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国道指定当初、旧道区間がそのまま指定されたため、現在も阿賀野市水原地区、新潟市秋葉区新津地区、南区白根地区、西蒲区巻地区の各中心部などには市街地を経由する狭隘な旧道区間が残っており、車種によっては迂回を強いられる区間も少なくない。 |
国道指定当初、旧道区間がそのまま指定されたため、現在も阿賀野市水原地区、新潟市秋葉区新津地区、南区白根地区、西蒲区巻地区の各中心部などには市街地を経由する狭隘な旧道区間が残っており、車種によっては迂回を強いられる区間も少なくない。 |
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国道指定後、管理者である新潟県は各所のバイパス化に順次着手し、各所で建設事業が進められている。なお新潟市内の区間は[[2007年]]([[平成]19年)[[4月1日]]に同市が[[政令指定都市]]へ移行したのに伴い、県から市に移管されている。 |
国道指定後、管理者である新潟県は各所のバイパス化に順次着手し、各所で建設事業が進められている。なお新潟市内の区間は[[2007年]]([[平成]]19年)[[4月1日]]に同市が[[政令指定都市]]へ移行したのに伴い、県から市に移管されている。 |
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=== 重複区間 === |
=== 重複区間 === |
2022年5月29日 (日) 00:02時点における版
一般国道 | |
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国道460号 | |
地図 | |
総延長 | 148.0 km |
実延長 | 65.0 km |
現道 | 59.7 km |
制定年 | 1993年(平成5年) |
起点 | 新潟県新発田市(北緯37度57分20.47秒 東経139度17分43.25秒 / 北緯37.9556861度 東経139.2953472度) |
主な 経由都市 |
新潟県阿賀野市、新潟市 |
終点 | 新潟県柏崎市 柳橋町交差点(北緯37度21分37.33秒 東経138度33分5.73秒 / 北緯37.3603694度 東経138.5515917度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道7号 国道49号 国道8号 国道116号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道460号(こくどう460ごう)は、新潟県新発田市から柏崎市に至る一般国道である。
概要
新発田市から阿賀野市と、新潟市中心部のベッドタウン各市・行政区を大きく取り巻くように結ぶ、新潟都市圏の外環状線として機能している。
1993年(平成5年)に県道(当時の主要地方道新津新発田線、同新津白根線、同巻白根線など)から昇格した。国道指定にあたっては前述の新潟都市圏の幹線道路という背景に加え、当時西蒲原郡巻町(現新潟市西蒲区巻地区)で東北電力が計画を進めていた巻原子力発電所へのアクセス道路として整備する目的も含まれていた(原発計画はその後中止となっている)。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点:新発田市(新栄町2丁目622番1、新発田IC = 国道7号交点、新潟県道26号新発田豊栄線起点)
- 終点:柏崎市(五ヶ浜交差点 = 国道352号起点、国道402号上)
- 重要な経過地:新潟県北蒲原郡水原町[注釈 2]、新津市[注釈 3]、白根市[注釈 3]、同県西蒲原郡巻町[注釈 4]、同県三島郡出雲崎町
- 総延長 : 148.0 km(新潟県 98.1 km、新潟市 50.0 km)重用延長を含む[2][注釈 5]
- 重用延長 : 83.0 km(新潟県 73.2 km、新潟市 9.8 km)[2][注釈 5]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 5]
- 実延長 : 65.0 km(新潟県 24.9 km、新潟市 40.1 km)[2][注釈 5]
- 指定区間:国道49号と重複する区間(阿賀野市・北本町交差点 - 安野町交差点)
歴史
- 1993年(平成5年)4月1日 - 一般国道460号(新潟県新発田市 - 新潟県柏崎市)
