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セリ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セリ科
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
学名
ApiaceaeLindley (1836) nom. cons. [1]
(Umbelliferae
Juss. (1789) nom. alt. et cons. [1])
  • 本文参照

セリ科 (セリか、Apiaceae) は、ニンジンパセリを含む被子植物の一つ。芳香を持ち、ハーブ野菜香辛料として使われるを多く含む。

セリ科の植物には抗変異原性があるものが多い[2]。かつて、セリ科の植物は、デザイナーフーズ計画がん予防に効果のある食物として上位の重要度に位置付けられていた[3]

特徴的な散形(傘形)花序をつけるので、古くは散形科または傘形科(さんけいか)と呼ばれた。ラテン名の代替名である Umbelliferae も同じ意味である。牧野 (1940)からかさばな科と訳している[4]子房下位で果実は分果(2個に割れる)。

含まれる属・種

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およそ400属3700種が含まれる[5]。代表的なものを記す。

ウマノミツバ亜科

セリ亜科

脚注

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  1. ^ a b APG II (2003)
  2. ^ 上田成子, 桑原祥浩, 平位信子 ほか、「野菜類およびキノコ類の抗変異原性について」 日本食品工業学会誌 1991年 38巻 6号 p.507-514, doi:10.3136/nskkk1962.38.507
  3. ^ 大澤俊彦、「がん予防と食品」『日本食生活学会誌』 2009年 20巻 1号 p.11-16, doi:10.2740/jisdh.20.11
  4. ^ 牧野, 富太郎牧野日本植物圖鑑』北隆館、1940年、目次3頁http://www.hokuryukan-ns.co.jp/makino/index.php?no1=H1 
  5. ^ Stevens (2001 onwards) では約434属3780種、Watson & Dallwitz (1991 onwards) では約420属2850種、
  6. ^ a b チドメグサ属Hydrocotyle:雑草のチドメグサや外国産の水草を含む)、ツボクサ属、ソライロゼリ属 (Trachymene) は従来セリ科に入れられていたが、APWeb (Stevens 2001 oward)ではウコギ科の系統に含める。アゲハチョウ亜科の一部の蝶(キアゲハなど)はセリ科植物を食草とするが、そのうちPapilio ajax はチドメグサ属植物を食べなかったとの報告もある。

参考文献

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外部リンク

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