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== 長寿法にまつわる逸話 == |
== 長寿法にまつわる逸話 == |
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*古代ギリシア、ローマからおこなわれる処女回生術(Gerokomie)という延命術は旧約時代に若い処女に接触することにより衰弱した老人に回生させ、長寿にすると考えられたことにもとづく。中国にも[[房中術]]という同様の手法がある。 |
*古代ギリシア、ローマからおこなわれる処女回生術(Gerokomie)という延命術は旧約時代に若い処女に接触することにより衰弱した老人に回生させ、長寿にすると考えられたことにもとづく。中国にも[[房中術]]という同様の手法がある。 |
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*[[徐福]]は[[始皇帝|秦の始皇帝]]から不老不死の仙薬をもとめて[[蓬 |
*[[徐福]]は[[始皇帝|秦の始皇帝]]から不老不死の仙薬をもとめて[[蓬萊|蓬萊山]]につかわされ、日本の[[紀伊国|紀州]]で死んだとされている。 |
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*ヨーロッパで[[錬金術]]が発達したのは、不老不死の霊薬を得ることができなかったからでもある。 |
*ヨーロッパで[[錬金術]]が発達したのは、不老不死の霊薬を得ることができなかったからでもある。 |
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*フランスのブラウン=セカール([[:fr:Charles-Édouard Brown-Séquard]])は[[生殖腺]]の機能減退が[[老衰]]の原因であるとして青年の睾丸エキスを採取し、みずからの身体に注射した。 |
*フランスのブラウン=セカール([[:fr:Charles-Édouard Brown-Séquard]])は[[生殖腺]]の機能減退が[[老衰]]の原因であるとして青年の睾丸エキスを採取し、みずからの身体に注射した。 |
2021年12月14日 (火) 08:17時点における版
長寿(ちょうじゅ)とは、寿命が長いことを指す[1]。また物事が長く持続している様子のことをいう。本項では特記以外、ヒトの長寿について詳述する。
長寿の祝い歳
日本においては以下に記す祝い歳がある。本来これら(還暦および大還暦を除く)は全て数え年での祝いであるが、現在は満年齢で祝う場合も多い。
- 61歳 還暦(かんれき)、華甲(かこう)
- 70歳 古希(こき)
- 77歳 喜寿(きじゅ)
- 80歳 傘寿(さんじゅ)
- 81歳 半寿(はんじゅ)、盤寿(ばんじゅ)
- 88歳 米寿(べいじゅ)
- 90歳 卒寿(そつじゅ)
- 99歳 白寿(はくじゅ)
- 100歳 百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、紀寿(きじゅ)
- 108歳 茶寿(ちゃじゅ)、不枠(ふわく)
- 111歳 皇寿(こうじゅ)、川寿(せんじゅ)
- 119歳 頑寿(がんじゅ)
- 120歳 大還暦(だいかんれき)、昔寿(せきじゅ)
- 250歳 天寿(てんじゅ)
なおギネス世界記録は「Guinness World Records 2014(ギネス世界記録2014)」で、日本人の平均寿命は男性が80.1歳、女性が87.2歳、男女平均が83.7歳と発表している。それによると、最も平均寿命の長い国は日本(193カ国中)[2]。
存命中の世界の長寿者
アメリカの老年学研究者団体「ジェロントロジー・リサーチ・グループ (GRG)」の長寿者ランキングリストページを参考に掲載する。
順位 | 名前 | 年齢 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 田中カ子 | 121歳351日 | 女性 | 1903年1月2日 | 日本・福岡県福岡市在住。 |
2 | リュシル・ランドン | 120歳311日 | 女性 | 1904年2月11日 | フランス・トゥーロン在住。 |
3 | アントニア・ダ・サンタ・クルス | 119歳188日 | 女性 | 1905年6月13日 | ブラジル・バイーア州在住。 |
4 | テクラ・ユニェヴィチ | 118歳191日 | 女性 | 1906年6月10日 | ポーランド・グリヴィツェ在住。 |
5 | テルマ・サトクリフ | 118歳78日 | 女性 | 1906年10月1日 | アメリカ・ネブラスカ州在住。 |
6 | ヴァランティーヌ・リニー | 118歳57日 | 女性 | 1906年10月22日 | フランス・アヴィオン在住。 |
7 | 乙成ヨシ | 118歳1日 | 女性 | 1906年12月17日 | 日本・福岡県大牟田市在住。 |
8 | マリア・ブラニャス・モレラ | 117歳289日 | 女性 | 1907年3月4日 | スペイン・カタルーニャ州在住。 |
9 | カシルダ・ベネガス | 117歳254日 | 女性 | 1907年4月8日 | アルゼンチン・マル・デル・プラタ在住。 |
10 | 巽フサ | 117歳237日 | 女性 | 1907年4月25日 | 日本・大阪府柏原市在住。 |
現在まだ認定されていない長寿者。
順位 | 名前 | 年齢 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ジャスティナ・サンタナ・ザビエル・ダ・シルバ | 117歳343日 | 女性 | 1907年1月10日 | ブラジル・クイアバ在住。 | |
王占文 | 117歳247日 | 女性 | 1907年4月15日 | 中国・河南省在住。 | |
エルミニア・ロペス・ドス・サントス | 117歳189日 | 女性 | 1907年6月12日 | ブラジル・サンパウロ州在住。 |
