コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:TAKGW26/高松市

 TAKGW26/高松市とは、TAKGW26/香川県と同様にTAKGW26の妄想でつくられた高松市に関するページであり、事実とは全く関係のない夢物語である。また、Wikipedia内の他の記事の練習も兼ねている。

高松市

[編集]

 高松市(たかまつし)は、四国の北東部、香川県の中央に位置するで、人口168万人を擁する同県の県庁所在地である。日本の市のなかで福岡市札幌市に次いで全国三位の人口を誇る。旧香川郡木田郡綾歌郡(1889年4月1日の市制当時の区域は旧香川郡)。四国地方の地方中枢都市で、国から政令指定都市に指定されている。中国・四国地方最大都市で、高松・丸亀大都市圏及び高松都市圏都市雇用圏)の中心都市である。

概要

[編集]

 瀬戸内海に面する港町で、かつて国鉄岡高連絡船(こうこうれんらくせん)や神高連絡船(じんこうれんらくせん)が就航していたこともあり、四国の玄関口として四国を統轄する国の出先機関のほとんどや、多くの全国的規模の企業の四国・中四国支社や支店、また四国電力JR四国といった、四国全域を営業区域とする公共サービス企業の本社などが集中して置かれ、四国及び中四国の政治や経済など全てにおける中心拠点である。

 現在、高松市の人口は平成の大合併などを経て168万人を擁し、さらに都市雇用圏において高松市を中心とする高松都市圏の人口においては約247万人(2015年国勢調査基準)と、札幌都市圏広島大都市圏より20万人以上も多く、香川県の人口426万人の過半数に達する中四国最大の都市圏を形成している。また総務省における都市圏である高松・丸亀大都市圏の核都市に指定されている。

 江戸時代には御連枝高松松平家水戸徳川家の分家)が治める高松藩(24万石)の城下町として盛え、玉藻城天守がこの街の象徴であったが、明治時代に破却され、現在では2000年平成12年)に完成した高松シンボルタワー(高さ250m)が、それに替わる新しいランドマークとしての機能を果たしている。

 また中心商店街である丸亀町商店街では、総延長4.6kmで日本一の長さを誇る高松中央商店街の主要商店街で、活気溢れる商店街として多くのメディアで紹介されている。

そして香川県の人口重心は「高松市中央区上天神町」と、高松市中心部からみてやや南西の市内にあり、県の地理的中心でもある。

地理

[編集]

 讃岐平野の一部である高松平野に位置し、全体的に緩やかな勾配で占められている。また北側は瀬戸内海に面し、高松港および高松新港(通称新湊)を中心に半円状の市街地を形成している。

市域の西部は香東川の土砂が堆積して出来た扇状地から成っている。東部は春日川や新川によってできた氾濫平野で、その河口部は三角州からなる海岸平野である。北東部には、瀬戸内海に突き出た卓状の台地で、治承・寿永の乱(源平合戦)である屋島や、四国本島最北端の竹居観音岬がある。市の北西部は丘陵となっている。日本で初めて国立公園に指定された瀬戸内海国立公園の中心に位置しており、その瀬戸内海には島嶼が点在する。また、市内北部の瀬戸島は1972年から始まった1972東瀬戸計画により、高松市の人口急増による土地不足に対応するため、主に廃棄物の埋め立てや、塩江町にあった灸王山を切り開いた際の土砂の運搬により形成された人工の島である。

市内の難読地名としては中間町(なかつま)、亀水町(たるみ)、小村町(おもれ)、浦生(うろ)、弓弦羽(ゆずりは)などがある。

※小豆島市と直島町は海上で隣接。

市街地

[編集]

 高松市は港町として発達してきた特性上、北側に市街地が直接海に面し、また南西方向は峰山と呼ばれる石清尾山塊にも接しているため、実質都市の展開は120度程度に限られる。そのため、360度の展開が可能な他の都市に比べマンションなどの林立が顕著で中心部や近隣住宅街の人口密度が異常に高い。

広袤(こうぼう)

[編集]

 国土地理院地理情報によると高松市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは23.60km、南北の長さは36.54kmである。南端を除く3方位の端は全て島嶼部に位置している。また、2015年国勢調査基準による人口の重心は中央区栗林町五丁目付近にある。

  北端
北緯34度26分3秒 東経134度3分38秒 / 北緯34.43417度 東経134.06056度 / 34.43417; 134.06056 (高松市最北端)
人口重心
北緯34度18分43.98秒 東経134度3分5.49秒 / 北緯34.3122167度 東経134.0515250度 / 34.3122167; 134.0515250 (高松市人口重心)
西端
北緯34度25分7秒 東経133度55分11秒 / 北緯34.41861度 東経133.91972度 / 34.41861; 133.91972 (高松市最西端)
中心点
北緯34度16分21.5秒 東経134度2分53秒 / 北緯34.272639度 東経134.04806度 / 34.272639; 134.04806 (高松市中心点)
東端
北緯34度23分29秒 東経134度10分35秒 / 北緯34.39139度 東経134.17639度 / 34.39139; 134.17639 (高松市最東端)
 
南端
北緯34度6分40秒 東経134度3分41秒 / 北緯34.11111度 東経134.06139度 / 34.11111; 134.06139 (高松市最南端)
 

気候

[編集]

瀬戸内型気候区に属し、降水量は少なく、日照時間は長いため、年間を通じて温暖な気候である。

からにかけて、中国大陸から流入する黄砂がよく観測される。小雨小雪みぞれ)の降る日もあり、すっきりとした快晴雲量1.5未満)になる日は意外と少ないものの、冬の晴天日数そのものは多い。積雪も一冬に1~2回程度は起こるが、関東地方に比べると南岸低気圧による大雪は少ない。また、は瀬戸内海沿岸特有の「」や讃岐山脈越えのフェーン現象などの影響で、しばしば猛暑日熱帯夜になることがある。

日照時間が長いことが塩の生産・発展に役立ち、「塩田王国香川」と言われた。しかし、少雨の傾向は夏場に多く水不足をもたらし、大雨になると河川が氾濫し、洪水をもたらした。

降水量が少なく、雨が降ったとしても大きな川が無いため、すぐに海へと流れ出てしまうため、数十年単位で大渇水に見舞われる。渇水とまでは至らないが、香川県の水源である高知県早明浦ダムが底を突き、香川県内で取水制限が実施されることは毎年のように起こり、珍しいことではない。そのため、江戸時代には度重なる渇水をどうにかしようと1808年に高松藩松平家により阿波国の吉野川から讃岐山脈の一部であった山と山の渓谷を削る形で讃岐用水が通水し、顕著な旱害は少なくなった。その後、1954年に早明浦ダムの完成とともに拡大拡張した香川用水が起工し、高知県の早明浦ダムの水が供給されるようになったため、大幅に取水量が増加し香川県及び高松市の発展へと繋がった。

市街地が直接海に面していることにより、台風が四国付近を通過したときには度々市街地でも高潮の被害が発生する。2004年平成16年)8月31日未明に襲来した台風16号は、通過した時間帯と大潮の満潮が重なったため、地域によっては最大2mを超える高潮が襲来した。その日一日、都市機能が麻痺した。高松市の歴史#台風16号 (2004年)

また、旱魃にも多く見舞われてきたため、歴史的に非常に多くのため池が造られ、市内の至る所で大小様々なため池が見られる。

人口

[編集]
  • 総人口
  • 世帯数: 73万1186世帯(推計人口、2017年5月1日現在)
  • 平均世帯人員: 2.31人 (推計人口、2017年5月1日現在)
  • 人口密度:5424.62人/km²(推計人口、2017年5月1日現在)
  • 平均年齢:39.07歳(2015年国勢調査)
  • 生活保護受給者数:1万5712人(2016年10月1日現在)
  • ホームレス:12人
  • 人口集中地区人口:147万9121人
  • 人口集中地区の人口が総人口に占める割合:87.79%
  • 総面積:314.96km²
  • 人口集中地区の面積:184.19km²
  • 人口集中地区の面積が総面積に占める割合:58.48%
  • 人口集中地区の人口密度:8030.41人/km²
  • 可住地面積:251.68km²
  • 可住地面積において人口集中地区が占める割合:79.91%

人口統計表

[編集]
高松市地区・地域別人口・面積(2015年 国勢調査)
No. 地域名 総数
(人)

(人)

(人)
世帯数
(人)
平均世帯
人員(人)
平均年齢
(歳)
面積
(km2
人口密度
(人/km2
1 たかまつ 高松 120,646 59,221 61,425 60,932 1.98 42.42 3.95 30,543.29
2 しんはま 新浜 39,496 17,110 22,386 24,036 1.64 38.21 4.41 8,956.01
3 みやわき 宮脇 51,386 23,899 27,487 28,829 1.78 40.65 2.72 18,891.91
4 ひかしはま 東浜 77,080 37,214 39,866 35,357 2.18 42.88 2.27 33,955.95
5 りつりん 栗林 72,234 33,943 38,291 30,226 2.39 38.49 1.94 37,234.02
6 つるお 鶴尾 29,635 17,335 12,300 14,112 2.10 54.25 8.79 3,371.44
7 おおた 太田 80,873 39,831 41,042 33,425 2.42 42.49 6.02 13,434.05
8 きた 木太 69,251 33,427 35,824 28,975 2.39 37.96 5.82 11,898.80
9 やしま 屋島 53,190 26,114 27,076 21,194 2.51 42.73 10.44 5,094.83
10 ふるたかまつ 古高松 55,466 27,322 28,144 21,283 2.61 46.19 12.83 4,323.15
11 かわそえ 川添 44,645 21,579 23,066 20,297 2.20 35.46 4.51 9,899.11
12 はやし 56,621 27,316 29,305 26,301 2.15 39.98 5.80 9,762.24
13 まえた 前田 16,426 8,119 8,307 5,994 2.74 48.92 6.11 2,688.38
14 たひ 多肥 48,943 23,085 25,858 19,000 2.58 36.25 4.04 12,114.60
15 みたに 三谷 25,968 13,934 12,034 9,040 2.87 40.12 8.64 3,005.56
16 ふつしようさん 仏生山 26,513 12,577 13,936 10,747 2.47 47.99 2.79 9,502.87
17 いちのみや 一宮 50,052 24,970 25,082 19,346 2.59 43.27 6.90 7,253.91
18 えんさ 円座 27,849 14,376 13,473 10,952 2.54 42.05 5.01 5,558.68
19 たんし 檀紙 45,333 22,222 23,111 17,848 2.54 42.43 7.64 5933.64
20 かわおか 川岡 10,005 4,866 5,139 3,242 3.09 56.23 5.52 1,812.50
21 こうさい 香西 48,012 21,704 26,308 22,647 2.12 40.26 4.34 11,062.67
22 つるうち 弦打 56,056 27,936 28,120 22,586 2.48 44.08 7.05 7,951.21
23 きなし 鬼無 20,989 11,038 9,951 7,469 2.81 52.57 6.98 3,007.02
24 しもかさい 下笠居 24,283 12,372 11,911 9,268 2.62 47.03 18.92 1,283.46
25 せと 瀬戸 102,246 52,276 49,490 54,098 1.89 41.43 15.64 6,537.49
26 こくふんし 国分寺 120,943 69,893 51,050 48,393 2.50 46.37 26.25 4,607.35
27 たかた 高田 35,983 10,720 11,609 12,494 2.88 50.29 40.86 880.64
28 むれ 牟礼 84,371 40,925 43,446 32,575 2.59 40.02 16.48 5,119.60
29 かかわ 香川 126,926 56,888 70,038 55,426 2.29 39.22 27.33 4,644.20
30 あし 庵治 14,915 9,463 5,452 4,073 3.66 51.31 15.83 942.20
31 こうなん 香南 42,516 21,517 20,999 17,213 2.47 42.75 14.72 2,888.32
総数 1,684,926 831,208 853,718 730,978 2.31 39.07 314.96 5,349.65

