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境港市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さかいみなとし ウィキデータを編集
境港市
境港市旗 境港市章
境港市旗 境港市章
1956年4月24日制定
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
市町村コード 31204-5
法人番号 8000020312045 ウィキデータを編集
面積 29.11km2
総人口 31,555[編集]
推計人口、2024年12月1日)
人口密度 1,084人/km2
隣接自治体 米子市
島根県松江市
市の木 クロマツ
市の花 キク
境港市役所
市長 伊達憲太郎
所在地 684-8501
鳥取県境港市上道町3000番地
北緯35度32分23秒 東経133度13分54秒 / 北緯35.53961度 東経133.23161度 / 35.53961; 133.23161座標: 北緯35度32分23秒 東経133度13分54秒 / 北緯35.53961度 東経133.23161度 / 35.53961; 133.23161
地図
境港市役所庁舎位置

境港市役所
境港市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

境港市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
日本海の方向から撮影した境港市空撮画像。手前側の植物の多い部分は島根県。写真の右下の湾が美保湾。写真奥の水域が中海で、ここにある江島や大根島などの島々も島根県。その中海の対岸側の陸地も全て島根県である。写真の中央部やや左に米子空港の滑走路が写っており、この付近が米子市との行政境界である。

境港市(さかいみなとし)は、中国地方の北部に位置する鳥取県の西部ので、日本海側の重要港湾として栄えてきた街である[1]

白砂青松の続く弓ヶ浜半島は東南にそびえる大山を背景に風光明媚な景観を呈しており、「日本の白砂青松100選」や「日本の渚100選」に選ばれている。

日本の著名な漫画家水木しげるの出身地でもあり[2]、代表作の『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するキャラクターの銅像がならぶ水木しげるロード、市が発行する住民票の写し[3]の透かしに『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するキャラクターが使われていること、境線に「鬼太郎列車」が運転されていることでも有名である。

鳥取県内で最も人口が少ない市であるが、中国地方の市で最も面積が狭く、人口密度山陰地方の市町村では2番目に高い(2024年3月現在)[4]

市名の読みは「さかみなと」であるが、市民は「さか」と呼ぶことも多い(境港市の管理施設に「さかえ公園」があり資料には親しみを込めて名付けられたとしている)[5]。かつての境村、境町の読み方の名残である。アメダスの観測ポイントは「境(さかえ)」である。一方で港湾の方の「境港」は「さかこう」と呼ぶ。

地理

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港付近の空中写真。港の一部が写真の右下の部分に写っており、美保湾に面している。写真中央の水域は境水道で、写真の左へ境水道を進むと中海に出る。なお、写真上部の緑の多い部分は島根県の一部である。2009年6月26日撮影の25枚を合成作成。

大型の砂州である弓ヶ浜半島の北端に位置し、三方を中海日本海、これらを繋ぐ境水道とに囲まれている。境水道を隔ててまたは江島大橋を渡り、島根県松江市(旧美保関町・旧八束町)と接する。境港市は砂州上に立地しており、平均海抜2mと非常に低く、平坦な土地でもある。

隣接する自治体

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町名

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人口

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境港市と全国の年齢別人口分布(2005年) 境港市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 境港市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
境港市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 34,145人
1975年(昭和50年) 35,821人
1980年(昭和55年) 37,278人
1985年(昭和60年) 37,351人
1990年(平成2年) 37,282人
1995年(平成7年) 37,365人
2000年(平成12年) 36,843人
2005年(平成17年) 36,459人
2010年(平成22年) 35,259人
2015年(平成27年) 34,174人
2020年(令和2年) 32,740人
総務省統計局 国勢調査より


