コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

果実

この記事は良質な記事に選ばれています
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ガマズミの果実。ガマズミは鳥類被食されやすいよう進化した果実であり、小さくて、ついばみやすい実と目立つ色彩をしている

果実(かじつ、: fruit)とは、雌蕊(めしべ)の子房およびそれに付随する構造が成熟したもの。

内部には種子が含まれる。果実は基本的に内部の種子を保護し、またしばしば効率的な種子散布のための構造・機構をもつ。果実において、子房壁に由来する部分は果皮とよばれる。成熟した状態で果皮が液質・多肉質なものは液果、果皮が乾燥しているものは乾果とよばれ、また乾果のうち成熟しても裂開しないものは閉果、成熟すると裂開するものは裂開果とよばれる。果実はふつう1つのの1個の雌しべに由来し、このような果実は単果とよばれる。一方、キイチゴのように1つの花の複数の雌しべに由来するものは集合果パイナップルのように複数の花に由来するものは複合果多果花とよばれる。また、花托(雌蕊などがついている茎の部分)や花被など子房以外に由来する構造が多くを占めている果実は、偽果とよばれる。

人間はさまざまな果実を食用としており、その中で甘みがあるものは果物(くだもの)、野菜とされるものは果菜(かさい)とよばれる。また、特に果物のことを果実とよんでいることもある。果実は、一般語として(み)ともよばれるが、この語は大型の種子を意味することもある(トチの"実"、イチョウの"実"など)[1][2][3]

構造

[編集]
雌蕊の模式図
st:柱頭
s:花柱
o:子房
果実(核果)の模式図
1:内果皮(木化している)
2:種子
3:中果皮(多肉質)
4:外果皮

被子植物では、種子となる構造である胚珠雌蕊(めしべ)の中に包まれている[4]。雌蕊において、胚珠が含まれる部分は、子房(ovary)とよばれる[4]花粉が雌しべの柱頭に付着(受粉)すると、そこから花粉管を伸ばし、子房中の胚珠に達する。胚珠の中には雌性配偶体である胚嚢(胚のう)が形成され、その中に卵細胞がつくられる[4]。卵細胞は花粉管を通じて送り込まれた精細胞と合体(受精)し、受精卵は次世代である胚となり、これを含む胚珠は種子となる。また胚珠(種子)を含む雌しべの子房は成熟し、果実となる[4][5]。果実が発達するきっかけは胚珠が受精することによる植物ホルモンの変化であり、受精できなかった雌しべはふつう枯れてしまう[6][7]。しかし受精することなしに果実が発達することがあり、単為結果(単為結実)とよばれる(例: バナナパイナップルイチジクブドウなどの園芸品種)[8]

トマトの花から果実への発達

果実の大きさは極めて多様である。栽培されるカボチャペポカボチャ)の中には極めて大きな果実をつくるものがあり[9]、最大では直径3.56メートル (m)、最重では1,226キログラム (kg) のものが知られている[10]。一方、最小の果実はミジンコウキクサ属のものであり、直径0.3ミリメートル (mm)、重さ70マイクログラム (µg) しかない[11]。1個の果実に含まれる種子の数もさまざまであり、1個の種子を含むものから、100万個以上の微小な種子を含むものまである[12]

果実において、雌蕊の子房壁が成熟した部分は、果皮(かひ; pericarp, fruit coat)とよばれる[13][14][15][16][17]。果皮は基本的に3層からなり、外果皮(exocarp)、中果皮(mesocarp)、内果皮(endocarp)とよばれるが、これらの分化が不明瞭なこともある[13][15][16][17]。また果皮が肉質である場合は、果肉(sarcocarp)ともよばれる[13]。子房下位の花(萼片花弁雄蕊の基部よりも下に子房が位置している花)では、子房が花托(下記参照)に包まれている。そのため、このような花から形成された果実においては、果皮の外側に花托に由来する部分が存在し、偽果皮とよばれることもあるが、その区分はふつう不明瞭であり、特に区別せず果皮とよばれることが多い[13][16]イネ科の果実(穎果)では、果皮が種皮と合着している[13][15]。果皮は種子を包んでいるが、ヤブラン属ジャノヒゲ属キジカクシ科)などでは果皮がすぐに脱落し、種子が裸出した状態で成長する[18]

において、花被片や雄蕊、雌蕊などの花要素がついているの先端部分は、花托(かたく)とよばれる[19]。また複数の花がついている茎先端が広がった部分は、花床(かしょう)とよばれる[19]。ただし花托・花床を区別せず、共に花床とよんでいることも多い[20][21]。花托・花床は、果実になった状態では果托果床とよばれることがある[22][23]リンゴイチゴでは花托に由来する部分が、イチジクでは花床に由来する部分が、果実の大部分を占めている。このように花托や花床、さらに花被など子房以外の要素が大部分を占める果実は、偽果ともよばれる[6][13][24][25]

についている果実の柄は果柄(pedicel)、複数の果実がついている共通の柄は果梗(peduncle)とよばれる[13]。果柄・果梗は、ふつう花の花柄・花梗に由来するが、花後に雌しべの基部が伸長して柄になるものでは[26][27]、果柄と花柄は一致しない。

のついた全体または茎に対する花のつき方は、花序(inflorescence)とよばれる[28]。花が果実になった状態では、果序(infructescence)ともよばれる[28]

果実の分類

[編集]

果実は、果皮の状態や心皮(雌蕊を構成する葉的要素)の数などに基づいてさまざまな型に類別される[13][29][14][24][30][31]。熟した状態で果皮が乾燥しているものは乾果(かんか; dry fruit)とよばれる。乾果は、果皮が裂開する裂開果と裂開しない閉果(非裂開果[31])に分けられる。一方、果皮が柔らかく水分を含むものを液果(えきか; 多肉果、sap fruit)とよばれる[注 1]。また1個の花の1個の雌蕊に由来する果実は単果とよばれ、1個の花の複数の雌蕊に由来する果実がまとまった構造は集合果とよばれる。単果と集合果はいずれも1個の花に由来するため単花果とよばれ、一方で複数の花の雌しべに由来するまとまった構造は複合果(多花果)とよばれる。果実のうち、雌蕊の子房に由来する部分が大部分を占めるものは真果、子房以外の要素が大部分を占める果実は偽果ともよばれる。

