「宮澤洋一」の版間の差分
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{{表記揺れ案内|表記1=宮沢洋一|表記2=宮澤洋一}}{{政治家 |
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{{政治家 |
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| 人名 = 宮澤 洋一 |
| 人名 = 宮澤 洋一 |
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| 各国語表記 = みやざわ よういち |
| 各国語表記 = みやざわ よういち |
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| 画像説明 = [[内閣広報室]]より公表された肖像<br>([[2014年]]撮影) |
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| 国略称 = {{JPN}} |
| 国略称 = {{JPN}} |
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| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1950|4|21}} |
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| 没年月日 = |
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| 死没地 = |
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| 出身校 = [[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学法学部]]第2類<br />[[ハーバード大学]]行政学大学院 |
| 出身校 = [[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学法学部]]第2類<br />[[ハーバード大学]][[ケネディ・スクール|行政学大学院]] |
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| 前職 = 内閣総理大臣首席秘書官<br />衆議院議員[[宮澤喜一]]秘書 |
| 前職 = [[内閣総理大臣秘書官|内閣総理大臣首席秘書官]]<br />衆議院議員[[宮澤喜一]]秘書 |
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| 現職 = [[自由民主党税制調査会]] |
| 現職 = [[自由民主党税制調査会|自由民主党税制調査会長]] |
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| 所属政党 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]([[宏池会|岸田派]]) |
| 所属政党 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]([[宏池会|岸田派]]→無派閥) |
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| 称号・勲章 = [[学士(法学)|法学士]]<br />[[修士(行政学)|行政学修士]] |
| 称号・勲章 = [[学士(法学)|法学士]]<br />[[修士(行政学)|行政学修士]] |
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| 親族(政治家) = 曽祖父・[[小川平吉]]<br />祖父・[[宮澤裕]]<br />祖父・[[岸田正記]]<br /> 父・[[宮澤弘]]<br />伯父・[[宮澤喜一]]<br />従弟・[[岸田文雄]] |
| 親族(政治家) = 曽祖父・[[小川平吉]]<br />祖父・[[宮澤裕]]<br />祖父・[[岸田正記]]<br /> 父・[[宮澤弘]]<br />伯父・[[宮澤喜一]]<br />従弟・[[岸田文雄]] |
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| 配偶者 = |
| 配偶者 = |
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| サイン = |
| サイン = |
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| ウェブサイト = https://www.miyazawa-yoichi.com |
| ウェブサイト = https://www.miyazawa-yoichi.com |
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| サイトタイトル = official site |
| サイトタイトル = official site |
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| 国旗 = JPN |
| 国旗 = JPN |
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| 退任日 = [[2015年]][[10月7日]] |
| 退任日 = [[2015年]][[10月7日]] |
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| 国旗2 = JPN |
| 国旗2 = JPN |
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| 職名2 = [[参議院議員]] |
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| 選挙区2 = [[広島県選挙区]] |
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| 当選回数2 = 3回 |
| 当選回数2 = 3回 |
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| 退任日2 = 現職 |
| 退任日2 = 現職 |
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| 国旗3 = JPN |
| 国旗3 = JPN |
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| 職名3 = [[衆議院議員]] |
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| 選挙区3 = [[広島県第7区]] |
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| 当選回数3 = 3回 |
| 当選回数3 = 3回 |
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| 就任日3 = [[2000年]][[6月26日]] |
| 就任日3 = [[2000年]][[6月26日]] |
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| 退任日3 = [[2009年]][[7月21日]] |
| 退任日3 = [[2009年]][[7月21日]] |
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| その他職歴1 = [[ファイル:Liberal Democratic Party (Japan) Emblem.svg|20px]] 第35・37代 [[自由民主党税制調査会#歴代会長|自由民主党税制調査会長]]<br>'''総裁:[[安倍晋三]]''' '' '' |
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| 就任日6 = [[2015年]][[10月]] - [[2019年]][[9月]])<br>総裁:[[岸田文雄]]、[[石破茂]]<br>([[2021年]][[10月]] |
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| 退任日6 = 現職 |
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| author = 東郷隆 |
| author = 東郷隆 |
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| title = 自民・岸田氏、広島県連会長に 「危機乗り越える」 |
| title = 自民・岸田氏、広島県連会長に 「危機乗り越える」 |
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| url = https://www.asahi.com/articles/ASP3W772QP3WPITB00S.html |
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| accessdate = 2021-04-27 |
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}}</ref> |
}}</ref>を歴任した。 |
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[[内閣総理大臣]]などを歴任した[[宮澤喜一]]は伯父にあたる。 |
[[内閣総理大臣]]などを歴任した[[宮澤喜一]]は伯父にあたる。また、内閣総理大臣であった岸田文雄は従弟である。 |
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== 来歴 == |
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=== 出生から学生時代まで === |
=== 出生から学生時代まで === |
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[[1950年]][[4月21日]]出生。[[1963年]]、[[東京教育大学]]附属小学校(現・[[筑波大学附属小学校]])を卒業。[[1966年]]、東京教育大学附属中学校(現・[[筑波大学附属中学校・高等学校|筑波大学附属中学校]])を卒業。[[藤巻健史]]( |
[[1950年]][[4月21日]]出生。[[1963年]]、[[東京教育大学]]附属小学校(現・[[筑波大学附属小学校]])を卒業。[[1966年]]、東京教育大学附属中学校(現・[[筑波大学附属中学校・高等学校|筑波大学附属中学校]])を卒業。[[藤巻健史]](参議院議員・為替ディーラー)とは小・中学校9年間同じクラスだった<ref>[http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/04/post-52.html 本文&フジマキな日々(歌舞伎座千秋楽) - 藤巻プロパガンダ]{{リンク切れ|date=2017年10月}}</ref>。[[1969年]]、東京教育大学附属高等学校(現・[[筑波大学附属中学校・高等学校|筑波大学附属高等学校]])を卒業<ref>[http://www.miyazawa-yoichi.com/profile/index.html 公式ページ プロフィール]{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref>。高校のクラスは3年間同じで、同級生には[[岡本保]]元[[総務事務次官]]、[[斉藤親]]元[[国土交通省大臣官房]]技術審議官、[[北條春夫]][[東京工業大学]]名誉教授、[[稲葉延雄]]第24代[[日本放送協会|NHK]]会長などがいた<ref>[http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/368 同級生交歓 東京教育大学附属(現筑波大学附属)高等学校 石原憲治 (前厚生労働大臣秘書官)] 文藝春秋 2012年6月号{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=日銀は債務超過に陥るか 国会答弁 {{!}} 藤巻健史 オフィシャルウェブサイト |url=https://www.fujimaki-japan.com/takeshi/7844 |access-date=2024-05-01 |language=ja}}</ref>。 |