気候

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境特別地域気象観測所(境港市東本町、標高2m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 19.7
(67.5)
24.6
(76.3)
26.7
(80.1)
31.2
(88.2)
32.9
(91.2)
36.5
(97.7)
37.5
(99.5)
38.5
(101.3)
36.9
(98.4)
33.6
(92.5)
27.7
(81.9)
23.4
(74.1)
38.5
(101.3)
平均最高気温 °C°F 8.3
(46.9)
9.2
(48.6)
12.8
(55)
18.4
(65.1)
23.1
(73.6)
26.0
(78.8)
29.9
(85.8)
31.5
(88.7)
27.0
(80.6)
22.1
(71.8)
16.7
(62.1)
11.0
(51.8)
19.7
(67.5)
日平均気温 °C°F 4.9
(40.8)
5.3
(41.5)
8.3
(46.9)
13.3
(55.9)
18.1
(64.6)
21.8
(71.2)
25.9
(78.6)
27.3
(81.1)
23.2
(73.8)
17.8
(64)
12.4
(54.3)
7.3
(45.1)
15.5
(59.9)
平均最低気温 °C°F 1.7
(35.1)
1.6
(34.9)
3.9
(39)
8.4
(47.1)
13.6
(56.5)
18.4
(65.1)
22.9
(73.2)
24.1
(75.4)
20.0
(68)
13.8
(56.8)
8.4
(47.1)
3.9
(39)
11.7
(53.1)
最低気温記録 °C°F −9.7
(14.5)
−8.2
(17.2)
−5.6
(21.9)
−2.1
(28.2)
1.8
(35.2)
7.0
(44.6)
12.0
(53.6)
14.5
(58.1)
8.3
(46.9)
2.3
(36.1)
−1.4
(29.5)
−7.9
(17.8)
−9.7
(14.5)
降水量 mm (inch) 188.4
(7.417)
136.0
(5.354)
139.7
(5.5)
111.2
(4.378)
123.3
(4.854)
170.8
(6.724)
215.2
(8.472)
140.9
(5.547)
212.8
(8.378)
133.5
(5.256)
145.9
(5.744)
193.2
(7.606)
1,903.3
(74.933)
降雪量 cm (inch) 32
(12.6)
25
(9.8)
6
(2.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
14
(5.5)
75
(29.5)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 21.9 17.1 15.2 11.7 10.1 11.3 12.3 10.5 12.3 11.7 14.6 20.6 169.1
平均降雪日数 15.1 12.4 5.6 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 9.0 43.1
湿度 74 72 69 68 70 77 79 76 77 74 73 74 74
平均月間日照時間 63.0 81.8 137.9 183.9 208.9 162.0 174.3 207.1 147.5 154.8 109.2 74.7 1,705.1
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1883年-現在)[6][7]

歴史

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古代~平安時代

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縄文時代から古墳時代にかけての遺跡は比較的多い。

古くは夜見島と呼ばれていた。奈良時代から平安時代にかけて流砂の堆積により米子地域と陸続きとなり、1398年成立の『大山寺縁起絵巻』では弓ヶ浜半島が描写されている。島根半島沖の隠岐島後鳥羽上皇後醍醐天皇が流された配流地として知られており、市域でも流罪となった両天皇に関係する伝承が残されている。

室町時代~戦国時代

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室町時代には島根半島に出雲守護代京極氏の一族である尼子氏が台頭し、応仁・文明の乱においては山名氏との合戦を繰り広げた。戦国時代には兵糧米の陸揚げ地・水軍停泊地として重要な位置を占め、毛利氏をはじめ戦国大名の軍事拠点、政争の地となった。

江戸時代

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江戸時代には早くから鳥取藩の御番所が置かれ、文化年間以降は御廻米役所や鉄山融通会所も設けられ、安来の鉄を諸国に分配する千石船の往来で賑わった。明治以降は日本海国内航路の要衝として栄え、1896年には貿易港に指定され朝鮮半島の釜山仁川元山との大陸貿易も行われた。

境港町発足

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昭和29年(1954年)7月29日、境町役場において合併調印式が行われた[8]。調印式は県西部地方事務所長(代理)立合いの下で、6人の町村長(境町は松下助役)が合併申請書ならびに調印書に署名なつ印を行い、ここに境港町が発足した[8]。合併申請は8月2日の臨時鳥取県議会に上程可決され、8月10日新町発足の運びになった[9]

