「石川県」の版間の差分
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「文化財・観光」「特産品」節を石川県の観光地に統合・整理。観光は重要な要素なので「名所・旧跡・観光」節を設け主要な画像のみ掲載。 タグ: サイズの大幅な増減 |
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'''石川県'''(いしかわけん)は、[[日本]]の[[北陸地方]] |
'''石川県'''(いしかわけん)は、[[日本]]の[[都道府県]]の一つ。[[本州]]の中央部、[[日本海]]側の[[北陸地方]]に位置する。 県域は[[令制国]] の[[加賀国]]と[[能登国]] に当たる。[[県庁所在地]]は[[金沢市]]。 |
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==概要== |
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東西約100km、南北約200kmと南北に細長い形状をしている。県南部の[[加賀地方]]は西側に日本海の直線的な海岸線が続き、東側に[[両白山地]]の山々が連なる。南東部には県内で最高峰の[[白山]](2,702m)がそびえる。県北部の[[能登地方]]は日本海に向かって北東方向に突き出た[[半島]]([[能登半島]])となっている。このため県全体の海岸線の総延長は約580kmに及ぶ<ref name="gaiyou">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kensei/koho/gaiyo/p0.html 石川県の概要(位置、魅力、自然)(石川県)]</ref>。これは[[東海道本線|JR東海道本線]]の[[東京駅]]・[[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]間(589.5km)に相当する距離である。 |
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[[ファイル:Japan Ishikawa Map Chikei.png|right|200px|地形図]] |
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=== 位置 === |
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気候は[[日本海側気候]]型である。西寄りの風が日本海を流れる[[対馬暖流]]の上で水蒸気を蓄えて雲となり、両白山地に当たって降水をもたらすことが多い<ref name="kisyoudai">[http://www.jma-net.go.jp/kanazawa/mame/tokusei/tokusei.html 「石川県の気象特性」金沢地方気象台]</ref>。都道府県別の年間降水量は5番目に多い<ref name="sihyou">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2202/h23-all.pdf 「平成23年版石川100の指標」(石川県)]</ref>。特に冬は北西からの[[季節風]]が続くため降水量が多く、山間部は豪雪地帯となっている<ref name="tikei">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kankyo/2.html 「石川の地形、地質、気象」石川県]</ref>。降雪時に雷鳴を伴うことが多く<ref name="kisyoudai"/>、この現象は[[ブリ|鰤(ブリ)]]が獲れる時期と重なることから'''ブリ起こし'''と呼ばれている<ref name="buri1">[http://www.jma.go.jp/jma/kishou/jma-magazine/0911/index.html#b 「12月の気象~冬の雷~」気象庁]</ref><ref name="buri2">[http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TR20101210701.htm 「冬到来 ブリ起こしに金沢で初雪」『北國新聞』2010年12月10日]</ref>。 |
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[[日本]]、[[中部地方]]の[[北陸地方]]に位置する。海岸部は[[日本海]]に面している。 |
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;隣接する都道府県 |
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県民人口は約116万人である。都市別では金沢市が最多の約46万人と約40%を占める。次いで多いのは[[白山市]]と[[小松市]]のそれぞれ約11万人であり、金沢市を中心に県南部の加賀地方に人口が偏在している<ref name="22kokusei">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2201/h22ishikawakennojinkoutosetai.pdf 『平成22年国勢調査人口等基本集計結果(石川県関係分)』石川県]</ref>。金沢市の人口は、北陸地方では[[新潟市]]の約81万人<ref>[http://www.city.niigata.jp/info/somu/toukei/n-stat/01_01kokutyo/data/h22/index.html 「平成22年国勢調査結果(確報値)」新潟市]</ref>に次いで2番目であるが、経済的に繋がりの強い[[北陸地方#北陸3県の繋がり|北陸3県]]([[富山県]]、石川県、[[福井県]])では[[富山市]]の約42万人<ref>[http://www.pref.toyama.jp/sections/1015/index2.html 『平成22年国勢調査人口等基本集計結果の概要(平成22年10月1日現在)』富山県]</ref>を上回っており、金沢市は地域経済の中心地の一つとなっている。 |
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* [[File:Flag of Toyama Prefecture.svg|20px]][[富山県]] |
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* [[File:Flag of Fukui Prefecture.svg|20px]][[福井県]] |
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{{和暦|2005}}の従業者数約60万人のうち約65%が[[第三次産業]]に、約30%が[[第二次産業]]に従事している<ref name="heisei17kokusei">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/1269/gaiyozenbun.pdf 「平成17年国勢調査第2次基本集計結果の概要(就業状態別人口、産業別就業者数など)」石川県]</ref>。特徴としては、第二次産業の中では[[製造業]]の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが挙げられる<ref name="jinzai">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/keikaku/shigoto/documents/honbun.pdf 「石川県産業人材プラン(平成19年2月)」石川県]</ref>。1人当たりの生産用機械器具製造業出荷額では全国1位となっている<ref name="syuyou2312">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2344/syuyou2312.pdf 「主要データ集 平成23年12月号」石川県]</ref>。 |
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* [[File:Flag of Gifu Prefecture.svg|20px]][[岐阜県]] |
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[[江戸時代]]に加賀国、能登国、[[越中国]]を領地としていた[[加賀藩]]は学問や文芸を奨励したことから、[[城下町]]の金沢を中心にして伝統文化が興隆し、今に受け継がれている<ref name="fuuti">[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11201/rekishitoshi/fuuti.html 「金沢市歴史的風致維持向上計画」(金沢市)]</ref>。金沢市では[[能楽]]の[[加賀宝生]]、[[織物]]の[[染色]]技法である[[加賀友禅]]、[[蒔絵]]を施した[[金沢漆器]]、[[茶道具]]に用いられる[[大樋焼]]などが伝わる。その他、[[輪島市]]の[[輪島塗]]、[[加賀地方]]の[[九谷焼]]など芸術性の高い伝統技術が継承されている。人口当たりでみた[[日本美術展覧会]](日展)や[[日本伝統工芸展]]の入選者数は全国1位となっている<ref name="sihyou"/>。 |
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石川県を訪れる観光客は{{和暦|2010}}で約2,150万人とみられ、このうち約820万人が金沢市周辺、約680万人が能登地方、約660万人が(金沢市周辺を除く)加賀地方を訪れたとされる。主要観光地で利用者数が多いのは、金沢市では[[兼六園]]、[[金沢城公園]]、[[金沢21世紀美術館]]、能登地方では輪島市の[[輪島朝市]]、[[七尾市]]の[[和倉温泉]]、[[能登食祭市場]]、[[羽咋市]]の[[気多大社]]、同市と[[宝達志水町]]に跨る[[千里浜]]、加賀地方では[[加賀市]]の[[山代温泉]]、[[山中温泉]]、[[片山津温泉]]、小松市の[[木場潟公園]]、白山市の[[白山比め神社|白山比咩神社]]などである<ref name="kankou22">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2331/kankoutoukei22.pdf 「統計からみた石川県の観光 平成22年」石川県]</ref>。 |
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石川県の名称は加賀地方にあった[[石川郡 (石川県)|石川郡]]に由来する。[[1872年]]([[明治]]5年)、[[#近・現代|金沢県庁]]が石川郡[[美川町]](現・白山市)に移転した際、その郡名により石川県と改名された。翌年、県庁が再び金沢に移転した後も県名はそのままで現在に至っている<ref>[http://www.shiinoki-geihinkan.jp/about/index.html 「しいのき迎賓館のご案内」石川県政記念しいのき迎賓館]</ref>。 |
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==地理== |
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===位置=== |
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日本の本州中央部の日本海側にある。[[日本の地域|全国8地方区分]]では[[中部地方]]に当たり、日本海側の北陸地方に位置している。県域は、東西100.9km、南北198.4km、面積4,185.66km²を有し、海岸線の総延長は581.0kmに及ぶ<ref name="gaiyou"/>。南北に細長く、中央部がくびれた[[砂時計]]のような形状をしている。西側、北側、北東側は日本海に面しており、南西側は'''福井県'''に、東側は'''富山県'''に、南東側は[[岐阜県]]に隣接している。なお、日本の[[領海]]を確定するために設定されている[[領海#基線|基線]]は輪島市[[舳倉島]]北東端から(富山県を経ず)[[新潟県]][[佐渡市]]ネイ島西端まで'''直線基線'''が引かれている<ref>[http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/ryokai/kakudai/nih_idx.html 「直線基線十二区域/本州北西岸北部」海上保安庁]</ref>。 |
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{| class="wikitable" |
{| class="wikitable" |
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|- style="text-align: center; vertical-align: center;" |
|- style="text-align: center; vertical-align: center;" |
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|+ 石川県の位置<ref name="gaiyou"/> |
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!style="width:12em;"|県庁所在地 |
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!style="width:12em;"|東端 |
!style="width:12em;"|東端 |
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!style="width:12em;"|西端 |
!style="width:12em;"|西端 |
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40行目: | 52行目: | ||
!style="width:12em;"|北端 |
!style="width:12em;"|北端 |
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|- style="text-align: center; vertical-align: center;" |
|- style="text-align: center; vertical-align: center;" |
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|金沢市<br />[[鞍月]]1丁目1番地 |
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|[[珠洲市]]<br />三崎町小泊(長手崎) |
|[[珠洲市]]<br />三崎町小泊(長手崎) |
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|加賀市<br />塩屋町(塩屋漁港) |
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|白山市<br /> [[赤兎山]][[山頂]] |
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|輪島市<br />舳倉島 |
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|-style="text-align: center; vertical-align: center;" |
|-style="text-align: center; vertical-align: center;" |
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|{{ウィキ座標2段度分秒|36|35|40|N|136|37|32|E|}} |
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|E137.21.55<br/>N37.30.33 |
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|{{ウィキ座標2段度分秒|37|30|33|N|137|21|55|E|}} |
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|E136.14.39<br/>N36.17.44 |
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|{{ウィキ座標2段度分秒|36|17|44|N|136|14|39|E|}} |
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|E136.40.26<br/>N36.4.1 |
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|{{ウィキ座標2段度分秒|36|4|1|N|136|40|26|E|}} |
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|E136.55.19<br/>N37.51.19 |
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|{{ウィキ座標2段度分秒|37|51|19|N|136|55|19|E|}} |
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|} |
|} |
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===自然地理=== |
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[[ファイル:Japan Ishikawa Map Chikei.png|thumb|left|180px|能登地方と加賀地方の地形は対照的]] |
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[[日本海]]のほぼ中央部に位置しており、石川県の多くを形成している[[能登半島]]の北端から[[白山]]周辺の南端まで南北約200[[キロメートル|km]]の細長い県土を持つ。 |
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{{main|石川県の自然地理一覧}} |
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石川県の地形は、県北部の能登地方と県南部の加賀地方とで対象的な特徴を有している<ref name="dosya">[http://sabo.pref.ishikawa.jp/ishikawa.html 「石川県の地形・地質」石川県土砂災害情報システム]</ref>。 |
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[[ファイル:NotoCoast.jpg|thumb|200px|外浦の[[能登金剛]]([[志賀町]])]] |
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南東部の[[岐阜県]]境には白山があり、[[福井県]]境を含めた[[両白山地]]・加越山地を構成する。白山から[[富山県]]境には[[倶利伽羅峠]]、[[宝達山]]、[[医王山]]などが連なる。 |
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'''能登地方'''は日本海に向かって北東方向に突き出た半島('''能登半島''')である。[[第三紀]]に形成された[[火山岩]]や[[堆積岩]]からなる丘陵状の山地が広がっている<ref name="dosya"/>。[[一級河川]]はなく、[[町野川]]、[[大海川]]などの[[二級河川]]が54[[水系]]指定されている<ref name="keikaku">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/shinkou/hantou/documents/keikaku.pdf 「能登地域半島振興計画」平成17年12月21日 石川県・富山県]</ref>。半島沖の海底は舳倉島付近まで[[大陸棚]]が続いており、その先も[[白山瀬]]や[[大和堆]]などの中深度海域がみられる<ref>[http://www.data.kishou.go.jp/db/maizuru/knowledge/tikei.html 「日本海の海底地形」(気象庁)]</ref><ref>[http://ci.nii.ac.jp/els/110003022440.pdf?id=ART0003464140&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1323309321&cp= 「日本海白山瀬付近の構造発達史」『地質学雑誌』第79巻(1973年4月)田口広ほか]</ref>。半島北部は、概ね標高300m以下の低山地と丘陵地帯が連なる[[準平原]]で、全体として[[富山湾]]側に下降する[[褶曲#向斜・背斜|背斜]]構造をしている。このため北西側の'''外浦(そとうら)'''は急峻な[[海食崖]]が形成され、[[海岸段丘]]が発達しているのに対して、南東側の'''内浦(うちうら)'''は[[隆起と沈降|沈降]]性の入り組んだ海岸線をしている。また、内浦の最深部に[[能登島]]があり、[[七尾湾]]が島を取り囲んでいる<ref name="keikaku"/><ref name="tikei"/>。半島中央部には、[[眉丈山]]南麓の断層が落ち込んで形成された帯状の低地帯([[邑知潟]][[地溝帯]])が半島を横切っている<ref name="dosya"/>。半島南部は[[宝達山]]を中心とする低い山地([[宝達丘陵]])が南北に連なり、西側の海岸線は長い[[砂浜海岸]]([[千里浜]])となっている<ref name="keikaku"/><ref name="keikan">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/toshi/keikan/documents/02.pdf 「石川県の景観」石川県]</ref>。 |
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[[ファイル:Hakusan from aburazaka 2003 5 5.jpg|thumb|200px|県最高峰の白山(白山市)]] |
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[[河川]]は[[手取川]]、[[梯川]]、[[大聖寺川]]、[[犀川 (石川県)|犀川]]、[[浅野川]]などが流れている。特に、手取川は県内大半の[[上水道]]の水源となっており、県北部の[[能登半島]]までパイプによって給水されている。 |
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'''加賀地方'''は南東部に'''白山'''(2,702m)を最高峰とする山地帯('''両白山地''')が発達し、北西に流れる河川によって形成された[[沖積平野]]('''加賀平野'''、[[金沢平野]])が南北に広がっている<ref name="keikan"/>。白山は[[中国山地]]を経て[[九州]]北部に延びる[[白山火山帯]]に属しており、一帯には火山岩や[[凝灰岩]]が分布している<ref name="dosya"/>。加賀地方の中央部を流れる[[手取川]]は白山を水源に日本海に注ぐ、長さ72km、流域面積809km²の一級河川で、石川県最大の川である<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/river/t_pamph/p1.html 「手取川流域の概要」国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所]</ref>。流域の90%が山地であり、平均勾配が約27分の1という日本有数の急流河川である<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb2_jigyo/river/tedoconf/cnf02/mat02_2.pdf 「平成19年度手取川事業概要」国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所]</ref>。上流部は川の[[浸食]]作用で渓谷となり、中流部には[[河岸段丘]]が発達している。下流域は白山市鶴来地区(旧・[[鶴来町]])を[[扇状地|扇頂]]とし、中心角120度、半径12~13kmの[[扇状地]]('''手取川扇状地''')を形成している<ref name="dosya"/><ref name="keikan"/>。[[梯川]]は加賀地方南西部の白山山系[[大日山]]連峰の鈴ヶ岳を源流とする一級河川で、長さ42km、流域面積は271.2km²である<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb2_jigyo/river/jigyo/kake1.html 「梯川のあらまし」国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所]</ref>。加賀地方北部に当たる金沢市内を流れる[[犀川 (石川県)|犀川]]と[[浅野川]]はいずれも二級河川である。流域には河岸段丘が発達している<ref name="tikei"/>。加賀地方の海岸部は単調な砂浜海岸であり、北部には[[内灘砂丘]]がある<ref>[http://www.hot-ishikawa.jp/search-detail.php?id=900-sz000122 「内灘砂丘」『ほっと石川旅ねっと』石川県観光連盟]</ref>。また、海沿いの平野部に[[加賀三湖#木場潟|木場潟]]、[[加賀三湖#柴山潟|柴山潟]]、[[河北潟]]などの[[潟湖]]が点在している<ref name="tikei"/>。 |
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{{-}} |
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===自然公園=== |
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;[[山]] |
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[[ファイル:Fritillaria camschatcensis Kuroyuri in hakusan 2002-7-25.jpg|thumb|200px|白山の[[高山植物]][[クロユリ]]。石川県の「郷土の花」である<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/kuroyuri/index.html 「郷土の花 クロユリ」石川県]</ref>。]] |
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[[ファイル:Hakusan from aburazaka 2003 5 5.jpg|thumb|right|200px|白山]] |
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[[国立公園]]が1か所('''[[白山国立公園]]''')、[[国定公園]]が2か所('''[[能登半島国定公園]]'''、'''[[越前加賀海岸国定公園]]''')、[[都道府県立自然公園|県立自然公園]]が5か所([[山中・大日山県立自然公園]]、[[獅子吼・手取県立自然公園]]、[[碁石ケ峰県立自然公園]]、[[白山一里野県立自然公園]]、[[医王山県立自然公園]])存在する<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kankyo/5.html 「石川の自然公園等」石川県)]</ref>。 |
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* [[両白山地]](加越山地) |
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** [[医王山]]・[[大門山]]・[[見越山]]・[[奈良岳]]・[[大笠山]]・[[笈ヶ岳]]・[[三方岩岳]]・[[白山]]・[[別山 (両白山地)|別山]]・[[三ノ峰 (両白山地)|三ノ峰]]・[[赤兎山]] |
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* 金沢市内 |
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** [[野田山]]・[[卯辰山]]・[[成ヶ峰]]・[[高三郎山]]・[[満願寺山]]・医王山・大門山・奈良岳 |
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* 能登地方 |
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** [[宝達山]]・[[石動山]]・[[高洲山]] |
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'''白山国立公園'''は白山を中心とした両白山地の主要な山々を指定区域とする国立公園である。石川県、富山県、福井県、岐阜県の4県にまたがる<ref>[http://www.env.go.jp/park/hakusan/intro/index.html 「白山国立公園」環境省]</ref>。[[原生地域]]が区域の80%以上を占め、特に[[ブナ]]の[[原生林]]を広域に保有している。また、[[森林限界]]を越える高山帯としては日本最西端に当たるため、西限・南限とする貴重な動植物がみられる<ref name="kokuritukokutei">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kankyo/7.html 「石川県の国立・国定公園」石川県]</ref>。 |
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;[[川]] |
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* [[手取川]]([[一級水系]]) |
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** [[尾添川]]・柳谷川・三ツ谷川・大道谷川・百合谷川・赤谷川・下田原川・瀬波川・大日川・直海谷川 |
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* [[梯川]](一級水系) |
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** [[前川 (石川県)|前川]]・八丁川・鍋谷川・仏大寺川・滓上川・郷谷川 |
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* [[大聖寺川]] |
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* [[犀川 (石川県)|犀川]] |
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** [[内川 (石川県)|内川]]・倉谷川・伏見川・十人川・安原川・木曳川 |
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* [[大野川 (石川県)|大野川]] |
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** [[浅野川]]・[[森下川]]・[[金腐川]]・大徳川・大宮川 |
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* [[大海川]] |
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* [[町野川]] |
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'''能登半島国定公園'''は能登半島の海岸一帯を主体とする国定公園である。石川県と富山県に跨る。[[能登金剛]]や[[禄剛崎]]など外浦の勇壮な海食景観と七尾湾や能登島など内浦の柔和な[[隆起と沈降|沈水]]景観の対比が特徴とされる<ref>[http://www.biodic.go.jp/jpark/qnp/noto.html 「能登半島国定公園」環境省]</ref><ref name="kokuritukokutei"/>。'''越前加賀海岸国定公園'''は加賀市から福井県[[敦賀市]]まで続く海岸一帯の国定公園である。石川県内では柴山潟や[[雁]]、[[鴨]]の飛来地<ref name="keikan"/>である[[片野鴨池]]が含まれている。片野鴨池は[[ラムサール条約]]の登録[[湿地]]となっている<ref>[http://www.biodic.go.jp/jpark/qnp/etizen.html 「越前加賀海岸国定公園」環境省]</ref><ref name="kokuritukokutei"/>。 |
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;[[平野]] |
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{{-}} |
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* [[金沢平野]] |
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* [[宝達丘陵]] |
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;[[湖]]・[[沼]] |
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* [[北潟湖]]([[ラグーン|潟湖]]) |
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* [[片野鴨池]]([[ラムサール条約]]登録湿地) |
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* [[加賀三湖]](潟湖) |
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** 柴山潟・今江潟・木場潟 |
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* [[河北潟]] |
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* [[邑知潟]] |
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;[[海岸]]・[[湾]] |
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* [[七尾湾]] |
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* [[富山湾]] |
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* [[内灘砂丘]] |
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* [[琴ヶ浜海岸 (石川県)|琴ヶ浜海岸]] |
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* [[能登金剛]] |
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* [[曽々木海岸]] |
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* [[恋路海岸]] |
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===気象=== |
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;[[島]] |
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[[ファイル:Kenrokuen in winter 01.jpg|thumb|left|200px|雪の兼六園(金沢市)]] |
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* [[七ツ島]] |
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石川県の気候は比較的[[日照時間]]の短い[[日本海側気候]]型である。その特徴は冬に顕著で、北西からの季節風によって気温が低く雪の降る日が多くなる<ref name="kisyoudai"/>。地元で'''ブリ起こし'''と呼ばれる冬の雷<ref name="buri1"/><ref name="buri2"/>の発生数は日本で一番多い<ref name="kisyoudai"/>。降雪と雷が同時に起こることは世界的にも珍しく、[[ノルウェー]]西海岸や[[アメリカ]]の[[五大湖]]から東海岸にかけてみられる程度であるとされる<ref name="buri1"/>。 |
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* [[舳倉島]] |
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* [[見附島 (石川県)|見附島]] |
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* [[能登島]] |
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発達した低気圧が日本海を通過するときに南東からの強い風が両白山地を越えて[[フェーン現象]]を起こすことがある。また、同じ中部地方でも[[太平洋]]側の[[東海地方]]に比べて[[梅雨]]が顕著ではないという特徴がある<ref name="kisyoudai"/>。 |
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=== 自然公園 === |
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{{-}} |
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* [[国立公園]] |
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{|class="wikitable" style="font-size:smaller; text-align:right; white-space:nowrap; float:right" |
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** [[白山国立公園]] |
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|+ 石川県内各地の平年値(統計期間:1981年 - 2010年、出典:[http://www.jma.go.jp/jma/menu/report.html 気象庁・気象統計情報]) |
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* [[国定公園]] |
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** [[能登半島国定公園]]、[[越前加賀海岸国定公園]] |
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* [[都道府県立自然公園|県立自然公園]] |
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** 山中・大日山県立自然公園、[[獅子吼・手取県立自然公園]]、碁石ケ峰県立自然公園、白山一里野県立自然公園、[[医王山県立自然公園]] |
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=== 気候 === |
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[[日本海式気候]]であり、県内全域が[[豪雪地帯]]である。夏はフェーン現象の影響で気温が上がり、高温多湿で熱帯夜も多い。冬は比較的気温は高く、もともと沿岸部・[[都市部]]の積雪は[[福井県]]や[[富山県]]の沿岸部・都市部と比べても少ないうえに、温暖化の影響で特に[[金沢市]]内などの[[積雪量]]は急減している[http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=56&prec_ch=%90%CE%90%EC%8C%A7&block_no=47605&block_ch=%8B%E0%91%F2&year=&month=&day=&view=]。[[白山連峰]]など標高の高い山岳地帯は[[亜寒帯湿潤気候]]に属し寒さが厳しく、豪雪となる。 |
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{|class="wikitable" style="font-size:smaller; text-align:right; white-space:nowrap" |
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|+ 石川県内各地の平年値(統計期間:1971年 - 2000年、出典:[http://www.jma.go.jp/jma/menu/report.html 気象庁・気象統計情報]) |
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!rowspan="2" colspan="2" | 平年値<br />(月単位) |
!rowspan="2" colspan="2" | 平年値<br />(月単位) |
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!colspan=" |
!colspan="5"|能登地方 |
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!colspan="5"|加賀 |
!colspan="5"|加賀地方 |
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|- |
|- |
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! [[珠洲市|珠洲]] |
! [[珠洲市|珠洲]] !! [[輪島市|輪島]] !! [[志賀町|志賀]] !! [[七尾市|七尾]] !! [[羽咋市|羽咋]] |
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! [[かほく市|かほく]] !! [[金沢市|金沢]] !! [[小松市|小松]] !! [[白山市]]<br />白山吉野 !! [[加賀市]]<br />栢野 |
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! [[輪島市]]<br />[[能登空港|三井]] !! [[志賀町|志賀]] |
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! [[七尾市|七尾]]!![[羽咋市|羽咋]] |
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! [[かほく市|かほく]]!! [[金沢市|金沢]] |
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! [[小松市|小松]]!![[白山市]]<br />白山吉野 |
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! [[加賀市]]<br />栢野 |
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!rowspan="2"|平均<br />気温<br />([[セルシウス度|℃]]) |
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!最暖月 |
!最暖月 |
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| 25.2<br />(8月) || 25.7<br />(8月)|| 26.0<br />(8月) || 26.0<br />(8月)|| 26.3<br />(8月) |
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| 25.9<br />(8月) || 27.0<br />(8月) || 26.5<br />(8月)|| 25.0<br />(8月) || 25.4<br />(8月) |
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| || 25.5<br />(8月) |
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| 25.9<br />(8月) || 26.2<br />(8月) |
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| 25.6<br />(8月) |
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| 26.6<br />(8月) || 26.3<br />(8月) |
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| 24.7<br />(8月) || 25.2<br />(8月) |
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!最寒月 |
!最寒月 |