裂開果

[編集]
カツラ(カツラ科)の裂開した袋果
キマメマメ科)の裂開した豆果種子

乾果のうち、成熟すると裂開して種子を露出するものは裂開果(れっかいか; dehiscent fruit)とよばれる[13][29][14][24][30][31]。裂開する場所はふつう決まっており、心皮の両縁が接する線(内縫線、腹縫線、inner suture, ventral suture)や心皮の中軸にあたる線(外縫線、背縫線、outer suture, dorsal suture)、心皮どうしが接する線などであることが多い[13]。裂開果の場合、果実から出た種子が散布される単位となる。

袋果(たいか; 蓇葖、follicle)[13][29][14][24][30][5][32][33]
1心皮からなり、ふつう内縫線または外縫線で裂開する。シキミ属マツブサ科)、モクレン属モクレン科)、 トリカブト属などに見られる[13][18]
豆果(とうか; 莢果、legume)[13][29][14][24][30][5][34][35]
1心皮からなり、基本的に内縫線と外縫線両方で裂けて2片に分かれる。豆果における果皮は、莢(さや)ともよばれる。1線のみで裂開するなど厳密には豆果の定義に当てはまらないものもあるが、マメ科の多くで見られる果実は豆果とよばれる。構造的に豆果と同一であるが、裂開せずに種子を1個含む単位に分断する果実は、節果(分節果、節莢果、loment)とよばれる[13][29][14][36]
蒴果(さく果、capsule)[13][29][14][24][30][5][37][38]
複数の心皮からなり、複数の種子を含む裂開果。ドクダミドクダミ科)、カンアオイウマノスズクサ科)、ヤマユリユリ科)などに見られる[18]。裂開様式に基づいていくつかに類別され、特に横に裂開して上部が蓋のようにとれるものは蓋果(がいか; pyxidium, pyxis, circumscissile capsule)、先端や側壁に孔が開くものは孔開蒴果(poricidal capsule, porose capsule)とよばれる[13][37][14]
角果 (かくか)[13][29][14][5][39]
2心皮性で間に隔膜(隔壁、replum)があり、これを残して縦に2片に裂開する。蒴果の1型であるが、アブラナ科の特徴であり、特に角果とよばれる。角果のうち長さが幅の2–3倍以上のものは長角果(silique, siliqua)とよばれ、アブラナオランダガラシタネツケバナなどに見られる。一方、長さが幅の2–3倍以下で扁平なものは短角果(silicle, silicule)とよばれ、ナズナグンバイナズナなどに見られる。ダイコンの果実は角果と同じ構造だが裂開せず、1種子を含む部分ごとに分節するので節長果 (biloment) ともよばれる[14][40][41]

閉果

[編集]

乾果のうち、成熟しても裂開しないものは閉果(へいか; 非裂開果、indehiscent fruit)とよばれる[13][29][14][24][30][31]。閉果の場合、種子を含む果実が散布単位となる。

痩果(そうか; achene, akene)[13][29][14][24][30][5][42]
1種子を密に包んでいるが、果皮と種皮が合着していない果実であり、果実が種子のように見える。狭義には1心皮のものに限るが、ふつう複数の心皮に由来するものも含まれる。センニンソウキンポウゲ科)、ヤブマオイラクサ科)、シモツケソウバラ科)などに見られる[18]。またキク科オミナエシスイカズラ科)などに見られる、下位子房(子房は花托に包まれている)に由来する痩果は、下位痩果(かいそうか; 菊果、cypsela)とよばれることもある[13][42][14][24][30]
穎果(えいか; 穀果、caryopsis[注 2][13][29][14][24][30][5][44][45]
痩果の1型ともされるが、果皮と種皮が癒合している。ふつう特殊化した葉である内穎や護穎に包まれている。イネ科に見られる。
胞果(ほうか; utricle)[13]
複数の心皮からなり、1種子をゆるく包む乾果。イノコズチアカザホウレンソウヒユ科)に見られる。ケイトウ属(ヒユ科)の胞果は横裂して裂開するため、横裂胞果(pyxidium, circumciscissile utricle)とよばれる。
堅果(けんか; nut, glans)[13][29][14][5][46][47]
複数の心皮からなり、1種子を含む乾果であり、果皮は木化して硬い。ブナ科イヌシデカバノキ科)、シナノキアオイ科)などに見られる。ブナ科では1から数個の堅果の基部または全体が総苞に由来する殻斗(かくと)で包まれており、特に殻斗果ともよばれる。タデ科などに見られる小型のものは小堅果(しょうけんか; nutlet, nucula, nucule, nuculanium)ともよばれるが、痩果との区別は不明瞭でこれに含めることも多い。
翼果(よくか; 翅果、samara, key, key fruit)[13][29][14][30][5][48]
果皮の一部が花後に成長して翼になる乾果。ユリノキモクレン科)、フサザクラフサザクラ科)、ハルニレニレ科)、シラカンバカバノキ科)、トネリコモクセイ科)などに見られる。

分離果

[編集]

複数の心皮からなり、心皮ごとに分離して複数の単位に分離する果実は分離果(ぶんりか; schizocarp)とよばれる[13][29][14][30][5][49]。分離する単位は分果(ぶんか; mericarp, coccus[注 3])とよばれる。乾果であり、分果が裂開しないものと裂開するものがあるが、前者のみを分離果とすることもある。分果が裂開するものはフウロソウ科コクサギサンショウミカン科)に、分果が裂開しないものはハマビシ科ニガキ科ゼニアオイアオイ科)などに見られる。またセリ科などの果実は2つの分果がぶら下がった形になり、特に双懸果(そうけんか)(cremocarp)ともよばれる[13]

液果

[編集]
トマト(ナス科)の漿果
オレンジ(ミカン科)のミカン状果
メロン(ウリ科)のウリ状果
リンゴ(バラ科)のナシ状果[注 4]
プラム(バラ科)の核果

果皮が柔らかく多肉質・多汁質である果実は、液果[注 1]多肉果、sap fruit)とよばれる[13][14][24][30][31][5][52]。基本的に裂開しないが、アケビ(アケビ科)のように裂開する例もある[30]