年齢別分布及び人口推移

[編集]

行政区

[編集]

 1976年4月1日に日本で4度目、10都市目の政令指定都市に指定され、現在までに以下の11区を設けている。

No. 団体
コード
区名 人口
(人)[1]
面積
(km²)
人口密度
(人/km²)
区役所在地 管轄地区
1 37101-2 北区 289,310 13.35 21,671.16 本庁(高松 本庁地区(高松新浜宮脇東浜
2 37102-3 中央区 182,040 16.75 10,868.06 本庁(栗林 本庁地区(栗林)、太田鶴尾
3 37106-3 高松区 207,942 55.58 3,741.31 屋島 屋島古高松牟礼牟禮,大町)、庵治
4 37103-7 東区 186,943 22.24 8,405.71 川添 木太川添前田
5 37104-5 南区 125,508 13.73 9,141.15 多肥 多肥仏生山一宮
6 37105-2 西区 149,340 37.29 4,004.83 香西 香西弦打鬼無下笠居
7 37108-3 香東区 83,187 18.17 4,578.26 円座 円座檀紙川岡
8 37109-1 瀬戸区 102,246 15.64 6,537.49 瀬戸 瀬戸 (瀬戸島)
9 37107-1 国分寺区 120,943 26.25 4,607.35 国分寺端岡 国分寺端岡,山内
10 37111-2 香川区 169,442 42.05 4,029.54 香川大野 香川大野,浅野,川東)、香南由佐,池西
11 37110-3 高田区 61,951 49.50 1,251.54 高田川島 三谷高田川島,十河,西植田,東植田

行政区の変遷

[編集]
  • 1889年4月1日 - 高松市が市制施行。
  • 1976年4月1日 - 政令指定都市移行により市内に北区、中央区、東区、南区、西区の5区を設ける。
  • 1981年4月1日 - 東区より高松区が発足する。栗林を北区から中央区に移管する。
  • 1986年4月1日 - 木田郡山田町を合併し、東区へ編入する。合併に伴い木太を中央区から高松区へ移管する。
  • 1988年4月1日 - 西区より国分寺区が発足する。三谷を南区から東区へ移管する。
  • 1994年4月1日 - 人口増加により南区から香東区が、瀬戸島の埋立地拡大により北区から瀬戸区がそれぞれ独立する。三谷をもとの南区へ移管する。
  • 2000年4月1日 - 東区より山田区が発足。発足に伴い、三谷を南区より移管する。
  • 2004年1月10日 - 平成の大合併により牟礼市香川市、木田郡庵治町香川郡香南町を合併する。合併に伴い牟礼・庵治は高松区に編入し、香南は香東区へ編入、香川は香川区を新設する。合併に伴い木太を高松区から東区へ移管する。
  • 2010年4月1日 - 香南を香東区から香川区へ移管する。
地区
(合併順)
1976年 1981年 1986年 1988年 1994年 2000年 2004年 2010年 行政区
(現在)
高松 北区 北区 北区 北区 北区 北区 北区 北区 北区
新浜
宮脇
東浜
栗林 中央区 中央区 中央区 中央区 中央区 中央区 中央区 中央区
鶴尾 中央区
太田
木太 高松区 高松区 高松区 高松区 東区 東区 東区
屋島 東区 高松区 高松区 高松区 高松区
古高松
川添 東区 東区 東区 東区 東区 東区 東区 東区
前田
多肥 中央区 中央区 南区 南区 南区 南区 南区 南区 南区
三谷 南区 南区 東区 高田区 高田区 高田区 高田区
仏生山 南区 南区 南区 南区 南区
一宮
檀紙 香東区 香東区 香東区 香東区 香東区
円座
川岡
香西 西区 西区 西区 西区 西区 西区 西区 西区 西区
弦打
鬼無
下笠居
瀬戸 北区 北区 北区 北区 瀬戸区 瀬戸区 瀬戸区 瀬戸区 瀬戸区
国分寺 西区 西区 西区 国分寺区 国分寺区 国分寺区 国分寺区 国分寺区 国分寺区
高田 木田郡
高田町
木田郡
高田町
東区 東区 東区 高田区 高田区 高田区 高田区
牟礼 木田郡
牟礼町
牟礼市 牟礼市 牟礼市 牟礼市 牟礼市 高松区 高松区 高松区
香川 香川市 香川市 香川市 香川市 香川市 香川市 香川区 香川区 香川区
庵治 木田郡
庵治町
木田郡
庵治町
木田郡
庵治町
木田郡
庵治町
木田郡
庵治町
木田郡
庵治町
高松区 高松区 高松区
香南 香川郡
香南町
香川郡
香南町
香川郡
香南町
香川郡
香南町
香川郡
香南町
香川郡
香南町
香東区 香川区 香川区

地区

[編集]

住所表記

[編集]

市域における「町」の規則性

[編集]

高松市では市内に設定されている町名には以下のような規則性がある。

町名のほぼすべてに「町」が付く
高松市では市内に設定されている町名のほぼすべてに「」が付く。平成の大合併により市域が広がった2004年以降の町丁は468町であるが、そのうち「町」が一切付かないのは、北区サンポート新湊新口玉藻丸の内大学通り北口一丁目~三丁目・峰山一丁目~二丁目・北浜一丁目~三丁目・東浜一丁目~三丁目・松川橋一丁目~三丁目・上福岡一丁目~六丁目・観光通り一丁目〜四丁目・花園密回橋、中央区栗林公園・栗林公園一丁目~八丁目・公園通り一丁目~四丁目・糸田橋天神前上天神一丁目~三丁目、高松区春日中央新舞橋五剣麓庵治口、東区川添一丁目~八丁目・八瀬新都心一丁目~五丁目・舞衣坂桜ヶ丘前ヶ丘木太八坂通り一丁目~二丁目・木太中央団地、南区多肥一丁目~九丁目・陽原坂、西区香西副都心一丁目~四丁目・下笠居、瀬戸区瀬戸口一丁目~四丁目・空港前假屋嵜嫁ヶ崎鬼ヶ島青ヶ原、香川区大野一丁目~九丁目・龍神通り甲乙丙丁・浅野一丁目~四丁目・桜坂川東上川東下龍満池の119で、中心市街地たる本庁地区から郊外まで様々な所に位置する。
マチと読むのは都心部、チョウは郊外部
「町」の読み方であるが、こちらもマチが都心部及び郊外部町名の接尾辞、チョウが都心周縁部及び郊外部にある程度固まっている。まず、マチは都心部、とりわけ旧城下町時代由来の町名に多く見られる。例:丸亀町まるがめマチ瓦町かわらマチなど。そして、チョウは基本的に郊外部及び中心市街地のうち旧高松城下(都心部)ではない地域に多く見られる。例:福岡町ふくおかチョウ木太町きたチョウ
概して郊外部におけるチョウは、都心部におけるマチと比較して面積が広い。それは、このチョウの多くが大正時代以降に高松市に編入された旧町村の大字に由来し、この大字というのが明治時代以前の自然村、つまり一つの村に相当する範囲を指す存在だったためである。
ただし、中心市街地に位置する町名の中には、大正時代以降に付けられた瑞祥地名や埋め立て地を中心に、都心部ではなくてもマチと読む例外が多い。例:朝日町あさひマチ扇町おうぎマチ新北町しんきたマチ
他にも郊外部に位置する町でも、地名の後に東西南北や上下を付けて区分する場合にはマチと読む。例:屋島東町やしまひがしマチ太田下町おおたしもマチなど。
平成以降の市域には「町」の後ろにさらに地名が付く
平成の大合併で編入された地域にはそれまでの編入パターンとは異なる町名が設定された。編入された自治体名を○○町とし、その後ろに自治体内にあった大字を付している。例:高松区庵治町新開あじチョウしんかい、香川区香南町由佐こうなんチョウゆさなど。ただし、庵治町では大字が存在しなかったため、町名の後には何も付かない。また、昭和時代に編入された西区鬼無町も町名の後にさらに地名が付くが、こちらは大字が存在せずその後町名変更によりかつての小字を町名として付している。これらの地域では概して住所表記が長くなる傾向にある。

住居表示

[編集]

高松市における住居表示は1964年から中心部(本庁地区)のみで順次実施された。ただし、本庁地区でも以下の地域については住居表示が行われていない。

塩屋町、築地町、塩上町(後述)、八坂町、福田町、常磐町一丁目、常磐町二丁目、瓦町一丁目、瓦町二丁目、古馬場町、御坊町、今新町、大工町、百間町、片原町、東浜町一丁目、通町、井口町、末広町、松島町(後述)、観光通一丁目、田町、東田町、藤塚町(後述)、旅篭町、中新町、兵庫町、古新町、磨屋町、紺屋町、鍛冶屋町、丸亀町、南新町、亀井町、峰山町

本庁地区の中でも都心部にあたる部分がドーナツ状に住居表示未実施地域となっている。この地域の多くは「住居表示に関する法律」施行以前の1958年に町名地番整備が行われた地域で、一本の道路を挟んで両側が同じ町に属する、いわゆる「両側町」の区域である。この両側町のシステムは城下町時代の町割りに由来し、町名の歴史的意義を残す形になっている。こうした両側町は必ずしも道路を町界としていないことから、名古屋市などのように住居表示の実施によって城下町由来の町名町界を全廃して、丸の内などの広く大きな町丁名で一くくりにする方式もある。

高松市の中心市街地では、下表のように、同一地名で住居表示実施済み地区と未実施地区が並存している例がある。

住居表示実施済み地区 住居表示未実施地区
塩上町1〜3丁目 塩上町
藤塚町1〜3丁目 藤塚町
松島町1〜3丁目 松島町
観光通2丁目 観光通1丁目

塩上町1〜3丁目、藤塚町1〜3丁目、松島町1〜3丁目は1958年〜1964年の町名地番整備および住居表示実施により成立した町名である。一方、「丁目」のない塩上町、藤塚町、松島町は、1921年(大正10年)以来の町名で、町名地番整備・住居表示実施時に対象外となった、旧町の残余である。

沿革

[編集]

市制施行後

第二次大戦後

市政・機関

[編集]

国の出先機関

[編集]

高松市は四国地方における政治・行政の中心都市である。中央省庁の地方機関である地方支分部局のうち四国管区を統括する部局は15局中全局が、その他内部事務所や特別の機関司法機関などに至ってはほぼ全てが置かれている。また、中四国を管区とする機関は、中国四国厚生局中国四国管区行政評価局が高松市に置かれ中国四国農政局中国四国地方環境事務所岡山市中国四国防衛局広島市に置かれている。

