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口笛 (Mr.Childrenの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Mr.Children > 口笛 (Mr.Childrenの曲)
「口笛」
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『Q
B面 Heavenly kiss 
リリース
規格 8cmシングル
録音 1999年
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース 小林武史
Mr.Children
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2000年度年間25位(オリコン)
  • Mr.Children シングル 年表
    I'LL BE
    (1999年)
    口笛
    (2000年)
    NOT FOUND
    (2000年)
    Q 収録曲
    Everything is made from a dream
    (10)
    口笛
    (11)
    Hallelujah
    (12)
    B-SIDE 収録曲
    独り言
    (9)
    Heavenly kiss
    (10)
    ニシエヒガシエ
    EAST Remix

    (11)
    EANコード

    EAN 4988061281032
    (TFDC-28103)

    ミュージックビデオ
    「口笛」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    ライブ映像
    「口笛」 (2022)

    口笛』(くちぶえ)は、日本のバンドMr.Childrenによる18枚目のシングル。2000年1月13日にトイズファクトリーより発売された。

    概要

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    前作から9か月ぶりに発売されたシングルで、2000年代に入って初のシングルでもある。

    8cmシングルで発売されたのは本作が最後であり、次作から12cmシングルへ完全移行した。ジャケットでブランコに座っているようなポーズをとっているシルエットの人物は田原健一で、映っている街は東京都杉並区神田川沿い。アートディレクターは信藤三雄、ジャケットの撮影は大橋仁

    本作から、桜井和寿の作詞・作曲担当としてのクレジットが漢字・フルネーム表記から現在のローマ字表記に変更される。

    チャート成績

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    ノンタイアップながらも初週32.7万枚を売り上げ、初動売上のみで前作の売上を上回った。累計売上は72.4万枚。だが桜井曰く「もっと売れると思っていた」という。

    収録曲

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    8cmCD
    全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「口笛」桜井和寿桜井和寿
    2.「Heavenly kiss」桜井和寿桜井和寿
    合計時間:

    楽曲解説

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    1. 口笛
      • Mr.Children TOUR '99 DISCOVERY』の最中に楽屋で自分たちの過去の作品を聴き、初期のポップな作風の心地良さを再認識したことで作られたストレートなラブソング[1]
      • 桜井曰く「甘からず凡庸でなく、朴訥としていながらも、力強い」「口笛が出る瞬間と歌を口ずさむ瞬間と音楽が出来る瞬間は、どこか似ている」とのこと[1]
      • 1999年7月後半に[2]ライブアルバム『1/42』のミックスを東京都のBunkamuraスタジオで行なっていた際、同時進行でレコーディングされた[3]
      • ミュージック・ビデオニューヨークにあるルーズベルト島の病院跡やアパート跡、廃校で撮影された[4]。桜井は監督の指示で髪を金髪に染めている[4]。2018年3月21日発売の『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。監督は丹修一
      • ファンからも人気の曲で、後に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では1位に選ばれ、実際に演奏もされている[5]
    2. Heavenly kiss
      • 7thアルバム『DISCOVERY』の収録曲と同時期に制作された[6]
      • ロサンゼルスでレコーディングが行われた[7]
      • Mr.Childrenでは数少ない、歌詞の一人称が「俺」になっている楽曲の1つ。
      • 後に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では6位に選ばれた[5]

    テレビ出演

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    番組名 日付 放送局 演奏曲
    ミュージックステーション[8] 2000年1月1日 テレビ朝日 口笛
    カウントダウンオールヒット 2000年1月3日 TBS
    ミュージックステーション[9] 2000年1月21日 テレビ朝日
    COUNT DOWN TV 2000年1月22日 TBS
    HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP[10] 2000年2月7日 フジテレビ
    うたばん 2000年2月10日 TBS
    Music Museum 2000年8月9日 フジテレビ 口笛
    NOT FOUND
    ポップジャム 2000年8月19日 NHK
    SONGS[11] 2014年11月22日 NHK 名もなき詩
    口笛
    足音 〜Be Strong
    Melody
    放たれる

    ライブ映像作品

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    口笛

    作品名
    Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001
    Mr.Children Tour 2004 シフクノオト[注 1]
    Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field-[注 2]
    Mr.Children REFLECTION{Live&Film}[注 3]
    Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス[注 4]

    Heavenly kiss

    作品名
    Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001
    Mr.Children / Split The Difference[注 5]

    収録アルバム

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    脚注

    [編集]

    注釈

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    1. ^ キーを1音下げて演奏された。アコースティックバージョンのアレンジになっている。アウトロでは、CD音源とは異なり桜井が口笛を吹いている。
    2. ^ キーを半音下げて演奏された。アコースティックバージョンのアレンジになっており、会場全体で合唱するという形で演奏された。アウトロでは、CD音源とは異なり桜井が口笛を吹いている。
    3. ^ Mr.Children TOUR 2015 REFLECTIONと映画『Mr.Children REFLECTION』の両方に収録。
    4. ^ 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.6.19 YANMAR STADIUM NAGAI – 完全版』に収録。
    5. ^ ドキュメンタリー映画作品。特典映像。

    出典

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    1. ^ a b Mr.Children 1996-2000』ライナーノーツ
    2. ^ 『Mr.Children 道標の歌』水鈴社、2020年11月20日
    3. ^ 『Sound & Recording Magazine』 リットーミュージック 2000年11月号
    4. ^ a b "【Mr.Children特集】「口笛」「光の射す方へ」「ボレロ」…名MVを生んだ映像作家、丹修一の証言". Pen. CCCメディアハウス. 2022年5月25日. 2022年5月26日閲覧
    5. ^ a b 映画『Mr.Children REFLECTION』劇場公開パンフレット
    6. ^ MUSICA』FACT、2007年6月号
    7. ^ B-SIDE』ライナーノーツ
    8. ^ ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 2000.01.01.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。
    9. ^ ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 2000.01.21.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。
    10. ^ #234 00/02/07 放送”. フジテレビ. 2021年11月8日閲覧。
    11. ^ “Mr.Children、新作携えNHK「SONGS」出演”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年11月14日). https://natalie.mu/music/news/131309 2020年3月12日閲覧。 

    外部リンク

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