「サザンオールスターズ」の版間の差分
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| 出身地 = {{JPN1947}} [[東京都]][[渋谷区]]<ref name="渋谷系">[https://urbanlife.tokyo/post/35833/3/ 小沢健二『愛し愛されて生きるのさ』――青山学院から「渋谷系」につながる若者音楽の系譜 渋谷区【連載】ベストヒット23区(19)|page3] アーバン ライフ メトロ 2020年5月24日配信, 2020年7月15日閲覧。</ref> |
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| ジャンル = {{hlist-comma|[[ポップ・ロック]]<ref name="allmusic">{{AllMusic |first=Alexey |last=Eremenko |title=Southern All Stars {{!}} Biography & History |class=artist |id=southern-all-stars-mn0000635840/biography |accessdate=2020-06-20 }}</ref>|[[J-POP]]<ref name="allmusic" /> | [[ロック (音楽)|ロック]]<ref name="nippon.com">[https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00662/ サザンオールスターズ:走り続け、また走りだす“国民的バンド”] nippon.com 2019年3月18日配信, 2023年12月17日閲覧。</ref> |[[ブルース]]<ref name="nippon.com" /> |[[ソウルミュージック|ソウル]]<ref name="nippon.com" /> | [[ファンク]]<ref name="nippon.com" /> |[[ラテン・ポップ|ラテン]]<ref name="nippon.com" /> | [[レゲエ]]<ref name="nippon.com" /> |[[フォークソング|フォーク]]<ref name="nippon.com" />|[[R&B]]<ref>[https://southernallstars.jp/news/detail/3434 #四六時中もサザンを聴いて 〜Real Sound編〜] サザンオールスターズ公式 2023年12月17日閲覧。</ref> |[[エレクトロ]]<ref>[https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA_000000000008907/item_%E6%B5%B7%E3%81%AEYeah_330497 海のYeah!!サザンオールスターズ] HMV 2023年12月17日閲覧。</ref> | [[オルタナティヴ・ロック]]<ref>[https://southernallstars.jp/news/detail/3427 #四六時中もサザンを聴いて 〜MusicVoice編〜] サザンオールスターズ公式 2023年12月17日閲覧。</ref>| [[歌謡曲]]<ref>[https://realsound.jp/2015/03/post-2846.html サザン桑田佳祐は歌謡曲をどう吸収してきたか セルフライナーノーツ『葡萄白書』でルーツ明かす] Real Sound 2015年3月28日配信, 2020年6月27日閲覧。</ref>}} |
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| 出身地 = {{JPN1947}} |
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* 1977年 - 1985年 |
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* 1988年 - 1993年 |
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* 1995年 - 2000年 |
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* 2003年 - 2006年 |
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* 2008年 |
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* [[2003年]] - [[2006年]] |
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* 2013年 - 2015年 |
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* 2018年 - 2020年 |
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* 2023年 - 活動中}} |
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'''サザンオールスターズ'''({{lang-en|''Southern All Stars''}})は、[[日本]]の[[ロック (音楽)|ロック]][[バンド (音楽)|バンド]]<ref>[https://artist.amuse.co.jp/artist/sas/ 所属アーティスト サザンオールスターズ] アミューズ 2019年7月7日閲覧.</ref>。所属[[芸能事務所]]は[[アミューズ]]。所属[[レコード会社]]は[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント]]、所属[[レコードレーベル|レーベル]]は[[タイシタレーベル]]。略称は「'''サザン'''」「'''SAS'''」。公式ファンクラブ名は「'''サザンオールスターズ応援団'''」。 |
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'''サザンオールスターズ'''({{lang-en|''Southern All Stars''}})は、[[日本]]の5人組[[バンド (音楽)#ロックバンド|ロックバンド]]<ref>[https://natalie.mu/music/artist/782 サザンオールスターズ] 音楽ナタリー 2021年4月4日閲覧。</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/prof/72619/ プロフィール|サザンオールスターズ] ORICON NEWS 2021年4月30日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|デビューから約23年間は6人組<ref name="dokuritsu"/>。}}。所属[[芸能事務所]]は[[アミューズ]]<ref>[https://friday.kodansha.co.jp/article/88519 サザン、福山雅治らの所属事務所が建てたタレントのための秘密基地] FRIDAY 2020年1月3日配信。2021年3月22日閲覧。</ref>、所属[[レコード会社]]は[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント]]<ref>[https://www.oricon.co.jp/confidence/special/51631/ サザンや星野源ら所属、レーベル長語るヒットの理由「まず音楽でしょ」] ORICON MUSIC 2018年8月18日配信。2021年3月22日閲覧。</ref>、所属[[レコードレーベル|レーベル]]は[[タイシタレーベル]]<ref>[https://www.itmedia.co.jp/news/spv/0612/25/news084.html サザン楽曲をネット配信――ビクターエンタとアミューズが新会社] ITmedia 2006年12月25日配信。2021年3月22日閲覧。</ref>。略称は「'''サザン'''」「'''SAS'''」<ref>[https://natalie.mu/music/news/390709 サザン横アリ無観客ライブの特番オンエア、400人以上のスタッフと作り上げた公演の舞台裏に迫る] 音楽ナタリー 2020年8月5日配信, 2021年3月22日閲覧</ref><ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000093935 <茅ヶ崎ライブ>から13年ぶり。サザンオールスターズ、茅ヶ崎に登場] BARKS 2013年9月23日配信 2021年3月22日閲覧</ref>。公式ファンクラブ名は「'''サザンオールスターズ応援団'''」<ref>[https://fc.southernallstars.jp/ サザンオールスターズ応援団] SOUTHERN ALL STARS OFFCIAL SITE 2021年4月5日閲覧。</ref>。 |
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== 概要 == |
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メンバーは[[青山学院大学]]で結成され、1974年から断続的に活動を開始した<ref name="sas19721977" />。1978年6月25日にシングル「[[勝手にシンドバッド]]」で[[メジャー・デビュー (音楽家)|メジャー・デビュー]]<ref>[https://www.billboard-japan.com/goods/detail/169533 勝手にシンドバッド] Billboard JAPAN 2021年3月29日閲覧。</ref>、1979年に「[[いとしのエリー]]」がヒットした<ref>[https://www.nikkansports.com/m/entertainment/column/songstory/news/202008060000593_m.html?mode=all 時期尚早と反対も…サザン分岐点「いとしのエリー」] 日刊スポーツ 2020年8月9日配信, 2021年3月25日閲覧。</ref>。1980年代には 「[[チャコの海岸物語]]」「[[ミス・ブランニュー・デイ]]」「[[Bye Bye My Love (U are the one)]]」などがヒットした<ref>[https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA_000000000008907/item_Bye-Bye-My-Love-U-are-the-one_1067864 Bye Bye My Love(U are the one)] HMV&BOOKS online 2022年7月14日閲覧。</ref><ref>[https://realsound.jp/2021/05/post-758150.html 桑田佳祐、「真夏の果実」「希望の轍」生み出した音楽映画『稲村ジェーン』 ポップミュージックの原点とも言える時代の“熱気”] Real Sound 2021年5月12日配信, 2021年5月12日閲覧。</ref>。1990年代になると「[[真夏の果実]]」がヒットし<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2191233/full/ 「真夏の果実」「希望の轍」が生まれた桑田佳祐監督作品『稲村ジェーン』30年ぶりに発売] ORICON NEWS 2021年4月22日配信 2022年3月28日閲覧。</ref>、「[[涙のキッス]]」「[[エロティカ・セブン]]」「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜]]」「[[愛の言霊 〜Spiritual Message〜]]」の4作が[[ミリオンセラー]]となった<ref name="top10"/>。2000年には「[[TSUNAMI]]」がダブルミリオンを記録し<ref name="top10">[https://www.oricon.co.jp/news/54526/full/ サザンオールスターズ 売上別TOP10&主な記録] オリコン 2008年5月19日配信, 2020年4月3日閲覧。</ref>、[[第42回日本レコード大賞]]の[[日本レコード大賞#各賞|大賞]]を受賞<ref name="record_award"/>、その後2000年代には「[[HOTEL PACIFIC]]」や「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜]]」「[[I AM YOUR SINGER]]」などもヒットした<ref name="excite20200110">[https://www.excite.co.jp/news/article/Kkbox_1573/?p=5 サザンオールスターズ全972曲から聴き解く7つのプレイリスト] exciteニュース 2020年1月10日配信, 2021年3月27日閲覧。</ref><ref>[https://www.hmv.co.jp/artist_サザンオールスターズ_000000000008907/item_涙の海で抱かれたい〜SEA-OF-LOVE〜_1974069 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~] HMV&BOOKS ONLINE 2021年3月27日閲覧。</ref><ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000042552 サザンオールスターズ、ビルボードチャートを制す] BARKS 2008年8月13日配信, 2021年3月27日閲覧。</ref>。5年の活動休止を経て、2010年代には「[[ピースとハイライト]]」「[[東京VICTORY]]」「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」などがヒットしている<ref name="oricon2027554"/><ref>[https://realsound.jp/2014/09/post-1296.html 2020年東京五輪にサザン登場!? 現役最強バンドが新曲『東京VICTORY』に込めたメッセージとは] Real Sound 2014年9月13日配信, 2021年3月28日閲覧。</ref><ref name="oricon0627">[https://www.oricon.co.jp/news/2114372/full/ 【オリコン】サザン3年ぶり新曲が配信V2] オリコン 2018年6月27日配信, 2022年7月12日閲覧。</ref>。オリジナル・アルバムは1978年に『[[熱い胸さわぎ]]』、1985年に『[[KAMAKURA]]』、1996年に『[[Young Love]]』、2005年に『[[キラーストリート]]』、2015年に『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』など計15枚、ベスト・アルバムは1998年に『[[海のYeah!!]]』、2018年に『[[海のOh, Yeah!!]]』など計7枚が発売されている<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/06/25/kiji/20180624s00041000526000c.html サザン 熱い40周年イヤー 続編ベスト盤に来春全国ツアー] 2018年6月25日配信 2021年6月27日閲覧。</ref>。 |
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一般的には[[ラブソング]]や[[エッチ|エロティック]]な内容の楽曲で認知されているが、楽曲によっては[[風刺]]、[[反戦]]、さらには生まれ育った[[日本]]への強い愛情や[[世界平和]]などのメッセージや国民へのエールが込められたものも存在している<ref name = "日本への愛" /><ref name = "強い愛情" />。また、サザン及び桑田の楽曲の作風や歌唱法は一般的には日本語を英語風に発音し、ロックのリズムに乗せて早口でまくし立てて歌ういわゆる「巻き舌唱法」で知られているが<ref name = "巻き舌" />、桑田本人は日本語の持つ[[わび・さび|ワビ・サビ]]の感覚をもっと音楽に出していきたいという意向を示しており<ref>[https://web.archive.org/web/20240612155756/https://otokake.com/matome/hMfD59 サザンオールスターズの好きな曲ランキング!カラオケに人気な曲とは?(歌詞付)]otokake 2017年9月11日配信 2024年6月13日閲覧。</ref>、実際にはその他にも「[[Southern All Stars (アルバム)#収録曲|逢いたくなった時に君はここにいない]]」を始めとしたバラード曲のように美しく明解な日本語の歌詞の楽曲を制作したり<ref>[https://web.archive.org/web/20240829145730/https://otokake.com/matome/xBnP49 【サザンオールスターズ/逢いたくなった時に君はここにいない】歌詞の意味とは?失って気づく大切な存在!]otokake 2018年9月5日配信 2024年3月29日閲覧。</ref>、「[[人気者で行こう#収録曲|JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)]]」「[[TSUNAMI#収録曲|通りゃんせ]]」「[[葡萄 (アルバム)#収録曲|イヤな事だらけの世の中で]]」のように古語や四季折々の情景を取り入れた日本情緒を感じさせる内容の歌詞をロック・ポップスのリズムに乗せて歌ったりするなど、楽曲によって表現を使い分けており、英語や早口な歌い方を取り入れないスタイルの楽曲も多く制作されている<ref name ="baransu" /><ref name ="All Season" /><ref name = "イヤな" /><ref>[https://music.apple.com/jp/artist/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA/671759255 サザンオールスターズをApple Musicで]Apple Music 2024年3月31日閲覧。</ref>。桑田はベスト・アルバム『海のYeah!!』と『海のOh, Yeah!!』を聴き比べた際に、前者を「英語と日本語を融合させようとあれこれ格闘している跡が見てとれます」、後者を「やっぱり日本語を大切にして歌いたいという気持ちが、全面に出ていますね」と評し、作風の変化を自己分析している<ref name = "太刀打ち">[[文藝春秋]] 2018年10月号 P158 - 159より</ref>。 |
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2011年に[[東日本大震災]]の被災地の復興支援を目的にリリースされたチーム・アミューズ!!のチャリティーソング「[[Let's try again]]」にメンバー全員で参加したり<ref name = "チーム" />、ベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』の収益の一部を東日本大震災や2018年7月に起きた[[平成30年7月豪雨|西日本を中心とする豪雨被害]]などさまざまな自然災害の被災地への寄付金として使うなど、音楽活動を通して[[フィランソロピー|社会的貢献]]も行い<ref>[https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/201807210000436_m.html サザンオールスターズ、アルバム収益一部を寄付] 日刊スポーツ 2018年7月21日配信・閲覧。</ref>、被災地やファンを元気づけており<ref>[https://web.archive.org/web/20240210180931/https://www.sanspo.com/article/20180722-2P4M34ZHLRKZVCJI33R7YVK7VY/ サザン、豪雨被災地復興へ歌で支援! 新アルバム収益の一部を寄付(1ページ目)]サンケイスポーツ 2018年7月22日配信 2024年2月11日閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20240210180449/https://www.sanspo.com/article/20180722-2P4M34ZHLRKZVCJI33R7YVK7VY/2/ サザン、豪雨被災地復興へ歌で支援! 新アルバム収益の一部を寄付(2ページ目)]サンケイスポーツ 2018年7月22日配信 2024年2月11日閲覧。</ref><ref name = "逆手" />、桑田の率先した行動力はソロ・サザンを問わず多くのライブの舞台監督を担当している南谷成功から高く評価されている<ref>[[AERA]] 2020年8月3日号 No.35 P39より。</ref><ref name = "逆手">[https://dot.asahi.com/articles/-/35276 サザンオールスターズ「無観客配信ライブ」の衝撃 逆境を逆手に取ったステージ演出秘話]AERA.dot 2020年8月1日配信 2022年9月5日閲覧</ref>。 |
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=== 特徴 === |
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[[桑田佳祐]]が[[バンドマスター]]を務め、楽曲の[[作詞]]・[[作曲]]・[[歌唱|ボーカル]]を担当している<ref>[https://m.youtube.com/c/KUWATAKEISUKEch/about 桑田佳祐 official YouTube channel 概要] YouTube 2021年4月8日閲覧。</ref>。[[原由子]]は楽曲によってはコーラスワークやカウンターの[[メロディ|メロディー]]{{refnest|group="注釈"|主のメロディーを効果的に補う別のメロディーのこと。[[オブリガート (ポピュラー音楽)|オブリガート]]ともいう<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3%5Bcounter%20melody%5D-813189 カウンター・メロディ] コトバンク 2023年4月24日閲覧。</ref>。}}を考える役割も担っていて<ref name = "本体" />、桑田は原のことを「サザンオールスターズの羅針盤であり、桑田佳祐にとっての灯台」と語っており<ref>[https://coconutsjapan.com/entertainment/post-90480/90480/ 桑田佳祐、衝撃の初告白「(妻・原由子は)サザンオールスターズの羅針盤であり、桑田佳祐にとっての灯台である」]COCONUTS 2022年10月31日配信 2023年9月25日閲覧</ref>、また、[[竹内まりや]]や[[草野マサムネ]]([[スピッツ (バンド)|スピッツ]])などミュージシャンの間でも「サザンオールスターズの主体」と評されている<ref>[https://news.livedoor.com/article/detail/3812227/ 【エンタがビタミン♪】竹内まりやが見抜く!サザンの主役は原由子だった。] ライブドアニュース 2008年9月9日配信 2021年7月15日閲覧。</ref><ref name = "本体">[https://coconutsjapan.com/etm/post-97236/97236/ 「サザンオールスターズの本体は原由子」スピッツ草野の反応にガチ勢から「よく気付いた」の声]COCONUTS 2023年4月24日配信・閲覧</ref>。桑田はサザンらしさの要因に[[松田弘]]の存在を挙げており、原との音楽的な相性の良さを称えたり<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000158524 サザン 桑田佳祐「弘の存在があるということ自体が、“すごくサザンらしい”要素のひとつです」] BARKS 2018年8月9日配信 2023年4月25日閲覧。</ref>、「サザンの本当のリーダーは彼(松田)じゃないかなってのは僕は思うんですよね」<ref>2008年のライブ・ビデオ『真夏の大感謝祭 LIVE』初回限定盤封入 BONUS DVD “-サザン'08「夏」ドキュメント- 完全版 + I AM YOUR SINGER MOVIE”より。</ref>と発言をしている。桑田は[[関口和之]]については「ユニークな発想をする」「アーティスティック」「サザンの要」と評し<ref>[https://reminder.top/361185100/ デビュー40周年!サザンを定義づけるもう一人の天才、関口和之] Re:minder 2018年1月14日配信 2021年8月26日閲覧。</ref>、音楽評論家の[[スージー鈴木]]は著書『サザンオールスターズ 1978-1985』にて松田と関口のリズム隊の素晴らしさについて言及している<ref>[https://web.archive.org/web/20180627173344/https://citrus-net.jp/article/41783 低迷時代を乗り越えて…サザンはいかにして国民的バンドとなったのか?] citrus-net</ref>。桑田は[[野沢秀行]]についても「野沢の叩く[[コンガ]]であり[[ボンゴ]]は、世界で誰にも真似ができない」「毛ガニの音は毛ガニにしか出せない」「パーカッションの重要性を、私はほとんど彼から教わった」<ref>『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.58より。</ref>「この人がいなかったらサザンは三年前{{refnest|group="注釈"|1984年の著書 |
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「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」での発言であり、ここで述べる三年前とは1981年を指す<ref name = "三年前" />。}}に解散してたような気がする」「自分のできる範囲のことしか言わないし、背伸びするタイプじゃないけど、毛ガニがいてこそ人間関係が保てる」と述べ全幅の信頼を寄せている<ref name = "三年前">{{harvnb|桑田|1984|p=44}}</ref>。桑田はサザンのメンバーじゃなければ出せない固有の音像があるといい、母親のカレーライスのようにどの要素を欠いてもその味にならないと述べている{{Sfn|桑田|2021|pp=380, 381}}。また、桑田はサザンはメンバーの5人だけではなく、数十人のスタッフを含めた総称であると述べ<ref name = "fight" />、グループとしてのサザンの特徴を「バンドという単位じゃなく、みんなで楽しいことを共有する『音楽芸能集団』という大所帯だと捉えている」と語っている<ref name = "音楽芸能集団" />。 |
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桑田はサザンをディレクションする{{refnest|group="注釈"|指揮する、方向づけるなどの意味をもつ<ref>[https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/ ディレクション の意味] goo辞書 2021年8月31日閲覧。</ref>。}}ときに最も重視している点として「自分を含めたメンバー全員のバンドマンとしての気概とプライド」を挙げており<ref name = "pride">SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] P28~29より。</ref>、メンバー全員は人知れず努力を重ねていると述べている<ref>[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p20より。</ref>。また、桑田はドラマ『[[Sweet Season]]』([[TBSテレビ]])の内容に合わせて「[[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]]」の歌詞を書き下ろす際の打ち合わせで「僕は(音楽の)天才じゃないから、ただ(音楽が好きだから)人の三倍は努力するけどね」と発言した逸話も残っている<ref>[https://web.archive.org/web/20160316090621/http://mediagong.jp/?p=8985 サザンオールスターズが10年ぶりのアルバム「葡萄」をひっさげて「ミュージックステーション3時間SP」でテレビへの恩返し]メディアゴン 2015年4月5日配信 2023年4月9日閲覧</ref>。桑田は映画監督をした経験から「トップがブレたり、『誰か何とかしてくれ』と言ってしまったら、物事は決してまとまらない」「リーダーはどんなに困っていても、弱った顔や迷いを見せてはいけない」といった帝王学を学んでいる{{Sfn|桑田|2021|pp=144}}。 |
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桑田はサザンを解散させず長く続けている理由として「絶対、サザンオールスターズは解散しません。だってさぁ… もったいないじゃん!」と語っており<ref>[https://news.1242.com/article/167709 ポール・マッカートニーがザ・ビートルズを脱退した際に語った名言]ニッポン放送ONLINE NEWS 2019年2月9日配信 2023年4月9日閲覧。</ref>、2005年に開催した全国ツアー『[[FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME|みんなが好きです!]]』の東京ドーム公演のMCではサザンの活動について「これからもゆっくり、命ある限り続きますんでよろしくお願いします」と発言している<ref name="命ある限り">『[[FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME]]』 Disc3より。</ref>。関口はサザンが長く続いた秘訣を「『休み休みやることかな』としか答えようがない」と述べている<ref name = "口実">SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] P37より。</ref>。スージー鈴木はメンバーそれぞれの演奏力・実力を称え、それが長く続いている理由の一つであることを挙げたうえでサザンを「あまり語られてないけど、サザンというバンドは、じつは演奏がうまい」「テクニシャンバンド」と評している<ref name = "凄いか">[https://smart-flash.jp/entame/47414/2/1/ サザンどこか凄いのか?マキタスポーツとスージー鈴木が語り尽くす]SmartFLASH 2018年8月18日配信 2023年7月2日閲覧。</ref><ref name = "テクニシャン">[[女性自身]] 2023年7月11日号 P142</ref>。 |
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サザンの仲について桑田は「やっぱりお互い若い時分には険がありましたよ。だけどもう、これこそ何度かバンドを休ませたりしているうちに、角が取れてきたというか(中略)互いの光る部分を見出し易くなった。今更無理難題を投げ合うくらいなら、その分できる事をたくさん頑張る方がいいもんね」と述べている<ref name = "pride" />。桑田は原を始めとした家族との関係やメンバー同士の人間関係を大切にしており<ref name = "大切にしている" />、2008年に無期限活動休止を発表した際も「メンバー1人1人があってのサザンです」「メンバー5人いまして、私はもう彼ら1人1人が大事ですし、一生のパートナーとしてこれからも付き合っていきたいと思います」と個々のメンバーを気遣う発言を行っている<ref name = "気遣い">[https://web.archive.org/web/20080919063529/http://www.jvcmusic.co.jp/sas/what/index.html#topics 「STANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!」]ビクターエンタテインメント 2008年配信 2023年5月21日閲覧</ref>。桑田は2018年のインタビューでサザンは家族のようなものと語った<ref>[https://special.southernallstars.jp/sas2018/interview/ 桑田佳祐インタビュー] サザンオールスターズ 2018 スペシャルサイト 2022年10月13日閲覧。</ref>。様々なミュージシャンが不倫や女性問題などのスキャンダルを起こす中で、桑田・原夫妻を始めとしたサザンのメンバーはそういったものとは無縁であり、堅実に家庭や音楽と向き合っている面も高く評価されている<ref>[https://news.mynavi.jp/article/meigen-38/ 原由子の名言「私はもうもちろん、桑田のことを100%リスペクトしています」]マイナビニュース 2022年12月6日配信 2024年2月7日閲覧。</ref>。また、ソロ活動が活発になってもメンバーを見捨てない桑田の姿勢は[[武田鉄矢]]([[海援隊 (フォークグループ)|海援隊]])と肩を並べて評価されている<ref>[https://web.archive.org/web/20160530062616/http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_06/g2005060812.html ハウンドドッグ解散説、メンバーと音楽性の違い…]ZAKZAK 2005年6月8日配信 2023年8月29日閲覧</ref>。音楽プロデューサーの[[酒井政利]]は「原坊はもちろんのこと、メンバーもスタッフもそんな桑田の人となりに惹き付けられて、サザンオールスターズを楽しんでいるように見える」と評している<ref name = "大切にしている">[https://web.archive.org/web/20230415131320/https://www.zakzak.co.jp/smp/entertainment/ent-news/news/20130703/enn1307030711004-s.htm 【時代のサカイ目】サザン活動再開と桑田佳祐の人間性 真面目に年齢重ねた常識人]zakzak 2013年7月3日配信 2023年4月15日閲覧。</ref>。また、スージー鈴木も「ワンマンバンドって、だいたい早く潰えるんですよね。桑田佳祐というリーダーがいて、(2018年の時点で)40年続けているというのはすごいことです」「メンバーの和気あいあいとした姿を見るにつけ、桑田はリーダーでありながら上から目線にならない"ムードメーカー"なのでしょう」と語っている<ref name = "凄いか" /><ref name = "テクニシャン" />。 |
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サザンの活動に集中する時期と各メンバーがソロ活動に集中する時期があるため、関口は「良くも悪くも、何かしら口実を設けないと動きにくいバンド」と表現している<ref name = "口実" />。桑田は「[[大本営発表#比喩|大本営発表]]がある方が動き易いというか、先に流れをパーッと決める方がみんな楽だから。そういうバンドなんですよ(笑)」と語っている<ref name = "pride" />。 |
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6月25日をデビュー記念日にしている<ref name="デビュー記念日"/>。記念日や節目を大切にするバンドであり、デビュー記念日などには毎年何らかの話題が用意される<ref name="デビュー記念日">{{harvnb|桑田|2021|p=147}}</ref>。 |
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10代から70代まで幅広い年齢層にファンが存在しており<ref name = "abduction" />{{refnest|group="注釈"|サザンの世代ではない10代・20代は[[音楽番組]]や自身の親が楽曲を聞いていたことからサザンを知り、ファンになった人が多い傾向がある<ref name="oricon1020" />。}}、サザンの楽曲に励まされ、心の支えとしている者も多い<ref name = "復活の真相">[https://japan.techinsight.jp/2013/08/sas-35th-nhksongs20130809.html 【エンタがビタミン♪】桑田佳祐がサザン復活の真相明かす。新曲『ピースとハイライト』に込めた思い。] techinsight</ref>。音楽ライターの石井恵梨子は、2018年のベストアルバム『海のOh, Yeah!!』が32.5万枚のセールスを記録した同時期に、1998年のベストアルバム『海のYeah!!』も約9,000枚のセールスを記録したことで「これを機に聴いてみよう、と作品を手にした人たちが1万人弱いるわけですね」と指摘しており、これを根拠にサザンのファン層を「だいたいの[[日本人]]、と言っていいのでしょう」と定義している<ref>[https://realsound.jp/2018/08/post-234538_2.html サザンオールスターズ『海のOh,Yeah!!』は一家に1枚の作品に 老若男女に愛される桑田佳祐の魅力]Real Sound 2018年8月11日配信, 2023年5月27日閲覧。</ref>。 |
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メンバーは[[青山学院大学]]の学生らで結成され[[1974年]]から断続的に活動が始まり、1978年に「[[勝手にシンドバッド]]」でデビュー。[[1979年]]に「[[いとしのエリー]]」が大ヒットし、[[1980年代]]には 「[[チャコの海岸物語]]」「[[Bye Bye My Love (U are the one)]]」などがヒット。[[1990年代]]になると「[[涙のキッス]]」「[[エロティカ・セブン]]」「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜]]」「[[愛の言霊 〜Spiritual Message〜]]」の4作が[[ミリオンセラー]]となり、[[2000年代]]には「[[TSUNAMI]]」がダブルミリオンを記録。その後「[[HOTEL PACIFIC]]」や「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜]]」「[[I AM YOUR SINGER]]」などもヒットし、[[2010年代]]に入ると「[[ピースとハイライト]]」「[[東京VICTORY]]」などがヒットした。大半の曲は[[バンドマスター]]の[[桑田佳祐]]が作詞・作曲・歌唱を担当している。 |
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== メンバー == |
== メンバー == |
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* プロフィールは公式サイトの内容に従う<ref>[https://southernallstars.jp/mob/arti/artiShw.php?site=SASJP&ima=1551&cd=A000227 PROFILE | サザンオールスターズ OFFICIAL SITE] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2020年2月28日閲覧</ref>。 |
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{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:95%" |
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:95%" |
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!名前 |
! {{ruby|名前|よみ}} |
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!性別 |
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!よみ |
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!生年月日と年齢 |
!生年月日と年齢 |
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!血液型 |
!血液型 |
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!出身地 |
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!担当 |
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!特記事項 |
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|'''[[桑田佳祐]]''' |
|'''[[桑田佳祐|{{ruby|桑田|くわた}} {{ruby|佳祐|けいすけ}}]]''' |
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|男性||{{生年月日と年齢|1956|2|26}}||A型||[[神奈川県]][[茅ヶ崎市]] |
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|くわた けいすけ |
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|{{生年月日と年齢|1956|2|26}}||A型||[[神奈川県]][[茅ヶ崎市]] |
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|[[ボーカル]]<br />[[ギター]] |
|[[ボーカル]]<br />[[ギター]] |
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|リーダー<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-189536 サザンオールスターズとは] コトバンク 2022年3月24日閲覧。</ref> |
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|'''[[関口和之]]''' |
|'''[[関口和之|{{ruby|関口|せきぐち}} {{ruby|和之|かずゆき}}]]''' |
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|男性||{{生年月日と年齢|1955|12|21}}||O型||[[新潟県]] |
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|せきぐち かずゆき |
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|{{生年月日と年齢|1955|12|21}}||O型||[[新潟県]] |
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|[[ベース (弦楽器)|ベース]] |
|[[ベース (弦楽器)|ベース]] |
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|'''[[松田弘]]''' |
|'''[[松田弘|{{ruby|松田|まつだ}} {{ruby|弘|ひろし}}]]''' |
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|男性||{{生年月日と年齢|1956|4|4}}||O型||[[宮崎県]] |
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|まつだ ひろし |
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|{{生年月日と年齢|1956|4|4}}||O型||[[宮崎県]] |
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|[[ドラムセット|ドラムス]] |
|[[ドラムセット|ドラムス]] |
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|'''[[原由子]]''' |
|'''[[原由子|{{ruby|原|はら}} {{ruby|由子|ゆうこ}}]]''' |
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|女性||{{生年月日と年齢|1956|12|11}}||B型||神奈川県[[横浜市]] |
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|はら ゆうこ |
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|{{生年月日と年齢|1956|12|11}}||B型||神奈川県[[横浜市]] |
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|[[キーボード (楽器)|キーボード]]<br />[[ボーカル]] |
|[[キーボード (楽器)|キーボード]]<br />[[ボーカル]] |
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|'''[[野沢秀行]]''' |
|'''[[野沢秀行|{{ruby|野沢|のざわ}} {{ruby|秀行|ひでゆき}}]]''' |
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|男性||{{生年月日と年齢|1954|10|19}}||A型||[[東京都]] |
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|のざわ ひでゆき |
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|{{生年月日と年齢|1954|10|19}}||A型||[[東京都]] |
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|[[打楽器|パーカッション]] |
|[[打楽器|パーカッション]] |
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|colspan="7" style="text-align:left"|出典:<ref>[https://southernallstars.jp/mob/arti/artiShw.php?site=SASJP&ima=1551&cd=A000227 PROFILE | サザンオールスターズ OFFICIAL SITE] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2020年2月28日閲覧</ref><ref>[https://www.amuse.co.jp/artist/A0001/ サザンオールスターズ] アミューズ 2022年3月26日閲覧。</ref> |
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|} |
|} |
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; 元メンバー |
; 元メンバー |
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{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:95%" |
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:95%" |
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!名前 |
!{{ruby|名前|よみ}} |
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!性別 |
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!よみ |
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!生年月日と年齢 |
!生年月日と年齢 |
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!血液型 |
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!出身地 |
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!担当 |
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!特記事項 |
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!備考 |
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|'''[[大森隆志]]''' |
|'''[[大森隆志|{{ruby|大森|おおもり}} {{ruby|隆志|たかし}}]]''' |
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|男性||{{生年月日と年齢|1956|12|12}}||A型{{Sfn|桑田|1984|p=43}}||宮崎県 |
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|おおもり たかし |
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|{{生年月日と年齢|1956|12|12}}||A型||[[岡山県]][[岡山市]] |
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|ギター |
|ギター |
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|style="text-align:left"|2001年8月7日付で独立<ref name="dokuritsu">[https://web.archive.org/web/20010818064202/http://www.amuse.co.jp/sas/message/ いつもサザンオールスターズを応援して下さっている皆様へ] アミューズ 2001年8月13日付記事 2022年3月25日閲覧。</ref> |
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|style="text-align:left"|[[2001年]][[8月7日]]付で独立 |
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|colspan="7" style="text-align:left"|出典:<ref>[https://www.excite.co.jp/news/dictionary/person/PE81ac1e093e131e9b94dd44638b18528959076ede/ 大森隆志のプロフィール] エキサイトニュース 2021年3月9日更新 2022年3月25日閲覧。</ref> |
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== 名義 == |
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=== バンド名の由来 === |
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各メンバーのソロ活動については個々のページ参照。<!---大森の脱退に関する記述も[[大森隆志]]にて行ってください---> |
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バンド名の由来は、桑田がアマチュア時代に藤沢青少年会館で行われるコンサートに向けてバンド名を考えたが思い付かず、[[宮治淳一]]がポスターを製作している際に間に合わせ的に考案し当日に桑田に伝えたもの。宮治が[[ニール・ヤング]]のアルバム『[[アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ]]』をレコードで聴きながらポスターを製作中、一息入れるために風呂に入りラジオを聴いていた際に'''[[ファニア・オールスターズ]]'''の来日コンサートの宣伝が流れ、風呂から上がった後につけっぱなしのレコードから上述のアルバムにある楽曲「'''[[アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ#収録曲|サザン・マン]]'''」が流れていて、これらを組み合わせた際の響きに好感を持ち、また当時桑田の家が茅ヶ崎市南湖(なんご)にあったことを掛けて<ref>「[[朝日新聞]] [[be (朝日新聞)|be]]」2017年7月22日 『みちのものがたり』 「[[ラチエン通り]] 茅ヶ崎ミュージックの系譜」より。</ref>、「サザンオールスターズ」という名前を考案した<ref>[http://www.circustown.net/ct/onjin/vol_02/track_4.html Vol.02 - 宮治淳一さん Track 4 ロック・イベントの開催 〜「サザンオールスターズ」の名付親?!] 音人千一夜 2021年5月24日閲覧。</ref>。 |
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=== 結成までの推移とアマチュア時代 === |
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[[1974年]]、[[青山学院大学]]に入学した[[桑田佳祐]]と[[関口和之]]は、音楽サークル「'''AFT'''」(青山フォークサークルたびだち)で知り合い意気投合。同年夏にAFTのメンバーらとロックバンド「温泉あんまももひきバンド」を結成する。 |
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=== バンド名の表記 === |
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翌[[1975年]]には青山学院大学に[[大森隆志]]と[[原由子]]が入学し、同じくAFTに入部。「温泉あんまももひきバンド」を知った原は桑田を危険人物だと思い、他のAFTメンバーらとフォークグループを組んでいた。初夏に「温泉あんまももひきバンド」は「ピストン桑田とシリンダーズ」と改名、この頃から大森は桑田に興味を持つようになり、バンドの練習現場にしばしば現れるようになったという。 |
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正式表記は一貫してカタカナ表記「'''サザンオールスターズ'''」であるが、シングル、アルバムのジャケットなどについてはカタカナ表記と英語表記「'''Southern All Stars'''」または「'''SOUTHERN ALL STARS'''」のものが存在する。なお、『[[歌のトップテン]]』については1988年ごろ、オリコンチャートについては1997年から1998年の間、それぞれ英語の大文字表記で表記されたことがある。 |
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=== 別名義での活動 === |
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同年AFTの夏合宿の際にロック派とフォーク派が対立し、AFTは分裂する。桑田らロック派は新たなサークル「'''Better Days'''」を立ち上げるが、同年秋に「ピストン桑田とシリンダーズ」が解散する。まもなく一度はフォーク派に行った原がBetter Daysに移り、同年10月に桑田と原はバンドを結成する。このバンドは「青学ドミノス」「[[脳血管障害|脳卒中]]」「桑田佳祐と[[アルフレッド・ヒッチコック|ヒッチコック]]劇場」など、メンバー構成が変わるたびに名前を変えていた。 |
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アルバム『[[稲村ジェーン (サウンドトラック)|稲村ジェーン]]』は同名映画のサウンドトラックという性質上、収録されている楽曲により演奏者などのメンバーが異なるため、同アルバムは「'''サザンオールスターズアンドオールスターズ''' (''SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS'')」の名義で表記されている<ref name="稲村ジェーン">[https://musicstore.auone.jp/s/album/2000478073 稲村ジェーン] Music Store 2022年7月30日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|現在はサザンオールスターズの10枚目アルバムとしてナンバリングされている<ref>{{Wayback |url=https://www.sas-fan.net/mob/sear/searLis.php?site=SAS&ima=2628&cd=A&ct=Original&so=rdy2desc&gr=one&arti=A000227 |title=DISCOGRAPHY - オリジナルアルバム |date=20160308180612 }}</ref>。}}。また、同アルバムの個々の楽曲の中で6曲は「'''稲村オーケストラ'''」、1曲は「'''原由子&稲村オーケストラ'''」、4曲はサザンオールスターズのままの名義で表記されている<ref name="稲村ジェーン"/>{{refnest|group="注釈"|サザンの多くのアルバムに収録されている「[[希望の轍]]」は「稲村オーケストラ」名義のものであり、音楽番組『[[ミュージックステーション]]』においても同名義で出演した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0180/index.html |title=テレビ朝日|ミュージックステーション(1990年9月7日放送回) |publisher=テレビ朝日 |date= |accessdate=2013-06-26}}</ref>。}}。 |
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その他の別名義の活動では関口のソロアルバム『[[World Hits!? of Southern All Stars]]』において「'''関口和之&砂山オールスターズ'''」<ref group="注釈">砂山オールスターズの読みはさざんオールスターズである。</ref>が結成されたほか、ミセス・ジョーンズ・ラバーズの[[オムニバス]]アルバム『SNOWBIRD HOTEL』<ref>[https://www.amazon.co.jp/SNOW-BIRD-HOTEL-%E3%83%9F%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B000UVB562 SNOW BIRD HOTEL] Amazon.co.jp 2023年8月2日閲覧。</ref>において、松田・野沢・大森を中心メンバーとする「'''S.A.S.Project'''」が参加している。 |
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この時期の一部の活動は、桑田が[[宮治淳一]]{{Refnest|group="注"|小中学校の同級生で、バンド仲間だった。後に[[ワーナーミュージック・ジャパン]]ストラテジック本部シニア・チーフプロデューサー等の役職に就く傍ら地元・茅ヶ崎でミュージック・ライブラリー&カフェ「Brandin」を営む<ref>[http://www.tbsradio.jp/m247/fri/ 宮治淳一の“No Music, No Friday!”│TBS RADIO MUSIC 24/7]</ref>。}}らとともに地元で立ち上げた「湘南ロックンロールセンター」というサークルが企画したコンサートで行われていた。「青学ドミノス」のライブもここで行われていたという。 |
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== 音楽性 == |
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1976年、桑田の望んでいたパーマネントに近いメンバーが揃ったものの、この時桑田は新たなバンド名を思い付けずにいた。[[4月11日]]にコンサートが行われるのに伴い、宮治は桑田にバンド名を早く決めるよう催促していたが、バンド名が決定しないままコンサートのポスター製作が進行されていった。最終的に宮治がバンド名の考案役となり、[[ニール・ヤング]]の『[[アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ]]』をBGMにポスターを製作中、一息入れるために風呂でラジオを聴いていた際に[[ファニア・オールスターズ]]の来日コンサートの宣伝が流れ、風呂から上がった際につけっぱなしのレコードからニール・ヤングの「サザン・マン」が流れていて、これを組み合わせた際の響きが良い事と、当時桑田の家が茅ヶ崎市南湖にあった事に掛け<ref>「[[朝日新聞]] [[be (朝日新聞) |be]]」2017年7月22日 『みちのものがたり』 「[[ラチエン通り]] 茅ヶ崎ミュージックの系譜」より。</ref>、「サザンオールスターズ」という名前を考え出し、バンド名を「桑田佳祐&サザンオールスターズ」とした。宮治によるとこのバンド名を桑田本人に伝えたのはライブ当日だという<ref>[http://www.circustown.net/ct/onjin/vol_02/track_4.html Vol.02 - 宮治淳一さん Track 4 ロック・イベントの開催 〜「サザンオールスターズ」の名付親?!] 音人千一夜</ref>。 |
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[[File:JVC Studio.JPG|thumb|right|250px|サザンのレコーディングが主に行われるビクタースタジオ<ref name="data_p100-102"/>]] |
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{{See also|桑田佳祐#音楽性|桑田佳祐#概要|関口和之#音楽性|松田弘#音楽性|原由子#音楽性|野沢秀行#音楽性}} |
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[[楽曲]]の曲調は一般的には[[ロック (音楽)|ロック]]色の強いもの、[[ポップ・ミュージック|ポップス]]、[[バラード]]などが浸透しているが、それら以外の楽曲も多数発表されており、[[ハードロック]]・[[ヒップホップ]]・[[ジャズ]]・[[レゲエ]]<ref name="koisurumonthly">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p22,p143</ref>・[[ラテン音楽|ラテン]]<ref name="data149">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p149</ref>・[[ファンク]]<ref name="data149"/>・[[エレクトロ・ポップ|エレクトロ]]<ref name="HMV2005" />・[[フォークソング|フォーク]]<ref name="HMV2005" />・[[民族音楽]]・[[民謡|郷土音楽]]・[[歌謡曲]]・[[応援歌]]<ref name = "応援歌ランキング">[https://web.archive.org/web/20240730080529/https://www.ragnet.co.jp/media/ranking/ranking-southern-all-stars-cheer-songs?disp=more サザンオールスターズの応援ソング・人気曲ランキング【2024】] RAG Ranking 2024年7月28日更新 2024年7月29日閲覧。</ref>・[[コミックソング]]<ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/228178?page=2 サザンが「40周年」まで成功し続けたワケ] 東洋経済オンライン 2018年7月6日配信 2022年4月7日閲覧。</ref>など幅広い曲調の楽曲がある。前述した通り楽曲の題材は一般的には海<ref name="海">『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 2018年 辰巳出版 P104</ref>{{refnest|group="注釈"|「チャコの海岸物語」「[[人気者で行こう#収録曲|海]]」など<ref name="海"/><ref>[https://southernallstars.jp/mob/titl/tracShw.php?site=SASJP&ima=4457&aff=ROBO004&cd=A903505801 海] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2022年11月21日閲覧。</ref>。}}や夏<ref name="夏サザン"/>{{refnest|group="注釈"|「真夏の果実」「TSUNAMI」など<ref name="夏サザン">[https://ddnavi.com/news/200171/a/ やはり夏はTUBE、サザン! あなたが夏に聴きたい「夏ソング」は?] ダ・ヴィンチWeb 2014年7月9日配信 2022年10月31日閲覧。</ref>。}}をイメージしたものや[[恋愛]]をテーマにしたもの<ref>[https://music.apple.com/jp/playlist/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B0/pl.9d86d43817fc4c99a3e1b6774a09bdac サザンオールスターズ:ラブソング] Apple Music 2022年11月7日閲覧。</ref>などが浸透しているが、夏以外の季節をイメージしたもの{{Efn|春では「[[彩 〜Aja〜]]」<ref name = "中期から">[https://web.archive.org/web/20180916061310/https://entertainmentstation.jp/259581 中期から後期へと駆け抜けていくサザンオールスターズの軌跡。プレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』深掘りレビュー] エンタメステーション 2018年8月9日配信 2018年9月16日時点の[https://entertainmentstation.jp/259581 オリジナル]よりアーカイブ。2022年2月13日閲覧。</ref>、秋では「[[綺麗#収録曲|NEVER FALL IN LOVE AGAIN]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/191/ サザンオールスターズ - NEVER FALL IN LOVE AGAIN] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、冬では「[[シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー|シャ・ラ・ラ]]」「[[クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)]]」「[[愛と欲望の日々#収録曲|LONELY WOMAN]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/142/ サザンオールスターズ - シャ・ラ・ラ] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref name ="Christmas Love">[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/277/ サザンオールスターズ - クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/427/ サザンオールスターズ - LONELY WOMAN] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref> などがある。また「[[TSUNAMI#収録曲|通りゃんせ]]」「[[葡萄 (アルバム)#収録曲|イヤな事だらけの世の中で]]」のように一曲の中で全ての季節を想起させるフレーズを入れた楽曲もある<ref name ="All Season">[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/350/ サザンオールスターズ - 通りゃんせ] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref name = "イヤな">[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/538/ サザンオールスターズ - イヤな事だらけの世の中で] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>。}}<ref>[https://web.archive.org/web/20160410084209/http://sas-fan.net/special/Aja/shousai/index_menu.html サザンオールスターズ 彩 〜Aja〜 特設サイト] 2015年12月13日閲覧</ref><ref>{{Twitter status2|sasfannet|720552200745852929|2016年4月14日19時00分|accessdate=2016-4-15}}</ref>や、情事{{refnest|group="注釈"|「[[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]]」など<ref>[[Sports Graphic Number]] 997号 p19</ref>。}}・[[性行為|セックス]]<ref name="葡萄26">2015年 SPECIAL MAGAZINE サザンオールスターズ『葡萄』([[週刊プレイボーイ]])26ページより。</ref>・[[女性器]]{{R|"葡萄26"}}・[[アダルトビデオ]]{{refnest|group="注釈"|「[[女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ) ]]」など<ref>2015年 SPECIAL MAGAZINE サザンオールスターズ『葡萄』([[週刊プレイボーイ]])24ページより。</ref>。}}・[[月経|生理]]{{refnest|group="注釈"|「[[恋するマンスリー・デイ]]」<ref name="koisurumonthly" />。}}・高校時代{{refnest|group="注釈"|「[[KAMAKURA#収録曲|夕陽に別れを告げて 〜 メリーゴーランド]]」など<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p119</ref>。}}・大学時代{{refnest|group="注釈"|「[[Ya Ya (あの時代を忘れない)]]」は歌詞に青山学院大学の音楽サークル「BETTER DAYS」が登場する<ref name="渋谷系"/>。}}・[[アイドル]]{{refnest|group="注釈"|「[[壮年JUMP]]」「[[世に万葉の花が咲くなり#収録曲|DING DONG(僕だけのアイドル)]]」<ref name="idol" /><ref name="ReferenceA">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p125</ref>。}}・[[クリスマス]]{{refnest|group="注釈"|「[[世に万葉の花が咲くなり#収録曲|CHRISTMAS TIME FOREVER]]」「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」<ref name="ReferenceA"/><ref name ="Christmas Love" />など。}}・[[近代オリンピック|オリンピック]]{{refnest|group="注釈"|「[[君こそスターだ/夢に消えたジュリア|君こそスターだ]]」「東京VICTORY」など<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sanspo.com/athens2004/info/news/gt2004061505.html|title=アテネに届け…こちらサザンは初の五輪応援歌!|work=|publisher=[[サンケイスポーツ]]|date=2004-06-15|accessdate=2022-04-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20040803090546/https://www.sanspo.com/athens2004/info/news/gt2004061505.html |archivedate=2004-08-03}}</ref><ref>[https://rockinon.com/news/detail/107065 サザンオールスターズ、新曲“東京VICTORY”がアジア大会&世界バレーのテーマ曲に] rockin'on 2014年8月1日配信 2022年4月6日閲覧。</ref>。}}・[[愛国心|日本への愛]]<ref name = "日本への愛" />{{refnest|group="注釈"|name="約束"|「[[ピースとハイライト]]」「[[東京VICTORY]]」など<ref name = "日本への愛">[https://dot.asahi.com/articles/-/69767 桑田佳祐「SMILE~晴れ渡る空のように~」はいま、未来を信じる"約束の歌"となった]AERA.dot 2021年7月16日配信・閲覧</ref><ref name = "強い愛情">[[日経エンタテインメント!]] 2018年9月号 p13</ref>。桑田は自身のラジオ番組『[[桑田佳祐のやさしい夜遊び]]』でも「日本の国民のみなさんは素敵で優しい人たちだと思う。この国に生まれて良かったなと思います」「私は日本を愛する者ですし、平和を願う者として、“希望の苗を植えていこうよ、地上に愛を植えていこうよ”というメッセージをお伝えしたい」という旨を発言している<ref name="yoshida japan">[https://japan.techinsight.jp/2011/03/kuwata-takurou-record.html 桑田佳祐と吉田拓郎との隠された過去。今日までそして明日から。] - [[Techinsight]] 2011年3月20日配信 2022年5月5日閲覧。</ref><ref>[https://natalie.mu/music/news/136438 桑田佳祐、年越しライブについてラジオで説明と謝罪][[音楽ナタリー]]</ref>。また、2014年秋に桑田が[[褒章#紫綬褒章|紫綬褒章]]を受章することが報じられた際には「日本が、そして世界が平和でありますように」とコメントしている<ref name ="KANSHA">[https://natalie.mu/music/news/130257 桑田佳祐が紫綬褒章受章「身に余る光栄」] 音楽ナタリー 2014年11月2日配信 2023年2月22日閲覧。</ref>。}}・[[郷土愛]]・[[京都]]<ref name="京都"/>{{refnest|group="注釈"|「[[葡萄 (アルバム)#収録曲|イヤな事だらけの世の中で]]」など<ref name="京都">[https://realsound.jp/2015/03/post-2846_1.html サザン桑田佳祐は歌謡曲をどう吸収してきたか セルフライナーノーツ『葡萄白書』でルーツ明かす] Real Sound 2015年3月28日配信 2022年11月9日閲覧</ref>。}}・[[沖縄]]<ref name="2018special"/>{{refnest|group="注釈"|「[[Southern All Stars (アルバム)|ナチカサヌ恋歌]]」「[[平和の琉歌 〜Stadium Tour 1996 "ザ・ガールズ万座ビーチ" in 沖縄〜#平和の琉歌|平和の琉歌]]」「[[神の島遥か国]]」など<ref name="amenbo">[https://www.jvcmusic.co.jp/what/backnumber/1997.html 「STANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!」] [[ビクターエンタテインメント]] 1997年配信 2021年3月19日閲覧。</ref><ref name = "ryuka">『ただの歌詩じゃねえかこんなもん'84-'90』P197、新潮社、1990年</ref><ref name="2018special">[https://special.southernallstars.jp/sas2018/review/ サザンオールスターズ 2018スペシャルサイト | 海のOh, Yeah!! 全曲解説] 特設サイト 2021年3月19日閲覧。</ref>。}}・[[世界平和]]<ref name = "日本への愛" /><ref group="注釈" name="約束"/>・[[反戦運動|反戦]]{{refnest|group="注釈"|「[[ネオ・ブラボー!!]]」など<ref>[https://news.awa.fm/columns/southernallstarsupper 【楽曲すべてが名曲】サザンオールスターズのテンションアガる名曲20選] AWA 2019年12月27日配信 2022年4月6日閲覧。</ref>。}}・[[時事問題]]{{refnest|group="注釈"|「[[葡萄_(アルバム)#収録曲|Missing Persons]]」など<ref name = "憤り">[https://www.zakzak.co.jp/article/20200617-MFFTXZHFOBP25DGLQEH2NDEW54/ 拉致被害者家族会初代代表・横田滋さん あの優しい笑顔の裏にどれほどの憤りと強さがあったか… (1/2ページ) ドクター和のニッポン臨終図巻] [[夕刊フジ#ネット事業|ZAKZAK]] 2020年6月15日配信 2021年4月16日閲覧。</ref>。}}・社会[[風刺]]・[[ユーモア]]・[[ハナモゲラ]]{{refnest|group="注釈"|「[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)#収録曲|マイ フェラ レディ]]」「[[東京VICTORY#収録曲|パリの痴話喧嘩]]」<ref name="hanamo">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p80 - 83。</ref><ref name="fc127">サザンオールスターズ応援団会報「代官山通信」Vol.127</ref>など。}}・ネオジャパネスク{{refnest|group="注釈"|新しい日本様式の意味をもつ<ref>[https://ejje.weblio.jp/content/amp/ジャパネスク ジャパネスクの英語] Weblio 2022年3月22日閲覧。</ref>。}}<ref>[https://music.apple.com/jp/album/sakura/949344607 サザンオールスターズ さくら] Apple Music 2021年11月1日閲覧</ref>・[[サスペンス]]<ref name="killer" />・死{{refnest|group="注釈"|「[[キラーストリート#収録曲|殺しの接吻 〜Kiss Me Good-Bye〜]]」「{{ruby|別離|わかれ}}」など<ref>アルバム『キラーストリート』初回版ブックレット 桑田佳祐セルフライナーノーツ P3《DISC- 1》11.殺しの<ruby><rb>接吻</rb><rp></rp><rt>キッス</rt><rp></rp></ruby> 〜Kiss Me Good-Bye〜の項より。2005年。</ref><ref name="p5 別離">アルバム『キラーストリート』初回版ブックレット 桑田佳祐セルフライナーノーツP5《DISC- 2》4. {{ruby|別離|わかれ}}の項より。2005年</ref>。}}など多様であり、これら様々なテーマが意欲的に取り入れられている。 |
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幅広い曲調やテーマの楽曲が存在する理由として、桑田がマンネリ化を嫌っていることが挙げられている<ref name = "マンネリ嫌い" />。ゆえに「[[愛の言霊 〜Spiritual Message〜]]」「[[PARADISE (サザンオールスターズの曲)|PARADISE]]」「[[イエローマン 〜星の王子様〜]]」などのように松田が言うには「考えもしなかった楽曲」や「意外な楽曲」が制作されることも度々あり、「自らの枠を壊していく革新性」がサザンの楽しさや面白さである旨を語っている<ref name = "マンネリ嫌い">[https://m.youtube.com/watch?v=llpmGqKM7HM ハデハデ曲特集(人生初の3点セットで!!)【松田弘のサザンビート #19】]YouTube 2023年5月21日配信・閲覧。</ref>。[[ハードロック]]調の楽曲を制作する際にはこだわりがあり、桑田は「ハードロックをそのまま弾くのではなく、ちょっとおしろいをハタいて化粧を施すのがサザンのロックに対するマナーである」と語っている<ref name = "ハード">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.23より。</ref>。 |
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桑田が望んでいたパーマネントな「桑田佳祐&サザンオールスターズ」は長く続かず、再びメンバーが頻繁に入れ替わる事態に陥る。後の音楽評論家[[萩原健太]]がギタリストとして参加していた時期もあったが、翌1977年初頭に一旦活動を停止する。しかし、このような状況に懸念を抱いた大森が桑田のバンドの復活をもくろみ、桑田に「ちゃんとしたバンドをやろうよ」と声をかけ、昔のバンド仲間で大森を慕い上京していた[[松田弘]]を桑田に紹介したり、各メンバーの親の承諾を得たうえで自ら「EastWest」に申し込んだり、バイト先で知り合ったセミプロの[[野沢秀行]]をバンドに加入させようとしたり(ただし、野沢は「オレはセミプロだからアマチュア・バンドに付き合ってる暇はないんだよ」と言って断った)するなど暗躍した<ref name="takashisan2">[http://rooftop.cc/interview/170601120000.php?page=2 大森隆志×平野 悠 ー『Back to Shimokitazawa』開催記念特別対談(Rooftop2017年6月号) 2ページ]Rooftop </ref><ref name="takashisan3">[http://rooftop.cc/interview/170601120000.php?page=3 大森隆志×平野 悠 ー『Back to Shimokitazawa』開催記念特別対談(Rooftop2017年6月号) 3ページ]Rooftop </ref>。 |
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=== 楽曲制作方法・レコーディング === |
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1977年3月に「サザンオールスターズ」として再編された。この時のメンバーは桑田、大森、原、松田、天野和平(後に[[トランザム (バンド)|トランザム]])であった。なお、原の著書によれば、この頃に一度だけ「パロディハウス」という名前に変えようとしたが、「ダサい」との理由で即サザンオールスターズに戻したという。新生サザンは[[ヤマハ]]主催の音楽コンテスト「[[EastWest]]」に参加するが、予選のテープ審査の時期に天野が脱退し、入れ替わりで関口が加入。本選では入賞を果たし、桑田がベストボーカル賞を獲得した。この直後に野沢が大森の勧誘を受ける形でなし崩し的に加入した{{Refnest|group="注"|なお、大森が語ったところによると、野沢が大森に「このバンドでパーマネントでやりたいと真剣に考えてる」と告げ、後日この旨を聞かされた桑田はそれに対して「ああそう?」と述べ、良いとも悪いとも言わなかったという<ref name="takashisan3" />。}}。 |
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桑田はメロディやサウンドを鳴らしたいという動機で作曲や演奏を始めたため、主に楽曲を[[作詞#曲作りの工程における作詞の位置|曲先]]で制作している<ref name = "sound">{{harvnb|桑田|1984|p=79}}</ref>。サザンの大半の楽曲の[[録音|レコーディング]]形式は先行して桑田が楽曲やポイントとなる言葉の一部分を作り、スタジオでメンバー、サポートミュージシャン、スタッフ、エンジニアなどにそれを伝え、全員でアイディアを出し合いながらイメージを膨らませて仮歌や[[オーケストラ|オケ]]を録音する。それと並行して桑田が作詞に取り掛かり、一通り作詞をして歌入れを開始する。これ以降[[編曲|アレンジ]]などの細部の修正を繰り返して楽曲が完成する<ref>原由子『あじわい夕日新聞〜夢をアリガトウ〜』31頁、[[朝日新聞出版]]、2013年</ref><ref>[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] p46 - 53より。</ref><ref name = "fight">『週刊文春』2014年9月18日号でのインタビュー特集『僕はポップスとニッポンを愛す』 p14 - 15より。</ref>。イントロは基本的に桑田が考案するが、楽曲によっては原がそれに手を加えたり、「[[人気者で行こう#収録曲|海]]」「[[ミス・ブランニュー・デイ]]」などのように最初から原が考案する場合もある<ref name = "原由子の音楽的スゴさ">[https://web.archive.org/web/20221030202400/https://kakaku.com/tv/channel=10/programID=56294/episodeID=1600620/ 「関ジャム 完全燃SHOW ~今改めて知りたい…原 由子の音楽的スゴさ!~」 2022年10月30日(日)放送内容]価格.com 2022年10月30日配信 2022年10月30日閲覧。</ref>。楽曲によって異なったニュアンスを出すためという理由から桑田が関口に代わってベースなどを演奏したり<ref name="killer">アルバム『キラーストリート』初回版ブックレット 桑田佳祐セルフライナーノーツ P1 - 8より。2005年。</ref>、関口が考案したベースのフレーズを[[ミュージックシーケンサー]]で[[打ち込み]]する手法をとることもある<ref name="killer" /><ref>アルバム「[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]」初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」P62より。</ref>。近年はライブなどで演奏することを想定して制作することが多くなった<ref name = "souteitei">[https://web.archive.org/web/20230327031408/https://special.southernallstars.jp/special/sas2015/qa/ サザンオールスターズ2015 official site]</ref>。過去の作品には制作したものの、作り込み過ぎたがゆえにライブで再現ができなかった楽曲が何曲も存在すると桑田は述べている<ref name = "souteitei" />。 |
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初期のころは歌詞については「意味はどうでもいい」と捉えており「料理でいうお皿のようなもの」という感覚だったと述べている<ref name = "sound" />。しかし活動が続くにつれてファンの反応<ref>[https://realsound.jp/2016/06/post-7980_2.html 桑田佳祐、『Mステ』で作詞について語る「人様の歌詞って見たことなかった。でも……」] リアルサウンド 2016年6月18日配信 2021年7月3日閲覧。</ref>や、サポートミュージシャンを務めた[[小林武史]]や[[小倉博和]]といった桑田が言うには「詞の事をとても気にする人達」の影響で洗練されたものが多くなっていった<ref>桑田佳祐『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』P8、新潮社、2012年</ref>。1990年代からは[[仏教]]用語や熟語が少しずつ登場するようになった<ref>「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P94より。 角川書店 2011年</ref>。洋楽への憧れから1980年代には全英語詞曲も制作されたが{{refnest|group="注釈"|「[[匂艶 THE NIGHT CLUB|走れ!!トーキョー・タウン]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/168/ サザンオールスターズ - 走れ!!トーキョー・タウン] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>「[[Tarako]]」「Japaneggae (Sentimental)」など<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p146-147</ref>。}}、2010年代からは英語を意識的に減らしていくようになり日本語を重視して書かれることが多くなった<ref name = "Japanesepeople">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.18より。</ref>。近年(2021年時点)の代表作は「できる限り平易な言葉を選び、素直でより多くの人々の心に響く歌詞、寄り添い共に歩いていくようなテンポ感による、やさしさと力強さに溢れた作風」とも評される<ref>[https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/98366/2 どんなときも逆境を跳ね返すことができるはずだ――桑田佳祐が歌う普遍の人間賛歌「SMILE~晴れ渡る空のように~」] Billboard JAPAN 2021年3月25日配信 2021年8月27日閲覧。</ref>。桑田は作詞をする際に入念な下調べを行って様々な情報を隅々までチェック、インプットしていて、それが楽曲のアイディアに繋がっていると野沢は述べており、「週刊誌なんかは、ぜんぶ読んでるんじゃないか」といった推測もしている<ref name = "input">[https://web.archive.org/web/20170118223026/http://www.tbsradio.jp/110071 サザン・野沢秀行が語る「桑田佳祐の曲の作り方」] TBSラジオ</ref>。歌詞は楽曲のテーマに関係する人物あるいはそれに詳しい周囲の人物やスタッフへの取材をもとに書くこともあれば<ref>桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえかこんなもん'84-'90」(1990年、新潮社、p196 - 197)</ref>、ほとんど想像で書くこともある<ref>『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.25より。</ref>。歌詞の中で桑田自身とは異なる歌手像やペルソナ{{Efn|人格などの意味をもつ<ref>[https://dictionary.goo.ne.jp/word/ペルソナ/ ペルソナの意味] goo辞書 2021年5月3日閲覧。</ref>。}}が設定されていることも多い<ref name = "perusona">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.26より。</ref>。桑田が制作した楽曲の歌詞には先述の意味を重要視しないなどの理由からメロディや符割りを優先するために文法が正しくないもの<ref name = "akatuki">{{harvnb|桑田|1984|p=24}}</ref>や、勘違いして書いた歌詞がそのまま使われたりすることもあり<ref name = "input" /><ref name = "eien" />、スタッフが訂正を促すこともあるが、歌いやすさなどを理由とした桑田の意向により大抵はそのまま残されている<ref name = "akatuki" /><ref name = "eien">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.64より。</ref>。 |
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なお、サザンの事実上の結成はこの再編時の1977年であるが、最初の約1年間は現在で称するところのインディーズとしての活動であった。 |
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[[File:Neumann U47 Tube.jpg|thumb|right|250px|使用機材の一つであるU-47<ref name="data_p98"/>]] |
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レコード会社は早々にビクターに決まったものの、事務所がなかなか決まらなかった。ビクターのディレクターの高垣健が「女呼んでブギ」のカセット(前述のEastWest '77で披露した曲であり、当時の代表曲的存在)を持って事務所周りをしていた際、当時新興事務所の[[アミューズ]]の社長[[大里洋吉]]が興味を持ち、練習スタジオを訪問する。この際に「[[勝手にシンドバッド]]」を披露し、大里が「この男をテレビに出したら面白い」と考えたことから契約が決まる。アミューズは[[原田真二]]の個人事務所的存在として1977年に設立された会社だったが、大里が解散直前の[[キャンディーズ]]のプロデュースに専念し事務所の仕事から離れていた時期に、ロック志向を強めていた原田がテレビ的な売り出し方を嫌うようになり、大里が事務所の仕事に復帰した直後に移籍してしまったという。サザンとの出会いはこの事件の2週間後であり、もし原田が移籍してなかったらサザンオールスターズをやる余裕はなかったという<ref>[http://www.musicman-net.com/relay/25-6.html#item-1 第25回 大里洋吉 氏 | Musicman-NET]</ref>。 |
