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2013年の相撲(2013ねんのすもう)では、2013年の相撲における動向をまとめる。
できごと
1月
- 1月10日 - 【大相撲】二所ノ関部屋が1月の初場所をもって閉鎖されると報道される。同部屋は横綱大鵬や後にプロレスに転向した力道山などを輩出した[1]。
- 1月19日 - 【大相撲】史上最多の32度優勝の元横綱、同一代年寄の大鵬が死去[2]
- 1月26日 - 【大相撲】初場所の14日目で日馬富士が鶴竜を寄り切りで破り14連勝として通算5度目、横綱昇進後では2場所目で初の幕内最高優勝を達成[3]
- 1月27日 - 【大相撲】元幕内の武州山が現役引退を表明[4]
- 1月27日 - 【大相撲】元小結の高見盛が現役引退を発表。持ち回り理事会で年寄振分襲名が承認された[5]
- 1月28日 - 【大相撲】日本相撲協会は二所ノ関部屋の閉鎖を発表。親方の二所ノ関と北陣と湊川は松ヶ根部屋に転属、同富士ケ根は春日野部屋に転属、残っていた所属力士は全員引退届を出した[6]
- 1月30日 - 【大相撲】春場所の番付編成会議が行われ、新十両に栃飛龍、再十両に鬼嵐と千昇のそれぞれ昇進を決定[7]
2月
- 2月14日 - 【学生・大相撲】前年のアマチュア横綱の日本大学の遠藤聖大が追手風部屋への入門を表明[8]
- 2月15日 - 【大相撲】日本政府は1月に死去した大鵬に対し、国民栄誉賞を授与することを正式決定。史上21例目で、相撲界では1989年の千代の富士(現親方・九重)に次いで2人目[9]
- 2月25日 - 【大相撲】大鵬の国民栄誉賞授与式が首相官邸で行われた[10]
3月
- 3月22日 - 【大相撲】春場所の13日目で、白鵬が豪栄道を上手投げで破り13連勝とし、唯一2敗だった隠岐の海が敗れたため、白鵬が2場所ぶり通算24度目の幕内最高優勝達成。通算4度目の13日目での優勝決定は史上最多タイ[11]
- 3月24日 - 【大相撲】春場所の千秋楽で、既に優勝を決めている白鵬が日馬富士を上手投げで破り、史上最多の9度目の全勝優勝。双葉山・大鵬の8回の記録を更新[12]。
- 3月24日 - 【大相撲】元大関の雅山が現役引退を表明し、年寄「二子山」の襲名が承認された[13]。今後は後進の指導にあたる[14]。
- 3月25日 - 【大相撲】2011年の大相撲八百長問題で八百長をしたとして解雇処分となった元幕内の蒼国来が解雇は不当として、地位確認を求めた訴訟で東京地方裁判所は八百長があったとは認められないとして、蒼国来の解雇は無効とした[15]。
4月
- 4月1日 - 【アマチュア】日本相撲連盟が公益財団法人へ移行[16]
- 4月3日 - 【大相撲】日本相撲協会の臨時理事会で、2011年に八百長問題で解雇とし、3月に解雇無効の判決が出た元幕内の蒼国来について、現役復帰を認め、名古屋場所から前頭15枚目で復帰させることを決定[17]
- 4月25日 - 【大相撲】夏場所の新番付が発表され、新入幕は大喜鵬、千代鳳、誉富士、東龍の4人、再入幕は旭秀鵬。新小結に隠岐の海で、島根県出身力士としては121年ぶりの新三役となった[18]
5月
- 5月21日 - 【大相撲】夏場所の10日目で白鵬が豪栄道をとったりで破り、10連勝として史上最多の38場所連続2桁勝利[19]
- 5月26日 - 【大相撲】夏場所の千秋楽で、1敗の稀勢の里が琴奨菊に寄り倒しで敗れた時点で、白鵬の通算25度目の幕内最高優勝が決定。この後、白鵬は結びの一番で日馬富士を寄り切りで破り、10度目の全勝優勝[20]
