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SANABAGUN.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SANABAGUN.
出身地 日本の旗 日本東京都
ジャンル
活動期間 2013年 -
レーベル
共同作業者 THE THROTTLESuchmos[3]
公式サイト www.sanabagun.net
メンバー
旧メンバー
SANABAGUN.
YouTube
チャンネル
活動期間 2013年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約1.05万人
総再生回数 約150.9万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年10月30日時点。
テンプレートを表示

SANABAGUN.(サナバガン)は、日本の8人組ジャズヒップホップバンド[2][4]。グループ名は「ならず者」を意味する英語スラングSon of a gun」から[5]

概要

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管楽器2名を含む6人の楽器隊とボーカルMCから構成される8人組[1][6][7]。メンバーは全員平成生まれで[注 1]、「レペゼンゆとり教育、平成生まれのヒップホップチーム」を掲げて活動する[8]音大出身のメンバーを多く擁し、確かなスキルと知識に裏打ちされた生演奏によるジャズやヒップホップをベースとしたクロスオーバーな音楽性を特徴とする[6][7][9][10]

母体結成は2012年11月。ソウル歌手・椎名純平オープニングアクトを務めることになった高岩が、普通にジャズのスタンダードを歌っても面白くないと思ってソロ名義の「高岩遼ヒップホップサイド」でヒップホップを生音でジャズっぽく演奏したのが始まり。そこに現在のドラムとトランペットとサクソフォーンが参加。その後、メンバー入替とベース、ギター、ラッパー(MC)の加入を経て、2013年3月に正式にSANABAGUN.としてスタート。同時期に渋谷での路上ライブを開始し、2013年夏に現在のメンバー構成となった[9][5]

2017年・2018年にはライブアクト(客演)としてニューハーフモデル、タレントのエミリーチャン(すみたえみり)を起用するなど、多数のLGBTからも支持を集めた。

メンバー

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結成当初は全員ステージネームを用いていたが、2015年1月1日から本名で活動している[2][11]

過去のメンバー

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  • 隅垣 元佐(すみがき つかさ[22]、)
    • ギター。2021年7月25日に脱退発表。

来歴

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2013年に結成。渋谷のストリートを中心としたライブで話題を集める[2]2014年8月インディーズで1stアルバム「Son of a Gun」を発表、タワーレコードのバイヤーが選ぶタワレコメンに選出された。

2015年ビクターエンタテインメント内のレーベルCONNECTONEとメジャー契約を締結[23]。同年10月21日メジャー・デビューアルバムメジャー」を発表。これに伴い、バンド名を広げる目的で毎週東京都渋谷駅周辺で行ってきた路上ライブ活動を終了した[24]2016年7月、2ndアルバム『デンジャー』をリリース[1]

作品

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スタジオ・アルバム

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# 発売日 作品名 最高順位 認定
オリコン[25] Billboard JAPAN
Top Albums Sales
# 2014年8月20日 Son of a Gun
1st 2015年10月21日 メジャー 98 89[26]
2nd 2016年7月8日 デンジャー 74
3rd 2018年4月25日 OCTAVE
1st EP 2018年12月21日 7SHOT
4th 2019年10月23日 BALLADS 84
5th 2021年7月25日 tag.
6th 2022年9月21日 BLOOM
"—"はチャート圏外、チャート対象外のいずれかを意味する。

ライブ・アルバム

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  発売日 タイトル
1st 2018年9月19日 OCTAVE Live in Tokyo
2nd 2020年2月26日 BALLADS Live in Tokyo mynavi BLITZ AKASAKA, 2019

配信限定シングル

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発売日 タイトル
2019年9月4日 Sweet Dreams feat. 藤原さくら
2020年3月4日 Sweet Dreams feat. 藤原さくら (mabanua remix)
2020年10月21日 ☆チョップマン☆
2022年6月23日 Deep Himawari
2022年8月13日 37.5℃
2023年5月31日 ぼくたちダイナソー
2023年7月31日 Jam goes on
2023年9月30日 吉報クラシック

