.3 |
1965年(昭和40年) | 513,883 | 147,828 | 162,219 | 203,728 | 28.8 | 31.6 | 39.7 |
1970年(昭和45年) | 545,127 | 120,003 | 184,535 | 240,275 | 22.0 | 33.9 | 44.1 |
1975年(昭和50年) | 538,155 | 75,557 | 186,364 | 275,065 | 14.1 | 34.7 | 51.2 |
1980年(昭和55年) | 567,684 | 62,602 | 193,667 | 311,169 | 11.0 | 34.1 | 54.8 |
1985年(昭和60年) | 582,600 | 50,076 | 198,597 | 333,410 | 8.6 | 34.1 | 57.3 |
1990年(平成2年) | 606,265 | 39,104 | 212,034 | 354,325 | 6.4 | 35.0 | 58.4 |
1995年(平成7年) | 631,322 | 34,066 | 211,731 | 384,397 | 5.4 | 33.6 | 61.0 |
2000年(平成12年) | 614,694 | 24,572 | 197,578 | 388,073 | 4.0 | 32.4 | 63.6 |
2005年(平成17年) | 593,877 | 23,398 | 174,026 | 389,295 | 4.0 | 29.7 | 66.4 |
2010年(平成22年) | 582,449 | 18,402 | 159,109 | 377,337 | 3.3 | 28.7 | 68.0 |
2015年(平成27年) | 591,131 | 17,998 | 167,150 | 405,983 | 3.0 | 28.3 | 68.7 |
2020年(令和2年) | 596,626 | 15,637 | 165,948 | 415,041 | 2.6 | 27.8 | 69.6 |
2020年(令和2年)の県内総生産は4兆5,277億円(名目)で、国内総生産に対する割合は0.84%となっている[128]。一人当たり県民所得は277万円で、一人当たり国民所得(297万5千円)比93.1%となっている[128]。
2020年(令和2年)の就業者数は596,626人であり、このうち第一次産業は15,637人 (2.6%)、第二次産業は165,948人 (27.8%)、第三次産業は415,041人 (69.6%) となっている[9]。戦後間もない1950年(昭和25年)には第一次産業に52.6%が従事しており、産業構造は大きく変化している[127]。石川県の産業構造は、第二次産業の中でも製造業の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが特徴である[10]。
農林水産業
[編集]農業産出額は2021年(令和3年)で480億円であり[129]、1985年(昭和60年)の1,087億円の44.1%に相当する水準まで減少している。作付面積では2013年(平成25年)で水稲73%、野菜9%、豆類5%、果樹3%となっており、稲作が中心である[130]。米の品種別ではコシヒカリの作付面積が約5割となっている(2022年12月31日時点)[131]。野菜ではスイカが最も多く、次いでトマト、だいこんの順に販売額が多くなっている[132]。果樹ではナシが最も多く、ブドウが次に多い[133]。乳牛、肉牛、豚、採卵鶏の飼育頭数は減少傾向にある[134]。
地域の特徴を活かした農産物のブランド化が図られている。加賀野菜は金沢地区で戦前から栽培されていると認められた野菜である。金時草、加賀太きゅうり、加賀れんこん、源助だいこん、打木赤皮甘栗かぼちゃなど15品目が認定されている[135]。能登野菜は能登地方の風土を活かして生産された伝統野菜、特産野菜のことで中島菜、沢野ごぼう、金糸瓜など13品目が認定されている[136]。果樹では、石川県農業総合研究センターが開発した新種のブドウがルビーロマンと命名され、高級ブドウとして販売されている[137][138]。県内で飼育された黒毛和種の肉牛のうち品質の高いものは能登牛と認定する制度が設けられている[139]。このほか、コメの新品種ひゃくまん穀、フリージアの新品種エアリーフローラ、梨の新品種加賀しずくがいずれも石川県によって開発され、新たな特産品となっている。