現在、香川県と高松市は再開発事業の一環としてサンポート高松に「高松サンポート合同庁舎」を建設して、そこへ現在市内に分散している国の出先機関を集約し、道州制州都を視野に入れた四国の中核管理都市としての地位を確固たるものにしようとしている。

在高松 国の官公庁一覧
名称 上位機関 省庁 管轄地域 所在地 備考
地方支分部局
中国四国厚生局 - 厚生労働省 中四国 北区サンポート3-33
中国四国管区行政評価支局 総務省
四国経済産業局 経済産業省 四国
四国地方整備局 国土交通省
四国運輸局 北区松島町1丁目17-33
四国行政評価支局 中国四国管区行政評価局 総務省 東区東山崎町30-1
四国総合通信局 -
高松法務局 法務省 北区丸の内5-1
高松矯正管区
高松出入国在留管理局
四国地方更生保護委員会
四国公安調査局 公安調査庁
四国森林管理局 農林水産省 東区林町2217-9
四国農政支局
四国財務局 財務省 北区中野町26-1
高松国税局 国税庁 北区天神前2-10
高松地方気象台 大阪管区気象台 気象庁 北区サンポート3-33[3]
香川労働局 - 厚生労働省 香川県 北区サンポート3-33
香川運輸支局 四国運輸局 国土交通省 西区鬼無町佐藤20-1
特別の機関
四国管区警察局 - 警察庁 四国 北区中野町19番7号
四国地方測量部 国土地理院 北区松島町1丁目17-33
高松高等検察庁 検察庁 北区丸の内3-1 通称: 高松高検
高松地方検察庁 高松高等検察庁 香川県 通称: 高松地検
高松区検察庁 高松地方検察庁 高松[4] 通称: 高松区検
司法機関
高松高等裁判所 - 裁判所 四国 北区丸の内1-1 通称: 高松高裁
高松地方裁判所 高松高等裁判所 香川県 通称: 高松地裁
高松家庭裁判所 北区丸の内1-2 通称: 高松家裁
高松簡易裁判所 高松地方裁判所
高松家庭裁判所
高松[4] 通称: 高松簡裁
行政委員会
中労委四国地方事務所 - 中央労働委員会 四国 北区サンポート3-33
人事院四国事務局 人事院
公取委四国支所 近畿中国四国事務所 公正取引委員会
内部事務所
高松防衛事務所 中国四国防衛局 防衛省 四国 北区松島町1丁目17-33
四国技術事務所 四国地方整備局 国土交通省 高松区牟礼町牟礼1545
高松港湾空港技術調査事務所 北区サンポート3-33[5]
香川河川国道事務所 香川県 高松区高松町2422-1
高松港湾・空港整備事務所 北区浜ノ町72-9
香川森林管理署 四国森林管理局 農林水産省 東区林町2217-9
香川農政事務所 中国四国農政局
高松税務署 高松国税局 国税庁 高松[4] 北区天神前2-10
その他公的機関
日本銀行高松支店(日本銀行) - 北区寿町2丁目1-6

市歌

[編集]

歴代市長

[編集]

(第11代までは官選市長・第12代(2年目以降)以降は公選市長)

警察・消防等

[編集]

警察

[編集]

香川県警察の管轄下、以下の10ヶ所の警察署がある。最も管轄地域が広い署は香川署で、高松市の南側と隣接する香川郡塩江町を含む旧香川都市圏の地域を管轄している。高松市の東部地域を管轄するのは高松東署で最大の規模を有し、香川署に次いで管轄地域が広い。高松市の市街地北部を管轄し、最も規模の大きな署は高松北署で、高松東署に次いで管轄区域内人口が多い。高松市の市街地南部や高層住宅建造群の地域を管轄しているのは高松中央署である。香川インテリジェントパークがある南区を管轄するのは高松南署である。高松市内の警察署の中で最も新しくできたのは瀬戸署で2012年に設立された。高松市内を管轄地域に含む警察署は名称において東西南北が全て揃っており、管轄地域も概ね名称と合致している。なお、志度警察署管内となっていた牟礼・庵治地区は合併に伴い2004年に高松東署に移管され、2008年に牟礼署を新設し独立した。

署名 管轄人口
(人)
管轄面積
(km²)
警察署所在地 管轄区域
高松北警察署 289,310 13.75 北区西内町 北区
高松東警察署 295,599 45.51 東区東山崎町一丁目 東区、高松区(屋島、古高松)
高松南警察署 167,854 16.85 南区多肥上町三丁目 南区、中央区(太田南部)
高松西警察署 149,340 37.29 西区香西本町二丁目 西区
高松中央警察署 143,513 13.85 中央区花ノ宮町一丁目 中央区(太田南部を除く全域)
香川警察署 178,767 122.15 香川区大野二丁目 香川区、香川郡塩江町
国分寺警察 252,629 44.42 国分寺区端岡 香東区、国分寺区
高田警察署 61,951 49.50 高田区川島本町 高田区
牟礼警察署 99,286 32.31 高松区大町 高松区(牟礼、庵治)
瀬戸警察署 102,246 15.64 瀬戸区瀬戸南 瀬戸区

消防

[編集]

高松市消防局には、以下の10ヶ所の消防署がある。高松市内の警察署や県立高校と同様に、名称において東西南北が全て揃っている。管轄区域は警察署の管轄とほぼ同一である。なお、木田消防署の所管地域は、隣接する木田市の全域と、牟礼地区と庵治地区を管轄に含む。高松市が隣接自治体からの委託を受ける形で、高松市消防局が所管している。また、香川郡塩江町も同様でこちらは香川消防署が管轄している。

署名 管轄人口
(人)
管轄面積
(km²)
警察署所在地 管轄区域
高松北消防署 289,310 13.75 北区西内町 北区
高松中央消防署 143,513 13.85 中央区花ノ宮町一丁目 中央区(太田南部を除く全域)
高松東消防署 295,599 45.51 東区元山町五丁目 東区、高松区(屋島、古高松)
高松南消防署 167,854 16.85 南区多肥四丁目 南区、中央区(太田南部)
高松西消防署 149,340 37.29 西区生島町 西区
香川消防署 178,767 122.15 香川区大野二丁目 香川区、香川郡塩江町
香東消防署 252,629 44.42 香東区檀紙町 香東区、国分寺区
高田消防署 61,951 49.50 高田区十川西町 高田区
瀬戸消防署 102,246 15.64 瀬戸区瀬戸南二丁目 瀬戸区
木田消防署 255,774 108.09 木田市平井 木田市、高松区(牟礼、庵治)

郵便

[編集]

集配郵便局

  • 高松北郵便局: 760-00xx、760-01xx、760-02xx、760-03xx、760-04xx、760-05xx、760-85xx、760-86xx、760-87xx
  • 高松中央郵便局: 761-04xx、761-05xx、761-06xx、761-08xx、770-30xx、770-31xx
  • 高松東郵便局: 760-07xx、760-08xx、760-09xx、760-10xx、760-11xx、760-12xx、761-03xx、761-88xx、761-89xx
  • 高松西郵便局: 761-80xx、761-85xx、761-86xx、761-87xx、770-20xx、770-21xx
  • 高松南郵便局: 760-06xx、760-10xx、760-11xx、760-12xx、761-04xx
  • 牟礼郵便局: 761-01xx、761-98xx、761-99xx
  • 香川郵便局: 761-14xx、761-15xx、761-16xx、761-17xx、769-30xx、769-31xx
  • 瀬戸内郵便局: 770-01xx、770-02xx、770-03xx

番号は集配郵便局に対応する郵便番号。香川県の郵便物の集約・発送の中核拠点である地域区分局として、「高松中央郵便局」が指定されている。

無集配郵便局

  • 一番丁郵便局
  • 二番丁郵便局
  • 五番丁郵便局
  • 七番丁郵便局
  • 八番丁郵便局
  • 香川県庁内郵便局
  • 高松大学内郵便局
  • サンポート高松郵便局
  • 高松駅内郵便局
  • 高松浜ノ町郵便局
  • 高松錦町郵便局
  • 高松扇町郵便局
  • 路讃屋本店郵便局
  • 高松宮脇町郵便局
  • 宮脇裏栗林郵便局
  • 高松八本松郵便局
  • 栗林公園北口駅前郵便局
  • 高松瀬戸内町郵便局
  • 高松西宝町郵便局
  • 高松茜郵便局
  • 高松新北町郵便局
  • 玉藻郵便局
  • 高松兵庫町郵便局
  • 高松磨屋町郵便局
  • 高松丸亀町郵便局
  • 高松瓦町郵便局
  • 高松常盤町郵便局
  • 高松田町郵便局
  • 高松井口町郵便局
  • 高松塩屋町郵便局
  • 高松塩上町郵便局
  • 栗林郵便局
  • 高松桜町郵便局
  • 高松花ノ宮郵便局
  • 高松藤塚郵便局
  • 高松花園郵便局
  • 高松福岡町郵便局
  • 高松松島町郵便局
  • 高松松福町郵便局
  • 高松上福岡郵便局
  • 高松朝日郵便局
  • 高松東朝日郵便局
  • 瀬戸中央郵便局
  • 瀬戸北郵便局
  • 瀬戸東郵便局
  • 瀬戸南郵便局
  • 瀬戸西郵便局
  • 高松空港郵便局
  • 鷺田郵便局
  • 鶴尾郵便局
  • 高松松並町郵便局
  • 峰山公園内郵便局
  • 勅使町郵便局
  • 高松田村町郵便局
  • 成合郵便局
  • 上天神郵便局
  • 高松上之町郵便局
  • 高松室新町郵便局
  • 高松三条郵便局
  • ゆめタウン高松内郵便局
  • 高松太田郵便局
  • 高松太田南郵便局
  • 伏石郵便局
  • 伏石駅内郵便局
  • 松縄郵便局
  • 今里郵便局
  • 高松レイボーロード郵便局
  • 鹿角郵便局
  • 木太郵便局
  • 洲端詰田川郵便局
  • 木太札場郵便局
  • 木太春日川郵便局
  • 木太南郵便局
  • 屋島郵便局
  • 屋島西町郵便局
  • 屋島東町郵便局
  • 潟元郵便局
  • 古高松郵便局
  • 高松春日郵便局
  • 高松新田町郵便局
  • 高松林郵便局
  • 高松佐古郵便局
  • 香川インテリジェントパーク内郵便局
  • 高松上林町郵便局
  • 高松六条郵便局
  • 川添郵便局
  • 川添新都心郵便局
  • 元山駅内郵便局
  • 北元山郵便局
  • 東山崎郵便局
  • 高松水田郵便局
  • 八反地郵便局
  • 高松市立大学内郵便局
  • 高松前田郵便局
  • 高松高田町郵便局
  • 多肥郵便局
  • 多肥南郵便局
  • サンシャイン通り駅前郵便局
  • 出作郵便局
  • 仏生山郵便局
  • 百相郵便局
  • 法然寺前郵便局
  • 高松三谷郵便局
  • 奥三谷郵便局
  • 高松一宮郵便局
  • 三名郵便局
  • 川島郵便局
  • 由良郵便局
  • 十河郵便局
  • 南高田郵便局
  • 西植田郵便局
  • 檀紙郵便局
  • 高松中間郵便局
  • 御厩郵便局
  • 円座郵便局
  • 香東郵便局
  • 高松岡本郵便局
  • 川岡郵便局
  • 香西郵便局
  • 香西副都心郵便局
  • 香西本町郵便局
  • 高松郷東郵便局
  • 鶴市郵便局
  • 高松飯田郵便局
  • 鬼無郵便局
  • 盆栽郵便局
  • 下笠居郵便局
  • 高松生島町郵便局
  • 高松亀水郵便局
  • 高松国分寺郵便局
  • 端岡郵便局
  • 高松新居郵便局
  • 山内郵便局
  • 高松福家郵便局
  • 牟礼郵便局
  • 八栗郵便局
  • 牟礼大町郵便局
  • 庵治郵便局
  • 大野第一郵便局
  • 大野第二郵便局
  • 大野第三郵便局
  • 大野駅内郵便局
  • 寺井郵便局
  • 香川大学内郵便局
  • 高松市立香川高校前郵便局
  • 浅野郵便局
  • 浅野船岡郵便局
  • 浅野安西流郵便局
  • 竜満郵便局
  • 川東下郵便局
  • 川東上郵便局
  • 川東川内原郵便局
  • 日生ニュータウン郵便局
  • 由佐郵便局
  • 香南吉光郵便局
  • 香南池西郵便局
  • 瀬戸内国際空港郵便局