- 5月29日 - 【大相撲】日本相撲協会は元十両の琴禮、益荒海、四ツ車ら14人の力士の引退を発表[21]
- 5月29日 - 【大相撲】名古屋場所の番付編成会議が行われ、青狼、琴弥山、遠藤、大砂嵐が新十両に昇進。遠藤は初土俵から2場所で、琴弥山は86場所で史上4番目のスロー出世。エジプト出身の大砂嵐はアフリカ大陸初の力士となった[22][23][24][25]
6月
- 6月8日 - 【大相撲】今年4月に再興された武蔵川部屋の土俵開きが行われた[26]
- 6月9日 - 【大相撲】元横綱、現理事長の北の湖の還暦土俵入りが両国国技館で行われた。史上9人目で理事長在任中では史上4人目[27]
- 6月20日 - 【大相撲】日本相撲協会は親方の二所ノ関の退職を発表。昨年10月に入院し、脳梗塞と診断され手術後はリハビリを続けており、今年11月の定年を前に退職となった[28]
7月
- 7月7日 - 【大相撲】名古屋場所の初日を迎え、大相撲八百長問題で解雇処分となり、4月に解雇が無効と判断され復帰の蒼国来が2011年初場所以来の本場所となったが徳勝龍に押し出しで敗れている[29]
- 7月9日 - 【大相撲】名古屋場所の3日目で、2年ぶり復帰の蒼国来が大岩戸を寄り切りで破り898日ぶりの勝利[30]
- 7月13日 - 【大相撲】名古屋場所の7日目で、白鵬が千代大龍を上手出し投げで破り、昭和以降では初の通算2度目の37連勝[31]
- 7月19日 - 【大相撲】名古屋場所の13日目で、白鵬が琴欧洲勝紀を寄り切りで破り、13連勝で3場所連続通算26度目の幕内最高優勝が決定。26の優勝は史上3位で外国人力士では朝青龍を抜いて史上最多。またこの日までに幕内から序の口までのすべての優勝が決定。13日目ですべて決まるのは15日制導入以降では初[32]
- 7月20日 - 【高校】元十両武哲山で、東洋大牛久高相撲部の監督の栗本剛が自宅で急死[33]
- 7月20日 - 【大相撲】名古屋場所の14日目で、白鵬が稀勢の里に寄り倒しで敗れ、連勝が43でストップ[34]
- 7月24日 - 【大相撲】秋場所の番付編成会議が行われ、新十両は照ノ富士(若三勝から改め)、千代丸の二人。千代丸は十両の千代鳳の実兄で、史上17組目の兄弟関取となった[35]
8月
- 8月4日 - 【高校】長崎県で行われた全国高等学校総合体育大会の相撲団体の部の決勝戦で埼玉栄(埼玉県)が鳥取城北に3勝2敗で勝利し、4年ぶり8度目の優勝達成[36]
- 8月24日 - 【大相撲】5年ぶりの日本国外公演となる、インドネシアのジャカルタ巡業が開催[37]
9月
- 9月2日 - 【大相撲】秋場所の新番付が発表され、新入幕は遠藤で、昭和以降では史上最速となる初土俵から3場所で新入幕。新小結に髙安で、平成生まれでは初の新三役となった[38]
- 9月11日 - 【大相撲】元大関の把瑠都が「5月場所で痛めた左ひざの回復のめどが立たない」として現役引退を発表。夏場所を全休し、秋場所では十両に陥落していた[39][40]。
- 9月12日 - 【大相撲】2010年の大相撲野球賭博問題で解雇処分となった元大関の琴光喜の田宮啓司が相撲協会に対し解雇は不当として地位確認を求めた訴訟で、東京地方裁判所は解雇は妥当として請求を退けた[41]
- 9月27日 - 【大相撲】秋場所の13日目で天一が三段目で優勝を決め、35歳10カ月での幕下以下の優勝は戦後では史上最年長優勝となった[42]