存命中のアメリカの長寿者
アメリカは世界で最も多くスーパーセンテナリアンが存在するとされる。ギネス、GRGの検証が行われていない人物も参考として掲載する。
順位 | 名前 | 年齢 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | テルマ・サトクリフ | 118歳78日 | 女性 | 1906年10月1日 | ネブラスカ州在住。 |
2 | ベッシー・ヘンドリックス | 117歳41日 | 女性 | 1907年11月7日 | アイオワ州在住。 |
3 | ミラ・マンゴールド | 117歳34日 | 女性 | 1907年11月14日 | カリフォルニア州在住。 |
4 | アイリーン・ダンハム | 117歳2日 | 女性 | 1907年12月16日 | ミシガン州在住。 |
5 | エディ・セッカレッリ | 116歳317日 | 女性 | 1908年2月5日 | カリフォルニア州在住。 |
6 | エルナ・ザーン | 116歳248日 | 女性 | 1908年4月14日 | ミネソタ州在住。 |
7 | ヘーゼル・プラマー | 116歳182日 | 女性 | 1908年6月19日 | マサチューセッツ州在住。 |
8 | バーバラ・バートン | 116歳67日 | 女性 | 1908年10月12日 | ロードアイランド州在住。 |
9 | ニーナ・ウィリス | 115歳339日 | 女性 | 1909年1月14日 | ジョージア州在住。 |
10 | アナベル・ホルブリンガー | 115歳277日 | 女性 | 1909年3月16日 | コロラド州在住。 |
存命中の日本の長寿者
ギネス、GRGの検証が行われていない人物も参考として掲載する。
順位 | 名前 | 年齢 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 田中カ子 | 121歳351日 | 女性 | 1903年1月2日 | 福岡県・福岡市東区在住。 |
2 | 乙成ヨシ | 118歳1日 | 女性 | 1906年12月17日 | 福岡県・大牟田市在住。 |
3 | 巽フサ | 117歳237日 | 女性 | 1907年4月25日 | 大阪府・柏原市在住。 |
4 | 氏名非公表 | 117歳233日 | 女性 | 1907年4月29日 | 兵庫県・三木市在住。 |
5 | 馬場よ志 | 117歳198日 | 女性 | 1907年6月3日 | 山梨県・身延町在住。 |
6 | 古屋かほる | 116歳304日 | 女性 | 1908年2月18日 | 静岡県・伊豆の国市在住。 |
7 | 與那嶺ナヒ | 116歳284日 | 女性 | 1908年3月9日 | 沖縄県・北中城村在住。 |
8 | 小野喜美子 | 116歳181日 | 女性 | 1908年6月20日 | 大阪府・堺市中区在住。 |
9 | 氏名不詳 | 116歳49日 | 女性 | 1908年10月30日 | 東京都・江戸川区在住。 |
10 | 濵邊ヒデ | 116歳15日 | 女性 | 1908年12月3日 | 宮崎県・えびの市在住。 |
生年月日が不明の長寿者。
順位 | 名前 | 年齢 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
我謝マツ | 116歳321日 |
116歳293日 - 1908年2月1日 - 1908年2月29日 |
沖縄県・中城村在住。 | |
糸岡富子 | 116歳231日 |
116歳201日 - 1908年5月1日 - 1908年5月31日 |
兵庫県・芦屋市在住。[注釈 1] |
存命中の世界の男性長寿者
ギネス、GRGの検証が行われていない人物も参考として掲載する。
順位 | 名前 | 年齢 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | サトゥルニノ・デ・ラ・フエンテ | 115歳311日 | 1909年2月11日 | スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州在住。 |
2 | イヴォ・ゴメス・バルボサ | 115歳217日 | 1909年5月15日 | ブラジル在住。 |
3 | フアン・ビセンテ・ペレス・モラ | 115歳205日 | 1909年5月27日 | ベネズエラ・タチラ州在住。 |
4 | マルセル・メイズ | 115歳159日 | 1909年7月12日 | フランス・ローヌ県在住。 |
5 | ジェラルド・デ・ジェズス | 115歳138日 | 1909年8月2日 | ブラジル・サンパウロ州在住。 |
6 | ローレンス・ブルックス | 115歳97日 | 1909年9月12日 | アメリカ・ルイジアナ州在住。 |
7 | デリオ・ベンチュロッティ | 115歳54日 | 1909年10月25日 | ブラジル・サンタカタリーナ州在住。イタリア・ヴェネト州出身。 |
8 | エウゼビオ・キンテロ・ロペス | 114歳287日 | 1910年3月6日 | コロンビア・バジェ・デル・カウカ県在住。 |
9 | メルビン・キャンベル | 114歳271日 | 1910年3月22日 | アメリカ・テキサス州在住。 |
10 | エフライン・アントニオ・リオス | 114歳252日 | 1910年4月10日 | コロンビア・アンティオキア県在住。 |
認定されればサトゥルニノ・デ・ラ・フエンテの年齢を超える男性長寿者の一覧。
順位 | 名前 | 年齢 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ホセ・フローレス・フローレス | 117歳160日 | 1907年7月11日 | コスタリカ・アラフエラ州在住。 | |
ジョアン・モレイラ・ゴメス | 117歳3日 | 1907年12月15日 | ブラジル・エスピリトサント州在住。 | |