簡易郵便局

  • 香川県立高松高校前簡易郵便局
  • 松川橋簡易郵便局
  • 千歳簡易郵便局
  • 高松栗林公園内簡易郵便局
  • 西ハゼ簡易郵便局
  • 高松紙町郵便局
  • 下田井簡易郵便局
  • 高松北前田簡易郵便局
  • 高松亀田簡易郵便局
  • 高松池田町簡易郵便局
  • 高松東植田簡易郵便局
  • 高松南植田簡易郵便局
  • 西山崎簡易郵便局
  • 高松植松町簡易郵便局
  • 東浅野簡易郵便局
  • 安原北簡易郵便局
  • 香南町岡簡易郵便局
  • 国分駅前簡易郵便局

姉妹都市・提携都市

[編集]

高松市は他の日本の都市に比べて姉妹都市・友好都市の提携を数多く結んでおり、姉妹・友好都市提携数は全国一と世界の中でも都市交流の盛んな自治体で、積極的に様々な面で交流を図っている。

国内

[編集]

国外

[編集]

過去に提携していた都市

[編集]

※高松市に編入された自治体を含む

  • ロシアの旗 ハバロフスク市 (ロシア連邦)
    • 1998年(平成10年)5月9日香川市と姉妹都市提携。合併後都市提携が引き継がれず解消。
  • 中華人民共和国の旗 貴陽市 (中華人民共和国貴州省
    • 2000年(平成12年)10月3日香川市と友好都市提携。合併後都市提携が引き継がれず解消。
  • 大韓民国の旗 仁川市(大韓民国
    • 1998年(平成10年)5月16日姉妹都市提携・姉妹港都市提携。慰安婦問題で2019年6月4日に提携解消。政令指定都市としては初の事例。
  • ロシアの旗 サンクトペテルブルグ市(ロシア連邦)
    • 1996年(平成8年)3月19日平和友好都市宣言。プーチン政権によるウクライナ侵攻での侵略行為や条約違反により2022年3月5日提携破棄。姉妹都市提携と姉妹港都市提携は継続。

国際機関

[編集]

領事機関

[編集]
  • アメリカ合衆国の旗 在高松・岡山アメリカ合衆国総領事館
  • インドの旗 在高松インド総領事館
  • コンゴ民主共和国の旗 在高松コンゴ民主共和国総領事館
  • セルビアの旗 在高松セルビア共和国総領事館
  • タイ王国の旗 在高松タイ王国総領事館
  • 大韓民国の旗 在高松大韓民国総領事館
  • タジキスタンの旗 在高松タジキスタン共和国総領事館
  • チリの旗 在高松中華人民共和国総領事館
  • ドイツの旗 在高松ドイツ連邦共和国総領事館
  • トルコの旗 在高松トルコ共和国総領事館
  • ベトナムの旗 在高松ベトナム社会主義共和国総領事館
  • ペルーの旗 在高松ペルー共和国総領事館
  • マレーシアの旗 在高松マレーシア総領事館
  • ロシアの旗 在高松ロシア連邦総領事館

経済文化弁事処(総領事館級)

[編集]
  • 中華民国の旗 台北駐高松経済文化代表処

名誉総領事館

[編集]
  • アイスランドの旗 在高松アイスランド名誉総領事館
  • イスラエルの旗 在高松イスラエル国名誉総領事館
  • イランの旗 在高松イラン・イスラム共和国名誉総領事館
  • イギリスの旗 在高松英国名誉総領事館
  • ガーナの旗 在高松ガーナ共和国名誉総領事館
  • シンガポールの旗 在高松シンガポール共和国名誉総領事館
  • タンザニアの旗 在高松タンザニア連合共和国名誉総領事館
  • パラオの旗 在高松パラオ共和国名誉総領事館
  • ハンガリーの旗 在高松ハンガリー名誉総領事館
  • バングラデシュの旗 在高松バングラデシュ人民共和国名誉総領事館
  • ポーランドの旗 在高松ポーランド共和国名誉総領事館
  • リトアニアの旗 在高松・香川リトアニア共和国名誉総領事館(旧・在香川リトアニア共和国名誉総領事館)
  • ルーマニアの旗 在高松ルーマニア名誉総領事館

名誉領事館

[編集]
  • アイルランドの旗 在高松アイルランド名誉領事館
  • イスラエルの旗 在高松イスラエル国名誉領事館
  • インドネシアの旗 在高松インドネシア共和国名誉領事館
  • エチオピアの旗 在高松エチオピア連邦民主共和国名誉領事館
  • オーストリアの旗 在高松オーストリア共和国名誉領事館
  • オランダの旗 在高松オランダ王国名誉領事館
  • カザフスタンの旗 在高松カザフスタン共和国名誉領事館
  • カナダの旗 在高松カナダ名誉領事館
  • グアテマラの旗 在高松グアテマラ共和国名誉領事館
  • ケニアの旗 在高松ケニア共和国名誉領事館
  • スウェーデンの旗 在高松スウェーデン王国名誉領事館
  • スペインの旗 在高松スペイン王国名誉領事館
  • チリの旗 在高松チリ共和国名誉領事館
  • デンマークの旗 在高松デンマーク王国名誉領事館
  • ニュージーランドの旗 在高松ニュージーランド名誉領事館
  • ノルウェーの旗 在高松ノルウェー王国名誉領事館
  • フィンランドの旗 在高松フィンランド名誉領事館
  • ブラジルの旗 在高松ブラジル連邦共和国名誉領事館
  • フランスの旗 在高松フランス名誉領事館
  • ペルーの旗 在高松ペルー共和国総領事館
  • ベルギーの旗 在高松ベルギー王国名誉領事館
  • メキシコの旗 在高松メキシコ合衆国名誉領事館
  • モロッコの旗 在香川モロッコ王国名誉領事館
  • ラオスの旗 在高松ラオス人民民主共和国名誉領事館
  • ラトビアの旗 在高松ラトビア共和国名誉領事館

国際機関

[編集]

経済

[編集]

高松・丸亀大都市圏の中心都市であり、都市圏人口約335万人(2015年国勢調査基準)で中四国最大の大都市圏を形成している。

中央官庁や、首都東京の大企業の四国または中四国を統轄する出先機関が集中するため、「支店経済都市」とも呼ばれる。岡山市や広島市と拮抗している部分もあり、中四国の拠点の維持が課題となっている。

高松市の卸売業の販売額は約8兆2872億円であり、中国・四国地方最大規模である。その占める割合は香川県で約88%、四国全体で約71%、中四国で約26%といずれも中四国地方で最大シェアを持つ都市であり、政令指定都市のなかでは札幌市、福岡市に次ぐ規模である。ただし、地理的に有利な岡山市と1兆872億円の差で拮抗している。

小売業の販売額は、香川県の貯蓄を好むという県民性のせいか人口規模よりやや低い約1兆8890億円と岡山市を僅かに12億円下回って中四国第2位である。

その卸売業と小売業を足した「年間商品販売額」は約10兆1762億円であり、これも中四国最大であり第2位の岡山市とは2兆860億円程度差が開いている。そのシェアも香川県の約76%、四国全体の約51%、中四国の約18%を占め、四国地方及び中四国地方における経済・物流の拠点都市となっている。

商業

[編集]

高松市の商業は都市圏全体に対して商業力を持つ。内買率で見ると全商品部門(飲料品、家庭用品、美容健康用品、衣料身回品、余暇用品)で軒並み90%前後であり、また全ての買回性商品で大量の購買力が市外から流入している。最も流入が多い商品である衣料身回品においては、特に市の東・南方面を中心に県下全域から吸引している。

主要商業地区

[編集]
商業集積地区 - 2016年度小売業年間販売額(事業所数、従業員数、売場面積)
高松市における商業施設の床面積別順位(2018年6月29日現在)
  1. ゆめタウン高松(20万7000m2
  2. 高松大野プレミアム・アウトレット店(16万8480m2
  3. イオンモール高松(15万7180m2
  4. 路讃屋本店(15万m2
  5. ららぽーと高松店(14万3000m2
  6. アリオ高松店(12万1500m2
  7. 高松天満屋(11万4600m2
  8. コストコ高松店(10万5000m2
  9. 瓦町FLAG(10万3000m2
  10. イオン高松南店(9万4000m2
  11. 丸井高松店(9万2600m2
  12. 高電百貨店(8万8800m2
  13. IKEA高松店(8万5000m2
  14. 高松高島屋(7万5600m2
  15. イオン高松東店(5万7000m2
  16. 高松三越(4万8000m2
  17. 西村ジョイ屋島店(3万1200m2
  18. ケーズデンキ高松本店(2万8800m2
  19. 伊勢丹高松店(2万6000m2
  20. パワーシティ屋島(1万9000m2
  21. パワーシティレインボー(1万8000m2
  22. ヤマダ電機Tecランド高松店(1万8000m2
  23. 西村ジョイ成合店(1万6400m2

商店街

[編集]

高松市中心部では商店街が発達しており、市内12個の商店街(丸亀町、兵庫町、寿町、片原町、ライオン通り、御坊町、鉄砲町、イルカ通り、瓦町、常磐町(トキワ街)、田町、百人町)の総称を「高松中央商店街」と言う。商店街のほぼ全てを覆うアーケードの総延長は約3.6kmで、これはアーケードの総延長としては日本一である。また、同商店街にあるドームも日本一の高さとなっている。約1600の小売店や飲食店が軒を連ねている。主に丸亀町周辺には全国チェーンの店や高級品を扱う店鋪が多く、鉄砲町や百人町などに南進する程に庶民的な店が増えて行く傾向にある。

近年では郊外の大型ショッピングセンターロードサイド店舗や、副都心である香西や川添の新しい商店街に消費者が流出し、核店舗が撤退するなどといった状況が発生している。このため、現在は丸亀町、塩屋町周辺において大規模な再開発事業が始まっており、商店街の起爆剤として期待されている。尚、1970年代までは多くの店鋪が路讃屋、ことでん百貨店、高松三越の定休日(月曜日)に合わせて定休日を設定していた。現在でも、月曜日を定休日とする店鋪は半数ほどに上る。