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=== 大蔵官僚として === |
=== 大蔵官僚として === |
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[[1974年]]、[[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学法学部]]第2類([[公法]]コース)を卒業して、[[大蔵省]]に入省<ref>同期に[[杉本和行]]([[財務事務次官]])、[[石井道遠]]([[国税庁#歴代の国税庁長官|国税庁長官]])、[[丹呉泰健]]([[財務事務次官]])など。</ref>。[[1978年]]、米国[[ハーバード大学]]行政大学院を修了([[修士(行政学)|行政学修士]]([[MPA]]:Master in Public Administration)取得)<ref>{{Cite book|洋書|title=Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory|date=|year=1998|publisher=Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.|page=344 }}</ref>。[[大阪国税局]][[岸和田市|岸和田]][[税務署|税務署長]]、[[理財局]]資金第一課長補佐(原資・資金)<ref name="Shokuinroku(P500)">『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1987年発行、500頁</ref>、[[財務省大臣官房|大臣官房]]企画官、[[内閣総理大臣秘書官|内閣総理大臣首席秘書官]]を経て[[1993年]]に退官した。 |
[[1974年]]、[[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学法学部]]第2類([[公法]]コース)を卒業して、[[大蔵省]]に入省<ref>同期に[[杉本和行]]([[財務事務次官]])、[[石井道遠]]([[国税庁#歴代の国税庁長官|国税庁長官]])、[[丹呉泰健]]([[財務事務次官]])など。</ref>。[[1978年]]、米国[[ハーバード大学]][[ケネディ・スクール|行政大学院]]を修了([[修士(行政学)|行政学修士]]([[MPA]]:Master in Public Administration)取得)<ref>{{Cite book|洋書|title=Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory|date=|year=1998|publisher=Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.|page=344 }}</ref>。[[大阪国税局]][[岸和田市|岸和田]][[税務署|税務署長]]、[[理財局]]資金第一課長補佐(原資・資金)<ref name="Shokuinroku(P500)">『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1987年発行、500頁</ref>、[[財務省大臣官房|大臣官房]]企画官、[[内閣総理大臣秘書官|内閣総理大臣首席秘書官]]を経て[[1993年]]に退官した。 |
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=== 政治家として === |
=== 政治家として === |
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[[ファイル:Yōichi Miyazawa.jpg|thumb|198px|right|2008年、[[内閣府副大臣]]時代の肖像([[内閣広報室]]より)]] |
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[[2000年]]、伯父で元首相の[[宮澤喜一]]が[[比例中国ブロック]]に回ることになったのを受けてその地盤を継ぎ<ref>デジタル版 日本人名大辞典+Plusより</ref>、[[第42回衆議院議員総選挙]]で[[広島県第7区|広島7区]]から立候補し初当選。3期務めた。[[2008年]]8月、[[福田康夫内閣 (改造)|福田康夫改造内閣]]で[[内閣府副大臣]]([[経済財政政策|経済財政]]、[[地方分権|地方分権改革]]、[[道州制]]等)に就任。[[2009年]][[8月30日]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]で、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[和田隆志]]に敗れ、[[比例復活]]もならず落選。 |
[[2000年]]、伯父で元首相の[[宮澤喜一]]が[[比例中国ブロック]]に回ることになったのを受けてその地盤を継ぎ<ref>デジタル版 日本人名大辞典+Plusより</ref>、[[第42回衆議院議員総選挙]]で[[広島県第7区|広島7区]]から立候補し初当選。3期務めた。[[2008年]]8月、[[福田康夫内閣 (改造)|福田康夫改造内閣]]で[[内閣府副大臣]]([[経済財政政策|経済財政]]、[[地方分権|地方分権改革]]、[[道州制]]等)に就任。[[2009年]][[8月30日]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]で、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[和田隆志]]に敗れ、[[比例復活]]もならず落選。 |
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[[2010年]]の[[第22回参議院議員通常選挙]]に[[広島県選挙区]]から初の自民党予備選挙を経て、自民党公認候補として立候補し当選、国政に復帰した<ref>{{cite news |
[[2010年]]の[[第22回参議院議員通常選挙]]に[[広島県選挙区]]から初の自民党予備選挙を経て、自民党公認候補として立候補し当選、国政に復帰した<ref>{{cite news|和書 |author=加藤小夜 |url=http://mainichi.jp/select/seiji/10saninsen/area/34/archive/news/2010/02/20100221ddlk34010303000c.html |title=選挙:参院選 選挙区の公認候補に宮沢洋一氏を擁立へ--自民党県連 /広島{{リンク切れ|date=2024年12月}} |newspaper=[[毎日新聞]] |date=2010-02-21 |accessdate=2010-06-03}}</ref>。 |
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| author = 加藤小夜 |
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| url = http://mainichi.jp/select/seiji/10saninsen/area/34/archive/news/2010/02/20100221ddlk34010303000c.html |
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| title = 選挙:参院選 選挙区の公認候補に宮沢洋一氏を擁立へ--自民党県連 /広島 |
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| newspaper = [[毎日新聞]] |
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| date = 2010-02-21 |
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| accessdate = 2010-06-03 |
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}}</ref>。 |
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[[2014年]][[10月21日]]、[[政治資金]]問題で辞任した[[小渕優子]]の後任として[[経済産業大臣]]に就任。 |
[[2014年]][[10月21日]]、[[政治資金]]問題で辞任した[[小渕優子]]の後任として[[経済産業大臣]]に就任。 |
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[[2015年]]10月7日、[[内閣改造]]に伴い、大臣を退任し、[[自由民主党税制調査会|自民党税制調査会長]]に就任<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151009-OYT1T50153.html]</ref>。 |
[[2015年]]10月7日、[[内閣改造]]に伴い、大臣を退任し、[[自由民主党税制調査会|自民党税制調査会長]]に就任<ref>[https://web.archive.org/web/20151013004718/http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151009-OYT1T50153.html]{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref>。 |
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[[2016年]][[7月10日]]、[[第24回参議院議員通常選挙]]に自民党公認で立候補し、再選。 |
[[2016年]][[7月10日]]、[[第24回参議院議員通常選挙]]に自民党公認で広島県選挙区で立候補し、再選。 |
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2019年、自民党税制調査会小委員長に就任<ref> |
2019年、自民党税制調査会小委員長に就任<ref>{{Cite web |title=自民税調、小委員長に宮沢氏 会長から異例の起用 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49997500Z10C19A9PP8000/ |website=日本経済新聞 |date=2019-09-19 |access-date=2024-12-14 |language=ja}}</ref>。 |
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2021年3月27日、自民党広島県連会長を辞任<ref name="朝日2021-03-28"/>。 |
2021年3月27日、自民党広島県連会長を辞任<ref name="朝日2021-03-28"/>。 |
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2021年11月16日、自由民主党税制調査会長に就任<ref>{{Cite news|title=自民税調、小委員長に加藤勝信氏、会長は宮沢氏|url=https://www.sankei.com/article/20211116-SNEIOUHE4FK23P3FAZDTMGXL4M/|newspaper=産経新聞社|date=2021-11-16|accessdate=2021-11-16}}</ref>。 |
2021年11月16日、自由民主党税制調査会長に就任<ref>{{Cite news|title=自民税調、小委員長に加藤勝信氏、会長は宮沢氏|url=https://www.sankei.com/article/20211116-SNEIOUHE4FK23P3FAZDTMGXL4M/|newspaper=産経新聞社|date=2021-11-16|accessdate=2021-11-16}}</ref>。 |
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2022年、三選。 |