- 9月28日 - 【大相撲】元十両の豊乃國が現役引退を表明[43]
- 9月28日 - 【大相撲】秋場所の14日目で、白鵬が稀勢の里をはたき込み、物言いがついたものの軍配どおり白鵬が勝利し、13勝1敗で4場所連続通算27度目の幕内最高優勝達成[44]
10月
- 10月2日 - 【大相撲】九州場所の番付編成会議が行われ、新十両に肥後ノ城。再十両は琴弥山と木村山の二人[45]
- 10月3日 - 【大相撲】三保ケ関部屋が親方の65歳定年に伴いこの日付けで閉鎖、幕内の阿覧ら6力士は春日野部屋へ転属[46]。
- 10月8日 - 【大相撲】元関脇の阿覧欧虎が体調不良を理由に引退。阿覧は3日にこれまでの三保ヶ関部屋から春日野部屋に転籍したばかりだった。今後は故郷の ロシアで実業家として活動する予定[47]。
- 10月31日 - 【大相撲】九州場所の新弟子検査が行われ、9月の実業団選手権で優勝し幕下付け出し15枚目格の資格を得ているモンゴル出身のアルタンホヤグ・イチンノロブら5人が合格。イチンノロブは初場所で外国人力士としては史上初の付け出しデビューとなる[48]
11月
- 11月2日 - 【大学】全国学生相撲選手権大会が行われ、決勝戦で日体大の一ノ瀬康平が東農大の小柳亮太を押し倒しで破り、初優勝で学生横綱に[49]
- 11月3日 - 【大学】全国学生相撲選手権の団体戦が行われ、決勝戦で東洋大が近大に3勝2敗で破り11年ぶり通算3度目の優勝達成[50]
- 11月8日 - 【大相撲】現親方の春日山(元幕内・濱錦)が先代の春日山(元幕内・春日富士)に対し、年寄名跡証書の返還訴訟を起こす事を発表[51]
- 11月11日 - 【大相撲】九州場所の2日目で、白鵬が安美錦に押し出しで破り、史上4人目横綱通算500勝、38場所での達成は史上最速。また年間最多勝も確定させた[52]
- 11月13日 - 【大相撲】審判部長の伊勢ケ浜が体調不良を理由に休場、貴乃花が審判部長代理を務める[53]
- 11月17日 - 【大相撲】九州場所の8日目で白鵬は豪風を突き倒しで破り8連勝とし、史上最速の幕内通算700勝達成[54]
- 11月19日 - 【大相撲】九州場所の10日目で白鵬は栃乃若を押し倒しで破り10連勝とし、横綱で初日からの10連勝を20回、横綱での連続2桁勝利を38場所としてそれぞれ史上最多記録とした[55]
- 11月20日 - 【大相撲】九州場所の11日目で白鵬は栃煌山を押し出しで破り11連勝とし、史上最多の通算3度目の年間80勝達成[56]
- 11月24日 - 【大相撲】13勝1敗同士で相星決戦となった、九州場所の千秋楽の結びの一番で日馬富士が白鵬を寄り切りで破り、初場所以来の通算6度目の幕内最高優勝達成[57]。白鵬は連続優勝を4場所、九州場所での連続優勝が6年でそれぞれストップ[58]
- 11月27日 - 【大相撲】初場所の番付編成会議が行われ、新十両はモンゴル出身の魁で外国人力士では史上3番目のスロー出世、再十両は4人[59]
12月
- 12月19日 - 【大相撲】親方・間垣が健康上の理由で退職[60]
- 12月20日 - 【大相撲】日本相撲協会が各親方に年寄名跡証書をこの日までに提出するようにしていたが、鳴戸、春日山、熊ケ谷が提出できず。いずれも名跡の前所有者との話し合いが不調なため[60]
- 12月20日 - 【大相撲】元幕内の寶千山が現役引退を発表、年寄君ヶ濱を襲名[61]
