コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

鹿児島市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。九州人 (会話 | 投稿記録) による 2013年6月2日 (日) 11:15個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (二役)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

かごしまし ウィキデータを編集
鹿児島市
ファイル:Kagoshima montage.jpg
上左:城山から望む鹿児島市街地・鹿児島湾桜島
上右:西郷隆盛像
中左:鹿児島城
中右:仙巌園
下左:大久保利通
下右:鹿児島市の夜景
鹿児島市旗
鹿児島市章
市旗:1971年9月1日制定[1]
市章:1926年11月24日制定[2]
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
市町村コード 46201-2
法人番号 1000020462012 ウィキデータを編集
面積 547.61km2
総人口 583,091[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 1,065人/km2
隣接自治体
薩摩川内市姶良市

垂水市
西
日置市

指宿市南さつま市南九州市
市の木 クスノキ
1968年11月1日制定)
市の花 キョウチクトウ
(1968年11月1日制定)
鹿児島市役所
市長 下鶴隆央
所在地 892-8677
鹿児島県鹿児島市山下町11番1号
外部リンク 鹿児島市

鹿児島市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
かごしま県民交流センター
市内を流れる甲突川

鹿児島市(かごしまし)は、九州南部に位置するであり、鹿児島県県庁所在地である。

鹿児島湾西岸の市街地から桜島を望む景観が、ナポリからヴェズーヴィオ火山を望む風景に似ていることから、「東洋のナポリ」と称される[3][4]

概要

鹿児島県中西部に位置する南九州拠点都市で、政治経済文化交通の中心地[5][6][7][8]。古くから薩摩藩、90万石の城下町として栄えてきた。1889年4月1日日本で最初に市制施行した31市の一つで、現在は福岡市北九州市熊本市に次ぐ九州第4位の人口を擁する[9]中核市では、船橋市に次いで第2位である。また、国際会議観光都市にも指定されている。

1996年に第一期の中核市に指定された[10]。本市は、県人口の約三分の一(約35%)が集中している首位都市でもあり、周辺の自治体鹿児島都市圏を構成する。九州新幹線の完全開業により更なる発展が期待されるが、元々鹿児島市は地理的要因により地域ブロックの拠点として発展してきた側面もあり、北部九州と短時間で結ばれるようになることで、ストロー効果などのマイナス面も懸念されている。

市勢

城山から望む市街地
城山から望む夜景
西郷隆盛像
  • 人口:604,814人
    • 自然動態率+1.3% 社会動態率-0.5% 出生率1.35(2007年)
  • 世帯:262,897世帯
  • 登録外国人数:2,027人
  • 面積:547.06km²
    • DID面積:74.82km²
    • 可住地面積:248.84km²
    • 本土側可住地面積:214.64km²
  • 人口密度:1106人/km²
    • DID面積内人口密度:6542人/km²
    • 可住地面積人口密度:2432人/km²

人口

鹿児島市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 444,165人
1975年(昭和50年) 496,802人
1980年(昭和55年) 547,756人
1985年(昭和60年) 574,672人
1990年(平成2年) 582,252人
1995年(平成7年) 594,430人
2000年(平成12年) 601,693人
2005年(平成17年) 604,367人
2010年(平成22年) 605,846人
2015年(平成27年) 599,814人
2020年(令和2年) 593,128人
総務省統計局 国勢調査より


地域区分

2007年に鹿児島市が定めたかごしま都市マスタープランでは以下のような区分により地域・地区を定義している[11]。人口及び面積は2011年1月1日現在。

地域・地区 所管本庁・支所 人口 面積 人口密度 市制町村制施行時 備考
中央地域 中央地区 市役所本庁 296,171人 48.2km² 6,145人/km² 鹿児島市  
上町地区 鹿児島市、吉野村(一部) 竜ヶ水地区は吉野町の一部
鴨池地区 中郡宇村 1934年、中郡宇村が鹿児島市に編入
城西地区 鹿児島市、伊敷村(一部)
  • 1911年、伊敷村下伊敷(草牟田)が鹿児島市に編入
  • 1920年、伊敷村永吉(原良)、伊敷村下伊敷(玉里)が鹿児島市に編入
武・田上地区 西武田村
  • 1911年、西武田村武(天保山)が鹿児島市に編入
  • 1934年、西武田村が鹿児島市に編入
谷山地域 谷山北部地区 谷山支所 159,392人 106.8km² 1,492人/km² 谷山村
  • 1924年、町制施行、1958年に市制施行
  • 1967年、鹿児島市と新設合併し鹿児島市となる
谷山地区
伊敷地域 伊敷支所 54,397人 57.1km² 953人/km² 伊敷村(一部) 1950年、伊敷村が鹿児島市に編入
吉野地域 吉野支所 46,508人 33.2km² 1,401人/km² 吉野村 1934年、吉野村が鹿児島市に編入
桜島地域 東桜島地区 東桜島支所 5,262人 76.8km² 69人/km² 東桜島村 1950年、東桜島村が鹿児島市に編入
桜島地区 桜島支所 西桜島村
  • 1973年、町制施行・即日改称
  • 2004年、桜島町が鹿児島市に編入
吉田地域 吉田支所 11,308人 54.8km² 206人/km² 吉田村
  • 1972年、町制施行
  • 2004年、吉田町が鹿児島市に編入
喜入地域 喜入支所 11,879人 61.2km² 194人/km² 喜入村
  • 1956年、町制施行
  • 2004年、喜入町が鹿児島市に編入
松元地域 松元支所 14,362人 51.1km² 281人/km² 上伊集院村
  • 1960年、町制施行・即日改称
  • 2004年、松元町が鹿児島市に編入
郡山地域 郡山支所 7,911人 57.8km² 137人/km² 郡山村下伊集院村(一部)
  • 1956年、下伊集院村の一部と郡山村が合併し町制施行
  • 2004年、郡山町が鹿児島市に編入

町名

鹿児島市には2011年現在、のみが設置されており、「○○町」又は「○○△丁目」と表記される。また、大字は1911年明治44年)までは西田、荒田、塩屋が設置されていたが、西田の大半が常盤町、荒田の大半は上荒田町、塩屋は塩屋町(後の甲突町)となり、それ以降は設置されていない。

周辺の町村を編入した際にも合併時に既存の大字の区域を町に置き換えており、2004年の5町編入の際にも既に町として設置されていた牟礼岡一丁目から牟礼岡三丁目を除いた大字は編入時に大字の区域を廃止し、新規に町の区域が設定されている[12]

地理

市内の降灰置場
爆発的噴火する桜島

九州の南端部近く、福岡市から南へ約280km熊本市から南へ約180kmの場所に位置し、鹿児島県内の薩摩半島の北東部および桜島全域を市域とする。鹿児島湾(錦江湾)を望み、桜島などに年間約900万人の観光客が訪れる観光都市でもある。

平野部の大部分が商業地域、住宅地域、工業地域に占められ耕作地域はほとんどない。市街地に近い傾斜地や山間部の多くも宅地開発され団地やニュータウンが数多い。しかし、都市の発展に道路開発が追いついておらず、朝夕はいずれの幹線も渋滞が激しい。特に、谷山地区や吉野方面からの通勤渋滞がひどく、大きな課題となっている。

国道10号線の吉野~姶良間沿岸部での総雨量が200mm以上になると通行制限がされる(制限経緯:集中豪雨災害「平成5年8月豪雨」いわゆる「8.6豪雨(8.6水害)」を参照)。そのため、同じく平行して通るJR九州日豊本線も独自の規定雨量近くに達した場合、運転を見合わせる時がある。

市域中心部の対岸(直線距離約4km)に位置する桜島は、1980 - 90年代に比べればかなり沈静化しているが、2000年以降もなお活発な火山活動を続けており、市中心部にもしばしば降灰する。活火山を抱えながら、これだけの人口規模を有する都市は世界的にも稀である。

桜島の北東部約1.5kmにあり、鹿児島市唯一の有人離島である。島へは鹿児島市高免町の浦之前港から行政連絡船によって渡る[13]
面積:0.13km² 周囲約2km 人口:4世帯6人 住所:鹿児島市新島町