漿果(しょうか; berry, bacca[注 5][13][30][54](真正液果、狭義の液果[29][5]
中果皮も内果皮も多肉質になる液果。1心皮からなるものを単漿果(simple berry)、複数の心皮からなるものを複漿果(compound berry)として分けることもある。マツブサマツブサ科)、アボカドクスノキ科)、ナンテンメギ科)などに見られる。
ミカン状果(柑果、hesperidium[注 6][13][29][5][56]
複数の心皮からなる液果であり、油細胞を含む外果皮(フラベド、flavedo)、海綿状の中果皮(アルベド、albedo)、膜質の内果皮からなる。内果皮の内側には果汁に富んだ毛をもつ。ミカンオレンジレモンライムグレープフルーツなどミカン科ミカン連に見られる。漿果の1型ともされる。
ウリ状果(瓜状果、瓠果、瓢果、pepo)[13][57]
3心皮からなる液果であり、花托筒が外果皮と癒合して硬化し、中果皮と内果皮が多肉質で海綿状になる。ウリ科に見られる。漿果の1型ともされる。
ナシ状果(リンゴ状果、梨果、仁果、pome)[13][29][14][30][58][59][60]
複数の心皮からなる液果であり、子房を包む花托が多肉質になる。リンゴナシビワなどバラ科ナシ連に見られる。漿果の1型ともされる。
核果(かくか; 石果、drupe)[13][29][30][14][51][5][61][62]
中果皮は多肉質だが、内果皮が硬化して種子を包んでいる液果。種子を包んだ内果皮は核(stone, putamen)とよばれる。アオツヅラフジツヅラフジ科)、ユズリハユズリハ科)、サクランボなどに見られる[18]

単果と集合果

[編集]

1個の花はふつう1個の雌蕊(子房)をもつが、これに由来する独立した果実は単果(simple fruit)とよばれる[13][29][14]。一方、1個の花が複数の雌蕊(子房)をもつことがあり(個々の雌蕊は1心皮からなり、このような状態は離生心皮とよばれる)、これに由来する複数の果実がまとまった構造となる場合、集合果(aggregate fruit)とよばれる[13][29][14][5][63]。ただし、どの程度まとまっていれば集合果と呼べるのか明確な定義があるわけではない[14][5]。集合果には、以下のようなものがある。

集合袋果(follicetum, etaerio of follicles)[13][64][65]
1つの花に由来する複数の袋果が集合したもの。モクレン属モクレン科)、オダマキ属キンポウゲ科)、ユキヤナギなどに見られる。
集合痩果(achenetum, etaerio of achenes)[13][64][65]
1つの花に由来する複数の痩果が集合したもの。キンポウゲ属キンポウゲ科)やダイコンソウヤマブキキジムシロ(バラ科)に見られる。
バラ状果(cynarrhodium[注 7][13][64][65][66]
壺状の花托が肥大し、その中に複数の痩果がある集合果。偽果である。バラ属(バラ科)に見られる。
イチゴ状果(glandetum, etaerio)[13][29][14][29][14][64][65]
花托が肥大して液質になり、表面に多数の痩果がついた集合果。偽果である。オランダイチゴ属ヘビイチゴ(バラ科) に見られる。
ハス状果(nelumboid aggregate fruit)[13][14]
肥大して漏斗状になった花托に多数の孔があり、その孔に1個ずつ堅果(痩果ともされる)が埋まっている集合果。偽果である。ハス属ハス科)に見られる。
集合漿果(baccetum, etaerio of berries)[13][64][65]
1つの花に由来する複数の漿果からなる集合果。マツブサ属バンレイシ属などに見られる。
集合核果(drupetum, etaerio of drupelets)[13][14][29][64][65]
1つの花に由来する複数の核果(小核果 drupelet)からなる集合果。キイチゴ属バラ科)などに見られ、特にキイチゴ状果ともよばれる。

単花果と複合果

[編集]

1個の花の1個または複数の雌蕊(子房)に由来する果実は、単花果(monothalamic fruit)とよばれる[13]。一方、複数の花に由来する果実がまとまった構造となる場合、複合果(または多花果、collective fruit, polyanthocarp)とよばれる[13][29][14][5][63]。ただし、どの程度まとまっていれば複合果と呼べるのか明確な定義があるわけではない[14][5]。複合果は、それを構成する果実の型や、付随する構造に基づいて以下のように類別される。

袋果型多花果(folliconum, multiple fruit of follicles)[13][64][65]
個々の花が袋果になり、それが多数集まっているもの。バンクシアヤマモガシ科)などに見られる。
蒴果型多花果(capsiconum, multiple fruit of capsules)[13][64][65]
個々の花が蒴果になり、それが多数集まっているもの。ドクダミドクダミ科)、フウ属フウ科)、ヤナギ科タニワタリノキ属アカネ科)などに見られる。
痩果型多花果(achenosum, multiple fruit of achenes)[13][64][65]
個々の花が痩果になり、それが多数集まっているもの。スズカケノキ属スズカケノキ科)やナベナ属スイカズラ科)などに見られる。
クワ状果(桑果)[13][29]
個々の花が痩果になり、肥厚・多肉化した花被で包まれ、それが多数集まっているもの。クワ属クワ科)に見られる。
イチジク状果(陰花果、syconium)[13][29][67]
壺状で多肉質の果序の中に多数の痩果があるもの。イチジク属 (クワ科) に見られる。
ストロビル(葎果、strobile)[13]
果軸(花序軸)に多数の(果苞)がつき、それぞれの腋に痩果または小堅果がついたもの。カバノキ属ハンノキ属カバノキ科)、カラハナソウカナムグラ属(アサ科)などに見られる。strobile という用語は、裸子植物球果類(針葉樹)の球果(まつぼっくり)に対しても用いられる用語であるが、裸子植物は雌しべ(子房)をもたないため、この球果は果実ではない。
漿果型多花果(multiple fruit of berries)[13]
個々の花が漿果(中果皮、内果皮が液質になる果実)になり、それが多数集まっているもの。サトイモ科サルトリイバラ科などに見られる。漿果型多花果に加えてクワ状果や核果型多花果など液質になる複合果(多花果)は sorosus (sorosis, coenocarpium) ともよばれ、果皮のみではなく花托も液質になるパイナップルパイナップル科)の複合果も含まれる[64][65]
核果型多花果(multiple fruit of drupelets)[13]
個々の花が核果(中果皮が液質、内果皮が硬化している果実)になり、それが多数集まっているもの。ヤマボウシ(ミズキ科)、ヤエヤマアオキアカネ科)などに見られる。

真果と偽果

[編集]
典型的な偽果:(左から)セイヨウナシイチジクイチゴ

基本的に、果実は雌蕊の子房(種子になる構造である胚珠を含む部分)が発達して形成された構造であり、これが大部分を占める果実は真果(true fruit)とよばれる[13][14][5][68]。一方で、花托や花被など子房以外に由来する構造が多くを占めている果実は、偽果(仮果、副果、accessory fruit, anthocarp, false fruit)とよばれる[13][14][5][25][69]。ほとんどの果実は子房以外の構造を含むが、その程度はさまざまであり、子房以外の構造をどの程度含むものを偽果とするかは明瞭な基準があるわけではない。「偽果」には「ニセモノの果実」という語感があるが、偽果は真の果実の部分(子房に由来する部分)を含んでおり、果実の一型として扱われる[13][30]

