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関口和之

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

関口 和之
出生名 関口 和之
別名 CAPTAIN MOOK[1]
生誕 (1955-12-21) 1955年12月21日(69歳)[2]
出身地 日本の旗 日本新潟県[2]
学歴 青山学院大学文学部卒業
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 1977年 -
レーベル タイシタレーベル(1986年 - )
事務所 アミューズ[2](1978年 - )
共同作業者 サザンオールスターズ
公式サイト

関口 和之(せきぐち かずゆき、1955年〈昭和30年〉12月21日[2][3] - )は、日本の男性ミュージシャンシンガーソングライターウクレリアン[4]。ロックバンドであるサザンオールスターズのメンバーで、ベースを担当[5]新潟県出身[2]青山学院大学文学部卒業。所属事務所はアミューズ[2]。所属レコード会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、所属レーベルタイシタレーベル。有限会社のほほん代表取締役[6]。愛称は、ムクちゃん[7]カズ坊[8]

概要

1978年にサザンオールスターズのベーシストとしてメジャーデビューを果たし、1986年にアルバム『砂金』でソロ活動を開始した[9]。1991年にハーブ・オオタと出逢ったことをきっかけにウクレレの活動を始め、ハワイでウクレレのイベントを開催している[10]。また桃太郎電鉄シリーズなどのゲーム音楽の作曲を手掛けている[4]。ミュージシャンとしての活動だけでなく、漫画やエッセイの出版、テレビドラマやラジオの出演など幅広く活動している[4]

音楽性

ベース

音楽およびベースに興味を持った原点としてビートルズポール・マッカートニーの影響を語っている。また、カール・レイドルチャック・レイニーなども聴いていた[11]。青学時代にフェンダーのベースを購入した[注釈 1]ことについて「物を手に入れてあれほどうれしかったことはない」と述べている[12]

桑田佳祐は関口のことを「ユニークな発想をする」「アーティスティック」「サザンの要」と評し[13]、また関口のベースの演奏を「センスのいい関口和之のベース」[14]「知的でカッコいい」「彼はやはり天才なのである」と認めている[15]。さらに「あいつのベース、攻めてるんだよな」とも評し[16]、「セイシェル 〜海の聖者〜」(2005年)のBメロのベースラインは「彼じゃないと絶対に発想できないし、弾けないラインだ」と語っている[17]。関口は攻めているといった評価について「自分としては、そんなに攻めたつもりはないんですけどね。そんなに自由に弾いてるつもりもないし、自分なりの決め事があって、その目標に到達出来るように弾いてただけなんですけどね」としている[16]。2005年のサザンの全国ツアー『みんなが好きです!』で「JUMP」(2005年)を演奏した際には、CD音源と異なる激しいベースソロを間奏で披露している[18]

サザンの無期限活動休止が終わりバンドが活動を再開した2013年からほぼ5年ぶりにベースに触れたところ「ベースでやり残していること、結構あるな」と気づき、「それはつまりサザンでやり残したこと」であった旨も語っている[19]

ウクレレ

1991年にハーブ・オオタに出逢ったことをきっかけとしてウクレレ愛好家になり、それ以降のアルバムのコンセプトはウクレレをフィーチャーした作品として発売されている[10][20]。作品には多数のウクレレの演奏者が参加している[20]高木ブーとはウクレレ仲間として交流があり、ソロ活動ではライブやイベントで共演している[21]。2009年から2012年のサザンの無期限活動休止期間中はウクレレの活動に集中していた[19]

関口によると「音楽をこのまま続けていっていいのか」「大好きだった音楽なのに、一時嫌いになりかけた」という程思い悩んだ時期あったが、ウクレレとの出会いによって乗り越え、「昔以上に音楽が好き」と思えるようになったと語っている[22]

サザンの楽曲「DOLL」(2004年)でウクレレを弾いているのは関口である[23]。また、桑田は関口からウクレレを借りたことがあり、桑田ソロの楽曲「悲しみよこんにちは」(2011年)のレコーディングでそれを演奏している[24]

関口はウクレレは心をゆるめる作用があると感じている[22]

ウクレレファン用のスマートフォンアプリ「ウクレリアン」をプロデュースした[25]

その他

サザンとしての活動でもボーカルを担当している楽曲は存在しているが、ソロでの作品では関口自身で作詞・作曲・ボーカル・プロデュース、さらにはジャケットも手掛けている[26]