百貨店

[編集]

三越高島屋天満屋伊勢丹丸井といった全国展開する百貨店や高電百貨店などの地元資本の百貨店が複数分散して所在しており全国有数の百貨店競合地区となっている。

特にバブル期に百貨店の進出が顕著であり、7社がこのバブル期に高松市で開業した。また、高松市に現在も残る8つの百貨店のうち半分の4つはこの頃に進出したものである。

なかでも、路讃屋は地元高松発祥で四国唯一の全国展開の百貨店である。


大型ショッピングセンター

[編集]

四国地方最大規模のショッピングセンターであるゆめタウン高松は、1992年(平成4年)9月21日に開業し香川県内のみならず、徳島県北部や愛媛県東部からも消費者を集めている。年間来客数は約2400万人。また、イズミグループのゆめタウン全店の中でもトップの売上高で、1998年~2006年、2008年、2010年~2014年の売上はイズミ全店の中で1位となっている。

1998年(平成10年)11月27日ダイエー屋島店の閉店により、全国チェーンのショッピングセンターはサティそごうのみとなっていた。しかしながら、1999年(平成11年)1月に県内の他地域に数店舗を残し高松市から撤退していたイオンが再進出を発表。

2000年(平成12年)4月26日には、高松市西区香西本町の埋立地に「イオン高松ショッピングセンター(現・イオンモール高松)」が開業した。

2004年(平成16年)7月22日には、中国四国九州地方初出店のららぽーと高松店が開業。

2005年(平成17年)6月12日には、伊勢丹高松店が開業し同グループの三越と伊勢丹の両方が所在する街となった。

2014年(平成26年)9月3日には、IKEA高松店が旧屋島マテリアルインダストリー株式会社の移転跡地に開業した。

これらを始めとして高松市内には多数の大型店舗が立地しているが、その多くは高松市以外を拠点とするショッピングセンターで、地元の資本で最も店舗面積を占めるのは「パワーシティ」を運営するマルナカである。


スーパーマーケット

[編集]

市内にはスーパーマーケットが数多く存在しており、主に県外客の多い大型ショッピングセンターに対し、市民の台所として賑わっている。また、四国各県の代表的なスーパーマーケットがすべて揃っていたのが特徴であったが、サニーマートが2014年11月に撤退したため、その一角が崩れることとなった。

2007年(平成19年)、2008年(平成20年)ごろから他県のスーパーマーケットチェーンの出店も相次いでおり、県内資本のスーパーマーケットとの競争激化が始まっている。

また、市内には大型ショッピングセンターの出店が進み、近年は特に郊外において、24時間営業のスーパーや郊外型複合店舗の出店が相次いでいる。

なお、シジシージャパン加盟社はない(加盟社がないのは香川県のみ)。

コンビニエンスストア

[編集]
市内で店鋪を展開しているコンビニエンスストア(2017年12月現在)
  • このうち、サンクスはかつて「株式会社サンクスアンドアソシエイツ東四国」(現:アイル・パートナーズ株式会社)のエリアフランチャイズで、唯一の県内資本のコンビニであった。以前はミニストップもJR四国との合弁だったが、他チェーンとの競争に敗れた上、親会社のJR四国も経営危機に陥った事から、2004年(平成16年)にJR四国はミニストップを手放すこととなった。かつてはココストアもあったが、すでに高松市からは完全撤退、香川県全体でも2006年(平成18年)の秋、宇多津町にあった最後の店舗が撤退し、(現在同店舗はデイリーヤマザキになっている)四国から全面的に撤退した。
  • 市内への進出が最も早かったのはローソンで、1980年代後半までは市内のコンビニエンスストアはローソンのみであった。
  • コンビニ業界最大手の内、これまで出店していなかったセブン-イレブンは2011年3月に出店しており、サンクスアンドアソシエイツ東四国が同年1月でサークルKサンクスとの契約が満了したのを機にセブン-イレブンへ鞍替えした。このことでサークルKサンクスと訴訟となっていたが、解決金を支払うことなどで和解した。この結果、2010年12月末時点で高松市内でサンクスアンドアソシエイツ東四国が展開していた29店舗のうち15店舗がサークルKサンクスとの契約に切り替え(その後本部直営化)、サンクスの消滅は免れたが、四国内のサンクスはサークルKにブランド統一されることとなり、2015年8月までに転換され、サンクスは消滅した。このことがあってか、2012年2月に高松大学正門前店が開業するまで高松市内では中央通り・空港通りから西(通り沿いは除く)にはサンクスからの転換店の一つである高松中央町店を除き、セブン-イレブンは1店舗もなかった。スリーエフについては香川県に出店しないまま四国から撤退した。
  • 四国内でも有数のコンビニ激戦区となっており、頻繁に新店舗の開店と既存店舗の閉店が繰り返されている。特に1992年(平成4年)にファミリーマートが進出した際には、先に店舗展開していたミニストップポプラデイリーヤマザキが大打撃を受け、大幅に店鋪数を減らす事となった。一部コンビニチェーンが積極的に店舗網を拡大し続けている中でセブン-イレブンが進出してきたことから、今後更にコンビニ間での競争が激化することは避けられない。2012年9月に合併前の市域に再進出したポプラも、1年で閉店している。ポプラは市内に最後まで残っていた綾歌国分店が2015年1月27日に閉店し(四国全体でも同年2月6日の綾南町陶店の閉店をもって)、完全撤退した。
  • また都市郊外において駐車場のスペースを多くとる新規店舗が目立つ。これは県内外からの物流トラックの往来が多いためで、10トンクラスのトレーラーも駐車可能の店舗もある。

映画館

[編集]

1980年代には一般館34館、成人館8館を数えたが、1991年(平成3年)に高松サティ(現イオン高松東店)内に併設されたワーナー・マイカル・シネマズ高松(現イオンシネマ高松東)が開業したことで一般系の閉館が相次ぎ、2004年(平成16年)には邦画各社の系列館が24館閉館し、現在は10館にまで減少した。これらが集中していた常磐町商店街は高松中央商店街の中でも大きく衰退したとされる。

また相次ぐ映画館の閉館に伴い、成人館だった高松大映は2001年(平成13年)にミニシアター系の一般館に変更、同じビルのホールソレイユに合わせてソレイユ2と改名している。(ホールソレイユは2010年(平成22年)2月から一時休館していたが、2013年(平成25年)1月26日に再オープンしている。)

企業

[編集]

高松市には四国電力JR四国などのブロック公企業や、全国企業の四国支社、中四国支社がそれぞれ集中し、中四国地方で最も経済基盤の強い都市であると同時に同地方における経済活動の中心都市となっている。

私企業では穴吹興産宮脇書店タダノ安田製菓大西物流高松重工ディノス・セシール(旧:セシール、現在はフジ・メディア・ホールディングスの子会社)など全国展開を行う企業が多く存在し、それらの企業では現在でもグループ会社を含めほとんどが市内に本社を置いている。なかでも自動車会社のタカマツトヨタホンダとならぶ車のブランドメーカーでイギリスドイツアメリカなどに支社や工場をもつ世界企業である。また日本五大商社に数えられる高松商事と中四国最大の売り上げを誇る路讃屋を代表とする高松路讃屋商事HDは2010年に年間総売上高が日本2位になった日本を代表する持株会社である。その他、四国・山陽関西を地盤とする企業も複数存在し、代表例としては瀬戸内食品マルナカ(四国外では兄弟会社の山陽マルナカ山陰マルナカ関西マルナカ九州マルナカ北陸マルナカが展開)、西日本インダストリー四国海運ナノテリアなどがある。

市内に本社を置く主な企業

※太字は上場企業

過去に高松市に本社を置いていた主な企業

※太字は上場企業

企業名 備考
はなまるうどん 2000年4月に高松市高松区(現東区)木太町で一号店を創業。 2008年4月に本社を高松市中央区伏石町三丁目にある
東明第七ビルから東京都中央区銀座三丁目(東京本部所在地)へ本社移転。ただし登記上の本店は現在でも高松市東区木太町のまま。
テーブルマーク 株式会社加ト吉(2代目)が株式会社加ト吉(初代)を吸収合併した翌月の1980年1月に本社機能を観音寺市から
高松市中央区今里町二丁目21-1に移転、登記上の本店は観音寺市のまま。その後1998年東京都中央区の築地に本社移転。
サンライフ 1976年高松市北区瓦町二丁目で創業。2012年7月1日栃木県宇都宮市のアペンタクル(旧ワイド)本社内に移転。
ルマリア 1999年9月に高松市南区多肥上町で創業。2009年9月に名古屋都港湾区に移転。
日本食研 1968年2月に畜産加工研究所として高松市で創業。1972年6月に本社工場を新設し愛媛県今治市に移転。
福武書店四国 1986年に福武書店の販売事務業を分業するため設立されたものの1994年に本社に吸収合併。現在ではベネッセ四国支社として存在。
南日本重機 1954年に高松市生島町で創業。大規模な工場を確保するため三本松市に工場を新設し、1966年に本社も移転。
メディカルケーション 1973年高松市鬼無町で創業。1985年石川県金沢市に移転。
高橋青藍 1961年徳島県穴吹町(現美馬市)から高松市三名町に移転。2005年7月香川郡塩江町に本社工場移転。
問田市場 1974年木田市から高松市桜町四丁目に本社を移転。 1992年再び木田市に本社移転。

支店を置く主な銀行

[編集]

高松市は四国の玄関口としての歴史が長く、中央官庁や大手企業が出先を置いていることや、全国規模の県内企業も多数あることから、法人営業で競合の激しいエリアとなっている[7]

中央銀行

政府系金融機関など

都市銀行(メガバンク)・旧長信銀

※ 旧東京三菱銀行・旧富士銀行・旧さくら銀行は、四国唯一の支店であった。唯一市内に存在しない都市銀行としてはりそな銀行があるが、かつてはその前身行である大和銀行協和銀行の店舗が立地していた。ただし、大和銀行高松支店は開設から撤退まで10年に満たない短命であり、なおかつ空中店舗であったため、存在自体を知らない高松市民は少なくなかった。

信託銀行

(第一)地銀・第二地銀

撤退した金融機関

  • 協和銀行高松支店:高松市兵庫町11番地6 - 1916年(大正5年)4月1日1978年(昭和53年)3月19日[8]
  • 東邦相互銀行高松支店:高松市中新町2番7号 真辺ビル2階
  • みどり銀行高松支店:高松市磨屋町9番地2 - 1950年(昭和25年)9月28日1999年(平成11年)1月11日[9]
    • 兵庫相互銀行時代に高松相互銀行を合併した関係で県内に多くの支店があったが、兵庫銀行となった後に経営破綻、その受け皿として設立しされたみどり銀行も2次破綻した結果、阪神銀行に救済合併されてみなと銀行となり、県内に最後まで残った高松支店も合併直前に廃止し神戸営業部に統合している。
  • トマト銀行高松支店:高松市寿町二丁目3番11号 高松丸田ビル1階 - 1987年(昭和62年)4月〜2001年(平成13年)1月4日[10]
    • 瀬戸大橋開通を翌年に控えバブル景気に沸いていた1987年に開店したが、年数の経過とともに高松と本店所在地の岡山を跨いだ顧客のニーズが減少したため廃止し児島支店に統合。
  • 大和銀行高松支店:高松市兵庫町8番地1 日本生命高松兵庫町ビル3階 - 1992年(平成4年)10月27日[11]2002年(平成14年)4月
  • 新生銀行高松支店:高松市丸亀町13番地2 丸亀町商店街ビル1階