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| 2.2<br />(2月) || 2. |
| 2.4<br />(2月) || 3.1<br />(2月)|| 3.2<br />(2月) || 2.6<br />(1月)|| 3.3<br />(1月) |
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| 3.1<br />(1月) || 3.8<br />(1月) || 3.4<br />(1月)|| 1.4<br />(1月) || 1.9<br />(1月) |
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| || 2.8<br />(2月) |
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| 2.6<br />(2月) || 3.2<br />(2月) |
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| 2.9<br />(2月) |
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| 3.6<br />(2月) || 3.3<br />(2月) |
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| 1.3<br />(2月) || 1.9<br />(2月) |
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!rowspan="2"|[[降水量]]<br />([[ミリメートル|mm]]) |
!rowspan="2"|[[降水量]]<br />([[ミリメートル|mm]]) |
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!最多月 |
!最多月 |
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| 256.9<br />(12月) || 253.6<br />(12月)|| 208.7<br />(7月) || 235.1<br />(7月)|| 238.1<br />(12月) |
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| 244.7<br />(12月)|| 282.1<br />(12月) || 256.6<br />(12月)|| 334.5<br />(1月) || 381.8<br />(12月) |
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| || 200.3<br />(7月) |
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| 230.4<br />(7月) || 223.8<br />(12月) |
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| 239.0<br />(12月) |
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| 286.9<br />(12月) || 241.2<br />(12月) |
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| 324.2<br />(1月) || 370.9<br />(1月) |
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!最少月 |
!最少月 |
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| 103.9<br />(4月) || 113.2<br />(4月)|| 101.5<br />(4月) || 117.3<br />(4月)|| 114.1<br />(4月) |
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| 115.4<br />(4月)|| 136.9<br />(4月) || 119.5<br />(4月)|| 154.8<br />(4月) || 170.8<br />(4月) |
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| || 98.0<br />(3月) |
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| 114.2<br />(4月) || 111.5<br />(4月) |
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| 119.3<br />(4月) |
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| 143.6<br />(4月) || 124.0<br />(4月) |
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| 157.3<br />(4月) || 175.6<br />(4月) |
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能登地方中部から加賀地方にかけての平野部の気候は比較的温和だが、能登地方北部では年平均気温がやや低く、加賀地方山間部は気温が低く多雨豪雪であるといった地域差がみられる<ref name="tikei"/>。 |
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'''能登地方'''は日本海に大きく突き出しているため寒暖の季節風の影響を受けやすい。北陸地方の他の都市に比べ、夏はやや涼しく、冬は雪も少なめである。年平均気温は13~14度だが、能登地方北部はやや低めである。年降水量は1,700~2,100mm、年日照時間は1,500~1,700時間、最深積雪の平均は20~60cmである<ref name="kisyoudai"/>。 |
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== 歴史 == |
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=== 原始・古代 === |
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県内で発見された[[日本の旧石器時代|旧石器時代]]の[[遺跡]]は能美市の[[灯台笹遺跡|灯台笹(とだしの)遺跡]]<ref>発見したのは、土器や石器を集めるのが趣味だった高校生。彼が住む灯台笹の丘陵で土器や石器約20点を採取した中に打製の旧石器が含まれていた。その石器は木の葉状に整形された槍先に用いる尖頭器1点とナイフ形石器5点であった。これを旧石器と見分けたのは当時の高校教諭。その後この遺跡が発掘され、片刃石器や掻器が発掘されている。</ref><ref>河村好光「加賀・能登の誕生」10 - 11ページ(高澤祐一・河村好光・東四柳史明・本康宏史・橋本哲哉『石川県の歴史』山川出版社 2000年3月</ref>など、極めて少ない。続く[[縄文時代]]の遺跡では草創・早期の遺跡が数える程で、中期と晩期にピークがある。能登を代表する[[能登町]]の[[真脇遺跡]]や[[金沢市]]新保本町の[[チカモリ遺跡]]で大量の木柱根などが出土し話題となった。同遺跡で縄文後期の祭祀施設らしい巨木を配置したウッド・サークルが見つかっている。 |
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'''加賀地方'''の平野部は比較的温和で年平均気温は13~15度である。年降水量は2,100~3,100mm、年日照時間は1,400~1,700時間、最深積雪の平均は40~50cmである<ref name="kisyoudai"/>。金沢市で年間200cmを超える降雪を観測した年は、1960年代8回、1970年代6回、1980年代9回、1990年代0回、2000年代3回となっており、1990年代以降減少が顕著である<ref>[http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=56&prec_ch=%90%CE%90%EC%8C%A7&block_no=47605&block_ch=%8B%E0%91%F2&year=&month=&day=&elm=annually&view= 「気象統計情報(金沢 毎年の値)」気象庁]</ref>。冬の日照時間が極端に少ないのが特徴で、夏は月平均約180時間に対し、冬は月平均約70時間である。加賀地方の山間部(標高500m以上)は最深積雪の平均が220cmと平野部の4倍以上になる豪雪地帯である。白山市白峰地区(旧・[[白峰村]])では最深積雪480cmの記録がある。この地域が大雪となるのは[[シベリア]]からの乾いた冷たい季節風が日本海を流れる対馬暖流の上を通るときに水蒸気を蓄え雲となり、両白山地にぶつかって斜面を急上昇すると空気が冷やされ雪となるためである<ref name="kisyoudai"/>。{{要出典範囲|なお、標高の高い山岳地帯は[[亜寒帯湿潤気候]]に属する。|date=2011年12月}} |
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県域は古くは[[越前国]]の領域に含まれていたが、[[718年]]に羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて[[能登国]]が立てられた。能登国は[[741年]][[越中国]]に併合され、この頃[[大伴家持]]が越中国守に赴任している。[[757年]]には越中国から分離し、再び能登国が立てられた。また[[823年]]には越前国から加賀・江沼2郡を割いて[[加賀国]]が立国され、これが令制上最後の立国となった。 |
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{{-}} |
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==歴史== |
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===原始=== |
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[[ファイル:Okyozuka.jpg|thumb|left|200px|御経塚遺跡(野々市市)]] |
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県内で発見された[[日本の旧石器時代|旧石器時代]]の[[遺跡]]は[[能美市]]の[[灯台笹遺跡]]<ref>発見したのは、土器や石器を集めるのが趣味だった高校生。彼が住む灯台笹(とだしの)の丘陵で土器や石器約20点を採取した中に打製の旧石器が含まれていた。その石器は木の葉状に整形された槍先に用いる尖頭器1点とナイフ形石器5点であった。これを旧石器と見分けたのは当時の高校教諭。その後この遺跡が発掘され、片刃石器や掻器が発掘されている。</ref><ref>河村好光「加賀・能登の誕生」10 - 11ページ(高澤祐一・河村好光・東四柳史明・本康宏史・橋本哲哉『石川県の歴史』山川出版社 2000年3月</ref>など極めて少ない。 |
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[[縄文時代]]の遺跡では草創・早期の遺跡は少なく、中期と晩期にピークがある。[[能登町]]の[[真脇遺跡]]は縄文時代の前期から晩期まで約4,000年続く長期定住遺跡である<ref name="maizou">[http://www.ishikawa-maibun.or.jp/sanpo.html 「いしかわ遺跡散歩」財団法人石川県埋蔵文化センター]</ref>。縄文時代後期から晩期の遺跡としては金沢市の[[チカモリ遺跡]]<ref name="maizou"/><ref>[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11104/bunkazaimain/shiteibunkazai/kinenbutsu/tikamori.html 「チカモリ遺跡」金沢市]</ref>、[[野々市市]]の[[御経塚遺跡]]<ref name="maizou"/><ref>[http://www.city.nonoichi.lg.jp/sangyoshinko/kanko_map_okyodukaiseki.html 「野々市市観光マップ 御経塚遺跡」野々市市]</ref>がある。{{和暦|1980}}チカモリ遺跡から[[クリ属|クリ]]の巨木を縦に半分に割り円形に並べた'''環状木柱列'''が見つかった。環状木柱列はその後真脇遺跡でも発見されている。環状木柱列の用途・機能は「儀礼の場」や「特殊な建物」など様々な考えがあり不明である<ref name="maizou"/>。[[羽咋市]]の[[吉崎・次場遺跡]]は北陸地方でも規模が大きい[[弥生時代]]の遺跡で[[近畿地方|近畿]]、[[東北地方|東北]]、[[山陰地方|山陰]]などとの交流が認められる<ref name="maizou"/>。 |
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[[奈良時代]]から[[平安時代]]初期には、能登半島には[[渤海 (国)|渤海]]の使節がたびたび到着し、現・[[志賀町]]に渤海使接待のための能登客院も設置され、[[交易]]も行われた。[[治承・寿永の乱]](源平合戦)では、[[源義仲|木曾義仲]]が[[倶利伽羅峠]]で四・五百頭の牛の角に松明を付け、平家の陣に追い入れる「火牛の計」を用い[[平家]]をやぶり、さらに[[篠原の戦い]]で逃げる平家を追撃し、[[京都]]に進んだ。[[室町時代]]には加賀の[[守護]]は[[富樫氏|冨樫氏]]、能登の守護は[[畠山氏#七尾畠山氏|畠山氏]]であった。 |
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能美市には60数基の[[古墳]]が点在する[[能美古墳群]]がある。その中心に位置する[[和田山・末寺山古墳群]]からは武器・武具など大量の副葬品が出土している。また、同じ能美古墳群の一角にある[[秋常山古墳群]]1号墳は全長約140mの[[前方後円墳]]である。[[中能登町]]の[[雨の宮古墳群]]には北陸最大級の[[前方後方墳]]がある。また、七尾市の能登島にある[[須曽蝦夷穴古墳]]はドーム型の墓室を持ち[[朝鮮半島]]の古墳にも通じるものとされる<ref name="maizou"/>。 |
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=== 中世 === |
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加賀国では、[[応仁の乱]]のころ[[浄土真宗]]が広まり、やがて農民らによる[[一向一揆]]が守護の[[富樫政親]]を破り、武士の支配を脱却した統治が約100年にわたって行われた。これが、加賀地方が「百姓の持ちたる国」と呼ばれた所以である。[[本願寺]]は後の[[金沢城]]の位置に[[金沢御坊]]を作り、ここを拠点にして支配した。本願寺と敵対する[[織田信長]]は、[[柴田勝家]]らを派遣してここを平定し、能登を[[前田利家]]に、加賀を[[佐久間盛政]]に与えた。信長の死後、[[豊臣秀吉]]が実権を握ると、前田利家は加賀も領して、金沢に入城した。 |
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===古代=== |
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[[ファイル:Ketataisya.jpg|thumb|200px|大伴家持も参詣した[[気多大社]]<ref>[http://www.ishikawa-c.ed.jp/content/m-media/rekishi/rekishiSOZAI/ketajinja/ketajinja.html 「大伴家持もお参りした気多大社」石川県教育センター]</ref>(羽咋市)]] |
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県域は[[飛鳥時代]]には[[越国]]あるいは三越分割後の[[越前国]]に含まれていた。[[奈良時代]]に入り、[[718年]]に羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて[[能登国]]が立てられた。能登国は[[741年]][[越中国]]に併合され、この頃[[大伴家持]]が越中国の[[国司]]として赴任している。[[757年]]には越中国から分離し、再び能登国が立てられた。[[平安時代]]初期の[[823年]]になって越前国から加賀・江沼2郡を割いて[[加賀国]]が立てられた。これは令制上最後の立国である。 |
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七尾市にある[[能登国分寺]]跡は、能登地方を支配した'''能登臣(のとのおみ)'''一族が[[白鳳時代]]に建てた寺院を[[843年]]に[[国分寺]]としたものである。[[法起寺]]式[[伽藍配置]]を持ち<ref>[http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=210060 「能登国分寺跡附建物群跡」文化遺産オンライン(文化庁)]</ref>、約400年にわたり能登の仏教の場として栄えたとされる<ref name="maizou"/>。奈良時代から平安時代には、能登半島には[[渤海 (国)|渤海]]の使節がたびたび到着し[[交易]]が行われていた。[[志賀町]]の[[福浦港]]では[[渤海使]]が船の修理や宿泊をしたと伝えられており、平安時代初めに渤海使接待のため能登国に建てられた'''能登客院'''はこの地にあったと考えられている<ref>[http://www.ishikawa-c.ed.jp/content/m-media/rekishi/rekishiSOZAI/fukuura/fukuura.html 「大陸との貿易の窓口 富来福浦港」石川県教育センター]</ref>。 |
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能登国では、正長年間(1428 - 1429年)頃に初代当主[[畠山満慶]]が[[七尾城]]を築城し、畠山氏の領国支配の拠点となる。7代目当主[[畠山義総]]の時代に最盛期を迎えるが、義総の死後は[[畠山七人衆]]が実権を握り、大名権力を傀儡化する。[[1560年]](永禄3年)、9代当主[[畠山義綱]]が実権を取り戻すが、[[1566年]](永禄9年)に[[永禄九年の政変]]で能登国から追放される。 |
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[[1577年]](天正5年)、[[上杉謙信]]が能登国へ侵攻し[[七尾城の戦い]]が起こり、畠山氏は滅亡する。 |
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野々市市の[[末松廃寺]]跡は加賀地方北部に本拠を置く有力氏族'''道君(みちのきみ)'''が7世紀後半に創ったとされる寺院である。法起寺式伽藍配置をしており、屋根瓦の一部は能美市辰口地区(旧・[[辰口町]])で焼かれたものであることが分かっている<ref name="maizou"/>。奈良・平安時代、北陸地方には[[東大寺]]、[[西大寺 (奈良市)|西大寺]]などの[[荘園 (日本)|荘園]]が多くあった。白山市から金沢市に跨る[[横江荘|東大寺領横江荘]]もそうした荘園の一つである<ref name="maizou"/>。平安時代に[[修験道]]が活発になると白山を山岳信仰の対象とする[[白山信仰]]が広まり、山頂への登山道([[禅定道]])の起点の一つとなった[[白山比め神社|白山比咩神社]]は信仰の拠点となった<ref>[https://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/publish/sizen/documents/sizen21.pdf 「白山の自然誌21 白山の禅定道」2001年3月石川県白山自然保護センター]</ref>。 |
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平安時代末期の[[治承・寿永の乱]](源平合戦)では、[[源義仲]](木曾義仲)が[[倶利伽羅峠の戦い]]([[津幡町]])で数で圧倒する[[平家]]の義仲追討軍を破り<ref>[http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/midokoro/kurikara.html 「倶利伽羅」津幡町]</ref>、さらに[[篠原の戦い]](加賀市)で逃げる平家を追撃し、[[京都]]に進んだとされる。 |
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=== 中世 === |
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[[鎌倉時代]]、新たに設けられた[[守護]]は加賀国、能登国とも[[比企朝宗|比企氏]]、[[北条朝時|北条氏]]、[[室町時代]]に入ると加賀国は[[斯波氏]]、[[富樫氏|冨樫氏]]、能登国は吉見氏、[[畠山氏#七尾畠山氏|畠山氏]]であった。 |
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[[ファイル:Torigoe01.jpg|thumb|200px|加賀一向一揆が抵抗の拠点として築城した[[鳥越城]](白山市)<ref name="maizou"/>]] |
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加賀国では、[[応仁の乱]]のころ[[浄土真宗]]が広まり、やがて農民らによる[[加賀一向一揆]]が守護の[[富樫政親]]を破り、武士の支配を脱却した統治が約100年にわたって行われた。これが、加賀地方が「百姓の持ちたる国」と呼ばれた<ref>[[蓮如]]の10男[[実悟]]の「実悟記拾遺」に「泰高ヲ守護トシテヨリ百姓トリ立テ富樫ニテ候アヒダ百姓等ノウチツヨク成テ近年ハ百姓ノ持タル国ノヤウニナリ行キ候」と記されている。「泰高」は加賀一向一揆で自害した富樫政親の子で守護を継いだ[[富樫泰高]]のこと。</ref>所以である。[[本願寺]]は金沢の台地上に[[尾山御坊]]('''金沢御坊''')を作り、ここを拠点にして支配した<ref>[http://www.ishikawa-c.ed.jp/content/m-media/rekishi/rekishiSOZAI/ikkoikki/ikkoikki.html 「百姓ノ持チタル国~加賀一向一揆~」石川県教育センター]</ref>。本願寺と敵対する[[織田信長]]は、[[柴田勝家]]らを派遣してここを平定し、能登国を[[前田利家]]に、加賀国を[[佐久間盛政]]に与えた。織田信長の死後、[[豊臣秀吉]]が実権を握ると、前田利家は加賀国も領して、尾山御坊跡の[[尾山城]]('''金沢城''')に入り城下町の建設を始めた<ref name="fuuti"/>。 |
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[[能登国]]では、正長年間(1428 - 1429年)頃に初代当主[[畠山満慶]]が[[七尾城]]を築城し、畠山氏の領国支配の拠点となる。7代目当主[[畠山義総]]の時代に最盛期を迎えるが、義総の死後は[[畠山七人衆]]が実権を握り、大名権力を傀儡化する。[[1560年]](永禄3年)、9代当主[[畠山義綱]]が実権を取り戻すが、[[1566年]](永禄9年)に[[永禄九年の政変]]で能登国から追放される。[[1577年]](天正5年)、[[上杉謙信]]が能登国へ侵攻し[[七尾城の戦い]]が起こり、畠山氏は滅亡する。 |
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=== 近世 === |
=== 近世 === |
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[[ファイル:Kanazawa Castle Gate.JPG|thumb|left|200px|金沢城石川門(金沢市)]] |
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[[関ヶ原の戦い]]で[[徳川家康|家康]]についた利家の息子、[[前田利長|利長]]は[[越中]]全域も含め、約120万石を領する大[[大名]]となった。2代藩主、[[前田利常|利常]]は[[十村制]]や[[改作法]]といった農政改革を行った。前田家は[[産業]]・[[工芸]]の保護・振興に力を入れ、[[城下町]]金沢は[[江戸時代|江戸]]中頃には[[人口]]で日本4位の[[都市]]へと発展した。江戸時代に置かれた藩は[[加賀藩]](1869年に金沢藩に改称)と[[支藩]]の[[大聖寺藩]]があり、城代の置かれたものに[[小松城]]がある。また、当時は富山県も加賀藩であったが、間に支藩の[[富山藩]]があることで領地が分断されたため、西側の高岡などに比べ魚津など富山藩以東の加賀藩領地は事実上東の文化となった。 |
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前田利家の長男[[前田利長]]は[[関ヶ原の戦い]]では[[徳川家康]]の東軍につき戦後[[越中国]]を与えられた。利長は[[江戸幕府]]の[[幕藩体制]]のもと加賀国、能登国、越中国の3国を治める[[加賀藩]]の初代藩主となった。加賀藩前田家は[[外様大名]]でありながら[[大名]]中最大となる約120万石を領した。 |
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2代藩主[[前田利常]]は、江戸幕府2代将軍[[徳川秀忠]]の娘・[[珠姫]]を娶った徳川の大名として[[大坂の陣]]を戦い、戦後の[[大坂城]]改修の[[普請]]では通常の大名の負担分より多い負担をあえてするなど、外様大名として取り潰しを避けることに意を用いたとされる<ref name="sandai">見瀬和雄『利家・利長・利常 前田三代の人と政治』([[北國新聞社]]、2002年)ISBN 4-8330-1204-9</ref>。利常は[[1639年]]に家督を長男[[前田光高]]に譲り、次男の[[前田利次]]に[[富山藩]]を、三男の[[前田利治]]に[[大聖寺藩]]を分封した。しかし、[[1645年]]に光高が急死し、4代藩主となった光高の長男[[前田綱紀]]がまだ幼かったため、利常が後見人として藩政を補佐した。 |
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=== 近・現代 === |
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[[明治維新]]後、[[廃藩置県]]で[[1871年]](明治4年)[[7月14日 (旧暦)|7月14日]]、第1次府県統合により[[加賀藩|金沢県]](第1次)と[[大聖寺県]]が成立した。同年[[11月20日 (旧暦)|11月20日]]に両県を廃止し、旧金沢県より[[射水郡]]以外の越中国[[新川郡]]、[[婦負郡]]、[[礪波郡]]を分けて'''[[新川県]]'''(当時は新川郡[[魚津市|魚津]]が県庁所在地)を設置、能登国と越中国[[射水郡]]に'''[[七尾県]]'''を、加賀地方に'''金沢県'''(第2次)を置いた。明けて[[1872年]](明治5年)[[2月2日 (旧暦)|2月2日]]、金沢県庁を[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[美川町 (石川県)|美川町]](現・[[白山市]]美川南町)に移し、この郡名より'''石川県'''と改称した。現在の県名はこれに由来する。なお、石川は古くから氾濫を繰り返し、石ころ河原だった手取川の別名という説がある。県庁の移設は、旧加賀藩の影響力を弱めるための時の政府の方策等諸説あるが、公式には金沢では県域の北に寄りすぎであるためという理由であった。 |
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利常が綱紀を後見した時代には、貧農の救済、年貢納入の徹底などを目的とした'''[[改作法]]'''と呼ばれる農政改革が実施された。これは、農民の借金を帳消しにした上で、農具、種籾の購入資金や当座の食料を貸し付けて農業生産性を高めるとともに、各地の有力豪農などから選任した'''[[十村制|十村]](とむら)'''に農民の監督や徴税を委ねるものである。改作法は所期した成果を挙げ、藩政の安定に寄与した<ref name="sandai"/>。この頃から加賀藩は[[蔵米]]を日本海から[[関門海峡]]、[[瀬戸内海]]を通り[[大坂]]まで運ぶ船輸送を始め、後の[[西回り航路]]の元となった<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kitamae/mirai/oitati/oitati_2.htm 「北前船の生い立ち」石川新情報書府]</ref>。なお、[[1659年]]に白山が[[噴火]](最も新しい噴火)。[[1668年]]と[[1671年]]には手取川の洪水で多数の死者が出ている<ref name="sabou">[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/hakusansabo/03history/saigai01.html 「手取川災害略史」金沢河川国道事務所]</ref>。 |
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同年[[9月25日 (旧暦)|9月25日]]に射水郡を除く七尾県を石川県に併合(射水郡は新川県に併合)、11月に[[足羽県]]より白山麓18か村を併合し、現在の石川県と同じ県域となった。これにより、先の県庁移転の根拠が消滅し、翌[[1873年]]に再び県庁は金沢に移転したが、県名はその後も石川県のままとされた。 |
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[[ファイル:KUTANI Ewer.JPG|thumb|200px|江戸時代前期の[[九谷焼#古九谷|古九谷]]の銚子]] |
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その後、[[1876年]](明治9年)[[8月21日]]、第2次府県統合により、当時の新川県(現在の富山県にほぼ相当)、[[敦賀県]](現・福井県)の[[嶺北地域]]を編入し、富山と福井に支庁を置いた(現在の石川県と区別する意味で「大石川県」と呼ぶことがある)。しかし、[[1881年]](明治13年)[[2月7日]]に福井県が、[[1883年]](明治15年)[[5月9日]]に富山県が、それぞれ分離して現在の県域となる。 |
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加賀藩は、産業の振興に力を入れ、学問や文芸を奨励したことから、[[城下町]]の金沢を中心として今に続く伝統文化が興隆した。金沢城内に設けた'''御細工所'''は初め武器・武具の修理等を行う組織であったが、利常は[[茶の湯]]道具や[[掛幅]]など美術工芸品の製作・修理をさせ、綱紀は塗物・[[蒔絵]]細工、[[象嵌]]細工など20を越える職種を扱わせた。綱紀は学問の奨励のため[[木下順庵]]、[[室鳩巣]]、[[稲生若水]]といった学者の招聘につとめた。綱紀が収集した古今東西の図書は[[尊経閣文庫]]として受け継がれている。綱紀は[[能楽]]の[[宝生流]]を取り入れ[[加賀宝生]]と呼ばれ栄えた。[[兼六園]]は綱紀による蓮池庭と御殿の建設が始まりとされ、現在の姿が完成するのは江戸時代後期である<ref name="fuuti"/><ref name="yukari">[http://shofu.pref.ishikawa.jp/inpaku/toshiie/frame/n5.html 「利家とまつ ゆかりの人物事典」石川新情報書府]</ref>。 |
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[[輪島塗]]は江戸時代に輪島で下地塗りの漆に混ぜる[[珪藻土]]が見つかったことで堅牢な漆器となり、日用食器として盛んに生産されるようになった。[[北前船]]が寄港する[[輪島港]]の海運の利を活かして全国に販路を広げた。また江戸時代後期には[[沈金]]や蒔絵の技法が加わり美術工芸品としても発展した<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/intro/HTML/H_S50202.html 「輪島塗の歴史」石川新情報書府]</ref><ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kitamae/kikou/isikawa/isikawa_7.htm 「北前船紀行 輪島市」石川新情報書府]</ref>。大聖寺藩では江戸時代初めに殖産興業の一環として鉱山開発に取り組み九谷村(現・加賀市)で磁鉱が発見されたことから窯を築き色絵磁器([[九谷焼]])の製造が始まった。一旦廃窯されるが九谷焼は加賀藩により再興され、明治期には海外への輸出品となった<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kutani/ 「九谷焼」石川新情報書府]</ref>。 |
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=== 第二次世界大戦後 === |
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* [[1947年]] [[第2回国民体育大会]]開催。 |
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* [[1952年]] [[アメリカ軍]]の試射場建設に反対する[[内灘闘争]]が起こる。 |
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* [[1957年]][[3月31日]] 金沢市[[押野村|押野地区]]の[[野々市市|野々市町]](当時)編入に対する[[住民投票]]が実施。賛成多数により、押野地区は[[4月10日]]に野々市町へ編入。 |
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* [[1961年]]2月 [[航空自衛隊]][[小松飛行場|小松基地]]開庁。 |
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* [[1963年]] [[昭和38年1月豪雪|三八豪雪]]により、交通機関が麻痺するなど石川県内で多くの被害が出る。 |
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* [[1973年]] 金沢市の[[西部緑地公園]]を主会場に[[日本海博]]が開催される。 |
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* [[1977年]][[8月25日]] [[白山スーパー林道]]全線開通。 |
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* [[1982年]][[11月17日]] [[能登有料道路]]全線開通。 |
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* [[1991年]] [[全国高等学校総合体育大会|いしかわ総体]]開催。 |
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* [[1993年]][[7月30日]] [[志賀原子力発電所]]([[北陸電力]])運転開始。 |
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* [[2001年]][[8月28日]] 国連軍縮会議が金沢市で開催。 |
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* [[2003年]][[12月5日]] 珠洲市で建設計画のあった[[珠洲原子力発電所]](北陸電力・[[中部電力]]・[[関西電力]])の計画凍結を発表。 |
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* [[2007年]][[3月25日]] 能登半島沖を震源とする震度6強の[[能登半島地震]]があった。 |
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* [[2008年]][[7月28日]] 未明からの降雨により浅野川が55年ぶりに氾濫した。 |
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* [[2009年]][[6月8日]] 金沢市が[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]][[創造都市ネットワーク]]のクラフト&フォークアート部門に認定される。 |
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* [[2011年]][[6月11日]] 能登の里山里海、[[国連食糧農業機関]] (FAO) の[[世界重要農業資産システム|世界農業遺産]]に認定。 |
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* [[2014年]] [[北陸新幹線]]が[[長野駅|長野]] - 金沢間開通予定。 |
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江戸時代後期、加賀藩は[[1792年]]に[[藩校]]の文学校[[明倫堂#加賀金沢藩の明倫堂|明倫堂]]と武学校[[経武館]]を設立した<ref name="yukari"/>。明倫堂では[[儒学]]のほか[[易学]]、医学、[[本草学]]、[[暦学]]、[[和算|算学]]などを、経武館では[[弓術]]、[[馬術]]、[[剣術]]などを教えた。また幕末には洋式兵学校の[[壮猶館]]や航海、測量の実習のための軍艦所を作り、ヨーロッパから洋式艦船を購入するなど海防に力を注いだ<ref name="yukari"/><ref>[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/gizyutu/gizyutu2.html 「近世・近代の科学と技術1 科学史」石川県立歴史博物館]</ref>。 |
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== 政治 == |
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{{-}} |
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=== 行政 === |
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=== 近代 === |
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{{Main|石川県庁}} |
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[[ファイル:Shiinoki Geihinkan.jpg|thumb|left|200px|大正時代に竣工した旧石川県庁(現・[[石川県政記念しいのき迎賓館]])(金沢市)]] |
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* 知事:[[谷本正憲]]([[1994年]] - <!--2011年10月30日現在現職-->) |
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[[1869年]](明治2年)[[版籍奉還]]で加賀藩は金沢藩となり、14代藩主[[前田慶寧]]は金沢[[藩知事]]に任命された<ref name="yukari"/>。しかし、[[1871年]](明治4年)[[7月14日 (旧暦)|7月14日]]には[[廃藩置県]]が行われ、金沢藩域は[[加賀藩|金沢県]](第1次)、大聖寺藩域は[[大聖寺県]]となった。同年[[11月20日 (旧暦)|11月20日]]に両県を廃止し、旧金沢県より[[射水郡]]以外の越中国[[新川郡]]、[[婦負郡]]、[[礪波郡]]を分けて'''[[新川県]]'''(当時は新川郡[[魚津市|魚津]]が県庁所在地)を設置、能登国と越中国[[射水郡]]に'''[[七尾県]]'''を、加賀地方に'''金沢県'''(第2次)を置いた。明けて[[1872年]](明治5年)[[2月2日 (旧暦)|2月2日]]、金沢県庁を[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[美川町 (石川県)|美川町]](現・[[白山市]]美川南町)に移し、この郡名より'''石川県'''と改称した。現在の県名はこれに由来する。なお、石川は古くから氾濫を繰り返し、石ころ河原だった手取川の別名という説がある。県庁の移設は、旧加賀藩の影響力を弱めるための時の政府の方策等諸説あるが、公式には金沢では県域の北に寄りすぎであるためという理由であった。同年[[9月25日 (旧暦)|9月25日]]に射水郡を除く七尾県を石川県に併合(射水郡は新川県に併合)、11月に[[足羽県]]より白山麓18か村を併合し、現在の石川県と同じ県域となった。これにより、先の県庁移転の根拠が消滅し、翌{{和暦|1873}}に再び県庁は金沢に移転したが、県名はその後も石川県のままとされた。その後、{{和暦|1876}}、当時の新川県(現在の富山県にほぼ相当)と[[敦賀県]](現在の福井県にほぼ相当)の[[嶺北地域]]を編入し、富山と福井に支庁を置いた(現在の石川県と区別する意味で「大石川県」と呼ぶことがある)。しかし、{{和暦|1881}}に福井県が、{{和暦|1883}}に富山県がそれぞれ分離して現在の県域となる。 |
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* [[石川県知事一覧|歴代知事]] - 歴代知事については別項目で説明。 |
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{{和暦|1874}}、旧金沢藩士[[長谷川準也]](後の金沢市長)らにより[[金沢製糸場]]が創設された。[[官営模範工場]]の[[富岡製糸場]]にならったもので、県下の[[殖産興業]]の先駆けとなった<ref>[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/gizyutu/gizyutu4.html 「近世・近代の科学と技術3 技術史」石川県立歴史博物館]</ref>。{{和暦|1887}}4月、金沢に[[第四高等学校 (旧制)|旧制第四高等中学校]](現・[[金沢大学]]の前身)が設置された<ref>[http://web.kanazawa-u.ac.jp/~shiryo/50th/genryu/shikou_history.html 「第四高等学校の足跡」金沢大学]</ref><ref>[http://www.ad.kanazawa-u.ac.jp/fifty_years/ts01-p13-24.pdf 「金沢大学50年史」金沢大学]</ref>。また{{和暦|1898}}10月、金沢城内に[[大日本帝国陸軍|旧陸軍]][[第9師団|第九師団]]司令部が設けられた<ref name="fuuti"/>。これにより金沢は北陸地域での学問的、軍事的な拠点として発展していく。 |
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=== 議会 === |
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[[ファイル:Kanazawa Station in Meiji era.JPG|thumb||220px|明治期の金沢駅前(金沢市)]] |
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{{Main|石川県議会}} |
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鉄道は、{{和暦|1897}}9月、[[北陸本線|北陸線]]が[[福井駅]]から[[小松駅]]まで延伸。翌1898年(明治31年)4月に[[金沢駅]]まで、同年11月に[[高岡駅]]まで延伸された。また同年4月には[[七尾線|七尾鉄道]]が津幡仮停車場(現・[[本津幡駅]]付近)から矢田新駅(後の[[七尾港駅]])まで開通し、{{和暦|1907}}国有化された。{{和暦|1925}}[[和倉温泉駅|和倉駅]]まで延伸し、{{和暦|1935}}までに[[輪島駅]]まで開業した。 |
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金沢製糸場の施工にあたった[[津田吉之助]]の子[[津田米次郎]]は[[織機]]の機械化に取り組み、{{和暦|1900}}日本初の[[織機#力織機|力織機]]を発明した。当時、[[羽二重]]生産で出遅れていた金沢はこの力織機による工場制大量生産で大正期にかけて生産量を伸ばした<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kikai/kanazawa-history.html 「金沢産業勃興期」石川新情報書府]</ref>。同年、金沢では電気の送電が開始され、翌{{和暦|1901}}に市内電話が開通。{{和暦|1908}}にはガスの供給が始まっている<ref name="tuusi">[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/13003/rekishi/tsuushi.html 「金沢の歴史(通史)」金沢市]</ref>。 |
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=== 財政 === |
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; [[2007年]]度(平成19年度) |
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* [[財政力指数]] 0.45 |
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** IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)11自治体中3位 |
