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大相撲平成20年11月場所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大相撲平成20年11月場所(おおずもうへいせい20ねん11がつばしょ)は、2008年11月9日から11月23日まで福岡国際センターで開催された大相撲本場所

幕内最高優勝は、横綱白鵬翔(13勝2敗・3場所連続9回目)。

場所前の話題など

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関脇安馬が7月場所で10勝5敗、9月場所で12勝3敗と好成績を残していることから、大関獲りの場所となった。

番付・星取表

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成績 結果 番付 西 成績 結果
白鵬 13勝2敗 優勝 横綱 朝青龍 全休
琴光喜 9勝6敗 大関 魁皇 1勝3敗11休
千代大海 8勝7敗 大関 琴欧洲 8勝7敗
安馬 13勝2敗 優勝同点、技能賞 関脇 把瑠都 9勝6敗
豪栄道 5勝10敗 小結 安美錦 8勝7敗 殊勲賞
豊ノ島 9勝6敗 前頭1 普天王 5勝10敗
豊響 全休 前頭2 若の里 6勝9敗
琴奨菊 9勝6敗 前頭3 北勝力 5勝10敗
稀勢の里 11勝4敗 前頭4 栃ノ心 3勝12敗
朝赤龍 5勝10敗 前頭5 出島 6勝9敗
鶴竜 5勝6敗4休 前頭6 旭天鵬 10勝5敗
雅山 10勝5敗 前頭7 栃乃洋 5勝10敗
豪風 9勝6敗 前頭8 垣添 5勝10敗
栃煌山 6勝9敗 前頭9 時天空 7勝8敗
武州山 8勝7敗 前頭10 阿覧 8勝7敗
黒海 9勝6敗 前頭11 光龍 6勝9敗
嘉風 11勝4敗 敢闘賞 前頭12 春日錦 2勝3敗10休
将司 6勝9敗 前頭13 玉乃島 6勝9敗
高見盛 10勝5敗 前頭14 北太樹 2勝13敗
木村山 6勝9敗 前頭15 豊真将 7勝8敗
土佐ノ海 9勝6敗 前頭16 千代白鵬 9勝6敗

優勝争い

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前場所途中休場の朝青龍は初日から休場し、白鵬が初日に安美錦に敗れ、黒星スタートとなった。また、大関獲りの安馬も3日目から連敗し、一時期は大関獲りが危ぶまれた。そのなかで雅山が初日から7連勝と好調で、10日目を終えて雅山と白鵬が1敗、安馬と把瑠都が2敗で追う展開となった。雅山が終盤に上位陣に当てられて脱落し、把瑠都も終盤に崩れた。12日目に白鵬と安馬の直接対決が組まれ、安馬が下手投げで勝ち両者2敗となった。最終的には両者13勝2敗同士の優勝決定戦にもつれ込み、白鵬が上手投げで勝ち3場所連続9回目の優勝を決めた。三賞は白鵬に土をつけた安美錦が殊勲賞を受賞し、13勝2敗の優勝同点だった安馬に技能賞、11勝4敗の好成績を残した嘉風に敢闘賞が贈られた。

各段優勝・三賞

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  • 幕内最高優勝 白鵬 13勝2敗(3場所連続9回目)
  • 十両優勝 翔天狼 12勝3敗
  • 幕下優勝 琴国 7戦全勝
  • 三段目優勝 乾王 7戦全勝
  • 序二段優勝  7戦全勝
  • 序ノ口優勝 若駿河 7戦全勝

トピック

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  • 関脇安馬が13勝2敗の好成績を挙げ、白鵬との優勝決定戦には敗れたものの技能賞を獲得。直近3場所で35勝を挙げ、場所後大関に昇進した。

参考文献

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