国道26号
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一般国道 | |
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国道26号 | |
地図 | |
総延長 | 71.5 km |
実延長 | 68.1 km |
現道 | 52.4 km |
制定年 | 1952年(昭和27年) |
起点 | 大阪府大阪市北区 梅田新道交差点(北緯34度41分53.6秒 東経135度30分2.3秒 / 北緯34.698222度 東経135.500639度) |
主な 経由都市 |
大阪府堺市、岸和田市、泉佐野市 |
終点 | 和歌山県和歌山市 県庁前交差点(北緯34度13分32.16秒 東経135度10分12.06秒 / 北緯34.2256000度 東経135.1700167度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道25号 国道43号 国道310号 国道170号 国道24号 国道42号 |
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国道26号(こくどう26ごう)は、大阪府大阪市北区から堺市、岸和田市を経由し、和歌山県和歌山市に至る一般国道である。
概要
府県庁所在地である大阪市と和歌山市とを結ぶ一般国道の路線で、大阪市北区の梅田新道交差点から大阪湾の沿岸に沿うように南下して、大阪・和歌山の府県境にまたがる和泉山脈の平井峠(和歌山岬トンネル)を越えて和歌山県庁前の県庁前交差点に至る。主な通過地は、大阪府大阪市西成区・住之江区、堺市堺区・西区、高石市、和泉市、泉大津市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、泉南郡岬町である。
起点から大阪市浪速区(大国交差点)までは国道25号と国道165号との重複区間である。なお、この区間にある御堂筋は南向きの一方通行(一部を除く車両が対象)となっている。なお、2012年(平成24年)4月以降は御堂筋の区間だけが指定区間から外れている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点:大阪市(北区、梅田新道#梅田新道交差点交差点 = 国道1号・国道25号・国道176号終点、国道2号・国道163号起点)
- 終点:和歌山市(県庁前交差点 = 国道24号・国道42号終点)
- 重要な経過地:堺市、高石市、和泉市、泉大津市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市
- 総延長 : 71.5 km(大阪府 44.9 km、大阪市 7.6 km、堺市 12.2 km、和歌山県 6.8 km)[2][注釈 2]
- 重用延長 : 3.4 km(大阪府 - km、大阪市 1.1 km、堺市 - km、和歌山県 2.4 km)[2][注釈 2]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 2]
- 実延長 : 68.1 km(大阪府 44.9 km、大阪市 6.5 km、堺市 12.2 km、和歌山県 4.4 km)[2][注釈 2]
- 指定区間:大阪市浪速区難波中一丁目6番5-和歌山市小松原通一丁目2番(難波西口交差点 - 県庁前交差点(終点))[注釈 3][3]
歴史
国道26号は、大坂と和歌山とを結ぶ紀州街道および孝子越街道のそれぞれ一部区間を継承する路線である。
年表
- 1885年(明治18年)の内務省告示第6号「國道表」では、和歌山市までが国道29号「東京より和歌山県に達する路線」(現1号経由、大阪で分岐)となった。
- 1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では国道16号「東京市より和歌山県庁所在地に達する路線」となった。
- 1930年(昭和5年)、奈良までだった国道15号(現24号)が和歌山市まで延伸されたため、区別のため16号の路線名が「東京都より和歌山県庁所在地に達する路線(乙)」となった。
- 1945年(昭和20年)には現42号に当たる国道41号「東京都より和歌山県庁所在地に達する路線(丙)」が指定されている。
- 1952年(昭和27年)12月4日施行の新道路法に基づく路線指定で、旧16号は一級国道26号(大阪府大阪市 - 和歌山県和歌山市)として指定された。