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{{和暦|1918}}富山県魚津で発生した[[1918年米騒動|米騒動]]は石川県でも[[高浜町 (石川県)|高浜町]]・[[堀松村]](いずれも現・[[志賀町]])から金沢市、[[宇出津町]](現・[[能登町]])、[[松任市|松任町]](現・白山市)、[[穴水町]]へと波及した<ref>[http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/2297/10828/1/hashimoto-5.pdf 橋本哲哉『第5章 米騒動』1986年 金沢大学学術情報リポジトリ]</ref>。翌{{和暦|1919}}に金沢で市内電車が運転を始める<ref name="tuusi"/>とこれを契機に都市化が進み、カフェ・映画などの[[大衆文化]]が広がった。{{和暦|1925}}内灘村(現・[[内灘町]])に開園した[[粟崎遊園]]にも人気が集まった<ref>[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/kingen/kingen02.html 「大正デモクラシーと民衆文化」石川県立歴史博物館]]</ref>。金沢では{{和暦|1930}}に犀川を水源とする[[末浄水場]]が完成して水道が通水し<ref>[http://www2.city.kanazawa.ishikawa.jp/web/about/about_info_01.html 「企業局のあゆみ」金沢市企業局]</ref>、同年ラジオ放送が始まった<ref name="nhk">[http://www.nhk.or.jp/kanazawa/station_info/ayumi/index.html 「金沢放送局のあゆみ」NHK金沢放送局]</ref>。 |
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; [[2006年]]度(平成18年度) |
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* 財政力指数 0.42 |
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** IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中5位 |
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{{和暦|1896}}および{{和暦|1934}}には手取川で大洪水があり、多数の死者が発生した<ref name="sabou"/>。特に{{和暦|1934}}の災害は上流で大規模な土砂崩れ([[手取川#災害|別当崩れ]])が発生するなど上流から河口まで流域の全域にわたって被害が発生し、死者97人、行方不明者15人に上る未曾有の大災害であった<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/hakusansabo/03history/saigai02.html 「昭和9年災害概要」金沢河川国道事務所]</ref>。 |
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; [[2005年]]度(平成17年度) |
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{{-}} |
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* 財政力指数 0.40 |
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===現代=== |
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** IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)14自治体中1位 |
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[[ファイル:Komatsu airport terminal building.jpg|thumb|left|200px|自衛隊と民間航空の共用空港 小松空港(小松市)]] |
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石川県は戦争中空襲などによって焦土となることを免れたため、戦後も様々な社会資本を引き続き使用することができた。{{和暦|1947}}の[[第2回国民体育大会]]が石川県を中心として開催されたのは一つの例である。これは各都道府県持ち回りとなる最初の大会となった<ref name="sengo">[http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/kingen/kingen04.html 「戦後の復興と高度成長」石川県立歴史博物館]</ref>。 |
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戦後、[[アメリカ軍]]が内灘村(現・内灘町)で接収した砲弾試射場に対する反対運動([[内灘闘争]])が起こり、{{和暦|1952}}から翌年にかけて激しさを増した<ref name="sengo"/>。その後{{和暦|1957}}に撤収されたため事態は次第に収束していった<ref>[http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/info/detail.jsp?id=115 「内灘闘争」内灘町]</ref>。[[大日本帝国海軍|旧海軍]]の[[小松飛行場]]は戦後アメリカ軍に接収されていたが、{{和暦|1955}}に不定期の大阪便が就航した。{{和暦|1958}}にアメリカ軍の接収が解除されると[[航空自衛隊]]が駐屯。{{和暦|1961}}に航空自衛隊小松基地が開庁し、正式に自衛隊と民間航空との共用飛行場となった<ref>[http://www.komatsuairport.jp/komatsusypher/www/info/detail.jsp?id=267 「沿革」小松空港協議会]</ref><ref>[http://www.city.komatsu.lg.jp/kankou/enkaku.html 「小松の歴史」小松市]</ref>。 |
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; [[2004年]]度(平成16年度) |
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* 財政力指数 0.38 |
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** IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)13自治体中2位 |
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{{和暦|1957}}[[日本放送協会|NHK]]がテレビ放送を開始<ref name="nhk"/>。翌年、民放の[[北陸放送]]もテレビ放送を始めた<ref>[http://www.mro.co.jp/mro-info/gaiyo.html 「会社概要」北陸放送株式会社]</ref>。{{和暦|1962}}からはテレビカラー放送が始まった<ref name="nhk"/>。同年12月末から翌{{和暦|1963}}2月初めにかけて北陸地方を中心に広い範囲で降雪が続いた。最深積雪は金沢で181cmを記録。交通障害、通信障害、停電のほか家屋の倒壊も相次いだ([[昭和38年1月豪雪|三八豪雪]])<ref>[http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1963/196301/196301.html 「昭和38年1月豪雪」気象庁]</ref>。 |
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== 人口 == |
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{{人口統計|code=17000|name=石川県}} |
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{{和暦|1963}}北陸本線福井駅・金沢駅間が電化<ref name="kensei3839">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/38-39.html 「県政の主なあゆみ昭和38年~昭和39年」石川県]</ref>。翌年金沢駅・[[富山駅]]間も電化される<ref>[http://www.city.takaoka.toyama.jp/kikaku/0204/toukei/toukeisyo/17.nennpyouf.pdf 「年表」高岡市]</ref>。[[日本国有鉄道|国鉄]][[のと鉄道能登線|能登線]]は{{和暦|1959}}に[[穴水駅]]から[[鵜川駅]]まで開業し、{{和暦|1964}}までに[[蛸島駅]]まで全線開通した<ref name="kensei3839"/>。一方、{{和暦|1967}}金沢の市内電車が廃止された<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/42-43.html 「県政の主なあゆみ昭和42年~昭和43年」石川県]</ref>。 |
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{{和暦|1972}}県内初の[[日本の高速道路|高速道路]]となる[[北陸自動車道]][[金沢西インターチェンジ|金沢西IC]]・[[小松インターチェンジ|小松IC]]間が開通<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/46-47.html 「県政の主なあゆみ昭和46年~昭和47年」石川県]</ref>。その後{{和暦|1978}}までに県内の北陸自動車道は全線が開通した<ref name="kensei5253">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/52-53.html 「県政の主なあゆみ昭和52年~昭和53年」石川県]</ref>。能登方面は、1973年(昭和48年)能登海浜道路[[高松インターチェンジ|高松IC]]・[[柳田インターチェンジ|柳田IC]]間が開通し<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/48-49.html 「県政の主なあゆみ昭和48年~昭和49年」石川県]</ref>、{{和暦|1982}}までに[[粟崎インターチェンジ|粟崎IC]]・[[穴水インターチェンジ|此木IC]](現・穴水IC)間の[[能登有料道路]]全線が開通している<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/57.html 「県政の主なあゆみ昭和57年」石川県]</ref>。なお{{和暦|1977}}に[[尾口村]](現・白山市)と岐阜県[[白川村]]を結ぶ[[白山スーパー林道]]が開通した<ref name="kensei5253"/>。 |
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{{和暦|1980}}には治水、都市用水の供給、発電を目的とした[[手取川ダム]]が完成。水道用水として北は七尾市能登島から南は加賀市まで県内給水人口の7割以上を賄う<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb2_jigyo/river/jigyo/dam.html 「手取川ダムの概要」金沢河川国道事務所]</ref>。また{{和暦|1993}}志賀町で [[志賀原子力発電所]]([[北陸電力]])が営業運転を開始した<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h5-2.html 「県政の主なあゆみ平成5年後期」石川県]</ref>。一方で{{和暦|2003}}には珠洲市で建設計画のあった[[珠洲原子力発電所]](北陸電力・[[中部電力]]・[[関西電力]])の計画凍結が発表された<ref>[http://www.rikuden.co.jp/press/attach/03120501.pdf 「珠洲原子力発電所計画の凍結について」北陸電力]</ref>。 |
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[[ファイル:Senmaida.jpg|thumb|200px|[[白米千枚田]](輪島市)。能登の里山里海は世界農業遺産に認定された。]] |
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昭和末期以降、能登地方の交通体系は鉄道中心から道路・空港に大きく変わった。{{和暦|1988}}[[西日本旅客鉄道|JR]]能登線が廃止され、[[第三セクター鉄道]]の[[のと鉄道]]に引き継がれた([[のと鉄道能登線]])<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/63.html 「県政の主なあゆみ昭和63年」石川県]</ref>。{{和暦|1991}}にはJR七尾線[[津幡駅]]・和倉温泉駅間が電化される一方、和倉温泉駅・輪島駅間がのと鉄道に経営移管された([[のと鉄道七尾線]])<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h3-2.html 「県政の主なあゆみ平成3年後期」石川県]</ref>。{{和暦|2001}}のと鉄道七尾線穴水駅・輪島駅間<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/chiji/gikai/h12_9_18/11_noto.html 「県議会の議案説明要旨 9月補正予算の概要について」石川県]</ref>が、{{和暦|2005}}のと鉄道能登線が廃止されている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h17-1.html 「県政の主なあゆみ平成17年前期」石川県]</ref>。 |
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{{和暦|2003}}石川県で2番目となる[[能登空港]]が開港。能登空港には石川県の出先機関が入るほか、隣接地に[[日本航空学園]]が誘致された。また[[能登空港#道の駅能登空港|道の駅]]としても登録されている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h15-1.html 「県政の主なあゆみ平成15年前期」石川県]</ref><ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h15-2.html 「県政の主なあゆみ平成15年後期」石川県]</ref>。[[能越自動車道]]は能登有料道路と共用する[[徳田大津ジャンクション|徳田大津JCT]]・穴水IC間に続き、{{和暦|1998}}[[田鶴浜インターチェンジ|田鶴浜IC]]・徳田大津JCT間が供用を開始<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h10-1.html 「県政の主なあゆみ平成10年前期」石川県]</ref>。{{和暦|2006}}(平成19年)に穴水IC・[[能登空港インターチェンジ|能登空港IC]]間(穴水道路)が開通した<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/kouhou/nenpyo/h18-1.html 「県政の主なあゆみ平成18年前期」石川県]</ref>。 |
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{{和暦|2007}}[[3月25日]] 能登半島沖を震源とする[[マグニチュード]]6.9の地震([[能登半島地震]])が発生。最大震度は輪島市、七尾市、穴水町で震度6強。死者1人、重軽傷者338人のほか、2,426棟の住家が全半壊し、能登有料道路の一部が大規模に崩落するなどの被害が出た<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/bousai/bousai_g/notohanto_eq/kirokushi/index.html 「平成19年能登半島地震災害記録誌」石川県]</ref>。{{和暦|2008}}[[7月28日]] 未明からの降雨により浅野川が55年ぶりに氾濫し、金沢市内で2,000棟を超える家屋の被害が出た。浅野川流域の最大3時間雨量は[[新潟地方気象台#金沢地方気象台|金沢地方気象台]]の過去最大雨量を記録し、約200年に一度の豪雨となった<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kasen/sansha-i/documents/hokoku.pdf 局所的豪雨に対応した新たな河川管理検討委員会『局所的豪雨に対応した新たな河川管理検討委員会報告書~浅野川における豪雨災害を受けて~』2009年2月 石川県]</ref>。 |
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{{和暦|2009}} 金沢市が[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]・[[創造都市ネットワーク]]のクラフト分野に登録された<ref>[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11001/souzoutoshi/torikumi/index.html 「ユネスコ・クラフト創造都市」金沢市]</ref>。また同年能登地方北部の伝統的な祭礼'''[[アエノコト|奥能登のあえのこと]]'''がユネスコの[[無形文化遺産]]代表一覧表に記載され<ref name="aenokoto">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/mukeibunkaisan/index.html 「「奥能登のあえのこと」ユネスコ無形文化遺産の「代表一覧表」に記載」石川県]</ref>、{{和暦|2011}}には'''能登の里山里海'''が[[国連食糧農業機関]](FAO)の[[世界重要農業資産システム|世界農業遺産]]に認定された<ref>[http://www.fao.org/fileadmin/templates/giahs/PDF/GIAHS_Noto_proporsal_17_Dec.pdf "Noto's Satoyama and Satoumi" Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS) Initiative SUMMARY INFORMATION]</ref><ref>[http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1109/spe1_03.html 「特集1 世界農業遺産(3) 能登の里山里海」農林水産省]</ref>。 |
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==人口== |
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石川県の人口は、2011年(平成23年)11月1日現在で1,166,177人となっている。このうち能登地方が207,673人、加賀地方が958,504人と82%が加賀地方に集中している。市町別では、金沢市が462,897人と最も多く、県人口の40%を占めている。次いで、白山市110,109人、小松市108,107人、加賀市70,830人、七尾市56,989人、野々市町(現・野々市市)53,066人などとなっている<ref name="syuyou2312"/>。 |
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2010年(平成22年)の[[高齢化率]]は23.7%で、全国の23.1%を上回っている。地域別にみると加賀地方が21.5%であるのに対し、能登地方は29.6%と高くなっている。市町別では野々市町(現・野々市市)の15.0%が最も低く、珠洲市の41.8%が最も高い<ref name="22kokusei"/>。 |
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[[平均寿命]]は2005年(平成17年)で男性79.3歳、女性86.5歳となっており、それぞれ全国(男性78.8歳、女性85.6歳)よりも長い<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/ansin/plan/2009/documents/plan2009-2.pdf 「石川県長寿社会プラン2009」石川県]</ref>。[[合計特殊出生率]]は2010年(平成22年)で1.44と、全国の1.39を上回っている<ref>[http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei10/dl/07_h3-2.pdf 「平成22年(2010)人口動態統計(確定数)の概況」厚生労働省]</ref>。 |
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{{人口統計|code=17000|name=石川県}} |
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{{-}} |
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== 政治 == |
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{{Main|石川県庁|石川県知事一覧|石川県議会}} |
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* 知事:[[谷本正憲]]({{和暦|1994}}[[3月26日]] - <!--2011年10月30日現在現職-->、5期目) |
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== 財政 == |
== 財政 == |
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; {{和暦|2007}}度 |
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; 2006年度(平成18年度) |
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* [[財政力指数]] 0. |
* [[財政力指数]] 0.45 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)11自治体中3位 |
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; {{和暦|2006}}度 |
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* 財政力指数 0.42153 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中5位 |
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* 標準財政規模 2761億円 |
* 標準財政規模 2761億円 |
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* 普通会計歳入 5094億円 |
* 普通会計歳入 5094億円 |
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248行目: | 229行目: | ||
* 人口一人当たりの地方債現在高 94万2178円 普通会計分のみ |
* 人口一人当たりの地方債現在高 94万2178円 普通会計分のみ |
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* [[ラスパイレス指数]] 100.9 |
* [[ラスパイレス指数]] 100.9 |
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地方債等の残高 |
* 地方債等の残高 1兆2480億円 (連結会計) |
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# 普通会計分の地方債 1兆1016億円 |
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# 上記以外の特別会計分の地方債 661億円 |
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# 第三セクター等の債務保証等に係る債務 803億円 |
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地方債等の合計 1兆2480億円 (連結会計) |
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; {{和暦|2005}}度 |
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* 財政力指数 0.40 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)14自治体中1位 |
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; {{和暦|2004}}度 |
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; 2005年度(平成17年度) |
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* 財政力指数 0.38 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)13自治体中2位 |
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* 財政力指数:0.40 |
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==地域== |
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県北部を'''能登地方'''、県南部を'''加賀地方'''という。それぞれ[[令制国]]の[[能登国]]、[[加賀国]]の範囲に相当する。[[石川県庁]]の出先機関では4地域または5地域に区分されることがある。例えば、保健福祉センターでは「'''能登北部'''、'''能登中部'''、'''石川中央'''、'''南加賀'''」の4区分、農林総合事務所と土木総合事務所では「'''奥能登'''、'''中能登'''、'''県央'''、'''石川'''、'''南加賀'''」の5区分である<ref name="gyouseikikan">[http://www1.g-reiki.net/ishikawa/reiki_honbun/ai10100871.html 「知事の権限に属する行政機関設置条例」石川県]</ref>。 |
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市町別では11市5郡8町となっている。石川県では、町は「まち」と読む<ref>各市町村内の町名には「ちょう」と読むものもある。例:金沢市[[南町 (金沢市)|南町]](みなみちょう)</ref>が、鳳珠郡能登町および羽咋郡宝達志水町は「ちょう」と読む。石川県内の市町では、[[小字]]の[[地番]]に[[いろは順|イロハ]]や[[十干|甲乙丙]]などを組み合わせたものが使用されている(白山市の旧松任市区域および野々市市を除く)。これは[[明治|明治時代]]に行われた[[土地区画整理事業]]の名残で<ref>『[[秘密のケンミンSHOW]]』([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作){{和暦|2011}}3月3日放送分</ref>、石川県の多くの地域では現在も使用されている。このため、[[住居表示]]制度が隣県の富山県や福井県よりも導入されている割合が低い。 |
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== 経済 == |
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=== 第一次産業 === |
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==== 農業 ==== |
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[[金沢平野]]は単作地帯で[[早場米]]で知られ、[[コシヒカリ]]の有力な生産地。[[ダイコン|源助大根]]や[[レンコン|加賀れんこん]]といった[[加賀野菜]]も有名。金沢市以北の砂丘地帯では[[サツマイモ]]、[[スイカ]]、[[ナシ]]、[[ブドウ]]が栽培が盛んである。 |
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===加賀地方=== |
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[[ファイル:Hakusan city office.jpg|thumb|left|200px|1市2町5村の大規模合併で誕生した白山市]] |
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漁業は[[ブリ]]、[[イワシ]]、[[ズワイガニ]]、[[イカ]]、[[アジ]]、[[カキ (貝)|カキ]]、[[ナマコ]]などの漁獲が多く、なかでもブリの漁獲量は国内第1位を誇る<ref>大海区都道府県支庁別統計 魚種別漁獲量、平成20年</ref>。[[能登半島]]には[[輪島港]]や[[福浦港]]など古くからの[[漁港]]が多く、[[小木港]]ではイカ漁、[[宇出津港]]ではブリ漁、[[七尾湾]]の西側にあたる七尾西湾ではカキの養殖が盛ん。また、[[加能ガニ]]や[[ブリ|宇出津港のと寒ぶり]]など海産物のブランド化にも取り組んでいる。 |
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地域内人口:958,504人<ref name="syuyou2312"/> |
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: '''市部''' - [[金沢市]](県庁所在地)、[[白山市]]、[[小松市]]、[[加賀市]]、[[野々市市]]、[[能美市]]、[[かほく市]] |
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: '''郡部''' - [[河北郡]]([[津幡町]]、[[内灘町]])、[[能美郡]]([[川北町]]) |
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石川県庁の出先機関の圏域名である'''県央'''は金沢市、かほく市、河北郡の区域、'''石川'''は白山市、野々市市の区域('''石川中央'''はこれらを加えた区域)、'''南加賀'''は小松市、加賀市、能美市、能美郡の区域を指す<ref name="gyouseikikan"/><ref>南加賀土木総合事務所の所管区域は、能美郡および能美市のうち手取川河川区域が除かれ、石川土木総合事務所の所管区域とされている。</ref>。 |
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加賀地方には[[平成の大合併]]前に4市4郡13町5村あったが、{{和暦|2004}}[[3月1日]]に河北郡3町([[高松町 (石川県)|高松町]]、[[七塚町]]、[[宇ノ気町]])がかほく市に、{{和暦|2005}}[[2月1日]] に [[松任市]]と[[石川郡 (石川県)|石川郡]]2町5村([[美川町 (石川県)|美川町]]、[[鶴来町]]、[[河内村 (石川県)|河内村]]、[[吉野谷村]]、[[鳥越村]]、[[尾口村]]、[[白峰村]])が白山市に、同日 [[能美郡]]3町([[根上町]]、[[寺井町]]、[[辰口町]])が能美市に、同年[[10月1日]] 加賀市と[[江沼郡]]1町([[山中町]])が加賀市(これにより江沼郡は消滅)<ref name="gappei">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/tihou/koiki/torikumijyoukyou.html 「合併市町一覧表」石川県]</ref>となり、また{{和暦|2011}}[[11月11日]]に野々市町が[[単独市制]]で野々市市に移行(これにより石川県の県名の由来となる石川郡が消滅)した。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の[[一部事務組合]]が設立されている。 |
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=== 第二次産業 === |
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* [[白山野々市広域事務組合]](白山市・野々市市) - ごみ処理・広域消防・[[斎場]](斎場業務は旧松任市・美川町を除く) |
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==== 製造業 ==== |
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* 能美広域事務組合(能美市・川北町) - ごみ処理・広域消防 |
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[[ファイル:Hydraulic excavator.jpg|thumb|right|220px|コマツ製の油圧シャベル]] |
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* 南加賀広域圏事務組合(小松市・加賀市・能美市・川北町) - [[市場|公設市場]]・救急医療 |
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[[江戸時代]]、[[加賀藩|金沢藩]]のころから繊維工業が盛んであったが、安価な輸入製品に代替され、現在では停滞している。それに代わって、織機等から発達した特色ある機械工業やコンピュータ関連などの電機工業が盛んである。 |
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* 小松加賀環境衛生事務組合(小松市・加賀市) - し尿処理・斎場 |
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* 手取郷広域事務組合(能美市・川北町および白山市の旧美川町域) - 斎場 |
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===能登地方=== |
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小松市を創業地とする[[小松製作所|コマツ]]は、[[建設機械]]の国内シェアで1位、世界シェアでは[[キャタピラー]]に次いで2位を誇る。市内にはコマツの工場やその関連企業も多く、[[企業城下町]]を形成している。(2008年発表統計データによる小松市の製造品出荷額は、6,589億円で県内1位) |
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[[ファイル:NotoAirport Building.JPG|thumb|left|200px|[[奥能登]]の広域行政機関が入る[[能登空港]](輪島市)]] |
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地域内人口:207,673人<ref name="syuyou2312"/> |
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: '''市部''' - [[七尾市]]、[[輪島市]]、[[羽咋市]]、[[珠洲市]] |
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: '''郡部''' - [[羽咋郡]]([[志賀町]]、[[宝達志水町]])、[[鳳珠郡]]([[能登町]]、[[穴水町]])、[[鹿島郡]]([[中能登町]]) |
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石川県庁の出先機関の圏域名である'''能登中部'''・'''中能登'''は七尾市、羽咋市、羽咋郡、鹿島郡の圏域、'''能登北部'''・'''奥能登'''は輪島市、珠洲市、鳳珠郡の圏域を指す<ref name="gyouseikikan"/>。 |
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能登地方には平成の大合併前に4市4郡14町1村あったが、{{和暦|2004}}10月1日に七尾市と鹿島郡3町([[田鶴浜町]]、中島町、能登島町)が七尾市に、{{和暦|2005}}3月1日に羽咋郡2町(志雄町、押水町)が宝達志水町に、同日鹿島郡3町(鳥屋町、鹿島町、[[鹿西町]])が中能登町に、同日[[鳳至郡]]1町1村([[能都町]]、[[柳田村]])と[[珠洲郡]]1町([[内浦町]])が鳳珠郡能登町(これにより鳳至郡と珠洲郡は消滅)に、同年[[9月1日]]に羽咋郡2町(志賀町、[[富来町]])が志賀町、{{和暦|2006}}2月1日に輪島市と鳳珠郡1町([[門前町 (石川県)|門前町]])が輪島市となった<ref name="gappei"/><ref>なお、鳳至郡2町(穴水町、門前町)を鳳町とする合併協議は白紙撤回されている。</ref>。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。 |
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石川県の企業は[[ニッチ市場]]で活躍する製造業が多いのが特色である。金沢市内に本社を置く[[津田駒工業]]は織機で世界シェア1位、[[澁谷工業]]はボトリングシステムで国内シェア1位、[[石野製作所]]も回転寿司用コンベアの国内シェアの大半を生産している。また、加賀市の[[大同工業]]は二輪車用チェーン、[[月星製作所]]は二輪車用[[スポーク]]で、いずれも国内シェアの大部分を占める。 |
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* [[七尾鹿島広域圏事務組合]](七尾市・中能登町) - ごみ処理・広域消防・[[公立能登総合病院|病院]]・斎場 |
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* [[奥能登広域圏事務組合]](輪島市・珠洲市・能登町・穴水町) - 広域消防・能登空港(ターミナルビル設置・利用促進) |
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[[電気機器]]分野では白山市の[[ナナオ]]は[[ディスプレイ (コンピュータ)|コンピュータ用ディスプレイ]]、金沢市の[[アイ・オー・データ機器]]はコンピュータの[[周辺機器]]の生産を行っている。かほく市に本社を置く[[PFU]]は[[富士通]]の完全子会社であり、[[イメージスキャナ]]の生産では世界トップシェアである。また、[[金沢村田製作所]]など[[村田製作所]]の関連企業も多く、[[電子部品]]の生産も盛んである。 |
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* 羽咋郡市広域圏事務組合(羽咋市・志賀町・宝達志水町) - 環境衛生(ごみ処理・し尿処理・斎場・[[千里浜なぎさドライブウェイ|なぎさ環境保全]])・広域消防・病院(なぎさ環境保全事業は志賀町を除く) |
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* 輪島市穴水町環境衛生施設組合(穴水町および輪島市門前町域) - ごみ処理・[[火葬場]] |
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|+2008年発表統計データによる<br />県内19市町の製造品出荷額([http://www.stat.go.jp/data/ssds/5b.htm 出典]) |
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{{-}} |
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==経済== |
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{| class="wikitable" |
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{|class="wikitable" style="font-size:smaller; text-align:right; white-space:nowrap; float:right" |
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|+ 石川県の産業(3部門)別就業者数の推移(1950年 - 2005年)<ref name="heisei17kokusei"/> |
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!rowspan="2"| 年次 |
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!colspan="4"| 就業者数(人) |
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!colspan="3"| 構成比(%) |
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|- |
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! 総数 !! 第一次<br />産業 !! 第二次<br />産業 !! 第三次<br />産業 |
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|1 |
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! 第一次<br />産業 !! 第二次<br />産業 !! 第三次<br />産業 |
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|[[小松市]] |
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|style="text-align:right"|6,589億円 |
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|- |
|- |
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! style="text-align:left" |1950年(昭和25年) |
|||
|2 |
|||
| 450,593 || 236,845 || 93,715 || 119,786 || 52.6 || 20.8 || 26.6 |
|||
|[[金沢市]] |
|||
|style="text-align:right"|5,657億円 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |1960年(昭和35年) |
|||
|3 |
|||
| 496,132 || 184,668 || 140,981 || 170,399 || 37.2 || 28.4 || 34.3 |
|||
|[[白山市]] |
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|style="text-align:right"|5,537億円 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |1970年(昭和45年) |
|||
|4 |
|||
| 545,127 || 120,003 || 184,535 || 240,275 || 22.0 || 33.9 || 44.1 |
|||
|[[能美市]] |
|||
|style="text-align:right"|2,574億円 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |1980年(昭和55年) |
|||
|5 |
|||
| 567,684 || 62,602 || 193,667 || 311,169 || 11.0 || 34.1 || 54.8 |
|||
|[[加賀市]] |
|||
|style="text-align:right"|1,660億円 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |1990年(平成2年) |
|||
|6 |
|||
| 606,265 || 39,104 || 212,034 || 354,325 || 6.4 || 35.0 || 58.4 |
|||
|[[かほく市]] |
|||
|style="text-align:right"|1,429億円 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |2000年(平成12年) |
|||
|7 |
|||
| 614,694 || 24,572 || 197,578 || 388,073 || 4.0 || 32.1 || 63.1 |
|||
|[[宝達志水町]] |
|||
|style="text-align:right"|989億円 |
|||
|- |
|- |
||
! style="text-align:left" |2005年(平成17年) |
|||
|8 |
