奥能登
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奥能登(おくのと)は、能登半島の最北部(最奥部)のこと。行政区域は、石川県珠洲市、輪島市、鳳珠郡(能登町、穴水町)。
また、能登半島の南部を口能登(くちのと)、中部を中能登(なかのと)と呼ぶ。
広域行政
交通
空港
鉄道
バス
道路
- のと里山海道
- 穴水道路
- 珠洲道路
- 国道249号
- 能登半島の外周を一周する国道で、上記の珠洲道路と共に能登半島の重要な交通路である。七尾 - 中島間、藤波 - 鵜飼間などは直線が多く走りやすいが、西岸 - 根来間の海岸線、鵜川 - 藤波間の海岸線、大谷トンネル北の山岳道路、曽々木 - 輪島間の海岸線、志賀町北部の山岳道路など、カーブが多く運転に注意が必要な区間もある。
観光
- 輪島市 - 朝市、千枚田、上時国家、下時国家、大川浜、窓岩、垂水滝、桶滝、輪島キリコ会館、總持寺祖院
- 珠洲市 - 見附島、珠洲岬、葭ヶ浦温泉、禄剛崎(禄剛埼灯台)、ゴジラ岩
- 能登町 - 真脇遺跡、恋路海岸、九十九湾遊覧船、能登町植物公園(旧柳田植物公園)
- 穴水町 - ボラ待ちやぐら
伝統工芸
- 輪島塗
- 七輪
- 珠洲市には大量の珪藻土が埋蔵されており、それを原料とした切り出し七輪の生産が盛んである。
- 碁笥(ごけ)
- 碁石を入れる器。製造元の谷口(穴水町)は全国シェアの半分以上を占めている。
- 珠洲焼
祭事
食材等
- 天然塩
- 珠洲市の外浦の一部地域では、揚浜式と呼ばれる製法で現在も塩田で天然塩を精製している。
- いしる(いしり、その他「よしり」、「よしる」という呼び方がある)
- すいぜん
- ゆべし
- 中身をくり抜いた柚子の中に餅米、果汁、砂糖などを入れて何度か蒸して作る、輪島に古くから伝わる高級和菓子。
- くちこ
- 能登丼
出身有名人
- 阿武松緑之助(能登町) - 第6代横綱
- 梅佳代(能登町) - 写真家
- 坂本三十次(穴水町) - 政治家
- 津雲むつみ(能登町) - 漫画家
- 永井豪(輪島市) - 漫画家
- 西谷啓治(能登町) - 宗教哲学研究者
- 益谷秀次(能登町) - 政治家
- 山中毅(輪島市) - 競泳選手
- 農口尚彦(能登町) - 杜氏(能登杜氏)、現代の名工
脚注
- ^ “日本三大魚醤「しょっつる」、ポテトチップス味にも採用”. 日刊工業新聞. (2018年1月19日) 2019年6月25日閲覧。