ミコロ・キオリオ | 116歳108日 |
116歳79日 - 1908年9月1日 - 1908年9月30日 |
リトアニア・アリートゥス郡在住。 | |
モデスト・ロペス・バウティスタ | 115歳336日 | 1909年1月17日 | アメリカ・カリフォルニア州在住。メキシコ・オアハカ州出身。 |
存命中の日本の男性長寿者
ギネス、GRGの検証が行われていない人物、110歳を迎えていない人物も参考として掲載する。
順位 | 名前 | 年齢 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 上田幹藏 | 114歳221日 | 1910年5月11日 | 奈良県・奈良市在住。 |
2 | 中村茂 | 113歳342日 | 1911年1月11日 | 広島県・神石高原町在住。 |
3 | 守山四郎 | 113歳287日 | 1911年3月6日 | 北海道・新ひだか町在住。 |
4 | 新屋哲雄 | 113歳266日 | 1911年3月27日 | 鹿児島県・南九州市在住。 |
5 | 末藤三郎 | 113歳97日 | 1911年9月12日 | 神奈川県・平塚市在住。 |
6 | 薗部儀三郎 | 113歳42日 | 1911年11月6日 | 千葉県・館山市在住。 |
7 | 坂元強 | 112歳230日 | 1912年5月2日 | 埼玉県・所沢市在住。 |
8 | 瀧口唯七 | 112歳159日 | 1912年7月12日 | 香川県・高松市在住。 |
9 | 瀬合進 | 112歳77日 | 1912年10月2日 | 兵庫県・淡路市在住。 |
10 | 池田久雄 | 112歳40日 | 1912年11月8日 | 神奈川県・横浜市在住。 |
生年月日の不明な長寿者。
順位 | 名前 | 年齢 | 生年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
谷崎畩雄 | 113歳93日 |
112歳262日 - 1911年9月16日 - 1912年3月31日 |
熊本県・南関町在住。 | |
竹谷榮 | 112歳291日 |
112歳261日 - 1912年3月2日 - 1912年3月31日 |
福島県・会津若松市在住。 | |
氏名不詳 | 113歳93日 |
112歳160日 - 1911年9月16日 - 1912年7月11日 |
香川県・三豊市在住。 | |
氏名不詳 | 112歳169日 |
112歳139日 - 1912年7月2日 - 1912年8月1日 |
東京都・品川区在住。 |
115歳以上に達した世界の長寿記録
アメリカの老年学研究者団体「ジェロントロジー・リサーチ・グループ(GRG)」にて認定された者を掲載する。
生没年月日はグレゴリオ暦で表記。
国別の長寿記録一覧
歴代の長寿世界一記録者(1955年以降)
ギネス世界記録として認定されている者を掲載する[3]。なお、この表における「歴代の長寿世界一記録者」とは「存命中に世界最高齢であった人物」の事を指す。生没年月日はグレゴリオ暦で表記。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
歴代の男性長寿世界一記録者
ギネス世界記録として認定されている者を掲載する[4]。なお、この表における「歴代の男性長寿世界一記録者」とは「存命中に世界最高齢であった人物」の事を指す。生没年月日はグレゴリオ暦で表記。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
歴代の長寿日本一記録者
- この表における「長寿日本一」「長寿世界一」とは「存命中に日本、または世界で最高齢であった人物」の事を指す。
- 生没年月日はグレゴリオ暦で表記。名前でのソートは50音順。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
- 氏名の横に(*)のついている人物はGRG未確認であるが、生年月日に疑いの余地が少ないため、参考資料として掲載する。
歴代の男性長寿日本一記録者
- この表における「長寿日本一」「長寿世界一」とは「存命中に日本、または世界で最高齢であった人物」の事を指す。
- 生没年月日はグレゴリオ暦で表記。名前でのソートは50音順。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
世界最高齢では無かった人物
名前 | 性別 | 年齢 | 生年月日 | 没年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ロザリア・スポト | 女性 | 109歳179日 | 1847年8月25日 | 1957年2月20日 | 世界最高齢になっていたと考えられていたが、2017年にGRGはスポトの記録を 非公認とし、歴代の世界最高齢者のリストから名前を削除した[3]。 |
ジョセフ・セイント=アムール | 男性 | 110歳18日 | 1852年2月26日 | 1962年3月16日 | 世界最高齢とされていたが、メアリー・ケリーの認定により、 2011年にGRGのリストより削除される。 |
ロヴィーサ・スヴェンソン | 女性 | 109歳89日 | 1853年11月20日 | 1963年2月17日 | 世界最高齢とされていたが[6]、メアリー・ケリーの認定により。 2011年にGRGのリストより削除される。 |
エレン・ダート | 女性 | 108歳341日 | 1854年11月1日 | 1963年10月8日 | 世界最高齢とされていたが[6]、のちにGRGのリストより削除される。 |
キエット・ポルティエ=タン | 女性 | 107歳343日 | 1855年5月13日 | 1963年4月21日 | 世界最高齢とされていたが、のちにGRGのリストより削除される。 |
マルガレーテ・ジンドルフ | 女性 | 107歳250日 | 1855年9月17日 | 1963年5月25日 | 世界最高齢とされていたが、のちにGRGのリストより削除される。 |