参加作品・楽曲提供

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発売日 タイトル 収録曲 備考
2019年4月24日 ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-『Enter the Hypnosis Microphone』 パピヨン / 麻天狼 作詞・作曲 - 大林亮三 / 編曲 - 岩間俊樹・大林亮三
2020年2月21日 KERENMI『KOTOSARA night and day』 KOTOSARA night and day feat. Chara, 高岩遼&GOODMOODGO
2020年8月19日 TRI4TH『The Light』 The Light feat. 岩間俊樹
2021年2月17日 TFG『vacaTion』 fallin 作詞:岩間俊樹/作曲:五十嵐凪月
2022年12月14日 木村カエラMAGNETIC 井の頭DAYS feat.SANABAGUN.
2023年8月9日 浪漫飛行 トリビュートアルバム 浪漫飛行 feat. Creepy Nuts

ミュージック・ビデオ

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作品 監督 出典
2014年 M・S Seiya Kawamura
2015年 もう実家帰りなよ 大原魁生 [27]
人間 勝見拓矢 [28]
居酒屋JAZZ BUDDHA108 [29]
2016年 Mammy Mammy tatsuaki [30]
2017年 We in the street [31]
2018年 FLASH スタジオ石 [32]
シャタファカみなさん Seiya Kawamura [33]
2019年 Stay Strong [34]
2020年 ☆チョップマン☆ 大平彩華

主なライブ

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ワンマンライブ・主催イベント

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開催日 タイトル 備考
2016年9月22日〜10月1日 SANABAGUN. 「デンジャー」リリースツアー「危ないTOUR」
2017年5月26日〜6月23日 SANABAGUN. THUG TOUR
2017年9月16日・9月24日 VS SANABAGUN. Round 2
2017年11月23日〜12月16日 SANABAGUN. TOUR -Suggestion-
2018年3月3日 VS SANABAGUN. Round 4 w/ペトロールズ
2018年3月4日 VS SANABAGUN. Round 5 w/OKAMOTO'S
2018年3月10日 VS SANABAGUN. Round 6 w/YOUR SONG IS GOOD
2018年6月21日 TOUR OCTAVE PREVIEW LIVE
2018年6月23日〜7月13日 TOUR OCTAVE
2019年3月14日〜3月21日 DEAD PRESIDENTS
2019年6月25日〜8月27日 <2013 - 2018>
2019年10月24日 TOUR BALLADS Preview LIVE
2019年11月1日〜12月13日 ALBUM RELEASE TOUR<TOUR BALLADS>
2020年6月26日 JACKWAVE Vol.1 Streaming+
2020年10月21日 JACKWAVE Vol.3 -渋谷ジョーク RETURNS- オンラインライブ
2020年11月26日 LIVE☆チョップマン☆ 恵比寿LIQUIDROOM
2022年5月20日 SANABAGUN. LIVE 008 " GOLDENEYE " 渋谷CLUB QUATTRO
2022年9月26日〜12月10日 SANABAGUN. 2022 Tour
2023年3月12日 SANABAGUN. SUPER ULTRA DYNAMITE PANTIE DESIRE, MARVELOUS MAXIMUM SACRIFICE 10 YEARS DRAGON FESTIVAL
2023年9月7日・9月24日 SNB. 10th Anniversary "VS SANABAGUN."
2023年10月12日〜12月10日 SNB. 10th Anniversary "ADVENTURE TOUR"
2023年12月10日 SNB. 10th Anniversary Final 日比谷野外大音楽堂

出演イベント

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脚注

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注釈

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  1. ^ 平成元年(1989年)から平成4年(1992年)生まれ。

