「山口県」の版間の差分
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{{Otheruses|日本の都道府県としての山口県|山口県の[[行政機関]]|山口県庁}} |
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{{基礎情報 都道府県 |
{{基礎情報 都道府県 |
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|都道府県名 = 山口県 |
| 都道府県名 = 山口県 |
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|画像 = |
| 画像 = |
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{{Photomontage |
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|画像の説明 = [[秋吉台]]([[美祢市]]) |
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| photo1a = 秋吉台風景.jpg |
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|都道府県旗 = {{Flagicon|山口県|size=100px}} |
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| photo2a = Akama_jingu_maingate.JPG |
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|都道府県旗の説明 = [[山口県旗]] |
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| photo2b = 松下村塾.jpg |
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|都道府県章 = [[ファイル:Emblem of Yamaguchi Prefecture.svg|100px|山口県章]] |
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| photo3a = 20100724_Iwakuni_5235.jpg |
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|都道府県章の説明 = 山口県章 |
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| photo3b = Rurikoji_(Yamaguchi),_tou-1.jpg |
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|区分 = 県 |
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| spacing = 2 |
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|コード = 35000-1 |
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| color_border = white |
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|ISO 3166-2 = JP-35 |
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| color = white |
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|隣接都道府県 = {{Flagicon|島根県}}[[島根県]]<br />{{Flagicon|広島県}}[[広島県]]<br />{{Flagicon|福岡県}}[[福岡県]]<br />{{Flagicon|大分県}}[[大分県]]<br />{{Flagicon|愛媛県}}[[愛媛県]] |
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| size = 280 |
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|木 = [[アカマツ]] |
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| position = center |
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|花 = [[ナツミカン|夏みかんの花]] |
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| space = 2 |
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|鳥 = [[ナベヅル]] |
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|シンボル名 = 他のシンボル |
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|歌など = 県の魚:[[フグ]]<br />県の獣:[[ニホンジカ|ホンシュウジカ]]<br />県の歌:[[山口県民の歌]] |
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|知事 = [[村岡嗣政]] |
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|郵便番号 = 753-8501 |
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|所在地 = 山口市滝町1番1号<br /><small>{{ウィキ座標度分秒|34|11|10|N|131|28|13.8|E|region:JP-35_type:adm1st|display=inline,title|name=山口県}}</small><br />{{Maplink2|zoom=7|frame=yes|plain=no|frame-align=center|frame-width=220|frame-height=180|type=line|stroke-color=#cc0000|stroke-width=2|type2=point|marker2=town-hall|text=県庁舎位置}}<br />[[ファイル:Yamaguchi.jpg|220px|山口県庁]] |
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|外部リンク = {{Official website}} |
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|位置画像 = [[ファイル:Map of Japan with highlight on 35 Yamaguchi prefecture.svg|320px|山口県の位置]]{{基礎自治体位置図|35|000}} |
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|特記事項 = |
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}} |
}} |
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| 画像の説明 = <table style="width:280px;margin:2px auto;border-collapse:collapse"> |
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'''山口県'''(やまぐちけん、{{lang-en-short|Yamaguchi Prefecture}})は、[[日本]]の[[中国地方]]に位置する[[都道府県|県]]。[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]は[[山口市]]。最大の都市は[[下関市]]。 |
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<tr><td style="width:100%" colspan="2">[[秋吉台]]([[美祢市]])</tr> |
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<tr><td style="width:50%">[[赤間神宮]]([[下関市]])<td style="width:50%">[[松下村塾]]([[萩市]])</tr> |
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<tr><td style="width:50%">[[錦帯橋]]([[岩国市]])<td style="width:50%">[[瑠璃光寺]]([[山口市]])</tr> |
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</table> |
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| 都道府県旗 = {{Flagicon|山口県|size=100px}} |
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| 都道府県旗の説明 = [[山口県旗]] |
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| 都道府県章 = [[ファイル:Emblem of Yamaguchi Prefecture.svg|100px|山口県章]] |
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| 都道府県章の説明 = 山口県章 |
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| 区分 = 県 |
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| コード = 35000-1 |
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| ISO 3166-2 = JP-35 |
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| 隣接都道府県 = {{flag|島根県}}<br />{{flag|広島県}}<br />{{flag|福岡県}}<br />{{flag|大分県}}<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.e-myholiday.com/img/bp/gototravel/couponarea.pdf|title=利用エリアにおける「隣接する都道府県」|accessdate=2021-09-24}}</ref><br />{{flag|愛媛県}} |
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| 木 = [[アカマツ]] |
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| 花 = [[ナツミカン|夏みかんの花]] |
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| 鳥 = [[ナベヅル]] |
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| シンボル名 = 他のシンボル |
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| 歌など = 県の魚:[[フグ]]<br />県の獣:[[ニホンジカ|ホンシュウジカ]]<br />県の石:[[石灰岩]]、[[銅鉱石]]、美祢層群の植物化石<br />県の歌:[[山口県民の歌]] |
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| 郵便番号 = 753-8501 |
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| 所在地 = 山口市滝町1番1号<br />{{Coord|format=dms|type:adm1st_region:JP-27|display=inline,title}}<br />{{Maplink2|zoom=7|frame=yes|plain=no|frame-align=center|frame-width=220|frame-height=180|type=line|stroke-color=#cc0000|stroke-width=2|type2=point|marker2=town-hall|text=県庁舎位置}}<br />[[ファイル:Yamaguchi県庁.jpg|220px|山口県庁]] |
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| 外部リンク = {{Official website}} |
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| 位置画像 = [[ファイル:Map of Japan with highlight on 35 Yamaguchi prefecture.svg|320px|山口県の位置]]{{基礎自治体位置図|35|000|image=Map of Yamaguchi Prefecture Ja.svg}} |
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| 特記事項 = |
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}} |
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'''山口県'''(やまぐちけん)は、[[日本]]の[[中国地方]]に位置する[[都道府県|県]]。[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]は[[山口市]]。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
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[[ファイル:山口県政資料館.jpg|thumb|[[山口県政資料館]](旧山口県庁舎)]] |
[[ファイル:山口県政資料館.jpg|thumb|[[山口県政資料館]](旧山口県庁舎)]] |
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[[本州]]最西端に位置し |
[[本州]]の最西端に位置している。県土の大半は[[山陽地方]]に含まれ、県北部の[[長北地区|北浦地区]]が[[山陰地方]]の西端に当たるとされる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/nichiro/201610140001.html|title=山口県の概要|website=山口県|date=2017-02-24|accessdate=2020-10-02}}</ref>。 |
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[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]は県央部の[[山口市]]、人口および経済面での最大の都市は県西端の[[下関市]]。人口や経済力は[[瀬戸内海]]沿岸(山陽側)に偏っているが、人口10万~20万人台の都市が主に[[山陽本線]]上に6市点在し(人口10万人以上の市の数は広島県・栃木県・三重県と同数)、分散型の都市構造を形成していることもあり、県内に突出した人口を有する都市([[プライメイトシティ]])は存在しない。経済・生活圏の面では、県西部は[[福岡県]]、県東部は[[広島県]]との繋がりが深く、中央部の[[山口・防府地区|山口都市圏]]は小規模である(詳細は[[#地域圏]]を参照)。 |
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[[令制国]]の[[長門国]]と[[周防国]]に相当するので、'''防長'''(ぼうちょう)という別名を持つ。周防国と長門国は後に[[毛利氏]]によって統治され、江戸時代には併せて[[長州藩]]と称していたことから、'''[[長州]]'''(ちょうしゅう)と呼ばれることもある。 |
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[[瀬戸内海]]側の各都市は古くから海運に恵まれ、近代以降は[[化学工業]]・[[セメント]]・[[石油]]産業などに代表される各種工業が発達し、現在では[[瀬戸内工業地域]]を構成する工業県である(詳細は[[#産業]]を参照)。また[[山陽新幹線]]や[[山陽自動車道]]、[[中国自動車道]]など[[西日本]]の[[大動脈]]がこれらの都市を経由している。[[日本海]]側もかつて[[北前船]]が経由した港町が点在する。 |
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県魚に指定されている[[フグ|ふぐ]]は南風泊市場(下関市)が日本一の市場取扱量を占める。地元や周辺地域では、主に取扱業者や[[報道機関|マスコミ]]などが縁起を担いでフグとは呼ばず「ふく」と呼ぶ(ふぐが「不遇」に繋がり、ふくが「福」に繋がるためとされている)呼び方を定着させようとしている([[下関とふく]]参照)。ふぐの他にも海産物の資源が豊富である。 |
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[[日本の地域#八地方区分等|八地方区分]]では山口県は中国地方に区分されるが、[[関門海峡]]・[[周防灘]]を挟み近接する[[九州]]とともに「[[九州・山口地方]]」などと称される場合もある<ref>{{Cite web |和書|url=https://mainichi.jp/biz/kyushu/|title=九州・山口経済|website=毎日新聞|accessdate=2024-11-23}}</ref>。詳細は[[#中国地方・九州地方の区分]]の項目を参照。 |
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山口県は[[インテルサット]]のインド洋経由の欧州向け、太平洋経由の米国向けの両方向への通信が可能な位置にあり、[[KDDI山口衛星通信センター]]が山口市にある。当センターではインテルサット・[[インマルサット]]のサービスをしているが、その他、[[スカパーJSAT]]が SUPERBIRD の地上局(山口ネットワーク管制センター)、[[自治体衛星通信機構]]の地上局(山口管制局)も立地している。後者については、[[全国瞬時警報システム]]など最重要ミッションを運用している。 |
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[[水産業]]は下関市・[[長門市]]・[[萩市]]を中心に盛んで、特に[[唐戸市場#南風泊市場|南風泊市場]](下関市)が日本一の市場取扱量を占める[[フグ|ふぐ]]が有名である。(詳細は[[#水産業]]を参照)。 |
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農業は全県で米栽培が行われ、福岡・広島の大消費地を背景とした野菜等の農業も発達している。また瀬戸内海側の東部では[[温州みかん]]などの[[柑橘類]]が栽培され、山口県の花には[[ナツミカン|夏みかん]]の花が指定されている(詳細は[[#農業]]を参照)。 |
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歴史的には[[令制国]]の[[長門国]]と[[周防国]]に相当することから、'''防長'''(ぼうちょう)という別名を持つ。また両国は[[江戸時代]]に[[毛利氏]]・[[長州藩]]に[[統治]]されていたことから、俗に山口県全体を'''[[長州]]'''(ちょうしゅう)と呼ぶこともある。[[幕末]]から[[明治維新]]にかけて[[薩長土肥]]の一角を占め、[[吉田松陰]]・[[高杉晋作]]・[[伊藤博文]]・[[木戸孝允]]・[[井上馨]]ら偉人や要人を多数輩出した。特に[[薩長同盟]]を結んだ[[薩摩藩]](現在の鹿児島県に相当)ととも、に明治維新の中心的な役割を果たした。日本の[[内閣総理大臣]]のうち8人が山口県出身者<ref>[https://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/ichiran.html 内閣制度と歴代内閣] - [[首相官邸]](2024年7月20日閲覧)</ref>であることも、その所以である。 |
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== 地形・地域 == |
== 地形・地域 == |
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=== 地形 === |
=== 地形 === |
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南側を[[瀬戸内海]]([[広島湾]]・[[伊予灘]]・[[周防灘]])、西側と北側を[[日本海]]([[響灘]])と、三方を[[海]]に囲まれ、 |
南側を[[瀬戸内海]]([[広島湾]]・[[伊予灘]]・[[周防灘]])、西側と北側を[[日本海]]([[響灘]])と、三方を[[海]]に囲まれており、日本海側・瀬戸内海側双方に有人離島が多数ある。やや東西に長い県土をもち、中央部を[[中国山地]]が東西に横断している。[[島根県]]や[[広島県]]に接する東部に1,000mを超える山が存在し、最高峰は島根県境に位置する[[寂地山]](1,337m)である。全体として急峻な山は少ない。 |
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中国山地に[[水源]]を発する河川として、[[一級水系]]の[[佐波川]]および[[小瀬川]]、[[二級水系]]の[[錦川]]、[[椹野川]]、[[厚東川]]、[[木屋川]]、[[阿武川]]、[[島田川]]などがある。平地は各河川の河口部にあるいくつかの小規模な平野、および山に囲まれた[[盆地]]や[[谷底平野]]に限られる。県の[[森林率]]は71%と、全国平均67%より若干高い<ref>[https://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/genkyou/h29/1.html 都道府県別森林率・人工林率(平成29年3月31日現在):林野庁] - [[林野庁]](2024年7月20日閲覧)。</ref>。 |
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地質においては[[古生代]]、[[中生代]]から[[第四紀]]に至るまで多様な岩石が分布している地域で、日本最大の[[カルスト台地]]である[[秋吉台]]や、[[カルデラ]]地形や[[溶岩台地]]などを有する[[萩ジオパーク]]<ref>[https://geopark.jp/geopark/hagi/ 萩ジオパーク | ジオパークとは | 日本ジオパークネットワーク](2024年7月20日閲覧)</ref>がある。 |
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:*位置<ref>https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/kouhou/syoukai_sp.html</ref> |
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:**東端 大島郡[[周防大島町]]諸島 [[東経]]132°36’ |
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:**西端 [[下関市]]大字[[蓋井島]] 東経130°46’ |
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:**南端 [[熊毛郡 (山口県)|熊毛郡]][[上関町]]大字八島 [[北緯]]33°43’ |
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:**北端 [[萩市]]見島 北緯34°48’ |
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=== 気候 === |
=== 気候 === |
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外海と[[内海]]の両方に面し、中央部に山地が横たわるという地理的条件上、同じ県内でも気候に大きな違いが見られる。[[瀬戸内海側気候]]の地域は温暖少雨、[[日本海側気候]]の地域は冬に積雪がある。内陸部はやや日本海側に近い。 |
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外海と[[内海]]の両方に面し、中央部に山地が横たわるという地理的条件上、同じ県内でも気候には大きな違いが見られる。気候の特徴的に「瀬戸内海沿岸地域」「内陸山間地域」「日本海沿岸地域」に大きく分けられるが、年平均気温が12~16度、年平均降水量が1,600~2,300mmと比較的温暖であり、風水害や地震も比較的少ない<ref>{{Cite web|url=http://www.ysn21.jp/furusato/know/02nature/nature00.html|title=やまぐちを知ろう 【地勢・気候】{work=ふるさと学習コンテンツ『知っちょる!?やまぐち』|publisher=山口県教育委員会|accessdate=2018-08-21}}</ref>。ただし、梅雨期は[[広島県]]と同様に[[梅雨前線]]と暖湿流の影響で大雨となりやすい上、急傾斜地崩壊危険箇所等の数も広島県に次いで全都道府県で2位<ref>[http://www.mlit.go.jp/river/sabo/link20.htm 都道府県別土砂災害危険箇所]</ref> であり、表層に堆積した[[真砂土]]による土砂災害が発生しやすく、近年でも[[平成21年7月中国・九州北部豪雨]]や[[平成25年7月28日の島根県と山口県の大雨]]で被害を受けている地域がある。 |
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[[気象台]]の天気予報や注意報・警報における区分も、一次細分区域が北部・東部・中部・西部と比較的細かく分割されている(詳細は[[下関地方気象台#天気予報区分]]を参照)。 |
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このように、同じ県内でも地域ごとの気象傾向に差があることもあり、天気予報を発表する際の一次細分区域は「西部」「中部」「東部」「北部」の4つに設定されている(元々は「東部」「西部」「北部」の3区分だったが、旧東部から中部が分割された)。[[2003年]](平成15年)3月3日には気象に関する注警報・警報発表区域の細分化(二次細分区域の設定)が行われ、県内が7区域「西部」(豊田 / 下関・宇部)、「中部」(山口・防府 / 周南・北玖珂)、「東部」、「北部」(長門 / 萩・美祢)に細分化された。[[2007年]](平成19年)3月1日には市町村合併を反映する形で二次細分区域が再編され、二次細分区域が8区域に再設定されている。 |
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* 現行の気象区分([[2007年]](平成19年)3月1日現在、カッコ内は二次細分区域)<ref>{{PDFlink|[http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/saibun/yamaguchi.pdf 予報細分区域]}}</ref> |
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** 山口県西部(下関 / 宇部・山陽小野田) |
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** 山口県中部(山口・防府 / 周南・下松) |
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** 山口県東部(岩国 / 柳井・光) |
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** 山口県北部(長門 / 萩・美祢) |
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いずれの地域も風水害や地震が比較的少ない<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.ysn21.jp/furusato/know/02nature/nature00.html|title=やまぐちを知ろう 【地勢・気候】|work=ふるさと学習コンテンツ『知っちょる!?やまぐち』|publisher=山口県教育委員会|accessdate=2018-08-21}}</ref>とされるが、梅雨期は[[広島県]]と同様に[[梅雨前線]]と暖湿流の影響で大雨となりやすい上、急傾斜地崩壊危険箇所等の数も広島県に次いで全都道府県で2位<ref>[https://www.mlit.go.jp/river/sabo/link20.htm 都道府県別土砂災害危険箇所]</ref> であり、表層に堆積した[[真砂土]]による土砂災害が発生しやすく、近年でも[[平成21年7月中国・九州北部豪雨]]や[[平成25年7月28日の島根県と山口県の大雨]]で被害を受けている地域がある。 |
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長らく県内の有人観測点は山口測候所・下関地方気象台の2箇所であったが、山口測候所は[[2010年]]10月1日を持って廃止され、現在は下関地方気象台のみとなっている。なお、下関地方気象台は[[福岡管区気象台]]の管轄であり、山口県は気象庁の予報区分では「九州北部地方(山口県含む)」として[[九州北部]]と同一の区域として扱われる。 |
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=== 自然公園 === |
=== 自然公園 === |
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* [[都道府県立自然公園|県立自然公園]] |
* [[都道府県立自然公園|県立自然公園]] |
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** 羅漢山県立自然公園、石城山県立自然公園、長門峡県立自然公園、豊田県立自然公園 |
** 羅漢山県立自然公園、石城山県立自然公園、長門峡県立自然公園、豊田県立自然公園 |
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=== 地方区分 === |
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{{See also|九州・山口地方}} |
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[[日本の地域#八地方区分等|八地方区分]]では山口県は中国地方に区分されるが、関門海峡・周防灘を挟み近接する[[九州]]とともに「九州・山口地方」と称される場合もあり<ref>[https://mainichi.jp/articles/20190621/ddl/k40/020/416000c]</ref>、山口県知事は[[九州地方知事会]]と[[中国地方知事会]]の両方に参加している<ref>[https://www.saga-s.co.jp/articles/-/383223]</ref><ref>[https://www.sankei.com/west/news/181113/wst1811130017-n1.html]</ref>。 |
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==== 中国地方として扱うもの ==== |
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公的機関では、[[衆議院]][[比例区]](中国ブロック)、[[財務省]]([[中国財務局]])、[[農林水産省]](中国四国農政局)、[[日本放送協会|NHK]]などが山口県を中国地方に区分している。 |
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民間では、ゆうちょ銀行(中国エリア)、[[NTTドコモ]]([[エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国]])、[[全国高等学校総合体育大会|全国高等学校総合体育大会<インターハイ>]](中国大会)、[[選抜高等学校野球大会]](中国・四国ブロック)などがある。 |
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==== 九州地方として扱うもの ==== |
|||
公的機関では、[[気象庁]]([[福岡管区気象台]]、気象区分「九州北部」に山口県を含む)、[[税関]]([[門司税関]])、[[水産庁]](九州漁業調整事務所)などが山口県を九州地方と共通の区分に含む。 |
|||
民間では、読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞の全国紙各社およびグループ会社が、西部本社(支社・本部)などの地域組織において九州地方とともに山口県を管轄区域としている。 |
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==== 県域を分割または共通区域として扱うもの ==== |
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公的機関では、以下の部局が山口県域を九州地方側と中国地方側に分割して区分している。 |
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{| class="wikitable" |
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|- |
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! 機関・部局 !! 九州地方側 !! 中国地方側 |
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|- |
|||
! [[国土交通省]][[地方整備局]] |
|||
| 下関市([[九州地方整備局]]、港湾空港部の所管事務のみ) || 左記以外の地域([[中国地方整備局]]) |
|||
|- |
|||
! 国土交通省[[地方運輸局]] |
|||
| 下関市・宇部市・山陽小野田市([[九州運輸局]]、海事に関する事務のみ) || 左記以外の地域([[中国運輸局]]) |
|||
|- |
|||
! [[海上保安庁]] |
|||
| 下関市・宇部市・山陽小野田市・萩市・長門市・美祢市([[第7管区海上保安本部]]) || 左記以外の地域([[第6管区海上保安本部]]) |
|||
|- |
|||
! [[防衛省]] |
|||
| 下関市([[九州防衛局]]長崎防衛支局) || 左記以外の地域([[中国四国防衛局]]) |
|||
|} |
|||
民間経済団体である[[九州経済連合会]]はかつて「九州・山口経済連合会」と称し、改称後も下関市や宇部市を中心に山口県に本社を置く企業や大学など21法人が加盟している<ref>{{Cite book |和書 |author = 山本栄一郎 |title = 山口「地理・地名・地図」の謎 |date = 2015 |publisher = 実業之日本社 |series = じっぴコンパクト |isbn = 9784408455365 |ref = harv }}pp.112-113</ref><ref>[https://www.kyukeiren.or.jp/aboutmember/index.php?category=result&name=&area_id=180&master_committee_id=]</ref>。[[中国経済連合会]]と重複会員もおり、[[山口銀行]]は九州経済連合会と中国経済連合会の両方で副会長を務めている<ref>[https://www.kyukeiren.or.jp/aboutus/index.php?menu=officer]</ref><ref>[http://chugokukeiren.jp/about/yakuin.html]</ref>。 |
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[[日本小型船舶検査機構]]は岩国市・柳井市・田布施町・平生町・上関町・和木町・周防大島町を広島支部が管轄し、それら以外の地域を福岡県北九州市・京築地域とともに下関支部が管轄している<ref>[https://jci.go.jp/branch/shimonoseki.html]</ref>。 |