- 12月25日 - 【大相撲】14代鳴戸が年寄「田子ノ浦」を取得し名跡変更、日本相撲協会に年寄名跡証書を提出。これまでの鳴戸部屋は「田子ノ浦部屋」となり、稀勢の里ら力士の所属も同部屋に変更となる[62]。これまでの鳴戸部屋の建物は前親方夫人の所有のため、新部屋が完成するまで10月に閉鎖となった旧三保ケ関部屋を借りることになった[63]
競技結果
大相撲
本場所
一月場所(初場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の2013年(平成25年)1月13日(日)から千秋楽の1月27日(日)までの15日間開催された。番付発表は2012年(平成24年)12月24日(月)。
タイトル | 人物 (所属部屋 出身地) - 成績 | |
---|---|---|
幕内最高優勝 | 日馬富士公平 (伊勢ヶ濱部屋 モンゴル・ゴビ・アルタイ出身)(2場所ぶり5回目) - 15戦全勝 | |
三賞 | 殊勲賞 | 該当者無し |
敢闘賞 | 髙安晃 (鳴戸部屋 茨城県土浦市出身)(初受賞) - 12勝3敗 | |
技能賞 | 該当者無し | |
十両優勝 | 貴ノ岩義司 (貴乃花部屋 モンゴル・ウランバートル出身) - 12勝3敗 | |
幕下優勝 | 鬼嵐力 (朝日山部屋 モンゴル・ウランバートル出身) - 7戦全勝 | |
三段目優勝 | 濱口航洋 (木瀬部屋 三重県志摩市出身) - 7戦全勝 | |
序二段優勝 | 阿夢露光大 (阿武松部屋 ロシア・レソザボズク出身) - 7戦全勝 | |
序ノ口優勝 | 玉皇力 (片男波部屋 高知県四万十市出身) - 7戦全勝 |
三月場所(春場所、大阪場所)
大阪府立体育会館(大阪市)を会場に、初日の3月10日(日)から千秋楽の3月24日(日)までの15日間開催された。番付発表は2月25日(月)。会場の施設命名権売却により、前年4月から2015年3月まで会場名を「ボディメーカーコロシアム」に変更されているが、番付及び報道では、放送法第83条(広告放送禁止規定)に抵触する為、大阪府の条例に基づく正式名称が用いられた。
タイトル | 人物 (所属部屋 出身地) - 成績 | |
---|---|---|
幕内最高優勝 | 白鵬翔 (宮城野部屋 モンゴル・ウランバートル出身)(2場所ぶり24回目) - 15戦全勝 | |
三賞 | 殊勲賞 | 該当者無し |
敢闘賞 | 隠岐の海歩 (八角部屋 島根県隠岐郡隠岐の島町出身)(12場所ぶり2回目) - 11勝4敗 | |
技能賞 | 該当者無し | |
十両優勝 | 旭秀鵬滉規 (友綱部屋 モンゴル・ウランバートル出身) - 12勝3敗 ※優勝決定戦勝利 | |
幕下優勝 | 亀井貴司 (木瀬部屋 香川県善通寺市出身) - 7戦全勝 | |
三段目優勝 | 土佐豊祐哉 (時津風部屋 高知県土佐市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利 | |
序二段優勝 | 鬼怒ノ浪一樹 (立浪部屋 茨城県常総市) - 6勝1敗 ※優勝決定戦勝利 | |
序ノ口優勝 | 石浦将勝 (宮城野部屋 鳥取県鳥取市出身) - 7戦全勝 |
五月場所(夏場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の5月12日(日)から千秋楽の5月26日(日)までの15日間開催された。番付発表は4月25日(木)。日程を発表した当初、大型連休中の5月5日が初日、5月19日千秋楽としていた。しかし、前年大型連休中の5月6日を初日としたところ、チケットが思うように捌けなかったことから、場所後に翌年5月場所の初日、千秋楽を1週間ずらすことに決めた。