上記のナシ状果バラ状果イチゴ状果ハス状果イチジク状果では、それぞれの花がついた花托や多数の花がついた花床(花托、花床は花がついた茎の先端部)が発達して果実の大部分を占めており、典型的な偽果である[13]。またクワ状果では複合果を構成する個々の真果の部分が液質化した花被に包まれた偽果であるが[13]、他にもイシミカワタデ科)やシラタマノキ属ツツジ科)などに同様の例が見られる[70][71]グミ属グミ科)やオシロイバナオシロイバナ科)の果実も萼筒の基部が真果の部分を包んで偽果となっている[71][72][73][46]オナモミ属キク科)では複数の雌花に由来する複数の痩果が、刺だらけの総苞で包まれた偽果を形成する[74]

裸子植物の"果実"

[編集]

生物学的に、果実は雌蕊子房が発達したものであり、そのため雌しべをもつ植物群である被子植物に特有の器官である。裸子植物胚珠種子)を包む雌しべをもたないため、裸子植物は果実をもたない。しかし、裸子植物でも種子を囲んだ器官が発達して果実様の構造を形成することが多く、このような構造が"果実"とよばれることがある[13]

チョウセンゴヨウマツ科)の球果

裸子植物の球果類針葉樹)は、基本的に、向軸側胚珠をつけた鱗片が軸に多数集まって球果(まつかさ、cone, strobile)を形成する[13][75]。球果の鱗片はふつう木化しており、乾湿運動によって開閉して種子を放出する[76]ビャクシン属ヒノキ科)の球果では鱗片が肉質になり、裂開しない液果状の球果を形成する。このような球果は、漿質球果(しょうしつきゅうか; 肉質球果、freshy cone, galbulus)とよばれる[13][75]マキ科では、鱗片が肉質化して套皮(とうひ、epimatium[注 8])とよばれる構造となり、1個の種子を包んでいる[13][77]。さらにイヌマキなどでは、種子のついた枝("花托"、種托)が多肉質になる[78][77]。またグネツム属マオウ属では、胚珠を包むが肉質化して液果状になる[13]

イチイイチイ科)の仮種皮果

イチイ属カヤ属イチイ科)では、胚珠の基部の構造が発達して仮種皮となり、種子の基部または全体を覆うようになる[13][79]。このような構造は仮種皮果(arillocarpium[注 9])ともよばれる[13]

ソテツ目イチョウ目では、種皮が3層に分化し、外層が肉質化する。この種子は液果に似ているため、"実"とよばれることもあるが、実際には種子である。このような種子は種子果(seminicarpium[注 10])ともよばれる[13]。またイヌガヤイチイ科)でも、種皮外層が多肉質になる[79]

種子散布との関わり

[編集]

通常は動けない種子植物にとって、親植物から離れて分布拡大できる時期は、種子の段階である[80]。種子が散布されること(種子散布)は、裸地に植物が生えてくることや、植生が次第に遷移していくことで認識できる。被子植物では種子は果実に包まれた状態で形成されるが、裂開果では果実から放出された種子が、閉果では種子を含む果実が、それぞれ散布単位となる。果実は、効率的な種子散布のための構造・機能をもつことがある。

風散布

[編集]
シラカンバカバノキ科)の翼果

によって果実・種子が散布される様式は、風散布とよばれる[40][81][82][83]。風散布される果実は、翼をもつ例と綿毛をもつ例がある。カエデムクロジ科)やアキニレニレ科)、シラカンバカバノキ科)など果皮が翼状になった例(翼果とよばれる)や、スイバタデ科)やツクバネウツギスイカズラ科)のように果実に付随する花被が翼状になっている例、シナノキアオイ科)やツクバネビャクダン科)のようにが翼状になっている例がある[40][80][82][83]。また果実が綿毛をもつ例も見られ、タンポポなどキク科の多くではに由来する冠毛が、クレマチスキンポウゲ科)では花柱に生えた毛が、ススキイネ科)では花序の基部に生えた毛が発達している[40][82][83]。裂開果において種子が散布される場合でも、果実の開口部が小さく上部にあるなど、強い風や振動によってのみ種子が散布されるようになっているものがある(風靡散布)[80][40]

水散布

[編集]
ココヤシヤシ科)の核果は海流散布される。
フデリンドウリンドウ科)の蒴果は上向きに裂開して雨粒を受ける。

水辺に生育する植物の中には、水によって果実・種子が散布されるものがある(水散布)[80][84][85]コナギミズアオイ科)やハスハス科)、クサネムマメ科)、タカサブロウキク科)などの果実は比重が軽く、水に浮いて散布される[80][84][85]ジュズダマイネ科)やオナモミキク科)では、果実を包むが特殊化して浮遊するようになっている[80][84][85]。またオモダカオモダカ科)の果実には翼があり、水中で流される[84]ココヤシヤシ科)やハマゴウシソ科)の果実は核果であり、硬化した内果皮で種子が包まれていることから、海水に耐えて海面を浮いて散布される(海流散布)[80][84][86][87]ネコノメソウユキノシタ科)やフデリンドウリンドウ科)の果実は、上向きに裂開し雨粒を受けて種子が散布される(雨滴散布)[40][84][85]

付着散布

[編集]
ミズタマソウ属アカバナ科)の果実にはかぎ毛が密生している。

大型の動物に付着し、種子散布される様式は付着散布(動物付着散布)とよばれる[80][81][88][89][90]。かぎ状の突起などによって動物に付着するものとして、果皮にかぎ毛をもつヌスビトハギマメ科)、ミズタマソウアカバナ科)、ヤエムグラアカネ科)、ヤブジラミセリ科)、花柱由来のかぎをもつミズヒキタデ科)やダイコンソウバラ科)、由来のかぎをもつハエドクソウハエドクソウ科)やセンダングサキク科)、に由来するかぎをもつイノコヅチ、果実を包む総苞に多数のとげをもつオナモミ(キク科)などがある[80][88][89][90]。また粘液によって動物に付着するものとして、果実表面から粘液を分泌するノブキ(キク科)、冠毛から粘液を分泌するヌマダイコン(キク科)、総苞から粘液を分泌するメナモミ(キク科)、から粘液を分泌するチヂミザサイネ科)などがある[88][89][90]。特に付着のための構造をもたない果実でも、小型のものは泥などによって動物に付着し、散布されることがあると考えられている[80][89][90]