|||
| 596,324 || 23,237 || 176,786 || 389,749 || 3.9 || 29.6 || 65.4 |
|||
|[[志賀町]] |
|||
|style="text-align:right"|847億円 |
|||
|- |
|- |
||
|9 |
|||
|[[七尾市]] |
|||
|style="text-align:right"|737億円 |
|||
|- |
|||
|10 |
|||
|[[川北町]] |
|||
|style="text-align:right"|541億円 |
|||
|} |
|||
| |
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{| class="wikitable" |
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|- |
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|11 |
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|[[羽咋市]] |
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|style="text-align:right"|533億円 |
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|- |
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|12 |
|||
|[[津幡町]] |
|||
|style="text-align:right"|432億円 |
|||
|- |
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|13 |
|||
|[[野々市市|野々市町]](当時) |
|||
|style="text-align:right"|345億円 |
|||
|- |
|||
|14 |
|||
|[[中能登町]] |
|||
|style="text-align:right"|247億円 |
|||
|- |
|||
|15 |
|||
|[[輪島市]] |
|||
|style="text-align:right"|222億円 |
|||
|- |
|||
|16 |
|||
|[[能登町]] |
|||
|style="text-align:right"|154億円 |
|||
|- |
|||
|17 |
|||
|[[珠洲市]] |
|||
|style="text-align:right"|126億円 |
|||
|- |
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|18 |
|||
|[[穴水町]] |
|||
|style="text-align:right"|63億円 |
|||
|- |
|||
|19 |
|||
|[[内灘町]] |
|||
|style="text-align:right"|53億円 |
|||
|} |
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|} |
|} |
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2008年(平成20年)の[[県民経済計算|県内総生産]]は4兆6,114億円(名目)で、[[国内総生産]]に対する割合は0.93%となっている。[[県民経済計算#一人当たり県民所得|一人当たり県民所得]]は281万8千円で、一人当たり[[国民所得]](275万4千円)を2.3%上回っている<ref>[http://toukei.pref.ishikawa.jp/search/detail.asp?d_id=2161 「石川県県民経済計算年報(平成20年度)」石川県]</ref>。 |
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==== 伝統工芸 ==== |
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江戸時代に加賀藩が[[伝統工芸]]を振興したため、高度な技術が育まれた。その技術は今でも受け継がれ、多数の[[人間国宝]]を輩出している。 |
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2005年(平成17年)の就業者数は596,324人であり、このうち[[第一次産業]]は23,237人(3.9%)、[[第二次産業]]は176,786人(29.6%)、[[第三次産業]]は389,749人(65.4%)となっている。戦後間もない1950年(昭和25年)には第一次産業に52.6%が従事しており、産業構造は大きく変化している<ref name="heisei17kokusei"/>。石川県の産業構造は、第二次産業の中でも[[製造業]]の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが特徴である<ref name="jinzai"/>。1人当たりの生産用機械器具製造業出荷額では全国1位となっている<ref name="syuyou2312"/>。 |
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金沢市では[[金沢箔]]の生産が盛んであり、[[金箔]]の国内シェアの98%以上を占めている。([[銀箔]]の国内シェアは100%) |
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===農林水産業=== |
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輪島市で作られる[[輪島塗]]は、全国的に有名である。<ref>[http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070131002.htm 「地域ブランド」といえば何?「輪島塗」首位]</ref> |
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農業産出額は2008年(平成20年)で583億円<ref name="syuyou2312"/>であり、1985年(昭和60年)の1,087億円の54%に相当する水準まで減少している。作付面積では2004年(平成16年)で[[イネ|水稲]]72%、[[野菜]]9%、[[豆類]]5%、[[果樹]]3%となっており、[[稲作]]が中心である。[[米]]の品種別では[[コシヒカリ]]が70%強を占めている。野菜では販売額の16%を占める[[スイカ]]が最も多く、次いで[[ダイコン]]の13%となっている。果樹では[[ナシ]]が販売額の50%を占め、[[ブドウ]]の24%が次に多い。[[乳牛]]、[[肉牛]]、[[豚]]、[[ニワトリ#卵用品種|採卵鶏]]の飼育頭数は減少傾向にあるが、農家1戸当たりでみると乳牛は全国4番目、豚は全国6番目に多い<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousei/vision/documents/2s.pdf 「いしかわの食と農業・農村ビジョン」石川県(2006年)]</ref>。 |
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[[2008年]](平成20年)には、[[北海道洞爺湖サミット]]の[[主要国首脳会議|G8]]社交ディナーで乾杯の杯にも使われた。 |
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[[ファイル:20090621金沢平野白山市周辺.jpg|thumb|left|200px|水田が減少している金沢平野(白山市)]] |
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この他にも、加賀地方で作られる[[九谷焼]]、加賀市の[[山中塗]]、金沢市の[[金沢漆器]]、[[金沢仏壇]]、[[加賀友禅]]、白山市の[[牛首紬]]、[[美川仏壇]]、七尾市の[[七尾仏壇]]、輪島市の[[能州紬]]、珠洲市の[[珠洲焼]]などが有名。 |
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地域の特徴を活かした農産物のブランド化が図られている。[[加賀野菜]]は金沢地区で戦前から栽培されていると認められた野菜である。[[スイゼンジナ|金時草]]、[[加賀太きゅうり]]、[[加賀れんこん]]、[[源助だいこん]]、[[打木赤皮甘栗かぼちゃ]]など15品目が認定されている<ref>[http://www.kanazawa-kagayasai.com/kagayasai/index.html 「加賀野菜について」金沢市農産物ブランド協会]</ref>。[[能登野菜]]は能登地方の風土を活かして生産された伝統野菜、特産野菜のことで[[中島菜]]、[[沢野ごぼう]]、[[金糸瓜]]など13品目が認定されている<ref>[http://www.is-ja.jp/wakaba/notu/about/index.html 「能登野菜とは?」能登野菜振興協議会]</ref>。果樹では、石川県農業総合研究センターが開発した新種のブドウが[[ルビーロマン]]と命名され、高級ブドウとして販売されている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/noken/kenkyu_syoukai/kazyu/ruby.html 「赤色系大粒品種「ルビーロマン」の開発」石川県]</ref><ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/noken/kynkyuuhoukoku/documents/kenhou27_k04.pdf 「ブドウ新品種ルビーロマン」石川県農業総合研究センター研究報告(2006)]</ref>。県内で飼育された黒毛和種の肉牛のうち品質の高いものは[[能登牛]]と認定する制度が設けられている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousan/chikusan/chikusann/notoushi.html 「能登牛について」石川県]</ref>。 |
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林業産出額は2008年(平成20年)で28.6億円となっており、1985年(昭和60年)の69.2億円の41%まで減少している。このうち木材生産は16.5億円、特用林産物は12.1億円である。一方で木材供給量に占める県産材の割合は1975年(昭和50年)の18%から、2009年(平成21年)の39%に上昇している。樹種別原木の生産量では、2009年(平成21年)で[[スギ]]が全生産量の84%を占め、次いで[[能登ヒバ]]8%、[[マツ]]4%となっている<ref name="ringyou">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/shinrin/kikaku/documents/forestvision2011_p59-p83.pdf 「いしかわ森林・林業・木材産業振興ビジョン2011」石川県]</ref>。なお'''能登ヒバ'''は能登地方で産出されるアテ([[ヒノキアスナロ]]の地方名)のブランド名である<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/ate/documents/notonoate.pdf 「能登のあて」石川県農林水産部]</ref>。2009年(平成21年)の特用林産物の生産量は生[[シイタケ]]が853トンと最も多く、次いで[[エノキタケ]]208トン、[[ナメコ]]169トンなどとなっている。1975年(昭和50年)に約2,000トンを生産した[[木炭]]は113トンにまで減少している<ref name="ringyou"/>。 |
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=== 第三次産業 === |
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{{-}} |
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2008年発表統計データでは、石川県の[[日本の年間商品販売額一覧|商業年間商品販売額]]は4兆1,576億円であり、[[北陸地方#北陸3県の繋がり|北陸3県]]では最も大きい。 |
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[[ファイル:OMC01.jpg|thumb|200px|地物の海産物が並ぶ[[近江町市場]](金沢市)]] |
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海面漁業・養殖業の生産は、2005年(平成17年)で60,306トン、219億円である。これは本州日本海側の12府県では生産量で3番目、生産金額で1番目に多い<ref name="suisan">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/suisanka/newvision/documents/virsion1.pdf 「石川県新水産振興ビジョン2007」石川県]</ref>。2010年(平成22年)の魚種別の漁獲量では[[カタクチイワシ]]が最も多く、次いで[[スルメイカ]]、[[ブリ]]、[[マアジ]]、[[ハタハタ]]、[[カレイ]]、[[ズワイガニ]](ベニズワイガニを含む)、[[サワラ]]、[[マダラ]]などが多い<ref>[http://www.maff.go.jp/hokuriku/stat/data/pdf/23_05_16h.pdf 「平成22年海面漁業・養殖業生産統計(概数・北陸)」北陸農政局]</ref>。2008年(平成20年)のブリの漁獲量は都道府県別で最多である<ref>[http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001069811 平成20年漁業・養殖業生産統計年報「2-2 大海区都道府県支庁別統計 魚種別漁獲量」政府統計の総合窓口]</ref>。海面養殖業の生産量は2005年(平成17年)で2,560トンとなっており、七尾湾での[[カキ (貝)|カキ]]養殖がほとんどを占めている。内水面漁業では、[[アユ]]が主だが、渓流で[[ヤマメ]]、[[イワナ]]、[[カジカ (魚)|カジカ]]、湖沼で[[コイ]]、[[フナ]]が生産されている<ref name="suisan"/>。また、水産加工品の生産量は、2009年(平成21年)で[[蒲鉾|かまぼこ]]類が13,942トン、生鮮冷凍水産物が6,136トン、水産物[[佃煮|つくだ煮]]類が1,267トンなどとなっている<ref>[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2216/21-07.pdf 「平成21年石川県統計表抜粋(水産業)」石川県]</ref>。 |
|||
水産物のブランド化に向けた取組も見られる。毎年11月から2月にかけて能登半島沿岸域の定置網で水揚げされる7kg以上のブリは[[天然能登寒ブリ]]として出荷される<ref>[http://www.jf-net.ne.jp/ikgyoren/tnkanburi.html 「天然能登寒ぶり」石川県漁業協同組合]</ref>。また、石川県で水揚げされる[[オス]]のズワイガニのうち品質が良いものは[[加能ガニ]]とされ、専用のタグが取り付けられる。なお、石川県では[[メス]]のズワイガニは[[香箱ガニ]]と呼ばれている<ref>[http://www.jf-net.ne.jp/ikgyoren/kkkani.html 「加能ガニ」石川県漁業協同組合]</ref>。石川県漁業協同組合が定める「石川の四季のさかな」は、春はカレイ、[[サヨリ]]、夏はイカ、秋は[[アマエビ]]、冬はブリ、ズワイガニ、香箱ガニである<ref>[http://www.jf-net.ne.jp/ikgyoren/fish.html 「石川の四季のさかな」石川県漁業協同組合]</ref>。 |
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金沢市は比較的大きな商圏をもつ商業都市であり、[[百貨店]]や[[ファッションビル]]、大型[[ショッピングセンター]]が集中している。県内一の[[繁華街]]である[[香林坊]]、[[片町 (金沢市)|片町]]では路面店や飲食店といった商業施設の集積が見られる。 |
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{{-}} |
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{| |
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===製造業=== |
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|+2008年発表統計データによる<br />県内19市町の商業年間商品販売額([http://www.stat.go.jp/data/ssds/5b.htm 出典]) |
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[[ファイル:Hydraulic excavator.jpg|thumb|left|200px|コマツ製の油圧シャベル]] |
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| |
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石川県の製造品出荷額等は2010年(平成22年)で2兆3,558億円となっている。同年以前20年間で最高だった2007年(平成19年)の2兆8,743億円に比べると18%減少している。産業別では[[電子部品]]が5,112億円と22%を占めて一番多い。次いで[[生産用機械]]が4,307億円(18%)、[[情報通信機器]]1,931億円(8%)、[[繊維]]1,806億円(8%)、[[食料品]]1,340億円(6%)などとなっている。市町別にみると、小松市が4,874億円で最も多く、白山市4,118億円、金沢市3,585億円、能美市2,197億円、川北町2,096億円など加賀地方に集中している<ref name="kougyoutoukei">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/2324/H22kougyous.pdf 「平成22年工業統計調査結果-速報-(平成22年12月31日)」石川県]</ref>。 |
|||
[[建設機械]]では小松市を創業地とする[[小松製作所|コマツ]]がある。[[建設機械]]の国内シェアで1位、世界シェアでは[[キャタピラー]]に次いで2位を誇る。市内にはコマツの工場やその関連企業も多く、[[企業城下町]]を形成している。 |
|||
[[電気機器]]分野では白山市の[[ナナオ]]は[[ディスプレイ (コンピュータ)|コンピュータ用ディスプレイ]]、金沢市の[[アイ・オー・データ機器]]はコンピュータの[[周辺機器]]の生産を行っている。かほく市に本社を置く[[PFU]]は[[富士通]]の完全子会社であり、[[イメージスキャナ]]の生産では世界トップシェアである。また、[[金沢村田製作所]]など[[村田製作所]]の関連企業も多く、電子部品の生産が盛んである。 |
|||
石川県の企業は[[ニッチ市場]]で活躍する製造業が多いのが特色である。金沢市内に本社を置く[[津田駒工業]]は[[織機]]で世界シェア1位、[[澁谷工業]]はボトリングシステムで国内シェア1位、[[石野製作所]]も回転寿司用コンベアの国内シェアの大半を生産している。また、加賀市の[[大同工業]]は二輪車用チェーン、[[月星製作所]]は二輪車用[[スポーク]]で、いずれも国内シェアの大部分を占める。 |
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[[伝統工芸]]が盛んであることも特徴である。金沢市で生産されている[[金沢箔]]は[[金箔]]の国内シェアの98%以上を占めている([[銀箔]]の国内シェアは100%)。地域ブランドとして知名度の高い輪島市の[[輪島塗]]<ref>[http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070131002.htm 「地域ブランド」といえば何?「輪島塗」首位]</ref>は、国が伝統工芸品として指定する漆器の中で生産量が最大である<ref>[http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/wajima/asu/asu.html 「輪島塗 地場産業としての現状」石川新情報書府]</ref>。この他にも、加賀地方で作られる[[九谷焼]]、加賀市の[[山中塗]]、金沢市の[[金沢漆器]]、[[金沢仏壇]]、[[加賀友禅]]、白山市の[[牛首紬]]、[[美川仏壇]]、七尾市の[[七尾仏壇]]、輪島市の[[能州紬]]、珠洲市の[[珠洲焼]]などが生産されている。 |
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<div style="margin:0 8em 0 8em"> |
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{| class="wikitable" |
{| class="wikitable" |
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|+'''石川県内19市町の製造品出荷額等(2010年)'''<ref name="kougyoutoukei"/> |
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|- |
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| style="text-align:right" | <small>単位:億円</small> |
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|1 |
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{| style="background-color:#dfd" <!--グラフの高さは数値を2倍にして100億円単位(四捨五入)で表示--> |
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|[[金沢市]] |
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| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:97px; width:16px"></div> |
|||
|style="text-align:right"|2兆7,869億円 |
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| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:82px; width:16px"></div> |
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|- |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:72px; width:16px"></div> |
|||
|2 |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:44px; width:16px"></div> |
|||
|[[野々市市|野々市町]](当時) |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:42px; width:16px"></div> |
|||
|style="text-align:right"|2,662億円 |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:33px; width:16px"></div> |
|||
|- |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:27px; width:16px"></div> |
|||
|3 |
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| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:15px; width:16px"></div> |
|||
|[[白山市]] |
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| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:12px; width:16px"></div> |
|||
|style="text-align:right"|2,530億円 |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:11px; width:16px"></div> |
|||
|- |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:8px; width:16px"></div> |
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|4 |
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| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:8px; width:16px"></div> |
|||
|[[小松市]] |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:5px; width:16px"></div> |
|||
|style="text-align:right"|2,383億円 |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:5px; width:16px"></div> |
|||
|- |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:4px; width:16px"></div> |
|||
|5 |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:2px; width:16px"></div> |
|||
|[[七尾市]] |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:2px; width:16px"></div> |
|||
|style="text-align:right"|1,477億円 |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:1px; width:16px"></div> |
|||
|- |
|||
| valign="bottom" | <div style="background-color:#8080c0; height:1px; width:16px"></div> |
|||
|6 |
|||
|- style="font-size:smaller; text-align:center" |
|||
|[[加賀市]] |
|||
| 4,874 || 4,118 || 3,585 || 2,197 || 2,096 || 1,679 || 1,364 || 756 || 590 || 555 |
|||
|style="text-align:right"|1,149億円 |
|||
| 407 || 381 || 242 || 233 || 181 || 102 || 92 || 71 || 35 |
|||
|- |
|||
|- style="font-size:smaller; text-align:center; vertical-align:top" |
|||
|7 |
|||
! 小松市 !! 白山市 !! 金沢市 !! 能美市 !! 川北町 !! 加賀市 !! かほく市 !! 宝達志水町 |
|||
|[[津幡町]] |
|||
! 志賀町 !! 七尾市 !! 羽咋市 !! 津幡町 !! 中能登町 !! 野々市町※!! 輪島市 !! 珠洲市 |
|||
|style="text-align:right"|559億円 |
|||
! 能登町 !! 穴水町 !! 内灘町 |
|||
|- |
|||
|8 |
|||
|[[能美市]] |
|||
|style="text-align:right"|517億円 |
|||
|- |
|||
|9 |
|||
|[[かほく市]] |
|||
|style="text-align:right"|358億円 |
|||
|- |
|||
|10 |
|||
|[[輪島市]] |
|||
|style="text-align:right"|314億円 |
|||
|} |
|} |
||
| |
|||
{| class="wikitable" |
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|- |
|||
|11 |
|||
|[[羽咋市]] |
|||
|style="text-align:right"|309億円 |
|||
|- |
|||
|12 |
|||
|[[珠洲市]] |
|||
|style="text-align:right"|266億円 |
|||
|- |
|||
|13 |
|||
|[[志賀町]] |
|||
|style="text-align:right"|202億円 |
|||
|- |
|||
|14 |
|||
|[[能登町]] |
|||
|style="text-align:right"|202億円 |
|||
|- |
|||
|15 |
|||
|[[穴水町]] |
|||
|style="text-align:right"|188億円 |
|||
|- |
|||
|16 |
|||
|[[中能登町]] |
|||
|style="text-align:right"|168億円 |
|||
|- |
|- |
||
| <small>※現・野々市市</small> |
|||
|17 |
|||
|[[内灘町]] |
|||
|style="text-align:right"|162億円 |
|||
|- |
|||
|18 |
|||
|[[川北町]] |
|||
|style="text-align:right"|153億円 |
|||
|- |
|||
|19 |
|||
|[[宝達志水町]] |
|||
|style="text-align:right"|99億円 |
|||
|} |
|} |
||
</div> |
|||
{{-}} |
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===商業・サービス業=== |
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[[ファイル:Kohrinbo ATRIO.JPG|thumb|left|200px|商業の中心である香林坊(金沢市)]] |
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[[日本の年間商品販売額一覧|商業年間商品販売額]]は2007年(平成19年)で4兆1,576億円である。このうち[[卸売業]]が2兆8,182億円、[[小売業]]が1兆3,394億円となっている。卸売業では飲食料品卸売業(8,082億円)、機械器具卸売業(7,667億円)が多い。小売業では各種食料品小売業(1,763億円)、[[百貨店]]・[[総合スーパー]](1,402億円)などの生活関連のほか、自動車小売業(1,861億円)、燃料小売業(1,700億円)といった自動車関連が多くなっている<ref name="syougyou">[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/1821/gaiyou.pdf 「石川県の商業(卸売業・小売業)-平成19年商業統計調査結果報告書-」石川県]</ref>。 |
|||
市町別では金沢市が67%(2兆7,869億円)を占めている。次いで野々市町(現・野々市市)10%(2,662億円)、白山市9%(2,530億円)、小松市9%(2,384億円)となっており、金沢市を中心に加賀地方に偏在している。能登地方で最も多いのは七尾市5%(1,477億円)である。商業集積地別では[[香林坊]]商店街(414億円)、武蔵商店街(237億円)、[[近江町市場]]商店街(118億円)など金沢市中心部への集積が顕著だが、車社会を反映して近郊の国道沿いに位置する金沢市の諸江地区商店街(120億円)、[[杜の里]]商店会(119億円)、野々市町(現・野々市市)の御経塚サティ(現・[[イオン御経塚]])周辺商店街(156億円)、白山市の[[フェアモール松任]]周辺商店街(153億円)などの販売額が多いのも特徴である。また、2006年(平成18年)にJR金沢駅前に開業した[[金沢フォーラス]]周辺商店街の販売額が65億円となっており、既存の[[金沢百番街]](96億円)、[[ポルテ金沢]]周辺商店街(19億円)などと合わせ、JR金沢駅前が新たな商業集積地となっている<ref name="syougyou"/>。 |
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[[ファイル:Yamanaka-Kikunoyu & Yamanakaza.jpg|thumb|200px|山中温泉(加賀市)]] |
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2003年(平成15年)度のサービス業事業所(民営)の収入額は1兆221億円となっている。業種別では[[映画館]]、[[劇場]]、[[遊園地]]などの[[娯楽業]](2,220億円)が最も多く、次いで[[ホテル]]、[[旅館]]などの[[宿泊業]](1,227億円)、一般飲食店(1,091億円)となっている<ref>[http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/1110/service.pdf 「平成16年サービス業基本調査 石川県のサービス業」石川県]</ref>。 |
|||
石川県を訪れた観光客は2010年(平成22年)で2,150万人、観光消費額は2,717億円と見込まれている。県内を金沢地域、白山地域、加賀地域、能登地域に区分した場合、それぞれ金沢地域は815万人585億円、白山地域は99万人73億円、加賀地域は557万人874億円、能登地域は683万人1,185億円となっている。金沢地域は県内客の割合(47%)や日帰り客の割合(69%)が比較的高いのが特徴である。また[[関東地方|関東]]からの県外客が多くなっている。能登地域は58%が県外客で関東、[[関西地方|関西]]、[[中京地方|中京]]から同程度の入り込みがある。加賀地域は県外客の割合(69%)や宿泊客の割合(45%)が高い。特に関西からの入り込みが多いという特徴がみられる。宿泊地別で多いのは、金沢市内の宿泊施設228万人、加賀地域では[[山代温泉]]85万人、[[山中温泉]]53万人、[[片山津温泉]]44万人、[[粟津温泉]]30万人、能登地域では[[和倉温泉]]89万人などである。また、観光客の利用が多い施設は、金沢地域では[[兼六園]]170万人、[[金沢21世紀美術館]]158万人、[[金沢城公園]]107万人、白山地域では[[白山比め神社|白山比咩神社]]67万人、加賀地方では[[木場潟公園]]59万人、[[いしかわ動物園]]33万人、能登地方では[[能登食祭市場]]80万人、[[気多大社]]72万人、[[輪島朝市]]71万人、[[千里浜]]69万人、[[のとじま水族館]]45万人などである<ref name="kankou22"/>。 |
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{{-}} |
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===県内の主要企業=== |
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{{main2|石川県に本社を置く企業については[[:Category:石川県の企業]]を}} |
|||
*'''金沢市''' - [[アイ・オー・データ機器]]、[[津田駒工業]]、[[澁谷工業]]、[[石野製作所]]、[[コマツ産機]]、[[小松製作所|コマツ]]金沢工場、[[倉庫精練]]、[[北國銀行]]、[[NTT西日本-北陸]]、[[大和 (百貨店)|大和]]、[[金沢名鉄丸越百貨店]]、[[カナカン]]、[[示野薬局]]、[[日成ビルド工業]]、[[三谷産業]]、[[ハチバン]] |
|||
*'''白山市''' - [[ナナオ]]、[[トランテックス]]、[[高松機械工業]]、[[石川製作所]]、[[オリエンタルチエン工業]]、[[北陸日本電気ソフトウェア]]、[[北日本紡績]]、[[DIC (企業)|DIC]]北陸工場、[[クスリのアオキ]]、[[ニッコー (洋食器)|ニッコー]] |
|||
*'''小松市''' - [[共和工業所]]、[[ジェイ・バス]]、[[小松ウオール工業]]、[[コマニー]]、コマツ粟津工場、[[コマツNTC]]粟津工場、[[ブリヂストン]]EMK北陸事業所、[[帝人加工糸]]、[[東レ・ダウコーニング]]小松工場 |
|||
*'''能美市''' - [[小松精練]]、[[タケダ機械]]、[[ソニーケミカル&インフォメーションデバイス]]根上事業所、[[加賀東芝エレクトロニクス]]、[[積水樹脂]]石川工場、[[東レ]]石川工場、[[日本ガイシ]]石川工場 |
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*'''川北町''' - [[東芝モバイルディスプレイ]]石川工場 |
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*'''加賀市''' - [[大同工業]] |
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*'''かほく市''' - [[PFU]]、[[富士通ITプロダクツ]] |
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*'''七尾市''' - [[加賀屋]]、[[スギヨ]] |
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*'''宝達志水町''' - [[三協マテリアル]]石川工場、[[参天製薬]]能登工場 |
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*'''志賀町''' - [[日立メディアエレクトロニクス]]北陸工場、[[古河電工]]産業電線北陸工場 |
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{{-}} |
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==交通== |
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石川県の交通は、[[空港]]と[[港湾]]が加賀地方と能登地方にそれぞれ整備され、[[鉄道]]と[[道路]]が県庁所在地の金沢市を中心として加賀地方を東西に、また能登地方に向けて北方に伸びている。 |
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===空港=== |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller; float:right" |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:20080916KomatsuAirport.jpg|180px]]<br />小松空港(小松市) |
|||
| style="vertical-align:top" | [[ファイル:NotoAirport.jpg|180px]]<br />能登空港(輪島市) |
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|} |
|} |
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加賀地方に[[小松飛行場|小松空港]]が、能登地方に[[能登空港]]があり、1県2空港となっている。 |
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=== その他 === |
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==== 本社を置く主要企業 ==== |
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{{See|Category:石川県の企業}} |
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; 電機・機械メーカー |
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* [[アイ・オー・データ機器]](金沢市) |
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* [[ナナオ]](白山市) |
|||
* [[PFU]](かほく市) |
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* [[津田駒工業]](金沢市) |
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* [[澁谷工業]](金沢市) |
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* [[石野製作所]](金沢市) |
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* [[コマツ産機]](金沢市) |
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* [[共和工業所]](小松市) |
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* [[ジェイ・バス]](小松市) |
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* [[トランテックス]](白山市) |
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* [[タケダ機械]](能美市) |
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* [[大同工業]](加賀市) |
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* [[高松機械工業]](白山市) |
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* [[石川製作所]](白山市) |
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* [[オリエンタルチエン工業]](白山市) |
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'''小松空港'''は大型ジェット機が就航可能な3,000m級の滑走路をもち、国内線、国際線の定期旅客便のほか、国際貨物便も就航<ref>[http://www.komatsuairport.jp/komatsusypher/www/info/detail.jsp?id=52 「国際航空貨物」小松空港]</ref>する石川県の拠点空港である。{{和暦|2010}}度で国内線は東京便を中心に[[九州]]、[[沖縄]]、[[北海道]]、[[東北]]を1日20~22往復結び、旅客数193万人、航空貨物2,864トンとなっている。同年度、国際線は旅客便が[[韓国]]、[[中国]]、[[台湾]]と週10往復就航し、11万人が利用した。国際貨物便は韓国、[[ヨーロッパ]]を結ぶ週3便で、貨物取扱量は16,198トンとなっている<ref>[http://www.komatsuairport.jp/komatsusypher/open_imgs/info//0000000001_0000001942.pdf 「利用実績(旅客・貨物)」小松空港]</ref>。小松空港から[[金沢駅]]までは直通の高速バスが連絡しており、約40分で結ぶ。また[[福井駅]]へも高速バスが約60分で結び、福井県の空の玄関口ともなっている。 |
|||
; 繊維メーカー |
|||
* [[小松精練]](能美市) |
|||
* [[倉庫精練]](金沢市) |
|||
* [[北日本紡績]](白山市) |
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; 金融業 |
|||
* [[北國銀行]](金沢市) |
|||
; 電気通信業 |
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* [[NTT西日本-北陸]](金沢市) |
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; 流通・サービス業 |
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* [[大和 (百貨店)|大和]](金沢市) |
|||
* [[金沢名鉄丸越百貨店]](金沢市) |
|||
* [[カナカン]](金沢市) |
|||
* [[クスリのアオキ]](白山市) |
|||
* [[示野薬局]](金沢市) |
|||
* [[加賀屋]](七尾市) |
|||
; その他 |
|||
* [[日成ビルド工業]](金沢市) |
|||
* [[三谷産業]](金沢市) |
|||
* [[ニッコー (洋食器)|ニッコー]](白山市) |
|||
* [[小松ウオール工業]](小松市) |
|||
* [[コマニー]](小松市) |
|||
* [[ハチバン]](金沢市) |
|||
* [[スギヨ]](七尾市) |
|||