|||
=== 地域圏 === |
=== 地域圏 === |
||
[[ファイル:都道府県内地域圏区分図 35 山口県.svg|thumb|300px|right|山口県 地域区分図]] |
[[ファイル:都道府県内地域圏区分図 35 山口県.svg|thumb|300px|right|山口県 地域区分図]] |
||
地域圏にはいくつかの区分方法があるが、一例として山口県による [http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a18400/city-plan/master-plan.html 8つの広域都市圏] がある{{efn|その起源は、[[平井龍]]県知事時代における『オクトピア構想』(オクト(8)と[[ユートピア]](理想郷)の造語)にあり、[[1987年]](昭和62年)2月に策定された「第四次県政振興の長期展望」の中で具体化された。}}。下関広域都市圏と長門広域都市圏は、広域都市圏内で合併が進み、圏内1市となった。 |
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地形は、県中央部が山地で沿岸・山あいに小規模な平野や盆地が分散している。海岸線は臨海工業が立地して、それぞれの工場地区ごとに労働力を引き寄せた。また、[[幹線]]交通網である[[国道2号]]や[[山陽本線]]、[[山陽自動車道]]も海岸線沿いに走っているため、物流・内陸工業の面でも労働力を引き寄せた。このような産業構造と分布をしているため、瀬戸内海側の都市への人口・物流・資本・情報の集中が発生し、多極分散型の地域構造の中でも特に下関市への集中が顕著となっている。 |
|||
なお[[都市圏]]としては、県西部の[[下関市]]は[[福岡県]][[北九州市]]とともに[[関門都市圏]]の核都市となっており、[[宇部市]]・[[山陽小野田市]]・[[美祢市]]などが同都市圏に含まれるほか、県東部の[[岩国市]]・[[和木町]]などは[[広島県]][[広島市]]を核都市とする[[広島都市圏]]に含まれる。 |
|||
以下に記載する人口は、{{自治体人口/山口県|date}}現在。なお、山口県の総人口は{{formatnum:{{自治体人口/山口県|山口県}}}}人<ref> |
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県庁所在地である山口市の県内他地域に対する求心力が低いこともあって、同市など県央地域よりも県外の地域との交流が深い自治体もある。県西部の[[下関市]]は[[福岡県]][[北九州市]]とともに[[関門都市圏]]の核都市となっており、[[宇部市]]、[[山陽小野田市]]、[[美祢市]]などが同都市圏に含まれるほか、県東部の[[岩国市]]、[[和木町]]などは[[広島県]][[広島市]]を核都市とする[[広島都市圏]]に含まれる。 |
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[http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a12500/index/ 山口県統計分析課]</ref>。 |
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=== 都市圏 === |
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地域圏にはいくつかの区分方法が考えられるが、一例として山口県による [http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a18400/city-plan/master-plan.html 8つの広域都市圏] がある<ref>その起源は、[[平井龍]]県知事時代における『オクトピア構想』(オクト(8)と[[ユートピア]](理想郷)の造語)にあり、[[1987年]](昭和62年)2月に策定された「第四次県政振興の長期展望」の中で具体化された。</ref>。下関広域都市圏と長門広域都市圏は、広域都市圏内で合併が進み、圏内1市となった。以下に記載する人口は、{{自治体人口/山口県|date}}現在。なお、山口県の総人口は{{formatnum:{{自治体人口/山口県|山口県}}}}人<ref>[http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a12500/index/ 山口県統計分析課]</ref>。 |
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{|class="wikitable" style="font-size:90%;text-align:center" |
{|class="wikitable" style="font-size:90%;text-align:center" |
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!地区 |
!地区 |
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** [[阿武町]] |
** [[阿武町]] |
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{{ |
{{For2|廃止された自治体|山口県の廃止市町村一覧}} |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
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{{出典の明記|date=2012年8月13日 (月) 05:00 (UTC)|section=1}} |
{{出典の明記|date=2012年8月13日 (月) 05:00 (UTC)|section=1}} |
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=== 県名の由来 === |
=== 県名の由来 === |
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廃藩置県の際、県庁が置かれた[[山口町]](現・[[山口市]])の町名がそのまま県名に採用された。 |
廃藩置県の際、県庁が置かれた[[山口町]](現・[[山口市]])の町名がそのまま県名に採用された。山口[[盆地]]を指して「山の入り口」の意味で名付けられたとする説が広く紹介されているが、確定的な説はない<ref>[https://www.ysn21.jp/furusato/know/01symbol/symbol00.html やまぐちを知ろう 【県のシンボル】] - ふるさと学習コンテンツ 知っちょる!?やまぐち(2024年7月20日閲覧)</ref>。 |
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=== 先史 === |
=== 先史 === |
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* 今から約2万5千年前、[[鹿児島県]][[錦江湾]]の奥にそびえる姶良火山が大爆発し、[[火山灰]]が1500キロも離れた[[本州]]の最北端[[津軽海峡]]まで降り注いだ。山口県周辺では50 - 70cm程度の堆積があった。 |
* 今から約2万5千年前、[[鹿児島県]][[錦江湾]]の奥にそびえる姶良火山が大爆発し、[[火山灰]]が1500キロも離れた[[本州]]の最北端[[津軽海峡]]まで降り注いだ。山口県周辺では50 - 70cm程度の堆積があった。 |
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* 古くは大陸文化の窓口として栄え、[[綾羅木郷遺跡]]や[[土井ヶ浜遺跡]]などの弥生遺跡が多数残る |
* 古くは大陸文化の窓口として栄え、[[綾羅木郷遺跡]]や[[土井ヶ浜遺跡]]などの弥生遺跡が多数残る。 |
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* 現在の[[長門市]][[油谷町|油谷]]に世界三大美女のうちの一人といわれる[[楊貴妃]]が流れ着いたとい |
* 現在の[[長門市]][[油谷町|油谷]]に世界三大美女のうちの一人といわれる[[楊貴妃]]が流れ着いたという伝説がある<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/site/kanko/1637.html |title=楊貴妃伝説 |date=2015-11-01 |accessdate=2023-07-04 |website=[[長門市]]公式サイト}}</ref>。 |
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* 伊都都比古(いつつひこ)は防長地方で文献(『[[日本書紀]]』[[垂仁天皇]]二年条)に見える最初の人物であり、穴戸に大きな勢力を持つ[[豪族]]がいたことを示す伝承である。また[[神功皇后]]紀には穴戸国造の践立直が見える。さらに防長地方が朝鮮半島に至るルートの中継地であったことを示すのが[[雄略天皇]]九年条である。これらの伝承から[[4世紀]] |
* 伊都都比古(いつつひこ)は防長地方で文献(『[[日本書紀]]』[[垂仁天皇]]二年条)に見える最初の人物であり、穴戸に大きな勢力を持つ[[豪族]]がいたことを示す伝承である。また、[[神功皇后]]紀には穴戸国造の践立直が見える。さらに防長地方が朝鮮半島に至るルートの中継地であったことを示すのが[[雄略天皇]]九年条である。これらの伝承から[[4世紀]]ごろには既に防長地方は大和政権の勢力下に入っていたと考えられている。そして、4世紀から[[5世紀]]にかけて、各地に派遣された豪族は[[国造]]という[[日本古代の地方官制|地方行政官]]に任命された。「国造本紀」によれば、周防部で[[周防国造]]、[[大島国造]]、[[波久岐国造]]、[[都怒国造]]、長門部で[[穴戸国造]]、[[阿武国造]]の六国造が存在した。 |
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=== 古代 === |
=== 古代 === |
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{{see also|周防国#沿革|長門国#沿革}} |
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* [[飛鳥時代]]には、[[百済]]復興戦争の敗戦により、国防最前線として朝鮮式の山城が築かれた。『日本書紀』によれば[[天智天皇]]9年に「長門城一・筑紫城二」を築いたという。この長門の城については呼称も位置も明らかでない。 |
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* [[飛鳥時代]]には、[[宇佐神宮]]の勧請により[[松崎八幡宮]](650年、大化6年、[[萩市]])が建立された。古代神社があることからすればその一帯には[[辰砂|鉱山]]があり、古くから[[鉱業#日本|鉱業]]によって栄えたと見られる。[[百済]]復興のための戦争([[白村江の戦い]])での敗戦により渡来人も増加し、国防最前線として朝鮮式の山城も築かれた。『日本書紀』によれば[[天智天皇]]9年に「長門城一・筑紫城二」を築いたという。この長門の城については呼称も位置も明らかでない。 |
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* [[奈良時代]]以降は、[[長門国|長門]]・[[周防国|周防]]の2国が設置され、国府は、[[長門国|長門]]が下関市長府、[[周防国|周防]]が防府市におかれた。日本唯一の鋳銭所が最初は[[下関市]]、のちに[[山口市]]に置かれていた地域で、奈良時代から平安時代初期の貨幣が鋳造された。今も山口市には[[鋳銭司村|鋳銭司(すぜんじ)]]という地名や学校名(山口市立鋳銭司小学校)がある。 |
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* [[奈良時代]]以降は、[[長門国|長門]]・[[周防国|周防]]の2国が設置され、国府は、[[長門国|長門]]が下関市長府、[[周防国|周防]]が防府市におかれた。日本唯一の[[鋳銭所]]が最初は[[下関市]]、のちに[[山口市]]に置かれていた地域で、奈良時代から平安時代初期の貨幣が鋳造された。今も山口市には[[鋳銭司村|鋳銭司(すぜんじ)]]という地名や学校名(山口市立鋳銭司小学校)がある。 |
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* [[平安時代]]末期には源平合戦([[治承・寿永の乱]])の最終決戦地となり、[[元暦]]2年/[[寿永]]4年[[3月24日 (旧暦)|3月24日]]([[1185年]][[4月25日]])の[[壇ノ浦の戦い]]で平家([[伊勢平氏]])が滅亡。その内乱の際に焼失した奈良の[[東大寺]]を復興するため、[[重源]]の指導のもとで周防が東大寺料国となった。 |
* [[平安時代]]末期には源平合戦([[治承・寿永の乱]])の最終決戦地となり、[[元暦]]2年/[[寿永]]4年[[3月24日 (旧暦)|3月24日]]([[1185年]][[4月25日]])の[[壇ノ浦の戦い]]で平家([[伊勢平氏]])が滅亡。その内乱の際に焼失した奈良の[[東大寺]]を復興するため、[[重源]]の指導のもとで周防が東大寺料国となった。 |
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=== 中世 === |
=== 中世 === |
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* [[鎌倉時代]]には、[[元寇]]の危機への最前線司令部として[[下関市]]に[[長門探題]]が設置された |
* [[鎌倉時代]]には、[[元寇]]の危機への最前線司令部として[[下関市]]に[[長門探題]]が設置された。 |
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* [[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]には、[[周防国|周防]]の[[大内氏]]と[[長門国|長門]]の[[厚東氏]]が防長の覇を競ったが、ほどなく大内氏が勝利した |
* [[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]には、[[周防国|周防]]の[[大内氏]]と[[長門国|長門]]の[[厚東氏]]が防長の覇を競ったが、ほどなく大内氏が勝利した。 |
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* [[室町時代]]、[[守護大名]]大内氏の[[城下町]][[山口市|山口]]は日本最大規模の4万人都市として盛え、「[[西京]]」(さいきょう;Western Kyoto)の異名を獲った。[[雪舟]]、[[フランシスコ・ザビエル]]・連歌師[[宗祇]]などが訪れ、足跡を残した。 |
* [[室町時代]]、[[守護大名]]大内氏の[[城下町]][[山口市|山口]]は日本最大規模の4万人都市として盛え、「[[西京]]」(さいきょう;Western Kyoto)の異名を獲った。[[雪舟]]、[[フランシスコ・ザビエル]]・連歌師[[宗祇]]などが訪れ、足跡を残した。 |
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* [[戦国時代 (日本)|戦国時代]](室町時代後期)でも大内氏が周防・長門両国を支配したが、[[天文 (元号)|天文]]24年[[10月12日 (旧暦)|10月12日]]([[1555年]]10月27日)から[[弘治 (日本)|弘治]]3年[[4月3日 (旧暦)|4月3日]]([[1557年]]5月1日)にかけて[[安芸国]]から侵攻した[[毛利元就]]が行った[[防長経略]]により、両国は[[毛利氏]]の領国となった |
* [[戦国時代 (日本)|戦国時代]](室町時代後期)でも大内氏が周防・長門両国を支配したが、[[天文 (元号)|天文]]24年[[10月12日 (旧暦)|10月12日]]([[1555年]]10月27日)から[[弘治 (日本)|弘治]]3年[[4月3日 (旧暦)|4月3日]]([[1557年]]5月1日)にかけて[[安芸国]]から侵攻した[[毛利元就]]が行った[[防長経略]]により、両国は[[毛利氏]]の領国となった。 |
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=== 近世 === |
=== 近世 === |
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* [[文久]]3年([[1863年]]) : 毛利敬親が山口に新たな藩庁を築いて移住。以後、長州藩(萩藩)は「山口藩」と称される。 |
* [[文久]]3年([[1863年]]) : 毛利敬親が山口に新たな藩庁を築いて移住。以後、長州藩(萩藩)は「山口藩」と称される。 |
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* 文久3年(1863年) - 文久4年/[[元治]]元年([[1864年]]) : [[下関戦争]](馬関戦争)。外国船に発砲し、4国の連合軍による報復攻撃で馬関砲台などが一方的に壊滅状態となる。以後、藩の大勢は[[攘夷]]から[[開国]]路線に転じる。 |
* 文久3年(1863年) - 文久4年/[[元治]]元年([[1864年]]) : [[下関戦争]](馬関戦争)。外国船に発砲し、4国の連合軍による報復攻撃で馬関砲台などが一方的に壊滅状態となる。以後、藩の大勢は[[攘夷]]から[[開国]]路線に転じる。 |
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* 元治元年(1864年) - [[慶応]]2年([[1866年]])2度にわたる江戸幕府の[[長州征伐]]。藩内部の権力闘争が続いていたが、第二次長州征伐では[[奇兵隊]]を率いた[[高杉晋作]]らの活躍で幕府軍を撃退。以後、[[尊皇]]倒幕で藩論を集約し、[[明治維新]]の原動力としてその名を残す。 |
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=== 近・現代 === |
=== 近・現代 === |
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* [[明治]]4年([[1871年]]) : 旧暦6月に[[長州藩]](周防山口藩)が[[徳山藩]]を併合、旧暦7月には[[廃藩置県]]により(周防)山口藩・[[岩国藩]]・[[長府藩]]・[[清末藩]]を廃し、山口県・岩国県・豊浦県・清末県の4県が置かれる。旧暦11月に4県が合併し山口県となり県庁を現[[山口市]]に置いたが、自治体としては産業や旧国府所在地、市制の古さなどから[[下関市]]が有力候補となっていた。 |
* [[明治]]4年([[1871年]]) : 旧暦6月に[[長州藩]](周防山口藩)が[[徳山藩]]を併合、旧暦7月には[[廃藩置県]]により(周防)山口藩・[[岩国藩]]・[[長府藩]]・[[清末藩]]を廃し、山口県・岩国県・豊浦県・清末県の4県が置かれる。旧暦11月に4県が合併し山口県となり県庁を現[[山口市]]に置いたが、自治体としては産業や旧国府所在地、市制の古さなどから[[下関市]]が有力候補となっていた。 |
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* [[1876年]](明治9年) : [[前原一誠]]らによる[[萩の乱]]が起こる |
* [[1876年]](明治9年) : [[前原一誠]]らによる[[萩の乱]]が起こる。 |
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* [[1885年]](明治18年) : [[内閣|内閣制]]発足に伴い、山口県出身の[[伊藤博文]]が初代[[内閣総理大臣]]に就任。以後、山口県からは多くの[[内閣総理大臣]]を輩出する(後述)。 |
* [[1885年]](明治18年) : [[内閣|内閣制]]発足に伴い、山口県出身の[[伊藤博文]]が初代[[内閣総理大臣]]に就任。以後、山口県からは多くの[[内閣総理大臣]]を輩出する(後述)。 |
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* [[1889年]](明治22年) : 4月に[[市制]]・[[町村制]]施行。1市(赤間関市=あかまがせき;現在の[[下関市]])4町([[柳井津町]] = やないつ;現・[[柳井市]]、[[山口町]] = 現・[[山口市]]、萩町 = 現・[[萩市]]、[[岩国町]] = 現・[[岩国市]])と224村の計229市町村となる |
* [[1889年]](明治22年) : 4月に[[市制]]・[[町村制]]施行。1市(赤間関市=あかまがせき;現在の[[下関市]])4町([[柳井津町]] = やないつ;現・[[柳井市]]、[[山口町]] = 現・[[山口市]]、萩町 = 現・[[萩市]]、[[岩国町]] = 現・[[岩国市]])と224村の計229市町村となる。 |
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* [[1901年]](明治34年) : [[山陽鉄道]]により[[神戸駅 (兵庫県)|神戸]] - 馬関(現在の[[下関駅|下関]]間)の鉄道が全通(現在の[[山陽本線]]) |
* [[1901年]](明治34年) : [[山陽鉄道]]により[[神戸駅 (兵庫県)|神戸]] - 馬関(現在の[[下関駅|下関]]間)の鉄道が全通(現在の[[山陽本線]])。 |
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* [[1905年]](明治38年) : 山陽汽船が[[関釜連絡船]]の運航を開始。以後、下関は日本と大陸([[朝鮮半島]])を結ぶ重要な交通拠点となる。 |
* [[1905年]](明治38年) : 山陽汽船が[[関釜連絡船]]の運航を開始。以後、下関は日本と大陸([[朝鮮半島]])を結ぶ重要な交通拠点となる。 |
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* [[1928年]](昭和3年)[[12月20日]]:防長先賢堂および[[山口県立山口図書館]]が完成<ref>防長先賢堂と県立図書館が完成『大阪毎日新聞』昭和3年12月20日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p707 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)</ref>。 |
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* [[1941年]]([[昭和]]16年) : [[太平洋戦争]]勃発。戦争末期には下関・宇部・徳山の各都市が[[空襲]]を受ける。 |
* [[1941年]]([[昭和]]16年) : [[太平洋戦争]]勃発。戦争末期には下関・宇部・徳山の各都市が[[空襲]]を受ける。 |
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** 太平洋戦争当時は岩国沖に浮かぶ柱島周辺が[[大日本帝国海軍|日本海軍]]の泊地となり、周辺都市は軍事色が強くなった。現在も存在する周南・下松・光の各市の石油コンビナートや工場は、当時の海軍燃料廠や工廠などの跡地が元になっており、[[岩国飛行場|米軍岩国基地]]なども[[岩国海軍航空隊|岩国航空隊]]・岩国[[海兵団]]の名残である。 |
** 太平洋戦争当時は岩国沖に浮かぶ柱島周辺が[[大日本帝国海軍|日本海軍]]の泊地となり、周辺都市は軍事色が強くなった。現在も存在する周南・下松・光の各市の石油コンビナートや工場は、当時の海軍燃料廠や工廠などの跡地が元になっており、[[岩国飛行場|米軍岩国基地]]なども[[岩国海軍航空隊|岩国航空隊]]・岩国[[海兵団]]の名残である。 |
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* [[1942年]](昭和17年) : [[関門トンネル (山陽本線)|関門鉄道トンネル]]開通。初めて九州と陸路で結ばれる。 |
* [[1942年]](昭和17年) : [[関門トンネル (山陽本線)|関門鉄道トンネル]]開通。初めて九州と陸路で結ばれる。 |
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* [[1949年]](昭和24年) : 県内初の新制大学、[[国立大学|国立]][[山口大学]]が開校 |
* [[1949年]](昭和24年) : 県内初の新制大学、[[国立大学|国立]][[山口大学]]が開校。 |
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* [[1955年]](昭和30年) : [[秋吉台]]や[[秋芳洞]]が[[秋吉台国定公園]]として[[国定公園]]に指定 |
* [[1955年]](昭和30年) : [[秋吉台]]や[[秋芳洞]]が[[秋吉台国定公園]]として[[国定公園]]に指定。 |
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* [[1956年]](昭和31年) 4月7日 : 第7回[[全国植樹祭]]開催 |
* [[1956年]](昭和31年) 4月7日 : 第7回[[全国植樹祭]]開催。 |
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* [[1963年]](昭和38年) : [[第18回国民体育大会]]開催 |
* [[1963年]](昭和38年) : [[第18回国民体育大会]]開催。 |
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* [[1966年]](昭和41年) : 宇部空港(現・[[山口宇部空港]])開港 |
* [[1966年]](昭和41年) : 宇部空港(現・[[山口宇部空港]])開港。 |
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* [[1973年]](昭和48年)11月14日 : [[関門橋]]および[[中国自動車道]]([[小月インターチェンジ|小月IC]] - [[下関インターチェンジ|下関IC]]間)が開通(県内初の[[高速道路]]) |
* [[1973年]](昭和48年)11月14日 : [[関門橋]]および[[中国自動車道]]([[小月インターチェンジ|小月IC]] - [[下関インターチェンジ|下関IC]]間)が開通(県内初の[[高速道路]])。 |
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* [[1975年]](昭和50年)3月10日 : [[山陽新幹線]]([[岡山駅|岡山]] - [[博多駅|博多]]間)が開業。 |
* [[1975年]](昭和50年)3月10日 : [[山陽新幹線]]([[岡山駅|岡山]] - [[博多駅|博多]]間)が開業。 |
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* [[1983年]](昭和58年) |
* [[1983年]](昭和58年) |
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** [[3月24日]] : [[千代田インターチェンジ|千代田IC]](広島県) - [[鹿野インターチェンジ|鹿野IC]]間開通を最後に中国自動車道が全線開通 |
** [[3月24日]] : [[千代田インターチェンジ|千代田IC]](広島県) - [[鹿野インターチェンジ|鹿野IC]]間開通を最後に中国自動車道が全線開通。 |
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** 第7回[[全国高等学校総合文化祭]]開催 |
** 第7回[[全国高等学校総合文化祭]]開催。 |
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* [[1986年]](昭和61年) : [[全国高等学校総合体育大会]](インターハイ)を山口県を主会場として開催 |
* [[1986年]](昭和61年) : [[全国高等学校総合体育大会]](インターハイ)を山口県を主会場として開催。 |
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* [[1987年]](昭和62年)12月4日 : [[山陽自動車道]][[防府東インターチェンジ|防府東IC]] - [[山口ジャンクション|山口JCT]]間が開通(山陽自動車道県内初の開通区間) |
* [[1987年]](昭和62年)12月4日 : [[山陽自動車道]][[防府東インターチェンジ|防府東IC]] - [[山口ジャンクション|山口JCT]]間が開通(山陽自動車道県内初の開通区間)。 |
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* [[1992年]]([[平成]]4年)[[6月25日]] : 山陽自動車道[[岩国インターチェンジ|岩国IC]] - [[熊毛インターチェンジ|熊毛IC]]間開通により、本線の山口県区間が全通 |
* [[1992年]]([[平成]]4年)[[6月25日]] : 山陽自動車道[[岩国インターチェンジ|岩国IC]] - [[熊毛インターチェンジ|熊毛IC]]間開通により、本線の山口県区間が全通。 |
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* [[2001年]](平成13年) |
* [[2001年]](平成13年) |
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** [[3月11日]] : 山陽自動車道宇部下関線[[宇部ジャンクション|宇部JCT]] - [[下関ジャンクション|下関JCT]]間が開通 |
** [[3月11日]] : 山陽自動車道宇部下関線[[宇部ジャンクション|宇部JCT]] - [[下関ジャンクション|下関JCT]]間が開通。 |
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** [[7月14日]] - [[9月30日]] : [[山口きらら博]]開催 |
** [[7月14日]] - [[9月30日]] : [[山口きらら博]]開催。 |
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* [[2006年]](平成18年) : [[国民文化祭]]・やまぐち2006開催([[11月3日]] - [[11月12日]]) |
* [[2006年]](平成18年) : [[国民文化祭]]・やまぐち2006開催([[11月3日]] - [[11月12日]])。 |
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* [[2011年]](平成23年) : [[東日本大震災]]復興支援 [[第66回国民体育大会]]、[[第11回全国障害者スポーツ大会]]開催([[10月1日]]-[[10月11日]]) |
* [[2011年]](平成23年) : [[東日本大震災]]復興支援 [[第66回国民体育大会]]、[[第11回全国障害者スポーツ大会]]開催([[10月1日]]-[[10月11日]])。 |
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* [[2012年]](平成24年) |
* [[2012年]](平成24年) |
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** [[5月27日]] : 第63回全国植樹祭 開催 |
** [[5月27日]] : 第63回全国植樹祭 開催。 |
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** [[12月13日]] : [[岩国錦帯橋空港]]が開港 |
** [[12月13日]] : [[岩国錦帯橋空港]]が開港。 |
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* [[2015年]](平成27年) |
* [[2015年]](平成27年) |
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** [[7月28日]][[第23回世界スカウトジャンボリー]]が[[山口市]]・[[きらら浜]]で開催 |
** [[7月28日]][[第23回世界スカウトジャンボリー]]が[[山口市]]・[[きらら浜]]で開催。 |
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* [[2016年]](平成28年) |
* [[2016年]](平成28年) |
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** [[3月27日]]:岩国錦帯橋空港 岩国‐沖縄 運航開始 |
** [[3月27日]]:岩国錦帯橋空港 岩国‐沖縄 運航開始。 |
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== 人口 == |
== 人口 == |
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{{Legend|#550000|10.0 % 以上}} |
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{{Multicol-end}}]] |
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{{人口統計|code=35000|name=山口県}} |
{{人口統計|code=35000|name=山口県|image=Demography35000.svg}} |
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[[国立社会保障・人口問題研究所]]が2018年に推計した人口は、2045年の県人口が103万6千人(2015年を100とすると73.7になると予測されている)となっている。市町村別では、下関市 181,656人(同67.7)、山口市 178,452人(同90.4)、宇部市132,461(同78.2)、周南市 107,540人(同74.2)、防府市 101,202人(同87.3)、岩国市 89,637人(同65.5)、下松市 50,419人(同90.3)、山陽小野田市 46,021人(同73.4)、光市 35,636人(同69.4)、萩市 26,119人(同52.7)、柳井市 21,059人(同63.9)、長門市 17,888人(同50.5)美祢市 14,447人(同55.2)、田布施町 10,154人(同66.3)、平生町 8,460人(同66.1)、周防大島町 7,095人(同41.3)、和木町 5,083人(同80.9)、阿武町 1,419人(同 |
[[国立社会保障・人口問題研究所]]が2018年に推計した人口は、2045年の県人口が103万6千人(2015年を100とすると73.7になると予測されている)となっている。市町村別では、下関市 181,656人(同67.7)、山口市 178,452人(同90.4)、宇部市132,461(同78.2)、周南市 107,540人(同74.2)、防府市 101,202人(同87.3)、岩国市 89,637人(同65.5)、下松市 50,419人(同90.3)、山陽小野田市 46,021人(同73.4)、光市 35,636人(同69.4)、萩市 26,119人(同52.7)、柳井市 21,059人(同63.9)、長門市 17,888人(同50.5)美祢市 14,447人(同55.2)、田布施町 10,154人(同66.3)、平生町 8,460人(同66.1)、周防大島町 7,095人(同41.3)、和木町 5,083人(同80.9)、阿武町 1,419人(同41.0)、上関町 913(同32.6)となっている<ref>[https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson18/6houkoku/houkoku.pdf 日本の地域別将来推計人口 -平成 27(2015)~57(2045)年-]</ref>。 |
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== 政治・行政 == |
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=== 国政 === |
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{{Main|衆議院小選挙区一覧#山口県|山口県選挙区}} |
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[[衆議院]]の[[小選挙区]]が4。[[参議院]]では、全県で1区を構成する。 |
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==== 山口県と政治家 ==== |
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{{独自研究|section=1|date=2017年6月}} |