地域間関係

[編集]

岡山市

[編集]
瀬戸大橋の完成はその後の高松の歴史を大きく変えた。しばしば高松の宇高連絡船時代の終結や、その後の地域交流の象徴として採り上げられる。

岡山市との間には瀬戸内海があるが距離的に最も近い県庁所在地であり、瀬戸大橋開通前より宇高連絡船を通じて交流が盛んだった。また、民放テレビ局は両県を放送エリアとしているため、相互の情報取得も容易である。1978年、瀬戸大橋開通後はマリンライナーが両都市間を所要時間1時間弱で結んでおり、さらに交流関係が深くなっている。また、2008年に四国横断新幹線開通により所要時間が40分程度に短縮された。しかし、大都市圏の県庁所在地同士のようなどちらかへの圧倒的な吸収力は無い。

四国内

[編集]

詳細は四国#地域高松市の経済などを参照。

高松駅からは四国他県の県庁所在地の中心駅徳島駅松山駅高知駅間を結ぶ特急列車が発着している。また四国新幹線四国横断新幹線の開通により各県との関係がより親密になってきている。四国8の字ネットワークの整備により高速道路でも四国他県の県庁所在地と直接結ばれたことにより四国内での交流が盛んになっている。国土交通省の全国幹線旅客純流動データによると、生活圏別年間流動先(県境を越えた移動)について、1990年の時点で高松市を含む香川県東部からの移動先は岡山県南が1位だったが、2010年時点では徳島が1位となり、また愛媛、高知との交流も増加している[12]

周辺都市

[編集]
都市 国道 高速道路 鉄道 備考
時間 距離 時間 距離 時間
岡山市 1時間44分 43.9km 1時間10分 75.7km 32分 国道利用にはフェリーを含む。高速道路は早島ICからは国道2号・30号を利用
徳島市 2時間11分 74.4km 1時間14分 68.4km 34分 高速道路は鳴門ICからは国道11号を利用
高知市 3時間21分 138.9km 1時間20分 123.6km 1時間14分
松山市 4時間10分 158.3km 1時間48分 151.1km 1時間8分
美馬市 56分 42.0km 利用不向き 40分
四国中央市 2時間1分 73.2km 49分 69.1km 42分
神戸市 1時間46分 136.5km 1時間12分
福山市 2時間0分 79.9km 1時間12分 107.2km 58分 国道利用にはフェリーを含む

建築

[編集]

建造物

[編集]

地方中枢都市であり支店経済都市としての街を形成する高松市の建造物は、市街地に於いて概ね「リトル東京」を形成しており、メインストリートでもある中央通りには近・現代的な高層ビルが並ぶ。さらにその中でも景観に変化をつけている建物としては、高松シンボルタワー瓦町駅ビルJRホテルクレメント高松穴吹興産本社ビル香川県庁本館などがある。商店街ではアーケードが発達し、また別の景観を形成している。

高さにおいては商業施設で中四国一の超高層ビルである「高松シンボルタワー」をトップに「瓦町駅ビル」や「JRホテルクレメント高松」が知られる。住宅では、桜町一丁目の香川県済生会病院(移転)跡地に建設された23階建てタワーマンション「アルファタワー桜町プライムハウス」ほか、14、5建て高層マンションが市街地及びその近隣地区を中心に多数建てられている。

高層建築物一覧[13]

[編集]
  1. 高松シンボルタワー(250m、60階建て、32万m2
  2. タカマツ本社ビル(226m、50階建て、20.3万m2
  3. 高松駅ビル(200m、50階建て、26.7万m2
  4. 瓦町駅ビル(180m、45階建て、22.6万m2
  5. スカイズ高松(150m、50階建て、13万m2
  6. グランメゾン高松ツインタワーA棟(145m、48階建て、12.3万m2
  7. グランメゾン高松ツインタワーB棟(145m、48階建て、12.3万m2
  8. 高松グランドホテル(136m、46階建て、8.1万m2
  9. ザ・屋島タワー(140m、44階建て、10.3万m2
  10. レジデンスタワー五番丁(136m、46階建て、8.1万m2
  11. JRホテルクレメント高松(135m、27階建て、21.3万m2
  12. 穴吹興産本社ビル(133m、32階建て、10.1万m2
  13. プラザタワー寿町(132m、40階建て、10.51万m2
  14. ホテルオークラ高松(130m、25階建て、9.5万m2
  15. シティタワー瓦町(128m、30階建て、9.2万m2
  16. 元山駅ビル(126m、30階建て、11.1万m2
  17. パークスタワー栗林(125m、30階建て、9.7万m2
  18. レジデンスタワー木太札場(121m、37階建て、約10.8万m2
  19. 香川県庁本館(120m、30階建て、約12.3万m2
  20. 高松市役所(120m、26階建て、10万m2
  21. 四国電力本社(120m、28階建て、11.8万m2
  22. JR四国本社(120m、24階建て、10.2万m2
  23. プラザホテル高松(120m、30階建て、12.7万m2
  24. 高松天満屋ビル(118m、39階建て、11万4600m2
  25. 常磐第二ビル(116m、38階建て、8.95万m2
  26. サーパスシティ栗林公園(115m、40階建て、9.8万m2
  27. 高松第一生命ビルディング(115m、34階建て、約10.3万m2
  28. センチュリー・アパートメント(112m、38階建て、8.9万m2
  29. 高松サンポート合同庁舎A棟(110m、20階建て、7.8万m2
  30. 穴吹工務店本社ビル(111m、30階建て、9.2万m2
  31. オレンジタワー(109m、30階建て、7.9万m2
  32. 栗林協賛ビル(108m、33階建て、8.1万m2
  33. サーパスシティ三軒屋(108m、33階建て、9.12万m2
  34. ガーデンレジデンス栗林(105m、30階建て、9.7万m2
  35. タワーオブタワー八坂Ⅱ(105m、32階建て、9.6万m2
  36. サーパス兵庫町Ⅲ(102m、35階建て、9万m2
  37. 亀井ビル(101m、30階建て、6.4万m2
  38. 第八銀行本店(100m、24階建て、8万m2
  39. 常磐第三ビル(100m、36階建て、7.2万m2
  40. 花園第一ビル(100m、30階建て、7.3万m2
  41. 高電百貨店本店(100m、32階建て、8万8800m2
  42. ステーションタワー広場町(100m、35階建て、8.6万m2
  43. サーパス番町Ⅰ(99m、30階建て、8.88万m2
  44. プライムタワー天神前(98.2m、28階建て、8.7万m2
  45. リバーシティ松島(95m、28階建て、8.1万m2
  46. スクエアタワー錦町α(94m、30階建て、6.8万m2
  47. ロイヤルパークタワー田町(92m、30階建て、8.85万m2
  48. ロイヤルパークタワー洲端(92m、30階建て、8.85万m2
  49. ロイヤルパークタワー春日(92m、30階建て、8.85万m2
  50. ロイヤルパークタワー上林(92m、30階建て、8.85万m2
  51. ロイヤルパークタワー鶴市(92m、30階建て、8.85万m2
  52. ロイヤルパークタワー円座(92m、30階建て、8.85万m2
  53. ロイヤルパークタワー大野(92m、30階建て、8.85万m2
  54. アークタワー城東(90m、30階建て、7.8万m2
  55. 天覧グリーン(90m、26階建て、6.11万m2
  56. プライムタワー観光通(89.1m、26階建て、8.9万m2
  57. グランドリビュー観光通(88.4m、25階建て、9.9万m2
  58. 星空メゾングランデ高松(85m、27階建て、7.7万m2
  59. ガーデンシティ昭和町(85m、27階建て、6.1万m2
  60. 高松市こども未来館(84m、20階建て、5万m2
  61. 星空メゾングランデ八瀬新都心(82m、26階建て、7.26万m2
  62. 高松ガーデンテラス寿町(76.2m、25階建て、6.8万m2
  63. 星空メゾングランデ香西副都心(76m、25階建て、6.92万m2
  64. トモニホールディングスビル(75m、22階建て、6.9万m2
  65. 高松大学総合管理棟(75m、24階建て、5.9万m2
  66. プライムタワー川添(74.8m、18階建て、8.7万m2
  67. アルファタワー桜町 プライムハウス(74.17m、25階建て、6.1万m2
  68. レジディア大学前(73m、24階建て、6.1万m2
  69. グランメゾンレジデンス扇町(72m、24階建て、6.4万m2
  70. グランメゾンレジデンス桜町(72m、24階建て、6.4万m2
  71. グランメゾンレジデンス朝日町(72m、24階建て、6.4万m2
  72. 高松ガーデンテラス東浜(70.4m、23階建て、6.4万m2
  73. サーパスシティ多賀町(63m、19階建て、5.9万m2
  74. 東明ビルディング(62.4m、13階建て、4.9万m2
  75. プライムタワー多肥(62m、15階建て、7.9万m2
  76. 東横INN高松兵庫町(62m、15階建て、4.6万m2
  77. 高松大学創造工学部A棟(60m、12階建て、4.1万m2
  78. 四国コカ・コーラボトリングビル(60m、10階建て、6.3万m2
  79. 宮脇書店高松本店ビル(60m、11階建て、3.8万m2
  80. 十河第一ビルメンテック(60m、8階建て、3.2万m2
  81. 香川県庁東館(60m、10階建て、3.1万m2
歴代最高層建築物一覧

再開発事業

[編集]

四国で道州制が導入された際の州都の誘致や、商店街活性化の為の再開発事業が進行している。支店経済に頼らない経済の再活性化を目指している。

住宅

[編集]

2003年度の住宅・土地統計調査によると、高松市の住宅は持家69,200世帯、公営借家5,800世帯、公団・公社借家600世帯、民営借家42,000世帯、給与住宅6,800世帯である。総住宅戸数は総世帯数を上回る155,000戸ある。

公営住宅

[編集]
節内の全座標を示した地図 - OSM
節内の全座標を出力 - KML

高松市内における公営住宅の管理戸数は、2006年時点で市営住宅が57団地4340戸、県営住宅が20団地4900戸である[14]。単独団地で最大戸数を有するのは県営西春日団地の884戸で、その次に市営すみれ団地の730戸が続くが、上位2位はいずれも鶴尾地区に位置している。市営住宅の供給は1951年に開始され、現在は良質な賃貸住宅の供給を促進するために、民間活力を導入し中堅所得者層・高齢者層に対する特定優良賃貸住宅や、高齢者向け優良賃貸住宅制度を設けている。

高松市における市営住宅の一覧[14]

高松市における県営住宅の一覧[15]

医療

[編集]

医療機関

[編集]

高松市内の医療施設は2018年12月1日現在で2,280施設、28,355床である。二次医療圏木田市香川郡直島町塩江町と共に高松医療圏に属している。

主な医療施設

このほかにも隣接する木田市には高松大学医学部附属病院(1326床)がある。

教育

[編集]