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=== 増税 === |
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2017年11月、朝日新聞の記事で「消費税の税率自体であれば、10%という水準を早く実現したいというのが一番切実な思いです。」と答えている。さらに「消費税が10%で済むというのもなかなか難しい話。」としている。 |
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2024年6月19日、参議院本会議場で、自らが狭心症であることが示され、心臓にカテーテル治療を行い冠動脈にステントを留置する旨が記載された書類を広げて読んでいたことを報じられた<ref>週刊現代2024年7月13日号49頁</ref> |
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2021年11月、自民党本部で時事通信などのインタビューに応じ、将来的な課題として、高齢化で膨らむ社会保障支出を賄うための消費税増税について、「かなり有力な選択肢として議論されることは間違いない」との見方を明らかにした。 |
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2024年12月13日、自民党・公明党・国民民主党の税制調査会の幹部による協議に出席。いわゆる「103万円の壁」について、自民党・公明党は2025年から123万円に引き上げることを提案したが、178万円を求めている国民民主党とは合意に至らなかった。これについて宮沢は「この案では(ゴルフの)グリーンの近くにも来ていないと、パッティングで調整するようなレベルに全くなっていないと。グリーンがどこにあるか分からないので、グリーンの在りかぐらいちゃんと教えてほしいと申し上げてある。」と発言した<ref>{{Cite news|title=「103万円の壁」自民・公明両党が“123万円”引き上げ案を提示も…178万円を求める国民民主党「かなり相違がある」合意至らず|url=https://www.fnn.jp/articles/-/801929|website=FNNプライムオンライン|date=2024-12-14|accessdate=2024-12-17}}</ref>。これに先立って11日に3党の幹事長は「178万円を目指して来年度(2025年)から引き上げること」で合意しているが、「目指して」の解釈として段階的な引き上げを主張する自民党と1年での178万円実現を主張する国民民主党との間で思惑の違いが生じている<ref>{{Cite news|title=【解説】「103万円の壁」2025年から引き上げ合意も「178万円に拘る」国民民主と自民に温度差 「年収の壁」と「特定扶養控除」同額で「150万の情勢か」|url=https://www.fnn.jp/articles/-/801278|website=FNNプライムオンライン|date=2024-12-13|accessdate=2024-12-17}}</ref>。 |
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=== 憲法 === |
=== 憲法 === |
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* [[日本国憲法|憲法]][[憲法改正論議|改正]]について、2016年の朝日新聞社、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答<ref name="asahi-todai2016">{{ |
* [[日本国憲法|憲法]][[憲法改正論議|改正]]について、2016年の朝日新聞社、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答<ref name="asahi-todai2016">{{Cite web|和書|url=http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2016/asahitodai/koho.html?k=BZZZZZ0QJ | title=宮沢洋一 |website=2016参院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査) | publisher=朝日新聞社 | accessdate=2022-05-18 }}</ref><ref name="NHK2022">{{Cite web|和書|url=https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/survey/50777.html | title=選挙区 広島 | website=候補者アンケート - 参院選2022 |publisher=NHK | accessdate=2022-06-27 }}</ref>。 |
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⚫ | * [[日本国憲法第9条|9条]]改憲について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、[[自衛隊]]の役割や限界を明記すべきだ」と回答<ref name="mainichi2016">{{cite news |url=http://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=B34000006006 |title=2016参院選 自民 広島 宮沢洋一 |newspaper=毎日新聞 |date= |accessdate=2022-5-18 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160627034420/http://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=B34000006006 |archivedate=2016-6-27 }}</ref>。2022年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の存在を明記すべきだ」と回答<ref name="mainichi2022">{{Cite web|和書|url=https://mainichi.jp/senkyo/26san/meikan/?mid=B34000004004 | title=宮沢洋一 自民 広島 |website=第26回参院選 | publisher=毎日新聞社 | accessdate=2022-06-28 }}</ref>。 |
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⚫ | * [[日本国憲法第9条|9条]]改憲について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の役割や限界を明記すべきだ」と回答<ref name="mainichi2016">{{cite news |url=http://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=B34000006006 |title=2016参院選 自民 広島 宮沢洋一 |newspaper=毎日新聞 |date= |accessdate=2022-5-18 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160627034420/http://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=B34000006006 |archivedate=2016-6-27 }}</ref>。2022年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の存在を明記すべきだ」と回答<ref name="mainichi2022">{{ |
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* 憲法を改正し[[国家緊急権|緊急事態条項]]を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答<ref name="NHK2022"/>。 |
* 憲法を改正し[[国家緊急権|緊急事態条項]]を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答<ref name="NHK2022"/>。 |
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=== 外交・安全保障 === |
=== 外交・安全保障 === |
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* 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
* 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
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* [[敵基地攻撃能力]]を持つことについて、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答<ref name="NHK2022"/><ref name="mainichi2022"/>。 |
* [[敵基地攻撃能力]]を持つことについて、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答<ref name="NHK2022"/><ref name="mainichi2022"/>。 |
||
* 「[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
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* |
* [[平和安全法制|安全保障関連法]]の成立について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「今の法制でよい」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
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* [[普天間基地移設問題|普天間基地の移設問題]]について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「[[名護市]][[辺野古]]に移設すべき」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
* [[普天間基地移設問題|普天間基地の移設問題]]について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「[[名護市]][[辺野古]]に移設すべき」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
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⚫ | * [[ロシア]]は2022年2月24日、[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|ウクライナへの全面的な軍事侵攻]]を開始した<ref>{{Cite web|和書|url=https://jp.reuters.com/article/ukraine-russia-invasion-kuleba-idJPKBN2KT0DR | date=2022-02-24 |title=ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相 |publisher=[[ロイター]] | accessdate=2022-02-28 }}</ref>。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「適切だ」と回答<ref name="NHK2022"/>。同年の毎日新聞社のアンケートで「今の制裁で妥当だ」と回答<ref name="mainichi2022"/>。 |