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[[長州藩]]は[[薩摩藩]]とともに[[明治維新]]を主導し、両藩の出身者は[[明治新政府]]の枢要な地位に就いた。薩摩が西南戦争で大打撃を受け多数の人材を失ったのに対し、総帥・[[木戸孝允]]亡き後の世代交代も順調で、[[明治時代]]を通じて形成された[[藩閥|長州閥]]と呼ばれる政治的人脈は山口県出身の有力[[政治家]]を輩出し続ける土壌となった。その結果、山口県は[[大日本帝国憲法]]と[[日本国憲法]]の両方の時代を通じて最も多くの首相(9人)を輩出する都道府県となった。こうした背景から、山口県は「大臣、大将を目指せ」という教育を施すような風土を持ち、政治色が強い土地柄となっている。[[選挙]]では概して[[保守系]]勢力([[自由民主党 (日本)|自由民主党]])が強い支持を集める傾向があり、典型的な『[[保守王国]]』とも称される一方で、革新系の政治指導者も少なからず山口県から輩出しており、[[2010年]](平成22年)に首相に就いた[[菅直人]](16歳まで[[宇部市]]在住)は非保守系(非自民党系)では初の山口県出生の総理大臣となった(菅は東京選挙区から出馬している)。 |
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戦後における山口県出身の有力政治家として、[[内閣総理大臣|首相]]経験者では[[岸信介]]・[[佐藤栄作]]兄弟と[[安倍晋三]]、[[自由民主党総裁選挙|自民党総裁選]]出馬経験者では[[安倍晋太郎]](元[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]で安倍晋三の実父<ref>晋三は東京生まれの東京育ちで、本籍地は山口県大津郡油谷町(現・長門市)である。</ref>)、[[林義郎]](元[[大蔵大臣]])、[[高村正彦]](元外務大臣)、[[閣僚]]経験者では[[田中龍夫]](初代山口県知事、元[[通商産業大臣|通産大臣]])、[[佐藤信二]](元[[運輸大臣]]で佐藤栄作次男)、[[河村建夫]](元[[文部科学大臣]]、元[[内閣官房長官]])、[[吹田愰]](元[[自治大臣]])、[[林芳正]](現[[文部科学大臣]])そのほかの国会議員経験者では[[重宗雄三]](元[[参議院議長]])、[[徳永正利]](元参議院議長)、[[野坂参三]](元[[日本共産党議長]])、[[宮本顕治]](元日本共産党議長)、[[松岡満寿男]](元[[日本新党]]代表幹事)などがいる。 |
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ただし、これらの人物が全て山口県の選挙区からの選出議員というわけではなく、[[参議院]]の[[全国区制|全国区]]・[[比例代表制|比例区]]で選出された者(重宗・徳永・宮本)や、上京後に東京都の選挙区から選出された者(菅・野坂)、逆に東京生まれながら山口県の選挙区から選出された者(安倍晋三)もいる。 |
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{{Main2|その他の山口県出身の政治家については、[[山口県出身の人物一覧#政治家]]を}} |
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== 政治 == |
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=== 県政 === |
=== 県政 === |
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{{Main|山口県知事一覧|山口県庁|山口県議会}} |
{{Main|山口県知事一覧|山口県庁|山口県議会}} |
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* [[山口県知事|知事]] : [[村岡嗣政]](むらおか つぐまさ、 |
* [[山口県知事|知事]] : [[村岡嗣政]](むらおか つぐまさ、3期目) |
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** [[副知事 (日本)|副知事]] 藤部秀則 |
** [[副知事 (日本)|副知事]] 藤部秀則 |
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** [[教育長]] 浅原司 |
** [[教育長]] 浅原司 |
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==== 歴代知事(公選) ==== |
==== 歴代県知事(公選) ==== |
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{{Main|山口県知事一覧}} |
{{Main|山口県知事一覧}} |
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* 初代 [[田中龍夫]](1947年4月5日 - 1953年3月24日、2期) |
* 初代 [[田中龍夫]](1947年4月5日 - 1953年3月24日、2期) |
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* 5代 [[二井関成]](1996年8月22日 - 2012年8月21日、4期) |
* 5代 [[二井関成]](1996年8月22日 - 2012年8月21日、4期) |
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* 6代 [[山本繁太郎]](2012年8月22日 - 2014年1月14日、1期) |
* 6代 [[山本繁太郎]](2012年8月22日 - 2014年1月14日、1期) |
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* 7代 村岡嗣政(2014年2月25日 - 現職、 |
* 7代 [[村岡嗣政]](2014年2月25日 - 現職、3期目) |
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==== 議会 ==== |
==== 県議会 ==== |
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{{See also|山口県議会}} |
{{See also|山口県議会}} |
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=== 国政 === |
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{{Main|衆議院小選挙区制選挙区一覧#山口県|山口県選挙区}} |
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{{See2|山口県出身の政治家については、[[山口県出身の人物一覧#公人]]を}} |
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[[衆議院]]の[[小選挙区]]が4。[[参議院]]では、全県で1区を構成する。 |
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== 経済・産業 == |
== 経済・産業 == |
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=== 産 |
=== 所得・生産額 === |
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[[内閣府]][[経済社会総合研究所]]が行った「令和元年度度県民経済計算」によると、2019年度(令和元年度)の一人あたりの県民所得は325.1万円、名目県内総生産は6兆3505億円([[第一次産業]]300.7億円、[[第二次産業]]2兆5531.4億円、[[第三次産業]]3兆7468.11億円)であった<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/108475.pdf 令和元年度県民経済計算の概要]}} - 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部 2021年3月31日</ref>。[[経済成長率]]は名目+0.5%、実質−0.3%であった。総生産の経済活動別の構成比について全国を1とする[[特化係数]]で比較すると、第一次産業は0.5、第二次産業は1.6、第三次産業は0.8であった。さらに詳しく見ていくと[[鉱業]](特化係数1.8)、[[製造業]](1.7)、[[電気]]・[[都市ガス|ガス]]・[[水道]]・[[廃棄物処理業]]等(1.3)、[[運輸]]・[[郵便]]業(1.1)、[[保健衛生]]・[[社会事業]](1.1)で全国を上回った。製造業の内訳を見ると特に[[化学]](特化係数7.0)、[[窯業]]・土石製品(2.8)、[[石油]]・[[石炭]]製品(2.3)、輸送用機械(1.5)、一次金属(1.2)、[[繊維]]製品(1.2)、金属製品(1.2)で全国を上回った<ref>https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a12500/kenmin/index.html</ref>。 |
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[[山陽地方]]に当たる瀬戸内海側は、重化学[[コンビナート]]を中心とした工業と、高速道路網などを生かした[[物流|流通業]]などが発展しており、[[瀬戸内工業地域]]の一角を成す。一方で、[[山陰地方]]に当たる日本海側は、[[農業]]・[[漁業]]などの[[第一次産業]]と[[観光業]]などのサービス産業が中心である。 |
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=== 経済圏 === |
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かつては宇部・美祢で[[鉱業]]が盛んであり、[[宇部炭鉱]] (宇部市) や[[大嶺炭田|大嶺炭鉱]] (美祢市) で無煙炭を中心とした[[石炭]]が採掘されていた。いずれも現在は閉山しているが、県西部 (宇部市・山陽小野田市など) の[[重化学工業]]地域は元々この炭鉱を背景としている。現在美祢地区では石炭に代わって[[石灰石]]の採掘が行われており、[[セメント]]の製造企業が集中している。一方、周南・岩国などの東部では太平洋戦争当時の海軍燃料廠などに由来する[[石油]]精製コンビナートを展開、[[水酸化ナトリウム|ソーダ]]など化学系の製品製造を主とする工業地域を形成している。 |
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[[経済産業省]]は[[都市雇用圏]]の考え方に基づいて「経済圏」を以下の地域に設定し、その産業特性を以下のように分析している<ref>{{PDFlink|[https://www.meti.go.jp/policy/local_economy/bunnseki/47bunseki/35yamaguchi.pdf 山口県の地域経済分析]}} - 経済産業省, p.54-97</ref>。 |
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[[山陽地方]]に当たる瀬戸内海側は、重化学[[コンビナート]]を中心とした工業と、高速道路網などを生かした[[物流|流通業]]などが発展しており、[[瀬戸内工業地域]]の一角を成す。一方で、[[山陰地方]]に当たる日本海側は、[[農業]]・[[漁業]]などの[[第一次産業]]と[[観光業]]などのサービス産業が中心である。 |
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=== 農業 === |
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農業生産額の割合では、[[米]]が全生産額の34.9%で最も多く、[[野菜]]が24.2%、[[ニワトリ|鶏]](鶏卵・ブロイラー)が14.7%、[[果実]]が6.6%と成っている。<ref>{{Cite web|url=https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500206&tstat=000001015617&cycle=7&year=20180&month=0&tclass1=000001019794&tclass2=000001138686|title=平成30年生産農業所得統計|accessdate=2020年4月20日|publisher=}}</ref> |
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=== 経済 === |
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[[内閣府]][[経済社会総合研究所]]が行った「平成28年度県民経済計算」によると、2016年度(平成28年度)の一人あたりの県民所得は3,048千円で全国15位、県内総生産(生産側・名目)は6兆0875億3300万円で全国24位<ref>{{PDFlink|[https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kenmin/files/contents/pdf/gaiyou.pdf 平成28年度県民経済計算について]}} - 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部 2019年11月29日</ref>。また、[[経済産業省]]が実施した工業統計調査によると、1事業所当たり製造品出荷額は2000年頃から全国首位が続いており、2018年(速報値)は35億8200万円。化学・輸送・石油・鉄鋼の4業種だけで全体の72%を占め、大規模事業所が多いことから1事業所当たりの出荷額を押し上げていると分析されている<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46998660V00C19A7ML0000/|title=事業所当たり製造品出荷額 山口県の首位続く(データで見る地域)|newspaper=日本経済新聞|date=2019-07-07|accessdate=2020-02-19}}</ref>。 |
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経済圏は県内各地域に分散しており、[[経済産業省]]は[[都市雇用圏]]の考え方に基づいた経済圏を以下の地域に設定し、その産業特性を以下のように分析している<ref>{{PDFlink|[http://www.meti.go.jp/policy/local_economy/bunnseki/47bunseki/35yamaguchi.pdf 山口県の地域経済分析]}} - 経済産業省, p.54-97</ref>。 |
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; 岩国経済圏([[岩国市]]・[[和木町]]・広島県[[大竹市]]) |
; 岩国経済圏([[岩国市]]・[[和木町]]・広島県[[大竹市]]) |
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: 農林漁業、建設業、製造業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては化学工業([[三井化学]]など)、パルプ・紙・紙加工品製造業([[日本製紙]]など)の特化係数が高い。 |
: 農林漁業、建設業、製造業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては化学工業([[三井化学]]など)、パルプ・紙・紙加工品製造業([[日本製紙]]など)の特化係数が高い。 |
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: 建設業、製造業、運輸・郵便業、生活関連サービス・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては輸送用機械器具製造業(自動車関連=[[マツダ]]など)が大半を占める。 |
: 建設業、製造業、運輸・郵便業、生活関連サービス・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては輸送用機械器具製造業(自動車関連=[[マツダ]]など)が大半を占める。 |
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; 宇部経済圏([[宇部市]]・[[山陽小野田市]]) |
; 宇部経済圏([[宇部市]]・[[山陽小野田市]]) |
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: 製造業、教育・学習支援業、医療・福祉において産業の集積が見られ、特に製造業においては化学工業([[ |
: 製造業、教育・学習支援業、医療・福祉において産業の集積が見られ、特に製造業においては化学工業([[UBE (企業)|UBE]]など)、窯業・土石製品製造業(UBE・[[太平洋セメント]]など)、電子部品・デバイス・電子回路製造業などの特化係数が高い。 |
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; 下関経済圏([[下関市]]) |
; 下関経済圏([[下関市]]) |
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: 農林水産業、製造業、運輸・郵便業、金融保険業([[山口フィナンシャルグループ]]・[[西中国信用金庫]]など)、学術研究・専門・技術サービス業、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては輸送用機械器具製造業(主に造船=[[三菱重工業下関造船所]]など)、食料品製造業([[林兼産業]]や[[日清食品]]など)、金属製品製造業(暖房・配管機器=[[長府製作所]]・[[神戸製鋼所]]など)に特色が見られる。 |
: 農林水産業、製造業、運輸・郵便業、金融保険業([[山口フィナンシャルグループ]]・[[西中国信用金庫]]など)、学術研究・専門・技術サービス業、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては輸送用機械器具製造業(主に造船=[[三菱重工業下関造船所]]など)、食料品製造業([[林兼産業]]や[[日清食品]]など)、金属製品製造業(暖房・配管機器=[[長府製作所]]・[[神戸製鋼所]]など)、ゴム製品製造業([[ブリヂストン]])に特色が見られる。 |
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; 萩経済圏([[萩市]]・[[阿武町]]) |
; 萩経済圏([[萩市]]・[[阿武町]]) |
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: 農林漁業、建設業、電気・ガス・水道業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られる。 |
: 農林漁業、建設業、電気・ガス・水道業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られる。 |
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山口県が行った「令和元年度市町民経済計算」による、令和元年度の市町内総生産は県全体で6兆3505億円であり、県全体に占める割合は下関市が15.2%でトップ、以下周南市(15%)、山口市(12.9%)、宇部市(9.8%)、岩国市(8.7%)と続く。地域別市町内総生産額は周南地区が1兆7501億円と全体の27.6%を占め、ついで山口・防府地区(21.5%)、宇部・小野田地区(17.2%)、下関地区(15.2%)と続く。 |
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市町民所得は県全体で4兆4074億円であり、県全体に占める割合は下関市が18%でトップ、以下山口市(15.1%)、周南市(13.2%)、宇部市(12.2%)、岩国市(9.1%)と続く。 |
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<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/f/2/1/f21d5bf4fce346785683167343275458.pdf 平成30年度市町民経済計算の概要]}} - 山口県統計分析課2021年3月31日</ref>。 |
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=== 産業 === |
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==== 農業 ==== |
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沿岸部から中山間部までの多様な自然条件や消費地の近さ、交通網の高い整備状況により米や野菜、果物、花、牛肉といった様々な農産物が生産されている。特に[[長州藩]]時代の[[防長三白|四白政策]]以来米作りが盛んに行われており、[[干拓]]や[[棚田]]などの新田開作により[[農地]]が増やされてきた。 |
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米は[[コシヒカリ]]や[[ひとめぼれ]]、[[ヒノヒカリ]]が生産されている。野菜は[[わさび]]や[[れんこん]]、[[トマト]]の生産が盛んで、果物は瀬戸内側で[[温州みかん]]や[[夏みかん]]、中山間部では[[クリ|栗]]の栽培が盛ん。花は[[下関市]]を中心に[[ユリ|ゆり]]、[[バラ]]、[[カーネーション]]、[[菊]]の栽培が盛んである。 |
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畜産においては本県が日本で初めて誕生させ全国唯一である[[無角和種|無角和牛]]<ref name="Akisinonomiya">[[秋篠宮文仁]]、[[小宮輝之]]『日本の家畜・家禽』 学習研究社 <フィールドベスト図鑑> 2009年、ISBN 978-4-05-403506-5 pp.66-67.</ref> や[[和牛]]の原種と言われ国の[[天然記念物]]に指定されている[[見島牛]]が、[[養鶏]]が盛んな[[長門市]]では県オリジナル[[地鶏]]「長州黒かしわ」の飼育が行われている<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.ysn21.jp/furusato/know/04industry/industry01.html#:~:text=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C%E3%81%AF%E3%80%81%E6%B2%BF%E5%B2%B8%E9%83%A8,%E3%81%8C%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%81%93%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E8%BE%B2%E7%94%A3%E7%89%A9%E3%81%AE,%E5%89%B2%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82|title=やまぐちを知ろう!農業編|accessdate=2021-02-18}}</ref>。 |
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農業生産額の割合では、[[米]]が全生産額の34.9%で最も多く、[[野菜]]が24.2%、[[ニワトリ|鶏]](鶏卵・ブロイラー)が14.7%、[[果実]]が6.6%と成っている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500206&tstat=000001015617&cycle=7&year=20180&month=0&tclass1=000001019794&tclass2=000001138686|title=平成30年生産農業所得統計|accessdate=2020-04-20}}</ref>。 |
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==== 水産業 ==== |
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三方が海に面する山口県では古くから水産業が発達しており、下関や萩・長門地区が特に盛んである。近海物の水揚げが多い。後述のクジラ・ふぐの他にも、日本海側の[[イカ]]や[[アジ]]、瀬戸内側の[[アンコウ]]や[[ハモ]]など、海産物の資源が豊富である。 |
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平成21年度の山口県の漁獲量は[[アマダイ]]、[[サザエ]]で全国2位、[[イサキ]]、[[アワビ]]類で全国4位、[[マダイ]]、[[クルマエビ]]、[[マアジ]]で全国5位であり多くの魚種で日本有数の捕獲量を誇る。 |
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[[2020年]]度における県の陸揚量は21,598トンで、[[漁業協同組合]]の登録漁船数は5491隻、総トン数は14,954トン、利用漁船数は7023隻、組合員数は6634人である。 |
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漁港数は94港で、全国で9番目に多い。内訳は第一種漁港54港、第二種漁港34港、第三種漁港2港、[[特定第三種漁港]]1港、第四種漁港3港であり、このうち県管理漁港が7港([[下関漁港]]、[[川尻漁港]]、[[江崎漁港]]、[[見島漁港]]、[[仙崎漁港]]、[[萩漁港]]、[[徳山漁港]])、市町村管理漁港が87港ある<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/109/21957.html|title=山口県の漁港|accessdate=2023-09-16|publisher=山口県}}</ref>。 |
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:; 捕鯨 |
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::[[江戸時代]]に長州藩は漁業を推奨し、特に現在の長門市の通地区や仙崎地区を中心に[[捕鯨]](北浦捕鯨)に力を入れ、「鯨一頭とれば七浦賑わう」と謳われた。北浦捕鯨は[[明治時代]]まで続いたが、[[ロシア]]による[[日本海]]での捕鯨が原因で衰退した。しかし[[ノルウェー式捕鯨]]の導入で[[下関市]]は日本有数の捕鯨基地となった。その後、国際的に反捕鯨運動が盛んになり、また日本が[[国際捕鯨委員会]]に加盟したことで長らく[[商業捕鯨]]は禁止された。[[2019年]]に日本が同委員会を脱退したことで再び商業捕鯨が再開され<ref>[https://www.bbc.com/japanese/48821979 日本が商業捕鯨を再開 IWCから脱退、規制受けず] BBC NEWS 2019年7月1日配信 2021年6月12日閲覧。</ref>、下関市は再び商業捕鯨及び[[調査捕鯨]]の基地となっている。 |
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:; ふぐ(ふく) |
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::下関市は[[ふぐ]]の日本一の取扱量を誇っており、同市[[唐戸市場#南風泊市場|南風泊市場]]では全国のふぐの大半を取り扱っている。ふぐは地元では[[縁起]]を担いで「ふく」と呼ばれて親しまれ([[下関とふく]]を参照)、山口県魚にも指定されている。 |
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:; 水産加工業 |
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::下関市では[[ウニ]]の瓶詰め、[[辛子明太子]]、[[蒲鉾]]を始めとする練り製品で全国有数の生産量を誇る<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.ysn21.jp/furusato/know/04industry/industry03.html|title=平やまぐちを知ろう!水産業編|accessdate=2021-02-18}}</ref>。 |
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==== 鉱業 ==== |
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かつては[[宇部炭鉱]]がある宇部市や、[[大嶺炭田|大嶺炭鉱]]がある美祢市などで、無煙炭を中心とした[[石炭]]採掘が行われていた。いずれも現在は閉山しているが、この鉱業を土台として県西部に[[重化学工業]]地域が発達した。現在美祢地区では石炭に代わって[[石灰石]]の採掘が行われており、[[セメント]]の製造企業が集中している。 |
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==== 工業 ==== |
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全国有数の工業県で、県南部は[[瀬戸内工業地域]]の一角を成している。このうち西部は[[北九州工業地帯|北九州工業地域]]の構成都市とされることもある。 |
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山口県の[[瀬戸内海]]沿岸では[[大正時代]]より[[造船業]]や化学、機械、金属の工場が次々に進出し、[[第二次世界大戦]]中は[[旧日本軍]]の[[工廠]]などが立地した。戦後は周南・岩国などの東部で、太平洋戦争当時の海軍燃料廠などに由来する[[石油化学コンビナート]]が形成されたほか、[[水酸化ナトリウム|ソーダ]]など化学系の製品製造の工場も多く立地した。 |
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[[経済産業省]]が実施した工業統計調査によると、2020年度の製造品出荷額は5兆6169億円(周南市1兆1317.6億円、防府市8170.3億円、下関市6022.6億円)、付加価値額は1兆8643億円、事業所数は1725ヶ所(下関市369ヶ所、宇部市186ヶ所、周南市160ヶ所)、従業者数は9万5292人(下関市1万6141人、防府市1万3266人、周南市1万1619人)、1事業所当たりの製造品出荷額は2000年ごろから全国首位が続いており90億1572万円、1事業所当たりの付加価値額は10億8100万円、従業者1人当たりの付加価値額は1956万円であった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/22/209838.html|title=令和3年経済センサス-活動調査(製造業)結果(山口県分 確報)|date=2023-05-16|accessdate=2023-09-16}}</ref>。特に化学、輸送、石油、鉄鋼、窯業が盛んであり、[[マツダ]](自動車)、[[日立製作所]](鉄道車両)、[[三菱重工業]]・[[三菱造船]](造船)、[[ブリヂストン]](タイヤ)、[[シマノ]](自転車)、[[武田薬品工業]](製薬)、[[マルハニチロ]](食料品)、[[日清食品]](食料品)などの大手メーカーが数多く立地している<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/9/6/3/9631310ee7d0661d5b8e0c09bfd81764.pdf 小学生向け補助教材『山口県の工業』(改訂版)]}} - 山口県商政課2019年5月23日</ref>。 |
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山口県が行った「平成28年度市町民経済計算」によると、地域別市町内総生産額は周南地区が1,510,167百万円で全県の24.8%を占め、ついで山口・防府地区、宇部・小野田地区と続く。一方で、地域別市町民所得額は山口市が1,012,568百万円で全県の23.8を占め、僅差で周南地区が続く(960,439百万円、22.6%)。就業者1人当たり市町内総生産額は第二次産業に特化した和木町が飛び抜けて高く、以下光市、山陽小野田市、周南市、防府市、上関町、下松市、岩国市、山口市、宇部市、美祢市、柳井市、田布施町、下関市、平生町、長門市、萩市、阿武町、周防大島町の順となっている<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/0/0/f/00fdebee11ecb0d0356e336bb2c7aee2.pdf 平成28年度市町民経済計算の概要]}} - 山口県統計分析課2019年7月12日</ref>。 |
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Yamaguchi-Ginko-Bekkan-20020811.JPG|山口銀行・旧本店(下関市)<br />[[1878年]]に[[第百十国立銀行]]として設立。山口県の[[指定金融機関]]。 |
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Ube Industries Ube Chemical Plant.jpg|UBE・宇部地区(宇部市)<br />1897年に採炭会社として設立。炭鉱閉鎖後、日本では初の一般炭輸入を開始し、同地区に日本最大規模の貯炭場を保有する<ref>[http://www.ube-ind.co.jp/japanese/products/energy/energy_01_02.htm 沖の山コールセンター]</ref>。 |
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MCI-iwakuni1.JPG|三井化学・岩国大竹工場(岩国市・和木町)<br / >1958年に操業開始。日本で最初の総合石油化学工場。 |
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=== 主な企業 === |
=== 主な企業 === |
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{{See also|Category:山口県の企業}} |
{{See also|Category:山口県の企業}} |
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==== 山口県内に本社・本店・本部を置く東証 |
==== 山口県内に本社・本店・本部を置く東証プライム上場企業 ==== |
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* [[宇部興産]]([[宇部市]]) |
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* [[エストラスト]]([[下関市]]) |
* [[エストラスト]]([[下関市]]) |
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* [[セントラル硝子]](宇部市) |
* [[セントラル硝子]](宇部市) |
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* [[ファーストリテイリング]]([[山口市]]) - [[ユニクロ]] など |
* [[ファーストリテイリング]]([[山口市]]) - [[ユニクロ]] など |
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* [[山口フィナンシャルグループ]](下関市) - [[北九州銀行]]、[[もみじ銀行]]、[[山口銀行]] |
* [[山口フィナンシャルグループ]](下関市) - [[北九州銀行]]、[[もみじ銀行]]、[[山口銀行]] |
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* [[UBE (企業)|UBE]]([[宇部市]]) - 旧商号:宇部興産 |
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==== 山口県内に生産拠点・主要事業所を置く主な企業 ==== |
==== 山口県内に生産拠点・主要事業所を置く主な企業 ==== |
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* [[シマノ]](下関工場 / 下関市) |
* [[シマノ]](下関工場 / 下関市) |
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* [[シマヤ]](山口工場 / 周南市) |
* [[シマヤ]](山口工場 / 周南市) |
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* [[GMO |
* [[GMOグローバルサイン・ホールディングス]](下関支社/下関市) |
