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「2006年の映画」の版間の差分

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2021年8月17日 (火) 23:12時点における版

2006年の映画(2006ねんのえいが)では、2006年(平成18年)の映画分野の動向についてまとめる。

できごと

日本の映画興行

  • 入場料金(大人)
    • 1,800円[1] - 一般入場料金は15年間据え置かれている[2]
    • 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[3] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[4]
  • 入場者数 1億6459万人[5]
  • 興行収入 2029億3400万円[5]
  • 邦画が1077億5200万円、洋画が948億200万円という興行収入を記録し、21年振りに邦画が洋画を上回った[6]
配給会社別年間興行収入
配給会社 番組数 年間興行収入 前年対比 備考
松竹 20 140億5882万円 102.8%
東宝 27 587億7720万円 111.9% 東宝年間興行収入の新記録
東映 15 133億2192万円 111.1% 男たちの大和/YAMATO』が大きく貢献した。
出典:「2006年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2007年平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、185頁。 

各国ランキング

日本興行収入ランキング

2006年日本興行収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1 ハリー・ポッターと炎のゴブレット アメリカ合衆国の旗イギリスの旗 ワーナー・ブラザース 110.0億円
2 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ 100.2億円
3 ダ・ヴィンチ・コード アメリカ合衆国の旗 ソニー 090.5億円
4 ゲド戦記 日本の旗 東宝 076.5億円
5 LIMIT OF LOVE 海猿 日本の旗 東宝 071.0億円
6 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ 068.6億円
7 THE 有頂天ホテル 日本の旗 東宝 060.8億円
8 日本沈没 日本の旗 東宝 053.4億円
9 デスノート the Last name 日本の旗 ワーナー・ブラザース 052.0億円
10 M:i:III アメリカ合衆国の旗 UIP 051.5億円
出典:2006年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

2006年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト ウォルト・ディズニー・スタジオ $1,066,179,725
2 ダ・ヴィンチ・コード コロンビア ピクチャーズ $758,239,851
3 アイス・エイジ2 20世紀FOX $651,789,550
4 007 カジノ・ロワイヤル MGM / コロンビア映画 $594,239,066
5 ナイト ミュージアム 20世紀FOX $574,480,052
6 カーズ ディズニー / ピクサー $461,983,149
7 X-MEN:ファイナル ディシジョン 20世紀FOX $459,359,555
8 ミッション:インポッシブル3 パラマウント映画 $397,850,012
9 スーパーマン リターンズ ワーナー・ブラザース $391,081,192
10 ハッピー フィート ワーナー・ブラザース $384,335,608
出典:2006 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。

北米興行収入ランキング

2006年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト ウォルト・ディズニー・スタジオ $423,315,812
2 ナイト ミュージアム 20世紀FOX $250,863,268
3 カーズ ディズニー / ピクサー $244,082,982
4 X-MEN:ファイナル ディシジョン 20世紀FOX $234,362,462
5 ダ・ヴィンチ・コード コロンビア ピクチャーズ $217,536,138
6 スーパーマン リターンズ ワーナー・ブラザース $200,081,192
7 ハッピー フィート ワーナー・ブラザース $198,000,317
8 アイス・エイジ2 20世紀FOX $195,330,621
9 007 カジノ・ロワイヤル MGM / コロンビア映画 $167,445,960
10 幸せのちから コロンビア映画 $163,566,459
出典:2006 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月5日閲覧。

イギリス興行収入ランキング

  1. 007 カジノ・ロワイヤル
  2. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
  3. ダ・ヴィンチ・コード
  4. アイス・エイジ2
  5. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
  6. ナイト ミュージアム
  7. ハッピー フィート
  8. X-MEN:ファイナル ディシジョン
  9. カーズ
  10. スーパーマン リターンズ
出典:2006 United Kingdom Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月6日閲覧。

オーストラリア興行収入ランキング

  1. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
  2. ハッピー フィート
  3. 007 カジノ・ロワイヤル
  4. ダ・ヴィンチ・コード
  5. ナイト ミュージアム
  6. アイス・エイジ2
  7. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
  8. カーズ
  9. X-MEN:ファイナル ディシジョン
  10. プラダを着た悪魔
出典:2006 Australia Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月6日閲覧。