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⚫ | * ロシアは2022年2月24日、[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|ウクライナへの全面的な軍事侵攻]]を開始した<ref>{{Cite web |
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* 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を[[閣議 (日本)|閣議]]決定した。[[北大西洋条約機構|NATO]]加盟国が[[軍事費|国防費]]の目標としている「[[国内総生産|GDP]]比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された<ref>{{cite news |author=川田篤志、柚木まり |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 | title=防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定 | newspaper=東京新聞 | date=2022-6-8 | accessdate=2022-6-27 }}</ref>。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「ある程度増やすべき」と回答<ref name="NHK2022"/>。 |
* 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を[[閣議 (日本)|閣議]]決定した。[[北大西洋条約機構|NATO]]加盟国が[[軍事費|国防費]]の目標としている「[[国内総生産|GDP]]比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された<ref>{{cite news |author=川田篤志、柚木まり |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 | title=防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定 | newspaper=東京新聞 | date=2022-6-8 | accessdate=2022-6-27 }}</ref>。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「ある程度増やすべき」と回答<ref name="NHK2022"/>。 |
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* [[徴用工訴訟問題]]や[[日本の慰安婦問題|慰安婦問題]]などをめぐり[[日韓関係|日韓]]の対立が続くなか、関係改善についてどう考えるかとの問いに対し、2022年の毎日新聞社のアンケートで「韓国政府がより譲歩すべきだ」と回答<ref name="mainichi2022"/>。 |
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=== ジェンダー === |
=== ジェンダー === |
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* 選択的[[夫婦別姓]]制度の導入について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。2022年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答<ref name="NHK2022"/>。 |
* 選択的[[夫婦別姓]]制度の導入について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。2022年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答<ref name="NHK2022"/>。同年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答<ref name="mainichi2022"/>。 |
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* [[クオータ制]]の導入について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。2022年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答<ref name="NHK2022"/>。 |
* [[クオータ制]]の導入について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。2022年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答<ref name="NHK2022"/>。 |
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=== その他 === |
=== その他 === |
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* [[日本における外国人参政権|永住外国人への地方参政権]]付与について、2016年のアンケートで「どちらか言えば反対」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
* [[日本における外国人参政権|永住外国人への地方参政権]]付与について、2016年のアンケートで「どちらか言えば反対」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
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* 首相の[[靖国神社問題|靖国神社参拝]]について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
* 首相の[[靖国神社問題|靖国神社参拝]]について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
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*「治安を守るためにプライバシーや個人の権利が制約されるのは当然だ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
*「治安を守るためにプライバシーや個人の権利が制約されるのは当然だ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答<ref name="asahi-todai2016"/>。 |
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* 「[[原子力発電所]]は日本に必要だと思うか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「必要」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
* 「[[原子力発電所]]は日本に必要だと思うか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「必要」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
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* [[2016年アメリカ合衆国大統領選挙|2016年の米国大統領選挙]]について「[[ドナルド・トランプ]]と[[ヒラリー・クリントン]]のどちらを支持するか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「クリントン」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
* [[2016年アメリカ合衆国大統領選挙|2016年の米国大統領選挙]]について「[[ドナルド・トランプ]]と[[ヒラリー・クリントン]]のどちらを支持するか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「クリントン」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
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* 2016年2月8日、[[高市早苗]][[総務大臣]]は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、[[電波法]]に基づき電波停止を命じる可能性に言及した<ref>{{cite news |url=https://mainichi.jp/articles/20160212/k00/00m/040/071000c | title= 高市総務相発言 「電波停止」 波紋広げる理由とは | newspaper=毎日新聞 | date=2016-2-11 | accessdate=2022-7-5 }}</ref>。[[安倍晋三]]首相は2月15日の衆議院[[予算委員会]]で野党の批判に反論し、高市の発言を擁護した<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20160215-4QJFNEWS65PKDM4SFNGCRMFAJA/|title=【衆院予算委】安倍首相、電波停止「民主党政権で同じ答弁」|publisher=産経新聞|date=2016-02-15|accessdate=2022-7-5}}</ref>。政府の姿勢をどう思うかとの問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「問題とは思わない」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
* 2016年2月8日、[[高市早苗]][[総務大臣]]は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、[[電波法]]に基づき電波停止を命じる可能性に言及した<ref>{{cite news |url=https://mainichi.jp/articles/20160212/k00/00m/040/071000c | title= 高市総務相発言 「電波停止」 波紋広げる理由とは | newspaper=毎日新聞 | date=2016-2-11 | accessdate=2022-7-5 }}</ref>。[[安倍晋三]]首相は2月15日の衆議院[[予算委員会]]で野党の批判に反論し、高市の発言を擁護した<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20160215-4QJFNEWS65PKDM4SFNGCRMFAJA/|title=【衆院予算委】安倍首相、電波停止「民主党政権で同じ答弁」|publisher=産経新聞|date=2016-02-15|accessdate=2022-7-5}}</ref>。政府の姿勢をどう思うかとの問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「問題とは思わない」と回答<ref name="mainichi2016"/>。 |
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* 国会議員の[[被選挙権]]年齢の引き下げについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答<ref name="mainichi2022"/>。 |
* 国会議員の[[被選挙権]]年齢の引き下げについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答<ref name="mainichi2022"/>。 |
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* [[受動喫煙]]防止を目的に飲食店などの建物内を原則[[禁煙]]とする[[健康増進法]]改正案に反対。 |
* [[受動喫煙]]防止を目的に飲食店などの建物内を原則[[禁煙]]とする[[健康増進法]]改正案に反対。 |