林業産出額は2021年(令和3年)で22.4億円となっており[140]、1985年(昭和60年)の69.2億円の32.3%まで減少している。このうち木材生産は13.5億円、栽培きのこ類生産は8.4億円である[140]。一方で木材供給量に占める県産材の割合は1975年(昭和50年)の18%から、2018年(平成31年)には32%となっている[141]。樹種別原木の生産量では、2009年(平成21年)でスギが全生産量の84%を占め、次いで能登ヒバ8%、マツ4%となっている[142]。なお能登ヒバは能登地方で産出されるアテ(ヒノキアスナロの地方名)のブランド名である[143]。2019年(令和元年)の特用林産物の生産量は生しいたけが447トンと最も多く、次いでなめこ149トン、えのきたけ107トンなどとなっている[144]。1975年(昭和50年)に約2,000トンを生産した木炭は62トンにまで減少している[142][144]。
漁業産出額は153億円[129]、総漁獲量は53,224トンである[145][注釈 15]。2010年(平成22年)の魚種別の漁獲量ではカタクチイワシが最も多く、次いでスルメイカ、ブリ、マアジ、ハタハタ、カレイ、ズワイガニ(ベニズワイガニを含む)、サワラ、マダラなどが多い[146]。2008年(平成20年)のブリの漁獲量は都道府県別で最多である[147]。海面養殖業の生産量は2005年(平成17年)で2,560トンとなっており、七尾湾でのカキ養殖がほとんどを占めている。内水面漁業では、アユが主だが、渓流でヤマメ、イワナ、カジカ、湖沼でコイ、フナが生産されている[148]。また、水産加工品の生産量は、2009年(平成21年)でかまぼこ類が13,942トン、生鮮冷凍水産物が6,136トン、水産物つくだ煮類が1,267トンなどとなっている[149]。
水産物のブランド化に向けた取組も見られる。毎年11月から2月にかけて能登半島沿岸域の定置網で水揚げされる7kg以上のブリは天然能登寒ブリとして出荷される[150]。また、石川県で水揚げされる雄のズワイガニのうち品質が良いものは加能ガニとされ、専用のタグが取り付けられる。なお、石川県ではメスのズワイガニは香箱ガニと呼ばれている[151]。石川県漁業協同組合が定める「石川の四季のさかな」は、春はカレイ、サヨリ、夏はイカ、秋はアマエビ、冬はブリ、ズワイガニ、香箱ガニである[152]。輪島市は、日本で最もふぐの漁獲量が多いことから、同市が能登ふぐとブランド化し、知名度向上などに力を注いでいる。
製造業
[編集]石川県の製造品出荷額等は2021年(令和2年)で2兆6,268億円となっている[129]。産業別では生産用機械が6,133億円と23.3%を占めて一番多い。次いで電子部品が3,634億円(13.8%)、情報通信1,767億円(6.7%)、繊維工業1,562億円(5.9%)、化学工業1,561億円(5.9%)、食料品1,381億円 (5.3%) などとなっている[153]。市町別にみると、白山市が構成比21.1%、小松市が19.1%、金沢市18.8%など加賀地方に集中している[154]。
建設機械では小松市を創業地とするコマツがある。建設機械の国内シェアで1位、世界シェアではキャタピラーに次いで2位を誇る。市内にはコマツの工場やその関連企業も多く、企業城下町を形成している。
電気機器分野では白山市の EIZO はコンピュータ用ディスプレイ、金沢市のアイ・オー・データ機器はコンピュータの周辺機器の生産を行っている。かほく市に本社を置く PFU はリコー傘下のシステムインテグレーターであり、イメージスキャナの生産では世界トップシェアである。また、金沢村田製作所など村田製作所の関連企業も多く、電子部品の生産が盛んである。