境港市発足

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合併の段階で市制施行が要望されていたが、人口が2万9746人と規定の3万人をわずかに割っており、市制施行は次期国勢調査の結果を待つことになった[10]。第八回国勢調査は昭和30年(1955年)10月1日実施され、境港町の人口は3万3256人で規定の人口を満たした[10]。これを受けて、1956年4月1日に市制を施行し、境港市が発足した[10]

近年、環日本海時代の一翼を担う国際貿易港としての整備拡充が進められている。

近年のエピソード

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1969年、境港市の工事現場で人の左顎の一部とみられる古い骨が発見され、1970年、早稲田大教授の直良信夫は「5万~2万年前の後期旧石器時代の女性」のものと発表した。これは古い地名にちなんで「夜見ケ浜人」と名付けられた。直良はいわゆる明石原人の骨の発見者であるが、明石原人の骨も実際に後期旧石器時代の骨であるかにつき異論が出て疑問視されたまま空襲で焼失したことから、この発表も他の研究者らからはあまり重要視されてこなかった。その後、直良は死去、「夜見ケ浜人」の骨も所在不明となっていたが、2024年に早稲田大の研究室で見つかった。関係者らによれば化石骨のようにずっしりと重いという。これは時代的には新人の骨となるが、実際に後期旧石器時代の人間の化石骨であるか、鑑定結果が待たれている。[11][12]

