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フェイク (Mr.Childrenの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Mr.Children > フェイク (Mr.Childrenの曲)
「フェイク」
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『HOME
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 2007年2月度月間1位(オリコン)
  • 2007年度上半期6位(オリコン)
  • 2007年度年間12位(オリコン)
  • Mr.Children シングル 年表
    しるし
    (2006年)
    フェイク
    (2007年)
    旅立ちの唄
    (2007年)
    HOME 収録曲
    やわらかい風
    (8)
    フェイク
    (9)
    ポケット カスタネット
    (10)
    EANコード

    EAN 4988061891996
    (TFCC-89199)

    ミュージックビデオ
    「フェイク」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    ライブ映像
    「フェイク」 (2022)

    フェイク』は、日本バンドMr.Childrenの30枚目のシングル。2007年1月24日にトイズファクトリーより発売された[2]

    概要

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    通常盤のみの1形態で発売。本作は40万枚限定生産となっており[2]、現在は廃盤となっている。限定生産はMr.Childrenとしてはライブ・アルバム1/42』以来となる。前作『しるし』から2か月ぶりという短いスパンでのシングルで、11thシングル『花 -Mémento-Mori-』以来19作ぶりとなる1曲のみ収録の500円シングルである。

    ジャケットは女性が口を大きく開けて舌を出しているというもので、「フェイク」の「ェ」の文字だけがゴシック体であり、それ以外の文字は明朝体となっている。裏側は文字が反転していて、女性の口が偽物(フェイク)になっている。アートディレクター丹下紘希

    チャート成績

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    オリコンシングルチャートで5thシングル『innocent world』から26作連続初登場1位を獲得した。シングル1位獲得数は松田聖子(25作)を抜き、B'z(38作、当時)、浜崎あゆみ(27作、当時)に次ぐ歴代3位となった。限定生産シングルの1位獲得は『feel』(倖田來未)以来、約1年ぶりである[3]。初週28.1万枚、累計売上は32.1万枚。

    収録曲

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    #タイトル作詞・作曲編曲時間
    1.「フェイク」桜井和寿小林武史 & Mr.Children
    合計時間:

    楽曲解説

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    1. フェイク
      • 東宝系映画『どろろ』主題歌[2]
      • 映画のために書き下ろされた楽曲で[4]桜井和寿は「映画の主人公は『本物』を探す旅をしています。でも…『本物』ってなんだ? そんな疑問がこの曲をつくるきっかけになっています。ありとあらゆるところに『本物ではないもの』が存在して、それを受け入れながら僕らは暮らしています。憂うでもなく、批判するでも肯定するでもなく、たくさんの嘘と矛盾を抱えたできそこないの一人として、そのことをただ『リアル』に音にしたかった。」とコメントしている[5]
      • 桜井が持ち込んだデモテープの段階ですでに構成が出来上がっていた楽曲[6]。映画『どろろ』の主題歌として制作されていたため、当初桜井はもっとネガティブな要素を含んだ歌詞を書いていたが、映画会社の「よりポジティブな部分も」といった要望で現在の歌詞に変更した[6]
      • イントロのギターフレーズは、桜井曰く「トラックのチャンネル自体をミュートのon/offしてみた結果」だという[6]
      • デモテープは桜井が小さい頃からゆかりのある山形県の自然の中で制作され、楽曲自体は一カ月程度で完成した[6]
      • 曲終了後、約30秒間の無音の後にシークレットトラックとして約4分のInstrumentalが収録されており、トラック上はこれを含めて1曲となっている。Mr.Childrenの作品でシークレットトラックが収録されたのは今回が初となる。配信版のシングルでは該当箇所は削除されている。
      • the pillowsとのZeppツアーで「しるし」と共に披露されたが、当時はタイトルを発表しないままの初披露であった[5]
      • ミュージック・ビデオは、前作「しるし」が桜井一人の歌っている姿しかないため、その対として制作された[6]。そのため、メンバー全員がミュージック・ビデオに出演しており、カット数が大幅に増えている。2012年5月10日発売のベスト・アルバムMr.Children 2005-2010 <macro>』の初回限定盤、2018年3月21日発売のライブ・ビデオ『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。ミュージック・ビデオはこれとは別に『どろろ』バージョンも存在しており、主に映画公開中に流されていた。監督は丹下紘希

    テレビ出演

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    番組名 日付 放送局 演奏曲
    Music Lovers[7] 2007年3月11日 日本テレビ Tomorrow never knows
    しるし
    フェイク
    彩り
    ミュージックステーション[8] 2022年4月1日 テレビ朝日 フェイク
    永遠

    ライブ映像作品

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    フェイク

    作品名
    HOME[注 1]
    Mr.Children HOME TOUR 2007
    Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field-
    ap bank fes '08
    Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜
    Mr.Children Tour 2011 SENSE
    MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012
    Mr.Children Stadium Tour 2015 未完
    Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス[注 2]

    収録アルバム

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 初回限定盤付属のDVDに収録。
    2. ^ 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.6.19 YANMAR STADIUM NAGAI – 完全版』に収録。

    出典

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    1. ^ フェイク | Mr.Children”. ORICON NEWS. 2020年9月29日閲覧。
    2. ^ a b c ミスチル、新曲が映画主題歌に!”. ORICON NEWS (2006年11月21日). 2020年9月29日閲覧。
    3. ^ ミスチル、映画『どろろ』主題歌で26作連続1位!”. ORICON NEWS (2007年1月30日). 2022年8月19日閲覧。
    4. ^ CDでーた角川マガジンズ、2007年4月号、21頁
    5. ^ a b Mr.Children、超大作映画の主題歌を歌うことが決定!”. BARKS (2006年11月21日). 2021年5月7日閲覧。
    6. ^ a b c d e 別冊カドカワ 総力特集 Mr.Children』角川書店、2007年3月
    7. ^ [Mr.Children] 「Music Lovers」で絢香とトーク”. 音楽ナタリー (2007年3月6日). 2020年12月18日閲覧。
    8. ^ 「Mステ」3時間SPにあいみょん、Snow Man、なにわ男子、乃木坂46、初出演マイヘアら”. 音楽ナタリー (2022年3月25日). 2022年3月25日閲覧。

    外部リンク

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