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サザンのレコーディングは主にビクタースタジオの「401スタジオ」で行われる<ref name="data_p100-102">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック p100-102</ref>が、1992年ごろからはビクタースタジオとは別に桑田の自宅に「猫に小判スタジオ」も作られており、そこにメンバーが集合して楽曲を制作することもある<ref name="sasbookp60">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p60</ref><ref name="p1 セイシェル">アルバム『キラーストリート』初回版ブックレット 桑田佳祐セルフライナーノーツ P1《DISC- 1》2.セイシェル 〜海の聖者〜の項より。2005年。</ref>。機材については、[[マイク]]は[[:en:Neumann U47|U-47]]、[[コンプレッサー (音響機器)|コンプレッサー]]は[[ジョージ・マッセンバーグ#GML|GML]]8900、[[イコライザー (音響機器)|イコライザー]]もGML製を使用する<ref name="data_p98">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p98</ref>。サザンの楽曲は大半を桑田が制作・歌唱しているが、関口・松田・原・大森も一部の楽曲を制作・歌唱しており{{refnest|group="注釈"|関口は「[[ジャズマン (JAZZ MAN)#収録曲|ひょうたんからこま]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/139/ サザンオールスターズ - ひょうたんからこま] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、松田は「[[太陽は罪な奴#収録曲|君に贈るLOVE SONG]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/301/ サザンオールスターズ - 君に贈るLOVE SONG] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、原は「[[I AM YOUR SINGER#収録曲|すけっちぶっく]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/474/ サザンオールスターズ - すけっちぶっく] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、大森は「[[いなせなロコモーション#収録曲|LOVE SICK CHICKEN]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/138/ サザンオールスターズ - LOVE SICK CHICKEN] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>などの楽曲を制作している。}}、特に桑田が制作し原が歌唱している楽曲は多く存在している{{refnest|group="注釈"|「[[私はピアノ]]」「[[NUDE MAN#収録曲|流れる雲を追いかけて]]」「[[そんなヒロシに騙されて]]」「[[人気者で行こう#収録曲|シャボン]]」「[[KAMAKURA#Disc 1|鎌倉物語]]」「[[Southern All Stars (アルバム)#収録曲|ナチカサヌ恋歌]]」「[[世に万葉の花が咲くなり#収録曲|ポカンポカンと雨が降る (レイニー ナイト イン ブルー)]]」「[[Young Love#収録曲|恋の歌を唄いましょう]]」「[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)#収録曲|唐人物語 (ラシャメンのうた)]]」「[[キラーストリート#Disc 1|山はありし日のまま]]」「[[キラーストリート#Disc 2|リボンの騎士]]」「[[ピースとハイライト#収録曲|人生の散歩道]]」「[[葡萄 (アルバム)#収録曲|ワイングラスに消えた恋]]」「[[海のOh, Yeah!!#DISC2 “Mommy” side|北鎌倉の思い出]]」が該当する<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/146/ サザンオールスターズ - 私はピアノ] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/174/ サザンオールスターズ - 流れる雲を追いかけて] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/190/ サザンオールスターズ - そんなヒロシに騙されて] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/205/ サザンオールスターズ - シャボン] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/223/ サザンオールスターズ - 鎌倉物語] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/245/ サザンオールスターズ - ナチカサヌ恋歌] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/265/ サザンオールスターズ - ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー)] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/307/ サザンオールスターズ - 恋の歌を唄いましょう] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/341/ サザンオールスターズ - 唐人物語(ラシャメンのうた)] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/436/ サザンオールスターズ - 山はありし日のまま] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/444/ サザンオールスターズ - リボンの騎士] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref name = "散歩道" /><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/541/ サザンオールスターズ - ワイングラスに消えた恋]SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/576/ サザンオールスターズ - 北鎌倉の思い出]SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>。}}<ref>原由子『あじわい夕日新聞~夢をアリガトウ~』P72 - 73,211、朝日新聞出版、2013年</ref>。これについて桑田は「やっぱりサザンのアルバムには原坊がヴォーカルを取る曲が絶対に欠かせない」と語っている<ref>『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.27より。</ref>。また、メンバー全員で制作した楽曲やメンバー同士で共作した楽曲も存在している{{refnest|group="注釈"|全員で制作した楽曲は「[[思い過ごしも恋のうち#収録曲|ブルースへようこそ]]」<ref>[https://www.kkbox.com/jp/ja/song/KpvY3IF0sGgkpJRoNi サザンオールスターズ - ブルースへようこそ] KKBOX</ref>「[[Ya Ya (あの時代を忘れない)#収録曲|シャッポ]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/170/ サザンオールスターズ - シャッポ] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、メンバー同士で共作した楽曲は関口と原の「[[この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜#収録曲|チャイナムーンとビーフン娘]]」<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/354/ サザンオールスターズ - チャイナムーンとビーフン娘] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、桑田と原の「[[ピースとハイライト#収録曲|人生の散歩道]]」<ref name = "散歩道">[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/528/ サザンオールスターズ - 人生の散歩道] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>など。}}。 |
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=== 楽曲の世界観 === |
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桑田と高垣は事務所周り中に[[宇崎竜童]]にあいさつをしたとされ、その際にデモテープを渡したが「言葉のわからないロックは嫌いだ」と言われ突き返されたと桑田は語っている<ref>『ブルー・ノート・スケール』P100、ロッキン・オン、1987年</ref><ref>ただし、[[スージー鈴木]]の著書「サザンオールスターズ 1978-1985」(2017年 新潮新書 P33)には宇崎がこの発言をしたことを否定していたという趣旨の記述がされている。</ref>。なお、後に宇崎は原に「[[うさぎの唄]]」を提供している。 |
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{{See also|桑田佳祐#概要|桑田佳祐#思想・哲学|桑田佳祐#日本文化への造詣|}} |
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; 日本への愛・国民へのエール |
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[[ファイル:Flag of Japan.svg|thumb|250px|日本の国旗。これまでにも桑田のソロライブ『[[宮城ライブ 〜明日へのマーチ!!〜]]』『[[桑田佳祐 LIVE TOUR & DOCUMENT FILM 「I LOVE YOU -now & forever-」完全盤|I LOVE YOU -now & forever-]]』でバックモニターに掲揚されたことがあり<ref>2011年のライブビデオ『宮城ライブ 〜明日へのマーチ!!〜』DVD Disc.2より。</ref><ref name="日の丸">[https://www.youtube.com/watch?v=kEaIjvPBqrM 桑田佳祐 – 涙をぶっとばせ!!(Full ver.)] 2:15 - 2:17を参照。 Youtube 2020年5月5日配信 2023年3月23日閲覧。</ref>、サザンの楽曲「[[東京VICTORY]]」では「Rising sun」という言葉でモチーフとして登場している<ref name="JPN" /><ref name="意味を解釈" />。同楽曲のタイトルの「東京」の部分は日本そのもののことを表し、聴き手に対して「故郷日本を大切に感じてほしい」という思いが込められている<ref name = "応援歌ランキング" />。桑田は生粋の純日本人であり、かねてから公の場で日の丸を掲揚及び国歌「[[君が代]]」を歌唱することを肯定している<ref name = "やはり日本人">『週刊文春』2014年9月18日号でのインタビュー特集『僕はポップスとニッポンを愛す』(p17)</ref><ref name="日の丸" /><ref name="kimigayo 1" />。また、1984年には日の丸を持ったサザンのメンバーのイラストが[[及川正通]]によって制作され、情報雑誌「[[ぴあ (雑誌)|ぴあ]]」の表紙になったことがある<ref>[https://web.archive.org/web/20230404212710/https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_e76690a6-cd3d-45f3-aee9-5f019e01099c.html ぴあDay(1984年)1984年7月の「ぴあ」] 2019年7月5日配信 2020年12月8日閲覧 [[ぴあ]]DAY。</ref>。]] |
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「[[気分しだいで責めないで#収録曲|茅ヶ崎に背を向けて]]」「[[10ナンバーズ・からっと#収録曲|ラチエン通りのシスター]]」「[[HOTEL PACIFIC]]」「[[希望の轍]]」「[[勝手にシンドバッド]]」「[[チャコの海岸物語]]」「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜#収録曲|雨上がりにもう一度キスをして]]」「[[キラーストリート#Disc 2|八月の詩(セレナード)]]」「[[歌えニッポンの空]]」を始めとした多くの楽曲で桑田の出身地である[[神奈川県]][[茅ヶ崎市]]や周辺都市が歌詞の舞台として取り上げられている<ref name="背を向けて">[https://www.oricon.co.jp/confidence/special/51372/ デビュー40周年サザンオールスターズのプレミアライブにファン熱狂 「久しぶりで緊張する」] オリコンニュース 2018年7月2日配信 2021年4月5日閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20010128140200/http://www13.mainichi.co.jp/suponichi/archive/200008/0821-geinounews1.html 桑田約束 21世紀も茅ケ崎で!]Sponichi Annex 2000年8月21日配信 2024年7月10日閲覧</ref><ref name="yomiuri_048">{{cite news |
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|url=https://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/kikaku/048/1.htm |
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|title=潮風スケッチ~サザンに誘われて 1 ラチエン通り |
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|newspaper=[[読売新聞]] |
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|date=n.a. |
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|archiveurl=https://web.archive.org/web/20040901123737/https://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/kikaku/048/1.htm |
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|archivedate=2004年9月1日 |
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|access-date=2024年2月29日 |
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}}</ref><ref name = "心のふるさと" /><ref name = "TAISA">[https://news.allabout.co.jp/articles/o/59975/ さすが「神奈川県出身」だと思う芸能人ランキング! 2位「中居正広」に大差をつけた1位は?]AllAbout NEWS 2023年4月23日配信 2023年4月27日閲覧。</ref><ref name="p7 雨上がり">アルバム『キラーストリート』初回版ブックレット 桑田佳祐セルフライナーノーツ P7《DISC- 2》12.雨上がりにもう一度キスをしての項より。2005年。</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/441/ 八月の詩(セレナード)]SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref name = "里帰り" />。特に「歌えニッポンの空」は『[[茅ヶ崎ライブ2023]]』のテーマソングになり、実際のライブでも桑田が「ここ(茅ヶ崎市)で生まれて良かったという実に他愛もない新曲を歌わせてください」とMCで語った上で歌唱している<ref name = "里帰り">[https://web.archive.org/web/20231010210938/https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc107659515f9f141408e8c3b5dfc2bfb4339b2 サザンオールスターズ桑田佳祐「里帰りさせていただきました」茅ケ崎ライブ2023がファイナル【セットリストつき】]Yahoo! JAPANニュース 2023年10月1日配信 2023年10月11日閲覧</ref>。 |
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また、取り入れられているのは茅ヶ崎に関する要素だけではなく「[[東京VICTORY]]」では[[日の丸]]に対する敬意や[[東日本大震災]]を含む様々な災害への憂いを帯びたフレーズや未来へ向けた希望を感じさせる言葉が登場しており<ref name="JPN">{{Cite web|和書|url=http://www.clubdam.com/app/dam/dam/express/sazan/interview.html|title=カバーアーティスト サザンオールスターズ|work=LIVE DAM|publisher=第一興商|date=2014-09-12|accessdate=2023-03-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160314142228/http://www.clubdam.com/app/dam/dam/express/sazan/interview.html |
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|archivedate=2016-03-14}}</ref><ref name="意味を解釈">{{Cite web|和書|title=【東京VICTORY/サザンオールスターズ】前向きな想いを感じる歌詞の意味を解釈!PV&コードあり♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)|url=https://web.archive.org/web/20240829115817/https://otokake.com/matome/HVtbJN|website=otokake(オトカケ)|accessdate=2021-04-27|language=ja}}</ref>、同曲や「歌えニッポンの空」では自分の故郷や離れた場所を思う日本人の心の内に寄り添う旨や国民それぞれの故郷に対しての思いも込められたりするなど<ref name="yomiuri" /><ref name="JPN" /><ref>2024年のライブ・ビデオ『[[茅ヶ崎ライブ2023]]』完全生産限定盤付属ボーナスディスク収録『DOCUMENTARY FILM「茅ヶ崎ライブのすべて」』より。</ref>、楽曲によっては歌詞に生まれ育った日本への愛や国民に対するエールなどを取り入れたフレーズが散見されるのも特徴の一つである<ref>[[日経エンタテインメント!]] 2018年9月号 p13</ref><ref name="yomiuri">{{Cite web|和書|url=http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20140912-OYT8T50316.html?from=yartcl_blist|title=新曲発表 サザンオールスターズ…桑田佳祐に聞く|work=YOMIURI ONLINE|publisher=[[読売新聞]]|date=2014-09-12|accessdate=2023-03-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140918112827/http://www.yomiuri.co.jp:80/culture/news/20140912-OYT8T50316.html?from=yartcl_blist|archivedate=2014-09-18}}</ref>。2023年に発表された「[[盆ギリ恋歌]]」「歌えニッポンの空」「[[Relay〜杜の詩]]」は共通したテーマを持つ三部作であるとメディアでは語られている<ref name = "ローチケ" />。これらの楽曲はいずれも茅ヶ崎やレコーディングで通う東京・[[青山 (東京都港区)|青山]]をテーマとしたものであり、鍵となる言葉として"ふるさと"がモチーフに取り入れられている<ref name = "ローチケ">月刊ローチケ 2023年8月15日号 P2より。</ref><ref name = "ニッポンの空">[https://web.archive.org/web/20230729172821/https://southernallstars.jp/mob/news/newsLis.php?site=SASJP&ima=2637&so=JU サザンオールスターズ 新曲「歌えニッポンの空」8月2日(水)配信リリース決定!!]SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2023年7月30日配信・閲覧</ref><ref name = "青山" />。 |
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「[[君こそスターだ/夢に消えたジュリア|君こそスターだ]]」「東京VICTORY」「[[ジャンヌ・ダルクによろしく]]」のように[[近代オリンピック|オリンピック]]を意識し、アスリートへのエールを込めた楽曲を発表することもあり、実際にそういった楽曲で元気付けられた日本人アスリートも多く存在している<ref name="hisashi">{{Cite web|和書|url=https://www.sanspo.com/athens2004/info/news/gt2004061505.html|title=アテネに届け…こちらサザンは初の五輪応援歌!|work=|publisher=[[サンケイスポーツ]]|date=2004-06-15|accessdate=2021-10-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20040803090546/https://www.sanspo.com/athens2004/info/news/gt2004061505.html |
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デビューに向けて着々と準備が進む中、メンバー全員が他のレコード会社の契約書にサインしてしまうという事件があったが、ビクター関係者が出向いて話を収めた。この時期はまだ学生バンドの思い出作り的な意識があったという<ref>[http://www.musicman-net.com/relay/11-5.html#item-1 第11回 高垣健 氏 | Musicman-NET]</ref>。 |
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|archivedate=2004-08-03}}</ref><ref>[https://www.thefirsttimes.jp/news/0000449234/ サザンオールスターズの新曲「ジャンヌ・ダルクによろしく」がTBS系スポーツ2024テーマ曲に決定!『パリオリンピック』中継で使用]THE FIRST TIMES 2024年7月8日配信・閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20240726162632/https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1320389?display=1 サザンから五輪選手に最強のエールソング…アスリートも「試合前に聞きたい曲」と絶賛【THE TIME,】(1ページ目)]TBS NEWS DIG 2024年7月26日配信 2024年7月27日閲覧。</ref><ref name = "最強エール2">[https://web.archive.org/web/20240726162419/https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1320389?page=2 サザンから五輪選手に最強のエールソング…アスリートも「試合前に聞きたい曲」と絶賛【THE TIME,】(2ページ目)]TBS NEWS DIG 2024年7月26日配信 2024年7月27日閲覧。</ref><ref name="TBS" />。 |
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サザンの楽曲にはこうした内容の歌詞に励まされた聴き手が自らを鼓舞させる要素も存在しており<ref name="TBS">{{Cite web|和書|url=http://www.tbs.co.jp/asiangames/news/08011300.html|title=『2014アジア大会&世界バレー』テーマ曲が、サザンオールスターズの「東京VICTORY」に決定! 9月は「アジア大会」「世界バレー」とともに「東京VICTORY」が日本を元気にする!|work=|publisher=[[TBSテレビ|TBS]]|date=2014-08-01|accessdate=2023-03-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20141122080832/http://www.tbs.co.jp/asiangames/news/08011300.html|archivedate=2014-11-22}}</ref>、それがゆえに『[[週刊文春]]』から「サザン・サウンドが国民的なのは、単に広い人気を誇るからだけではない。多くの問題を孕みながらもなんとか前を向こうとする、そんな『日本の今』がどの曲にも凝縮されているからだ」と評されたり<ref name="希望">『週刊文春』2014年9月18日号でのインタビュー特集『僕はポップスとニッポンを愛す』p18より。</ref>、サザンファンを公言する[[太田光]]([[爆笑問題]])が「桑田佳祐がどんだけ、どんだけ日本を明るくしたか。どんだけ日本人を勇気付けて来たか」と力説したり<ref>{{Cite web|和書|date=2015-01-14|url=https://www.j-cast.com/2015/01/14225215.html?p=2|title=爆笑問題太田がサザン桑田のパフォーマンス擁護 「あれがなぜ安倍政権批判?」「どんだけ日本を明るくしてくれたんだ」|work=[[ジェイ・キャスト]]|author=2015/1/14|accessdate= 2023-03-24}}</ref>、[[酒井若菜]]が「桑田さんの声と音と言葉をリアルタイムで触れることのできる時代に生まれたことは、私の誇り」「なんであんなに人を元気にできちゃうんだろ しかも日本全国を しかもこんなに長く」と語るなど高く評価されている<ref> |
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=== デビュー初期 === |
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[https://www.j-cast.com/tv/2015/01/16225416.html 酒井若菜「桑田佳祐さんと同じ時代にいる幸せ。日本全国を元気にできる人はいない」]JCASTテレビウォッチ 2015年1月16日配信 2024年2月13日閲覧。</ref>。 |
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[[1978年]][[6月25日]]にメジャーデビューした。同日[[シングル]]「[[勝手にシンドバッド]]」でビクター音楽産業(現・[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント]])から発売となったが、発売当初は売り上げは低迷し、チャート100位にも入らなかった。 |
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; 和風 |
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同年8月にコミックバンドの[[ザ・ハンダース]]が「思い出の渚」でレコードデビューしたのを受けて、事務所はコミックバンド的な路線を取る。8月31日にサザンは人気音楽番組『[[ザ・ベストテン]]』のスポットライトのコーナーで初出演(新宿ロフトから中継)。この際に桑田の「目立ちたがり屋の[[芸人]]です」発言<ref name="best10">[[TBSテレビ]]『[[ザ・ベストテン]]』[[1978年]][[8月31日]]放送回。</ref><ref name="best10book">別冊ザテレビジョン『ザ・ベストテン 〜蘇る!80'sポップスHITヒストリー〜』角川インタラクティブ・メディア、2004年。</ref>(この発言はのちに「台本によるもの」と明かしている<ref name="spaces">[[スペースシャワーTV]]内インタビューによる。2008年。</ref>)が飛び出し、この発言で初期サザンの色が決定づけられることになった。青学の後輩や[[あいざき進也]]ファンクラブのメンバー<ref>事務所の[[アミューズ]]の社長[[大里洋吉]]がナベプロ時代にあいざきのマネージャーだったため。</ref>を集めてどんちゃん騒ぎの中で「勝手にシンドバッド」を熱唱。「勝手にシンドバッド」は徐々にチャートが上がり売り上げを伸ばしていった。同年11月9日に「勝手にシンドバッド」が『ザ・ベストテン』10位にランキングされスタジオに登場。 |
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桑田は日本語の情緒を「ある面でサザンがやっていることと合うと思う」と考えており、「言葉の意味そのものよりも、古来から日本語の持つ情緒、"粋さ"みたいなもんで自分の感性をダイレクトに出したい」「[[ビートルズ]]とか外国の文化にもろに影響を受けてるけど、やっぱり日本の[[わび・さび|“ワビ”“サビ”]]の感覚っていうのを、もっと音楽に出していきたい」と述べている<ref name ="wabi sabi">{{harvnb|桑田|1984|p=52}}</ref>。また、日本的なものから平和を含めた「”[[和]]”という言葉が好き」といった発言もしている<ref name = "ishikisuru">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.24より。</ref><ref name = "ironna wa">SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] p33より。</ref>。 |
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[[教育関係人物一覧#現代の教育関係者(日本)|教育学者]]で[[明治大学文学部]]教授の[[齋藤孝 (教育学者)|齋藤孝]]は桑田の歌詞について「日本語の可能性を最大限に広げている」と評価しており、[[文語体]]と[[口語|口語体]]の混在も大きな特色であるとしている<ref name = "齋藤">「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P125より。 角川書店 2011年</ref>。また桑田がたびたび行う[[当て字]](二重読み)についても齋藤は「こうした表現は[[江戸時代|江戸]]や[[明治]]の時代によく見られる表現なんですね。(中略)ひらがなは私たちの身体にスッと入っているもの、漢字は理知的で、頭のほうに入って来るものですのでこうして表現をすることによって、頭と身体の両方から掴む効果も生んでいると思います」と評価している<ref name = "齋藤" />。自らも作詞作曲をこなす[[長瀬智也]]は「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」の『寄っといで 巨大都市(デっかいまち)へ』のフレーズについて「そんなの絶対思いつかない」とコメントし、桑田の当て字のセンスに驚いている<ref>[https://realsound.jp/2018/07/post-217926.html 岸谷五朗&寺脇康文、サザン新曲「壮年JUMP」に感激「桑田さんの曲と歌詞はとんでもないマッチングをする」] リアルサウンド 2018年7月8日配信 2023年3月25日閲覧。</ref>。音楽プロデューサーの[[亀田誠治]]は、桑田のことを「『日本人である』っていうことを最大の武器にして音楽を作られてる方だと思いますね」と評し、歌詞について「すごく日本っぽいキーワードをたくさん使ってる」「日本っていう国が持つ文化とか日本民族の歴史みたいなものを、桑田さんはごく自然に音楽の歌詞としてまとめあげてるんじゃないかっていう気がするんですね」などと高く評価している<ref name = "kameda">[https://natalie.mu/music/pp/kuwata/page/9 桑田佳祐 (9/11) - 音楽ナタリー Power Push] 音楽ナタリー 2011年1月1日配信 2021年5月26日閲覧。</ref>。主に初期作品での英詞の監修を手掛けていた[[小林克也]]は桑田のことを「日本人の洋楽コンプレックスを解放してくれた男」「明治や大正の文豪に連なる人」と評価している<ref>[https://www.cinra.net/article/interview-201702-kobayashikatsuya 小林克也だから語れる、ソロ活動30周年を迎えた桑田佳祐の魅力] CINRA.NET 2017年2月27日配信 2021年5月26日閲覧。</ref>。 |
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初期の楽曲に登場した『ちょいと』などのフレーズに関しては、[[長唄]]や[[落語]]や[[江利チエミ]]が歌う「さのさ」などの語感に影響を受けたものであると桑田が述べている<ref name ="wabi sabi" />。「[[人気者で行こう#収録曲|JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)]]」「[[愛の言霊 〜Spiritual Message〜]]」「[[PARADISE (サザンオールスターズの曲)#収録曲|CRY 哀 CRY]]」「[[TSUNAMI|通りゃんせ]]」など[[古語]]を取り入れた楽曲も存在する<ref name ="All Season" /><ref name ="baransu" /><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/298/ 愛の言霊(ことだま) 〜Spiritual Message〜] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref><ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/336/ サザンオールスターズ - CRY 哀 CRY] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>。また、11作目のオリジナル・アルバム『[[世に万葉の花が咲くなり]]』は特に日本語や日本文化への敬意が込められており、とりわけ収録曲の「[[世に万葉の花が咲くなり#収録曲|慕情]]」の歌詞はそのコンセプトの影響を強く受けたとされる<ref name = "manyou">[https://web.archive.org/web/20230404155445/https://www.fmgunma.com/liner_notes/main.php?id=276 『サザンオールスターズデビュー40周年』][[エフエム群馬]] 2018年6月25日配信 2020年10月21日閲覧</ref><ref>[https://gentosha-go.com/articles/-/61482?page=4 【検索数ランキング】祝46周年!…夏こそ聴きたい「サザンオールスターズ」の人気曲TOP10(4ページ目)]The GOLD 2024年6月26日配信 2024年6月29日閲覧。</ref>。桑田は制作の過程で『[[万葉集]]』を読み返し、日本語独特の情緒や情報量の多さに興味を覚えつつ「この言葉を我々はなくしていいのだろうか」といった危機感を持ち、意欲的に日本語と向き合っていた<ref name = "manyou" />。楽曲だけでなくライブの演出やグッズ・DVDなどにも[[和風]]要素を取り入れることが多い<ref name="越前和紙">{{Cite web|和書|url=http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/88327.html|title=サザンDVD冊子に越前和紙使用 限定版「おいしい葡萄の旅ライブ」|work=|publisher=[[福井新聞]]|date=2016-01-28|accessdate=2021-10-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160302001544/http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/88327.html|archivedate=2016-03-02}}</ref>。 |
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当時、桑田の日本語を英語っぽく発音してロックに乗せるいわゆる「巻き舌唱法」は<ref>『Hotwax 日本の映画とロックと歌謡曲 Vol.1』 [[ウルトラ・ヴァイヴ]]、2005年、82-89頁</ref><ref>桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、[[新潮社]]、p175)</ref>、音楽ファンや関係者の間で賛否両論となった。なお、桑田はこの歌唱法や後述の作詞・作曲法をアマチュア時代からしていたため、歌唱法が批判されたりしたことを意外に思っていたという<ref>桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、[[新潮社]]、p176)</ref>。 |
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; 和洋折衷 |
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『[[10ナンバーズ・からっと]]』を製作していた期間はそれと並行して雑誌の取材やテレビ出演、CM撮影などに忙殺された日々を送っており<ref>『ブルー・ノート・スケール』(1987年 ロッキングオン P139)</ref>、精神的にも落ち込んでいたという<ref>『ブルー・ノート・スケール』(1987年 ロッキングオン P114)</ref>。 |
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ギタリストの[[マーティ・フリードマン]]やお笑い芸人でミュージシャンの[[マキタスポーツ]]のようにメロディや[[和音|コード進行]]などを[[和洋折衷]]と評する者も多い<ref name = "スムーズ">「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P176より。 角川書店 2011年</ref><ref>マキタスポーツ 「すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考」(扶桑社)p150 - 153</ref>。特に「JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)」を好きな楽曲として挙げている松田はこうした和洋折衷な路線を「自分たちなりの和モノ路線というか、洋楽と和モノの折衷を、俺たちはかっこ悪いものとしてとらえていないから」と述べており、桑田の楽曲に対するバランスのとり方を高く評価している<ref name ="baransu">[http://otocoto.jp/column/saeki007/ 『人気者で行こう』は、今からでもグラミー賞に推薦したいほどのMasterpieceである。] otoCoto 2016年11月13日配信 2021年5月26日閲覧。</ref>。 |
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日本語の歌詞を重視するだけではなく、日本語と英語の折衷も桑田の歌詞の特徴の一つであり、「JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)」における『愛苦ねば』と『I could never』<ref name="sas2019p117">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p117</ref>や「[[葡萄 (アルバム)#収録曲|Missing Persons]]」における『アカン!!』と『I CAN'T』などの言葉遊びが用いられたり<ref name = "ハード" />、「[[KAMAKURA#Disc 2|Brown Cherry]]」のようにエロティックな表現を英語風にしたり<ref name="p238 239">スージー鈴木『サザンオールスターズ 1978-1985』(2017年、新潮新書、P238 – 239)</ref>、「[[人気者で行こう#収録曲|よどみ萎え、枯れて舞え]]」に出てくる『愛倫浮気症(アイリン・ブーケ・ショウ)』という造語のように英語に存在しそうであるが実際にはなく、意味より英語的な響きを優先し、文字面でイメージを広げさせるフレーズも存在する<ref>『桑田佳祐論』スージー鈴木 新潮社 2022年 P72</ref>。 |
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[[1979年]][[3月25日]]、3rdシングル「[[いとしのエリー]]」、同年4月5日、2ndアルバム『10ナンバーズ・からっと』を発表。特に「いとしのエリー」は、徐々にヒットしロングセラー化。この頃から世間のサザンに対する評価は少しずつ変化していくようになった。 |
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桑田はかつてミスマッチの仕方が、多少定番とズレている方が面白いという考えを持っており、「[[Southern All Stars (アルバム)#収録曲|愛は花のように (Olé!)]]」や「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜#収録曲|LOVE KOREA]]」のように[[スペイン語]]や[[ハングル]]などの異国情緒があるモチーフを楽曲や映像に取り入れたこともある<ref>『桑田佳祐「平成NG日記」』P14 - 17、講談社、1990年。</ref><ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p120-121</ref><ref name="wakaranai"/>。しかし、こういった要素がきっかけで[[桑田佳祐#家族・親族|出自]]や[[桑田佳祐#思想・哲学|思想]]・[[桑田佳祐#日本文化への造詣|民族的立場]]に関する[[在日認定#政治家・著名人に対する在日認定|デマ]]が流れたこともある<ref name="wakaranai">[https://www.mindan.org/old/front/newsDetailf41a.html <布帳馬車>LOVE KOREA] [[在日本大韓民国民団]] 2016年9月28日配信 2022年4月8日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|[[在日韓国・朝鮮人|在日韓国人]]がテーマの楽曲「LOVE KOREA」を発表した際に桑田を[[在日認定]]するなどのデマが流れた<ref name="ikisatu">[[WHAT's IN?]]1995.8月号より。</ref><ref name="wakaranai"/>。桑田は日本人であり、2021年の著書『ポップス歌手の耐えられない軽さ』の中の原によるあとがき『女房の日記』で正確な出自が記載されている<ref name = "桑田家ルーツ">{{harvnb|桑田|2021|pp=427-428}}</ref>。}}。 |
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[[1980年]]には「[[テレビ]]などに一切出ず、楽曲製作や[[録音|レコーディング]]に集中する」「5ヶ月の中で毎月1枚ずつシングルを出す」'''FIVE ROCK SHOW'''と銘打った計画を開始<ref>[http://www.jvcmusic.co.jp/sas/profile/biography/1980.html サザンオールスターズ公式サイト STANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!内バイオグラフィー 1980年]</ref>。しかし、メディアへの露出が大幅に減ったのが影響し「ヒット」と呼ぶには至らず、アルバムは売れるのにシングルは売れない状況に陥る。FIVE ROCK SHOW終了後再びテレビ番組に出演するようになったが、この傾向は変わらず、[[1981年]]発売の12thシングル「[[Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)]]」はサザン史上シングル中ワーストの売り上げを記録している<ref name="chartbook">『SINGLE CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1968〜2005』オリコン・エンタテインメント、2006年。</ref>。その後1982年に「[[チャコの海岸物語]]」がヒットし、以降順調にバンド活動を進め、シングルやアルバムがヒットを連発し、野外ライブでは[[大瀧詠一|大滝詠一]]、[[長渕剛]]、[[沢田研二]]、[[RCサクセション]]、[[サード・ワールド]]などとも共演し<ref>『ブルー・ノート・スケール』P186、ロッキン・オン、1987年</ref>、[[1985年]]には[[佐野元春]]から声がかかり「[[国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW]]」にも出演した。 |
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; エロティック |
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1985年に、サザンとしては初の2枚組オリジナルアルバム『[[KAMAKURA]]』を発売した。同製作時期に原が産休に入り、サザンとしての活動も一旦活動を休止。桑田は[[KUWATA BAND]]としての活動の後に個人ソロを開始し、他のメンバーもそれぞれソロ活動に入った。この活動休止は、桑田が「全員がソロ活動をやって、一つ一つが別個性として出てくれば理想的だね」と持ち掛けたところ、全員がそれを受け入れたことや、「あのままだとサザンはパンク寸前だった」「俯瞰で自分やサザンを見直した方がいいんじゃないか」というムードがメンバー全員にあった事が語られている<ref>『ブルー・ノート・スケール』P186、ロッキン・オン、1987年</ref>。 |
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「[[シュラバ★ラ★バンバ]]」「[[エロティカ・セブン]]」「[[マンピーのG★SPOT]]」はファンや識者など一部の間から「エロス3部作」と呼称されることがあり<ref name="一般">[https://news.awa.fm/columns/southernallstarsupper 【楽曲すべてが名曲】サザンオールスターズのテンションアガる名曲20選] AWA 2019年12月27日配信 2022年1月12日閲覧。</ref><ref name ="気に">[[BUBKA]] 2022年1月号 P83</ref>、また「Brown Cherry」「[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)#収録曲|マイ フェラ レディ]]」「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜#収録曲|経験II]]」「[[BOHBO No.5/神の島遥か国 |BOHBO No.5]]」「[[東京VICTORY#収録曲|天国オン・ザ・ビーチ]]」などのようにタイトルや歌詞にエロティックな言葉が含まれる楽曲も多く存在する<ref name="p238 239" /><ref>[https://www.excite.co.jp/news/article/E1455598281088/?p=3 エロすぎる歌詞が話題に サザンオールスターズの「エロス三部作」] 90s チョベリー 2016年2月18日配信 2021年8月26日閲覧。</ref>{{R|"葡萄26"}}<ref>[https://amp.kkbox.com/jp/ja/column/showbiz-0-1573-1.html サザンオールスターズ全972曲から聴き解く7つのプレイリスト] KKBOX 2020年1月10日配信 2022年3月31日閲覧。</ref><ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000106989 サザンオールスターズ、「天国オン・ザ・ビーチ」MVにAKB、モー娘。OG、ドリカム、吉井和哉ら豪華19人出演] BARKS 2014年8月22日配信 2022年4月6日閲覧。</ref>。こういった楽曲も造語や比喩、隠しメッセージが多用されているのが特徴的である<ref>[https://www.excite.co.jp/news/article/E1455598281088/ エロすぎる歌詞が話題に サザンオールスターズの「エロス三部作」] 90sチョベリー 2016年2月18日配信 2022年4月2日閲覧。</ref><ref>『桑田佳祐大研究』南十字星の会 青弓社 1988年 p.80</ref>。桑田はこれらエロティックな楽曲を制作する理由について「音楽って、やっぱりセックスがないとダメだと思うのね。(中略)そういうことの方が素直に歌詞にしやすいわけ。これは性格だと思うんだけど」「いやあ、溜まってるからじゃないですかねぇ(笑)」と述べている{{Sfn|桑田|1984|p=25}}{{R|"葡萄26"}}。また、真面目な楽曲や下記の反戦や社会風刺がテーマの楽曲によりアルバムがシリアスになりがちなため、エロティックな作風の楽曲はそのようになり過ぎないようにするためのバランスとしての役割も果たしている<ref name ="gradation" />。 |
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桑田のエロティックな表現について、齋藤孝は「日本人が明らかに性を謳歌(おうか)していた[[江戸時代]]の文学作品に通じるものがある」<ref>「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P126より。 角川書店 2011年</ref>、[[徳光正行]]は「桑田さんは精神的な”永遠の[[童貞]]”的なところがいい」「エロ全開の曲もあれば、私小説のような美しいエロもある」<ref name="souryoku">「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P168 - 172より。 角川書店 2011年</ref>、[[ミッツ・マングローブ]]は「セックスに憧れている中坊の妄想みたいな感じが歌詞に出てる」「生々しさがない」「これが生々しいエロだったら、老若男女に支持されるはずがない」<ref name="souryoku"/>と評価している。[[加山雄三]]は桑田のことを「本当にいいやつ。心が素晴らしいから、あんなスケベな曲が作れるんだよ」と述べている<ref>[https://www.sanspo.com/article/20140825-JR7TFX4CDNIIXA5SZBKH5VTWZ4/ 加山雄三、サプライズゲストの桑田佳祐は「船員さんかと思った」]サンケイスポーツ 2014年8月25日配信 2023年5月19日閲覧。</ref>。亀田誠治は、原由子の存在が桑田のエロティックな表現の品格を上げていると評価しており、「『桑田さんのエロは、かわいいエロなんですよ。ゆるしてあげてね、みんなでパーティー楽しもうね!』といった空気を、原由子さんの存在が醸し出してくれている」と述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20170405170050/https://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/2013/08/3_3.html 愛しのサザン、人気の秘密 おしえます!~その3:エロ~] BEHIND THE MELODY ~FM KAMEDA 2013年08月28日配信 [https://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/2013/08/3_3.html オリジナル]の2017年4月5日時点でのアーカイブ。</ref>。 |
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=== 10周年での活動再開、小林武史との制作 === |
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デビュー10周年を迎えた1988年6月25日に24枚目シングル「[[みんなのうた (サザンオールスターズの曲)|みんなのうた]]」を発売し、3年ぶりにサザンとしての活動を再開した。加えてこのシングルから[[音楽プロデューサー]]の[[小林武史]]が[[編曲|アレンジ]]、プロデュース業を共に行うようになった。7月に全国の球場9か所でライブ『[[真夏の夜の夢 大復活祭]]』を開催した<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p11</ref>。11月から9枚目アルバムとなる『[[Southern All Stars (アルバム)|Southern All Stars]]』と、桑田が監督を務めた映画作品のサウンドトラックでもあり、自身の10枚目アルバムにもなる『[[稲村ジェーン (サウンドトラック)|稲村ジェーン]]』の制作に入った<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p121</ref>。 |
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; 社会風刺・反戦・平和 |
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1989年6月に発売した26枚目シングル「[[さよならベイビー]]」がオリコン週間ランキングで1位を獲得し、デビュー11年目にして初の首位獲得となった<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p148</ref>。7月には数量限定のベスト・アルバム『[[すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS|すいか]]』が発売され、こちらは予約だけで完売した<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p136</ref>。 |
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社会[[風刺]]や[[反戦運動|反戦]]などをテーマにした楽曲については1982年発売の5枚目アルバム『[[NUDE MAN]]』のころから制作されており、「[[NUDE_MAN#収録曲|流れる雲を追いかけて]]」「[[KAMAKURA|Computer Children]]」「怪物君の空」「[[Southern All Stars (アルバム)|政治家]]」「[[世に万葉の花が咲くなり#収録曲|ニッポンのヒール]]」「[[Young Love#収録曲|汚れた台所]]」「[[01MESSENGER 〜電子狂の詩〜]]」「[[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート#収録曲|私の世紀末カルテ]]」「[[平和の琉歌 〜Stadium Tour 1996 "ザ・ガールズ万座ビーチ" in 沖縄〜#平和の琉歌|平和の琉歌]]」「PARADISE」「[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)#収録曲|爆笑アイランド]]」「ピースとハイライト」「蛍」「平和の鐘が鳴る」「Missing Persons」「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」「Relay〜杜の詩」などがあり<ref name="syakaisei">{{Cite web|和書|url=https://tokyo.whatsin.jp/589909|title=桑田佳祐が改めて歌詞と格闘していた痕跡。サザンオールスターズの5thアルバム 『NUDE MAN』|work=[[WHAT's IN?]] Tokyo|publisher=|date=2019-11-09|accessdate=2021-10-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210331234256/https://tokyo.whatsin.jp/561631|archivedate=2022-04-03}}</ref><ref name="kyoku">[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p21より。</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://tokyo.whatsin.jp/574579|title=「さよならベイビー」の初のナンバー・ワンは、人気作家が遅ればせながら直木賞を受けた、みたいなことだったのかもしれない。|work=|publisher=[[WHAT's IN?]] Tokyo|date=2019-12-28|accessdate=2021-10-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210330083610/https://tokyo.whatsin.jp/574579|archivedate=2021-03-30}}</ref><ref name="Dylan">[https://web.archive.org/web/20210329201521/https://tokyo.whatsin.jp/574593 “青春期”の意味を新たに問い直した『Young Love』]WHAT's IN? tokyo 2018年10月4日配信 2021年3月29日時点の[https://tokyo.whatsin.jp/574593 オリジナル]よりアーカイブ。2021年10月16日閲覧。</ref><ref name = "強い愛情" /><ref name ="世紀末カルテ" /><ref name ="気に">[[BUBKA]] 2022年1月号 P83</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20230405004050/https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_4297/ サザン桑田が“政治風刺辞めない”宣言!「きつい風刺をさらりとできるくらい、常に自由でなくちゃ」紅白での炎上にもめげず] リテラ 2018年10月5日配信 2022年4月1日閲覧。</ref><ref name = "heiwa hotaru">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.31より。</ref><ref name = "憤り" /><ref>サザンオールスターズ会報 代官山通信 vol.142([[アミューズ]]発行)6ページより。</ref><ref name = "青山">[https://web.archive.org/web/20230904015745/https://mainichi.jp/articles/20230903/k00/00m/200/065000c サザン桑田佳祐さん、神宮外苑を憂える新曲 坂本龍一さん遺志つなぎ]毎日新聞 2023年9月3日配信・閲覧</ref>、内容は[[ブラック企業]]や[[インターネット]]社会、日本政治の混乱、普遍的な平和への願い、[[沖縄の米軍基地|沖縄の米軍基地問題]]、[[北朝鮮による日本人拉致問題]]、[[明治神宮外苑]]の[[明治神宮外苑#再開発計画|再開発計画]]など多岐に渡っている<ref>[https://www.jprime.jp/articles/-/29322?page=3 サザンオールスターズ、45周年ライブ開催で茅ヶ崎がお祭り騒ぎ!ファン熱狂背景に「見て見ぬフリしない」風刺の矜持、桑田佳祐が受け取った坂本龍一さんの“遺志”(3ページ目)]週刊女性PRIME 2023年9月20日配信 2023年9月21日閲覧。</ref><ref name = "23年ぶり" /><ref name = "憤り" /><ref name = "青山" />。こうしたテーマの楽曲を制作することについて桑田は「光を描こうとすれば、どうしてもその対極にある忘れてはならないことも描かなければならない」<ref name = "perusona" />「明るいだけの歌はあまり面白くない」「大人でいれば辛いことがたくさんある」「世の中が不穏で歪んでいれば、歌だって自ずと歪むと思うんです」<ref name ="gradation" />「僕だって自分の日常がありますから、全ての問題について毎日思い続けていられるわけじゃない。(中略)ただ、それでもおかしいことはおかしいと思うものだし、たまたまそれがきっかけで音楽が生まれたのなら、それを歌えない空気も、そこで歌えない自分も僕は嫌なんです」<ref name="dream" />といったことを述べている。一方、インタビューでは「難しいことはよく分からない」とも述べている<ref name = "ironna wa" />。SWITCHによる特集で「時に桑田さんには、忘れてはいけないこと、風化させてはならないことへのジャーナルな視点が働いているように映ります」とインタビュアーの内田正樹に評された際には、桑田は「そういう面はあるかもしれないけど、そんな偉そうなもんじゃありません」と答えている<ref>SWITCH Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p25より。</ref>。また、桑田は社会風刺の面では[[牧伸二]]の漫談や[[ハナ肇とクレージーキャッツ]]が出演していた『[[おとなの漫画]]』が好きだった旨を<ref name = "perusona" />、反戦の面ではビートルズや[[ボブ・ディラン]]をきっかけに戦争や平和を意識したことを語っている<ref name = "ishikisuru" />。音楽評論家の[[渋谷陽一]]は、こうしたテーマで制作した楽曲を「自分の言葉のメッセージで社会を変えよう、政治に物申すっていうのではなくて、桑田佳祐も[[忌野清志郎|(忌野)清志郎]]も、歌にした動機はひとつ、歌いたいからだったと思うんですよね」と評しており、桑田もこの主張に賛同している<ref name = "pop pop pop" />。 |
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桑田は風刺は過剰に人を傷つけるものではあってはならないとし、「たとえば直接的に『○×反対』というのではなく、どこか粋でありたいし、○と×の間に様々なグラデーションがあると思います」<ref name ="gradation">SWITCH Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p22より。</ref>といった考えを述べている。事実、桑田が風刺や反戦をテーマにして制作した楽曲は、単に平和を希求したり、世相を批判したり、後ろ向きな事柄を描くだけでなく、楽曲によっては後ろ向きな事柄を描いた上で前向きな歌詞を書いたり<ref name = "abduction">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.23より。</ref>、前述した日本への愛を表現し、国民の生活に寄り添いエールを送ったり{{refnest|group="注釈"|[[東日本大震災]]が発生した2011年に[[神戸市]]で開催されたライブでは「私の世紀末カルテ」の替え歌で[[阪神・淡路大震災]]の被災者に寄り添う歌詞を披露した<ref name ="世紀末カルテ">[https://www.barks.jp/news/?id=1000075839 桑田佳祐、年末ライヴがスタート。神戸では「阪神・淡路の事では消えない傷もございましょう」] [[BARKS]] 2011年12月26日配信 2021年8月20日閲覧。</ref>。}}、平和ボケをしている自分たちへ自戒を込めたり<ref>『MUSICMAN』初回限定盤付録『MUSIC MANS NOTE』p38より。</ref>、[[戦死]]者や遺族の心情に寄り添ったり<ref name = "23年ぶり" />、北朝鮮による日本人拉致問題や[[2009年ウイグル騒乱|新疆ウイグル自治区騒乱]]などの重大な人権問題の被害者の心情に寄り添ったり{{refnest|group="注釈"|name="被害者の心情"|特に拉致問題に触れた「[[桑田さんのお仕事 07/08 〜魅惑のAVマリアージュ〜#DVD|漫画ドリーム07]]」では「国交正常化などという美談で事実を風化させるなよ」<ref name = "美談" />、ウイグルでの事件に触れた「[[桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜#第21回 「最終回・寅さんは永遠に不滅ですスペシャル」|漫画ドリーム09]]」では「[[中華人民共和国|かの国]]の統制と弾圧の下 涙溢る民族(たみ)」「『新疆』という意味{{refnest|group="注釈"|新疆とは新しい土地を意味する言葉である<ref>[https://www.hurights.or.jp/archives/newsletter/section4/2022/05/post-201929.html 中国 新疆ウイグル自治区の人権問題]ヒューライツ大阪 2024年3月13日閲覧。</ref>。}}…これすら、妙だろ!?」などと歌っている<ref name="DREAM" />。}}<ref name = "美談">別冊宝島1548 音楽誌が書かないJポップ批評54 サザンオールスターズ&桑田佳祐 ドキドキ&ハラハラの30年全史 P92</ref><ref name="DREAM">桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜『音楽虎の巻』p9-16</ref>、解釈を聴き手にゆだねるものや<ref>『MUSICMAN』初回限定盤付録『MUSIC MANS NOTE』p42より。</ref>、穏やかなコミュニケーションを呼びかけるものも存在する<ref name="barks20230910">[https://www.barks.jp/news/?id=1000239565 サザンオールスターズ、三部作第三弾「Relay~杜の詩」が9/18配信リリース決定],BARKS,2023年9月10日配信・閲覧。</ref>など、趣向を凝らしていることも特徴である。かつては歌詞に過激なフレーズを入れたこともあったが<ref>[https://southernallstars.jp/lyrics/detail/264/ サザンオールスターズ - ニッポンのヒール] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、後年には「やっぱり流れが良くないと、尖った言葉ばっかりの羅列だと、やっぱりポップミュージックとしてはね。僕はあまり好きじゃないんですよね。メロディも大事だし」「僕だってこう見えて、コンプライアンスだのなんだのと昔と比べたら相当気を配っているんです」と語っている<ref name = "pop pop pop">『ROCKIN'ON JAPAN』2015年4月号(29巻5号、通巻450号)、ロッキング・オン、2015年、55頁</ref><ref>「Pen」 2017年09月01日号 No.435 p33より。</ref>。桑田は2015年のインタビューで「メインストリームで風刺や[[プロテストソング]]を歌うアーティストが少ない現代で寂しさや使命感、もしくは矜持のような感情を抱くことはありますか?」と質問をされ、「全くありません。そこは人それぞれですから。若い頃は恋愛や遊びに大半の時間を割くし、何より今の若い人と僕らでは生活環境も情報量もまったく違うでしょうから」「(自身に特定の主義主張や思想が無いことや、エロティックな楽曲を多数制作していることを述べた上で)つまり僕も俗物なんですよ」「ましてやシンガーソングライターの矜持なんかじゃない」「強いて言えば“衝動”でしょうか。作品としての歌って、本来は衝動的な叫びみたいなものじゃないですか」と答えている<ref name ="gradation" />。 |
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1990年に入り、1月にアルバム『Southern All Stars』を発売した。売上は120万枚近く記録し、自身の作品としては初となる[[ミリオンセラー]]となった<ref name="oricon2008uriage"/>。直後にアルバムを引っ提げ、全国ツアー『[[夢で逢いまSHOW]]』が開催された。7月には桑田の監督映画『[[稲村ジェーン]]』の主題歌で28枚目シングルとなる「[[真夏の果実]]」を発売した。85万枚を記録するヒットとなり、自身の代表作になった<ref group="注" name="victor2000uriage"/><ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/07/12/kiji/K20130712006197640.html 桑田泣いた…「永遠の0」でサザン23年ぶり映画主題歌]、[[スポーツニッポン|スポニチアネックス]]、2013年7月12日 06:00。</ref>。そして、9月にはアルバム『稲村ジェーン』を発売。こちらも130万枚を超えて、アルバム2作連続でミリオンセラーとなった<ref name="oricon2008uriage"/>。 |
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[[反戦歌]]を制作することについて桑田は「戦争はなかなか無くならないことも、平和を訴えるうえでのある種の虚しさも、大人ですから薄々は気付いています。でも言うだけでも言わなきゃ夢が持てない。僕は夢のない世の中が一番怖いと思っています」と述べている。桑田の反戦を訴える姿勢は祖母や父親の影響によるものであり、特に父親からは[[満洲|満州]]からの[[引揚者]]だったこともあって、満州での話や「品格とは真逆の、人間が究極の状態に追い込まれた時の様子」などの話をよく聞かされていたことを述べている<ref name="dream">SWITCH Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p26より。</ref>。戦時中の兵隊の苦悩や戦死者や遺族などへの思いを馳せた楽曲が多いゆえ、特に「蛍」についてはタイアップ先の映画『[[永遠の0]]』の原作者の[[百田尚樹]]から自身のTwitterで「胸に染みいるような素晴らしい歌」と評価されているほか<ref>[https://mag.digle.tokyo/sch/news/ranking/popular/65410/4#headline-1 サザンオールスターズ人気曲20選。まず聞くべき代表曲ほか人気10曲など紹介]DIGITAL MAGAZINE 2022年4月18日配信 2023年4月27日閲覧。</ref><ref>[https://megalodon.jp/2024-0916-0611-22/https://x.com:443/hyakutanaoki/status/355415438731116546 百田尚樹 @hyakutanaoki 2013年7月12日4:56 のツイート]</ref>、サザンファンを公言している[[弁護士]]の[[北村晴男]]や政治家の[[山田宏]]からも高く評価されている<ref name = "かたらふ" /><ref>[https://megalodon.jp/2024-0916-0607-30/https://x.com:443/yamazogaikuzo/status/419255874951983104?t=b-d8HBndkx6MCJ6ui6anow&s=19 2014年1月4日のツイート]山田宏 自民党参議院議員(全国比例) @yamazogaikuzo</ref>。 |
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1991年前半は原がソロで活動しており、7月にサザンとして活動を始め、29枚目シングル「[[ネオ・ブラボー!!]]」を発売した。8月に全国ツアー、12月に年越しライブを開催<ref name="sas2019p12"/>。 |
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; タイアップ先への気配り |
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1992年7月に30枚目シングル「[[シュラバ★ラ★バンバ]]」、31枚目シングル「[[涙のキッス]]」を2枚同時に発売した<ref name="sas2019p12"/>。オリコン週間ランキングで2週連続1、2位を獲得し、「涙のキッス」は[[TBSテレビ|TBS]]系列[[テレビドラマ|ドラマ]]『[[ずっとあなたが好きだった]]』の主題歌に使用され、初登場から7週連続1位を記録。155万枚を売り上げて、自身のシングルとしては初のミリオンセラーとなった<ref>[https://southernallstars.jp/mob/news/diarKiji.php?site=SASJP&ima=1242&cd=BIOGRAPHY&so=k&labl=keyword&ct=1992&tp=1980 サザンオールスターズ バイオグラフィー 1992年] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2018年10月10日閲覧</ref><ref name="oricon2008uriage"/>。9月にには[[中華人民共和国|中国]]・[[北京市|北京]]でライブを行い、初の海外公演となった<ref name="sas2019p12"/>。直後に前述のシングル2枚を収録した11枚目アルバム『[[世に万葉の花が咲くなり]]』を発売。アルバムは180万枚に迫る売上を記録した<ref name="oricon2008uriage"/>。 |
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CMソングや映画主題歌などの場合はタイアップのコンセプトや内容に合わせて制作することもあり{{refnest|group="注釈"|例えば「[[海のOh,_Yeah!!#収録曲|弥蜜塌菜のしらべ]]」は三ツ矢サイダーのCMソングとして制作されたものであり、「蛍」は映画『[[永遠の0]]』を見たうえで制作された<ref>[https://realsound.jp/2018/03/post-172956.html サザンオールスターズ、「三ツ矢サイダー」新TVCM登場 デビュー40周年に向けた展開も] Real Sound 2018年3月20日配信 2022年4月3日閲覧。</ref><ref name = "23年ぶり">[https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20130712-1155878.html サザン「永遠の0」で23年ぶり映画主題歌] 日刊スポーツ 2013年7月12日配信 2022年4月3日閲覧。</ref>。}}、桑田が楽曲より先にそういったイメージを言葉にしてメンバーやスタッフに伝えるケースも存在している<ref name = "タイアップ">[[ROCKIN'ON JAPAN]] 2018年9月号 p72</ref><ref name="タイトル">日経エンタテインメント! 2018年9月号 p12</ref>。これについて桑田は「ぜーんぜん関係ない曲が『タイアップ決まりました』って言われても、あんまり楽しくないからね」と語っている<ref name = "タイアップ" />。また、タイアップ先のコンセプトに合わせてアレンジをCD音源と異なるものに意図的に変えることもあり、例として映画『永遠の0』で使用されたバージョンの「蛍」では間奏に[[零式艦上戦闘機|零戦]]のエンジン音が収録されている。これは歌詞がついていないデモテープの段階から桑田らの意向で取り入れられたものであった<ref>{{Twitter status|eienno0_movie|428328342165549056|2014年1月29日のツイートより}}</ref>。 |
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このような桑田の姿勢は高く評価されており、渋谷陽一は「いや、そこがまたすごい。そして、やっぱり正しい、ポップミュージシャンとして」<ref name = "タイアップ" />、[[岸谷五朗]]は「桑田さんが台本をもらって曲を書くと、ものすごいものができる」<ref name="idol">[https://realsound.jp/2018/07/post-221277.html 岸谷五朗&寺脇康文、「壮年JUMP」とサザンへの愛を語る「あなたが、僕らの“アイドル”」] リアルサウンド、2018年7月15日、2018年7月21日閲覧。</ref>、[[寺脇康文]]は「心を震わせるって、こういうことだね。桑田さんの曲って、心を震わせたり、踊らせたりーー耳で聴くっていうより、心に聴かせるという感じ。桑田さん自身がそういう人間だからなんだろうな」<ref name="idol" />と述べている。 |
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[[1993年]]には、32枚目シングル「[[エロティカ・セブン]]」、33枚目シングル「[[素敵なバーディー (NO NO BIRDY)]]」を2枚同時に発売した。「エロティカ・セブン」は[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列ドラマ『[[悪魔のKISS]]』の主題歌となり、170万枚を超えるヒットとなった<ref name="oricon2008uriage"/>。12月には年越しライブを開催し、1994年からは桑田がソロ活動を始めた<ref name="sas2019p12"/>。 |
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; メンバー、スタッフ、ファンへの感謝 |
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=== セルフプロデュースへ、そして20周年 === |
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「[[綺麗#収録曲|旅姿六人衆]]」「[[この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜]]」「[[I AM YOUR SINGER]]」など楽曲の中にはメンバー、スタッフ、ファンへの感謝が込められているものも存在している<ref>[https://news.awa.fm/columns/southernallstarsballad 【楽曲すべてが泣ける】サザンオールスターズの珠玉のバラード20選] AWA 2019年12月27日配信 2022年4月7日閲覧。</ref><ref name="green">[https://www.jvcmusic.co.jp/what/backnumber/2000.html 「STANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!」]</ref><ref name="ster">[https://www.sas-fan.net/special/star_julia/special/index.html 君こそスターだ/夢に消えたジュリア (作品特設ページ) ニューシングルについて・桑田佳祐インタビュー]</ref><ref name="I am your">[https://web.archive.org/web/20180916060129/http://www.sas-fan.net/special/iamyoursinger/interview.html I AM YOUR SINGER 桑田佳祐インタビュー]</ref>。 |
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小林武史が34枚目シングル「[[クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)]]」を最後にサザン(桑田ソロ含め)との共同作業から離れた。これについて桑田は小林のアレンジャーやミュージシャンとしての才能を存分に評価しつつも、サザンの正規のメンバーを差し置いて小林に頼りすぎてしまうという意味で「(小林は)危ないヤツと分かった」という風に語っている<ref name="kadokawa96">『月刊カドカワ』角川書店、1996年。</ref>。これ以降、セルフプロデュース・アレンジとして発売するようになった。 |
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=== ライブパフォーマンス === |
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1995年に関口が休養から復帰し、5月に35枚目シングル「[[マンピーのG★SPOT]]」で活動を再開。6月に限定販売アルバム『[[HAPPY! (アルバム)|HAPPY!]]』は2日間で70万枚が完売した。7月にドラマの主題歌として使用された36枚目シングル「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜]]」が発売され、「エロティカ・セブン」以来のミリオンセラーとなった<ref name="oricon2008uriage"/><ref name="sas2019p12">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p12-13,p79</ref>。 |
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[[File:Yokohama Arena 2013.jpg|thumb|right|250px|サザンのライブが数多く行われる横浜アリーナ<ref>サザンオールスターズ公式データブック 1978-2019 p244-258 リットーミュージック・ムック</ref>]] |
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ライブでは初期のころの楽曲からその時点でリリースした新曲まで幅広い選曲がされており、年々演奏曲が増えていくようになった<ref>サザンオールスターズ会報 vol.132 14ページより。</ref>。2015年の時点で曲数はアンコールを含め30曲を超えることが多く、公演時間は長い場合で約3時間半に及ぶ<ref name = "Time">[https://rockinon.com/news/detail/129676 「死ぬなよー!みんなー!死ぬなー!」サザン、22年ぶりの武道館を徹底的に振り返る!] RO69(アールオーロック) 2015年8月21日配信 2021年9月20日閲覧。</ref>。 |
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楽曲によっては世界観を表現するためにバックモニターに楽曲のテーマにちなんだ映像が投影されたりダンサーが登場したりする<ref name = "dancer">[http://www.cinra.net/review/20150604-southernallstars サザンオールスターズ、東京ドームで叫んだ「みんな死ぬなよ!」の一言に込めた想い] CINRA.NET 2015年6月4日配信 2021年9月20日閲覧。</ref>。また、激しい楽曲に乗せて桑田が観客をあおったり<ref name="サザンオールスターズ@横浜アリーナ">[https://rockinon.com/live/detail/116343 サザンオールスターズ@横浜アリーナ] ro69(アールオーロック)</ref>、野外ライブでは客席に水を撒くことも特徴である<ref name = "放水">[https://www.sanspo.com/article/20180813-K4DIWZG3AJJJTA7BOSWGKYCWO4/2/ 熱唱!放水!挑発!?サザン、13年ぶり野外フェスで大暴れ「もっと来い」] SANSPO.COM 2018年8月18日配信 2021年3月18日閲覧。</ref>。女性ダンサーと絡んだり<ref name="ダンサー" />、松茸とアワビで性器を模した神輿を登場させたり、[[AKB48]]風の衣装に身を包んだ女性ダンサーがシャツの胸元をはだけながら魅惑的なダンスを披露するなどエロティックな演出も多く見られる<ref name = "青葉城恋唄">[https://natalie.mu/music/news/99934 サザンが宮城で“胸熱”ツアーファイナル!「青葉城恋唄」披露] 音楽ナタリー 2013年9月23日配信 2021年8月28日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|AKB48は「天国オン・ザ・ビーチ」のMVにも登場するが、一方、桑田はAKB48には負けたくないと述べている<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2041229/ サザン新曲MVにAKB、ドリカム、元モー娘。ら総勢19人登場] ORICON MUSIC 2014年8月22日配信 2022年11月26日閲覧。</ref><ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 辰巳出版 2018年 P182</ref>。}}。 |
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1996年5月に37枚目シングル「[[愛の言霊 〜Spiritual Message]]」を発売し、155万枚のヒットを記録<ref group="注"name="victor2000uriage">売上枚数はビクター調べ。</ref><ref name="tsunamishinbun">「新曲『TSUNAMI』発売1週間で65万枚 サザン22年目の自己新!!」『[[スポーツニッポン]]』2000年2月4日付、25面。</ref>。7月にはクラシック・ロック・テイストを取り入れた12枚目アルバム『[[Young Love]]』が発売された。アルバムは250万枚近く売り上げ、オリジナルアルバムとしては最大ヒットとなった<ref name="oricon2008uriage"/>。アルバム発売直後に全国ツアー、12月には年越しライブを開催<ref name="sas2019p12"/>。 |
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[[司会#呼称|MC]]ではメンバーのキャラクターを活かしたギャグやその時々の流行や会場に合わせた笑いを重視した演出を多く行う<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000117897 サザンオールスターズ、12年振り沖縄上陸] [[BARKS]] 2015年7月21日配信 2021年3月18日閲覧。</ref><ref name = "kashi">[https://www.oricon.co.jp/special/47976/ サザンオールスターズ、9年半ぶりの東京ドーム! 初日公演の模様をレポート☆] ORICON NEWS 2015年5月27日配信 2021年3月18日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|一例として、サザンが大事なイベントでいつも雨に見舞われた思い出から「40年間、雨バンドです」と自虐ネタを行ったことがある<ref name = "ロッキン2018">[https://www.sanspo.com/article/20180813-K4DIWZG3AJJJTA7BOSWGKYCWO4/ 熱唱!放水!挑発!?サザン、13年ぶり野外フェスで大暴れ「もっと来い」] サンスポ 2018年8月13日配信 2021年8月31日閲覧。</ref>。}}。ライブによってはコスプレやコントなどを行うこともある{{refnest|group="注釈"|2004年に開催された年越しライブ『暮れのサナカ』で桑田が[[探偵物語#登場人物|工藤俊作]]、関口が[[丹下左膳]]を演じた『[[探偵物語]]』のパロディコントが上映されたり<ref>サザンオールスターズ会報「代官山通信 vol.90」P14</ref>、2020年の無観客年越しライブ『Keep Smilin’〜皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!〜』で居間のセットで炬燵を囲んだサザンの面々のVTRが登場し「まるで[[ザ・ドリフターズ]]のコントみたいだ」と評されるなどしている<ref>[https://rockinon.com/live/detail/197215.amp サザンオールスターズ/無観客配信「ほぼほぼ年越しライブ 2020」]ロッキング・オン 2020年12月31日配信。2022年8月8日閲覧</ref>。}}<ref>サザンオールスターズ会報「代官山通信 vol.153」p26-27</ref>。これについて桑田はライブを音楽だけで構成すると間が持たないことを語っており、「思わずふざけてしまって、それがウケちゃったりとかしてウケてると思うとまたやりたくなったりする」とコメントしている<ref name = "音楽芸能集団">[https://coconutsjapan.com/entertainment/kuwatakeisuke-hitorikouhaku/12998/ 桑田佳祐が絶賛した平成を代表する歌手とは?NHK「ひとり紅白歌合戦」が話題]COCONUTS 2019年3月22日配信 2023年6月20日閲覧。</ref>。また、直近に自然災害が発生した場合は桑田が被災者へお見舞いの言葉を述べることがある<ref name="お見舞い">『週刊文春』2018年7月5日号での特集 サザンオールスターズ40周年ライブ 密着撮 『祝祭より愛をこめて』P172より。</ref>。近年のライブではエンディングで桑田が観客やファンに対して感謝の念を述べるとともに「みんな死ぬなよ!」「頑張ろうな!」と呼びかけてステージを退場することが多い<ref name = "Time" /><ref name = "dancer" />。 |
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1997年には直ぐに13枚目アルバム『[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)|さくら]]』の製作に着手し、当時のデジタルのロックの融合にトライし、現代的な要素を盛り込んだ作品となった<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p80</ref>。また、この年にはシングル2作を発売した。1998年に入り、2月には41枚目シングル「[[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]]」を発売。デビュー20周年を迎えた6月25日にベストアルバム『[[海のYeah!!]]』を発売。売上が480万枚を記録する大ヒットとなり、自身最大売上作品となった<ref group="注" name="victor2000uriage"/><ref>[http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/64742/2 サザンオールスターズ、プレミアムAL『海のOh, Yeah!!』リリース決定! 来春にはドーム&アリーナツアー開催も] Billboard JAPAN 2018年6月25日閲覧</ref>。8月にはアルバムを引っ提げ2日間のみのライブ『[[1998 スーパーライブ in 渚園|スーパーライブ in 渚園 "モロ出し祭り"]]』を開催。10月にはアルバム『さくら』を発売し、120万枚を記録した<ref group="注" name="victor2000uriage"/><ref name="uriagesyukka">[http://www.riaj.or.jp/f/data/cert/gd.html 日本レコード協会 認定作品] '''1998年11月度認定作品'''を閲覧。2016年5月11日閲覧。</ref>。 |
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ライブによってはカバー曲を演奏する場合もあり、1999年の『[[シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町]]』での国歌「[[君が代]]」{{Efn|桑田は「今年最大のヒット曲です」と前振りをして「一緒に歌って頂戴」と囁いた上で生ギター一本で原曲に忠実に演奏・歌唱し、観客も一緒に歌唱したため会場が一体となっての[[国歌斉唱]]となった<ref name = "コラムでした">代官山通信 VOL69 P9より。</ref><ref name="桑田三郎">2000年のライブビデオ『[[シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町]]』収録。</ref>。また、9月27日の公演での演奏後には「いい曲ですが、アレンジが悪いと思いました。今日のコラムでした」と『[[筑紫哲也 NEWS23#主なコーナー・シリーズ企画|多事争論]]』のパロディギャグを挟んでいる<ref name = "コラムでした" />。}}{{refnest|group="注釈"|name="愛と平和"|桑田は後年にもラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(TOKYO FM) 2010年5月29日放送分の生歌のコーナーで独唱している<ref>[https://www.tfm.co.jp/yoasobi/history_index.php?yd=201005 桑田佳祐のやさしい夜遊び 2010年5月] [[TOKYO FM]]</ref>。また、2014年11月14日に紫綬褒章を受章した際の伝達式で、他の受章者と共に歌唱する姿が報道されたことがある<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=nrRl6rHzJ74 サザン桑田さん、女優高畑さんら、秋の褒章受け取る(14/11/14)] youtube</ref>。}}のように当時の時勢{{Refnest|group="注釈"|このライブが行われる1か月前(1999年8月13日)には[[国旗及び国歌に関する法律]]が施行されている<ref>[http://naga-jinken.c.ooco.jp/shiryo1/nationalflag.htm 学校における国旗及び国歌に関する指導について(通知)] 特定非営利活動法人 長崎人権研究所 1999年9月17日配信 2021年5月5日閲覧。</ref>。}}を意識したもの<ref name="kimigayo 1">[https://southernallstars.jp/discography/artist/1/detail/296/ シークレットライブ '99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>や[[SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの “LIVE in 沖縄” & 愛と情熱の “真夏ツアー完全版”#ライブ|2003年の沖縄公演]]での「[[花〜すべての人の心に花を〜]]」や[[SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 胸熱完全版#ライブ|2013年の宮城公演]]での「[[青葉城恋唄]]」のようにご当地にちなんだもの<ref name="花">[https://southernallstars.jp/discography/artist/1/detail/27/ SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの“LIVE in 沖縄”&愛と情熱の”真夏ツアー完全版”] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2018年11月30日閲覧</ref><ref name = "青葉城恋唄" />、2015年の『[[おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-|おいしい葡萄の旅]]』[[日本武道館]]公演における[[ビートルズ]]の「[[ヘルプ! (ビートルズの曲)|HELP!]]」のように会場の歴史{{refnest|group="注釈"|1966年6月30日から7月2日に[[ビートルズ#日本公演|ビートルズ日本公演]]が日本武道館で開催された<ref name = "Time" />。}}にちなんだもの<ref name = "Time" />など幅広く行われている。 |
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1999年3月に43枚目シングル「[[イエローマン 〜星の王子様〜]]」を発売し、初のアリーナ・ドームツアー『[[Se O no Luja na Quites 〜素敵な春の逢瀬〜]]』が開催、12月は年越しライブも開催された<ref name="sas2019p12"/>。 |
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== 来歴 == |
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=== シングル「TSUNAMI」のヒット、大森の脱退 === |
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{{See2|各メンバーのソロ活動については、[[桑田佳祐#来歴]]、[[関口和之#来歴]]、[[松田弘#来歴]]、[[原由子#来歴]]、[[野沢秀行#来歴]]、[[大森隆志#来歴]](旧メンバー)を}} |
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2000年1月に44枚目シングル「[[TSUNAMI]]」を発売。この楽曲は当時放送されていたTBS系列バラエティ番組『[[ウンナンのホントコ!]]』のコーナー『[[未来日記 (ウンナンのホントコ!)|未来日記III]]』のテーマソングとして使用され、300万枚近く売り上げ「エロティカ・セブン」で記録した最高売上を更新した<ref name="oricon2008uriage">[http://www.oricon.co.jp/news/54526/full/ サザンオールスターズ 売上別TOP10&主な記録] オリコン 2015年1月22日閲覧。</ref>。当時のオリコン歴代シングルランキングで3位にランクインし<ref name="musicjp" />、この年の[[第42回日本レコード大賞|日本レコード大賞]]もこの楽曲で受賞した<ref>[http://www.jacompa.or.jp/reco42.html 第42回日本レコード大賞] 日本作曲家協会 2018年3月23日閲覧</ref>。8月には桑田の地元である茅ヶ崎市の地元住民の署名運動によって、2日間の野外ライブ『[[茅ヶ崎ライブ 〜あなただけの茅ヶ崎〜]]』を開催した。ライブに合わせて製作された45枚目シングル「[[HOTEL PACIFIC]]」を発売し、80万枚を超えるヒットとなった<ref name="oricon2008uriage"/><ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p71</ref>。 |
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=== 出会いからメジャー・デビューまで(アマチュア時代) === |
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11月に46枚目シングル「[[この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜]]」とベストアルバム『[[バラッド3 〜the album of LOVE〜]]』が発売された。その直後に大森が休養を発表し、2001年には正式に独立を発表しメンバーから脱退した。脱退に合わせ、他のメンバー5人はソロ活動を開始させた<ref name="sas2019p14"/>。 |