==== 拠点事業所を置く主要企業 ==== |
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{{Col-begin}} |
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{{Col-break}} |
|||
* [[小松製作所|コマツ]]粟津工場(小松市) |
|||
* コマツ金沢工場(金沢市) |
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* [[コマツNTC]]粟津工場(小松市) |
|||
* [[ブリヂストン]]EMK北陸事業所(小松市) |
|||
* [[帝人加工糸]](小松市) |
|||
* [[ソニーケミカル&インフォメーションデバイス]]根上事業所(能美市) |
|||
* [[加賀東芝エレクトロニクス]](能美市) |
|||
* [[積水樹脂]]石川工場(能美市) |
|||
* [[東レ]]石川工場(能美市) |
|||
* [[東レ・ダウコーニング]]小松工場(小松市) |
|||
{{Col-break}} |
|||
* [[日本ガイシ]]石川工場(能美市) |
|||
* [[北陸日本電気ソフトウェア]](白山市) |
|||
* [[DIC (企業)|DIC]]北陸工場(白山市) |
|||
* [[富士通ITプロダクツ]](かほく市) |
|||
* [[東芝モバイルディスプレイ]]石川工場(川北町) |
|||
* [[三協マテリアル]]石川工場(宝達志水町) |
|||
* [[参天製薬]]能登工場(宝達志水町) |
|||
* [[日立メディアエレクトロニクス]]北陸工場(志賀町) |
|||
* [[古河電工]]産業電線北陸工場(志賀町) |
|||
{{Col-end}} |
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'''能登空港'''は国内線の旅客便が東京との間を1日2往復しており、開港8年目となる{{和暦|2010}}7月からの1年間で13万人が利用した<ref>[http://www.noto-airport.jp/notosypher/open_imgs/info//0000000001_0000001937.pdf 「能登-羽田便利用状況(9年目)」能登空港]</ref>。また台湾からの国際チャーター便が{{和暦|2010}}度に15便到着している<ref>[http://www.noto-airport.jp/notosypher/open_imgs/info//0000000001_0000001667.pdf 「平成22年度 能登空港国際チャーター便計画・実績」能登空港]</ref>。能登空港からは、金沢方面や能登地方各地に向けて特急バスや路線バスが連絡するほか、[[ふるさとタクシー]]と呼ばれる[[乗り合いタクシー]]が能登地方各地との間で運行されており、能登地方の交通の結節点となっている<ref>[http://www.noto-airport.jp/notosypher/www/access/index.jsp 「交通アクセス」能登空港]</ref>。 |
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== 地域 == |
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{{-}} |
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=== 健康 === |
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===港湾=== |
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* [[平均寿命]](2004年) |
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[[ファイル:Kanazawa Port.jpg|thumb|left|200px|金沢港の石油岸壁(金沢市)]] |
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** 男 - 78.52歳 |
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国際・国内海上輸送網の拠点となる[[重要港湾]]は[[金沢港]]、[[七尾港]]の2港、地方港湾は[[輪島港]]、[[穴水港]]、[[宇出津港]]、[[小木港]]、[[飯田港]]、[[福浦港]]、[[滝港]]、[[塩屋港]]、[[和倉港]]、[[半ノ浦港]]の10港である。 |
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** 女 - 85.31歳 |
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'''金沢港'''は{{和暦|2010}}で貨物量308万トン、うちコンテナ便67万トンを扱う重要港湾である。化学工業品の移入が212万トンと多く、コンテナ便では金属機械工業品の輸出が20万トン、軽工業品の輸入が14万トンなどとなっている。国際コンテナ航路は週4便の韓国航路、週3便の中国航路などのほか北米航路が月1便就航している。また船舶の大型化に対応した多目的国際ターミナル(水深13m)の整備を行っており、{{和暦|2008}}から暫定水深12mで供用されている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kanazawakouwan/ 「石川県金沢港湾事務所」石川県]</ref>。 |
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=== 公共機関 === |
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==== 警察 ==== |
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'''七尾港'''は{{和暦|2010}}で貨物量が314万トンと県内最大の取扱量を誇る重要港湾である。[[オーストラリア]]などからの[[石炭]]の輸入が221万トン、[[中東]]からの[[液化石油ガス]](LPG)の輸入が34万トンと貨物取扱量の大部分を占めている。石炭は港内に設置されている[[七尾大田火力発電所]]の燃料向け、LPGも港内に整備されたLPG国家備蓄基地向けである。船舶の大型化に対応した多目的国際ターミナル(水深13m)を整備中で、{{和暦|2007}}に水深10mで供用を開始した。また、大規模災害時の海上からの救援物資の受入や旅客船対応を兼ねた耐震強化岸壁の整備が進められている<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/nanaokouwan/documents/h22nanaokounenpou.pdf 「平成22年七尾港統計年報」石川県七尾港湾事務所]</ref>。 |
|||
'''輪島港'''は暴風雨の際に小型船舶の安全を確保する[[避難港]]に指定されており、漁業前進基地として利用されている。また、3,000トンまでの船舶に対応できるよう防波堤の整備が進むほか、{{和暦|2010}}に旅客船岸壁が供用を開始している<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/minato/2-3-1wajima.html 「輪島港(港湾管理者:石川県)」石川県]</ref>。また輪島港から舳倉島まで1日1往復の定期航路が開設されている<ref>[http://www11.ocn.ne.jp/~hegura/ へぐら航路株式会社ホームページ]</ref>。 |
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{{-}} |
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===鉄道=== |
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[[ファイル:Kanazawa eki.jpg|thumb|200px|金沢駅(金沢市)]] |
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県内の鉄道は、北陸地方を縦断する[[西日本旅客鉄道|JR]][[北陸本線]]が加賀地方の沿岸部を貫き、JR[[七尾線]]が能登地方に向けて枝分かれしている。JR七尾線の先端部ではJR西日本から経営移管された[[のと鉄道]][[のと鉄道七尾線|七尾線]]が通っている。また[[北陸鉄道]]が金沢地区から沿岸部に向けて[[北陸鉄道浅野川線|浅野川線]]、内陸部に向けて[[北陸鉄道石川線|石川線]]を運行している。 |
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'''JR北陸本線'''は県内主要都市間の移動手段のみならず、県外からの[[特急列車]]や[[貨物列車]]が行き交う石川県の鉄道交通の幹線である。{{和暦|2006}}、[[乗車人員]](1日平均)では[[金沢駅]]が最も多く20,518人。次いで、[[小松駅]]4,085人、[[松任駅]]2,992人、[[加賀温泉駅]]2,252人、[[西金沢駅]]2,222人、[[津幡駅]]2,139人などとなっている。1日の列車本数(平日)では金沢駅から津幡駅方面で[[優等列車]]が92本、[[普通列車]]が111本、小松駅方面で優等列車が88本、普通列車が87本である。また[[金沢貨物ターミナル駅]]を発着する貨物列車は1日36本で年間の貨物輸送量は269万トンとなっている<ref name="heikouzairaisen">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/shink/heikouzairaisen/heikouzairaisennituite/kyougikainiuite/kyougikai/documents/hokurikuhonsen.pdf 「北陸本線等の概要、貨物列車運行の概要」第4回石川県並行在来線対策協議会幹事会・合同専門部会]</ref>。なお[[北陸新幹線]]の金沢駅より東の区間が建設中である<ref>[http://www.pref.ishikawa.jp/shink/step21/index.html 「STEP21 北陸新幹線金沢開業に向けたアクションプラン」石川県]</ref>。 |
|||
'''JR七尾線'''は加賀地方北部や能登地方での通勤・通学等の手段として利用されるほか、能登地方各地への観光客の足となっている。{{和暦|2006}}の乗車人員(1日平均)は[[羽咋駅]]1,430人、[[七尾駅]]1,294人、[[宇野気駅]]1,221人の順に多い。関西方面からの特急列車など優等列車が金沢駅・七尾駅間で14本、普通列車が金沢駅・[[高松駅 (石川県)|高松駅]]間で54本運行されている<ref name="heikouzairaisen"/>。 |
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{{-}} |
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===道路=== |
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{{main|Category:石川県の道路|石川県の県道一覧}} |
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[[ファイル:Sotokanjo-daimonzan.jpg|thumb|200px|left|金沢外環状道路の山側環状(金沢市)]] |
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県内の幹線道路は、加賀地方の海岸線に沿って[[北陸自動車道]]と[[国道8号]]が通り、加賀地方北部と能登地方との間を[[能登有料道路]]と[[国道159号]]が結ぶ体系となっている。また交通の要衝となる加賀地方北部では複数の[[バイパス道路]]が連絡している<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb2_jigyo/road/index.html 「いしかわのみちづくり」金沢河川国道事務所]</ref>。 |
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'''加賀地方'''では、北陸自動車道と国道8号が主要幹線として沿岸部を貫いている。{{和暦|2010}}に県内で最も交通量が多かったのは国道8号の金沢市西念で昼間12時間自動車類交通量が約61,000台、県内の北陸自動車道で最も交通量が多かった区間は[[徳光パーキングエリア#徳光スマートインターチェンジ|徳光スマートIC]]・[[美川インターチェンジ|美川IC]]間で24時間自動車類交通量が約33,000台となっている<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/road/census/gaiyo_i.htm 「平成22年度 道路交通センサス 一般交通量調査の概要」国土交通省北陸地方整備局]</ref>。加賀地方南部のバイパス道路として小松市から金沢市にかけての内陸部を[[加賀産業開発道路]]が通っている。金沢市付近では[[金沢外環状道路]]の'''山側幹線'''と'''海側幹線'''(海側幹線は一部整備中)がバイパスとなっている<ref name="dourokensetuka">[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/douken/documents/i-doboku_2011.pdf 「土木部各課の主な施策・事業の概要 道路建設課」石川県]</ref>。能登地方との交通の結節点となる津幡町付近では国道8号の[[津幡北バイパス]]<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb5_kouhou/press/h19/p0207.pdf 「一般国道8号 津幡北バイパス全線開通!」金沢河川国道事務所]</ref>や能登有料道路との連絡道路である[[津幡バイパス]]<ref>[http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/mb5_kouhou/press/h20/p0331_01.pdf 「国道159号津幡バイパスの事業推進」金沢河川国道事務所]</ref>が整備されている。また白山市沿岸部から山岳地帯に向かう[[国道157号]]は福井県[[勝山市]]と、途中枝分かれする[[白山スーパー林道]]は岐阜県[[白川村]]との間をつないでいる。 |
|||
'''能登地方'''では、能登有料道路と国道159号が加賀地方北部とを結ぶ主要幹線となっている。[[能越自動車道]]は、能登有料道路の[[徳田大津インターチェンジ|徳田大津IC]]・[[穴水インターチェンジ|穴水IC]]間が重複区間となっており、南側は[[田鶴浜インターチェンジ|田鶴浜IC]]まで、北側は[[能登空港インターチェンジ|能登空港IC]]まで開通している。穴水ICから輪島市にかけて[[輪島道路 (石川県道)|輪島道路]]が、能登空港ICから珠洲市にかけて[[珠洲道路]]が連絡している。また[[国道249号]]は宝達志水町付近から能登半島の海岸線を巡り七尾市まで達する。また能登島との間には[[能登島大橋]]と[[ツインブリッジのと]]の2本の橋が架かっている<ref name="dourokensetuka"/>。 |
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{{-}} |
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===バス=== |
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{{main|中部地方の乗合バス事業者#石川県|日本のコミュニティバス一覧#石川県}} |
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[[ファイル:Hokutetsu Bus 323.jpg|thumb|200px|北陸鉄道の路線バス(金沢市)]] |
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[[高速バス]]の路線は金沢駅を起点として中京、関西、関東、東北など各方面に伸びている<ref>[http://www.ishikawabus.jp/highway/highway.html 「高速バス案内」社団法人石川県バス協会]</ref>。 |
|||
県内の[[路線バス]]は、金沢市近郊は[[北陸鉄道]]、[[北鉄金沢中央バス]]、[[ほくてつバス]]と[[西日本ジェイアールバス]]が、小松地区は[[小松バス]]、白山地区は[[加賀白山バス]]、加賀地区は[[加賀温泉バス]]、中能登地区は[[北鉄能登バス]]、能登島地区は[[能登島交通]]、奥能登地区は[[北鉄奥能登バス]]が運行している<ref>[http://www.ishikawabus.jp/rosen/rosen.html 「路線バス案内」社団法人石川県バス協会]</ref>。また金沢駅からは小松空港、奥能登、中能登、加賀温泉方面の県内各地へ'''特急バス'''が設定されている。 |
|||
金沢市内ではこれらの路線バスに加え、金沢市の第3セクターが運営する[[まちバス]]が金沢駅と市中心部の間を<ref>[http://www.machibus.com/ 「金沢ショッピングライナー「まちバス」」金沢商業活性化センター]</ref>、金沢市の[[コミュニティバス]]である[[ふらっとバス]]が市街地の中を運行している<ref>[http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11310/taisaku/flatbus/index.html 「金沢ふらっとバス」金沢市]</ref>。コミュニティバスはこのほかにも白山市([[めぐーる]])<ref>[http://www.city.hakusan.lg.jp/kikakuzaiseibu/kikaku/totitaisaku/communitybus-timutable_h23.jsp 「コミュニティバス「めぐーる」が運行しています!」白山市]</ref>、野々市市([[のっティ]])<ref>[http://www.city.nonoichi.lg.jp/toshikeikaku/notty.html 「コミュニティバスのっティ」野々市市]</ref>、能美市([[のみバス]])<ref>[http://www.city.nomi.ishikawa.jp/machi/nomibus_unkou.html 「のみバス運行情報」能美市]</ref>、七尾市([[七尾市コミュニティバス]])<ref>[http://www.city.nanao.lg.jp/bus/index.html 「バス時刻表」七尾市]</ref>、輪島市([[のらんけバス]])<ref>[http://www.city.wajima.ishikawa.jp/utility/accessnoranke.htm 「輪島市街はのらんけバスで」輪島市]</ref>などで運行されている。 |
|||
なお、石川県では[[日本のナンバープレート|自動車番号登録票]]で[[ご当地ナンバー]]が導入されており、石川県内では'''石川'''と'''金沢'''の2種類のナンバーが存在している。金沢ナンバーは金沢市、かほく市、津幡町、内灘町の地域、石川ナンバーはそれ以外の地域である。いずれも[[石川運輸支局]]([[国土交通省]][[地方運輸局|北陸信越運輸局]])の管轄となる<ref>[http://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/ishikawa/kanazawa_num.html 「金沢ナンバーが登場」北陸信越運輸局石川運輸支局]</ref>。 |
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{{-}} |
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==公共機関== |
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===警察・消防=== |
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[[ファイル:Ishikawa prefectural police headquarters.jpg|thumb|200px|石川県警察本部(金沢市)]] |
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[[警察]] |
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* [[石川県警察|石川県警察本部]] |
* [[石川県警察|石川県警察本部]] |
||
[[消防]] |
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<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;"> |
|||
* 地方公共団体が設置するもの |
* 地方公共団体が設置するもの |
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** [[金沢市消防局]] |
** [[金沢市消防局]] |
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547行目: | 470行目: | ||
** [[内灘町消防本部]] |
** [[内灘町消防本部]] |
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** 津幡町消防本部 |
** 津幡町消防本部 |
||
</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;"> |
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* [[一部事務組合]]が設置するもの |
* [[一部事務組合]]が設置するもの |
||
** [[白山野々市広域事務組合|白山野々市広域消防本部]] |
** [[白山野々市広域事務組合|白山野々市広域消防本部]] |
||
555行目: | 479行目: | ||
* [[石川県消防防災航空隊]] |
* [[石川県消防防災航空隊]] |
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** 消防防災ヘリ「はくさん」 |
** 消防防災ヘリ「はくさん」 |
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</div> |
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{{-}} |
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=== ライフライン === |
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===学校教育=== |
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; [[電力]] |
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[[ファイル:Kanazawa Univ. Kakuma campus Central-area.JPG|thumb|200px|金沢大学(金沢市)]] |
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* [[北陸電力]] ([[商用電源周波数|60Hz]]) - 県内全域に供給 |
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<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;"> |
|||
** [[志賀原子力発電所]] |
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[[大学]] |
|||
* [[金沢市企業局]] - 犀川水系に5か所の[[水力発電|水力発電所]]を有しており、全量北陸電力に売電。日本で唯一の市営の電力事業者。 |
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; [[上水道]] |
|||
* 石川県環境部水道企業課 - [[能登島]]以南の7市5町([[能美市]]・[[川北町]]を除く)に供給。なお、2011年4月の改組により、この事業を所管した石川県企業局は廃止となった。 |
|||
* 金沢市企業局 - 金沢市内に供給 |
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; [[都市ガス]] |
|||
* 金沢市企業局 (13A) - 金沢市内に供給 |
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* [[小松ガス]] (13A) - 小松市内に供給 |
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=== 自治体 === |
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以下の10市6郡9町がある。石川県では、町は「まち」と読むが<ref>各市町村内の町名には「ちょう」と読むものもある。例:金沢市[[南町 (金沢市)|南町]](みなみちょう)</ref>、平成の大合併で誕生した鳳珠郡能登町および羽咋郡宝達志水町は「ちょう」と読む。県内の市町村合併は、2006年2月に行われた輪島市・門前町の合併で一段落した。[[2011年]][[11月11日]]に野々市町が[[単独市制]]で野々市市に移行、これにより石川県の起源となる石川郡が消滅した。 |
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==== 市部 ==== |
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{{col| |
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;加賀地方 |
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* [[加賀市]] |
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* [[かほく市]] |
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* [[金沢市]](県庁所在地) |
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* [[小松市]] |
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* [[白山市]] |
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* [[能美市]] |
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* [[野々市市]] |
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| |
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;能登地方 |
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* [[珠洲市]] |
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* [[羽咋市]] |
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* [[七尾市]] |
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* [[輪島市]] |
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}} |
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==== 郡部 ==== |
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{{col| |
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;加賀地方 |
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* [[能美郡]] |
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** [[川北町]] |
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* [[河北郡]] |
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** [[津幡町]] |
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** [[内灘町]] |
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| |
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;能登地方 |
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* [[羽咋郡]] |
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** [[志賀町]] |
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** [[宝達志水町]] |
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* [[鹿島郡 (石川県)|鹿島郡]] |
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** [[中能登町]] |
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* [[鳳珠郡]] |
|||
** [[穴水町]] |
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** [[能登町]] |
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}} |
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==== 市町村合併による動向 ==== |
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以下では'''平成の大合併'''により消滅した市町村、および郡を表記。 |
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* [[2004年]][[3月1日]] |
|||
: 河北郡([[高松町 (石川県)|高松町]]+[[七塚町]]+[[宇ノ気町]])=かほく市(新設) |
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* 2004年[[10月1日]] |
|||
: 七尾市+鹿島郡([[田鶴浜町]]+中島町+能登島町)=七尾市(新設) |
|||
* [[2005年]][[2月1日]] |
|||
: [[松任市]]+石川郡([[美川町 (石川県)|美川町]]+[[鶴来町]]+[[河内村 (石川県)|河内村]]+[[吉野谷村]]+[[鳥越村]]+[[尾口村]]+[[白峰村]])=白山市(新設) |
|||
: [[能美郡]]([[根上町]]+[[寺井町]]+[[辰口町]])=能美市(新設) |
|||
* 2005年[[3月1日]] |
|||
: 羽咋郡(志雄町+押水町)=宝達志水町(新設) |
|||
: 鹿島郡(鳥屋町+鹿島町+[[鹿西町]])=中能登町(新設) |
|||
: [[鳳至郡]]([[能都町]]+[[柳田村]])+[[珠洲郡]]([[内浦町]])=能登町(新設)([[鳳珠郡]]) |
|||
:: これにより、鳳至郡と珠洲郡は消滅。鳳珠郡に引き継がれる。 |
|||
* 2005年[[9月1日]] |
|||
: 羽咋郡(志賀町+[[富来町]])=志賀町(新設) |
|||
* 2005年[[10月1日]] |
|||
: 加賀市+[[江沼郡]]([[山中町]])=加賀市(新設) |
|||
:: これにより、江沼郡は消滅。 |
|||
* [[2006年]][[2月1日]] |
|||
: 輪島市+鳳珠郡([[門前町 (石川県)|門前町]])=輪島市(新設) |
|||
* 白紙撤回になった合併 |
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: 鳳至郡(現・鳳珠郡)([[穴水町]]+門前町)=鳳町 |
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==== 広域行政 ==== |
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ここでは、石川県内での主な広域行政の形態を記載。 |
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; 加賀地方 |
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* [[白山野々市広域事務組合]](白山市・野々市市) - ごみ処理・広域消防・[[斎場]](斎場業務は旧松任市・美川町を除く) |
|||
* 能美広域事務組合(能美市・川北町) - ごみ処理・広域消防 |
|||
* 南加賀広域圏事務組合(小松市・加賀市・能美市・川北町) - [[市場|公設市場]]・救急医療 |
|||
* 小松加賀環境衛生事務組合(小松市・加賀市) - し尿処理・斎場 |
|||
* 手取郷広域事務組合(能美市・川北町および白山市の旧美川町域) - 斎場 |
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; 能登地方 |
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* [[七尾鹿島広域圏事務組合]](七尾市・中能登町) - ごみ処理・広域消防・[[公立能登総合病院|病院]]・斎場 |
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* [[奥能登広域圏事務組合]](輪島市・珠洲市・能登町・穴水町) - 広域消防・能登空港(ターミナルビル設置・利用促進) |
|||
* 羽咋郡市広域圏事務組合(羽咋市・志賀町・宝達志水町) - 環境衛生(ごみ処理・し尿処理・斎場・[[千里浜なぎさドライブウェイ|なぎさ環境保全]])・広域消防・病院(なぎさ環境保全事業は志賀町を除く) |
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* 輪島市穴水町環境衛生施設組合(穴水町および輪島市門前町域) - ごみ処理・[[火葬場]] |
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==== その他 ==== |
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石川県内の市町では、[[小字]]の[[地番]]に[[いろは順|イロハ]]や[[十干|甲乙丙]]などを組み合わせたものが使用されている(白山市の旧松任市区域および野々市市を除く)。これは[[明治|明治時代]]に行われた[[土地区画整理事業]]の名残で<ref>『[[秘密のケンミンSHOW]]』([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作)2011年3月3日放送分</ref>、石川県の多くの地域では現在も使用されている。このため、[[住居表示]]制度が隣県の富山県や福井県よりも導入されている割合が低い。 |
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=== 学校教育 === |
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==== 大学 ==== |
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* [[国立大学|国立]](2校) |
* [[国立大学|国立]](2校) |
||
** [[金沢大学]] |
** [[金沢大学]] |
||
669行目: | 500行目: | ||
** [[北陸大学]] |
** [[北陸大学]] |
||
** [[北陸学院大学]] |
** [[北陸学院大学]] |
||
</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;"> |
|||
[[短期大学]] |
|||
* 私立(5校) |
* 私立(5校) |
||
** [[金沢学院短期大学]] |
** [[金沢学院短期大学]] |
||
676行目: | 508行目: | ||
** [[小松短期大学]] |
** [[小松短期大学]] |
||
** [[星稜女子短期大学]] |
** [[星稜女子短期大学]] |
||
** [[北陸学院大学短期大学部]] |
** [[北陸学院大学短期大学部]] |
||
[[高等専門学校]] |
|||
* [[国立高等専門学校機構|国立]](1校) |
* [[国立高等専門学校機構|国立]](1校) |
||
** [[石川工業高等専門学校]] |
** [[石川工業高等専門学校]] |
||
* 私立(1校) |
* 私立(1校) |
||
** [[金沢工業高等専門学校]] |
** [[金沢工業高等専門学校]] |
||
</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;"> |
|||
[[特別支援学校]] |
|||
* [[石川県特別支援学校一覧]] |
|||
[[高等学校]] |
|||
== 交通 == |
|||
* [[石川県高等学校一覧]] |
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=== 空港 === |
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* [[小松飛行場|小松空港]] |
|||
* [[能登空港]] |
|||
{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
|||
| style="vertical-align:top" | [[ファイル:20080916KomatsuAirport.jpg|200px]]<br />[[小松飛行場|小松空港]]<br />([[小松市]]) |
|||
| style="vertical-align:top" | [[ファイル:NotoAirport.jpg|200px]]<br />[[能登空港]]<br />([[輪島市]]) |
|||
|} |
|||
[[中学校]] |
|||
=== 鉄道 === |
|||
* [[石川県中学校一覧]] |
|||
* [[西日本旅客鉄道]] |
|||
** [[北陸本線]] |
|||
** [[七尾線]] |
|||
** [[北陸新幹線]](建設中) |
|||
* [[のと鉄道]] |
|||
** [[のと鉄道七尾線|七尾線]] |
|||
* [[北陸鉄道]] |
|||
** [[北陸鉄道石川線|石川線]] |
|||
** [[北陸鉄道浅野川線|浅野川線]] |
|||
[[小学校]] |
|||
=== 道路 === |
|||
* [[石川県小学校一覧]] |
|||
* [[高速道路]] |
|||
** [[高速自動車国道]] |
|||
[[幼稚園]] |
|||
*** [[北陸自動車道]] |
|||
* [[石川県幼稚園一覧]] |
|||
** [[自動車専用道路|一般国道自動車専用道路]] |
|||
*** [[能越自動車道]] |
|||
**** 七尾氷見道路(建設中) |
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**** 名称未定(調査中) |
|||
**** 田鶴浜道路 |
|||
**** [[能登有料道路]](能登半島縦貫有料道路) |
|||
**** 穴水道路 |
|||
**** 輪島道路(事業中) |
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* [[一般国道]] |
|||
<div style="float:left;padding-right:3em"> |
|||
** [[国道8号]] |
|||
** [[国道157号]] |
|||
** [[国道159号]] |
|||
** [[国道160号]] |
|||
** [[国道249号]] |
|||
</div><div style="float:left;padding-right:3em"> |
|||
** [[国道304号]] |
|||
** [[国道305号]] |
|||
** [[国道359号]] |
|||
** [[国道360号]] |
|||
** [[国道364号]] |
|||
</div><div style="float:left;padding-right:3em"> |
|||
** [[国道365号]] |
|||
** [[国道415号]] |
|||
** [[国道416号]] |
|||
** [[国道470号]] |
|||
** [[国道471号]] |
|||
</div> |
</div> |
||
{{-}} |
{{-}} |
||
===医療・福祉=== |
|||
[[ファイル:Noto Hospital.jpg|thumb|200px|能登地方の救急医療を担う公立能登総合病院<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/iryou/iryoukeikaku/iryoukeikaku-kakutei.html 「石川県医療計画」石川県]</ref>(七尾市)]] |
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<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;"> |
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[[救急医療#三次救急医療|三次救急医療機関]] |
|||
* [[金沢大学附属病院]] |
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* [[金沢医科大学病院]] |
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* [[石川県立中央病院]] |
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* [[公立能登総合病院]] |
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[[救急指定病院]] |
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* [[都道府県道|県道]] |
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* [[石川県救急指定病院一覧]] |
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** [[金沢外環状道路]] |
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*** [[金沢東部環状道路]](通称:山側環状) |
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*** 海側環状(建設中) |
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** [[石川県の県道一覧]]を参照 |
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* [[有料道路|一般有料道路]] |
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** [[能登有料道路]] |
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*** 能登海浜道路 |
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*** 能登半島縦貫有料道路 |
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** [[川北大橋有料道路]] |
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** [[白山スーパー林道]] |
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</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;"> |
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=== バス === |
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[[保育所]] |
|||
* [[石川県保育所一覧]] |
|||
** [[北鉄奥能登バス]] |
|||
** [[北鉄能登バス]] |
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** [[加賀白山バス]] |
|||
** [[加賀温泉バス]] |
|||
** [[北鉄金沢中央バス]] |
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** [[ほくてつバス]] |