隣接自治体

※十島村・三島村については、地域は隣接していないものの、十島村役場及び三島村役場が鹿児島市にあるため記載する。

気候

温暖で多雨の太平洋側気候を呈する。年平均気温は18℃前後で、真夏日が年間80日前後、夏日は年間160日前後あるのに対して、冬日は年間数日程度であるが、郊外の丘陵地や山間部では明け方に0度を下回る事も少なくない。また市域では真冬日になることはまずないものの、市外の周囲三方を険しい峠で囲まれているため、冬季には毎年何度か降雪もあり、2011年1月1日には過去2番目となる積雪25cmを記録した。また、大陸からの寒気の影響を受けやすいために、一時的に平年を5度以上も下回る寒さとなることもあるなど、東京よりも寒くなることもそう珍しくいことではない。年間降水量は概ね2000~2500mm前後で、台風の直撃を受けることも多い。年間日照時間は約1800~2100時間である[14]。 なお、鹿児島地方気象台は1993年に上荒田町から東郡元町へ移転している。ここ数十年は特に最低気温が急速に上がっており、温暖化に加え、都市化によるヒートアイランド現象の影響を強く受けるようになっている。そのため、平年値の上昇率は全国官署地点のなかでもトップクラスである。

鹿児島地方気象台(1981-2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 23.9
(75)
24.1
(75.4)
27.6
(81.7)
30.2
(86.4)
31.6
(88.9)
34.5
(94.1)
36.6
(97.9)
37.0
(98.6)
35.7
(96.3)
32.4
(90.3)
29.5
(85.1)
24.7
(76.5)
37.0
(98.6)
平均最高気温 °C°F 12.8
(55)
14.3
(57.7)
17.0
(62.6)
21.6
(70.9)
25.2
(77.4)
27.6
(81.7)
31.9
(89.4)
32.5
(90.5)
30.1
(86.2)
25.4
(77.7)
20.3
(68.5)
15.3
(59.5)
22.8
(73)
日平均気温 °C°F 8.5
(47.3)
9.8
(49.6)
12.5
(54.5)
16.9
(62.4)
20.8
(69.4)
24.0
(75.2)
28.1
(82.6)
28.5
(83.3)
26.1
(79)
21.2
(70.2)
15.9
(60.6)
10.6
(51.1)
18.6
(65.5)
平均最低気温 °C°F 4.6
(40.3)
5.7
(42.3)
8.4
(47.1)
12.7
(54.9)
17.1
(62.8)
21.0
(69.8)
25.3
(77.5)
25.6
(78.1)
22.8
(73)
17.5
(63.5)
11.9
(53.4)
6.7
(44.1)
14.9
(58.8)
最低気温記録 °C°F −5.7
(21.7)
−6.7
(19.9)
−3.9
(25)
−1.0
(30.2)
3.9
(39)
 9.0 15.9
(60.6)
16.5
(61.7)
9.3
(48.7)
2.6
(36.7)
−1.5
(29.3)
−5.5
(22.1)
−6.7
(19.9)
降水量 mm (inch) 77.5
(3.051)
112.1
(4.413)
179.7
(7.075)
204.6
(8.055)
221.2
(8.709)
452.3
(17.807)
318.6
(12.543)
223.0
(8.78)
210.8
(8.299)
101.9
(4.012)
92.4
(3.638)
71.3
(2.807)
2,265.7
(89.201)
降雪量 cm (inch) 3
(1.2)
1
(0.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
4
(1.6)
平均月間日照時間 132.7 135.1 148.8 167.5 174.2 121.8 190.9 206.2 176.7 186.7 155.2 149.8 1,935.6
出典:気象庁[15]
旧鹿児島地方気象台(上荒田)・1961 - 1990年平均の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F 12.2
(54)
13.1
(55.6)
16.5
(61.7)
21.3
(70.3)
24.7
(76.5)
27.3
(81.1)
31.4
(88.5)
32.2
(90)
29.5
(85.1)
25.1
(77.2)
19.8
(67.6)
14.6
(58.3)
22.3
(72.1)
日平均気温 °C°F 7.2
(45)
8.3
(46.9)
11.4
(52.5)
16.4
(61.5)
20.1
(68.2)
23.4
(74.1)
27.4
(81.3)
27.9
(82.2)
25.1
(77.2)
20.0
(68)
14.5
(58.1)
9.2
(48.6)
17.6
(63.7)
平均最低気温 °C°F 2.6
(36.7)
3.7
(38.7)
6.5
(43.7)
11.8
(53.2)
15.9
(60.6)
20.0
(68)
24.2
(75.6)
24.5
(76.1)
21.4
(70.5)
15.3
(59.5)
9.6
(49.3)
4.4
(39.9)
13.3
(55.9)
出典:理科年表

歴史

ファイル:Monument to the arrival of Francisco Xavier.JPG
1549年にサンフランシスコ・ザビエルが上陸したとされる場所にあるザビエル上陸記念碑
1863年に勃発した薩英戦争の当時の新聞による戦況図
1872年頃の吉野村磯地区。集成館事業に関連する建物が多く見える
西南戦争における城山の戦い
桜島の大正大噴火で火山灰に覆われた鹿児島市街
鹿児島大空襲後の鹿児島市街地

「鹿児島」という名の由来は、野生の鹿の子(鹿児)が多く生息していたからとか、多くの水夫(かこ)が住んでいたから、火山を意味するカグという言葉から由来した等諸説ある。さらに、神話から来たという説もあり現在でもどれが正しいか確定していない。しかし、「カゴ」は崖という意味の古語であり、桜島の四方が崖になっていたので島名を鹿児島(麑嶋)と称する様になり、それが対岸の神社名(鹿児島神宮)として定着し、更には名に拡大したという説が有力である。

都市としての始まりは、島津家第6代当主島津氏久東福寺城(鹿児島市清水町)を居城にしたとき(1340年頃)とみられる。1549年天文18年)、フランシスコ・ザビエルが現在の市域に当たる場所(祇園之洲町付近)に上陸し、日本初のキリスト教伝来の地となる。

19世紀の中頃にはヨーロッパ機械文明を取り入れた研究が進み、第28代当主島津斉彬のもと集成館(現・尚古集成館)事業として反射炉溶鉱炉が造られ、日本における近代工業化の発祥の地となり、近代日本の黎明期、明治維新において政治家官僚軍人等数多くの人物を輩出し、近代日本建設の礎となる。

中心市街地は、薩英戦争による砲撃西南戦争による戦火、第二次世界大戦空襲と三度も壊滅的打撃を蒙ったため、城下町としての面影は殆ど残っていない。

発祥

中近世

近現代

沿革

行政区域の変遷

変遷表

表中のは鹿児島市、は鹿児島市を除くを示す。その他の色はである。

1889年4月1日 1889年-1910年 1910年-1930年 1930年-1950年 1950年-1970年 1970年-1990年 1990年-現在 現在
鹿児島市 鹿児島市 1967年4月29日
鹿児島市(新設)
鹿児島市
鹿児島郡中郡宇村 1934年8月1日
鹿児島市
鹿児島郡西武田村
鹿児島郡吉野村
鹿児島郡伊敷村 1950年10月1日
鹿児島市
北大隅郡東桜島村 1897年4月1日
鹿児島郡東桜島村
谿山郡谷山村 1897年4月1日
鹿児島郡谷山村
1924年9月1日
鹿児島郡谷山町
1958年10月1日
谷山市
鹿児島郡吉田村 1972年11月1日
鹿児島郡吉田町
2004年11月1日
鹿児島市
北大隅郡西桜島村 1897年4月1日
鹿児島郡西桜島村
1973年5月1日
鹿児島郡桜島町
日置郡上伊集院村 1960年4月1日
日置郡松元町
日置郡郡山村 1956年9月30日
郡山町
日置郡下伊集院村(一部)
給黎郡喜入村 1897年4月1日
揖宿郡喜入村
1956年10月15日
揖宿郡喜入町
現在の市域における自治体の変遷図(鹿児島市は紫色)

市域面積及び人口の変遷

年月日 区分 面積(km²) 人口(人) 町数
明治22年4月1日 市制施行 14.03 57,822 47町3大字
明治44年9月30日 第一次編入 15.91 73,085 53町
大正9年10月1日 第二次編入 16.73 103,180 56町
昭和9年8月1日 第三次編入 78.25 176,900 68町
昭和25年10月1日 第四次編入 181.54 229,462 81町
昭和42年4月29日 新設合併 279.15 385,866 91町
昭和45年10月1日 第一次埋立 280.72 403,340 101町
昭和50年10月1日 第二次埋立 284.04 456,827 130町
昭和55年10月1日 第三次埋立 288.29 503,360 185町
昭和60年10月1日 第四次埋立 289.07 530,502 195町
平成2年10月1日 第五次埋立 289.44 536,752 229町
平成7年10月1日 第六次埋立 289.60 546,282 248町
平成12年10月1日 第七次埋立 289.79 552,098 263町
平成16年11月1日 第五次編入 546.80 605,308 322町