タイトル | 人物 (所属部屋 出身地) - 成績 | |
---|---|---|
幕内最高優勝 | 白鵬翔 (宮城野部屋 モンゴル・ウランバートル出身)(2場所連続25回目) - 15戦全勝 | |
三賞 | 殊勲賞 | 該当者無し |
敢闘賞 | 該当者無し | |
技能賞 | 妙義龍泰成 (境川部屋 兵庫県高砂市出身)(4場所ぶり5回目) - 11勝4敗 | |
十両優勝 | 琴勇輝一巖 (佐渡ヶ嶽部屋 香川県小豆郡小豆島町出身) - 13勝2敗 | |
幕下優勝 | 大砂嵐金太郎 (大嶽部屋 エジプト・ダカリーヤ県出身) - 7戦全勝 | |
三段目優勝 | 大栄翔勇人 (追手風部屋埼玉県朝霞市出身) - 7戦全勝 | |
序二段優勝 | 石浦将勝 (宮城野部屋 鳥取県鳥取市出身) - 7戦全勝 | |
序ノ口優勝 | 新栄山昌也 (境川部屋 東京都立川市 出身) - 7戦全勝 |
七月場所(名古屋場所)
愛知県体育館(名古屋市)を会場に、初日の7月7日(日)から千秋楽の7月21日(日)までの15日間開催。番付発表は6月24日(月)。
タイトル | 人物 (所属部屋 出身地) - 成績 | |
---|---|---|
幕内最高優勝 | 白鵬翔 (宮城野部屋 モンゴル・ウランバートル出身)(3場所連続26回目) - 13勝2敗 | |
三賞 | 殊勲賞 | 高安晃 (鳴戸部屋 茨城県土浦市出身)(初受賞) - 9勝6敗 |
敢闘賞 | 該当者無し | |
技能賞 | 該当者無し | |
十両優勝 | 遠藤聖大 (追手風部屋 石川県鳳珠郡穴水町出身) - 14勝1敗 | |
幕下優勝 | 剛士港 (荒汐部屋 福島県福島市出身) - 7戦全勝 | |
三段目優勝 | 能登櫻和也 (阿武松部屋 石川県鳳珠郡能都町出身) - 7戦全勝 | |
序二段優勝 | 大翔鵬清洋 (追手風部屋 モンゴル・ウランバートル出身) - 7戦全勝 | |
序ノ口優勝 | 蘇堅太 (阿武松部屋 鹿児島県大島郡瀬戸内町出身) - 7戦全勝 |
九月場所(秋場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の9月15日(日)から千秋楽の9月29日(日)までの15日間開催された。番付発表は9月2日(月)。
タイトル | 人物 (所属部屋 出身地) - 成績 | |
---|---|---|
幕内最高優勝 | 白鵬翔 (宮城野部屋 モンゴル・ウランバートル出身)(4場所連続27回目) - 14勝1敗 | |
三賞 | 殊勲賞 | 豪栄道豪太郎 (境川部屋 大阪府寝屋川市出身)(2回目) - 11勝4敗 |
敢闘賞 | 松鳳山裕也 (松ヶ根部屋 福岡県築上郡築上町出身)(2回目) - 8勝7敗 | |
技能賞 | 該当者無し | |
十両優勝 | 照ノ富士由章 (伊勢ヶ濱部屋 モンゴル・ウランバートル出身) - 12勝3敗 ※優勝決定戦勝利 | |
幕下優勝 | 希帆ノ海勇樹 (出羽海部屋 新潟県刈羽郡刈羽村出身) - 7戦全勝 | |
三段目優勝 | 天一俊哉 (北の湖部屋 新潟県南魚沼市出身) - 7戦全勝 | |
序二段優勝 | 堀切洸助 (錣山部屋 埼玉県越谷市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利 | |
序ノ口優勝 | 慶天海孔晴 (阿武松部屋 鹿児島県大島郡瀬戸内町出身) - 7戦全勝 |
十一月場所(九州場所)