出典

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  1. ^ a b c “プレスリリース トライバルメディアハウス、サマーソニックの「オーディオテクニカ」ブースにて 360°全方位をアーティストに囲まれるVRライブをプロデュース”. トライバルメディアハウス. (2016年8月17日). http://www.tribalmedia.co.jp/pressrelease/9645 2017年6月23日閲覧。 
  2. ^ a b c d “【SANABAGUNのSANABA談】Vol.1 小杉隼太(ベース)が選ぶSANABA盤3枚!”. MiKiKi. (2015年1月13日). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/5062 
  3. ^ “The Throttle、Suchmos、SANABAGUN.“兄弟”たちが「革命」起こした一夜”. 音楽ナタリー. (2015年10月27日). https://natalie.mu/music/news/164168 2017年6月24日閲覧。 
  4. ^ “SANABAGUN、ビクター新レーベルと契約しメジャー進出! 調印式ドキュメンタリー&当日夜の路上ライヴの映像公開”. MiKiKi. (2015年8月13日). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/7811 2017年6月24日閲覧。 
  5. ^ a b c d 猪又孝のvoice and beats(インタビュアー:猪又孝(DO THE MONKEY))「SANABAGUN. Special Interview&Playlist(ページ:1/6)」『musicshelf』、2015年11月4日https://web.archive.org/web/20160911054704/http://musicshelf.jp/pickup/id17368/2017年6月24日閲覧 
  6. ^ a b SANABAGUN.『日本の音楽に中指立てて成り上がる SANABAGUN.インタビュー』(インタビュアー:金子厚武)、2015年10月20日https://www.cinra.net/article/interview-201510-sanabagun2017年6月24日閲覧 
  7. ^ a b SANABAGUN.『デンジャー』『メジャーは危ない? 意気揚々とデビューしたSANABAGUN.の葛藤』(インタビュアー:金子厚武)、2016年7月5日https://www.cinra.net/article/interview-201607-sanabagun2017年6月24日閲覧 
  8. ^ a b c 高岩遼、澤村一平(インタビュアー:石井リナ)「レペゼンゆとり教育「SANABAGUN.」にインタビュー!「大衆的な存在になりたいし金持ちになりたい」」『kakeru』http://kakeru.me/facebook/rina_sanabagun_interview/2015年12月28日閲覧 
  9. ^ a b SANABAGUN.「メジャー」特集『高岩遼×尾崎世界観(クリープハイプ)×社長(SOIL & "PIMP" SESSIONS)鼎談』(インタビュアー:鳴田麻未)、2015年10月21日https://natalie.mu/music/artist/924212017年6月24日閲覧 
  10. ^ “ペトロールズやSANABAGUN、平戸祐介ら、ジャズにも軸足を置きながらカテゴリを越境する都市音楽鳴らすアクトたち”. MiKiKi. (2015年6月8日). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/6865 2017年6月24日閲覧。 
  11. ^ 改名宣言 - YouTube
  12. ^ a b 高岩遼(インタビュー)「【連載:平成生まれの音と服】サナバガン高岩遼と原宿「ドゥービーズ」」『Fashionsnap.com』、2017年1月18日https://www.fashionsnap.com/article/fashionmusic01-sanabagun/2017年6月24日閲覧 
  13. ^ a b SANABAGUN.『デンジャー』『メジャーは危ない? 意気揚々とデビューしたSANABAGUN.の葛藤』(インタビュアー:金子厚武)、2016年7月5日https://www.cinra.net/article/interview-201607-sanabagun?page=22017年6月24日閲覧 
  14. ^ SANABAGUN.『日本の音楽に中指立てて成り上がる SANABAGUN.インタビュー』(インタビュアー:金子厚武)、2015年10月20日https://www.cinra.net/article/interview-201510-sanabagun?page=22017年6月24日閲覧 