行政

二役

歴代市長

この節では1889年明治22年)の市制施行以後の鹿児島市の歴代市長を列記する[22]。鹿児島市と対等合併又は編入合併した市町村の市町村長については当該市町村の記事を参照。

旧・鹿児島市(1889年-1967年)
氏名 就任期間 備考
初代 上村行徴 1889年明治22年) - 1891年明治24年)
二代 上村慶吉 1891年明治24年) - 1907年明治40年)
三代 有川貞壽 1907年明治40年) - 1913年大正2年)
四代 児玉利實 1914年大正3年) - 1914年大正3年) 同年4月4日から4月30日まで
五代 山本徳次郎 1914年大正3年) - 1922年大正11年)
六代 伊集院俊 1923年大正12年) - 1925年大正14年)
七代 上野篤 1925年大正14年) - 1926年大正15年) 山陽本線特急列車脱線事故で死去
八代 白男川譲介 1926年大正15年) - 1928年昭和3年)
九代 樺山可也 1929年昭和4年) - 1932年昭和7年)
十代 岩元禧 1933年昭和8年) - 1936年昭和11年)
十一代 伊地知四郎 1936年昭和11年) - 1940年昭和15年)
十二代 久米成夫 1940年昭和15年) - 1944年昭和19年)
十三代 岩切重雄 1944年昭和19年) - 1945年昭和20年)
十四代 勝目清 1946年昭和21年) - 1959年昭和34年)
十五代 平瀬實武 1959年昭和34年) - 1963年昭和38年)
十六代 三ッ井卯三男 1963年昭和38年) - 1967年昭和42年)
新・鹿児島市(新設合併後、1967年- )
氏名 就任期間 備考
十七代 末吉利雄 1967年昭和42年) - 1975年昭和50年)
十八代 山之口安秀 1975年昭和50年) - 1984年昭和59年)
十九代 赤崎義則 1984年昭和59年) - 2004年平成16年)
二十代 森博幸 2004年平成16年) - 現職

市の行政機関

鹿児島市役所 本館
鹿児島市役所 みなと大通り別館
地域区分と市役所支所
  • 北部
    • 吉田支所:〒891-1392 鹿児島市本城町1696番地
    • 郡山支所:〒891-1192 鹿児島市郡山町141番地
    • 伊敷支所:〒890-0008 鹿児島市伊敷五丁目15番1号
    • 吉野支所:〒892-0871 鹿児島市吉野町3256番地3
  • 東部
  • 中部
    • 本庁(本館・別館・東別館・みなと大通り別館):〒892-8677 鹿児島市山下町11番1号
      • 鹿児島中央駅市民サービスステーション:〒890-0053 鹿児島市中央町1番1号鹿児島中央駅西口1階(出逢い杉前)
      • 鴨池市民サービスステーション:〒890-0063 鹿児島市鴨池二丁目26番30号 ダイエー鹿児島店2階
    • 鹿児島市教育総合センター(鹿児島市教育委員会本庁舎):〒892-0816 鹿児島市山下町6番1号
  • 西部
    • 松元支所:〒899-2792 鹿児島市上谷口町2883番地
  • 南部
消防
  • 鹿児島市消防局(本局):〒892-0816 鹿児島市山下町15番1号
    • 中央消防署(中央本署):〒890-0061 鹿児島市天保山町1番38号
      • 南林寺分遣隊:〒892-0834 鹿児島市南林寺町1番3号
      • 名山分遣隊:〒892-0815 鹿児島市易居町1番26号
      • 上町分遣隊:〒892-0802 鹿児島市清水町7番5号
      • 吉野分遣隊:〒892-0871 鹿児島市吉野町2902番地18
      • 吉田分遣隊:〒891-1304 鹿児島市本名町838番地1
      • 甲南分遣隊:〒890-0055 鹿児島市上荒田町16番1号
      • 桜島東分遣隊:〒891-1543 鹿児島市東桜島町863番地1
      • 桜島西分遣隊:〒891-1415 鹿児島市桜島藤野町1439番地
    • 西消防署(西本署):〒890-0041 鹿児島市城西二丁目1番1号
      • 伊敷分遣隊:〒890-0008 鹿児島市伊敷五丁目12番20号
      • 明和分遣隊:〒890-0024 鹿児島市明和一丁目27番1号
      • 田上分遣隊:〒890-0034 鹿児島市田上一丁目21番17号
      • 松元分遣隊:〒899-2703 鹿児島市上谷口町1481番地1
      • 郡山分遣隊:〒891-1105 鹿児島市郡山町1413番地
    • 南消防署(南本署):〒891-0122 鹿児島市南栄五丁目1番地3
      • 谷山分遣隊:〒891-0116 鹿児島市上福元町5855番地2
      • 谷山北分遣隊:〒891-0104 鹿児島市山田町683番地2
      • 脇田分遣隊:〒890-0073 鹿児島市宇宿二丁目16番20号
      • 郡元分遣隊:〒890-0072 鹿児島市新栄町22番30号
      • 喜入分遣隊:〒891-0203 鹿児島市喜入町7000番地
  • 鹿児島市消防団 (本部):〒892-0816 鹿児島市山下町15番1号 ※事務所管は鹿児島市消防局
    • 第一方面隊
      • 川内地区:川上分団・吉野分団・吉野東分団・坂元分団・竜水分団・清水分団・大竜分団・名山分団・中央分団・山下分団・城南分団・草牟田分団
      • 吉田地区:佐多浦分団・本城分団・本名分団・宮分団・牟礼岡分団
    • 第二方面隊
      • 川外地区:城西分団・武分団・荒田分団・八幡分団・中郡分団・真砂分団・南分団・紫原分団・宇宿分団・田上分団・西別府分団
      • 松元地区:松元分団・石谷分団・東昌分団・春山分団
    • 第三方面隊
      • 伊敷地区:伊敷分団・西伊敷分団・下伊敷分団・小野分団・武岡分団・犬迫分団・小山田分団・比志島分団・皆房分団
      • 郡山地区:郡山中央分団・南方分団・花尾分団・八重分団・西有里分団・郡山岳町分団
    • 第四方面隊
      • 桜島東地区:湯之分団・桜塚分団・改新分団・黒神分団・高免分団
      • 桜島西地区:桜洲分団・桜島中央分団・桜峰分団・赤生原分団・二俣分団
    • 第五方面隊
      • 谷山地区:谷山分団・宮川分団・山田分団・中山分団・和田分団・平川分団・福平分団・錫山分団
      • 喜入地区:瀬々串分団・中名分団・喜入分団・一倉分団・前之浜分団・生見分団
病院
  • 鹿児島市立病院:〒892-8580 鹿児島市加治屋町20-17
水道
  • 鹿児島市水道局(本局):〒890-0064 鹿児島市鴨池新町1番10号
交通(市電・市バス)
交通(フェリー)

財政

  • 当初予算規模(2009年度[23]
2,045億0,600万円(一般会計)
1,008億0,200万円(特別会計)

県の行政機関

国の行政機関

鹿児島地方検察庁
鹿児島地方裁判所・家庭裁判所・簡易裁判所
鹿児島地方検察庁
鹿児島地方法務局
九州財務局 鹿児島財務事務所
熊本国税局 鹿児島税務署
鹿児島労働局
九州農政局 鹿児島農政事務所
九州森林管理局 鹿児島森林管理署
九州地方整備局 鹿児島国道事務所、鹿児島営繕事務所、鹿児島港湾・空港整備事務所
九州運輸局 鹿児島運輸支局
海上保安庁 第十管区海上保安本部:鹿児島、宮崎、熊本の南九州3県を管轄
自衛隊鹿児島地方協力本部

裁判所

市議会

鹿児島市役所東別館(左前)及び別館(右奥)、別館には市議会議場が所在している
  • 任期:4年
  • 定数:50人
  • 議長:仮屋秀一(2012年5月15日選出)

議会構成

  • 常任委員会(定数各10人)
    • 総務消防委員会
    • 市民健康福祉委員会
    • 経済企業委員会
    • 建設委員会
    • 環境文教委員会
  • 議会運営委員会(定数12人)
  • 特別委員会(定数各12人)
    • 桜島爆発対策特別委員会
    • 都市整備対策特別委員会
    • 決算特別委員会

会派構成

会派名 人数
自由民主党維新の会 11
自由民主党新政会 7
社民 6
公明党 6
みらい 5
民主市民クラブ 4
自由民主党市議団 3
日本共産党 3
維新さつまの会 2
無所属 3
50

(2012年12月25日現在)