さくまあきらから『桃太郎伝説』の音楽制作を依頼された際に、個人的な友人関係であることを理由としてテレビゲームをやったことがないにもかかわらず引き受けた[27][注釈 2]。このころの関口はインストゥルメンタルを作曲した経験がなかったため少し躊躇していたという。当時のファミコンは使える音が制限されていたため、作曲する際にはキャラクターや場面をメロディーで表現しようと心がけたといい、自身の音楽性にも影響を与えたことを語っている。長きに渡り自身の楽曲をゲーム音楽に起用し続けているさくまに対しては「感謝してもしきれない」とコメントしている[28]

人物

関口は桑田にとってサザンのメンバーの中でアマチュア時代の最も古くから面識のある人物である[8]。桑田のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM)を聴いていることを明かしており、選曲に共感することもあるという[11]。サザンが長く続いた秘訣として「『休み休みやることかな』としか答えようがない」とインタビューで述べている[19]

既婚者であり、妻は『PoePoe』[注釈 3]や『ウクレレ・ピクニック』の経営にも関与している[30][31][32][33]。帽子と口ヒゲがトレードマークになっている。「勝手にシンドバッド」のジャケット写真ではつけヒゲを着用していた[34][35]。あだ名は以前飼っていた犬の「ムク」が関口に良く似ていたこと、および“温泉あんまももひきバンド”時代の髪型が胸まである長髪でむく犬のようだったことからムクちゃんとつけられた[7]。このあだ名は青学時代にはすでについていた[36]

青学時代に教職試験に合格しており、卒業後の進路として教師の職に就くことも選択肢としてあったが、周囲の反対を押し切ってサザンのメンバーになった旨を関口自身や桑田が証言している。関口は「その後の僕の人生は幸せです」とコメントしている[37][38]。また、青学時代に留年を経験している。これは本人が意図的に1単位減らしたことによるものと桑田が語っている[38]

サッカーを愛好していることを度々語っている。サザンのレコーディングで使用するビクタースタジオから歩いてすぐのところに国立競技場があるため、空き時間に観戦しに行くという[39]

漫画やイラストを得意としており、原由子のソロデビューアルバム『はらゆうこが語るひととき』、爆風スランプのデビューアルバム「よい」のジャケットは関口が描いたものである。関口は「小学校のころから、僕はマンガ大好き少年であった。マンガ家になりたいと本気で思っていた」と語っており、暇さえあれば絵を描いている[40][注釈 4]。1984年には週刊少年サンデー増刊号に4コママンガの連載を持った。さくまあきらと知り合ったことで、鳥山明いしかわじゅん江口寿史高橋留美子高野文子らとの交流ができた[41][注釈 5]。得意なものまねレパートリーとして森本レオを挙げている[44]

サザンを漢字一文字で表すと重ねた思い出やベースの重さから"重"だと語った[45]

来歴

生い立ち・学生時代

1955年12月21日に新潟県北蒲原郡水原町(現:阿賀野市)にて生誕[10]

1971年に新潟県立新発田高等学校に入学[46]。漫画家志望だった関口は美術を選択科目の第一希望にしたが、人数の問題でなんとなく苦手だったという音楽に回された。しかし、これにより音楽に興味を持ち、結果的にミュージシャンになるきっかけとなった[47]。また、部活動では設立したばかりだったサッカー同好会に所属していた[46][注釈 6]

1974年に青山学院大学文学部英米文学科に入学[48]。同大学のフォークソング・サークルで桑田佳祐と知り合い、「温泉あんまももひきバンド」を結成した[49]。後にこのバンドは「ピストン桑田とシリンダーズ」に改名。同バンドの解散以降はしばらくの間桑田のバンドから離れた。桑田のバンドはその後幾度かバンド名が変わり、最終的に「サザンオールスターズ」に落ち着いた[48]。1977年春にヤマハ主催の音楽コンテスト「EastWest」にて天野和平の脱退による後任として正式にベーシストとして桑田が率いるサザンオールスターズに加入した[48][49]

メジャーデビュー後

1978年6月25日にビクター音楽産業より、サザンオールスターズとして「勝手にシンドバッド」でメジャーデビューを果たした。当時は東京都目黒区祐天寺の風呂なしのアパートに住んでいた[50]

1983年にエッセイ集『突然ですがキリギリス』を執筆し、集英社から発売された[51]。1986年からサザンが活動休止に入ったことで、関口は2月にアルバム『砂金』でソロデビューを果たした[49]