石川県の企業はニッチ市場で活躍する製造業が多いのが特色である。金沢市内に本社を置く津田駒工業は織機で世界シェア1位、澁谷工業は飲料の瓶詰め装置で国内シェア1位、石野製作所も回転寿司コンベアの国内シェアの大半を生産している。また、加賀市の大同工業は二輪車後輪駆動用チェーン、月星製作所は二輪車用スポークで、いずれも国内シェアの大部分を占める。
伝統工芸が盛んであることも特徴である。金沢市で生産されている金沢箔は金箔の国内シェアの98%以上を占めている(銀箔の国内シェアは100%)。地域ブランドとして知名度の高い輪島市の輪島塗[155] は、国が伝統工芸品として指定する漆器の中で生産量が最大である[156]。この他にも、加賀地方で作られる九谷焼、加賀市の山中塗、金沢市の金沢漆器、金沢仏壇、加賀友禅、白山市の牛首紬、美川仏壇、七尾市の七尾仏壇、輪島市の能州紬、珠洲市の珠洲焼などが生産されている。
(出典:[157])
商業・サービス業
[編集]商業年間商品販売額は2016年(平成28年)6月1日時点で4兆84億円である。このうち卸売業が2兆7,169億円、小売業が1兆2,094億円となっている。卸売業では飲食料品卸売業(8,082億円)、機械器具卸売業(7,373億円)が多い。小売業では各種食料品小売業(1,646億円)、百貨店・総合スーパー(1,158億円)などの生活関連のほか、自動車小売業(1,819億円)、燃料小売業(1,517億円)といった自動車関連が多くなっている[158]。
市町別では金沢市が約66.5%(2兆6,662億円)を占めている。次いで白山市約7.0%(2,804億円)、小松市約6.1%(2,456億円)、野々市市約5.3%(2,114億円)となっており、金沢市を中心に加賀地方に偏在している。能登地方で最も多い地域は七尾市約3.1%(1,244億円)である[158]。商業集積地別では香林坊商店街(414億円)、武蔵商店街(237億円)、近江町市場商店街(118億円)など金沢市中心部への集積が顕著であるが、車社会を反映して近郊の国道沿いに位置する金沢市の諸江地区商店街(120億円)、杜の里商店会(119億円)、野々市町の御経塚サティ(その後イオン御経塚を経て2021年に閉店)周辺商店街(156億円)、白山市のフェアモール松任周辺商店街(153億円)などの販売額が多い点も特徴の一つである。また、2006年(平成18年)にJR金沢駅前に開業した金沢フォーラス周辺商店街の販売額が65億円となっており、既存の金沢百番街(96億円)、ポルテ金沢周辺商店街(19億円)などと合わせ、JR金沢駅前が新たな商業集積地となっている[159]。
その反面、能登地方を中心に、商店街の空き店舗などが目立ち、商店街の衰退などが問題視されている。
2003年(平成15年)度のサービス業事業所(民営)の収入額は1兆221億円となっている。業種別では映画館、劇場、遊園地などの娯楽業(2,220億円)が最も多く、次いでホテル、旅館などの宿泊業(1,227億円)、一般飲食店(1,091億円)となっている[160]。北陸新幹線開業後は、市街地を中心にホテルの開発ラッシュが進んでいる。
石川県を訪れた観光客は2021年(令和3年)で1,230万人[12]、観光消費額は1,559億円と見込まれている[161]。県内を金沢地域、白山地域、加賀地域、能登地域に区分した場合、それぞれ金沢地域は518万人、白山地域は74万人、加賀地域は236万人、能登地域は403万人となっている[13]。
金沢地域は県外客の割合(61.9%)や日帰り客の割合(64.9%)が比較的高いことが特徴である。また首都圏からの県外客が多くなっている(22.7%)。能登地域は県内客と県外客の割合がほぼ半々で、首都圏から13.9%、中京圏・関西圏から7.2%の入り込みがある。加賀地域も県内客と県外客の割合・日帰り客と宿泊客の割合がほぼ半々である。特に関西からの入り込みが多いという特徴が見られる。白山地域は日帰り客が93.9%と大半を占める[162]。