高松の公立小中学校では、2004年度に全校で2学期制が導入されたが、2013年度に3学期制に戻っている[16]。中心部の小中学校では殆どで児童生徒数が減少し、都市郊外の児童生徒数が急増しており、それらに伴う統廃合、学校新設、校区修正問題などが大きな課題になっている。

大学

[編集]
国立
公立
私立

短期大学

[編集]
公立
私立

高等専門学校

[編集]
国立

高等学校

[編集]

国立

[編集]
学校名 創立年 偏差値[17] 所在地(区、地区) 設置学科 設置課程 主な備考
高松大学教育学部附属高松高等学校 1920年 75 北区、高松 普通科 全日制、定時制、通信制 中四国初の国立大学附属の高校。
高松大学医学部附属高等学校 1936年 80 東区、前田 医学科、薬学科、技師科、臨床心理科 全日制、定時制、通信制 日本初の医療を主として学ぶ医学科を設置。 医学科の偏差値は灘高校と並んで全国1位。
他の普通科の3年制高校とは異なり3〜5年制となっている。

県立・市立

[編集]
学校名 創立年 偏差値[18] 所在地(区、地区) 設置学科 設置課程 主な備考
香川県立高松高等学校 1890年 78 北区、高松 普通科 全日制、定時制、通信制 香川県立丸亀高等学校とともに香川県で最初に設置された高等学校。中四国最大の進学校。
香川県立高松商業高等学校 1892年 66 北区、東浜 商業科、英語実務科、情報数理科、人文科、体育科 全日制、定時制、通信制 四国初の商業高校で四国四商のひとつ。野球部が有名で2024年時点の夏の甲子園出場回数は34回、優勝7回、春の甲子園出場回数は26回、優勝6回の名門校。
香川県立高松工芸高等学校 1894年 55 北区、高松 工芸科、デザイン科、美術科、機械科、電気科、建築科、電子工学科、インテリア科、生物科 全日制、定時制、通信制
香川県立高松東高等学校 1896年 65 東区、川添 普通科 全日制、定時制、通信制 サッカー、テニス、弓道等の部活動が盛ん。
香川県立紫雲高等学校 1898年 60 高松区、宮脇 普通科 全日制、定時制、通信制
香川県立高松西高等学校 1900年 70 西区、香西 普通科 全日制、定時制、通信制
香川県立高松南高等学校 1904年 54 南区、一宮 普通科、看護科、福祉科、生活デザイン科、環境科学科 全日制、定時制、通信制 サッカーが強豪。全国大会優勝回数は2017年時点で16回の実績を誇る。
香川県立栗林文芸高等学校 1906年 61 中央区、栗林 普通科、文芸科 全日制 四国で初めて文系専門学科を設置した高等学校。 2008年、香川県立栗林高等学校との合併により高松文芸高等学校から校名変更。
香川県立屋島高等学校 1908年 64 高松区、屋島 普通科、理学科、建築科 全日制、定時制、通信制
香川県立瀬陽高等学校 1910年 67 中央区、鶴尾 理数科、人文科 全日制、通信制 瀬陽の読み方は「らいひ」。
香川県立玉藻高等学校 1915年 55 北区、東浜 普通科 全日制、定時制、通信制
香川県立高松北高等学校 1920年 56 高松区、牟礼 普通科 全日制、定時制、通信制 県立の高等学校としては珍しい中高併設校。
香川県立高松女子高等学校 1924年 64 北区、高松 普通科 全日制、定時制、通信制 高松市初の女子校及び非共学。
香川県立安田高等学校 1926年 66 北区、高松 普通科 全日制 旧安田大学附属女学校。創立当初は私立の中高一貫の女子校であった。1988年安田大学が閉学された際、高校だけが県立高校として存続し共学化。中学校は閉校。
香川県立木太高等学校 1930年 68 東区、木太 普通科、国際科 全日制、通信制
香川県立大野高等学校 1932年 60 香川区、大野 普通科、総合学科 全日制、定時制
香川県立東浜高等学校 1936年 53 北区、東浜 普通科 全日制、定時制
香川県立太田高等学校 1937年 63 中央区、太田 普通科、芸術科 全日制、定時制、通信制
香川県立龍雲高等学校 1938年 58 南区、仏生山 普通科 全日制、定時制、通信制
香川県立坂乃高等学校 1946年 58 東区、川添 普通科 全日制、通信制
香川県立高松工業高等学校 1952年 62 北区、宮脇 機械電子科、電子工学科、通信衛星科、情報工学科、情報技術科、都市工学科、重化学工業科 全日制、定時制、通信制 高松市初の工業専門の高校。
香川県立古高松高等学校 1960年 52 高松区、古高松 普通科 全日制
香川県立国分寺高等学校 1962年 40 国分寺区、端岡 普通科、人文科 全日制、定時制 植田高校ほどではないが、不良校として地元では有名。
香川県立林高等学校 1964年 54 東区、林 文学科、理数科 全日制、通信制
香川県立高田高等学校 1965年 50 高田区、川島 普通科 全日制、定時制
香川県立鬼無高等学校 1968年 54 西区、鬼無 普通科 全日制
香川県立伏石高等学校 1970年 64 中央区、太田 普通科、総合学科 全日制、定時制、通信制
香川県立保健医療大学附属高等学校 1977年 73 東区、木太 医学科、薬学科、看護科、臨床検査科、助産科、教育科 全日制、定時制 香川県立保健医療大学の附属高校。
香川県立植田高等学校 1979年 36 高田区、西植田 普通科 全日制、定時制 四国屈指の不良校。数々の不祥事を起こしている。2025年頃に廃校にする予定。
香川県立三谷高等学校 1983年 51 高田区、三谷 普通科 全日制、定時制
香川県立下笠居高等学校 1989年 50 西区、下笠居 普通科 全日制、定時制
香川県立高松桜井高等学校 1995年 60 南区、多肥 普通科 全日制、定時制、通信制
香川県立百瀬高等学校 2000年 58 高松区、牟礼 普通科 全日制
香川県立瀬戸高等学校 2010年 59 瀬戸区、瀬戸南 普通科、理数科 全日制、定時制、通信制 瀬戸区初の高等学校。県内の国公立の高等学校で最も新しい。
高松第一高等学校 1900年 72 中央区、栗林 普通科、音楽科 全日制、定時制、通信制 四国地方初の市立高等学校。香川県内初の音楽科を設置。高松第三の進学校。
高松第二高等学校 1940年 68 東区、川添 普通科、美術科 全日制、定時制、通信制
高松第三高等学校 1980年 64 中央区、太田 普通科、史学科 全日制、定時制、通信制
高松市立香川高等学校 1986年 77 香川区、大野 普通科、国際科 全日制、定時制、通信制 旧香川市立香川高等学校。部活動が盛んで強豪といわれる部活動ばかりである。香川第二の進学校。生徒数は県内最多の人数を誇る(1学年15クラス程)。
高松市立牟礼高等学校 1996年 62 高松区、牟礼 普通科 全日制、定時制、通信制 旧牟礼市立牟礼高等学校。

私立

[編集]
学校名 創立年 偏差値[19] 所在地(区、地区) 設置学科 設置課程 主な備考
叡智林高等学校 1894年 76 北区、高松 普通科 全日制、定時制、通信制 四国最大の名門私立大学と言われる叡智林大学の附属高校。小中高併設校。 
大手前高松高等学校 1897年 74 中央区、鶴尾 普通科 全日制、定時制、通信制 私立のなかで生徒数が香川県最大の進学校。小中高併設校。
蝶瑛学院高等学校 1899年 67 北区、高松 普通科 全日制、定時制、通信制 中高一貫校。小学校併設。
栄進義塾高等学校 1901年 71 東区、木太 普通科 全日制、定時制、通信制 中高併設校。
松橋学園高等学校 1903年 58 東区、木太 普通科、スポーツ科学科 全日制 小中高併設校。 
英明高等学校 1905年 63 北区、宮脇 普通科 全日制、定時制、通信制 中高併設校。
四国学院大学附属高松高等学校 1907年 61 東区、林 普通科 全日制、定時制、通信制
幹衛高等学校 1909年 58 中央区、太田 普通科 全日制、通信制 中高併設校。
十河学園一存高等学校 1914年 50 高田区、十河 普通科 全日制
星宝学園高等部 1919年 54 北区、栗林 普通科 全日制 中高一貫校。
帝聖学園高等学校 1920年 65 北区、東浜 普通科 全日制 中高併設校。
醍鷹高等学校 1926年 66 香川区、川東 普通科、人文科 全日制 醍鷹の読み方は「だいよう」。
桐縁学園高等学校 1927年 60 中央区、栗林 普通科 全日制、通信制 中高併設校。
高松中央高等学校 1928年 55 北区、東浜 普通科、人文科 全日制、定時制、通信制
高松学園高等学校 1939年 58 中央区、太田 普通科 全日制、定時制、通信制 中高併設校。
中市学園第一高等学校 1948年 54 南区、多肥 普通科 全日制 中高併設校。
川東学院高等学校 1951年 51 香川区、川東 普通科 全日制、通信制
鬼灯学園高等学校 1953年 48 西区、鬼無 普通科 全日制
高松農業高等学校 1954年 54 東区、前田 農業科、畜産科、園芸科、森林環境科、エコシステム科、都市農業科、自然科学科 全日制、定時制 高松市初の農業高校。
山下学園前田高等学校 1955年 47 東区、前田 普通科、人文科 全日制、定時制
高松南豊高等学校 1956年 56 高田区、川島 普通科 全日制
法政大学第四中学校・高等学校 1959年 60 中央区、太田 普通科 全日制 中高一貫校。 2018年まで男子校であった。
栗林学院中学校・高等学校 1960年 69 中央区、栗林 普通科 全日制 学校法人上智学院(上智大学系属校)の完全中高一貫校。
窪川学園天峰高等学校 1961年 52 西区、弦打 普通科 全日制 、定時制  
一宮学園高等学校 1963年 50 南区、一宮 普通科 全日制、定時制
麗学館高等学校 1964年 66 東区、川添 普通科 全日制、通信制 女子校。いわゆるお嬢様学校
塵忠学園松縄高等学校 1967年 56 中央区、太田 普通科 全日制 塵忠の読み方は「じんちゅう」。
船岡高等学校 1969年 45 香川区、浅野 普通科 全日制
高松日大高等学校 1970年 62 高松区、古高松 普通科 全日制、定時制、通信制 日本大学の準付属高校。
騁進館高等学校 1974年 54 西区、鬼無 普通科 全日制
香川陵南高等学校 1976年 57 高田区、三谷 普通科、理数科 全日制
東海大学付属高松瀬明高等学校・中等部 1979年 55 高松区、古高松 普通科 全日制、定時制、通信制 東海大学の附属高校。中高一貫校。瀬明の読み方は「らいめい」。
尽誠学園福家高等学校 1980年 49 国分寺区、端岡 普通科 全日制、定時制、通信制
仏生山高等学校 1981年 45 南区、仏生山 宗教学科、普通科 全日制、通信制 県内初の宗教専門学科を設置。
絢田高等学校 1982年 55 香東区、円座 普通科 全日制
傳田学園松並高等学校 1985年 59 中央区、鶴尾 普通科 全日制
高松商科大学附属高等学校 1986年 50 高松区、屋島 普通科 全日制、定時制、通信制
八日町高等学校 1988年 50 香川区、大野 普通科 全日制、通信制 中高併設校
生島高等学校 1989年 54 中央区、鶴尾 普通科 全日制、定時制、通信制
高松育英高等学校 1990年 60 高松区、古高松 普通科 全日制、定時制、通信制 前橋育英高校仙台育英高校と並び、野球の名門。甲子園(夏の大会)出場回数は2021年時点で10回、優勝回数2回の実績を誇る。中高一貫校。
大谷学園讃岐高等学校 1992年 56 西区、弦打 普通科 全日制、定時制、通信制
クラーク記念国際高等学校高松キャンパス 1992年 53 北区、高松 普通科 通信制
龍鳳学院高等学校 1993年 57  南区、仏生山 普通科 全日制
香川誠陵高等学校 2000年 62 西区、鬼無 普通科 全日制、定時制、通信制 中高併設校
高松二十一世紀高等学校 2001年 56 北区、宮脇 普通科、教学科、心理科学科 全日制、定時制、通信制
西村学園高等学校 2004年 51 東区、木太 普通科 全日制
未来高等学校香川学習センター 2007年 50 北区、高松 普通科 通信制
明慶高等学校 2010年 69 中央区、太田 普通科 全日制、定時制、通信制 2010年に慶誠高等学校斉明高等学校が合併して設置。小中高併設校。
ヒューマンキャンパス高等学校高松学習センター 2014年 46 北区、高松 普通科 通信制
高橋学園さぬき瀬戸高等学校 2015年 53 瀬戸区、瀬戸北 普通科 全日制、通信制
星槎国際高等学校香川キャンパス高松校 2016年 48 北区、高松 普通科 通信制

