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蕾 (コブクロの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「蕾」
コブクロシングル
初出アルバム『5296
B面 彼方へ
風見鶏
リリース
規格 シングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
作詞・作曲 小渕健太郎
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2007年4月度月間1位(オリコン)
  • 2007年上半期4位(オリコン)
  • 2007年度年間3位(オリコン)
  • 2008年度年間115位(オリコン)
  • 2007年度カラオケ10位(オリコン)
  • 2008年度カラオケ2位(オリコン)
  • コブクロ シングル 年表
    君という名の翼
    2006年

    2007年
    蒼く 優しく
    (2007年)
    ミュージックビデオ
    「蕾」 - YouTube
    テンプレートを表示

    」(つぼみ)は、コブクロの14作目のシングル2007年3月21日発売。発売元はワーナーミュージック・ジャパン

    解説・タイアップ

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    • 前作「君という名の翼」以来約8か月ぶりのシングルで、フジテレビ系ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌として書き下ろされた曲である。コブクロがドラマ主題歌を担当するのはこれで5曲目であり、また2005年の「ここにしか咲かない花」から4作連続でドラマ主題歌となった。ドラマ主題歌としては珍しく放送終了後に発売されている。
    • 小渕健太郎が18歳の時に亡くした母のことを思って作詞した曲である[1]
    • 2008年3月開催第80回記念選抜高等学校野球大会の開会式入場行進曲。
    • 2012年に放送されたH.I.Sの台湾旅行のCMでも使用された。
    • 2014年11月8日には、YouTube上に公式のMVがアップロードされ、2024年6月26日に再生回数が1億回を突破した。それを記念し同日、2007年に行われた『KOBUKURO LIVE TOUR '07 "蕾"』のファイナル公演のライブ映像がアップロードされた。なお、このライブは映像商品化がされていない為、この動画でしか視聴することができない。

    売上・受賞

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    • オリコン集計での初動売上は過去最高だった「」を上回る18.2万枚を記録し、前作の「君という名の翼」の累計売上を初動のみで更新した。そして発売2週目の2007年4月9日付オリコン週間シングルチャートで14作目のシングルにして初の1位を獲得。2007年のオリコン年間シングルチャート3位にランクインし、シングルでは初の年間トップ10入りを果たした。自身のシングルでは唯一売上が50万枚を突破している。
    • 本作で第49回日本レコード大賞を受賞[2]。これは男性フォークデュオとして初の快挙である。これによって2005年度ノミネート作の「」、2006年度ノミネート作「君という名の翼」の雪辱を果たした。小渕は「亡くなった母親が一緒に歌っていてくれていたと思う」とコメントした。司会の堺正章は、「感動的な受賞でした」と、コメントを残している。
    • 2008年2月20日に、邦楽で初となる着うた配信で300万ダウンロードを突破したことを日本レコード協会が認定した[3]

    収録曲

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    全曲 作詞・作曲:小渕健太郎、編曲:コブクロ

    1. 彼方へ
    2. 風見鶏
    3. 蕾 (Instrumental)
    4. 彼方へ (Instrumental)
    5. 風見鶏 (Instrumental)

    演奏

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    • 小渕健太郎:Vocal, Acoustic Guitar, Electric Guitar, Strings Arrangement (#1.2)
    • 黒田俊介:Vocal
    • 桜井正宏:Drums (#1.2.3)
    • 山田裕之:Bass (#1.2.3)
    • 藤井理央:Piano (#1.3), Strings Arrangement (#1.2.3)
    • 西山太郎:Electric Guitar (#1.2.3)
    • 漆原直美、藤縄陽子、牛山玲名、小池智子、坂田知香、志摩かなえ、西川茉利奈、吉成とも子、石橋尚子、長岡聡季:Violin (#1.3)
    • 小寺里奈、藤崎美乃:Violin (#2)
    • 菊池幹代、高山愛:Viola (#1.2.3)
    • 渡邉智生、冨田大輔:Viola (#1.3)
    • 吉田篤、山本法子:Viola (#2)
    • 関口将史、久保公人、夏秋彩:Cello (#1.2.3)
    • 関根優子:Cello (#1.3)
    • 中島杏子:Cello (#2)
    • 岩瀬聡志:Programming, Synthesizers (#1.2.3)

    収録アルバム

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    カバー

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    • 2008年Septemberがカバーアルバム『FLOWERs』にてカバー。
    • 2008年、中村あゆみがカバーアルバム『VOICE』にてカバー。
    • 2009年阿部恭子がミニカバーアルバム『やさしいうた』にてカバー。
    • 2009年、森進一がカバーアルバム『Love Music』にてカバー。
    • 2009年、ドイツのバンド、ジャイガンターが『イッツ・オール・カヴァー・ナウ,ベイビー・ブルー!』にてカバー。
    • 2009年、ニュージーランドの歌手、ヘイリー・ウェステンラがシングル『ねむの木の子守唄/蕾」にて英詩カバー。
    • 2012年Tiaraがカバーアルバム『Sweet Flavor 〜cover song collection〜』にてカバー。
    • 2012年、さくらまやがカバーアルバム『まや☆カラ カラオケクイーンさくらまやと歌おう!!』にてカバー。
    • 2013年森恵がカバーアルバム『Grace of the Guitar』にてカバー。
    • 2016年クリス・ハート村上佳佑とデュエット。カバーシングル「いのちの理由」カップリングに収録。
    • 2019年島津亜矢がカバーアルバム『SINGER 6』にてカバー。
    • 2022年森田成一がカバーアルバム『[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors~00's-10's EDITION~』にてカバー。

    脚注

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    1. ^ コブクロ天国の母に届けレコード大賞 - 芸能ニュース : nikkansports.com”. www.nikkansports.com. 2023年6月10日閲覧。
    2. ^ なお、本作を最後にワーナーミュージック・ジャパン発売作品は日本レコード大賞に選ばれていない。
    3. ^ https://web.archive.org/web/20080302004158/http://www.riaj.or.jp/data/others/chart/w080220_3.html なお、着うた300万DLを達成したのはこの曲の他には「恋のマイアヒ」(※400万DL)「そばにいるね」「愛唄」「キセキ」「Story」の5曲のみ(2011年3月時点)である。