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松村彦次郎

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

まつむら ひこじろう
松村 彦次郎
本名 松村 彦次郎[1]
生年月日 (1927-06-30) 1927年6月30日
没年月日 (2006-07-05) 2006年7月5日(79歳没)
出生地 日本の旗 日本東京府[2][3][4]
ジャンル 俳優声優
活動期間 1950年代 - 2006年
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松村 彦次郎(まつむら ひこじろう、1927年6月30日[2][3][4][5] - 2006年7月5日[2][3])は、日本俳優声優東京府出身[2][3][4]千葉農業専門学校農芸化学科卒業[6]

人物

1951年11月、劇団ぶどうの会入団[7][4]。1961年2月、ぶどうの会を脱退し、山田肇篠原大作花形恵子などともに劇団風を創立[7][8]。同劇団の経営責任者でもあった[8]。1982年に劇団風が解散した後、グループ82を設立[6]

その後、フリーランスを経て[9]、プロダクション・エムスリー[1]希楽星に所属していた。テレビドラマ、舞台、アニメ、洋画吹き替え等で幅広く活躍した。1996年宮沢賢治作品の一人芝居で「イーハトーブ賞」を受賞した。

2006年7月5日、脳出血のため埼玉県戸田市の病院で死去した。79歳。

出演

テレビドラマ

映画

  • 教室二〇五号(1974年) - 校長先生

舞台

  • 朗読劇・北越雪譜(1974年)- 演出(小津美和子と共同演出)
  • 道成寺(1988年、三百人劇場) - 男客C
  • ロスメルスホルムの白い馬(2002年、シアターΧ)

吹き替え

洋画

海外ドラマ

テレビアニメ

劇場アニメ

OVA

ラジオドラマ

  • タイフォイド・メアリー(1980.3.15、NHK・FM)
  • 飛騨の石室(1975.05.23、NHK・FM)

朗読

  • 『松村彦次郎 詩を演ずる』 銀座みゆき館劇場
    • 第一回(1989.6.21-0625)山本太郎・岡崎清一郎・草野心平の詩
    • 第二回(1990.6.6-10)
    • 砂と星のあいだに(1990.10.16-19、青山円形劇場)青山演劇フェスティバル
    • 第三回(1991.6.5-09)
    • 第四回 金子光晴/詩(IL,若葉のうた)(1993.6.21-27)15編の詩。最後、菊田守「満月」。
    • 第五回 宮沢賢治・高見順(1994)
    • 第六回(1995)
    • 第七回(1997)
    • 第八回 講演・たばこの害/これもまことだ(1997.6.18-22)アントン・チェーホフ、正宗白鳥
    • 第九回(1998)
    • 第十回(1999.6.30-7.4)
  • 朗読ひとり芝居「宮沢賢治―光と風の中の修羅」(1996.9.23、宮沢賢治イーハトーブ館)宮沢賢治学会第7回定期大会「ポランの広場」 宮沢賢治生誕百年記念・劇団「双子座」特別公演・千葉剛(東京農業大学教授)脚本
  • 朗読劇 宮沢賢治「鹿踊りの始まり」(1998.7.20、草野心平記念文学館)開館一周年特別企画展『宮沢賢治展』
  • 宮沢賢治「原体剣舞連」(1998.10.25、秋田桂城短期大学 秋田県大館市)宮沢賢治学会地方セミナーin秋田おおだて 「大館曲げわっぱ太鼓の会」と共演
  • 日本詩人クラブ東京大会<東京詩祭2000><日蘭詩人交流>2部<ポエトリ・リサイタル>(2000.10.14、池袋サンシャインシティプリンスホテル)
  • 山波言太郎特別講演「ファンタジーよりおもしろい 現代に生きる 宮沢賢治の霊の世界」(『宮沢賢治の霊の世界』出版記念)(2001.9.23、銀座ヤマハホール)語り/松村彦次郎、歌/青木由有子
  • 『松村彦次郎・詩を語る』 銀座みゆき館劇場
    • (1)(2000)
    • (2)(2001)
    • (3)折口信夫「死者の書」を読む<其の一>」(2002)
    • (4)折口信夫「死者の書」を読む<其のニ>」(2003.6.27)

その他

劇評

  • 斉藤一也「劇評宮沢賢治・高見順の「詩を演ずる」松村彦次郎」賢治研究 第64号 46-47頁 宮沢賢治研究会 94年9月

出典

  1. ^ a b 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、276頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d 松村彦次郎https://kotobank.jp/word/%E6%9D%BE%E6%9D%91%2520%E5%BD%A6%E6%AC%A1%E9%83%8E-1674028コトバンクより2022年1月9日閲覧 
  3. ^ a b c d 松村彦次郎の解説”. goo人名事典. 2022年1月9日閲覧。
  4. ^ a b c d 『新劇便覧』テアトロ、1965年、315頁。 
  5. ^ 『声優名鑑』、634頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
  6. ^ a b 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧1984』テアトロ、1983年、末179頁。 
  7. ^ a b 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、103頁。 
  8. ^ a b 『劇団協議会月報』12月号、劇団協議会幹事会、1965年、8、15。 
  9. ^ 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧1989』テアトロ、1989年、182頁。 
  10. ^ 老人Z HDマスター版 DVD”. ソニーミュージック. 2016年8月21日閲覧。

外部リンク