- 2013年(平成25年)3月25日 - 起点を新発田市新富町3丁目441番1から同市新栄町2丁目622番1へ変更[3]。
旧道
- 国道290号:新発田市東塚ノ目(島潟交差点) - 同市荒町(荒町交差点)
- 新発田市道:新発田市東塚ノ目 - 同市新富町二丁目
- 新発田市道:新発田市新富町一丁目(法務局前交差点) - 同市本町三丁目
- 新潟県道32号新発田停車場線:新発田市本町二丁目(本町交差点) - 同市中央町三丁目(中央町交差点)
- 阿賀野市道:阿賀野市水原 - 同市中央町一丁目
- 新潟県道271号水原出湯線:阿賀野市中央町一丁目 - 同市中央町(中央町交差点)
- 国道49号:阿賀野市中央町(中央町交差点) - 同市北本町(北本町交差点)
- 新潟市道新津2-628号線:新潟市秋葉区中新田地内
- 新潟県道34号新津停車場線:新潟市秋葉区中新田 - 同区新津本町二丁目(本町二丁目交差点)
- 新潟市道本町下興野線:新潟市秋葉区新津本町二丁目(本町二丁目交差点) - 同区新津本町三丁目(本町三丁目交差点)
- 新潟県道7号新津村松線:新潟市秋葉区新津本町三丁目(本町三丁目交差点) - 同区古田(古田交差点)
- 新潟市道新津1-652号線:新潟市秋葉区出戸/浦興野 - 同区子成場(子成場交差点)
- 新潟県道1号新潟小須戸三条線:新潟市秋葉区子成場(子成場交差点) - 同区子成場
- 農道:新潟市秋葉区子成場地内(一部通行止め)
- 新潟県道141号白根黒埼線:新潟市南区臼井(臼井橋西詰交差点) - 同区小蔵子
- 新潟市道白根2-29号線:新潟市南区小蔵子 - 同区白根古川
- 新潟市道白根2-79号線:新潟市南区白根古川 - 同区小蔵子
- 新潟市道白根1-507号線:新潟市南区白根ノ内七軒字蓑口(簔口交差点) - 同区白根(白根交差点)
- 新潟市道戸頭保坂線:新潟市南区白根(白根交差点) - 同区白根日の出町(日の出町交差点)
路線状況
国道指定当初、旧道区間がそのまま指定されたため、現在も阿賀野市水原地区、新潟市秋葉区新津地区、南区白根地区、西蒲区巻地区の各中心部などには市街地を経由する狭隘な旧道区間が残っており、車種によっては迂回を強いられる区間も少なくない。
国道指定後、管理者である新潟県は各所のバイパス化に順次着手し、各所で建設事業が進められている。なお新潟市内の区間は2007年(平成19年)4月1日に同市が政令指定都市へ移行したのに伴い、県から市に移管されている。
重複区間
- 国道49号・国道459号(阿賀野市・北本町交差点 - 阿賀野市・安野町交差点)
- 国道403号(新潟市秋葉区・大鹿交差点 - 新潟市秋葉区・古田交差点)
- 国道402号(新潟市西蒲区五ヶ浜 - 柏崎市(終点))
- 国道352号(三島郡出雲崎町・住吉町交差点 - 柏崎市(終点))
バイパス道路
- 新発田南バイパス(新発田IC - 新発田市荒町)
- 全通済み。
- (阿賀野市水原 - 阿賀野市北本町)
- 新津東バイパス(新潟市秋葉区中新田 - 同区大鹿、延長4.6 km[4])
- 小合バイパス(新潟市秋葉区大鹿 - 同区川根 - 同区子成場)
- 計画中[6]。
- 臼井バイパス(新潟市秋葉区子成場 - 南区臼井 - 同区古川)
- 白根バイパス[11]、諏訪木バイパス[12][13](新潟市南区白根ノ内七軒字蓑口 - 同区白根日の出町)
- 2000年代初頭までに全通した。白根中心部の簔口交差点 - 日の出町交差点間を結ぶ。
- 大曽根バイパス(新潟市西蒲区今井・大曽根地内、延長570 m・幅員14.5 m)
- 2011年度(平成25年度)に完成。今井交差点周辺のクランク解消と集落内の狭隘区間の迂回、歩道整備などを目的に整備された。
- 巻南バイパス(新潟市西蒲区漆山 - 同区五ケ浜)
- 巻市街南側を迂回する区間などが一部開通。整備が進行中である。
-
新津東バイパス 「夕映えの跨線橋西詰」交差点付近(2020年4月)
-
新津東バイパス 山谷北IC(2020年4月)
-
新津東バイパス 終点「大鹿」交差点付近(2020年4月)
別名・通称
道路施設
橋梁
起点から 阿賀野市と新潟市秋葉区の間、阿賀野川に架かる阿賀浦橋は延長942.4 mの橋長を有し、新潟県・新潟市が管理する国道・県道の中では最も長い橋梁である。
トンネル
起点から
- 五福トンネル(新潟市西蒲区)
- 五ケ浜トンネル(新潟市西蒲区)
- 角海トンネル(新潟市西蒲区)
- 刈羽トンネル(刈羽村)
- 椎谷岬トンネル(柏崎市)
道の駅
- 道の駅花夢里にいつ(新潟市秋葉区)