日本公開映画

2006年の日本公開映画を参照。

受賞

死去

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 4日 菊地勇一 日本の旗 71 俳優[7]
6日 加藤芳郎 日本の旗 80 漫画家[7]
14日 シェリー・ウィンタース アメリカ合衆国の旗 83 女優[7]
アンリ・コルピ スイスの旗 84 映画監督・編集[7]
15日 舟橋和郎 日本の旗 86 脚本家[7]
17日 網野鉦一 日本の旗 71 映画監督[7]
24日 クリス・ペン アメリカ合衆国の旗 40 俳優[7]
29日 山田一夫 日本の旗 86 撮影監督[要出典]
31日 モイラ・シアラー スコットランドの旗 80 バレエダンサー・女優[7]
2月 8日 伊福部昭 日本の旗 91 作曲家[7]
11日 ピーター・ベンチリー アメリカ合衆国の旗 65 作家[7]
13日 アンドレアス・カツーラス アメリカ合衆国の旗 59 俳優[8]
18日 リチャード・ブライト アメリカ合衆国の旗 68 俳優[7]
24日 デニス・ウィーバー アメリカ合衆国の旗 81 俳優[7]
ドン・ノッツ アメリカ合衆国の旗 81 俳優[7]
佐々木守 日本の旗 69 脚本家[7]
25日 ダーレン・マクギャヴィン アメリカ合衆国の旗 83 俳優[7]
3月 1日 ジャック・ワイルド イギリスの旗 53 俳優[7]
2日 久世光彦 日本の旗 70 演出家・作家[7]
7日 ゴードン・パークス アメリカ合衆国の旗 93 写真家・映画監督[7]
13日 モーリン・ステイプルトン アメリカ合衆国の旗 80 女優[7]
21日 宮川泰 日本の旗 75 作曲家[7]
24日 リチャード・フライシャー アメリカ合衆国の旗 89 映画監督[7]
27日 スタニスワフ・レム ポーランドの旗 84 SF作家[7]
31日 市川喜一 日本の旗 82 映画製作者[7]
4月 1日 松本竜助 日本の旗 49 タレント[7]
11日 申相玉 大韓民国の旗 79 映画監督[9]
12日 黒木和雄 日本の旗 75 映画監督[7]
13日 ミュリエル・スパーク スコットランドの旗 88 小説家[7]
22日 アリダ・ヴァリ イタリアの旗 85 女優[7]
29日 沼田曜一 日本の旗 81 俳優[7]
5月 4日 川崎真弘 日本の旗 56 ミュージシャン・作曲家[7]
7日 曽我町子 日本の旗 68 女優・声優[7]
16日 田村高廣 日本の旗 77 俳優[7]
27日 ポール・グリーソン アメリカ合衆国の旗 67 俳優[7]
29日 岡田眞澄 日本の旗 70 俳優[7]
30日 今村昌平 日本の旗 79 映画監督[7]
6月 12日 リゲティ・ジェルジュ ルーマニアの旗 83 作曲家[10]
17日 宮部昭夫 日本の旗 75 俳優・声優[10]
19日 森塚敏 日本の旗 79 俳優・青年座座長[10]
23日 今田智憲 日本の旗 82 東映アニメーション元社長[10]
24日 川合伸旺 日本の旗 74 俳優[10]
7月 2日 七尾伶子 日本の旗 81 女優・声優[10]
5日 松村彦次郎 日本の旗 79 俳優・声優[10]
8日 ジューン・アリソン アメリカ合衆国の旗 88 女優[10]
11日 バーナード・ヒューズ アメリカ合衆国の旗 89 俳優[10]
13日 レッド・バトンズ アメリカ合衆国の旗 87 俳優[10]
19日 ジャック・ウォーデン アメリカ合衆国の旗 85 俳優[10]
20日 ジェラール・ウーリー フランスの旗 87 映画監督[10]
21日 マコ岩松 アメリカ合衆国の旗 72 俳優[10]
30日 森三平太 アメリカ合衆国の旗 78 俳優[10]
8月 4日 武内亨 アメリカ合衆国の旗 79 俳優[10]
5日 ダニエル・シュミット スイスの旗 64 監督[10]
6日 鈴置洋孝 日本の旗 56 声優[10]
14日 ブルーノ・カービー アメリカ合衆国の旗 57 俳優[10]
23日 関敬六 日本の旗 78 コメディアン・俳優・声優[10]
25日 高木東六 日本の旗 102 作曲家[10]
ジョセフ・ステファノ アメリカ合衆国の旗 84 脚本家[10]
30日 グレン・フォード アメリカ合衆国の旗 90 俳優[10]
9月 1日 小林久三 日本の旗 70 作家[10]
7日 高瀬比呂志 日本の旗 50 映画撮影監督[10]
14日 ミッキー・ハージティ ハンガリーの旗 80 俳優[10]
竹久千恵子 日本の旗 94 女優[10]
17日 曽我部和恭 日本の旗 58 声優[10]
20日 スヴェン・ニクヴィスト スウェーデンの旗 83 撮影監督[10]