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* [[小松バス]] |
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* [[西日本ジェイアールバス]] |
|||
[[老人保健施設]] |
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==== コミュニティバス ==== |
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* [[石川県老人保健施設一覧]] |
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* 金沢市 |
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** [[金沢ふらっとバス]] |
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** 金沢ショッピングライナー[[まちバス]] |
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* 白山市 |
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** [[めぐーる]]・つるぎふれあい巡回バス(鶴来地区) |
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* かほく市 |
|||
** [[かほく市営バス]] |
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* 野々市市 |
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** [[のっティ]] |
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* 津幡町 |
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** [[津幡町営バス]] |
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* 小松市 |
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** [[小松バス|小松市内循環バス]] |
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* 能美市 |
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** [[のみバス]]:寺井地区循環バス・根上地区循環バス・辰口地区(南西部・北東部)循環バス |
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* 輪島市 |
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** [[のらんけバス]]・愛のりバス |
|||
* 七尾市 |
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** [[七尾市コミュニティバス]] : まりん号(市内循環バス)・ぐるっと7(ななおコミュニティバス)・やまびこ号(ちょっこり山歩きバス)・中島げんきバス(中島地区)・田鶴浜コミュニティバス(田鶴浜地区)・能登島コミュニティバス(能登島地区) |
|||
* 羽咋市 |
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** るんるんバス |
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* 能登町 |
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** 能登町営バス・柳田住民利用スクールバス(柳田地区) |
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* 穴水町 |
|||
** 穴水町営バス |
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* 中能登町 |
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** かしま循環バス(鹿島地区)・ゆう友バス(鳥屋地区)・まほろば号(鹿西地区) |
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* 志賀町 |
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** まごころバス・なないろバス |
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* 宝達志水町 |
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** のらんちゴー |
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[[特別養護老人ホーム]] |
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=== 港湾 === |
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* [[石川県特別養護老人ホーム一覧]] |
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==== 重要港湾 ==== |
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</div> |
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* [[金沢港]] |
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{{-}} |
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* [[七尾港]] |
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===ライフライン=== |
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[[電力]] |
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* [[北陸電力]] ([[商用電源周波数|60Hz]]) - 県内全域に供給 |
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** [[志賀原子力発電所]] |
|||
** [[七尾大田火力発電所]] |
|||
* [[金沢市企業局]] - 犀川水系に5か所の[[水力発電|水力発電所]]を有しており、全量北陸電力に売電。日本で唯一の市営の電力事業者。 |
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[[上水道]] |
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==== 地方港湾 ==== |
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* 石川県環境部水道企業課 - [[能登島]]以南の7市5町([[能美市]]・[[川北町]]を除く)に供給。なお、2011年4月の改組により、この事業を所管した石川県企業局は廃止となった。 |
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{{Col-begin}} |
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* 金沢市企業局 - 金沢市内に供給 |
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* [[輪島港]](避難港) |
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* [[穴水港]] |
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* [[宇出津港]] |
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* [[小木港]] |
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* [[飯田港]] |
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* [[福浦港]] |
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* [[滝港]] |
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* [[塩屋港]] |
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{{Col-break}} |
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* [[和倉港]] |
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* [[半ノ浦港]] |
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* [[大野港]] |
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* [[金石港]] |
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{{Col-end}} |
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=== 自動車 === |
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;[[日本のナンバープレート|自動車番号登録票]] |
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* 北陸地方では唯一[[ご当地ナンバー]]が導入されており、石川県内では2種類のナンバーが存在している。いずれも[[石川運輸支局]]([[国土交通省]][[地方運輸局|北陸信越運輸局]])の管轄となる。 |
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** 金沢:[[金沢市]]、[[かほく市]]、[[河北郡]][[津幡町]]・[[内灘町]] |
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** 石川:上記の2市2町を除く各市町 |
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[[都市ガス]] |
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* 金沢市企業局 (13A) - 金沢市内に供給 |
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* [[小松ガス]] (13A) - 小松市内に供給 |
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{{-}} |
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== マスメディア == |
== マスメディア == |
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=== 新聞 === |
=== 新聞 === |
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* [[テレビ金沢]]([[Nippon News Network|NNN]]系列) |
* [[テレビ金沢]]([[Nippon News Network|NNN]]系列) |
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* [[北陸朝日放送]]([[All-nippon News Network|ANN]]系列) |
* [[北陸朝日放送]]([[All-nippon News Network|ANN]]系列) |
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** [[:Category:石川県のケーブルテレビ局|石川県のケーブルテレビ局]](参照) |
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石川県は、隣接する富山、石川、福井3県の中で唯一4系列の民放テレビ局がある。そのためなのか、石川県の[[ケーブルテレビ局]]は3県で一番少ない。また、[[区域外再送信]]を行っているケーブルテレビ局も非常に少ない。また、民放が4局ある地域の中で一番人口が少ない県でもある。 |
石川県は、隣接する富山、石川、福井3県の中で唯一4系列の民放テレビ局がある。そのためなのか、石川県の[[ケーブルテレビ局]]は3県で一番少ない。また、[[区域外再送信]]を行っているケーブルテレビ局も非常に少ない。また、民放が4局ある地域の中で一番人口が少ない県でもある。 |
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加賀市の一部では[[福井放送]]、[[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]を、[[金沢市]]周辺の一部世帯では[[北日本放送]]を、[[能登半島]]の地域では北日本放送に加えて[[富山テレビ放送|富山テレビ]]や[[チューリップテレビ]]、新潟県の放送を受信している世帯がある。 |
加賀市の一部では[[福井放送]]、[[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]を、[[金沢市]]周辺の一部世帯では[[北日本放送]]を、[[能登半島]]の地域では北日本放送に加えて[[富山テレビ放送|富山テレビ]]や[[チューリップテレビ]]、新潟県の放送を受信している世帯がある。 |
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==== ケーブルテレビ ==== |
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* [[:Category:石川県のケーブルテレビ局|石川県のケーブルテレビ局]](参照) |
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=== ラジオ局 === |
=== ラジオ局 === |
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* FAVO(加賀版)(ストアインク) |
* FAVO(加賀版)(ストアインク) |
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== |
== スポーツクラブ == |
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; 野球 |
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* [[石川ミリオンスターズ]] - [[野球]]・[[ベースボール・チャレンジ・リーグ]] |
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* [[石川ミリオンスターズ]] - [[ベースボール・チャレンジ・リーグ]] |
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* [[Hard Ball Club 金沢]](金沢市) - [[社会人野球]] |
* [[Hard Ball Club 金沢]](金沢市) - [[社会人野球]] |
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* [[ツエーゲン金沢]](金沢市) - |
; サッカー |
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* [[ツエーゲン金沢]](金沢市) - [[日本フットボールリーグ]] |
|||
* [[ゴールズFC]](白山市) - |
* [[ゴールズFC]](白山市) - [[北信越フットボールリーグ]] |
||
* [[テイヘンズFC]](白山市) - |
* [[テイヘンズFC]](白山市) -[[北信越フットボールリーグ]] |
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; バスケットボール |
|||
* [[石川ブルースパークス]](金沢市) - [[バスケットボール日本リーグ]] |
* [[石川ブルースパークス]](金沢市) - [[バスケットボール日本リーグ]] |
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{{-}} |
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== 文化財・観光 == |
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==名所・旧跡・観光== |
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{{main|石川県の観光地}} |
{{main|石川県の観光地}} |
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; 世界農業遺産 |
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=== 文化財 === |
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<Gallery> |
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; [[世界重要農業資産システム|世界農業遺産]] |
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<!--画像過多を避けるため4枚までにしてください。--> |
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* 能登の里山里海(七尾市、輪島市、羽咋市、珠洲市、志賀町、中能登町、穴水町、能登町) |
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ファイル:Senmaida.jpg|[[白米千枚田|白米の千枚田]] |
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; [[国宝]] |
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</Gallery> |
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* 色絵雉香炉(金沢市、石川県立美術館) |
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* 剣 銘吉光(白山市、白山比咩神社) |
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; [[重要伝統的建造物群保存地区]] |
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* [[東山ひがし]](金沢市) |
|||
* [[主計町 (金沢市)|主計町]](金沢市) |
|||
* [[卯辰山麓]](金沢市) |
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* [[加賀橋立]](加賀市) |
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* [[加賀東谷]](加賀市) |
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* [[黒島地区]](輪島市) |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:ChayakanazawaJP17-1.jpg|200px]]<br />東山ひがし<br />(金沢市) |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:ChayakanazawaJP17-2.jpg|200px]]<br />主計町<br />(金沢市) |
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| style="vertical-align:top" | [[ファイル:Ishikawa Kaga Kagahashidate00.jpg|200px]]<br />加賀橋立<br />(加賀市) |
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|} |
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=== 祭礼・イベント === |
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金沢などの加賀地方に比べ、能登地方では大規模な祭礼が多い。山車を曳いて七尾市内を練り歩く[[青柏祭]]や、能登地方各地で行われる[[能登キリコ祭り|キリコ祭り]]が代表的である。また、[[アエノコト]]や[[あまめはぎ]]など独特な伝統行事も行われている。アエノコトは「奥能登あえのこと」という名称で、[[2009年]](平成21年)[[9月30日]]に[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の[[無形文化遺産|世界無形遺産]]に登録された<ref>[http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/mukeibunkaisan/ 「奥能登のあえのこと」ユネスコ無形文化遺産の「代表一覧表」に記載 - 石川県HP]</ref>。 |
|||
[[ファイル:Dekayama.JPG|thumb|220px|青柏祭(七尾市)]] |
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[[ファイル:Noto Yosakoi Wakura 01.jpg|thumb|220px|能登キリコ祭り(能登地方)]] |
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[[ファイル:OTABI MATSURI FESTIVAL KOMATSU 001.JPG|thumb|220px|お旅まつり(小松市)]] |
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'''加賀地方''' |
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* [[金沢百万石まつり]](金沢市) |
|||
* [[ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭|ラ・フォル・ジュルネ金沢]](金沢市) |
|||
* おかえり祭り(白山市:旧美川町、県の無形民俗文化財) |
|||
* [[ほうらい祭り]](白山市鶴来) |
|||
* [[雪だるま祭り]](白山市白峰) |
|||
* [[白山まつり]](白山市尾口、白峰) |
|||
* [[お旅まつり]](小松市、県の無形民俗文化財) |
|||
* 小松基地航空祭(小松市) |
|||
* 菖蒲湯祭り(加賀市) |
|||
* 御願行事(竹割祭り)(加賀市、県の無形民俗文化財) |
|||
* ぐず焼き祭り(加賀市) |
|||
* こいこい祭り(加賀市) |
|||
* 九谷茶碗まつり(能美市) |
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'''能登地方''' |
|||
* [[青柏祭]](七尾市、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* [[石崎奉燈祭]](七尾市) |
|||
* チョンコ山祭(チャンチキ山祭)(七尾市) |
|||
* お熊甲祭(七尾市、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* 能登島向田の火祭(七尾市、県の無形民俗文化財) |
|||
* [[七尾祇園祭]](七尾市) |
|||
* [[七尾港まつり]](七尾市) |
|||
* [[能登キリコ祭り|互市祭]](七尾市) |
|||
* [[能登キリコ祭り|塩津かがり火恋まつり]](七尾市) |
|||
* 新宮納涼祭(七尾市藤瀬) |
|||
* [[アエノコト|奥能登あえのこと]](輪島市 他、世界無形遺産、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* [[あまめはぎ|能登のアマメハギ]](輪島市、能登町、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* ぞんべら祭(輪島市:旧門前町、県の無形民俗文化財) |
|||
* もっそう祭(輪島市) |
|||
* 門前祭り(ごうらい祭り)(輪島市:旧門前町) |
|||
* 浦上祭り(輪島市:旧門前町) |
|||
* 名舟大祭(輪島市) |
|||
* 山王祭(皆月祭)(輪島市:旧門前町) |
|||
* 三夜踊り(輪島市) |
|||
* 曽々木大祭(輪島市) |
|||
* 天領祭(輪島市:旧門前町) |
|||
* [[飯田燈籠山祭り]](お涼み祭り)(珠洲市) |
|||
* [[鵜島の曳山祭り]](珠洲市 |
|||
* 珠洲まつり(珠洲市) |
|||
* [[宝立七夕キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* [[蛸島キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* [[正院キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* [[寺家キリコ祭り]](珠洲市) |
|||
* 的打神事(珠洲市) |
|||
* 鵜祭り(羽咋市、国の重要無形民俗文化財) |
|||
* 唐戸山神事相撲(羽咋市) |
|||
* 川渡し神事(羽咋市) |
|||
* 平国祭(おいで祭)(羽咋市 - 中能登町 - 七尾市) |
|||
* 七面様祭(羽咋市) |
|||
* 小木とも旗祭り(能登町、県の無形民俗文化財) |
|||
* [[あばれ祭り]](能登町、県の無形民俗文化財) |
|||
* ござれ祭り(能登町) |
|||
* 長谷部まつり(穴水町) |
|||
* [[能登キリコ祭り|明千寺キリコ祭り]](穴水町) |
|||
* 沖波大漁祭(穴水町) |
|||
* [[能登キリコ祭り|大町・川島祭]](穴水町) |
|||
* 八朔祭り(志賀町富来) |
|||
* 堀松綱引き祭(志賀町) |
|||
=== 名所・旧跡 === |
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[[ファイル:Kenrokuen2.jpg|right|thumb|220px|兼六園]] |
|||
[[ファイル:Kanazawa Castle Gate.JPG|right|thumb|220px|金沢城・石川門]] |
|||
金沢は[[第二次世界大戦]]中に空襲を受けなかったことから、歴史的価値のある町並みや[[日本庭園]]が多く残されている。また、能登地方では、海岸線に[[奇岩]]や[[千枚田]]があり[[景勝地]]として有名である。 |
|||
'''加賀地方''' |
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* [[兼六園]](金沢市、[[日本三名園]]、日本の[[特別名勝]]) |
|||
* [[金沢城|金沢城址]](金沢市、日本の[[史跡]]) |
|||
* [[長町武家屋敷跡]](金沢市) |
|||
* [[近江町市場]](金沢市) |
|||
* [[大乗寺]](金沢市、[[仏殿]]などが日本の[[重要文化財]]) |
|||
* [[伏見寺]](金沢市、仏像などが日本の重要文化財) |
|||
* [[宝円寺]](金沢市) |
|||
* [[妙立寺]](金沢市) |
|||
* [[尾崎神社]](金沢市) |
|||
* [[尾山神社]](金沢市、神門は日本の重要文化財) |
|||
* [[成巽閣]](金沢市、建物は日本の重要文化財、庭園は日本の[[名勝]]) |
|||
* [[末浄水場]]園地(金沢市、日本の名勝) |
|||
* [[前田家墓所]](金沢市、日本の史跡) |
|||
* [[東山ひがし|ひがし茶屋街]](金沢市、[[重要伝統的建造物群保存地区]]) |
|||
* [[にし茶屋街]](金沢市) |
|||
* [[主計町 (金沢市)|主計町茶屋街]](金沢市、重要伝統的建造物群保存地区) |
|||
* [[白山国立公園]](白山市) |
|||
* [[白山比め神社|白山比咩神社]](白山市、加賀国[[一宮]]、旧[[社格#近代社格制度|国幣中社]]) |
|||
* [[那谷寺]](小松市、日本の名勝、本堂等が日本の重要文化財) |
|||
* [[小松天満宮]](小松市、本殿などが日本の重要文化財) |
|||
* [[多太神社]](小松市) |
|||
* [[安宅住吉神社]]・[[安宅関|安宅関跡]](小松市) |
|||
* [[加賀橋立]](加賀市、重要伝統的建造物群保存地区) |
|||
* [[大聖寺陣屋]](加賀市、茶室長流亭は日本の[[重要文化財]]) |
|||
* [[片野鴨池]](加賀市、[[ラムサール条約]]登録湿地) |
|||
* [[越前加賀海岸国定公園]](加賀市) |
|||
* [[鶴仙渓]](加賀市) |
|||
* [[栢野大杉]](加賀市、日本の天然記念物) |
|||
* [[上山田貝塚]](かほく市、日本の史跡) |
|||
* [[倶利伽羅古戦場跡]](津幡町) |
|||
'''能登地方''' |
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[[ファイル:Wajima Asaichi.jpg|right|thumb|220px|輪島朝市]] |
|||
[[画像:Senmaida.jpg|thumb|220px|白米千枚田]] |
|||
* [[七尾城|七尾城址]](七尾市、日本の史跡) |
|||
* [[能登国分寺|能登国分寺跡]](七尾市、日本の史跡) |
|||
* [[赤蔵山]](七尾市) |
|||
* [[能登半島国定公園]](能登地方) |
|||
* [[輪島朝市]](輪島市、日本三大[[朝市]]) |
|||
* [[上時国家]](輪島市、主屋など3棟は日本の[[重要文化財]]、庭園は日本の名勝) |
|||
* [[下時国家]](輪島市、主屋は日本の[[重要文化財]]、庭園は日本の名勝) |
|||
* [[黒島地区]](輪島市、重要伝統的建造物群保存地区) |
|||
* [[白米千枚田]](輪島市、日本の名勝、世界農業遺産) |
|||
* [[曽々木海岸]](輪島市、日本の名勝) |
|||
* [[琴ヶ浜海岸 (石川県)|琴ヶ浜海岸]](輪島市) |
|||
* [[總持寺祖院]](輪島市、[[曹洞宗]]元[[大本山]]) |
|||
* [[気多大社]](羽咋市、能登国[[一宮]]、旧[[社格#近代社格制度|国幣大社]]) |
|||
* [[千里浜なぎさドライブウェイ]](羽咋市) |
|||
* [[妙成寺]](羽咋市) |
|||
* [[永光寺]](羽咋市) |
|||
* [[正覚院 (羽咋市)|正覚院]](羽咋市) |
|||
* [[見附島 (石川県)|見附島]](珠洲市) |
|||
* [[禄剛埼灯台]](珠洲市) |
|||
* [[能登金剛]](志賀町) |
|||
* [[石動山]](中能登町、国の史跡) |
|||
; 国の名勝 |
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=== 博物館・美術館 === |
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<Gallery> |
|||
[[ファイル:21st Century Museum of Contemporary Museum.jpg|220px|thumb|金沢21世紀美術館]] |
|||
<!--画像過多を避けるため4枚までにしてください。--> |
|||
[[ファイル:The Forth High School Memorial Museum of Cultural Exchange Ishikawa05s3s3750.jpg|220px|thumb|四高記念文化交流館(旧制第四高等学校)]] |
|||
ファイル:Yukitsuri.jpg|[[兼六園]]の[[雪吊]] |
|||
'''加賀地方''' |
|||
ファイル:Ishikawa_Kanazawa_Seisonkaku00.jpg|[[成巽閣]] |
|||
* [[石川県立美術館]](金沢市) |
|||
ファイル:NATA DERA 001.JPG|[[那谷寺]] |
|||
* [[金沢21世紀美術館]](金沢市) |
|||
</Gallery> |
|||
* [[金沢能楽美術館]](金沢市) |
|||
* [[石川県自然史料館]](金沢市) |
|||
* [[四高記念文化交流館]](金沢市)- [[石川近代文学館]]、[[四高記念館]] |
|||
* [[石川県銭屋五兵衛記念館]](金沢市) |
|||
* [[石川県立伝統産業工芸館]](金沢市) |
|||
* [[石川県立歴史博物館]](金沢市) |
|||
* [[室生犀星記念館]](金沢市) |
|||
* [[泉鏡花記念館]](金沢市) |
|||
* [[徳田秋声記念館]](金沢市) |
|||
* [[鈴木大拙館]](金沢市) |
|||
* [[藩老本多蔵品館]](金沢市) |
|||
* [[前田土佐守家資料館]](金沢市) |
|||
* [[宮本三郎]]記念美術館(小松市) |
|||
* [[日本自動車博物館]](小松市) |
|||
* [[石川県立航空プラザ]](小松市) |
|||
* [[中川一政]]記念美術館(白山市) |
|||
* [[白山市立鶴来博物館]](白山市) |
|||
* [[いしかわ動物園]](能美市) |
|||
* [[松井秀喜ベースボールミュージアム]](能美市) |
|||
* [[石川県九谷焼美術館]](加賀市) |
|||
* 九谷焼窯跡展示館(加賀市) |
|||
* [[北前船]]の里資料館(加賀市) |
|||
* [[中谷宇吉郎]] 雪の科学館(加賀市) |
|||
* [[深田久弥]] 山の文化館(加賀市) |
|||
* 石川県[[西田幾多郎]]記念哲学館(かほく市) |
|||
; 重要伝統的建造物群保存地区 |
|||
'''能登地方''' |
|||
<Gallery> |
|||
* [[石川県七尾美術館]](七尾市) |
|||
<!--画像過多を避けるため4枚までにしてください。--> |
|||
* [[石川県能登島ガラス美術館]](七尾市) |
|||
ファイル:Kanazawa higashi yama 2006 03 03.JPG|[[東山ひがし]] |
|||
* [[のとじま水族館]](七尾市) |
|||
ファイル:Kazuemachi Kanazawa Ishikawa Pref Japan01s3s4095.jpg|[[主計町 (金沢市)|主計町]] |
|||
* [[和倉昭和博物館とおもちゃ館]](七尾市) |
|||
ファイル:Ishikawa Kaga Kagahashidate00.jpg|[[加賀橋立]] |
|||
* [[海洋漁業科学館]](能登町) |
|||
</Gallery> |
|||
* [[輪島漆芸美術館]](輪島市) |
|||
* [[天領北前船資料館]](輪島市) |
|||
* [[コスモアイル羽咋]](羽咋市) |
|||
; 重要文化財・史跡等 |
|||
=== 温泉 === |
|||
<Gallery> |
|||
'''加賀地方''' |
|||
<!--画像過多を避けるため4枚までにしてください。--> |
|||
* [[加賀温泉郷]] - [[山代温泉]]、[[山中温泉]]、[[片山津温泉]]、[[粟津温泉]] |
|||
ファイル:Kanazawa Castle Gate.JPG|重要文化財 [[金沢城|金沢城石川門]] |
|||
* [[金沢温泉郷]] - [[湯涌温泉]]、[[深谷温泉]]、[[犀川峡温泉]]、[[曲水温泉]] |
|||
ファイル:Kanazawa-C-2860.jpg|重要文化財 [[尾山神社|尾山神社神門]] |
|||
* [[白山温泉郷]] - [[河内千丈温泉]]、[[白山一里野温泉]]、[[中宮温泉]]、[[白峰温泉]]、[[白山杉の子温泉]]、[[新岩間温泉]] |
|||
画像:Ketataisyasinmon.jpg|重要文化財 [[気多大社|気多大社神門]] |
|||
* [[美川温泉]] |
|||
画像:Sirayamahimezinzya.jpg|[[白山比咩神社]] |
|||
* [[辰口温泉]] |
|||
</Gallery> |
|||
* [[大聖寺温泉]] |
|||
* [[赤瀬温泉]] |
|||
* [[加賀三谷温泉]] |
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* [[滝坂温泉]] |
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'''能登地方''' |
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* [[和倉温泉]] |
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* [[葭ヶ浦温泉]] |
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* [[輪島温泉|能登輪島温泉]] |
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* [[ねぶた温泉]] |
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* [[縄文真脇温泉]] |
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* [[恋路温泉]] |
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* [[赤崎温泉]] |
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* [[湯川温泉 (石川県)|湯川温泉]] |
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; 文化施設 |
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== 特産品 == |
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=== 食文化 === |
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ファイル:21st Century Museum of Contemporary Museum.jpg|[[金沢21世紀美術館]] |
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ファイル:The Forth High School Memorial Museum of Cultural Exchange Ishikawa01s5s4110.jpg|[[四高記念文化交流館]] |
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* [[ブリ]] |
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ファイル:Ishikawa-ken History Museum03s3s4272b.jpg|[[石川県立歴史博物館]] |
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* [[ズワイガニ]] |
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ファイル:Jinbe Zame a.jpg|[[のとじま水族館]]のジンベイザメ館 |
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* [[ホッコクアカエビ|甘エビ]] |
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* [[寿司]] |
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* [[かぶら寿司]] |
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* [[笹寿司]] |
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* [[あんころ餅]] |
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* [[治部煮]] |
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* [[ゴリ料理]] |
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* [[長生殿]] |
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* [[じろ飴]] |
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* [[加賀料理]] |
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* [[加賀野菜]] |
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* [[金沢カレー]] |
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* [[ハントンライス]] |
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* [[河豚の卵巣の糠漬け]] |
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* [[ナマコ]] |
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* [[魚醤]] |
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* [[ゆべし|柚餅子]] |
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* [[能登牛]] |
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* [[能登丼]] |
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* [[中島菜]] |
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* [[能登大納言]] |
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; 国立・国定公園等 |
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=== 伝統工芸・伝統芸能 === |
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[[ファイル:Kanazawa Gold Factory.jpg|thumb|250px|金沢箔]] |
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[[ファイル:Wajimanurie.JPG|250px|thumb|輪島塗]] |
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ファイル:Hakusan01.JPG|[[白山国立公園]]([[白山]]) |
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'''加賀地方''' |
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画像:Mitsukejima.jpg|[[能登半島国定公園]]([[見付島 (石川県)|見付島]]) |
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* [[金沢箔]] (金沢市) |
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画像:Sotoura.jpg|[[能登半島国定公園]]([[能登金剛]]) |
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* [[加賀友禅]] (金沢市) |
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* [[金沢漆器]] (金沢市) |
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* [[金沢仏壇]] (金沢市) |
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* [[加賀象嵌]] (金沢市) |