1987年に当時漫画評論家だったさくまあきらからの依頼でコンピュータRPG桃太郎伝説』の音楽を担当。同ソフトは約80万本の大ヒットとなり、以来、ほぼ毎年一本のペースで桃太郎伝説シリーズおよび桃太郎電鉄シリーズをはじめとしたさくま関連の仕事を引き受けるようになる[10]

その後はサザンの活動とソロの活動を並行に行い、1990年にはフジテレビ系列のドラマ『いつも誰かに恋してるッ』に出演した[10][52]。1991年に上記で述べた通り、ハーブ・オオタと出逢ったことをきっかけにウクレレ愛好家となった[10][20]

1991年8月から1994年まで循環器系のトラブルによる症状により体力の消耗を伴う活動を控え、しばらく療養する必要が生じたため、ベーシストとしての活動を休止[53][54]。1992年中まではジャケット・ブックレット写真に姿を見せていたが、1993年以降はそういった活動も控えるようになり[55][56]、レコーディングやライブで美久月千晴根岸孝旨が代役を務める状態がしばらく続いた[57][58]。一方で「日常生活には支障はない」との判断により当初から「お目にかかる機会もあると思います」といったアナウンスもなされており[53]、実際に新たな雑誌や地元新潟の新聞の連載が入り[10]、ゲーム音楽の作曲活動は継続した[10]。1992年に北京で行われたサザンのライブに同行し客席で観覧[59]。1994年4月からはレギュラーラジオ番組「OPTY MUKUTY」が開始(1996年3月まで放送された)[60]。1994年10月に桑田が青山学院大学の学祭の前夜祭に出演した際には、原と共に飛び入り出演しており、個人での局所的な活動やメンバーとの交流は続いていた[60]

1994年12月に日本武道館で開催されたAct Against AIDSイベントにサザンが出演しベーシストとして参加[60]。1995年以降は本格的にサザンでの活動を再開している[61]

1996年には東京都目黒区の祐天寺駅近くに、念願だったウクレレとテディベアを取り揃えたショップ『のほほんベアーズ』を開店。本店舗はウクレレやフラダンスなどの教室も兼ねている[62][63][64]。1997年にウクレレをコンセプトとした2枚目アルバム『UKULELE CALENDAR』が発売された[10][20]。1998年より上述のショップの店名を、『PoePoe』に変更した[29]

2000年に入り、8月に逗子マリーナガーデンプールにてウクレレミュージシャンを集めて『ウクレレ・ピクニック・イン逗子マリーナ』を開催。このイベントは2007年まで各年の8月に開催された。11月には俳優の竹中直人を迎え、関口和之 featuring 竹中直人の名義で3枚目のアルバム『口笛とウクレレ』を発売した[10][20]。2001年10月にハバナ・バージョンでセルフカバーした1枚目シングル「HOTEL PACIFIC」とサザンの楽曲に世界各地のワールド・ミュージックを取り入れてセルフカバーしたアルバム『World Hits!? of Southern All Stars』を同日に発売した[10][65]。2002年にはハワイアンミュージックを取り入れた2枚目シングル「私の青空~MY BLUE HEAVEN~」を発売した[65]

その後も各年に日本でウクレレのイベントを開催、あるいはハワイでイベントを参加を行っている。2008年4月には再び竹中を迎え、関口和之 featuring 竹中直人・分山貴美子の名義でアルバム『口笛とウクレレ2』を発売した[10][20]

2009年2月にホノルルで「ウクレレピクニック・イン・ハワイ」を開催した。以降、毎年2月に行われている[10]。2012年10月にはアルバム『UKULELE CARAVAN』が発売された[20]。同年にはハワイに『ポエポエ・ハワイアンカルチャーセンター』を開いた[63]。2013年以降はサザンの活動と並行にウクレレのイベントを各年に開催している[10]

2019年12月にサザンも含めて自身の楽曲全てがサブスクリプション型サービスでのストリーミング配信が解禁された[66]

2022年8月にアルバム『FREE-UKES』が発売された。タイトルは、「FREE=自由」と「UKES=ウクレレ」の複数形(アメリカでの呼称)によって組み合わされている。高木ブーと関口らによって結成している「1933ウクレレオールスターズ」の新曲4曲と関口が今まで発売した楽曲を収録している[67]

作品

シングル

# 発売日 作品名 発売名義 形態 規格品番 収録アルバム
1 2001年10月24日 HOTEL PACIFIC 関口和之 featuring 玲葉奈 EP VIJL-60096 World Hits!? of Southern All Stars
2 2002年7月17日 私の青空 〜MY BLUE HEAVEN〜 関口和之 featuring KONISHIKI 12cmCD VICL-35417 アルバム未収録