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⚫ | * 日本禁煙学会が[[2016年]]の[[第24回参議院議員通常選挙|参院選]]に先駆けて行った受動喫煙防止法についての公開アンケートにおいて、[[レストラン]]や[[バー (酒場)|バー]]を含む一般市民が出入りする場所は、[[2020年]]までに「罰則なしの[[分煙]]とするべきである」と回答した<ref>{{Cite web|和書|url = http://notobacco.jp/senkyo/saninsentobacco201607.htm |title = 参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607 |publisher = 日本禁煙学会 |date = 2016-06-16 |accessdate = 2018-08-18 }}</ref>。 |
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⚫ | * 日本禁煙学会が[[2016年]]の[[第24回参議院議員通常選挙|参院選]]に先駆けて行った受動喫煙防止法についての公開アンケートにおいて、[[レストラン]]や[[バー (酒場)|バー]]を含む一般市民が出入りする場所は、[[2020年]]までに「罰則なしの[[分煙]]とするべきである」と回答した<ref>{{Cite web |
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{{選挙歴 |
{{選挙歴 |
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|衆|当落1=当|選挙名1=42|選挙区1=[[広島県第 |
|衆|当落1=当|選挙名1=42|選挙区1=[[広島県第7区]]|政党名1=[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]|得票数1=112,145|得票率1=55.68%|定数1=1|得票順1=1|候補者1=3|年齢1=50 |
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|衆|当落2=当|選挙名2=43|選挙区2=広島7区|政党名2=自由民主党|得票数2=90,487|得票率2=45.69%|定数2=1|得票順2=1|候補者2=4|年齢2=53 |
|衆|当落2=当|選挙名2=43|選挙区2=広島県第7区|政党名2=自由民主党|得票数2=90,487|得票率2=45.69%|定数2=1|得票順2=1|候補者2=4|年齢2=53 |
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|衆|当落3=当|選挙名3=44|選挙区3=広島7区|政党名3=自由民主党|得票数3=122,465|得票率3=50.83%|定数3=1|得票順3=1|候補者3=3|年齢3=55 |
|衆|当落3=当|選挙名3=44|選挙区3=広島県第7区|政党名3=自由民主党|得票数3=122,465|得票率3=50.83%|定数3=1|得票順3=1|候補者3=3|年齢3=55 |
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|衆|当落4=落|選挙名4=45|選挙区4=広島7区|政党名4=自由民主党|得票数4=111,321|得票率4=44.69%|定数4=1|得票順4=2|候補者4=3|年齢4=59 |
|衆|当落4=落|選挙名4=45|選挙区4=広島県第7区|政党名4=自由民主党|得票数4=111,321|得票率4=44.69%|定数4=1|得票順4=2|候補者4=3|比例順4=7|当選数4=4|年齢4=59 |
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|参|当落5=当|選挙名5=22|選挙区5=[[広島県選挙区 |
|参|当落5=当|選挙名5=22|選挙区5=[[広島県選挙区]]|政党名5=自由民主党|得票数5=547,845|得票率5=45.51%|定数5=2|得票順5=1|候補者5=5|年齢5=60 |
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|参|当落6=当|選挙名6=24|選挙区6=広島県|政党名6=自由民主党|得票数6=568,252|得票率6=49.76%|定数6=2|得票順6=1|候補者6=7|年齢6=66 |
|参|当落6=当|選挙名6=24|選挙区6=広島県選挙区|政党名6=自由民主党|得票数6=568,252|得票率6=49.76%|定数6=2|得票順6=1|候補者6=7|年齢6=66 |
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|参|当落7=当|選挙名7=26|選挙区7=広島県選挙区|政党名7=自由民主党|得票数7=530,375|得票率7=50.33%|定数7=2|得票順7=1|候補者7=10|年齢7=72 |
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}} |
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== 不祥事 == |
== 不祥事 == |
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=== SMバーへの政治活動費支出 === |
=== SMバーへの政治活動費支出 === |
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入閣2日後の[[2014年]][[10月23日]]、宮澤の[[資金管理団体]]「宮沢会」が2010年に[[広島市]]内の[[SMバー]]に政治活動費を支出していたことが判明した<ref>[http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000037315.html 宮沢大臣の資金管理団体 SMショー行うクラブに支出] テレ朝ニュース</ref><ref>[http://mainichi.jp/select/news/20141023k0000e010185000c.html 宮沢経産相:SMバーに政治活動費 資金管理団体] [[毎日jp]] 2014年10月23日</ref><ref name="47news20141023">{{Cite news |
入閣2日後の[[2014年]][[10月23日]]、宮澤の[[資金管理団体]]「宮沢会」が2010年に[[広島市]]内の[[SMバー]]に政治活動費を支出していたことが判明した<ref>[http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000037315.html 宮沢大臣の資金管理団体 SMショー行うクラブに支出] テレ朝ニュース{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref><ref>[http://mainichi.jp/select/news/20141023k0000e010185000c.html 宮沢経産相:SMバーに政治活動費 資金管理団体] [[毎日jp]] 2014年10月23日{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref><ref name="47news20141023">{{Cite news|和書 |url=https://web.archive.org/web/20141023024526/http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102301000867.html |title=SMバーに「宮沢会」政治活動費 経産相の資金管理団体{{リンク切れ|date=2024年12月}} |agency=[[共同通信社]] |publisher=[[47NEWS]] |date=2014-10-23 |accessdate=2014-10-27 |newspaper=}}</ref>。[[政治資金収支報告書]]によると、2010年9月6日に[[広島市]][[中区 (広島市)|中区]]の[[繁華街]]にあるSMバーに18,230円を支出していた<ref name="47news20141023"/><ref>[https://web.archive.org/web/20141023070051/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141023-00000022-asahi-pol 経産相「宮沢会」、SMバーに政活費支出 「面目ない」 - 朝日新聞デジタル 10月23日(木)13時18分配信]</ref><ref name="yahoo">[https://web.archive.org/web/20141023153033/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141023-00000152-jij-pol Yahoo!ニュース 時事通信 10月23日(木)21時27分配信「政権イメージ悪化避けられず=宮沢経産相問題、野党追及へ」]{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref>。 |
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同店は客と女性スタッフでSMのようなショーをおこないながら、客に飲み物を提供している<ref name="mainichi20141023">{{Cite news | |
同店は客と女性スタッフでSMのようなショーをおこないながら、客に飲み物を提供している<ref name="mainichi20141023">{{Cite news|和書 |url=http://mainichi.jp/select/news/20141024k0000m040041000c.html |title=宮沢経産相:SMバー店長「議員の顔に見覚えない」{{リンク切れ|date=2024年12月}} |work=[[毎日jp]] |publisher=[[毎日新聞社]] |date=2014-10-23 |accessdate=2014-10-27}}</ref>。同店で支払いをおこなったのは宮澤の資金管理団体の職員であり、宮澤自身は今まで同店に入店したことは無いと述べている<ref>[http://newsonjapan.com/html/newsdesk/article/109973.php#sthash.TiTWloDM.dpuf Japan's industry minister's staff spent money at sex bar. ''[[:en:The Guardian|The Guardian]]''. Oct 23]</ref>。また、店長も[[毎日新聞]]の取材に対し、宮澤の顔に見覚えは無く、当日に誰が来店したかも記憶に無いと証言した<ref name="mainichi20141023"/>。 |
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宮澤は、[[共同通信社|共同通信]]の配信記事でこの一件を初めて知ったと述べ、支出が事実であることを認めた上で、事務所関係者が誤って政治資金として処理したものであるとして、[[政治資金収支報告書]]の訂正をおこなうとしている<ref name="47news20141023"/>。 |
宮澤は、[[共同通信社|共同通信]]の配信記事でこの一件を初めて知ったと述べ、支出が事実であることを認めた上で、事務所関係者が誤って政治資金として処理したものであるとして、[[政治資金収支報告書]]の訂正をおこなうとしている<ref name="47news20141023"/>。 |
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=== 外国資本パチンコ企業からの寄付 === |
=== 外国資本パチンコ企業からの寄付 === |
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同じく閣僚([[経済産業大臣|経済産業相]])を務めていた[[2014年]][[10月27日]]、上記SMバーへの支出金問題を受けて自身の資金管理団体を調査した結果、[[衆議院議員]]時代に代表を務めていた[[政党]]支部が[[2007年]]と[[2008年]]に、[[外国人]]が50%超の[[株式]]を保有する[[広島県]][[福山市]]の[[パチンコ]][[企業]]<ref name="#1">[http://www.asahi.com/articles/ASGBW44WBGBWULFA00N.html]</ref>[http://www.la-festa.com/gaiyou_jyouhou.htm ゴールド]<ref>[http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014102802000074.html]</ref>から計40万円の寄付を受けていたことが判明したため、10月26日に返金したことを公表した<ref name="47news20141027">{{Cite news |