福岡国際センター(福岡市)を会場に、初日の11月10日(日)から千秋楽の11月24日(日)までの15日間開催された。番付発表は10月28日(月)。
タイトル | 人物 (所属部屋 出身地) - 成績 | |
---|---|---|
幕内最高優勝 | 日馬富士公平 (伊勢ヶ濱部屋 モンゴル・ゴビ・アルタイ出身)(5場所ぶり6回目) - 14勝1敗 | |
三賞 | 殊勲賞 | 該当者無し |
敢闘賞 | 勢翔太 (伊勢ノ海部屋 大阪府交野市出身)(初受賞) - 11勝4敗 | |
技能賞 | 千代大龍秀政 (九重部屋 東京都荒川区出身)(初受賞) - 11勝4敗 | |
十両優勝 | 千代鳳祐樹 (九重部屋 鹿児島県志布志市出身) - 13勝2敗 | |
幕下優勝 | 土佐豊祐哉 (時津風部屋 高知県土佐市出身) - 7戦全勝 | |
三段目優勝 | 寶千山幸勘 (境川部屋 青森県弘前市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利 | |
序二段優勝 | 慶天海孔晴 (阿武松部屋 鹿児島県大島郡瀬戸内町出身) - 7戦全勝 | |
序ノ口優勝 | 琴仁成篤 (佐渡ヶ嶽部屋 東京都新宿区出身) - 7戦全勝 |
トーナメント大会
- 第37回日本大相撲トーナメント(2月10日・国技館)
- 優勝:鶴竜力三郎(初優勝)
- 第72回明治神宮例祭奉祝全日本力士選士権大会(10月7日・国技館)
- 優勝:日馬富士公平(2年連続5回目)
死去
- 1月16日 - 鳳凰倶往(最高位:関脇、所属:二所ノ関部屋、* 1956年(昭和31年))[64]
- 1月19日 - 大鵬幸喜(第48代横綱、所属:二所ノ関部屋、* 1940年(昭和15年))[65]
- 1月29日 - 4代木村正直(三役格行司、所属:朝日山部屋、* 1953年(昭和28年))
- 2月1日 - 24代式守伊之助(元立行司、所属:朝日山部屋、* 1919年(大正8年))[66]
- 4月14日 - 30代式守伊之助(元立行司、所属:井筒部屋、* 1936年(昭和11年))
- 4月24日 - 王湖伊津男(最高位:前頭14枚目、所属:友綱部屋、世話人:王湖、* 1956年(昭和31年))[67]
- 4月30日 - 天津風征夫(最高位:前頭3枚目、所属:時津風部屋、* 1937年(昭和12年))[64]
- 7月14日 - 津軽海伝藏(最高位:十両16枚目、所属:春日野部屋、* 1928年(昭和3年))[68]
- 7月20日 - 武哲山剛(最高位:十両11枚目、所属:武蔵川部屋、* 1971年(昭和46年))[69]
脚注
- ^ nikkansports.com. “二所ノ関部屋消滅 横綱大鵬を生んだ名門”. 2013年1月10日閲覧。
- ^ 巨星、墜つ 大鵬さん、二所ノ関消滅に心痛めながら…スポーツニッポン2013年1月20日配信
- ^ 日馬富士 汚名返上だ!14連勝で横綱初Vスポーツニッポン2010年1月27日配信
- ^ 武州山も現役引退 高見盛のライバル 年寄「小野川」襲名スポーツニッポン2013年1月28日配信
- ^ 体「ボロボロ」の高見盛 引退決断は「正直、数時間前」スポーツニッポン2013年1月28日配信
- ^ 二所ノ関部屋、完全に消滅…日本相撲協会が閉鎖を発表スポーツニッポン2013年1月29日配信
- ^ 栃飛龍十両昇進 春日野部屋からは10年秋場所以来スポーツニッポン2013年1月31日配信
- ^ アマ横綱の日大・遠藤 追手風部屋入門「輪島先輩が目標」スポーツニッポン2013年2月15日配信
