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国道456号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道
国道456号標識
国道456号
地図
地図
総延長 149.9 km
実延長 109.7 km
現道 109.3 km
制定年 1993年平成5年)
起点 岩手県盛岡市
南大橋交差点(北緯39度41分7.06秒 東経141度9分40.84秒 / 北緯39.6852944度 東経141.1613444度 / 39.6852944; 141.1613444 (南大橋交差点)
終点 宮城県気仙沼市北緯38度47分29.42秒 東経141度31分1.06秒 / 北緯38.7915056度 東経141.5169611度 / 38.7915056; 141.5169611
接続する
主な道路
記法
国道396号標識 国道396号
国道283号標識 国道283号
国道107号標識 国道107号
国道397号標識 国道397号
国道343号標識 国道343号
国道284号標識 国道284号
国道346号標識 国道346号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
奥州市江刺稲瀬付近
2016年5月

国道456号(こくどう456ごう)は、岩手県盛岡市から宮城県気仙沼市に至る一般国道である。

概要

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路線データ

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一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

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国道指定以前

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紫波・花巻間

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紫波(栃内)・紫波(日詰)間
紫波(日詰)・紫波(彦部)間
  • 1954年(昭和29年)
    • 1月20日 - 県道日詰大迫線の一部、県道盛岡盛線の一部および県道花巻川口釜石港線の一部が、盛岡釜石線(岩手県盛岡市 - 岩手県釜石市)として建設省(現・国土交通省)から主要地方道の指定を受ける[5]
    • 8月16日 - 岩手県より盛岡釜石線として県道に認定される[6]
  • 1971年(昭和46年)6月26日 - 県道盛岡釜石線の一部および県道盛岡大迫線が、盛岡遠野線として主要地方道の指定を受けたことにより、本区間は主要地方道ではなくなる[7]
紫波(彦部)・花巻間
  • 1959年(昭和34年)3月31日 - 岩手県より彦部花巻線として県道に認定される[4]
区間統合
  • 1976年(昭和51年)10月1日 - 岩手県より花巻紫波線として県道に認定される[8]
区間統合
  • 1982年(昭和57年)4月1日 - 県道花巻紫波線の一部と県道栃内日詰線が、花巻紫波線として建設省(現・国土交通省)から主要地方道の指定を受ける[9]
花巻・奥州間
  • 1959年(昭和34年)3月31日 - 岩手県より江刺東和線[注釈 8]および北上江刺線として県道に認定される[4]
  • 1971年(昭和46年)6月26日 - 県道北上江刺線の一部、県道江刺東和線および県道北上大迫線の一部が、江刺大迫線(岩手県江刺市(現・奥州市) - 岩手県稗貫郡大迫町(現・花巻市))として建設省(現・国土交通省)から主要地方道の指定を受ける[7]
奥州・登米間
  • 1958年(昭和33年)3月31日 - 宮城県より狼河原藤沢線として県道に認定される[10]
  • 1959年(昭和34年)3月31日 - 岩手県より江刺東山線興田千廐線大籠千廐線および狼河原藤沢線として県道に認定される[4]
  • 1971年(昭和46年)6月26日 - 県道江刺東山線の一部、県道水沢陸前高田線の一部、県道興田千廐線の一部、県道大籠千廐線の一部および県道狼河原藤沢線が、江刺千廐東和線(岩手県江刺市(現・奥州市) - 宮城県登米郡東和町(現・登米市))として建設省(現・国土交通省)から主要地方道の指定を受ける[7]

国道指定後

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路線状況

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バイパス・改良事業など

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  • 関口工区(関口バイパス[15]
関口工区は、国道456号のバイパス道路である。花巻市石鳥谷町関口地区の国道456号は幅員狭小・急カーブ区間であると共に沿道には民家が多く、さらに稗貫川に架かる稗貫川橋は老朽化が進んでいる。
これらの問題の解決策として、東北新幹線高架寄りに全延長2,320 mのバイパスを整備。2006年10月13日に全線開通[13]。幅員は13.0 m(うち車道6.5 m)で片側に3.5 mの歩道を設置。
  • 大平バイパス
江刺市(現奥州市)内の大平地区において整備されたバイパス道路。2003年3月25日開通[12]

重複区間

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  • 国道396号(岩手県盛岡市・南大橋交差点 - 紫波町栃内和屋敷)
  • 国道283号(岩手県花巻市高松 - 花巻市東和町・中内口交差点)
  • 国道397号(岩手県奥州市江刺田原沢田前)
  • 国道343号(岩手県一関市大東町猿沢 - 一関市大東町摺沢)
  • 国道346号(宮城県登米市・米川字交差点 - 気仙沼市本吉町津谷長根)

交通量

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平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

地点 台数
一関市藤沢町町裏 2,040

地理

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通過する自治体

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紫波町犬吠森付近(2018年5月)

交差する道路

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  • 七曲峠

脚注

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注釈

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2009年9月1日、気仙沼市に編入。
  3. ^ 2006年1月1日、花巻市和賀郡石鳥谷町・和賀郡大迫町・和賀郡東和町が合併して、新花巻市発足。
  4. ^ 2006年2月20日、江刺市水沢市胆沢郡胆沢町・胆沢郡衣川村・胆沢郡前沢町が合併して、奥州市発足。
  5. ^ a b 2005年9月20日、一関市東磐井郡川崎村・東磐井郡千厩町・東磐井郡大東町・東磐井郡花泉町・東磐井郡東山町・東磐井郡室根村が合併して、新一関市発足。
  6. ^ 2005年4月1日、登米郡石越町・登米郡東和町・登米郡豊里町・登米郡登米町・登米郡中田町・登米郡迫町南方町米山町本吉郡津山町が合併して、登米市発足。
  7. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
  8. ^ 1982年(昭和57年)に主要地方道の指定を受けた岩手県道27号江刺東和線とは異なる。

出典

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
  4. ^ a b c d 県道路線の認定(昭和34年岩手県告示第280号)
  5. ^ 昭和29年建設省告示第16号
  6. ^ 県道路線の認定(昭和29年岩手県告示第649号)
  7. ^ a b c 主要な都道府県道及び市道を指定する等の件(昭和46年建設省告示第1069号)
  8. ^ 県道路線の認定(昭和51年岩手県告示第1428号)
  9. ^ 主要な都道府県道及び市道を指定する件(昭和57年建設省告示第935号)
  10. ^ 県道の路線認定(昭和33年宮城県告示第144号)
  11. ^ 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(平成4年政令第104号)
  12. ^ a b c 岩手県の道路の略年表” (PDF). 岩手県県土整備部. p. 4. 2023年10月24日閲覧。
  13. ^ a b c 岩手県の道路の略年表” (PDF). 岩手県県土整備部. p. 5. 2023年10月24日閲覧。
  14. ^ 岩手県の道路の略年表” (PDF). 岩手県県土整備部. p. 7. 2023年10月24日閲覧。
  15. ^ 花巻市内通学路の要対策箇所一覧” (PDF). 花巻市. p. 5. 2023年10月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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