主要温泉地別宿泊者数でみると、加賀地域では山代温泉31.8万人、山中温泉16.8万人、片山津温泉13.7万人、能登地域では和倉温泉35.1万人などである[13]。また、観光客の利用が多い施設は、金沢地域では金沢城公園113.1万人、兼六園87.9万人、金沢21世紀美術館93.1万人、白山地域では白山比咩神社105.5万人、加賀地域では木場潟公園77.4万人、いしかわ動物園21.7万人、能登地域では能登食祭市場52.7万人、気多大社45.6万人、千里浜37.0万人、のとじま臨海公園水族館22.6万人、輪島朝市11.0万人などである[163]。
2015年(平成27年)3月14日に、開業した北陸新幹線の開業によって、県内の観光客は大きく増加した。特に関東地区からの客層がほとんどであるが、これにより金沢市のメディア露出が増えたことなどから、関西や中京などからも増加している。増加している地域は金沢地区が中心であるが、能登地区や加賀地区にもその影響は及んでいる。兼六園や金沢21世紀美術館などでは、新幹線効果で過去最大の入園・入館者数を記録した。
県内の主要企業
[編集]- 金沢市 - アイ・オー・データ機器、アール・ビー・コントロールズ、澁谷工業、石野製作所、コマツ産機、倉庫精練、大和、金沢丸越百貨店、津田駒工業、日成ビルド工業、三谷産業、ハチバン、福島印刷、北陸電話工事、北國フィナンシャルHD、カナカン、示野薬局、金沢まいもん寿司、今村証券、北國新聞社、ニュー三久、北陸鉄道、米沢電気工事、真柄建設、 ゴーゴーカレーグループ
- 野々市市 - 大日製作所
- 白山市 - EIZO、高松機械工業、石川製作所、オリエンタルチエン工業、北日本紡績、クスリのアオキ、ニッコー、ウイルコホールディングス、トランテックス、中村留精密工業、コメヤ薬局、マルエー、ヨシオ工業
- 小松市 - 共和工業所、ジェイ・バス、小松ウオール工業、コマニー、コマツ
- 能美市 - 小松マテーレ、タケダ機械、加賀東芝エレクトロニクス、アイ・ミルク北陸
- 加賀市 - 大同工業、ソディックプラステック、DMM.com、江沼チェーン、ジャパンドーム
- かほく市 - PFU、富士通ITプロダクツ
- 七尾市 - 加賀屋、スギヨ、どんたく
- 珠洲市 - アステナホールディングス
- 中能登町 - 丸井織物
石川県発祥の企業
[編集]- アパグループ(金沢市が創業地、現在の本店所在地)
- かがつう(金沢市が創業地)
- 福音館書店(金沢市が創業地)
- プリマハム(金沢市が創業地)
- 小松製作所(小松市が創業地)
- DMM.com(加賀市が創業地、創業者が同市出身)
工場を置く主要企業
[編集]- 新家工業(加賀市)
- ABCマート(志賀町)
- NTN(羽咋市、宝達志水町、志賀町)
- 大阪有機化学工業(白山市)
- コマツNTC(小松市)
- 三協マテリアル(宝達志水町)
- サンケン電気(志賀町)
- 参天製薬(宝達志水町)
- ジャパンディスプレイ(川北町、能美市)
- SHARP(白山市)[164]
- 積水樹脂(能美市)
- デクセリアルズ(能美市)
- タカラスタンダード(津幡町)
- DIC(白山市)
- 東レ(能美市)
- 東レ・ダウコーニング(小松市)
- 日機装(金沢市)
- 日本ガイシ(能美市)
- ピーエス三菱(七尾市)
- 不二製油(中能登町)
- 村田製作所(七尾市、羽咋市、白山市、小松市)
- モンベル(羽咋市)
- 横河電機(金沢市)
生活・交通
[編集]警察
[編集]消防
[編集]- 一部事務組合が設置するもの
- 石川県消防防災航空隊
- 消防防災ヘリ「はくさん」
ライフライン
[編集]- 金沢市企業局 (13A) - 金沢市内に供給
- 小松ガス (13A) - 小松市内に供給
交通
[編集]空港と港湾が加賀地方と能登地方にそれぞれ整備されている。鉄道と道路が県庁所在地の金沢市を中心として、加賀地方を東西に、また能登地方に向けて北方に延びている。
空港
[編集]小松空港(小松市) |
能登空港(輪島市) |
港湾
[編集]- 地方港湾
鉄道