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[[File:Aoyamauni school gate.jpg|thumb|right|250px|サザン結成の舞台となった青山学院大学<ref name="sas19721977" />]] |
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1972年、'''[[松田弘]]'''が'''[[大森隆志]]'''にドラムを貸す形で2人が出会う<ref name="sas19721977"/><ref group="注釈">大森のバンドにドラマーがいなかったことから、バンドメンバーの友人である松田にドラムを借りることになった。</ref>。1974年、'''[[桑田佳祐]]'''と'''[[関口和之]]'''が[[青山学院大学]]に入学、フォークソング・サークルで知り合い、ロックバンド「温泉あんまももひきバンド」を結成した<ref name=sas19721977>[http://southernallstars.jp/mob/news/diarKiji.php?site=SASJP&ima=2958&cd=BIOGRAPHY&ct=1977&tp=1972&so=k&labl=keyword ACTIVITIES-1977] SOUTHERN ALL STARS OFFCIAL SITE 2020年7月13日閲覧。</ref><ref name="sas2019p10">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p10</ref>。1975年、大森と'''[[原由子]]'''が青山学院大学に入学、桑田や関口と同じフォークソング・サークルに入部した<ref name=sas19721977/>。桑田のバンドは、「温泉あんまももひきバンド」から「ピストン桑田とシリンダーズ」に改名を行い、大森は次第に桑田のバンドに興味を持つようになり、練習現場にしばしば現れるようになった<ref name=sas19721977/><ref name="sas2019p10"/>。原が桑田のバンドに参加し、バンドは「青学ドミノス」「脳卒中」「桑田佳祐とヒッチコック劇場」と名前が変遷した{{refnest|group="注釈"|バンド名が多く変更されたのは、桑田がバンド名にこだわりがなく、コンテストに出場するたびに目立ってやろうの精神から奇抜なバンド名にしたからとされる<ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 2018年 辰巳出版 P17</ref>。}}後に「サザンオールスターズ」に改名した<ref name=sas19721977/><ref name="sas2019p10"/>。 |
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桑田が望んでいたサザンは長く持続せず、メンバーが頻繁に入れ替わっていた。大森は桑田に松田を紹介するなどして、1977年3月に桑田、大森、原、松田、天野和平<ref group="注釈">後に[[トランザム (バンド)|トランザム]]のメンバーとなる。</ref>によるサザンで[[ヤマハ]]主催の音楽コンテスト「[[EastWest]]」に申し込んだ。しかし、予選のテープ審査の時期に天野が脱退し、入れ替わりで関口が加入した。本選では入賞を果たし、桑田がベストボーカル賞を獲得した。ちなみにこの際に、松田は欠席し代わりに小野哲夫がドラムを担当した。本選終了の直後にセミプロの'''[[野沢秀行]]'''がバイト先で知り合った大森の勧誘を受ける形でなし崩し的に加入した{{Refnest|group="注釈"|野沢は当初セミプロであることを理由に大森の勧誘を断っていたが、「EastWest」が終了しデビューが決まったころに加入を決断している<ref name="takashisan2" /><ref name="takashisan3" />。}}<ref name=sas19721977/><ref name="sas2019p10"/><ref name="takashisan2">[https://rooftop1976.com/interview/170601120000.php?page=2 大森隆志×平野悠 -『Back to Shimokitazawa』開催記念特別対談(Rooftop2017年6月号) 2ページ] Rooftop</ref><ref name="takashisan3">[https://rooftop1976.com/interview/170601120000.php?page=3 大森隆志×平野悠 -『Back to Shimokitazawa』開催記念特別対談(Rooftop2017年6月号) 3ページ] Rooftop</ref><ref>[https://mobile.twitter.com/omoritakashi/status/1529595487783112704?cxt=HHwWgMDStb6_m7oqAAAA 2022年5月26日のツイート] 大森隆志 @omoritakashi</ref>。当時はメンバーの多くが[[ロフト (ライブハウス)|下北沢ロフト]]でバイトしており、営業終了後の店内で練習していた。オーナーの平野悠も「安給料で働いてもらう代わり」として、月1回程度はライブ用に格安で店を貸していた<ref name=jbpress240404>[https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80277 【伝説のライブハウス「ロフト」の軌跡】サザンの桑田佳祐だってうちの店でコーヒーを運んでたよ] - JBPress・2024年4月4日</ref>。 |
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=== 25周年での活動再開、『KAMAKURA』以来の2枚組オリジナルアルバム発表 === |
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2003年6月25日にデビューから25周年を迎え、それを記念してデビューシングルの復刻盤CD「[[勝手にシンドバッド|勝手にシンドバッド 胸さわぎのスペシャルボックス]]」を発売し、25年越しにオリコン週間ランキングで1位を獲得した<ref>[http://m.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/01/26/kiji/K20160126011924780.html 購買運動花開いた!「世界に一つだけの花」異例12年ぶり3位] スポニチアネックス 2016年1月26日配信・閲覧</ref>。同年7月23日に47枚目シングル「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜]]」を発売、直後に大規模な野外・スタジアムツアーを開催し、サザンでの活動が本格的に始まった<ref name="sas2019p14"/>。 |
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[[レコード会社]]はビクター音楽産業(現・[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント]])に決まったものの、[[芸能事務所]]はなかなか決まらなかった。ビクターのディレクターの高垣健が「[[熱い胸さわぎ#収録曲|女呼んでブギ]]」<ref group="注釈">前述のEastWestで披露した曲であり、当時の代表曲といえる存在である。</ref>のカセットを持って事務所周りをしていた際、当時は新興事務所の[[アミューズ]]の社長[[大里洋吉]]が興味を持ち、練習スタジオを訪問する。この際に「[[勝手にシンドバッド]]」を披露し、大里が「この男をテレビに出したら面白い」と考えたことから契約が決まったと大里は話している。アミューズは[[原田真二]]の個人事務所のような存在として1977年に設立された会社だったが、大里が解散直前の[[キャンディーズ]]のプロデュースに専念し事務所の仕事から離れていた時期に、ロック志向を強めていた原田はテレビ的な売り出し方を嫌うようになり、大里が事務所の仕事に復帰した直後に移籍してしまったという。サザンとの出会いはこの事件の2週間後であり、もし原田が移籍していなかったらサザンをやる余裕はなかったと大里は話している<ref>[https://www.musicman.co.jp/interview/19474 第25回 大里洋吉 氏 | Musicman-NET]</ref>。 |
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2004年には、シングル3作発売して全てオリコン1位を獲得するなどヒットし、12月には年越しライブを開催した<ref name="sas2019p14">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p14-15</ref><ref>[http://www.oricon.co.jp/news/25386/full/ サザン、今夏52作目のニューシングル発売決定!] オリコン 2006年6月21日配信, 2020年5月20日閲覧</ref>。2005年6月にデビューシングル「勝手にシンドバッド」から「TSUNAMI」までのシングル44作を12cmCD化して再発売された。同年10月には『KAMAKURA』以来の2枚組オリジナルアルバムで14枚目アルバムとなる『[[キラーストリート]]』を発売、同時に2度目のドームツアーが開催された<ref name="sas2019p14"/>。 |
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一方、[[バーニングプロダクション]]社長の[[周防郁雄]]は、ビクターのディレクターの東元晃から「勝手にシンドバッド」など5曲聞かされ気に入ったが、サザンは[[ホリプロ]]社員だった奥田義行が[[井上陽水]]と立ち上げた「りぼん・なかよしグループ」という事務所に所属することになっていたため、5000万円払って譲ってもらい当時出資していたアミューズの社長である大里に紹介しアミューズ所属となったと説明している(この経緯は大里は知らないという)<ref name="suhou"/>。このことから、「勝手にシンドバッド」から「[[いとしのエリー]]」までの5曲の版権は[[バーニングパブリッシャーズ]]が保持している(アミューズから音楽出版権を返すよう言われたため、それ以降の作品ではアミューズが保持している)<ref name="suhou">{{Cite web|和書|title=バーニング社長・周防郁雄氏が初めて語る「芸能界と私」(田崎 健太) @gendai_biz |url=https://gendai.media/articles/-/50274 |website=現代ビジネス |accessdate=2022-03-13 |language=ja}}</ref>。 |
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2006年には52枚目シングル「[[DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜]]」を発売し、サザンとして『[[THE 夢人島 Fes.]]』に出演した。2007年には桑田はシングル発売やツアーの開催、原が映画主題歌を書き下ろすなど、メンバーが個人で活動した<ref name="sas2019p14"/>。 |
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デビューに向けて着々と準備が進む中、メンバー全員が他のレコード会社の契約書にサインしてしまうという事件があったが、ビクター関係者が出向いて話を収拾した<ref name="omoide"/>。この時期はまだ学生バンドの思い出作り的な意識があったという<ref name="omoide">[https://www.musicman.co.jp/interview/19446 第11回 高垣健 氏] Musicman-NET 2000年10月18日配信 2022年4月5日閲覧。</ref>。桑田はこのころはまだサザンのリーダーではなかったが、芸能事務所との契約にあたってメンバー全員が大卒初任給をもらえるよう交渉をした<ref>[https://otonano-shumatsu.com/articles/235525 ブレイク直前のサザン・桑田は言った「メンバー全員が大卒の初任給をもらえるように」 音楽の達人“秘話”・桑田佳祐(1)] おとなの週末 2021年7月30日配信 2021年8月12日閲覧。</ref>。 |
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=== 30周年、活動無期限休止 === |
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2008年1月にメンバーは「サザンという看板に頼らないで、サザンの活動だけをあてにしないで視野を広げていこう」という方針を決め、5月19日に30周年に伴う53枚目シングル「I AM YOUR SINGER」の発売やライブなどの活動・プロモーションの発表と同時に、2009年以降メンバー個々の自由な発想による音楽活動を展開するべくサザンオールスターズとしての活動を無期限休止にすることも発表した(2006年のTHE 夢人島 Fes.を最後に実質的にサザンとしての活動は行われていなかったものの、この間を活動休止期間と定めていない)<ref name="siyahirogeyo" />。 |
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=== メジャー・デビュー === |
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この活動休止については、発表の当日にNHKの『おはよう日本』がこの活動休止についてを報じた他、民放各局で、報道や特集が大々的になされた。また、直前の2008年5月12日の[[東京スポーツ]]紙上で「サザン解散か」などといった誤った報道がなされたこともあり、ファン及び世間に動揺を与えることとなってしまい、桑田はその事への反省の弁を自身のラジオで述べ、活動休止の理由をつまびらかに語り、前述の騒ぎに対する謝罪や無期限休止への理解を求める発言をし、「(サザンの)解散は絶対にない」と断言した<ref name="siyahirogeyo">[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080519-361712.html サザン来年から活動休止、解散は否定] nikkansports.com</ref>。 |
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1978年6月25日にシングル「勝手にシンドバッド」でビクターからメジャー・デビューし<ref name="国民的">[https://ticketjam.jp/magazine/music/japan-rock/17870 サザンオールスターズ 40年以上に渡ってトップを走る国民的バンド! その魅力とは…?] カルチャ 2020年8月15日配信 2022年4月1日閲覧。</ref>、8月に1枚目アルバム『[[熱い胸さわぎ]]』を発売した<ref>[https://southernallstars.jp/mob/titl/titlShw.php?site=SASJP&ima=2358&cd=VICL-63301&search_cate=ALL DISCOGRAPHY - 熱い胸さわぎ] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2021年4月15日閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20231111093753/https://okmusic.jp/news/326977 1stアルバム『熱い胸さわぎ』のバラエティー豊かなサウンドに新人・サザンオールスターズの比類なき才能を見る] OKMUSIC 2021年4月15日閲覧。</ref>。同年8月に音楽番組『[[ザ・ベストテン]]』にスポットライトのコーナーで初出演した<ref>[https://www.uta-net.com/user/timemachine/best10/1604index.html Remember!ザ・ベストテン 1978-1989 今月のスポットライト] Uta-Net 2022年3月31日閲覧。</ref>。この際に桑田が「目立ちたがり屋の芸人です」と発言し、イメージの形成に拍車がかかったが<ref name="best10book">別冊ザテレビジョン『ザ・ベストテン 〜蘇る!80'sポップスHITヒストリー〜』角川インタラクティブ・メディア、2004年。</ref><ref name="sas2019p19"/>、後にこの発言は台本によるものだったことを明かしている<ref name="sas2019p19">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p19-24</ref>。「勝手にシンドバッド」はテレビ番組で披露されたこともあり、大ヒットとなった<ref name="sas2019p19"/>。当時、桑田の日本語を英語風に発音してロックに乗せるいわゆる「巻き舌唱法」は<ref name = "巻き舌">『Hotwax 日本の映画とロックと歌謡曲 Vol.1』 [[ウルトラ・ヴァイヴ]]、2005年、82-89頁</ref>{{Sfn|桑田|1984|p=175}}、音楽ファンや関係者の間で賛否両論が巻き起こった。桑田はこの歌唱法や前述の作詞・作曲法をアマチュア時代からの慣例としていたため、これらが批判されたりしたことを意外に思ったという{{Sfn|桑田|1984|p=176}}。同年11月に2枚目シングル「[[気分しだいで責めないで]]」を発売し、同年12月から1979年1月にかけて、公式上のデビューコンサート「[[胸さわぎ (サザンオールスターズのライブ)|胸さわぎ]]」を行った<ref>[https://southernallstars.jp/mob/news/newsLis.php?site=SASJP&ima=2353&cd=LDAT&ct1=LIVE LIVE DATA] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2021年8月21日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|それ以前にも大学の[[大学祭|学園祭]]などでライブを行っている<ref>[https://southernallstars.jp/mob/news/diarKiji.php?site=SASJP&ima=2830&cd=BIOGRAPHY&ct=1978&tp=1978&so=k&labl=keyword ACTIVITIES 1978] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2022年3月31日閲覧</ref>。}}。このころは上記の方向性が影響してコミックバンドとして認識されたり、一発屋で終わってしまう可能性を懸念する風潮があった<ref group="注釈" name="一発屋風潮回避" /><ref name = "一発屋懸念">「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P133 - 135より。 角川書店 2011年</ref>。 |
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1979年3月に3枚目シングル「いとしのエリー」<ref name="国民的"/>、同年4月に2枚目アルバム『[[10ナンバーズ・からっと]]』を発売した。「いとしのエリー」は、出荷枚数が125万枚を記録し<ref group="注釈"name="victor2000売上"/>、「勝手にシンドバッド」での一発屋を作品力で回避し、その振り幅の広さでファンを始めとした多くの視聴者・リスナーを驚かせた{{refnest|group="注釈"|name="一発屋風潮回避"|この当時の風潮やサザンに対する印象の変化についてはサザンファンを公言しており且つ初期の時点からリアルタイムで楽曲を耳にしてきた[[さまぁ〜ず]]、[[太田光]]([[爆笑問題]])、[[北村晴男]]などが証言している<ref name = "一発屋懸念" /><ref>[https://web.archive.org/web/20200922085057/https://news.yahoo.co.jp/articles/ab2ac81df6d13cab56d238907945941d51b0902b 爆笑問題・太田が“サザン愛”語る「常に勇気づけられるのは、サザンオールスターズ。コロナ禍においても…」]Yahoo! JAPANニュース 2020年7月23日配信 2024年2月7日閲覧。</ref><ref>[https://www.tfm.co.jp/flow/index.php?catid=3459&itemid=167924 Flow 第百三回目「拓哉キャプテン × 太田光」Part3]TOKYO FM 2020年7月19日配信 2023年2月16日閲覧</ref><ref name = "かたらふ">[https://web.archive.org/web/20220102142414/https://kakaku.com/tv/channel=8/programID=64513/episodeID=980615/ かたらふ~ぼくたちのスタア~]価格.COM 2016年7月23日配信 2023年2月18日閲覧。</ref>。}}<ref name = "一発屋懸念" /><ref name="sas2019p19"/><ref name="tsunamishinbun"/>。『10ナンバーズ・からっと』を製作していた期間は「いとしのエリー」のヒットもあり、並行して雑誌の取材やテレビ出演、CM撮影、ライブ活動など多忙な日々を送っており<ref name="ブルー・ノート・スケールP139">『ブルー・ノート・スケール』(1987年 ロッキングオン P139)</ref>、精神的にも落ち込んでいたという<ref>『ブルー・ノート・スケール』(1987年 ロッキングオン P114)</ref>。年末には[[第30回NHK紅白歌合戦|NHK紅白歌合戦]]に「いとしのエリー」で初出場した<ref name="ブルー・ノート・スケールP139"/>。 |
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2009年から各自がソロ活動を行う。このソロ期間は、桑田の食道がんによる休養と闘病、[[東日本大震災]]の復興支援のための「[[Let's try again|チーム・アミューズ!!]]」結成や「[[宮城ライブ 〜明日へのマーチ!!〜|宮城ライブ]]」の開催など、「これまでにない濃密な5年間」と振り返っている。2012年12月に、桑田とスタッフの間で35周年を迎えるにあたっての話が持ち上がったことがきっかけで、「ファンをはじめとした多くの人たちと、楽しめるときに大いに楽しもうじゃないか」とメンバー5人の気持ちが合致した<ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20130625/oth13062505070012-n1.html 5年ぶりサザン復活! 新曲ひっさげ全国ツアー] サンケイスポーツ 2013年6月25日閲覧</ref><ref>[https://www.rbbtoday.com/article/2013/06/25/109448.html サザン、復活!……5年ぶり 8月には新シングル&ツアー]RBBTODAY</ref>。 |
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1980年を目前にして、「半年間テレビ番組などに一切出ず、楽曲製作やレコーディングに集中する」「5か月の中で毎月1枚ずつシングルを出す」という宣言と共に、"FIVE ROCK SHOW"(ファイブロックショー)と銘打った計画を開始した<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p22</ref>。同年2月から7月にかけて、計画の第1弾「[[涙のアベニュー]]」、第2弾「[[恋するマンスリー・デイ]]」、第3弾「[[いなせなロコモーション]]」、第4弾「[[ジャズマン (JAZZ MAN)]]」、第5弾「[[わすれじのレイド・バック]]」が発売された<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p10, 22</ref>{{refnest|group="注釈"|売上枚数はそれぞれ8.7万枚、5.5万枚、9.8万枚、3.7万枚、3.4万枚であり「いとしのエリー」のヒットと比べるとふるわなかった<ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 辰巳出版 2018年 P101</ref>。}}。同年3月に3枚目アルバム『[[タイニイ・バブルス]]』が発売され、自身の作品で初となる[[オリコンチャート|オリコン週間ランキング]]1位を獲得した<ref name="sas2019p19"/><ref>サザンオールスターズ会報 代官山通信 vol.130 4ページより</ref>。アルバムに収録されていた「[[私はピアノ]]」は原がボーカルを務め、特に評判となった{{Refnest|group="注釈"|評判を受けて、1981年4月にサザンのメンバーの中で最初に原が「[[I Love Youはひとりごと]]」でソロデビューを果たし、プロデュースは桑田が担当している<ref name="sas2019p19"/>。}}。同年11月に自身初の両A面となる11枚目シングル「[[シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー]]」が発売された<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p10</ref>。1981年7月には4枚目アルバム『[[ステレオ太陽族]]』が発売された<ref name="sas2019p34"/>{{refnest|group="注釈"|同アルバムから7枚目アルバム『[[人気者で行こう]]』までは4枚連続で毎年7月に発売された<ref name="sas2019p34">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p34-35</ref>。}}。 |
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=== 35周年での活動再開 === |
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デビュー35周年の2013年6月25日に活動再開を発表。同年8月7日に54枚目シングル「[[ピースとハイライト]]」を発売。オリコンで首位獲得によりシングルとして1980年代〜2010年代の4年代で首位獲得。国内グループとしては史上初の快挙となった<ref name="oricon2027554"/>。同年8月10日から9月22日にかけて全国ツアー『灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』を開始した。12月31日は同ツアーを映像化した作品を発売し、映像作としても史上初の4年代首位獲得を記録した<ref name="oricon2032766"/>。 |
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1982年1月に14枚目シングル「[[チャコの海岸物語]]」が発売され{{refnest|group="注釈"|このころからサザンは自分たちがやりたい音楽よりも消費者が求める音楽に合わせて楽曲制作を行うようになったとされる<ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 辰巳出版 2018年 P104</ref>。}}、「いとしのエリー」以来のヒットとなり<ref name="sas2019p19"/>、さらに同年7月に発売された5枚目アルバム『[[NUDE MAN]]』はミリオンセラーに迫る売上枚数を記録した<ref name="oricon2008uriage"/>。同年10月に16枚目シングル「[[Ya Ya (あの時代を忘れない)]]」、12月に同曲などバラード曲を中心に収録した[[バラッド (サザンオールスターズのアルバム)|バラッドシリーズ]]の第1弾『[[バラッド '77〜'82]]』が発売された<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p10, 134, 145</ref>。また、2度目の[[第33回NHK紅白歌合戦|NHK紅白歌合戦]]に出演した<ref name="ACTIVITIES 1982">[https://southernallstars.jp/mob/news/diarKiji.php?site=SASJP&cd=BIOGRAPHY&ct=1982&tp=1980&so=k&labl=keyword&aff=ROBO004 ACTIVITIES 1982] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2022年7月15日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|桑田による[[三波春夫]]をモチーフにしたパフォーマンスが物議を醸した<ref name="ACTIVITIES 1982"/><ref>[https://www.twellv.co.jp/program/music/cassettetapemusic/bonus-track/cassettetapemusic-extra001/ 番外編「スージー鈴木が選ぶ紅白の忘れられない名演!」] ザ・カセットテープ・ミュージック 2017年12月31日放送 2022年7月15日閲覧。</ref>。しかしながら会場のウケは良く、得点集計コーナーで桑田と三波が並んだ際は客席から大爆笑が起こったほか、当の三波はこのパフォーマンスを寛大に受け止め、桑田の芸に対する真摯さと人柄を称えるコメントを後にしている<ref name="minami">朝日新聞1998年6月25日号</ref>。}}。 |
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2014年9月10日に55枚目シングル「[[東京VICTORY]]」発売し、12月31日には[[第65回NHK紅白歌合戦|紅白歌合戦]]にシークレットゲストとして31年ぶりに出演した<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)[[リットーミュージック]]出版 p16</ref>。 |
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=== 5周年、シンセサイザーの使用 === |
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2015年3月31日には『[[キラーストリート]]』以来約10年振りとなる15枚目アルバム『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』を発売<ref name="oricon 20180807"/>。アルバムでも4年代の首位達成し、同年4月から8月にかけて全国ライブツアー「おいしい葡萄の旅」を開催した<ref>[http://www.billboard-japan.com/sp/d_news/detail/32908/2 サザンオールスターズ 10年ぶり全国ツアーの映像パッケージ化決定 初回限定盤には長編ドキュメンタリーも] billboard Japan 2015年11月5日閲覧</ref>。 |
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1983年には音楽業界に[[シンセサイザー]]によるデジタルの波が来たことで、同年3月発売の17枚目シングル「[[ボディ・スペシャルII]]」辺りからサザンも原がシンセサイザーを使用するようになった。同年7月発売の6枚目アルバム『[[綺麗]]』からシンセサイザーを本格的に使用したサウンドとなっている<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p35</ref>。同年11月に19枚目シングル「[[東京シャッフル]]」を発売し、年末に引き続き3度目の[[第34回NHK紅白歌合戦|NHK紅白歌合戦]]に出演して同曲を披露した<ref name="名前なし-rK0W-1">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p11</ref><ref>[https://www.zakzak.co.jp/article/20181212-6U7474MYXVPAVFZDLAANTABR2A/ サザン、35年ぶりの紅白! NHKホールから「特別枠」出演 アノ名曲の解禁は…] [[zakzak]] 2018年12月12日配信、2020年10月18日閲覧。</ref>。1984年6月に20枚目シングル「[[ミス・ブランニュー・デイ]]」が発売され、絶大な人気と評価を集めた<ref name="sas2019p34"/>。同年7月に7枚目アルバム『[[人気者で行こう]]』が発売された。12月には公式な形として自身初の年越しライブ『[[縁起者で行こう]]』が開催され、「日本初の年越しライブ」「年越しライブの元祖」とも呼ばれている{{Refnest|group="注釈"|ただし、1973年から[[内田裕也]]主催の『[[New Years World Rock Festival]]』が開催されており、年を跨いで行われる音楽イベントはそれ以前にも存在している<ref>[https://natalie.mu/music/news/83043 内田裕也主催の年越しフェスを地上波でオンエア]音楽ナタリー 2013年1月12日配信 2021年10月1日閲覧。</ref>。同イベントについては桑田は出演オファーを内田から貰ったことがあったが、自身の年越しライブと重なり出演が実現しなかったことを明かしている<ref>[https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/201903240000011_m.html?mode=all 桑田佳祐、内田さんのロックンロールバカの称号偉大] 日刊スポーツ 2019年3月24日配信 2021年10月1日閲覧。</ref>。}}<ref>[https://m.youtube.com/watch?v=X41rBBcj4cs サザンオールスターズ【ほぼほぼ年越しライブ】さまぁ~ずのほぼほぼ2020倍楽しく見る方法<前編>]Youtube 2020年12月23日配信 2021年10月1日閲覧</ref><ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p248</ref>。 |
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1985年9月に自身初の2枚組となった8枚目アルバム『[[KAMAKURA]]』を発売した{{refnest|group="注釈"|このころのサザンは桑田が言うには恵まれすぎていた時期で、ライブは超満員が当たり前になっていたが、バンドのためにはハングリー精神が必要だと思っていた<ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 辰巳出版 2018年 P109-110</ref>。}}。シンセサイザーをより本格的に使用したサウンドとなり、5か月間制作に打ち込んでいた<ref name="sas2019p34"/>。制作時期に原が産休に入り、1986年4月にはサザンは一年間限定で活動を一旦休止した<ref>[https://reminder.top/445724441/ 1986年のシングルチャートを賑わした桑田佳祐と佐野元春] Reminder 2021年7月5日配信 2022年3月31日閲覧。</ref><ref>[https://rockinon.com/news/detail/170315.amp 【知りたい】桑田佳祐が1年限定で活動した「KUWATA BAND」が約30年前に起こした「日本のロック」の革命とは?] ロッキング・オン 2017年12月1日配信 2022年3月31日閲覧。</ref>。桑田や松田は[[KUWATA BAND]]としての活動、他のメンバーもそれぞれのソロ活動に入った。この活動休止については、桑田が「全員がソロ活動をやって、一つ一つが別個性として出てくれば理想的だね」と持ち掛けたところ、全員がそれを受け入れたことや、「あのままだとサザンはパンク寸前だった」「俯瞰で自分やサザンを見直した方がいいんじゃないか」というムードがメンバー全員にあったことが語られている<ref>『ブルー・ノート・スケール』P186、ロッキン・オン、1987年</ref>。1987年6月にはバラッドシリーズの第2弾『[[BALLADE 2 '83〜'86]]』が発売された<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p135</ref>。 |
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2017年には自身が初めてコマーシャルに出演した、アサヒ飲料『三ツ矢サイダー』にメンバー全員で再び出演した。こちらは2018年まで自身の楽曲が使用された内容が複数のバージョンで放送された<ref name="mitsuya2018"/>。 |
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=== 10周年、小林武史との制作 === |
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デビュー10周年を迎えた1988年6月25日に24枚目シングル「[[みんなのうた (サザンオールスターズの曲)|みんなのうた]]」を発売し、サザンとしての活動を再開した<ref name="国民的"/>。このシングルから[[音楽プロデューサー]]の[[小林武史]]がアレンジ、プロデュース業を共に行うようになった<ref name="kobayashi">[https://middle-edge.jp/articles/Jls6y サザン及び桑田佳祐の音楽を変えた!小林武史の手腕とは?] ミドルエッジ 2017年5月22日更新 2022年4月5日閲覧。</ref>{{refnest|group="注釈"|小林はサザンのブレーンとして活躍し、当時7人目のサザンとも評される<ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 2018年 辰巳出版 P113</ref>。}}。7月に全国の球場9か所でライブ『真夏の夜の夢 大復活祭』を開催<ref name="名前なし-rK0W-1"/>。11月から9枚目アルバムとなる『[[Southern All Stars (アルバム)|Southern All Stars]]』と、桑田が監督を務めた映画作品『[[稲村ジェーン]]』のサウンドトラックであり、サザンの10枚目アルバムにもなる『[[稲村ジェーン (サウンドトラック)|稲村ジェーン]]』の制作に入った<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p121</ref>。1989年6月に発売した26枚目シングル「[[さよならベイビー]]」がオリコン週間ランキングで1位を獲得し、デビュー11年目にしてシングル初の首位獲得となった<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p148</ref>。7月には45万枚限定のベスト・アルバム『[[すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS|すいか]]』が発売され、こちらは予約だけで完売した<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p12・136</ref>。12月には[[横浜アリーナ]]で年越しライブを開催<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p249</ref>。 |
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2018年に入り、6月15日にアルバム『葡萄』以来の新曲「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」が自身初の配信シングルとしてリリースされた<ref>[https://natalie.mu/music/news/290970 サザンオールスターズ、心の奥の闇を示唆した全編アニメーションMV] 音楽ナタリー 2018年7月13日閲覧</ref>。そしてデビュー40周年を迎えた2018年6月25日に、1998年発売の『海のYeah!!』の続編ベスト・アルバム『[[海のOh, Yeah!!]]』の発売が発表された<ref name="oricon20180625">[https://www.oricon.co.jp/news/2114258/full/ サザン、40周年記念盤『海のOh, Yeah!!』発売決定 新曲&ツアー情報も発表] オリコン 2018年6月25日</ref>。このアルバムがオリコン週間ランキングで首位獲得したことにより、国内グループでデビュー40年を超えての首位獲得は史上初の快挙となった<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2117039/full/ 【オリコン】サザンオールスターズ、40周年アルバムが首位 キャリア40年以上の国内グループ史上初] オリコン 2018年8月7日閲覧。</ref>。そして同年の[[第69回NHK紅白歌合戦|紅白歌合戦]]に特別枠として大トリとして出演した。「勝手にシンドバッド」「希望の轍」を披露し、平成最後の紅白歌合戦を締め括った<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2126806/full/ 【紅白】サザン、お祭り騒ぎで平成最後の紅白締め ユーミンとキス&“胸さわぎの腰つき”も] オリコン 2019年1月1日閲覧</ref>。 |
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1990年1月にアルバム『Southern All Stars』が発売され、売上枚数は120万枚を記録し、自身の作品としては初のミリオンセラーとなった<ref name="oricon2008uriage"/>。直後に同アルバムを引っ提げ、全国ツアー『夢で逢いまSHOW』が開催された。7月には上述の映画『稲村ジェーン』の主題歌で28枚目シングルとなる「[[真夏の果実]]」を発売した。85万枚を記録するヒットとなり、自身の代表作になった<ref group="注釈" name="victor2000売上"/>{{refnest|group="注釈"|この年の[[第32回日本レコード大賞|日本レコード大賞]]は、同曲と「[[おどるポンポコリン]]」が大賞を争い、結果「おどるポンポコリン」が大賞を受賞となったが、桑田は大賞が欲しかったと語った<ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』 SASウォッチャー編集部 2018年 辰巳出版 P119</ref>。}}<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/07/12/kiji/K20130712006197640.html 桑田泣いた…「永遠の0」でサザン23年ぶり映画主題歌]、[[スポーツニッポン|スポニチアネックス]]、2013年7月12日 06:00。</ref>。9月にはアルバム『稲村ジェーン』が発売され、こちらも売上枚数が130万枚を超えて、アルバム2作連続でミリオンセラーとなった<ref name="oricon2008uriage"/>。12月には年越しライブを開催<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p250</ref>。1991年前半は原がソロで活動しており、7月にサザンとして活動を始め、29枚目シングル「[[ネオ・ブラボー!!]]」を発売した。8月に全国ツアー、12月に年越しライブを開催した<ref name="sas2019datap12">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p12</ref>。同時に8月より関口が長期休養に入る<ref>サザンオールスターズ会報 代官山通信 vol.34</ref><ref>[https://www.zakzak.co.jp/article/20190211-S5ZM4ELMZJO33JZLIUDIJB4AW4/?outputType=amp 【サザンオールスターズ40周年への轍】1991年 原由子が単独で大活躍 29thシングル「ネオ・ブラボー!!」リリース] zakzak 2019年2月11日配信 2021年4月3日閲覧</ref>。 |
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2019年3月から6月にかけて、6大ドームを含む全11ヶ所22公演の全国ツアー『“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!』を開催した<ref name="oricon20180625"/>。2020年に入り、デビュー42周年を迎える6月25日に横浜アリーナにて、無観客配信ライブを開催予定。このライブは“感謝”がテーマとなっており、ファンやスタッフだけでなく、[[2019新型コロナウイルス|新型コロナウイルス]]を治療する医療機関への感謝を込めたライブになっている<ref name="barks20200609"/>。 |
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1992年7月に30枚目シングル「[[シュラバ★ラ★バンバ]]」、31枚目シングル「[[涙のキッス]]」を2枚同時に発売した<ref name="sas2019datap12"/>。オリコン週間ランキングで2週連続1、2位を獲得し、「涙のキッス」は[[TBSテレビ|TBS]]系列[[テレビドラマ|ドラマ]]『[[ずっとあなたが好きだった]]』の主題歌に使用され、初登場から7週連続1位を記録した。売上は155万枚を記録し、自身のシングルでは初のミリオンセラーとなった<ref name="oricon2008uriage"/><ref>[https://southernallstars.jp/mob/news/diarKiji.php?site=SASJP&ima=1242&cd=BIOGRAPHY&so=k&labl=keyword&ct=1992&tp=1980 サザンオールスターズ バイオグラフィー 1992年] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2018年10月10日閲覧</ref>。9月には[[中華人民共和国|中国]]・[[北京市|北京]]でライブを行い、初の海外公演となった<ref name="sas2019datap12"/>。同月に前述のシングル2枚を収録した11枚目アルバム『[[世に万葉の花が咲くなり]]』が発売され、売上枚数は180万枚弱を記録した<ref name="oricon2008uriage"/>。1993年7月には、32枚目シングル「[[エロティカ・セブン]]」、33枚目シングル「[[素敵なバーディー (NO NO BIRDY)]]」を2枚同時に発売した。「エロティカ・セブン」は[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列ドラマ『[[悪魔のKISS]]』の主題歌に使用され、売上は170万枚超を記録し<ref name="oricon2008uriage"/>、自身のシングルでは2番目の売上となっている<ref>[https://www.oricon.co.jp/prof/72619/rank/single/ サザンオールスターズのシングル売上ランキング] オリコン 2022年7月15日閲覧。</ref>。 |
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== 年表 == |
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=== 1970年代 === |
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* [[1974年]] |
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** [[青山学院大学]]の[[クラブ活動|サークル]]“Better Days”内で元となるバンドが結成。 |
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* [[1977年]] |
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** アマチュアバンドのコンクールである『[[ヤマハ]] [[EastWest|East West'77]]』に出場し、桑田がベストボーカル賞を獲得。なおこの時の様子は他の出場者の曲と共に[[レコード|LP]]で発売され、その内サザンのナンバーは「[[熱い胸さわぎ#収録曲|女呼んでブギ]]」が収録された。 |
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* [[1978年]] |
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** 6月25日、ビクター音楽産業(現[[ビクターエンタテインメント]])からシングル「[[勝手にシンドバッド]]」でデビュー。 |
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** 8月25日、1stアルバム『[[熱い胸さわぎ]]』発売。 |
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** 8月31日、TBS系『[[ザ・ベストテン]]』にスポットライトで[[ロフト (ライブハウス)|新宿ロフト]]より中継で初登場、「勝手にシンドバッド」を演奏。桑田の大学の後輩を多数集めてどんちゃん騒ぎをさせ視聴者に強烈な印象を残す<ref>[[2008年]][[8月7日]][[スポーツ報知]]「[サザンの軌跡と奇跡]〈7〉お茶の間衝撃 ザ・ベストテン出演」</ref>。 |
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** 11月9日、「勝手にシンドバッド」が『ザ・ベストテン』10位にランキングされスタジオに初登場。 |
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** 11月25日、2ndシングル「[[気分しだいで責めないで]]」発売。 |
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** 12月10日、初のライブツアー『[[胸さわぎ (サザンオールスターズのライブ)|胸さわぎ]]』スタート。 |
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* [[1979年]] |
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** 3月20日、ライブツアー『春五十番コンサート』スタート。 |
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** 3月25日、3rdシングル「[[いとしのエリー]]」発売。 |
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** 4月5日、2ndアルバム『[[10ナンバーズ・からっと]]』発売。 |
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** 7月25日、4thシングル「[[思い過ごしも恋のうち]]」発売。 |
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** 8月4日・5日、[[江の島ヨットハーバー|江ノ島ヨットハーバー]]で行われた『JAPAN JAM』に出演。出演者はサザン以外は全員外国人アーティストで、その中には桑田の音楽性に大きな影響を与えた[[ザ・ビーチ・ボーイズ]]もいた。桑田本人はこのイベントに出演したことに関して「外国人客には何をやってもうけず、いちばん盛り上がったのは、『[[勝手にシンドバッド]]』のイントロ部分だった」と回想している<ref name = "gaizin">[http://toyokeizai.net/articles/-/73091?page=3 桑田佳祐はなぜずっと輝き続けているのか] [[東洋経済オンライン]]</ref>。 |
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** 9月22日、ライブツアー『[[Further on up the Road (サザンオールスターズのライブ)|Further on up the road]]』スタート。 |
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** 10月25日、5thシングル「[[C調言葉に御用心]]」発売。 |
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** 11月25日、企画アルバム『[[ベスト・オブ・サザンオールスターズ]]』発売。 |
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** 12月31日、「いとしのエリー」で[[NHK紅白歌合戦]]([[第30回NHK紅白歌合戦|第30回]])に初出場。 |
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=== 15周年、セルフプロデュース === |
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1993年11月の34枚目シングル「[[クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)]]」を最後に小林がサザン(桑田ソロ含む)との共同作業から離れた<ref name="kobayashi"/>。このことについて桑田は小林のアレンジャーやミュージシャンとしての才能を存分に評価しつつも「(小林は)危ないヤツと分かった」と語っているが、これは人間性を否定しているわけではなく、サザンの正規のメンバーを差し置いて小林に過度に頼ってしまうという意味がある<ref name="kobayashi"/><ref name="kadokawa96">『月刊カドカワ』角川書店、1996年。</ref>。これ以降の作品は自身によるプロデュースとアレンジで発売するようになった。12月には年越しライブを開催し、1994年からは桑田がソロ活動を始めた<ref name="sas2019datap12"/>。同年12月に日本武道館で開催された[[Act Against AIDS]]イベントにサザンが出演した。この時から関口が休養から復帰し、久々にメンバーが6人揃っている<ref name="sas1994">[https://southernallstars.jp/news/list/9/27/ ACTIVITIES-1994] SOUTHERN ALL STARS OFFCIAL SITE 2021年4月3日閲覧</ref>。 |
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* [[1980年]] |
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** 楽曲製作に重きを置くためテレビ出演を控えるようになる。その流れで「[[わすれじのレイド・バック#収録曲|FIVE ROCK SHOW]]」と銘打ち、シングルを5ヶ月連続毎月リリースする計画を発表した。 |
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** 2月21日、6thシングル「[[涙のアベニュー]]」発売。 |
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** 3月21日、7thシングル「[[恋するマンスリー・デイ]]」、3rdアルバム『[[タイニイ・バブルス]]』を同時発売。アルバムは自身初のオリコンチャート1位獲得となった |
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** 5月21日、8thシングル「[[いなせなロコモーション]]」発売。 |
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** 6月21日、9thシングル「[[ジャズマン (サザンオールスターズの曲)|ジャズマン (JAZZ MAN)]]」発売。 |
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** 7月5日、企画アルバム『[[Kick Off!]]』発売。 |
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** 7月19日、ライブツアー『[[サザンオールスターズがやってくる ニャー! ニャー! ニャー!|サザンオールスターズがやってくる ニャー!ニャー!ニャー!]]』スタート。 |
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** 7月21日、10thシングル「[[わすれじのレイド・バック]]」発売。 |
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** 11月21日、11thシングル「[[シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー]]」発売。 |
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** 12月5日、企画アルバム『[[アーリー・サザンオールスターズ]]』発売。 |
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** 12月10日、コンサートツアー『[[ゆく年・くる年コンサート|ゆく年・くる年]]』スタート。初の[[日本武道館]]公演を行う。 |
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* [[1981年]] |
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** 4月、原のソロシングル「I Love Youはひとりごと」が歌詞が卑猥であるとして放送禁止になり、[[日本ビクター]]ビル屋上で抗議の[[ゲリラ]][[演奏会|ライブ]]を行う。[[ビートルズ|ザ・ビートルズ]]の[[ビートルズの解散問題#『ゲット・バック』セッション|ゲット・バック・セッション]]を意識した行動である。また、原宿でもメンバーとスタッフの男性陣が女装をして抗議デモを行った。 |
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** 6月21日、12thシングル「[[Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)]]」発売。 |
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** 7月4日、ライブツアー『[[そちらにおうかがいしてもよろしいですか?]]』スタート。このツアーで桑田の故郷・[[茅ヶ崎市|茅ヶ崎]]にある茅ヶ崎市民会館で初の地元公演を行う。 |
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** 7月21日、4thアルバム『[[ステレオ太陽族]]』発売。 |
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** 9月21日、13thシングル「[[栞のテーマ]]」発売。 |
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** 映画『モーニングムーンは粗雑に』の音楽監督をサザンオールスターズとして務め、「[[Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)]]」「[[Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)#収録曲|朝方ムーンライト]]」「[[栞のテーマ]]」などが使用される。 |
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** 10月25日、企画アルバム『[[SOUTHERN ALL STARS BEST ONE '82|SOUTHERN ALL STARS BEST]]』発売。後に『BEST ONE '82』としてジャケットのみ若干変更し発売されたが、内容は同一。 |
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** 12月31日、『ステレオ太陽族』で[[第23回日本レコード大賞]] '81 アルバムベスト10受賞。 |
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* [[1982年]] |
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** 1月9日、ライブツアー『愛で金魚が救えるか? サザンオールスターズ Paa Pooツアー '82』スタート。 |
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** 1月19日、上記ツアーの[[さっぽろ芸術文化の館|北海道厚生年金会館]]公演で、桑田と原が[[結婚]]を発表する。 |
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** 1月21日、14thシングル「[[チャコの海岸物語]]」発売。 |
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** 5月1日、企画アルバム『[[Shout!]]』発売。 |
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** 5月21日、15thシングル「[[匂艶 THE NIGHT CLUB]]」発売。 |
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** 7月21日、5thアルバム『[[NUDE MAN]]』発売。 |
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** 9月8日、ライブビデオ『武道館コンサート』発売。同年1月26日に行われた[[日本武道館]]でのコンサートを収録。 |
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** 9月21日、ライブツアー『青年サザンのふらちな社会学 ツアー THE NUDE MAN』スタート。アルバムタイトルを冠したタイトル。初めて年を跨いでのツアーで、現在でも最多の全57公演の長丁場であった。 |
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** 10月2日、16thシングル「[[Ya Ya (あの時代を忘れない)]]」発売。 |
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** 12月5日、初のバラードベスト『[[バラッド '77〜'82]]』発売。 |
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** 「チャコの海岸物語」で第16回[[全日本有線放送大賞]]最多リクエスト曲賞受賞。グループとしても最多リクエスト歌手賞を受賞する。 |
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** 『NUDE MAN』で[[第24回日本レコード大賞]] ベスト・アルバム賞、'82 アルバムベスト10を受賞。 |
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** 12月31日、「チャコの海岸物語」で2度目の紅白出場。その中での桑田のパフォーマンスが物議を醸す。 |
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* [[1983年]] |
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** 1月26日、ビデオ『Southern All Stars THE BEST』『匂艶 THE NIGHT CLUB』発売。 |
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** 3月5日、17thシングル「[[ボディ・スペシャルII]]」発売。 |
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** 自主レーベル「[[タイシタレーベル|TAISHITAレーベル]]」設立(原による命名)。 |
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** 「いとしのエリー」がドラマ『[[ふぞろいの林檎たち]]』([[TBSテレビ|TBS]]系)の[[主題歌]]となり人気再燃。またその他の曲も同番組の[[サウンドトラック|挿入歌]]に使用された。 |
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** 7月5日、18thシングル「[[EMANON]]」、6thアルバム『[[綺麗]]』を同時発売。 |
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** 7月24日、『[[オールナイトニッポン|オールナイト・ニッポン]] スーパー・フェス `83』に出演し[[大瀧詠一|大滝詠一]]、[[ラッツ&スター]]と競演する。最後は「[[蛍の光]]」「[[上を向いて歩こう]]」をセッションした。 |
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** 7月29日、[[ナゴヤ球場]]にて[[祭りのあと (桑田佳祐の曲)#すべての歌に懺悔しな!!に関わる論争|のちに桑田との間に確執が起こる事になった]][[長渕剛]]とジョイントライブを行う。 |
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** 10月24日、ライブツアー『[[SASたいした発表会 私は騙された!!ツアー|SASたいした発表会 私は騙された!!ツアー'83]]』スタート。年を跨いでの公演。 |
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** 11月5日、19thシングル「[[東京シャッフル]]」発売。 |
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** 12月6日、企画アルバム『[[原由子 with サザンオールスターズ]]』発売。 |
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** 『綺麗』で[[第25回日本レコード大賞]] ベスト・アルバム賞、'83 アルバムベスト10を受賞。 |
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** 12月31日、「東京シャッフル」で3度目の紅白出場。 |
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* [[1984年]] |
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** 6月25日、20thシングル「[[ミス・ブランニュー・デイ|ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)]]」発売。 |
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** 7月7日、7thアルバム『[[人気者で行こう]]』発売。 |
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** 7月20日、ライブツアー『[[熱帯絶命!ツアー夏「出席とります」]]』スタート。サザン初の野外[[スタジアム]]ツアー。[[オープニングアクト|オープニング・アクト]](前座)として現在はサポートメンバーとしても知られる[[斎藤誠]]と、斎藤のサポートを務めた[[河内淳一]]・片山敦夫・今野多久郎・角田俊介らの在籍するバンド[[STR!X]]が出演。河内・片山・角田はこの時期に桑田と面識が出来たという。 |
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** 9月、シングル「[[Tarako]]」のレコーディング・ビデオ撮影を兼ねて、約1ヶ月間[[ロサンゼルス]]へ渡る。 |
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** 10月21日、21stシングル「[[Tarako]]」発売。 |
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** 10月25日、ライブツアー『[[大衆音楽取締法違反「やっぱりアイツはクロだった!」実刑判決2月まで|大衆音楽取締法違反 "やっぱりアイツはクロだった!" 実刑判決2月まで]]』スタート。タイトル通り翌年2月までのロングツアー。 |
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** 12月21日、ビデオ『サ吉のみやげ話』発売。 |
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** 『人気者で行こう』で[[第26回日本レコード大賞]] 優秀アルバム賞受賞。 |
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** 12月31日、初の年越しカウントダウンライブ『[[縁起者で行こう]]』を[[新宿コマ劇場]]にて開催。ライブには[[劇団スーパー・エキセントリック・シアター|SET]]、[[嘉門達夫]]、[[斎藤誠]]らも出演。 |
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* [[1985年]] |
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** 5月26日、22ndシングル「[[Bye Bye My Love (U are the one)]]」発売。 |
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** 6月15日、「[[国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW]]」に出演し、[[佐野元春|佐野元春 with the Heart Land]]と共に演奏を行った。その中で桑田が佐野の指示した段取りを忘れ、立ち位置や歌の順番を間違えるハプニングを起こしている<ref>『桑田佳祐「平成NG日記」』P138 - 139、講談社、1990年。</ref>。なお、桑田と佐野の親交が途絶えることはなく、これ以降も手紙のやり取りをしたり<ref>[http://japan.techinsight.jp/2013/12/kuwata-2013best20-motoharu20131228.html 【エンタがビタミン♪】桑田佳祐が『2013 邦楽ベスト20』を選ぶ。「一大傑作。よく作った!」と絶賛した楽曲とは。<動画あり>] 2013年12月31日 [[Techinsight]]</ref>、お互いの才能を認め合ったりしている<ref>[http://japan.techinsight.jp/2015/12/kuwata-hougaku-best20-26.html 【エンタがビタミン♪】桑田佳祐が選ぶ2015年邦楽シングルBEST20、桐谷健太『海の声』に「泣いた」 ] 2015年12月27日 [[Techinsight]]</ref><ref>[https://www.facebook.com/motoharusano/posts/964674510279195 佐野元春 (Official)《佐野元春、同級の桑田佳祐について語る》]</ref>。 |
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** 8月21日、23rdシングル「[[メロディ (サザンオールスターズの曲)|メロディ (Melody)]]」発売。 |
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** 9月14日、8thアルバム『[[KAMAKURA]]』発売。 |
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** 9月21日、ライブツアー『KAMAKURA TO SENEGAL サザンオールスターズAVECトゥレ・クンダ』スタート。アルバム発売から1週間後、『KAMAKURA』を引っさげてのツアー。 |
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** 『KAMAKURA』で[[第27回日本レコード大賞]] 優秀アルバム賞受賞。 |
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* [[1986年]] |
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** 原の産休のため一時活動休止。その間は各個人ソロ活動を行う。 |
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** 桑田と松田は[[KUWATA BAND]]として1年限定の活動を開始。 |
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* [[1987年]] |
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** 6月21日、4年半ぶりのバラッド第2弾、『[[バラッド2 '83〜'86]]』発売。 |
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* [[1988年]] |
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** 6月25日、24thシングル「みんなのうた」発売。 |
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** 7月26日、サザンとして3年ぶりのデビュー10周年を記念する野外ライブツアー『[[真夏の夜の夢 大復活祭|サザンオールスターズプレゼンツ 1988大復活祭]]』スタート。 |
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* [[1989年]] |
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** 4月12日、25thシングル「[[女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)]]」と「Oh! クラウディア」「みんなのうた」の[[ミュージック・ビデオ|ビデオクリップ]]を収録したビデオを同時発売。 |
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** 6月7日、26thシングル「[[さよならベイビー]]」発売。シングル初のオリコンチャート1位を獲得する。 |
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** 7月21日、初のベスト・アルバム『[[すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS]]』を限定発売。 |
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** 11月21日、27thシングル「[[フリフリ'65]]」発売。 |
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** 12月31日、『縁起者で行こう』以来のカウントダウンライブ『いっちゃえ'89 サザンde'90』を[[横浜アリーナ]]で開催。 |
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1995年5月に35枚目シングル「[[マンピーのG★SPOT]]」で本格的に6人での活動を再開した。6月に数量限定アルバム『[[HAPPY! (アルバム)|HAPPY!]]』が発売され、2日間で70万枚が完売した。7月にフジテレビ系列ドラマ『[[いつかまた逢える]]』の主題歌に使用された36枚目シングル「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜]]」が発売され、「エロティカ・セブン」以来のミリオンセラーとなった<ref name="oricon2008uriage"/><ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p150</ref>。8月には2日間のみのライブ『[[ホタル・カリフォルニア]]』を開催。[[西城秀樹]]がゲスト出演し話題となった<ref>[https://realsound.jp/2018/05/post-195935.html/amp サザン桑田佳祐、西城秀樹への想いを語り、ヤングマンを熱唱「共演できたことは、一生の宝物」] Real Sound 2018年5月20日配信 2021年10月1日閲覧</ref>。1996年5月に37枚目シングル「[[愛の言霊 〜Spiritual Message〜]]」を発売し、155万枚のヒットを記録した<ref group="注釈" name="victor2000売上">出荷枚数はビクター調べ。</ref><ref name="tsunamishinbun">「新曲『TSUNAMI』発売1週間で65万枚 サザン22年目の自己新!!」『[[スポーツニッポン]]』2000年2月4日付、25面。</ref>。7月にはクラシック・ロック・テイストを取り入れた12枚目アルバム『[[Young Love]]』が発売された。アルバムは250万枚近くを売り上げ、オリジナル・アルバムとしては最大ヒットとなった<ref name="oricon2008uriage"/>。アルバム発売直後には全国ツアー、12月には年越しライブを開催した<ref name="sas2019datap13">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p13</ref>。 |
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=== 1990年代 === |
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* [[1990年]] |
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** 1月13日、9thアルバム『[[Southern All Stars (アルバム)|Southern All Stars]]』発売。初回限定盤と通常版を合算してアルバムでは初の[[ミリオンセラー]]となる。 |
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** 第4回[[日本ゴールドディスク大賞]]アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞。 |
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** 2月28日、5年振りの全国アリーナ(屋内)ツアー『[[夢で逢いまSHOW]]』スタート。 |
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** 7月25日、28thシングル「[[真夏の果実]]」発売。 |
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** 9月1日に、Southern All Stars & All Stars名義でサウンドトラック『[[稲村ジェーン (サウンドトラック)|稲村ジェーン]]』発売<ref>厳密にはサザン名義のオリジナル・アルバムではないが、現在は公式に10作目のスタジオ・アルバムとされている。</ref>。ミリオンセラーを記録。 |
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** 12月31日、年越しライブ『歌うサザンに福来たる』開催。TBS系にて全国ネットで生放送。サポートキーボードとして当時のアレンジャーである[[小林武史]]も参加。 |
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** 「真夏の果実」で[[第32回日本レコード大賞]] [[ポピュラー音楽|ポップス]]・[[ロック (音楽)|ロック]]部門 ロック・ゴールド・ディスク賞、最優秀ロック・ボーカル賞、作曲賞を受賞。『Southern All Stars』でポップス・ロック部門 優秀アルバム賞受賞。 |
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* [[1991年]] |
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** 第5回日本ゴールドディスク大賞・ベスト5アーティスト賞受賞。更にサザンオールスターズ&オールスターズ名義で発売したサウンドトラック『稲村ジェーン』でロック・[[フォークソング|フォーク]]部門([[男性]])アルバム賞受賞。 |
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** 7月10日、29thシングル「[[ネオ・ブラボー!!]]」発売。 |
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** 8月14日、東名阪の野外スタジアムツアー『[[THE 音楽祭 1991]]』スタート。この時期から関口が体調不良による休養でサザンの活動から一時離れる。 |
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** 12月29日 - 31日、年越しライブ『闘魂! ブラディ・ファイト年越しライブ』開催。 |
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* [[1992年]] |
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** 7月18日、30thシングル「[[シュラバ★ラ★バンバ]]」、31stシングル「[[涙のキッス]]」を同時発売し、オリコン史上初の初登場で1,2位を独占する。「[[涙のキッス]]」がシングルで初のミリオンセラー達成。 |
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** 9月12日・13日、コンサート『南天群星 北京で会いましょう』開催。2日間に渡り[[中華人民共和国|中国]]・[[北京市|北京]]で公演。 |
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** 9月26日、11thアルバム『[[世に万葉の花が咲くなり]]』発売。 |
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** 10月14日、全国アリーナツアー『歌う日本シリーズ 1992〜1993』スタート。 |
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** 12月31日、「涙のキッス」で[[第34回日本レコード大賞]] ポップス・ロック部門 ゴールド・ディスク賞を受賞。『世に万葉の花が咲くなり』でポップス・ロック部門 アルバム大賞受賞。 |
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** TBS系『[[元旦まで感動生放送!史上最大39時間テレビ「ずっとあなたに見てほしい 年末年始は眠らない」]]』にて年越しのカウントダウンを挟み、デビューからの歴史を振り返る『[[元旦まで感動生放送!史上最大39時間テレビ「ずっとあなたに見てほしい 年末年始は眠らない」#サザンオールナイト ロック怪獣サザン伝説|ロック怪獣サザン伝説]]』が放送。 |
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* [[1993年]] |
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** 第7回日本ゴールドディスク大賞・ベスト5アーティスト賞受賞。更に『涙のキッス』でベスト5・シングル賞を受賞。 |
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** 3月27日、ライブビデオ『歌う日本シリーズ 1992〜1993 LIVE at YOKOHAMA ARENA 29th Dec.1992』発売。1982年に発売された『武道館コンサート』は一部抜粋のみの編集だった為、サザンとしては初めてほぼ全編を収録したライブビデオとなった。 |
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** 7月21日、32ndシングル「[[エロティカ・セブン]]」、33rdシングル「[[素敵なバーディー (NO NO BIRDY)]]」を同時発売。「エロティカ・セブン」が[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系ドラマ『[[悪魔のKISS]]』の主題歌になり、シングルでは2作目のミリオンとなる。 |
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** 9月8日、[[Z団]]名義でサザンの曲をリミックスしたアルバム(オリコンなどではシングル扱い)『[[江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley]]』を発売。 |
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** 11月20日、34thシングル「[[クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)]]」発売。 |
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** 12月11日、年末コンサート『[[「しじみのお味噌汁」コンサート|しじみのお味噌汁]]』スタート。会場は[[横浜アリーナ]]のみで31日のカウントダウンまで全12公演の予定であったが、中盤の4公演が松田の体調不良の為年明けの1月2日 - 5日に順延となった。 |
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* [[1994年]] |
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** Z団名義で発売した『江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley』で第8回日本ゴールドディスク大賞・アルバム賞/企画部門を受賞。 |
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** 2度目の活動休止期間に入り、桑田のみがソロ活動を行う。 |
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** 12月の[[アクト・アゲインスト・エイズ|AAA]]にサザンとして出演。休養中だった関口も登場し久々に6人揃った。 |
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* [[1995年]] |
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** 5月22日、35thシングル「[[マンピーのG★SPOT]]」発売と同時に本格的に活動再開。バンドから長期離脱していた関口が正式に復帰する。 |
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** 6月24日、ベスト・アルバム『[[HAPPY! (アルバム)|HAPPY!]]』発売。完全予約限定生産の作品で、70万セットが即日完売した。 |
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** 7月17日、36thシングル「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜]]」発売。シングルでは3作目のミリオンセラーとなる。 |
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** 8月5日・6日、サザン復活を記念する野外イベント『[[ホタル・カリフォルニア|スーパー・ライブ・イン・横浜 ホタル・カリフォルニア]]』横浜[[みなとみらい]]にて開催。 |
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** 12月2日、ライブビデオ『ホタル・カリフォルニア (HOTARU CALIFORNIA)』発売。 |
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* [[1996年]] |
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** 5月20日、37thシングル「[[愛の言霊 〜Spiritual Message]]」発売。シングル4作目のミリオンセラーとなる。 |
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** 6月25日、38thシングル「[[太陽は罪な奴]]」発売。 |
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** 7月20日、12thアルバム『[[Young Love]]』発売。ダブルミリオンを達成し、オリジナル・アルバムでは最高の売上を記録。 |
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** 8月4日、野外ライブツアー『ザ・ガールズ万座ビーチ』スタート。9月22日の[[横浜スタジアム]]公演が台風のため延期となり、10月12日に順延となった。 |
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** 12月28日 - 31日、年越しライブ『牛』開催。 |
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* [[1997年]] |
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** 3月5日、ビデオ『平和の琉歌 〜Stadium Tour 1996 "ザ・ガールズ万座ビーチ" in 沖縄〜』発売。「平和の琉歌」のPV、ライブツアーのドキュメント、ボーナストラックとして前年末の年越しライブで唄われた「平和の牛歌」が収録された。 |
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** 8月21日、39thシングル「[[01MESSENGER 〜電子狂の詩〜]]」発売。 |
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** [[衛星放送|CS]]特番『01 MESSEAGE』放送。 |
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** 11月6日、40thシングル「[[BLUE HEAVEN]]」発売。 |
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** 12月27日 - 31日、年越しライブ『[[おっぱいなんてプー]]』開催。 |
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* [[1998年]] |
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** 2月11日、41stシングル「[[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]]」発売。 |
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** 6月25日、デビュー20周年を記念してベスト・アルバム『[[海のYeah!!]]』発売。 |
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** 6月28日、“Southern All Stars 20th Anniversary Area Party”と題して全国6ヶ所(札幌・仙台・渋谷・名古屋・大阪・福岡)でファンクラブが主体となったイベントを開催し、2万5千人を動員<ref name=ELVIS >[https://www.sas-fan.net/mob/news/diarKiji.php?site=SAS&cd=BIOGRAPHY&ct=1998&tp=1999&so=k&labl=keyword&aff=ROBO004 サザンオールスターズ biography 1998] sas-fan.net</ref>。また、同日には[[スペースシャワーTV]]の特番『[[スペースシャワーTV#過去|電リク野郎ELVIS]]スペシャル“オール サザン電リク”』にサザンが生出演し、[[KEIKO]]・[[ユースケ・サンタマリア]]・[[ゆず (音楽グループ)|ゆず]]と共演。各会場と電話をつないでのイベント・レポートが行われ、リクエストに応える形で「勝手にシンドバッド」を即席でアコースティック演奏し、スタジオと各イベント会場を盛り上げた<ref name=ELVIS />。 |
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** 7月29日、42ndシングル「[[PARADISE (サザンオールスターズの曲)|PARADISE]]」発売。 |
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** 7月31日、TBS系『[[金曜テレビの星!]]』内にて『サザン20周年緊急特番 バカさわぎの腰つき!!』放送。 |
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** 8月8日・9日、20周年記念野外ライブ『[[1998 スーパーライブ in 渚園|スーパーライブ in 渚園 モロ出し祭り 〜過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ〜]]』、[[静岡県]]・[[浜名湖]]畔「[[渚園]]」にて開催。 |
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** 9月23日、[[JAPAN FM LEAGUE|JFL]]発足5周年を記念して、「サザンを通じて人と音楽の素晴らしい関係を表現したい」というテーマで企画、制作された特別[[ラジオ番組]]「JFL 5TH ANNIVERSARY SPECIAL 三菱電機モバイル BLOW IN THE SOUTHERN WIND」が放送された。[[ラジオパーソナリティ|ナビゲーター]]は[[小林克也]]が務め、ゲストとしてメンバー全員が出演、ミニライブも披露した。 |
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** 10月21日、13thアルバム『[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)|さくら]]』発売。 |
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** 12月12日、ライブビデオ『[[1998 スーパーライブ in 渚園|スーパーライブ in 渚園]]』発売。 |
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* [[1999年]] |
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** 『海のYeah!!』と『さくら』の2作品で、第13回日本ゴールドディスク大賞・ロックアルバム・オブ・ザ・イヤー受賞。 |
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** 3月24日、『[[Se O no Luja na Quites 〜素敵な春の逢瀬〜|Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)〜素敵な春の逢瀬〜]]』スタート。初の4大[[ドーム]]公演を含めた大規模なツアーとなる。 |
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** 3月25日、43rdシングル「[[イエローマン 〜星の王子様〜]]」発売。 |
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** 9月26日・27日、ファンクラブ限定ライブ『[[シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町|'99 SAS事件簿 in 歌舞伎町]]』開催。 |
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** 12月10日、[[DVD-Video|DVDソフト]]『[[SPACE MOSA 〜SPACE MUSEUM OF SOUTHERN ART〜|SPACE MOSA]]』発売。 |
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** 12月27日 - 31日、年越しライブ『晴れ着 DE ポン』開催。 |
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1997年には直ぐに13枚目アルバム『[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)|さくら]]』の製作に着手し、当時のデジタルのロックの融合にトライ、現代的な要素を盛り込んだ作品となった<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p80</ref>。8月に39枚目シングル「[[01MESSENGER 〜電子狂の詩〜]]」、11月に40枚目シングル「[[BLUE HEAVEN (サザンオールスターズの曲)|BLUE HEAVEN]]」が発売され、12月には年越しライブを開催した<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p13</ref>。 |