アウグスト・パル | 女性 | 109歳243日 | 1855年11月23日 | 1965年7月24日 | 世界最高齢とされていたが[6]、 ウィリアム・フリンギムの認定により、 2011年にGRGのリストより削除される。 |
マミー・エヴァ・キース | 女性 | 113歳182日 | 1873年3月22日 | 1986年9月20日 | 世界最高齢とされていたが[6]、 アウグスタ・ホルツの認定により、 2012年にGRGのリストより削除される。 |
ギネス世界記録非認定の主な長寿者
不確かな記録を含む。
ただし、デーモン閣下のような一般的にテレビなどで長寿と言及されない人物は対象外とする。
2001年以後没又は存命
名前 | 性別 | 年齢 | 生年月日 | 没年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ビラフンダ・サヤドー U.コウィダ | 男性 | 1112歳+ | 908年[7] | 2020年5月24日 生存確認[8] |
現代におけるもっとも極端な主張とされている。 |
ジェームズ・オロフィンツィ | 男性 | 170歳+ | 1844年8月15日 | 2014年8月15日 生存確認[9] |
|
ドハクァボ・エッバ | 男性 | 161歳130日 - 162歳129日 |
1853年 | 2015年5月10日[10] | |
ムバフ・ゴト | 男性 | 146歳120日 | 1870年12月31日 | 2017年4月30日 [11][12] |
ジャワ島在住、本名バグス・ソディメジョ。 政府発行の身分証に1870年12月31日生まれと記されている[13]。 |
ハビーブ・ミヤーン | 男性 | 138歳 | 84日1870年5月28日 | 2008年8月20日 | 年金手帳には1878年5月20日生まれと記されている (その場合、生存日数は130年92日となる)。 |
ハムリ・アブドゥーラ | 男性 | 133歳 | 不詳 | 不詳 | |
アンティサ・フビチャワ | 女性 | 132歳 | 91日1880年7月8日 | 2012年10月7日 | 生年月日は旧ソ連時代の記録などによるもの。 2012年10月7日に現地メディアが死去を報じた[14]。 |
サルハト・ラシドワ | 女性 | 131歳 132歳 15日 |
16日 - 1875年 | 2007年1月16日 | |
マリア・オリヴィア・ダ・シウヴァ | 女性 | 130歳130日 | 1880年2月28日 | 2010年7月8日 | |
サハン・ドソヴァ | 女性 | 130歳 | 45日1879年3月27日 | 2009年5月11日 | 1926年に実施された国勢調査の時点で47歳であったと主張。 旧ソ連時代のパスポートやカザフスタンの身分証明書に生年月日が記載[15]。 |
モハメド・アル・ワシミー | 男性 | 129歳+ | 1875年 | 2005年8月 生存確認 |
生年は自称。 |
クルス・エルナンデス | 女性 | 128歳309日 | 1878年5月3日 | 2007年3月8日 | |
エリザベス・イスラエル | 女性 | 128歳260日 | 1875年1月27日 | 2003年10月14日 | |
スワーミー・カリヤーンデーヴ | 男性 | 127歳350日 | 1876年7月26日 | 2004年7月12日 | |
羅美珍 | 女性 | 127歳337日 | 1885年7月9日 | 2013年6月11日 | 61歳で息子を出産したことになるなど疑問点あり[16]。 |
リーンドラ・ベッセラ・ランブラレス | 女性 | 127歳200日 | 1887年8月31日 | 2015年3月19日[17] | 出生証明書は40年前に紛失しており、 メキシコ当局が新しい証明書を提供しようとしていた[18]。 |
阿麗米罕・色依提 | 女性 | 127歳115日+ | 1886年6月25日 | 2013年10月18日 生存確認 |
新疆ウイグル自治区疏勒県在住のウイグル族[19]。 |
ハミダ・ムスルマニ | 女性 | 126歳+ | 1877年 | 2004年6月 生存確認 |
ロイター通信が世界最高齢になる可能性があると報じた。 |
ベニート・マルティネス・アブロガン | 男性 | 125歳356日 | 1880年6月19日 | 2006年6月10日 | 出生証明書なし。 |
フアン・ラモス | 男性 | 125歳214日 | 1880年7月24日 | 2006年1月24日 | |
アベワラ・グレイス | 女性 | 125歳155日 | 1878年8月16日 | 2004年1月18日 | |
アルバータ・デイヴィス | 女性 | 125歳 | 34日1881年12月24日 | 2007年1月27日 | |
アンナ・ビッサー | 女性 | 125歳 | 14日1878年12月25日 | 2004年1月8日 | |
フランシスコ・ベアチャプリナ | 男性 | 125歳 | 不詳 | 不詳 | |
フランシスカ・スサノ | 女性 | 124歳 | 80日1897年9月11日 | 2021年11月22日 | |
マリアム・アマシュ | 女性 | 124歳 | 1888年 | 2012年12月22日 | 出生時はオスマン帝国の施政下にあり、当時の政府が発行した 出生証明書をもとにイスラエル政府が1888年生と記した IDカードを発行した[20]。 |
カルメロ・フロレス・ラウラ | 男性 | 123歳327日 | 1890年7月16日 | 2014年6月8日 | ボリビアには1940年以前の戸籍は存在しないが、 洗礼証明書に記載された生年月日をボリビア当局が認定した[21]。 |
ハバ・レジャ | 女性 | 123歳 123歳 99日 |
69日 - 1880年8月 | 2003年11月8日 | |
グエン・ティ・チュー | 女性 | 123歳 | 69日1893年5月4日 | 2016年7月12日 | ホーチミン市出身・在住。ワールド・レコード・アソシエーション (WRA)により世界最高齢女性と認定されていた[22]。 |