年表

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- 承久の乱により後鳥羽上皇が隠岐へ配流される途上、この地に立ち寄った伝承がある。
- 境松の合戦が発生した。
- 尼子経久が伯耆へ侵攻、伯耆一円は尼子領となった(大永の五月崩れ)。ただし、近年の研究では否定されている。
- 尼子氏毛利氏との間で弓浜合戦が勃発し、尼子氏が勝利した。
- 鈴垂城主亀井秀綱は高松の地で杉原盛重の奇襲を受け、境の地で自害したと伝えられている。
- 吉川広家出雲3郡・伯耆3郡・安芸1郡および隠岐一国の14万石を領し、米子湊山に築城が開始された。戦国時代末期から江戸時代初期にかけて弓ヶ浜半島の各地に武士が帰農し、開発と村作りが始まった。
- 曲り松村から福定村と改称された。
- 上道村の支村鼻(現・花町)に御回米役所が設置された。
- 境村に鉄山融通会所を設置。
- 境御台場が築かれた。
- 隠岐騒動が起こり中野村出身の鳥取藩士景山龍造が和解に努めた。
9月 - 境村、上道村支村・鼻(現・花町)が合併し境町になった。
- 境町人力車が走った。郵便取扱所を設置。
6月 - 血税一揆起こり弓ヶ浜に騒動波及。
8月 - 三菱汽船、神戸下関→境港→函館間を就航。
1月 - 境町入船町に境測候所開設。
4月 - 上道村に12ヶ町村組合立弓浜高等小学校設立(初代校長村上龍
10月1日 - 町村制施行により、会見郡境町渡村外江村上道村、下浜村(余子村)、中浜村が発足。
3月29日 - 郡の統廃合により、会見郡から西伯郡に変更。
10月 - 境港が外国貿易港に指定され、神戸税関境支署が設置された。
7月 - 大阪船舶司検所境支所開所(中国海運局境支局の前身)設置。
11月 - 境~御来屋(現 西伯郡大山町)間に鉄道(現 JR境線、山陰線)開通。
- 皇太子(大正天皇行啓。境港、全国重要港湾(全国で12港)の1つに選定。
- 上道村、町村自治優良につき内務大臣表彰を受けた。
8月 - 島根県八束郡漁民他の入漁を拒絶したことで、弓浜漁民との関係が険悪となった[13]。弓浜町村長対策を協議し、稲賀龍二代表両県漁場紛争解決策を県庁に要請した。この時期に境町には電燈が初めて燈った。
8月24日深夜 - 美保関事件発生。美保関沖にて日本海軍の連合艦隊が訓練中に事故を起こし、119名が死亡した。その忠魂碑が台場公園に翌年建設された。
- 境線に余子駅が設置された。この頃から弓浜で白ねぎ栽培が始まった。
1月12日 - 桜町(現・栄町)の遊廓の料亭より出火「境町大火」となる[14]。全焼338戸。
4月 - 玉栄丸爆発事故が発生し、山陰地方で最悪の戦災と言われた。
11月1日 - 外江村が町制を施行し、西伯郡外江町となった。
11月29日 - 昭和天皇の戦後巡幸。境港御台場広場で奉迎が行われた[15]
- 境線に中浜駅上道駅設置。
8月10日 - 付近の6町村、渡村外江町境町上道村余子村中浜村新設合併し、西伯郡境港町となった。境港町は人口静態統計で29,746人であった。
4月1日 - 1955年10月の境港町の人口静態統計が33,256人であったことを受け、境港町が鳥取県下で4番目に市制を施行し、境港市が発足した。
11月 - 境港市自治庁長官表彰。
5月 - 済生会境港病院起工式。高松宮来境。
10月 - 神戸植物防疫所境港出張所開所。
5月 - 昭和天皇香淳皇后行幸啓。第16回全国植樹祭開催に合わせての訪問で、木工団地、境港外港、市役所等を視察[16]
8月 - 皇太子(明仁上皇)夫妻行啓。中海地区新産業都市に指定。
7月 - 外港埋立地完成。
1月 - 外港埋立地を昭和町と命名
4月 - 広島入国管理事務所境港出張所開所。
2月 - 常陸宮夫妻来境。
9月 - 湊町、元町誕生。
2月 - 誠道町誕生。
8月 - 北朝鮮から初の貨物船「万景峰号」入港。
7月 - 皇太子夫妻行啓 新屋町県立工業試験場境港分場と中野町工業試験場「ゆみはま」の浜がすり見学。
8月 - 佐斐神地区244戸幸神町へ集団移転開始。
5月 - 麦垣町、財ノ木町、三軒屋町誕生。
8月 - 高松宮夫妻来境。
2月 - 美保町誕生。
3月 - 礼宮文仁親王、市内の水産施設見学。
2月 - 清水町、芝町誕生。
4月 - 高松宮を迎え済生会境港総合病院改築竣工式挙行。
10月 - 昭和天皇行幸 境漁港、山陰アシックス工業を視察。
- 漁獲水揚げ量日本一を記録した。
- 秋篠宮夫妻来境。手づくり郷土賞に水木しげるロードが選出。山陰・夢みなと博覧会開催。
- 皇太子徳仁親王夫妻行啓
- 世界妖怪協会により「怪遺産」の第1回選定地に境港市が選出された。
- 国際定期貨客船 - DBSクルーズフェリー就航。

行政

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市長

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  1. 足立実 - 1954年9月5日~[17]
  2. 柏木整一郎 - 1966年9月5日~[17]
  3. 安田貞栄 - 1978年9月5日~1989年11月20日[17]
  4. 黒見哲夫 - 1989年12月10日~2004年6月5日[17]
  5. 中村勝治 - 2004年7月25日~2020年7月24日
  6. 伊達憲太郎 - 2020年7月25日

助役

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  1. 松下勇三 - 1954年12月1日~[17]
  2. 福田繁雄 - 1966年12月6日~[17]
  3. 榧野利雄 - 1978年12月4日~[17]
  4. 黒見哲夫 - 1986年12月5日~[17]
  5. 佐々木昭 - 1990年1月6日~[17]