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=== 2000年代 === |
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* [[2000年]] |
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** 1月26日、44thシングル「[[TSUNAMI]]」発売。シングルでは自己最高セールスを記録し、自身最大のヒット曲を記録。 |
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** 2月26日、ライブビデオ『シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町』発売。 |
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** 3月15日、「TSUNAMI」で第14回[[日本ゴールドディスク大賞]]でソング・オブ・ザ・イヤー受賞。 |
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** 7月19日、45thシングル「[[HOTEL PACIFIC]]」発売。 |
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** 8月19日・20日、地元住民の署名活動{{efn2|茅ヶ崎でのライブ実施に伴う署名に[[徳光和夫]]が参加した。}}が実り1981年のツアー以来19年ぶりに茅ヶ崎の茅ヶ崎公園野球場で2日間の[[コンサート]]『[[茅ヶ崎ライブ 〜あなただけの茅ヶ崎〜]]』を行う。18日にはファンクラブ会員と地元市民を客席に招き公開ゲネプロ(本番同様のリハーサル)も行い、実質3公演とも言えるライブであった。なお、年末に大森がサザンとしての活動を休止する発表をしたためこれが6人編成での最後のライブとなった<ref name="green">[http://www.jvcmusic.co.jp/what/backnumber/2000.html 「STANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!」]</ref>。 |
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** 11月1日、46thシングル「[[この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜]]」発売。 |
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** 11月22日、13年ぶりのバラッド第3弾『[[バラッド3 〜the album of LOVE〜]]』発売。アルバムでは自身最高の初動売上を記録。 |
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** 12月27日 - 31日、年越しライブ『[[ゴン太君のつどい|ゴン太くんのつどい]]』開催。これが事実上5人編成での最初のライブとなった。 |
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** 12月31日、「TSUNAMI」で[[第42回日本レコード大賞]]を初受賞。 |
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* [[2001年]] |
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** 3度目の活動休止期間に入る。各メンバーソロ活動を開始。 |
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** 『バラッド3 〜the album of LOVE〜』で第15回日本ゴールドディスク大賞・ロックアルバム・オブ・ザ・イヤー受賞。 |
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** 「TSUNAMI」が2001年[[日本音楽著作権協会|JASRAC]]賞金賞、カラオケ分配額最高位を獲得。 |
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** 8月11日、8月7日付で大森が正式に独立したことを『[[桑田佳祐のキヤノンFMワンダーランド 〜やさしい夜遊び〜]]』内で発表。13日には大森とメンバー全員によるコメントが発表された<ref>[https://web.archive.org/web/20010818064202/http://www.amuse.co.jp/sas/message/ いつもサザンオールスターズを応援して下さっている皆様へ] アミューズからの告知</ref>。 |
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* [[2002年]] |
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** サザンオールスターズとしての活動なし。各個人精力的にソロ活動をこなす。 |
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* [[2003年]] |
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** 6月25日、デビュー25周年を記念し、25万セット限定でデビューシングル「[[勝手にシンドバッド]]」を再発。翌週にはオリコンチャートで発売から25年経過してのオリコン1位獲得という記録。 |
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** 6月28日、ファンクラブ限定ライブ『[[桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜#サザンオールスターズ SPECIAL LIVE in 建長寺|サザンオールスターズ SPECIAL LIVE IN 建長寺]]』開催。この模様は[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[FNS27時間テレビ#FNS27時間テレビ みんなのうた|FNS27時間テレビ みんなのうた]]』内の『[[桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜]]』の企画として放送された。 |
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** 7月23日、47thシングル「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜]]」発売。本格的に活動を再開する。 |
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** 野沢が持病の[[ヘルニア]]のためサザンの活動を欠席。 |
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** 8月16日、25周年野外ライブツアー『[[流石(SASが)だ真夏ツアー!|流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜]]』スタート。[[札幌市|札幌]]・[[福岡県|福岡]]でのファンクラブ限定ライブハウス公演と[[横浜市|横浜]]・[[名古屋市|名古屋]]・[[神戸市|神戸]]での本公演の他、特別公演として[[沖縄県|沖縄]]でも開かれた。 |
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** 8月30日、初のイメージビデオ『[[Inside Outside U・M・I]]』発売。 |
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** 11月30日、[[HMV]]が発表した『[http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=311040091 邦楽アーティストの重要な100人 (Top 100 Japanese pops Artists - No.1)]』の第1位に選ばれる。なお、桑田個人としても同チャートの12位に選出された。 |
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** 12月17日、ライブビデオ『[[流石(SASが)だ真夏ツアー!#映像作品|SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの "LIVE in 沖縄" & 愛と情熱の "真夏ツアー完全版"]]』発売。 |
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* [[2004年]] |
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** 「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」が第18回日本ゴールドディスク大賞・ソング・オブ・ザ・イヤー受賞。 |
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** 4月14日、48thシングル「[[彩 〜Aja〜]]」発売。 |
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** 7月21日、49thシングル「[[君こそスターだ/夢に消えたジュリア]]」発売。 |
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** 11月24日、50thシングル「[[愛と欲望の日々/LONELY WOMAN]]」発売。 |
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** 12月15日、初の[[ミュージック・ビデオ|PV]]集『[[ベストヒットUSAS (Ultra Southern All Stars)]]』発売。 |
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** 12月27日 - 31日、年越しライブ『暮れのサナカ』開催。 |
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* [[2005年]] |
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** 「君こそスターだ/夢に消えたジュリア」で第19回日本ゴールドディスク大賞・ソング・オブ・ザ・イヤー受賞。更にDVD『ベストヒットUSAS (Ultra Southern All Stars)』で[[ミュージック・ビデオ]]・オブ・ザ・イヤーを受賞。 |
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** 3月31日、「愛と欲望の日々」で[[SPACE SHOWER Music Video Awards]] [[2005年|05]]・BEST ART DIRECTION VIDEOを受賞。 |
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** 6月25日、「勝手にシンドバッド」から「TSUNAMI」までのシングル作品44枚を再リリース。 |
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** 野沢がヘルニアのためサザンの活動を再度欠席。 |
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** 7月20日、51stシングル「[[BOHBO No.5/神の島遥か国]]」発売。 |
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** 8月7日、[[国営ひたち海浜公園]]で行われた「[[ROCK IN JAPAN FESTIVAL]] [[2005年|2005]]」にバンドとしては初出演。 |
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** 10月5日、14thアルバム『[[キラーストリート]]』発売。 |
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** 10月13日、6年ぶりの全国ツアー『[[FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME|みんなが好きです!]]』が[[広島市|広島]]からスタートし、12月31日に横浜アリーナでの恒例年越し公演まで5大ドームツアーを含めた全21公演を行った。 |
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* [[2006年]] |
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** 『キラーストリート』で第20回日本ゴールドディスク大賞・ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞。 |
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** 3月15日、サザンとしては初のドキュメントビデオを含めたライブDVD『FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME』を発売。 |
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** 8月9日、52ndシングル「[[DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜]]」発売。 |
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** 8月26・27日、桑田の呼びかけでサザンオールスターズを中心に[[アミューズ]]の人気アーティストや、桑田と親交の深いアーティストがゲストとして挙って出演した野外フェスティバル『[[THE 夢人島 Fes.|THE 夢人島 Fes.2006]]』を行う。サザン及び桑田が主催するフェスティバルの開催は初。 |
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* [[2007年]] |
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** 1月、ビクターエンタテインメントとアミューズがサザンの楽曲管理・配信などを行う合弁会社「タイシタレーベルミュージック」を設立<ref>[http://www.jvcmusic.co.jp/company/press/2006/1222.html ビクターエンタテインメントとアミューズによる新会社を設立] 日本ビクタープレスリリース 2006年12月22日発表</ref>。 |
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** 4月、桑田のソロ活動決定が発表され、再びバンドでの活動が休止。 |
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* [[2008年]] |
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** 5月19日、デビュー30周年を迎えるにあたり、作品リリースやライブ開催など活動再開に関わる報告と同時に、翌2009年以降無期限でのバンド活動休止が発表された。 |
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** 6月24日、8月に行われる『真夏の大感謝祭』の演奏曲リクエスト投票(リクエスト結果については[[真夏の大感謝祭 LIVE#リクエストランキング (上位50曲)|別掲]])、オリジナル壁紙、サザンケータイの発売などを発表。 |
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** 8月6日、53rdシングル「[[I AM YOUR SINGER]]」発売。 |
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** 8月16日・17日、23・24日、約2年半ぶりとなる単独コンサート「サザンオールスターズ 『真夏の大感謝祭』 30周年記念LIVE」を[[横浜市]]の[[横浜国際総合競技場|日産スタジアム]]にて開催。野沢がヘルニアのため後半部分のみの参加となった。 |
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** 11月、サザンの楽曲の中から抜粋した33曲を、各10分毎計33話(最終話のみ60分)楽曲を基に構成した[[テレビドラマ]]『[[the波乗りレストラン]]』が[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系にて放送。1週間にわたり毎日不定期に放送した斬新な企画であり、メンバーの関口と野沢もドラマに出演した。 |
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** 12月3日、ライブDVD『[[真夏の大感謝祭 LIVE]]』発売。同時に、『キラーストリート』までのオリジナルアルバムと『稲村ジェーン』をリマスタリングして再発。 |
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** 12月17日、『真夏の大感謝祭 LIVE』[[Blu-ray Disc]]版発売。サザンオールスターズとしては初のBlu-rayでのライブビデオリリースとなる。 |
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=== 20周年、ベスト・アルバム『海のYeah!!』リリース、大森の独立 === |
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=== 2010年代 === |
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1998年に入り、2月には41枚目シングル「[[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]]」を発売。デビュー20周年を迎えた6月25日にはベスト・アルバム『[[海のYeah!!]]』を発売して、累計480万枚を記録したことで自身最大ヒット作品となった<ref group="注釈" name="victor2000売上"/><ref>[https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/64742/2 サザンオールスターズ、プレミアムAL『海のOh, Yeah!!』リリース決定! 来春にはドーム&アリーナツアー開催も] Billboard JAPAN 2018年6月25日配信・閲覧</ref>。8月にはアルバムを引っ提げ2日間のみのライブ『[[1998 スーパーライブ in 渚園|スーパーライブ in 渚園 "モロ出し祭り"]]』を開催した。10月にはアルバム『さくら』を発売し、120万枚を記録した<ref group="注釈" name="victor2000売上"/><ref name="uriagesyukka">[https://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=765 The Record vol.470] p9 日本レコード協会 2020年9月10日閲覧</ref>。1999年3月に43枚目シングル「[[イエローマン 〜星の王子様〜]]」を発売し、初のアリーナ・ドームツアー『Se O no Luja na Quites 〜素敵な春の逢瀬〜』を開催した。9月にはシークレットライブ『[[シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町|'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町]]』<ref name="kabukicho">[https://southernallstars.jp/mob/titl/titlShw.php?site=SASJP&ima=3105&cd=VIVL-248&search_cate=V シークレットライブ '99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE</ref>、12月は年越しライブを開催した<ref name="sas2019datap13"/>。 |
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* [[2011年]] |
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** 5月25日発売のチャリティシングル「[[Let's try again]]」にメンバー全員がソロアーティストとして参加。MV内の「勝手にシンドバッド」「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」の部分では、メンバー5人が揃った映像が見られる。 |
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* [[2013年]] |
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** 6月25日、デビュー35周年の日に活動再開を発表。 |
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** 8月7日、54thシングル「[[ピースとハイライト]]」発売。 |
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** 8月10日、ツアー『灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』を開始。5年前の活動休止の地である日産スタジアムに始まり『茅ヶ崎ライブ』以来13年ぶりとなる茅ヶ崎でのライブを含めた5会場、全9公演を行う。 |
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** 8月21日、過去全54枚のシングル音源の配信を一部の配信サイトで解禁。 |
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** 10月、第61回[[菊池寛賞]]を受賞。 |
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** 11月30日 - 12月1日、12月3日 - 12月4日、『[[昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦|桑田佳祐 Act Against AIDS 2013「昭和八十八年度! ひとり紅白歌合戦」]]』に、メンバー全員が[[ザ・ドリフターズ]]に扮してゲスト出演し、「チョットだけョ! 全員集合」「[[ズンドコ節|ドリフのズンドコ節]]」「[[ドリフのビバノン音頭]]」を歌った。 |
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** 12月31日、ライブDVD・Blu-ray『[[SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 胸熱完全版|灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版]]』発売。 |
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* [[2014年]] |
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** 6月25日、公式サイトにて、9月にニューシングルを発売すること、12月にサザンとしては9年ぶりとなる年越しライブを開催すること、オリジナルアルバム制作中であり年内完成であることを発表した。当日の[[読売新聞]]に全面広告で告知が掲載され、当時流行していた漫画「[[進撃の巨人]]」をもじり「進撃のサザン」と銘打たれていた。 |
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** 9月10日 55thシングル「[[東京VICTORY]]」を発売。4作連続1位を記録した。 |
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** 12月17日、ライブ音源を除くシングル55作品、オリジナルアルバム14作品、企画盤アルバム4作品の全266曲の[[iTunes Store]]での配信を解禁、日本を含む111カ国で配信を開始。同時にmoraでも全アルバム配信を開始<ref>[http://www.phileweb.com/news/hobby/201412/17/1502.html サザンの楽曲266曲がiTunesとmoraで配信スタート],ファイルウェブ,2014年12月17日</ref>。 |
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** 12月30日、「東京VICTORY」が[[第56回日本レコード大賞]]優秀作品賞に選ばれた。当日の授賞式にはライブのため参加していない。 |
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** 12月27日・28日・30日・31日、10年ぶりとなる年越しライブ『[[ひつじだよ! 全員集合!]]』開催。12月28日には、[[安倍晋三]]首相・[[安倍昭恵|昭恵]]夫人が来場した<ref name = "shinzo abe">[http://www.sankei.com/politics/news/141228/plt1412280016-n1.html 首相がサザンのコンサートを観賞「楽しみました」]産経ニュース 2014年12月28日</ref>。12月31日には、[[第65回NHK紅白歌合戦]]にシークレットゲストとして中継出演を果たした。グループとしての[[NHK紅白歌合戦]]は31年ぶりとなる。また、その日の終盤には2015年3月31日にオリジナルアルバムをリリースすることと、それに伴う全国ツアーが行われることを発表した<ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20150101/oth15010105050023-n2.html サザン10年ぶり新アルバム&全国ツアー電撃発表!紅白2曲披露], サンケイスポーツ, 2015年1月1日</ref>。このライブ中に同年秋に桑田が受章した[[紫綬褒章]]<ref>[http://natalie.mu/music/news/130257 桑田佳祐が紫綬褒章受章「身に余る光栄」],音楽ナタリー , 2014年11月2日</ref>を披露した際の冗談・ハプニングと、紅白歌合戦出演時に着用した付け髭・2013年のライブツアーで映した社会情勢の映像などに対しての批判やデマが流れ、それらのシーンに対する抗議デモが起きたりするほどになった<ref name = "demo">[http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/355775/2/ サザン桑田に右翼抗議 ライブでの不敬パフォーマンス問題に]東京スポーツ 2015年1月14日</ref>(騒動・謝罪の詳細については[[ひつじだよ! 全員集合!#紫綬褒章の披露で起きたトラブル]]・[[ピースとハイライト]]・[[桑田佳祐#哲学・思想]]を参照)。 |
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* [[2015年]] |
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** 1月15日、所属事務所のアミューズが桑田との連名で前述の騒動に対する謝罪文を発表<ref>[http://www.amuse.co.jp/saslive2014/ サザンオールスターズ年越しライブ2014に関するお詫び]{{リンク切れ|date=2017年2月}}</ref>。 |
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** 1月17日、桑田本人が自身のラジオ番組「[[桑田佳祐のやさしい夜遊び]]」の冒頭で前述の騒動に対する謝罪・釈明と、ネット上で流れた批判への反論やデマの否定を行った<ref>[http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/01/18/0007668123.shtml?pg=3 サザン桑田 ラジオ謝罪【ほぼ全文】],デイリースポーツ,2015年1月18日</ref><ref>[http://www.asahi.com/articles/ASH1L0JL9H1KUCVL01M.html 「政府批判の指摘こそ都合いい解釈」 桑田さん発言要旨],朝日新聞デジタル,2015年1月18日</ref>。 |
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** 3月31日、15thアルバム『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』発売。 |
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** 4月11日、10年ぶりの全国ツアー、『おいしい葡萄の旅』を[[愛媛県武道館]]より開始。8月17日・18日の[[日本武道館]]での追加公演まで5大ドームを含む11会場・全23公演が行われた。 |
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** 4月24日、『葡萄』の発売に合わせ、[[週刊文春]]([[文芸春秋]])、[[週刊現代]]([[講談社]])、[[週刊ポスト]]([[小学館]])、[[週刊プレイボーイ]]([[集英社]])、[[週刊SPA!]]([[扶桑社]])の5誌との協力により「スペシャルマガジン 総力特集 サザンオールスターズ『葡萄』」が制作され、全国の[[ローソン]]で無料配布された。収録曲を基に各編集部が自由な発想で記事を制作し<ref>SPECIAL MAGAZINE サザンオールスターズ『葡萄』p1より。</ref>、[[長嶋茂雄]]や[[横田滋]]・[[横田早紀江|早紀江]]夫妻からの称賛のコメントも掲載された<ref name = "omoshiroi">[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/04/22/kiji/K20150422010215430.html サザン“誌上最大”の作戦!「葡萄」PR、5週刊誌とコラボマガジン] 2015年4月25日閲覧。</ref><ref>[http://www.news-postseven.com/archives/20150423_318374.html 争奪戦必至! 限定15万部のサザンお宝フリーペーパーを配布]2017年2月20日閲覧。</ref>。かねてから週刊誌に度々目を通している桑田はこのパンフレットについて「面白い」という感想を残している<ref name = "omoshiroi" />。 |
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** 12月30日、『葡萄』が[[第57回日本レコード大賞]] 最優秀アルバム賞を受賞。桑田がビデオメッセージによるコメントを寄せた。 |
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* [[2016年]] |
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** 1月6日、ライブDVD・Blu-ray『[[おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-]]』発売。 |
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* [[2017年]] |
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** 7月17日、自身が初めて出演したCMである[[アサヒ飲料]]『[[三ツ矢サイダー]]』に38年ぶりにCMを担当することになった<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/2094184/full/ サザン、デビューして初めて出演した『三ツ矢サイダー』CMに38年ぶり再登場] オリコン 2017年7月19日閲覧</ref>。 |
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* [[2018年]] |
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** 4月2日、2017年から続くアサヒ飲料『三ツ矢サイダー』のCMソングとして、「勝手にシンドバッド」「みんなのうた」「LOVE AFFAIR~秘密のデート」「I AM YOUR SINGER」が起用される方が発表された。なお、これらの曲はデビューから10年ごとに発表された曲である<ref name="mitsuya2018">[http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/61780/2 サザン×三ツ矢サイダー、デビュー記念日に向けたカウントダウン企画スタート] Billboard JAPAN 2018年4月3日閲覧。</ref>。 |
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** 4月3日、2014年に発売されたシングル「東京VICTORY」がTBS系列「2018アジア大会&世界バレー」テーマ曲に決定した<ref>[https://www.musicman-net.com/artist/74771 サザンオールスターズ、「東京VICTORY」がTBS系「2018アジア大会&世界バレー」テーマ曲に] ミュージックマンネット 2018年4月3日閲覧。</ref>。 |
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** 4月4日、2017年4月から始まった桑田のスペシャルサイト『ROUND30』が完結され、サイトの動画で2018年にサザンの活動を再開することを発表し、意気込みをジョークを交えて語った<ref>[http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/61933/2 桑田佳祐ソロ30周年イヤー締めくくり! 2018年の意気込みを述べる] Billboard JAPAN 2018年4月4日閲覧・配信。</ref>。 |
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** 6月15日、1st配信シングル「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」発売<ref>[https://natalie.mu/music/news/286764 サザンが闘う戦士団募集!本日配信の新曲キャンペーンで] 音楽ナタリー 2018年6月15日配信・閲覧。</ref>。オリコン週間デジタルシングルランキングで1位を獲得し、サザンとしてはシングル・アルバムを通して同チャート初首位獲得となった<ref name="oricon0620">[https://www.oricon.co.jp/news/2113926/full/ 【オリコン】サザン、3年ぶり新曲が配信1位 長瀬智也主演映画主題歌] オリコン 2018年6月20日閲覧。</ref>。 |
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** 6月25日・26日、25日にデビュー40周年を迎え[[NHKホール]]でワンマンライブ「キックオフライブ 2018『ちょっとエッチなラララのおじさん』」を開催<ref>[https://natalie.mu/music/news/282473 サザンオールスターズ、デビュー40周年記念日に初のNHKホールライブ開催決定] 音楽ナタリー 2018年5月19日閲覧。</ref>。 |
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** 7月23日、2nd配信シングル「[[壮年JUMP]]」発売<ref>[https://natalie.mu/music/news/291172 サザンオールスターズ、アルバムから「三ツ矢サイダー」CMソングを先行配信] 音楽ナタリー、2018年7月14日、2018年7月21日閲覧</ref>。 |
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** 8月1日、ベストアルバム『[[海のOh, Yeah!!]]』が発売<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2114258/full/ サザン、40周年記念盤『海のOh, Yeah!!』発売決定 新曲&ツアー情報も発表] オリコン 2018年6月25日閲覧</ref>。 |
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** 8月12日、サザンとしては2005年以来13年ぶりとなる『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』に出演<ref>[https://natalie.mu/music/news/287077 サザンオールスターズ、13年ぶりに「RIJF」出演決定] 音楽ナタリー 2018年6月20日閲覧。</ref>。 |
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** 10月11日、[[MTV Video Music Awards Japan]] 2018にて、「SAS Lifetime Achievement Award Japan」を受賞。VMAJでアーティスト名が入った賞を獲得するのは初の快挙となった<ref name="MTV2018" />。 |
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** 10月27日、茅ヶ崎市にあるサザンビーチちがさきで『[[茅ヶ崎サザン芸術花火]]2018』が開催され、花火に合わせてサザンの楽曲が流れるというイベントで、楽曲提供として“タイシタレーベル”がクレジットされている。なお、メンバー5人は出演しない<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2118050/full/ サザン名曲×芸術花火が茅ヶ崎の夜空を彩る 『茅ヶ崎サザン芸術花火2018』開催決定] オリコン 2018年9月15日閲覧</ref>。 |
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** 11月29日・12月1日・2日、『桑田佳祐 Act Against AIDS 2018 平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』に、第二回の時と同様にメンバー全員が[[ザ・ドリフターズ]]に扮してゲスト出演し、「[[世界に一つだけの花]]」([[SMAP]])と「[[いい湯だな]]」(ザ・ドリフターズ)を振り付きで歌唱した<ref>[https://www.sanspo.com/geino/news/20181203/geo18120305040002-n1.html 桑田佳祐、最後の「ひとり紅白」で55変化!サザンメンバーも登場]SANSPO.COM 2018年12月3日</ref>。 |
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** 12月31日、『[[第69回NHK紅白歌合戦]]』に特別枠として[[NHKホール]]から出場、平成最後の「究極の大トリ」という形で「希望の轍」と「勝手にシンドバッド」の2曲を歌唱した。NHKホールでの披露は1983年ぶり以来35年ぶりとなった<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/12/kiji/20181211s00041000458000c.html サザン 35年ぶりNHKホールで紅白歌う!超目玉、特別枠で出演決定] スポニチアネックス 2018年12月12日配信、閲覧</ref>。歌手別瞬間最高視聴率では45.3%を記録し、出場者の中では最も高かった<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/01/04/kiji/20190104s00041000051000c.html 平成最後の「紅白」瞬間最高視聴率は45.5% 白組勝利の瞬間 歌手別はサザンがトップ、次いで米津玄師] スポニチアネックス 2019年1月4日閲覧、配信</ref>。 |
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* [[2019年]] |
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** 3月 - 6月、約3か月かけて6大ドームを含む全11ヶ所22公演の全国ツアー『“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!』を開催<ref>[https://natalie.mu/music/news/314627 サザンオールスターズ来春ツアーの詳細発表、6大ドーム含む全国11カ所回る] 音楽ナタリー 2019年1月1日配信、閲覧</ref>。ライブ中には未発表のバラード新曲(後の「[[愛はスローにちょっとずつ]]」<ref name="rs20190715">[https://realsound.jp/2019/07/post-389469_1.html 桑田佳祐、サザン新曲初オンエアで語った曲作りへの思い「時代はどんどん変わっても、音楽だけは怠けちゃいけない」] リアルサウンド 2019年7月15日配信,2019年7月16日閲覧</ref>)を披露した<ref>[http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/74243/2 サザンオールスターズ、時代をまたぐ大規模全国ツアーが宮城からスタート] Billboard JAPAN 2019年3月31日配信, 2019年4月3日閲覧</ref>。 |
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** 6月25日、デビュー41周年を迎えるこの日に自身のディスコグラフィーや全ライブツアーデータ、バントヒストリー等収録した公式データブック『サザンオールスターズ公式データブック 1978 - 2019』発売<ref>[https://natalie.mu/music/news/330936 サザンオールスターズ、40年の軌跡網羅した公式データブック発売!名盤誕生エピソードも] 音楽ナタリー 2019年5月10日配信, 2019年5月10日閲覧</ref>。 |
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** 8月12日、3rd配信シングル「愛はスローにちょっとずつ」発売<ref name="rs20190715" />。 |
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** 11月27日、ライブ・ビデオ『[[LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!” だと!? ふざけるな!!]]』発売<ref>[https://natalie.mu/music/news/350954 サザンオールスターズ、バンド史上最大規模の全国ツアーが映像作品化] 音楽ナタリー 2019年10月10日配信, 2019年10月10日閲覧</ref>。 |
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** 12月20日、全シングル曲・アルバム曲及び5人のソロ楽曲全て972曲の[[サブスクリプション方式|サブスクリプション型サービス]]による[[ストリーミング]]配信が解禁された<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2151435/full/ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に] オリコン 2019年12月20日配信, 2019年12月20日閲覧</ref>。 |
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** 12月31日、ミュージック・ビデオ集『[[21世紀の音楽異端児 (21st Century Southern All Stars Music Videos)]]』発売<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2148105/full/ サザン、大みそかに15年ぶりMV集 ほとんどが初映像化21世紀の21曲入り] オリコン 2019年11月6日配信, 2019年11月6日閲覧</ref>。 |
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2000年1月に44枚目シングル「[[TSUNAMI]]」を発売した<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=52010467 「TSUNAMI」が大ヒットした理由] BARKS 2000年5月11日配信 2022年4月5日閲覧。</ref>。この楽曲は当時放送されていたTBS系列バラエティ番組『[[ウンナンのホントコ!]]』のコーナー『[[未来日記 (ウンナンのホントコ!)|未来日記III]]』のテーマソングとして使用され、300万枚近くを売り上げて「エロティカ・セブン」で記録した最高売上を更新した<ref name="oricon2008uriage">[https://www.oricon.co.jp/news/54526/full/ サザンオールスターズ 売上別TOP10&主な記録] オリコン 2015年1月22日閲覧。</ref>。また、当時のオリコン歴代シングルランキングで3位にランクインし<ref name="musicjp" />、この年の[[第42回日本レコード大賞]]で[[日本レコード大賞#各賞|大賞]]を受賞した<ref name="record_award">[https://www.jacompa.or.jp/record/42.php 第42回日本レコード大賞] 日本作曲家協会 2018年3月23日閲覧</ref>。そのため同楽曲は「サザンオールスターズを国民的バンドと評されるきっかけを作った」といわれることも多い<ref>[https://gentosha-go.com/articles/-/61482?page=3 【検索数ランキング】祝46周年!…夏こそ聴きたい「サザンオールスターズ」の人気曲TOP10(3ページ目)]The GOLD 2024年6月26日配信 2024年6月29日閲覧。</ref>。8月には桑田の地元である茅ヶ崎市の地元住民の署名運動{{refnest|group="注釈"|当時の茅ヶ崎市の人口の約4分の1である5万人分の署名を獲得した<ref>『サザンオールスターズが40年も愛される48の秘密』SASウォッチャー編集部 2018年 辰巳出版 P150</ref>。}}によって、2日間の野外ライブ『[[サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ]]』を開催した<ref name="sas2019p254">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p254</ref>。ライブに合わせて製作された45枚目シングル「[[HOTEL PACIFIC]]」を発売し、80万枚を超えるヒットとなった<ref name="oricon2008uriage"/><ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p71</ref>。11月に46枚目シングル「[[この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜]]」とバラッドシリーズの第3弾『[[バラッド3 〜the album of LOVE〜]]』が発売された<ref>『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p13, 140</ref>。アルバムは290万枚を売り上げ、バラッドシリーズでは最高売上を記録した<ref name="oricon2008uriage"/>。その直後、大森が休養を発表し12月に開催された年越しライブを欠席した<ref>[https://www.jvcmusic.co.jp/what/backnumber/2000.html 「STANDOOH! AREEENA!! C'MOOOON!!!」] Victor Entertainment 2021年10月20日閲覧。</ref>。2001年から2002年までメンバーは今後のバンドのステップアップを目標にソロ活動を行った<ref name="sas2019p14"/><ref name="dokuritsu"/>。2001年8月に大森は正式に独立を発表しメンバーから脱退した<ref name="dokuritsu"/>。以降はメンバーの補充を行わずグループとしては5人で活動している。当時のことを桑田は「サザンにとって痛みを伴う試練、精神的構造改革です」と語っていた<ref name = "新庄のよう">スポーツニッポン 2001年8月12日号。</ref>。 |
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=== 2020年代 === |
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* [[2020年]] |
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** 5月3日 - 6日、[[2019新型コロナウイルス|新型コロナウイルス]]の感染拡大でさまざまな影響が出る中、サザンのメンバーやスタッフ達が「みなさんが、笑顔を忘れず、希望を持ち続けられる」ようにと始めた企画『Keep Smilin' ~“出来ることから”ちょっとずつ~』の第1段として、サザンや桑田ソロのミュージック・ビデオ30本以上がフルで公開された<ref>[https://natalie.mu/music/news/377900 サザン&桑田佳祐「Keep Smilin'」プロジェクト始動、第1弾はMV30本超フル尺公開] 音楽ナタリー 2020年5月3日配信, 2020年5月13日閲覧</ref>。 |
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** 6月6日、『Keep Smilin' ~“出来ることから”ちょっとずつ~』の企画の一環としてWOWOWプライムにて、サザンと桑田ソロの過去のライブ映像が12時間にわたって一挙無料放送される予定<ref>[http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/87877/2 サザン・桑田、【RIJF2018】などライブ映像を一挙無料放送] Billboard JAPAN 2020年5月11日配信, 2020年5月19日閲覧</ref>。 |
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** 6月25日、デビュー42周年を迎えるこの日に横浜アリーナで無観客配信ライブ「サザンオールスターズ 特別ライブ 2020 『Keep Smilin' ~皆さん、ありがとうございます!!〜』」を開催。ライブの収益の一部はアミューズ募金を通じて、新型コロナウイルスの治療や研究開発にあたる医療機関に役立てられる<ref name="barks20200609">[https://www.barks.jp/news/?id=1000183836 サザンオールスターズ、無観客配信ライブを横浜アリーナでデビュー記念日に実施] BARKS 2020年6月9日配信, 2020年6月9日閲覧</ref>。 |
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=== 25周年、2枚組オリジナル・アルバム『キラーストリート』リリース === |
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== バンド・楽曲の特徴 == |
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2003年6月25日にデビューから25周年を迎え、それを記念してデビューシングルの復刻盤CD「[[勝手にシンドバッド|勝手にシンドバッド 胸さわぎのスペシャルボックス]]」を発売し、25年越しにオリコン週間ランキングで1位を獲得した<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/01/26/kiji/K20160126011924780.html 購買運動花開いた!「世界に一つだけの花」異例12年ぶり3位] スポニチアネックス 2016年1月26日配信・閲覧</ref>。同年7月に47枚目シングル「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜]]」を発売、直後に大規模な野外・スタジアムツアーを開催し、サザンでの活動が本格的に始まった<ref name="sas2019p14"/>。2004年には、シングル3作「[[彩 〜Aja〜]]」「[[君こそスターだ/夢に消えたジュリア]]」「[[愛と欲望の日々/LONELY WOMAN]]」を発売して全てオリコン1位を獲得するなどヒットし、12月には年越しライブを開催した<ref name="sas2019p14">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p14-15</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/25386/full/ サザン、今夏52作目のニューシングル発売決定!] オリコン 2006年6月21日配信, 2020年5月20日閲覧</ref>。 |
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[[楽曲]]は一般的には夏をイメージしたポップスや、ロック色の強いもの、[[バラード]]などが知られているが、他にも[[ヒップホップ]]・[[民族音楽]]・[[民謡|郷土音楽]]・[[歌謡曲]]・[[ジャズ]]・[[ハードロック]]・[[コミックソング]]まで幅広い要素を取り入れた楽曲があり、題材は[[恋愛]]・[[性行為|セックス]]・郷土愛・[[ユーモア]]・[[応援歌]]・[[反戦運動|反戦]]・社会[[風刺]]・[[ハナモゲラ]]など多岐にわたり、こうした様々な要素を意欲的に取り入れている。当然、夏以外の季節をイメージした楽曲も多く発表されている{{efn2|春では「[[彩 〜Aja〜]]」「[[桑田さんのお仕事 07/08 〜魅惑のAVマリアージュ〜#CD|DEAR MY FRIEND]](桑田ソロ曲)」。秋では「[[綺麗#収録曲|NEVER FALL IN LOVE AGAIN]]」。冬では「[[シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー|シャ・ラ・ラ]]」「[[クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)]]」「[[白い恋人達]](桑田ソロ曲)」「[[愛と欲望の日々#収録曲|LONELY WOMAN]]」などがある。また「[[TSUNAMI#収録曲|通りゃんせ]]」「[[葡萄 (アルバム)#収録曲|イヤな事だらけの世の中で]]」のように一曲の中に全ての季節を想起させるフレーズを入れた楽曲も存在する。}}<ref>[http://sas-fan.net/special/Aja/shousai/index_menu.html サザンオールスターズ 彩 〜Aja〜 特設サイト] 2015年12月13日閲覧</ref><ref>{{Twitter status2|sasfannet|720552200745852929|2016年4月14日19時00分|accessdate=2016-4-15}}</ref>。ちなみに、桑田は日本の四季の中では春が一番好きである事を公言している<ref>[https://entertainmentstation.jp/259581 中期から後期へと駆け抜けていくサザンオールスターズの軌跡。プレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』深掘りレビュー] エンタメステーション 2018年8月9日</ref>。 |
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2005年6月にデビューシングル「勝手にシンドバッド」から「TSUNAMI」までのシングル44作を12cmCD化して再発売された。7月4日付のオリコン週間シングルチャートではトップ100に44作全てがランクインし、[[松任谷由実]]が保持していた同一アーティストによるシングルTOP100内同時ランクイン数17作の記録を更新した<ref>{{Cite web|和書|title=サザンオールスターズがオリコンジャックで新記録!?|url=http://www.sanspo.com/geino/top/gt200506/gt2005062806.html|website=SANSPO.COM|publisher=株式会社産業経済新聞社|accessdate=2023-04-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20051219191737/http://www.sanspo.com/geino/top/gt200506/gt2005062806.html|archivedate=2005-06-27|url-status=dead|url-status-date=2023-04}}</ref>。同年8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005」にサザンとして初出演した<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000010816 <RIJF2005>サザンオールスターズ、もったいぶることを知らない豪華エンタテインメント絵巻]BARKS 2005年8月19日配信 2022年5月30日閲覧。</ref>。同年10月には『KAMAKURA』以来の2枚組オリジナル・アルバムで14枚目アルバムとなる『[[キラーストリート]]』を発売し、110万枚以上の売り上げを記録<ref name="oricon2008uriage"/>。発売後に2度目のドームツアーが開催された<ref name="sas2019p14"/>。2006年8月に52枚目シングル「[[DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜]]」を発売し、サザンとして『[[THE 夢人島 Fes.]]』に出演した。2007年1月にビクターとアミューズがサザンやソロの楽曲管理・配信などを行う合弁会社「[[タイシタレーベル|タイシタレーベルミュージック]]」を設立した<ref name="taishita2007">[https://www.jvcmusic.co.jp/company/press/2006/1222.html ビクターエンタテインメントとアミューズによる新会社を設立] 日本ビクタープレスリリース 2006年12月22日発表</ref>。同年は桑田はシングル発売やツアーの開催、原は映画主題歌を書き下ろすなど、メンバーが個人で活動した<ref name="sas2019p14"/>。 |
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=== 影響 === |
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桑田は、[[ニール・ヤング]]、[[ボブ・ディラン]]、[[ポール・マッカートニー]]、[[エリック・クラプトン]]、[[アラン・トゥーサン]]、[[ビートルズ]]からの影響を語っている<ref name="tower">{{cite web|url=http://tower.jp/article/interview/2011/02/16/75302/75303 |title=MUSICMAN・桑田佳祐が丸呑みしたり、憧れたり、影響を受けているアーティスト/音楽とは……? |author=岡村詩野 |date=2011-02-16 |accessdate=2018-08-22 |publisher=[[タワー・レコード]]}}</ref>。 |
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=== 30周年、活動無期限休止 === |
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=== 楽曲制作・レコーディング === |
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2008年1月にメンバーは「サザンという看板に頼らないで、サザンの活動だけをあてにしないで視野を広げていこう」という方針を決め、5月19日に30周年に伴う53枚目シングル「[[I AM YOUR SINGER]]」の発売やライブなどの活動・プロモーションの発表と同時に、2009年以降はメンバー個々の自由な発想による音楽活動を展開するべくサザンとしての活動を無期限休止にすることを発表した<ref group="注釈">2006年のTHE 夢人島 Fes.を最後に実質的にサザンとしての活動は行われていなかったが、この間を活動休止期間と定めていない。</ref><ref name="siyahirogeyo">[https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080519-361712.html サザン来年から活動休止、解散は否定] nikkansports.com 2008年5月19日配信 2021年9月24日閲覧。</ref>。この活動休止については、発表の当日にNHKの『[[NHKニュースおはよう日本|おはよう日本]]』が報じたほか、民放各局でも報道や特集が大々的になされ、発表後には所属するアミューズの株価が大幅下落し、「サザンショック」と言われた<ref>{{Cite web|和書|title=活動停止のニュースで東証一部銘柄が急落 「サザンショック」と芸能銘柄 |url=https://moneyzine.jp/article/detail/58385 |website=MONEYzine |accessdate=2022-01-22 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=寺脇康文は“サザンショック”を吹っ飛ばす男!? |url=https://www.oricon.co.jp/news/54829/full/ |website=ORICON NEWS |accessdate=2022-01-22}}</ref>。また、発表直前の2008年5月12日の[[東京スポーツ]]紙上で「サザン解散か」などといった誤った報道がなされ、ファンおよび世間に動揺を与えることになった<ref>[https://bunshun.jp/articles/-/2518?page=1 ご存知ですか? 5月19日はサザンオールスターズが無期限活動休止を発表した日です] 文春オンライン 2017年5月19日配信 2021年9月24日閲覧。</ref>。これを受け桑田は自身のラジオ番組で「(サザンの)解散は絶対にない」と断言し、憶測や解散説を一蹴した<ref name = "気遣い" /><ref>[https://news.j-wave.co.jp/2018/07/7540.amp.html なぜサザンは時代を問わず愛されるのか? いきものがかり水野が分析【特集】]J-WAVE NEWS 2018年7月7日配信 2022年7月7日閲覧</ref>。 |
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桑田はメロディやサウンドを鳴らしたいという動機で作曲・演奏を始めたため、主に"[[作詞|曲先]]"で楽曲を制作している<ref name = "sound">桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、[[新潮社]]、p79)</ref>。そのため、初期の頃は「歌詞の意味はどうでもいい」と捉え「料理でいうお皿のようなもの」という感覚だったと述べていた<ref name = "sound" />。その後はファンの反応や<ref>[http://realsound.jp/2016/06/post-7980_2.html 桑田佳祐、『Mステ』で作詞について語る「人様の歌詞って見たことなかった。でも……」]リアルサウンド</ref>、サポートミュージシャンを務めた[[小林武史]]・[[小倉博和]]といった桑田曰く「詞の事をとても気にする人達」の影響で洗練されたものが多くなっていった<ref>桑田佳祐『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』P8、新潮社、2012年</ref>。1990年代からは[[仏教]]用語や[[熟語]]が少しずつ登場するようになり<ref name = "WAHOO"> 「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P94より。 角川書店 2011年</ref>、2010年代からは英語を意識的に減らしていくようになり日本語の歌詞を重視して書かれることが多くなった<ref name = "Japanesepeople">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.18より。</ref>。 |
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2009年から各自がソロ活動を行う。2012年12月に、桑田とスタッフの間で35周年を迎えるにあたっての話が持ち上がったことがきっかけで、「ファンをはじめとした多くの人たちと、楽しめるときに大いに楽しもうじゃないか」とサザンの活動を再開をすることにメンバー5人の気持ちが合致した{{refnest|group="注釈"|サザン復活のきっかけはその他にも、東日本大震災の被災者から『宮城ライブ』の開催時期と前後して「サザンの歌を聴いて励まされ、これからも頑張ります」「桑田さんもご病気をされて、大変でしたね。私たちはサザンを待ちますから無理しないでください。いつまでも待っています」といった手紙が多く届いたことも影響しており、桑田は「ありがたいと同時に、奮い立たされる。すごく大きな力になった」と語っている<ref name = "復活の真相" />。}}<ref name = "合致">[https://www.sanspo.com/article/20130625-63DCG3WASNMTXJBRNZ377Y4MDE/2/ 5年ぶりサザン復活! 新曲ひっさげ全国ツアー] サンケイスポーツ 2013年6月25日配信 2022年3月30日閲覧。</ref><ref>[https://www.rbbtoday.com/article/2013/06/25/109448.html サザン、復活!……5年ぶり 8月には新シングル&ツアー] RBBTODAY 2013年6月25日配信 2022年3月30日閲覧。</ref>。この活動休止期間は、2010年に桑田の食道がんによる休養と闘病、2011年に[[東日本大震災]]の復興支援のための「[[Let's try again|チーム・アミューズ!!]]」結成<ref name = "チーム">[https://natalie.mu/music/news/47456 桑田、福山、Perfumeらがチーム・アミューズ!!結成] 音楽ナタリー 2011年4月7日配信 2022年4月4日閲覧。</ref>や桑田の「[[宮城ライブ 〜明日へのマーチ!!〜|宮城ライブ]]」の開催<ref>[https://natalie.mu/music/news/56369 桑田佳祐、宮城ライブで復興支援&完全復活27曲] 音楽ナタリー 2011年9月12日配信 2022年4月4日閲覧。</ref>などがあり、「これまでにない濃密な5年間」と振り返っている<ref name = "合致" />。 |
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サザンの大半の楽曲のレコーディング形式としてはまず桑田が曲やポイントとなる言葉の一部分を作り、スタジオでメンバー・サポートミュージシャン・スタッフ・エンジニアなどにそれを伝え、全員がアイディアを出し合いながらイメージを膨らませ仮歌やオケを録音する。それと並行して桑田が作詞の作業に取り掛かり、一通り作詞して歌入れを始める。これ以降アレンジなどの細かな修正を繰り返して楽曲が完成するというものである<ref>原由子『あじわい夕日新聞〜夢をアリガトウ〜』31頁、[[朝日新聞出版]]、2013年</ref><ref>[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] p46 - 53より。</ref><ref name = "fight">『週刊文春』2014年9月18日号でのインタビュー特集(p14)</ref>。また、「曲によって異なったニュアンスを出すため」という理由でベースなどを桑田が担当メンバーに代わって演奏することも時折ある<ref name="killer">アルバム『キラーストリート』初回版ブックレットより。2005年。</ref>。 |
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=== 35周年、5年ぶりの活動再開 === |
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桑田は作詞をする際に入念な下調べを行っており、さまざまな情報をくまなくチェック・インプットをし、それが曲のアイデアに繋がっていると野沢は述べており、「週刊誌なんかは、ぜんぶ読んでるんじゃないか」といった推測もしている<ref name = "input">[http://www.tbsradio.jp/110071 サザン・野沢秀行が語る「桑田佳祐の曲の作り方」]TBSラジオ</ref>。歌詞はほとんど想像で書くこともあれば<ref>『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.25より。</ref>、楽曲のテーマに関係する人物あるいはそれに詳しい周囲の人物やスタッフへの取材をもとに書かれることもある<ref>桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえかこんなもん'84-'90」(1990年、[[新潮社]]、p196 - 197)</ref>。歌詞の中で桑田自身と異なる歌手像やペルソナが設定されていることも多い<ref name = "perusona">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.26より。</ref>。 |
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デビュー35周年の2013年6月25日に活動再開を発表<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000091628 サザンオールスターズ、35周年の記念日に活動再開を発表。「5年間お待たせして、本当に申し訳ありませんでした。」] BARKS 2013年6月25日配信 2022年4月4日閲覧。</ref>。同年8月に54枚目シングル「[[ピースとハイライト]]」を発売し、オリコンで首位獲得したことでシングルとして1980年代〜2010年代の4年代で首位獲得、国内グループとしては史上初の快挙となった<ref name="oricon2027554"/>。同年8月10日から9月22日にかけて全国ツアー『[[SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 胸熱完全版|灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!]]』を開始した。12月はツアーを映像化した作品を発売し、映像作品としても史上初の4年代首位獲得を記録した<ref name="oricon2032766">[https://www.oricon.co.jp/news/2032766/full/ 【オリコン】サザン5年ぶり復活ライブDVD&BDが首位 史上初の4年代1位を達成] オリコンスタイル 2015年10月16日閲覧</ref>。 |
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2014年9月には55枚目シングル「[[東京VICTORY]]」を発売した。12月にはサザンの楽曲266曲が[[iTunes Store]]での配信を解禁され、日本を含む111カ国で配信を開始した。同時に[[mora]]でも配信が開始された<ref name="sas20141217">[https://www.phileweb.com/news/hobby/201412/17/1502.html サザンの楽曲266曲がiTunesとmoraで配信スタート],ファイルウェブ,2014年12月17日</ref>。年末には年越しライブを開催。並行して31年ぶりで4度目となる[[第65回NHK紅白歌合戦|NHK紅白歌合戦]]にシークレットゲストとして中継出演し、「ピースとハイライト」「東京VICTORY」を披露した<ref name="リットーミュージック出版 p16">『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p16</ref>。 |
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桑田が制作した楽曲の歌詞には前述の理由からメロディや符割りを優先する故に文法として正しくないものや<ref name = "akatuki">桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、[[新潮社]]、p24)</ref>、勘違いして書いてしまった歌詞がそのまま使われたりする事もあり<ref name = "eien" /><ref name = "input" />、スタッフが訂正を促すこともあるが、歌いやすさなどを理由とした桑田の意向で大抵はそのまま残されている<ref name = "akatuki" /><ref name = "eien">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.64より。</ref>。 |
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2015年3月には『[[キラーストリート]]』以来約10年振りとなる15枚目アルバム『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』を発売<ref name="oricon 20180807"/>、アルバムでも4年代首位を達成した<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2051211/full/ 【オリコン】サザン、グループ初の4年代連続1位 約10年ぶり新作で] ORICON NEWS 2015年4月7日配信 2022年4月3日閲覧。</ref>。同年4月から8月にかけて全国ライブツアー『[[おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-|おいしい葡萄の旅]]』を開催<ref>[https://www.billboard-japan.com/sp/d_news/detail/32908/2 サザンオールスターズ 10年ぶり全国ツアーの映像パッケージ化決定 初回限定盤には長編ドキュメンタリーも] Billboard Japan 2015年11月5日配信・閲覧。</ref>。2016年と2017年はサザンとしてシングル・アルバムの発売やライブは行われなかったが<ref name="リットーミュージック出版 p16"/>、2017年に自身が初めてコマーシャルに出演した、[[アサヒ飲料]]『三ツ矢サイダー』にメンバー全員で再び出演した<ref name="mitsuya2018"/>{{refnest|group="注釈"|こちらは2018年まで自身の楽曲が使用された内容が複数のバージョンで放送された<ref name="mitsuya2018">[https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/61780/2 サザン×三ツ矢サイダー、デビュー記念日に向けたカウントダウン企画スタート] Billboard JAPAN 2018年4月2日配信 2018年4月3日閲覧。</ref>。}}。 |
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近年ではライブなどで演奏することを想定して制作したものも多くなった<ref name = "souteitei">[http://special.sas-fan.net/special/sas2015/qa/ サザンオールスターズ2015 official site]</ref>。過去の作品には制作したものの、作り込み過ぎたが故にライブでの再現ができなかった楽曲が何曲も存在すると桑田は述べている<ref name = "souteitei" />。 |
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=== 40周年、ベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』リリース === |
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サザンの楽曲は前述のとおり大半を桑田が制作・歌唱しているが、野沢を除き他のメンバーも一部の楽曲を制作・歌唱している。なお、メンバー全員で制作した曲は「[[思い過ごしも恋のうち#収録曲|ブルースへようこそ]]」「[[Ya Ya (あの時代を忘れない)#収録曲|シャッポ]]」、個々のメンバー同士の共作は「[[この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜#収録曲|チャイナムーンとビーフン娘]]」「[[ピースとハイライト#収録曲|人生の散歩道]]」のみである。 |
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2018年に入り、6月15日にアルバム『葡萄』以来の新曲「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」が自身初の配信シングルとして発売され<ref>[https://natalie.mu/music/news/290970 サザンオールスターズ、心の奥の闇を示唆した全編アニメーションMV] 音楽ナタリー 2018年7月13日配信・閲覧</ref>、続けて7月には2作目の配信シングル「[[壮年JUMP]]」も発売された<ref>[https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/65547/2 サザンオールスターズ、AL収録曲「壮年JUMP」先行配信決定] ビルボードジャパン 2018年7月19日配信・閲覧</ref>。8月に入り直ぐに『海のYeah!!』の続編ベスト・アルバム『[[海のOh, Yeah!!]]』が発売された<ref name="oricon20180625">[https://www.oricon.co.jp/news/2114258/full/ サザン、40周年記念盤『海のOh, Yeah!!』発売決定 新曲&ツアー情報も発表] オリコン 2018年6月25日配信 2021年7月5日閲覧。</ref>。このアルバムがオリコン週間ランキングで首位獲得したことにより、史上初の国内グループでデビュー40年を超えての首位獲得の快挙となった<ref name="oricon 20180807"/>。同年8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」にサザンとして13年ぶりに出演した<ref name = "ロッキン2018" />。年末には5度目となる[[第69回NHK紅白歌合戦|NHK紅白歌合戦]]に特別枠として「究極の大トリ」で出演{{refnest|group="注釈"|白組トリおよび大トリの[[嵐 (グループ)|嵐]]が歌唱した後に出演した<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/27/kiji/20181227s00041000156000c.html 【全曲順一覧】紅白曲順発表 サザンが“究極の大トリ”] Sponichi Annex 2018年12月27日配信 2022年10月4日閲覧。</ref>。}}、「[[希望の轍]]」「勝手にシンドバッド」を披露し、平成最後の紅白歌合戦を締め括った<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/31/kiji/20181231s00041000018000c.html 紅白 “究極の大トリ”そして平成最後飾る超豪華なフィナーレに] スポニチ 2018年12月31日配信 2022年4月9日閲覧。</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2126806/full/ 【紅白】サザン、お祭り騒ぎで平成最後の紅白締め ユーミンとキス&“胸さわぎの腰つき”も] オリコン 2018年12月31日配信 2019年1月1日閲覧</ref>。同番組の歌手別瞬間最高視聴率が45.3%<ref group="注釈">関東地区・[[ビデオリサーチ]]調べ。</ref>を記録し、出場歌手の中で最も高い視聴率を獲得した<ref name="sasnhk2018">[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/01/04/kiji/20190104s00041000051000c.html 平成最後の「紅白」瞬間最高視聴率は45.5% 白組勝利の瞬間 歌手別はサザンがトップ、次いで米津玄師] スポニチアネックス 2019年1月4日閲覧、配信</ref>。 |
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2019年3月から6月にかけて、6大ドームを含む全11か所22公演の全国ツアー『[[LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!” だと!? ふざけるな!!|“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!]]』を開催した<ref name="oricon20180625"/>。ライブでは新曲「[[愛はスローにちょっとずつ]]」が披露され、8月に3作目の配信シングルとして発売された<ref name="rs20190715">[https://realsound.jp/2019/07/post-389469_1.html 桑田佳祐、サザン新曲初オンエアで語った曲作りへの思い「時代はどんどん変わっても、音楽だけは怠けちゃいけない」] リアルサウンド 2019年7月15日配信,2019年7月16日閲覧</ref>。12月にはサザンの楽曲や各メンバーのソロ楽曲も含め、全972曲の[[サブスクリプション方式|サブスクリプション型サービス]]による[[ストリーミング]]配信が解禁された<ref name="oricon20191220">[https://www.oricon.co.jp/news/2151435/full/ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に] オリコン 2019年12月20日配信, 2019年12月20日閲覧</ref>。 |
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=== バンドとしてのスタンス === |
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前述の通りバンド活動に集中する時期と各メンバーがソロ活動に集中する時期があるため、関口は「良くも悪くも、何かしら口実を設けないと動きにくいバンド」と表現している<ref name = "kouzitu" />。桑田は「大本営発表がある方が動き易いというか、先に流れをパーッと決める方がみんな楽だから。そういうバンドなんですよ(笑)」と語っている<ref name = "pride" />。 |
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2020年に[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症]]が流行して、芸能イベントや音楽ライブが中止となり大打撃を受けた<ref name="ダンサー">[https://www.sanspo.com/article/20200625-D6C6MOZGPRJHJAXYX33DOXTPYU/ サザン、初の無観客配信ライブ開催 セクシーダンサーともソーシャルディスタンス] SANSPO.COM 2020年06月17日 2020年10月2日閲覧</ref>。その関係でスタッフ達の仕事が無くなったことを知った桑田は何か音楽で出来ることを考え、サザンとしては「Keep Smilin’〜“出来ることから”ちょっとずつ〜」をスローガンに掲げた特別企画を開始させ、デビュー42周年を迎えた6月25日には無観客配信ライブ『Keep Smilin’〜皆さん、ありがとうございます!!〜』を開催した<ref name="ダンサー" />。このライブは感謝がテーマとなっており、ファンや400人のスタッフおよび新型コロナウイルス感染症を治療する医療機関への感謝を込めたライブになっている<ref name="barks20200609"/>。[[横浜アリーナ]]で通常のライブと同様に大規模なステージを作り、ライブが行われた<ref>[https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202006280000034_m.html?mode=all あえて大箱で…スタッフも気遣う桑田佳祐のおとこ気] 日刊スポーツ 2020年7月4日配信, 2020年7月7日閲覧。</ref>。リハーサルスタジオおよび横浜アリーナ内ではアクリル板が配置され、メンバーや演者・スタッフの検温、消毒、マスク着用、[[社会距離拡大戦略|ソーシャルディスタンス]]、桑田と女性ダンサーとの接触は行わないといった感染拡大防止対策を徹底した<ref name="ダンサー" /><ref>[https://web.archive.org/web/20200630154334/https://okmusic.jp/news/388446/ 【サザンオールスターズ ライヴレポート】『サザンオールスターズ 特別ライブ 2020「Keep Smilin' 〜皆さん、ありがとうございます!!〜」』2020年6月25日 at 横浜アリーナ] OKMUSIC 2020年06月29日 2020年10月2日閲覧</ref>。スタッフはマスクやフェイスシールドを着用した<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=krImw8W_xLE サザンオールスターズ 特別ライブ2020「Keep Smilin’ 〜皆さん、ありがとうございます!!〜」開催へ向けて!!] YouTube 2020年06月17日 2020年10月2日閲覧</ref>。チケットはライブ当日まで販売しており、チケット購入人数は18万人、推定視聴者数は50万人ほどであり<ref name="20200625hochi">[https://hochi.news/articles/20200625-OHT1T50288.html サザンの無観客ライブ、推定50万人が視聴 桑田佳祐「みんなの魂が見える」と圧巻パフォーマンス] スポーツ報知 2020年6月25日配信, 2020年6月25日閲覧</ref>、ライブの収益の一部はアミューズ募金を通じて、新型コロナウイルス感染症の治療や研究開発にあたる医療機関に役立てられた<ref name="barks20200609">[https://www.barks.jp/news/?id=1000183836 サザンオールスターズ、無観客配信ライブを横浜アリーナでデビュー記念日に実施] BARKS 2020年6月9日配信, 2020年6月9日閲覧</ref>。同年の大晦日に横浜アリーナで無観客年越しライブ『Keep Smilin’〜皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!〜』が開催された<ref name="ほぼほぼ年越しライブ"/>。前回とは違い、メンバーやスタッフの新型コロナウイルス感染症の防止や同年8月に松田が右肩の手術を受け復帰初のライブであることから、事前に収録したものが配信された<ref name="ほぼほぼ年越しライブ">[https://natalie.mu/music/news/406363 サザンオールスターズ、今年の大晦日は無観客で“ほぼほぼ年越しライブ”] 音楽ナタリー 2020年11月27日配信, 2020年11月27日閲覧</ref>。 |
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バンド仲について桑田は「やっぱりお互い若い時分には険がありましたよ。だけどもう、これこそ何度かバンドを休ませたりしているうちに、角が取れてきたというか(中略)互いの光る部分を見出し易くなった。今更無理難題を投げ合うくらいなら、その分できる事をたくさん頑張る方がいいもんね」と述べている<ref name = "pride" />。また、関口はサザンが長く続いた秘訣として「『休み休みやることかな』としか答えようがない」と述べている<ref name = "kouzitu">SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] P37より。</ref>。 |
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2021年、2022年はサザンとしてのシングル・アルバムの発売、ライブは行われておらず<ref>[https://southernallstars.jp/mob/sear/searLis.php?site=SASJP&ima=1258&cd=ALL&so=rdy2desc&gr=one&arti=A000227 DISCOGRAPHY] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2022年10月4日閲覧。</ref><ref>[https://southernallstars.jp/mob/news/newsLis.php?site=SASJP&cd=LDAT&ct1=LIVE&aff=ROBO004 LIVEDATA] SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2022年10月4日閲覧。</ref>、事実上の活動休止状態だが、活動休止などについてはメンバーから言及はされなかった。 |
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桑田はサザンは5人だけではなく、スタッフを含めた総力戦であると述べている<ref name = "fight" />。また、桑田はサザンをディレクションする点で最も重きを置いている点として「自分を含めたメンバー全員のバンドマンとしての気概とプライド」を挙げており<ref name = "pride">SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] P28~29より。</ref>、メンバー全員は陰ながら努力を重ねていると述べている<ref>[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p20より。</ref>。 |
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=== 45周年、10年ぶりの茅ヶ崎ライブ、YouTubeでの最高記録を樹立 === |
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=== 楽曲の世界観 === |
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; 和洋折衷 |
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[[マーティ・フリードマン]]や[[マキタスポーツ]]のようにコード進行やメロディなどを「和洋折衷」と評す者も多い<ref name = "スムーズ">「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P176より。 角川書店 2011年</ref><ref>マキタスポーツ 「すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考」(扶桑社)p150 - 153</ref>。 |
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歌詞については[[教育学者]]で[[明治大学]][[文学部]][[教授]]の[[齋藤孝 (教育学者)|齋藤孝]]が「日本語の可能性を最大限に広げている」と評しており、桑田がたびたび行う[[当て字]](二重読み)についても「こうした表現は[[江戸時代|江戸]]や[[明治時代|明治]]の時代によく見られる表現なんですね(中略)ひらがなは私たちの身体にスッと入っているもの、漢字は理知的で、頭のほうに入って来るものですのでこうして表現をする事によって、頭と身体の両方から掴む効果も生んでいると思います」と評価している。また、[[文語体]]と[[口語体]]の混在も桑田の歌詞の大きな特色であるとしている<ref>「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P125より。 角川書店 2011年</ref>。 |
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デビュー45周年の2023年6月25日の前日の6月24日に、桑田のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』にて同年7月から3か月連続で新曲を配信リリースすること、同年秋に10年ぶりとなる茅ヶ崎公園野球場での『[[茅ヶ崎ライブ2023]]』を行うことを併せて報告した<ref name="故郷">{{Cite press release|title=サザンオールスターズ45周年イヤー開幕! 三ヶ月連続、新曲配信リリース決定!! & 10年ぶり“故郷”での野外ライブ「茅ヶ崎ライブ2023」4DAYS開催決定!! |publisher=サザンオールスターズオフィシャルサイト|date=2023-06-25|url=https://web.archive.org/web/20230625023636/https://southernallstars.jp/mob/news/newsLis.php?site=SASJP&ima=2439&so=JU%23news_A10715|format=HTML|trans-title=|archive-url=|archive-date=|quote=|ref=|accessdate=2023-06-25}}</ref><ref>[https://hochi.news/articles/20230624-OHT1T51341.html?page=1 サザンオールスターズ 9月27日から4日間、10年ぶり「茅ヶ崎ライブ」開催決定、桑田佳祐がレギュラーラジオで発表] スポーツ報知 2023年6月25日配信, 2023年6月25日閲覧</ref>。これに際して発表されたコメントや新曲「[[盆ギリ恋歌]]」「[[歌えニッポンの空]]」の歌詞は生まれ育った日本及び桑田の故郷である茅ヶ崎市への強い愛情が込められた内容になっている<ref name="故郷" /><ref>[https://web.archive.org/web/20230625024255/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/06/24/kiji/20230624s00041000605000c.html デビュー45周年のサザンオールスターズ 新曲を3カ月連続配信 第1弾は7月17日発売の「盆ギリ恋歌」]スポニチアネックス 2023年6月25日配信・閲覧</ref>。45周年を記念して開設された特設サイトでは後者の楽曲の歌詞を引用した「"ここが{{ruby|故郷|ふるさと}} 歌えニッポンの空" サザンオールスターズ、参ります!!」というキャッチコピーが掲載された<ref name="Official">[https://special-sas45.southernallstars.jp/?_ga=2.25390973.1787239943.1687619536-540451037.1687619536 サザンオールスターズ45周年]特設サイト 2023年6月25日配信・閲覧</ref>。実際のライブ会場では4日間で7万2000人を動員し、9月30日と10月1日は全国約270の映画館でもライブ・ビューイングで生中継され、合わせて27万2000人もの動員数になった<ref name="里帰り">[https://web.archive.org/web/20231010210938/https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc107659515f9f141408e8c3b5dfc2bfb4339b2 サザンオールスターズ桑田佳祐「里帰りさせていただきました」茅ケ崎ライブ2023がファイナル【セットリストつき】]Yahoo! JAPANニュース 2023年10月1日配信 2023年10月11日閲覧</ref>。また、同ライブにおける事業費は本公演とライブ・ビューイングの合計でおよそ15億円、経済波及効果は神奈川県内でおよそ59億5600万円、全国で179億5700万円となった<ref>[https://kyodonewsprwire.jp/release/202310010485 「サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023」経済波及効果179.5億円]共同通信PRワイヤー 2023年10月1日配信 2023年11月1日閲覧。</ref>。 |