- ^ 大鵬さんに国民栄誉賞「本人も天国で良かったと…」スポーツニッポン2013年2月16日配信
- ^ 大鵬さんに国民栄誉賞表彰式 白鵬も出席「自分のことのよう」スポーツニッポン2013年2月26日配信
- ^ 白鵬、独走V 大鵬さんのひつぎの“重さ”胸に刻み…スポーツニッポン2013年3月23日配信
- ^ 白鵬 大鵬さんにささげる9度目全勝V!会場全員と黙とうスポーツニッポン2013年3月25日配信
- ^ 雅山 涙の現役引退…年寄「二子山」襲名へスポーツニッポン2013年3月25日配信
- ^ “大相撲:元大関・雅山が引退表明 春場所3勝12敗”. 毎日.jp. (2013年3月24日)
- ^ 蒼国来が八百長問題勝訴、解雇は不当 現役復帰確実にスポーツニッポン2013年3月26日配信
- ^ アマ統括の日本相撲連盟が公益法人に、プロは申請大幅遅れスポーツニッポン2013年4月2日配信
- ^ 蒼国来に北の湖理事長謝罪「2年間つらい思いをさせた」スポーツニッポン2013年4月4日配信
- ^ 隠岐の海 島根県出身121年ぶり新三役「気持ちいい」スポーツニッポン2013年4月26日配信
- ^ 白鵬 北の湖超え!史上最多の38場所連続2桁スポーツニッポン 5月21日配信
- ^ 白鵬 10度目の全勝V!朝青龍に並ぶ25度目賜杯スポーツニッポン 5月27日配信
- ^ 元十両の琴禮ら14人引退発表スポーツニッポン 5月30日配信
- ^ 琴弥山85場所で十両昇進 史上4位タイのスロー出世スポーツニッポン 5月30日配信
- ^ 青狼 錣山部屋から2人目の関取「8年は長かった」スポーツニッポン 5月30日配信
- ^ 新十両・遠藤 初の関取&相撲教習所生スポーツニッポン 5月31日配信
- ^ 大砂嵐“ラマダンの壁”越える 深夜に食事で対策スポーツニッポン2013年5月30日配信
- ^ 再興武蔵川部屋 土俵開きに岡田彰布氏ら200人スポーツニッポン2013年6月9日配信
- ^ 北の湖理事長が還暦土俵入り 28年ぶり雲竜型で決意新たスポーツニッポン2013年6月10日配信
- ^ 二所ノ関親方が退職 手術後リハビリも職務復帰難しくスポーツニッポン2013年6月21日配信
- ^ 復帰の蒼国来、完敗も「おかえり!」コールに感慨スポーツニッポン2013年7月8日配信
- ^ 蒼国来 898日ぶり勝った!スイカ食べてパワーUPスポーツニッポン2013年7月10日配信
- ^ 白鵬 2度目の37連勝!瞬殺で史上初の快挙スポーツニッポン2013年7月14日配信
- ^ 白鵬 朝青超え外国出身最多の26度目優勝スポーツニッポン2013年7月20日配信
- ^ 元十両・武哲山の栗本剛氏が急死 42歳…東洋大牛久監督スポーツニッポン2013年7月21日配信
- ^ 白鵬“鬼門”突破できず…また稀勢に敗れ43連勝でストップスポーツニッポン2013年7月21日配信
- ^ 千代丸が新十両に昇進 史上17組目の兄弟関取誕生スポーツニッポン2013年7月25日配信
- ^ 豪栄道先輩やりました!埼玉栄、4年ぶりの団体Vスポーツニッポン2013年8月5日配信
- ^ 稀勢 準決勝で白鵬破りV!大相撲ジャカルタ巡業初日スポーツニッポン2013年8月25日配信
- ^ 遠藤 新入幕で6年ぶり横綱戦に意欲「結びの一番で…」スポーツニッポン2013年9月3日配信
- ^ 把瑠都 引退 今後は?「エストニアの観光大使になりたい」スポーツニッポン2013年9月12日配信