経済

繁華街・商業地区

近年まで、鹿児島市やその周辺で「街」と言えば「天文館」と通じる程、市内中心部の天文館地区が絶対的な繁華街であった。これは、鹿児島市がその時間距離のため北部九州の影響を受けにくかったこと、また平地が極端に少なく、地価も同規模の都市と比較して割高で中央資本や大型ロードサイド店舗の進出が遅かったことなどの理由による。

しかし、九州新幹線の一部開業を契機とした鹿児島中央駅周辺地区の一体的大規模開発や都市計画用途指定の緩和に伴う郊外型大型店舗の増加によって、天文館地区以外の商業地も発展してきた。九州新幹線開業による北部九州へのストロー効果は今のところ限定的であるが、商圏内における鹿児島中央駅周辺地区や郊外大型店舗とのエリア間競争は激化している。

天文館地区

天文館本通アーケード
天文館 照国表参道通り
鹿児島県下最大の繁華街。天文館地域(その周辺も含む)には南九州地域を管轄する支社を各企業が設置しており、南九州地域の中心地的機能も有する[24][25]。特に飲食エリアの千日町山之口町は同規模の人口の街では最大級であり、全国でも屈指の夜の街である。
「天文館」という地名はエリア全体を指す通称で、島津家25代当主島津重豪公がこの地に建てた天体観測所「明時館」の別名に由来する。
まちの輪郭と特長は、片屋根式アーケードが設置されているメインストリートの「天文館電車通り」を中心に、比較的道幅の狭い全冠式アーケードが迷路のように交わり、細い路地に至るまでカラー舗装され、エリア内は間口の狭い中小規模の雑居ビルがひしめきあい、散策には適した繁華街である。課題としては、同規模の都市に比べ大型複合商業施設が少なく、テナントビルの時代対応も遅れがちであるため、高級ブランド正規直営店などの進出もやや遅れがちであることや、電車通りなどのメインストリートは電線地中化・街灯敷設などの街路整備がほぼ完了しているが、これらに接する文化通りなどの街路や路地では整備途上であることが挙げられる。今後これらの課題を着実に改善すれば、繁華街としての魅力が更に高まることが期待できる。
近況としては、前述の商圏内におけるエリア間競争の激化の影響を受け、天文館・いづろ地区の歩行者通行量が1998年から2006年の8年間でマイナス45.1%という大幅な減少となり、2006年末には映画の灯が消え(2010年4月に復活)、街の中核となっていた老舗ホテル(いわさきホテルザビエル450)の解体更地化や、核店舗の一つであった三越鹿児島店が撤退するという事態となった。三越鹿児島店の後継店舗として2010年4月に複合商業施設マルヤガーデンズが開業するなど天文館復活に向けた取り組みも進められている。なお、空き店舗率は、2011年で9.9%に上ったが、2012年には6.6%に改善している。
なお、国土交通省の都市・地域整備局が平成17年にまとめた報告書、中心市街地再生のためのまちづくりのあり方に関する研究[26]では、鹿児島市と旧静岡市が良い例として掲載されている。
  • 主な商業施設
山形屋マルヤガーデンズ・タカプラ・カリーノ天文館・さつま屋・キャパルポ・NCサンプラザ・ヴィストラルビル(丸善天文館店)・LAZO表参道(核テナント:天文館シネマパラダイス)・城山VIPプラザ他
  • アーケード及び通りの総称
    • アーケード
      いづろ通り・照国表参道通り・天文館通り・天文館本通り・天文館電車通・天文館G3(千日通り)・にぎわい通り・はいから通り・中町コアモール・中町本通り・中町ベルク・ぴらもーる(天神おつきや商店街)・金生通り・納屋通り
    • モール
      テンパーク通り・ゴンザ通り・七味小路通り・セピア通り・グルメ通り・おつきや東通り・天文館一丁目商店街・呉服町通り
    • 歓楽街
      文化通り・中町別院通り・中町中通り・中町御堂筋通・銀座通り・プリンス松山通り・船津町通り・松原本通り・天文館文化通り・萩原通り・二本松馬場通り・山之口町中通り・山之口本通り・二官橋通り・樋之口本通り・山之口電車通り・高見馬場通り・山之口本通り・二官通り

鹿児島中央駅地区

アミュプラザ鹿児島
夜のアミュプラザ鹿児島
鹿児島中央駅を中心に、放射状に広がる商業地区。その多くは駅前の青空マーケットや神社の参道の商店街から発展したもので、どちらかといえば庶民的な商品や衣料品に強い商店が多い。最近、九州新幹線の開業を契機とした駅施設や県内最大級の大規模商業施設を含めたインフラ・アクセス等の一体整備により大きく変貌を遂げ、周辺地域の各種再開発構想に大きな影響を与えつつある。以下の商店街や施設及び通りから成る。
  • 主な商店街
中央駅一番街アーケード(IっDO)・ベル通り・文化通り・都通り・宮田通り・西田一丁目黄金通り・黄金通り・西銀座通り・一條通り・中央駅前本通り・西田通り・中央町本通り・あけぼの通り・甲南本通り・ゾウさんのはな通り・中央駅前朝市通り
  • 主な商業施設:鹿児島中央駅を軸として、全て連絡の公共地下通路(つばめロード)で連結されている。
アミュプラザ鹿児島フレスタ鹿児島(核店舗:ビックカメラ)・キャンセビル(ダイエー鹿児島中央店)・鹿児島中央ターミナルビル(2012年4月開業)・かごっまふるさと屋台村(2012年4月開業)

上町地区

JR鹿児島駅の北東方向周辺などを地元では通称、上町(かんまち)と呼ぶ。500年以上の歴史を誇る古くからの商業地である竪馬場(たてばば)、離島や大隅半島への卸問屋街から派生した小川町易居町(やすいちょう)などの商店街からなる。大型商業施設では、再開発により1990年代前半に完成したアーバンポート21がある。近隣にある通称「名山堀」といった市役所周辺の飲食店街も同エリアに含まれると解釈される場合もある。鹿児島本港の臨港再開発エリアにNHK鹿児島放送局の新会館(2006年12月竣工)が完成しドルフィンポートとの間に人の流れが出来れば、今後新たな展開が予想される可能性も残されている。
  • 主な商業施設・商店街
ドルフィンポート、竪馬場通り商店街・小川町商店街・易居町商店街・滑川朝市・名山堀飲食街

鴨池地区

鹿児島県立鴨池運動公園陸上競技場
鹿児島県庁舎
  • 与次郎ヶ浜エリア
与次郎1・2丁目と天保山町などを含む臨海部のエリアを指し、もともとは塩田に利用されていた干潟であったが、天保山町は、1930年代にNHK鹿児島放送局の開局、鹿児島水産専門学校(現・鹿児島大学水産学部)の開校により街が開かれる。与次郎ヶ浜地区は1972年太陽国体の競技施設建設のために埋立られたエリアであったが、観光地区条例が制定されていたため、ごく最近まで居住人口がゼロに近かった。しかし条例解除後の最近は九州電力鹿児島ビル、南日本新聞会館も高層ビルを新築移転、県外資本を中心に大規模分譲マンションも増えてその姿を変えつつある。2006年10月、フレスポジャングルパークSCTOHOシネマズ半田屋などが入居)が開業した。
  • 騎射場(きしゃば)エリア
荒田1・2丁目及び下荒田1・2丁目及び上荒田町付近の商店群の通称。もともとは鹿児島大学周辺の学生街から発展、現在は学生向けの飲食店街を中心にダイニングレストラン、趣味の専門店、ディスカウント店、大型食品スーパー、パチンコ店、高層マンションなどが混在している。モスバーガーリンガーハット等も20数年前ここに1号店が出来たために若者向けの客層を狙う業種は必ずこのエリアには出店する。
  • 郡元(こおりもと)・宇宿(うすき)エリア
郡元2丁目、鴨池1・2丁目、鴨池新町真砂町真砂本町東郡元町宇宿1・2丁目の周辺を指す。特に中心となる鴨池新町は、旧鹿児島空港跡地には1970年中半に日本住宅公団により鴨池ニュータウンが開設され、それに伴い近隣の郡元に鹿児島ショッパーズプラザ(ダイエー鹿児島店)の開設を契機に商業地化が進行したエリアであり、隣接する騎射場エリアや与次郎エリアとは隣接し相互に影響しあっている。歴史の浅い新興エリアながら1983年には鹿児島東急ホテルが開業、1985年にはJA鹿児島県経済連が新築移転、1992年には第十管区海上保安本部・鹿児島地方気象台などが入居する鹿児島第二合同庁舎ビルが完成、1990年代後半には鹿児島県庁鹿児島県警察本部・鹿児島県議会議事堂が移転と年を追うごとに発展し続けている。同エリアには日中は毎時20分間隔で発着し大隅半島の定時輸送の足である垂水フェリーの乗場があり、さらに市電の郡元電停も存在する。また通勤・通学路線の指宿枕崎線と市電の相互乗換えが可能なJR南鹿児島駅等の公共交通の要衝も多数点在するのも特長である。ただ幹線道路は、南北を縦貫する幹線を中心に先述の交通渋滞が激しい場所の一つである(国道225号産業道路の分岐点が存在するため)。

