エリザベス・フランシス
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エリザベス・フランシス Elizabeth Francis | |
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生誕 |
1909年7月25日 アメリカ合衆国・ルイジアナ州セントメアリー郡 |
死没 | 2024年10月22日(115歳没) |
著名な実績 |
エリザベス・フランシス(英: Elizabeth Francis、1909年7月25日 - 2024年10月22日)は、テキサス州在住だったアフリカ系アメリカ人の長寿の女性[1]。マリア・ブラニャス・モレラが2024年8月19日に死去して以降、死去するまでアメリカ合衆国出身者として最高齢であった。存命中は糸岡富子、イナ・カナバッロ・ルーカスに次いで世界で3番目の長寿者であった。
来歴
[編集]ルイジアナ州で5人兄弟の次女として生まれた[2]。母はフランシスが11歳の時に死去。母の死後、兄弟は養子に出される。ヒューストンに住んでいた叔母の下で育つ。姉のバーサ・ジョンソン(1904年8月6日-2011年2月21日)はフランシスの隣家に暮らしていたため、ジョンソンが106歳で亡くなるまで、交流を続けていた[3]。家族内で妹は95歳、父は88歳と比較的長寿を保っている[4]。95歳になる娘のドロシー・ウィリアムズ(1928年9月1日 - )や孫娘のエセル・ハリソンと共に暮らしていた[5]。
生涯禁煙を守り続けて、自宅の裏庭で野菜を育ててきた。フランシスは長寿の秘訣として神のご加護だと信じている[6][7][8]。2016年からは車椅子を利用していた[3]。
2024年2月22日にエディ・セッカレッリが116歳で死去すると、フランシスは米国の存命人物の中で最高齢女性となった。
同年10月22日、死去。115歳89日没[9]。
脚注
[編集]- ^ “100歳以上の人々が後悔している3つのこと”. 2024年8月21日閲覧。
- ^ “Edie Ceccarelli, oldest person in US, dies 2 weeks after 116th birthday” (英語). WFTV (2024年2月24日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ a b Free, Cathy (2023年8月18日). “At age 114, here's her advice: 'Speak your mind and don't hold your tongue'” (英語). Washington Post. ISSN 0190-8286 2024年8月21日閲覧。
- ^ A, Pawlowski (2023年8月16日). “Texas woman, 114, has simple tips for long life and 1 personality trait for longevity” (英語). TODAY.com. 2024年8月21日閲覧。
- ^ Shafiq, Saman. “'America’s Grandmother' turns 115: Meet the oldest living person in the US, Elizabeth Francis” (英語). USA TODAY. 2024年8月21日閲覧。
- ^ “110-year-old Houston woman credits longevity to faith in God” (英語). ABC7 San Francisco. 2024年8月21日閲覧。
- ^ Lawson, Melanie (2023年8月10日). “'This is a blessing, the Lord's blessing': Texas' oldest woman celebrates her 114th birthday” (英語). ABC13 Houston. 2024年8月21日閲覧。
- ^ Lawson, Melanie (2021年2月5日). “111-year-old Houston woman shares secrets to longevity” (英語). ABC13 Houston. 2024年8月21日閲覧。
- ^ Meyers, Ben (2024年10月23日). “Elizabeth Francis, Oldest American, Dies at Age 115” (英語). LongeviQuest. 2024年10月23日閲覧。