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* [[大樋焼]] (金沢市) |
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* [[金沢素囃子]] (金沢市) |
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* [[宝生流|加賀宝生]] (加賀地方) |
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* [[九谷焼]] (加賀地方) |
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* [[牛首紬]] (白山市) |
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* [[美川仏壇]] (白山市) |
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* [[山中漆器]] (加賀市) |
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; 祭事・行事 |
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'''能登地方''' |
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* [[輪島塗]] (輪島市) |
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* [[能州紬]] (輪島市) |
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ファイル:OTABI MATSURI FESTIVAL KOMATSU 001.JPG|[[お旅まつり]] |
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* [[七尾仏壇]] (七尾市) |
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ファイル:Dekayama.JPG|[[青柏祭]] |
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* [[田鶴浜建具]] (七尾市) |
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ファイル:Noto Yosakoi Wakura 01.jpg|[[能登キリコ祭り]] |
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* [[珠洲焼]] (珠洲市) |
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* [[能登上布]] (中能登町) |
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; 温泉 |
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== 出身人物 == |
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{{Main|石川県出身の人物一覧}} |
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<!--画像過多を避けるため4枚までにしてください。--> |
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ファイル:Wakura Onsen 01.jpg|[[和倉温泉]] |
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ファイル:Yamahiro Onsen 01.jpg|[[山代温泉]] |
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ファイル:Yuwakuonsen Spa 001.JPG|[[湯涌温泉]] |
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ファイル:Siramine spa tenbou no yu.jpg|[[白峰温泉]] |
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; 特産品 |
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== 石川県を舞台とした作品 == |
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=== 映画 === |
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<!--画像過多を避けるため4枚までにしてください。--> |
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* [[滝の白糸]]([[1933年]]・[[溝口健二]]、[[入江たか子]]主演) |
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ファイル:Kanazawa Gold Factory.jpg|[[金沢箔]] |
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* [[海潮音 (1980年の映画)|海潮音]]([[1980年]]・[[橋浦方人]]、[[荻野目慶子]]主演) |
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[[ファイル:GORI NO TENPURA.jpg|[[ゴリ料理]] |
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* [[恋する女たち (氷室冴子)|恋する女たち]]([[1986年]]・[[大森一樹]]、[[斉藤由貴]]主演) |
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ファイル:Wajimanurie.JPG|[[輪島塗]] |
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* [[幻の光]]([[1995年]]・[[是枝裕和]]、[[江角マキコ]]・[[浅野忠信]]主演) |
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ファイル:Notoushi.jpg|[[能登牛]] |
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* [[黒い家]]([[1999年]]・[[森田芳光]]、[[内野聖陽]]主演) |
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* [[皆月]](1999年・[[望月六郎 (映画監督)|望月六郎]]、[[奥田瑛二]]・[[吉本多香美]]主演) |
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* [[千年旅人]](1999年・[[辻仁成]]、[[豊川悦司]]・[[大沢たかお]]主演) |
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* [[大河の一滴]]([[2001年]]・[[神山征二郎]]、[[安田成美]]主演) |
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* [[赤い橋の下のぬるい水]](2001年・[[今村昌平]]、[[役所広司]]主演) |
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* [[釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ!]]([[2006年]]・[[朝原雄三]]、[[西田敏行]]・[[三國連太郎]]主演) |
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* [[吉祥天女]]([[2007年]]・[[及川中]]、[[鈴木杏]]主演) |
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* [[腑抜けども、悲しみの愛を見せろ]](2007年・[[吉田大八 (映画監督)|吉田大八]]、[[佐藤江梨子]]主演) |
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* [[舞妓Haaaan!!!]](2007年・[[水田伸生]]、[[阿部サダヲ]]・[[堤真一]]・[[柴咲コウ]]主演) |
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* [[能登の花ヨメ]]([[2008年]]・[[白羽弥仁]]、[[田中美里]]主演) |
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* [[しあわせのかおり]](2008年・[[三原光尋]]、[[中谷美紀]]・[[藤竜也]]主演) |
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* [[ゼロの焦点]]([[2009年]]・[[犬童一心]]、[[広末涼子]]・[[中谷美紀]]主演) |
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* [[武士の家計簿]]([[2010年]]・[[森田芳光]]、[[堺雅人]]・[[仲間由紀恵]]主演) |
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* [[私たちの時代]]([[2011年]]・[[横山隆晴]]、ドキュメンタリー映画) |
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==脚注== |
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=== テレビドラマ === |
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{{Reflist}} |
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* [[恋路海岸 (テレビドラマ) |恋路海岸]]([[1977年]]、[[TBSテレビ|TBS]]・[[金曜ドラマ]]) |
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* [[こおろぎ橋 (ドラマ)|こおろぎ橋]]([[1978年]] - [[1979年]]、TBS・[[ポーラテレビ小説]]) |
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* [[赤かぶ検事奮戦記|赤かぶ検事の逆転法廷]]([[1992年]]、[[ABCテレビ|朝日放送]]・[[月曜ドラマ・イン|月曜ホームミステリー]]) |
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* [[はるちゃん]]([[1996年]]・[[1998年]]・[[1999年]]、[[東海テレビ放送|東海テレビ]]・[[東海テレビ制作昼の帯ドラマ|昼ドラ]]) |
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* [[ひとりぼっちの君に]](1998年、TBS) |
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* [[利家とまつ〜加賀百万石物語〜]]([[2002年]]、[[日本放送協会|NHK]]・[[大河ドラマ]]) |
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* [[花衣夢衣]]([[2008年]]、東海テレビ・昼ドラ) |
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* 花の恋(2008年、[[中華民国|台湾]]・[[民間全民電視公司|民視]]) |
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* [[花嫁のれん]]([[2010年]]・[[2011年]]、東海テレビ・昼ドラ) |
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* [[心の糸]](2010年、[[NHK名古屋放送局]]) |
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==参考文献== |
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* 『金沢の町家』島村昇編、鹿島出版会、1983年 |
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* [[義血侠血]]([[1894年]]、[[泉鏡花]]) |
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* 『古九谷と石川県立美術館』朝日新聞社、1983年11月 |
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* [[予備兵]](1894年、泉鏡花) |
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* 『特別名勝兼六園(江戸町跡推定地9発掘調査報告』石川県立埋蔵文化財センター、1992年3月 |
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* [[照葉狂言]]([[1896年]]、泉鏡花) |
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* 『石川県の歴史』高澤裕一ほか著、山川出版社、2000年3月 |
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* [[由縁の女]]([[1919年]]、泉鏡花) |
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* 『日本工芸会石川支部記念誌 : 第40回石川の伝統工芸展を記念して』日本工芸会石川支部記念誌編集委員会編、日本工芸会石川支部、2000年3月 |
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* [[縷紅新草]]([[1939年]]、泉鏡花) |
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* 『石川県白峰地方の方言特徴と方言テキストの語法』新田哲夫著、金沢大学文学部、2005年3月 |
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* [[感傷的の事]]([[1921年]]、[[徳田秋声]]) |
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* [[光を追うて]]([[1938年]]、徳田秋声) |
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* [[幼年時代 (室生犀星)|幼年時代]]([[1919年]]、[[室生犀星]]) |
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* [[性に目覚める頃]](1919年、室生犀星) |
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* [[杏っ子]]([[1956年]]、室生犀星) |
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* [[火にも水にも]](1956年、[[深田久弥]]) |
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* [[ゼロの焦点]]([[1958年]]、[[松本清張]]) |
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* [[美しい星 (三島由紀夫)|美しい星]]([[1962年]]、[[三島由紀夫]]) |
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* [[朱鷺の墓]]([[1968年]]、[[五木寛之]]) |
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* [[浅の川暮色]]([[1978年]]、五木寛之) |
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* [[夜明け前に会いたい]]([[1993年]]、[[唯川恵]]) |
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* [[ステッセルのピアノ]]([[1996年]]、五木寛之) |
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* [[病む月]]([[1998年]]、唯川恵) |
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* [[ボトルネック]]([[2006年]]、[[米澤穂信]]) |
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* [[恋文の技術]]([[2009年]]、[[森見登美彦]]) |
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=== 漫画・アニメーション・特撮・ゲーム === |
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;漫画 |
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* [[ジュリエットの卵]]([[1988年]]、[[吉野朔実]]) |
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* [[花の慶次|花の慶次 -雲のかなたに-]]([[1990年]]、[[原哲夫]]) |
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* [[花衣夢衣]]([[1993年]]、[[津雲むつみ]]) |
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* [[僕は旅をする]]([[1994年]]、[[今市子]]) |
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;アニメーション |
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* [[センチメンタルジャーニー (アニメ)|センチメンタルジャーニー]](第九話 保坂美由紀〜私らしく明日へ〜)([[1998年]]、[[サンライズ]]) |
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* [[.hack//Liminality]](Vol.1 .hack//Liminality in case of MINASE,Mai)([[2002年]][[6月20日]]発売、[[OVA]]) |
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* [[よみがえる空 -RESCUE WINGS-]]([[2006年]]、[[バンダイビジュアル]]) |
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* [[電脳コイル]]([[2007年]]、NHK) |
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* [[Angel Beats!]]([[2010年]]、Angel Beats! Project・[[中部日本放送]]、{{要出典範囲|[[金沢大学]]の校舎がモデルとなっている|date=2011年4月}}。) |
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* [[花咲くいろは]]([[2011年]]、花咲くいろは製作委員会) |
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;特撮 |
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* [[バトルフィーバーJ]]([[1979年]]、[[All-nippon News Network|テレビ朝日系]]) |
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;ゲーム |
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* [[痕]]([[1996年]]、[[Leaf]]) |
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* [[双界儀]]([[1996年]]、[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]]) |
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* [[DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ「金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」]]([[2008年]]、[[テクモ]]) |
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== 脚注 == |
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==関連項目== |
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{{ウィキポータルリンク|日本の都道府県/石川県}} |
{{ウィキポータルリンク|日本の都道府県/石川県}} |
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{{Multimedia|石川県の画像}} |
{{Multimedia|石川県の画像}} |
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* [[石川県の廃止市町村一覧]] |
* [[石川県の廃止市町村一覧]] |
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* [[石川県指定文化財一覧]] |
* [[石川県指定文化財一覧]] |
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* [[石川県を舞台にした作品]] |
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* [[加賀弁]] |
* [[加賀弁]] |
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* [[金沢弁]] |
* [[金沢弁]] |
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* [[白峰弁]] |
* [[白峰弁]] |
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* [[能登弁]] |
* [[能登弁]] |
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== 参考文献 == |
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* 『金沢の町家』島村昇編、鹿島出版会、1983年 |
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* 『古九谷と石川県立美術館』朝日新聞社、1983年11月 |
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* 『特別名勝兼六園(江戸町跡推定地9発掘調査報告』石川県立埋蔵文化財センター、1992年3月 |
|||
* 『石川県の歴史』高澤裕一ほか著、山川出版社、2000年3月 |
|||
* 『日本工芸会石川支部記念誌 : 第40回石川の伝統工芸展を記念して』日本工芸会石川支部記念誌編集委員会編、日本工芸会石川支部、2000年3月 |
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* 『石川県白峰地方の方言特徴と方言テキストの語法』新田哲夫著、金沢大学文学部、2005年3月 |
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== 外部リンク == |
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[[Category:日本の都道府県]] |
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2012年1月4日 (水) 01:50時点における版
いしかわけん 石川県 | |||
---|---|---|---|
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||
団体コード | 17000-3 | ||
ISO 3166-2:JP | JP-17 | ||
面積 |
4,186.20km2 | ||
総人口 |
1,098,321人[編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||
人口密度 | 262人/km2 | ||
隣接都道府県 |
富山県、岐阜県、福井県 (海上)新潟県 | ||
県の木 | アテ | ||
県の花 | クロユリ[1] | ||
県の鳥 | イヌワシ | ||
他のシンボル | 県の歌: 石川県民の歌 | ||
石川県庁 | |||
知事 | 馳浩 | ||
法人番号 | 2000020170003 | ||
所在地 |
〒920-8580 石川県金沢市鞍月一丁目1番地 | ||
外部リンク | http://www.pref.ishikawa.lg.jp 石川県庁 | ||
ウィキポータル | 日本の都道府県/石川県 | ||
ウィキプロジェクト |
石川県(いしかわけん)は、日本の都道府県の一つ。本州の中央部、日本海側の北陸地方に位置する。 県域は令制国 の加賀国と能登国 に当たる。県庁所在地は金沢市。
概要
東西約100km、南北約200kmと南北に細長い形状をしている。県南部の加賀地方は西側に日本海の直線的な海岸線が続き、東側に両白山地の山々が連なる。南東部には県内で最高峰の白山(2,702m)がそびえる。県北部の能登地方は日本海に向かって北東方向に突き出た半島(能登半島)となっている。このため県全体の海岸線の総延長は約580kmに及ぶ[2]。これはJR東海道本線の東京駅・神戸駅間(589.5km)に相当する距離である。
気候は日本海側気候型である。西寄りの風が日本海を流れる対馬暖流の上で水蒸気を蓄えて雲となり、両白山地に当たって降水をもたらすことが多い[3]。都道府県別の年間降水量は5番目に多い[4]。特に冬は北西からの季節風が続くため降水量が多く、山間部は豪雪地帯となっている[5]。降雪時に雷鳴を伴うことが多く[3]、この現象は鰤(ブリ)が獲れる時期と重なることからブリ起こしと呼ばれている[6][7]。
県民人口は約116万人である。都市別では金沢市が最多の約46万人と約40%を占める。次いで多いのは白山市と小松市のそれぞれ約11万人であり、金沢市を中心に県南部の加賀地方に人口が偏在している[8]。金沢市の人口は、北陸地方では新潟市の約81万人[9]に次いで2番目であるが、経済的に繋がりの強い北陸3県(富山県、石川県、福井県)では富山市の約42万人[10]を上回っており、金沢市は地域経済の中心地の一つとなっている。
2005年(平成17年)の従業者数約60万人のうち約65%が第三次産業に、約30%が第二次産業に従事している[11]。特徴としては、第二次産業の中では製造業の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが挙げられる[12]。1人当たりの生産用機械器具製造業出荷額では全国1位となっている[13]。
江戸時代に加賀国、能登国、越中国を領地としていた加賀藩は学問や文芸を奨励したことから、城下町の金沢を中心にして伝統文化が興隆し、今に受け継がれている[14]。金沢市では能楽の加賀宝生、織物の染色技法である加賀友禅、蒔絵を施した金沢漆器、茶道具に用いられる大樋焼などが伝わる。その他、輪島市の輪島塗、加賀地方の九谷焼など芸術性の高い伝統技術が継承されている。人口当たりでみた日本美術展覧会(日展)や日本伝統工芸展の入選者数は全国1位となっている[4]。
石川県を訪れる観光客は2010年(平成22年)で約2,150万人とみられ、このうち約820万人が金沢市周辺、約680万人が能登地方、約660万人が(金沢市周辺を除く)加賀地方を訪れたとされる。主要観光地で利用者数が多いのは、金沢市では兼六園、金沢城公園、金沢21世紀美術館、能登地方では輪島市の輪島朝市、七尾市の和倉温泉、能登食祭市場、羽咋市の気多大社、同市と宝達志水町に跨る千里浜、加賀地方では加賀市の山代温泉、山中温泉、片山津温泉、小松市の木場潟公園、白山市の白山比咩神社などである[15]。
石川県の名称は加賀地方にあった石川郡に由来する。1872年(明治5年)、金沢県庁が石川郡美川町(現・白山市)に移転した際、その郡名により石川県と改名された。翌年、県庁が再び金沢に移転した後も県名はそのままで現在に至っている[16]。
地理
位置
日本の本州中央部の日本海側にある。全国8地方区分では中部地方に当たり、日本海側の北陸地方に位置している。県域は、東西100.9km、南北198.4km、面積4,185.66km²を有し、海岸線の総延長は581.0kmに及ぶ[2]。南北に細長く、中央部がくびれた砂時計のような形状をしている。西側、北側、北東側は日本海に面しており、南西側は福井県に、東側は富山県に、南東側は岐阜県に隣接している。なお、日本の領海を確定するために設定されている基線は輪島市舳倉島北東端から(富山県を経ず)新潟県佐渡市ネイ島西端まで直線基線が引かれている[17]。
県庁所在地 | 東端 | 西端 | 南端 | 北端 |
---|---|---|---|---|
金沢市 鞍月1丁目1番地 |
珠洲市 三崎町小泊(長手崎) |
加賀市 塩屋町(塩屋漁港) |
白山市 赤兎山山頂 |
輪島市 舳倉島 |
北緯36度35分40秒 東経136度37分32秒 / 北緯36.59444度 東経136.62556度 | 北緯37度30分33秒 東経137度21分55秒 / 北緯37.50917度 東経137.36528度 | 北緯36度17分44秒 東経136度14分39秒 / 北緯36.29556度 東経136.24417度 | 北緯36度4分1秒 東経136度40分26秒 / 北緯36.06694度 東経136.67389度 | 北緯37度51分19秒 東経136度55分19秒 / 北緯37.85528度 東経136.92194度 |
自然地理
石川県の地形は、県北部の能登地方と県南部の加賀地方とで対象的な特徴を有している[18]。
能登地方は日本海に向かって北東方向に突き出た半島(能登半島)である。第三紀に形成された火山岩や堆積岩からなる丘陵状の山地が広がっている[18]。一級河川はなく、町野川、大海川などの二級河川が54水系指定されている[19]。半島沖の海底は舳倉島付近まで大陸棚が続いており、その先も白山瀬や大和堆などの中深度海域がみられる[20][21]。半島北部は、概ね標高300m以下の低山地と丘陵地帯が連なる準平原で、全体として富山湾側に下降する背斜構造をしている。このため北西側の外浦(そとうら)は急峻な海食崖が形成され、海岸段丘が発達しているのに対して、南東側の内浦(うちうら)は沈降性の入り組んだ海岸線をしている。また、内浦の最深部に能登島があり、七尾湾が島を取り囲んでいる[19][5]。半島中央部には、眉丈山南麓の断層が落ち込んで形成された帯状の低地帯(邑知潟地溝帯)が半島を横切っている[18]。半島南部は宝達山を中心とする低い山地(宝達丘陵)が南北に連なり、西側の海岸線は長い砂浜海岸(千里浜)となっている[19][22]。
加賀地方は南東部に白山(2,702m)を最高峰とする山地帯(両白山地)が発達し、北西に流れる河川によって形成された沖積平野(加賀平野、金沢平野)が南北に広がっている[22]。白山は中国山地を経て九州北部に延びる白山火山帯に属しており、一帯には火山岩や凝灰岩が分布している[18]。加賀地方の中央部を流れる手取川は白山を水源に日本海に注ぐ、長さ72km、流域面積809km²の一級河川で、石川県最大の川である[23]。流域の90%が山地であり、平均勾配が約27分の1という日本有数の急流河川である[24]。上流部は川の浸食作用で渓谷となり、中流部には河岸段丘が発達している。下流域は白山市鶴来地区(旧・鶴来町)を扇頂とし、中心角120度、半径12~13kmの扇状地(手取川扇状地)を形成している[18][22]。梯川は加賀地方南西部の白山山系大日山連峰の鈴ヶ岳を源流とする一級河川で、長さ42km、流域面積は271.2km²である[25]。加賀地方北部に当たる金沢市内を流れる犀川と浅野川はいずれも二級河川である。流域には河岸段丘が発達している[5]。加賀地方の海岸部は単調な砂浜海岸であり、北部には内灘砂丘がある[26]。また、海沿いの平野部に木場潟、柴山潟、河北潟などの潟湖が点在している[5]。
自然公園
国立公園が1か所(白山国立公園)、国定公園が2か所(能登半島国定公園、越前加賀海岸国定公園)、県立自然公園が5か所(山中・大日山県立自然公園、獅子吼・手取県立自然公園、碁石ケ峰県立自然公園、白山一里野県立自然公園、医王山県立自然公園)存在する[28]。
白山国立公園は白山を中心とした両白山地の主要な山々を指定区域とする国立公園である。石川県、富山県、福井県、岐阜県の4県にまたがる[29]。原生地域が区域の80%以上を占め、特にブナの原生林を広域に保有している。また、森林限界を越える高山帯としては日本最西端に当たるため、西限・南限とする貴重な動植物がみられる[30]。
能登半島国定公園は能登半島の海岸一帯を主体とする国定公園である。石川県と富山県に跨る。能登金剛や禄剛崎など外浦の勇壮な海食景観と七尾湾や能登島など内浦の柔和な沈水景観の対比が特徴とされる[31][30]。越前加賀海岸国定公園は加賀市から福井県敦賀市まで続く海岸一帯の国定公園である。石川県内では柴山潟や雁、鴨の飛来地[22]である片野鴨池が含まれている。片野鴨池はラムサール条約の登録湿地となっている[32][30]。
気象
石川県の気候は比較的日照時間の短い日本海側気候型である。その特徴は冬に顕著で、北西からの季節風によって気温が低く雪の降る日が多くなる[3]。地元でブリ起こしと呼ばれる冬の雷[6][7]の発生数は日本で一番多い[3]。降雪と雷が同時に起こることは世界的にも珍しく、ノルウェー西海岸やアメリカの五大湖から東海岸にかけてみられる程度であるとされる[6]。
発達した低気圧が日本海を通過するときに南東からの強い風が両白山地を越えてフェーン現象を起こすことがある。また、同じ中部地方でも太平洋側の東海地方に比べて梅雨が顕著ではないという特徴がある[3]。
平年値 (月単位) |
能登地方 | 加賀地方 | |||||||||
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珠洲 | 輪島 | 志賀 | 七尾 | 羽咋 | かほく | 金沢 | 小松 | 白山市 白山吉野 |
加賀市 栢野 | ||
平均 気温 (℃) |
最暖月 | 25.2 (8月) |
25.7 (8月) |
26.0 (8月) |
26.0 (8月) |
26.3 (8月) |
25.9 (8月) |
27.0 (8月) |
26.5 (8月) |
25.0 (8月) |
25.4 (8月) |
最寒月 | 2.4 (2月) |
3.1 (2月) |
3.2 (2月) |
2.6 (1月) |
3.3 (1月) |
3.1 (1月) |
3.8 (1月) |
3.4 (1月) |
1.4 (1月) |
1.9 (1月) | |
降水量 (mm) |
最多月 | 256.9 (12月) |
253.6 (12月) |
208.7 (7月) |
235.1 (7月) |
238.1 (12月) |
244.7 (12月) |
282.1 (12月) |
256.6 (12月) |
334.5 (1月) |
381.8 (12月) |
最少月 | 103.9 (4月) |
113.2 (4月) |
101.5 (4月) |
117.3 (4月) |
114.1 (4月) |
115.4 (4月) |
136.9 (4月) |
119.5 (4月) |
154.8 (4月) |
170.8 (4月) |
能登地方中部から加賀地方にかけての平野部の気候は比較的温和だが、能登地方北部では年平均気温がやや低く、加賀地方山間部は気温が低く多雨豪雪であるといった地域差がみられる[5]。
能登地方は日本海に大きく突き出しているため寒暖の季節風の影響を受けやすい。北陸地方の他の都市に比べ、夏はやや涼しく、冬は雪も少なめである。年平均気温は13~14度だが、能登地方北部はやや低めである。年降水量は1,700~2,100mm、年日照時間は1,500~1,700時間、最深積雪の平均は20~60cmである[3]。
加賀地方の平野部は比較的温和で年平均気温は13~15度である。年降水量は2,100~3,100mm、年日照時間は1,400~1,700時間、最深積雪の平均は40~50cmである[3]。金沢市で年間200cmを超える降雪を観測した年は、1960年代8回、1970年代6回、1980年代9回、1990年代0回、2000年代3回となっており、1990年代以降減少が顕著である[33]。冬の日照時間が極端に少ないのが特徴で、夏は月平均約180時間に対し、冬は月平均約70時間である。加賀地方の山間部(標高500m以上)は最深積雪の平均が220cmと平野部の4倍以上になる豪雪地帯である。白山市白峰地区(旧・白峰村)では最深積雪480cmの記録がある。この地域が大雪となるのはシベリアからの乾いた冷たい季節風が日本海を流れる対馬暖流の上を通るときに水蒸気を蓄え雲となり、両白山地にぶつかって斜面を急上昇すると空気が冷やされ雪となるためである[3]。なお、標高の高い山岳地帯は亜寒帯湿潤気候に属する。[要出典]
歴史
原始
県内で発見された旧石器時代の遺跡は能美市の灯台笹遺跡[34][35]など極めて少ない。
縄文時代の遺跡では草創・早期の遺跡は少なく、中期と晩期にピークがある。能登町の真脇遺跡は縄文時代の前期から晩期まで約4,000年続く長期定住遺跡である[36]。縄文時代後期から晩期の遺跡としては金沢市のチカモリ遺跡[36][37]、野々市市の御経塚遺跡[36][38]がある。1980年(昭和55年)チカモリ遺跡からクリの巨木を縦に半分に割り円形に並べた環状木柱列が見つかった。環状木柱列はその後真脇遺跡でも発見されている。環状木柱列の用途・機能は「儀礼の場」や「特殊な建物」など様々な考えがあり不明である[36]。羽咋市の吉崎・次場遺跡は北陸地方でも規模が大きい弥生時代の遺跡で近畿、東北、山陰などとの交流が認められる[36]。
能美市には60数基の古墳が点在する能美古墳群がある。その中心に位置する和田山・末寺山古墳群からは武器・武具など大量の副葬品が出土している。また、同じ能美古墳群の一角にある秋常山古墳群1号墳は全長約140mの前方後円墳である。中能登町の雨の宮古墳群には北陸最大級の前方後方墳がある。また、七尾市の能登島にある須曽蝦夷穴古墳はドーム型の墓室を持ち朝鮮半島の古墳にも通じるものとされる[36]。
古代
県域は飛鳥時代には越国あるいは三越分割後の越前国に含まれていた。奈良時代に入り、718年に羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて能登国が立てられた。能登国は741年越中国に併合され、この頃大伴家持が越中国の国司として赴任している。757年には越中国から分離し、再び能登国が立てられた。平安時代初期の823年になって越前国から加賀・江沼2郡を割いて加賀国が立てられた。これは令制上最後の立国である。
七尾市にある能登国分寺跡は、能登地方を支配した能登臣(のとのおみ)一族が白鳳時代に建てた寺院を843年に国分寺としたものである。法起寺式伽藍配置を持ち[40]、約400年にわたり能登の仏教の場として栄えたとされる[36]。奈良時代から平安時代には、能登半島には渤海の使節がたびたび到着し交易が行われていた。志賀町の福浦港では渤海使が船の修理や宿泊をしたと伝えられており、平安時代初めに渤海使接待のため能登国に建てられた能登客院はこの地にあったと考えられている[41]。
野々市市の末松廃寺跡は加賀地方北部に本拠を置く有力氏族道君(みちのきみ)が7世紀後半に創ったとされる寺院である。法起寺式伽藍配置をしており、屋根瓦の一部は能美市辰口地区(旧・辰口町)で焼かれたものであることが分かっている[36]。奈良・平安時代、北陸地方には東大寺、西大寺などの荘園が多くあった。白山市から金沢市に跨る東大寺領横江荘もそうした荘園の一つである[36]。平安時代に修験道が活発になると白山を山岳信仰の対象とする白山信仰が広まり、山頂への登山道(禅定道)の起点の一つとなった白山比咩神社は信仰の拠点となった[42]。
平安時代末期の治承・寿永の乱(源平合戦)では、源義仲(木曾義仲)が倶利伽羅峠の戦い(津幡町)で数で圧倒する平家の義仲追討軍を破り[43]、さらに篠原の戦い(加賀市)で逃げる平家を追撃し、京都に進んだとされる。
中世
鎌倉時代、新たに設けられた守護は加賀国、能登国とも比企氏、北条氏、室町時代に入ると加賀国は斯波氏、冨樫氏、能登国は吉見氏、畠山氏であった。
加賀国では、応仁の乱のころ浄土真宗が広まり、やがて農民らによる加賀一向一揆が守護の富樫政親を破り、武士の支配を脱却した統治が約100年にわたって行われた。これが、加賀地方が「百姓の持ちたる国」と呼ばれた[44]所以である。本願寺は金沢の台地上に尾山御坊(金沢御坊)を作り、ここを拠点にして支配した[45]。本願寺と敵対する織田信長は、柴田勝家らを派遣してここを平定し、能登国を前田利家に、加賀国を佐久間盛政に与えた。織田信長の死後、豊臣秀吉が実権を握ると、前田利家は加賀国も領して、尾山御坊跡の尾山城(金沢城)に入り城下町の建設を始めた[14]。
能登国では、正長年間(1428 - 1429年)頃に初代当主畠山満慶が七尾城を築城し、畠山氏の領国支配の拠点となる。7代目当主畠山義総の時代に最盛期を迎えるが、義総の死後は畠山七人衆が実権を握り、大名権力を傀儡化する。1560年(永禄3年)、9代当主畠山義綱が実権を取り戻すが、1566年(永禄9年)に永禄九年の政変で能登国から追放される。1577年(天正5年)、上杉謙信が能登国へ侵攻し七尾城の戦いが起こり、畠山氏は滅亡する。
近世
前田利家の長男前田利長は関ヶ原の戦いでは徳川家康の東軍につき戦後越中国を与えられた。利長は江戸幕府の幕藩体制のもと加賀国、能登国、越中国の3国を治める加賀藩の初代藩主となった。加賀藩前田家は外様大名でありながら大名中最大となる約120万石を領した。
2代藩主前田利常は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の娘・珠姫を娶った徳川の大名として大坂の陣を戦い、戦後の大坂城改修の普請では通常の大名の負担分より多い負担をあえてするなど、外様大名として取り潰しを避けることに意を用いたとされる[46]。利常は1639年に家督を長男前田光高に譲り、次男の前田利次に富山藩を、三男の前田利治に大聖寺藩を分封した。しかし、1645年に光高が急死し、4代藩主となった光高の長男前田綱紀がまだ幼かったため、利常が後見人として藩政を補佐した。
利常が綱紀を後見した時代には、貧農の救済、年貢納入の徹底などを目的とした改作法と呼ばれる農政改革が実施された。これは、農民の借金を帳消しにした上で、農具、種籾の購入資金や当座の食料を貸し付けて農業生産性を高めるとともに、各地の有力豪農などから選任した十村(とむら)に農民の監督や徴税を委ねるものである。改作法は所期した成果を挙げ、藩政の安定に寄与した[46]。この頃から加賀藩は蔵米を日本海から関門海峡、瀬戸内海を通り大坂まで運ぶ船輸送を始め、後の西回り航路の元となった[47]。なお、1659年に白山が噴火(最も新しい噴火)。1668年と1671年には手取川の洪水で多数の死者が出ている[48]。
加賀藩は、産業の振興に力を入れ、学問や文芸を奨励したことから、城下町の金沢を中心として今に続く伝統文化が興隆した。金沢城内に設けた御細工所は初め武器・武具の修理等を行う組織であったが、利常は茶の湯道具や掛幅など美術工芸品の製作・修理をさせ、綱紀は塗物・蒔絵細工、象嵌細工など20を越える職種を扱わせた。綱紀は学問の奨励のため木下順庵、室鳩巣、稲生若水といった学者の招聘につとめた。綱紀が収集した古今東西の図書は尊経閣文庫として受け継がれている。綱紀は能楽の宝生流を取り入れ加賀宝生と呼ばれ栄えた。兼六園は綱紀による蓮池庭と御殿の建設が始まりとされ、現在の姿が完成するのは江戸時代後期である[14][49]。
輪島塗は江戸時代に輪島で下地塗りの漆に混ぜる珪藻土が見つかったことで堅牢な漆器となり、日用食器として盛んに生産されるようになった。北前船が寄港する輪島港の海運の利を活かして全国に販路を広げた。また江戸時代後期には沈金や蒔絵の技法が加わり美術工芸品としても発展した[50][51]。大聖寺藩では江戸時代初めに殖産興業の一環として鉱山開発に取り組み九谷村(現・加賀市)で磁鉱が発見されたことから窯を築き色絵磁器(九谷焼)の製造が始まった。一旦廃窯されるが九谷焼は加賀藩により再興され、明治期には海外への輸出品となった[52]。
江戸時代後期、加賀藩は1792年に藩校の文学校明倫堂と武学校経武館を設立した[49]。明倫堂では儒学のほか易学、医学、本草学、暦学、算学などを、経武館では弓術、馬術、剣術などを教えた。また幕末には洋式兵学校の壮猶館や航海、測量の実習のための軍艦所を作り、ヨーロッパから洋式艦船を購入するなど海防に力を注いだ[49][53]。
近代