同じく閣僚([[経済産業大臣|経済産業相]])を務めていた[[2014年]][[10月27日]]、上記SMバーへの支出金問題を受けて自身の資金管理団体を調査した結果、[[衆議院議員]]時代に代表を務めていた[[政党]]支部が[[2007年]]と[[2008年]]に、[[外国人]]が50%超の[[株式]]を保有する[[広島県]][[福山市]]の[[パチンコ]][[企業]]<ref name="#1">[http://www.asahi.com/articles/ASGBW44WBGBWULFA00N.html]{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref>[http://www.la-festa.com/gaiyou_jyouhou.htm ゴールド]<ref>[https://web.archive.org/web/20141028035935/http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014102802000074.html]{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref>から計40万円の寄付を受けていたことが判明したため、10月26日に返金したことを公表した<ref name="47news20141027">{{Cite news|和書 |url=https://web.archive.org/web/20141027143655/http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102701001511.html |title=経産相に外国人企業寄付 宮沢氏政党支部へ40万円{{リンク切れ|date=2024年12月}} |agency=[[共同通信社]] |publisher=[[47NEWS]] |date=2014-10-27 |accessdate=2014-10-27 |newspaper=}}</ref><ref>「宮沢経産相:『支部、外国人企業から40万円寄付』」毎日新聞 2014年10月27日</ref>。[[政治資金規正法]]では、外国人や[[外国法人]]からの寄付の受け取りを禁じている<ref name="47news20141027"/>。[[株主]]の[[国籍]]については「わからない」と話しているが、[[大韓民国|韓国籍]]が多数を占めるとみられている<ref name="#1"/><ref>[https://web.archive.org/web/20141027220615/http://mainichi.jp/select/news/20141028k0000m010113000c.html]</ref>。[[安倍晋三]]首相は、宮澤は寄付を速やかに返金したとし、宮澤の閣僚辞任を否定。引き続き職務に邁進してほしいとした<ref>[https://www.sankei.com/affairs/news/141028/afr1410280021-n1.html 首相「経産相は引き続き邁進を」 外国人献金不問に [[産経新聞]]{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref>。 |
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=== 東電株保有問題 === |
=== 東電株保有問題 === |
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2014年10月23日、宮澤の事務所担当者によれば、[[東京電力]]([[経済産業省]]の所管対象)の株式600株を保有しているという<ref name="reuters1023"> |
2014年10月23日、宮澤の事務所担当者によれば、[[東京電力ホールディングス|東京電力]]([[経済産業省]]の所管対象)の株式600株を保有しているという<ref name="reuters1023">{{Cite news |title=宮沢経産相、東電株式600株を保有 |url=https://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0IC0K020141023/ |work=Reuters |date=2014-10-23 |access-date=2024-12-14 |language=ja}}</ref>。[[ロイター通信]]は、東電の株主と経済産業大臣の立場は利害が相反する蓋然性が高い、と指摘している<ref name="reuters1023"/>。宮澤は[[参議院]][[経済産業委員会]]で、「在任期間が終わった後、福島の復興に役立てるため、処分して全額を寄付したい」とコメントした<ref>[https://web.archive.org/web/20141028175431/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/10/28/kiji/K20141028009184280.html 宮沢経産相「復興に役立てる」退任後、東電株売却し福島に寄付へ] スポニチ 2014年10月28日{{リンク切れ|date=2024年12月}}</ref>。 |
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=== 補助金企業からの献金 === |
=== 補助金企業からの献金 === |
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政治資金規正法は国の補助金の交付決定通知から1年間、企業などに[[政治献金]]を禁じているが、国の補助金の交付決定通知を受けた企業から12万円の献金を受けたことが、2015年明らかになった<ref>朝日新聞、2015年3月4日</ref>。 |
* [[政治資金規正法]]は国の補助金の交付決定通知から1年間、企業などに[[政治献金]]を禁じているが、国の補助金の交付決定通知を受けた企業から12万円の献金を受けたことが、2015年明らかになった<ref>朝日新聞、2015年3月4日</ref>。 |
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== 政治資金 == |
== 政治資金 == |
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* [[貨物自動車|トラック]]業者の業界団体である[[道路運送経営研究会]]から献金を受けている<ref> |
* [[貨物自動車|トラック]]業者の業界団体である[[道路運送経営研究会]]から献金を受けている<ref>{{Cite web |title=衆議院議員鈴木宗男君提出社団法人全日本トラック協会への補助金のあり方に関する質問に対する答弁書 |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b169030.htm |website=www.shugiin.go.jp |access-date=2024-12-14}}</ref>。 |
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== 家族・親族 == |
== 家族・親族 == |
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[[ファイル:Miyazawa Family.jpg|thumb|200px|宮澤家の人々]] |
[[ファイル:Miyazawa Family.jpg|thumb|200px|宮澤家の人々<br>後列左より、[[宮澤裕]]、妻・こと<br>前列左より、[[東京高等師範学校|東京高師]]附属小(現・[[筑波大学附属小学校|筑波大附属小]])の制服を着た長男・[[宮澤喜一|喜一]]、三男・[[宮澤泰|泰]]、次男・[[宮澤弘|弘]](洋一の父)]] |
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元鉄道大臣[[小川平吉]]は曾祖父。小川は[[1903年]](明治36年)に弁護士から代議士に転じ、激烈な対露強硬論をぶち上げた“[[国粋主義|国士]]”タイプの政治家で、実業への足掛かりはもたなかったが、特筆ものの[[閨閥]]を残した<ref>[[佐藤朝泰]]『豪閥 <small>地方豪族のネットワーク</small>』 442頁</ref>。 |
元鉄道大臣[[小川平吉]]は曾祖父。小川は[[1903年]](明治36年)に弁護士から代議士に転じ、激烈な対露強硬論をぶち上げた“[[国粋主義|国士]]”タイプの政治家で、実業への足掛かりはもたなかったが、特筆ものの[[閨閥]]を残した<ref>[[佐藤朝泰]]『豪閥 <small>地方豪族のネットワーク</small>』 442頁</ref>。衆議院議員を務めた[[宮澤裕]]、[[岸田正記]]は祖父。参議院議員、[[広島県知事一覧|広島県知事]]、[[法務大臣]]を務めた[[宮澤弘]]の長男で、[[内閣総理大臣|首相]]を務めた[[宮澤喜一]]は伯父にあたる。妻は[[日本航空]]社長を務めた[[柳田誠二郎]]の孫娘。[[自由民主党総裁]](第27代)、[[内閣総理大臣]](第100代)の[[岸田文雄]]は母方のいとこ<ref>[[佐藤朝泰]]『豪閥 <small>地方豪族のネットワーク</small>』 446-447頁</ref>。長男に浩一(1986年4月2日生)、次男に二郎(1989年5月11日生)、三男に賢三(1995年10月25日生)がいる<ref>人事興信録第45版み112</ref>。 |
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長男に浩一(1986年4月2日生)、次男に二郎(1989年5月11日生)、三男に賢三(1995年10月25日生)がいる<ref>人事興信録第45版み112</ref>。 |
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=== 宮澤家 === |
=== 宮澤家 === |
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== 所属団体・議員連盟 == |
== 所属団体・議員連盟 == |
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* [[自民党たばこ議員連盟]](副会長)<ref name="officer20170307">{{Cite web |
* [[自民党たばこ議員連盟]](副会長)<ref name="officer20170307">{{Cite web|和書|url=http://notobacco.jp/pslaw/tobaccogirenkenkin1703.pdf |title=「自民党たばこ議員連盟」役員(2017/3/7現在)及び役員へのタバコ販売&耕作者政治連盟からの6年間の献金額(万円) |accessdate=2018-04-11 }}</ref><ref name="attendance20170307">{{Cite web|和書|url=http://notobacco.jp/pslaw/giren170307syusseki.pdf |title=自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者) |accessdate=2018-04-11 }}</ref> |
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* [[自民党たばこ特別委員会]](顧問)<ref>{{Cite web |
* [[自由民主党たばこ特別委員会]](顧問)<ref>{{Cite web|和書|url = https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/member/officer.pdf#page=9 |title = 政務調査会(部会・調査会・特別委員会等) |website = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]] |date = 2022-04-28 |accessdate = 2022-05-26 }}</ref> |