  15. ^ a b c d e “大河とリベラルの酔いどレディオ”. WFPR. (2016年12月9日). http://www.wfpr.jp/ctgy/about/%e5%a4%a7%e6%b2%b3%e3%81%a8%e3%83%aa%e3%83%99%e3%83%a9%e3%83%ab%e3%81%ae%e9%85%94%e3%81%84%e3%81%a9%e3%83%ac%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%aa/ 
  16. ^ “SANABAGUN.岩間俊樹の別名義・リベラル、私小説的1stアルバムよりリード曲「夢の最中」MV公開”. MUSIC-MAN.NET. (2015年11月29日). https://web.archive.org/web/20170328020734/http://www.musicman-net.com/artist/63339.html 
  17. ^ “【SANABAGUNのSANABA談】Vol.2 澤村一平(ドラムス)が選ぶSANABA盤!―ブライアン・ブレイド、ウォルター・スミス3世”. MiKiKi. (2015年3月5日). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/5650 2017年6月24日閲覧。 
  18. ^ a b 三宅玲子「表紙の人」『AERA』第30巻第30号、朝日新聞出版、2017年7月3日、9頁。 
  19. ^ “SANABAGUN.のベーシスト小杉隼太が脱退、新メンバーは大林亮三”. 音楽ナタリー. (2017年9月1日). https://natalie.mu/music/news/247079 
  20. ^ “TAIHEI(氷見出身・キーボード)が所属 バンド「Suchmos」人気上昇中”. 北日本新聞. (2016年2月20日). http://webun.jp/item/7330010 
  21. ^ “SANABAGUN.キーボード櫻打泰平が9月に脱退”. 音楽ナタリー. (2018年6月12日). https://natalie.mu/music/news/286328 
  22. ^ “【SANABAGUNのSANABA談】Vol.3 隅垣元佐(ギター)が選ぶSANABA盤!―ジャズ・ギタリストの井上銘、メロウ・レゲエの詩人・ミシカ”. MiKiKi. (2015年4月22日). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/6200 
  23. ^ “平成生まれのヒップホップグループ・SANABAGUNがビクターとメジャー契約”. 音楽ナタリー. (2015年8月13日). https://natalie.mu/music/news/156946 
  24. ^ “SANABAGUN.ラスト路上ライブ、総勢500人以上の喝采浴びる”. 音楽ナタリー. (2015年10月21日). https://natalie.mu/music/news/163574 
  25. ^ SANABAGUN.のアルバム売上ランキング”. オリコン芸能人事典. オリコン. 2017年3月27日閲覧。
  26. ^ Top Album sales”. Billboard Japan (2015年11月2日). 2017年3月28日閲覧。
  27. ^ 【MV】もう実家帰りなよ - SANABAGUN - YouTube
  28. ^ “人間”. スペースシャワーTV. (2015年10月21日). https://web.archive.org/web/20170328195154/http://www.spaceshowertv.com/search/detail.cgi?mu=0110706&ch=0 
  29. ^ “今晩地上波初登場のSANABAGUN.、新MVはゴールデン街で撮影”. 音楽ナタリー. (2015年11月7日). https://natalie.mu/music/news/165294 
  30. ^ “Mammy Mammy”. スペースシャワーTV. (2016年7月6日). https://web.archive.org/web/20170328020645/http://www.spaceshowertv.com/search/detail.cgi?mu=0115872&ch=0 
  31. ^ SANABAGUN.ハーレーダビッドソンとのコラボ楽曲“We in the street”MV公開”. EYESCREAM (2017年10月10日). 2020年6月20日閲覧。
  32. ^ SANABAGUN.、新作よりリード曲「FLASH」のMVが公開 全国ツアー前に公開リハーサルの開催も | Spincoaster (スピンコースター)”. Spincoaster (2018年5月25日). 2020年6月20日閲覧。
  33. ^ SANABAGUN. / シャタファカみなさん”. Spincoaster (2018年3月19日). 2020年6月20日閲覧。
  34. ^ SANABAGUN.、新作よりリード曲「FLASH」のMVが公開 全国ツアー前に公開リハーサルの開催も | Rolling Stone Japan 編集部”. 2021年4月27日閲覧。

外部リンク

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