22日 エドワード・アルバート アメリカ合衆国の旗 55 俳優[10]
23日 マルコム・アーノルド イギリスの旗 84 作曲家[10]
24日 丹波哲郎 日本の旗 84 俳優[10]
30日 多々良純 日本の旗 89 俳優[10]
10月 1日 フランク・バイヤー ドイツの旗 70 映画監督[10]
2日 タマラ・ドブソン アメリカ合衆国の旗 59 女優[10]
4日 田中登 日本の旗 69 映画監督[10]
6日 ハインツ・ジールマン ドイツの旗 89 映画監督[10]
11日 松川八洲雄 日本の旗 75 ドキュメンタリー映画監督[10]
12日 ジッロ・ポンテコルヴォ イタリアの旗 86 映画監督[10]
14日 小倉みね子 日本の旗 92 女優[10]
20日 藤岡琢也 日本の旗 76 俳優[10]
ジェーン・ワイアット アメリカ合衆国の旗 92 女優[10]
29日 武藤礼子 日本の旗 71 声優[10]
11月 1日 ウィリアム・スタイロン アメリカ合衆国の旗 81 小説家[10]
2日 レナード・シュレイダー アメリカ合衆国の旗 62 脚本家[10]
3日 ポール・モーリア フランスの旗 81 指揮者・作曲家[10]
7日 村田耕一 日本の旗 67 アニメーション作画監督[10]
8日 ベイジル・ポールドゥリス アメリカ合衆国の旗 61 作曲家[10]
10日 ジャック・パランス アメリカ合衆国の旗 87 俳優[10]
16日 仲谷昇 日本の旗 77 俳優[10]
20日 ロバート・アルトマン アメリカ合衆国の旗 81 映画監督[10]
23日 フィリップ・ノワレ フランスの旗 76 俳優[10]
ベティ・コムデン アメリカ合衆国の旗 89 ミュージカル作家[10]
27日 宮内國郎 日本の旗 74 作曲家[10]
28日 小田切みき 日本の旗 76 女優[10]
29日 実相寺昭雄 日本の旗 69 映画監督[10]
12月 1日 クロード・ジャド フランスの旗 58 女優[10]
3日 大森健次郎 中華人民共和国の旗 73 映画監督[10]
11日 三木宮彦 日本の旗 73 映画評論家[10]
12日 ピーター・ボイル アメリカ合衆国の旗 71 俳優[10]
13日 永山武臣 日本の旗 81 松竹代表取締役会長[10]
17日 岸田今日子 日本の旗 76 女優[10]
18日 ジョセフ・バーベラ アメリカ合衆国の旗 95 アニメーター[10]
20日 青島幸男 日本の旗 74 作家・元東京都都知事[10]
主な出典:「2006年 映画界物故人」『キネマ旬報2007年平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、236 - 237頁。 

脚注

出典

  1. ^ 斉藤 2009, p. 135.
  2. ^ 「2006年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2007年平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、186頁。 
  3. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  4. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  5. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  6. ^ 「2006年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2007年平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、184頁。 
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah 映画界物故人 2007, p. 236.
  8. ^ Andreas Katsulas - Biography”. IMDb. 2017年6月1日閲覧。
  9. ^ シン・サンオク(Shin Sang-Okk) のプロフィール”. allcinema. 2017年6月1日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk 映画界物故人 2007, p. 237.

参考文献

  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8