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* [[太平洋セメント]](小野田事務所 / [[山陽小野田市]]) - 旧・小野田セメント |
* [[太平洋セメント]](小野田事務所 / [[山陽小野田市]]) - 旧・小野田セメント |
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* [[武田薬品工業]](光工場 / 光市) |
* [[武田薬品工業]](光工場 / 光市) |
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* [[日立製作所]]([[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]] / [[下松市]]) |
* [[日立製作所]]([[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]] / [[下松市]]) |
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* [[ブリヂストン]](下関工場 / 下関市、防府工場 / 防府市) |
* [[ブリヂストン]](下関工場 / 下関市、防府工場 / 防府市) |
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* [[マツダ]](防府工場 / 防府市、[[MINEサーキット|美祢自動車試験場]] / [[美祢市]]) |
* [[マツダ]]([[マツダ防府工場|防府工場]] / 防府市、[[MINEサーキット|美祢自動車試験場]] / [[美祢市]]) |
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* [[マルハニチロ]](下関工場/[[下関市]]) |
* [[マルハニチロ]](下関工場/[[下関市]]) |
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* [[三井化学|三井化学グループ]](三井化学岩国大竹工場 / 岩国市・[[和木町]]、三井化学西沖工場 / 宇部市、[[下関三井化学]] / 下関市、三井化学岩国大竹工場徳山分工場 / 周南市)- 旧・三井石油化学工業、三井東圧化学、三井武田ケミカル |
* [[三井化学|三井化学グループ]](三井化学岩国大竹工場 / 岩国市・[[和木町]]、三井化学西沖工場 / 宇部市、[[下関三井化学]] / 下関市、三井化学岩国大竹工場徳山分工場 / 周南市)- 旧・三井石油化学工業、三井東圧化学、三井武田ケミカル |
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* [[三菱重工業]]([[三菱重工業下関造船所|下関造船所]] / 下関市) |
* [[三菱重工業]]([[三菱重工業下関造船所|下関造船所]] / 下関市) |
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* [[ヤマダホームズ]](山口工場 / 山口市) |
* [[ヤマダホームズ]] (山口工場 / 山口市)- 旧・エス・バイ・エル、エス・バイ・エル住工 |
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==== 山口県発祥の企業 ==== |
==== 山口県発祥の企業 ==== |
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* [[サンリブ・マルショクグループ]] - 下関市発祥 |
* [[サンリブ・マルショクグループ]] - 下関市発祥 |
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* [[ニチモウ]] - 下関市発祥 |
* [[ニチモウ]] - 下関市発祥 |
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* [[ |
* [[ニッスイ]] - 下関市発祥 |
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* [[マルハニチロ]] - 再編前の[[マルハ]](旧大洋漁業)が下関市発祥 |
* [[マルハニチロ]] - 再編前の[[マルハ]](旧大洋漁業)が下関市発祥 |
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** [[横浜DeNAベイスターズ]] - 大洋漁業の実業団が起源(旧大洋ホエールズ) |
** [[横浜DeNAベイスターズ]] - 大洋漁業の実業団が起源(旧大洋ホエールズ) |
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このほか、かつての[[財閥]]の一つである[[日産コンツェルン]]の創業者たち([[鮎川義介]]・[[久原房之助]]ら)は山口県出身であり、日産コンツェルンの流れをくむ複数の企業の生産拠点が山口県に残っている。 |
このほか、かつての[[財閥]]の一つである[[日産コンツェルン]]の創業者たち([[鮎川義介]]・[[久原房之助]]ら)は山口県出身であり、日産コンツェルンの流れをくむ複数の企業の生産拠点が山口県に残っている。また、[[東芝]]の創業者の一人である[[藤岡市助]]も山口県出身である。 |
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== 交通・生活 == |
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また、[[東芝]]の創業者の一人である[[藤岡市助]]も山口県出身である。 |
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=== 警察 === |
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* [[山口県警察]] |
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県内各警察署については[[山口県警察]]の項目を参照。 |
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== 交通 == |
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=== 鉄道 === |
=== 鉄道 === |
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* [[西日本旅客鉄道|JR西日本]]([[西日本旅客鉄道]]・旧[[日本国有鉄道]]) |
* [[西日本旅客鉄道|JR西日本]]([[西日本旅客鉄道]]・旧[[日本国有鉄道]]) |
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**[[山陽本線]]([[和木駅]] - [[下関駅]]) |
** [[山陽本線]]([[和木駅]] - [[下関駅]]) |
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** [[宇部線]]([[新山口駅]] - [[宇部駅]]) |
** [[宇部線]]([[新山口駅]] - [[宇部駅]]) |
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** [[山口線]]([[新山口駅]] - [[船平山駅]]) |
** [[山口線]]([[新山口駅]] - [[船平山駅]]) |
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** [[小野田線]]([[小野田駅]] - [[居能駅]]、[[雀田駅]] - [[長門本山駅]]) |
** [[小野田線]]([[小野田駅]] - [[居能駅]]、[[雀田駅]] - [[長門本山駅]]) |
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** [[山陽新幹線]]([[新岩国駅]] - [[新下関駅]]) |
** [[山陽新幹線]]([[新岩国駅]] - [[新下関駅]]) |
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* [[錦川鉄道]]([[第 |
* [[錦川鉄道]]([[第三セクター]]) |
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** [[錦川清流線]]([[川西駅 (山口県)|川西駅]] - [[錦町駅]]) |
** [[錦川清流線]]([[川西駅 (山口県)|川西駅]] - [[錦町駅]]) |
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=== 警察 === |
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* [[山口県警察]] |
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==== 警察署 ==== |
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* [[岩国警察署]](岩国市) |
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* [[柳井警察署]](柳井市) |
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* [[光警察署]](光市) |
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* [[下松警察署]](下松市) |
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* [[周南警察署]](周南市) |
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* [[防府警察署]](防府市) |
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* [[山口警察署]](山口市) |
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* [[山口南警察署]](山口市) |
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* [[宇部警察署]](宇部市) |
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* [[山陽小野田警察署]](山陽小野田市) |
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* [[美祢警察署]](美祢市) |
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* [[長門警察署]](長門市) |
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* [[萩警察署]](萩市) |
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* [[下関警察署]](下関市) |
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* [[長府警察署]](下関市) |
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* [[小串警察署]](下関市) |
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=== 道路 === |
=== 道路 === |
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==== 国道・県道 ==== |
==== 国道・県道 ==== |
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{{Main|中国地方の道路一覧#山口県|山口県の県道一覧}} |
{{Main|中国地方の道路一覧#山口県|山口県の県道一覧}} |
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[[1963年]](昭和38年)の[[第18回国民体育大会|山口国体]]開催にあたり、県管理道路(県道と一部の国道)の[[ガードレール]]を特産の[[ナツミカン|夏みかん]]にちなんだ黄色にしようということになった。それ以来県道のガードレールには黄色いものが使われている。 |
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[[1963年]](昭和38年)の[[第18回国民体育大会|山口国体]]開催時より、県管理道路(県道と一部の国道)の[[防護柵 (道路)|ガードレール]]に特産の[[ナツミカン|夏みかん]]にちなんだ黄色が使われている。 |
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; 道の駅 |
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{{main|道の駅一覧 中国地方#山口県}} |
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県内11市町に24箇所の道の駅が開設されている。 |
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=== バス事業者 === |
=== バス事業者 === |
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* [[中国地方の貸切バス事業者#山口県|山口県内の貸切バス事業者一覧]] |
* [[中国地方の貸切バス事業者#山口県|山口県内の貸切バス事業者一覧]] |
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=== |
=== 空港 === |
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* [[山口宇部空港]] |
* [[山口宇部空港]]([[宇部市]]) |
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* [[岩国錦帯橋空港]](岩国 |
* [[岩国錦帯橋空港]]([[岩国市]]) |
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<!-- 各空港の就航路線はここでは表記しない --> |
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=== 主要港湾 === |
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==== [[国際拠点港湾]] ==== |
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* [[下関港]]([[下関市]]) |
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* [[徳山下松港]]([[周南市]]・[[下松市]]・[[光市]]) |
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=== |
==== 重要港湾 ==== |
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* [[岩国港]]([[岩国市]]) |
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山口県の主要港湾は[[下関港]]、[[徳山下松港]](以上[[国際拠点港湾]])、[[岩国港]]、[[宇部港]]、[[三田尻中関港]]、小野田港である。 |
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* [[宇部港]]([[宇部市]]) |
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* [[三田尻中関港]]([[防府市]]) |
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* 小野田港([[山陽小野田市]]) |
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<!-- 漁港は「交通」ではないので「水産業」の項目へ --> |
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=== 航路 === |
=== 航路 === |
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==== 国際フェリー ==== |
==== 国際フェリー ==== |
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* [[関釜フェリー]]({{JPN}}・[[下関港|下関港国際ターミナル]] |
* [[関釜フェリー]]({{JPN}}・[[下関港|下関港国際ターミナル]] - {{KOR}}・[[釜山広域市|釜山]]) |
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* 光陽フェリー({{JPN}}・下関港国際ターミナル |
* 光陽フェリー({{JPN}}・下関港国際ターミナル - {{KOR}}・[[全羅南道]][[光陽市]]) |
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* [[オリエントフェリー]]({{JPN}}・下関港国際ターミナル |
* [[オリエントフェリー]]({{JPN}}・下関港国際ターミナル - {{CHN}}・[[青島市|青島]]) |
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* [[蘇州下関フェリー]]({{JPN}}・下関港国際ターミナル |
* [[蘇州下関フェリー]]({{JPN}}・下関港国際ターミナル - {{CHN}}・[[蘇州市|蘇州]][[太倉市|太倉]]) |
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==== 国内フェリー ==== |
==== 国内フェリー ==== |
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{{div col|colwidth=19em}} |
{{div col|colwidth=19em}} |
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* [[柱島]]航路(岩国市) |
* [[柱島]]航路(岩国市) |
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* [[端島]]航路(岩国市) |
* [[端島 (山口県)|端島]]航路(岩国市) |
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* 黒島航路(岩国市) |
* 黒島航路(岩国市) |
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* 浮島航路(周防大島町) |
* 浮島航路(周防大島町) |
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* [[萩海運#見島航路|見島航路]](萩市) |
* [[萩海運#見島航路|見島航路]](萩市) |
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{{div col end}} |
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=== 上水道 <ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/39/19448.html|title=山口県の水道の現況|publisher=山口県都市計画課|date=2023-07-03|accessdate=2023-09-17}}</ref> === |
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山口県における[[水道]]普及率は2021年時点で94%(全国平均98.2%)である。給水人口構成比は総人口131万5949人に対して[[上水道]]は92.9%(122万2305人)、[[簡易水道]]は0.8%(1万830人)、[[専用水道]]は0.3%(4330人)、未普及人口は6%(7万8484人)である。 |
|||
市町村毎の普及率は和木町100%、上関町99.4%、宇部市99.4%、山陽小野田市99.3%、下松市98.5%、下関市97.2%、萩市95.9%、光市94.9%、長門市94.8%、周南市94.3%、周防大島町94.3%、防府市93.8%、山口市93.1%、美祢市92.7%、岩国市85.4%、平生町79.5%、柳井市78.1%、田布施町66.1%、阿武町66%である。 |
|||
また2021年時点での上水道の給水量は1億6936.9万㎥であり、有収水量(製造された水のうち、料金収入が得られた水量)は1億5022.6万㎥である。簡易水道の給水量は154.9万㎥、有収水量は116.8万㎥である。 |
|||
=== 下水道<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/130/23719.html|title=下水道班・下水道処理人口普及状況|publisher=山口県都市計画課|date=2023-01-20|accessdate=2023-09-17}}</ref> === |
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山口県における公共[[下水道]]普及率は2021年時点で68.1%(全国平均79.7%)、水洗化率(下水道供用区域内に住んでいる人口のうち、[[水洗便所]]を設置して[[汚水]]を下水道で処理している人口の割合)は95.3%(全国平均92.9%)である。また汚水処理人口普及率(下水道のほか集落排水施設、合併処理[[浄化槽]]、[[コミュニティプラント]]を含む)は88.8%(全国平均92.6%)であり、全国26位である。 |
|||
市町村毎の普及率および(水洗化率)は和木町99.5%(100%)、下松市90%(97%)、周南市87.3%(94.5%)、光市81.5%(97.9%)、下関市79%(97%)、宇部市78.6%(96.2%)、防府市70.7%(92.2%)、山口市68.1%(96.8%)、平生町61.7%(94.5%)、山陽小野田市58%(91%)、長門市50.4%(97.7%)、田布施町49%(98%)、萩市45.3%(90.9%)、美祢市37%(95.2%)、岩国市36.3%(92.3%)、柳井市32.3%(89.7%)、周防大島町22.5%(65.7%)である。 |
|||
県内に[[下水処理場]]は41ヶ所あり、うち県管理の処理場は周南浄化センターと[[田布施川]]浄化センターの2ヶ所である。これらの浄化センターは特に[[島田川]]および田布施川の水質悪化を防止するために県の事業として設置されているものである<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/130/23731.html|title=下水道班・流域下水道|publisher=山口県都市計画課|date=2023-03-31|accessdate=2023-09-17}}</ref>。 |
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==== 下水処理場 ==== |
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*山口県 |
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**周南浄化センター |
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**田布施川浄化センター |
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*岩国市 |
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**一文字終末処理場 |
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**岩国南せせらぎセンター |
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**由宇浄化センター |
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**広瀬浄化センター |
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*柳井市 |
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**柳井浄化センター |
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*周防大島町 |
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**東和片添浄化センター |
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**安下庄浄化センター |
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**久賀大島浄化センター |
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*下松市 |
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**下松市浄化センター |
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*周南市 |
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**徳山中央浄化センター |
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**徳山東部浄化センター |
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**新南陽浄化センター |
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**新南陽北部浄化センター |
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**鹿野浄化センター |
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*防府市 |
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**防府浄化センター |
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*山口市 |
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**山口浄化センター |
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**小郡浄化センター |
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**川西浄化センター |
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**秋穂浄化センター |
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**阿知須浄化センター |
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*宇部市 |
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**東部浄化センター |
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**西部浄化センター |
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**楠浄化センター |
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*山陽小野田市 |
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**小野田水処理センター |
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**山陽水処理センター |
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*美祢市 |
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**美祢市浄化センター |
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*長門市 |
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**東深川浄化センター |
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**俵山浄化センター |
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**通浄化センター |
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**黄波戸浄化センター |
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*萩市 |
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**萩浄化センター |
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**須佐浄化センター |
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*下関市 |
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**筋ヶ浜終末処理場 |
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**彦島終末処理場 |
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**山陰終末処理場 |
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**山陽終末処理場 |
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**豊浦中部浄化センター |
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**豊北滝部浄化センター |
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**豊田浄化センター |
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== 医療・福祉 == |
== 医療・福祉 == |
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{{Main|Category:山口県の医療機関}} |
{{Main|Category:山口県の医療機関}} |
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岩国、柳井、周南、山口・防府、萩、宇部・小野田、長門、下関の8つの[[医療圏|二次医療圏]]が設定されている。 |
岩国、柳井、周南、山口・防府、萩、宇部・小野田、長門、下関の8つの[[医療圏|二次医療圏]]が設定されている。 |
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山口県内にお |
山口県内において[[救急医療#三次救急医療|三次救急医療]]を担う[[救命救急センター]]としては、以下の5つがある。 |
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* [[国立病院機構岩国医療センター]](岩国市) |
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* |
* [[地域医療機能推進機構徳山中央病院]](周南市) |
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* |
* [[山口県立総合医療センター]](防府市) |
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* |
* [[山口大学医学部附属病院]](宇部市、[[高度救命救急センター]]設置) |
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* |
* [[国立病院機構関門医療センター]](下関市) |
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なお、萩医療圏と長門医療圏の全域では、これらの機関への[[自動車]]での移動が1時間を越えるため、医療体制や交通網の整備が課題となっている。 |
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{{See2|[[災害拠点病院]]については「[[山口県災害拠点病院]]」を、[[保育所]]については「[[山口県保育所一覧]]」を}} |
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なお、萩医療圏と長門医療圏の全域では、これら4機関への[[自動車]]での移動が1時間を越えるため、医療体制や交通網の整備が課題となっている。 |
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{{Main2|[[災害拠点病院]]については「[[山口県災害拠点病院]]」を、[[保育所]]については「[[山口県保育所一覧]]」を}} |
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== 教育機関 == |
== 教育機関 == |
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=== [[大学]] === |
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(1校) |
'''[[国立大学法人]]'''(1校) |
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* [[山口大学]] |
* [[山口大学]] |
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** |
** 吉田キャンパス(山口市) |
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** |
** 常磐キャンパス(宇部市) |
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** |
** 小串キャンパス(宇部市) |
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'''[[公立大学]]''' |
'''[[公立大学|公立]]'''(4校) |
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(3校) |
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* [[下関市立大学]](下関市) |
* [[下関市立大学]](下関市) |
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* [[山口県立大学]](山口市) |
* [[山口県立大学]](山口市) |
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* [[山陽小野田市立山口東京理科大学]](山陽小野田市) |
* [[山陽小野田市立山口東京理科大学]](山陽小野田市) |
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* [[周南公立大学]](周南市) |
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'''[[私立大学 |
'''[[私立大学|私立]]'''(6校) |