谷山地区(鹿児島市南部)

イオンモール鹿児島
  • 中山(ちゅうざん)エリア
東谷山1 - 7丁目、自由ヶ丘1・2丁目、中山1・2丁目、山田町などを指す。市南部の市道中山バイパスと笹貫バイパスの沿道は、市内では産業道路や吉野町に次いでロードサイド専門店が集積する数少ないエリア。周辺の丘陵部には桜ケ丘皇徳寺(こうとくじ)星ヶ峯(ほしがみね)などの大型新興住宅地がひかえ、産業道路や九州自動車道に接続する指宿スカイラインへのアクセスも便利。中山バイパスは、歩道も幅広で中央分離帯・水銀街灯も完全完備のゆったりした四車線道路のため、最近は県外大手チェーンもここに出店するようになった。
  • 新たな商業施設
ラウンドワン鹿児島店・ニトリ鹿児島南栄店・スクエアモール鹿児島宇宿サンキュー新栄店・N's CITYニシムタ谷山店・ダイエー鹿児島谷山店イオンモール鹿児島(旧:イオン鹿児島SC)・オプシアミスミ・ホームセンターきたやま東開店・ホームセンターハンズマン宇宿店・ホームプラザナフコ 鹿児島東開店

本社を置く企業

漁業

  • 谷山漁港

文化

スポーツ

名物

姉妹都市・友好都市

国内

海外

長沙市と友好都市盟約を締結したのを記念し設置された共月亭

4の都市と姉妹都市・友好都市の関係がある[32]

姉妹都市の名称が付く通り

地域

教育

鹿児島大学

大学(設置者)

国立大学
私立大学
放送大学

短期大学

県立
私立

公立高等学校

県立
市立

私立学校(初等中等)

公立中・高等学校

国立小・中学校

公立中学校

38校

公立小学校

80校

特別支援学校

学校教育以外の施設

職業訓練施設

郵便局

鹿児島中央郵便局

集配郵便局

「無集配郵便局」70局

  • 伊敷郵便局
  • 鹿児島大平田郵便局
  • 鹿児島伊敷台郵便局
  • 鹿児島宇宿三郵便局
  • 鹿児島永吉郵便局
  • 鹿児島下伊敷郵便局
  • 鹿児島日当平郵便局
  • 鹿児島下荒田一郵便局
  • 鹿児島下荒田四郵便局
  • 鹿児島下田郵便局
  • 坂之上郵便局
  • 鹿児島下福元郵便局
  • 鹿児島加治屋町郵便局
  • 鹿児島鴨池郵便局
  • 鹿児島県庁内郵便局
  • 瀬々串郵便局
  • 生見郵便局
  • 前之浜郵便局
  • 鹿児島吉野郵便局
  • 鹿児島菖蒲谷郵便局
  • 鹿児島玉里団地郵便局
  • 鹿児島原良郵便局
  • 鹿児島甲突郵便局
  • 鹿児島皇徳寺郵便局
  • 鹿児島荒田一郵便局
  • 鹿児島荒田二郵便局
  • 鹿児島坂元郵便局
  • 鹿児島桜ヶ丘郵便局
  • 二俣郵便局
  • 鹿児島三和郵便局
  • 鹿児島山之口郵便局
  • 鹿児島紫原一郵便局
  • 鹿児島紫原五郵便局
  • 鹿児島春日郵便局
  • 鹿児島笹貫郵便局
  • 鹿児島緑ヶ丘団地郵便局
  • 鹿児島清見郵便局
  • 鹿児島小川郵便局
  • 鹿児島松原郵便局
  • 松元駅前郵便局
  • 鹿児島上之園郵便局
  • 谷山上福元郵便局
  • 鹿児島城西郵便局
  • 鹿児島真砂本町郵便局
  • 鹿児島星ヶ峯郵便局
  • 鹿児島西伊敷三郵便局
  • 吉田麓郵便局
  • 鹿児島西田郵便局
  • 鹿児島西陵郵便局
  • 鹿児島西郷団地郵便局
  • 鹿児島川上郵便局
  • 鹿児島草牟田郵便局
  • 平川郵便局
  • 鹿児島明和郵便局
  • 鹿児島大黒郵便局
  • 鹿児島大明丘郵便局
  • 鹿児島大竜郵便局
  • 鹿児島慈眼寺郵便局
  • 鹿児島池之上郵便局
  • 鹿児島中州郵便局
  • 鹿児島山田郵便局
  • 鹿児島田上郵便局
  • 鹿児島唐湊郵便局
  • 鹿児島東千石郵便局
  • 東俣郵便局
  • 鹿児島南郡元郵便局
  • 鹿児島南林寺郵便局
  • 鹿児島武郵便局
  • 鹿児島武岡団地郵便局
  • 武岡ハイランド郵便局

簡易郵便局」32局

  • 卸本町簡易郵便局
  • 錫山簡易郵便局
  • 向原簡易郵便局
  • 花尾簡易郵便局
  • 鹿児島花野簡易郵便局
  • 一倉簡易郵便局
  • 中名簡易郵便局
  • 鹿児島七社簡易郵便局
  • 鹿児島錦江台簡易郵便局
  • 里岳簡易郵便局
  • 犬迫簡易郵便局
  • 五ケ別府簡易郵便局
  • 鹿児島大学医学部内簡易郵便局
  • 四元簡易郵便局
  • 鹿児島自由ケ丘簡易郵便局
  • 鹿児島小山田簡易郵便局
  • 小野簡易郵便局
  • 城山簡易郵便局
  • 岡之原簡易郵便局
  • 石谷簡易郵便局
  • 千年団地簡易郵便局
  • 鹿児島谷山港簡易郵便局
  • 大園簡易郵便局
  • 直木簡易郵便局
  • 大峰橋簡易郵便局
  • 広木簡易郵便局
  • 東開町簡易郵便局
  • 新入簡易郵便局
  • 浜平川簡易郵便局
  • 大原簡易郵便局
  • 吉田牟礼岡簡易郵便局
  • 和田簡易郵便局

金融機関

銀行

金庫

組合

交通

鹿児島中央駅
鹿児島駅
鹿児島市電

鹿児島市は本州方面から続く鉄道・道路が終結、奄美・沖縄航路へ始発する九州南端の総合交通ターミナルとなっており、近代においては県内最大の交通の要衝として発展してきた。これらの背景から、本州北端の青森市と比較されることも多い。特に鹿児島港は古くから対岸の桜島・大隅半島・県内離島及び沖縄航路の要で、これらが都市の拠点性を高め、発展させた要因でもある。

空港

鉄道路線

  • 中心駅:鹿児島中央駅(旧称:武駅、西鹿児島駅)
九州旅客鉄道(JR九州)
日本貨物鉄道(JR貨物)
鹿児島市交通局(鹿児島市電)

バス

コミュニティバス

谷山北部路線のあいバス(広木駅前にて撮影)
  • 鹿児島市コミュニティバス
    • あいばす - 2008年10月21日から吉野地域・谷山地域・喜入地域の3地域7路線で運行開始し、その後2010年10月1日にこれまで運行されていた郡山元気バス、松元ひゃくえんバス、吉田地域巡回バス、谷山さんぽバスを廃止しそれらの路線のあいばすへの置き換え及び伊敷地域への路線新設等を行い、2011年現在は吉野地域(2路線)、谷山地域(1路線)、喜入地域(4路線)、伊敷東部地域(3路線)、伊敷西部地域(4路線)、谷山北部地域(4路線)、谷山南部地域(3路線)、吉田地域(2路線)、松元地域(3路線)、郡山地域(2路線)の10地域28路線が運行されている。(運行委託:吉野地域・伊敷東部地域・吉田地域・松元地域=南国交通/谷山地域・喜入地域・谷山北部地域・谷山南部地域=鹿児島交通/伊敷西部地域=いわさきバスネットワーク/郡山地域=JR九州バス)。
    • 廃止路線代替バス - 鹿児島交通・林田バス(現・いわさきバスネットワーク)が廃止した路線の一部を引き継ぐ。

