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国道311号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曽根梶賀バイパスから転送)
一般国道
国道311号標識
国道311号
地図
地図
総延長 155.6 km
実延長 129.4 km
現道 123.6 km
制定年 1970年昭和45年)
起点 三重県尾鷲市
新矢ノ川橋西交差点(北緯34度3分7.33秒 東経136度11分43.94秒 / 北緯34.0520361度 東経136.1955389度 / 34.0520361; 136.1955389 (新矢ノ川橋西交差点)
終点 和歌山県西牟婁郡上富田町
岩崎交差点(北緯33度41分25.82秒 東経135度24分58.59秒 / 北緯33.6905056度 東経135.4162750度 / 33.6905056; 135.4162750 (岩崎交差点)
接続する
主な道路
記法
国道42号標識 国道42号
国道169号標識 国道169号
国道168号標識 国道168号
国道371号標識 国道371号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
北山川に架かる瀞大橋

国道311号(こくどう311ごう)は、三重県尾鷲市から和歌山県西牟婁郡上富田町に至る一般国道である。

概要

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田辺市尾鷲市間では国道425号が並行しているが、国道425号が狭路のため迂回路として利用される。海岸沿いを走る国道42号と共に紀南地方の主要道路の一つであり、1999年平成11年)の南紀熊野体験博開催に向けて道路整備、拡幅が行われた。

奈良県をわずかながら通過しているが、国道169号重複区間を含む奈良県域の道路管理は和歌山県東牟婁振興局新宮建設部が担っている。阪和自動車道として高速道路が南紀田辺ICまで開通する以前までは大阪方面(和歌山市内)から紀伊半島南部や尾鷲方面に行く手段として、海岸線の国道42号は大型トラックや信号機、一般車両の交通量が多いため、信号機が数機しか無い国道424号国道168号を経てこの国道311号に突き当たり西に白浜温泉、東に尾鷲と走る事が可能なショートカットの道路として地元では有名であり、この道路は別名サンピンピンとも呼ばれている。国道311号は熊野川付近の大日山トンネルの北側出口(緯度33.826043度 経度135.776487度)途切れ国道168号になる。また再び(緯度33.878050度 経度135.861120度)国道311号が現れ尾鷲方面に行く事が出来る。

路線データ

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一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

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路線状況

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バイパス

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  • 曽根梶賀バイパス(三重県尾鷲市)
  • 本宮バイパス(和歌山県田辺市本宮町)
  • 中辺路バイパス(和歌山県田辺市中辺路町)
  • 上富田バイパス(和歌山県西牟婁郡上富田町)

別名

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  • 熊野街道
  • 中辺路道
  • 朝来街道

重複区間

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  • 国道42号(三重県熊野市・大泊交差点 - 熊野市・立石南交差点)
  • 国道169号(奈良県吉野郡十津川村竹筒(たけとう)交差点 - 吉野郡十津川村 / 和歌山県新宮市・宮井交差点)
  • 国道168号(奈良県吉野郡十津川村 / 和歌山県新宮市・宮井交差点 - 田辺市・本宮交差点)
  • 国道371号(和歌山県田辺市・二川小学校交差点 - 田辺市・滝尻交差点)

道路施設

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トンネル

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  • 八鬼山トンネル(2,364 m)
  • 曽根トンネル
  • 梶賀トンネル
  • 新逢坂トンネル
  • 稲葉根トンネル

道の駅

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地理

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通過する自治体

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交差する道路

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三重県尾鷲市
三重県熊野市
三重県南牟婁郡御浜町
三重県熊野市
奈良県吉野郡十津川村
和歌山県新宮市
和歌山県田辺市
和歌山県西牟婁郡上富田町

脚注

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出典

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
  2. ^ 三重県の道路/県管理道路一覧”. 三重県県土整備部. 2012年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月17日閲覧。
  4. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月5日閲覧。
  5. ^ 「三重県南部に局地豪雨」『中國新聞』昭和46年9月11日 15面

注釈

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年10月1日に新宮市と東牟婁郡熊野川町が合併して新宮市発足。
  3. ^ a b 2005年5月1日、田辺市ほか2町2村が合併して、新田辺市発足。
  4. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在

関連項目

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