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桑田は日本語の情緒を「ある面でサザンがやっている事と合うと思う」と考えており、「言葉の意味そのものよりも、古来から日本語の持つ情緒、"粋さ"みたいなもんで自分の感性をダイレクトに出したい」「ビートルズとか外国の文化にもろに影響を受けてるけど、やっぱり日本の[[わび・さび|“ワビ”“サビ”]]の感覚っていうのを、もっと音楽に出していきたい」と述べている<ref name ="wabi sabi">桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、[[新潮社]]、p52)</ref>。また、日本的なものから「平和」を含めた「”[[和]]”という言葉が好き」といった発言もしている<ref name = "ishikisuru">初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.24より。</ref><ref name = "ironna wa">SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] p33より。</ref>。 |
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また、デビュー45周年を迎えた2023年6月25日には公式YouTubeチャンネルにて『サザンオールスターズ45周年!! 感謝の“45曲”ライヴ配信特番「それ、何年? そうねだいたいね」on YouTube』を急遽実施し、Twitterのトレンドには「#サザン45」をはじめ番組関連キーワードが10個以上、50位以内にランクインするなど、SNS上を席巻し、ライブ配信番組としてはYouTube上でリアルタイムで1位を記録したほか、YouTubeで公開された45周年ティザー映像は急上昇チャートで5位となるなど、各所で大きな盛り上がりを見せた。また、当日に告知され、かつ配信された映像は全て過去の映像であり、すでに作品化されたものと、放送されたものからセレクトされ、アーカイブ配信はしない形のその場限りの特番だったにも関わらず、番組自体の同時接続者数(視聴者数)は最大で18万人を超えるなど、歴代最高齢での最高記録を樹立する快挙を達成し、『国民的ロックバンド』と言われるほどのサザンの人気の健在ぶりと影響力の高さを改めて示すことになった<ref>[https://www.cdjournal.com/i/news/southern-all-stars/104605 サザンオールスターズ、45周年記念日に新曲&〈茅ヶ崎ライブ〉開催を発表 ライヴ配信特番では新たな新記録を樹立]CDジャーナル 2023年6月26日配信 2023年6月27日閲覧。</ref><ref>[https://www.thefirsttimes.jp/news/0000295714/ サザンオールスターズ、急遽配信した45周年特番のライブ配信同接数が歴代最高齢記録に。SNSで大反響]THE FARST TIMES 2023年6月26日配信 2023年6月27日閲覧。</ref>。 |
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初期の楽曲に登場した「ちょいと」などのフレーズに関しては、[[長唄]]や[[落語]]などの語感に影響を受けたものであると述べている<ref name ="wabi sabi" />。 |
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2024年には新曲「[[恋のブギウギナイト]]」「[[ジャンヌ・ダルクによろしく]]」を発表<ref>{{Cite web |title=サザンオールスターズ 最新アルバム制作発表記念スペシャルサイト |url=https://southernallstars.jp/feature/special-sas2024 |website=southernallstars.jp |access-date=2024-06-25 |language=ja}}</ref>。9月23日には最後の夏フェス出演として[[ROCK IN JAPAN FESTIVAL]]に参戦し約100分、19曲のステージを行った<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202409230001420.html |title=サザンオールスターズ「いったんこれで卒業」最後の夏フェス「ロッキン」で史上最長100分熱唱|publisher=日刊スポーツ |date=2024年9月23日 |accessdate=2024年9月23日}}</ref>。同年11月にはオリジナル・アルバム『THANK YOU SO MUCH』の発売が翌年3月になされること、及び1月から同名の全国ツアーが[[石川県産業展示館]]4号館での公演を皮切りに開催されることも発表された<ref>[https://natalie.mu/music/news/599151 サザンオールスターズ、ニューアルバムの名は「THANK YOU SO MUCH」6年ぶりツアーも決定]音楽ナタリー 2024年11月13日配信・閲覧。</ref>。 |
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「[[人気者で行こう#収録曲|JAPPANEGGAE(ジャパネゲエ)]]」「[[PARADISE (サザンオールスターズの曲)#収録曲|CRY 哀 CRY]]」「[[TSUNAMI|通りゃんせ]]」などのように古語を取り入れた歌詞をロック調のメロディに乗せた楽曲も存在する。 |
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== 評価 == |
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松田はこうした和洋折衷な路線を「自分たちなりの和モノ路線というか、洋楽と和モノの折衷を、俺たちはかっこ悪いものとしてとらえていないから」と述べており、桑田の楽曲に対するバランスのとり方を高く評価している<ref>[http://otocoto.jp/column/saeki007/ 『人気者で行こう』は、今からでもグラミー賞に推薦したいほどのMasterpieceである。] otoCoto</ref>。 |
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[[File:Southern Beach Chigasaki Monument.jpg|thumb|right|250px|サザンが名前の由来となった[[サザンビーチちがさき]]のモニュメント「茅ヶ崎サザンC」。茅ヶ崎市の知名度や経済に対するサザンや桑田の貢献を評価する声がある<ref name="kouken" />。]] |
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{{see also|桑田佳祐#評価}} |
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亀田誠治は、桑田の事を「『[[日本人]]である{{Refnest|group="注"|桑田は度々著書やインタビューで「僕の中にあるのは、当然、日本人の情緒そのもの<ref>桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、新潮社、p214)</ref>」「みんな日本人であることをもっと懐かしむべきだよ<ref name ="wabi sabi" />」「やはり僕は日本人<ref>『週刊文春』2014年9月18日号でのインタビュー特集(p17)</ref>」といった事を発言している。}}』っていうことを最大の武器にして音楽を作られてる方だと思いますね」と評し、上述する和洋折衷な歌詞を「すごく日本っぽいキーワードをたくさん使ってる」「日本っていう国が持つ文化とか日本民族の歴史みたいなものを、桑田さんはごく自然に音楽の歌詞としてまとめあげてるんじゃないかっていう気がするんですね」などと高く評価している<ref>[http://natalie.mu/music/pp/kuwata/page/9 桑田佳祐 (9/11) - 音楽ナタリー Power Push] 音楽ナタリー</ref>。 |
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多くのファンにとってサザンは、幅広い音楽性、パフォーマンス、メンバーのキャラクターを含め、“良質なエンタテインメント”として楽しみ、“青春の1ページ”として心に刻まれているといわれ<ref name="oricon1020">[https://www.oricon.co.jp/special/1440/ サザンオールスターズ『緊急調査!10代・20代の若者も虜にする魅力に迫る!』] オリコンニュース</ref>、「日本の宝」「国宝バンド」「国民的バンド」「日本最高のポップスグループ」「日本人にとっての“心のふるさと”」と評される<ref>[https://s.rbbtoday.com/article/2008/07/29/53136.html もはや日本の宝! サザンの名曲の数々を一挙に]エンタメRBB 2008年7月29日配信 2022年11月4日閲覧。</ref><ref>『週刊文春』2014年9月18日号でのインタビュー特集『僕はポップスとニッポンを愛す』(p13 - 15)</ref><ref>[https://rockinon.com/blog/japan/124670.amp 国民の宝、サザンのドーム、圧倒的すぎた]rockin'on.com 2015年5月26日配信 2022年11月7日閲覧。</ref><ref name = "心のふるさと">[https://web.archive.org/web/20230922091028/https://www.clubdam.com/singing/topics/article23/ デビューして45年。サザンオールスターズが歌ってきた「故郷・茅ヶ崎」。サザンが歌う故郷への想いに、なぜ私たちは心を動かされるのだろう?]CLUB DAM 2023年9月19日配信 2024年2月29日閲覧。</ref>。メンバーの人柄も評価されており、2014年にビクタースタジオを取材した『週刊文春』はサザンを「日本一のおもてなしバンド」と評した<ref name = "top of the pops">『[[週刊文春]]』2014年9月18日号でのグラビア『原色"美団"図鑑』(p11)</ref>。 |
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主に初期作品での英詞の監修を手掛けていた[[小林克也]]は和洋折衷な表現をする桑田の事を「日本人の洋楽コンプレックスを解放してくれた男」「明治や大正の文豪に連なる人」と評価している<ref>[http://www.cinra.net/interview/201702-kobayashikatsuya 小林克也だから語れる、ソロ活動30周年を迎えた桑田佳祐の魅力]CINRA.NET</ref>。 |
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ファンへの対応も評価されており、チーフマネージャーの話によるとメンバーは全員、ファンレターにはすべて目を通しており、返信ハガキが同封されたものには時間が許す限り返信を書いているという<ref>「BRUTUS」2011年3月1日号 p.72より。</ref>。また、桑田は公式掲示板<ref name="kyoku">[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p21より。</ref>やライブ後のアンケートの意見<ref name="kyoukan">『[[桑田佳祐 LIVE TOUR & DOCUMENT FILM 「I LOVE YOU -now & forever-」完全盤]]』 DISC2 DOCUMENT FILM 「I LOVE YOU -now & forever-」より。</ref>にも目を通しており、それに対して共感したり<ref name="kyoukan" />、ライブの演出の参考にすることもある<ref name="kyoku" />。 |
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楽曲だけでなくライブの演出やグッズ・DVDなどにも[[和風]]要素を取り入れることも多い<ref>[http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/88327.html サザンDVD冊子に越前和紙使用 限定版「おいしい葡萄の旅ライブ」]{{リンク切れ|date=2017年2月}} [[福井新聞]]</ref>。 |
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異国情緒的なモチーフを取り入れることについては、桑田が監督を務めた映画『[[稲村ジェーン]]』の制作時に「(劇中で[[スペイン語]]で歌唱する楽曲が流れたり、[[ハングル]]文字が書かれた看板や[[リャマ|ラマ]]が登場する事について)ミスマッチの仕方が、多少定番とズレている方が面白い」といった持論を語っている<ref>『桑田佳祐「平成NG日記」』P14 - 17、講談社、1990年。</ref>。また、[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜#収録曲|こういった要素を興味本位で取り入れた楽曲]]<ref name="ikisatu">[[WHAT's IN?]]1995.8月号より。</ref>がきっかけで[[桑田佳祐#哲学・思想|出自や思想]]に関するデマが流れた事もある<ref name="wakaranai">[http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=8&newsid=22359 <布帳馬車>LOVE KOREA][[在日本大韓民国民団]]</ref>。 |
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サザンの楽曲には桑田の出身地である神奈川県茅ヶ崎市や周辺都市が取り上げられることも多く、市の関係者をはじめとして知名度や経済への貢献を評価する声も多い<ref name = "TAISA" /><ref name="kouken">[https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20130704-1152147.html サザン桑田佳祐、茅ケ崎市民栄誉賞へ] [[日刊スポーツ]] 2013年7月4日 |
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「[[Southern All Stars (アルバム) |ナチカサヌ恋歌]]」「[[平和の琉歌]]」「[[神の島遥か国]]」などのような[[沖縄音楽]]を意識した楽曲も制作されている。 |
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配信 2021年4月26日閲覧。</ref>。このこともあり、茅ヶ崎をテーマにした楽曲を特集したSinging特設サイトでは「『故郷を歌う日本人ミュージシャン』と聞くと、きっと多くの方が<砂まじりの茅ヶ崎>でお馴染みのサザンオールスターズを連想するのではないでしょうか」といった評価がなされている<ref name = "心のふるさと" />。 |
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; エロティック |
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エロティックな曲を制作する理由について桑田は「音楽って、やっぱりセックスがないとダメだと思うのね。(中略)そういう事の方が素直に歌詞にしやすいわけ。これは性格だと思うんだけど」と述べている<ref>『ただの歌詩じゃねえかこんなもん』P25、新潮社、1984年</ref>。 |
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サザンの幅広い音楽性やエンターテインメント性は[[藤井フミヤ]]、[[浜崎あゆみ]]、[[aiko]]、[[平井堅]]、[[椎名林檎]]、[[亀田誠治]]、[[AI (歌手)|AI]]、[[JUJU]]、[[北川悠仁]]([[ゆず (音楽グループ)|ゆず]])、[[後藤正文]]([[ASIAN KUNG-FU GENERATION]])、[[星野源]]を始めとした、ジャンルやイデオロギーを問わず広範なミュージシャンからリスペクトされている<ref name="桑田さん敬意">[https://web.archive.org/web/20121127200458/http://www.pia.co.jp/interview/fujiifumiya/index_2.html 藤井フミヤ/ インタビュー /@ぴあ – PIA] 2021年6月26日閲覧</ref><ref>[https://www.excite.co.jp/news/article/E1461124960456/ 大ヒット曲『TSUNAMI』を桑田佳祐が書くきっかけとなった出来事] exciteニュース 2016年4月22日配信 2021年4月26日閲覧。</ref><ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/women/dou/essay/007.html 11月26日のミュージックステーション日記]テレビ朝日 2004年11月26日配信 2023年5月30日閲覧</ref><ref name = "kameda8">[https://natalie.mu/music/pp/kuwata/page/8?nosp=1 桑田佳祐 (8/11) - 音楽ナタリー Power Push] 音楽ナタリー 2011年1月1日配信 2021年5月26日閲覧。</ref><ref name="手紙"> |
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齋藤孝は桑田のエロティックな表現について「日本人が明らかに性を謳歌していた[[江戸時代]]の文学作品に通じるものがある」と評している<ref>「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P126より。 角川書店 2011年</ref>。 |
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[https://web.archive.org/web/20220218145102/https://www.ntv.co.jp/musicblood/articles/22959wkrwwu4fyun5rgf.html AI ライヴでは、敬愛する桑田佳祐さんの楽曲『白い恋人達』と、話題沸騰中の『アルデバラン』を披露]日本テレビ 2022年2月18日時点の[https://www.ntv.co.jp/musicblood/articles/22959wkrwwu4fyun5rgf.html オリジナル]よりアーカイブ</ref><ref>[https://japan.techinsight.jp/2014/09/kuwatakeisuke-sedaigap-msta20140912.html 【エンタがビタミン♪】桑田佳祐が若手マネージャーに世代間ギャップ感じる。タモリも「パない」を理解できず。]Techinsight 2014年9月13日配信 2023年7月15日閲覧。</ref><ref name=suteki>[https://realsound.jp/2015/04/post-2915_2.html サザン桑田佳祐、『Mステ』でビートルズへの思いを語る「体に電気が走って、人生が変わった」]Real Sound 2015年4月4日配信 2023年7月6日閲覧。</ref><ref>[https://natalie.mu/music/pp/akg07/page/2 ASIAN KUNG-FU GENERATION「サーフ ブンガク カマクラ(完全版)」]音楽ナタリー 2023年7月5日配信 2023年7月6日閲覧。</ref><ref>{{Cite book|和書 |title=働く男 |year=2015 |publisher=文藝春秋 |page=137 |month=9 |day=10 |author=星野源}}</ref>。桑田が影響を受けた[[加山雄三]]や[[前川清]]、ファンを公言している[[坂本冬美]]を始めとした歌謡界の人物<ref name="kayama">[https://www.sanspo.com/article/20140824-OAI3KDBR7BMJNH7G2XFFYUCZAE/ 桑田佳祐、加山雄三ライブにサプライズ登場「幸せだなあ」] SANSPO.COM 2014年8月24日配信 2021年10月26日閲覧</ref><ref>[https://www.uta-net.com/user/otona/otona_interview/0906maekawa1.html 大人の歌ネット:インタビュー「前川清」] 歌ネット 2021年10月24日閲覧</ref><ref>[https://jisin.jp/entertainment/interview/1950733/amp/ 坂本冬美 大ファンだったサザン…桑田佳祐にしたためた手紙] 女性自身 2021年2月14日配信 2021年10月24日閲覧</ref>、[[いとうせいこう]]、[[PES]]、[[R-指定 (ラッパー)|R-指定]]([[Creepy Nuts]])を始めとしたヒップホップ界の人物からも高く評価されている<ref>[https://natalie.mu/music/pp/kuwata02/page/2?nosp=1 いとうせいこうが語る桑田佳祐]音楽ナタリー 2023年4月13日閲覧</ref><ref name = "広範な著名人" /><ref name = "ラッパー">[https://kai-you.net/amp/article/27224 R-指定インタビュー ラッパーは16小節に生死を賭ける] KAI-YOU 2016年3月26日配信 2021年10月24日閲覧</ref>。ミュージシャンのみならず、政治家では[[安倍晋三]]<ref name="kaisan">桑田さん「解散はむちゃ」=安倍首相、替え歌にびっくり 時事ドットコム 2014年12月28日(日)22時57分配信</ref>、[[山田宏]]<ref>[https://megalodon.jp/2024-0916-0603-46/https://x.com:443/yamazogaikuzo/status/528776604168634368 2014年11月2日のツイート]山田宏 自民党参議院議員(全国比例) @yamazogaikuzo</ref>、[[岸田文雄]]<ref name="kishida">{{cite news|date=2020年9月10日|url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202009100000975.html|title=岸田氏生配信でサザン熱唱 エゴサーチは「うわー」|publisher=日刊スポーツ}}</ref>、弁護士では[[北村晴男]]<ref name = "かたらふ" /><ref>[https://web.archive.org/web/20230630094154/https://www.famille-kazokusou.com/magazine/column/646 「消えない母の面影」弁護士 北村晴男さん【インタビュー後編】~日々摘花 第36回~]家族葬のファミーユ 2023年6月30日配信・閲覧</ref>、医師では[[長尾和宏]]<ref>[http://blog.drnagao.com/2020/06/post-7257.html 桑田さんがいるから僕がいる]長尾和宏 公式ブログ『Dr.和の町医者日記』 2020年6月26日配信 2023年6月4日閲覧。</ref>、落語家では[[古今亭志ん朝|三代目 古今亭志ん朝]]<ref name=":0">{{Cite book|和書|title=誰も書けなかった「笑芸論」|date=2015-3-9|year=2015|publisher=講談社|author=高田文夫|author-link=高田文夫|isbn=9784062194006|series=体験的「笑芸」六〇年史 古今亭志ん朝|pages=57-62}}</ref>、[[立川志の輔]]<ref name="shinosuke">[https://www.cinra.net/article/interview-201602-tatekawashinosuke 落語家・立川志の輔が「化け物」と言った桑田佳祐のスター性とは] CINRA.NET 2016年2月25日配信 2021年5月24日閲覧。</ref>、[[桂春蝶 (3代目)|三代目 桂春蝶]]<ref name = "打ち上げ">[http://blog.livedoor.jp/toby2005/archives/53072988.html 桂春蝶オフィシャルブログ サザンライブ、打ち上げにて!]ライブドアブログ 2013年8月19日日配信 2023年3月26日閲覧。</ref>、[[林家たい平]]<ref>[https://web.archive.org/web/20160322232117/http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/020100038/022200005/?ST=trnmobile 林家たい平が選ぶ「カラオケで、車のなかで、桑田佳祐と一緒に歌いたい」20曲]日経トレンディネット 2016年2月26日配信 2023年5月11日閲覧。</ref><ref> |
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[[レイ・チャールズ]]<ref>[https://www.oricon.co.jp/confidence/special/52827/7/#link1 【オリコン“平成セールス”ランキング】シングルはSMAP、アルバムは宇多田ヒカルが1位 “平成No.1”アーティスト別セールスのB’zからはコメント到着 平成「洋楽」シングル売上ランキング TOP10] オリコン 2019年4月11日配信, 2021年1月14日閲覧。</ref><ref name="桑田さん敬意" />や[[キッス|KISS]]<ref>[https://japan.techinsight.jp/2013/10/kiss-nihonnobandkenkyuu-zip20131022.html KISSが日本のバンドを研究。「イエモンとB’zを勉強。X-JAPANは影響力があった」] [[Techinsight]] 2013年10月22日配信 2021年4月26日閲覧。</ref>など外国人アーティストからも高い評価を得ている。日本だけに留まらず[[英語圏]]、[[フランス語圏]]、[[中華圏]]、[[大韓民国|韓国]]を始めとした海外のファンも散見されており、前述したiTunesでの世界111カ国配信の開始はこうした海外のファンからのリクエストがあったことも影響している<ref>[https://mdpr.jp/music/detail/1454570 【海外反応】ついにiTunes解禁!国民的バンド・サザンオールスターズの海外での人気とは?]モデルプレス 2014年12月19日配信 2022年6月4日閲覧</ref><ref>[http://www.asahi.com/amp/articles/ASQ612QJ0Q5SUHBI02T.html イヤホンでこっそり聴いたサザン 日韓結ぶ桑田さんからのサプライズ]朝日新聞 2022年6月1日配信 2022年6月4日閲覧</ref>。 |
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[[徳光正行]]と[[ミッツ・マングローブ]]は、桑田のエロティックな表現を「桑田さんは精神的な”永遠の[[童貞]]”的なところがいい」「エロ全開の曲もあれば、私小説のような美しいエロもある」(徳光)、「セックスに憧れている中坊の妄想みたいな感じが歌詞に出てる」「生々しさがない」「これが生々しいエロだったら、老若男女に支持されるはずがない」(ミッツ) と評価している<ref>「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P168 - 172より。 角川書店 2011年</ref>。 |
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桑田と親交がある[[世良公則]]は、自身が組んでいた[[世良公則&ツイスト|ツイスト]]{{refnest|group="注釈"|世良公則&ツイストはサザンと同時期の1978年ごろに人気に火が付き始めており、2大ブームを巻き起こすことになり、当時の学生の間では女子はツイスト派、男子はサザン派に分かれるなど、人気を二分する存在になっていた旨をサザンファンを公言している内村光良(ウッチャンナンチャン)が証言している<ref name="keisan">[https://www.cinra.net/article/interview-201610-uchimurateruyoshi 内村光良が男泣きした、桑田佳祐の計らいとは? サザン愛を語る] CINRA.NET</ref>。}}と異なりバンド活動を継続しているサザンに対して尊敬の念を持っていることを言及しており、「サザンには老衰になるまでやってほしい」とも語っている<ref>スポーツ報知 2016年12月3日号 26面</ref>。 |
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亀田誠治は、桑田の妻である原由子の存在が桑田のエロティックな表現の品格を上げていると評価しており、「「桑田さんのエロは、かわいいエロなんですよ。ゆるしてあげてね、みんなでパーティー楽しもうね!」といった空気を、原由子さんの存在が醸し出してくれている」と述べている<ref>[http://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/2013/08/3_3.html 愛しのサザン、人気の秘密 おしえます!~その3:エロ~]J-WAVE</ref>。 |
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サザンと同じく[[夏]]、[[海]]、[[湘南]]をテーマとした曲を多くヒットさせている[[TUBE]]とは、何かと比べられる事が多く、桑田はそのことを半ば自虐的にネタにすることがある<ref>[https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/02f33316830950f03a8416d525a6acce35a41c82 桑田佳祐初YouTubeライブ、その一部始終 一夜限りのセッションで注目の新曲を披露]Yahooニュース 2019年8月22日配信 2021年6月27日閲覧</ref>。双方が才能を認める発言をしたり、桑田がTUBEの楽曲「[[シーズン・イン・ザ・サン (TUBEの曲)|シーズン・イン・ザ・サン]]」をカバーしたこともある{{Refnest|group="注釈"|[[TUBE#サザンオールスターズとの関係]]も参照のこと。}}。TUBEはデビュー前に参加したオーディションに、サザンの曲で出場したことがあり、TUBEのボーカルの[[前田亘輝]]は「サザンオールスターズがいなかったら、バンドをやっていなかった」と2024年8月12日放送の『[[明石家紅白!]]』([[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]])で語っている<ref>[https://web.archive.org/web/20240813074458/https://datazoo.jp/tv/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E5%AE%B6%E7%B4%85%E7%99%BD%EF%BC%81/1734441 明石家紅白!第15回 豪華アーティストが真夏の音楽祭!]TVでた蔵 2024年8月12日配信 2024年8月13日閲覧。</ref>。 |
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[[加山雄三]]は桑田の事を「本当にいいやつ。心が素晴らしいから、あんなスケベな曲が作れるんだよ」と述べている<ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20140824/oth14082417540024-n1.html 加山雄三、桑田佳祐を絶賛「心が素晴らしいから、スケベな曲作れる」]SANSPO.COM</ref>。 |
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; 社会風刺・反戦歌 |
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[[社会風刺]]や[[反戦歌]]などの楽曲については5thアルバム「[[NUDE MAN]]」の頃から制作されている。 |
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亀田誠治は「サザンは、"大人の世界にはこんなお楽しみがあるんだぜ!!"と[[公共の電波]]に乗せて、国民的レベルで知らしめた画期的なバンドだと思うんです。(中略)忘れてはいけないことは、桑田さんは、どんなにやんちゃをしても、どんなに激しいメッセージを出したり、どんなにエッチなことを言ったりしても、基本にあるのは"ラブ&ピース"であって、破壊的なパフォーマンスは絶対にしないということです」と評している<ref>「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P93より。 角川書店 2011年</ref>。 |
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こうしたテーマの楽曲を作ることについて桑田は「光を描こうとすれば、どうしてもその対極にある忘れてはならないことも描かなければならない」<ref name = "perusona" />「明るいだけの歌はあまり面白くない」「大人でいれば辛いことがたくさんある」「世の中が不穏で歪んでいれば、歌だって自ずと歪むと思うんです」<ref name ="gradation" />「僕だって自分の日常がありますから、全ての問題について毎日思い続けていられるわけじゃない。(中略)ただ、それでもおかしいことはおかしいと思うものだし、たまたまそれがきっかけで音楽が生まれたのなら、それを歌えない空気も、そこで歌えない自分も僕は嫌なんです」<ref name="dream" />といった考えを述べている。一方で、インタビューでは「難しいことはよく分からない」<ref name = "ironna wa" />「政治も疎い」<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』2015年4月号(29巻5号、通巻450号)、ロッキング・オン、2015年、53頁</ref>といった事も述べている。 |
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2003年に[[HMV]]が発表した『邦楽アーティストの重要な100人(Top 100 Japanese pops Artists - No.1)』の第1位にサザンが選ばれ、桑田も個人として12位に選出された<ref>[http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=311040091 邦楽アーティストの重要な100人 (Top 100 Japanese pops Artists - No.1)] HMV 2003年11月30日配信, 2020年7月15日閲覧。</ref>。 |
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また、風刺は人を過剰に傷つけるためのものではあってはならないとし、「たとえば直接的に『○×反対』というのではなく、どこか粋でありたいし、○と×の間に様々なグラデーションがあると思います」<ref name ="gradation">[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p22より。</ref>といった考えを述べている。事実、桑田が風刺や反戦をテーマにして制作した楽曲は、単に世相を批判したり、後ろ向きな事柄を描くだけでなく、曲によっては後ろ向きな事柄を描いた上で前向きな歌詞を書いたり<ref name = "abduction">『葡萄』初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」p.23より。</ref>、日本国民に寄り添いエールを送ったり<ref>[http://www.barks.jp/news/?id=1000075839 桑田佳祐、年末ライヴがスタート。神戸では「阪神・淡路の事では消えない傷もございましょう」] [[BARKS]] 「私の世紀末カルテ」の替え歌で[[阪神・淡路大震災]]の被災者に寄り添う歌詞を披露しており、この記事のライブは[[東日本大震災]]が起きた2011年に開催されたものである。</ref>、平和ボケをしている自分たちへの自戒を込めたり<ref>『MUSICMAN』初回限定盤付録『MUSIC MANS NOTE』p38より。</ref>、解釈を聞き手にゆだねるものも存在する<ref>『MUSICMAN』初回限定盤付録『MUSIC MANS NOTE』p42より。</ref>など、趣向を凝らしている事も特徴である。 |
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平成の[[カラオケ]]で最も歌われたアーティストとして、[[第一興商]]が運用している[[DAM (カラオケ)|DAM]]では5位、[[エクシング]]が運用している[[JOYSOUND]]では8位を記録した<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000162039 平成で最も歌われた楽曲は「ハナミズキ」 DAM平成カラオケランキング発表、歌手別1位は浜崎あゆみ] BARKS 2018年11月21日配信, 2021年4月27日閲覧</ref><ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/160111/ 「平成に最も歌われたアーティスト」TOP30! 1位は「Mr.Children」【2019年調査結果】(1/5)] ねとらぼ調査隊 2021年4月27日配信, 2021年4月27日閲覧</ref><ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/160111/4 「平成に最も歌われたアーティスト」TOP30! 1位は「Mr.Children」【2019年調査結果】(4/5)] ねとらぼ調査隊 2021年4月27日配信, 2021年4月27日閲覧</ref>。 |
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なお、かつてはこういったテーマの曲で歌詞に過激なフレーズを入れた事も何度かあったが<ref group="注">「[[キラーストリート#Disc 2|Mr.ブラック・ジャック 〜裸の王様〜]]」の四番などのように歌詞カードが伏字にされたケースもある。</ref>、後年にはそうしたフレーズへの興味はなくなっており、「やっぱり流れが良くないと、尖った言葉ばっかりの羅列だと、やっぱりポップミュージックとしてはね。僕はあまり好きじゃないんですよね。メロディも大事だし」<ref name = "pop pop pop"> 『ROCKIN'ON JAPAN』2015年4月号(29巻5号、通巻450号)、ロッキング・オン、2015年、55頁</ref>「僕だってこう見えて、コンプライアンスだのなんだのと昔と比べたら相当気を配っているんです」<ref>「Pen」 2017年09月01日号 No.435 p33より。</ref>といった発言をしている。 |
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2019年の[[日経エンタテインメント!]]のタレントパワーランキング(音楽編)において、サザンが2位となり、桑田も個人として3位に入った<ref>[https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00178/00008/ 音楽編 トップの嵐に続くサザン 急上昇は米津とキンプリ] 日経BP 2019年07月18日配信 2021年8月23日閲覧。</ref>。 |
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反戦歌を作ることについては「戦争はなかなか無くならないことも、平和を訴えるうえでのある種の虚しさも、大人ですから薄々は気付いています。でも言うだけでも言わなきゃ夢が持てない。僕は夢のない世の中が一番怖いと思っています」と述べている。桑田の反戦を訴える姿勢は祖母や父の影響によるものであり、特に父からは[[満州]]からの[[引揚者]]だったこともあって、満州での話や「品格とは真逆の、人間が究極の状態に追い込まれた時の様子」などの話をよく聞かされていた事を述べている<ref name="dream">[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p26より。</ref>。 |
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[[東洋経済新報社|東洋経済オンライン]]では、2021年4月の時点でドラマ主題歌を最も担当した歌手ランキングにおいてサザン(桑田・原ソロ含む)が22曲で2位となった<ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/421384?page=3 「ドラマ主題歌を最も担当した歌手」トップ5] 東洋経済オンライン 2021年4月10日配信 2021年8月18日閲覧。</ref>。 |
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また、反戦歌の面では[[ザ・ビートルズ]]や[[ボブ・ディラン]]がきっかけで戦争や平和を意識した事と<ref name = "ishikisuru" />、社会風刺の面では[[牧伸二]]の漫談や[[ハナ肇とクレイジー・キャッツ]]が出演していた『[[おとなの漫画]]』が好きだった旨を語っている<ref name = "perusona" />。 |
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== 受賞 == |
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[[渋谷陽一]]は、桑田がこうしたテーマで制作した楽曲を「自分の言葉のメッセージで社会を変えよう、政治に物申すっていうのではなくて、桑田佳祐も[[忌野清志郎|清志郎]]も、歌にした動機はひとつ、歌いたいからだったと思うんですよね」と評しており、桑田本人もこの主張に賛同している<ref name = "pop pop pop" />。 |
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{{For2|桑田佳祐のソロ作品の受賞歴|桑田佳祐#栄典・受賞|原由子のソロ作品の受賞歴|原由子#受賞}} |
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2015年のインタビューでは「メインストリームで風刺や[[プロテストソング]]を歌うアーティストが少ない現代で寂しさや使命感、もしくは矜持のような感情を抱くことはありますか?」といった質問をされ、桑田は「全くありません。そこは人それぞれですから。若い頃は恋愛や遊びに大半の時間を割くし、何より今の若い人と僕らでは生活環境も情報量もまったく違うでしょうから」「(自身に特定の主義主張や思想が無い事や、エロティックな楽曲を多数制作している事を述べた上で)つまり僕も俗物なんですよ」「ましてやシンガーソングライターの矜持なんかじゃない」「強いて言えば“衝動”でしょうか。作品としての歌って、本来は衝動的な叫びみたいなものじゃないですか」と答えている<ref name ="gradation" />。 |
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; タイアップ先への気配り |
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CMソングや映画主題歌などの場合はタイアップのコンセプトや内容に合わせて制作することもあり、桑田がそういったイメージを曲より先に言葉にしてメンバーやスタッフに伝えるケースも存在している<ref name = "タイアップ">[[ROCKIN'ON JAPAN]] 2018年9月号 p72</ref><ref name="タイトル">日経エンタテインメント! 2018年9月号 p12</ref>。これについては桑田自身も「ぜーんぜん関係ない曲が『タイアップ決まりました』って言われても、あんまり楽しくないからね」と語っている<ref name = "タイアップ" />。 |
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[[渋谷陽一]]は「いや、そこがまたすごい。そして、やっぱり正しい、ポップミュージシャンとして」<ref name = "タイアップ" />、[[岸谷五朗]]は「桑田さんが台本をもらって曲を書くと、ものすごいものができる」<ref name="idol">[http://realsound.jp/2018/07/post-221277.html 岸谷五朗&寺脇康文、「壮年JUMP」とサザンへの愛を語る「あなたが、僕らの“アイドル”」] リアルサウンド、2018年7月15日、2018年7月21日閲覧</ref>、[[寺脇康文]]は「心を震わせるって、こういうことだね。桑田さんの曲って、心を震わせたり、踊らせたりーー耳で聴くっていうより、心に聴かせるという感じ。桑田さん自身がそういう人間だからなんだろうな」<ref name="idol" />とこういった桑田の姿勢を高く評価している。 |
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; メンバー、スタッフ、ファンへの感謝 |
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楽曲の中にはメンバー、スタッフ、ファンへの感謝が込められているものも存在している<ref name="ster">[https://www.sas-fan.net/special/star_julia/special/index.html 君こそスターだ/夢に消えたジュリア (作品特設ページ) ニューシングルについて・桑田佳祐インタビュー]</ref><ref name="I am your">[http://www.sas-fan.net/special/iamyoursinger/interview.html I AM YOUR SINGER 桑田佳祐インタビュー]</ref><ref name="green" />。 |
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=== パフォーマンス === |
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ライブではその時点でリリースした新曲から、初期の頃の楽曲まで幅広く選曲がされており、年々演奏曲が増えていくようになり<ref>サザンオールスターズ会報 vol.132 14ページより。</ref>、現在では曲数はアンコールを含め30曲を超えることが多く、公演時間も長い場合で約3時間半に及ぶ<ref name = "Time" >[https://rockinon.com/news/detail/129676 「死ぬなよー!みんなー!死ぬなー!」サザン、22年ぶりの武道館を徹底的に振り返る!] RO69(アールオーロック)</ref>。 |
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楽曲によっては世界観を表現するためにバックモニターに楽曲のテーマにちなんだ映像が投影されたりダンサーが登場したりすることがある<ref name = "dancer">[http://www.cinra.net/review/20150604-southernallstars サザンオールスターズ、東京ドームで叫んだ「みんな死ぬなよ!」の一言に込めた想い]CINRA.NET</ref>。また、激しい楽曲に乗せて桑田が観客をあおったり<ref>[https://rockinon.com/live/detail/116343 サザンオールスターズ@横浜アリーナ]ro69(アールオーロック)</ref>、女性ダンサーと絡んだり、野外ライブでは客席に水を撒く事も特徴である<ref name = "demo" />。 |
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桑田はよく歌詞や段取りを間違えてしまうことがあり<ref name = "kashi" /><ref name = "demo" />、それが全国放送されてしまうこともある。それが2014年の年越しライブ「[[ひつじだよ! 全員集合!]]」の時のように一連の騒動を誘発する結果になった事もある<ref name = "demo">[http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/355775/2/ サザン桑田に右翼抗議 ライブでの不敬パフォーマンス問題に]東京スポーツ 2015年1月14日</ref>。 |
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音楽番組やライブでは、桑田が率先して近況・時事ネタ・下ネタ・ジョーク、メンバーやスタッフへのいじり・内輪ネタ・自虐ネタを交えてのトーク<ref>[http://realsound.jp/2015/05/post-3353.html サザンオールスターズが見せた“無敵のエンタメ性”とは? 東京ドーム公演レポート] リアルサウンド</ref>、会場の状況に合わせた演出<ref>[http://www.barks.jp/news/?id=1000114566 サザンオールスターズ、10年振りの全国ツアーがスタート] [[BARKS]]</ref>、小道具やコスプレなどで観客や視聴者を笑わせることが多いが<ref>[http://www.barks.jp/news/?id=1000117897 サザンオールスターズ、12年振り沖縄上陸] [[BARKS]] 2枚目の写真に桑田が[[ゴーヤ]]を股間に当てがっているシーンが存在する。</ref>、それらの意図が曲解されたり、度が過ぎたことで大きな問題になり、謝罪することになった事が何度かある<ref name = "demo" />。また、ライブでは他のメンバーもその時々の流行や会場に合わせたネタをしたり、ものまねや内輪ネタ・自虐ネタ・メンバーいじりなどをして観客を笑わせている<ref>[https://rockinon.com/live/detail/116343 サザンオールスターズ@横浜アリーナ]ro69(アールオーロック)</ref><ref name = "kashi">[http://www.oricon.co.jp/special/47976/ サザンオールスターズ、9年半ぶりの東京ドーム! 初日公演の模様をレポート☆] ORICON NEWS</ref>。 |
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近年のライブではエンディングで桑田が観客やファンに対して感謝の念を述べるとともに「みんな死ぬなよ!」「頑張ろうな!」と呼びかけてステージを退場することが多くなった<ref name = "Time" /><ref name = "dancer" />。 |
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=== バンド・メンバーへの評価 === |
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10代から70代まで幅広い年齢層にファンが存在しているのが特徴であり<ref name = "abduction" />、多くのファンにとってサザンは、幅広い音楽性、パフォーマンス、メンバーのキャラクターを含め、“良質なエンタテインメント”として楽しみ、“青春の1ページ”として心に刻まれているといわれている<ref name="oricon1020">[http://www.oricon.co.jp/special/1440/ サザンオールスターズ『緊急調査!10代・20代の若者も虜にする魅力に迫る!』] オリコンニュース</ref>。また、サザンの楽曲で励まされ、心の支えにしている者も多いのも特徴の一つであり<ref>[http://japan.techinsight.jp/2013/08/sas-35th-nhksongs20130809.html 【エンタがビタミン♪】桑田佳祐がサザン復活の真相明かす。新曲『ピースとハイライト』に込めた思い。] techinsight</ref>、それゆえに「国民的バンド」と評されることもある<ref>『週刊文春』2014年9月18日号でのインタビュー特集(p15)</ref>。『週刊文春』はこれについて「サザン・サウンドが国民的なのは、単に広い人気を誇るからだけではない。多くの問題を孕みながらも何とか前を向こうとする、そんな「日本の今」の気分が、どの曲にも凝縮されているからだ」と評している<ref>『[[週刊文春]]』2014年9月18日号でのインタビュー特集(p18)</ref>。 |
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サザンの世代ではない10代・20代は[[音楽番組]]や自身の親が楽曲を聞いていたことからサザンを知り、ファンになった人が多い傾向がある<ref name="oricon1020" />。 |
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楽曲だけでなくメンバーの人柄も評価されており、2014年にビクタースタジオを取材した『[[週刊文春]]』はサザンを「日本一のおもてなしバンド」と評している<ref name = "top of the pops">『[[週刊文春]]』2014年9月18日号でのインタビュー特集(p11)</ref>。 |
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ファンに対しての対応も評価されており、チーフマネージャーの話によると、サザンのメンバー全員はファンレターにはすべて目を通しており、返信ハガキが同封されたものは時間が許す限り返信を書いているという<ref>「BRUTUS」2011年3月1日号 p.72より。</ref>。また、桑田は公式BBS<ref name="kyoku">[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]] Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p21より。</ref>やライブ後のアンケートの意見<ref name="kyoukan">『[[桑田佳祐 LIVE TOUR & DOCUMENT FILM 「I LOVE YOU -now & forever-」完全盤]]』 DISK2 DOCUMENT FILM 「I LOVE YOU -now & forever-」より。</ref>にも目を通しており、それに対して共感したり<ref name="kyoukan" />、ライブの演出の参考にする事もある<ref name="kyoku" />。 |
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サザンの幅広い音楽性やエンターテインメント性は幅広いミュージシャンからリスペクトされている<ref>[http://www.excite.co.jp/News/90s/20160422/E1461124960456.html 大ヒット曲『TSUNAMI』を桑田佳祐が書くきっかけとなった出来事]</ref>。また、[[レイ・チャールズ]]{{efn2|[[1989年]]には、[[サントリー]]が発売する[[ウイスキー]]「[[サントリーホワイト|ホワイト]]」のCMソングとして「いとしのエリー」をカヴァーしている。}}や[[キッス|KISS]]<ref>[http://japan.techinsight.jp/2013/10/kiss-nihonnobandkenkyuu-zip20131022.html KISSが日本のバンドを研究。「イエモンとB’zを勉強。X-JAPANは影響力があった」] [[Techinsight]] 2013年10月22日</ref>などの外国人アーティストからも高い評価を得ている。 |
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メンバーの人柄と上述した多様な作風やエンターテインメント性も相まって、性別や職業はもちろんの事、思想・主義主張や国籍・人種を問わず、多くの者から高い評価を得ているのも特徴である<ref>[https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/southern3?utm_term=.wcvW5bavWy#.wl1aMAKEal 有働由美子が語る「一か八かの勝負時」 サザンの新曲に思い重ね]2018年6月23日BuzzFeed</ref><ref>[https://jisin.jp/domestic/1621298/ 橋下徹 サザンライブ「座ったまま」報道にマジ切れの理由][[女性自身]]</ref><ref>{{Twitter status2|hyakutanaoki|368907608733675521|2013年8月18日18時30分|accessdate=2020-3-7}}</ref><ref>{{Twitter status2|aritayoshifu|364856109695119361|2013年8月7日6時10分|accessdate=2013-11-15}}</ref><ref name="wakaranai" />。また、[[徳仁|天皇陛下]]がサザンの曲を好んでいる事が理髪を担当していた人物の証言によって明かされている<ref> [https://tvtopic.goo.ne.jp/program/ex/91638/1307169/ 大下容子ワイド!スクランブル 2019年10月22日放送回] goo テレビ番組</ref>。 |
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こういった高い評価を得ている一方で、一部楽曲やパフォーマンスに対しては毀誉褒貶・賛否両論となる事もある<ref name = "demo" /><ref name="wakaranai" />。原は桑田の一部の楽曲やパフォーマンスが物議を醸したりすることに対して「『そんな時は一緒に怒られましょうね』という気持ちです(笑)」とコメントしている<ref>[[スイッチ・パブリッシング| SWITCH]] Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] p36より。</ref>。また、[[ひつじだよ! 全員集合!|2014年のライブで起きた騒動]]の影響で[[炎上 (ネット用語) |炎上]]や曲解を怖れ「詞を書くときは気をつけなければ」と思うようになり、桑田に対して「変な曲解されませんように」と祈るようになった事や、騒動への謝罪の内容が正確に伝わるように伝えることの難しさを[[角田光代]]との対談で明かしている<ref>[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]] 2018年10月号 P169 - 170より。</ref>。 |
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桑田夫妻と交流がある[[竹内まりや]]は、桑田の事を”ライブでいつもふざけて、バカばっかりやってる{{Refnest|group="注"|ただし、その一方で竹内は桑田の人柄を「とても純粋な人」とも評しており、エロティックな発言やジョークなどについても「照れ隠し」と認識している旨も述べている<ref>TOKYO FM「[[桑田佳祐のやさしい夜遊び]]」2007年8月11日放送分</ref>。}}”としたうえで「サザンオールスターズの主体はやっぱり原坊だと確信した」と評している<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/3812227/ 【エンタがビタミン♪】竹内まりやが見抜く!サザンの主役は原由子だった。]2008年9月9日 ライブドアニュース</ref>。 |
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[[亀田誠治]]は「サザンは、"大人の世界にはこんなお楽しみがあるんだぜ!!"と公共の電波に乗せて、国民的レベルで知らしめた画期的なバンドだと思うんです(中略)忘れてはいけないことは、桑田さんは、どんなにやんちゃをしても、どんなに激しいメッセージを出したり、どんなにエッチな事を言ったりしても、基本にあるのは"ラブ&ピース"であって、破壊的なパフォーマンスは絶対にしないということです」と評している<ref>「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P93より。 角川書店 2011年</ref>。 |
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サザンの楽曲には桑田の出身地である[[神奈川県]][[茅ヶ崎市]]やその周辺都市が取り上げられる事も多く、市の関係者をはじめとして知名度や経済への貢献を評価する声も多い<ref name="kouken">[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20130704-1152147.html サザン桑田佳祐、茅ケ崎市民栄誉賞へ] [[日刊スポーツ]] </ref>。 |
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=== 別名義での活動 === |
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アルバム『[[稲村ジェーン (サウンドトラック)|稲村ジェーン]]』は同名映画のサウンドトラックという性格上、収録されている楽曲により演奏者などのメンバーが異なる。このため、アルバムの名義は「'''サザンオールスターズアンドオールスターズ'''(''SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS'')」とされている<ref>[http://www.sas-fan.net/mob/sear/searLis.php?site=SAS&ima=2628&cd=A&ct=Original&so=rdy2desc&gr=one&arti=A000227 参照]。現在はサザンオールスターズの10thアルバムとしてナンバリング。</ref>。 |
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ちなみに、個々の楽曲でこの名義が使われたのは「稲村ジェーン」「美しい砂のテーマ」「LOVE POTION NO.9」「東京サリーちゃん」の4曲のみで、残りの7曲はサザンオールスターズおよび「'''稲村オーケストラ'''」「'''原由子 & 稲村オーケストラ'''」のいずれかで表記されている。特に、多くのアルバムに収録されている「[[希望の轍]]」は「稲村オーケストラ」のものであり、『[[ミュージックステーション]]』([[テレビ朝日]])においても同名義で出演し、披露された<ref>{{Cite web |url=http://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0180/index.html |title=テレビ朝日|ミュージックステーション(1990年9月7日放送回) |publisher=テレビ朝日 |date= |accessdate=2013-06-26}}</ref>。 |
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また、その他のユニットなどでは松田・野沢・大森を中心メンバーとする「'''S.A.S.Project'''」が[[オムニバス]]アルバム『SNOWBIRD HOTEL』に参加している他、関口のソロアルバム『[[World Hits!? of Southern All Stars]]』では「'''関口和之&砂山(''SAZAN'')オールスターズ'''」が結成された。 |
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== 受賞歴 == |
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{{Main2|桑田佳祐のソロ作品の受賞歴|桑田佳祐#受賞歴}} |
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=== 日本レコード大賞 === |
=== 日本レコード大賞 === |
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| [[第42回日本レコード大賞|2000]] |
| [[第42回日本レコード大賞|2000]] |
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| [[TSUNAMI]] |
| [[TSUNAMI]] |
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| 日本レコード大賞<br />優秀作品賞 |
| 日本レコード大賞<ref name="42_record">[https://www.jacompa.or.jp/reco42.html 第42回 日本レコード大賞] 日本作曲家協会 2021年11月5日閲覧。</ref><br />優秀作品賞<ref name="42_record"/> |
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| [[第56回日本レコード大賞|2014]] |
| [[第56回日本レコード大賞|2014]] |
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| [[第60回日本レコード大賞|2018]] |
| [[第60回日本レコード大賞|2018]] |
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| 特別賞 |
| 特別賞 |
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| [[1990年の音楽|1990]] |
| [[1990年の音楽|1990]] |
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| アーティスト・オブ・ザ・イヤー<br />ベスト5・アーティスト・オブ・ザ・イヤー |
| アーティスト・オブ・ザ・イヤー<br />ベスト5・アーティスト・オブ・ザ・イヤー |
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| rowspan="2"| [[1991年の音楽|1991]] |
| rowspan="2"| [[1991年の音楽|1991]] |
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| ベスト5アーティスト賞 |
| ベスト5アーティスト賞 |
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| rowspan="2"| [[1993年の音楽|1993]] |
| rowspan="2"| [[1993年の音楽|1993]] |
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| ベスト5アーティスト賞 |
| ベスト5アーティスト賞 |
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| [[1994年の音楽|1994]] |
| [[1994年の音楽|1994]] |
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| [[江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley]]{{ |
| [[江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley]]{{Efn|サザンオールスターズ名義ではなく、[[Z団]]名義で発売された作品である。}} |
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| アルバム賞 企画部門 |
| アルバム賞 企画部門 |
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| rowspan="2" | [[1982年の音楽|1982]] |
| rowspan="2" | [[1982年の音楽|1982]] |
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| 最多リクエスト歌手賞<ref name = yusen /> |
| 最多リクエスト歌手賞<ref name = yusen /> |
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=== その他 === |
=== その他の賞 === |
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* [[SPACE SHOWER Music Video Awards]] |
* [[SPACE SHOWER Music Video Awards]] |
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** 特別賞(1998年) |
** 特別賞(1998年) |
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* [[JASRAC賞]] |
* [[JASRAC賞]] |
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** 金賞「[[TSUNAMI]]」(2001年) |
** 金賞「[[TSUNAMI]]」(2001年) |
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* [[菊池寛賞]](2013年)<ref>[https://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/20131015000342 サザンなどに菊池寛賞/中村哲氏、ダイオウイカも] 四国新聞社 2013年10月15日配信 2020年12月16日閲覧</ref> |
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* [[CDショップ大賞]] |
* [[CDショップ大賞]] |
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** マエストロ賞 『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』(2016年) |
** マエストロ賞 『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』(2016年) |
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** エンターテイメント部門 審査委員会推薦作品「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」ミュージック・ビデオ (2019年)<ref>[https://megalodon.jp/2019-0308-0113-01/festival.j-mediaarts.jp/award/entertainment/ 第22回 エンターテインメント部門 受賞作品一覧] 文化庁メディア芸術祭(ウェブ魚拓使用)2019年3月8日閲覧</ref> |
** エンターテイメント部門 審査委員会推薦作品「[[闘う戦士たちへ愛を込めて]]」ミュージック・ビデオ (2019年)<ref>[https://megalodon.jp/2019-0308-0113-01/festival.j-mediaarts.jp/award/entertainment/ 第22回 エンターテインメント部門 受賞作品一覧] 文化庁メディア芸術祭(ウェブ魚拓使用)2019年3月8日閲覧</ref> |
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== 記録 == |
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{{For2|桑田佳祐のソロ作品の記録|桑田佳祐#記録}} |
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=== オリコン === |
=== オリコン === |
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{{For2|オリコンの記録|オリコンチャート}} |
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* シングル・アルバム総売上:4897.0万枚(歴代5位・2017年6月現在)<ref>[ |
* シングル・アルバム総売上:4897.0万枚(歴代5位・2017年6月現在)<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2091907/full/ 【オリコン】AKB48、35作連続1位&30作目ミリオン CD総売上5000万枚突破] オリコン 2017年6月14日閲覧</ref> |
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* 平成アーティスト別トータルセールスランキング(シングル・アルバム総売上):3761.9万枚(歴代9位)<ref>[https://www.oricon.co.jp/confidence/special/52827/2/ 【オリコン“平成セールス”ランキング】シングルはSMAP、アルバムは宇多田ヒカルが1位 “平成No.1”アーティスト別セールスのB’zからはコメント到着 平成アーティスト別トータルセールスランキング TOP10] オリコン 2019年4月11日配信, 2021年5月3日閲覧</ref> |
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==== シングル記録 ==== |
==== シングル記録 ==== |
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* シングル売上枚数:2535.2万枚(2019年9月現在){{Refnest|group="注"|男性アーティスト別で集計すると歴代4位となる<ref>[https://megalodon.jp/2019-1007-2301-57/https://www.tbs.co.jp:443/utanogoldenhit/ 歌のゴールデンヒット 2019年10月7日放送回] TBS 2019年10月8日閲覧</ref>。}} |
* シングル売上枚数:2535.2万枚(2019年9月現在){{Refnest|group="注釈"|男性アーティスト別で集計すると歴代4位となる<ref>[https://megalodon.jp/2019-1007-2301-57/https://www.tbs.co.jp:443/utanogoldenhit/ 歌のゴールデンヒット 2019年10月7日放送回] TBS 2019年10月8日閲覧</ref>。}} |
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* シングル1位獲得数:16作品(歴代23位タイ・2018年9月現在) |
* シングル1位獲得数:16作品(歴代23位タイ・2018年9月現在) |
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* シングルTOP10獲得数:45作品(歴代14位タイ・2017年10月現在) |
* シングルTOP10獲得数:45作品(歴代14位タイ・2017年10月現在) |
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* 10位内獲得最多週数:253週(歴代1位・2014年現在) |
* 10位内獲得最多週数:253週(歴代1位・2014年現在) |
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* トップ100同時滞在最多数:44作品(歴代1位・2005年7月4日付)<ref>[ |
* トップ100同時滞在最多数:44作品(歴代1位・2005年7月4日付)<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/47535/full/ 【オリコン】桑田佳祐、ソロ・アーティストとして史上2人目の5作連続1位!] 2015年6月23日閲覧。</ref> |
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* 最長キャリア首位獲得記録数:36年2 |
* 最長キャリア首位獲得記録数:36年2か月(グループ歴代1位・2014年現在)<ref name="oricon2027554">[https://www.oricon.co.jp/news/2027554/ 【オリコン】サザン、5年ぶり復帰作が首位 グループ初の4年代1位達成] オリコンスタイル・2015年7月12日閲覧</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2042134/ 【オリコン】サザン、1年ぶり新曲が首位] - オリコン、2014年9月16日、2014年12月23日閲覧</ref> |
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* 4つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2010年代(歴代1位タイ)<ref name="oricon2027554" /> |
* 4つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2010年代(歴代1位タイ)<ref name="oricon2027554" /> |
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** 1980年代 「[[さよならベイビー]]」 |
** 1980年代 「[[さよならベイビー]]」 |
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** 1990年代 「[[ネオ・ブラボー]]」「[[涙のキッス]]」「[[エロティカ・セブン|エロティカ・セブン EROTICA SEVEN]]」「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜]]」「[[愛の言霊 〜Spiritual Message〜]]」 |
** 1990年代 「[[ネオ・ブラボー]]」「[[涙のキッス]]」「[[エロティカ・セブン|エロティカ・セブン EROTICA SEVEN]]」「[[あなただけを 〜Summer Heartbreak〜]]」「[[愛の言霊 〜Spiritual Message〜]]」 |
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** 2000年代「[[TSUNAMI]]」「[[勝手にシンドバッド]]{{ |
** 2000年代「[[TSUNAMI]]」「[[勝手にシンドバッド]]{{Efn|2003年盤である。1978年発売のオリジナル版は3位である。}}」「[[涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜]]」「[[彩 〜Aja〜]]」「[[君こそスターだ/夢に消えたジュリア]]」「[[愛と欲望の日々]]」「[[DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜]]」「[[I AM YOUR SINGER]]」 |
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** 2010年代「[[ピースとハイライト]]」「[[東京VICTORY]]」 |
** 2010年代「[[ピースとハイライト]]」「[[東京VICTORY]]」 |
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*シングルミリオン獲得数:5作品 (ミリオン・4作品/ダブルミリオン・1作品)(歴代5位タイ・2016年現在){{ |
*シングルミリオン獲得数:5作品 (ミリオン・4作品/ダブルミリオン・1作品)(歴代5位タイ・2016年現在){{Efn|[[CHAGE and ASKA]]、[[DREAMS COME TRUE]]、[[安室奈美恵]]、[[宇多田ヒカル]]などが同じく歴代5位である。}}<ref>[http://a.excite.co.jp/News/90s/20161202/E1479368070334.html 歴代1位の記録も! CHAGE and ASKAの凄さを改めて振り返る!] exciteニュース 2016年12月3日閲覧</ref> |
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* シングル歴代売上ランキング:4位「TSUNAMI」<ref name="musicjp">[ |
* シングル歴代売上ランキング:4位「TSUNAMI」<ref name="musicjp">[https://music-book.jp/music/news/news/128652 SMAP「世界に一つだけの花」がついにサザン越え!オリコン歴代シングル売上3位に浮上] music.jp 2017年2月20日閲覧</ref> |
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* CDシングル歴代売上ランキング:2位「TSUNAMI」 |
* CDシングル歴代売上ランキング:2位「TSUNAMI」 |
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==== アルバム記録 ==== |
==== アルバム記録 ==== |
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* アルバム1位獲得数:17作品(歴代5位タイ・2016年9月現在)<ref>[ |
* アルバム1位獲得数:17作品(歴代5位タイ・2016年9月現在)<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2079024/full/ 【オリコン】KinKi Kids、アルバム17作目首位 明菜・サザンに並び歴代5位タイ] オリコン 2016年9月30日閲覧</ref> |
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*最長キャリア首位獲得記録数:40年2 |
* 最長キャリア首位獲得記録数:40年2か月(国内グループ歴代1位)<ref name="oricon 20180807">[https://www.oricon.co.jp/news/2117039/full/ 【オリコン】サザンオールスターズ、40周年アルバムが首位 キャリア40年以上の国内グループ史上初] オリコン 2018年8月7日閲覧。</ref> |
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*4つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2010年代(歴代2位タイ・グループ歴代1位タイ)<ref name="oricon 20180807" /><ref name="os">[ |
* 4つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2010年代(歴代2位タイ・グループ歴代1位タイ)<ref name="oricon 20180807" /><ref name="os">[https://www.oricon.co.jp/news/2051211/full/ 【オリコン】サザン、グループ初の4年代連続1位 約10年ぶり新作で] 2015年4月6日閲覧。</ref><ref>{{Cite news|title=GLAY最新ベストアルバム、2年8ヶ月ぶり1位 TAKURO「また宝物が一つ増えた」【オリコンランキング】 |date=2020-03-17|url=https://www.oricon.co.jp/news/2157626/full/|publisher=ORICON MUSIC|accessdate=2020-03-18}}</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2019063/full/ 【オリコン】ユーミン、40周年ベスト首位 ソロ初のアルバム総売上3000万枚!] オリコン 2015年12月5日閲覧</ref>{{Efn|桑田佳祐もソロとして同記録(1980年代 - 2010年代)を保持している。グループとしては、[[GLAY]]も同記録(1990年代 - 2020年代)を保持している。}} |
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**1980年代『[[タイニイ・バブルス]]』『[[ステレオ太陽族]]』『[[NUDE MAN |
** 1980年代『[[タイニイ・バブルス]]』『[[ステレオ太陽族]]』『[[NUDE MAN]]』『[[綺麗]]』『[[人気者で行こう]]』『[[KAMAKURA]]』『[[すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS]]』 |
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**1990年代『[[Southern All Stars (アルバム)|Southern All Stars]]』『[[稲村ジェーン (サウンドトラック)|稲村ジェーン]]』『[[世に万葉の花が咲くなり]]』『[[HAPPY! (アルバム)|HAPPY!]]』『[[Young Love]]』『[[海のYeah!!]]』『[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)|さくら]]』 |
** 1990年代『[[Southern All Stars (アルバム)|Southern All Stars]]』『[[稲村ジェーン (サウンドトラック)|稲村ジェーン]]』『[[世に万葉の花が咲くなり]]』『[[HAPPY! (アルバム)|HAPPY!]]』『[[Young Love]]』『[[海のYeah!!]]』『[[さくら (サザンオールスターズのアルバム)|さくら]]』 |
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**2000年代『[[バラッド3 〜the album of LOVE〜]]』『[[キラーストリート]]』 |
** 2000年代『[[バラッド3 〜the album of LOVE〜]]』『[[キラーストリート]]』 |
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**2010年代『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』『[[海のOh, Yeah!!]]』 |
** 2010年代『[[葡萄 (アルバム)|葡萄]]』『[[海のOh, Yeah!!]]』 |
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* 週間1位を獲得したアルバム作品の値段:『すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS』(税込1万円{{ |
* 週間1位を獲得したアルバム作品の値段:『すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS』(税込1万円{{Efn|本作の発売当時、[[消費税]]は3%である。}}、歴代1位)<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/48071/full/ オリコン史上1000作目のアルバム1位はV6!] オリコン 2017年11月25日閲覧</ref> |
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* アルバム歴代売上 |
* アルバム歴代売上ランキング:8位『海のYeah!!』 |
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* アルバムミリオン獲得数:7作品 (ミリオン・4作/ダブルミリオン・2作/トリプルミリオン・1作)(歴代7位) |
* アルバムミリオン獲得数:7作品 (ミリオン・4作/ダブルミリオン・2作/トリプルミリオン・1作)(歴代7位) |
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==== 映像作品記録 ==== |
==== 映像作品記録 ==== |
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* 最長キャリア首位獲得記録数:45年9か月(歴代1位・2024年4月現在)<ref name = "encore328" /> |
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*最長キャリア首位獲得記録数:37年6ヶ月(歴代1位・2016年現在)<ref name="oricon2008">[http://www.oricon.co.jp/news/60968/full/ サザンオールスターズ、キャリア30年以上アーティストによるDVD史上初の首位] オリコン 2017年1月6日閲覧</ref><ref>[http://www.oricon.co.jp/news/2065210/full/ 【オリコン】サザン、50万人ツアーDVD/BD同時首位] オリコン 2016年1月13日閲覧</ref> |
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* |
* 映像3部門同時連続1位獲得作品数:5作(歴代4位・2024年4月現在)<ref name = "encore328">[https://web.archive.org/web/20240401141155/https://e.usen.com/news/news-release/20235531452.html サザンオールスターズ、日本中が熱狂した野外ライブ『茅ヶ崎ライブ2023』なんと5作連続&通算5作目の3部門同時1位!!さらに、45周年にして2つの驚異の自己最高記録も!!]encore 2024年3月28日配信 2024年4月1日閲覧。</ref> |
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* 5つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2020年代(歴代1位・2024年現在)<ref name = "encore328" /> |
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**1980年代:『[[女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)#映像作品|女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)]]』 |
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** 1980年代:『[[女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)#映像作品|女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)]]』 |
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**1990年代:『歌う日本シリーズ 1992〜1993 LIVE at YOKOHAMA ARENA 29th Dec.1992』 |
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** 1990年代:『歌う日本シリーズ 1992〜1993 LIVE at YOKOHAMA ARENA 29th Dec.1992』 |
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**2000年代:『[[FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME]]』『[[真夏の大感謝祭 LIVE]]』 |
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** 2000年代:『[[FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME]]』『[[真夏の大感謝祭 LIVE]]』 |
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** 2010年代:『[[SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 胸熱完全版]]』『[[おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-]]』『[[LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!” だと!? ふざけるな!!]]』『[[21世紀の音楽異端児 (21st Century Southern All Stars Music Videos)]]』 |
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** 2020年代:『[[茅ヶ崎ライブ2023]]』 |
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=== ザ・ベストテン === |
=== ザ・ベストテン === |
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{{ |
{{For2|ザ・ベストテンの記録|ザ・ベストテン}} |
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*16週以上ベストテン入りした曲:4位タイ「[[いとしのエリー]]」 |
* 16週以上ベストテン入りした曲:4位タイ「[[いとしのエリー]]」 |
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*100週以上ベストテン入りした歌手:歴代9位(120週) |
* 100週以上ベストテン入りした歌手:歴代9位(120週) |
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*10曲以上ベストテン入りした歌手:歴代13位タイ(14曲) |
* 10曲以上ベストテン入りした歌手:歴代13位タイ(14曲) |
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*10週以上第1位を獲得した歌手:歴代9位(14週) |
* 10週以上第1位を獲得した歌手:歴代9位(14週) |
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*3曲以上第1位を獲得した歌手:歴代8位タイ(4曲) |
* 3曲以上第1位を獲得した歌手:歴代8位タイ(4曲) |
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== ストリーミング認定 == |
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{{For2|桑田佳祐のストリーミング認定|桑田佳祐#ストリーミング認定}} |
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2019年12月20日、各配信サイトにてこれまでの全シングル・アルバムの[[サブスクリプション]]配信が開始した。[[日本レコード協会]]で[[日本レコード協会#ストリーミング認定|ストリーミング認定]]された楽曲は下記の通り<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/st.html |title=ストリーミング認定 |publisher=日本レコード協会 |accessdate=2023-07-29}}</ref>。 |
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<!-- 以下は認定順に記載しています。 --> |
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{| class="wikitable" style="font-size:small; text-align:center;" |
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! 曲名 |
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! 認定 |
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|- |
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| rowspan="3" | '''「[[TSUNAMI]]」''' |
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| シルバー認定(2021年6月) |
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|- |
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| ゴールド認定(2022年2月) |
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|- |
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| プラチナ認定(2023年7月) |
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|- |