1869年(明治2年)版籍奉還で加賀藩は金沢藩となり、14代藩主前田慶寧は金沢藩知事に任命された[49]。しかし、1871年(明治4年)7月14日には廃藩置県が行われ、金沢藩域は金沢県(第1次)、大聖寺藩域は大聖寺県となった。同年11月20日に両県を廃止し、旧金沢県より射水郡以外の越中国新川郡、婦負郡、礪波郡を分けて新川県(当時は新川郡魚津が県庁所在地)を設置、能登国と越中国射水郡に七尾県を、加賀地方に金沢県(第2次)を置いた。明けて1872年(明治5年)2月2日、金沢県庁を石川郡美川町(現・白山市美川南町)に移し、この郡名より石川県と改称した。現在の県名はこれに由来する。なお、石川は古くから氾濫を繰り返し、石ころ河原だった手取川の別名という説がある。県庁の移設は、旧加賀藩の影響力を弱めるための時の政府の方策等諸説あるが、公式には金沢では県域の北に寄りすぎであるためという理由であった。同年9月25日に射水郡を除く七尾県を石川県に併合(射水郡は新川県に併合)、11月に足羽県より白山麓18か村を併合し、現在の石川県と同じ県域となった。これにより、先の県庁移転の根拠が消滅し、翌1873年(明治6年)に再び県庁は金沢に移転したが、県名はその後も石川県のままとされた。その後、1876年(明治9年)、当時の新川県(現在の富山県にほぼ相当)と敦賀県(現在の福井県にほぼ相当)の嶺北地域を編入し、富山と福井に支庁を置いた(現在の石川県と区別する意味で「大石川県」と呼ぶことがある)。しかし、1881年(明治14年)に福井県が、1883年(明治16年)に富山県がそれぞれ分離して現在の県域となる。
1874年(明治7年)、旧金沢藩士長谷川準也(後の金沢市長)らにより金沢製糸場が創設された。官営模範工場の富岡製糸場にならったもので、県下の殖産興業の先駆けとなった[54]。1887年(明治20年)4月、金沢に旧制第四高等中学校(現・金沢大学の前身)が設置された[55][56]。また1898年(明治31年)10月、金沢城内に旧陸軍第九師団司令部が設けられた[14]。これにより金沢は北陸地域での学問的、軍事的な拠点として発展していく。
鉄道は、1897年(明治30年)9月、北陸線が福井駅から小松駅まで延伸。翌1898年(明治31年)4月に金沢駅まで、同年11月に高岡駅まで延伸された。また同年4月には七尾鉄道が津幡仮停車場(現・本津幡駅付近)から矢田新駅(後の七尾港駅)まで開通し、1907年(明治40年)国有化された。1925年(大正14年)和倉駅まで延伸し、1935年(昭和10年)までに輪島駅まで開業した。
金沢製糸場の施工にあたった津田吉之助の子津田米次郎は織機の機械化に取り組み、1900年(明治33年)日本初の力織機を発明した。当時、羽二重生産で出遅れていた金沢はこの力織機による工場制大量生産で大正期にかけて生産量を伸ばした[57]。同年、金沢では電気の送電が開始され、翌1901年(明治34年)に市内電話が開通。1908年(明治41年)にはガスの供給が始まっている[58]。
1918年(大正7年)富山県魚津で発生した米騒動は石川県でも高浜町・堀松村(いずれも現・志賀町)から金沢市、宇出津町(現・能登町)、松任町(現・白山市)、穴水町へと波及した[59]。翌1919年(大正8年)に金沢で市内電車が運転を始める[58]とこれを契機に都市化が進み、カフェ・映画などの大衆文化が広がった。1925年(大正14年)内灘村(現・内灘町)に開園した粟崎遊園にも人気が集まった[60]。金沢では1930年(昭和5年)に犀川を水源とする末浄水場が完成して水道が通水し[61]、同年ラジオ放送が始まった[62]。
1896年(明治29年)および1934年(昭和9年)には手取川で大洪水があり、多数の死者が発生した[48]。特に1934年(昭和9年)の災害は上流で大規模な土砂崩れ(別当崩れ)が発生するなど上流から河口まで流域の全域にわたって被害が発生し、死者97人、行方不明者15人に上る未曾有の大災害であった[63]。
現代
石川県は戦争中空襲などによって焦土となることを免れたため、戦後も様々な社会資本を引き続き使用することができた。1947年(昭和22年)の第2回国民体育大会が石川県を中心として開催されたのは一つの例である。これは各都道府県持ち回りとなる最初の大会となった[64]。
戦後、アメリカ軍が内灘村(現・内灘町)で接収した砲弾試射場に対する反対運動(内灘闘争)が起こり、1952年(昭和27年)から翌年にかけて激しさを増した[64]。その後1957年(昭和32年)に撤収されたため事態は次第に収束していった[65]。旧海軍の小松飛行場は戦後アメリカ軍に接収されていたが、1955年(昭和30年)に不定期の大阪便が就航した。1958年(昭和33年)にアメリカ軍の接収が解除されると航空自衛隊が駐屯。1961年(昭和36年)に航空自衛隊小松基地が開庁し、正式に自衛隊と民間航空との共用飛行場となった[66][67]。
1957年(昭和32年)NHKがテレビ放送を開始[62]。翌年、民放の北陸放送もテレビ放送を始めた[68]。1962年(昭和37年)からはテレビカラー放送が始まった[62]。同年12月末から翌1963年(昭和38年)2月初めにかけて北陸地方を中心に広い範囲で降雪が続いた。最深積雪は金沢で181cmを記録。交通障害、通信障害、停電のほか家屋の倒壊も相次いだ(三八豪雪)[69]。
1963年(昭和38年)北陸本線福井駅・金沢駅間が電化[70]。翌年金沢駅・富山駅間も電化される[71]。国鉄能登線は1959年(昭和34年)に穴水駅から鵜川駅まで開業し、1964年(昭和39年)までに蛸島駅まで全線開通した[70]。一方、1967年(昭和42年)金沢の市内電車が廃止された[72]。
1972年(昭和47年)県内初の高速道路となる北陸自動車道金沢西IC・小松IC間が開通[73]。その後1978年(昭和53年)までに県内の北陸自動車道は全線が開通した[74]。能登方面は、1973年(昭和48年)能登海浜道路高松IC・柳田IC間が開通し[75]、1982年(昭和57年)までに粟崎IC・此木IC(現・穴水IC)間の能登有料道路全線が開通している[76]。なお1977年(昭和52年)に尾口村(現・白山市)と岐阜県白川村を結ぶ白山スーパー林道が開通した[74]。
1980年(昭和55年)には治水、都市用水の供給、発電を目的とした手取川ダムが完成。水道用水として北は七尾市能登島から南は加賀市まで県内給水人口の7割以上を賄う[77]。また1993年(平成5年)志賀町で 志賀原子力発電所(北陸電力)が営業運転を開始した[78]。一方で2003年(平成15年)には珠洲市で建設計画のあった珠洲原子力発電所(北陸電力・中部電力・関西電力)の計画凍結が発表された[79]。
昭和末期以降、能登地方の交通体系は鉄道中心から道路・空港に大きく変わった。1988年(昭和63年)JR能登線が廃止され、第三セクター鉄道ののと鉄道に引き継がれた(のと鉄道能登線)[80]。1991年(平成3年)にはJR七尾線津幡駅・和倉温泉駅間が電化される一方、和倉温泉駅・輪島駅間がのと鉄道に経営移管された(のと鉄道七尾線)[81]。2001年(平成13年)のと鉄道七尾線穴水駅・輪島駅間[82]が、2005年(平成17年)のと鉄道能登線が廃止されている[83]。
2003年(平成15年)石川県で2番目となる能登空港が開港。能登空港には石川県の出先機関が入るほか、隣接地に日本航空学園が誘致された。また道の駅としても登録されている[84][85]。能越自動車道は能登有料道路と共用する徳田大津JCT・穴水IC間に続き、1998年(平成10年)田鶴浜IC・徳田大津JCT間が供用を開始[86]。2006年(平成18年)(平成19年)に穴水IC・能登空港IC間(穴水道路)が開通した[87]。
2007年(平成19年)3月25日 能登半島沖を震源とするマグニチュード6.9の地震(能登半島地震)が発生。最大震度は輪島市、七尾市、穴水町で震度6強。死者1人、重軽傷者338人のほか、2,426棟の住家が全半壊し、能登有料道路の一部が大規模に崩落するなどの被害が出た[88]。2008年(平成20年)7月28日 未明からの降雨により浅野川が55年ぶりに氾濫し、金沢市内で2,000棟を超える家屋の被害が出た。浅野川流域の最大3時間雨量は金沢地方気象台の過去最大雨量を記録し、約200年に一度の豪雨となった[89]。
2009年(平成21年) 金沢市がユネスコ・創造都市ネットワークのクラフト分野に登録された[90]。また同年能登地方北部の伝統的な祭礼奥能登のあえのことがユネスコの無形文化遺産代表一覧表に記載され[91]、2011年(平成23年)には能登の里山里海が国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定された[92][93]。
人口
石川県の人口は、2011年(平成23年)11月1日現在で1,166,177人となっている。このうち能登地方が207,673人、加賀地方が958,504人と82%が加賀地方に集中している。市町別では、金沢市が462,897人と最も多く、県人口の40%を占めている。次いで、白山市110,109人、小松市108,107人、加賀市70,830人、七尾市56,989人、野々市町(現・野々市市)53,066人などとなっている[13]。
2010年(平成22年)の高齢化率は23.7%で、全国の23.1%を上回っている。地域別にみると加賀地方が21.5%であるのに対し、能登地方は29.6%と高くなっている。市町別では野々市町(現・野々市市)の15.0%が最も低く、珠洲市の41.8%が最も高い[8]。
平均寿命は2005年(平成17年)で男性79.3歳、女性86.5歳となっており、それぞれ全国(男性78.8歳、女性85.6歳)よりも長い[94]。合計特殊出生率は2010年(平成22年)で1.44と、全国の1.39を上回っている[95]。
石川県(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
政治
財政
- 2007年(平成19年)度
- 財政力指数 0.45 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)11自治体中3位
- 2006年(平成18年)度
- 財政力指数 0.42153 - IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中5位
- 標準財政規模 2761億円
- 普通会計歳入 5094億円
- 普通会計歳出 5014億円
- 経常収支比率 92.8
- 実質公債費比率 13.4%
- 人口一人当たりの地方債現在高 94万2178円 普通会計分のみ
- ラスパイレス指数 100.9
- 地方債等の残高 1兆2480億円 (連結会計)
- 普通会計分の地方債 1兆1016億円
- 上記以外の特別会計分の地方債 661億円
- 第三セクター等の債務保証等に係る債務 803億円
- 2005年(平成17年)度
- 財政力指数 0.40 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)14自治体中1位
- 2004年(平成16年)度
- 財政力指数 0.38 - IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)13自治体中2位
地域
県北部を能登地方、県南部を加賀地方という。それぞれ令制国の能登国、加賀国の範囲に相当する。石川県庁の出先機関では4地域または5地域に区分されることがある。例えば、保健福祉センターでは「能登北部、能登中部、石川中央、南加賀」の4区分、農林総合事務所と土木総合事務所では「奥能登、中能登、県央、石川、南加賀」の5区分である[96]。
市町別では11市5郡8町となっている。石川県では、町は「まち」と読む[97]が、鳳珠郡能登町および羽咋郡宝達志水町は「ちょう」と読む。石川県内の市町では、小字の地番にイロハや甲乙丙などを組み合わせたものが使用されている(白山市の旧松任市区域および野々市市を除く)。これは明治時代に行われた土地区画整理事業の名残で[98]、石川県の多くの地域では現在も使用されている。このため、住居表示制度が隣県の富山県や福井県よりも導入されている割合が低い。
加賀地方
地域内人口:958,504人[13]
石川県庁の出先機関の圏域名である県央は金沢市、かほく市、河北郡の区域、石川は白山市、野々市市の区域(石川中央はこれらを加えた区域)、南加賀は小松市、加賀市、能美市、能美郡の区域を指す[96][99]。
加賀地方には平成の大合併前に4市4郡13町5村あったが、2004年(平成16年)3月1日に河北郡3町(高松町、七塚町、宇ノ気町)がかほく市に、2005年(平成17年)2月1日 に 松任市と石川郡2町5村(美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村)が白山市に、同日 能美郡3町(根上町、寺井町、辰口町)が能美市に、同年10月1日 加賀市と江沼郡1町(山中町)が加賀市(これにより江沼郡は消滅)[100]となり、また2011年(平成23年)11月11日に野々市町が単独市制で野々市市に移行(これにより石川県の県名の由来となる石川郡が消滅)した。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。
- 白山野々市広域事務組合(白山市・野々市市) - ごみ処理・広域消防・斎場(斎場業務は旧松任市・美川町を除く)
- 能美広域事務組合(能美市・川北町) - ごみ処理・広域消防
- 南加賀広域圏事務組合(小松市・加賀市・能美市・川北町) - 公設市場・救急医療
- 小松加賀環境衛生事務組合(小松市・加賀市) - し尿処理・斎場
- 手取郷広域事務組合(能美市・川北町および白山市の旧美川町域) - 斎場
能登地方
地域内人口:207,673人[13]
石川県庁の出先機関の圏域名である能登中部・中能登は七尾市、羽咋市、羽咋郡、鹿島郡の圏域、能登北部・奥能登は輪島市、珠洲市、鳳珠郡の圏域を指す[96]。
能登地方には平成の大合併前に4市4郡14町1村あったが、2004年(平成16年)10月1日に七尾市と鹿島郡3町(田鶴浜町、中島町、能登島町)が七尾市に、2005年(平成17年)3月1日に羽咋郡2町(志雄町、押水町)が宝達志水町に、同日鹿島郡3町(鳥屋町、鹿島町、鹿西町)が中能登町に、同日鳳至郡1町1村(能都町、柳田村)と珠洲郡1町(内浦町)が鳳珠郡能登町(これにより鳳至郡と珠洲郡は消滅)に、同年9月1日に羽咋郡2町(志賀町、富来町)が志賀町、2006年(平成18年)2月1日に輪島市と鳳珠郡1町(門前町)が輪島市となった[100][101]。このほか、市町間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。
- 七尾鹿島広域圏事務組合(七尾市・中能登町) - ごみ処理・広域消防・病院・斎場
- 奥能登広域圏事務組合(輪島市・珠洲市・能登町・穴水町) - 広域消防・能登空港(ターミナルビル設置・利用促進)
- 羽咋郡市広域圏事務組合(羽咋市・志賀町・宝達志水町) - 環境衛生(ごみ処理・し尿処理・斎場・なぎさ環境保全)・広域消防・病院(なぎさ環境保全事業は志賀町を除く)
- 輪島市穴水町環境衛生施設組合(穴水町および輪島市門前町域) - ごみ処理・火葬場
経済
年次 | 就業者数(人) | 構成比(%) | |||||
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総数 | 第一次 産業 |
第二次 産業 |
第三次 産業 |
第一次 産業 |
第二次 産業 |
第三次 産業 | |
1950年(昭和25年) | 450,593 | 236,845 | 93,715 | 119,786 | 52.6 | 20.8 | 26.6 |
1960年(昭和35年) | 496,132 | 184,668 | 140,981 | 170,399 | 37.2 | 28.4 | 34.3 |
1970年(昭和45年) | 545,127 | 120,003 | 184,535 | 240,275 | 22.0 | 33.9 | 44.1 |
1980年(昭和55年) | 567,684 | 62,602 | 193,667 | 311,169 | 11.0 | 34.1 | 54.8 |
1990年(平成2年) | 606,265 | 39,104 | 212,034 | 354,325 | 6.4 | 35.0 | 58.4 |
2000年(平成12年) | 614,694 | 24,572 | 197,578 | 388,073 | 4.0 | 32.1 | 63.1 |
2005年(平成17年) | 596,324 | 23,237 | 176,786 | 389,749 | 3.9 | 29.6 | 65.4 |
2008年(平成20年)の県内総生産は4兆6,114億円(名目)で、国内総生産に対する割合は0.93%となっている。一人当たり県民所得は281万8千円で、一人当たり国民所得(275万4千円)を2.3%上回っている[102]。
2005年(平成17年)の就業者数は596,324人であり、このうち第一次産業は23,237人(3.9%)、第二次産業は176,786人(29.6%)、第三次産業は389,749人(65.4%)となっている。戦後間もない1950年(昭和25年)には第一次産業に52.6%が従事しており、産業構造は大きく変化している[11]。石川県の産業構造は、第二次産業の中でも製造業の割合が高く、また製造業の中でも従業者の過半数が一般機械や電気機械などの機械関連で働いていることが特徴である[12]。1人当たりの生産用機械器具製造業出荷額では全国1位となっている[13]。
農林水産業
農業産出額は2008年(平成20年)で583億円[13]であり、1985年(昭和60年)の1,087億円の54%に相当する水準まで減少している。作付面積では2004年(平成16年)で水稲72%、野菜9%、豆類5%、果樹3%となっており、稲作が中心である。米の品種別ではコシヒカリが70%強を占めている。野菜では販売額の16%を占めるスイカが最も多く、次いでダイコンの13%となっている。果樹ではナシが販売額の50%を占め、ブドウの24%が次に多い。乳牛、肉牛、豚、採卵鶏の飼育頭数は減少傾向にあるが、農家1戸当たりでみると乳牛は全国4番目、豚は全国6番目に多い[103]。
地域の特徴を活かした農産物のブランド化が図られている。加賀野菜は金沢地区で戦前から栽培されていると認められた野菜である。金時草、加賀太きゅうり、加賀れんこん、源助だいこん、打木赤皮甘栗かぼちゃなど15品目が認定されている[104]。能登野菜は能登地方の風土を活かして生産された伝統野菜、特産野菜のことで中島菜、沢野ごぼう、金糸瓜など13品目が認定されている[105]。果樹では、石川県農業総合研究センターが開発した新種のブドウがルビーロマンと命名され、高級ブドウとして販売されている[106][107]。県内で飼育された黒毛和種の肉牛のうち品質の高いものは能登牛と認定する制度が設けられている[108]。
林業産出額は2008年(平成20年)で28.6億円となっており、1985年(昭和60年)の69.2億円の41%まで減少している。このうち木材生産は16.5億円、特用林産物は12.1億円である。一方で木材供給量に占める県産材の割合は1975年(昭和50年)の18%から、2009年(平成21年)の39%に上昇している。樹種別原木の生産量では、2009年(平成21年)でスギが全生産量の84%を占め、次いで能登ヒバ8%、マツ4%となっている[109]。なお能登ヒバは能登地方で産出されるアテ(ヒノキアスナロの地方名)のブランド名である[110]。2009年(平成21年)の特用林産物の生産量は生シイタケが853トンと最も多く、次いでエノキタケ208トン、ナメコ169トンなどとなっている。1975年(昭和50年)に約2,000トンを生産した木炭は113トンにまで減少している[109]。
海面漁業・養殖業の生産は、2005年(平成17年)で60,306トン、219億円である。これは本州日本海側の12府県では生産量で3番目、生産金額で1番目に多い[111]。2010年(平成22年)の魚種別の漁獲量ではカタクチイワシが最も多く、次いでスルメイカ、ブリ、マアジ、ハタハタ、カレイ、ズワイガニ(ベニズワイガニを含む)、サワラ、マダラなどが多い[112]。2008年(平成20年)のブリの漁獲量は都道府県別で最多である[113]。海面養殖業の生産量は2005年(平成17年)で2,560トンとなっており、七尾湾でのカキ養殖がほとんどを占めている。内水面漁業では、アユが主だが、渓流でヤマメ、イワナ、カジカ、湖沼でコイ、フナが生産されている[111]。また、水産加工品の生産量は、2009年(平成21年)でかまぼこ類が13,942トン、生鮮冷凍水産物が6,136トン、水産物つくだ煮類が1,267トンなどとなっている[114]。
水産物のブランド化に向けた取組も見られる。毎年11月から2月にかけて能登半島沿岸域の定置網で水揚げされる7kg以上のブリは天然能登寒ブリとして出荷される[115]。また、石川県で水揚げされるオスのズワイガニのうち品質が良いものは加能ガニとされ、専用のタグが取り付けられる。なお、石川県ではメスのズワイガニは香箱ガニと呼ばれている[116]。石川県漁業協同組合が定める「石川の四季のさかな」は、春はカレイ、サヨリ、夏はイカ、秋はアマエビ、冬はブリ、ズワイガニ、香箱ガニである[117]。
製造業
石川県の製造品出荷額等は2010年(平成22年)で2兆3,558億円となっている。同年以前20年間で最高だった2007年(平成19年)の2兆8,743億円に比べると18%減少している。産業別では電子部品が5,112億円と22%を占めて一番多い。次いで生産用機械が4,307億円(18%)、情報通信機器1,931億円(8%)、繊維1,806億円(8%)、食料品1,340億円(6%)などとなっている。市町別にみると、小松市が4,874億円で最も多く、白山市4,118億円、金沢市3,585億円、能美市2,197億円、川北町2,096億円など加賀地方に集中している[118]。
建設機械では小松市を創業地とするコマツがある。建設機械の国内シェアで1位、世界シェアではキャタピラーに次いで2位を誇る。市内にはコマツの工場やその関連企業も多く、企業城下町を形成している。
電気機器分野では白山市のナナオはコンピュータ用ディスプレイ、金沢市のアイ・オー・データ機器はコンピュータの周辺機器の生産を行っている。かほく市に本社を置くPFUは富士通の完全子会社であり、イメージスキャナの生産では世界トップシェアである。また、金沢村田製作所など村田製作所の関連企業も多く、電子部品の生産が盛んである。
石川県の企業はニッチ市場で活躍する製造業が多いのが特色である。金沢市内に本社を置く津田駒工業は織機で世界シェア1位、澁谷工業はボトリングシステムで国内シェア1位、石野製作所も回転寿司用コンベアの国内シェアの大半を生産している。また、加賀市の大同工業は二輪車用チェーン、月星製作所は二輪車用スポークで、いずれも国内シェアの大部分を占める。
伝統工芸が盛んであることも特徴である。金沢市で生産されている金沢箔は金箔の国内シェアの98%以上を占めている(銀箔の国内シェアは100%)。地域ブランドとして知名度の高い輪島市の輪島塗[119]は、国が伝統工芸品として指定する漆器の中で生産量が最大である[120]。この他にも、加賀地方で作られる九谷焼、加賀市の山中塗、金沢市の金沢漆器、金沢仏壇、加賀友禅、白山市の牛首紬、美川仏壇、七尾市の七尾仏壇、輪島市の能州紬、珠洲市の珠洲焼などが生産されている。
単位:億円
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※現・野々市市 |
商業・サービス業
商業年間商品販売額は2007年(平成19年)で4兆1,576億円である。このうち卸売業が2兆8,182億円、小売業が1兆3,394億円となっている。卸売業では飲食料品卸売業(8,082億円)、機械器具卸売業(7,667億円)が多い。小売業では各種食料品小売業(1,763億円)、百貨店・総合スーパー(1,402億円)などの生活関連のほか、自動車小売業(1,861億円)、燃料小売業(1,700億円)といった自動車関連が多くなっている[121]。
市町別では金沢市が67%(2兆7,869億円)を占めている。次いで野々市町(現・野々市市)10%(2,662億円)、白山市9%(2,530億円)、小松市9%(2,384億円)となっており、金沢市を中心に加賀地方に偏在している。能登地方で最も多いのは七尾市5%(1,477億円)である。商業集積地別では香林坊商店街(414億円)、武蔵商店街(237億円)、近江町市場商店街(118億円)など金沢市中心部への集積が顕著だが、車社会を反映して近郊の国道沿いに位置する金沢市の諸江地区商店街(120億円)、杜の里商店会(119億円)、野々市町(現・野々市市)の御経塚サティ(現・イオン御経塚)周辺商店街(156億円)、白山市のフェアモール松任周辺商店街(153億円)などの販売額が多いのも特徴である。また、2006年(平成18年)にJR金沢駅前に開業した金沢フォーラス周辺商店街の販売額が65億円となっており、既存の金沢百番街(96億円)、ポルテ金沢周辺商店街(19億円)などと合わせ、JR金沢駅前が新たな商業集積地となっている[121]。
2003年(平成15年)度のサービス業事業所(民営)の収入額は1兆221億円となっている。業種別では映画館、劇場、遊園地などの娯楽業(2,220億円)が最も多く、次いでホテル、旅館などの宿泊業(1,227億円)、一般飲食店(1,091億円)となっている[122]。
石川県を訪れた観光客は2010年(平成22年)で2,150万人、観光消費額は2,717億円と見込まれている。県内を金沢地域、白山地域、加賀地域、能登地域に区分した場合、それぞれ金沢地域は815万人585億円、白山地域は99万人73億円、加賀地域は557万人874億円、能登地域は683万人1,185億円となっている。金沢地域は県内客の割合(47%)や日帰り客の割合(69%)が比較的高いのが特徴である。また関東からの県外客が多くなっている。能登地域は58%が県外客で関東、関西、中京から同程度の入り込みがある。加賀地域は県外客の割合(69%)や宿泊客の割合(45%)が高い。特に関西からの入り込みが多いという特徴がみられる。宿泊地別で多いのは、金沢市内の宿泊施設228万人、加賀地域では山代温泉85万人、山中温泉53万人、片山津温泉44万人、粟津温泉30万人、能登地域では和倉温泉89万人などである。また、観光客の利用が多い施設は、金沢地域では兼六園170万人、金沢21世紀美術館158万人、金沢城公園107万人、白山地域では白山比咩神社67万人、加賀地方では木場潟公園59万人、いしかわ動物園33万人、能登地方では能登食祭市場80万人、気多大社72万人、輪島朝市71万人、千里浜69万人、のとじま水族館45万人などである[15]。
県内の主要企業
- 金沢市 - アイ・オー・データ機器、津田駒工業、澁谷工業、石野製作所、コマツ産機、コマツ金沢工場、倉庫精練、北國銀行、NTT西日本-北陸、大和、金沢名鉄丸越百貨店、カナカン、示野薬局、日成ビルド工業、三谷産業、ハチバン
- 白山市 - ナナオ、トランテックス、高松機械工業、石川製作所、オリエンタルチエン工業、北陸日本電気ソフトウェア、北日本紡績、DIC北陸工場、クスリのアオキ、ニッコー
- 能美市 - 小松精練、タケダ機械、ソニーケミカル&インフォメーションデバイス根上事業所、加賀東芝エレクトロニクス、積水樹脂石川工場、東レ石川工場、日本ガイシ石川工場
- 川北町 - 東芝モバイルディスプレイ石川工場
- 加賀市 - 大同工業
- かほく市 - PFU、富士通ITプロダクツ
- 志賀町 - 日立メディアエレクトロニクス北陸工場、古河電工産業電線北陸工場
交通
石川県の交通は、空港と港湾が加賀地方と能登地方にそれぞれ整備され、鉄道と道路が県庁所在地の金沢市を中心として加賀地方を東西に、また能登地方に向けて北方に伸びている。
空港
小松空港(小松市) |
能登空港(輪島市) |
加賀地方に小松空港が、能登地方に能登空港があり、1県2空港となっている。
小松空港は大型ジェット機が就航可能な3,000m級の滑走路をもち、国内線、国際線の定期旅客便のほか、国際貨物便も就航[123]する石川県の拠点空港である。2010年(平成22年)度で国内線は東京便を中心に九州、沖縄、北海道、東北を1日20~22往復結び、旅客数193万人、航空貨物2,864トンとなっている。同年度、国際線は旅客便が韓国、中国、台湾と週10往復就航し、11万人が利用した。国際貨物便は韓国、ヨーロッパを結ぶ週3便で、貨物取扱量は16,198トンとなっている[124]。小松空港から金沢駅までは直通の高速バスが連絡しており、約40分で結ぶ。また福井駅へも高速バスが約60分で結び、福井県の空の玄関口ともなっている。
能登空港は国内線の旅客便が東京との間を1日2往復しており、開港8年目となる2010年(平成22年)7月からの1年間で13万人が利用した[125]。また台湾からの国際チャーター便が2010年(平成22年)度に15便到着している[126]。能登空港からは、金沢方面や能登地方各地に向けて特急バスや路線バスが連絡するほか、ふるさとタクシーと呼ばれる乗り合いタクシーが能登地方各地との間で運行されており、能登地方の交通の結節点となっている[127]。
港湾
国際・国内海上輸送網の拠点となる重要港湾は金沢港、七尾港の2港、地方港湾は輪島港、穴水港、宇出津港、小木港、飯田港、福浦港、滝港、塩屋港、和倉港、半ノ浦港の10港である。
金沢港は2010年(平成22年)で貨物量308万トン、うちコンテナ便67万トンを扱う重要港湾である。化学工業品の移入が212万トンと多く、コンテナ便では金属機械工業品の輸出が20万トン、軽工業品の輸入が14万トンなどとなっている。国際コンテナ航路は週4便の韓国航路、週3便の中国航路などのほか北米航路が月1便就航している。また船舶の大型化に対応した多目的国際ターミナル(水深13m)の整備を行っており、2008年(平成20年)から暫定水深12mで供用されている[128]。
七尾港は2010年(平成22年)で貨物量が314万トンと県内最大の取扱量を誇る重要港湾である。オーストラリアなどからの石炭の輸入が221万トン、中東からの液化石油ガス(LPG)の輸入が34万トンと貨物取扱量の大部分を占めている。石炭は港内に設置されている七尾大田火力発電所の燃料向け、LPGも港内に整備されたLPG国家備蓄基地向けである。船舶の大型化に対応した多目的国際ターミナル(水深13m)を整備中で、2007年(平成19年)に水深10mで供用を開始した。また、大規模災害時の海上からの救援物資の受入や旅客船対応を兼ねた耐震強化岸壁の整備が進められている[129]。
輪島港は暴風雨の際に小型船舶の安全を確保する避難港に指定されており、漁業前進基地として利用されている。また、3,000トンまでの船舶に対応できるよう防波堤の整備が進むほか、2010年(平成22年)に旅客船岸壁が供用を開始している[130]。また輪島港から舳倉島まで1日1往復の定期航路が開設されている[131]。
鉄道
県内の鉄道は、北陸地方を縦断するJR北陸本線が加賀地方の沿岸部を貫き、JR七尾線が能登地方に向けて枝分かれしている。JR七尾線の先端部ではJR西日本から経営移管されたのと鉄道七尾線が通っている。また北陸鉄道が金沢地区から沿岸部に向けて浅野川線、内陸部に向けて石川線を運行している。
JR北陸本線は県内主要都市間の移動手段のみならず、県外からの特急列車や貨物列車が行き交う石川県の鉄道交通の幹線である。2006年(平成18年)、乗車人員(1日平均)では金沢駅が最も多く20,518人。次いで、小松駅4,085人、松任駅2,992人、加賀温泉駅2,252人、西金沢駅2,222人、津幡駅2,139人などとなっている。1日の列車本数(平日)では金沢駅から津幡駅方面で優等列車が92本、普通列車が111本、小松駅方面で優等列車が88本、普通列車が87本である。また金沢貨物ターミナル駅を発着する貨物列車は1日36本で年間の貨物輸送量は269万トンとなっている[132]。なお北陸新幹線の金沢駅より東の区間が建設中である[133]。
JR七尾線は加賀地方北部や能登地方での通勤・通学等の手段として利用されるほか、能登地方各地への観光客の足となっている。2006年(平成18年)の乗車人員(1日平均)は羽咋駅1,430人、七尾駅1,294人、宇野気駅1,221人の順に多い。関西方面からの特急列車など優等列車が金沢駅・七尾駅間で14本、普通列車が金沢駅・高松駅間で54本運行されている[132]。
道路
県内の幹線道路は、加賀地方の海岸線に沿って北陸自動車道と国道8号が通り、加賀地方北部と能登地方との間を能登有料道路と国道159号が結ぶ体系となっている。また交通の要衝となる加賀地方北部では複数のバイパス道路が連絡している[134]。
加賀地方では、北陸自動車道と国道8号が主要幹線として沿岸部を貫いている。2010年(平成22年)に県内で最も交通量が多かったのは国道8号の金沢市西念で昼間12時間自動車類交通量が約61,000台、県内の北陸自動車道で最も交通量が多かった区間は徳光スマートIC・美川IC間で24時間自動車類交通量が約33,000台となっている[135]。加賀地方南部のバイパス道路として小松市から金沢市にかけての内陸部を加賀産業開発道路が通っている。金沢市付近では金沢外環状道路の山側幹線と海側幹線(海側幹線は一部整備中)がバイパスとなっている[136]。能登地方との交通の結節点となる津幡町付近では国道8号の津幡北バイパス[137]や能登有料道路との連絡道路である津幡バイパス[138]が整備されている。また白山市沿岸部から山岳地帯に向かう国道157号は福井県勝山市と、途中枝分かれする白山スーパー林道は岐阜県白川村との間をつないでいる。
能登地方では、能登有料道路と国道159号が加賀地方北部とを結ぶ主要幹線となっている。能越自動車道は、能登有料道路の徳田大津IC・穴水IC間が重複区間となっており、南側は田鶴浜ICまで、北側は能登空港ICまで開通している。穴水ICから輪島市にかけて輪島道路が、能登空港ICから珠洲市にかけて珠洲道路が連絡している。また国道249号は宝達志水町付近から能登半島の海岸線を巡り七尾市まで達する。また能登島との間には能登島大橋とツインブリッジのとの2本の橋が架かっている[136]。
バス
高速バスの路線は金沢駅を起点として中京、関西、関東、東北など各方面に伸びている[139]。
県内の路線バスは、金沢市近郊は北陸鉄道、北鉄金沢中央バス、ほくてつバスと西日本ジェイアールバスが、小松地区は小松バス、白山地区は加賀白山バス、加賀地区は加賀温泉バス、中能登地区は北鉄能登バス、能登島地区は能登島交通、奥能登地区は北鉄奥能登バスが運行している[140]。また金沢駅からは小松空港、奥能登、中能登、加賀温泉方面の県内各地へ特急バスが設定されている。
金沢市内ではこれらの路線バスに加え、金沢市の第3セクターが運営するまちバスが金沢駅と市中心部の間を[141]、金沢市のコミュニティバスであるふらっとバスが市街地の中を運行している[142]。コミュニティバスはこのほかにも白山市(めぐーる)[143]、野々市市(のっティ)[144]、能美市(のみバス)[145]、七尾市(七尾市コミュニティバス)[146]、輪島市(のらんけバス)[147]などで運行されている。
なお、石川県では自動車番号登録票でご当地ナンバーが導入されており、石川県内では石川と金沢の2種類のナンバーが存在している。金沢ナンバーは金沢市、かほく市、津幡町、内灘町の地域、石川ナンバーはそれ以外の地域である。いずれも石川運輸支局(国土交通省北陸信越運輸局)の管轄となる[148]。
公共機関
警察・消防
- 一部事務組合が設置するもの
- 白山野々市広域消防本部
- 能美広域事務組合消防本部
- 七尾鹿島広域圏事務組合消防本部
- 羽咋郡市広域圏事務組合消防本部
- 奥能登広域圏事務組合消防本部
- 石川県消防防災航空隊
- 消防防災ヘリ「はくさん」
学校教育
- 私立(5校)
- 国立(1校)
- 私立(1校)
医療・福祉
ライフライン
- 金沢市企業局 (13A) - 金沢市内に供給
- 小松ガス (13A) - 小松市内に供給
マスメディア
新聞
- 北國新聞
- 北陸中日新聞(中日新聞北陸本社)
- 読売新聞、朝日新聞(朝日新聞大阪本社)、毎日新聞(毎日新聞大阪本社)、産経新聞、日本経済新聞も当県に支局・総局がある。読売新聞は、東京本社傘下の北陸支社(富山県高岡市)で発行されたものを販売。それ以外の全国紙は大阪本社で発行されたものを販売している。また、産経新聞は県域版を掲載していない。
テレビ局
石川県は、隣接する富山、石川、福井3県の中で唯一4系列の民放テレビ局がある。そのためなのか、石川県のケーブルテレビ局は3県で一番少ない。また、区域外再送信を行っているケーブルテレビ局も非常に少ない。また、民放が4局ある地域の中で一番人口が少ない県でもある。
加賀市の一部では福井放送、福井テレビを、金沢市周辺の一部世帯では北日本放送を、能登半島の地域では北日本放送に加えて富山テレビやチューリップテレビ、新潟県の放送を受信している世帯がある。
ラジオ局
このほかにもFM放送ではFMとやま、FM福井、FM-NIIGATA、FM PORTが、AM放送ではKNBラジオ、FBCラジオ、BSNラジオ、そして海岸沿いではBSSラジオが受信できる地域がある。
情報誌
フリーペーパー
スポーツクラブ
- 野球
- 石川ミリオンスターズ - ベースボール・チャレンジ・リーグ
- Hard Ball Club 金沢(金沢市) - 社会人野球
- サッカー
- ツエーゲン金沢(金沢市) - 日本フットボールリーグ
- ゴールズFC(白山市) - 北信越フットボールリーグ
- テイヘンズFC(白山市) -北信越フットボールリーグ
- バスケットボール
- 石川ブルースパークス(金沢市) - バスケットボール日本リーグ
名所・旧跡・観光
- 世界農業遺産
- 国の名勝
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 重要文化財・史跡等
- 文化施設
-
のとじま水族館のジンベイザメ館
- 国立・国定公園等
- 祭事・行事
- 温泉
- 特産品
脚注
- ^ 石川県では「郷土の花」と称している
- ^ a b c 石川県の概要(位置、魅力、自然)(石川県)
- ^ a b c d e f g h 「石川県の気象特性」金沢地方気象台
- ^ a b 「平成23年版石川100の指標」(石川県)
- ^ a b c d e 「石川の地形、地質、気象」石川県
- ^ a b c 「12月の気象~冬の雷~」気象庁
- ^ a b 「冬到来 ブリ起こしに金沢で初雪」『北國新聞』2010年12月10日
- ^ a b 『平成22年国勢調査人口等基本集計結果(石川県関係分)』石川県
- ^ 「平成22年国勢調査結果(確報値)」新潟市
- ^ 『平成22年国勢調査人口等基本集計結果の概要(平成22年10月1日現在)』富山県
- ^ a b c 「平成17年国勢調査第2次基本集計結果の概要(就業状態別人口、産業別就業者数など)」石川県
- ^ a b 「石川県産業人材プラン(平成19年2月)」石川県
- ^ a b c d e f 「主要データ集 平成23年12月号」石川県
- ^ a b c d 「金沢市歴史的風致維持向上計画」(金沢市)
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- ^ 「直線基線十二区域/本州北西岸北部」海上保安庁
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- ^ 「梯川のあらまし」国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所
- ^ 「内灘砂丘」『ほっと石川旅ねっと』石川県観光連盟
- ^ 「郷土の花 クロユリ」石川県
- ^ 「石川の自然公園等」石川県)
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- ^ 「能登半島国定公園」環境省
- ^ 「越前加賀海岸国定公園」環境省
- ^ 「気象統計情報(金沢 毎年の値)」気象庁
- ^ 発見したのは、土器や石器を集めるのが趣味だった高校生。彼が住む灯台笹(とだしの)の丘陵で土器や石器約20点を採取した中に打製の旧石器が含まれていた。その石器は木の葉状に整形された槍先に用いる尖頭器1点とナイフ形石器5点であった。これを旧石器と見分けたのは当時の高校教諭。その後この遺跡が発掘され、片刃石器や掻器が発掘されている。
- ^ 河村好光「加賀・能登の誕生」10 - 11ページ(高澤祐一・河村好光・東四柳史明・本康宏史・橋本哲哉『石川県の歴史』山川出版社 2000年3月
- ^ a b c d e f g h i j 「いしかわ遺跡散歩」財団法人石川県埋蔵文化センター
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- ^ 「能登国分寺跡附建物群跡」文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 「大陸との貿易の窓口 富来福浦港」石川県教育センター
- ^ 「白山の自然誌21 白山の禅定道」2001年3月石川県白山自然保護センター
- ^ 「倶利伽羅」津幡町
- ^ 蓮如の10男実悟の「実悟記拾遺」に「泰高ヲ守護トシテヨリ百姓トリ立テ富樫ニテ候アヒダ百姓等ノウチツヨク成テ近年ハ百姓ノ持タル国ノヤウニナリ行キ候」と記されている。「泰高」は加賀一向一揆で自害した富樫政親の子で守護を継いだ富樫泰高のこと。
- ^ 「百姓ノ持チタル国~加賀一向一揆~」石川県教育センター
- ^ a b 見瀬和雄『利家・利長・利常 前田三代の人と政治』(北國新聞社、2002年)ISBN 4-8330-1204-9
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- ^ 「県政の主なあゆみ昭和46年~昭和47年」石川県
- ^ a b 「県政の主なあゆみ昭和52年~昭和53年」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ昭和48年~昭和49年」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ昭和57年」石川県
- ^ 「手取川ダムの概要」金沢河川国道事務所
- ^ 「県政の主なあゆみ平成5年後期」石川県
- ^ 「珠洲原子力発電所計画の凍結について」北陸電力
- ^ 「県政の主なあゆみ昭和63年」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ平成3年後期」石川県
- ^ 「県議会の議案説明要旨 9月補正予算の概要について」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ平成17年前期」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ平成15年前期」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ平成15年後期」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ平成10年前期」石川県
- ^ 「県政の主なあゆみ平成18年前期」石川県
- ^ 「平成19年能登半島地震災害記録誌」石川県
- ^ 局所的豪雨に対応した新たな河川管理検討委員会『局所的豪雨に対応した新たな河川管理検討委員会報告書~浅野川における豪雨災害を受けて~』2009年2月 石川県
- ^ 「ユネスコ・クラフト創造都市」金沢市
- ^ 「「奥能登のあえのこと」ユネスコ無形文化遺産の「代表一覧表」に記載」石川県
- ^ "Noto's Satoyama and Satoumi" Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS) Initiative SUMMARY INFORMATION
- ^ 「特集1 世界農業遺産(3) 能登の里山里海」農林水産省
- ^ 「石川県長寿社会プラン2009」石川県
- ^ 「平成22年(2010)人口動態統計(確定数)の概況」厚生労働省
- ^ a b c 「知事の権限に属する行政機関設置条例」石川県
- ^ 各市町村内の町名には「ちょう」と読むものもある。例:金沢市南町(みなみちょう)
- ^ 『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ制作)2011年(平成23年)3月3日放送分
- ^ 南加賀土木総合事務所の所管区域は、能美郡および能美市のうち手取川河川区域が除かれ、石川土木総合事務所の所管区域とされている。
- ^ a b 「合併市町一覧表」石川県
- ^ なお、鳳至郡2町(穴水町、門前町)を鳳町とする合併協議は白紙撤回されている。
- ^ 「石川県県民経済計算年報(平成20年度)」石川県
- ^ 「いしかわの食と農業・農村ビジョン」石川県(2006年)
- ^ 「加賀野菜について」金沢市農産物ブランド協会
- ^ 「能登野菜とは?」能登野菜振興協議会
- ^ 「赤色系大粒品種「ルビーロマン」の開発」石川県
- ^ 「ブドウ新品種ルビーロマン」石川県農業総合研究センター研究報告(2006)
- ^ 「能登牛について」石川県
- ^ a b 「いしかわ森林・林業・木材産業振興ビジョン2011」石川県
- ^ 「能登のあて」石川県農林水産部
- ^ a b 「石川県新水産振興ビジョン2007」石川県
- ^ 「平成22年海面漁業・養殖業生産統計(概数・北陸)」北陸農政局
- ^ 平成20年漁業・養殖業生産統計年報「2-2 大海区都道府県支庁別統計 魚種別漁獲量」政府統計の総合窓口
- ^ 「平成21年石川県統計表抜粋(水産業)」石川県
- ^ 「天然能登寒ぶり」石川県漁業協同組合
- ^ 「加能ガニ」石川県漁業協同組合
- ^ 「石川の四季のさかな」石川県漁業協同組合
- ^ a b 「平成22年工業統計調査結果-速報-(平成22年12月31日)」石川県
- ^ 「地域ブランド」といえば何?「輪島塗」首位
- ^ 「輪島塗 地場産業としての現状」石川新情報書府
- ^ a b 「石川県の商業(卸売業・小売業)-平成19年商業統計調査結果報告書-」石川県
- ^ 「平成16年サービス業基本調査 石川県のサービス業」石川県
- ^ 「国際航空貨物」小松空港
- ^ 「利用実績(旅客・貨物)」小松空港
- ^ 「能登-羽田便利用状況(9年目)」能登空港
- ^ 「平成22年度 能登空港国際チャーター便計画・実績」能登空港
- ^ 「交通アクセス」能登空港
- ^ 「石川県金沢港湾事務所」石川県
- ^ 「平成22年七尾港統計年報」石川県七尾港湾事務所
- ^ 「輪島港(港湾管理者:石川県)」石川県
- ^ へぐら航路株式会社ホームページ
- ^ a b 「北陸本線等の概要、貨物列車運行の概要」第4回石川県並行在来線対策協議会幹事会・合同専門部会
- ^ 「STEP21 北陸新幹線金沢開業に向けたアクションプラン」石川県
- ^ 「いしかわのみちづくり」金沢河川国道事務所
- ^ 「平成22年度 道路交通センサス 一般交通量調査の概要」国土交通省北陸地方整備局
- ^ a b 「土木部各課の主な施策・事業の概要 道路建設課」石川県
- ^ 「一般国道8号 津幡北バイパス全線開通!」金沢河川国道事務所
- ^ 「国道159号津幡バイパスの事業推進」金沢河川国道事務所
- ^ 「高速バス案内」社団法人石川県バス協会
- ^ 「路線バス案内」社団法人石川県バス協会
- ^ 「金沢ショッピングライナー「まちバス」」金沢商業活性化センター
- ^ 「金沢ふらっとバス」金沢市
- ^ 「コミュニティバス「めぐーる」が運行しています!」白山市
- ^ 「コミュニティバスのっティ」野々市市
- ^ 「のみバス運行情報」能美市
- ^ 「バス時刻表」七尾市
- ^ 「輪島市街はのらんけバスで」輪島市
- ^ 「金沢ナンバーが登場」北陸信越運輸局石川運輸支局
- ^ 「石川県医療計画」石川県
参考文献
- 『金沢の町家』島村昇編、鹿島出版会、1983年
- 『古九谷と石川県立美術館』朝日新聞社、1983年11月
- 『特別名勝兼六園(江戸町跡推定地9発掘調査報告』石川県立埋蔵文化財センター、1992年3月
- 『石川県の歴史』高澤裕一ほか著、山川出版社、2000年3月
- 『日本工芸会石川支部記念誌 : 第40回石川の伝統工芸展を記念して』日本工芸会石川支部記念誌編集委員会編、日本工芸会石川支部、2000年3月
- 『石川県白峰地方の方言特徴と方言テキストの語法』新田哲夫著、金沢大学文学部、2005年3月
関連項目
外部リンク
- 行政
- 観光
- ほっといしかわ旅ネット - 石川県観光連盟
- 石川新情報書府 - 石川県の文化のポータルサイト
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