- 1965年(昭和40年)4月1日の道路法改正によって一級・二級の区別がなくなり、一般国道26号となった。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 第二阪和国道の全線開通に伴って、阪南 - 和歌山が一本化され、旧道は和歌山県道・大阪府道752号和歌山阪南線へ移管された[4][5]。
- 2018年(平成30年)4月1日、堺泉北道路が大阪府道36号泉大津美原線から国道26号に移管された[6]。
旧道
- 大阪府道204号堺阪南線(全線)
- 和歌山県道・大阪府道752号和歌山阪南線(全線)
- 和歌山県道15号新和歌浦梅原線(梅原交差点 - 宇治交差点間)
路線状況
バイパス
- 第二阪和国道(だいにはんわこくどう)は、大阪府堺市堺区翁橋町から和歌山県和歌山市元寺町に至る延長53.4 kmの都市計画道路。うち、大阪府阪南市自然田から終点にかけての20.6 kmは地域高規格道路に指定されている。道路建設にあたって池上・曽根遺跡の発掘調査が行われた。堺市内で旧道と新道の往来があり、フェニックス通りを通過する。
- 各府県別に事業化されているほか、和歌山県内は2つの事業区間に区分されている。1988年(昭和63年)に一部区間が事業化されたことにより整備が開始され、2003年(平成15年)以降に順次供用され、2017年(平成29年)4月1日に全線開通した[4]。
→詳細は「第二阪和国道」を参照
重複区間
- 国道25号・国道165号(大阪府大阪市北区・梅田新道交差点(起点) - 大阪市浪速区・大国交差点)
- 国道310号(大阪府堺市堺区・大浜北町交差点 - 堺市堺区・安井町交差点)
- 国道24号(和歌山県和歌山市・元寺町五丁目交差点 - 和歌山市・県庁前交差点(終点))
道路施設
橋梁
道の駅
- 大阪府
- みさき(泉南郡岬町)
道路情報ラジオ
- 泉大津(大阪府泉大津市)
地理
通過する自治体
交差する道路
和歌山北バイパス(一般部)
交差する道路 | 交差する場所 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|
和歌山県道7号粉河加太線 | 和歌山県 | 和歌山市 | 大谷ランプ | ||
和歌山県道140号善明寺北島線 | 粟ランプ | ※元寺町方面のみ出入り可能。 |
ギャラリー
イレブンスリー暴走対策
イレブンスリー暴走とは毎年11月2日未明から翌日11月3日にかけて大阪府岸和田市付近の国道26号で行われる暴走族のイベントであるが、近隣の住民らからの苦情やナンバー隠蔽による逮捕が絶えず、また年々参加人数・見物客が増加していたため、2016年以降暴走族の集団暴走を阻止のために西之内町南交差点から中井町交差点までの間の約2 kmの全面通行止めが11月2日午後10時から11月3日午前5時まで実施されている[7][8]。
脚注
注釈
出典
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月3日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年9月14日閲覧。
- ^ a b “4月1日に阪南市と和歌山市を結ぶ、国道26号第二阪和国道が全線開通!~国道26号 第二阪和国道の開通で国道26号の交通混雑が緩和~” (PDF). 国土交通省近畿地方整備局 (2017年2月9日). 2017年4月1日閲覧。
- ^ “国道26号第二阪和国道・和歌山岬道路・和歌山北バイパスの現道区間を移管~国管理から大阪府・和歌山県管理へ~”. 国土交通省近畿整備局 (2017年3月29日). 2017年4月1日閲覧。
- ^ 「平成30年近畿地方整備局告示第69号」(PDF)『官報』平成30年号外第73号、独立行政法人国立印刷局、2018年3月30日、12頁、2018年4月1日閲覧。
- ^ “岸和田・国道10キロ封鎖せよ!11月3日「イレブンスリー暴走」阻止 大阪府警、大規模作戦展開”. 産経新聞. (2016年10月31日) 2016年11月3日閲覧。
- ^ “イレブンスリー暴走阻止、異例の国道封鎖 大阪・岸和田”. 朝日新聞. (2016年11月2日). オリジナルの2016年11月3日時点におけるアーカイブ。 2016年11月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 国土交通省近畿地方整備局
- 大阪国道事務所:大阪市浪速区難波西口交差点 - 泉南郡岬町の指定区間を管理。
- 浪速国道事務所
- 和歌山河川国道事務所:和歌山県の区間を管理。
- 大阪市