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| rowspan="3" | '''「[[真夏の果実]]」''' |
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| シルバー認定(2021年10月) |
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|- |
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| ゴールド認定(2022年8月) |
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|- |
|||
| プラチナ認定(2024年1月) |
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|- |
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| '''「[[涙のキッス]]」''' |
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| ゴールド認定(2023年10月) |
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|- |
|||
| '''「[[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]]」''' |
|||
| ゴールド認定(2024年1月) |
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|- |
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| '''「[[いとしのエリー]]」''' |
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| ゴールド認定(2024年4月) |
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|- |
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| '''「[[希望の轍]]」''' |
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| ゴールド認定(2024年7月) |
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|- |
|||
| '''「[[勝手にシンドバッド]]」''' |
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| ゴールド認定(2024年11月) |
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|} |
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== 作品 == |
== 作品 == |
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{{ |
{{For2|詳細およびベスト・アルバム、映像作品、写真集など|サザンオールスターズの作品}} |
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{{See2|各メンバーのソロ作品については、[[桑田佳祐#作品]]、[[関口和之#作品]]、[[松田弘#作品]]、[[原由子#作品]]、[[野沢秀行#作品]]、[[大森隆志#作品]](旧メンバー)を}} |
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{{Main2|[[桑田佳祐]]のソロ作品|桑田佳祐#作品}} |
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'''シングル''' |
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{{Div col}} |
{{Div col}} |
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# 1978年: [[勝手にシンドバッド]] |
# 1978年: [[勝手にシンドバッド]] |
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862行目: | 640行目: | ||
# 1996年: [[太陽は罪な奴]] |
# 1996年: [[太陽は罪な奴]] |
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# 1997年: [[01MESSENGER 〜電子狂の詩〜]] |
# 1997年: [[01MESSENGER 〜電子狂の詩〜]] |
||
# 1997年: [[BLUE HEAVEN]] |
# 1997年: [[BLUE HEAVEN (サザンオールスターズの曲)|BLUE HEAVEN]] |
||
# 1998年: [[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]] |
# 1998年: [[LOVE AFFAIR 〜秘密のデート]] |
||
# 1998年: [[PARADISE (サザンオールスターズの曲)|PARADISE]] |
# 1998年: [[PARADISE (サザンオールスターズの曲)|PARADISE]] |
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879行目: | 657行目: | ||
# 2014年: [[東京VICTORY]] |
# 2014年: [[東京VICTORY]] |
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{{Div col end}} |
{{Div col end}} |
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'''配信シングル''' |
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{{Div col}} |
{{Div col}} |
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# 2018年:[[闘う戦士たちへ愛を込めて]] |
# 2018年: [[闘う戦士たちへ愛を込めて]] |
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# 2018年:[[壮年JUMP]] |
# 2018年: [[壮年JUMP]] |
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# 2019年:[[愛はスローにちょっとずつ]] |
# 2019年: [[愛はスローにちょっとずつ]] |
||
# 2023年: [[盆ギリ恋歌]] |
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# 2023年: [[歌えニッポンの空]] |
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# 2023年: [[Relay〜杜の詩]] |
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# 2024年: [[恋のブギウギナイト]] |
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# 2024年: [[ジャンヌ・ダルクによろしく]] |
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{{Div col end}} |
{{Div col end}} |
||
'''オリジナル・アルバム''' |
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{{Div col}} |
{{Div col}} |
||
# 1978年: [[熱い胸さわぎ]] |
# 1978年: [[熱い胸さわぎ]] |
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902行目: | 685行目: | ||
# 2005年: [[キラーストリート]] |
# 2005年: [[キラーストリート]] |
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# 2015年: [[葡萄 (アルバム)|葡萄]] |
# 2015年: [[葡萄 (アルバム)|葡萄]] |
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# 2025年: [[THANK YOU SO MUCH]] |
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{{Div col end}} |
{{Div col end}} |
||
== ライブ・コンサートツアー == |
== ライブ・コンサートツアー == |
||
{{See2|メンバーの個人でのライブ・コンサートツアーは[[桑田佳祐#ライブ・コンサートツアー]]、[[原由子#ライブ・コンサートツアー]]を}} |
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{|class="wikitable" style="font-size:smaller; text-align:center" |
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{|class="wikitable" style="text-align:center" |
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! 年 |
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! width="120" | 年 |
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! タイトル |
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! width="1200" | タイトル |
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! 公演規模・会場 |
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! width="400" | 公演日・会場 |
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|- |
|- |
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| 1978 - |
| 1978年 - 1979年 |
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! |
! [[胸さわぎ (サザンオールスターズのライブ)|サザンオールスターズデビューコンサート「胸さわぎ」]] |
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| |
| |
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{{Hidden begin |
{{Hidden begin |
||
|title = 全9公演 |
|title = 全9公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
||
}} |
}} |
||
'''1978年'''<br |
'''1978年'''<br/>12月10日 [[九段会館]]<br/>12月13日 [[愛知県勤労会館]]<br/>12月27日 [[道新ホール]]<br/>'''1979年'''<br/>1月5日 [[山形県県民会館]]<br/>1月12日 水戸市民会館<br/>1月13日 [[神奈川県立青少年センター]]<br/>1月14日 [[千葉市民会館]]<br/>1月15日 [[岡山市立市民文化ホール]]<br/>1月20日 [[毎日大阪会館|大阪毎日ホール]] |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| rowspan=2 | 1979年 |
| rowspan=2 | 1979年 |
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! |
! 春五十番コンサート |
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{{Hidden begin |
{{Hidden begin |
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|title = 全50公演 |
|title = 全50公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
}} |
||
3月20日 平塚市民センター<br |
3月20日 平塚市民センター<br/>3月21日 [[まつもと市民芸術館|松本市民会館]]<br/>3月23日 [[立川市市民会館]]<br/>3月24日 新潟市公会堂<br/>3月25日 [[長岡市立劇場]]<br/>3月27日 [[富山県民会館]]<br/>3月28日 [[金沢歌劇座|金沢市観光会館]]<br/>3月29日 入間市市民会館<br/>4月3日 栃木市民会館<br/>4月4日 [[土浦市民会館]]<br/>4月5日 大宮商工会館<br/>4月6日 平塚市民センター<br/>4月7日 [[群馬県民会館]]<br/>4月9日 横須賀市文化会館<br/>4月10日 [[静岡市民文化会館]]<br/>4月12日 [[高知県立県民文化ホール]]<br/>4月13日 [[松山市民会館]]<br/>4月14日 [[防府市公会堂]]<br/>4月15日 [[広島県立文化芸術ホール|上野学園ホール]]<br/>4月16日 [[島根県民会館]]<br/>4月18日 [[高松市民会館]]<br/>4月19日 [[岡山市民会館]]<br/>4月23日 [[青森市民文化ホール]]<br/>4月24日 [[弘前市民会館]]<br/>4月25日 [[八戸市公会堂]]<br/>4月26日 [[岩手県民会館]]<br/>4月28日 [[豊橋勤労福祉会館]]<br/>4月29日 愛知県勤労会館<br/>4月30日 刈谷市民会館<br/>5月1日 [[オリックス劇場|大阪厚生年金会館]]<br/>5月4日 [[秋田県民会館]]<br/>5月5日 [[山形市民会館]]<br/>5月6日 [[宮城県民会館]]<br/>5月7日 石巻市民会館<br/>5月8日 [[郡山市民文化センター]]<br/>5月13日 長浜市民会館<br/>5月14日 姫路市市民会館<br/>5月16日 [[和歌山県民文化会館]]<br/>5月17日 京都府立勤労会館<br/>5月19日 [[那覇市民会館]]<br/>5月21日 [[大分文化会館]]<br/>5月22日 [[長崎市公会堂]]<br/>5月23日 [[八幡市民会館]]<br/>5月24日 [[福岡市民会館]]<br/>5月25日 [[熊本市民会館]]<br/>5月30日 [[旭川市民文化会館]]<br/>5月31日 北見市民会館<br/>6月1日 帯広市民文化ホール<br/>6月3日 [[札幌市民ホール|札幌市民会館]]<br/>6月6日 [[中野サンプラザ]] |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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! |
! [[Further on up the Road (サザンオールスターズのライブ)|Further on up the road]] |
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{{Hidden begin |
{{Hidden begin |
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|title = 全42公演 |
|title = 全42公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
}} |
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9月22日 [[埼玉会館]]<br |
9月22日 [[埼玉会館]]<br/>9月23日 [[磐田市民文化会館]]<br/>9月24日 [[相模原市民会館]]<br/>9月26日 [[茨城県立県民文化センター]]<br/>9月27日 山形県県民会館<br/>9月28日 岩手県民会館<br/>10月2日 大阪厚生年金会館<br/>10月3日 大阪厚生年金会館<br/>10月4日 [[姫路市文化センター]]<br/>10月17日 静岡市民文化会館<br/>10月19日 [[横浜文化体育館]]<br/>10月22日 青森市民文化ホール<br/>10月23日 八戸市民会館<br/>10月25日 [[福島県文化センター]]<br/>10月27日 [[徳島市立文化センター]]<br/>10月28日 高知県立県民文化ホール<br/>10月29日 松山市民会館<br/>11月1日 桑名市民会館<br/>11月2日 [[名古屋市民会館]]<br/>11月3日 [[蒲郡市民会館]]<br/>11月4日 大垣市民会館<br/>11月8日 [[ロームシアター京都|京都会館]]<br/>11月9日 [[和歌山市民会館]]<br/>11月11日 [[千葉県文化会館]]<br/>11月12日 広島郵便貯金会館<br/>11月13日 岡山市民会館<br/>11月14日 福山市民会館<br/>11月15日 島根県民会館<br/>11月19日 [[福井市文化会館]]<br/>11月20日 [[北陸電力会館 本多の森ホール|石川厚生年金会館]]<br/>11月21日 [[新潟県民会館]]<br/>11月23日 [[各務原市民会館]]<br/>11月25日 [[さっぽろ芸術文化の館|北海道厚生年金会館]]<br/>11月27日 旭川市民文化会館<br/>11月28日 室蘭市文化センター<br/>11月29日 函館市民会館<br/>12月3日 宮崎市民会館<br/>12月4日 大分文化会館<br/>12月5日 [[SAGAサンライズパーク体育館|佐賀県総合体育館]]<br/>12月6日 電気ホール<br/>12月8日 横浜文化体育館<br/>12月12日 [[後楽園球場|後楽園球場 サーカステント]] |
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| rowspan=2| 1980年 |
| rowspan=2| 1980年 |
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! [[サザンオールスターズがやってくる ニャー! ニャー! ニャー!]] |
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|title = 全40公演 |
|title = 全40公演 |
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7月19日 [[田園コロシアム]]<br |
7月19日 [[田園コロシアム]]<br/>7月20日 田園コロシアム<br/>7月23日 北海道厚生年金会館<br/>7月24日 旭川市民文化会館<br/>7月27日 苫小牧市民会館<br/>7月29日 宮城県民会館<br/>7月30日 郡山市民文化センター<br/>8月24日 新潟県民会館<br/>8月25日 上越文化会館<br/>8月27日 [[富山市公会堂]]<br/>8月28日 金沢市観光会館<br/>9月1日 鈴鹿市民会館<br/>9月2日 名古屋市民会館<br/>9月4日 [[岐阜市民会館]]<br/>9月5日 刈谷市民会館<br/>9月7日 [[フェスティバルホール]]<br/>9月28日 和歌山県民文化会館<br/>9月29日 姫路市文化センター<br/>10月1日 [[神戸文化ホール]]<br/>10月16日 青森市民文化ホール<br/>10月17日 岩手県民会館<br/>10月22日 山形県県民会館<br/>10月23日 秋田県民会館<br/>10月25日 [[山口市民会館]]<br/>10月26日 [[倉敷市民会館]]<br/>10月27日 福山市民会館<br/>10月29日 広島郵便貯金会館<br/>10月30日 島根県民会館<br/>11月1日 京都会館<br/>11月5日 磐田市民文化会館<br/>11月6日 清水市民会館<br/>11月7日 [[山梨県民会館]]<br/>11月11日 長岡市文化会館<br/>11月12日 福井市文化会館<br/>11月14日 上田市民会館<br/>11月20日 宮崎市民会館<br/>11月21日 [[鹿児島県文化センター]]<br/>11月23日 観音寺市民会館<br/>11月24日 松山市民会館<br/>11月25日 高知県立県民文化ホール |
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! [[ゆく年・くる年コンサート]] |
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|title = 全5公演 |
|title = 全5公演 |
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12月10日 [[日本武道館]]<br |
12月10日 [[日本武道館]]<br/>12月13日 [[大阪府立体育会館]]<br/>12月14日 名古屋市民会館<br/>12月19日 佐賀県総合体育館<br/>12月20日 福岡市民会館 |
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| 1981年 |
| 1981年 |
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! |
! [[そちらにおうかがいしてもよろしいですか?]] |
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|title = 全40公演 |
|title = 全40公演 |
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7月4日 茅ヶ崎市民文化会館<br |
7月4日 茅ヶ崎市民文化会館<br/>7月7日 小田原市民会館<br/>7月8日 山梨県民会館<br/>7月11日 熊谷会館<br/>7月15日 高知県立県民文化ホール<br/>7月16日 松山市民会館<br/>7月18日 山口市民会館<br/>7月19日 広島郵便貯金会館<br/>7月20日 姫路市文化センター<br/>7月25日 京都会館<br/>7月27日 金沢市観光会館<br/>7月28日 富山市公会堂<br/>7月30日 新潟県民会館<br/>7月31日 [[長野市民会館]]<br/>8月4日 田園コロシアム<br/>8月5日 田園コロシアム<br/>8月6日 田園コロシアム<br/>8月8日 [[岡山城|岡山城特設会場]]<br/>8月11日 [[宇都宮市文化会館]]<br/>8月12日 群馬県民会館<br/>8月15日 [[福岡サンパレス]]<br/>8月18日 宮崎市民会館<br/>8月19日 鹿児島県文化センター<br/>8月22日 熊本市民会館<br/>8月23日 [[つま恋リゾート 彩の郷|つま恋エキシビションホール]]<br/>8月25日 豊橋勤労福祉会館<br/>8月26日 四日市市民ホール<br/>8月29日 青森市民文化ホール<br/>8月30日 秋田県民会館<br/>9月1日 宮城県民会館<br/>9月2日 岩手県民会館<br/>9月4日 山形県県民会館<br/>9月7日 和歌山県民文化会館<br/>9月8日 [[神戸国際会館]]<br/>9月10日 フェスティバルホール<br/>9月12日 サンシティ越谷市民ホール<br/>9月13日 千葉県文化会館<br/>9月16日 横浜文化体育館<br/>9月19日 釧路市民文化会館<br/>9月21日 北海道厚生年金会館 |
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| 1982年 |
| 1982年 |
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! |
! 愛で金魚が救えるか? サザンオールスターズ Paa Pooツアー '82 |
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|title = 全9公演 |
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1月9日 福岡サンパレス<br |
1月9日 福岡サンパレス<br/>1月11日 広島郵便貯金会館<br/>1月12日 フェスティバルホール<br/>1月14日 宮城県民会館<br/>1月19日 北海道厚生年金会館<br/>1月22日 金沢市観光会館<br/>1月23日 [[名古屋市公会堂]]<br/>1月25日 日本武道館<br/>1月26日 日本武道館 |
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| 1982 - |
| 1982年 - 1983年 |
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! |
! 青年サザンのふらちな社会学 ツアー THE NUDE MAN |
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|title = 全57公演 |
|title = 全57公演 |
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'''1982年'''<br |
'''1982年'''<br/>9月21日 静岡市民文化会館<br/>9月24日 群馬県民会館<br/>9月26日 宇都宮市文化会館<br/>9月27日 茨城県立県民文化センター<br/>10月5日 郡山市民文化センター<br/>10月6日 宮城県民会館<br/>10月7日 山形県県民会館<br/>10月9日 秋田県民会館<br/>10月11日 八戸市公会堂<br/>10月19日 熊本市民会館<br/>10月20日 佐世保市民会館<br/>10月22日 宮崎市民会館<br/>10月23日 佐賀県総合体育館<br/>10月25日 小倉市民会館<br/>10月27日 高知県立県民文化ホール<br/>10月28日 松山市民会館<br/>10月29日 高松市民会館<br/>11月1日 岡山市民会館<br/>11月2日 福山市民会館<br/>11月8日 和歌山県民文化会館<br/>11月10日 神戸国際会館<br/>11月13日 島根県民会館<br/>11月15日 防府市公会堂<br/>11月16日 広島郵便貯金会館<br/>11月18日 新潟県民会館<br/>11月19日 上越文化会館<br/>11月20日 長野市民会館<br/>11月23日 [[奈良県文化会館]]<br/>11月25日 岐阜市民会館<br/>11月26日 [[四日市市文化会館]]<br/>11月27日 豊橋勤労福祉会館<br/>11月30日 福井市文化会館<br/>12月1日 富山市公会堂<br/>12月6日 鹿児島県文化センター<br/>12月7日 大分文化会館<br/>12月8日 長崎市公会堂<br/>12月10日 京都会館<br/>12月14日 千葉県文化会館<br/>12月15日 [[八王子市民会館]]<br/>12月18日 横浜文化体育館<br/>12月21日 福島県文化センター<br/>12月22日 岩手県民会館<br/>'''1983年'''<br/>1月6日 北海道厚生年金会館<br/>1月7日 北海道厚生年金会館<br/>1月13日 名古屋市民会館<br/>1月14日 名古屋市民会館<br/>1月16日 福岡サンパレス<br/>1月17日 福岡サンパレス<br/>1月18日 福岡サンパレス<br/>1月20日 フェスティバルホール<br/>1月21日 フェスティバルホール<br/>1月23日 フェスティバルホール<br/>1月28日 金沢市観光会館<br/>1月29日 金沢市観光会館<br/>2月2日 [[東京厚生年金会館]]<br/>2月3日 東京厚生年金会館<br/>2月4日 東京厚生年金会館 |
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| 1983 - |
| 1983年 - 1984年 |
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! |
! SASたいした発表会 私は騙された<nowiki>!!</nowiki>ツアー '83〜'84 |
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|title = 全49公演 |
|title = 全49公演 |
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'''1983年'''<br |
'''1983年'''<br/>10月24日 [[神奈川県民ホール]]<br/>10月25日 神奈川県民ホール<br/>10月27日 北海道厚生年金会館<br/>10月28日 北海道厚生年金会館<br/>10月29日 室蘭新日鉄体育館<br/>10月31日 旭川市民文化会館<br/>11月4日 [[山梨県立県民文化ホール]]<br/>11月8日 [[岡崎市民会館]]<br/>11月9日 桑名市民会館<br/>11月11日 千葉県文化会館<br/>11月14日 広島郵便貯金会館<br/>11月15日 防府市公会堂<br/>11月17日 島根県民会館<br/>11月19日 鹿児島県文化センター<br/>11月21日 大分文化会館<br/>11月22日 宮崎市民会館<br/>11月24日 熊本市民会館<br/>11月25日 長崎市公会堂<br/>11月29日 [[長野県県民文化会館]]<br/>12月1日 富山市公会堂<br/>12月2日 福井市文化会館<br/>12月3日 金沢市観光会館<br/>12月8日 福島県文化センター<br/>12月9日 山形県県民会館<br/>12月11日 秋田県民会館<br/>12月12日 岩手県民会館<br/>12月13日 [[青森市文化会館]]<br/>12月15日 群馬県民会館<br/>12月16日 宇都宮市文化会館<br/>12月19日 松山市民会館<br/>12月20日 高松市民会館<br/>12月21日 高知県立県民文化ホール<br/>12月24日 京都会館<br/>12月25日 神戸国際会館<br/>'''1984年'''<br/>1月9日 福岡サンパレス<br/>1月10日 福岡サンパレス<br/>1月12日 倉敷市民会館<br/>1月13日 倉敷市民会館<br/>1月16日 新潟県民会館<br/>1月17日 新潟県民会館<br/>1月19日 宮城県民会館<br/>1月20日 宮城県民会館<br/>1月23日 [[愛知県体育館]]<br/>1月24日 愛知県体育館<br/>1月27日 [[大阪城ホール]]<br/>1月28日 大阪城ホール<br/>1月30日 日本武道館<br/>1月31日 日本武道館<br/>2月1日 日本武道館 |
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| 1984年 |
| 1984年 |
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! [[週刊少年マガジン|少年マガジン]]プレゼンツ<br |
! <small>[[週刊少年マガジン|少年マガジン]]プレゼンツ</small><br/>[[熱帯絶命!ツアー夏「出席とります」|熱帯絶命!ツアー夏 「出席とります」]] |
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|title = 全6公演 |
|title = 全6公演 |
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7月20日 [[横浜スタジアム]]<br |
7月20日 [[横浜スタジアム]]<br/>7月21日 横浜スタジアム<br/>7月28日 [[海の中道海浜公園|海の中道海浜公園 野外劇場]]<br/>8月5日 [[真駒内屋外競技場]]<br/>8月9日 [[ナゴヤ球場]]<br/>8月15日 [[大阪スタヂアム]] |
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| 1984 - |
| 1984年 - 1985年 |
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! |
! 大衆音楽取締法違反 "やっぱりアイツはクロだった!" 実刑判決2月まで |
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|title = 全50公演 |
|title = 全50公演 |
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'''1984年'''<br |
'''1984年'''<br/>10月25日 神奈川県民ホール<br/>10月26日 神奈川県民ホール<br/>10月30日 宇都宮市文化会館<br/>10月31日 群馬県民会館<br/>11月2日 サンシティ越谷市民ホール<br/>11月5日 北見市民会館<br/>11月6日 旭川市民文化会館<br/>11月8日 釧路市民文化会館<br/>11月13日 青森市文化会館<br/>11月14日 秋田県民会館<br/>11月16日 岩手県民会館<br/>11月20日 鹿児島県文化センター<br/>11月21日 熊本市民会館<br/>11月23日 宮崎市民会館<br/>11月24日 大分文化会館<br/>11月26日 島根県民会館<br/>11月27日 倉敷市民会館<br/>11月28日 京都会館<br/>11月30日 静岡市民文化会館<br/>12月1日 豊橋勤労福祉会館<br/>12月2日 四日市市文化会館<br/>12月4日 山形県県民会館<br/>12月5日 郡山市民文化センター<br/>12月8日 神戸国際会館<br/>12月10日 松山市民会館<br/>12月11日 高知県立県民文化ホール<br/>12月13日 高松市民会館<br/>12月14日 [[鳴門市文化会館]]<br/>12月17日 千葉県文化会館<br/>12月19日 八王子市民会館<br/>12月20日 山梨県立県民文化ホール<br/>12月21日 長野県県民文化会館<br/>12月23日 黒部市YKK体育館<br/>12月24日 金沢市観光会館<br/>12月25日 福井市文化会館<br/>'''1985年'''<br/>1月8日 [[周南市文化会館|徳山市文化会館]]<br/>1月9日 広島郵便貯金会館<br/>1月10日 広島郵便貯金会館<br/>1月12日 福岡サンパレス<br/>1月13日 福岡サンパレス<br/>1月16日 北海道厚生年金会館<br/>1月17日 北海道厚生年金会館<br/>1月19日 大阪城ホール<br/>1月20日 大阪城ホール<br/>1月22日 愛知県体育館<br/>1月23日 愛知県体育館<br/>1月29日 [[仙台市体育館]]<br/>1月31日 新潟県民会館<br/>2月1日 新潟県民会館<br/>2月4日 日本武道館<br/>2月5日 日本武道館<br/>2月6日 日本武道館 |
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| 1984年 |
| 1984年 |
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! [[縁起者で行こう]] |
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| 12月31日 [[新宿コマ劇場]] |
| {{left|12月31日 [[新宿コマ劇場]]}} |
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| 1985年 |
| 1985年 |
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! [[富士通]]スペシャル<br |
! <small>[[富士通]]スペシャル</small><br/>[[KAMAKURA TO SENEGAL|KAMAKURA TO SENEGAL SOUTHERN ALL STARS]] avec [[:en:Touré Kunda|TOURÉ KUNDA]] |
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|title = 全8公演 |
|title = 全8公演 |
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}} |
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9月21日 [[中京競馬場]]< |
9月21日 [[中京競馬場]]{{refnest|group="注釈"|当初はナゴヤ球場にて予定されていたが、会場の使用許可が下りず、中京競馬場での開催となった。}}<ref>{{Cite journal|和書|journal=月刊PATi-PATi 1986年8月号|publisher=CBSソニー出版|date=1986年8月9日|volume=2|issue=9|page=160|title=私たちの街でコンサートを!}}</ref><br/>9月22日 中京競馬場<br/>9月24日 大阪スタヂアム<br/>9月25日 大阪スタヂアム<br/>9月28日 [[西武ドーム|西武ライオンズ球場]]<br/>9月29日 西武ライオンズ球場<br/>10月4日 横浜スタジアム<br/>10月5日 横浜スタジアム |
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| 1988年 |
| 1988年 |
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! [[新日本石油|NISSEKI]] SUPER LIVE 100 真夏の夜の夢<br |
! <small>[[新日本石油|NISSEKI]] SUPER LIVE 100 真夏の夜の夢</small><br/>サザンオールスターズプレゼンツ 1988大復活祭 |
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|title = 全20公演 |
|title = 全20公演 |
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7月26日 西武ライオンズ球場<br |
7月26日 西武ライオンズ球場<br/>7月27日 西武ライオンズ球場<br/>7月28日 西武ライオンズ球場<br/>7月30日 [[長岡ニュータウン|長岡ニュータウン公園]]<br/>7月31日 長岡ニュータウン公園<br/>8月6日 真駒内屋外競技場<br/>8月7日 真駒内屋外競技場<br/>8月13日 [[泉パークタウン|泉パークタウンスポーツガーデン]]<br/>8月14日 泉パークタウンスポーツガーデン<br/>8月21日 [[愛媛県総合運動公園陸上競技場]]<br/>8月27日 海の中道海浜公園 野外劇場<br/>8月28日 海の中道海浜公園 野外劇場<br/>9月3日 大阪スタヂアム<br/>9月4日 大阪スタヂアム<br/>9月5日 大阪スタヂアム<br/>9月10日 [[小牧市総合運動場野球場]]<br/>9月11日 小牧市総合運動場野球場<br/>9月17日 横浜スタジアム<br/>9月18日 横浜スタジアム<br/>9月19日 横浜スタジアム |
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| 1989年 |
| 1989年 |
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! |
! サザンオールスターズ ハッピーニューイヤーズ'イブ いっちゃエ!'89 サザンde'90 |
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| 12月31日 [[横浜アリーナ]] |
| {{left|12月31日 [[横浜アリーナ]]}} |
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| rowspan=2 | 1990年 |
| rowspan=2 | 1990年 |
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! [[パナソニック|Panasonic]] Cheers<nowiki>!!</nowiki><br |
! <small>[[パナソニック|Panasonic]] Cheers<nowiki>!!</nowiki></small><br/>Southern All Stars Concert Tour 1990 夢で逢いまSHOW |
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|title = 全27公演 |
|title = 全27公演 |
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}} |
}} |
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2月28日 横浜アリーナ<br |
2月28日 横浜アリーナ<br/>3月1日 横浜アリーナ<br/>3月3日 横浜アリーナ<br/>3月4日 横浜アリーナ<br/>3月7日 仙台市体育館<br/>3月8日 仙台市体育館<br/>3月10日 [[新潟市産業振興センター]]<br/>3月11日 新潟市産業振興センター<br/>3月14日 [[名古屋市総合体育館|名古屋市総合体育館 レインボーホール]]<br/>3月15日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>3月17日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>3月18日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>3月22日 大阪城ホール<br/>3月23日 大阪城ホール<br/>3月24日 大阪城ホール<br/>3月31日 [[北九州市立総合体育館]]<br/>4月1日 北九州市立総合体育館<br/>4月6日 [[広島サンプラザ]]<br/>4月7日 広島サンプラザ<br/>4月12日 [[愛媛県県民文化会館]]<br/>4月13日 愛媛県県民文化会館<br/>4月21日 [[真駒内屋内競技場]]<br/>4月22日 真駒内屋内競技場<br/>4月25日 日本武道館<br/>4月26日 日本武道館<br/>4月27日 日本武道館<br/>4月28日 日本武道館 |
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! |
! 恒例!年越しライブ サザンオールスターズ 歌うサザンに福来たる |
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| 12月31日 横浜アリーナ |
| {{left|12月31日 横浜アリーナ}} |
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| rowspan=2 | 1991年 |
| rowspan=2 | 1991年 |
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! [[WOWOW]] MEETS<br |
! <small>[[WOWOW]] MEETS</small><br/>[[THE 音楽祭 1991|Southern All Stars THE 音楽祭 1991]] |
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|title = 全10公演 |
|title = 全10公演 |
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}} |
}} |
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8月14日 ナゴヤ球場<br |
8月14日 ナゴヤ球場<br/>8月15日 ナゴヤ球場<br/>8月20日 西武ライオンズ球場<br/>8月21日 西武ライオンズ球場<br/>8月22日 西武ライオンズ球場<br/>8月25日 [[阪急西宮スタジアム]]<br/>8月26日 阪急西宮スタジアム<br/>8月30日 横浜スタジアム<br/>8月31日 横浜スタジアム<br/>9月1日 横浜スタジアム |
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! [[コカ・コーラ|Coca-Cola]] Special<br |
! <small>[[コカ・コーラ|Coca-Cola]] Special</small><br/>サザンオールスターズ 闘魂<nowiki>!!</nowiki> ブラディ・ファイト 年越しLIVE |
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|title = 全3公演 |
|title = 全3公演 |
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12月29日 横浜アリーナ<br |
12月29日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ |
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| 1992年 |
| 1992年 |
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! 南天群星 北京で逢いましょう |
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|title = 全2公演 |
|title = 全2公演 |
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9月12日 [[首都体育館]] ([[中華人民共和国|中国]])<br |
9月12日 [[首都体育館]] ([[中華人民共和国|中国]])<br/>9月13日 首都体育館 (中国) |
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| 1992 - |
| 1992年 - 1993年 |
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! [[NTTドコモ|NTT DoCoMo]] PRESENTS<br |
! <small>[[NTTドコモ|NTT DoCoMo]] PRESENTS</small><br/>サザンオールスターズ コンサートツアー "歌う日本シリーズ 1992〜1993" |
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|title = 全40公演 |
|title = 全40公演 |
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'''1992年'''<br |
'''1992年'''<br/>10月14日 [[国立代々木競技場|国立代々木競技場 第一体育館]]<br/>10月15日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>10月17日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>10月18日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>10月23日 真駒内屋内競技場<br/>10月24日 真駒内屋内競技場<br/>10月25日 真駒内屋内競技場<br/>10月30日 [[実践倫理宏正会研修会館|金沢実践倫理記念会館]]<br/>10月31日 金沢実践倫理記念会館<br/>11月7日 大阪城ホール<br/>11月8日 大阪城ホール<br/>11月11日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>11月12日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>11月18日 [[浜松アリーナ]]<br/>11月19日 浜松アリーナ<br/>11月25日 広島サンプラザ<br/>11月26日 広島サンプラザ<br/>12月1日 新潟市産業振興センター<br/>12月2日 新潟市産業振興センター<br/>12月8日 愛媛県県民文化会館<br/>12月9日 愛媛県県民文化会館<br/>12月10日 愛媛県県民文化会館<br/>12月22日 [[福岡国際センター]]<br/>12月23日 福岡国際センター<br/>12月26日 横浜アリーナ<br/>12月27日 横浜アリーナ<br/>12月29日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>'''1993年'''<br/>1月12日 仙台市体育館<br/>1月13日 仙台市体育館<br/>1月20日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>1月21日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>1月23日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>1月24日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>1月29日 大阪城ホール<br/>1月30日 大阪城ホール<br/>1月31日 大阪城ホール<br/>2月3日 日本武道館<br/>2月4日 日本武道館<br/>2月5日 日本武道館 |
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| 1993 - |
| 1993年 - 1994年 |
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! [[日本ビクター|Victor]] PRESENTS<br |
! <small>[[日本ビクター|Victor]] PRESENTS</small><br/>[[「しじみのお味噌汁」コンサート|サザンオールスターズ1993年末スペシャル 「しじみのお味噌汁」コンサート]] |
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|title = 全12公演 |
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'''1993年'''<br |
'''1993年'''<br/>12月11日 横浜アリーナ<br/>12月13日 横浜アリーナ<br/>12月14日 横浜アリーナ<br/>12月25日 横浜アリーナ<br/>12月26日 横浜アリーナ<br/>12月28日 横浜アリーナ<br/>12月29日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ<br/>'''1994年'''<br/>1月2日 横浜アリーナ<ref group="注釈" name=shijimi>松田の急病によって順延された公演の振り替え。1月2日公演から順に、12月16日、12月17日、12月19日、12月20日の振り替え公演となっている。</ref><br/>1月3日 横浜アリーナ<ref group="注釈" name=shijimi /><br/>1月5日 横浜アリーナ<ref group="注釈" name=shijimi /><br/>1月6日 横浜アリーナ<ref group="注釈" name=shijimi /> |
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| 1995年 |
| 1995年 |
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! [[ホタル・カリフォルニア|サザンオールスターズ スーパー・ライブ・イン・横浜 ホタル・カリフォルニア]] |
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|title = 全2公演 |
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8月5日 [[横浜みなとみらい21]] [[臨港パーク]]<br |
8月5日 [[横浜みなとみらい21]] [[臨港パーク]]<br/>8月6日 横浜みなとみらい21 臨港パーク |
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| rowspan=2 | 1996年 |
| rowspan=2 | 1996年 |
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! [[麒麟麦酒|KIRIN]] [[ラガー (ビール)|LAGER]] PRESENTS<br |
! <small>[[麒麟麦酒|KIRIN]] [[ラガー (ビール)|LAGER]] PRESENTS</small><br/>[[平和の琉歌 〜Stadium Tour 1996 "ザ・ガールズ万座ビーチ" in 沖縄〜|サザンオールスターズ スタジアムツアー 1996 「ザ・ガールズ万座ビーチ」]] |
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|title = 全15公演 |
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8月4日 つま恋多目的広場<br |
8月4日 つま恋多目的広場<br/>8月10日 西武ライオンズ球場<br/>8月11日 西武ライオンズ球場<br/>8月17日 真駒内屋外競技場<br/>8月18日 真駒内屋外競技場<br/>8月24日 海の中道海浜公園 野外劇場<br/>8月25日 海の中道海浜公園 野外劇場<br/>9月6日 ナゴヤ球場<br/>9月7日 ナゴヤ球場<br/>9月15日 [[阪神甲子園球場]]<br/>9月16日 阪神甲子園球場<br/>9月21日 横浜スタジアム<br/>10月2日 [[宜野湾海浜公園|宜野湾海浜公園 野外劇場]]<br/>10月3日 宜野湾海浜公園 野外劇場<br/>10月12日 横浜スタジアム{{Efn|台風によって順延された9月22日公演の振り替え。}} |
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! |
! SOUTHERN ALL STARS 1996 年越しライブ in 横浜アリーナ 「牛」 |
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|title = 全3公演 |
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12月28日 横浜アリーナ<br |
12月28日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ |
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| 1997年 |
| 1997年 |
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! [[おっぱいなんてプー|サザンオールスターズ 年越しライブ 1997 「おっぱいなんてプー」]] |
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|title = 全4公演 |
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12月27日 横浜アリーナ<br |
12月27日 横浜アリーナ<br/>12月28日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ |
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| 1998年 |
| 1998年 |
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! [[1998 スーパーライブ in 渚園|1998年 夏 サザンオールスターズ スーパーライブ in 渚園 "モロ出し祭り 〜過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ〜"]] |
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|title = 全2公演 |
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8月8日 [[浜名湖]]畔弁天島海浜公園 [[渚園]]<br |
8月8日 [[浜名湖]]畔弁天島海浜公園 [[渚園]]<br/>8月9日 浜名湖畔弁天島海浜公園 渚園 |
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| rowspan=3 | 1999年 |
| rowspan=3 | 1999年 |
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! [[三菱電機]] DIGITAL FESTA<br |
! <small>[[三菱電機]] DIGITAL FESTA</small><br/>サザンオールスターズ 1999 「{{ruby|Se|セ}} {{ruby|O|オー}} {{ruby|no|ノ}} {{ruby|Luja|ルーハ}} {{ruby|na|ナ}} {{ruby|Quites|キテス}} 〜素敵な春の逢瀬〜」 |
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|title = 全22公演 |
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3月24日 [[宮城県総合運動公園総合体育館]]<br |
3月24日 [[宮城県総合運動公園総合体育館]]<br/>3月25日 宮城県総合運動公園総合体育館<br/>3月29日 横浜アリーナ<br/>3月30日 横浜アリーナ<br/>4月1日 横浜アリーナ<br/>4月2日 横浜アリーナ<br/>4月6日 真駒内屋内競技場<br/>4月7日 真駒内屋内競技場<br/>4月14日 [[徳島県立産業観光交流センター]]<br/>4月15日 徳島県立産業観光交流センター<br/>4月21日 [[広島県立総合体育館|広島県立総合体育館 グリーンアリーナ]]<br/>4月22日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ<br/>4月29日 [[石川県産業展示館|石川県産業展示館 4号館]]<br/>4月30日 石川県産業展示館 4号館<br/>5月8日 [[福岡ドーム]]<br/>5月9日 福岡ドーム<br/>5月15日 [[ナゴヤドーム]]<br/>5月16日 ナゴヤドーム<br/>5月22日 [[大阪ドーム]]<br/>5月23日 大阪ドーム<br/>5月26日 [[東京ドーム]]<br/>5月27日 東京ドーム |
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! [[シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町|サザンオールスターズ・シークレットライブ '99 SAS事件簿 in 歌舞伎町]] |
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9月26日 [[LIQUIDROOM]]<br |
9月26日 [[LIQUIDROOM]]<br/>9月27日 LIQUIDROOM |
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! [[クレディセゾン|SAISON CARD]] PRESENTS<br |
! <small>[[クレディセゾン|SAISON CARD]] PRESENTS</small><br/>サザンオールスターズ 年越しLIVE 1999 「晴れ着 DE ポン」 |
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|title = 全4公演 |
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12月27日 横浜アリーナ<br |
12月27日 横浜アリーナ<br/>12月28日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ |
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| rowspan=2 | 2000年 |
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! [[茅ヶ崎ライブ|サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ]] |
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8月19日 [[茅ヶ崎公園野球場]]<br |
8月19日 [[茅ヶ崎公園野球場]]<br/>8月20日 茅ヶ崎公園野球場 |
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! サザンオールスターズ 年越しライブ '00-'01 「ゴン太君のつどい」 |
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12月27日 横浜アリーナ<br |
12月27日 横浜アリーナ<br/>12月28日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ |
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| rowspan=3 | 2003年 |
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! SAS応援団 presents<br |
! <small>SAS応援団 presents</small><br/>[[SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの “LIVE in 沖縄” & 愛と情熱の “真夏ツアー完全版”|サザンオールスターズ SUMMER LIVE 2003<br/>「流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜」 ファンクラブ・スペシャルライブ]] |
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7月28日 [[Zepp# |
7月28日 [[Zepp#日本国内|Zepp Fukuoka]]<br/>7月29日 Zepp Fukuoka<br/>8月4日 [[Zepp#日本国内|Zepp Sapporo]]<br/>8月5日 Zepp Sapporo |
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! [[日本航空|JAL]] presents<br |
! <small>[[日本航空|JAL]] presents</small><br/>[[SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの “LIVE in 沖縄” & 愛と情熱の “真夏ツアー完全版”|サザンオールスターズ SUMMER LIVE 2003<br/>「流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜」]]<br/><small>supported by WOWOW</small> |
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|title = 全6公演 |
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8月16日 [[名古屋市国際展示場|名古屋市国際展示場 特設野外ステージ]]<br |
8月16日 [[名古屋市国際展示場|名古屋市国際展示場 特設野外ステージ]]<br/>8月17日 名古屋市国際展示場 特設野外ステージ<br/>8月23日 [[ポートアイランド|ポートアイランド 特設野外ステージ]]<br/>8月24日 ポートアイランド 特設野外ステージ<br/>8月30日 [[横浜国際総合競技場]]<br/>8月31日 横浜国際総合競技場 |
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! 特別公演 [[SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの “LIVE in 沖縄” & 愛と情熱の “真夏ツアー完全版”|サザンオールスターズ SUMMER LIVE 2003<br/>「流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜」 in OKINAWA]] |
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|title = 全2公演 |
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9月6日 宜野湾海浜公園 野外劇場<br |
9月6日 宜野湾海浜公園 野外劇場<br/>9月7日 宜野湾海浜公園 野外劇場 |
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| rowspan=2 | 2004年 |
| rowspan=2 | 2004年 |
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! SAS応援団 presents<br |
! <small>SAS応援団 presents</small><br/>サザンオールスターズ 真夏の夜の生ライブ 〜海の日スペシャル〜 |
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| 7月18日 [[ディファ有明]] |
| {{left|7月18日 [[ディファ有明]]}} |
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! サザンオールスターズ 年越しライブ 2004-2005 「暮れのサナカ」 |
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12月27日 横浜アリーナ<br |
12月27日 横浜アリーナ<br/>12月28日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ |
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| 2005年 |
| 2005年 |
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! [[トヨタ自動車|TOYOTA]] presents<br |
! <small>[[トヨタ自動車|TOYOTA]] presents</small><br/>[[FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME|SOUTHERN ALL STARS Live Tour 2005 みんなが好きです!]]<br/><small>supported by [[新都ホールディングス|RUSS-K]]</small> |
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|title = 全21公演 |
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10月13日 [[広島市文化交流会館|広島文化学園HBGホール]]<br |
10月13日 [[広島市文化交流会館|広島文化学園HBGホール]]<br/>10月15日 愛媛県県民文化会館<br/>10月16日 愛媛県県民文化会館<br/>10月20日 新潟県民会館<br/>10月21日 新潟県民会館<br/>10月24日 青森市文化会館<br/>10月29日 宮城県総合運動公園総合体育館<br/>10月30日 宮城県総合運動公園総合体育館<br/>11月12日 ナゴヤドーム<br/>11月13日 ナゴヤドーム<br/>11月19日 [[福岡ドーム|福岡Yahoo! JAPANドーム]]<br/>11月20日 福岡Yahoo! JAPANドーム<br/>12月1日 東京ドーム<br/>12月2日 東京ドーム<br/>12月4日 東京ドーム<br/>12月10日 大阪ドーム<br/>12月11日 大阪ドーム <br/>12月17日 [[札幌ドーム]]<br/>12月18日 札幌ドーム<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ |
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| 2008年 |
| 2008年 |
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! [[au (携帯電話)|au by KDDI]] presents<br |
! <small>[[au (携帯電話)|au by KDDI]] presents</small><br/>[[真夏の大感謝祭 LIVE|サザンオールスターズ 「真夏の大感謝祭」 30周年記念LIVE]]<br/><small>supported by WOWOW</small> |
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|title = 全4公演 |
|title = 全4公演 |
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8月16日 [[横浜国際総合競技場|日産スタジアム]]<br |
8月16日 [[横浜国際総合競技場|日産スタジアム]]<br/>8月17日 日産スタジアム<br/>8月23日 日産スタジアム<br/>8月24日 日産スタジアム |
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| 2013年 |
| 2013年 |
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! WOWOW presents<br |
! <small>WOWOW presents</small><br/>[[SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー%21%21 G★スポット解禁%21%21」 胸熱完全版|サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー<nowiki>!!</nowiki> G★スポット解禁<nowiki>!!</nowiki>」]]<br/><small>supported by [[フォルクスワーゲン・ゴルフ|Volkswagen Golf]]</small> |
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|title = 全9公演 |
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8月10日 日産スタジアム<br |
8月10日 日産スタジアム<br/>8月11日 日産スタジアム<br/>8月17日 [[神戸総合運動公園ユニバー記念競技場]]<br/>8月18日 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場<br/>8月31日 茅ヶ崎公園野球場<br/>9月1日 茅ヶ崎公園野球場<br/>9月7日 [[豊田スタジアム]]<br/>9月8日 豊田スタジアム<br/>9月22日 [[宮城スタジアム]] |
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| 2014年 |
| 2014年 |
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! [[ひつじだよ! 全員集合!|サザンオールスターズ 年越しライブ2014 「ひつじだよ!全員集合!」]] |
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12月27日 横浜アリーナ<br |
12月27日 横浜アリーナ<br/>12月28日 横浜アリーナ<br/>12月30日 横浜アリーナ<br/>12月31日 横浜アリーナ{{Efn|「年越しライブ」と呼ばれるカウントダウンライブは、12月31日公演のみ[[横浜アリーナ]]が所在する[[神奈川県]]の条例により18歳未満の入場が禁止となっている。かつては20歳以上の保護者同伴の場合だけ許可されていたが、2007年からの条例改正で入場が完全禁止となった。}} |
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| 2015年 |
| 2015年 |
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! WOWOW presents<br |
! <small>WOWOW presents</small><br/>[[おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-|サザンオールスターズ LIVE TOUR 2015 「おいしい葡萄の旅」]] |
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|title = 全23公演 |
|title = 全23公演 |
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4月11日 [[愛媛県武道館]]<br |
4月11日 [[愛媛県武道館]]<br/>4月12日 愛媛県武道館<br/>4月18日 [[宮城県総合運動公園総合体育館|セキスイハイムスーパーアリーナ]]<br/>4月19日 セキスイハイムスーパーアリーナ<br/>4月25日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ<br/>4月26日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ<br/>5月2日 [[朱鷺メッセ]]<br/>5月3日 朱鷺メッセ<br/>5月16日 [[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]<br/>5月17日 京セラドーム大阪<br/>5月23日 東京ドーム<br/>5月24日 東京ドーム<br/>5月26日 東京ドーム<br/>6月6日 札幌ドーム<br/>6月7日 札幌ドーム<br/>6月13日 ナゴヤドーム<br/>6月14日 ナゴヤドーム<br/>7月4日 [[福岡ドーム|福岡 ヤフオク!ドーム]]<br/>7月5日 福岡 ヤフオク!ドーム<br/>7月19日 [[沖縄コンベンションセンター]]<br/>7月20日 沖縄コンベンションセンター<br/>8月17日 日本武道館<ref group="注釈" name="budou">追加公演。</ref><br/>8月18日 日本武道館<ref group="注釈" name="budou" /> |
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| 2018年 |
| 2018年 |
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! |
! サザンオールスターズ キックオフライブ 2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」 |
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|title = 全2公演 |
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6月25日 [[NHKホール]]<br |
6月25日 [[NHKホール]]<br/>6月26日 NHKホール |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| 2019年 |
| 2019年 |
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! WOWOW presents<br |
! <small>WOWOW presents</small><br/>[[LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ%21%21” だと!? ふざけるな%21%21 |サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019 「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ<nowiki>!!</nowiki>”だと!? ふざけるな<nowiki>!!</nowiki>」]]<br/><small>supported by [[三ツ矢サイダー]]</small> |
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| |
| |
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{{Hidden begin |
{{Hidden begin |
||
|title = 全22公演 |
|title = 全22公演 |
||
|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
||
}} |
}} |
||
3月30日 |
3月30日 セキスイハイムスーパーアリーナ<br/>3月31日 セキスイハイムスーパーアリーナ<br/>4月4日 [[広島サンプラザ|広島サンプラザホール]]<br/>4月5日 広島サンプラザホール<br/>4月13日 横浜アリーナ<br/>4月14日 横浜アリーナ<br/>4月20日 愛媛県武道館<br/>4月21日 愛媛県武道館<br/>4月27日 [[福井県産業振興施設|サンドーム福井]]<br/>4月28日 サンドーム福井<br/>5月11日 [[西武ドーム|メットライフドーム]]<br/>5月12日 メットライフドーム<br/>5月18日 福岡 ヤフオク!ドーム<br/>5月19日 福岡 ヤフオク!ドーム<br/>5月25日 京セラドーム大阪<br/>5月26日 京セラドーム大阪<br/>6月1日 ナゴヤドーム<br/>6月2日 ナゴヤドーム<br/>6月8日 札幌ドーム<br/>6月9日 札幌ドーム<br/>6月15日 東京ドーム<br/>6月16日 東京ドーム |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| 2020年 |
| rowspan=2 | 2020年 |
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! |
! サザンオールスターズ 特別ライブ 2020 「Keep Smilin' 〜皆さん、ありがとうございます<nowiki>!!</nowiki>〜」 |
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| {{left|6月25日 横浜アリーナ(配信ライブ)}} |
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|- |
|||
! サザンオールスターズ ほぼほぼ年越しライブ 2020 「Keep Smilin' 〜皆さん、お疲れ様でした<nowiki>!!</nowiki> 嵐を呼ぶマンピー<nowiki>!!</nowiki>〜」<br/><small>supported by [[SOMPOホールディングス|SOMPOグループ]]</small> |
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| {{left|12月31日 横浜アリーナ(配信ライブ)}} |
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| 2023年 |
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! サザンオールスターズ 「[[茅ヶ崎ライブ2023]]」 <small>powered by [[ユニクロ]]</small> |
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{{Hidden begin |
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|title = 全 |
|title = 全4公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
}} |
||
9月27日 茅ヶ崎公園野球場<br/>9月28日 茅ヶ崎公園野球場<br/>9月30日 茅ヶ崎公園野球場<br/>10月1日 茅ヶ崎公園野球場 |
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6月25日 横浜アリーナ |
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{{Hidden end}} |
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| 2025年 |
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! サザンオールスターズ LIVE TOUR 2025 「THANK YOU SO MUCH<nowiki>!!</nowiki>」 <small>powered by ユニクロ</small> |
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| |
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{{Hidden begin |
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|title = 全26公演 |
|||
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
|||
1月11日 石川県産業展示館4号館<br/>1月12日 石川県産業展示館4号館<br/>1月22日 [[広島サンプラザ|広島サンプラザホール]]<br/>1月23日 広島サンプラザホール<br/>1月28日 [[ワールド記念ホール|神戸ワールド記念ホール]]<br/>1月29日 神戸ワールド記念ホール<br/>2月8日 [[さいたまスーパーアリーナ]]<br/>2月9日 さいたまスーパーアリーナ<br/>2月19日 [[宮城県総合運動公園総合体育館|宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ]]<br/>2月20日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ<br/>3月1日 [[香川県立アリーナ|あなぶきアリーナ香川]]<br/>3月2日 あなぶきアリーナ香川<br/>3月15日 [[沖縄アリーナ]]<br/>3月16日 沖縄アリーナ<br/>4月2日 横浜アリーナ<br/>4月3日 横浜アリーナ<br/>4月12日 [[福岡ドーム|みずほPayPayドーム福岡]]<br/>4月13日 みずほPayPayドーム福岡<br/>4月23日 [[ナゴヤドーム|バンテリンドーム ナゴヤ]]<br/>4月24日 バンテリンドーム ナゴヤ<br/>5月10日 [[札幌ドーム|大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)]]<br/>5月11日 大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)<br/>5月17日 京セラドーム大阪<br/>5月18日 京セラドーム大阪<br/>5月28日 東京ドーム<br/>5月29日 東京ドーム |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|} |
|} |
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なお、「年越しライブ」と呼ばれるカウントダウンライブは、[[横浜アリーナ]]が所在する[[神奈川県]]の条例により18歳未満の入場が禁止となっている([[12月31日]]公演のみ。かつては20歳以上の保護者同伴の場合だけ許可されていたが、2007年からの条例改正で入場が完全禁止となった)。 |
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=== その他イベント === |
=== その他イベント === |
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{|class="wikitable" style=" |
{|class="wikitable" style="text-align:center" |
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! style="width:10%;" | 年 |
|||
! 年 |
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! タイトル |
! style="width:48%;" | タイトル |
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! style="width:47%;" | 公演日{{Efn|本表ではサザンオールスターズが出演した公演日のみを記載し、それ以外の公演日は記載しない。}}・会場 |
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! 公演規模・会場 |
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| 1976年 |
| 1976年 |
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! |
! Better Days第2回定例コンサート{{Efn|2005年にラジオで「[[気分しだいで責めないで#収録曲|茅ヶ崎に背を向けて]]」が放送された。}} |
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| 目黒区民センター |
| {{left|目黒区民センター}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| 1977年 |
| 1977年 |
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! |
! [[EastWest|East West'77]] |
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| 中野サンプラザ |
| {{left|中野サンプラザ}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| rowspan=2| 1978年 |
| rowspan=2| 1978年 |
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! |
! Live at 日立Lo-Dプラザ |
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| 2月11日 日立Lo-Dプラザ |
| {{left|2月11日 日立Lo-Dプラザ}} |
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{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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! |
! 学園祭コンサート |
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| |
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{{Hidden begin |
{{Hidden begin |
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|title = 全17公演 |
|title = 全17公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
}} |
||
大学17か所 |
大学17か所 |
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1,358行目: | 1,159行目: | ||
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|- |
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| rowspan=2 | 1979年 |
| rowspan=2 | 1979年 |
||
! |
! JAPAN JAM{{Refnest|group="注釈"|スペシャルゲストとして参加し、「[[いとしのエリー]]」などを演奏したほか、当時未発表の楽曲も披露された<ref name="[[週刊平凡]]">『[[週刊平凡]]』1979年10月発行</ref>。}} |
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| |
| |
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{{Hidden begin |
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||
|title = 全3公演 |
|title = 全3公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
}} |
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8月4日 [[江の島|江の島特設会場]]<br |
8月4日 [[江の島|江の島特設会場]]<br/>8月5日 江の島特設会場<br/>8月7日 江の島特設会場 |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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! |
! [[グンゼ]]・ニューミュージック共和国{{Efn|[[エフエム東京]]の同名番組の公開収録。}} |
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| 10月11日 [[メルパルク東京|東京郵便貯金会館]] |
| {{left|10月11日 [[メルパルク東京|東京郵便貯金会館]]}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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| 1980年 |
| 1980年 |
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! |
! JAPAN JAM 2 |
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{{Hidden begin |
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|title = 全2公演 |
|title = 全2公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
}} |
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8月16日 横浜スタジアム<br |
8月16日 横浜スタジアム<br/>8月17日 横浜スタジアム |
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{{Hidden end}} |
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|- |
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| rowspan=2 | 1982年 |
| rowspan=2 | 1982年 |
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! |
! ALL THAT サザンオールスターズ |
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| 3月5日 大阪厚生年金会館 |
| {{left|3月5日 大阪厚生年金会館}} |
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{{Hidden end}} |
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! |
! [[エフエム長崎|FM長崎]]開局記念コンサート |
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| 10月上旬 長崎市公会堂 |
| {{left|10月上旬 長崎市公会堂}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
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| rowspan=5 | 1983年 |
| rowspan=5 | 1983年 |
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! [[オールナイトニッポン]]スーパーフェス'83 [[アサヒビール|ASAHI BEER]] JAM |
|||
! {{Larger|ALL NIGHT NIPPON SUPER FES. '83}} |
|||
| 7月24日 西武ライオンズ球場 |
| {{left|7月24日 西武ライオンズ球場}} |
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|- |
|- |
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! |
! NAGOYA SUMMER JAM '83 |
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| 7月29日 ナゴヤ球場 |
| {{left|7月29日 ナゴヤ球場}} |
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! |
! '83 JAM JAM スーパーロック・フェス |
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| 7月30日 [[大阪港|大阪南港フェリーターミナル前広場]] |
| {{left|7月30日 [[大阪港|大阪南港フェリーターミナル前広場]]}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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! |
! 北海道スーパー・ジャム '83 |
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| 8月6日 真駒内屋外競技場 |
| {{left|8月6日 真駒内屋外競技場}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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! |
! 年越しライブ「俺たち今年も縁起者!」{{Efn|観客をファンクラブ会員のみに限定したシークレットライブ。サザンオールスターズの他に、斉藤誠やザ・ナンバーワン・バンドが出演した。}} |
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| 12月31日 渋谷ライブ・イン |
| {{left|12月31日 渋谷ライブ・イン}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| 1985年 |
| 1985年 |
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! |
! [[国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW]] |
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| 6月15日 [[国立霞ヶ丘陸上競技場]] |
| {{left|6月15日 [[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場]]}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| 1997年 |
| 1997年 |
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! |
! SOUTHERN ALL STARS SUMMER SPECIAL 01MESSAGE{{Efn|インターネット配信および[[スペースシャワーTV]]で生放送された。}} |
||