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(11校) |
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* [[岩国短期大学]](岩国市) |
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* [[宇部フロンティア大学]](宇部市) |
* [[宇部フロンティア大学]](宇部市) |
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* [[至誠館大学]](萩市) |
* [[至誠館大学]](萩市) |
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* [[下関短期大学]](下関市) |
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* [[東亜大学]](下関市) |
* [[東亜大学]](下関市) |
||
* [[徳山大学]](周南市) |
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* [[梅光学院大学]](下関市) |
* [[梅光学院大学]](下関市) |
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* [[山口福祉文化大学]](萩市) |
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* [[山口学芸大学]](山口市) |
* [[山口学芸大学]](山口市) |
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ほかに、[[放送大学]]が山口学習センター(山口市)を持つ。 |
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=== [[短期大学]] === |
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'''私立(4校)''' |
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* [[岩国短期大学]](岩国市) |
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* [[下関短期大学]](下関市) |
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* [[山口芸術短期大学]](山口市) |
* [[山口芸術短期大学]](山口市) |
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* [[山口短期大学]](防府市) |
* [[山口短期大学]](防府市) |
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=== [[省庁大学校]] === |
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(1校) |
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* [[水産大学校]](下関市) |
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([[農林水産省]]所管、[[水産研究・教育機構|国立研究開発法人水産研究・教育機構法]]に基づく省庁大学校) |
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=== [[高等専門学校]] === |
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(3校) |
(3校) |
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* [[徳山工業高等専門学校]](周南市) |
* [[徳山工業高等専門学校]](周南市) |
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545行目: | 629行目: | ||
* [[大島商船高等専門学校]](周防大島町) |
* [[大島商船高等専門学校]](周防大島町) |
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=== [[職業訓練校]] === |
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(1校) |
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* [[山口県立下関中等教育学校]](下関市) |
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'''[[省庁大学校]]''' |
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(1校) |
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* [[水産大学校]](下関市) |
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([[農林水産省]]所管、[[水産研究・教育機構|国立研究開発法人水産研究・教育機構法]]に基づく省庁大学校) |
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'''[[職業訓練校]]''' |
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(2校) |
(2校) |
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* [[山口県立西部高等産業技術学校]](下関市) |
* [[山口県立西部高等産業技術学校]](下関市) |
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* 山口県立東部高等産業技術学校(周南市) |
* 山口県立東部高等産業技術学校(周南市) |
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{{ |
{{See2|その他の教育機関については、[[山口県専修学校一覧]]、[[山口県特別支援学校一覧]]、[[山口県高等学校一覧]]、[[山口県中学校一覧]]、[[山口県小学校一覧]]、[[山口県幼稚園一覧]]を}} |
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== マスメディア == |
== マスメディア == |
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=== 新聞 === |
=== 新聞 === |
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==== 全国紙 ==== |
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山口県で販売している[[全国紙]]、および山口県を管轄している支社は以下の通り。 |
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読売・朝日・毎日の各新聞は西部本社(読売は[[福岡市]]、朝日・毎日は[[北九州市]]に立地)、日経は西部支社(福岡市に立地)、産経は西部本部(福岡市に立地)の管轄となっている。産経新聞は[[1997年]](平成9年)頃から発売を休止していたが、産経新聞社九州・山口本部(現・産経新聞西部本部)発足に伴い[[2009年]](平成21年)[[10月1日]]付より山口県での発行を再開した。印刷は[[佐賀県]][[鳥栖市]]の[[毎日新聞社]]工場に委託している。 |
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* [[読売新聞]] - [[読売新聞西部本社|西部本社]](福岡市) |
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なお広島県、島根県に境を接する東部のごく一部では大阪本社発行のものと西部本社(支社・本部)発行のものを並行発売する店舗もある。 |
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* [[朝日新聞]] - [[朝日新聞西部本社|西部本社]](北九州市) |
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* [[毎日新聞]] - [[毎日新聞西部本社|西部本社]](北九州市) |
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* [[日本経済新聞]] - [[日本経済新聞西部支社|西部支社]](福岡市) |
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* [[産経新聞]] - [[産経新聞西部本部|西部本部]](福岡市) |
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なお広島県、島根県に境を接する東部のごく一部では、各紙の大阪本社発行のものと西部本社(支社・本部)発行のものを並んで発売している店舗がある。 |
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山口県で販売している[[全国紙]]は以下の通り。 |
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産経新聞は[[1997年]](平成9年)ごろから発売を休止していたが、産経新聞社九州・山口本部(現・産経新聞西部本部){{efn|西部本部設立、かつ発売休止前までは、大阪本社(摂津市の工場)で製作した夕方18時締切の超早版を鉄道or航空輸送しており、多くのニュースは前々日の記事が掲載されていた。}}発足に伴い[[2009年]](平成21年)[[10月1日]]付より山口県での発行を再開した。印刷は[[佐賀県]][[鳥栖市]]の[[毎日新聞社]]工場に委託している。 |
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* [[読売新聞]]([[読売新聞西部本社]]) |
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* [[朝日新聞]]([[朝日新聞西部本社]]) |
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* [[毎日新聞]]([[毎日新聞西部本社]]) |
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* [[日本経済新聞]]([[日本経済新聞西部支社]]) |
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* [[産経新聞]]([[産経新聞西部本部]]) |
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==== [[地方紙]] ==== |
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; [[ブロック紙]] |
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山口県全域を発行エリアとする地方紙は、'''[[山口新聞]]'''(下関市、日刊、[[みなと山口合同新聞社]]発行)がある。[[中国新聞]]([[広島市]])は[[周南市]]に防長本社を置き、山口県内でも'''中国新聞 山口'''として販売している。かつては[[西日本新聞]]([[福岡市]])も県西部地域で販売していたが、[[2009年]](平成21年)[[3月31日]]をもって山口県での販売を停止し、[[山口市]]と[[下関市]]にあった支局も撤退した。他に[[長周新聞]](下関市、週3回刊、長周新聞社発刊)がある。 |
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* [[中国新聞]](広島市) - [[周南市]]に防長本社を置き、山口県内でも'''中国新聞 山口'''と題して販売している。 |
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かつては[[西日本新聞]]([[福岡市]])も県西部地域で販売していたが、[[2009年]](平成21年)[[3月31日]]をもって山口県での販売を停止し、[[山口市]]と[[下関市]]にあった支局も撤退した。 |
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県内特定地域を発行エリアとする主な地方紙は以下の通り。 |
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; 県域紙 |
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* '''[[山口新聞]]'''(下関市、日刊、[[みなと山口合同新聞社]]発行) |
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; 地域紙 |
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* [[宇部日報]](宇部市、宇部・小野田地域メイン、[[夕刊紙]]) |
* [[宇部日報]](宇部市、宇部・小野田地域メイン、[[夕刊紙]]) |
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* [[瀬戸内タイムス]](光市、週3回刊) |
* [[瀬戸内タイムス]](光市、週3回刊) |
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* [[日刊いわくに]](岩国市、火 - 土曜日発行) |
* [[日刊いわくに]](岩国市、火 - 土曜日発行) |
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* [[日刊新周南]](周南市、下松市、光市、[[夕刊紙]]) |
* [[日刊新周南]](周南市、下松市、光市、[[夕刊紙]]) |
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* 柳井日日新聞(柳井市) |
* [[柳井日日新聞]](柳井市) |
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* [[防長新聞]](岩国市、岩国地域メイン、現在休刊中) |
* [[防長新聞]](岩国市、岩国地域メイン、現在休刊中) |
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他に[[長周新聞]](下関市、週3回刊)がある。 |
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==== 専門紙 ==== |
==== 専門紙 ==== |
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==== スポーツ紙・夕刊紙 ==== |
==== スポーツ紙・夕刊紙 ==== |
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デイリースポーツ(大阪・神戸本社管轄の広島支社のエリア)を除き、西部本社の販売エリアである。なお、日刊スポーツは元々は[[下関市]]のみなと山口合同新聞社の工場に委託印刷した、西部日刊スポーツ新聞社制作の新聞を発行していたが、西部、大阪、名古屋の地域発行本社を合併した[[日刊スポーツ新聞西日本]]が発足した1年後の[[2010年]](平成22年)4月に防府市以東では、広島県[[廿日市市]]の中国新聞社の工場に委託印刷・発行した同大阪本部発行の新聞(山口西部を除く中四国地方向けと同じ)に変更された。 |
デイリースポーツ(大阪・神戸本社管轄の広島支社のエリア)を除き、西部本社の販売エリアである。なお、日刊スポーツは元々は[[下関市]]のみなと山口合同新聞社の工場に委託印刷した、西部日刊スポーツ新聞社制作の新聞を発行していたが、西部、大阪、名古屋の地域発行本社を合併した[[日刊スポーツ新聞西日本]]が発足した1年後の[[2010年]](平成22年)4月に防府市以東では、広島県[[廿日市市]]の中国新聞社の工場に委託印刷・発行した同大阪本部発行の新聞(山口西部を除く中四国地方向けと同じ)に変更された。そのこともあり、県内で販売されるスポーツ新聞は[[福岡ソフトバンクホークス]]や[[アビスパ福岡]]などの福岡県に本拠地を置く話題が多い(デイリー、及び日刊の山口東部向けに関しては[[阪神タイガース]]あるいは[[広島東洋カープ]]または[[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]などの広島を本拠地とするもの)。前述通り産経新聞は発行を再開したものの[[サンケイスポーツ]]は発売されていない。また、かつては[[西日本スポーツ]]も発売されていたが、西日本新聞の山口県撤退と同時に山口県内での発売から撤退した。フジとゲンダイは大阪本社版の早刷りのものをごく一部の駅売りスタンドで発売するのみ。なお、九州スポーツは東京スポーツ系列の新聞であるが、朝刊で扱われているため夕刊紙ではない。 |
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* [[日刊スポーツ]]([[日刊スポーツ新聞西日本]]) - 山口市以西は、下関市に本社を置く[[みなと山口合同新聞社]]で印刷された西部本社版、防府市以東は[[広島県]][[廿日市市]]にある[[中国新聞社]]の工場で印刷された大阪本部版を販売している。{{efn|前述の通り、親会社である朝日新聞は印刷工場は同じだが、東部を含む全県で西部版を印刷している。}} |
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そのこともあって、県内で販売されるスポーツ新聞は[[福岡ソフトバンクホークス]]や[[アビスパ福岡]]などの福岡県に本拠地を置く話題が多い(デイリー、及び日刊の山口東部向けに関しては[[阪神タイガース]]あるいは[[広島東洋カープ]]または[[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]などの広島を本拠地とするもの)。前述通り産経新聞は発行を再開したものの[[サンケイスポーツ]]は発売されていない。また、かつては[[西日本スポーツ]]も発売されていたが、西日本新聞の山口県撤退と同時に山口県内での発売から撤退した。 |
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フジとゲンダイは大阪本社版の早刷りのものをごく一部の駅売りスタンドで発売するのみ。なお、九州スポーツは東京スポーツ系列の新聞であるが、朝刊で扱われているため夕刊紙ではない。 |
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* [[日刊スポーツ]]([[日刊スポーツ新聞西日本]]) - 山口市以西は、下関市に本社を置く[[みなと山口合同新聞社]]で印刷された西部本社版、防府市以東は[[広島県]][[廿日市市]]にある[[中国新聞社]]の工場で印刷された大阪本部版を販売している。 |
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* [[スポーツニッポン]](スポーツニッポン新聞社西部総局) |
* [[スポーツニッポン]](スポーツニッポン新聞社西部総局) |
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* [[九州スポーツ]]([[東京スポーツ|東京スポーツ新聞社西部支社]]) - 下関市に本社を置くみなと山口合同新聞社で紙面を制作・印刷している |
* [[九州スポーツ]]([[東京スポーツ|東京スポーツ新聞社西部支社]]) - 2020年3月まで下関市に本社を置くみなと山口合同新聞社で紙面を制作・印刷していたが、2020年4月以後、毎日新聞社に委託先を変更し、編集は[[大阪府]][[堺市]]の[[高速オフセット]]堺工場内([[大阪スポーツ]]発行元の東スポ大阪支社)に統合、印刷は[[鳥栖市]]・[[北九州市]]にある毎日新聞九州センター工場に委託されることになった。 |
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* [[スポーツ報知]]([[スポーツ報知西部本社]]) - 報知は[[1998年]](平成10年)に九州・山口進出 |
* [[スポーツ報知]]([[スポーツ報知西部本社]]) - 報知は[[1998年]](平成10年)に九州・山口進出 |
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* [[デイリースポーツ]]([[神戸新聞社]]) - 広島版([[中国新聞社]]の廿日市市・[[福山市]]の工場に委託印刷されたもの)を販売 |
* [[デイリースポーツ]]([[神戸新聞社]]) - 広島版([[中国新聞社]]の廿日市市・[[福山市]]の工場に委託印刷されたもの)を販売 |
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=== テレビ・ラジオ放送 === |
=== テレビ・ラジオ放送 === |
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デジタルテレビ・FMラジオの親局送信所及びKRYラジオのFM補完放送のメイン中継局は[[防府市]]の[[大平山 (防府市)|大平山]]。 |
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==== テレビの県域放送局 ==== |
==== テレビの県域放送局 ==== |
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* [[NHK山口放送局]]([[リモコンキーID]]:総合1、Eテレ(教育)2) |
* [[NHK山口放送局]]([[リモコンキーID]]:総合1、Eテレ(教育)2) |
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* [[テレビ山口]](tys;[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|JNN]]、リモコンキーID:3) |
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** [[NHK下関支局]] - 山口放送局の支局、現在は独自放送は行っていない |
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* [[ |
* [[山口放送]](KRY;[[日本ニュースネットワーク|NNN]]、リモコンキーID:4) - 本社:[[周南市]] |
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* [[山口放送]] |
* [[山口朝日放送]](yab;[[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]]、リモコンキーID:5) |
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* [[山口朝日放送]](yab;[[All-nippon News Network|ANN]]、リモコンキーID:5) |
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山口県には[[フジニュースネットワーク|FNN]]/[[フジネットワーク|FNS]]系及び[[TXN]]系列局が存在 |
山口県には県内に本拠を置く[[フジニュースネットワーク|FNN]]/[[フジネットワーク|FNS]]系及び[[TXNネットワーク|TXN]]系列局が存在せず、両系列の[[放送対象地域]]に含まれていないが、[[TVQ九州放送]](テレQ;TXN・福岡県)、[[テレビ西日本]](TNC;FNN・福岡県)、[[テレビ新広島]](tss;FNN・広島県)を[[ケーブルテレビ]]局の[[区域外再放送]]または[[スピルオーバー]]で隣接県の放送局を受信できる世帯が多い。 |
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[[週刊TVガイド]]・[[ザテレビジョン]]等の[[テレビ専門誌]]では、県東部で「広島・島根・鳥取・山口東版」(山口県域局と[[広島県]]域局・[[山陰地方|鳥取県・島根県]]の番組表を収録)を、県西部で「福岡・佐賀・山口西版」(山口県域局と[[福岡県]]域局・[[佐賀県]]域局の番組表を収録)をそれぞれ発行・発売しており、同じ雑誌でありながら同一県内で2種類の冊子を発行、購入ができる。 |
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このため[[テレビ専門誌]]の[[週刊TVガイド]]の地域版は、山口県内を二分し「広島・島根・鳥取・山口東版」「福岡・佐賀・山口西版」として発行されている。かつて刊行されていた[[ザテレビジョン]]も同様であった。 |
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{{See also|民放テレビ全国四波化#山口県}} |
{{See also|民放テレビ全国四波化#山口県}} |
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なおFNNの報道取材は、テレビ西日本<ref>[http://about.smartnews.com/ja/2017/11/24/20171124/ テレビ西日本がスマートニュースのチャンネルプラスに登場] より</ref>が主に担当するが、テレビ新広島<ref>[http://about.smartnews.com/ja/2017/12/13/20171213/ スマートニュースでテレビ新広島のチャンネルが開設] より</ref> や[[山陰中央テレビジョン放送|さんいん中央テレビ]](TSK;FNN・島根県)が担当する場合もある。TXNの場合は系列局の[[TVQ九州放送]]が主に担当する。 |
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==== ラジオの県域放送局 ==== |
==== ラジオの県域放送局 ==== |
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* [[NHK山口放送局]] |
* [[NHK山口放送局]] |
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* [[山口放送]] ([[ |
* [[山口放送]] ([[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN]]/[[全国ラジオネットワーク|NRN]]) |
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* [[エフエム山口]] (FMY;[[全国FM放送協議会|JFN]]) |
* [[エフエム山口]] (FMY;[[全国FM放送協議会|JFN]]) |
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==== コミュニティラジオ局 ==== |
==== コミュニティラジオ局 ==== |
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カッコ後ろの「JW」は [[J-WAVE]] から、「MB」は [[ミュージックバード |
カッコ後ろの「JW」は [[J-WAVE]] から、「MB」は [[ミュージックバード]] からの番組配信あり(無印は自社製作中心)。 |
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* [[エフエム萩]](FM NANAKO / 萩市) - JW |
* [[エフエム萩]](FM NANAKO / 萩市) - JW |
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* [[コミュニティエフエム下関|エフエムしものせき]](COME ON! FM / 下関市) - MB |
* [[コミュニティエフエム下関|エフエムしものせき]](COME ON! FM / 下関市) - MB |
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* [[エフエムきらら]](宇部市) |
* [[エフエムきらら]](宇部市) |
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* [[エフエム周南]](しゅうなんFM / 周南市) - MB |
* [[エフエム周南]](しゅうなんFM / 周南市) - MB |
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* [[ぷらざFM]](FMわっしょい / 防府市)- MB |
* [[ぷらざFM]](FMわっしょい / 防府市) - MB |
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* [[FMながと]](FM AQUA / 長門市) |
* [[FMながと]](FM AQUA / 長門市) |
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* [[FM山陽小野田]](FM |
* [[FM山陽小野田]](FMスマイルウェ〜ブ / 山陽小野田市) - MB |
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==== ケーブルテレビ局 ==== |
==== ケーブルテレビ局 ==== |
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ケーブルテレビの普及率が比較的高く<ref>{{PDFlink|[http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/pdf/catv_genjyou.pdf 総務省発表資料「ケーブルテレビの現状」(平成23年6月)]}}では、日本全体のケーブルテレビ普及率48.8%に対し、山口県全体で56.7%としている。</ref>、特に県央部および宇部・美祢地域をエリアに持つ[[山口ケーブルビジョン]]ではエリア内の加入率を75%以上と公表している<ref>[http://www.c-able.co.jp/gaiyo.html 山口ケーブルビジョン(株)会社概要] より</ref>。 |
ケーブルテレビの普及率が比較的高く<ref>{{PDFlink|[http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/pdf/catv_genjyou.pdf 総務省発表資料「ケーブルテレビの現状」(平成23年6月)]}}では、日本全体のケーブルテレビ普及率48.8%に対し、山口県全体で56.7%としている。</ref>、特に県央部および宇部・美祢地域をエリアに持つ[[山口ケーブルビジョン]]ではエリア内の加入率を75%以上と公表している<ref>[http://www.c-able.co.jp/gaiyo.html 山口ケーブルビジョン(株)会社概要] より</ref>。 |
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{{For2|各局の詳細|:Category:山口県のケーブルテレビ局}} |
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== 通信 == |
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{{Main2|各局の詳細|:Category:山口県のケーブルテレビ局}} |
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山口県は[[インテルサット]]の[[インド洋]]経由の欧州向け、[[太平洋]]経由の米国向けの両方向への通信が可能な位置にあり、[[KDDI山口衛星通信センター]]が山口市にある。当センターではインテルサット・[[インマルサット]]のサービスをしているが、その他、[[スカパーJSAT]]が SUPERBIRD の地上局(山口ネットワーク管制センター)、[[自治体衛星通信機構]]の地上局(山口管制局)も立地している。後者については、[[全国瞬時警報システム]]など最重要ミッションを運用している。 |
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== 文化 == |
== 文化 == |
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=== スポーツ === |
=== スポーツ === |
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==== スポーツチーム ==== |
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{{See also|Category:山口県のスポーツチーム}} |
{{See also|Category:山口県のスポーツチーム}} |
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[[サッカー]]チームは[[レノファ山口FC]]、[[FCバレイン下関]] |
[[サッカー]]チームは[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]の[[レノファ山口FC]]や、社会人サッカーチームである[[FCバレイン下関]]・[[FC宇部ヤーマン]]などがある。かつては[[永大産業サッカー部]]が熊毛郡平生町に本拠地を置いていた。 |
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[[プロ野球]]チームは[[広島東洋カープ]]の[[広島東洋カープ (ファーム)|二軍]]が岩国市の[[広島東洋カープ由宇練習場]]を本拠地としている。また、[[横浜DeNAベイスターズ]](旧大洋ホエールズ)は球団発足当時、下関市の[[下関市営球場]]に本拠地を置いていた。21世紀時点では、広島県に近い県東部は広島東洋カープのファンが、福岡県に近い県西部(下関市など)は[[福岡ソフトバンクホークス]]のファンがそれぞれ多いとされる<ref name="山口新聞2018-10-31"/>。両チームが対戦した[[2018年の日本シリーズ]]の際には、同じチェーンのスーパーマーケットで行われたセールでも、県東部と県西部でそれぞれ優勝セールの対象が異なる{{Efn|例えば、「[[ゆめタウン]]」などを運営する[[イズミ]](本社:広島市)は県内ほぼすべての店舗で広島の優勝セールを行ったが、同社が「九州圏」として位置づけている下関市内の4店舗ではソフトバンクのセールを実施した<ref name="山口新聞2018-10-31"/>。逆に、九州を中心に展開する[[サンリブ]](本社:北九州市)はソフトバンクの優勝セールを行ったが、山口県内では広島と距離の近い下松市の店舗でのみ、広島の優勝セールを実施した<ref name="山口新聞2018-10-31"/>。}}という事象が見られた<ref name="山口新聞2018-10-31">『[[山口新聞]]』2018年10月31日朝刊一面1頁「プロ野球日本一へ広島・福岡決戦 “地元シリーズ”に山口県民ホクホク 小売店、地域分けて応援セール 観戦はどちらも行きやすく」([[みなと山口合同新聞社]] 岩崎新)</ref>。また、[[独立リーグ]]の[[九州アジアリーグ]]に2022年から参加した福岡北九州フェニックスは初年度より[[下関球場]]で公式戦をおこない<ref>[https://kitaq.style/phoenix_0429/ 福岡北九州フェニックスが投手戦を制す 荒巻千尋が3勝目] - キタキュースタイル(2022年4月29日)2023年2月8日閲覧。</ref>、2023年からは球団名を[[北九州下関フェニックス]]に改めている<ref>[https://phoenix2022.co.jp/news/%e7%90%83%e5%9b%a3%e5%90%8d%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/ 球団名変更のお知らせ] - 福岡北九州フェニックス(2022年9月15日)2023年2月8日閲覧。</ref><ref name="ksp230201">[https://phoenix2022.co.jp/news/230201/ 球団名変更のお知らせ] - 北九州下関フェニックス(2023年2月1日)2023年2月8日閲覧。</ref>。 |
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[[野球]]チームは[[広島東洋カープ (ファーム)|広島東洋カープ]]2軍が岩国市の[[広島東洋カープ由宇練習場]]を本拠地としている。また、[[横浜DeNAベイスターズ]](旧大洋ホエールズ)は球団発足当時、下関市の[[下関球場|下関市営球場]]に本拠地を置いていた。 |
