コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大阪府道204号堺阪南線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大阪府道204号標識
大阪府道204号堺阪南線
(堺市西区浜寺公園駅前交差点付近)

大阪府道204号堺阪南線(おおさかふどう204ごう さかいはんなんせん)は、大阪府堺市堺区から阪南市に至る一般府道である。

概要

[編集]

昭和戦前期にいわゆる大正国道の国道16号の新道として敷設され、引き続いて昭和国道国道26号に指定されていた道路の一部区間にあたる。1983年(昭和58年)に国道26号の新道となる第二阪和国道が現在の阪南市自然田まで開通したことを受けて同年4月1日から一般府道となったが、現在も「旧・国道26号」に類する通称で呼ばれることが多い。なお、「旧・国道16号」に類する通称で呼ばれることはない。

大正国道の国道16号は、明治国道の国道29号に引き続いて紀州街道が認定路線となっていたが、1926年の大阪府による十大放射路線計画に国道16号の新道となる当路線の敷設が盛り込まれた。同時期の大阪市による御堂筋の拡幅や大阪市道難波住吉線の敷設とも連動するもので、のちに国道2号との分岐点が難波橋堺筋=紀州街道)から淀屋橋(御堂筋)に変更されている。

また、現在の泉佐野市鶴原以南については紀州街道から分岐して海沿いに進路を取る孝子越街道に沿ったルートを選択している。鶴原以南において孝子越街道に沿ったルートを選択したのは明治時代に敷設された鉄道南海本線のほうが先であり、南海本線と並走する当路線には南海本線の駅名が入る「◯◯駅前交差点」や「◯◯駅下り交差点」が複数存在する。

堺市内は4車線であるが、高石市に入ると間もなく2車線に減じる。

路線データ

[編集]

路線状況

[編集]
堺阪南線
(泉大津市戎町交差点付近)

重複区間

[編集]

通称

[編集]
  • 海岸通り(大浜北町交点 - 石津北交点)
  • 旧26号線(「にーろく」「きゅうにーろく」「きゅうに」「きゅろく」)

地理

[編集]

通過する自治体

[編集]

主な接続道路

[編集]
交叉する道路 交叉する場所 備考
国道26号

大阪府道195号堺港線

堺市 堺区 大浜北町 ※ここから石津北まで府道34号と重複
大阪府道29号大阪臨海線

大阪府道34号堺狭山線

西区 石津北
大阪府道212号浜寺公園停車場線 浜寺公園駅
大阪府道28号大阪高石線 浜寺公園
大阪府道213号羽衣停車場線 高石市 羽衣
大阪府道219号信太高石線 (高師浜)
大阪府道219号信太高石線 高石
大阪府道220号高石停車場線 高石南
大阪府道36号泉大津美原線 泉大津市 助松町1丁目
大阪府道38号富田林泉大津線 松之浜北
大阪府道36号泉大津美原線 松之浜町
大阪府道38号富田林泉大津線

大阪府道225号大津港線

戎町
大阪府道229号田治米忠岡線 泉北郡 忠岡町 忠岡町
大阪府道40号岸和田牛滝山貝塚線 岸和田市 磯上南
大阪府道230号春木岸和田線 沼町
大阪府道39号岸和田港塔原線 堺町
大阪府道40号岸和田牛滝山貝塚線 貝塚市 脇浜1丁目
大阪府道64号和歌山貝塚線 二色の浜
大阪府道241号泉佐野熊取線 泉佐野市 鶴原駅下り
大阪府道20号枚方富田林泉佐野線

大阪府道29号大阪臨海線

井原の里駅下り ※ここから樽井まで府道63号と重複
大阪府道62号泉佐野打田線
大阪府道247号土丸栄線 栄町
国道481号 空連道松原
大阪府道250号鳥取吉見泉佐野線 松原1丁目
大阪府道248号日根野羽倉崎線 羽倉崎
大阪府道251号新家田尻線 泉南郡 田尻町 吉見
大阪府道252号大苗代岡田浦停車場線 泉南市 北野
大阪府道255号樽井停車場樽井線 樽井
大阪府道63号泉佐野岩出線 双子池北
大阪府道256号東鳥取南海線 男里川 ※ここから下出北まで府道256号と重複
大阪府道256号東鳥取南海線

大阪府道752号和歌山阪南線

阪南市 下出北

周辺情報

[編集]
堺阪南線
(岸和田市堺町交差点付近)

関連項目

[編集]