[編集]県内の普通列車の本数は金沢市近郊[注釈 16]を除いて日中毎時1本以下となっている。
道路
[編集]- 高速自動車国道(高速道路)
- E8 北陸自動車道
- 一般国道
- 有料道路
- 石川県道
バス
[編集]医療・福祉
[編集]教育
[編集]マスメディア
[編集]新聞
[編集]- 北國新聞
- 北陸中日新聞(中日新聞北陸本社)
- 読売新聞、朝日新聞(朝日新聞大阪本社)、毎日新聞(毎日新聞大阪本社)、日本経済新聞は県内に支局・総局を置いている。読売新聞は、東京本社傘下の北陸支社(富山県高岡市)で発行されたものを販売。それ以外の全国紙は大阪本社で発行されたものを販売している。なお、産経新聞は石川県内に取材拠点を置いておらず[166]、県域版も発行していない。
テレビ局
[編集]ケーブルテレビ
[編集]- 石川県のケーブルテレビ局(参照)
石川県は、北陸3県の中で唯一TXN系列局を除く4系列の民放テレビ局がある。また、県内のケーブルテレビ局では他県の放送局の区域外再放送を行っていない[注釈 17]。そのためか、ケーブルテレビ普及率は3県で最も低い[167]。
ラジオ局
[編集]- ※FM補完中継局。
情報誌
[編集]- 月刊北國アクタス(北國新聞社)
- Zouss(ザウスマガジン社)
- 學都(都市環境マネジメント研究所)
- なお、福井県のタウン情報誌『月刊URALA』(ウララコミュニケーションズ)も一部地域で流通している。
フリーペーパー
[編集]文化・スポーツ
[編集]方言
[編集]石川県内の方言は北陸方言に分類され、富山県の方言と共通点が多い。加賀方言と能登方言に二分され、県都金沢市で話される金沢弁は加賀方言に含まれる。また白山麓の方言には独特の表現が多く、言語島の例に挙げられる(白峰弁)。
食文化
[編集]- 郷土料理
伝統工芸
[編集]- 牛首紬(織物、1988年)
- 加賀友禅(染色品、1975年)
- 加賀繍(その他繊維製品、1991年)
- 九谷焼(陶磁器、1975年)
- 輪島塗(漆器、1975年)
- 山中漆器(漆器、1975年)
- 金沢漆器(漆器、1980年)
- 金沢仏壇(仏壇・仏具、1976年)
- 七尾仏壇(仏壇・仏具、1978年)
- 金沢箔(工芸用具・材料、1977年)
- 伝統工芸品
スポーツ
[編集]- ツエーゲン金沢 - Jリーグ
- テイヘンズFC - 北信越フットボールリーグ2部
- 石川ミリオンスターズ - 日本海リーグ
- Hard Ball Club 金沢(金沢市) - 社会人野球
- フットサル
音楽・演劇
[編集]- オーケストラアンサンブル金沢
- 石川フィルハーモニー交響楽団
- 金沢混声合唱団
- 金沢メンネルコール
- MRO児童合唱団
- 劇団羅針盤
- シアタースカイ
観光
[編集]- 世界農業遺産
-
白米の千枚田(輪島市)
- 国の名勝
- 重要伝統的建造物群保存地区 (日本最多)
- 国の重要文化財
- 国の史跡
-
国史跡 加越国境城跡群及び道(金沢市)
-
国史跡 七尾城跡(七尾市)
-
国史跡 鳥越城跡(白山市)
-
国史跡 二曲城跡(白山市)
- 名所・旧跡
-
長町武家屋敷跡(金沢市)
-
安宅の関(小松市)
-
千里浜なぎさドライブウェイ(羽咋市、宝達志水町)
-
輪島朝市(輪島市)
- 文化施設
-
金沢21世紀美術館(金沢市)
-
四高記念文化交流館(金沢市)
-
石川県立歴史博物館(金沢市)
-
のとじま臨海公園水族館のジンベイザメ館(七尾市)
- 国立・国定公園など
-
白山国立公園(白山、白山市)
- 祭事・行事
- 温泉
対外関係
[編集]石川県を舞台とした作品
[編集]人物
[編集]1876年から1881年までの間、石川県であった旧越前国(嶺北)の出身者に関しては、「Category:福井県出身の人物」、「福井県出身の人物一覧」を参照。
石川県名誉県民