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[[バスケットボール]]チームは |
[[バスケットボール]]チームは山口ペイトリオッツが2021-22シーズンから[[ジャパン・バスケットボールリーグ|B3.LEAGUE]]に参加している。2023-24シーズンより[[山口パッツファイブ]]へ改名。 |
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[[ラグビーフットボール|ラグビー]]チームは[[ながとブルーエンジェルス]]があり、[[ウィメンズセブンズシリーズ|太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019]]で総合優勝。 |
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[[陸上競技]]では、[[全日本実業団ハーフマラソン]](山口市・毎年2月)、[[下関海響マラソン]](下関市・毎年11月)、[[防府読売マラソン]](防府市・毎年12月)等のマラソン大会が開催されているほか、全国持ち回り開催の[[全国中学校駅伝大会]]が山口市で開催されたことがある。かつては[[カネボウ陸上競技部]]が防府市に本拠地を置いていた。 |
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[[陸上競技]]では、[[全日本実業団ハーフマラソン]](山口市・毎年2月)、[[下関海響マラソン]](下関市・毎年11月)、[[防府読売マラソン]](防府市・毎年12月)などのマラソン大会が開催されているほか、全国持ち回り開催の[[全国中学校駅伝大会]]が山口市で開催されたことがある。かつては[[カネボウ陸上競技部]]が防府市に本拠地を置いていた。 |
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公営競技は、[[防府競輪場]](防府市)、[[徳山競艇場]](ボートレース徳山)(周南市)、[[下関競艇場]](ボートレース下関)(下関市)、[[山陽オートレース場]](山陽小野田市)がある。 |
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公営競技は、[[防府競輪場]](防府市)、[[徳山競艇場|ボートレース徳山]](周南市)、[[下関競艇場|ボートレース下関]](下関市)、[[山陽オートレース場]](山陽小野田市)がある。 |
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== 特産品・名産品 == |
== 特産品・名産品 == |
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* [[はなっこりー]] - 山口生まれの緑野菜。サイシン([[中国野菜]])と[[ブロッコリー]]を掛け合わせたもの。 |
* [[はなっこりー]] - 山口生まれの緑野菜。サイシン([[中国野菜]])と[[ブロッコリー]]を掛け合わせたもの。 |
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* [[フグ]]・[[アンコウ]]・[[アジ]]・[[イカ]]など - 下関や萩・長門地区では水産業が盛んで、近海物の水揚げが多い。下関市はフグ、アンコウの水揚げが日本一で、長門市では、イカの水揚げが盛んである。 |
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; 水産物 |
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* [[クルマエビ]]- 秋穂町は[[クルマエビ]](車海老、車蝦)の養殖発祥の地でもある。 |
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{{See also|#水産業}} |
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* [[フグ]] |
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* [[アンコウ]] |
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* [[アジ]] |
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* [[イカ]] - 特に長門市で水揚げが盛ん。 |
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* [[クルマエビ]] - 山口市秋穂地区は[[クルマエビ]](車海老、車蝦)の養殖発祥の地でもある。 |
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* 水産加工品(特に[[蒲鉾]]などの[[魚肉練り製品]]) - 萩・長門地区を中心に沿岸各地で盛ん。蒲鉾は宇部・防府でも製造。 |
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; 岩国・柳井地区 |
; 岩国・柳井地区 |
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:* [[岩国寿司]] - [[岩国市]]などで作られる[[押し寿司]]の一種。 |
:* [[岩国寿司]] - [[岩国市]]などで作られる[[押し寿司]]の一種。 |
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:* 岩国レンコン - 通常、レンコンの穴は8個だが岩国レンコンは9個。 |
:* 岩国レンコン - 通常、レンコンの穴は8個だが岩国レンコンは9個。 |
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:* [[高森牛]] - [[岩国市]]周東地域で生産される牛肉の銘柄。 |
:* [[高森牛]] - [[岩国市]]周東地域で生産される牛肉の銘柄。 |
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;周南・下松地区 |
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; 周南・下松地区 |
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:* [[おみくじ]] - おみくじの7割近くは[[周南市]]鹿野地区の[[女子道社]]によって奉製されている。 |
:* [[おみくじ]] - おみくじの7割近くは[[周南市]]鹿野地区の[[女子道社]]によって奉製されている。 |
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:* 徳山みかげ([[御影石]]) - 周南市黒髪島の特産。 |
:* 徳山みかげ([[御影石]]) - 周南市黒髪島の特産。 |
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; 萩・長門地区 |
; 萩・長門地区 |
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:* [[いとこ煮]] - [[萩市]]周辺に伝わる煮物料理。 |
:* [[いとこ煮]] - [[萩市]]周辺に伝わる煮物料理。 |
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:* 水産加工品(特に[[蒲鉾]]などの[[魚肉練り製品]]) - 萩・長門地区を中心に沿岸各地で盛ん。 |
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:* [[ナツミカン|夏みかん]] - 長門市青海島が原産、萩で多く生産される。 |
:* [[ナツミカン|夏みかん]] - 長門市青海島が原産、萩で多く生産される。 |
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:* [[萩焼]] - 萩・長門を中心に生産され、茶器としても有名。 |
:* [[萩焼]] - 萩・長門を中心に生産され、茶器としても有名。 |
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:* [[見島牛]] - 萩市見島で生産される、西洋種の影響を受けていない日本古来の和牛種。年に12頭ほどしか出回らないため、幻の高級肉と呼ばれる。 |
:* [[見島牛]] - 萩市見島で生産される、西洋種の影響を受けていない日本古来の和牛種。年に12頭ほどしか出回らないため、幻の高級肉と呼ばれる。 |
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; 山口・防府地区 |
; 山口・防府地区 |
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:* [[ういろう (菓子)|外郎]] - [[山口市]]を中心に販売。ワラビ粉を使用しているのが特徴。 |
:* [[ういろう (菓子)|外郎]] - [[山口市]]を中心に販売。ワラビ粉を使用しているのが特徴。 |
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:* 大内塗 - 山口市の民芸品 |
:* 大内塗 - 山口市の民芸品 |
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; 宇部・小野田・美祢地区 |
; 宇部・小野田・美祢地区 |
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:* [[宇部蒲鉾|宇部かまぼこ]] - [[宇部市]]で製造されている[[蒲鉾]]。 |
:* [[宇部蒲鉾|宇部かまぼこ]] - [[宇部市]]で製造されている[[蒲鉾]]。 |
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:*[[宇部ラーメン]] - [[宇部都市圏]]で作られている[[ラーメン]]の一種。 |
:* [[宇部ラーメン]] - [[宇部都市圏]]で作られている[[ラーメン]]の一種。 |
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:* [[小野田あさり]] - 山陽小野田市周辺で捕獲される[[アサリ]]。 |
:* [[小野田あさり]] - 山陽小野田市周辺で捕獲される[[アサリ]]。 |
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:* 小野茶 - 宇部市で生産されている[[日本茶]]。 |
:* 小野茶 - 宇部市で生産されている[[日本茶]]。 |
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:* [[大理石]]・[[石灰石]]及びその加工品 - [[美祢市]]・[[秋吉台]]周辺で産出され、[[セメント]]などに用いられる。 |
:* [[大理石]]・[[石灰石]]及びその加工品 - [[美祢市]]・[[秋吉台]]周辺で産出され、[[セメント]]などに用いられる。 |
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:* 厚保クリ - 山口県内最大の[[クリ]]の産地美祢市を中心に生産される。大粒で甘味が強く粘りがあるのが特徴。 |
:* 厚保クリ - 山口県内最大の[[クリ]]の産地美祢市を中心に生産される。大粒で甘味が強く粘りがあるのが特徴。 |
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; 下関 |
; 下関 |
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:* [[辛子明太子]] - 日本最初の辛子明太子業者が下関で作られ、かつては[[下関市]]が取扱量全国第一位であった。 |
:* [[辛子明太子]] - 日本最初の辛子明太子業者が下関で作られ、かつては[[下関市]]が取扱量全国第一位であった。 |
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== 観光 == |
== 観光 == |
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{{Main|山口県の観光地|Category:山口県の自然景勝地}} |
{{Main|山口県の観光地|Category:山口県の自然景勝地}} |
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山口県の各市町村の年間観光客数は、山口県の統計による |
山口県の各市町村の年間観光客数は、山口県の統計による2019年の数値<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a16200/doutai/202006290001.html|title=令和元年山口県の宿泊者及び観光客の動向について|publisher=山口県観光政策課|date=2020-06-30|accessdate=2021-02-17}}</ref> によれば県全体で観光客数が3601.3万人、宿泊客数は大型イベントが無かったことで前年比13.6%減となり、376.2万人であった。市町村別観光客数では、[[下関市#観光スポット|下関市]]が最も多く711.3万人(前年比101.6%)、次いで[[山口市#観光|山口市]]の516万人(84.3%)、[[萩市#観光|萩市]]の451万人(99.1%)、[[岩国市#観光地|岩国市]]の322万人(102.3%)、[[長門市#観光業|長門市]]の241万人(95%)と続く。 |
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外国人観光客数は22%減少し35.7万人、外国人宿泊客数は日韓関係の悪化により14.9%減少し10.4万人となった。構成としては[[中華人民共和国|中国本土]]8.5万人(構成比23.8%)、次いで[[韓国]]約8.3万人(23.2%)、[[台湾]]6.3万人(17.6%)、[[アメリカ]]2.5万人(6.9%)と続く。 |
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発着地別観光客数では県内が2124.2万人(構成比59%)と最も多く、次いで[[中国地方]]421.4万人(11.7%)、[[九州地方]]及び[[沖縄地方]]395.2万人(11%)、[[関東地方]]189.4万人(5.3%)、[[近畿地方]]163.6万人(4.5%)、[[中部地方]]79.7万人(2.2%)、[[四国|四国地方]]52.5万人(1.5%)、[[北海道|北海道地方]]及び[[東北地方]]24.5万人(0.7%)であった。 |
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季節別観光客数では[[春]](3~5月)が989.6万人(構成比27.5%)と最も多く、次いで[[夏]](6〜8月)961.2万人(26.7%)、[[秋]](9〜11月)953.5万人(26.5%)、[[冬]](12〜2月)697万人(19.4%)であった。 |
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温泉は、[[湯田温泉]]、[[川棚温泉]]、[[長門湯本温泉|湯本温泉]]、[[俵山温泉]]など、51泉ある。そのうち、25泉は放射能泉系、9泉は単純温泉系、13泉は塩化物泉系、残り3泉はその他の泉質である。 |
温泉は、[[湯田温泉]]、[[川棚温泉]]、[[長門湯本温泉|湯本温泉]]、[[俵山温泉]]など、51泉ある。そのうち、25泉は放射能泉系、9泉は単純温泉系、13泉は塩化物泉系、残り3泉はその他の泉質である。 |
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有形文化財建造物としては、萩市の[[松下村塾]]、[[萩反射炉]]、萩城下町、[[大板山たたら製鉄遺跡]]、[[恵美須ヶ鼻造船所跡]]が[[世界遺産]]に登録(「[[明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業]]」の構成資産として)、下関市の[[功山寺]]仏殿と[[住吉神社 (下関市)|住吉神社]]本殿、山口市の[[瑠璃光寺]]五重塔が[[国宝]]に指定、[[赤間神宮]]の水天門と回廊 |
有形文化財建造物としては、萩市の[[松下村塾]]、[[萩反射炉]]、萩城下町、[[大板山たたら製鉄遺跡]]、[[恵美須ヶ鼻造船所跡]]が[[世界遺産]]に登録(「[[明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業]]」の構成資産として)、下関市の[[功山寺]]仏殿と[[住吉神社 (下関市)|住吉神社]]本殿、山口市の[[瑠璃光寺]]五重塔が[[国宝]]に指定、[[赤間神宮]]の水天門と回廊などが[[重要無形文化財]]に、萩市の堀内地区・平安古地区・浜崎地区・[[萩市佐々並市伝統的建造物群保存地区|佐々並市地区]]、柳井市の[[柳井市古市金屋伝統的建造物群保存地区|古市金屋地区]]が[[重要伝統的建造物群保存地区]]として選定されている。 |
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== イベント・催事 == |
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=== 過去に開催されたイベント === |
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* [[第18回国民体育大会]] |
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* 第7回[[全国植樹祭]](1956年・防府市) |
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* 昭和61年度全国高等学校総合体育大会 |
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* [[第18回国民体育大会]](1963年・県内一円 / 開閉開式は県営陸上競技場) |
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* [[1998年バレーボール女子世界選手権]] - 予選グループBの会場となった |
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* 昭和61年度[[全国高等学校総合体育大会]](山口総体、1986年・山口県を中心に中国5県で開催) |
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* 国民文化祭・やまぐち2006 |
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* |
* 第14回[[全国豊かな海づくり大会]](1996年・[[長門市]]仙崎漁港) |
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* [[1998年バレーボール女子世界選手権]]・予選グループB([[周南市総合スポーツセンター|徳山市総合スポーツセンター]]) |
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* [[第11回全国障害者スポーツ大会]] |
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* 2002年[[国際捕鯨委員会]] (IWC) 年次総会([[山口県国際総合センター|海峡メッセ下関]]) |
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* 第63回全国植樹祭 |
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* [[国民文化祭]]・やまぐち2006(県内一円 / 開閉開式は[[山口きらら博記念公園多目的ドーム|きらら元気ドーム]]) |
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* 23rd World Scout Jambree ([[第23回世界スカウトジャンボリー]]) |
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* [[第66回国民体育大会]](おいでませ!山口国体、2011年・県内一円 / 開閉開式は[[維新百年記念公園陸上競技場]]) |
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* 山口ゆめ花博(第35回[[全国都市緑化フェア]]) |
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* [[第11回全国障害者スポーツ大会]](おいでませ!山口大会、2011年・県内一円 / 開閉開式は維新百年記念公園陸上競技場) |
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* 第63回全国植樹祭(2012年・[[山口きらら博記念公園]]) |
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* [[第23回世界スカウトジャンボリー]](2015年・[[きらら浜]]) |
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* 第35回[[全国都市緑化フェア]](山口ゆめ花博、2018年・山口きらら博記念公園) |
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=== 例年開催されるイベント === |
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* 2月 |
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** [[下関ふくの日まつり]]([[下関市]]) |
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** [[秋吉台]][[野焼き#山野の野焼き|山焼き]]([[美祢市]]) |
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* 3月 |
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* 4月 |
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** [[維新・海峡ウォーク]](下関市) |
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** [[錦帯橋まつり]]([[岩国市]]) |
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** [[コープやまぐち 生協まつり]](山口市) |
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* 5月 |
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** [[岩国飛行場#基地一般公開|日米フレンドシップデー]](岩国市) |
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** [[青空天国いこいの広場]](山口市) |
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** [[新川市まつり]](宇部市) |
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** [[先帝祭]](下関市) |
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** [[しものせき海峡まつり]](下関市) |
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** [[普賢まつり]](光市) |
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* 6月 |
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* 7月 |
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** [[宇部市花火大会]](宇部市) |
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** [[徳山夏まつり]]([[周南市]]) |
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** [[ながと仙崎花火大会]]([[長門市]]) |
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** [[山口祇園祭]](山口市) |
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* 8月 |
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** [[数方庭祭]](下関市) |
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** [[関門海峡花火大会]](下関市) |
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** [[金魚ちょうちん祭り]]([[柳井市]]) |
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** [[馬関まつり]](下関市) |
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** [[萩夏まつり]]([[萩市]]) |
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** [[山口七夕ちょうちんまつり]](山口市) |
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** [[油谷夏まつり]](長門市) |
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* 9月 |
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* 10月 |
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** [[岩国行波の神舞]](岩国市) |
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** [[UBEビエンナーレ]](宇部市) |
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** [[ツール・ド・しものせき]](下関市) |
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* 11月 |
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** [[狐の嫁入り]](下松市) |
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** [[下関海響マラソン]](下関市) |
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** [[下関さかな祭]](下関市) |
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** [[リトル釜山フェスタ]](下関市) |
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** [[山口天神祭]](山口市) |
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** [[防府天満宮#祭事|防府天満宮御神幸祭]](防府市) |
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** [[萩時代まつり]](萩市) |
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* 12月 |
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** [[周南冬のツリーまつり]](周南市) |
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** [[維新の里 萩城下町マラソン]](萩市) |
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** [[防府読売マラソン]]([[防府市]]) |
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== その他 == |
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=== 中国地方・九州地方の区分 === |
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{{See also|九州・山口地方}} |
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地理的・文化的に福岡県との結びつきが強いことから、日本の各地方に支局や支社を持つ機関や企業において、山口県を九州地方の他県と同じエリアに区分している場合がある。山口県知事は[[九州地方知事会]]と[[中国地方知事会]]の両方に参加している<ref>[https://www.saga-s.co.jp/articles/-/383223]</ref><ref>[https://www.sankei.com/article/20181113-ZACCM6RXV5NXLIADOYYTFI6WU4/]</ref>。 |
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{|class="wikitable" style="text-align:left; font-size:smaller" |
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|- |
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! !!中国地方([[中国四国地方]])として扱うもの!!九州地方と一体に扱うもの |
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|- |
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|'''公的機関'''||[[衆議院]]・[[比例中国ブロック]]<br/>[[財務省]]([[中国財務局]])<br/>[[農林水産省]](中国四国農政局)<br/>[[日本放送協会|NHK]]が用いる地域区分||[[気象庁]]([[福岡管区気象台]]、気象区分「九州北部」に山口県を含む)<br/>[[税関]]([[門司税関]])<br/>[[水産庁]](九州漁業調整事務所) |
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|- |
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|'''民間企業'''||[[ゆうちょ銀行]](中国エリア)<br/>[[NTTドコモ]]([[エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国]])||[[読売新聞]]・[[朝日新聞]]・[[毎日新聞]]・[[日本経済新聞]]・[[産経新聞]]<br>(西部本社/本部/支社) |
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|- |
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|'''スポーツ'''||[[全国高等学校総合体育大会|全国高等学校総合体育大会<インターハイ>]](中国大会)<br/>[[選抜高等学校野球大会]](中国・四国ブロック)|| |
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|- |
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|} |
|||
さらに公的機関では、以下の部局が山口県域を九州地方側と中国地方側に分割して区分している。 |
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{| class="wikitable" style="text-align:left; font-size:smaller" |
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|- |
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! 機関 !! 九州地方側 !! 中国地方側 |
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|- |
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! rowspan=2 | [[国土交通省]][[地方整備局]] |
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! [[九州地方整備局]](港湾空港部の所管事務) !! [[中国地方整備局]] |
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|- |
|||
| 下関市 || 左記以外の地域 |
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|- |
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! rowspan=2 | 国土交通省[[地方運輸局]] |
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! [[九州運輸局]](海事に関する事務) !! [[中国運輸局]] |
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|- |
|||
| 下関市、宇部市、山陽小野田市 || 左記以外の地域 |
|||
|- |
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! rowspan=2 | 国土交通省[[地方航空局]] |
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! [[北九州空港]]事務所 !! [[岩国飛行場#岩国錦帯橋空港|岩国空港]]事務所 |
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|- |
|||
| 下関市、宇部市、山陽小野田市、長門市、美祢市 || 左記以外の地域 |
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|- |
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! rowspan=2 | [[海上保安庁]] |
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! [[第7管区海上保安本部]] !! [[第6管区海上保安本部]] |
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|- |
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| 下関市、宇部市、山陽小野田市、長門市、美祢市、萩市 || 左記以外の地域 |
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|- |
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! rowspan=2 | [[防衛省]] |
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! [[九州防衛局]]長崎防衛支局 !! [[中国四国防衛局]] |
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|- |
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| 下関市 || 左記以外の地域 |
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|} |