| 8月24日 ビクタースタジオ |
| {{left|8月24日 ビクタースタジオ}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
||
| 1998年 |
| 1998年 |
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! |
! FINAL COUNTDOWN SESSION 「来ればわかる<nowiki>!!</nowiki>」 〜NISSIN POWER STATION〜 |
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| 6月6日 [[日清パワーステーション]] |
| {{left|6月6日 [[日清パワーステーション]]}} |
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{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| 2003年 |
| 2003年 |
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! |
! [[桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜#サザンオールスターズ SPECIAL LIVE in 建長寺|サザンオールスターズ SPECIAL LIVE IN 建長寺]] |
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| 6月28日 [[建長寺]] |
| {{left|6月28日 [[建長寺]]}} |
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|- |
|- |
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| 2005年 |
| 2005年 |
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! |
! [[ROCK IN JAPAN FESTIVAL#2005年|ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005]] |
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| 8月7日 [[国営ひたち海浜公園]] |
| {{left|8月7日 [[国営ひたち海浜公園]]}} |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
|- |
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| 2006年 |
| 2006年 |
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! |
! [[THE 夢人島 Fes.|THE 夢人島 Fes.2006<br/>WOW<nowiki>!!</nowiki> 紅白! エンタのフレンドパーク Hey Hey ステーション …に泊まろう!]] |
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| |
| |
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{{Hidden begin |
{{Hidden begin |
||
|title = 全2公演 |
|title = 全2公演 |
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|titlestyle = background: |
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
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}} |
}} |
||
8月26日 浜名湖ガーデンパーク<br |
8月26日 浜名湖ガーデンパーク<br/>8月27日 浜名湖ガーデンパーク |
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{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
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|- |
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| 2018年 |
| 2018年 |
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! |
! [[ROCK IN JAPAN FESTIVAL#2018年|ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018]] |
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| 8月12日 国営ひたち海浜公園 |
| {{left|8月12日 国営ひたち海浜公園}} |
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{{Hidden end}} |
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|- |
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| rowspan=2 | 2024年 |
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! [[ROCK IN JAPAN FESTIVAL#2024年|ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA]] |
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| {{left|9月23日 国営ひたち海浜公園}} |
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|- |
|||
! ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA サザンオールスターズ ライブ・ビューイング アンコール上映 |
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|||
*{{left|全国235の映画館にて上映。}}{{clear}} |
|||
*{{left|12月13・14日は2回上映。}}{{clear}} |
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*{{left|アンコール上演で得られる収益の一部は、[[能登半島地震 (2024年)|令和6年能登半島地震]]および[[令和6年9月能登半島豪雨]]での被災者を支援するため、災害義援金として石川県に寄付される<ref>[https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001771.000003481.html ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA サザンオールスターズ ライブ・ビューイング アンコール上映 開催決定!]PR TIMES 2024年11月2日配信 2024年11月25日閲覧。</ref>。}} |
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{{clear}} |
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{{Hidden begin |
|||
|title = 全7公演 |
|||
|titlestyle = background:lightgrey; text-align:center |
|||
}} |
|||
12月13日 国営ひたち海浜公園<br/>12月14日 国営ひたち海浜公園<br />12月15日 国営ひたち海浜公園<br/>12月16日 国営ひたち海浜公園<br/>12月17日 国営ひたち海浜公園 |
|||
{{Hidden end}} |
{{Hidden end}} |
||
|} |
|} |
||
本表ではサザンオールスターズが出演した公演日のみを記載してあり、それ以外の公演日は記載していない。 |
|||
== 出演 == |
== 出演 == |
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{{See2|各メンバーの個人での出演は[[桑田佳祐#出演]]、[[関口和之#出演・担当番組]]、[[松田弘#出演]]、[[原由子#出演]]、[[野沢秀行#出演]]を}} |
|||
=== テレビ番組 === |
|||
* [[サザンの勝手にナイトあっ!う○こついてる]](1984年4月7日 - 9月、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]) - コント番組。[[三宅裕司]]ら[[劇団スーパー・エキセントリック・シアター|劇団スーパー・エキセントリックシアター]]の劇団員と共演。<ref>{{Cite web|和書|title=サザンオールスターズ Official Site|url=https://southernallstars.jp/|website=サザンオールスターズ Official Site|accessdate=2021-09-22}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=バックナンバー|はい!テレビ朝日です|テレビ朝日|url=http://wws.tv-asahi.co.jp/hai/backnumber/0771/|website=wws.tv-asahi.co.jp|accessdate=2021-09-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210924125209/http://wws.tv-asahi.co.jp/hai/backnumber/0771/|archivedate=2021-09-24}}</ref> |
|||
* [[いい加減にします!]](1984年10月6日 - 1985年3月30日、日本テレビ) - 準レギュラー。上記の後身番組。 |
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=== ラジオ番組 === |
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* [[電撃わいどウルトラ放送局]](1979年4月 - 1980年3月、[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ関東]]) |
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=== CM === |
=== CM === |
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* メンバーが複数人出演のみ記載 |
* メンバーが複数人出演のみ記載。 |
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{| class="wikitable sortable" style="font-size: 100%" |
{| class="wikitable sortable" style="font-size: 100%" |
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! 出演年 !! 企業名 !! プロモーション商品 |
! 出演年 !! 企業名 !! プロモーション商品など !! テーマ |
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|- |
|- |
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| 1979年 |
| 1979年 |
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| [[日清食品]] |
| [[日清食品]] |
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| |
| [[日清焼そばU.F.O.]] |
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| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
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1,496行目: | 1,321行目: | ||
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| rowspan=3 | 1985年 |
| rowspan=3 | 1985年 |
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| [[TDK]]{{ |
| [[TDK]]{{Efn|name="cm1985hara"|原由子以外のメンバー5人で出演した。}} |
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| [[コンパクトカセット|カセットテープ]] AD |
| [[コンパクトカセット|カセットテープ]] AD |
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| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
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1,504行目: | 1,329行目: | ||
| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
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| [[大塚製薬]]{{ |
| [[大塚製薬]]{{Efn|name="cm1985hara"}} |
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| [[オロナミンCドリンク]] |
| [[オロナミンCドリンク]] |
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| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
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| 1992年 |
| 1992年 |
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| [[NTTドコモ]]{{ |
| [[NTTドコモ]]{{Efn|関口和之以外のメンバー5人で出演した。}} |
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| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
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| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
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1,521行目: | 1,346行目: | ||
| [[三菱電機]] |
| [[三菱電機]] |
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| [[Pedion]] |
| [[Pedion]] |
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| {{n/a}} |
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| モバイルキャンペーン |
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| 2003年 |
| 2003年 |
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1,542行目: | 1,367行目: | ||
| サマーキャンペーン |
| サマーキャンペーン |
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| [[ |
| [[KDDI]] |
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| [[LISMO]] |
| [[au (通信)|au]] [[LISMO]] |
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| 「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーン |
| 「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーン |
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1,558行目: | 1,383行目: | ||
| [[WOWOW]] |
| [[WOWOW]] |
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| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
||
| {{n/a}} |
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| 2023年 |
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| [[ユニクロ]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.mynavi.jp/article/20231013-2791290/|title=サザンオールスターズ、5年ぶりに全員そろってCM出演 最新曲「Relay〜杜の詩」がCMソングに|website=マイナビニュース|publisher=マイナビ|date=2023-10-13|accessdate=2023-10-13}}</ref> |
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| [[ヒートテック]] |
|||
| {{n/a}} |
| {{n/a}} |
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|} |
|} |
||
=== NHK紅白歌合戦出場歴 === |
=== NHK紅白歌合戦出場歴 === |
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{| class="wikitable" |
{| class="wikitable" style="text-align:center;font-size:small;white-space:nowrap" |
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|- |
|- |
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! 年度 |
! 年度!!放送回!! 回!! 曲目!! 出演順{{Efn|数字は「出演順/出場者数」を表す。}}!! 対戦相手!! 備考 |
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| |
|1979年||[[第30回NHK紅白歌合戦|第30回]]||初||[[いとしのエリー]]||7/23||[[大橋純子]]|| |
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|1982年||[[第33回NHK紅白歌合戦|第33回]]||2||[[チャコの海岸物語]]||7/22||[[Sugar (日本のコーラスグループ)|Sugar]]|| |
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|- |
|- |
||
| |
|1983年||[[第34回NHK紅白歌合戦|第34回]]||3||[[東京シャッフル]]||15/21||[[青江三奈]]|| |
||
|- |
|- |
||
| |
|2014年||[[第65回NHK紅白歌合戦|第65回]] |
||
|4||[[ピースとハイライト]]〜[[東京VICTORY]]||特別企画 |
|||
|(対戦相手なし) |
|||
|トリ前、シークレットゲスト |
|||
|- |
|- |
||
| |
|2018年||[[第69回NHK紅白歌合戦|第69回]]||5{{Efn|紅白歌合戦では、特別出演の場合、通常出場回数はカウントされないが、第69回で『究極の大トリ』として出場した際は5回目の出場としてカウントされている。}} ||[[希望の轍]]〜[[勝手にシンドバッド]] |
||
|特別企画||(対戦相手なし)||「'''究極の大トリ'''」 |
|||
|} |
|} |
||
;注意点 |
|||
== 関連書籍 == |
|||
* 出演順は「出演順/出場者数」で表す。 |
|||
* 『勝手にシンドブック』(ベップ出版、1979年) |
|||
*紅白歌合戦では、特別出演の場合、通常出場回数はカウントされないが、第69回で『究極の大トリ』として出場した際は5回目の出場としてカウントされている。 |
|||
* 『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』(桑田佳祐著、エッセイつき歌詞集、新潮社、1984年) ISBN 4-10-135301-8 |
|||
== タイアップ楽曲 == |
|||
グループのソロ曲やカバー曲などは含まない。アルバムCMのために使用された曲など、サザン関連のCMで使用された楽曲は除く。 |
|||
※タイアップやテーマソングとして使用された順に掲載。同一楽曲の別時期に渡る仕様の場合、1曲として使用順に掲載する。 |
|||
[[2008年]]放送の『[[the波乗りレストラン]]』で使用された楽曲は、当該項目を参照。<!-- 長くなるのでここでの記述は避けてください --> |
|||
{|class="wikitable" style="font-size:small;" |
|||
! 楽曲 !! タイアップ |
|||
|- |
|||
| 勝手にシンドバッド |
|||
| [[アサヒ飲料]]「[[三ツ矢サイダー]]」[[コマーシャルソング|CMソング]]([[1978年]])「三ツ矢andサザン2018」『まっすぐな青春編』CMソング([[2018年]])<br />[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系[[テレビドラマ|ドラマ]]「[[おとなの夏休み]]」第1話[[主題歌]]([[2005年]]) |
|||
|- |
|||
| アブダ・カ・ダブラ |
|||
| [[日清食品|日清]]「[[日清焼そばU.F.O.|焼そばU.F.O.]]」CMソング<ref group="タイアップ注" name="tie1">タイアップ用に歌詞やメロディが書き換えられている未作品化のもの</ref> |
|||
|- |
|||
| Let It Boogie |
|||
| [[ライオン (企業)|LION]]「ザクトライオン」CMソング<br />[[宝塚歌劇団]][[宙組]]公演「満天星大夜総会」 |
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|- |
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| C調言葉に御用心 |
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| [[ヤマザキビスケット|ナビスコ]]「チップスター」CMソング |
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|- |
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| 青い空の心 (No me? More no!) |
|||
| アサヒ「三ツ矢サイダー」CMソング |
|||
|- |
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| ジャズマン (JAZZ MAN) |
|||
| [[朝日放送]]系[[バラエティ番組|バラエティ]]「[[花の駐在さん|さんまの駐在さん]]」エンディングテーマ |
|||
|- |
|||
| ふたりだけのパーティ |
|||
| ナビスコ「チップスター」CMソング |
|||
|- |
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| いなせなロコモーション |
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| アサヒ「三ツ矢サイダー」CMソング |
|||
|- |
|||
| Big Star Blues(ビッグスターの悲劇) |
|||
| [[アミューズ]][[映画]]「[[モーニング・ムーンは粗雑に]]」主題歌 |
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|- |
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| 朝方ムーンライト |
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| アミューズ映画「モーニング・ムーンは粗雑に」[[挿入歌]] |
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| 恋の女のストーリー |
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| アミューズ映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌 |
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|- |
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| Let's Take a Chance |
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| アミューズ映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌 |
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|- |
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| ステレオ太陽族 |
|||
| アミューズ映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌([[1981年]])<br />[[松竹]]映画「[[男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日]]」挿入歌([[1988年]]) |
|||
|- |
|||
| 栞のテーマ |
|||
| アミューズ映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌(1981年)<ref group="タイアップ注" name="tie1" /><br />[[アシックス]]「[[モンクレール]]・ダウンジャケット」CMソング<br />[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系バラエティ「[[はねるのトびら]]」内『栞と博のテーマ』劇中歌 ([[2004年]]) |
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|- |
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| 素顔で踊らせて |
|||
| [[ライオン]]「アンネナプキン」CMソング |
|||
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| MY FOREPLAY MUSIC |
|||
| [[サントリー]]「[[トリスウイスキー]]」CMソング |
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|- |
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| 走れ!! トーキョー・タウン |
|||
| [[日産自動車|日産]]「[[日産・パルサー|パルサー]]」CMソング |
|||
|- |
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| 逢いたさ見たさ病めるMy Mind |
|||
| [[パナソニック|松下電器]]「ザ・サード」CMソング |
|||
|- |
|||
| 女流詩人の哀歌 |
|||
| ライオン「アンネ キャティ」CMソング<br />講談社文庫 企業CMソング<br />[[雪印乳業|雪印]]「スライスチーズ」CMソング |
|||
|- |
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| NUDE MAN |
|||
| 松下電器「[[携帯音楽プレイヤー|ヘッドフォンステレオ]] WAY」CMソング |
|||
|- |
|||
| 来いなジャマイカ |
|||
| 日産「パルサー」CMソング |
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|- |
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| いとしのエリー |
|||
| [[TBSテレビ|TBS]]系ドラマ「[[ふぞろいの林檎たち]]」主題歌 |
|||
|- |
|||
| Computer Children |
|||
| [[富士通]]「富士通テレホン」CMソング |
|||
|- |
|||
| 怪物君の空 |
|||
| [[大塚製薬]]「[[オロナミンCドリンク|オロナミンC]]」CMソング |
|||
|- |
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| 悲しみはメリーゴーランド |
|||
| [[三菱鉛筆]]「EXCEED」CMソング<ref group="タイアップ注" name="tie2">CM用にアレンジされたもの</ref> |
|||
|- |
|||
| 旅姿六人衆 |
|||
| [[テレビ朝日]]系「[[ワールドプロレスリング]]」エンディングテーマ([[1988年]])<br />日本テレビ系バラエティ「[[ザ!世界仰天ニュース]]」内『加藤大ダイエット企画』テーマソング ([[2005年]])<br />フジテレビ系ドラマ「死亡推定時刻」エンディングテーマ([[2006年]]) |
|||
|- |
|||
| 女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ) |
|||
| フジテレビ系バラエティ「[[夢で逢えたら (テレビ番組)|夢で逢えたら]]」オープニングテーマ |
|||
|- |
|||
| さよならベイビー |
|||
| [[東宝]]映画「[[彼女が水着にきがえたら]]」主題歌 |
|||
|- |
|||
| フリフリ'65 |
|||
| フジテレビ系バラエティ「夢で逢えたら」オープニングテーマ |
|||
|- |
|||
| 愛は花のように (Olé!) |
|||
| [[日本生命保険]]「ロングラン」CMソング |
|||
|- |
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| 忘れられた Big Wave |
|||
| [[リクルートホールディングス|リクルート]]「B-ing」CMソング<br />東宝映画「[[稲村ジェーン]]」挿入歌 |
|||
|- |
|||
| YOU |
|||
| NISSAY 企業CMソング |
|||
|- |
|||
| 真夏の果実 |
|||
| 東宝映画「稲村ジェーン」主題歌<br />[[au (携帯電話)|au]]「[[LISMO]] Recommend サザンオールスターズ」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| 希望の轍<ref group="タイアップ注" name="tie3">厳密にはサザンオールスターズ名義でないもの</ref> |
|||
| 東宝映画「稲村ジェーン」挿入歌([[1990年]])<br />フジテレビ系[[情報番組]]「[[めざましテレビ]]」内『ワールドキャラバン』テーマソング([[1994年]])<br />テレビ朝日系アニメ「[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]」劇中歌([[1999年]])<br />フジテレビ系「[[FNS27時間テレビ#第15回記念(2001年)/FNS ALLSTARS27時間笑いの夢列島|FNS ALLSTARS 27時間笑いの夢列島]]」テーマソング([[2001年]])<br />[[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[茅ケ崎駅]][[東海道線 (JR東日本)|東海道線]]ホーム[[発車メロディ]]([[2014年]]) |
|||
|- |
|||
| ネオ・ブラボー!! |
|||
| [[JNN]]・TBS系[[ニュース|報道番組]]「[[NEWS23|筑紫哲也 NEWS23]]」エンディングテーマ |
|||
|- |
|||
| シュラバ★ラ★バンバ<br />SHULABA-LA-BAMBA |
|||
| [[NTTドコモ|NTT DoCoMo]] 企業CMソング<br />TBS系ドラマ「[[ずっとあなたが好きだった]]」挿入歌 |
|||
|- |
|||
| 君だけに夢をもう一度 |
|||
| [[トヨタ自動車|TOYOTA]]「[[トヨタ・カリーナ|カリーナ]]」CMソング |
|||
|- |
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| 涙のキッス |
|||
| TBS系ドラマ「ずっとあなたが好きだった」主題歌<br />au「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーンソング |
|||
|- |
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| CHRISTMAS TIME FOREVER |
|||
| [[丸井]]「<nowiki>'92 ○|のクリスマス</nowiki>;」キャンペーンソング |
|||
|- |
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| せつない胸に風が吹いてた |
|||
| TBS系「[[元旦まで感動生放送!史上最大39時間テレビ「ずっとあなたに見てほしい 年末年始は眠らない」|39時間テレビ]]」テーマソング |
|||
|- |
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| エロティカ・セブン EROTICA SEVEN |
|||
| フジテレビ系ドラマ「[[悪魔のKISS]]」主題歌([[1993年]])<br />宝塚歌劇団[[花組 (宝塚歌劇)|花組]]舞台公演「cooktail」劇中歌([[2002年]]) |
|||
|- |
|||
| クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る) |
|||
| 丸井「<nowiki>'93 ○|のクリスマス</nowiki>」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| あなただけを 〜Summer Heartbreak〜 |
|||
| フジテレビ系ドラマ「[[いつかまた逢える]]」主題歌([[1995年]])<br />[[テレビ朝日]]系[[テレビアニメ|アニメ]]「[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃんスペシャル! 家族みんなでハワイだゾ しかもオラ人魚に恋したゾ]]」挿入歌([[1997年]]) |
|||
|- |
|||
| 愛の言霊 〜Spiritual Message |
|||
| 日本テレビ系ドラマ「[[透明人間 (テレビドラマ)|透明人間]]」主題歌<br />au「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| 恋のジャック・ナイフ |
|||
| [[麒麟麦酒|キリンビール]]「[[ラガー (ビール)|キリン・ラガー]]」CMソング |
|||
|- |
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| 太陽は罪な奴 |
|||
| キリンビール「キリン・ラガー」CMソング |
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|- |
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| 胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ |
|||
| [[ゼネラルモーターズ]]「[[キャデラック・セヴィル]]」CMソング |
|||
|- |
|||
| Moon Light Lover |
|||
| [[ニフティ]]「[[ニフティ・サーブ|NIFTY-Serve]]」CMソング |
|||
|- |
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| 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 |
|||
| [[日産自動車|NISSAN]]「[[日産・ルキノ|ルキノ]]」CMソング |
|||
|- |
|||
| BLUE HEAVEN |
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| [[ケンタッキーフライドチキン|ケンタッキー]]「ケンタッキークリスマス '97」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜 |
|||
| TBS系ドラマ「[[Sweet Season]]」主題歌<br />アサヒ飲料「三ツ矢andサザン2018」『焦がした心編』CMソング(2018年) |
|||
|- |
|||
| Ya Ya(あの時代を忘れない) |
|||
| [[マツダ|MAZDA]]「[[マツダ・MPV|MPV]]」CMソング<ref group="タイアップ注" name="tie2" /> |
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|- |
|||
| 平和の琉歌 |
|||
| JNN・TBS系報道番組「筑紫哲也 NEWS23」エンディングテーマ |
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|- |
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| PARADISE |
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| フジテレビ系ドラマ「[[ハッピーマニア]]」主題歌 |
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|- |
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| CRY 哀 CRY |
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| [[三菱電機]]「モバイルキャンペーン」CMソング |
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|- |
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| 唐人物語(ラシャメンのうた) |
|||
| テレビ朝日系[[ドキュメンタリー|ドキュメンタリー番組]]「[[驚きももの木20世紀]]」テーマソング |
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|- |
|||
| 素敵な夢を叶えましょう |
|||
| [[関西テレビ放送|関西テレビ]]系ドラマ「[[こいまち]]」主題歌([[1998年]])<br />[[TBSラジオ]]「[[爆笑問題カーボーイ]]」エンディングテーマ([[2006年]]) |
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|- |
|||
| TSUNAMI |
|||
| TBS系バラエティ「[[ウンナンのホントコ!]]」内『[[未来日記 (ウンナンのホントコ!)|未来日記III]]』テーマソング<br />TBS系ドラマ「[[元カレ]]」挿入歌<br />au「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| HOTEL PACIFIC |
|||
| [[WOWOW]]「サマーキャンペーン」CMソング |
|||
|- |
|||
| この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜 |
|||
| 関西テレビ系ドラマ「[[神様のいたずら (テレビドラマ)|神様のいたずら]]」主題歌<br />フジテレビ系[[音楽番組|音楽バラエティ]]「[[桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜]]」エンディングテーマ |
|||
|- |
|||
| 雨上がりにもう一度キスをして |
|||
| [[日本航空|JAL]]「FLY! JAL! '03」キャンペーンソング |
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|- |
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| 涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜 |
|||
| フジテレビ系ドラマ「[[僕だけのマドンナ]]」主題歌 |
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|- |
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| 経験II |
|||
| TBS系音楽バラエティ「[[うたばん]]」オープニングテーマ |
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|- |
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| 彩 〜Aja〜 |
|||
| JAL「FLY! JAL! '04 Spring」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| FRIENDS |
|||
| [[地球ゴージャス]][[ミュージカル]]「クラウディア」主題歌 |
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|- |
|||
| 夢見るアニバーサリー<ref group="タイアップ注" name="tie3" /> |
|||
| JAL「FLY! JAL! 銀婚旅行編」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| 君こそスターだ |
|||
| TOYOTA「MORE THAN BEST」キャンペーンソング<br />au「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| 夢に消えたジュリア |
|||
| JAL「FLY! JAL! '04 Summer」キャンペーンソング |
|||
|- |
|||
| 愛と欲望の日々 |
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| フジテレビ系ドラマ「[[大奥 (フジテレビの時代劇)#2004年版『大奥〜第一章〜』|大奥 〜第一章〜]]」主題歌 |
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|- |
|||
| LONELY WOMAN |
|||
| TOYOTA「MORE THAN BEST」キャンペーンソング |
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|- |
|||
| 神の島遥か国 |
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| TOYOTA「MORE THAN BEST」キャンペーンソング |
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|- |
|||
| BOHBO No.5 |
|||
| TOYOTA「MORE THAN BEST」キャンペーンソング |
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|- |
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| ロックンロール・スーパーマン 〜Rock'n Roll Superman〜 |
|||
| TOYOTA「MORE THAN BEST」キャンペーンソング |
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|- |
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| DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜 |
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| フジテレビ「[[お台場冒険王|お台場冒険王 2006]]」テーマソング |
|||
|- |
|||
| I AM YOUR SINGER |
|||
| au「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーンソング<br />アサヒ飲料「三ツ矢andサザン2018」『照りつける太陽編』 CMソング(2018年) |
|||
|- |
|||
| OH!! SUMMER QUEEN 〜夏の女王様〜 |
|||
| [[資生堂]]「サマーキャンペーン」CMソング |
|||
|- |
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| ピースとハイライト |
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| [[フォルクスワーゲン]]「[[フォルクスワーゲン・ゴルフ|New Golf]]」CMソング |
|||
|- |
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| 栄光の男 |
|||
| [[三井住友銀行]]「NEVER STOP CHANGING」キャンペーンソング |
|||
|- |
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| 蛍 |
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| 東宝映画「[[永遠の0]]」主題歌<ref group="タイアップ注" name="tie4">映画用にアレンジされたもの</ref> |
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|- |
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| パリの痴話喧嘩 |
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| [[サッポロビール]]「プレミアムアルコールフリー」CMソング |
|||
|- |
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| 東京VICTORY |
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| 三井住友銀行「Lady, Fight!」キャンペーンソング<br />TBS系「2014 [[2014年アジア競技大会|アジア大会]]&[[バレーボール世界選手権|世界バレー]]」テーマソング<br />TBS系「2018 アジア大会&世界バレー」テーマソング<br />[[SUBARU (自動車)|SUBARU]]「[[スバル・フォレスター|フォレスター]]」CMソング |
|||
|- |
|||
| イヤな事だらけの世の中で |
|||
| TBS日曜劇場『[[流星ワゴン#テレビドラマ|流星ワゴン]]』主題歌(2015年)<ref>{{Cite web |date=2014-12-09 |url=http://natalie.mu/music/news/133291 |title=サザン、半沢直樹チームが手がけるTBS新ドラマ主題歌担当 |publisher=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]] |accessdate=2014-12-08}}</ref> |
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|- |
|||
| 平和の鐘が鳴る |
|||
| [[日本放送協会|NHK]] 放送90年イメージソング |
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|- |
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| アロエ |
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| WOWOW 2015 CMソング |
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|- |
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| はっぴいえんど |
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| [[JTB|ジェイティービー]]「JTBの夏旅」CMソング |
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|- |
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| 天井棧敷の怪人 |
|||
| [[NACK5]]「[[ファンキーフライデー]]」エンディングテーマ |
|||
|- |
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| 弥蜜塌菜のしらべ |
|||
| アサヒ飲料 三ツ矢サイダー「夏とサザンとサイダーと」「三ツ矢andサザン2018」CMソング |
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|- |
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| みんなのうた |
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| アサヒ飲料 三ツ矢サイダー「三ツ矢andサザン2018」『まぶしすぎる記憶編』CMソング |
|||
|- |
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| 闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて |
|||
| 松竹映画『[[空飛ぶタイヤ#映画|空飛ぶタイヤ]]』主題歌 |
|||
|- |
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| 壮年JUMP |
|||
| アサヒ飲料 三ツ矢サイダー 「三ツ矢andサザン2018」『走り続ける情熱編』CMソング |
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|- |
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| 北鎌倉の思い出 |
|||
| 20世紀フォックス映画 KADOKAWA配給映画「[[ビブリア古書堂の事件手帖#映画|ビブリア古書堂の事件手帖]]」主題歌 |
|||
|- |
|||
| 愛はスローにちょっとずつ |
|||
| 日本テレビ系[[日曜ドラマ (日本テレビ)|日曜ドラマ]]『[[ニッポンノワール-刑事Yの反乱-]]』主題歌 |
|||
|} |
|||
<references group="タイアップ注" /> |
|||
== バージョン違いの楽曲 == |
|||
サザンの楽曲の中には、タイトルに表記がされていなくとも、シングルとアルバムでバージョンやテイクの異なる曲がいくつか存在する。また、シリーズものや、メドレー形式で構成される歌詞やテイクの異なった楽曲も多い。 |
|||
※シングルに収録されたライブテイク、再発による[[リマスタリング]]、『キラーストリート』収録曲でアレンジの変更が無い楽曲は除く。 |
|||
{| class="wikitable" |
|||
|- |
|||
!曲名 |
|||
!オリジナル収録作品 |
|||
!バージョン違い収録作品 |
|||
!アルバムバージョンでの違い |
|||
!オリジナル版のアルバム収録 |
|||
|- |
|||
|気分しだいで責めないで |
|||
|気分しだいで責めないで |
|||
| rowspan="2" |10ナンバーズ・からっと |
|||
|唯一完全にテイク違いの楽曲。<br />[[イントロ]]、[[アウトロ]]の展開の変更、間奏のフェイクや歌いまわしの変更など。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|アブダ・カ・ダ・ブラ (TYPE 3) |
|||
|いとしのエリー |
|||
|アレンジの異なるTYPE 1、歌詞の異なるTYPE 2が存在。<br />先出が先行シングルc/wのTYPE 3であり、TYPE 3のみアルバム未収録。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|思い過ごしも恋のうち |
|||
|10ナンバーズ・からっと |
|||
|思い過ごしも恋のうち |
|||
|ボーカルやテイクに変更は無いが、[[ホルン]]及びコーラスに手が加えられている。<br />アルバムからのシングルカットであるため、シングルバージョンが後出。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|Hey! Ryudo! |
|||
|涙のアベニュー |
|||
| rowspan="2" |タイニイ・バブルス |
|||
|演奏部分は同一だが、シングル版のラストにあった桑田と関口の掛け合い及びそれに続くアウトロが省略されている。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|Tiny Bubbles (type-A) |
|||
|タイニイ・バブルス |
|||
|オリジナルは『ふたりだけのパーティ〜Tiny Bubbles (type-A)』というメドレー曲の中での一幕。<br />同アルバムに『tiny Bubbles (type-B)』が存在し、こちらはテイク違い。 |
|||
|- |
|||
|- |
|||
|ボディ・スペシャルI |
|||
|ボディ・スペシャルII |
|||
|ボディ・スペシャルII |
|||
|タイトルこそシリーズ物である『ボディ・スペシャルI』がc/wとして存在するが、作曲者がそれぞれ桑田、原で異なる完全な別物。後者は[[インストゥルメンタル|インスト]]曲。 |
|||
|×<br />(IIのみ収録) |
|||
|- |
|||
|ALLSTAR'S JUNGO |
|||
|EMANON |
|||
|綺麗 |
|||
|オリジナル版のほか、短いインスト版となったバージョンが『ALLSTAR'S JUNGO (Instrumental)』として共にアルバムに収録された。<br />単なるカラオケバージョンではなく、演奏時間やイントロが変更されている。 |
|||
|○ |
|||
|- |
|||
|JAPANEGGAE (ジャパネゲエ) |
|||
|人気者で行こう |
|||
|Tarako |
|||
|メロディなどはほぼ同一だが、テイク及び歌詞が英語に書き換えられた『Japaneggae (Sentimental)』が存在する。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|悲しみはメリーゴーランド |
|||
|KAMAKURA |
|||
|KAMAKURA |
|||
|楽曲の一部分がインストとして短く『夕陽に別れを告げて 〜 メリーゴーランド』のアウトロ部分にメドレー形式で収録。<br />アルバムの収録曲順では『夕陽に〜』の方が先であるため、『メリーゴーランド』部分がフルバージョンで収録された形とも言える。 |
|||
|- |
|||
|- |
|||
|真夏の果実 |
|||
|真夏の果実 |
|||
| rowspan="2" |稲村ジェーン |
|||
| rowspan="2" |楽曲部分には一切手が加えられていないが、楽曲終了後にサウンドトラックの特性上、カップルの会話がそのまま収録されている。 |
|||
|○ |
|||
|- |
|||
|愛は花のように (Olé!)<br />忘れられた Big Wave |
|||
|Southern All Stars |
|||
|- |
|||
|- |
|||
|恋のジャック・ナイフ |
|||
|愛の言霊 〜Spiritual Message |
|||
| rowspan="2" |Young Love |
|||
|イントロ部分のラップのみテイク違い。『海のYeah!!』収録版もアルバムバージョン。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|太陽は罪な奴 |
|||
|太陽は罪な奴 |
|||
|アルバムの構成上、イントロに波の音が収録されている。<br />それ以外はシングル版と全く同一であり、上記の理由でイントロに手が加えられている事情もあり、『海のYeah!!』にはオリジナル版が収録された。 |
|||
|○ |
|||
|- |
|||
|LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜 |
|||
|LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜 |
|||
| rowspan="2" |さくら |
|||
|[[イコライザー (音響機器)|イコライザー]]で高音域を狭めた演出効果上のアレンジが加えられている。MIX自体はシングル版と同じ。 |
|||
|○ |
|||
|- |
|||
|01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 |
|||
|01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 |
|||
|同一楽曲のアルバムバージョンとしては、唯一タイトルが異なる楽曲。<br />『(The Return of)01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 <Album Version>』と改題されテイク及びアレンジが異なる。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|雨上がりにもう一度キスをして |
|||
| rowspan="2" |涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜 |
|||
| rowspan="6" |キラーストリート |
|||
|イントロにドラムスの追加、アウトロの省略<ref name="killer" />それ以外の演奏部分は同一。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|恋人は南風 |
|||
|ラストのフェイクがカット<ref name="killer" />。それ以外は完全に同一。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|君こそスターだ |
|||
|君こそスターだ/夢に消えたジュリア |
|||
|イントロにカウント及びハンドクラップの追加。ギター追加<ref name="killer" />。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|BOHBO No.5 |
|||
|BOHBO No.5/神の島遥か国 |
|||
|ボーカル及びホーンセクションの音量が上がりより派手に<ref name="killer" />。それ以外は同一。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|LONELY WOMAN |
|||
|愛と欲望の日々/LONELY WOMAN |
|||
|1番Bメロにコーラスを追加<ref name="killer" />。それ以外は同一。 |
|||
|× |
|||
|- |
|||
|キラーストリート |
|||
|キラーストリート |
|||
|基はインスト曲だが、同アルバムに『The Track for the Japanese Typical Foods called “Karaage” & “Soba” 〜 キラーストリート (Reprise)』として、歌詞の付いたショートバージョンが収録。 |
|||
|- |
|||
|- |
|||
|} |
|||
== 書籍 == |
|||
=== 写真集 === |
|||
* 『たいした夏 -Big Deal summer-』([[1983年]]、[[ソニー・マガジンズ|CBSソニー出版]]) |
|||
* 『Mr. & Ms. EVERYBODY』([[1988年]]、ビクターブックス) |
|||
* 『LIVE at CHIGASAKI CITY』(茅ヶ崎ライブ写真集)([[2001年]]、[[アミューズブックス]]) |
|||
=== 関連書籍 === |
|||
* 『勝手にシンドブック』(ベップ出版、[[1979年]]) |
|||
* 『ただの歌詩じゃねえかこんなもん』(桑田佳祐著、エッセイつき歌詞集、[[新潮社]]、[[1984年]]) ISBN 4-10-135301-8 |
|||
* 『ケースケランド』(桑田佳祐著、[[集英社]]、1984年) ISBN 4-08-780079-2 |
* 『ケースケランド』(桑田佳祐著、[[集英社]]、1984年) ISBN 4-08-780079-2 |
||
* 『ロックの子』(桑田佳祐著、インタビュー構成[[萩原健太]]、[[講談社文庫]]、 |
* 『ロックの子』(桑田佳祐著、インタビュー構成[[萩原健太]]、[[講談社文庫]]、1987年) ISBN 4-06-184043-6 |
||
* 『ブルーノート・スケール』(桑田佳祐著、[[ロッキング・オン]]、 |
* 『ブルーノート・スケール』(桑田佳祐著、[[ロッキング・オン]]、1987年) ISBN 4-947599-13-8 |
||
* 『ただの歌詩じゃねえかこんなもん'84-'90』(桑田佳祐著、上の同名作品の続編、新潮社、 |
* 『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん'84-'90』(桑田佳祐著、上記の同名作品の続編、新潮社、1990年) ISBN 4-10-135302-6 |
||
* 『突然ですがキリギリス―サザンオールスターズ音楽青春物語』(関口和之著、[[集英社文庫]]、 |
* 『突然ですがキリギリス―サザンオールスターズ音楽青春物語』(関口和之著、[[集英社文庫]]、1991年) ISBN 4-08-749719-4 |
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* 『娘心にブルースを』(原由子著、[[ソニー・マガジンズ|ソニーマガジンズ]]、 |
* 『娘心にブルースを』(原由子著、[[ソニー・マガジンズ|ソニーマガジンズ]]、1998年) ISBN 4-7897-1284-2 |
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* 『地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ』(萩原健太・大畑幸子・太田綾子・佐伯明・前田祥丈著、株式会社アミューズ監修、[[エフエム東京|TOKYO FM出版]]、 |
* 『地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ』(萩原健太・大畑幸子・太田綾子・佐伯明・前田祥丈著、株式会社アミューズ監修、[[エフエム東京|TOKYO FM出版]]、1999年) ISBN 4-88745-034-6 |
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* 『地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ 改訂版』(株式会社アミューズ監修 |
* 『地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ 改訂版』(株式会社アミューズ監修、上記の同名作品に新作などを追加した新装版、TOKYO FM出版、2005年) ISBN 4-88745-135-0 |
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* 『クワタを聴け!』([[中山康樹]]著、 |
* 『クワタを聴け!』([[中山康樹]]著、集英社新書、2007年) ISBN 4-08-720380-8 |
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* 『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん 桑田佳祐 言の葉大全集』(上の同名作品の続編 |
* 『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん 桑田佳祐 言の葉大全集』(桑田佳祐著、上記の同名作品の続々編、新潮社、2012年)ISBN 978-4-10-332831-5 |
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* 『サザンオールスターズ |
* 『サザンオールスターズ 1978-1985』([[スージー鈴木]]著、2017年、[[新潮新書]])ISBN 978-4106107245 |
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* 『サザンオールスターズ公式データブック 1978-2019』(株式会社[[リットーミュージック]]出版、2019年)ISBN 978-4-8456-3361-6 |
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* 『桑田佳祐論』(スージー鈴木著、2022年、新潮新書)ISBN 4106109549 |
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* 『いわゆる「サザン」について』(小貫信昭著、2024年、水鈴社)ISBN 978-4-16-401008-2 |
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== 脚注 == |
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=== 注釈 === |
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=== 出典 === |
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<ref name="HMV2005">[https://www.hmv.co.jp/news/article/506240037/ サザン、オリコン100位以内に44曲!!] HMV 2005年6月28日配信, 2020年6月4日閲覧。</ref> |
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== 参考文献 == |
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* {{Cite book ja|author=桑田佳祐|date=May 1984|title=ただの歌詩じゃねえか、こんなもん|publisher=新潮社|isbn=978-4101353012|ref={{Harvid|桑田|1984}}}} |
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* {{Cite book ja|author=桑田佳祐|date=October 2021|title=ポップス歌手の耐えられない軽さ |publisher=文藝春秋|isbn=978-4163914497|ref={{Harvid|桑田|2021}}}} |
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== 関連項目 == |
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=== サポートメンバー、関係者など === |
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=== テレビ・ラジオ番組 === |
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* [[サザン通り商店街]] |
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* [[サザンビーチちがさき]] |
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* [[茅ヶ崎サザン芸術花火]] |
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* [[1978年の音楽#デビュー]] - 同じ年にデビューした歌手 |
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=== その他 === |
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* [[爆笑問題]] |
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* [[内村光良]] |
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* [[さまぁ〜ず]] |
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* [[桂春蝶 (3代目)]] |
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== 外部リンク == |
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[[Category:ROCK IN JAPAN FESTIVAL出場者]] |
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[[Category:茅ヶ崎市]] |
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2024年12月26日 (木) 09:50時点における最新版
サザンオールスターズ | |
---|---|
出身地 | 日本 東京都渋谷区[1] |
ジャンル | |
活動期間 |
|
レーベル |
|
事務所 | アミューズ(1978年 - 現在) |
共同作業者 | |
公式サイト | SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE |
メンバー | |
旧メンバー |
|
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2013年 - 現在 |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 80.1万人 |
総再生回数 | 5億7208万8399回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年12月1日時点。 |
サザンオールスターズ(英語: Southern All Stars)は、日本の5人組ロックバンド[10][11][注釈 1]。所属芸能事務所はアミューズ[13]、所属レコード会社はJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント[14]、所属レーベルはタイシタレーベル[15]。略称は「サザン」「SAS」[16][17]。公式ファンクラブ名は「サザンオールスターズ応援団」[18]。
概要
[編集]メンバーは青山学院大学で結成され、1974年から断続的に活動を開始した[19]。1978年6月25日にシングル「勝手にシンドバッド」でメジャー・デビュー[20]、1979年に「いとしのエリー」がヒットした[21]。1980年代には 「チャコの海岸物語」「ミス・ブランニュー・デイ」「Bye Bye My Love (U are the one)」などがヒットした[22][23]。1990年代になると「真夏の果実」がヒットし[24]、「涙のキッス」「エロティカ・セブン」「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」の4作がミリオンセラーとなった[25]。2000年には「TSUNAMI」がダブルミリオンを記録し[25]、第42回日本レコード大賞の大賞を受賞[26]、その後2000年代には「HOTEL PACIFIC」や「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」「I AM YOUR SINGER」などもヒットした[27][28][29]。5年の活動休止を経て、2010年代には「ピースとハイライト」「東京VICTORY」「闘う戦士たちへ愛を込めて」などがヒットしている[30][31][32]。オリジナル・アルバムは1978年に『熱い胸さわぎ』、1985年に『KAMAKURA』、1996年に『Young Love』、2005年に『キラーストリート』、2015年に『葡萄』など計15枚、ベスト・アルバムは1998年に『海のYeah!!』、2018年に『海のOh, Yeah!!』など計7枚が発売されている[33]。
一般的にはラブソングやエロティックな内容の楽曲で認知されているが、楽曲によっては風刺、反戦、さらには生まれ育った日本への強い愛情や世界平和などのメッセージや国民へのエールが込められたものも存在している[34][35]。また、サザン及び桑田の楽曲の作風や歌唱法は一般的には日本語を英語風に発音し、ロックのリズムに乗せて早口でまくし立てて歌ういわゆる「巻き舌唱法」で知られているが[36]、桑田本人は日本語の持つワビ・サビの感覚をもっと音楽に出していきたいという意向を示しており[37]、実際にはその他にも「逢いたくなった時に君はここにいない」を始めとしたバラード曲のように美しく明解な日本語の歌詞の楽曲を制作したり[38]、「JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)」「通りゃんせ」「イヤな事だらけの世の中で」のように古語や四季折々の情景を取り入れた日本情緒を感じさせる内容の歌詞をロック・ポップスのリズムに乗せて歌ったりするなど、楽曲によって表現を使い分けており、英語や早口な歌い方を取り入れないスタイルの楽曲も多く制作されている[39][40][41][42]。桑田はベスト・アルバム『海のYeah!!』と『海のOh, Yeah!!』を聴き比べた際に、前者を「英語と日本語を融合させようとあれこれ格闘している跡が見てとれます」、後者を「やっぱり日本語を大切にして歌いたいという気持ちが、全面に出ていますね」と評し、作風の変化を自己分析している[43]。
2011年に東日本大震災の被災地の復興支援を目的にリリースされたチーム・アミューズ!!のチャリティーソング「Let's try again」にメンバー全員で参加したり[44]、ベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』の収益の一部を東日本大震災や2018年7月に起きた西日本を中心とする豪雨被害などさまざまな自然災害の被災地への寄付金として使うなど、音楽活動を通して社会的貢献も行い[45]、被災地やファンを元気づけており[46][47][48]、桑田の率先した行動力はソロ・サザンを問わず多くのライブの舞台監督を担当している南谷成功から高く評価されている[49][48]。
特徴
[編集]桑田佳祐がバンドマスターを務め、楽曲の作詞・作曲・ボーカルを担当している[50]。原由子は楽曲によってはコーラスワークやカウンターのメロディー[注釈 2]を考える役割も担っていて[52]、桑田は原のことを「サザンオールスターズの羅針盤であり、桑田佳祐にとっての灯台」と語っており[53]、また、竹内まりやや草野マサムネ(スピッツ)などミュージシャンの間でも「サザンオールスターズの主体」と評されている[54][52]。桑田はサザンらしさの要因に松田弘の存在を挙げており、原との音楽的な相性の良さを称えたり[55]、「サザンの本当のリーダーは彼(松田)じゃないかなってのは僕は思うんですよね」[56]と発言をしている。桑田は関口和之については「ユニークな発想をする」「アーティスティック」「サザンの要」と評し[57]、音楽評論家のスージー鈴木は著書『サザンオールスターズ 1978-1985』にて松田と関口のリズム隊の素晴らしさについて言及している[58]。桑田は野沢秀行についても「野沢の叩くコンガでありボンゴは、世界で誰にも真似ができない」「毛ガニの音は毛ガニにしか出せない」「パーカッションの重要性を、私はほとんど彼から教わった」[59]「この人がいなかったらサザンは三年前[注釈 3]に解散してたような気がする」「自分のできる範囲のことしか言わないし、背伸びするタイプじゃないけど、毛ガニがいてこそ人間関係が保てる」と述べ全幅の信頼を寄せている[60]。桑田はサザンのメンバーじゃなければ出せない固有の音像があるといい、母親のカレーライスのようにどの要素を欠いてもその味にならないと述べている[61]。また、桑田はサザンはメンバーの5人だけではなく、数十人のスタッフを含めた総称であると述べ[62]、グループとしてのサザンの特徴を「バンドという単位じゃなく、みんなで楽しいことを共有する『音楽芸能集団』という大所帯だと捉えている」と語っている[63]。
桑田はサザンをディレクションする[注釈 4]ときに最も重視している点として「自分を含めたメンバー全員のバンドマンとしての気概とプライド」を挙げており[65]、メンバー全員は人知れず努力を重ねていると述べている[66]。また、桑田はドラマ『Sweet Season』(TBSテレビ)の内容に合わせて「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」の歌詞を書き下ろす際の打ち合わせで「僕は(音楽の)天才じゃないから、ただ(音楽が好きだから)人の三倍は努力するけどね」と発言した逸話も残っている[67]。桑田は映画監督をした経験から「トップがブレたり、『誰か何とかしてくれ』と言ってしまったら、物事は決してまとまらない」「リーダーはどんなに困っていても、弱った顔や迷いを見せてはいけない」といった帝王学を学んでいる[68]。
桑田はサザンを解散させず長く続けている理由として「絶対、サザンオールスターズは解散しません。だってさぁ… もったいないじゃん!」と語っており[69]、2005年に開催した全国ツアー『みんなが好きです!』の東京ドーム公演のMCではサザンの活動について「これからもゆっくり、命ある限り続きますんでよろしくお願いします」と発言している[70]。関口はサザンが長く続いた秘訣を「『休み休みやることかな』としか答えようがない」と述べている[71]。スージー鈴木はメンバーそれぞれの演奏力・実力を称え、それが長く続いている理由の一つであることを挙げたうえでサザンを「あまり語られてないけど、サザンというバンドは、じつは演奏がうまい」「テクニシャンバンド」と評している[72][73]。
サザンの仲について桑田は「やっぱりお互い若い時分には険がありましたよ。だけどもう、これこそ何度かバンドを休ませたりしているうちに、角が取れてきたというか(中略)互いの光る部分を見出し易くなった。今更無理難題を投げ合うくらいなら、その分できる事をたくさん頑張る方がいいもんね」と述べている[65]。桑田は原を始めとした家族との関係やメンバー同士の人間関係を大切にしており[74]、2008年に無期限活動休止を発表した際も「メンバー1人1人があってのサザンです」「メンバー5人いまして、私はもう彼ら1人1人が大事ですし、一生のパートナーとしてこれからも付き合っていきたいと思います」と個々のメンバーを気遣う発言を行っている[75]。桑田は2018年のインタビューでサザンは家族のようなものと語った[76]。様々なミュージシャンが不倫や女性問題などのスキャンダルを起こす中で、桑田・原夫妻を始めとしたサザンのメンバーはそういったものとは無縁であり、堅実に家庭や音楽と向き合っている面も高く評価されている[77]。また、ソロ活動が活発になってもメンバーを見捨てない桑田の姿勢は武田鉄矢(海援隊)と肩を並べて評価されている[78]。音楽プロデューサーの酒井政利は「原坊はもちろんのこと、メンバーもスタッフもそんな桑田の人となりに惹き付けられて、サザンオールスターズを楽しんでいるように見える」と評している[74]。また、スージー鈴木も「ワンマンバンドって、だいたい早く潰えるんですよね。桑田佳祐というリーダーがいて、(2018年の時点で)40年続けているというのはすごいことです」「メンバーの和気あいあいとした姿を見るにつけ、桑田はリーダーでありながら上から目線にならない"ムードメーカー"なのでしょう」と語っている[72][73]。
サザンの活動に集中する時期と各メンバーがソロ活動に集中する時期があるため、関口は「良くも悪くも、何かしら口実を設けないと動きにくいバンド」と表現している[71]。桑田は「大本営発表がある方が動き易いというか、先に流れをパーッと決める方がみんな楽だから。そういうバンドなんですよ(笑)」と語っている[65]。
6月25日をデビュー記念日にしている[79]。記念日や節目を大切にするバンドであり、デビュー記念日などには毎年何らかの話題が用意される[79]。
10代から70代まで幅広い年齢層にファンが存在しており[80][注釈 5]、サザンの楽曲に励まされ、心の支えとしている者も多い[82]。音楽ライターの石井恵梨子は、2018年のベストアルバム『海のOh, Yeah!!』が32.5万枚のセールスを記録した同時期に、1998年のベストアルバム『海のYeah!!』も約9,000枚のセールスを記録したことで「これを機に聴いてみよう、と作品を手にした人たちが1万人弱いるわけですね」と指摘しており、これを根拠にサザンのファン層を「だいたいの日本人、と言っていいのでしょう」と定義している[83]。
メンバー
[編集]性別 | 生年月日と年齢 | 血液型 | 出身地 | 担当 | 特記事項 | |
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 1956年2月26日(68歳) | A型 | 神奈川県茅ヶ崎市 | ボーカル ギター |
リーダー[84] | |
男性 | 1955年12月21日(69歳) | O型 | 新潟県 | ベース | ||
男性 | 1956年4月4日(68歳) | O型 | 宮崎県 | ドラムス | ||
女性 | 1956年12月11日(68歳) | B型 | 神奈川県横浜市 | キーボード ボーカル |
||
男性 | 1954年10月19日(70歳) | A型 | 東京都 | パーカッション | ||
出典:[85][86] |
- 元メンバー
性別 | 生年月日と年齢 | 血液型 | 出身地 | 担当 | 特記事項 | |
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 1956年12月12日(68歳) | A型[87] | 宮崎県 | ギター | 2001年8月7日付で独立[12] | |
出典:[88] |
名義
[編集]バンド名の由来
[編集]バンド名の由来は、桑田がアマチュア時代に藤沢青少年会館で行われるコンサートに向けてバンド名を考えたが思い付かず、宮治淳一がポスターを製作している際に間に合わせ的に考案し当日に桑田に伝えたもの。宮治がニール・ヤングのアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』をレコードで聴きながらポスターを製作中、一息入れるために風呂に入りラジオを聴いていた際にファニア・オールスターズの来日コンサートの宣伝が流れ、風呂から上がった後につけっぱなしのレコードから上述のアルバムにある楽曲「サザン・マン」が流れていて、これらを組み合わせた際の響きに好感を持ち、また当時桑田の家が茅ヶ崎市南湖(なんご)にあったことを掛けて[89]、「サザンオールスターズ」という名前を考案した[90]。
バンド名の表記
[編集]正式表記は一貫してカタカナ表記「サザンオールスターズ」であるが、シングル、アルバムのジャケットなどについてはカタカナ表記と英語表記「Southern All Stars」または「SOUTHERN ALL STARS」のものが存在する。なお、『歌のトップテン』については1988年ごろ、オリコンチャートについては1997年から1998年の間、それぞれ英語の大文字表記で表記されたことがある。
別名義での活動
[編集]アルバム『稲村ジェーン』は同名映画のサウンドトラックという性質上、収録されている楽曲により演奏者などのメンバーが異なるため、同アルバムは「サザンオールスターズアンドオールスターズ (SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS)」の名義で表記されている[91][注釈 6]。また、同アルバムの個々の楽曲の中で6曲は「稲村オーケストラ」、1曲は「原由子&稲村オーケストラ」、4曲はサザンオールスターズのままの名義で表記されている[91][注釈 7]。
その他の別名義の活動では関口のソロアルバム『World Hits!? of Southern All Stars』において「関口和之&砂山オールスターズ」[注釈 8]が結成されたほか、ミセス・ジョーンズ・ラバーズのオムニバスアルバム『SNOWBIRD HOTEL』[94]において、松田・野沢・大森を中心メンバーとする「S.A.S.Project」が参加している。
音楽性
[編集]楽曲の曲調は一般的にはロック色の強いもの、ポップス、バラードなどが浸透しているが、それら以外の楽曲も多数発表されており、ハードロック・ヒップホップ・ジャズ・レゲエ[96]・ラテン[97]・ファンク[97]・エレクトロ[98]・フォーク[98]・民族音楽・郷土音楽・歌謡曲・応援歌[99]・コミックソング[100]など幅広い曲調の楽曲がある。前述した通り楽曲の題材は一般的には海[101][注釈 9]や夏[103][注釈 10]をイメージしたものや恋愛をテーマにしたもの[104]などが浸透しているが、夏以外の季節をイメージしたもの[注釈 11][110][111]や、情事[注釈 12]・セックス[113]・女性器[113]・アダルトビデオ[注釈 13]・生理[注釈 14]・高校時代[注釈 15]・大学時代[注釈 16]・アイドル[注釈 17]・クリスマス[注釈 18]・オリンピック[注釈 19]・日本への愛[34][注釈 20]・郷土愛・京都[123][注釈 21]・沖縄[124][注釈 22]・世界平和[34][注釈 20]・反戦[注釈 23]・時事問題[注釈 24]・社会風刺・ユーモア・ハナモゲラ[注釈 25]・ネオジャパネスク[注釈 26][132]・サスペンス[133]・死[注釈 27]など多様であり、これら様々なテーマが意欲的に取り入れられている。
幅広い曲調やテーマの楽曲が存在する理由として、桑田がマンネリ化を嫌っていることが挙げられている[136]。ゆえに「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」「PARADISE」「イエローマン 〜星の王子様〜」などのように松田が言うには「考えもしなかった楽曲」や「意外な楽曲」が制作されることも度々あり、「自らの枠を壊していく革新性」がサザンの楽しさや面白さである旨を語っている[136]。ハードロック調の楽曲を制作する際にはこだわりがあり、桑田は「ハードロックをそのまま弾くのではなく、ちょっとおしろいをハタいて化粧を施すのがサザンのロックに対するマナーである」と語っている[137]。
楽曲制作方法・レコーディング
[編集]桑田はメロディやサウンドを鳴らしたいという動機で作曲や演奏を始めたため、主に楽曲を曲先で制作している[138]。サザンの大半の楽曲のレコーディング形式は先行して桑田が楽曲やポイントとなる言葉の一部分を作り、スタジオでメンバー、サポートミュージシャン、スタッフ、エンジニアなどにそれを伝え、全員でアイディアを出し合いながらイメージを膨らませて仮歌やオケを録音する。それと並行して桑田が作詞に取り掛かり、一通り作詞をして歌入れを開始する。これ以降アレンジなどの細部の修正を繰り返して楽曲が完成する[139][140][62]。イントロは基本的に桑田が考案するが、楽曲によっては原がそれに手を加えたり、「海」「ミス・ブランニュー・デイ」などのように最初から原が考案する場合もある[141]。楽曲によって異なったニュアンスを出すためという理由から桑田が関口に代わってベースなどを演奏したり[133]、関口が考案したベースのフレーズをミュージックシーケンサーで打ち込みする手法をとることもある[133][142]。近年はライブなどで演奏することを想定して制作することが多くなった[143]。過去の作品には制作したものの、作り込み過ぎたがゆえにライブで再現ができなかった楽曲が何曲も存在すると桑田は述べている[143]。
初期のころは歌詞については「意味はどうでもいい」と捉えており「料理でいうお皿のようなもの」という感覚だったと述べている[138]。しかし活動が続くにつれてファンの反応[144]や、サポートミュージシャンを務めた小林武史や小倉博和といった桑田が言うには「詞の事をとても気にする人達」の影響で洗練されたものが多くなっていった[145]。1990年代からは仏教用語や熟語が少しずつ登場するようになった[146]。洋楽への憧れから1980年代には全英語詞曲も制作されたが[注釈 28]、2010年代からは英語を意識的に減らしていくようになり日本語を重視して書かれることが多くなった[149]。近年(2021年時点)の代表作は「できる限り平易な言葉を選び、素直でより多くの人々の心に響く歌詞、寄り添い共に歩いていくようなテンポ感による、やさしさと力強さに溢れた作風」とも評される[150]。桑田は作詞をする際に入念な下調べを行って様々な情報を隅々までチェック、インプットしていて、それが楽曲のアイディアに繋がっていると野沢は述べており、「週刊誌なんかは、ぜんぶ読んでるんじゃないか」といった推測もしている[151]。歌詞は楽曲のテーマに関係する人物あるいはそれに詳しい周囲の人物やスタッフへの取材をもとに書くこともあれば[152]、ほとんど想像で書くこともある[153]。歌詞の中で桑田自身とは異なる歌手像やペルソナ[注釈 29]が設定されていることも多い[155]。桑田が制作した楽曲の歌詞には先述の意味を重要視しないなどの理由からメロディや符割りを優先するために文法が正しくないもの[156]や、勘違いして書いた歌詞がそのまま使われたりすることもあり[151][157]、スタッフが訂正を促すこともあるが、歌いやすさなどを理由とした桑田の意向により大抵はそのまま残されている[156][157]。
サザンのレコーディングは主にビクタースタジオの「401スタジオ」で行われる[95]が、1992年ごろからはビクタースタジオとは別に桑田の自宅に「猫に小判スタジオ」も作られており、そこにメンバーが集合して楽曲を制作することもある[159][160]。機材については、マイクはU-47、コンプレッサーはGML8900、イコライザーもGML製を使用する[158]。サザンの楽曲は大半を桑田が制作・歌唱しているが、関口・松田・原・大森も一部の楽曲を制作・歌唱しており[注釈 30]、特に桑田が制作し原が歌唱している楽曲は多く存在している[注釈 31][179]。これについて桑田は「やっぱりサザンのアルバムには原坊がヴォーカルを取る曲が絶対に欠かせない」と語っている[180]。また、メンバー全員で制作した楽曲やメンバー同士で共作した楽曲も存在している[注釈 32]。
楽曲の世界観
[編集]- 日本への愛・国民へのエール
「茅ヶ崎に背を向けて」「ラチエン通りのシスター」「HOTEL PACIFIC」「希望の轍」「勝手にシンドバッド」「チャコの海岸物語」「雨上がりにもう一度キスをして」「八月の詩(セレナード)」「歌えニッポンの空」を始めとした多くの楽曲で桑田の出身地である神奈川県茅ヶ崎市や周辺都市が歌詞の舞台として取り上げられている[191][192][193][194][195][196][197][198]。特に「歌えニッポンの空」は『茅ヶ崎ライブ2023』のテーマソングになり、実際のライブでも桑田が「ここ(茅ヶ崎市)で生まれて良かったという実に他愛もない新曲を歌わせてください」とMCで語った上で歌唱している[198]。 また、取り入れられているのは茅ヶ崎に関する要素だけではなく「東京VICTORY」では日の丸に対する敬意や東日本大震災を含む様々な災害への憂いを帯びたフレーズや未来へ向けた希望を感じさせる言葉が登場しており[186][187]、同曲や「歌えニッポンの空」では自分の故郷や離れた場所を思う日本人の心の内に寄り添う旨や国民それぞれの故郷に対しての思いも込められたりするなど[199][186][200]、楽曲によっては歌詞に生まれ育った日本への愛や国民に対するエールなどを取り入れたフレーズが散見されるのも特徴の一つである[201][199]。2023年に発表された「盆ギリ恋歌」「歌えニッポンの空」「Relay〜杜の詩」は共通したテーマを持つ三部作であるとメディアでは語られている[202]。これらの楽曲はいずれも茅ヶ崎やレコーディングで通う東京・青山をテーマとしたものであり、鍵となる言葉として"ふるさと"がモチーフに取り入れられている[202][203][204]。
「君こそスターだ」「東京VICTORY」「ジャンヌ・ダルクによろしく」のようにオリンピックを意識し、アスリートへのエールを込めた楽曲を発表することもあり、実際にそういった楽曲で元気付けられた日本人アスリートも多く存在している[205][206][207][208][209]。
サザンの楽曲にはこうした内容の歌詞に励まされた聴き手が自らを鼓舞させる要素も存在しており[209]、それがゆえに『週刊文春』から「サザン・サウンドが国民的なのは、単に広い人気を誇るからだけではない。多くの問題を孕みながらもなんとか前を向こうとする、そんな『日本の今』がどの曲にも凝縮されているからだ」と評されたり[210]、サザンファンを公言する太田光(爆笑問題)が「桑田佳祐がどんだけ、どんだけ日本を明るくしたか。どんだけ日本人を勇気付けて来たか」と力説したり[211]、酒井若菜が「桑田さんの声と音と言葉をリアルタイムで触れることのできる時代に生まれたことは、私の誇り」「なんであんなに人を元気にできちゃうんだろ しかも日本全国を しかもこんなに長く」と語るなど高く評価されている[212]。
- 和風
桑田は日本語の情緒を「ある面でサザンがやっていることと合うと思う」と考えており、「言葉の意味そのものよりも、古来から日本語の持つ情緒、"粋さ"みたいなもんで自分の感性をダイレクトに出したい」「ビートルズとか外国の文化にもろに影響を受けてるけど、やっぱり日本の“ワビ”“サビ”の感覚っていうのを、もっと音楽に出していきたい」と述べている[213]。また、日本的なものから平和を含めた「”和”という言葉が好き」といった発言もしている[214][215]。 教育学者で明治大学文学部教授の齋藤孝は桑田の歌詞について「日本語の可能性を最大限に広げている」と評価しており、文語体と口語体の混在も大きな特色であるとしている[216]。また桑田がたびたび行う当て字(二重読み)についても齋藤は「こうした表現は江戸や明治の時代によく見られる表現なんですね。(中略)ひらがなは私たちの身体にスッと入っているもの、漢字は理知的で、頭のほうに入って来るものですのでこうして表現をすることによって、頭と身体の両方から掴む効果も生んでいると思います」と評価している[216]。自らも作詞作曲をこなす長瀬智也は「闘う戦士たちへ愛を込めて」の『寄っといで 巨大都市(デっかいまち)へ』のフレーズについて「そんなの絶対思いつかない」とコメントし、桑田の当て字のセンスに驚いている[217]。音楽プロデューサーの亀田誠治は、桑田のことを「『日本人である』っていうことを最大の武器にして音楽を作られてる方だと思いますね」と評し、歌詞について「すごく日本っぽいキーワードをたくさん使ってる」「日本っていう国が持つ文化とか日本民族の歴史みたいなものを、桑田さんはごく自然に音楽の歌詞としてまとめあげてるんじゃないかっていう気がするんですね」などと高く評価している[218]。主に初期作品での英詞の監修を手掛けていた小林克也は桑田のことを「日本人の洋楽コンプレックスを解放してくれた男」「明治や大正の文豪に連なる人」と評価している[219]。