地理
通過する自治体
交差する道路
※国道402号との重複区間を除く
- 新発田市
- 国道7号(新新バイパス) (新発田IC)
- 新潟県道26号新発田豊栄線・国道7号(新発田バイパス) (同)
- 新潟県道32号新発田停車場線 (新栄町交差点)
- 新潟県道60号住吉上館線 (富塚町2交差点)
- 国道290号(荒町交差点)
- 新潟県道60号住吉上館線(大伝)
- 新潟県道264号豊栄天王線(天王)
- 新潟県道300号月岡停車場月岡線(中之通交差点)
- 阿賀野市
- 新潟県道55号新潟五泉間瀬線(山倉交差点)
- 国道49号(重複:国道459号)(北本町交差点 - 安野町交差点)
- 新潟県道15号新潟長浦水原線(安野町交差点)
- 新潟県道27号新潟安田線(関屋交差点)
- 新潟県道586号水原亀田線(阿賀浦橋東詰)
- 新潟市秋葉区
- 新潟県道17号新潟村松三川線(中新田・阿賀浦橋西詰交差点)
- 磐越自動車道(新津IC)
- 新潟県道34号新津停車場線(同・新津インター前交差点)
- 新潟県道5号新潟新津線(下興野・夕映えの跨線橋東詰交差点)
- 国道403号〈新津バイパス〉(大鹿交差点 - 古田交差点)
- 新潟県道7号新津村松線(古田交差点)
- 新潟県道127号新津茨曽根燕線(古田(西)交差点)
- 新潟県道1号新潟小須戸三条線(子成場・臼井橋東詰交差点)
- 新潟市南区
- 新潟県道141号白根黒埼線(臼井橋西詰交差点)
- 国道8号〈白根バイパス〉(重複:国道17号)(白根古川交差点)
- 新潟県道41号白根安田線(簔口交差点)
- 新潟県道153号燕白根線(上下諏訪木・富月橋東詰交差点)
- 新潟県道325号黒埼新飯田線(千日・富月橋西詰交差点 - 緑ヶ丘病院前)
- 新潟市西蒲区
- 新潟県道218号月潟西川線(井随口交差点 - 木滑)
- 新潟県道44号新潟燕線(茨島交差点)
- 新潟県道380号今井巻線
- 北陸自動車道(巻潟東IC)
- 新潟県道9号長岡栃尾巻線(同・巻潟東インター前交差点)
- 新潟県道383号佐渡山巻線(河井交差点)
- 国道116号(重複:国道289号)〈巻バイパス〉(巻中央インターチェンジ交差点)
- 新潟市道〈旧116号〉(巻総合高前交差点)
- 新潟県道374号五千石巻新潟線
- 新潟県道2号新潟寺泊線(間手橋交差点 - 鷲ノ木交差点)
- (国道116号(重複:国道289号)〈巻バイパス〉(赤鏥インターチェンジ交差点))
- (新潟市道〈旧116号〉(赤鏥交差点))
- (新潟県道374号五千石巻新潟線(赤鏥西交差点))
- 国道402号(五ヶ浜交差点)
- ※カッコ内は、巻南バイパス・河井交差点 - 鷲ノ木交差点間の接続箇所
- ※五ヶ浜交差点以南の接続道路については国道402号#交差する道路を参照
脚注
注釈
出典
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2021. 国土交通省道路局. 2022年5月17日閲覧。
- ^ 道路区域の変更(平成25年新潟県告示第414号)『新潟県報』号外1号 (PDF) (2013年3月25日). p. 2
- ^ a b 『広報にいつ』第918号 2001年8月1日 p.6 新津東バイパスが開通 新津市
- ^ 『広報にいつ』第596号 1987年10月15日 p.3 東バイパス、国道403号線は今年度から工事着手 新津市
- ^ “国道460号小合バイパス開通促進協議会(新潟市秋葉区)が「早期開通促進に関する要望書」を中原市長に提出”. にいがた経済新聞. (2019年11月25日)
- ^ 『広報しろね お知らせ版』第188号 1993年7月15日 p.2 臼井バイパスが開通 白根市
- ^ 『広報しろね』第453号 1993年8月1日 p.5 臼井バイパスが開通 白根市
- ^ 『広報しろね』第674号 2004年12月1日 p.6 一般国道460号臼井バイパス開通式 白根市
- ^ 西部地域土木事務所 建設課 (2016年4月1日). “国道460号臼井橋”. 新潟市公式ホームページ. 新潟市. 2016年10月19日閲覧。
- ^ 『広報しろね』第420号 1990年11月1日 p.4 白根バイパス、市道一之町下江線が開通 白根市
- ^ 『広報しろね』第451号 1993年6月1日 p.4 新津白根線、巻白根線が国道460号に昇格 白根市
- ^ 『広報しろね』第589号 2001年4月1日 p.5 平成13年度施政方針 1 道路網の整備 白根市