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[[日本小型船舶検査機構]]は岩国市・柳井市・田布施町・平生町・上関町・和木町・周防大島町を広島支部が管轄し、それら以外の地域を福岡県北九州市・京築地域とともに下関支部が管轄している<ref>[https://jci.go.jp/branch/shimonoseki.html]</ref>。 |
|||
民間経済団体である[[九州経済連合会]]はかつて「九州・山口経済連合会」と称し、改称後も下関市や宇部市を中心に山口県に本社を置く企業や大学など21法人が加盟している<ref>{{Cite book |和書 |author = 山本栄一郎 |title = 山口「地理・地名・地図」の謎 |date = 2015 |publisher = 実業之日本社 |series = じっぴコンパクト |isbn = 9784408455365 |ref = harv }}pp.112-113</ref><ref>[https://www.kyukeiren.or.jp/aboutmember/index.php?category=result&name=&area_id=180&master_committee_id=]</ref>。[[中国経済連合会]]と重複会員もおり、[[山口銀行]]は九州経済連合会と中国経済連合会の両方で副会長を務めている<ref>[https://www.kyukeiren.or.jp/aboutus/index.php?menu=officer]</ref><ref>[http://chugokukeiren.jp/about/yakuin.html]</ref>。 |
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=== オーストラリアとの比較 === |
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「山口県の形状は[[オーストラリア]]と似ている」と[[山口県庁]]の[[広報|広報広聴課]]が述べたことがある<ref name=":0">{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/portal/tokushu/australia01.html |title=特集「妄想オーストラリアの旅」 山口県でオーストラリア気分を満喫!?(その1) |accessdate=2022-01-22 |publisher=[[山口県庁]] 広報広聴課 |date=2012}}</ref>。 |
|||
[[2012年]](平成24年)、[[2014 FIFAワールドカップ|2014 FIFAサッカーワールドカップ]]に向けた[[2014 FIFAワールドカップ・アジア4次予選|アジア最終予選]]の「[[サッカー日本代表|日本代表]] 対 [[サッカーオーストラリア代表|オーストラリア代表]]」戦がオーストラリアで開催されることに際して、同課は「山口県とオーストラリアの形って似てるよね!」と述べた上で、「オーストラリアへ([[観戦]]に)行けない人は、山口県でオーストラリア気分を楽しみましょう!」と、[[役所|県庁]]の[[ホームページ]]に特集記事を掲載した<ref name=":0"/>。 |
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同課はオーストラリア(豪州)の[[名所]]を山口県の名所になぞらえ、次のように県内の[[観光地]]を紹介した<ref name=":0"/><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/portal/tokushu/australia02.html |title=特集「妄想オーストラリアの旅」 山口県でオーストラリア気分を満喫!?(その2) |accessdate=2022-01-22 |publisher=[[山口県庁]] 広報広聴課 |date=2012}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/portal/tokushu/australia03.html |title=特集「妄想オーストラリアの旅」 山口県でオーストラリア気分を満喫!?(その3) |accessdate=2022-01-22 |publisher=[[山口県庁]] 広報広聴課 |date=2012}}</ref>。 |
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{| class="wikitable" style="text-align:left; font-size:smaller" |
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|+豪州の名所と山口県の名所との比較 |
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!豪州の名所 |
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!豪州内の位置 |
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!山口県の名所 |
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!山口県内の位置 |
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|[[サンコープ・スタジアム]](試合会場の[[芝]]グラウンド) |
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|東部 |
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|[[蜂ヶ峯総合公園]](芝生の広場がある) |
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|東部 |
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|[[シドニー・ハーバー・ブリッジ|ハーバー・ブリッジ]] |
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|東南部 |
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|[[錦帯橋]] |
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|東南部 |
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|- |
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|[[ウルル]](エアーズロック) |
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|中央部 |
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|[[秋吉台]] |
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|中央部 |
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|[[バオバブ]]の木 |
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|西部 |
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|[[川棚のクスの森|クスの森]] |
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|西部 |
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|[[国鳥]]の[[エミュー]] |
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|エミュー牧場 |
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|西部の[[蓋井島]] |
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|[[グレートバリアリーフ]](世界最大の[[サンゴ礁]]) |
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|東部沖の[[珊瑚海]] |
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|[[ニホンアワサンゴ]]群生地 |
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(世界最大級) |
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|東部沖の[[屋代島|周防大島]] |
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|[[ペニンシュラ温泉]] |
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|南東部の[[メルボルン]] |
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|[[上関海峡温泉]] |
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|南東部の[[上関町]] |
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|- |
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|[[パッフィンビリー鉄道]](国内最古の[[蒸気機関車]]) |
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| |
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|[[SLやまぐち号]](県の象徴のひとつ) |
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|- |
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|[[シドニー・オペラハウス|オペラハウス]]([[近代建築|近代建築物]]) |
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|海沿い |
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|[[下関市立しものせき水族館|海響館]](近代建築物) |
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|海沿い |
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|} |
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; 反響 |
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この記事は3年後の[[2015年]](平成27年)に日本の[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]上で話題になった<ref name=":1">{{Cite news|title=「山口県とオーストラリアは似てる」 県庁公式サイトが訴える10個の共通点とは?|newspaper=[[ハフィントン・ポスト]]|date=2015-12-16|url=https://www.huffingtonpost.jp/2015/12/15/yamaguchi-australia_n_8815172.html|author=安藤健二|accessdate=2022-01-29}}</ref><ref name=":2">{{Cite news|title=山口と豪州「似てる」と話題に 県庁HPが示す「10の理由」に驚き|newspaper=[[withnews]]|date=2015-12-17|url=https://withnews.jp/article/f0151217001qq000000000000000W00o0401qq000012850A|author=若松 真平|accessdate=2022-01-29}}</ref>。『[[Twitter]]』などでは本企画を賞賛する声のほか、「山口県は[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]([[山口市]])の求心力が強くなく、[[岩国市|岩国]]・[[周南市|周南]]・[[宇部市|宇部]]・[[下関市|下関]]などの都市が割拠している。その点もオーストラリアに似ている」などの意見もみられた<ref name=":1"/>。 |
|||
また、「山口県よりも[[四国]]のほうがオーストラリアと似ている」<ref name=":1"/>、「オーストラリア似といえば四国や[[神奈川県]]だと思っていた」「[[福島県]]のほうが似ている」<ref name=":2"/> といった指摘も寄せられた。さらに、福島県の観光情報メディア『[[福島TRIP]]』は、「福島県のほうがオーストラリアに似ているのでは」として同様の観光案内記事を掲載した<ref>{{Cite news|title=【福島版】山口県より似てる!?妄想オーストラリアの旅|newspaper=[[福島TRIP]]|date=2015-12-21|url=https://www.fukushimatrip.com/4488|author=臼井 翼|accessdate=2022-01-29|publisher=[[株式会社ハタフル]]}}</ref>。 |
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2015年12月、広報広聴課の担当者は[[朝日新聞社]]の取材に対し、「当時、サッカーワールドカップ最終予選のオーストラリア戦が話題となっていたので、(中略)山口県の話題化をはかりたいと考えた」「3年前の記事なので、正直驚いている。今後とも、山口県に関心を持っていただけるように、魅力を発信していきたい」などと回答した<ref name=":2"/>。 |
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== 山口県を舞台とした作品 == |
== 山口県を舞台とした作品 == |
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733行目: | 1,009行目: | ||
== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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{{Reflist}} |
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{{Notelist}} |
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=== 出典 === |
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{{Reflist|2}} |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
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<!-- 本文記事を理解する上での補足として役立つ、関連性のある項目へのウィキ間リンク、ウィキリンク。可能なら本文内に埋め込んで下さい。 --> |
<!-- 本文記事を理解する上での補足として役立つ、関連性のある項目へのウィキ間リンク、ウィキリンク。可能なら本文内に埋め込んで下さい。 --> |
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{{ウィキポータルリンク|日本の都道府県/山口県|[[画像:Flag map of Yamaguchi Prefecture.svg|48px|Portal:日本の都道府県/山口県]]}} |
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{{Multimedia|山口県の画像}} |
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{{Sisterlinks|wikt=|b=|q=|s=|commons=Yamaguchi prefecture|commonscat=Yamaguchi prefecture|n=|v=no|voy=Yamaguchi (prefecture)|d=Q127264|species=Yamaguchi prefecture}} |
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* [[:Category:山口県]] |
* [[:Category:山口県]] |
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* [[山口県民の歌]](県民歌) |
* [[山口県民の歌]](県民歌) |
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* [[日本の地方公共団体一覧]] |
* [[日本の地方公共団体一覧]] |
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* [[日本の地理]]、[[日本の地域]] |
* [[日本の地理]]、[[日本の地域]] |
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* [[山口県の廃止市町村一覧]] |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/ 山口県] |
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* [https://www.oidemase.or.jp/ おいでませ山口へ] - 山口県観光連盟 |
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*{{Twitter|pref_byamaguchi|山口県防災}} |
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*{{Twitter|CoronaYamaguchi|山口県新型コロナウイルス感染症対策本部}} |
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2024年11月23日 (土) 23:57時点における最新版
やまぐちけん 山口県 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方 | ||||
団体コード | 35000-1 | ||||
ISO 3166-2:JP | JP-35 | ||||
面積 |
6,113.00km2 | ||||
総人口 |
1,277,821人[編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 209人/km2 | ||||
隣接都道府県 |
島根県 広島県 福岡県 大分県[1] 愛媛県 | ||||
県の木 | アカマツ | ||||
県の花 | 夏みかんの花 | ||||
県の鳥 | ナベヅル | ||||
他のシンボル |
県の魚:フグ 県の獣:ホンシュウジカ 県の石:石灰岩、銅鉱石、美祢層群の植物化石 県の歌:山口県民の歌 | ||||
山口県庁 | |||||
知事 | 村岡嗣政 | ||||
法人番号 | 2000020350001 | ||||
所在地 |
〒753-8501 山口県山口市滝町1番1号 北緯34度11分10秒 東経131度28分13秒 / 北緯34.1861度 東経131.4703度座標: 北緯34度11分10秒 東経131度28分13秒 / 北緯34.1861度 東経131.4703度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキポータル | 日本の都道府県/山口県 | ||||
ウィキプロジェクト |
山口県(やまぐちけん)は、日本の中国地方に位置する県。県庁所在地は山口市。
概要
[編集]本州の最西端に位置している。県土の大半は山陽地方に含まれ、県北部の北浦地区が山陰地方の西端に当たるとされる[2]。
県庁所在地は県央部の山口市、人口および経済面での最大の都市は県西端の下関市。人口や経済力は瀬戸内海沿岸(山陽側)に偏っているが、人口10万~20万人台の都市が主に山陽本線上に6市点在し(人口10万人以上の市の数は広島県・栃木県・三重県と同数)、分散型の都市構造を形成していることもあり、県内に突出した人口を有する都市(プライメイトシティ)は存在しない。経済・生活圏の面では、県西部は福岡県、県東部は広島県との繋がりが深く、中央部の山口都市圏は小規模である(詳細は#地域圏を参照)。
瀬戸内海側の各都市は古くから海運に恵まれ、近代以降は化学工業・セメント・石油産業などに代表される各種工業が発達し、現在では瀬戸内工業地域を構成する工業県である(詳細は#産業を参照)。また山陽新幹線や山陽自動車道、中国自動車道など西日本の大動脈がこれらの都市を経由している。日本海側もかつて北前船が経由した港町が点在する。
八地方区分では山口県は中国地方に区分されるが、関門海峡・周防灘を挟み近接する九州とともに「九州・山口地方」などと称される場合もある[3]。詳細は#中国地方・九州地方の区分の項目を参照。
水産業は下関市・長門市・萩市を中心に盛んで、特に南風泊市場(下関市)が日本一の市場取扱量を占めるふぐが有名である。(詳細は#水産業を参照)。
農業は全県で米栽培が行われ、福岡・広島の大消費地を背景とした野菜等の農業も発達している。また瀬戸内海側の東部では温州みかんなどの柑橘類が栽培され、山口県の花には夏みかんの花が指定されている(詳細は#農業を参照)。
歴史的には令制国の長門国と周防国に相当することから、防長(ぼうちょう)という別名を持つ。また両国は江戸時代に毛利氏・長州藩に統治されていたことから、俗に山口県全体を長州(ちょうしゅう)と呼ぶこともある。幕末から明治維新にかけて薩長土肥の一角を占め、吉田松陰・高杉晋作・伊藤博文・木戸孝允・井上馨ら偉人や要人を多数輩出した。特に薩長同盟を結んだ薩摩藩(現在の鹿児島県に相当)ととも、に明治維新の中心的な役割を果たした。日本の内閣総理大臣のうち8人が山口県出身者[4]であることも、その所以である。
地形・地域
[編集]地形
[編集]南側を瀬戸内海(広島湾・伊予灘・周防灘)、西側と北側を日本海(響灘)と、三方を海に囲まれており、日本海側・瀬戸内海側双方に有人離島が多数ある。やや東西に長い県土をもち、中央部を中国山地が東西に横断している。島根県や広島県に接する東部に1,000mを超える山が存在し、最高峰は島根県境に位置する寂地山(1,337m)である。全体として急峻な山は少ない。
中国山地に水源を発する河川として、一級水系の佐波川および小瀬川、二級水系の錦川、椹野川、厚東川、木屋川、阿武川、島田川などがある。平地は各河川の河口部にあるいくつかの小規模な平野、および山に囲まれた盆地や谷底平野に限られる。県の森林率は71%と、全国平均67%より若干高い[5]。
地質においては古生代、中生代から第四紀に至るまで多様な岩石が分布している地域で、日本最大のカルスト台地である秋吉台や、カルデラ地形や溶岩台地などを有する萩ジオパーク[6]がある。
気候
[編集]外海と内海の両方に面し、中央部に山地が横たわるという地理的条件上、同じ県内でも気候に大きな違いが見られる。瀬戸内海側気候の地域は温暖少雨、日本海側気候の地域は冬に積雪がある。内陸部はやや日本海側に近い。
気象台の天気予報や注意報・警報における区分も、一次細分区域が北部・東部・中部・西部と比較的細かく分割されている(詳細は下関地方気象台#天気予報区分を参照)。
いずれの地域も風水害や地震が比較的少ない[8]とされるが、梅雨期は広島県と同様に梅雨前線と暖湿流の影響で大雨となりやすい上、急傾斜地崩壊危険箇所等の数も広島県に次いで全都道府県で2位[9] であり、表層に堆積した真砂土による土砂災害が発生しやすく、近年でも平成21年7月中国・九州北部豪雨や平成25年7月28日の島根県と山口県の大雨で被害を受けている地域がある。
自然公園
[編集]地域圏
[編集]地域圏にはいくつかの区分方法があるが、一例として山口県による 8つの広域都市圏 がある[注釈 1]。下関広域都市圏と長門広域都市圏は、広域都市圏内で合併が進み、圏内1市となった。
なお都市圏としては、県西部の下関市は福岡県北九州市とともに関門都市圏の核都市となっており、宇部市・山陽小野田市・美祢市などが同都市圏に含まれるほか、県東部の岩国市・和木町などは広島県広島市を核都市とする広島都市圏に含まれる。
以下に記載する人口は、2024年12月1日現在。なお、山口県の総人口は1,277,821人[10]。
地区 | 広域都市圏 (通称;読み) |
構成市郡 | 圏域人口 (人) |
---|---|---|---|
岩柳 | 岩国広域都市圏 (岩国・玖珂地域;いわくに・くが-) |
岩国市・玖珂郡 (1市1町) |
127,034 |
柳井広域都市圏 (柳井・大島地域;やない・おおしま-) |
柳井市・熊毛郡・大島郡 (1市4町) |
68,359 | |
周南 | 周南広域都市圏 (周南地域;しゅうなん-) |
周南市・下松市・光市 (3市) |
233,713 |
山防 | 山口・防府広域都市圏 (県央地域) |
山口市・防府市 (2市) |
301,144 |
厚狭 | 宇部・小野田広域都市圏 (宇部・美祢地域;うべ・みね-/厚狭地域;あさ-) |
宇部市・山陽小野田市・美祢市 (3市) |
234,067 |
豊関 | 下関広域都市圏 (豊関地域;ほうかん-) |
下関市(1市) | 240,447 |
長北 | 長門広域都市圏 (長門大津地域;ながと・おおつ-) |
長門市(1市) | 29,598 |
萩広域都市圏 (萩地域) |
萩市・阿武郡 (1市1町) |
43,459 |
- 基本的に旧郡単位で広域都市圏の線引きがなされている(かつては複数の広域都市圏にまたがる旧郡も存在した)。ここでいう広域都市圏は、基本的に地域圏であって都市圏ではない。
- 気象予報の二次細分区域は上記の広域都市圏と微妙に異なる。詳細は気候の項を参照。
自治体
[編集]基礎自治体は、以下の13市・4郡・6町がある(自治体コード順)。山口県では、町はすべて「ちょう」と読む。村は2006年(平成18年)3月20日の本郷村の合併に伴って消滅している。
歴史
[編集]県名の由来
[編集]廃藩置県の際、県庁が置かれた山口町(現・山口市)の町名がそのまま県名に採用された。山口盆地を指して「山の入り口」の意味で名付けられたとする説が広く紹介されているが、確定的な説はない[11]。
先史
[編集]- 今から約2万5千年前、鹿児島県錦江湾の奥にそびえる姶良火山が大爆発し、火山灰が1500キロも離れた本州の最北端津軽海峡まで降り注いだ。山口県周辺では50 - 70cm程度の堆積があった。
- 古くは大陸文化の窓口として栄え、綾羅木郷遺跡や土井ヶ浜遺跡などの弥生遺跡が多数残る。
- 現在の長門市油谷に世界三大美女のうちの一人といわれる楊貴妃が流れ着いたという伝説がある[12]。
- 伊都都比古(いつつひこ)は防長地方で文献(『日本書紀』垂仁天皇二年条)に見える最初の人物であり、穴戸に大きな勢力を持つ豪族がいたことを示す伝承である。また、神功皇后紀には穴戸国造の践立直が見える。さらに防長地方が朝鮮半島に至るルートの中継地であったことを示すのが雄略天皇九年条である。これらの伝承から4世紀ごろには既に防長地方は大和政権の勢力下に入っていたと考えられている。そして、4世紀から5世紀にかけて、各地に派遣された豪族は国造という地方行政官に任命された。「国造本紀」によれば、周防部で周防国造、大島国造、波久岐国造、都怒国造、長門部で穴戸国造、阿武国造の六国造が存在した。
古代
[編集]- 飛鳥時代には、宇佐神宮の勧請により松崎八幡宮(650年、大化6年、萩市)が建立された。古代神社があることからすればその一帯には鉱山があり、古くから鉱業によって栄えたと見られる。百済復興のための戦争(白村江の戦い)での敗戦により渡来人も増加し、国防最前線として朝鮮式の山城も築かれた。『日本書紀』によれば天智天皇9年に「長門城一・筑紫城二」を築いたという。この長門の城については呼称も位置も明らかでない。
- 奈良時代以降は、長門・周防の2国が設置され、国府は、長門が下関市長府、周防が防府市におかれた。日本唯一の鋳銭所が最初は下関市、のちに山口市に置かれていた地域で、奈良時代から平安時代初期の貨幣が鋳造された。今も山口市には鋳銭司(すぜんじ)という地名や学校名(山口市立鋳銭司小学校)がある。
- 平安時代末期には源平合戦(治承・寿永の乱)の最終決戦地となり、元暦2年/寿永4年3月24日(1185年4月25日)の壇ノ浦の戦いで平家(伊勢平氏)が滅亡。その内乱の際に焼失した奈良の東大寺を復興するため、重源の指導のもとで周防が東大寺料国となった。
中世
[編集]- 鎌倉時代には、元寇の危機への最前線司令部として下関市に長門探題が設置された。
- 南北朝時代には、周防の大内氏と長門の厚東氏が防長の覇を競ったが、ほどなく大内氏が勝利した。
- 室町時代、守護大名大内氏の城下町山口は日本最大規模の4万人都市として盛え、「西京」(さいきょう;Western Kyoto)の異名を獲った。雪舟、フランシスコ・ザビエル・連歌師宗祇などが訪れ、足跡を残した。
- 戦国時代(室町時代後期)でも大内氏が周防・長門両国を支配したが、天文24年10月12日(1555年10月27日)から弘治3年4月3日(1557年5月1日)にかけて安芸国から侵攻した毛利元就が行った防長経略により、両国は毛利氏の領国となった。
近世
[編集]- 慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)の関ヶ原の戦いでは、中国地方全域を支配していた毛利氏は西軍に参加。毛利輝元が総大将となったが、毛利勢は一族の吉川広家が徳川家康に内通したため戦闘に参加せず。西軍の敗戦後は吉川広家の取り成しで毛利家は改易を免れ、減封されて防長2州を領有。以後、幕末まで毛利氏の支配する土地となる。
- 天保3年(1831年) : 参加者数10万人以上に及ぶ大規模な一揆、長州藩天保一揆(防長大一揆)が勃発[13]。
- 天保9年(1838年) : 藩主毛利敬親に登用された村田清風による藩政改革が開始される。
- 文久3年(1863年) : 毛利敬親が山口に新たな藩庁を築いて移住。以後、長州藩(萩藩)は「山口藩」と称される。
- 文久3年(1863年) - 文久4年/元治元年(1864年) : 下関戦争(馬関戦争)。外国船に発砲し、4国の連合軍による報復攻撃で馬関砲台などが一方的に壊滅状態となる。以後、藩の大勢は攘夷から開国路線に転じる。
- 元治元年(1864年) - 慶応2年(1866年)2度にわたる江戸幕府の長州征伐。藩内部の権力闘争が続いていたが、第二次長州征伐では奇兵隊を率いた高杉晋作らの活躍で幕府軍を撃退。以後、尊皇倒幕で藩論を集約し、明治維新の原動力としてその名を残す。
近・現代
[編集]- 明治4年(1871年) : 旧暦6月に長州藩(周防山口藩)が徳山藩を併合、旧暦7月には廃藩置県により(周防)山口藩・岩国藩・長府藩・清末藩を廃し、山口県・岩国県・豊浦県・清末県の4県が置かれる。旧暦11月に4県が合併し山口県となり県庁を現山口市に置いたが、自治体としては産業や旧国府所在地、市制の古さなどから下関市が有力候補となっていた。
- 1876年(明治9年) : 前原一誠らによる萩の乱が起こる。
- 1885年(明治18年) : 内閣制発足に伴い、山口県出身の伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任。以後、山口県からは多くの内閣総理大臣を輩出する(後述)。
- 1889年(明治22年) : 4月に市制・町村制施行。1市(赤間関市=あかまがせき;現在の下関市)4町(柳井津町 = やないつ;現・柳井市、山口町 = 現・山口市、萩町 = 現・萩市、岩国町 = 現・岩国市)と224村の計229市町村となる。
- 1901年(明治34年) : 山陽鉄道により神戸 - 馬関(現在の下関間)の鉄道が全通(現在の山陽本線)。
- 1905年(明治38年) : 山陽汽船が関釜連絡船の運航を開始。以後、下関は日本と大陸(朝鮮半島)を結ぶ重要な交通拠点となる。
- 1928年(昭和3年)12月20日:防長先賢堂および山口県立山口図書館が完成[14]。
- 1941年(昭和16年) : 太平洋戦争勃発。戦争末期には下関・宇部・徳山の各都市が空襲を受ける。
- 1942年(昭和17年) : 関門鉄道トンネル開通。初めて九州と陸路で結ばれる。
- 1949年(昭和24年) : 県内初の新制大学、国立山口大学が開校。
- 1955年(昭和30年) : 秋吉台や秋芳洞が秋吉台国定公園として国定公園に指定。
- 1956年(昭和31年) 4月7日 : 第7回全国植樹祭開催。
- 1963年(昭和38年) : 第18回国民体育大会開催。
- 1966年(昭和41年) : 宇部空港(現・山口宇部空港)開港。
- 1973年(昭和48年)11月14日 : 関門橋および中国自動車道(小月IC - 下関IC間)が開通(県内初の高速道路)。
- 1975年(昭和50年)3月10日 : 山陽新幹線(岡山 - 博多間)が開業。
- 1983年(昭和58年)
- 3月24日 : 千代田IC(広島県) - 鹿野IC間開通を最後に中国自動車道が全線開通。
- 第7回全国高等学校総合文化祭開催。
- 1986年(昭和61年) : 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)を山口県を主会場として開催。
- 1987年(昭和62年)12月4日 : 山陽自動車道防府東IC - 山口JCT間が開通(山陽自動車道県内初の開通区間)。
- 1992年(平成4年)6月25日 : 山陽自動車道岩国IC - 熊毛IC間開通により、本線の山口県区間が全通。
- 2001年(平成13年)
- 2006年(平成18年) : 国民文化祭・やまぐち2006開催(11月3日 - 11月12日)。
- 2011年(平成23年) : 東日本大震災復興支援 第66回国民体育大会、第11回全国障害者スポーツ大会開催(10月1日-10月11日)。
- 2012年(平成24年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 3月27日:岩国錦帯橋空港 岩国‐沖縄 運航開始。
人口
[編集] 増加 10.0 % 以上 7.5 - 9.99 % 5.0 - 7.49 % 2.5 - 4.99 % 0.0 - 2.49 % | 減少 0.0 - 2.5 % 2.5 - 5.0 % 5.0 - 7.5 % 7.5 - 10.0 % 10.0 % 以上 |
山口県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 山口県の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 山口県
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
山口県(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
国立社会保障・人口問題研究所が2018年に推計した人口は、2045年の県人口が103万6千人(2015年を100とすると73.7になると予測されている)となっている。市町村別では、下関市 181,656人(同67.7)、山口市 178,452人(同90.4)、宇部市132,461(同78.2)、周南市 107,540人(同74.2)、防府市 101,202人(同87.3)、岩国市 89,637人(同65.5)、下松市 50,419人(同90.3)、山陽小野田市 46,021人(同73.4)、光市 35,636人(同69.4)、萩市 26,119人(同52.7)、柳井市 21,059人(同63.9)、長門市 17,888人(同50.5)美祢市 14,447人(同55.2)、田布施町 10,154人(同66.3)、平生町 8,460人(同66.1)、周防大島町 7,095人(同41.3)、和木町 5,083人(同80.9)、阿武町 1,419人(同41.0)、上関町 913(同32.6)となっている[15]。
政治
[編集]県政
[編集]歴代県知事(公選)
[編集]- 初代 田中龍夫(1947年4月5日 - 1953年3月24日、2期)
- 2代 小澤太郎(1953年4月30日 - 1960年8月17日、2期)
- 3代 橋本正之(1960年9月25日 - 1976年6月30日、4期)
- 4代 平井龍(1976年8月22日 - 1996年8月21日、5期)
- 5代 二井関成(1996年8月22日 - 2012年8月21日、4期)
- 6代 山本繁太郎(2012年8月22日 - 2014年1月14日、1期)
- 7代 村岡嗣政(2014年2月25日 - 現職、3期目)
県議会
[編集]国政
[編集]経済・産業
[編集]所得・生産額
[編集]内閣府経済社会総合研究所が行った「令和元年度度県民経済計算」によると、2019年度(令和元年度)の一人あたりの県民所得は325.1万円、名目県内総生産は6兆3505億円(第一次産業300.7億円、第二次産業2兆5531.4億円、第三次産業3兆7468.11億円)であった[16]。経済成長率は名目+0.5%、実質−0.3%であった。総生産の経済活動別の構成比について全国を1とする特化係数で比較すると、第一次産業は0.5、第二次産業は1.6、第三次産業は0.8であった。さらに詳しく見ていくと鉱業(特化係数1.8)、製造業(1.7)、電気・ガス・水道・廃棄物処理業等(1.3)、運輸・郵便業(1.1)、保健衛生・社会事業(1.1)で全国を上回った。製造業の内訳を見ると特に化学(特化係数7.0)、窯業・土石製品(2.8)、石油・石炭製品(2.3)、輸送用機械(1.5)、一次金属(1.2)、繊維製品(1.2)、金属製品(1.2)で全国を上回った[17]。