被食散布

[編集]
ヒメレンジャクに食べられるセイヨウカンボクガマズミ科)の果実(核果

哺乳類鳥類に食べられ、排出されることで種子散布される様式は、被食散布(動物被食散布、周食散布、糞散布)とよばれる[80][81][71][91][92][93]。このような果実は、動物にとって魅力ある可食部と適度な大きさをもち、また内部の種子は消化されないように厚い種皮をもっていたり、硬化した内果皮で包まれていたり(核果)、粘質の物質をまとっていたりする[80][71]。大きな種子を少数含むものから、小さな種子を多数含むものまである[80][71]。可食部の質や果実の大きさ、色、匂い、果実のつく高さや落下しやすさなどに多様性があり、それぞれ捕食者である動物に合わせている[80][71]。特に鳥類に被食されるものと哺乳類に被食されるものでは色(鳥類用果実には赤や黒のものが多い)や匂い(哺乳類用果実は強い匂いをもつものが多い)などに違いがあるが、鳥類・哺乳類双方に対応しているものもある[80][71][91][94]。被食散布される果実は内部の種子の発芽を抑制する物質が含んでいることがあり、この場合、動物に食べられて排出されることで初めて種子が発芽できるようになる[31][81][71]。未熟期の果実は、色が変わっていないことや有毒・不味成分を含むことで食べられないようにしている[80][71]。ただし可食部をほとんどもたない果実や種子が目立つ色をしており、十分な可食部をもつ果実に擬態(果実擬態)していると考えられている例もある[80][71]。また被食散布される果実は、一斉に成熟するタイプと、長期に渡って少数ずつ成熟するタイプがあることが知られている[80]。さらに年ごとによって果実の生産量が大きく変動することも知られており、食害昆虫の増加を抑えるためであると考えられている[71]。果皮が多肉質である液果は、被食散布される[71][91][92]クワクワ科)やグミグミ科)、シラタマノキツツジ科)では、子房ではなく果実を包む花被が多肉質の可食部になる[71][91][92]イチゴ(バラ科)では隆起した花托が、バラ(バラ科)ではつぼ状になった花托が、ケンポナシクロウメモドキ科)では花がついた枝が、イチジク(クワ科)では多数の花がついたつぼ状の花床がそれぞれ可食部になる[71][91][92]。他にも、果実ではなく種子の付属物(種皮、仮種皮など)が可食部となっている例もある[71]。またイネ科カヤツリグサ科ヒユ科タデ科シロツメクサなど特に被食散布のための構造をもたない小型の果実が、ウシシカカモ類などの草食動物が葉や茎を食べる際に一緒に取り込まれ、消化されずに排出されることがあり、このような散布も重要であることが示唆されている[80][71]

貯食散布

[編集]

クリコナラブナ科)、ハシバミカバノキ科)、オニグルミクルミ科)、エゴノキエゴノキ科)などの果実は、果皮が硬く木化しており、内部に大きな種子を含む[95][96]リスネズミシジュウカラカケスなどの動物はこのような果実を収集・輸送・貯蔵し、内部の種子を食用とするが、貯蔵されながら食べ残された果実はそこで発芽することができる(貯食散布、食べ残し散布)[80][92][95][96]

アリ散布

[編集]
シキミマツブサ科)の果実(集合袋果)は種子を弾き飛ばす。

一部の植物では種子や果実にエライオソームとよばれるアリが好む物質の塊がついており、アリによって収穫、巣まで運ばれることで種子散布される[97][98][99][100]。このような種子散布様式はアリ散布とよばれ、多くは種子にエライオソームをつけているが、ホトケノザシソ科)やカナムグラアサ科)、アオスゲカヤツリグサ科)のように果実にエライオソームをつけている例もある[92][97][98][99][100]

自動散布

[編集]

果実の中には、自動的に種子を射出する機構を備えているものがあり、このような種子散布は自動散布(自力散布[101]、自発分散[102]、自力射出散布[40])とよばれる[40][103]シキミマツブサ科)やスミレスミレ科)、カラスノエンドウマメ科)、ゲンノショウコフウロソウ科)などでは、果実の果皮が乾燥・収縮することで種子を弾き飛ばす[103][104][40]。またホウセンカツリフネソウ科)やムラサキケマンケシ科)では果皮の細胞の膨圧上昇によって果実がはじけ、種子を弾き飛ばす[103][104][40]

人間との関わり

[編集]
さまざまな果物(ブラジル

人間は、さまざまな果実を食用に利用している。穀物[注 11]であるイネコムギトウモロコシイネ科)、豆類であるダイズアズキインゲンマメマメ科)などは、種子に含まれる胚乳や子葉が主な食用部とされるが[105]、種子を伴う果実の状態で収穫される。またこれら穀物や豆類は、人間の食用だけではなく飼料としても重要である[106]。主に果皮部が食用とされる果実のうち、ミカンリンゴブドウなど木本に実り一般的に甘いものは果物キュウリエンドウトマトなど草本に実り野菜として利用されるものは果菜とよばれる[69][107][108][109][110][111][112]。また、果物のことを特に「果実」とよんでいることもある[113][114][115]。生産分野では木本に実るものを果物(果実)としており、スイカイチゴなど草本に実るものは「果実的野菜」とよばれることがあるが[116][108][107]、消費分野ではこのような果実も果物として扱われる[69]ブドウなどの果実は、直接食用とされるだけではなく、アルコール飲料の原料としても利用される[117]

オリーブクスノキ科)やアブラヤシヤシ科)の果皮から得られた油は、食用油せっけんなどに利用される[118][119]ハゼノキウルシ科)の果実の果皮から得られた油脂(木蝋、ハゼ蝋)は、和ろうそくなどに用いられる[120]

クチナシ(アカネ科)の果実は生薬や染料に利用される。

クチナシアカネ科)、ミカンミカン科)、ナツメクロウメモドキ科)などの果実は、生薬とされることがある[121]ケシケシ科)の未熟果実から得られた乳液(乾燥させた乳液はアヘン)にはモルヒネなどのアルカロイドが含まれ、薬用として利用されており、また麻薬ともされる[122]

