エゾボウフウ属
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エゾボウフウ属 | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Aegopodium L. | |||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||
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エゾボウフウ属(エゾボウフウぞく、学名:Aegopodium、和名漢字表記:蝦夷防風属)はセリ科の属の一つ。
特徴
[編集]多年草。地下茎があり、茎は直立し、上部で分枝する。葉は3出複葉または3出羽状複葉になる。花は複散形花序になり、複散形花序の下にある総苞片、小花序の下にある小総苞片ともに無い。萼片はふつう無く、あってもごく小さい。花弁は白色になり、ときに赤みを帯びる。果実は無毛で、分果の隆条は脈状になり、油管は無い。
ユーラシアに7-8種あり、日本には野生種1種、帰化種1種がある。
種
[編集]日本にある種
[編集]- エゾボウフウ Aegopodium alpestre Ledeb. -北海道、本州中部地方以北のほか、インド、ヒマラヤ、中国、東アジアに分布する。
- イワミツバ Aegopodium podagraria L. -ヨーロッパ原産の帰化種。
また2012年にはセントウソウ(Chamaele decumbens (Thunb.) Makino)をエゾボウフウ属に置き Aegopodium decumbens (Thunb.) Pimenov & Zakharova とする見解も発表されている(詳細は当該項目を参照)。
外国の種
[編集]- Aegopodium burttii Nasir
- Aegopodium handelii H.Wolff
- Aegopodium henryi Diels
- Aegopodium kashmiricum (R.R.Stewart ex Dunn) Pimenov
- Aegopodium latifolium Turcz.
- Aegopodium tadshikorum Schischk.
ギャラリー
[編集]参考文献
[編集]- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』(1982年)平凡社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- The Plant List