経済圏
[編集]経済産業省は都市雇用圏の考え方に基づいて「経済圏」を以下の地域に設定し、その産業特性を以下のように分析している[18]。
山陽地方に当たる瀬戸内海側は、重化学コンビナートを中心とした工業と、高速道路網などを生かした流通業などが発展しており、瀬戸内工業地域の一角を成す。一方で、山陰地方に当たる日本海側は、農業・漁業などの第一次産業と観光業などのサービス産業が中心である。
- 岩国経済圏(岩国市・和木町・広島県大竹市)
- 農林漁業、建設業、製造業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては化学工業(三井化学など)、パルプ・紙・紙加工品製造業(日本製紙など)の特化係数が高い。
- 周南経済圏(下松市・光市・周南市・田布施町)
- 建設業、製造業、運輸・郵便業、生活関連サービス・娯楽業、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては化学工業(トクヤマ、東ソーなど)、鉄鋼業(東洋鋼鈑・日本製鉄光チタン部など)の特化係数が高い。
- 山口経済圏(山口市・防府市)
- 建設業、製造業、運輸・郵便業、生活関連サービス・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては輸送用機械器具製造業(自動車関連=マツダなど)が大半を占める。
- 宇部経済圏(宇部市・山陽小野田市)
- 製造業、教育・学習支援業、医療・福祉において産業の集積が見られ、特に製造業においては化学工業(UBEなど)、窯業・土石製品製造業(UBE・太平洋セメントなど)、電子部品・デバイス・電子回路製造業などの特化係数が高い。
- 下関経済圏(下関市)
- 農林水産業、製造業、運輸・郵便業、金融保険業(山口フィナンシャルグループ・西中国信用金庫など)、学術研究・専門・技術サービス業、複合サービス事業において産業の集積が見られ、特に製造業においては輸送用機械器具製造業(主に造船=三菱重工業下関造船所など)、食料品製造業(林兼産業や日清食品など)、金属製品製造業(暖房・配管機器=長府製作所・神戸製鋼所など)、ゴム製品製造業(ブリヂストン)に特色が見られる。
- 萩経済圏(萩市・阿武町)
- 農林漁業、建設業、電気・ガス・水道業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉、複合サービス事業において産業の集積が見られる。
山口県が行った「令和元年度市町民経済計算」による、令和元年度の市町内総生産は県全体で6兆3505億円であり、県全体に占める割合は下関市が15.2%でトップ、以下周南市(15%)、山口市(12.9%)、宇部市(9.8%)、岩国市(8.7%)と続く。地域別市町内総生産額は周南地区が1兆7501億円と全体の27.6%を占め、ついで山口・防府地区(21.5%)、宇部・小野田地区(17.2%)、下関地区(15.2%)と続く。 市町民所得は県全体で4兆4074億円であり、県全体に占める割合は下関市が18%でトップ、以下山口市(15.1%)、周南市(13.2%)、宇部市(12.2%)、岩国市(9.1%)と続く。 [19]。
産業
[編集]農業
[編集]沿岸部から中山間部までの多様な自然条件や消費地の近さ、交通網の高い整備状況により米や野菜、果物、花、牛肉といった様々な農産物が生産されている。特に長州藩時代の四白政策以来米作りが盛んに行われており、干拓や棚田などの新田開作により農地が増やされてきた。
米はコシヒカリやひとめぼれ、ヒノヒカリが生産されている。野菜はわさびやれんこん、トマトの生産が盛んで、果物は瀬戸内側で温州みかんや夏みかん、中山間部では栗の栽培が盛ん。花は下関市を中心にゆり、バラ、カーネーション、菊の栽培が盛んである。
畜産においては本県が日本で初めて誕生させ全国唯一である無角和牛[20] や和牛の原種と言われ国の天然記念物に指定されている見島牛が、養鶏が盛んな長門市では県オリジナル地鶏「長州黒かしわ」の飼育が行われている[21]。 農業生産額の割合では、米が全生産額の34.9%で最も多く、野菜が24.2%、鶏(鶏卵・ブロイラー)が14.7%、果実が6.6%と成っている[22]。
水産業
[編集]三方が海に面する山口県では古くから水産業が発達しており、下関や萩・長門地区が特に盛んである。近海物の水揚げが多い。後述のクジラ・ふぐの他にも、日本海側のイカやアジ、瀬戸内側のアンコウやハモなど、海産物の資源が豊富である。
平成21年度の山口県の漁獲量はアマダイ、サザエで全国2位、イサキ、アワビ類で全国4位、マダイ、クルマエビ、マアジで全国5位であり多くの魚種で日本有数の捕獲量を誇る。
2020年度における県の陸揚量は21,598トンで、漁業協同組合の登録漁船数は5491隻、総トン数は14,954トン、利用漁船数は7023隻、組合員数は6634人である。
漁港数は94港で、全国で9番目に多い。内訳は第一種漁港54港、第二種漁港34港、第三種漁港2港、特定第三種漁港1港、第四種漁港3港であり、このうち県管理漁港が7港(下関漁港、川尻漁港、江崎漁港、見島漁港、仙崎漁港、萩漁港、徳山漁港)、市町村管理漁港が87港ある[23]。
- 捕鯨
- 江戸時代に長州藩は漁業を推奨し、特に現在の長門市の通地区や仙崎地区を中心に捕鯨(北浦捕鯨)に力を入れ、「鯨一頭とれば七浦賑わう」と謳われた。北浦捕鯨は明治時代まで続いたが、ロシアによる日本海での捕鯨が原因で衰退した。しかしノルウェー式捕鯨の導入で下関市は日本有数の捕鯨基地となった。その後、国際的に反捕鯨運動が盛んになり、また日本が国際捕鯨委員会に加盟したことで長らく商業捕鯨は禁止された。2019年に日本が同委員会を脱退したことで再び商業捕鯨が再開され[24]、下関市は再び商業捕鯨及び調査捕鯨の基地となっている。
- ふぐ(ふく)
- 下関市はふぐの日本一の取扱量を誇っており、同市南風泊市場では全国のふぐの大半を取り扱っている。ふぐは地元では縁起を担いで「ふく」と呼ばれて親しまれ(下関とふくを参照)、山口県魚にも指定されている。
- 水産加工業
- 下関市ではウニの瓶詰め、辛子明太子、蒲鉾を始めとする練り製品で全国有数の生産量を誇る[25]。
鉱業
[編集]かつては宇部炭鉱がある宇部市や、大嶺炭鉱がある美祢市などで、無煙炭を中心とした石炭採掘が行われていた。いずれも現在は閉山しているが、この鉱業を土台として県西部に重化学工業地域が発達した。現在美祢地区では石炭に代わって石灰石の採掘が行われており、セメントの製造企業が集中している。
工業
[編集]全国有数の工業県で、県南部は瀬戸内工業地域の一角を成している。このうち西部は北九州工業地域の構成都市とされることもある。
山口県の瀬戸内海沿岸では大正時代より造船業や化学、機械、金属の工場が次々に進出し、第二次世界大戦中は旧日本軍の工廠などが立地した。戦後は周南・岩国などの東部で、太平洋戦争当時の海軍燃料廠などに由来する石油化学コンビナートが形成されたほか、ソーダなど化学系の製品製造の工場も多く立地した。
経済産業省が実施した工業統計調査によると、2020年度の製造品出荷額は5兆6169億円(周南市1兆1317.6億円、防府市8170.3億円、下関市6022.6億円)、付加価値額は1兆8643億円、事業所数は1725ヶ所(下関市369ヶ所、宇部市186ヶ所、周南市160ヶ所)、従業者数は9万5292人(下関市1万6141人、防府市1万3266人、周南市1万1619人)、1事業所当たりの製造品出荷額は2000年ごろから全国首位が続いており90億1572万円、1事業所当たりの付加価値額は10億8100万円、従業者1人当たりの付加価値額は1956万円であった[26]。特に化学、輸送、石油、鉄鋼、窯業が盛んであり、マツダ(自動車)、日立製作所(鉄道車両)、三菱重工業・三菱造船(造船)、ブリヂストン(タイヤ)、シマノ(自転車)、武田薬品工業(製薬)、マルハニチロ(食料品)、日清食品(食料品)などの大手メーカーが数多く立地している[27]。
-
UBE・宇部地区(宇部市)
1897年に採炭会社として設立。炭鉱閉鎖後、日本では初の一般炭輸入を開始し、同地区に日本最大規模の貯炭場を保有する[28]。 -
三井化学・岩国大竹工場(岩国市・和木町)
1958年に操業開始。日本で最初の総合石油化学工場。
主な企業
[編集]山口県内に本社・本店・本部を置く東証プライム上場企業
[編集]- エストラスト(下関市)
- セントラル硝子(宇部市)
- チタン工業(宇部市)
- 長府製作所(下関市)
- 東ソー(周南市)
- トクヤマ(周南市)
- 林兼産業(下関市)
- ファーストリテイリング(山口市) - ユニクロ など
- 山口フィナンシャルグループ(下関市) - 北九州銀行、もみじ銀行、山口銀行
- UBE(宇部市) - 旧商号:宇部興産
山口県内に生産拠点・主要事業所を置く主な企業
[編集]- 出光興産(徳山精油所 / 周南市)
- 小野薬品工業(山口工場 / 山口市)
- 協和発酵キリングループ(協和発酵バイオ山口事業所 / 防府市、協和発酵キリン宇部工場 / 宇部市)
- 神戸製鋼所(長府製造所 / 下関市)
- シマノ(下関工場 / 下関市)
- シマヤ(山口工場 / 周南市)
- GMOグローバルサイン・ホールディングス(下関支社/下関市)
- 太平洋セメント(小野田事務所 / 山陽小野田市) - 旧・小野田セメント
- 武田薬品工業(光工場 / 光市)
- 田辺三菱製薬工場(小野田工場 / 山陽小野田市) - 旧・田辺製薬
- THK(山口工場 / 山陽小野田市)
- 帝人グループ(帝人ファイバー徳山事業所 / 周南市、帝人テクノプロダクツ岩国事業所 / 岩国市)
- 東海カーボン(防府研究室・防府工場 / 防府市)
- 東洋鋼鈑(下松工場 / 下松市)
- 東洋紡(岩国工場 / 岩国市)
- ニチハ(下関工場 / 下関市)
- 日産化学(小野田工場 / 山陽小野田市)
- 日清食品(下関工場 / 下関市)
- 日鉄ステンレス(周南製鋼所 / 周南市、光製造所 / 光市)
- 日本化薬(厚狭工場 / 山陽小野田市)
- 日本製紙グループ(日本製紙岩国工場 / 岩国市、日本製紙クレシア岩国工場 / 岩国市) - 旧・山陽国策パルプ、山陽スコット
- 日本製鉄(大分製鉄所光鋼管工場、光チタン部 / 光市)
- 日本ゼオン(徳山工場 / 周南市)
- 日立製作所(笠戸事業所 / 下松市)
- ブリヂストン(下関工場 / 下関市、防府工場 / 防府市)
- マツダ(防府工場 / 防府市、美祢自動車試験場 / 美祢市)
- マルハニチロ(下関工場/下関市)
- 三井化学グループ(三井化学岩国大竹工場 / 岩国市・和木町、三井化学西沖工場 / 宇部市、下関三井化学 / 下関市、三井化学岩国大竹工場徳山分工場 / 周南市)- 旧・三井石油化学工業、三井東圧化学、三井武田ケミカル
- 三菱重工業(下関造船所 / 下関市)
- ヤマダホームズ (山口工場 / 山口市)- 旧・エス・バイ・エル、エス・バイ・エル住工
山口県発祥の企業
[編集]- カンロ - 光市発祥
- ジョリーパスタ - 徳山市(現・周南市)発祥(旧サンデーサン)
- サンリブ・マルショクグループ - 下関市発祥
- ニチモウ - 下関市発祥
- ニッスイ - 下関市発祥
- マルハニチロ - 再編前のマルハ(旧大洋漁業)が下関市発祥
- 横浜DeNAベイスターズ - 大洋漁業の実業団が起源(旧大洋ホエールズ)
このほか、かつての財閥の一つである日産コンツェルンの創業者たち(鮎川義介・久原房之助ら)は山口県出身であり、日産コンツェルンの流れをくむ複数の企業の生産拠点が山口県に残っている。また、東芝の創業者の一人である藤岡市助も山口県出身である。
交通・生活
[編集]警察
[編集]県内各警察署については山口県警察の項目を参照。
鉄道
[編集]道路
[編集]高速道路・自動車専用道路
[編集]- 中国自動車道(AH1・アジアハイウェイ1号線):鹿野IC - 下関IC
- 山陽自動車道(AH1):岩国IC - 山口JCT、宇部JCT - 下関JCT
- 山陰自動車道
- 関門自動車道(AH1):下関IC
- 山口宇部小野田連絡道路
- 小郡萩道路:美祢東JCT - 絵堂IC
国道・県道
[編集]1963年(昭和38年)の山口国体開催時より、県管理道路(県道と一部の国道)のガードレールに特産の夏みかんにちなんだ黄色が使われている。
- 道の駅
県内11市町に24箇所の道の駅が開設されている。
バス事業者
[編集]空港
[編集]主要港湾
[編集]重要港湾
[編集]航路
[編集]国際フェリー
[編集]- 関釜フェリー( 日本・下関港国際ターミナル - 韓国・釜山)
- 光陽フェリー( 日本・下関港国際ターミナル - 韓国・全羅南道光陽市)
- オリエントフェリー( 日本・下関港国際ターミナル - 中国・青島)
- 蘇州下関フェリー( 日本・下関港国際ターミナル - 中国・蘇州太倉)
国内フェリー
[編集]かつては下関市の彦島荒田港と北九州市小倉北区の日明港を関門海峡フェリーが結んでいた。
その他の航路
[編集]山口県における水道普及率は2021年時点で94%(全国平均98.2%)である。給水人口構成比は総人口131万5949人に対して上水道は92.9%(122万2305人)、簡易水道は0.8%(1万830人)、専用水道は0.3%(4330人)、未普及人口は6%(7万8484人)である。 市町村毎の普及率は和木町100%、上関町99.4%、宇部市99.4%、山陽小野田市99.3%、下松市98.5%、下関市97.2%、萩市95.9%、光市94.9%、長門市94.8%、周南市94.3%、周防大島町94.3%、防府市93.8%、山口市93.1%、美祢市92.7%、岩国市85.4%、平生町79.5%、柳井市78.1%、田布施町66.1%、阿武町66%である。 また2021年時点での上水道の給水量は1億6936.9万㎥であり、有収水量(製造された水のうち、料金収入が得られた水量)は1億5022.6万㎥である。簡易水道の給水量は154.9万㎥、有収水量は116.8万㎥である。
山口県における公共下水道普及率は2021年時点で68.1%(全国平均79.7%)、水洗化率(下水道供用区域内に住んでいる人口のうち、水洗便所を設置して汚水を下水道で処理している人口の割合)は95.3%(全国平均92.9%)である。また汚水処理人口普及率(下水道のほか集落排水施設、合併処理浄化槽、コミュニティプラントを含む)は88.8%(全国平均92.6%)であり、全国26位である。 市町村毎の普及率および(水洗化率)は和木町99.5%(100%)、下松市90%(97%)、周南市87.3%(94.5%)、光市81.5%(97.9%)、下関市79%(97%)、宇部市78.6%(96.2%)、防府市70.7%(92.2%)、山口市68.1%(96.8%)、平生町61.7%(94.5%)、山陽小野田市58%(91%)、長門市50.4%(97.7%)、田布施町49%(98%)、萩市45.3%(90.9%)、美祢市37%(95.2%)、岩国市36.3%(92.3%)、柳井市32.3%(89.7%)、周防大島町22.5%(65.7%)である。 県内に下水処理場は41ヶ所あり、うち県管理の処理場は周南浄化センターと田布施川浄化センターの2ヶ所である。これらの浄化センターは特に島田川および田布施川の水質悪化を防止するために県の事業として設置されているものである[31]。
下水処理場
[編集]- 山口県
- 周南浄化センター
- 田布施川浄化センター
- 岩国市
- 一文字終末処理場
- 岩国南せせらぎセンター
- 由宇浄化センター
- 広瀬浄化センター
- 柳井市
- 柳井浄化センター
- 周防大島町
- 東和片添浄化センター
- 安下庄浄化センター
- 久賀大島浄化センター
- 下松市
- 下松市浄化センター
- 周南市
- 徳山中央浄化センター
- 徳山東部浄化センター
- 新南陽浄化センター
- 新南陽北部浄化センター
- 鹿野浄化センター
- 防府市
- 防府浄化センター
- 山口市
- 山口浄化センター
- 小郡浄化センター
- 川西浄化センター
- 秋穂浄化センター
- 阿知須浄化センター
- 宇部市
- 東部浄化センター
- 西部浄化センター
- 楠浄化センター
- 山陽小野田市
- 小野田水処理センター
- 山陽水処理センター
- 美祢市
- 美祢市浄化センター
- 長門市
- 東深川浄化センター
- 俵山浄化センター
- 通浄化センター
- 黄波戸浄化センター
- 萩市
- 萩浄化センター
- 須佐浄化センター
- 下関市
- 筋ヶ浜終末処理場
- 彦島終末処理場
- 山陰終末処理場
- 山陽終末処理場
- 豊浦中部浄化センター
- 豊北滝部浄化センター
- 豊田浄化センター
医療・福祉
[編集]岩国、柳井、周南、山口・防府、萩、宇部・小野田、長門、下関の8つの二次医療圏が設定されている。
山口県内において三次救急医療を担う救命救急センターとしては、以下の5つがある。
- 国立病院機構岩国医療センター(岩国市)
- 地域医療機能推進機構徳山中央病院(周南市)
- 山口県立総合医療センター(防府市)
- 山口大学医学部附属病院(宇部市、高度救命救急センター設置)
- 国立病院機構関門医療センター(下関市)
なお、萩医療圏と長門医療圏の全域では、これらの機関への自動車での移動が1時間を越えるため、医療体制や交通網の整備が課題となっている。
教育機関
[編集]国立大学法人(1校)
- 山口大学
- 吉田キャンパス(山口市)
- 常磐キャンパス(宇部市)
- 小串キャンパス(宇部市)
公立(4校)
- 下関市立大学(下関市)
- 山口県立大学(山口市)
- 山陽小野田市立山口東京理科大学(山陽小野田市)
- 周南公立大学(周南市)
私立(6校)
- 宇部フロンティア大学(宇部市)
- 至誠館大学(萩市)
- 東亜大学(下関市)
- 梅光学院大学(下関市)
- 山口学芸大学(山口市)
ほかに、放送大学が山口学習センター(山口市)を持つ。
私立(4校)
(1校)
- 水産大学校(下関市)
(農林水産省所管、国立研究開発法人水産研究・教育機構法に基づく省庁大学校)
(3校)
- 徳山工業高等専門学校(周南市)
- 宇部工業高等専門学校(宇部市)
- 大島商船高等専門学校(周防大島町)
(2校)
- 山口県立西部高等産業技術学校(下関市)
- 山口県立東部高等産業技術学校(周南市)
マスメディア
[編集]新聞
[編集]全国紙
[編集]山口県で販売している全国紙、および山口県を管轄している支社は以下の通り。
なお広島県、島根県に境を接する東部のごく一部では、各紙の大阪本社発行のものと西部本社(支社・本部)発行のものを並んで発売している店舗がある。
産経新聞は1997年(平成9年)ごろから発売を休止していたが、産経新聞社九州・山口本部(現・産経新聞西部本部)[注釈 2]発足に伴い2009年(平成21年)10月1日付より山口県での発行を再開した。印刷は佐賀県鳥栖市の毎日新聞社工場に委託している。
かつては西日本新聞(福岡市)も県西部地域で販売していたが、2009年(平成21年)3月31日をもって山口県での販売を停止し、山口市と下関市にあった支局も撤退した。
- 県域紙
- 山口新聞(下関市、日刊、みなと山口合同新聞社発行)
- 地域紙
- 宇部日報(宇部市、宇部・小野田地域メイン、夕刊紙)
- 瀬戸内タイムス(光市、週3回刊)
- 長門時事新聞(長門市、長門地域メイン、週刊)
- 日刊いわくに(岩国市、火 - 土曜日発行)
- 日刊新周南(周南市、下松市、光市、夕刊紙)
- 柳井日日新聞(柳井市)
- 防長新聞(岩国市、岩国地域メイン、現在休刊中)
他に長周新聞(下関市、週3回刊)がある。
専門紙
[編集]- みなと新聞(下関市、日本最大の水産食品業界紙、みなと山口合同新聞社発行)
スポーツ紙・夕刊紙
[編集]デイリースポーツ(大阪・神戸本社管轄の広島支社のエリア)を除き、西部本社の販売エリアである。なお、日刊スポーツは元々は下関市のみなと山口合同新聞社の工場に委託印刷した、西部日刊スポーツ新聞社制作の新聞を発行していたが、西部、大阪、名古屋の地域発行本社を合併した日刊スポーツ新聞西日本が発足した1年後の2010年(平成22年)4月に防府市以東では、広島県廿日市市の中国新聞社の工場に委託印刷・発行した同大阪本部発行の新聞(山口西部を除く中四国地方向けと同じ)に変更された。そのこともあり、県内で販売されるスポーツ新聞は福岡ソフトバンクホークスやアビスパ福岡などの福岡県に本拠地を置く話題が多い(デイリー、及び日刊の山口東部向けに関しては阪神タイガースあるいは広島東洋カープまたはサンフレッチェ広島などの広島を本拠地とするもの)。前述通り産経新聞は発行を再開したもののサンケイスポーツは発売されていない。また、かつては西日本スポーツも発売されていたが、西日本新聞の山口県撤退と同時に山口県内での発売から撤退した。フジとゲンダイは大阪本社版の早刷りのものをごく一部の駅売りスタンドで発売するのみ。なお、九州スポーツは東京スポーツ系列の新聞であるが、朝刊で扱われているため夕刊紙ではない。
- 日刊スポーツ(日刊スポーツ新聞西日本) - 山口市以西は、下関市に本社を置くみなと山口合同新聞社で印刷された西部本社版、防府市以東は広島県廿日市市にある中国新聞社の工場で印刷された大阪本部版を販売している。[注釈 3]
- スポーツニッポン(スポーツニッポン新聞社西部総局)
- 九州スポーツ(東京スポーツ新聞社西部支社) - 2020年3月まで下関市に本社を置くみなと山口合同新聞社で紙面を制作・印刷していたが、2020年4月以後、毎日新聞社に委託先を変更し、編集は大阪府堺市の高速オフセット堺工場内(大阪スポーツ発行元の東スポ大阪支社)に統合、印刷は鳥栖市・北九州市にある毎日新聞九州センター工場に委託されることになった。
- スポーツ報知(スポーツ報知西部本社) - 報知は1998年(平成10年)に九州・山口進出
- デイリースポーツ(神戸新聞社) - 広島版(中国新聞社の廿日市市・福山市の工場に委託印刷されたもの)を販売
- 夕刊フジ(一部地域のみ、産業経済新聞社)
- 日刊ゲンダイ(一部地域のみ)
テレビ・ラジオ放送
[編集]デジタルテレビ・FMラジオの親局送信所及びKRYラジオのFM補完放送のメイン中継局は防府市の大平山。
テレビの県域放送局
[編集]- NHK山口放送局(リモコンキーID:総合1、Eテレ(教育)2)
- テレビ山口(tys;JNN、リモコンキーID:3)
- 山口放送(KRY;NNN、リモコンキーID:4) - 本社:周南市
- 山口朝日放送(yab;ANN、リモコンキーID:5)
山口県には県内に本拠を置くFNN/FNS系及びTXN系列局が存在せず、両系列の放送対象地域に含まれていないが、TVQ九州放送(テレQ;TXN・福岡県)、テレビ西日本(TNC;FNN・福岡県)、テレビ新広島(tss;FNN・広島県)をケーブルテレビ局の区域外再放送またはスピルオーバーで隣接県の放送局を受信できる世帯が多い。
このためテレビ専門誌の週刊TVガイドの地域版は、山口県内を二分し「広島・島根・鳥取・山口東版」「福岡・佐賀・山口西版」として発行されている。かつて刊行されていたザテレビジョンも同様であった。
なおFNNの報道取材は、テレビ西日本[32]が主に担当するが、テレビ新広島[33] やさんいん中央テレビ(TSK;FNN・島根県)が担当する場合もある。TXNの場合は系列局のTVQ九州放送が主に担当する。
ラジオの県域放送局
[編集]在日アメリカ軍のラジオ放送局
[編集]コミュニティラジオ局
[編集]カッコ後ろの「JW」は J-WAVE から、「MB」は ミュージックバード からの番組配信あり(無印は自社製作中心)。
- エフエム萩(FM NANAKO / 萩市) - JW
- エフエムしものせき(COME ON! FM / 下関市) - MB
- エフエムきらら(宇部市)
- エフエム周南(しゅうなんFM / 周南市) - MB
- ぷらざFM(FMわっしょい / 防府市) - MB
- FMながと(FM AQUA / 長門市)
- FM山陽小野田(FMスマイルウェ〜ブ / 山陽小野田市) - MB
ケーブルテレビ局
[編集]ケーブルテレビの普及率が比較的高く[34]、特に県央部および宇部・美祢地域をエリアに持つ山口ケーブルビジョンではエリア内の加入率を75%以上と公表している[35]。
通信
[編集]山口県はインテルサットのインド洋経由の欧州向け、太平洋経由の米国向けの両方向への通信が可能な位置にあり、KDDI山口衛星通信センターが山口市にある。当センターではインテルサット・インマルサットのサービスをしているが、その他、スカパーJSATが SUPERBIRD の地上局(山口ネットワーク管制センター)、自治体衛星通信機構の地上局(山口管制局)も立地している。後者については、全国瞬時警報システムなど最重要ミッションを運用している。
文化
[編集]方言
[編集]県域の方言は「山口弁」に区分されるが、地域ごとに大きな差異が見られる。
食文化
[編集]伝統工芸
[編集]経済産業大臣指定伝統的工芸品は以下の通り。
スポーツ
[編集]スポーツチーム
[編集]サッカーチームはJリーグのレノファ山口FCや、社会人サッカーチームであるFCバレイン下関・FC宇部ヤーマンなどがある。かつては永大産業サッカー部が熊毛郡平生町に本拠地を置いていた。
プロ野球チームは広島東洋カープの二軍が岩国市の広島東洋カープ由宇練習場を本拠地としている。また、横浜DeNAベイスターズ(旧大洋ホエールズ)は球団発足当時、下関市の下関市営球場に本拠地を置いていた。21世紀時点では、広島県に近い県東部は広島東洋カープのファンが、福岡県に近い県西部(下関市など)は福岡ソフトバンクホークスのファンがそれぞれ多いとされる[36]。両チームが対戦した2018年の日本シリーズの際には、同じチェーンのスーパーマーケットで行われたセールでも、県東部と県西部でそれぞれ優勝セールの対象が異なる[注釈 4]という事象が見られた[36]。また、独立リーグの九州アジアリーグに2022年から参加した福岡北九州フェニックスは初年度より下関球場で公式戦をおこない[37]、2023年からは球団名を北九州下関フェニックスに改めている[38][39]。
バスケットボールチームは山口ペイトリオッツが2021-22シーズンからB3.LEAGUEに参加している。2023-24シーズンより山口パッツファイブへ改名。
ラグビーチームはながとブルーエンジェルスがあり、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019で総合優勝。
陸上競技では、全日本実業団ハーフマラソン(山口市・毎年2月)、下関海響マラソン(下関市・毎年11月)、防府読売マラソン(防府市・毎年12月)などのマラソン大会が開催されているほか、全国持ち回り開催の全国中学校駅伝大会が山口市で開催されたことがある。かつてはカネボウ陸上競技部が防府市に本拠地を置いていた。
公営競技は、防府競輪場(防府市)、ボートレース徳山(周南市)、ボートレース下関(下関市)、山陽オートレース場(山陽小野田市)がある。
特産品・名産品
[編集]- 水産物
- フグ
- アンコウ
- アジ
- イカ - 特に長門市で水揚げが盛ん。
- クルマエビ - 山口市秋穂地区はクルマエビ(車海老、車蝦)の養殖発祥の地でもある。
- 水産加工品(特に蒲鉾などの魚肉練り製品) - 萩・長門地区を中心に沿岸各地で盛ん。蒲鉾は宇部・防府でも製造。
- 萩・長門地区
- 宇部・小野田・美祢地区
- 下関
観光
[編集]山口県の各市町村の年間観光客数は、山口県の統計による2019年の数値[40] によれば県全体で観光客数が3601.3万人、宿泊客数は大型イベントが無かったことで前年比13.6%減となり、376.2万人であった。市町村別観光客数では、下関市が最も多く711.3万人(前年比101.6%)、次いで山口市の516万人(84.3%)、萩市の451万人(99.1%)、岩国市の322万人(102.3%)、長門市の241万人(95%)と続く。
外国人観光客数は22%減少し35.7万人、外国人宿泊客数は日韓関係の悪化により14.9%減少し10.4万人となった。構成としては中国本土8.5万人(構成比23.8%)、次いで韓国約8.3万人(23.2%)、台湾6.3万人(17.6%)、アメリカ2.5万人(6.9%)と続く。
発着地別観光客数では県内が2124.2万人(構成比59%)と最も多く、次いで中国地方421.4万人(11.7%)、九州地方及び沖縄地方395.2万人(11%)、関東地方189.4万人(5.3%)、近畿地方163.6万人(4.5%)、中部地方79.7万人(2.2%)、四国地方52.5万人(1.5%)、北海道地方及び東北地方24.5万人(0.7%)であった。
季節別観光客数では春(3~5月)が989.6万人(構成比27.5%)と最も多く、次いで夏(6〜8月)961.2万人(26.7%)、秋(9〜11月)953.5万人(26.5%)、冬(12〜2月)697万人(19.4%)であった。
温泉は、湯田温泉、川棚温泉、湯本温泉、俵山温泉など、51泉ある。そのうち、25泉は放射能泉系、9泉は単純温泉系、13泉は塩化物泉系、残り3泉はその他の泉質である。
有形文化財建造物としては、萩市の松下村塾、萩反射炉、萩城下町、大板山たたら製鉄遺跡、恵美須ヶ鼻造船所跡が世界遺産に登録(「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として)、下関市の功山寺仏殿と住吉神社本殿、山口市の瑠璃光寺五重塔が国宝に指定、赤間神宮の水天門と回廊などが重要無形文化財に、萩市の堀内地区・平安古地区・浜崎地区・佐々並市地区、柳井市の古市金屋地区が重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
イベント・催事
[編集]過去に開催されたイベント
[編集]- 第7回全国植樹祭(1956年・防府市)
- 第18回国民体育大会(1963年・県内一円 / 開閉開式は県営陸上競技場)
- 昭和61年度全国高等学校総合体育大会(山口総体、1986年・山口県を中心に中国5県で開催)
- 第14回全国豊かな海づくり大会(1996年・長門市仙崎漁港)
- 1998年バレーボール女子世界選手権・予選グループB(徳山市総合スポーツセンター)
- 2002年国際捕鯨委員会 (IWC) 年次総会(海峡メッセ下関)
- 国民文化祭・やまぐち2006(県内一円 / 開閉開式はきらら元気ドーム)
- 第66回国民体育大会(おいでませ!山口国体、2011年・県内一円 / 開閉開式は維新百年記念公園陸上競技場)
- 第11回全国障害者スポーツ大会(おいでませ!山口大会、2011年・県内一円 / 開閉開式は維新百年記念公園陸上競技場)
- 第63回全国植樹祭(2012年・山口きらら博記念公園)
- 第23回世界スカウトジャンボリー(2015年・きらら浜)
- 第35回全国都市緑化フェア(山口ゆめ花博、2018年・山口きらら博記念公園)
例年開催されるイベント
[編集]- 2月
- 3月
- 4月
- 維新・海峡ウォーク(下関市)
- 錦帯橋まつり(岩国市)
- コープやまぐち 生協まつり(山口市)
- 5月
- 日米フレンドシップデー(岩国市)
- 青空天国いこいの広場(山口市)
- 新川市まつり(宇部市)
- 先帝祭(下関市)
- しものせき海峡まつり(下関市)
- 普賢まつり(光市)
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 岩国行波の神舞(岩国市)
- UBEビエンナーレ(宇部市)
- ツール・ド・しものせき(下関市)
- 11月
- 12月
- 周南冬のツリーまつり(周南市)
- 維新の里 萩城下町マラソン(萩市)
- 防府読売マラソン(防府市)
その他
[編集]中国地方・九州地方の区分
[編集]地理的・文化的に福岡県との結びつきが強いことから、日本の各地方に支局や支社を持つ機関や企業において、山口県を九州地方の他県と同じエリアに区分している場合がある。山口県知事は九州地方知事会と中国地方知事会の両方に参加している[41][42]。
中国地方(中国四国地方)として扱うもの | 九州地方と一体に扱うもの | |
---|---|---|
公的機関 | 衆議院・比例中国ブロック 財務省(中国財務局) 農林水産省(中国四国農政局) NHKが用いる地域区分 |
気象庁(福岡管区気象台、気象区分「九州北部」に山口県を含む) 税関(門司税関) 水産庁(九州漁業調整事務所) |
民間企業 | ゆうちょ銀行(中国エリア) NTTドコモ(エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国) |
読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞 (西部本社/本部/支社) |
スポーツ | 全国高等学校総合体育大会<インターハイ>(中国大会) 選抜高等学校野球大会(中国・四国ブロック) |
さらに公的機関では、以下の部局が山口県域を九州地方側と中国地方側に分割して区分している。
機関 | 九州地方側 | 中国地方側 |
---|---|---|
国土交通省地方整備局 | 九州地方整備局(港湾空港部の所管事務) | 中国地方整備局 |
下関市 | 左記以外の地域 | |
国土交通省地方運輸局 | 九州運輸局(海事に関する事務) | 中国運輸局 |
下関市、宇部市、山陽小野田市 | 左記以外の地域 | |
国土交通省地方航空局 | 北九州空港事務所 | 岩国空港事務所 |
下関市、宇部市、山陽小野田市、長門市、美祢市 | 左記以外の地域 | |
海上保安庁 | 第7管区海上保安本部 | 第6管区海上保安本部 |
下関市、宇部市、山陽小野田市、長門市、美祢市、萩市 | 左記以外の地域 | |
防衛省 | 九州防衛局長崎防衛支局 | 中国四国防衛局 |
下関市 | 左記以外の地域 |
日本小型船舶検査機構は岩国市・柳井市・田布施町・平生町・上関町・和木町・周防大島町を広島支部が管轄し、それら以外の地域を福岡県北九州市・京築地域とともに下関支部が管轄している[43]。
民間経済団体である九州経済連合会はかつて「九州・山口経済連合会」と称し、改称後も下関市や宇部市を中心に山口県に本社を置く企業や大学など21法人が加盟している[44][45]。中国経済連合会と重複会員もおり、山口銀行は九州経済連合会と中国経済連合会の両方で副会長を務めている[46][47]。
オーストラリアとの比較
[編集]「山口県の形状はオーストラリアと似ている」と山口県庁の広報広聴課が述べたことがある[48]。
2012年(平成24年)、2014 FIFAサッカーワールドカップに向けたアジア最終予選の「日本代表 対 オーストラリア代表」戦がオーストラリアで開催されることに際して、同課は「山口県とオーストラリアの形って似てるよね!」と述べた上で、「オーストラリアへ(観戦に)行けない人は、山口県でオーストラリア気分を楽しみましょう!」と、県庁のホームページに特集記事を掲載した[48]。
同課はオーストラリア(豪州)の名所を山口県の名所になぞらえ、次のように県内の観光地を紹介した[48][49][50]。
豪州の名所 | 豪州内の位置 | 山口県の名所 | 山口県内の位置 |
---|---|---|---|
サンコープ・スタジアム(試合会場の芝グラウンド) | 東部 | 蜂ヶ峯総合公園(芝生の広場がある) | 東部 |
ハーバー・ブリッジ | 東南部 | 錦帯橋 | 東南部 |
ウルル(エアーズロック) | 中央部 | 秋吉台 | 中央部 |
バオバブの木 | 西部 | クスの森 | 西部 |
国鳥のエミュー | エミュー牧場 | 西部の蓋井島 | |
グレートバリアリーフ(世界最大のサンゴ礁) | 東部沖の珊瑚海 | ニホンアワサンゴ群生地
(世界最大級) |
東部沖の周防大島 |
ペニンシュラ温泉 | 南東部のメルボルン | 上関海峡温泉 | 南東部の上関町 |
パッフィンビリー鉄道(国内最古の蒸気機関車) | SLやまぐち号(県の象徴のひとつ) | ||
オペラハウス(近代建築物) | 海沿い | 海響館(近代建築物) | 海沿い |
- 反響
この記事は3年後の2015年(平成27年)に日本のSNS上で話題になった[51][52]。『Twitter』などでは本企画を賞賛する声のほか、「山口県は県庁所在地(山口市)の求心力が強くなく、岩国・周南・宇部・下関などの都市が割拠している。その点もオーストラリアに似ている」などの意見もみられた[51]。
また、「山口県よりも四国のほうがオーストラリアと似ている」[51]、「オーストラリア似といえば四国や神奈川県だと思っていた」「福島県のほうが似ている」[52] といった指摘も寄せられた。さらに、福島県の観光情報メディア『福島TRIP』は、「福島県のほうがオーストラリアに似ているのでは」として同様の観光案内記事を掲載した[53]。
2015年12月、広報広聴課の担当者は朝日新聞社の取材に対し、「当時、サッカーワールドカップ最終予選のオーストラリア戦が話題となっていたので、(中略)山口県の話題化をはかりたいと考えた」「3年前の記事なので、正直驚いている。今後とも、山口県に関心を持っていただけるように、魅力を発信していきたい」などと回答した[52]。
山口県を舞台とした作品
[編集]山口県出身の人物
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ その起源は、平井龍県知事時代における『オクトピア構想』(オクト(8)とユートピア(理想郷)の造語)にあり、1987年(昭和62年)2月に策定された「第四次県政振興の長期展望」の中で具体化された。
- ^ 西部本部設立、かつ発売休止前までは、大阪本社(摂津市の工場)で製作した夕方18時締切の超早版を鉄道or航空輸送しており、多くのニュースは前々日の記事が掲載されていた。
- ^ 前述の通り、親会社である朝日新聞は印刷工場は同じだが、東部を含む全県で西部版を印刷している。
- ^ 例えば、「ゆめタウン」などを運営するイズミ(本社:広島市)は県内ほぼすべての店舗で広島の優勝セールを行ったが、同社が「九州圏」として位置づけている下関市内の4店舗ではソフトバンクのセールを実施した[36]。逆に、九州を中心に展開するサンリブ(本社:北九州市)はソフトバンクの優勝セールを行ったが、山口県内では広島と距離の近い下松市の店舗でのみ、広島の優勝セールを実施した[36]。
出典
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関連項目
[編集]- Category:山口県
- 山口県民の歌(県民歌)
- みんなのふるさと(県民愛唱歌)
- 長州
- 九州・山口地方
- 日本の地方公共団体一覧
- 日本の地理、日本の地域
- 山口県の廃止市町村一覧
外部リンク
[編集]- 山口県に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 公式ウェブサイト
- おいでませ山口へ - 山口県観光連盟
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