熊野川町
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くまのがわちょう 熊野川町 | |||||
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廃止日 | 2005年10月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 旧・新宮市、熊野川町 → 新・新宮市 | ||||
現在の自治体 | 新宮市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 和歌山県 | ||||
郡 | 東牟婁郡 | ||||
市町村コード | 30425-5 | ||||
面積 | 175.47 km2 | ||||
総人口 |
2,040人 (平成17年6月30日) | ||||
隣接自治体 |
新宮市、田辺市 東牟婁郡那智勝浦町、古座川町 奈良県吉野郡十津川村 三重県南牟婁郡紀和町、紀宝町 | ||||
町の木 | 熊野杉 | ||||
町の花 | 川さつき | ||||
熊野川町役場 | |||||
所在地 |
〒647-1294 和歌山県東牟婁郡熊野川町日足324 | ||||
外部リンク | 熊野川町公式(InternetArchive) | ||||
座標 | 北緯33度48分22秒 東経135度52分20秒 / 北緯33.80619度 東経135.87236度座標: 北緯33度48分22秒 東経135度52分20秒 / 北緯33.80619度 東経135.87236度 | ||||
ウィキプロジェクト |
熊野川町(くまのがわちょう)は和歌山県東牟婁郡にあった町。2005年(平成17年)10月1日に市町村合併により新宮市の一部となった。
地理
[編集]和歌山県の東南端、熊野川流域に位置した。熊野川町発足直前の旧玉置口村の領域にあたる大字玉置口および大字嶋津が北山川の西側の飛び地となっていた。面積の95.4%を山林が占めた。
歴史
[編集]- 1956年(昭和31年)9月30日 - 小口村・三津ノ村・九重村・玉置口村および敷屋村の一部(大字西敷屋・東敷屋・篠尾)が合併して発足。
- 1960年(昭和35年)3月22日 - 椋呂発電所建設現場でダイナマイト約450kgが爆発。従業員休憩所などが吹き飛ばされ23人が死亡、9人が重軽傷[1]。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 新宮市と合併し、改めて新宮市が発足。同日熊野川町廃止。
教育
[編集]熊野川町発足時には小学校が11校(玉置口・宮相・三津野・赤木・篠尾・敷屋・九重・小口・畝畑・鎌塚・滝本)、中学校が5校(九重・宮相・三津ノ・敷屋・小口)存在したが、統廃合を経て、新宮市との合併直前には以下の2校のみ存在した[2]。
- 熊野川町立(現・新宮市立)熊野川小学校
- 熊野川町立(現・新宮市立)熊野川中学校
交通
[編集]道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 紀伊山地の霊場と参詣道(中辺路)
- 雲取越え(大雲取越え、小雲取越え) - 桜茶屋跡、円座石(わろうだいし)
- 瀞峡、瀞八丁
- 和田川峡
- 嶋津の森
観光スポット
[編集]- 小口家族キャンプ村・自然の家
- 熊野川温泉さつき
出身著名人
[編集]- 世耕弘一(政治家)
脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、143頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “新宮市の教育施設の現状”. 新宮市. p. 2. 2024年2月25日閲覧。
参考文献
[編集]- 熊野川町史編纂室編、2001-、『熊野川町史』熊野川町史編纂室(新宮市役所内)
- # 2001、『史料編1 : 近世 - 明治22年』
- # 2003、『史料編2 : 明治22年 - 昭和50年』
- # 2007刊行予定、『通史編』
関連項目
[編集]- 平忠度 - 当町音川に生まれると伝わる
- 和歌山県の廃止市町村一覧
- 熊野川町九重