[編集]石川県名誉県民の称号は、1992年(平成4年)7月10日に制定された石川県名誉県民条例(石川県条例第28号)に基づき、「社会の発展、学術文化の振興に卓絶した功績があり、県民が誇りとしてひとしく敬愛する者」へ贈られる(条例第1条)[169]。対象者は、石川県知事が石川県議会の同意を得て選定することが定められ(条例第2条)、諮問機関として石川県名誉県民選考委員会が選定のつど組織される[170]。名誉県民に選定された者には、石川県名誉県民称号記や石川県名誉県民章のほか、記念品も贈られるほか(条例第3条)、知事が定める礼遇や特典を受けられる(条例第4条)[169][170]。
贈呈番号 | 受賞者氏名 | 職業 | 選定年月日 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 勝木保次 | 生理学者 | 1992年11月 | 文化勲章受章 | [171] |
2 | 蓮田修吾郎 | 金工家 | 1992年11月 | 文化勲章受章 | [171] |
3 | 中西陽一 | 政治家 | 1994年4月9日追贈 | 石川県知事 | [172] |
4 | 浅蔵五十吉 | 陶芸家 | 1997年4月30日 | 文化勲章受章 | [173] |
5 | 10代目大樋長左衛門 | 陶芸家 | 2012年1月30日 | 文化勲章受章 | [174] |
6 | 森喜朗 | 政治家 | 2013年3月29日 | 内閣総理大臣 | [175] |
7 | 谷本正憲 | 政治家 | 2022年7月25日 | 石川県知事 | [176] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 石川県では他の都道府県と異なり県章を定める告示が無いため、県旗のデザイン部分を「県旗標章」として代用している。標章として使用する際の配色は特に定められていないが、慣例的にセルリアンブルーや金色が使用される。
- ^ 「県の花」でなく「郷土の花」の呼称を使用している。
- ^ 2019(令和元年)は約2,490万人
- ^ 金沢市、かほく市、津幡町、内灘町、野々市市、白山市(旧松任市・美川町)
- ^ 川北町、能美市、小松市、加賀市
- ^ 1970, 1971, 1974, 1975, 1977, 1978年
- ^ 1989年以外
- ^ 2000, 2001, 2006年
- ^ 2011, 2012, 2018年
- ^ 各市町村内の町名には「ちょう」と読むものもある。例:金沢市南町(みなみちょう)
- ^ 南加賀土木総合事務所の所管区域は、能美郡および能美市のうち手取川河川区域が除かれ、石川土木総合事務所の所管区域とされている。
- ^ なお、鳳至郡2町(穴水町、門前町)を鳳町とする合併協議は白紙撤回されている。
- ^ 発見したのは、土器や石器を集めるのが趣味だった高校生。 彼が住む灯台笹(とだしの)の丘陵で土器や石器約20点を採取した中に打製の旧石器が含まれていた。 その石器は木の葉状に整形された槍先に用いる尖頭器1点とナイフ形石器5点であった。 これを旧石器と見分けたのは当時の高校教諭。 その後この遺跡が発掘され、片刃石器や掻器が発掘されている。
- ^ 蓮如の10男実悟の「実悟記拾遺」に「泰高ヲ守護トシテヨリ百姓トリ立テ富樫ニテ候アヒダ百姓等ノウチツヨク成テ近年ハ百姓ノ持タル国ノヤウニナリ行キ候」と記されている。「泰高」は加賀一向一揆で自害した富樫政親の子で守護を継いだ富樫泰高のこと。
- ^ ともに2020年(令和2年)
- ^ IR小松駅 - 金沢駅間および北鉄浅野川線は日中毎時2本、IR金沢駅 - 津幡駅間は同毎時2 - 3本
- ^ かつては一部のCATVで行っていたが2011年7月24日の地デジ完全移行までにすべて終了した。
出典
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関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 行政
- 観光
- ほっと石川旅ねっと - 石川県観光連盟
先代 金沢藩 大聖寺県 七尾県の一部(能登国) 新川県(越中国) 敦賀県の一部(嶺北) |
行政区の変遷 1871年 - (金沢県→石川県) |
次代 ----- 福井県(嶺北) 富山県(越中国) |