道路

鹿児島市内の幹線道路及び鹿児島市内の通りも参照

高速道路

薩摩吉田インターチェンジ - 鹿児島北インターチェンジ - 鹿児島インターチェンジ
鹿児島西インターチェンジ - 松元インターチェンジ

地域高規格道路

鹿児島インターチェンジ - 田上インターチェンジ -(未開通)- 建部インターチェンジ(仮称)
田上IC~建部IC間に武岡トンネルに並行して新武岡トンネルが掘削中であり、2013年度中の開通を予定している[37]

有料道路

鹿児島インターチェンジ - 山田インターチェンジ(空港方面のみ) - 中山インターチェンジ - 谷山インターチェンジ - 錫山インターチェンジ
※鹿児島ICにて九州自動車道・南九州西回り自動車道と接続。鹿児島IC~谷山IC間は南薩縦貫道と重複する[38]

一般国道

照国神社前交差点にある終点標柱

県道

鹿児島県の県道一覧を参照

道の駅

港湾

  • 鹿児島港:開港約650年の歴史を誇り、南北約20kmの範囲に7つの港区から構成される。都市機能と港湾設備が一体化した南日本一の港湾地帯である。
  • 桜島港
  • 喜入港:JX日鉱日石石油基地の喜入基地がある。

船舶

桜島フェリー
鴨池・垂水フェリー
鹿児島港本港区
北埠頭(桜島桟橋)
  • 桜島フェリー:24時間運航されている。
    • 鹿児島港(桜島フェリーターミナル) - 桜島フェリーターミナル(袴越)
北埠頭
南埠頭
  • コスモライン:貨客船「プリンセスわかさ」
  • 折田汽船:「フェリー屋久島2」
南埠頭(高速船旅客ターミナル)
  • コスモライン:高速船「ロケット」(北埠頭から移転 2007年4月12日 - )
鹿児島港新港区(新港第二待合所)

(本港区への移転が検討されている)

鹿児島港鴨池港区(通称「鴨池フェリーターミナル」)
鹿児島港谷山港二区(七ッ島地区)
  • 鹿児島商船:貨客船「はいびすかす」

観光

名所・旧跡

鹿児島城
仙巌園から望む桜島
尚古集成館
照国神社
ファイル:Statue of Kagohima Station.jpg
若き薩摩の群像
島津氏77万石の居城、別名「鶴丸城」。館造りで天守はなかった。現在は石垣と堀の一部が残る[39]
明治時代は島津家の本邸となっており、桜島を庭園の一部に取り入れた「借景庭園」となっている。1958年(昭和33年)に国指定名勝となった[40]
薩英戦争後に集成館事業で建てられた日本初の洋式石造建築物。現在は当時の殖産興業の数々と島津氏800年の展示資料がある。九州・山口の近代化産業遺産群の一部として2006年に世界遺産の文化庁公募に応募している[41]
  • 異人館(旧鹿児島紡績所技師館)
薩摩藩時代に外国人技師の宿泊所として造られた。1959年(昭和34年)2月25日に国の重要文化財及び史跡に指定された[42]
薩摩藩の名君島津斉彬が祀られている[43]
下竜尾町西郷隆盛他、西南戦争の戦死者が祀られている[44]
花尾町。丹後局が祀られている[45]
頂上は展望台、途中の道筋には西郷隆盛が西南戦争終結前の最期を過ごした「西郷洞窟」などの史跡がある。城山は永年、地元では神聖なる場とされ、一部を除き人の手が加わる事がなかったため、鹿児島市で唯一の原生林や手付かずの自然が多く残っている。
現存している石積の外塀には西南戦争の城山総攻撃時に出来た生々しい弾痕が多数見られる。 敷地は独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センターとして利用されている。
  • 若き薩摩の群像
幕末に英国に密航した青年薩摩藩士たちの勇気と功績を称える銅像。JR鹿児島中央駅前の広場に建つ。
市立美術館の近く、国道10号沿い。陸軍大将の正装姿。
甲突川沿いの高見橋(鹿児島中央駅近く)のたもとにある。
幕末の薩摩藩士で大阪商工会議所初代会頭。朝日通り、国道58号沿いの泉公園の一角建つ。
鹿児島県文化センター(宝山ホール)前に立つ。幕末の薩摩藩士で薩摩人には珍しく理知的かつ現実主義で非常に冷静な人物だったといわれる。像の姿は二条城内で徳川慶喜に対して大政奉還の書面に署名するように迫っている様とのことである。
『県内の道路網建設の苦闘を後世の人々に申し伝える記念碑』国道225、3、10号基点近くの鹿児島市山下町の中央公園(テンパーク)近くにある。
薩摩藩の悲劇の家老、江戸幕府の命により難航を極めた木曽川治水工事(堤の造営、宝暦治水事件)を指揮を執る。国道3号沿いの平之町の平田公園に建つ。なお岩崎谷(城山町)には薩摩義士碑文があり平田靫負を含む犠牲になった多く薩摩藩士が奉られている。同所の常夜灯の碑文には東郷平八郎により「義烈泣鬼神(ぎれつきしんもなく)」と書かれている。
平之町。幼少期に東邦生命鹿児島支社長として赴任した父の転勤に従って数年過ごした場所で当時の社宅跡、小説「父への詫び状」等で描かれ、ここでの生活はその後の人生に終生影響を与える。
  • 『坂本竜馬、おりょうの新婚旅行の碑』
与次郎の天保山公園の近くにあり碑文の袂に竜馬とおりょうの旅姿の小さなレリーフ。新撰組に追われ、小松帯刀の支援で薩摩へ逃避行し怪我が癒えるまで滞在。その際、竜馬と恋女房のおりょうは、有名な霧島温泉への湯治以外にも薩摩藩の領内を何ヶ所か物見遊山した。これが『日本初のハネムーン』だといわれる。ちなみに開聞岳の異名「薩摩富士」も遊山の折に竜馬が命名したと伝えられている。

レジャースポット

鹿児島市平川動物公園
いおワールドかごしま水族館
ドルフィンポート
鹿児島市立美術館
鹿児島県歴史資料センター黎明館
維新ふるさと館
24時間運航の桜島フェリーで行き来できる。以前は大正溶岩の跡と展望台ぐらいしかスポットが無かったが、近年は桜島港の横の「桜島レインボービーチ(人工海岸)」や「恐竜公園」ができ、家族連れでも楽しめるようになった。また2006年3月には赤水採石場跡地(長渕桜島コンサート跡地)に『叫びの肖像』も完成、長渕剛のファンを含め、音楽を愛する若者達の来訪も増えている。国立公園内のため周辺の景観に配慮した桜島限定の溶岩色をしたローソンファミリーマートもあり、観光に訪れた人たちがよく写真に納める姿が見られる。
  • 磯海岸
鹿児島市内で唯一の天然の海岸。海と山に囲まれ潮騒や汽笛が聞こえる。夏季は海水浴客、それ以外はウインドサーフィンで賑わう。季節の風物としては「桜島遠泳」のゴール地点になっており、冬場は武道の寒稽古の場などにも利用されている。
前身の鴨池動物園は1916年に開園。1973年に鹿児島市平川町に移転した。園内から眺める桜島と鹿児島市街地は美しい。コアラの家族数は日本一で、何度も出産に成功している。また園内で栽培されているユーカリの木は飼育の餌となり他の動物園にもお裾分けされている。
鹿児島本港北埠頭にある、港のシンボル的な建築物。建物は豪州・シドニーオペラハウスをイメージしたといわれている。テーマは黒潮の恵みを受けた鹿児島周辺の近海魚。ジンベイザメの飼育には実績がある。
本港新町。2005年4月オープン、総木造二階建で日本唯一の第一種大型商業施設。
鹿児島港の新放送会館の階上には展望ロビーが設置されている。アンテナタワーは薩摩切子をイメージしている。
港町でもある鹿児島のランドマーク。特に本港区は1990年代後半に再開発により美しく整備された。
  • 海づり公園
鴨池新町にある。割安な料金で釣堀感覚の海つりが楽しめる。鹿児島湾は深いため近海魚の宝庫であり、季節により様々な魚を釣り上げることが可能。
山下町の国道10号沿いの西郷銅像並びにある。公営の美術館としては地方都市では古い部類に属する。黒田清輝などの郷土出身の画家の常設展示以外に二科展などの会場にもなる。
みる、買う、味わう、あそぶ、愉しむ、かごしまの今が凝縮されたスポット。
  • 天文館むじゃき
天文館G3アーケード内の本店は名物のフルーツ入りかき氷である元祖しろくま発祥の店で、年中テイクアウトも可能。入口の白熊の張りぼては、観光客に人気。
動く観光スポット。全区間一律160円。2006年以降、軌道敷を芝生で緑化する作業が行われている。
鹿児島城の本丸跡地に在る。古代から現代までの鹿児島県の自然や歴史の流れや文化風俗に到るまで分かりやすく展示している。
平田橋から天保山大橋まで川岸は緑地帯になっており、西郷隆盛大久保利通など数多くの明治維新の立役者の生家が集中するエリア。
鹿児島中央駅から徒歩圏の甲突川岸にあり、郷土から出た明治維新の立役者の業績や生涯などを中心とした博物館である。
指宿枕崎線生見駅で下車。同所が自生する北限であろうと推測されている。地元民もあまり知らないので、事前に位置を確認した上で訪れるた方が良い(詳細は鹿児島湾を参照)。
県民・市民への環境保全活動のPRを図る公共施設。