セヘル・ブルット | 女性 | 122歳 123歳 93日 |
94日 - 1884年 | 2007年4月4日 | |
シン・ダラム・パル | 男性 | 122歳+ | 1897年10月6日 | 2019年 生存確認 |
生年月日はパスポートの記載による。 第18回アジアマスターズ陸上競技選手権大会にエントリー[23]。 |
セリノ・ビジャヌエバ | 男性 | 121歳268日 | 1896年7月25日 | 2018年4月18日 | 生年月日はチリ政府発行の身分証明書に記載があるが、出生当時の 公的書類が現存していなかったためギネスへの申請を断念した[24]。 |
マリア・ルシマール・ペレイラ | 女性 | 120歳295日+ | 1890年9月3日 | 2011年6月25日 生存確認 |
北西部アクレ州タラウアカ市在住のカシナワ族のインディオ[25]。 |
ユーフー・セワン | 男性 | 120歳+ | 1893年 | 2013年11月 生存確認 |
中国雲南省出身、タイ北部チエンラーイ県メーファールワン郡の モン族の村在住[26]。 |
エマ・ボディー・ビゲイ | 女性 | 119歳154日 | 1887年11月3日 | 2007年4月6日 | 2007年公表の社会保障記録によると1896年生の110歳とも (英語版記事(※2016年3月削除)より)。 |
ガームー・トンナムチョークディー | 男性 | 119歳 | 75日1894年5月8日 | 2013年7月22日 | 北部メーホンソーン県在住で生年月日は身分書の掲載による[27]。 |
呂紫劍 | 男性 | 118歳343日 | 1893年11月22日 | 2012年10月21日 | 生年月日は自称か。 |
ジュリア・フローレス・コルケ | 女性 | 118歳302日 | 1900年10月26日 | 2019年8月24日 | 肺線維症のためコチャバンバ県サカバで死去[28]。 |
タヴァ・コロ | 女性 | 118歳130日 | 1902年12月22日 | 2021年5月1日 | |
マリアエミリア・ケサーダ | 女性 | 117歳173日 | 1901年1月5日 | 2018年6月26日 | |
李素清 | 女性 | 117歳148日 | 1899年1月14日 | 2016年6月11日 | |
グリゴリー・ネストル | 男性 | 116歳274日 | 1891年3月15日 | 2007年12月14日 | 生年月日はパスポートの記載による。 |
フレディー・ブロム | 男性 | 116歳106日 | 1904年5月8日 | 2020年8月22日 | 現在の東ケープ州出身。自然死[29]。 |
本郷かまと | 女性 | 116歳 | 45日1887年9月16日 | 2003年10月31日 | 実際の生年は1893年とする説がある[30]。 |
マグダレナ・オリバー・ガバロ[31] | 女性 | 115歳182日 | 1903年10月31日 | 2019年5月1日 | 存命中のスペイン最高齢者であったとされる。 |
グスタフ・ゲルネート | 男性 | 114歳 | 7日1905年10月15日 | 2019年10月22日 | 男女を含めたドイツの最高齢者とされている[32]。 |
ユゼフ・コワルスキー | 男性 | 113歳308日 | 1900年2月2日 | 2013年12月7日 | 男性長寿2位だったジェームズ・シスネットより20日早く生まれた。 |
2000年以前没
名前 | 性別 | 年齢 | 生年月日 | 没年月日 | 備考
▲ |
---|---|---|---|---|---|
李青曇 | 男性 | 255歳 256歳364日 |
1日 - 1677年 | 1933年5月6日 | 生誕150年、200年に清国政府が祝辞の言葉をあげている。 |
儀左衛門 | 男性 | 208歳 | 1632年 | 1840年存命? | 因幡国松下村の百姓。江戸の中期に209歳(数え年)まで生き、将軍に自らの白髪を 献上したという記録が残る。妻も197歳まで生きたとの事。鳥取藩主・松平因幡守 (池田斉訓)から表彰された。その時、孫夫婦までが120歳以上だった(息子159歳、媳婦156歳、孫129歳、孫の妻124歳。また、来孫まで名前が記載されている)[33]。 |
満平 | 男性 | 193歳+ | 1602年 | 1796年 | 三河国宝飯郡水泉村の百姓[34]。萬平(万平)とも。 また、妻173歳、息子153歳、孫105歳とされている。 |
ケンタイ・ジャーン | ? | 185歳 | 不詳 | 不詳 | |
ピトラス・ソアルテン | ? | 184歳 185歳364日 |
1日 - 1539年 | 1724年 | |
松原仙右衛門 | 男性 | 183歳+ | 1632年 | 1815年存命? | 因幡国松原村の百姓。当時、妻・きのは171歳、息子・佐右衛門は131歳、その妻・いさは129歳、孫・富右衛門は103歳、その妻・かねは101歳だったという。 鳥取藩主・松平因幡守(池田斉稷)から表彰され、苗字帯刀を許され、 銭10貫文などを与えられた[35]。 |
セノス・ロウェン | ? | 171歳 172歳364日 |
1日 - 1553年 | 1725年 | |
フリア・シェピブ・ヘロウ | ? | 169歳 170歳364日 |
1日 - 1807年 | 1977年 | |
シラリ・ムスリモフ | 男性 | 168歳105日 | 1805年5月20日 | 1973年9月2日 | シラリ・ミスリモフとも、生年月日は自称か。 |
ヌズミ・ドゥスティ | 女性 | 160歳 1日 - 161歳 30日 |
1834年 | 1995年 1月 | |
ハテス・ハムス | ? | 163歳 164歳365日 |
1日 - 1764年 | 1928年 | |
孫見龍 | ? | 156歳 157歳365日 |
1日 - 1523年 | 1680年 | |
トーマス・パー | 男性 | 151歳 152歳364日 |