カボチャヒョウタンウリ科)、ココヤシヤシ科)などの果実は飾りや容器に加工され[123][124][125]、またヘチマ(ウリ科)やココヤシの果実から得られる繊維もさまざまに利用される[126][125]クチナシなどの果実は、染料として利用されることもある[127]。園芸や生け花において、果実を鑑賞対象とすることがあり、このような植物は実物(みもの)ともよばれ、日本で利用される例としてセンリョウセンリョウ科)やナンテンメギ科)、サンキライサルトリイバラ科)などがある[128]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b 広義の液果は果皮が多肉質・多汁質である果実を全て含み多肉果と同義である(核果などを含む)が、狭義の液果は中果皮・内果皮が液質な漿果と同義である[29][51]
  2. ^ 複数形は caryopses または caryopsides[43]
  3. ^ 複数形は cocci[50]
  4. ^ 1 - 果柄、2 - 種子、3 - 内果皮、4 - 中・外果皮、5 - 足場の跡、6, 7 - 花托が発達した部分
  5. ^ 複数形は baccae[53]
  6. ^ 複数形は hesperidia[55]
  7. ^ 複数形は cynarrhodia[13]
  8. ^ 複数形は epimatia[13]
  9. ^ 複数形は arillocarpia[13]
  10. ^ 複数形は seminicarpia[13]
  11. ^ 狭義にはイネ科のもの(禾穀類)に限るが、広義にはマメ科のもの(菽穀類)やソバタデ科)、キノアヒユ科)を含む[105]