アルバム

# 発売日 作品名 発売名義 形態 規格品番 収録曲
1 1986年2月5日 砂金 関口和之 CD VICL-18102
  1. 絵の中のクレーア
  2. LE MARCHE(マルシェ)
  3. 砂金
  4. フトンへようこそ
  5. エスケイプ
  6. アンクル・ピーターの羽
  7. 付録:人気なんかラララ(We're the 二次会)
2 1997年6月25日 UKULELE CALENDAR CAPTAIN MOOK & THE ALA MOANA STRINGS VICL-60047
  1. (July) ウクレレブラザー
  2. (August) WALK DON'T RUN
  3. (September) スターダスト音頭〜STARDUST(メドレー)
  4. (October) ひき潮 (EBB TIDE)
  5. (November) モスクワ郊外の夕べ
  6. (December) ウクレレ クリスマス
  7. (January) ウクレレ春の海(短編)
  8. (February) ウクレレ バレンタイン
  9. (March) SAYONARA
  10. (April) さっちゃんのおつかい
  11. (May) フニクリ フニクラ
  12. (June) 悲しき雨音 (Rhythm Of The RAIN)
  13. (おまけ) 前略ウクレレ
EP VIZL-26
3 2000年11月22日 口笛とウクレレ 関口和之 featuring 竹中直人 CD VICL-60662
  1. BITTERSWEET SAMBA
  2. 雨にぬれても
  3. MOON RIVER
  4. LOVE
  5. 私の青空
  6. 慕情
4 2001年10月24日 World Hits!? of Southern All Stars 関口和之 & 砂山オールスターズ VICL-60796
5 2008年4月23日 口笛とウクレレ2 関口和之 featuring 竹中直人・分山貴美子 VICL-62805
  1. アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
  2. ヴィーナス
  3. 幸せの黄色いリボン
  4. 夏の日の恋
  5. ぼくの伯父さん
  6. 蘇州夜曲
  7. カーマはきまぐれ
  8. アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
  9. La Mer
6 2012年10月24日 UKULELE CARAVAN 関口和之 VICL-63910
  1. TAHITI
  2. ウクレレキャラバンのうた
  3. 夏のBaby〜迷子に御用心〜
  4. ウクレレ踏んじゃった!
  5. ほのか
  6. 口笛吹きと仔馬
  7. 5963ロックンロール
  8. 天国行きのバス
  9. 風待つ林に
  10. あたたかな春の日に
7 2022年8月10日 FREE-UKES CD+DVD VIZL-2087(初回限定盤)
CD VICL-65720(通常盤)

出典:[68][67]

ゲーム音楽

桃太郎伝説シリーズ
初版発売年 タイトル 共同名義
1987年 桃太郎伝説 単独制作
1990年 桃太郎伝説ターボ
桃太郎伝説II
1991年 桃太郎伝説外伝
1993年 新桃太郎伝説
1998年 桃太郎伝説 (1998年版) 宮路一昭
2001年 桃太郎伝説1→2 不明
桃太郎まつり 宮路一昭
桃太郎まつり 石川六右衛門の巻 宮路一昭
池毅
2011年 桃太郎伝説モバイル 単独制作
桃太郎電鉄シリーズ
初版発売年 タイトル 共同名義
1988年 桃太郎電鉄 単独制作
1989年 スーパー桃太郎電鉄
1991年 スーパー桃太郎電鉄II
1994年 スーパー桃太郎電鉄III
1995年 スーパー桃太郎電鉄DX
1996年 桃太郎電鉄HAPPY 宮路一昭
1997年 桃太郎電鉄7
1998年 桃太郎電鉄jr. 〜全国ラーメンめぐりの巻〜
1999年 桃太郎電鉄V
2001年 桃太郎電鉄X 〜九州編もあるばい〜 宮路一昭
池毅
2002年 桃太郎電鉄11 ブラックボンビー出現!の巻
2003年 桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!
2004年 桃太郎電鉄USA
2005年 桃太郎電鉄G ゴールド・デッキを作れ!
桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻 池毅
2006年 桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!
2007年 桃太郎電鉄DS TOKYO&JAPAN
2008年 桃太郎電鉄20周年
2009年 桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻
2010年 桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻!
桃太郎電鉄WORLD
2016年 桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!
2020年 桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜 前山田健一
樹原孝之介
2023年 桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜
その他のゲームソフト
初版発売年 タイトル 共同名義
1990年 忍者らホイ! 痛快うんがちょこ忍法伝!! 単独制作
1997年 怪物パラ☆ダイス

