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朝日町 (境港市)

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日本 > 鳥取県 > 境港市 > 朝日町 (境港市)
朝日町
朝日町の位置(鳥取県内)
朝日町
朝日町
朝日町の位置
北緯35度32分50秒 東経133度14分08秒 / 北緯35.54722度 東経133.23556度 / 35.54722; 133.23556
日本の旗 日本
都道府県 鳥取県の旗 鳥取県
市町村 境港市
人口
2022年(令和4年)7月31日現在)[1]
 • 合計 147人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
684-0013[2]
市外局番 0859[3]
ナンバープレート 鳥取

朝日町(あさひまち)は、鳥取県境港市町名郵便番号は684-0013(境港郵便局管区)。


地理

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弓浜半島の北端に位置し、北は境水道に面する[4]

東は入船町、南東の一点には東雲町、南は東本町、西は相生町がある。

歴史

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地名の由来は境村の東部に位置したことによる[4]。当地は、古くから瀬崎とよばれている[4]

1870年(明治3年)9月3日から1887年(明治20年)8月23日に至るまでの境町の町名である[5]。1887年(明治20年)8月23日、境町の小町はいったん廃止され、単に「境町」とのみ呼称したが、1926年大正15年)5月15日再び境町の大字朝日町」として設定された[6]。表記の方法は、大字の文字は表記せず、「境町朝日町」となる。

1954年昭和29年)に境町が周辺の渡村外江町上道村余子村中浜村と合併して境港町となった際に境港町の大字「朝日町」となる。1956年(昭和31年)、市制施行に伴い境港市の町名「朝日町」となる。

明治年間に海岸岸壁が整備され、以後沿岸部に石材石工店、材木問屋、酒造所などの事業所が営業を始めた[4]第二次世界大戦後は岩壁が漁船泊地として利用され、沿岸部に製氷会社漁業関係の事務所・事業所が進出しはじめた[4]

産業

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企業・店

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食料品の部

文化用品、日用品の部

  • 平松漁具店(営業内容・釣具、漁具小売)[9]

機械器具の部

電気器具、燃料の部

  • 海上石油(有)(営業内容・石油製品小売、土地家屋賃貸)[13]
  • 神洋フッコール石油(株)(営業内容・石油製品小売)[14]

請負工事、土建資材の部

  • (有)共栄工業営業内容・管工事)[15]
  • 由木石材店(営業内容・石材加工[16]

水産の部

  • 大石水産(営業内容・イカ釣、カニかご漁業[17]
  • 千鳥水産(株)(営業内容・まき網、イカ網、カニかご漁業)[17]
  • 長生漁業(株)(営業内容・イカ釣漁業)[17]
  • 浜水産(株)(営業内容・まき網、イカ釣、カニかご漁業)[18]
  • 双葉漁業(有)(営業内容・イカ釣漁業)[18]
  • 川口商店(営業内容・カニ加工煮干、塩干魚製造、鮮魚仲買[19]
  • 竹中鮮魚店(営業内容・鮮魚小売[20]
  • 山陰冷蔵(株)(営業内容・製氷[21]

観光、サービスの部

その他の部

商業

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世帯数と人口

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2022年(令和4年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
朝日町 73世帯 147人

世帯数と人口の変遷

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明治初年の戸数・人口は1丁目117・519、2丁目36・154、3丁目31・164[4]

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[26]

番地 小学校 中学校
全域 境港市立境小学校 境港市立第一中学校

交通

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鉄道

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町内に鉄道駅はない。

バス

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道路

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地域

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健康

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医療機関

相談

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出身・ゆかりのある人物

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政治家

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実業家

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脚注

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  1. ^ a b 令和4年度月別住民基本台帳登録数”. 境港市 (2021年7月31日). 2022年8月15日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典 31鳥取県』 1982年 70頁
  5. ^ 『境港市三十五年史』平成3年、29頁
  6. ^ 『境港市三十五年史』平成3年、29-30頁
  7. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、77頁
  8. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、79頁
  9. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、89頁
  10. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、90頁
  11. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、91頁
  12. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、93頁
  13. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、97頁
  14. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、98頁
  15. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、106頁
  16. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、108頁
  17. ^ a b c 『境港商工名鑑(1980年)』、109頁
  18. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、110頁
  19. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、111頁
  20. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、115頁
  21. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、117頁
  22. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、125頁
  23. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、128頁
  24. ^ a b c d 『人事興信録 第8版』ア16 - 17頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年10月14日閲覧。
  25. ^ 『境港案内』30頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年10月14日閲覧。
  26. ^ 境港市立小中学校児童、生徒の学校指定に関する規則”. 境港市. 2022年8月15日閲覧。
  27. ^ a b 『最近調査大日本医師名簿』鳥取県384頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年10月14日閲覧。
  28. ^ a b c 『日本医籍録 昭和9年版 中国・四国版』鳥取県6頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年10月14日閲覧。
  29. ^ a b 森岡 俊夫Facebook。2020年10月14日閲覧。
  30. ^ 昭和50年4月2日 鳥取県公報(号外第20号)5頁。2022年2月2日閲覧。

参考文献

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  • 『境港案内』境商工会、1906年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 光明社編『最近調査大日本医師名簿』光明社、1931年。
  • 医事時論社編『日本医籍録 昭和9年版 中国・四国版』医事時論社、1934年。

関連項目

[編集]

※東雲町とは道路上の一点でのみ接する。