シラネニンジン属
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シラネニンジン属 | |||||||||||||||||||||||||||
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シラネニンジンの花序
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Tilingia Regel (1859) [2][3] | |||||||||||||||||||||||||||
タイプ種 | |||||||||||||||||||||||||||
Tilingia ajanensis [3] | |||||||||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||||||||
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シラネニンジン属(シラネニンジンぞく、白根人参属、Tilingia)はセリ科の属の一つ。
特徴
[編集]多年草。全体が無毛で、茎は直立して上部は分枝する。葉は長い柄をもち、1-4回3出羽状複葉または1-3回羽状複葉になり、小葉は線形から卵形状になる裂片に裂けるか、鋸歯がある。花は複散形花序になり、花序には総苞片と小総苞片があり、花弁は白色になる。果実は卵形または長楕円形で、油管は分果の表面側の各背溝下に1-3個、分果が接しあう合生面に2個または4個ある。
日本のほか、シベリア東部、ロシア極東部、朝鮮、中国に5種知られている。
日本の種
[編集]- ミヤマウイキョウ Tilingia tachiroei (Franch. et AU|Sav) Kitag.
- 北海道、本州中部以北、四国、朝鮮、中国東北部に分布する。
- シラネニンジン T. ajanensis Regel
- 北海道、本州中部以北、シベリア東部、ロシア極東部などに広く分布する。
- ツシマノダケ T. tsusimensis (Y.Yabe) Kitag.
- 対馬の山地に分布する。
ギャラリー
[編集]脚注および参考文献
[編集]- ^ a b 米倉浩司『高等植物分類表』(重版)北隆館、2010年。ISBN 978-4-8326-0838-2。
- ^ "Plant Name Details for Tilingia Regel & Tiling". International Plant Names Index (IPNI). International Organization for Plant Information (IOPI). 2012年8月16日閲覧。
- ^ a b "'Tilingia Regel & Tiling". Tropicos. Missouri Botanical Garden. 40014562. 2012年8月16日閲覧。
- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎(他編)『日本の野生植物』 草本II 離弁花類、平凡社、1982年。
- 林弥栄(編)『日本の野草』山と渓谷社〈山渓カラー名鑑〉、1983年。
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “簡易検索結果”. BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 2012年8月16日閲覧。