歴史的・学術的建造物

新波止場砲台跡
鹿児島県立博物館
鹿児島市中央公民館
鹿児島県立甲南高等学校(国の登録有形文化財)
鹿児島県立鹿児島中央高等学校(国の登録有形文化財)
鹿児島工業高等学校の大煙突
大正時代に神戸以西ではじめて竣工した鉄筋コンクリート造りの近代的百貨店
  • 重富荘
清水町。個人所有だが、元は島津家の別邸の一つであった。日本庭園や池も美しく望む借景の鹿児島湾、桜島は素晴らしい。建物・庭園が一体として歴史的・民俗学な価値がある。明治維新後は華族となった島津家の資産の一つであったが、戦後はお狩場焼きで有名な料理旅館「重富荘」として県内外に知られ、著名人の会食の場にも度々活用されてきた。
  • 祇園之洲
祇園之洲町薩英戦争時の砲台設置の為に埋立てられた台場
浜町。甲突川にかつて架かっていた五石橋のうち、西田橋を含めた3つが移設保存されている。
  • 新波止
薩摩藩政時代の末期に築造された石組造の防波堤、桜島フェリーターミナル近くの路上に一部現存する。
本港区北埠頭の背後地域に多くみられる。20世紀初頭の1906年-1925年頃にかけて造られた灰色の花崗岩の石組造でこのような様式は鹿児島以外ではあまりみられない、現在は店舗等に活用されるが、うち一部は現役として活躍中。
  • 豊産業本社屋
泉町の本港区北埠頭近くの海運問屋の社屋で現在でも実際に社屋として使用されている。大正時代末から昭和初年で寄棟の瓦屋根に石目の化粧が施されたコンクリート折衷のモダンで味わい深い建築物である。
照国神社近く、19世紀末(1883年)建造の建築史学的にも貴重な建物。2008年1月現在、建物内部に入ることは出来ない。
山形屋の真向かいにある現在の本店の裏側にある。鉄筋コンクリート造、昭和初年の1918年に竣工。
山下町の電車通沿い、1935年(昭和10年)竣工の鹿児島県内初の近代的な鉄筋コンクリートオフィスビルであるが、国の登録有形文化財に登録されている。外観デザインは当時流行した曲線と流線型が全体的に多用され女性的な美しいフォルムが特徴。上層階の一部が後年増築されているが、それを除いても銀行の本店社屋としては当時は九州でも屈指の規模だったようだ。
  • 鹿児島市役所本館
昭和初期の1937年竣工の鉄筋コンクリート建築で、設計監理は国会議事堂を担当した大蔵省営繕管財局工務部。建築様式は、日比谷公会堂、陸上自衛隊市ヶ谷講堂(現存せず)、東京大学安田講堂などと共通点が多い。特徴は建物の背部(山側)にまで丁寧な化粧仕上げが前面同様に施されていえることであり、これは当時の建築物では極めて異例なことである。
昭和時代初頭に当時としては大規模な鉄筋コンクリート造りの建造物で貴重な史料である。
照国神社近く、1927年(昭和元年)に九州で初めて鉄筋コンクリート造の中央図書館として建てられた。流線型の女性的な外観もなることながら、コンクリート内壁に施されたスタッコ仕上げの紋様も印象的である。
  • 県政記念館
長田町の旧鹿児島県庁跡地、県民交流センターの入口付近に建つ。明治時代末に建築された旧鹿児島県庁本館の一部を移築保存した建物。
山下町の西郷銅像の近く。竣工当時は鹿児島市公会堂だった。設計者は明治時代の有名な建築家辰野金吾で、1927年に建築された。現在でも現役のホ-ルとして活躍中。
  • 県教育会館
山下町の中央公園(通称テンパーク)の一角に建つ。昭和初頭の鉄筋コンクリートの建造物で建築デザインや内装仕上げは修作といわれている。
鹿児島中央駅近く、鉄筋コンクリート造。当時流行したスマートな流線型を多用しており現在でも新鮮なデザインである。現在も内装を改修して使われている。2007年3月に国の有形重要文化財の指定をうけた。
市電加治屋町駅近く、旧制鹿児島一高女校舎として甲南高校校舎と同時代に竣工。アーチ式の開口部を多用したエントランスの仕上げは芸術的で美しい。甲南高校と共に2007年3月に国の有形重要文化財の指定をうけた。
鹿児島市草牟田町の同校敷地内にある。1920年に竣工された煙突部分と台座部分はいずれも耐火煉瓦詰。恐らく市内の現存する煙突では最古と思われる。優雅で美しく一見の価値あり。
  • 日本ガス本社
1931年竣工の鉄筋コンクリート造。鹿児島中央駅前のナポリ通り沿いにある鹿児島の都市ガス供給者の本社社屋。道路から少し引込んでいるため見え辛い。
  • 信号塔
高見馬場交差点の一角に建鉄筋コンクリート造りの奇妙な見張り台は鹿児島市電専用の手動式信号所で昭和20年代につくられた。レールのポイント切替等も手動で可能。完成後、およそ10数年程は人が配置されていたようだ。現在は非常用設備。
  • 西郷屋敷
磯海岸の近くにある。西郷隆盛が狩りの際に使用したと伝えられる藁葺屋根の木造日本家屋。中に入る事は出来ないが幕末から明治時代にかけての南九州の平均的な民家の特徴がよく出ており、建築に加えて民俗学的資料としても評価に値する。
東千石町。歴史的建造物には該当しないがカトリック教会には珍しくコンクリ-ト打ちっぱなしの現代建築の様式をとっている。1999年に新築された。デザインが斬新で機能美に優れているため、建築専門誌『新建築』のグラビア特集で紹介された。

グルメスポット

南九州最大の繁華街、歓楽街。
  • 『鹿児島味の小径』
鹿児島中央駅のアミュプラザ鹿児島の地下1階にある郷土の名物料理を中心にした飲食街。鹿児島ラーメンや元祖氷白熊などが味わえる。
最上階の七階にあり桜島を窓越しに眺めながらいろんなものをお値ごろに楽しく食事できる。長崎皿うどん風のかたやきそばは、来店者の大半が注文する程で50数年来不変の人気メニュー。夏季の夜は臨時で涼しいビアホール営業もされており、こちらも人気が高い。
  • 名山堀飲食街
市役所近くの下町の長屋風の懐かしい飲み屋街だが、本格的な味の店も多く来鹿する芸能人・著名人のお忍び来店がある。
  • 騎射場
鹿児島大学近くの飲食街。ディープだが美味しい店が多い。
南国の新鮮食材が一堂に揃い市場内の食堂や露天では格安で美味しいB級の郷土料理が味わえる穴場スポット。鹿児島中央駅前の西駅朝市と鹿児島港の北埠頭、鹿児島駅近くの小川町の滑川朝市がある。
  • じゃんぼ餅屋
仙巌園内の茶店や国道10号磯街道沿いにあり熱々の両棒餅とお茶が味わえる。「中川家」は有名な老舗で映画『男はつらいよ』でも登場した。渥美清は役を離れても好んだらしい。また「平田家」は長渕剛のお気に入りの店でもある。

温泉スポット

古里町。桜島に在り、1779年の安永大噴火で湧出。
市内の各所に点在する観光向きではないが疲れを癒す手軽なスポット。すべて温泉が引かれており入湯料は格安で、大抵の温泉は360円(2009年現在)。分かりにくい場所も多いが、詳細を鹿児島中央駅の観光案内所で案内している。