- ^ 元大関の把瑠都が引退 「エストニアの怪人」も故障に勝てず - スポニチアネックス(2013年9月11日)
- ^ 東京地裁「解雇は妥当」…元琴光喜の請求を棄却スポーツニッポン2013年9月13日配信
- ^ 天一 35歳10カ月、幕下以下の戦後最年長Vスポーツニッポン2013年9月28日配信
- ^ 豊乃国引退表明「悔いはないです」10・6断髪式スポーツニッポン2013年9月29日配信
- ^ マゲつかんだ?物言いもセーフで白鵬が流血V4スポーツニッポン2013年9月29日配信
- ^ 苦節6年…肥後ノ城、史上5番目の十両スロー昇進 スポーツニッポン2013年10月3日配信
- ^ 三保ケ関部屋が閉鎖 北の湖理事長「残念だし寂しい」スポーツニッポン2013年10月4日配信
- ^ 阿覧が引退…数年前から病気患い「気持ちも力もあまりない」 - スポニチアネックス(2013年10月9日)
- ^ 外国人初の付け出し資格 イチンノロブ「将来は横綱に」スポーツニッポン2013年11月1日配信
- ^ 一ノ瀬 父に届け!初の学生横綱に 進路は未定スポーツニッポン2013年11月3日配信
- ^ 東洋大 決勝で近大破り11年ぶり3度目Vスポーツニッポン2013年11月4日配信
- ^ 年寄名跡証書の返還訴訟 春日山親方「苦渋の選択」スポーツニッポン2013年11月9日配信
- ^ 白鵬 史上4人目の横綱通算500勝目!最速達成スポーツニッポン2011年11月12日配信
- ^ 伊勢ケ浜審判部長 体調不良で緊急入院、一部で脳梗塞疑いスポーツニッポン2013年11月14日配信
- ^ 白鵬 史上最速幕内700勝、30回目ストレート給金スポーツニッポン2013年11月18日配信
- ^ 白鵬 横綱連続2桁38場所&初日から10連勝 単独1位にスポーツニッポン2013年11月20日配信
- ^ 白鵬 単独最多3度目の年間80勝「その人しか分からない」スポーツニッポン2013年11月21日配信
- ^ 日馬あっけない幕切れに「自分の足が出たのかと」スポーツニッポン2011年11月25日配信
- ^ 白鵬 蛇の目の砂をはいちゃった「何とも言えない」スポーツニッポン2013年11月25日配信
- ^ 魁 新十両に!外国出身で3番目のスロー出世スポーツニッポン2013年11月28日配信
- ^ a b 年寄名跡証書3親方が提出できず 今後厳罰もスポーツニッポン2013年12月21日配信
- ^ 31歳宝千山引退 年寄「君ケ浜」襲名スポーツニッポン2013年12月21日配信
- ^ 鳴戸部屋消滅…稀勢"心機一転"「田子ノ浦」で綱獲りへスポーツニッポン2013年12月26日配信
- ^ 部屋消滅余波…稀勢“試練”環境一変、初の一人暮らしスポーツニッポン2013年12月27日配信
- ^ a b ベースボール・マガジン社発行「相撲」2013年12月号111頁
- ^ “元横綱大鵬の納谷幸喜さん死去 72歳、幕内優勝32回”. 朝日新聞. (2013年1月19日) 2013年1月19日閲覧。
- ^ ベースボール・マガジン社発行「相撲」2014年1月号143頁
- ^ 訃報 友綱部屋ブログ 2013年4月24日閲覧
- ^ “宇野傳三氏死去/元十両津軽海”. 東奥日報. (2013年7月16日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ “元十両武哲山、東洋大牛久相撲部監督の栗本剛氏が急死 42歳”. スポーツニッポン. (2013年7月20日) 2013年7月21日閲覧。