参加作品

アーティスト名 発売日 タイトル 形態 規格品番 順位
チーム・アミューズ!! 2011年5月25日 Let's try again CD ASCM-6092(アミューズソフトエンタテインメント 2位

イメージアルバム

ここはグリーン・ウッド 作品全体のサウンドプロデュースを担当
歌手 楽曲 担当 発売年
浦上裕里子 忍・来い 作詞※ 1989年
関口和之 雨やどり[注釈 7] 作詞、作・編曲、ハーモニカ 1989年
グリーン・ウッドのみなさん グリーン・ウッド・カーニバル~汝の日常を愛せよ[注釈 8] 声の出演(青木) 1989年
坂本洋 めざせバルセロナ~愛は脚力 作詞※・作曲 1991年
巻上公一 ここは八百八町 作詞※、コーラス 1991年
岩田光央関俊彦 君といつまで 作詞※・作曲 1991年
グリーン・ウッドのみなさん グリーン・ウッド・カーニバル2~部屋番号の歌 声の出演(盆田) 1991年
グリーン・ウッドのみなさん グリーン・ウッド・カーニバル3~近況報告の歌 作詞※・作曲、声の出演(盆田) 1992年
緑川ツグヲ あいつの噂 作詞※ 1992年
井上和彦 ウクレレな兄の愛 作曲 1992年
佐々木望・岩田光央・関俊彦・坂本千夏 桜林の園 作詞※、コーラス 1992年
佐々木望・岩田光央・関俊彦・坂本千夏 友よ 作詞※・作曲 1993年

※=青島雪男名義

提供作品

歌手 楽曲 担当 発売年
原由子 うさぎの唄 作詞 1981年
アミダばばあ&タケちゃんマン アミアミダダバ アミダばば 作詞 1983年

著書

  • 『突然ですがキリギリスー誰も書きたくなかったサザンオールスターズ』(1983年11月1日、集英社)ISBN 4087800539
  • 『僕らの上には空だけ』(1989年1月1日、ミリオン出版ISBN 4886720412
  • 『世界ではじめての青空』(1992年12月17日、マガジンハウスISBN 4838702981
  • 『ウクレレ快楽主義』(1992年12月10日、TOKYO FM出版)ISBN 9784924880078
  • 『ウクレレデイズ vol.1 いとしのエリー』(2002年7月30日、TOKYO FM出版)ISBN 4887450729
  • 『ウクレレ大図鑑』(2004年1月20日、リットーミュージック)ISBN 4845610124
  • 『ウクレレ・ラヴ UKULELE LOVE 関口和之 責任編集』(2004年8月10日、TOKYO FM出版)ISBN 4887450044
  • 『新ウクレレ大図鑑』(2010年6月15日、リットーミュージック)ISBN 4845618265

連載・コラム

出演・担当番組

※すべて個人での出演・構成によるもの。グループでの出演などはサザンオールスターズ#出演の節を参照。太字は、現在放送中の番組である。

テレビ

放送年 番組名 放送局 備考 出典
1987年 ニッポンテレビ大学 日本テレビ MC担当 [10]
1994年 - 1995年 えびす温泉 テレビ朝日 -
1997年 平成古寺巡礼 NHK衛星第2テレビジョン -
2014年9月6日 関口和之・ウクレレピクニックinハワイ 虹の唄が結ぶアロハのこころ BSテレ東 - [69]
2020年5月2日 外出自粛の夜に〜ウクレレでリレー音楽会 NHK BS1 - [70]
2020年6月7日 世界とつながる夜〜ウクレレでリレー音楽会第二弾 - [71]

テレビドラマ

放送年 番組名 放送局 役名 出典
1990年 いつも誰かに恋してるッ フジテレビ 饗庭恭介
1996年 リョーコ WOWOW ? [10]
2008年 the波乗りレストラン 日本テレビ アキラ [72]

アニメ映画(声優として出演)