展望・ドライブ・散策スポット

みなと大通り公園
歴史と文化の道(国道10号
鴨池新町付近
  • 城山公園
城山町。鹿児島市で定番の展望台。
  • みなと大通り公園
鹿児島市役所前から鹿児島港まで大通りの中央のグリーンベルトは散策路のようになっており、ムーアの抽象彫刻がランドマークになっている。夜間のライトアップは非常に美しく日本の道100選などに選定されている。デートスポットでもあり近隣の名山堀飲食街の酔い醒ましの路でもある。
  • 多賀山公園
清水町鹿児島駅裏手の山で頂上からの眺めがよい。東郷平八郎元帥の銅像がある。
  • 長島美術館
武三丁目。鹿児島中央駅の西口より車で5分。美術館の庭園は最近は市街地を見下ろす展望台としても有名。なお庭園内は亜熱帯植物が自生する北限でもある。
  • 鹿児島県庁の展望台
鴨池新町。桜島・鹿児島湾・大隅半島が一望できる。冬場の快晴で空気が澄んでいる日には遠く霧島山系や開聞岳も望める。
  • アミュラン
中央町のJR鹿児島中央駅駅ビル・アミュプラザ鹿児島の屋上に設置されている大観覧車。一周は約15分で頂上付近の高さはおよそ90m。全てが透明なゴンドラが2基あるので地上とは一味違う動く展望台としても楽しめる。
  • 唐湊墓地
隠れた展望スポット。高層ビルが林立する鴨池新町方面を中心とした景色が愉しめる。このポイントからの桜島の見え方は魅力的であり、夜景も美しい。
  • 歴史と文化の道
鹿児島城前から照国神社の大鳥居前までの歩道の愛称。こぢんまりとしているが、沿道には西郷銅像、市立美術館黎明館などの観光スポットと鉄筋造りの歴史的建築物が多い。歩道は石畳で美しく舗装されガス灯が等間隔で設置されている。ガス灯の総延長は現段階で仙台駅前の五番街を抜き日本一となった。また市立美術館から鹿児島県立図書館までの歩道脇には小さな堀端風の用水池がつくられ多くの錦鯉が放流されており、黎明館横の鹿児島城跡の堀には多くの蓮が自生しており、自然と四季の移ろいも感じることも出来る。
  • ナポリ通り・パース通り・工学部前通り
街路樹が美しく、幅広の中心市街地を代表する大通り。
  • 天保山シーサイドブリッジ
天保山町。市街地の展望や桜島が美しい。
  • 与次郎・鴨池新町
沿道のパームツリーや幅広い道路、潮風が心地よい南国の臨港地区のドライブスポット。
  • 谷山臨港大橋
東開町。鹿児島湾と城山を背景に市街地中心部が望める。来るなら夕方から夜がお勧め。
  • 木材港の埠頭
東開町。広々として眺めもよく気持ちよいスポット。夜になると釣り人達が車で集まるポイントでもある。
  • 国道226号
指宿温泉へ向う幹線道路、パームツリーの街路樹、潮風が心地よい。ただし迂回路がないため、週末や朝夕や雨天時には渋滞箇所が多く発生する。
  • 八重山公園
郡山町。薩摩川内市との境である入来峠の頂上付近にあるキャンプ場。かなり標高が高く天上から遠い市街地を眺める様で、一味違う展望を愉しめる。市内を流れる甲突川の水源にも近い。
吉野町。美しい緑地帯とここからの桜島の雄大な眺めが魅力。春には花見客でにぎわう。
市北部の丘陵地帯に建つ、国内では珍しく市街地に近いウインドファームである。

祭事

おはら祭(2011年撮影)
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会

宿泊施設

出身有名人

(※ 太字は故人)

近現代以前の人物

近現代

政治

軍事

陸軍軍人
海軍軍人

経済

学術研究

芸術

スポーツ

芸能

アナウンサー

その他

  • 白浜ワカ(長寿日本一) ※旧西桜島村(後の桜島町)出身

鹿児島市を舞台とする作品

小説・エッセイ
劇画・コミック
ドラマ・映画

脚注

  1. ^ 鹿児島市旗 - 鹿児島市例規集 2012年1月22日閲覧。
  2. ^ 鹿児島市の花・木、鹿児島市の紋章 - 鹿児島市 2012年1月22日閲覧。
  3. ^ 姉妹都市盟約等 - 市町村 - 鹿児島市(イタリア・ナポリ市)[リンク切れ] - 鹿児島県公式ウェブサイト
  4. ^ ナポリ市(イタリア) - 鹿児島市 2012年1月19日閲覧。
  5. ^ 谷岡武雄・山口恵一郎監修「コンサイス日本地名事典 第4版」 三省堂、1998年、ISBN 4-385-15327-2
  6. ^ 浮田典良・中村和郎・高橋伸夫監修「日本地名地図館 初版」 小学館、2002年、ISBN 4-09-526064-5
  7. ^ 「世界大百科事典5 初版」 平凡社、1988年、ISBN 4-582-02200-6
  8. ^ 「日本大百科全書5 2版」 小学館、1994年、ISBN 4-09-526105-6
  9. ^ 第3章地域コミュニティの現状と課題 (PDF)鹿児島市コミュニティビジョン) - 鹿児島市 2012年1月19日閲覧。
  10. ^ 鹿児島市の生い立ち - 鹿児島市 2012年1月19日閲覧。
  11. ^ かごしま都市マスタープラン 3章 かごしま都市マスタープラン地域別構想 - 鹿児島市 2012年10月25日閲覧。
  12. ^ 町名・字名の取り扱いについて - 鹿児島地区合併協議会 2011年11月22日閲覧。
  13. ^ 桜島(浦之前港)~新島(新島港)間の行政連絡船 - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  14. ^ 南の交流拠点~中核市「鹿児島」 - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  15. ^ 鹿児島 1981-2010年”. 気象庁. 2012年1月22日閲覧。
  16. ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.678 角川書店
  17. ^ 2.日本で起こる地震p.17 - 地震調査研究推進本部 2012年1月20日閲覧。
  18. ^ a b 概要#平川動物公園のあらまし - 鹿児島市平川動物公園 2012年1月22日閲覧。
  19. ^ 鹿児島市における戦災の状況(鹿児島県):一般戦災ホームページ - 総務省 2012年1月20日閲覧。
  20. ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』p.679 角川書店
  21. ^ a b 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.93 角川書店
  22. ^ 歴代市長 - 鹿児島市 2012年9月9日閲覧。
  23. ^ 鹿児島市平成21年度当初予算 - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  24. ^ 経済地理学会西南支部編 『西南日本の経済地域』 ミネルヴァ書房、1995年 ISBN 4623025845
  25. ^ 天文館 鹿児島市公式ウェブサイト内、2010年3月4日閲覧。
  26. ^ 中心市街地再生のためのまちづくりのあり方に関する研究 国土交通省,平成17年8月10日
  27. ^ かごしま温泉 - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  28. ^ 鶴岡市 - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  29. ^ 兄弟校交流 - 鹿児島市立武中学校 2012年9月17日閲覧。
  30. ^ 鹿児島市(日本) - 大垣市 2012年9月17日閲覧。
  31. ^ 鹿児島市と災害協定を締結 - 大垣市 2012年9月17日閲覧。
  32. ^ 姉妹都市盟約等 - 市町村 - 鹿児島県公式サイト。
  33. ^ ナポリ市(イタリア) - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  34. ^ パース市(オーストラリア) - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  35. ^ マイアミ市(アメリカ) - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  36. ^ 長沙市(中国) - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  37. ^ 『南日本新聞』 2011年12月1日付 1面
  38. ^ 地域高規格道路の指定状況 (PDF) - 鹿児島県 2012年1月22日閲覧。
  39. ^ 鶴丸城跡 - 鹿児島市 2012年1月22日閲覧。
  40. ^ 仙巌園附花倉御仮屋庭園 - 文化庁国指定文化財等データベース 2012年1月22日閲覧。
  41. ^ 「九州・山口の近代化産業遺産群」について - 九州・山口の近代化産業遺産群 2012年1月22日閲覧。
  42. ^ 鹿児島紡績所技師館(異人館) - 国指定文化財等データベース 2012年1月22日閲覧。
  43. ^ 照国神社 - 鹿児島県神社庁 2012年1月22日閲覧。
  44. ^ 南洲神社 - 鹿児島県神社庁 2012年1月22日閲覧。
  45. ^ 花尾神社 - 鹿児島県神社庁 2012年1月22日閲覧。
  46. ^ a b 山形屋から見た桜島
  47. ^ 三井住友銀行統廃合の結果さくら銀行→三井住友銀行「鹿児島南」支店が廃業した跡地にて開業。

関連項目

外部リンク

行政
観光
');