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国道467号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤沢街道から転送)
一般国道
国道467号標識
国道467号
藤沢街道
総延長 21.8 km
実延長 21.3 km
現道 21.3 km
制定年 1993年平成5年)
起点 神奈川県大和市
山王原東交差点(北緯35度29分37.70秒 東経139度27分52.13秒 / 北緯35.4938056度 東経139.4644806度 / 35.4938056; 139.4644806 (山王原東交差点)
終点 神奈川県藤沢市
片瀬東浜交差点(北緯35度18分29.74秒 東経139度29分13.51秒 / 北緯35.3082611度 東経139.4870861度 / 35.3082611; 139.4870861 (片瀬東浜交差点)
接続する
主な道路
記法
国道246号
国道1号
国道134号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
国道467号 起点
神奈川県大和市 山王原東交差点
国道467号 終点
神奈川県藤沢市 片瀬東浜交差点

国道467号(こくどう467ごう)は、神奈川県大和市から藤沢市に至る一般国道である。

概要

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神奈川県藤沢市亀井野
(2017年6月撮影)

東京都道22号・神奈川県道41号藤沢町田線および主要地方道鎌倉片瀬藤沢線の一部が1993年平成5年)4月に一般国道に昇格したもので、現在でも「藤沢町田線」「藤沢街道」「町田街道」などと呼ばれる(藤沢方面では藤沢街道ではなく藤沢町田線や町田街道と呼ばれ、藤沢街道と言っても通じない場合が多い)。土休日は江の島鎌倉方面への観光需要が年間を通して高く、片側1車線道路ということもあって、江の島入口交差点(国道134号)の信号を先頭に全線で慢性的な渋滞が起こる。また平日であっても藤沢の中心市街地にある藤沢橋交差点、郵便局前交差点、南藤沢交差点付近などが慢性的に渋滞している。西側を並行する神奈川県道43号藤沢厚木線の拡幅・整備や東側の境川対岸に並行して横浜市環状4号線が建設された事等により、藤沢市街よりも北側においては若干混雑が緩和された。一方藤沢市街から南側の片瀬海岸付近までの慢性的な渋滞を解消するためには、現在鎌倉市関谷から藤沢市川名まで開通している都市計画道路横浜藤沢線(県道312号線)の延伸が必要であると見做されており、特に川名から本道までの延伸が急務とされている。[1]

この国道は藤沢市から大和市鶴間までの間、小田急江ノ島線と並行する形であるため、江ノ島線の駅に近い主な交差点では特に混雑が激しい時間帯がある。特に厚木街道と交差する大和1号踏切、神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線(中原街道)と交差する桜ヶ丘1号踏切は昼夜問わず慢性的に渋滞が発生している。

路線データ

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一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

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明治時代以前

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戦国時代に玉縄城滝山城を結ぶ街道として出来たとされ、江戸時代には藤沢から相模原台地の上を経て町田から八王子へと至る街道があり、滝山往還や八王子街道と呼ばれ、相模国内の南北方向の主要な街道の一つとして位置づけられていたことが新編相模国風土記稿の記述から読み取れる。

明治時代以降

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ここでは神奈川県道を「県道」と表記する。

  • 1920年大正9年)4月1日 - 旧道路法に基づき、県道藤沢町田線および県道藤沢停車場江ノ島線を県道に認定する[4]
  • 1936年昭和11年)9月25日 - 県道10号(高座郡藤沢町ヨリ八王子市ニ達スル道路)および県道11号(高座郡藤沢町ヨリ鎌倉郡鎌倉町ニ達スル道路)に指定する[5]
  • 1953年(昭和28年)2月10日 - 道路法に基づき、県道藤沢町田線(整理番号48)および県道藤沢停車場江ノ島線(整理番号41)を、県道に認定する[6]
  • 1954年(昭和29年)1月29日 - 県道藤沢町田線を主要地方道藤沢町田線に、県道藤沢停車場江の島線の一部と県道藤沢鎌倉線の一部を主要地方道鎌倉片瀬藤沢線に指定する[7]
  • 1955年(昭和30年)3月4日 - 主要地方道藤沢町田線の整理番号を48から6へ変更する[8]。主要地方道鎌倉片瀬藤沢線の整理番号を11とする[9]
  • 1993年平成5年)4月1日 - 一般国道467号となる[10]

路線状況

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重複区間

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  • 国道246号(大和市・山王塚交差点 - 大和市・一ノ関交差点)

地理

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国道1号
藤沢バイパスとの交差
神奈川県藤沢市白旗

通過する自治体

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交差する道路

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市道は主要なもののみ記載

脚注

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注釈

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在

出典

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年11月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
  4. ^ 同日、神奈川県告示第122号
  5. ^ 同日、内務省告示第516号
  6. ^ 同日、神奈川県告示第54号
  7. ^ 同日、建設省告示第16号
  8. ^ 同日、神奈川県告示第138号
  9. ^ 同日、神奈川県告示第136号
  10. ^ 平成4年4月3日政令第104号

関連項目

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外部リンク

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