出典

[編集]
  1. ^ 」『デジタル大辞泉』https://kotobank.jp/word/%E5%AE%9Fコトバンクより2023年5月5日閲覧 
  2. ^ トチの実」『栄養・生化学辞典』https://kotobank.jp/word/%E3%83%88%E3%83%81%E3%81%AE%E5%AE%9Fコトバンクより2023年5月22日閲覧 
  3. ^ 銀杏」『デジタル大辞泉』https://kotobank.jp/word/%E9%8A%80%E6%9D%8Fコトバンクより2023年5月22日閲覧 
  4. ^ a b c d 池内昌彦, 伊藤元己, 箸本春樹 & 道上達男 (監訳) (2018). “被子植物の生殖的適応には花と果実がある”. キャンベル生物学 原書11版. 丸善出版. pp. 739–747. ISBN 978-4621302767 
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 果実(植物)」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E6%9E%9C%E5%AE%9F%EF%BC%88%E6%A4%8D%E7%89%A9%EF%BC%89コトバンクより2023年5月10日閲覧 
  6. ^ a b L. テイツ, E. ザイガー, I.M. モーラー & A. マーフィー (編) (2017). “果実の発達と登熟”. 植物生理学・発生学 原著第6版. 講談社. pp. 654–662. ISBN 978-4061538962 
  7. ^ 池内昌彦, 伊藤元己, 箸本春樹 & 道上達男 (監訳) (2018). “果実の形態と機能”. キャンベル生物学 原書11版. 丸善出版. pp. 949–951. ISBN 978-4621302767 
  8. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “単為結果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 880. ISBN 978-4000803144 
  9. ^ Happy Halloween!” (2021年11月1日). 2024年5月27日閲覧。
  10. ^ Sanj Atwal (2022年8月11日). “Five of the heaviest and fattest fruits ever grown”. Guinness World Records. 2023年7月14日閲覧。
  11. ^ Armstrong, W.P.. “The World's Smallest Fruit”. Wayne's Word. 2023年7月14日閲覧。
  12. ^ ラン(蘭)」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%83%A9%E3%83%B3%EF%BC%88%E8%98%AD%EF%BC%89コトバンクより2023年5月22日閲覧 
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp 清水建美 (2001). “果実”. 図説 植物用語事典. 八坂書房. pp. 92–110. ISBN 978-4896944792 
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae 山崎敬 (編集), 本田正次 (監修), ed (1984). “1. 果実”. 現代生物学大系 7a2 高等植物A2. 中山書店. pp. 101–110. ISBN 978-4521121710 
  15. ^ a b c 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “果実”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 215. ISBN 978-4000803144 
  16. ^ a b c 果皮https://kotobank.jp/word/%E6%9E%9C%E7%9A%AEコトバンクより2022年12月3日閲覧 
  17. ^ a b Beck, C. B. (2005). “Fruit development and the role of fruits in seed dispersal”. An Introduction to Plant Structure and Development. Cambridge University Press. pp. 367–369. ISBN 978-0521837408 
  18. ^ a b c d e 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 (2012). 草木の種子と果実. 誠文堂新光社. pp. 22–249. ISBN 978-4-416-71219-1 
  19. ^ a b 清水建美 (2001). 図説 植物用語事典. 八坂書房. p. 28. ISBN 978-4896944792 
  20. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “花床”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 217. ISBN 978-4000803144 
  21. ^ 花托」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E8%8A%B1%E6%89%98コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  22. ^ 金浜耕基 & 斎藤隆 (1988). “キュウリの曲がり果における炭水化物の分布と 14C-光合成産物の取り込み”. 園芸學會雜誌 57 (3): 448-453. doi:10.2503/jjshs.57.448. 
  23. ^ トレバー・ウィッフィン (1997). “モニミア科”. 週刊朝日百科 植物の世界 9. pp. 89–92. ISBN 9784023800106 
  24. ^ a b c d e f g h i j k 清水晶子 (2004). “果実と種子”. In 大場秀章. 絵でわかる植物の世界. 講談社. pp. 95–106. ISBN 978-4061547544 
  25. ^ a b 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “偽果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 278. ISBN 978-4000803144 
  26. ^ Annonaceae”. Flora of China. Missouri Botanical Garden and Harvard University Herbaria. 2022年7月31日閲覧。
  27. ^ 植田邦彦 (1997). “バンレイシ科”. 週刊朝日百科 植物の世界 9. pp. 100–107. ISBN 9784023800106 
  28. ^ a b 清水建美 (2001). “花序”. 図説 植物用語事典. 八坂書房. p. 76. ISBN 978-4896944792 
  29. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編), ed (2015). “植物用語の図解”. 改訂新版 日本の野生植物 1. 平凡社. pp. 10–17. ISBN 978-4582535310 
  30. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 原襄・西野栄正・福田泰二 (1986). “果実”. 植物観察入門 花・茎・葉・根. 培風館. pp. 47–68. ISBN 978-4563038427 
  31. ^ a b c d e f 原襄 (1994). “果実と種子の多様性”. 植物形態学. 朝倉書店. pp. 166–169. ISBN 978-4254170863 
  32. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “袋果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 846. ISBN 978-4000803144 
  33. ^ 濱健夫 (1958). “果実の分類”. 植物形態学. コロナ社. pp. 285–295. ISBN 978-4339075540 
  34. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “豆果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 976. ISBN 978-4000803144 
  35. ^ 豆果https://kotobank.jp/word/%E8%B1%86%E6%9E%9Cコトバンクより2022年6月3日閲覧 
  36. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “節果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 787. ISBN 978-4000803144 
  37. ^ a b 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “蒴果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 536. ISBN 978-4000803144 
  38. ^ 蒴果https://kotobank.jp/word/%E8%92%B4%E6%9E%9Cコトバンクより2022年5月6日閲覧 
  39. ^ 門田裕一 (2017). “アブラナ科”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 4. 平凡社. pp. 45–71. ISBN 978-4582535341 
  40. ^ a b c d e f g h i j 福原達人. “8-2. 非動物散布”. 植物形態学. 福岡教育大学. 2023年5月20日閲覧。
  41. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “節長果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 793. ISBN 978-4000803144 
  42. ^ a b 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “痩果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 822. ISBN 978-4000803144 
  43. ^ caryopsis”. WordSense Online Dictionary. 2022年5月3日閲覧。
  44. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “穎果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 117. ISBN 978-4000803144 
  45. ^ 穎果https://kotobank.jp/word/%E7%A9%8E%E6%9E%9Cコトバンクより2023年4月29日閲覧 
  46. ^ a b 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “堅果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 415. ISBN 978-4000803144 
  47. ^ 堅果https://kotobank.jp/word/%E5%A0%85%E6%9E%9Cコトバンクより2022年5月3日閲覧 
  48. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “翼果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 1428. ISBN 978-4000803144 
  49. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “分離果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 1254. ISBN 978-4000803144 
  50. ^ coccus”. WordSense Online Dictionary. 2022年5月6日閲覧。
  51. ^ a b 岩瀬徹・大野啓一 (2004). “いろいろな果実”. 写真で見る植物用語. 全国農村教育協会. pp. 118–126. ISBN 978-4881371077 
  52. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “液果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 123. ISBN 978-4000803144 
  53. ^ bacca”. Merriam-Webster Dictionary. 2022年12月14日閲覧。
  54. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “漿果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 653. ISBN 978-4000803144 
  55. ^ hesperidium”. Merriam-Webster Dictionary. 2022年12月14日閲覧。
  56. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “ミカン状果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 1352. ISBN 978-4000803144 
  57. ^ 瓜状果https://kotobank.jp/word/%E7%93%9C%E7%8A%B6%E6%9E%9Cコトバンクより2022年12月3日閲覧 
  58. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “ナシ状果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 1025. ISBN 978-4000803144 
  59. ^ 池田博・池谷祐幸・勝本俊雄 (2016). “バラ科”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 3. 平凡社. pp. 23–88. ISBN 978-4582535334 
  60. ^ 仁果類https://kotobank.jp/word/%E4%BB%81%E6%9E%9C%E9%A1%9Eコトバンクより2022年12月8日閲覧 
  61. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “石果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 781. ISBN 978-4000803144 
  62. ^ 核果https://kotobank.jp/word/%E6%A0%B8%E6%9E%9Cコトバンクより2022年12月8日閲覧 
  63. ^ a b 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “集合果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 621. ISBN 978-4000803144 
  64. ^ a b c d e f g h i j Stuppy, W. (2004). Glossary of Seed and Fruit Morphological Terms. Seed Conservation Department, Royal Botanic Gardens, Kew, Wakehurst Place. pp. 1–24 