初期の楽曲に登場した『ちょいと』などのフレーズに関しては、長唄や落語や江利チエミが歌う「さのさ」などの語感に影響を受けたものであると桑田が述べている[213]。「JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)」「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」「CRY 哀 CRY」「通りゃんせ」など古語を取り入れた楽曲も存在する[40][39][220][221]。また、11作目のオリジナル・アルバム『世に万葉の花が咲くなり』は特に日本語や日本文化への敬意が込められており、とりわけ収録曲の「慕情」の歌詞はそのコンセプトの影響を強く受けたとされる[222][223]。桑田は制作の過程で『万葉集』を読み返し、日本語独特の情緒や情報量の多さに興味を覚えつつ「この言葉を我々はなくしていいのだろうか」といった危機感を持ち、意欲的に日本語と向き合っていた[222]。楽曲だけでなくライブの演出やグッズ・DVDなどにも和風要素を取り入れることが多い[224]。
- 和洋折衷
ギタリストのマーティ・フリードマンやお笑い芸人でミュージシャンのマキタスポーツのようにメロディやコード進行などを和洋折衷と評する者も多い[225][226]。特に「JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)」を好きな楽曲として挙げている松田はこうした和洋折衷な路線を「自分たちなりの和モノ路線というか、洋楽と和モノの折衷を、俺たちはかっこ悪いものとしてとらえていないから」と述べており、桑田の楽曲に対するバランスのとり方を高く評価している[39]。
日本語の歌詞を重視するだけではなく、日本語と英語の折衷も桑田の歌詞の特徴の一つであり、「JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)」における『愛苦ねば』と『I could never』[227]や「Missing Persons」における『アカン!!』と『I CAN'T』などの言葉遊びが用いられたり[137]、「Brown Cherry」のようにエロティックな表現を英語風にしたり[228]、「よどみ萎え、枯れて舞え」に出てくる『愛倫浮気症(アイリン・ブーケ・ショウ)』という造語のように英語に存在しそうであるが実際にはなく、意味より英語的な響きを優先し、文字面でイメージを広げさせるフレーズも存在する[229]。
桑田はかつてミスマッチの仕方が、多少定番とズレている方が面白いという考えを持っており、「愛は花のように (Olé!)」や「LOVE KOREA」のようにスペイン語やハングルなどの異国情緒があるモチーフを楽曲や映像に取り入れたこともある[230][231][232]。しかし、こういった要素がきっかけで出自や思想・民族的立場に関するデマが流れたこともある[232][注釈 33]。
- エロティック
「シュラバ★ラ★バンバ」「エロティカ・セブン」「マンピーのG★SPOT」はファンや識者など一部の間から「エロス3部作」と呼称されることがあり[235][236]、また「Brown Cherry」「マイ フェラ レディ」「経験II」「BOHBO No.5」「天国オン・ザ・ビーチ」などのようにタイトルや歌詞にエロティックな言葉が含まれる楽曲も多く存在する[228][237][113][238][239]。こういった楽曲も造語や比喩、隠しメッセージが多用されているのが特徴的である[240][241]。桑田はこれらエロティックな楽曲を制作する理由について「音楽って、やっぱりセックスがないとダメだと思うのね。(中略)そういうことの方が素直に歌詞にしやすいわけ。これは性格だと思うんだけど」「いやあ、溜まってるからじゃないですかねぇ(笑)」と述べている[242][113]。また、真面目な楽曲や下記の反戦や社会風刺がテーマの楽曲によりアルバムがシリアスになりがちなため、エロティックな作風の楽曲はそのようになり過ぎないようにするためのバランスとしての役割も果たしている[243]。
桑田のエロティックな表現について、齋藤孝は「日本人が明らかに性を謳歌(おうか)していた江戸時代の文学作品に通じるものがある」[244]、徳光正行は「桑田さんは精神的な”永遠の童貞”的なところがいい」「エロ全開の曲もあれば、私小説のような美しいエロもある」[245]、ミッツ・マングローブは「セックスに憧れている中坊の妄想みたいな感じが歌詞に出てる」「生々しさがない」「これが生々しいエロだったら、老若男女に支持されるはずがない」[245]と評価している。加山雄三は桑田のことを「本当にいいやつ。心が素晴らしいから、あんなスケベな曲が作れるんだよ」と述べている[246]。亀田誠治は、原由子の存在が桑田のエロティックな表現の品格を上げていると評価しており、「『桑田さんのエロは、かわいいエロなんですよ。ゆるしてあげてね、みんなでパーティー楽しもうね!』といった空気を、原由子さんの存在が醸し出してくれている」と述べている[247]。
- 社会風刺・反戦・平和
社会風刺や反戦などをテーマにした楽曲については1982年発売の5枚目アルバム『NUDE MAN』のころから制作されており、「流れる雲を追いかけて」「Computer Children」「怪物君の空」「政治家」「ニッポンのヒール」「汚れた台所」「01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」「私の世紀末カルテ」「平和の琉歌」「PARADISE」「爆笑アイランド」「ピースとハイライト」「蛍」「平和の鐘が鳴る」「Missing Persons」「闘う戦士たちへ愛を込めて」「Relay〜杜の詩」などがあり[248][249][250][251][35][252][236][253][254][128][255][204]、内容はブラック企業やインターネット社会、日本政治の混乱、普遍的な平和への願い、沖縄の米軍基地問題、北朝鮮による日本人拉致問題、明治神宮外苑の再開発計画など多岐に渡っている[256][257][128][204]。こうしたテーマの楽曲を制作することについて桑田は「光を描こうとすれば、どうしてもその対極にある忘れてはならないことも描かなければならない」[155]「明るいだけの歌はあまり面白くない」「大人でいれば辛いことがたくさんある」「世の中が不穏で歪んでいれば、歌だって自ずと歪むと思うんです」[243]「僕だって自分の日常がありますから、全ての問題について毎日思い続けていられるわけじゃない。(中略)ただ、それでもおかしいことはおかしいと思うものだし、たまたまそれがきっかけで音楽が生まれたのなら、それを歌えない空気も、そこで歌えない自分も僕は嫌なんです」[258]といったことを述べている。一方、インタビューでは「難しいことはよく分からない」とも述べている[215]。SWITCHによる特集で「時に桑田さんには、忘れてはいけないこと、風化させてはならないことへのジャーナルな視点が働いているように映ります」とインタビュアーの内田正樹に評された際には、桑田は「そういう面はあるかもしれないけど、そんな偉そうなもんじゃありません」と答えている[259]。また、桑田は社会風刺の面では牧伸二の漫談やハナ肇とクレージーキャッツが出演していた『おとなの漫画』が好きだった旨を[155]、反戦の面ではビートルズやボブ・ディランをきっかけに戦争や平和を意識したことを語っている[214]。音楽評論家の渋谷陽一は、こうしたテーマで制作した楽曲を「自分の言葉のメッセージで社会を変えよう、政治に物申すっていうのではなくて、桑田佳祐も(忌野)清志郎も、歌にした動機はひとつ、歌いたいからだったと思うんですよね」と評しており、桑田もこの主張に賛同している[260]。
桑田は風刺は過剰に人を傷つけるものではあってはならないとし、「たとえば直接的に『○×反対』というのではなく、どこか粋でありたいし、○と×の間に様々なグラデーションがあると思います」[243]といった考えを述べている。事実、桑田が風刺や反戦をテーマにして制作した楽曲は、単に平和を希求したり、世相を批判したり、後ろ向きな事柄を描くだけでなく、楽曲によっては後ろ向きな事柄を描いた上で前向きな歌詞を書いたり[80]、前述した日本への愛を表現し、国民の生活に寄り添いエールを送ったり[注釈 34]、平和ボケをしている自分たちへ自戒を込めたり[261]、戦死者や遺族の心情に寄り添ったり[257]、北朝鮮による日本人拉致問題や新疆ウイグル自治区騒乱などの重大な人権問題の被害者の心情に寄り添ったり[注釈 36][262][264]、解釈を聴き手にゆだねるものや[265]、穏やかなコミュニケーションを呼びかけるものも存在する[266]など、趣向を凝らしていることも特徴である。かつては歌詞に過激なフレーズを入れたこともあったが[267]、後年には「やっぱり流れが良くないと、尖った言葉ばっかりの羅列だと、やっぱりポップミュージックとしてはね。僕はあまり好きじゃないんですよね。メロディも大事だし」「僕だってこう見えて、コンプライアンスだのなんだのと昔と比べたら相当気を配っているんです」と語っている[260][268]。桑田は2015年のインタビューで「メインストリームで風刺やプロテストソングを歌うアーティストが少ない現代で寂しさや使命感、もしくは矜持のような感情を抱くことはありますか?」と質問をされ、「全くありません。そこは人それぞれですから。若い頃は恋愛や遊びに大半の時間を割くし、何より今の若い人と僕らでは生活環境も情報量もまったく違うでしょうから」「(自身に特定の主義主張や思想が無いことや、エロティックな楽曲を多数制作していることを述べた上で)つまり僕も俗物なんですよ」「ましてやシンガーソングライターの矜持なんかじゃない」「強いて言えば“衝動”でしょうか。作品としての歌って、本来は衝動的な叫びみたいなものじゃないですか」と答えている[243]。
反戦歌を制作することについて桑田は「戦争はなかなか無くならないことも、平和を訴えるうえでのある種の虚しさも、大人ですから薄々は気付いています。でも言うだけでも言わなきゃ夢が持てない。僕は夢のない世の中が一番怖いと思っています」と述べている。桑田の反戦を訴える姿勢は祖母や父親の影響によるものであり、特に父親からは満州からの引揚者だったこともあって、満州での話や「品格とは真逆の、人間が究極の状態に追い込まれた時の様子」などの話をよく聞かされていたことを述べている[258]。戦時中の兵隊の苦悩や戦死者や遺族などへの思いを馳せた楽曲が多いゆえ、特に「蛍」についてはタイアップ先の映画『永遠の0』の原作者の百田尚樹から自身のTwitterで「胸に染みいるような素晴らしい歌」と評価されているほか[269][270]、サザンファンを公言している弁護士の北村晴男や政治家の山田宏からも高く評価されている[271][272]。
- タイアップ先への気配り
CMソングや映画主題歌などの場合はタイアップのコンセプトや内容に合わせて制作することもあり[注釈 37]、桑田が楽曲より先にそういったイメージを言葉にしてメンバーやスタッフに伝えるケースも存在している[274][275]。これについて桑田は「ぜーんぜん関係ない曲が『タイアップ決まりました』って言われても、あんまり楽しくないからね」と語っている[274]。また、タイアップ先のコンセプトに合わせてアレンジをCD音源と異なるものに意図的に変えることもあり、例として映画『永遠の0』で使用されたバージョンの「蛍」では間奏に零戦のエンジン音が収録されている。これは歌詞がついていないデモテープの段階から桑田らの意向で取り入れられたものであった[276]。
このような桑田の姿勢は高く評価されており、渋谷陽一は「いや、そこがまたすごい。そして、やっぱり正しい、ポップミュージシャンとして」[274]、岸谷五朗は「桑田さんが台本をもらって曲を書くと、ものすごいものができる」[116]、寺脇康文は「心を震わせるって、こういうことだね。桑田さんの曲って、心を震わせたり、踊らせたりーー耳で聴くっていうより、心に聴かせるという感じ。桑田さん自身がそういう人間だからなんだろうな」[116]と述べている。
- メンバー、スタッフ、ファンへの感謝
「旅姿六人衆」「この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜」「I AM YOUR SINGER」など楽曲の中にはメンバー、スタッフ、ファンへの感謝が込められているものも存在している[277][278][279][280]。
ライブパフォーマンス
[編集]ライブでは初期のころの楽曲からその時点でリリースした新曲まで幅広い選曲がされており、年々演奏曲が増えていくようになった[282]。2015年の時点で曲数はアンコールを含め30曲を超えることが多く、公演時間は長い場合で約3時間半に及ぶ[283]。
楽曲によっては世界観を表現するためにバックモニターに楽曲のテーマにちなんだ映像が投影されたりダンサーが登場したりする[284]。また、激しい楽曲に乗せて桑田が観客をあおったり[285]、野外ライブでは客席に水を撒くことも特徴である[286]。女性ダンサーと絡んだり[287]、松茸とアワビで性器を模した神輿を登場させたり、AKB48風の衣装に身を包んだ女性ダンサーがシャツの胸元をはだけながら魅惑的なダンスを披露するなどエロティックな演出も多く見られる[288][注釈 38]。
MCではメンバーのキャラクターを活かしたギャグやその時々の流行や会場に合わせた笑いを重視した演出を多く行う[291][292][注釈 39]。ライブによってはコスプレやコントなどを行うこともある[注釈 40][296]。これについて桑田はライブを音楽だけで構成すると間が持たないことを語っており、「思わずふざけてしまって、それがウケちゃったりとかしてウケてると思うとまたやりたくなったりする」とコメントしている[63]。また、直近に自然災害が発生した場合は桑田が被災者へお見舞いの言葉を述べることがある[297]。近年のライブではエンディングで桑田が観客やファンに対して感謝の念を述べるとともに「みんな死ぬなよ!」「頑張ろうな!」と呼びかけてステージを退場することが多い[283][284]。
ライブによってはカバー曲を演奏する場合もあり、1999年の『シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町』での国歌「君が代」[注釈 41][注釈 42]のように当時の時勢[注釈 43]を意識したもの[189]や2003年の沖縄公演での「花〜すべての人の心に花を〜」や2013年の宮城公演での「青葉城恋唄」のようにご当地にちなんだもの[303][288]、2015年の『おいしい葡萄の旅』日本武道館公演におけるビートルズの「HELP!」のように会場の歴史[注釈 44]にちなんだもの[283]など幅広く行われている。
来歴
[編集]出会いからメジャー・デビューまで(アマチュア時代)
[編集]1972年、松田弘が大森隆志にドラムを貸す形で2人が出会う[19][注釈 45]。1974年、桑田佳祐と関口和之が青山学院大学に入学、フォークソング・サークルで知り合い、ロックバンド「温泉あんまももひきバンド」を結成した[19][304]。1975年、大森と原由子が青山学院大学に入学、桑田や関口と同じフォークソング・サークルに入部した[19]。桑田のバンドは、「温泉あんまももひきバンド」から「ピストン桑田とシリンダーズ」に改名を行い、大森は次第に桑田のバンドに興味を持つようになり、練習現場にしばしば現れるようになった[19][304]。原が桑田のバンドに参加し、バンドは「青学ドミノス」「脳卒中」「桑田佳祐とヒッチコック劇場」と名前が変遷した[注釈 46]後に「サザンオールスターズ」に改名した[19][304]。
桑田が望んでいたサザンは長く持続せず、メンバーが頻繁に入れ替わっていた。大森は桑田に松田を紹介するなどして、1977年3月に桑田、大森、原、松田、天野和平[注釈 47]によるサザンでヤマハ主催の音楽コンテスト「EastWest」に申し込んだ。しかし、予選のテープ審査の時期に天野が脱退し、入れ替わりで関口が加入した。本選では入賞を果たし、桑田がベストボーカル賞を獲得した。ちなみにこの際に、松田は欠席し代わりに小野哲夫がドラムを担当した。本選終了の直後にセミプロの野沢秀行がバイト先で知り合った大森の勧誘を受ける形でなし崩し的に加入した[注釈 48][19][304][306][307][308]。当時はメンバーの多くが下北沢ロフトでバイトしており、営業終了後の店内で練習していた。オーナーの平野悠も「安給料で働いてもらう代わり」として、月1回程度はライブ用に格安で店を貸していた[309]。
レコード会社はビクター音楽産業(現・JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)に決まったものの、芸能事務所はなかなか決まらなかった。ビクターのディレクターの高垣健が「女呼んでブギ」[注釈 49]のカセットを持って事務所周りをしていた際、当時は新興事務所のアミューズの社長大里洋吉が興味を持ち、練習スタジオを訪問する。この際に「勝手にシンドバッド」を披露し、大里が「この男をテレビに出したら面白い」と考えたことから契約が決まったと大里は話している。アミューズは原田真二の個人事務所のような存在として1977年に設立された会社だったが、大里が解散直前のキャンディーズのプロデュースに専念し事務所の仕事から離れていた時期に、ロック志向を強めていた原田はテレビ的な売り出し方を嫌うようになり、大里が事務所の仕事に復帰した直後に移籍してしまったという。サザンとの出会いはこの事件の2週間後であり、もし原田が移籍していなかったらサザンをやる余裕はなかったと大里は話している[310]。
一方、バーニングプロダクション社長の周防郁雄は、ビクターのディレクターの東元晃から「勝手にシンドバッド」など5曲聞かされ気に入ったが、サザンはホリプロ社員だった奥田義行が井上陽水と立ち上げた「りぼん・なかよしグループ」という事務所に所属することになっていたため、5000万円払って譲ってもらい当時出資していたアミューズの社長である大里に紹介しアミューズ所属となったと説明している(この経緯は大里は知らないという)[311]。このことから、「勝手にシンドバッド」から「いとしのエリー」までの5曲の版権はバーニングパブリッシャーズが保持している(アミューズから音楽出版権を返すよう言われたため、それ以降の作品ではアミューズが保持している)[311]。
デビューに向けて着々と準備が進む中、メンバー全員が他のレコード会社の契約書にサインしてしまうという事件があったが、ビクター関係者が出向いて話を収拾した[312]。この時期はまだ学生バンドの思い出作り的な意識があったという[312]。桑田はこのころはまだサザンのリーダーではなかったが、芸能事務所との契約にあたってメンバー全員が大卒初任給をもらえるよう交渉をした[313]。
メジャー・デビュー
[編集]1978年6月25日にシングル「勝手にシンドバッド」でビクターからメジャー・デビューし[314]、8月に1枚目アルバム『熱い胸さわぎ』を発売した[315][316]。同年8月に音楽番組『ザ・ベストテン』にスポットライトのコーナーで初出演した[317]。この際に桑田が「目立ちたがり屋の芸人です」と発言し、イメージの形成に拍車がかかったが[318][319]、後にこの発言は台本によるものだったことを明かしている[319]。「勝手にシンドバッド」はテレビ番組で披露されたこともあり、大ヒットとなった[319]。当時、桑田の日本語を英語風に発音してロックに乗せるいわゆる「巻き舌唱法」は[36][320]、音楽ファンや関係者の間で賛否両論が巻き起こった。桑田はこの歌唱法や前述の作詞・作曲法をアマチュア時代からの慣例としていたため、これらが批判されたりしたことを意外に思ったという[321]。同年11月に2枚目シングル「気分しだいで責めないで」を発売し、同年12月から1979年1月にかけて、公式上のデビューコンサート「胸さわぎ」を行った[322][注釈 50]。このころは上記の方向性が影響してコミックバンドとして認識されたり、一発屋で終わってしまう可能性を懸念する風潮があった[注釈 51][324]。
1979年3月に3枚目シングル「いとしのエリー」[314]、同年4月に2枚目アルバム『10ナンバーズ・からっと』を発売した。「いとしのエリー」は、出荷枚数が125万枚を記録し[注釈 52]、「勝手にシンドバッド」での一発屋を作品力で回避し、その振り幅の広さでファンを始めとした多くの視聴者・リスナーを驚かせた[注釈 51][324][319][327]。『10ナンバーズ・からっと』を製作していた期間は「いとしのエリー」のヒットもあり、並行して雑誌の取材やテレビ出演、CM撮影、ライブ活動など多忙な日々を送っており[328]、精神的にも落ち込んでいたという[329]。年末にはNHK紅白歌合戦に「いとしのエリー」で初出場した[328]。
1980年を目前にして、「半年間テレビ番組などに一切出ず、楽曲製作やレコーディングに集中する」「5か月の中で毎月1枚ずつシングルを出す」という宣言と共に、"FIVE ROCK SHOW"(ファイブロックショー)と銘打った計画を開始した[330]。同年2月から7月にかけて、計画の第1弾「涙のアベニュー」、第2弾「恋するマンスリー・デイ」、第3弾「いなせなロコモーション」、第4弾「ジャズマン (JAZZ MAN)」、第5弾「わすれじのレイド・バック」が発売された[331][注釈 53]。同年3月に3枚目アルバム『タイニイ・バブルス』が発売され、自身の作品で初となるオリコン週間ランキング1位を獲得した[319][333]。アルバムに収録されていた「私はピアノ」は原がボーカルを務め、特に評判となった[注釈 54]。同年11月に自身初の両A面となる11枚目シングル「シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー」が発売された[334]。1981年7月には4枚目アルバム『ステレオ太陽族』が発売された[335][注釈 55]。
1982年1月に14枚目シングル「チャコの海岸物語」が発売され[注釈 56]、「いとしのエリー」以来のヒットとなり[319]、さらに同年7月に発売された5枚目アルバム『NUDE MAN』はミリオンセラーに迫る売上枚数を記録した[337]。同年10月に16枚目シングル「Ya Ya (あの時代を忘れない)」、12月に同曲などバラード曲を中心に収録したバラッドシリーズの第1弾『バラッド '77〜'82』が発売された[338]。また、2度目のNHK紅白歌合戦に出演した[339][注釈 57]。
5周年、シンセサイザーの使用
[編集]1983年には音楽業界にシンセサイザーによるデジタルの波が来たことで、同年3月発売の17枚目シングル「ボディ・スペシャルII」辺りからサザンも原がシンセサイザーを使用するようになった。同年7月発売の6枚目アルバム『綺麗』からシンセサイザーを本格的に使用したサウンドとなっている[342]。同年11月に19枚目シングル「東京シャッフル」を発売し、年末に引き続き3度目のNHK紅白歌合戦に出演して同曲を披露した[343][344]。1984年6月に20枚目シングル「ミス・ブランニュー・デイ」が発売され、絶大な人気と評価を集めた[335]。同年7月に7枚目アルバム『人気者で行こう』が発売された。12月には公式な形として自身初の年越しライブ『縁起者で行こう』が開催され、「日本初の年越しライブ」「年越しライブの元祖」とも呼ばれている[注釈 58][347][348]。
1985年9月に自身初の2枚組となった8枚目アルバム『KAMAKURA』を発売した[注釈 59]。シンセサイザーをより本格的に使用したサウンドとなり、5か月間制作に打ち込んでいた[335]。制作時期に原が産休に入り、1986年4月にはサザンは一年間限定で活動を一旦休止した[350][351]。桑田や松田はKUWATA BANDとしての活動、他のメンバーもそれぞれのソロ活動に入った。この活動休止については、桑田が「全員がソロ活動をやって、一つ一つが別個性として出てくれば理想的だね」と持ち掛けたところ、全員がそれを受け入れたことや、「あのままだとサザンはパンク寸前だった」「俯瞰で自分やサザンを見直した方がいいんじゃないか」というムードがメンバー全員にあったことが語られている[352]。1987年6月にはバラッドシリーズの第2弾『BALLADE 2 '83〜'86』が発売された[353]。
10周年、小林武史との制作
[編集]デビュー10周年を迎えた1988年6月25日に24枚目シングル「みんなのうた」を発売し、サザンとしての活動を再開した[314]。このシングルから音楽プロデューサーの小林武史がアレンジ、プロデュース業を共に行うようになった[354][注釈 60]。7月に全国の球場9か所でライブ『真夏の夜の夢 大復活祭』を開催[343]。11月から9枚目アルバムとなる『Southern All Stars』と、桑田が監督を務めた映画作品『稲村ジェーン』のサウンドトラックであり、サザンの10枚目アルバムにもなる『稲村ジェーン』の制作に入った[356]。1989年6月に発売した26枚目シングル「さよならベイビー」がオリコン週間ランキングで1位を獲得し、デビュー11年目にしてシングル初の首位獲得となった[357]。7月には45万枚限定のベスト・アルバム『すいか』が発売され、こちらは予約だけで完売した[358]。12月には横浜アリーナで年越しライブを開催[359]。
1990年1月にアルバム『Southern All Stars』が発売され、売上枚数は120万枚を記録し、自身の作品としては初のミリオンセラーとなった[337]。直後に同アルバムを引っ提げ、全国ツアー『夢で逢いまSHOW』が開催された。7月には上述の映画『稲村ジェーン』の主題歌で28枚目シングルとなる「真夏の果実」を発売した。85万枚を記録するヒットとなり、自身の代表作になった[注釈 52][注釈 61][361]。9月にはアルバム『稲村ジェーン』が発売され、こちらも売上枚数が130万枚を超えて、アルバム2作連続でミリオンセラーとなった[337]。12月には年越しライブを開催[362]。1991年前半は原がソロで活動しており、7月にサザンとして活動を始め、29枚目シングル「ネオ・ブラボー!!」を発売した。8月に全国ツアー、12月に年越しライブを開催した[363]。同時に8月より関口が長期休養に入る[364][365]。
1992年7月に30枚目シングル「シュラバ★ラ★バンバ」、31枚目シングル「涙のキッス」を2枚同時に発売した[363]。オリコン週間ランキングで2週連続1、2位を獲得し、「涙のキッス」はTBS系列ドラマ『ずっとあなたが好きだった』の主題歌に使用され、初登場から7週連続1位を記録した。売上は155万枚を記録し、自身のシングルでは初のミリオンセラーとなった[337][366]。9月には中国・北京でライブを行い、初の海外公演となった[363]。同月に前述のシングル2枚を収録した11枚目アルバム『世に万葉の花が咲くなり』が発売され、売上枚数は180万枚弱を記録した[337]。1993年7月には、32枚目シングル「エロティカ・セブン」、33枚目シングル「素敵なバーディー (NO NO BIRDY)」を2枚同時に発売した。「エロティカ・セブン」はフジテレビ系列ドラマ『悪魔のKISS』の主題歌に使用され、売上は170万枚超を記録し[337]、自身のシングルでは2番目の売上となっている[367]。
15周年、セルフプロデュース
[編集]1993年11月の34枚目シングル「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」を最後に小林がサザン(桑田ソロ含む)との共同作業から離れた[354]。このことについて桑田は小林のアレンジャーやミュージシャンとしての才能を存分に評価しつつも「(小林は)危ないヤツと分かった」と語っているが、これは人間性を否定しているわけではなく、サザンの正規のメンバーを差し置いて小林に過度に頼ってしまうという意味がある[354][368]。これ以降の作品は自身によるプロデュースとアレンジで発売するようになった。12月には年越しライブを開催し、1994年からは桑田がソロ活動を始めた[363]。同年12月に日本武道館で開催されたAct Against AIDSイベントにサザンが出演した。この時から関口が休養から復帰し、久々にメンバーが6人揃っている[369]。
1995年5月に35枚目シングル「マンピーのG★SPOT」で本格的に6人での活動を再開した。6月に数量限定アルバム『HAPPY!』が発売され、2日間で70万枚が完売した。7月にフジテレビ系列ドラマ『いつかまた逢える』の主題歌に使用された36枚目シングル「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」が発売され、「エロティカ・セブン」以来のミリオンセラーとなった[337][370]。8月には2日間のみのライブ『ホタル・カリフォルニア』を開催。西城秀樹がゲスト出演し話題となった[371]。1996年5月に37枚目シングル「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」を発売し、155万枚のヒットを記録した[注釈 52][327]。7月にはクラシック・ロック・テイストを取り入れた12枚目アルバム『Young Love』が発売された。アルバムは250万枚近くを売り上げ、オリジナル・アルバムとしては最大ヒットとなった[337]。アルバム発売直後には全国ツアー、12月には年越しライブを開催した[372]。
1997年には直ぐに13枚目アルバム『さくら』の製作に着手し、当時のデジタルのロックの融合にトライ、現代的な要素を盛り込んだ作品となった[373]。8月に39枚目シングル「01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」、11月に40枚目シングル「BLUE HEAVEN」が発売され、12月には年越しライブを開催した[374]。
20周年、ベスト・アルバム『海のYeah!!』リリース、大森の独立
[編集]1998年に入り、2月には41枚目シングル「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」を発売。デビュー20周年を迎えた6月25日にはベスト・アルバム『海のYeah!!』を発売して、累計480万枚を記録したことで自身最大ヒット作品となった[注釈 52][375]。8月にはアルバムを引っ提げ2日間のみのライブ『スーパーライブ in 渚園 "モロ出し祭り"』を開催した。10月にはアルバム『さくら』を発売し、120万枚を記録した[注釈 52][376]。1999年3月に43枚目シングル「イエローマン 〜星の王子様〜」を発売し、初のアリーナ・ドームツアー『Se O no Luja na Quites 〜素敵な春の逢瀬〜』を開催した。9月にはシークレットライブ『'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町』[377]、12月は年越しライブを開催した[372]。
2000年1月に44枚目シングル「TSUNAMI」を発売した[378]。この楽曲は当時放送されていたTBS系列バラエティ番組『ウンナンのホントコ!』のコーナー『未来日記III』のテーマソングとして使用され、300万枚近くを売り上げて「エロティカ・セブン」で記録した最高売上を更新した[337]。また、当時のオリコン歴代シングルランキングで3位にランクインし[379]、この年の第42回日本レコード大賞で大賞を受賞した[26]。そのため同楽曲は「サザンオールスターズを国民的バンドと評されるきっかけを作った」といわれることも多い[380]。8月には桑田の地元である茅ヶ崎市の地元住民の署名運動[注釈 62]によって、2日間の野外ライブ『サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ』を開催した[382]。ライブに合わせて製作された45枚目シングル「HOTEL PACIFIC」を発売し、80万枚を超えるヒットとなった[337][383]。11月に46枚目シングル「この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜」とバラッドシリーズの第3弾『バラッド3 〜the album of LOVE〜』が発売された[384]。アルバムは290万枚を売り上げ、バラッドシリーズでは最高売上を記録した[337]。その直後、大森が休養を発表し12月に開催された年越しライブを欠席した[385]。2001年から2002年までメンバーは今後のバンドのステップアップを目標にソロ活動を行った[386][12]。2001年8月に大森は正式に独立を発表しメンバーから脱退した[12]。以降はメンバーの補充を行わずグループとしては5人で活動している。当時のことを桑田は「サザンにとって痛みを伴う試練、精神的構造改革です」と語っていた[387]。
25周年、2枚組オリジナル・アルバム『キラーストリート』リリース
[編集]2003年6月25日にデビューから25周年を迎え、それを記念してデビューシングルの復刻盤CD「勝手にシンドバッド 胸さわぎのスペシャルボックス」を発売し、25年越しにオリコン週間ランキングで1位を獲得した[388]。同年7月に47枚目シングル「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」を発売、直後に大規模な野外・スタジアムツアーを開催し、サザンでの活動が本格的に始まった[386]。2004年には、シングル3作「彩 〜Aja〜」「君こそスターだ/夢に消えたジュリア」「愛と欲望の日々/LONELY WOMAN」を発売して全てオリコン1位を獲得するなどヒットし、12月には年越しライブを開催した[386][389]。
2005年6月にデビューシングル「勝手にシンドバッド」から「TSUNAMI」までのシングル44作を12cmCD化して再発売された。7月4日付のオリコン週間シングルチャートではトップ100に44作全てがランクインし、松任谷由実が保持していた同一アーティストによるシングルTOP100内同時ランクイン数17作の記録を更新した[390]。同年8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005」にサザンとして初出演した[391]。同年10月には『KAMAKURA』以来の2枚組オリジナル・アルバムで14枚目アルバムとなる『キラーストリート』を発売し、110万枚以上の売り上げを記録[337]。発売後に2度目のドームツアーが開催された[386]。2006年8月に52枚目シングル「DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜」を発売し、サザンとして『THE 夢人島 Fes.』に出演した。2007年1月にビクターとアミューズがサザンやソロの楽曲管理・配信などを行う合弁会社「タイシタレーベルミュージック」を設立した[392]。同年は桑田はシングル発売やツアーの開催、原は映画主題歌を書き下ろすなど、メンバーが個人で活動した[386]。
30周年、活動無期限休止
[編集]2008年1月にメンバーは「サザンという看板に頼らないで、サザンの活動だけをあてにしないで視野を広げていこう」という方針を決め、5月19日に30周年に伴う53枚目シングル「I AM YOUR SINGER」の発売やライブなどの活動・プロモーションの発表と同時に、2009年以降はメンバー個々の自由な発想による音楽活動を展開するべくサザンとしての活動を無期限休止にすることを発表した[注釈 63][393]。この活動休止については、発表の当日にNHKの『おはよう日本』が報じたほか、民放各局でも報道や特集が大々的になされ、発表後には所属するアミューズの株価が大幅下落し、「サザンショック」と言われた[394][395]。また、発表直前の2008年5月12日の東京スポーツ紙上で「サザン解散か」などといった誤った報道がなされ、ファンおよび世間に動揺を与えることになった[396]。これを受け桑田は自身のラジオ番組で「(サザンの)解散は絶対にない」と断言し、憶測や解散説を一蹴した[75][397]。
2009年から各自がソロ活動を行う。2012年12月に、桑田とスタッフの間で35周年を迎えるにあたっての話が持ち上がったことがきっかけで、「ファンをはじめとした多くの人たちと、楽しめるときに大いに楽しもうじゃないか」とサザンの活動を再開をすることにメンバー5人の気持ちが合致した[注釈 64][398][399]。この活動休止期間は、2010年に桑田の食道がんによる休養と闘病、2011年に東日本大震災の復興支援のための「チーム・アミューズ!!」結成[44]や桑田の「宮城ライブ」の開催[400]などがあり、「これまでにない濃密な5年間」と振り返っている[398]。
35周年、5年ぶりの活動再開
[編集]デビュー35周年の2013年6月25日に活動再開を発表[401]。同年8月に54枚目シングル「ピースとハイライト」を発売し、オリコンで首位獲得したことでシングルとして1980年代〜2010年代の4年代で首位獲得、国内グループとしては史上初の快挙となった[30]。同年8月10日から9月22日にかけて全国ツアー『灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』を開始した。12月はツアーを映像化した作品を発売し、映像作品としても史上初の4年代首位獲得を記録した[402]。
2014年9月には55枚目シングル「東京VICTORY」を発売した。12月にはサザンの楽曲266曲がiTunes Storeでの配信を解禁され、日本を含む111カ国で配信を開始した。同時にmoraでも配信が開始された[403]。年末には年越しライブを開催。並行して31年ぶりで4度目となるNHK紅白歌合戦にシークレットゲストとして中継出演し、「ピースとハイライト」「東京VICTORY」を披露した[404]。
2015年3月には『キラーストリート』以来約10年振りとなる15枚目アルバム『葡萄』を発売[405]、アルバムでも4年代首位を達成した[406]。同年4月から8月にかけて全国ライブツアー『おいしい葡萄の旅』を開催[407]。2016年と2017年はサザンとしてシングル・アルバムの発売やライブは行われなかったが[404]、2017年に自身が初めてコマーシャルに出演した、アサヒ飲料『三ツ矢サイダー』にメンバー全員で再び出演した[408][注釈 65]。
40周年、ベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』リリース
[編集]2018年に入り、6月15日にアルバム『葡萄』以来の新曲「闘う戦士たちへ愛を込めて」が自身初の配信シングルとして発売され[409]、続けて7月には2作目の配信シングル「壮年JUMP」も発売された[410]。8月に入り直ぐに『海のYeah!!』の続編ベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』が発売された[411]。このアルバムがオリコン週間ランキングで首位獲得したことにより、史上初の国内グループでデビュー40年を超えての首位獲得の快挙となった[405]。同年8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」にサザンとして13年ぶりに出演した[293]。年末には5度目となるNHK紅白歌合戦に特別枠として「究極の大トリ」で出演[注釈 66]、「希望の轍」「勝手にシンドバッド」を披露し、平成最後の紅白歌合戦を締め括った[413][414]。同番組の歌手別瞬間最高視聴率が45.3%[注釈 67]を記録し、出場歌手の中で最も高い視聴率を獲得した[415]。
2019年3月から6月にかけて、6大ドームを含む全11か所22公演の全国ツアー『“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!』を開催した[411]。ライブでは新曲「愛はスローにちょっとずつ」が披露され、8月に3作目の配信シングルとして発売された[416]。12月にはサザンの楽曲や各メンバーのソロ楽曲も含め、全972曲のサブスクリプション型サービスによるストリーミング配信が解禁された[417]。
2020年に新型コロナウイルス感染症が流行して、芸能イベントや音楽ライブが中止となり大打撃を受けた[287]。その関係でスタッフ達の仕事が無くなったことを知った桑田は何か音楽で出来ることを考え、サザンとしては「Keep Smilin’〜“出来ることから”ちょっとずつ〜」をスローガンに掲げた特別企画を開始させ、デビュー42周年を迎えた6月25日には無観客配信ライブ『Keep Smilin’〜皆さん、ありがとうございます!!〜』を開催した[287]。このライブは感謝がテーマとなっており、ファンや400人のスタッフおよび新型コロナウイルス感染症を治療する医療機関への感謝を込めたライブになっている[418]。横浜アリーナで通常のライブと同様に大規模なステージを作り、ライブが行われた[419]。リハーサルスタジオおよび横浜アリーナ内ではアクリル板が配置され、メンバーや演者・スタッフの検温、消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンス、桑田と女性ダンサーとの接触は行わないといった感染拡大防止対策を徹底した[287][420]。スタッフはマスクやフェイスシールドを着用した[421]。チケットはライブ当日まで販売しており、チケット購入人数は18万人、推定視聴者数は50万人ほどであり[422]、ライブの収益の一部はアミューズ募金を通じて、新型コロナウイルス感染症の治療や研究開発にあたる医療機関に役立てられた[418]。同年の大晦日に横浜アリーナで無観客年越しライブ『Keep Smilin’〜皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!〜』が開催された[423]。前回とは違い、メンバーやスタッフの新型コロナウイルス感染症の防止や同年8月に松田が右肩の手術を受け復帰初のライブであることから、事前に収録したものが配信された[423]。
2021年、2022年はサザンとしてのシングル・アルバムの発売、ライブは行われておらず[424][425]、事実上の活動休止状態だが、活動休止などについてはメンバーから言及はされなかった。
45周年、10年ぶりの茅ヶ崎ライブ、YouTubeでの最高記録を樹立
[編集]デビュー45周年の2023年6月25日の前日の6月24日に、桑田のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』にて同年7月から3か月連続で新曲を配信リリースすること、同年秋に10年ぶりとなる茅ヶ崎公園野球場での『茅ヶ崎ライブ2023』を行うことを併せて報告した[426][427]。これに際して発表されたコメントや新曲「盆ギリ恋歌」「歌えニッポンの空」の歌詞は生まれ育った日本及び桑田の故郷である茅ヶ崎市への強い愛情が込められた内容になっている[426][428]。45周年を記念して開設された特設サイトでは後者の楽曲の歌詞を引用した「"ここが
また、デビュー45周年を迎えた2023年6月25日には公式YouTubeチャンネルにて『サザンオールスターズ45周年!! 感謝の“45曲”ライヴ配信特番「それ、何年? そうねだいたいね」on YouTube』を急遽実施し、Twitterのトレンドには「#サザン45」をはじめ番組関連キーワードが10個以上、50位以内にランクインするなど、SNS上を席巻し、ライブ配信番組としてはYouTube上でリアルタイムで1位を記録したほか、YouTubeで公開された45周年ティザー映像は急上昇チャートで5位となるなど、各所で大きな盛り上がりを見せた。また、当日に告知され、かつ配信された映像は全て過去の映像であり、すでに作品化されたものと、放送されたものからセレクトされ、アーカイブ配信はしない形のその場限りの特番だったにも関わらず、番組自体の同時接続者数(視聴者数)は最大で18万人を超えるなど、歴代最高齢での最高記録を樹立する快挙を達成し、『国民的ロックバンド』と言われるほどのサザンの人気の健在ぶりと影響力の高さを改めて示すことになった[431][432]。
2024年には新曲「恋のブギウギナイト」「ジャンヌ・ダルクによろしく」を発表[433]。9月23日には最後の夏フェス出演としてROCK IN JAPAN FESTIVALに参戦し約100分、19曲のステージを行った[434]。同年11月にはオリジナル・アルバム『THANK YOU SO MUCH』の発売が翌年3月になされること、及び1月から同名の全国ツアーが石川県産業展示館4号館での公演を皮切りに開催されることも発表された[435]。
評価
[編集]多くのファンにとってサザンは、幅広い音楽性、パフォーマンス、メンバーのキャラクターを含め、“良質なエンタテインメント”として楽しみ、“青春の1ページ”として心に刻まれているといわれ[81]、「日本の宝」「国宝バンド」「国民的バンド」「日本最高のポップスグループ」「日本人にとっての“心のふるさと”」と評される[437][438][439][194]。メンバーの人柄も評価されており、2014年にビクタースタジオを取材した『週刊文春』はサザンを「日本一のおもてなしバンド」と評した[440]。
ファンへの対応も評価されており、チーフマネージャーの話によるとメンバーは全員、ファンレターにはすべて目を通しており、返信ハガキが同封されたものには時間が許す限り返信を書いているという[441]。また、桑田は公式掲示板[249]やライブ後のアンケートの意見[442]にも目を通しており、それに対して共感したり[442]、ライブの演出の参考にすることもある[249]。
サザンの楽曲には桑田の出身地である神奈川県茅ヶ崎市や周辺都市が取り上げられることも多く、市の関係者をはじめとして知名度や経済への貢献を評価する声も多い[195][436]。このこともあり、茅ヶ崎をテーマにした楽曲を特集したSinging特設サイトでは「『故郷を歌う日本人ミュージシャン』と聞くと、きっと多くの方が<砂まじりの茅ヶ崎>でお馴染みのサザンオールスターズを連想するのではないでしょうか」といった評価がなされている[194]。
サザンの幅広い音楽性やエンターテインメント性は藤井フミヤ、浜崎あゆみ、aiko、平井堅、椎名林檎、亀田誠治、AI、JUJU、北川悠仁(ゆず)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、星野源を始めとした、ジャンルやイデオロギーを問わず広範なミュージシャンからリスペクトされている[443][444][445][446][447][448][449][450][451]。桑田が影響を受けた加山雄三や前川清、ファンを公言している坂本冬美を始めとした歌謡界の人物[452][453][454]、いとうせいこう、PES、R-指定(Creepy Nuts)を始めとしたヒップホップ界の人物からも高く評価されている[455][456][457]。ミュージシャンのみならず、政治家では安倍晋三[458]、山田宏[459]、岸田文雄[460]、弁護士では北村晴男[271][461]、医師では長尾和宏[462]、落語家では三代目 古今亭志ん朝[463]、立川志の輔[464]、三代目 桂春蝶[465]、林家たい平[466][467]、お笑い芸人では上岡龍太郎[468]、内村光良(ウッチャンナンチャン)[469]、爆笑問題[470]、さまぁ〜ず[324]、矢部浩之(ナインティナイン)[471]、出川哲朗[471]、ビビる大木[472]、遠藤章造(ココリコ)[473]、伊達みきお(サンドウィッチマン)[474]、いとうあさこ[475]、バカリズム[476]、ナイツ[477]、カンニング竹山[478]、せいや(霜降り明星)[479]、ヒコロヒー[208]、レイザーラモンRG(レイザーラモン)[480]、大谷ノブ彦(ダイノジ)[481]、ヤーレンズ[482]、男性アイドルでは東山紀之[483]、草彅剛[484]、大倉忠義(関ジャニ∞)[485]、女性アイドルでは兒玉遥[486][487]、遠藤さくら(乃木坂46)[488]、玉井詩織(ももいろクローバーZ)[489]、咲良菜緒(TEAM SHACHI)[490][491]、スポーツ選手では岡本和真[492]、小説家・作家では池井戸潤[493]、鈴木光司[494]、角田光代[495]、島本理生[496]、漫画家では弘兼憲史[497]、さくらももこ[498]、臼井儀人[499]、稲垣理一郎[500]、コラムニストでは勝谷誠彦[501]などのファンが存在している。2013年のサザンの35周年を記念して開設されたYahoo! JAPANでの特設サイトでは、サザンファンおよび桑田とゆかりのある広範な著名人[注釈 68]から祝福のコメントが寄稿された[456]。また、天皇・徳仁がサザンの楽曲を好んでいることが理髪を担当していた人物の証言によって明かされている[502]。
レイ・チャールズ[503][443]やKISS[504]など外国人アーティストからも高い評価を得ている。日本だけに留まらず英語圏、フランス語圏、中華圏、韓国を始めとした海外のファンも散見されており、前述したiTunesでの世界111カ国配信の開始はこうした海外のファンからのリクエストがあったことも影響している[505][506]。
桑田と親交がある世良公則は、自身が組んでいたツイスト[注釈 69]と異なりバンド活動を継続しているサザンに対して尊敬の念を持っていることを言及しており、「サザンには老衰になるまでやってほしい」とも語っている[507]。
サザンと同じく夏、海、湘南をテーマとした曲を多くヒットさせているTUBEとは、何かと比べられる事が多く、桑田はそのことを半ば自虐的にネタにすることがある[508]。双方が才能を認める発言をしたり、桑田がTUBEの楽曲「シーズン・イン・ザ・サン」をカバーしたこともある[注釈 70]。TUBEはデビュー前に参加したオーディションに、サザンの曲で出場したことがあり、TUBEのボーカルの前田亘輝は「サザンオールスターズがいなかったら、バンドをやっていなかった」と2024年8月12日放送の『明石家紅白!』(NHK総合テレビ)で語っている[509]。
亀田誠治は「サザンは、"大人の世界にはこんなお楽しみがあるんだぜ!!"と公共の電波に乗せて、国民的レベルで知らしめた画期的なバンドだと思うんです。(中略)忘れてはいけないことは、桑田さんは、どんなにやんちゃをしても、どんなに激しいメッセージを出したり、どんなにエッチなことを言ったりしても、基本にあるのは"ラブ&ピース"であって、破壊的なパフォーマンスは絶対にしないということです」と評している[510]。
2003年にHMVが発表した『邦楽アーティストの重要な100人(Top 100 Japanese pops Artists - No.1)』の第1位にサザンが選ばれ、桑田も個人として12位に選出された[511]。
平成のカラオケで最も歌われたアーティストとして、第一興商が運用しているDAMでは5位、エクシングが運用しているJOYSOUNDでは8位を記録した[512][513][514]。
2019年の日経エンタテインメント!のタレントパワーランキング(音楽編)において、サザンが2位となり、桑田も個人として3位に入った[515]。
東洋経済オンラインでは、2021年4月の時点でドラマ主題歌を最も担当した歌手ランキングにおいてサザン(桑田・原ソロ含む)が22曲で2位となった[516]。
受賞
[編集]日本レコード大賞
[編集]年 | 作品 | カテゴリー |
---|---|---|
1979 | 10ナンバーズ・からっと | ベスト・アルバム賞 |
1981 | ステレオ太陽族 | '81アルバムベスト10 |
1982 | NUDE MAN | ベスト・アルバム賞 '82アルバムベスト10 |
1983 | 綺麗 | ベスト・アルバム賞 '83アルバムベスト10 |
1984 | 人気者で行こう | 優秀アルバム賞 |
1985 | KAMAKURA | 優秀アルバム賞 |
1990 | 真夏の果実 | 最優秀ロック・ボーカル賞 ロック・ゴールド・ディスク賞 |
Southern All Stars | 優秀アルバム賞 | |
1992 | 世に万葉の花が咲くなり | アルバム大賞 優秀アルバム賞 |
涙のキッス | ゴールド・ディスク賞 | |
2000 | TSUNAMI | 日本レコード大賞[517] 優秀作品賞[517] |
2014 | 東京VICTORY | 優秀作品賞 |
2015 | 葡萄 | 最優秀アルバム賞 |
2018 | 該当なし | 特別賞 |
日本ゴールドディスク大賞
[編集]年 | 作品 | カテゴリー |
---|---|---|
1990 | 該当なし | アーティスト・オブ・ザ・イヤー ベスト5・アーティスト・オブ・ザ・イヤー |
1991 | 該当なし | ベスト5アーティスト賞 |
稲村ジェーン | アルバム賞 ロック・フォーク部門(男性) | |
1993 | 該当なし | ベスト5アーティスト賞 |
涙のキッス | ベスト5・シングル賞 | |
1994 | 江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley[注釈 71] | アルバム賞 企画部門 |
1999 | 海のYeah!! | ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー |
さくら | ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー | |
2000 | TSUNAMI | ソング・オブ・ザ・イヤー |
2001 | バラッド3 〜the album of LOVE〜 | ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー |
2004 | 涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜 | ソング・オブ・ザ・イヤー |
2005 | 君こそスターだ/夢に消えたジュリア | ソング・オブ・ザ・イヤー |
2006 | キラーストリート | ロック&ホップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー |
2009 | I AM YOUR SINGER | シングル・オブ・ザ・イヤー |
2019 | 海のOh, Yeah!! | アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽) ベスト5アルバム(邦楽) |
日本有線大賞
[編集]年 | 作品 | カテゴリー |
---|---|---|
1978 | 勝手にシンドバッド | 新人賞[518] |
1979 | いとしのエリー | 有線音楽賞[518] |
1982 | 該当なし | 最多リクエスト歌手賞[518] |
匂艶 THE NIGHT CLUB | 有線音楽賞[518] | |
1993 | エロティカ・セブン EROTICA SEVEN | 有線音楽優秀賞[518] |
その他の賞
[編集]- SPACE SHOWER Music Video Awards
- 特別賞(1998年)
- BEST ART DIRECTION VIDEO「愛と欲望の日々」(2005年)
- ゴールデン・アロー賞
- 音楽賞(2000年)[519]
- JASRAC賞
- 金賞「TSUNAMI」(2001年)
- 菊池寛賞(2013年)[520]
- CDショップ大賞
- マエストロ賞 『葡萄』(2016年)
- マエストロ賞『海のOh, Yeah!!』(2019年)[521]
- MTV Video Music Awards Japan
- SAS Lifetime Achievement Award Japan(2018年)[522]
- 文化庁メディア芸術祭
- エンターテイメント部門 審査委員会推薦作品「闘う戦士たちへ愛を込めて」ミュージック・ビデオ (2019年)[523]
記録
[編集]オリコン
[編集]シングル記録
[編集]- シングル売上枚数:2535.2万枚(2019年9月現在)[注釈 72]
- シングル1位獲得数:16作品(歴代23位タイ・2018年9月現在)
- シングルTOP10獲得数:45作品(歴代14位タイ・2017年10月現在)
- 10位内獲得最多週数:253週(歴代1位・2014年現在)
- トップ100同時滞在最多数:44作品(歴代1位・2005年7月4日付)[527]
- 最長キャリア首位獲得記録数:36年2か月(グループ歴代1位・2014年現在)[30][528]
- 4つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2010年代(歴代1位タイ)[30]
- 1980年代 「さよならベイビー」
- 1990年代 「ネオ・ブラボー」「涙のキッス」「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」
- 2000年代「TSUNAMI」「勝手にシンドバッド[注釈 73]」「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」「彩 〜Aja〜」「君こそスターだ/夢に消えたジュリア」「愛と欲望の日々」「DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜」「I AM YOUR SINGER」
- 2010年代「ピースとハイライト」「東京VICTORY」
- シングルミリオン獲得数:5作品 (ミリオン・4作品/ダブルミリオン・1作品)(歴代5位タイ・2016年現在)[注釈 74][529]
- シングル歴代売上ランキング:4位「TSUNAMI」[379]
- CDシングル歴代売上ランキング:2位「TSUNAMI」
アルバム記録
[編集]- アルバム1位獲得数:17作品(歴代5位タイ・2016年9月現在)[530]
- 最長キャリア首位獲得記録数:40年2か月(国内グループ歴代1位)[405]
- 4つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2010年代(歴代2位タイ・グループ歴代1位タイ)[405][531][532][533][注釈 75]
- 1980年代『タイニイ・バブルス』『ステレオ太陽族』『NUDE MAN』『綺麗』『人気者で行こう』『KAMAKURA』『すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS』
- 1990年代『Southern All Stars』『稲村ジェーン』『世に万葉の花が咲くなり』『HAPPY!』『Young Love』『海のYeah!!』『さくら』
- 2000年代『バラッド3 〜the album of LOVE〜』『キラーストリート』
- 2010年代『葡萄』『海のOh, Yeah!!』
- 週間1位を獲得したアルバム作品の値段:『すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61SONGS』(税込1万円[注釈 76]、歴代1位)[534]
- アルバム歴代売上ランキング:8位『海のYeah!!』
- アルバムミリオン獲得数:7作品 (ミリオン・4作/ダブルミリオン・2作/トリプルミリオン・1作)(歴代7位)
映像作品記録
[編集]- 最長キャリア首位獲得記録数:45年9か月(歴代1位・2024年4月現在)[535]
- 映像3部門同時連続1位獲得作品数:5作(歴代4位・2024年4月現在)[535]
- 5つの年代(西暦)で首位獲得:1980年代 - 2020年代(歴代1位・2024年現在)[535]
- 1980年代:『女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)』
- 1990年代:『歌う日本シリーズ 1992〜1993 LIVE at YOKOHAMA ARENA 29th Dec.1992』
- 2000年代:『FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME』『真夏の大感謝祭 LIVE』
- 2010年代:『SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 胸熱完全版』『おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-』『LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!” だと!? ふざけるな!!』『21世紀の音楽異端児 (21st Century Southern All Stars Music Videos)』
- 2020年代:『茅ヶ崎ライブ2023』
ザ・ベストテン
[編集]- 16週以上ベストテン入りした曲:4位タイ「いとしのエリー」
- 100週以上ベストテン入りした歌手:歴代9位(120週)
- 10曲以上ベストテン入りした歌手:歴代13位タイ(14曲)
- 10週以上第1位を獲得した歌手:歴代9位(14週)
- 3曲以上第1位を獲得した歌手:歴代8位タイ(4曲)
ストリーミング認定
[編集]2019年12月20日、各配信サイトにてこれまでの全シングル・アルバムのサブスクリプション配信が開始した。日本レコード協会でストリーミング認定された楽曲は下記の通り[536]。
曲名 | 認定 |
---|---|
「TSUNAMI」 | シルバー認定(2021年6月) |
ゴールド認定(2022年2月) | |
プラチナ認定(2023年7月) | |
「真夏の果実」 | シルバー認定(2021年10月) |
ゴールド認定(2022年8月) | |
プラチナ認定(2024年1月) | |
「涙のキッス」 | ゴールド認定(2023年10月) |
「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」 | ゴールド認定(2024年1月) |
「いとしのエリー」 | ゴールド認定(2024年4月) |
「希望の轍」 | ゴールド認定(2024年7月) |
「勝手にシンドバッド」 | ゴールド認定(2024年11月) |
作品
[編集]シングル
- 1978年: 勝手にシンドバッド
- 1978年: 気分しだいで責めないで
- 1979年: いとしのエリー
- 1979年: 思い過ごしも恋のうち
- 1979年: C調言葉に御用心
- 1980年: 涙のアベニュー
- 1980年: 恋するマンスリー・デイ
- 1980年: いなせなロコモーション
- 1980年: ジャズマン (JAZZ MAN)
- 1980年: わすれじのレイド・バック
- 1980年: シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー
- 1981年: Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)
- 1981年: 栞のテーマ
- 1982年: チャコの海岸物語
- 1982年: 匂艶 THE NIGHT CLUB
- 1982年: Ya Ya (あの時代を忘れない)
- 1983年: ボディ・スペシャル II (BODY SPECIAL)
- 1983年: EMANON
- 1983年: 東京シャッフル
- 1984年: ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
- 1984年: Tarako
- 1985年: Bye Bye My Love (U are the one)
- 1985年: メロディ (Melody)
- 1988年: みんなのうた
- 1989年: 女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
- 1989年: さよならベイビー
- 1989年: フリフリ'65
- 1990年: 真夏の果実
- 1991年: ネオ・ブラボー!!
- 1992年: シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA
- 1992年: 涙のキッス
- 1993年: エロティカ・セブン EROTICA SEVEN
- 1993年: 素敵なバーディー (NO NO BIRDY)
- 1993年: クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)
- 1995年: マンピーのG★SPOT
- 1995年: あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
- 1996年: 愛の言霊 〜Spiritual Message〜
- 1996年: 太陽は罪な奴
- 1997年: 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜
- 1997年: BLUE HEAVEN
- 1998年: LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
- 1998年: PARADISE
- 1999年: イエローマン 〜星の王子様〜
- 2000年: TSUNAMI
- 2000年: HOTEL PACIFIC
- 2000年: この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜
- 2003年: 涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜
- 2004年: 彩 〜Aja〜
- 2004年: 君こそスターだ/夢に消えたジュリア
- 2004年: 愛と欲望の日々/LONELY WOMAN
- 2005年: BOHBO No.5/神の島遥か国
- 2006年: DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜
- 2008年: I AM YOUR SINGER
- 2013年: ピースとハイライト
- 2014年: 東京VICTORY
配信シングル
- 2018年: 闘う戦士たちへ愛を込めて
- 2018年: 壮年JUMP
- 2019年: 愛はスローにちょっとずつ
- 2023年: 盆ギリ恋歌
- 2023年: 歌えニッポンの空
- 2023年: Relay〜杜の詩
- 2024年: 恋のブギウギナイト
- 2024年: ジャンヌ・ダルクによろしく
オリジナル・アルバム
- 1978年: 熱い胸さわぎ
- 1979年: 10ナンバーズ・からっと
- 1980年: タイニイ・バブルス
- 1981年: ステレオ太陽族
- 1982年: NUDE MAN
- 1983年: 綺麗
- 1984年: 人気者で行こう
- 1985年: KAMAKURA
- 1990年: Southern All Stars
- 1990年: 稲村ジェーン
- 1992年: 世に万葉の花が咲くなり
- 1996年: Young Love
- 1998年: さくら
- 2005年: キラーストリート
- 2015年: 葡萄
- 2025年: THANK YOU SO MUCH
ライブ・コンサートツアー
[編集]年 | タイトル | 公演日・会場 |
---|---|---|
1978年 - 1979年 | サザンオールスターズデビューコンサート「胸さわぎ」 |
全9公演 1978年 |
1979年 | 春五十番コンサート |
全50公演 3月20日 平塚市民センター |
Further on up the road |
全42公演 9月22日 埼玉会館 | |
1980年 | サザンオールスターズがやってくる ニャー! ニャー! ニャー! |
全40公演 7月19日 田園コロシアム |
ゆく年・くる年コンサート | ||
1981年 | そちらにおうかがいしてもよろしいですか? |
全40公演 7月4日 茅ヶ崎市民文化会館 |
1982年 | 愛で金魚が救えるか? サザンオールスターズ Paa Pooツアー '82 |
全9公演 1月9日 福岡サンパレス |
1982年 - 1983年 | 青年サザンのふらちな社会学 ツアー THE NUDE MAN |
全57公演 1982年 |
1983年 - 1984年 | SASたいした発表会 私は騙された!!ツアー '83〜'84 |
全49公演 1983年 |
1984年 | 少年マガジンプレゼンツ 熱帯絶命!ツアー夏 「出席とります」 |
全6公演 7月20日 横浜スタジアム |
1984年 - 1985年 | 大衆音楽取締法違反 "やっぱりアイツはクロだった!" 実刑判決2月まで |
全50公演 1984年 |
1984年 | 縁起者で行こう | 12月31日 新宿コマ劇場
|
1985年 | 富士通スペシャル KAMAKURA TO SENEGAL SOUTHERN ALL STARS avec TOURÉ KUNDA |
|
1988年 | NISSEKI SUPER LIVE 100 真夏の夜の夢 サザンオールスターズプレゼンツ 1988大復活祭 |
全20公演 7月26日 西武ライオンズ球場 |
1989年 | サザンオールスターズ ハッピーニューイヤーズ'イブ いっちゃエ!'89 サザンde'90 | 12月31日 横浜アリーナ
|
1990年 | Panasonic Cheers!! Southern All Stars Concert Tour 1990 夢で逢いまSHOW |
全27公演 2月28日 横浜アリーナ |
恒例!年越しライブ サザンオールスターズ 歌うサザンに福来たる | 12月31日 横浜アリーナ
| |
1991年 | WOWOW MEETS Southern All Stars THE 音楽祭 1991 |
全10公演 8月14日 ナゴヤ球場 |
Coca-Cola Special サザンオールスターズ 闘魂!! ブラディ・ファイト 年越しLIVE |
全3公演 12月29日 横浜アリーナ | |
1992年 | 南天群星 北京で逢いましょう | |
1992年 - 1993年 | NTT DoCoMo PRESENTS サザンオールスターズ コンサートツアー "歌う日本シリーズ 1992〜1993" |
全40公演 1992年 |
1993年 - 1994年 | Victor PRESENTS サザンオールスターズ1993年末スペシャル 「しじみのお味噌汁」コンサート |
|
1995年 | サザンオールスターズ スーパー・ライブ・イン・横浜 ホタル・カリフォルニア |
全2公演 8月5日 横浜みなとみらい21 臨港パーク |
1996年 | KIRIN LAGER PRESENTS サザンオールスターズ スタジアムツアー 1996 「ザ・ガールズ万座ビーチ」 |
全15公演 8月4日 つま恋多目的広場 |
SOUTHERN ALL STARS 1996 年越しライブ in 横浜アリーナ 「牛」 |
全3公演 12月28日 横浜アリーナ | |
1997年 | サザンオールスターズ 年越しライブ 1997 「おっぱいなんてプー」 |
全4公演 12月27日 横浜アリーナ |
1998年 | 1998年 夏 サザンオールスターズ スーパーライブ in 渚園 "モロ出し祭り 〜過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ〜" | |
1999年 | 三菱電機 DIGITAL FESTA サザンオールスターズ 1999 「 |
全22公演 3月24日 宮城県総合運動公園総合体育館 |
サザンオールスターズ・シークレットライブ '99 SAS事件簿 in 歌舞伎町 |
全2公演 9月26日 LIQUIDROOM | |
SAISON CARD PRESENTS サザンオールスターズ 年越しLIVE 1999 「晴れ着 DE ポン」 |
全4公演 12月27日 横浜アリーナ | |
2000年 | サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ |
全2公演 8月19日 茅ヶ崎公園野球場 |
サザンオールスターズ 年越しライブ '00-'01 「ゴン太君のつどい」 |
全4公演 12月27日 横浜アリーナ | |
2003年 | SAS応援団 presents サザンオールスターズ SUMMER LIVE 2003 「流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜」 ファンクラブ・スペシャルライブ |
全4公演 7月28日 Zepp Fukuoka |
JAL presents サザンオールスターズ SUMMER LIVE 2003 「流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜」 supported by WOWOW |
全6公演 8月16日 名古屋市国際展示場 特設野外ステージ | |
特別公演 サザンオールスターズ SUMMER LIVE 2003 「流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜」 in OKINAWA |
全2公演 9月6日 宜野湾海浜公園 野外劇場 | |
2004年 | SAS応援団 presents サザンオールスターズ 真夏の夜の生ライブ 〜海の日スペシャル〜 |
7月18日 ディファ有明
|
サザンオールスターズ 年越しライブ 2004-2005 「暮れのサナカ」 |
全4公演 12月27日 横浜アリーナ | |
2005年 | TOYOTA presents SOUTHERN ALL STARS Live Tour 2005 みんなが好きです! supported by RUSS-K |
全21公演 10月13日 広島文化学園HBGホール |
2008年 | au by KDDI presents サザンオールスターズ 「真夏の大感謝祭」 30周年記念LIVE supported by WOWOW |
全4公演 8月16日 日産スタジアム |
2013年 | WOWOW presents サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 supported by Volkswagen Golf |
全9公演 8月10日 日産スタジアム |
2014年 | サザンオールスターズ 年越しライブ2014 「ひつじだよ!全員集合!」 |
全4公演 12月27日 横浜アリーナ |
2015年 | WOWOW presents サザンオールスターズ LIVE TOUR 2015 「おいしい葡萄の旅」 |
全23公演 4月11日 愛媛県武道館 |
2018年 | サザンオールスターズ キックオフライブ 2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」 |
全2公演 6月25日 NHKホール |
2019年 | WOWOW presents サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019 「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」 supported by 三ツ矢サイダー |
全22公演 3月30日 セキスイハイムスーパーアリーナ |
2020年 | サザンオールスターズ 特別ライブ 2020 「Keep Smilin' 〜皆さん、ありがとうございます!!〜」 | 6月25日 横浜アリーナ(配信ライブ)
|
サザンオールスターズ ほぼほぼ年越しライブ 2020 「Keep Smilin' 〜皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!〜」 supported by SOMPOグループ |
12月31日 横浜アリーナ(配信ライブ)
| |
2023年 | サザンオールスターズ 「茅ヶ崎ライブ2023」 powered by ユニクロ |
全4公演 9月27日 茅ヶ崎公園野球場 |
2025年 | サザンオールスターズ LIVE TOUR 2025 「THANK YOU SO MUCH!!」 powered by ユニクロ |
全26公演 1月11日 石川県産業展示館4号館 |
その他イベント
[編集]年 | タイトル | 公演日[注釈 82]・会場 |
---|---|---|
1976年 | Better Days第2回定例コンサート[注釈 83] | 目黒区民センター
|
1977年 | East West'77 | 中野サンプラザ
|
1978年 | Live at 日立Lo-Dプラザ | 2月11日 日立Lo-Dプラザ
|
学園祭コンサート |
全17公演 大学17か所 | |
1979年 | JAPAN JAM[注釈 84] |
全3公演 8月4日 江の島特設会場 |
グンゼ・ニューミュージック共和国[注釈 85] | 10月11日 東京郵便貯金会館
| |
1980年 | JAPAN JAM 2 |
全2公演 8月16日 横浜スタジアム |
1982年 | ALL THAT サザンオールスターズ | 3月5日 大阪厚生年金会館
|
FM長崎開局記念コンサート | 10月上旬 長崎市公会堂
| |
1983年 | オールナイトニッポンスーパーフェス'83 ASAHI BEER JAM | 7月24日 西武ライオンズ球場
|
NAGOYA SUMMER JAM '83 | 7月29日 ナゴヤ球場
| |
'83 JAM JAM スーパーロック・フェス | 7月30日 大阪南港フェリーターミナル前広場
| |
北海道スーパー・ジャム '83 | 8月6日 真駒内屋外競技場
| |
年越しライブ「俺たち今年も縁起者!」[注釈 86] | 12月31日 渋谷ライブ・イン
| |
1985年 | 国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW | 6月15日 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場
|
1997年 | SOUTHERN ALL STARS SUMMER SPECIAL 01MESSAGE[注釈 87] | 8月24日 ビクタースタジオ
|
1998年 | FINAL COUNTDOWN SESSION 「来ればわかる!!」 〜NISSIN POWER STATION〜 | 6月6日 日清パワーステーション
|
2003年 | サザンオールスターズ SPECIAL LIVE IN 建長寺 | 6月28日 建長寺
|
2005年 | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 | 8月7日 国営ひたち海浜公園
|
2006年 | THE 夢人島 Fes.2006 WOW!! 紅白! エンタのフレンドパーク Hey Hey ステーション …に泊まろう! |
全2公演 8月26日 浜名湖ガーデンパーク |
2018年 | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 | 8月12日 国営ひたち海浜公園
|
2024年 | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA | 9月23日 国営ひたち海浜公園
|
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA サザンオールスターズ ライブ・ビューイング アンコール上映 |
全7公演 12月13日 国営ひたち海浜公園 |
出演
[編集]テレビ番組
[編集]- サザンの勝手にナイトあっ!う○こついてる(1984年4月7日 - 9月、日本テレビ) - コント番組。三宅裕司ら劇団スーパー・エキセントリックシアターの劇団員と共演。[540][541]
- いい加減にします!(1984年10月6日 - 1985年3月30日、日本テレビ) - 準レギュラー。上記の後身番組。
ラジオ番組
[編集]- 電撃わいどウルトラ放送局(1979年4月 - 1980年3月、ラジオ関東)
CM
[編集]- メンバーが複数人出演のみ記載。
出演年 | 企業名 | プロモーション商品など | テーマ |
---|---|---|---|
1979年 | 日清食品 | 日清焼そばU.F.O. | — |
1979年〜1980年 | ヤマザキビスケット | チップスター | — |
1980年 | アサヒ飲料 | 三ツ矢サイダー | — |
2017年 | 夏とサザンとサイダーと | ||
2018年 | 三ツ矢andサザン2018 | ||
1981年 | アシックス / モンクレール | ダウンジャケット | — |
1982年 | 日産自動車 | パルサー | — |
1982年 | 松下電器 (現:パナソニック) |
ヘッドホンステレオ World Way | — |
1985年 | TDK[注釈 88] | カセットテープ AD | — |
富士通 | 富士通テレフォン | — | |
大塚製薬[注釈 88] | オロナミンCドリンク | — | |
1992年 | NTTドコモ[注釈 89] | — | — |
1996年 | 麒麟麦酒 | ラガー | — |
1998年 | 三菱電機 | Pedion | — |
2003年 | 日本航空 | — | FLY! JAL! '03 |
2004年 | — | FLY! JAL! '04 Spring、FLY! JAL! '04 Summer | |
2004年〜2006年 | トヨタ自動車 | — | MORE THAN BEST |
2008年 | 資生堂 | — | サマーキャンペーン |
KDDI | au LISMO | 「LISMO Recommend サザンオールスターズ」キャンペーン | |
2013年 | フォルクスワーゲン | ゴルフ | — |
三井住友銀行 | — | NEVER STOP CHANGING | |
2015年 | WOWOW | — | — |
2023年 | ユニクロ[542] | ヒートテック | — |
NHK紅白歌合戦出場歴
[編集]年度 | 放送回 | 回 | 曲目 | 出演順[注釈 90] | 対戦相手 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1979年 | 第30回 | 初 | いとしのエリー | 7/23 | 大橋純子 | |
1982年 | 第33回 | 2 | チャコの海岸物語 | 7/22 | Sugar | |
1983年 | 第34回 | 3 | 東京シャッフル | 15/21 | 青江三奈 | |
2014年 | 第65回 | 4 | ピースとハイライト〜東京VICTORY | 特別企画 | (対戦相手なし) | トリ前、シークレットゲスト |
2018年 | 第69回 | 5[注釈 91] | 希望の轍〜勝手にシンドバッド | 特別企画 | (対戦相手なし) | 「究極の大トリ」 |
関連書籍
[編集]- 『勝手にシンドブック』(ベップ出版、1979年)
- 『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』(桑田佳祐著、エッセイつき歌詞集、新潮社、1984年) ISBN 4-10-135301-8
- 『ケースケランド』(桑田佳祐著、集英社、1984年) ISBN 4-08-780079-2
- 『ロックの子』(桑田佳祐著、インタビュー構成萩原健太、講談社文庫、1987年) ISBN 4-06-184043-6
- 『ブルーノート・スケール』(桑田佳祐著、ロッキング・オン、1987年) ISBN 4-947599-13-8
- 『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん'84-'90』(桑田佳祐著、上記の同名作品の続編、新潮社、1990年) ISBN 4-10-135302-6
- 『突然ですがキリギリス―サザンオールスターズ音楽青春物語』(関口和之著、集英社文庫、1991年) ISBN 4-08-749719-4
- 『娘心にブルースを』(原由子著、ソニーマガジンズ、1998年) ISBN 4-7897-1284-2
- 『地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ』(萩原健太・大畑幸子・太田綾子・佐伯明・前田祥丈著、株式会社アミューズ監修、TOKYO FM出版、1999年) ISBN 4-88745-034-6
- 『地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ 改訂版』(株式会社アミューズ監修、上記の同名作品に新作などを追加した新装版、TOKYO FM出版、2005年) ISBN 4-88745-135-0
- 『クワタを聴け!』(中山康樹著、集英社新書、2007年) ISBN 4-08-720380-8
- 『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん 桑田佳祐 言の葉大全集』(桑田佳祐著、上記の同名作品の続々編、新潮社、2012年)ISBN 978-4-10-332831-5
- 『サザンオールスターズ 1978-1985』(スージー鈴木著、2017年、新潮新書)ISBN 978-4106107245
- 『サザンオールスターズ公式データブック 1978-2019』(株式会社リットーミュージック出版、2019年)ISBN 978-4-8456-3361-6
- 『桑田佳祐論』(スージー鈴木著、2022年、新潮新書)ISBN 4106109549
- 『いわゆる「サザン」について』(小貫信昭著、2024年、水鈴社)ISBN 978-4-16-401008-2
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ デビューから約23年間は6人組[12]。
- ^ 主のメロディーを効果的に補う別のメロディーのこと。オブリガートともいう[51]。
- ^ 1984年の著書 「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」での発言であり、ここで述べる三年前とは1981年を指す[60]。
- ^ 指揮する、方向づけるなどの意味をもつ[64]。
- ^ サザンの世代ではない10代・20代は音楽番組や自身の親が楽曲を聞いていたことからサザンを知り、ファンになった人が多い傾向がある[81]。
- ^ 現在はサザンオールスターズの10枚目アルバムとしてナンバリングされている[92]。
- ^ サザンの多くのアルバムに収録されている「希望の轍」は「稲村オーケストラ」名義のものであり、音楽番組『ミュージックステーション』においても同名義で出演した[93]。
- ^ 砂山オールスターズの読みはさざんオールスターズである。
- ^ 「チャコの海岸物語」「海」など[101][102]。
- ^ 「真夏の果実」「TSUNAMI」など[103]。
- ^ 春では「彩 〜Aja〜」[105]、秋では「NEVER FALL IN LOVE AGAIN」[106]、冬では「シャ・ラ・ラ」「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」「LONELY WOMAN」[107][108][109] などがある。また「通りゃんせ」「イヤな事だらけの世の中で」のように一曲の中で全ての季節を想起させるフレーズを入れた楽曲もある[40][41]。
- ^ 「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」など[112]。
- ^ 「女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ) 」など[114]。
- ^ 「恋するマンスリー・デイ」[96]。
- ^ 「夕陽に別れを告げて 〜 メリーゴーランド」など[115]。
- ^ 「Ya Ya (あの時代を忘れない)」は歌詞に青山学院大学の音楽サークル「BETTER DAYS」が登場する[1]。
- ^ 「壮年JUMP」「DING DONG(僕だけのアイドル)」[116][117]。
- ^ 「CHRISTMAS TIME FOREVER」「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」[117][108]など。
- ^ 「君こそスターだ」「東京VICTORY」など[118][119]。
- ^ a b 「ピースとハイライト」「東京VICTORY」など[34][35]。桑田は自身のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』でも「日本の国民のみなさんは素敵で優しい人たちだと思う。この国に生まれて良かったなと思います」「私は日本を愛する者ですし、平和を願う者として、“希望の苗を植えていこうよ、地上に愛を植えていこうよ”というメッセージをお伝えしたい」という旨を発言している[120][121]。また、2014年秋に桑田が紫綬褒章を受章することが報じられた際には「日本が、そして世界が平和でありますように」とコメントしている[122]。
- ^ 「イヤな事だらけの世の中で」など[123]。
- ^ 「ナチカサヌ恋歌」「平和の琉歌」「神の島遥か国」など[125][126][124]。
- ^ 「ネオ・ブラボー!!」など[127]。
- ^ 「Missing Persons」など[128]。
- ^ 「マイ フェラ レディ」「パリの痴話喧嘩」[129][130]など。
- ^ 新しい日本様式の意味をもつ[131]。
- ^ 「殺しの接吻 〜Kiss Me Good-Bye〜」「
別離 」など[134][135]。 - ^ 「走れ!!トーキョー・タウン」[147]「Tarako」「Japaneggae (Sentimental)」など[148]。
- ^ 人格などの意味をもつ[154]。
- ^ 関口は「ひょうたんからこま」[161]、松田は「君に贈るLOVE SONG」[162]、原は「すけっちぶっく」[163]、大森は「LOVE SICK CHICKEN」[164]などの楽曲を制作している。
- ^ 「私はピアノ」「流れる雲を追いかけて」「そんなヒロシに騙されて」「シャボン」「鎌倉物語」「ナチカサヌ恋歌」「ポカンポカンと雨が降る (レイニー ナイト イン ブルー)」「恋の歌を唄いましょう」「唐人物語 (ラシャメンのうた)」「山はありし日のまま」「リボンの騎士」「人生の散歩道」「ワイングラスに消えた恋」「北鎌倉の思い出」が該当する[165][166][167][168][169][170][171][172][173][174][175][176][177][178]。
- ^ 全員で制作した楽曲は「ブルースへようこそ」[181]「シャッポ」[182]、メンバー同士で共作した楽曲は関口と原の「チャイナムーンとビーフン娘」[183]、桑田と原の「人生の散歩道」[176]など。
- ^ 在日韓国人がテーマの楽曲「LOVE KOREA」を発表した際に桑田を在日認定するなどのデマが流れた[233][232]。桑田は日本人であり、2021年の著書『ポップス歌手の耐えられない軽さ』の中の原によるあとがき『女房の日記』で正確な出自が記載されている[234]。
- ^ 東日本大震災が発生した2011年に神戸市で開催されたライブでは「私の世紀末カルテ」の替え歌で阪神・淡路大震災の被災者に寄り添う歌詞を披露した[252]。
- ^ 新疆とは新しい土地を意味する言葉である[263]。
- ^ 特に拉致問題に触れた「漫画ドリーム07」では「国交正常化などという美談で事実を風化させるなよ」[262]、ウイグルでの事件に触れた「漫画ドリーム09」では「かの国の統制と弾圧の下 涙溢る民族(たみ)」「『新疆』という意味[注釈 35]…これすら、妙だろ!?」などと歌っている[264]。
- ^ 例えば「弥蜜塌菜のしらべ」は三ツ矢サイダーのCMソングとして制作されたものであり、「蛍」は映画『永遠の0』を見たうえで制作された[273][257]。
- ^ AKB48は「天国オン・ザ・ビーチ」のMVにも登場するが、一方、桑田はAKB48には負けたくないと述べている[289][290]。
- ^ 一例として、サザンが大事なイベントでいつも雨に見舞われた思い出から「40年間、雨バンドです」と自虐ネタを行ったことがある[293]。
- ^ 2004年に開催された年越しライブ『暮れのサナカ』で桑田が工藤俊作、関口が丹下左膳を演じた『探偵物語』のパロディコントが上映されたり[294]、2020年の無観客年越しライブ『Keep Smilin’〜皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!〜』で居間のセットで炬燵を囲んだサザンの面々のVTRが登場し「まるでザ・ドリフターズのコントみたいだ」と評されるなどしている[295]。
- ^ 桑田は「今年最大のヒット曲です」と前振りをして「一緒に歌って頂戴」と囁いた上で生ギター一本で原曲に忠実に演奏・歌唱し、観客も一緒に歌唱したため会場が一体となっての国歌斉唱となった[298][299]。また、9月27日の公演での演奏後には「いい曲ですが、アレンジが悪いと思いました。今日のコラムでした」と『多事争論』のパロディギャグを挟んでいる[298]。
- ^ 桑田は後年にもラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(TOKYO FM) 2010年5月29日放送分の生歌のコーナーで独唱している[300]。また、2014年11月14日に紫綬褒章を受章した際の伝達式で、他の受章者と共に歌唱する姿が報道されたことがある[301]。
- ^ このライブが行われる1か月前(1999年8月13日)には国旗及び国歌に関する法律が施行されている[302]。
- ^ 1966年6月30日から7月2日にビートルズ日本公演が日本武道館で開催された[283]。
- ^ 大森のバンドにドラマーがいなかったことから、バンドメンバーの友人である松田にドラムを借りることになった。
- ^ バンド名が多く変更されたのは、桑田がバンド名にこだわりがなく、コンテストに出場するたびに目立ってやろうの精神から奇抜なバンド名にしたからとされる[305]。
- ^ 後にトランザムのメンバーとなる。
- ^ 野沢は当初セミプロであることを理由に大森の勧誘を断っていたが、「EastWest」が終了しデビューが決まったころに加入を決断している[306][307]。
- ^ 前述のEastWestで披露した曲であり、当時の代表曲といえる存在である。
- ^ それ以前にも大学の学園祭などでライブを行っている[323]。
- ^ a b この当時の風潮やサザンに対する印象の変化についてはサザンファンを公言しており且つ初期の時点からリアルタイムで楽曲を耳にしてきたさまぁ〜ず、太田光(爆笑問題)、北村晴男などが証言している[324][325][326][271]。
- ^ a b c d e 出荷枚数はビクター調べ。
- ^ 売上枚数はそれぞれ8.7万枚、5.5万枚、9.8万枚、3.7万枚、3.4万枚であり「いとしのエリー」のヒットと比べるとふるわなかった[332]。
- ^ 評判を受けて、1981年4月にサザンのメンバーの中で最初に原が「I Love Youはひとりごと」でソロデビューを果たし、プロデュースは桑田が担当している[319]。
- ^ 同アルバムから7枚目アルバム『人気者で行こう』までは4枚連続で毎年7月に発売された[335]。
- ^ このころからサザンは自分たちがやりたい音楽よりも消費者が求める音楽に合わせて楽曲制作を行うようになったとされる[336]。
- ^ 桑田による三波春夫をモチーフにしたパフォーマンスが物議を醸した[339][340]。しかしながら会場のウケは良く、得点集計コーナーで桑田と三波が並んだ際は客席から大爆笑が起こったほか、当の三波はこのパフォーマンスを寛大に受け止め、桑田の芸に対する真摯さと人柄を称えるコメントを後にしている[341]。
- ^ ただし、1973年から内田裕也主催の『New Years World Rock Festival』が開催されており、年を跨いで行われる音楽イベントはそれ以前にも存在している[345]。同イベントについては桑田は出演オファーを内田から貰ったことがあったが、自身の年越しライブと重なり出演が実現しなかったことを明かしている[346]。
- ^ このころのサザンは桑田が言うには恵まれすぎていた時期で、ライブは超満員が当たり前になっていたが、バンドのためにはハングリー精神が必要だと思っていた[349]。
- ^ 小林はサザンのブレーンとして活躍し、当時7人目のサザンとも評される[355]。
- ^ この年の日本レコード大賞は、同曲と「おどるポンポコリン」が大賞を争い、結果「おどるポンポコリン」が大賞を受賞となったが、桑田は大賞が欲しかったと語った[360]。
- ^ 当時の茅ヶ崎市の人口の約4分の1である5万人分の署名を獲得した[381]。
- ^ 2006年のTHE 夢人島 Fes.を最後に実質的にサザンとしての活動は行われていなかったが、この間を活動休止期間と定めていない。
- ^ サザン復活のきっかけはその他にも、東日本大震災の被災者から『宮城ライブ』の開催時期と前後して「サザンの歌を聴いて励まされ、これからも頑張ります」「桑田さんもご病気をされて、大変でしたね。私たちはサザンを待ちますから無理しないでください。いつまでも待っています」といった手紙が多く届いたことも影響しており、桑田は「ありがたいと同時に、奮い立たされる。すごく大きな力になった」と語っている[82]。
- ^ こちらは2018年まで自身の楽曲が使用された内容が複数のバージョンで放送された[408]。
- ^ 白組トリおよび大トリの嵐が歌唱した後に出演した[412]。
- ^ 関東地区・ビデオリサーチ調べ。
- ^ aiko、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、斉藤和義、鈴木光司、高島彩、PES、山口一郎(サカナクション)、LOVE PSYCHEDELICO、太田光(爆笑問題)、越智志帆(Superfly)、角田光代、木村カエラ、降谷建志(Dragon Ash)、高橋惠子、平井堅、ユースケ・サンタマリア、吉井和哉[456]。
- ^ 世良公則&ツイストはサザンと同時期の1978年ごろに人気に火が付き始めており、2大ブームを巻き起こすことになり、当時の学生の間では女子はツイスト派、男子はサザン派に分かれるなど、人気を二分する存在になっていた旨をサザンファンを公言している内村光良(ウッチャンナンチャン)が証言している[469]。
- ^ TUBE#サザンオールスターズとの関係も参照のこと。
- ^ サザンオールスターズ名義ではなく、Z団名義で発売された作品である。
- ^ 男性アーティスト別で集計すると歴代4位となる[526]。
- ^ 2003年盤である。1978年発売のオリジナル版は3位である。
- ^ CHAGE and ASKA、DREAMS COME TRUE、安室奈美恵、宇多田ヒカルなどが同じく歴代5位である。
- ^ 桑田佳祐もソロとして同記録(1980年代 - 2010年代)を保持している。グループとしては、GLAYも同記録(1990年代 - 2020年代)を保持している。
- ^ 本作の発売当時、消費税は3%である。
- ^ 当初はナゴヤ球場にて予定されていたが、会場の使用許可が下りず、中京競馬場での開催となった。
- ^ a b c d 松田の急病によって順延された公演の振り替え。1月2日公演から順に、12月16日、12月17日、12月19日、12月20日の振り替え公演となっている。
- ^ 台風によって順延された9月22日公演の振り替え。
- ^ 「年越しライブ」と呼ばれるカウントダウンライブは、12月31日公演のみ横浜アリーナが所在する神奈川県の条例により18歳未満の入場が禁止となっている。かつては20歳以上の保護者同伴の場合だけ許可されていたが、2007年からの条例改正で入場が完全禁止となった。
- ^ a b 追加公演。
- ^ 本表ではサザンオールスターズが出演した公演日のみを記載し、それ以外の公演日は記載しない。
- ^ 2005年にラジオで「茅ヶ崎に背を向けて」が放送された。
- ^ スペシャルゲストとして参加し、「いとしのエリー」などを演奏したほか、当時未発表の楽曲も披露された[538]。
- ^ エフエム東京の同名番組の公開収録。
- ^ 観客をファンクラブ会員のみに限定したシークレットライブ。サザンオールスターズの他に、斉藤誠やザ・ナンバーワン・バンドが出演した。
- ^ インターネット配信およびスペースシャワーTVで生放送された。
- ^ a b 原由子以外のメンバー5人で出演した。
- ^ 関口和之以外のメンバー5人で出演した。
- ^ 数字は「出演順/出場者数」を表す。
- ^ 紅白歌合戦では、特別出演の場合、通常出場回数はカウントされないが、第69回で『究極の大トリ』として出場した際は5回目の出場としてカウントされている。
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参考文献
[編集]- 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』新潮社、1984年5月。ISBN 978-4101353012。
- 桑田佳祐『ポップス歌手の耐えられない軽さ』文藝春秋、2021年10月。ISBN 978-4163914497。
関連項目
[編集]サポートメンバー、関係者
[編集]- キーボード・ピアノ・シンセサイザー
- 奥慶一・国本佳宏・小林武史・藤井丈司・門倉聡・曽我淳一
- ギター
- 小倉博和・佐橋佳幸・斎藤誠
- ベース
- 根岸孝旨・美久月千晴
- パーカッション
- 三沢またろう
- コーラス
- EPO・平松八千代・清水美恵・佐藤嘉風・TIGER
- ブラス・ホーン・ストリングス
- スペクトラム (日本のバンド)・新田一郎 (ミュージシャン)・山本拓夫・村田陽一・金原千恵子
- アレンジャー
- 八木正生・桑野聖・中西俊博・宮川泰・島健
- その他
- Z団・小林克也・萩原健太・トミー・スナイダー・岩本えり子・宮治淳一・中西正樹
映画・ドラマ
[編集]会社・その他
[編集]- JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
- アミューズ
- タイシタレーベル - SPEEDSTAR RECORDS内のプライベートレーベル。
- サザン通り商店街
- サザンビーチちがさき
- 茅ヶ崎サザン芸術花火
- 1978年の音楽#デビュー - 同じ年にデビューした歌手
外部リンク
[編集]- SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE
- サザンオールスターズ応援団 - ファンクラブ会員サイト
- サザンオールスターズ - アミューズ
- サザンオールスターズ official (@sasfannet) - X(旧Twitter)
- サザンオールスターズ - YouTubeチャンネル
- サザンオールスターズ (sas.taishita) - Facebook
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