1日 - 1483年 | 1635年 | |
マームッド・オグリー・エイバゾフ | ? | 150歳 1日 - 151歳364日 |
1808年 | 1959年 | |
アム・アトゥワ・ムーサ | 男性 | 149歳+ | 1848年 | 1998年 生存確認 |
日本語版ギネスブック1999年版に自称年齢として掲載。 |
クリステン・ヤコブセン・ドラッケンベルグ | 男性 | 145歳326日 | 1626年11月18日 | 1772年10月9日 | |
山崎清左衛門 | 男性 | 142歳+ | 1680年 | 1822年存命? | 陸奥国一野村の百姓。妻は139歳、息子は112歳、その妻は109歳。 盛岡藩主・南部大膳大夫(南部利用)から表彰され、苗字帯刀を許され、 銭10貫文などを与えられた[36]。 |
マリア・ド・コモ | 女性 | 129歳101日 | 1871年5月5日 | 2000年7月14日 | |
ジャクソン・ポラード | 男性 | 125歳314日 | 1869年12月15日 | 1995年10月25日 | |
アデシダ1世 | 男性 | 125歳 | 1832年 | 1957年 | アクレ王国(現ナイジェリア)国王。キング・サニー・アデの祖父。 死までの60年間(1897-1957)在位した。生年月日は文書では残っていない。 |
飯越カメ | 女性 | 123歳 | 1826年 | 1950年 | 1954年9月16日付の朝日新聞千葉版(南部)に掲載。 |
スージー・ブランソン | 女性 | 123歳339日 | 1871年12月25日 | 1994年11月29日 | |
マーク・スラッシュ | 男性 | 123歳 | 6日1820年12月12日 | 1943年12月18日 | 1900年の国勢調査で77歳と記載。121歳没(1822年生まれ)の可能性あり。 |
倉平ハル | 女性 | 120歳311日 | 1815年5月18日 | 1936年3月24日 | 1933年1月に三越延命長寿の会が発行した『健康に輝く延命長寿の栞』[4]に 文化12年4月10日(旧暦?)生まれの119歳で日本最長寿として掲載されている (年齢は数え年と思われる)。 |
泉重千代 | 男性 | 120歳185日 | 1865年8月20日 | 1986年2月21日 | 1976年11月16日以降長寿世界一とされていたが、1880年生まれの105歳説が 指摘されており、ギネスは2012年版より公認を取り消している。 |
小林やす | 女性 | 118歳 | 88日1846年3月2日 | 1964年5月29日 | 当時長寿日本一とされていた。 同時代の世界最高齢はメアリー・ケリー(113歳没)が認定されている。 |
ルーシー・ハンナ | 女性 | 117歳 | 248日1875年7月16日 | 1993年3月21日 | 黒人の最長寿とされたが、生年に異論がある。 また、本人と確認できる写真が存在しない。 |
マリー・ローレ・デュ・セール=テルモン | 女性 | 117歳 | 4日1860年1月4日 | 1977年1月8日 | 114歳から117歳を初めて達成した人物とされるが、ルーシー・ハンナ同様、本人と確認できる写真、文献が存在しないため、リサーチグループは検証を保留中である。 |
中村重兵衛 | 男性 | 116歳329日 | 1852年6月10日 | 1969年5月5日 | 当時長寿日本一とされていた。 同時代の世界最高齢はマリー・ベルナトコヴァ(111歳没)が認定されている。 |
森元いと | 女性 | 116歳296日 | 1853年8月15日 | 1970年6月7日 | 当時長寿日本一とされていた。 同時代の世界最高齢はエイダ・ロー(111歳没)が認定されている。 |
キャリー・C・ホワイト | 女性 | 116歳 | 88日1874年11月18日 | 1991年2月14日 | 史上最初に116歳を超えた人物だとされたが、生年に異論がある。 |
アニティカ・ビュータリュー | 女性 | 115歳157日 | 1882年6月17日 | 1997年11月21日 | [37] |
ケイティ・ハットン | 女性 | 115歳 | 37日1876年11月18日 | 1992年1月24日 | |
マーサ・グラハム | 女性 | 114歳190日 | 1844年12月17日 | 1959年6月25日 | 史上最初に114歳を超えた人物だとされたが、生年に異論がある。 |
藤沢ミつ | 女性 | 113歳283日 | 1876年4月9日 | 1990年1月17日 | 1986年5月21日の津川イネの死去後日本最高齢とされていたが、 実際の生年は1890年、本名は「藤沢コサヨ」の可能性がある。 |
ピエール・ジュベール | 男性 | 113歳 | 1701年7月15日 | 1814年11月? | ギネスブック初版(1955年)において、同姓同名の息子と混合され、 113歳と誤って認定されていた。実際には82歳[38]。 |
ジェームズ・キング | 男性 | 112歳202日 | 1854年11月15日 | 1967年6月5日 | |
島田ハルノ | 女性 | 112歳 | 7日1857年12月24日 | 1969年12月31日 | 同時代の世界最高齢はエイダ・ロー(111歳没)が認定されている。 |
鈴木サダ | 男性 | 112歳+ | 1796年/1797年 | 1909年5月12日 | 1909年5月14日付の朝日新聞に全国一の長寿者として訃報記事が掲載。 |
阿實キノ | 女性 | 111歳+ | 1832年 | 1944年1月8日 生存確認 |
1944年1月8日付の読売新聞に掲載。 |
堀籠とめ | 女性 | 111歳296日 | 1857年1月22日 | 1968年11月14日 | 同時代の世界最高齢はマリー・ベルナトコヴァ(111歳没)が認定されている。 |
ジェームズ・ヘンリー・ブレットJr. | 男性 | 111歳200日 | 1849年7月25日 | 1961年2月10日 | [37] マーサ・グラハムの死後世界最高齢と考えられていたが、現在は削除 |