公開年 タイトル名 役名
1993年 ぼのぼの シマリスくんのおとうさん 役

ラジオ

担当年 番組名 放送局 備考 出典
1981年1月 - 1981年9月 桑田クンと関口クン ニッポン放送 桑田佳祐と共にパーソナリティを担当。 [10][3]
1986年4月 - 1987年9月 109ポップタウン エフエム東京 -
1994年4月 - 1996年3月 オプティー・ムクティー エフエム富士 - [10][60]
2005年11月1日 - 2009年3月29日 のほほんストア エフエム仙台エフエム北海道 - [73][74]
2014年7月5日 - 2019年6月30日 NO-FO-FON TIME InterFM897 - [75][76][77]
2021年4月4日 - 2023年3月26日 波のまにまにあ 横浜エフエム放送 - [78]

構成

担当年 番組名 放送局 備考 出典
1988年10月 - 1990年9月 冗談画報II フジテレビ - [10]
1990年 - 1992年 ウッチャンナンチャンのやるならやらねば! 構成協力

脚注

注釈

  1. ^ 16万円で購入した。
  2. ^ さくまは楽曲の制作の参考のため、関口にファミリーコンピュータ本体と『ドラゴンクエスト』のソフトを渡している。
  3. ^ ハワイ語で「丸っこい」「小さい」という意味を持つ[29]
  4. ^ サザンオールスターズ30周年記念ライブ「真夏の大感謝祭」パンフレットに漫画好きなことを書いている。
  5. ^ さくまはサザンのライブやウクレレのイベントに観客として度々訪れており、関口の活動を応援している[42][43]
  6. ^ 当時は県内にサッカー部のある学校が少なかった時代だったため、対外試合もままならなかったという[46]
  7. ^ タイトルはさだまさしの同名曲から、原作のエピソードは「もうひとつの雨やどり」のオマージュ。
  8. ^ この曲の作曲はサザンオールスターズの元メンバー、大森隆志である。

出典

  1. ^ 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p220-221
  2. ^ a b c d e f サザンオールスターズ アミューズ 2021年4月12日閲覧。
  3. ^ a b DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、94頁。
  4. ^ a b c サザンオールスターズ会報『代官山通信 vol.132』p3より
  5. ^ プロフィール 関口和之 SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE 2021年4月12日閲覧。
  6. ^ 会社案内 PoePoe 2021年4月12日閲覧。
  7. ^ a b 原由子『あじわい夕日新聞〜夢をアリガトウ〜』184頁、朝日新聞出版、2013年
  8. ^ a b 桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえかこんなもん」(1984年、新潮社、p45)
  9. ^ 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p11, 215
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 関口和之 プロフィール|関口和之 「湯のみ?」 note 2021年3月23日閲覧。
  11. ^ a b SWITCH Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p31より。
  12. ^ 関口 1991, p. 85.
  13. ^ デビュー40周年!サザンを定義づけるもう一人の天才、関口和之 Re:minder 2018年1月14日配信 2021年8月26日閲覧。
  14. ^ アルバム『キラーストリート』初回版ブックレット 桑田佳祐セルフライナーノーツ P1《DISC- 1》1.からっぽのブルースの項より。2005年。
  15. ^ アルバム「葡萄」初回生産限定盤A・B特典「葡萄白書」P29より。
  16. ^ a b サザンオールスターズ会報「代官山通信 vol.153」p17
  17. ^ アルバム『キラーストリート』初回版ブックレット 桑田佳祐セルフライナーノーツ P1《DISC- 1》2.セイシェル 〜海の聖者〜の項より。2005年。
  18. ^ FILM KILLER STREET (Director's Cut) & LIVE at TOKYO DOME』 Disc3より。
  19. ^ a b c SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] P37より。
  20. ^ a b c d e f g 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p214-226
  21. ^ 高木ブー“ハッピー米寿”Tシャツを着て意気盛ん、目指すは「100歳のウクレレ弾き」 TechinsightJapan 2021年3月10日配信 2021年4月9日閲覧。
  22. ^ a b ライフスタイル 関口和之さんとハワイ ウクレレがくれた第二の故郷 NIKKEI STYLE 2017年4月7日配信 2021年4月3日閲覧。
  23. ^ 桑田佳祐セルフライナーノーツ P8《DISC- 2》3. DOLLの項より。2005年。
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  25. ^ サザンオールスターズ公式サイト"sas-fan.net"のミュージックプレイヤーアプリ「サザン+」と関口和之プロデュースの楽器アプリ「ウクレリアン」をリリース PR TIMES 2013年11月13日配信 2021年8月23日閲覧。
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参考文献

  • 関口和之『突然ですがキリギリス―サザンオールスターズ音楽青春物語』集英社、1991年6月。ISBN 978-4087497199

関連項目

外部リンク