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2024年12月22日 (日) 14:56時点における最新版
宮澤 洋一 みやざわ よういち | |
---|---|
生年月日 | 1950年4月21日(74歳) |
出生地 | 日本 東京都 |
出身校 |
東京大学法学部第2類 ハーバード大学行政学大学院 |
前職 |
内閣総理大臣首席秘書官 衆議院議員宮澤喜一秘書 |
現職 | 自由民主党税制調査会長 |
所属政党 | 自由民主党(岸田派→無派閥) |
称号 |
法学士 行政学修士 |
親族 |
曽祖父・小川平吉 祖父・宮澤裕 祖父・岸田正記 父・宮澤弘 伯父・宮澤喜一 従弟・岸田文雄 |
公式サイト | official site |
内閣 |
第2次安倍改造内閣 第3次安倍内閣 |
在任期間 | 2014年10月21日 - 2015年10月7日 |
選挙区 | 広島県選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2010年7月26日 - 現職 |
選挙区 | 広島県第7区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2000年6月26日 - 2009年7月21日 |
その他の職歴 | |
第35・37代 自由民主党税制調査会長 総裁:安倍晋三 (2015年10月 - 2019年9月) 総裁:岸田文雄、石破茂 (2021年10月 - 現職) |
宮澤 洋一(みやざわ よういち、1950年〈昭和25年〉4月21日 - )は、日本の政治家、元大蔵官僚。自由民主党所属の参議院議員(3期)。自由民主党税制調査会長。
衆議院議員(3期)、経済産業大臣(第19・20代)、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構担当)、自由民主党税制調査会長(第35代)、参議院政策審議会長代理、自民党たばこ議員連盟副会長、参議院消費者問題に関する特別委員長、自由民主党広島県連会長[1]を歴任した。
内閣総理大臣などを歴任した宮澤喜一は伯父にあたる。また、内閣総理大臣であった岸田文雄は従弟である。
来歴
[編集]出生から学生時代まで
[編集]1950年4月21日出生。1963年、東京教育大学附属小学校(現・筑波大学附属小学校)を卒業。1966年、東京教育大学附属中学校(現・筑波大学附属中学校)を卒業。藤巻健史(参議院議員・為替ディーラー)とは小・中学校9年間同じクラスだった[2]。1969年、東京教育大学附属高等学校(現・筑波大学附属高等学校)を卒業[3]。高校のクラスは3年間同じで、同級生には岡本保元総務事務次官、斉藤親元国土交通省大臣官房技術審議官、北條春夫東京工業大学名誉教授、稲葉延雄第24代NHK会長などがいた[4][5]。
大蔵官僚として
[編集]1974年、東京大学法学部第2類(公法コース)を卒業して、大蔵省に入省[6]。1978年、米国ハーバード大学行政大学院を修了(行政学修士(MPA:Master in Public Administration)取得)[7]。大阪国税局岸和田税務署長、理財局資金第一課長補佐(原資・資金)[8]、大臣官房企画官、内閣総理大臣首席秘書官を経て1993年に退官した。
政治家として
[編集]2000年、伯父で元首相の宮澤喜一が比例中国ブロックに回ることになったのを受けてその地盤を継ぎ[9]、第42回衆議院議員総選挙で広島7区から立候補し初当選。3期務めた。2008年8月、福田康夫改造内閣で内閣府副大臣(経済財政、地方分権改革、道州制等)に就任。2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙で、民主党の和田隆志に敗れ、比例復活もならず落選。
2010年の第22回参議院議員通常選挙に広島県選挙区から初の自民党予備選挙を経て、自民党公認候補として立候補し当選、国政に復帰した[10]。
2014年10月21日、政治資金問題で辞任した小渕優子の後任として経済産業大臣に就任。
2015年10月7日、内閣改造に伴い、大臣を退任し、自民党税制調査会長に就任[11]。
2016年7月10日、第24回参議院議員通常選挙に自民党公認で広島県選挙区で立候補し、再選。
2019年、自民党税制調査会小委員長に就任[12]。
2021年3月27日、自民党広島県連会長を辞任[1]。
2021年11月16日、自由民主党税制調査会長に就任[13]。
2022年、三選。
2024年6月19日、参議院本会議場で、自らが狭心症であることが示され、心臓にカテーテル治療を行い冠動脈にステントを留置する旨が記載された書類を広げて読んでいたことを報じられた[14]
2024年12月13日、自民党・公明党・国民民主党の税制調査会の幹部による協議に出席。いわゆる「103万円の壁」について、自民党・公明党は2025年から123万円に引き上げることを提案したが、178万円を求めている国民民主党とは合意に至らなかった。これについて宮沢は「この案では(ゴルフの)グリーンの近くにも来ていないと、パッティングで調整するようなレベルに全くなっていないと。グリーンがどこにあるか分からないので、グリーンの在りかぐらいちゃんと教えてほしいと申し上げてある。」と発言した[15]。これに先立って11日に3党の幹事長は「178万円を目指して来年度(2025年)から引き上げること」で合意しているが、「目指して」の解釈として段階的な引き上げを主張する自民党と1年での178万円実現を主張する国民民主党との間で思惑の違いが生じている[16]。
政策・主張
[編集]憲法
[編集]- 憲法改正について、2016年の朝日新聞社、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[17][18]。
- 9条改憲について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の役割や限界を明記すべきだ」と回答[19]。2022年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の存在を明記すべきだ」と回答[20]。
- 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[18]。
外交・安全保障
[編集]- 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[17]。
- 敵基地攻撃能力を持つことについて、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[18][20]。
- 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[17]。
- 安全保障関連法の成立について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「今の法制でよい」と回答[19]。
- 普天間基地の移設問題について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「名護市辺野古に移設すべき」と回答[19]。
- ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[21]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「適切だ」と回答[18]。同年の毎日新聞社のアンケートで「今の制裁で妥当だ」と回答[20]。
- 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[22]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「ある程度増やすべき」と回答[18]。
- 徴用工訴訟問題や慰安婦問題などをめぐり日韓の対立が続くなか、関係改善についてどう考えるかとの問いに対し、2022年の毎日新聞社のアンケートで「韓国政府がより譲歩すべきだ」と回答[20]。
ジェンダー
[編集]- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[17]。2022年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[18]。同年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[20]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[17]。2022年のNHKのアンケートで回答しなかった[18]。同年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[20]。
- クオータ制の導入について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[17]。2022年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[18]。
その他
[編集]- 永住外国人への地方参政権付与について、2016年のアンケートで「どちらか言えば反対」と回答[17]。
- 首相の靖国神社参拝について、2016年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[17]。
- 「治安を守るためにプライバシーや個人の権利が制約されるのは当然だ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[17]。
- 「原子力発電所は日本に必要だと思うか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「必要」と回答[19]。
- 2016年の米国大統領選挙について「ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンのどちらを支持するか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「クリントン」と回答[19]。
- 2016年2月8日、高市早苗総務大臣は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じる可能性に言及した[23]。安倍晋三首相は2月15日の衆議院予算委員会で野党の批判に反論し、高市の発言を擁護した[24]。政府の姿勢をどう思うかとの問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「問題とは思わない」と回答[19]。
- 国会議員の被選挙権年齢の引き下げについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[20]。
- アベノミクスについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「評価するが、修正すべきだ」と回答[20]。
- 受動喫煙防止を目的に飲食店などの建物内を原則禁煙とする健康増進法改正案に反対。
- 日本禁煙学会が2016年の参院選に先駆けて行った受動喫煙防止法についての公開アンケートにおいて、レストランやバーを含む一般市民が出入りする場所は、2020年までに「罰則なしの分煙とするべきである」と回答した[25]。
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 6月25日 | 50 | 広島県第7区 | 自由民主党 | 11万2145票 | 55.68% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 9日 | 53 | 広島県第7区 | 自由民主党 | 9万487票 | 45.69% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 9月11日 | 55 | 広島県第7区 | 自由民主党 | 12万2465票 | 50.83% | 1 | 1/3 | / |
落 | 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 8月30日 | 59 | 広島県第7区 | 自由民主党 | 11万1321票 | 44.69% | 1 | 2/3 | 7/4 |
当 | 第22回参議院議員通常選挙 | 2010年 7月11日 | 60 | 広島県選挙区 | 自由民主党 | 54万7845票 | 45.51% | 2 | 1/5 | / |