ロバート・アーリー | 男性 | 111歳 | 1日1849年10月8日 | 1960年10月9日 | [37] |
森まつ | 女性 | 111歳+ | 1803年/1804年 | 1915年10月10日 生存確認 |
|
キルステン・ヘンドリクセン | 女性 | 110歳105日 | 1810年2月7日 | 1920年5月22日 | アン・ポウダーに次ぐ4番目のスーパーセンテナリアンとされるが、没日不詳のためいまだ認定されていない。 |
宮田トカ | 女性 | 110歳 | 26日1872年2月29日 | 1982年3月27日 | 旧暦生まれ最後の生存者となる。 |
中村ノヨ | 女性 | 109歳348日+ | 1792年1月18日 | 1902年1月1日 生存確認 |
1902
年1月1日付の読売新聞に掲載。 |
鳥栖越山 | 男性 | 109歳356日 | 1824年4月6日 | 1934年3月28日 | |
サロメ・セラーズ | 女性 | 108歳82日 | 1800年10月19日 | 1909年1月9日 | 世界最後の18世紀生まれの人物とされる。 |
男性で世界最高齢の可能性ありの人物
鳥栖越山 | 男性 | 109歳356日 | 1824年4月6日 | 1934年3月28日 | |
ウォルター・シュリンガー | 男性 | 106歳343日 | 1849年1月7日 | 1955年12月16日 | |
ルイ・アウグストゥス・フレイス | 男性 | 106歳191日 | 1849年7月31日 | 1956年2月7日 | |
ヘンリー・モール | 男性 | 107歳338日 | 1854年10月12日 | 1962年9月15日 | |
ジェームス・キング | 男性 | 112歳202日 | 1854年11月15日 | 1967年6月5日 | |
イーライ・リンゼイ | 男性 | 110歳271日 | 1858年2月27日 | 1968年11月24日 | |
トーマス・ロビンソン | 男性 | 109歳364日 | 1860年1月6日 | 1970年1月5日 | |
ジョン・トルーマンハウザー | 男性 | 109歳286日 | 1860年5月16日 | 1970年2月26日 | |
ジョージ・ロビンソン | 男性 | 110歳65日 | 1860年6月14日 | 1970年8月18日 | |
チャールズ・ラムリー | 男性 | 113歳127日-128日 | 1860年8月18日 | 1973年12月27日-12月28日 | 認定されればフリードリヒ・ベデキントは 世界男性最高齢ではなくなる。 |
テオフィルス・メイ | 男性 | 110歳331日 | 1861年1月5日 | 1971年12月2日 | |
ジェームス・ホルト | 男性 | 111歳13日 | 1865年12月25日 | 1977年1月7日 | |
アイザック・エドワーズ | 男性 | 110歳316日 | 1863年12月6日 | 1974年10月18日 | |
アニシオ・ロドリゲス・アルベス | 男性 | 116歳229日 | 1892年12月30日 | 2009年8月16日 | 認定されれば田鍋友時、ヘンリー・アリンガムは 男性世界最高齢でなくなる。 |
高齢で死去した著名人
長寿そのものによって著名となった人物以外のいわゆる著名人にも百歳以上の長寿者は多い。例えば、日本の内閣総理大臣経験者の最高齢記録は東久邇稔彦の102歳である。
長寿法にまつわる逸話
- 古代ギリシア、ローマからおこなわれる処女回生術(Gerokomie)という延命術は旧約時代に若い処女に接触することにより衰弱した老人に回生させ、長寿にすると考えられたことにもとづく。中国にも房中術という同様の手法がある。
- 徐福は秦の始皇帝から不老不死の仙薬をもとめて蓬萊山につかわされ、日本の紀州で死んだとされている。
- ヨーロッパで錬金術が発達したのは、不老不死の霊薬を得ることができなかったからでもある。
- フランスのブラウン=セカール(fr:Charles-Édouard Brown-Séquard)は生殖腺の機能減退が老衰の原因であるとして青年の睾丸エキスを採取し、みずからの身体に注射した。
- オーストリアの生理学者・シュタイナッハ(de:Eugen Steinach)は1921年、輸精管を結紮すれば睾丸の間質細胞が増殖して回春すると唱え、その研究所には手術希望者が集まり、日本の榊保三郎はこれを継承した。
- フランスのヴォルノフ(en:Serge Voronoff)は1927年、老衰した睾丸または卵巣を交換すれば回春し容易に125歳の長寿を得るといい1930年に来日した。
- ロシアのイリヤ・メチニコフは腸内細菌による中毒が老化の原因であるとして、乳酸菌の効果を力説した。
- フランスの医師・オリヴィエ(Olivier)は3年間みずからの身体に珪酸を注射し動脈硬化および慢性腎炎をまぬかれ70歳で心身ともに回春したといい、1911年にドイツのロストック大教授・キューン(Kühn)は珪酸ナトリウム溶液の静脈注射で動脈硬化を防止し長寿を達し得ると言った。
- 日本国憲法下の内閣総理大臣として初のセンテナリアン となった中曽根康弘は100歳の誕生日の談話で「規則正しい生活に加えて、常に森羅万象に興味を持つこと。探求心と好奇心が大事」と語っている[39]。
脚注
注釈
- ^ 1889年9月1日生まれという説も(その場合、年齢は114歳271日となる)。
出典
- ^ “長寿(ちょうじゅ)の意味”. goo国語辞書. 2019年12月5日閲覧。
- ^ Guinness World Records 2014 p.120
- ^ a b World's Oldest Person (WOP) Titleholders Since 1955 (ジェロントロジー・リサーチ・グループ)
- ^ World's Oldest Men (WOM) Titleholders Since 1972 (ジェロントロジー・リサーチ・グループ)