  65. ^ a b c d e f g h i j Spjut, R.W. (2015年). “A Systematic Treatment of Fruit Types”. The World Botanical Associates Web Page. 2022年6月22日閲覧。
  66. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “バラ状果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 1115. ISBN 978-4000803144 
  67. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “イチジク状花序”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 71. ISBN 978-4000803144 
  68. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “真果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 688. ISBN 978-4000803144 
  69. ^ a b c 和泉秀彦・三宅義明・舘和彦 (編) (2014). 栄養科学ファウンデーションシリーズ 5 食品学. 朝倉書店. pp. 82–84. ISBN 978-4254616552 
  70. ^ 多田多恵子 (2010). “イシミカワ、ドクウツギ”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 91, 115. ISBN 978-4829910757 
  71. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 小林正明 (2007). “動物に食べられて”. 花からたねへ 種子散布を科学する. 全国農村教育協会. pp. 105–158. ISBN 978-4881371251 
  72. ^ 多田多恵子 (2010). “アキグミ”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. p. 122. ISBN 978-4829910757 
  73. ^ 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 (2012). “オシロイバナ”. 草木の種子と果実. 誠文堂新光社. p. 110. ISBN 978-4-416-71219-1 
  74. ^ 多田多恵子 (2010). “オオオナモミ”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. p. 79. ISBN 978-4829910757 
  75. ^ a b 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “球果”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 308. ISBN 978-4000803144 
  76. ^ 球果」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E7%90%83%E6%9E%9Cコトバンクより2023年5月3日閲覧 
  77. ^ a b 大橋広好 (2015). “マキ科”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 1. 平凡社. pp. 34–35. ISBN 978-4582535310 
  78. ^ 杉本順一. “イヌマキ”. 世界の針葉樹. 井上書店. pp. 138–139. NCID BN01674934 
  79. ^ a b 大橋広好 (2015). “イチイ科”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 1. 平凡社. pp. 42–44. ISBN 978-4582535310 
  80. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 岡本素治 (1992). “果実の形態にみる種子散布 (総説)”. 植物分類, 地理 43 (2): 155-166. doi:10.18942/bunruichiri.KJ00001078987. 
  81. ^ a b c d 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 (2012). 草木の種子と果実. 誠文堂新光社. pp. 16–20. ISBN 978-4-416-71219-1 
  82. ^ a b c 小林正明 (2007). “風を利用する”. 花からたねへ 種子散布を科学する. 全国農村教育協会. pp. 48–102. ISBN 978-4881371251 
  83. ^ a b c 多田多恵子 (2010). “風散布”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 8–51. ISBN 978-4829910757 
  84. ^ a b c d e f 小林正明 (2007). “水を利用する”. 花からたねへ 種子散布を科学する. 全国農村教育協会. pp. 195–215. ISBN 978-4881371251 
  85. ^ a b c d 多田多恵子 (2010). “風散布”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 52–59. ISBN 978-4829910757 
  86. ^ 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 (2012). “流れ着く種子 & 果実たち”. 草木の種子と果実. 誠文堂新光社. pp. 252–257. ISBN 978-4-416-71219-1 
  87. ^ 澤田佳宏 & 津田智 (2005). “日本の暖温帯に生育する海浜植物14種の海流散布の可能性”. 植生学会誌 22 (1): 53-61. doi:10.15031/vegsci.22.53. 
  88. ^ a b c 小林正明 (2007). “かぎで動物にくっ付いて、粘液で動物にくっ付いて”. 花からたねへ 種子散布を科学する. 全国農村教育協会. pp. 172–194. ISBN 978-4881371251 
  89. ^ a b c d 多田多恵子 (2010). “動物散布 付着”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 70–84. ISBN 978-4829910757 
  90. ^ a b c d 福原達人. “8-3. 動物付着散布”. 植物形態学. 福岡教育大学. 2023年5月20日閲覧。
  91. ^ a b c d e 多田多恵子 (2010). “動物散布 被食”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 85–149. ISBN 978-4829910757 
  92. ^ a b c d e f 福原達人. “8-4. 動物被食散布”. 植物形態学. 福岡教育大学. 2023年5月20日閲覧。
  93. ^ ピーター・トーマス (2001). 樹木学. 築地書館. p. 131. ISBN 978-4806712244 
  94. ^ 日本森林学会 (2003). 森林の百科. 朝倉書店. p. 217. ISBN 978-4254470338 
  95. ^ a b 小林正明 (2007). “食べ残し散布”. 花からたねへ 種子散布を科学する. 全国農村教育協会. pp. 159–167. ISBN 978-4881371251 
  96. ^ a b 多田多恵子 (2010). “動物散布 貯食”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 150–161. ISBN 978-4829910757 
  97. ^ a b Lengyel, S., Gove, A. D., Latimer, A. M., Majer, J. D. & Dunn, R. R. (2010). “Convergent evolution of seed dispersal by ants, and phylogeny and biogeography in flowering plants: a global survey”. Perspectives in Plant Ecology, Evolution and Systematics 12 (1): 43-55. doi:10.1016/j.ppees.2009.08.001. 
  98. ^ a b 中西弘樹 (1988). “日本の暖温帯に分布するアリ散布植物”. 日本生態学会誌 38 (2): 169-176. doi:10.18960/seitai.38.2_169. 
  99. ^ a b 小林正明 (2007). “アリに運ばせる(アリ散布)”. 花からたねへ 種子散布を科学する. 全国農村教育協会. pp. 167–171. ISBN 978-4881371251 
  100. ^ a b 多田多恵子 (2010). “アリ散布”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 162–165. ISBN 978-4829910757 
  101. ^ 岩瀬徹・大野啓一 (2004). “種子(果実)の散布”. 写真で見る植物用語. 全国農村教育協会. pp. 127–133. ISBN 978-4881371077 
  102. ^ 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一 (編) (2013). “種子分散”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. p. 635. ISBN 978-4000803144 
  103. ^ a b c 多田多恵子 (2010). “自動散布”. 身近な草木の実とタネハンドブック. 文一総合出版. pp. 60–69. ISBN 978-4829910757 
  104. ^ a b 小林正明 (2007). “はじき飛ばす”. 花からたねへ 種子散布を科学する. 全国農村教育協会. pp. 217–238. ISBN 978-4881371251 
  105. ^ a b 穀物https://kotobank.jp/word/%E7%A9%80%E7%89%A9コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  106. ^ 飼料」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E9%A3%BC%E6%96%99コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  107. ^ a b 梶浦一郎 (2009). “果物として利用する栽培植物”. In 石井龍一・岩槻邦男・竹中明夫・土橋豊・長谷部光泰・矢原徹一・和田正三. 植物の百科事典. 朝倉書店. pp. 347–349. ISBN 978-4-254-17137-2 
  108. ^ a b 飛騨健一 (2009). “野菜として利用する栽培植物”. In 石井龍一・岩槻邦男・竹中明夫・土橋豊・長谷部光泰・矢原徹一・和田正三. 植物の百科事典. 朝倉書店. pp. 341–346. ISBN 978-4-254-17137-2 
  109. ^ 果菜類https://kotobank.jp/word/%E6%9E%9C%E8%8F%9C%E9%A1%9Eコトバンクより2022年12月20日閲覧 
  110. ^ 果物https://kotobank.jp/word/%E6%9E%9C%E7%89%A9コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  111. ^ 果菜」『デジタル大辞泉』https://kotobank.jp/word/%E6%9E%9C%E8%8F%9Cコトバンクより2022年12月20日閲覧 
  112. ^ 青葉高 (2000). “果菜類”. 日本の野菜. 八坂書房. pp. 23–117. ISBN 978-4-89694-457-0 
  113. ^ 果実」『デジタル大辞泉』https://kotobank.jp/word/%E6%9E%9C%E5%AE%9Fコトバンクより2023年5月5日閲覧 
  114. ^ 食品成分データベース”. 文部科学省. 2023年5月10日閲覧。
  115. ^ “第2章 部門別概念・定義・範囲”. 総務省. p. 168. https://www.soumu.go.jp/main_content/000291351.pdf 
  116. ^ 野菜類の区分はどのようになっているのか教えてください。”. 農林水産省. 2022年12月22日閲覧。
  117. ^ 果実酒https://kotobank.jp/word/%E6%9E%9C%E5%AE%9F%E9%85%92コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  118. ^ オリーブ油https://kotobank.jp/word/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E6%B2%B9コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  119. ^ パーム油」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%B2%B9コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  120. ^ 木蝋https://kotobank.jp/word/%E6%9C%A8%E8%9D%8Bコトバンクより2023年5月12日閲覧 
  121. ^ 生薬一覧”. 日本漢方生薬製剤協会. 2023年5月12日閲覧。
  122. ^ ケシ」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%82%B1%E3%82%B7コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  123. ^ カボチャ」『本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%9C%E3%83%81%E3%83%A3コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  124. ^ ヒョウタン」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%B3コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  125. ^ a b ココヤシ」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%83%A4%E3%82%B7コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  126. ^ ヘチマ」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%83%98%E3%83%81%E3%83%9Eコトバンクより2023年5月12日閲覧 
  127. ^ クチナシ」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%8A%E3%82%B7コトバンクより2023年5月12日閲覧 
  128. ^ 実物」『デジタル大辞泉』https://kotobank.jp/word/%E5%AE%9F%E7%89%A9コトバンクより2023年5月7日閲覧 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]