当 | 第24回参議院議員通常選挙 | 2016年 7月10日 | 66 | 広島県選挙区 | 自由民主党 | 56万8252票 | 49.76% | 2 | 1/7 | / |
当 | 第26回参議院議員通常選挙 | 2022年 7月10日 | 72 | 広島県選挙区 | 自由民主党 | 53万375票 | 50.33% | 2 | 1/10 | / |
不祥事
[編集]SMバーへの政治活動費支出
[編集]入閣2日後の2014年10月23日、宮澤の資金管理団体「宮沢会」が2010年に広島市内のSMバーに政治活動費を支出していたことが判明した[26][27][28]。政治資金収支報告書によると、2010年9月6日に広島市中区の繁華街にあるSMバーに18,230円を支出していた[28][29][30]。
同店は客と女性スタッフでSMのようなショーをおこないながら、客に飲み物を提供している[31]。同店で支払いをおこなったのは宮澤の資金管理団体の職員であり、宮澤自身は今まで同店に入店したことは無いと述べている[32]。また、店長も毎日新聞の取材に対し、宮澤の顔に見覚えは無く、当日に誰が来店したかも記憶に無いと証言した[31]。
宮澤は、共同通信の配信記事でこの一件を初めて知ったと述べ、支出が事実であることを認めた上で、事務所関係者が誤って政治資金として処理したものであるとして、政治資金収支報告書の訂正をおこなうとしている[28]。
外国資本パチンコ企業からの寄付
[編集]同じく閣僚(経済産業相)を務めていた2014年10月27日、上記SMバーへの支出金問題を受けて自身の資金管理団体を調査した結果、衆議院議員時代に代表を務めていた政党支部が2007年と2008年に、外国人が50%超の株式を保有する広島県福山市のパチンコ企業[33]ゴールド[34]から計40万円の寄付を受けていたことが判明したため、10月26日に返金したことを公表した[35][36]。政治資金規正法では、外国人や外国法人からの寄付の受け取りを禁じている[35]。株主の国籍については「わからない」と話しているが、韓国籍が多数を占めるとみられている[33][37]。安倍晋三首相は、宮澤は寄付を速やかに返金したとし、宮澤の閣僚辞任を否定。引き続き職務に邁進してほしいとした[38]。
東電株保有問題
[編集]2014年10月23日、宮澤の事務所担当者によれば、東京電力(経済産業省の所管対象)の株式600株を保有しているという[39]。ロイター通信は、東電の株主と経済産業大臣の立場は利害が相反する蓋然性が高い、と指摘している[39]。宮澤は参議院経済産業委員会で、「在任期間が終わった後、福島の復興に役立てるため、処分して全額を寄付したい」とコメントした[40]。
補助金企業からの献金
[編集]政治資金
[編集]家族・親族
[編集]元鉄道大臣小川平吉は曾祖父。小川は1903年(明治36年)に弁護士から代議士に転じ、激烈な対露強硬論をぶち上げた“国士”タイプの政治家で、実業への足掛かりはもたなかったが、特筆ものの閨閥を残した[43]。衆議院議員を務めた宮澤裕、岸田正記は祖父。参議院議員、広島県知事、法務大臣を務めた宮澤弘の長男で、首相を務めた宮澤喜一は伯父にあたる。妻は日本航空社長を務めた柳田誠二郎の孫娘。自由民主党総裁(第27代)、内閣総理大臣(第100代)の岸田文雄は母方のいとこ[44]。長男に浩一(1986年4月2日生)、次男に二郎(1989年5月11日生)、三男に賢三(1995年10月25日生)がいる[45]。
宮澤家
[編集]小川家
[編集]岸田家
[編集]柳田家
[編集]所属団体・議員連盟
[編集]- 自民党たばこ議員連盟(副会長)[46][47]
- 自由民主党たばこ特別委員会(顧問)[48]
- 神道政治連盟国会議員懇談会[49]
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[49]
- 再チャレンジ支援議員連盟
- 日韓議員連盟
- 朝鮮通信使交流議員の会(幹事)
- TPP交渉における国益を守り抜く会
支援団体
[編集]- 全国たばこ販売政治連盟(組織推薦候補者)[50]
参考文献
[編集]- 早川隆 『日本の上流社会と閨閥』、153-157頁 角川書店 1983年
- 佐藤朝泰 『豪閥 地方豪族のネットワーク』 立風書房 2001年 446-448頁
- 神一行 『閨閥 改訂新版 特権階級の盛衰の系譜』、197-211頁 角川書店 2002年
脚注
[編集]- ^ a b 東郷隆 (2021年3月28日). “自民・岸田氏、広島県連会長に 「危機乗り越える」”. 朝日新聞 2021年4月27日閲覧。
- ^ 本文&フジマキな日々(歌舞伎座千秋楽) - 藤巻プロパガンダ[リンク切れ]
- ^ 公式ページ プロフィール[リンク切れ]
- ^ 同級生交歓 東京教育大学附属(現筑波大学附属)高等学校 石原憲治 (前厚生労働大臣秘書官) 文藝春秋 2012年6月号[リンク切れ]
- ^ “日銀は債務超過に陥るか 国会答弁 | 藤巻健史 オフィシャルウェブサイト”. 2024年5月1日閲覧。
- ^ 同期に杉本和行(財務事務次官)、石井道遠(国税庁長官)、丹呉泰健(財務事務次官)など。
- ^ Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory. Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.. (1998). p. 344
- ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1987年発行、500頁
- ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plusより
- ^ 加藤小夜「選挙:参院選 選挙区の公認候補に宮沢洋一氏を擁立へ--自民党県連 /広島[リンク切れ]」『毎日新聞』2010年2月21日。2010年6月3日閲覧。
- ^ [1][リンク切れ]
- ^ “自民税調、小委員長に宮沢氏 会長から異例の起用”. 日本経済新聞 (2019年9月19日). 2024年12月14日閲覧。
- ^ “自民税調、小委員長に加藤勝信氏、会長は宮沢氏”. 産経新聞社. (2021年11月16日) 2021年11月16日閲覧。
- ^ 週刊現代2024年7月13日号49頁
- ^ “「103万円の壁」自民・公明両党が“123万円”引き上げ案を提示も…178万円を求める国民民主党「かなり相違がある」合意至らず”. (2024年12月14日) 2024年12月17日閲覧。
- ^ “【解説】「103万円の壁」2025年から引き上げ合意も「178万円に拘る」国民民主と自民に温度差 「年収の壁」と「特定扶養控除」同額で「150万の情勢か」”. (2024年12月13日) 2024年12月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “宮沢洋一”. 2016参院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2022年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “選挙区 広島”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
- ^ a b c d e f “2016参院選 自民 広島 宮沢洋一”. 毎日新聞. オリジナルの2016年6月27日時点におけるアーカイブ。 2022年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “宮沢洋一 自民 広島”. 第26回参院選. 毎日新聞社. 2022年6月28日閲覧。
- ^ “ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
- ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞 2022年6月27日閲覧。
- ^ “高市総務相発言 「電波停止」 波紋広げる理由とは”. 毎日新聞. (2016年2月11日) 2022年7月5日閲覧。
- ^ “【衆院予算委】安倍首相、電波停止「民主党政権で同じ答弁」”. 産経新聞. (2016年2月15日) 2022年7月5日閲覧。
- ^ “参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607”. 日本禁煙学会 (2016年6月16日). 2018年8月18日閲覧。
- ^ 宮沢大臣の資金管理団体 SMショー行うクラブに支出 テレ朝ニュース[リンク切れ]
- ^ 宮沢経産相:SMバーに政治活動費 資金管理団体 毎日jp 2014年10月23日[リンク切れ]
- ^ a b c 「SMバーに「宮沢会」政治活動費 経産相の資金管理団体[リンク切れ]」『』47NEWS(共同通信社)、2014年10月23日。2014年10月27日閲覧。
- ^ 経産相「宮沢会」、SMバーに政活費支出 「面目ない」 - 朝日新聞デジタル 10月23日(木)13時18分配信
- ^ Yahoo!ニュース 時事通信 10月23日(木)21時27分配信「政権イメージ悪化避けられず=宮沢経産相問題、野党追及へ」[リンク切れ]
- ^ a b 「宮沢経産相:SMバー店長「議員の顔に見覚えない」[リンク切れ]」『毎日jp』毎日新聞社、2014年10月23日。2014年10月27日閲覧。
- ^ Japan's industry minister's staff spent money at sex bar. The Guardian. Oct 23
- ^ a b [2][リンク切れ]
- ^ [3][リンク切れ]
- ^ a b 「経産相に外国人企業寄付 宮沢氏政党支部へ40万円[リンク切れ]」『』47NEWS(共同通信社)、2014年10月27日。2014年10月27日閲覧。
- ^ 「宮沢経産相:『支部、外国人企業から40万円寄付』」毎日新聞 2014年10月27日
- ^ [4]
- ^ [https://www.sankei.com/affairs/news/141028/afr1410280021-n1.html 首相「経産相は引き続き邁進を」 外国人献金不問に 産経新聞[リンク切れ]
- ^ a b 「宮沢経産相、東電株式600株を保有」『Reuters』2014年10月23日。2024年12月14日閲覧。
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- ^ 朝日新聞、2015年3月4日
- ^ “衆議院議員鈴木宗男君提出社団法人全日本トラック協会への補助金のあり方に関する質問に対する答弁書”. www.shugiin.go.jp. 2024年12月14日閲覧。
- ^ 佐藤朝泰『豪閥 地方豪族のネットワーク』 442頁
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- ^ 人事興信録第45版み112
- ^ “「自民党たばこ議員連盟」役員(2017/3/7現在)及び役員へのタバコ販売&耕作者政治連盟からの6年間の献金額(万円)”. 2018年4月11日閲覧。
- ^ “自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。
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- ^ “2022年6月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2022年5月25日) 2022年5月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 宮沢洋一公式ブログ - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分)
- 宮澤洋一 (@miyazawa_yoichi) - X(旧Twitter)
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議会 | ||
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先代 三原じゅん子 |
参議院消費者問題に関する特別委員長 2018年 - 2019年 |
次代 舟山康江 |
公職 | ||
先代 小渕優子 |
経済産業大臣 第19・20代:2014年 - 2015年 |
次代 林幹雄 |
先代 小渕優子 |
内閣府特命担当大臣 (原子力損害賠償・廃炉等支援機構) 第3・4代:2014年 - 2015年 |
次代 林幹雄 |
先代 木村勉 山本明彦 中川義雄 |
内閣府副大臣 増原義剛 谷本龍哉と共同 2008年 - 2009年 |
次代 大島敦 古川元久 大塚耕平 |
党職 | ||
先代 野田毅 甘利明 |
自由民主党税制調査会長 第35代:2015年 - 2019年 第37代:2021年 - |
次代 甘利明 現職 |