- ^ “最高齢は115歳女性 東京・渋谷区在住”. 47news. (2015年4月1日). オリジナルの2015年4月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d “World's Oldest Person Titleholders (since 1955)”. web.archive.org (2010年9月28日). 2020年10月27日閲覧。
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- ^ [2]
- ^ Nigeria Claims World Oldest Man: 170 Year-old Oluwaro of Iloro-Ekiti
- ^ Oromo Elder Dhaqqaboo Eebbaa (1853-2015): The oldest man ever to have lived has died at age of 163 OromianEconomist 2015年5月14日
- ^ 世界最高齢のインドネシア人男性が死亡、享年146歳 TRT 日本語 2017年5月2日
- ^ 「世界最高齢146歳」のインドネシア男性が死去 朝日新聞 2017年5月2日
- ^ 世界最高齢か?! インドネシアに145歳のおじいさん現る AOLニュース 2016年8月31日
- ^ “132歳?グルジア女性死亡 「長寿の秘訣はウオツカ」”. 朝日新聞. オリジナルの2012年10月8日時点におけるアーカイブ。
- ^ “'World's oldest woman' dies at 130... after slipping in bathroom of new flat Kazakhstan gave her to celebrate her age”. デイリー・メール. (2009年5月11日) 2021年2月2日閲覧。
- ^ 中国「127歳」女性死亡 記録正しければ61歳で出産 朝日新聞 2013年6月11日(オリジナルの2013年10月19日地点のアーカイブ)
- ^ メキシコで127歳の女性が死去、子孫は161人ロイター(2015年3月23日)2015年3月23日閲覧
- ^ “Mexico's Leandra Becerra Lumbreras becomes oldest person who ever lived at 127”. Georgia News Day (2014年8月31日). 2014年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月25日閲覧。
- ^ 中国の最高齢者は127歳女性 newsclip.be 2013年10月18日
- ^ '124-year-old' Arab-Israeli woman dies Israel News 2012年12月24日閲覧
- ^ ボリビアに123歳男性? 事実なら史上最高齢 産経新聞 (2013年8月16日地点でのアーカイブ)
- ^ 世界最高齢ベトナム人女性123歳で死去 19世紀生まれは残り1人 NEWSALT 2016年7月16日
- ^ アジアマスターズ陸上 116歳(?)のインド選手も出場予定 和歌山放送 2014年9月13日
- ^ 南米チリで「121歳」の男性死亡…ギネス不認定 サンケイスポーツ、2018年4月19日
- ^ '120-year-old woman' discovered in Brazil during routine checks on birth certificates Mail Online 2011年6月29日
- ^ “タイで今度は「120歳」男性=世界最高齢の可能性 時事ドットコム”. (2013年11月19日) 2021年6月6日閲覧。(2013年12月2日地点でのアーカイブ)[リンク切れ]
- ^ 119歳?タイの「世界最高齢」男性死去 SankeiBiz 2013年7月24日(2013年12月2日地点でのアーカイブ)
- ^ “Muere Julia Flores Colque, la indígena más longeva de Bolivia”. Uno TV. (2019年8月24日) 2019年9月11日閲覧。
- ^ “116歳、「世界最高齢の男性」亡くなる 南アフリカ”. BBC News. BBC. (2020年8月23日) 2020年8月24日閲覧。
- ^ Michel Poulain.“On the age validation of supercentenarians”
- ^ La abuela de Galicia sopla 112 velas en Ponte do Porto
- ^ [3]
- ^ 倉田務(幽谷)『筐底雑誌』(戴抱精舎、1892年)
- ^ 金杉英五郎『耄録防止法并に美貌保存法』(啓明閣、1927年)92頁
- ^ 金杉英五郎『耄録防止法并に美貌保存法』(啓明閣、1927年)93頁
- ^ 金杉英五郎『耄録防止法并に美貌保存法』(啓明閣、1927年)95-96頁
- ^ a b c The Oldest Human Beings
- ^ 日本語版ギネス世界記録2015年版. p. 77. ISBN 978-4-04-899601-3
- ^ 2018年5月27日読売新聞
関連項目
- 寿命
- 誕生日
- 長寿番組
- 長寿社会文化協会
- ジェロントロジー・リサーチ・グループ (GRG) - アメリカの老年学研究者団体。110歳以上の長寿者の消息確認活動などで知られる。
- センテナリアン - 100歳以上の長寿者を指す。
- スーパーセンテナリアン - 110歳以上の長寿者を指す。
- 高齢で死去した著名人一覧
- 高齢者所在不明問題
- ツル・カメ - 日本語には「ツルは千年、カメは万年」という慣用句があり、ツルやカメは長寿の象徴とされる。カメは150年以上生存した記録がある。
- ニシオンデンザメ
- 短命
- 歴史文書で長命な人物