収入役

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  1. 荒木泰世 - 1954年12月1日~[17]
  2. 景山善次郎 - 1966年12月6日~[17]
  3. 渡辺呤二郎 - 1978年12月4日~[17]
  4. 大田展夫 - 1981年1月17日~[17]
  5. 佐々木周治 - 1986年12月5日~[17]
  6. 南家完治 - 1990年12月5日~[17]

官公庁

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立法

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市議会

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経済

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境港に停泊する漁船。境港は日本海側有数の漁港である。
境港本町アーケード商店街。

境港市は、水産資源に恵まれ漁港としても1973年に特定第三種漁港に指定され、商港・漁港として日本海側で有数の港に数えられるようになった。鳥取・島根の中では有数の漁港であり、1992年には漁獲水揚げ量日本一を記録した。なお、イワシ、サバ、アジなどが水揚げされてきた[18]。また、その一方で1946年には重要港湾にも指定され、さらに1966年には境港の背後地一帯が中海地区新産業都市に指定され、臨海型工業開発の拠点的性格を強めている。

商工会議所

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店・企業

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水木しげるが幼少を過ごした地に建つ
水木プロダクション 中国支部
  • (株)石橋造船鉄工所
  • (有)いけびんストーア
  • (有)板倉博商店
  • (株)上野水産
  • (株)岡田商店
  • (株)海産物のきむらや
  • (有)柏木精麦製粉所
  • (株)門永水産
  • (株)カワバタ印刷
  • (株)きさらぎ
  • 木村産業(株)
  • 共和水産(株)
  • (株)小林商店
  • プラント5境港店
  • (有)酒井商店
  • 境港魚市場(株)
  • 境港海陸運送(株)
  • 境港土建(株)
  • 境港緑化建設(株)
  • (株)さかいみなと貿易センター
  • 境港魚凾(株)
  • (株)澤井珈琲
  • 山陰コンクリート工業(株)
  • 山陰冷蔵(株)
  • (株)島谷水産
  • (株)昭和船具店
  • (有)葬仙
  • 大幸(株)
  • (株)タナカ技建
  • (合資)第弐商会
  • (有)中西一郎商店
  • (株)日新
  • (株)大伸水産(現・(株)大新)
  • 千代むすび酒造(株)
  • 鳥取罐詰(株)
  • 堀田石油(株)
  • (有)増谷慶一郎薬局
  • (有)松本組
  • (株)港タクシー
  • 水木プロダクション 中国支部

かつて存在した店・企業

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姉妹都市・提携都市

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国内

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海外

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かつての姉妹都市・提携都市

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地域

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教育

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小学校

中学校

高等学校

医療機関

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交通

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空港

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国内線

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航空会社就航地
全日本空輸 (ANA) [21] 東京/羽田

鉄道

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境港駅
  • 中心となる駅:境港駅

路線バス

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道路

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高速道路は市内に通っていない。中国横断自動車道岡山米子線の終点は境港市とされているが、末端にあたる米子市から北は半世紀以上予定路線区間のまま放置されている。

港湾

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境港

情報通信

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電話番号

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市外局番は、0859 となっている。

郵便番号

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郵便物の集配は、以下の郵便局が行っている。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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国指定文化財

県指定文化財

  • 西東の「ゴヨウマツ」(渡町)- 西東(サイトウ)とは渡部家の屋号
  • 弓浜絣(ゆみはまがすり)

市指定文化財

  • 芋代官碑(外江町
  • 補岩寺の阿弥陀如来座像(外江町)
  • 庄司家母屋・茶座敷及び庭園(渡町
  • 渡先賢碑(渡町)
  • 門脇重綾遺品(渡町)
  • 日御碕神社 社殿(渡町)
  • 景山家墓地(中野町
  • 正福寺の地引網絵馬(中野町)
  • 正福寺の榧の木(中野町)
  • 上道神社社叢(上道町
  • 外江補岩寺毘沙門天像(外江町)
  • 瀬崎阿弥陀仏応安四年造仏銘記及び棟札(朝日町
  • 上道稲賀家 うりけん状(上道町)
  • 中野佐々木家 ほりあけ状(中野町)
  • 清水町のこしき・かまど・土器郡(中野町)
  • 財ノ木町の才ノ木(財ノ木町)
  • 井田磐山墓とその遺品(小篠津町
  • 恵美須神社の道標石(外江町)
  • 北前船船員墓碑群(中野町)
  • 大港神社の手水鉢、石鳥居、長明燈一対(栄町
  • 記念碑(山陰鐡道発祥地)(馬場崎町
  • 板碑群(馬場崎町)
  • 外江村 下札(外江町)
  • 松尾芭蕉の句碑(中野町)

神社

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  • 寄會神社 (新屋町)
  • 日御崎神社(渡町)
  • 白尾神社(外江町)
  • 大港神社(栄町)
  • 上道神社(上道町)
  • 余子神社(竹内町
  • 幸神神社(幸神町
  • 福定神社(福定町

寺院

[編集]
  • 補岩寺(外江町)
  • 光祐寺(馬場崎町)
  • 大祥寺(渡町)
  • 正福寺(中野町)
  • 龍泉寺(小篠津町)
  • 大同寺(竹内町)

レジャー

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観光

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特産品、名産品等

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祭り

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伝統芸能

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  • 境港 大漁太鼓 荒神會

コンサート・コンベンション施設

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  • 境港市文化ホール(境港シンフォニーガーデン)
  • 境港市民交流センター(みなとテラス)

出身人物

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政治家

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実業家・政治家

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官僚

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実業家

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文化人

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医師

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教育者・学者

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芸能人

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スポーツ

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その他

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ゆかりある人物

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脚注

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  1. ^ 『境港 昔と今』1頁
  2. ^ ただし、出生地は大阪府大阪市住吉区である。
  3. ^ 住民票の写しについては住民基本台帳ネットワークに参加している自治体に住民票をおいていれば、境港市以外の住民でも『ゲゲゲの鬼太郎』の透かしが入った住民票の写しを入手できる。ただし運転免許証などの身分証明書が必要。
  4. ^ 「鳥取県」で人口密度の高い街ランキングTOP19! 第1位は「境港市」【2020年版】”. ねとらぼ. ITmedia (2022年4月26日). 2024年3月20日閲覧。
  5. ^ 広場の名称”. 境港市. 2024年10月3日閲覧。
  6. ^ 平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  7. ^ 観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  8. ^ a b 『境港市三十五周年史』) 平成3年、117頁
  9. ^ 『境港市三十五周年史』) 平成3年、120頁
  10. ^ a b c 『境港市三十五周年史』) 平成3年、133頁
  11. ^ 夜見ケ浜人の人骨再発見 鳥取で55年前出土、年代測定へ”. 日本経済新聞社. 2024年11月15日閲覧。
  12. ^ 鳥取:夜見ヶ浜人の骨 見つかる:地域ニュース”. :読売新聞社. 2024年11月15日閲覧。
  13. ^ 境町は鳥取県の北西端部に位置し、島根県と隣接している。中海にある火山島で八束町の主要な町域であった大根島や、境水道の北に位地する地蔵崎などを擁する美保関町が大部分を占有する半島は、島根県である。
  14. ^ 烈風下の境港で梶、四百戸焼く『大阪毎日新聞』昭和10年1月13日(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p505 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  15. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、551頁。ISBN 978-4-487-74410-7 
  16. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、127頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『境港市三十五周年史』) 平成3年、138頁
  18. ^ 朝日新聞東京本社地域報道部 『都道府県ランキング くらしデータブック』 p.168 朝日新聞社 2001年4月15日発行 ISBN 4-02-228295-9
  19. ^ a b c d e f g h i j 面谷友太郎 編『境港要覧』(大正6年)32頁
  20. ^ a b c d 面谷友太郎 編『境港要覧』(大正6年)31頁
  21. ^ ANAウイングスの機材・乗務員による運航含む

関連項目

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外部リンク

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