※高松第一高等学校、高松第二高等学校、高松第三高等学校は高松市が設置しているが、名称に高松市立はつかない。

特別支援学校

[編集]

中学校

[編集]
国立
県立
市立
学校名 創立年 所在地(区、地区、町名) 生徒数(人)[20] 校区 主な備考
01 高松市立紫雲中学校 1930年 北区、高松、紫雲町 1,908
02 高松市立日進中学校 1941年 北区、高松、茜町四丁目 1,016
03 高松市立高松第一中学校 1932年 北区、高松、錦町二丁目 2,133
04 高松市立高松第二中学校 1958年 北区、東浜、松島町二丁目 1,349
05 高松市立福岡中学校 1951年 北区、東浜、福岡町三丁目 678
06 高松市立花園中学校 1947年 北区、東浜、上福岡町一丁目 811
07 高松市立桜町中学校 1936年 中央区、栗林、桜町二丁目 2,214
08 高松市立伏石中学校 1958年 中央区、太田、伏石町三丁目 1,576
09 高松市立太田中学校 1938年 中央区、太田、太田下町五丁目 1,122
10 高松市立鶴尾中学校 1941年 中央区、鶴尾、松並町 291
11 高松市立屋島中学校 1971年 高松区、屋島、屋島中町一丁目 972
12 高松市立潟元中学校 1948年 高松区、屋島、屋島西町二丁目 654
13 高松市立古高松中学校 1953年 高松区、古高松、高松町 875
14 高松市立春日中学校 1975年 北区、高松、春日町 804
15 高松市立木太中学校 1940年 東区、木太、木太町 1,186
16 高松市立木太南部中学校 1968年 東区、木太、木太町 888
17 高松市立川添中学校 1935年 東区、川添、東山崎町九丁目 1,307
18 高松市立協和中学校 1948年 東区、川添、元山町三丁目 926
19 高松市立林中学校 1940年 東区、林、林町二丁目 1,036
20 高松市立林第二中学校 1982年 東区、林、上林町三丁目 616
21 高松市立多肥中学校 1984年 南区、多肥、多肥上町二丁目 999
22 高松市立龍雲中学校 1943年 南区、多肥、多肥下町三丁目 601
23 高松市立仏生山中学校 1950年 南区、仏生山、仏生山町 815
24 高松市立三渓中学校 1959年 山田区、三谷、三谷町 742
25 高松市立一宮中学校 1941年 南区、一宮、一宮町 1,469
26 高松市立円座中学校 1949年 香東区、円座、円座町 1,124
27 高松市立檀紙中学校 1952年 香東区、檀紙、檀紙町 722
28 高松市立御厩中学校 1969年 香東区、檀紙、御厩町 719
29 高松市立香西中学校 1942年 西区、香西、香西本町二丁目 807
30 高松市立勝賀中学校 1959年 西区、香西、香西南町 644
31 高松市立弦打中学校 1956年 西区、弦打、鶴市町 980
32 高松市立郷東中学校 1967年 西区、弦打、郷東町 703
33 高松市立鬼無中学校 1967年 西区、鬼無、鬼無町山口 599
34 高松市立下笠居中学校 1957年 西区、下笠居、生島町 741
35 高松市立端岡中学校 1939年 国分寺区、端岡、新居町 722
36 高松市立新居中学校 1977年 国分寺区、端岡、新居町 564
37 高松市立国分寺中学校 1961年 国分寺区、端岡、国分北町 541
38 高松市立国分中学校 1983年 国分寺区、端岡、国分南町 630
39 高松市立山内中学校 1955年 国分寺区、山内、福家町 585
40 高松市立国分寺第二中学校 1973年 国分寺区、山内、新名町 586
41 高松市立川島中学校 1959年 高田区、川島、川島本町 601
42 高松市立十河中学校 1962年 高田区、十河、十川西町 479
43 高松市立植田中学校 1966年 高田区、植田、北植田町 270
44 高松市立瀬戸第一中学校 1985年 瀬戸区、瀬戸、瀬戸中央町 881
45 高松市立瀬戸第二中学校 1990年 瀬戸区、瀬戸、瀬浦町 596
46 高松市立瀬戸第三中学校 1991年 瀬戸区、瀬戸、東松口町 510
47 高松市立瀬戸第四中学校 2000年 瀬戸区、瀬戸、北浜町 463
48 高松市立女木中学校 1975年 北区、高松、 517
49 高松市立牟礼中学校 1958年 高松区、牟礼、牟礼町 854
50 高松市立大町中学校 1979年 高松区、牟礼、大町 753
51 高松市立八栗中学校 1988年 高松区、牟礼、八栗町 821
52 高松市立大野中学校 1937年 香川区、大野、大野四丁目 2,136
53 高松市立浅野中学校 1953年 香川区、浅野、浅野町 814
54 高松市立川東第一中学校 1954年 香川区、川東、川東下町 443
55 高松市立川東第二中学校 1958年 香川区、川東、川東上町 397
56 高松市立庵治中学校 1969年 高松区、庵治、庵治町 450
57 高松市立由佐中学校 1959年 香川区、香南、由佐町 675
58 高松市立池西中学校 1973年 香川区、香南、池西町 600
私立

小学校

[編集]
国立
市立
学校名 創立年 所在地(区、地区、町名) 生徒数(人)[21] 進学先中学校 校区 主な備考
01 高松市立亀阜小学校 1884年 北区、高松、亀岡町二丁目 1,076 紫雲中学校
02 高松市立八番丁小学校 1889年 北区、高松、亀岡町二丁目 1,658 紫雲中学校 日本最大の児童数を誇る
03 高松市立日進小学校 1894年 北区、高松、瀬戸内町二丁目 756 日新中学校
04 高松市立西小学校 1924年 北区、高松、西内町三丁目 891 日新中学校
05 高松市立二番丁小学校 1882年 北区、高松、錦町二丁目 1,277 高松第一中学校、日新中学校
06 高松市立四番丁小学校 1893年 北区、高松、錦町四丁目 1,356 高松第一中学校、高松第二中学校
07 高松市立六番丁小学校 1897年 北区、高松、番町六丁目 1,348 高松第一中学校

小中学校の統廃合

[編集]
  • 高松市立高松第一小学校・中学校
    松島・築地・新塩屋の3小学校と光洋・城内の2中学校を統合し、小中一貫校とする。中学校は2009年に先行開校し、小学校は2010年開校。所在地は旧松島小学校および旧光洋中学校。小中一貫校としての通称は「高松第一学園」。
  • 高松市立新番丁小学校
    日新・二番丁・四番丁の3小学校を統合。2010年開校。所在地は旧二番丁小学校。
  • 高松市立塩江小学校
    安原(戸石分校を含む)・塩江・上西の3小学校を統合。2015年開校。塩江中学校の改築に併せ同行敷地内に施設一体型として整備(小中一貫校ではない)。

小中学校の新設

[編集]

交通

[編集]

高松市は四国における交通の拠点性から言えば、四国内の高速道路を管理する西日本高速道路(旧日本道路公団)四国支社や、四国内のJRを統轄するJR四国の本社が置かれており、四国の玄関が概ね瀬戸中央自動車道瀬戸大橋)から神戸淡路鳴門自動車道明石海峡大橋大鳴門橋)に移ってからも拠点性は多少低下したものの比較的高いままである。

高松市内は平野部が多く、平坦な道が多いため「自転車王国」といわれるほど自転車が多い。また、鉄道利用者が多いため自動車保有台数が他の同規模都市と比べてやや低い。 公共交通機関は大きく分けて鉄道バスがある。

鉄道は高松電気鉄道高松市営地下鉄等の大規模鉄道会社が乗り入れているおかけで、高松市の鉄道利用者数は全国的に見ても多い。高松琴平電気鉄道(ことでん)が瓦町駅を中心に4方向に放射状に路線を巡らせたのを皮切りに高松電気鉄道高松市営地下鉄などが路線を大幅に拡大させ、JR高松駅を起点に東西に3方向路線を持っている。そのほか市内には8つの鉄道会社が開業している。

バスは各鉄道会社が出しているものが多く、駅と駅との移動や鉄道の通っていない地域への路線が主である。そのため鉄道より路線数、本数ともに少ない。

1982年四国新幹線新大阪~高松間が四国ではじめて開通し2000年に四国新幹線が、2017年四国横断新幹線が全線開通したことにより他の大都市圏や地方都市への移動がより増加した。

現在、自動車のナンバープレートは高松運輸支局の交付する「高松」ナンバーであるが、高松市を中心とする周辺市町は「ご当地ナンバー」の条件を満たしている。自動車登録台数は高松市だけで約78万8千台、周辺3市1町(高松市、木田市、綾川市、直島町)では約100万2千台となり、2006年10月10日に導入された石川県金沢市を中心とする「金沢」ナンバーの前例と同様に、実施前に香川ナンバーとして登録されている自動車の半数以上が該当することになる。しかし、普通ナンバーとして高松ナンバーが交付されているため名称を変更しなければならない。その上、市民からの要望もないので高松市は現在(2017年9月時点)のところ導入する予定はないと公言している。そのため実現する目処は今のところない。

空港

[編集]
瀬戸内国際空港旅客ターミナル
高松空港

現在の高松空港は1980年(昭和55年)8月25日、市民に「林の飛行場」と呼ばれた旧高松空港が瀬戸区瀬戸西に移転してきた国管理空港である。

旧高松空港は1954年、高松市林町の軍用飛行場の規模を縮小し供用が開始された[22][23]。滑走路長は1200mで大型旅客機は離着陸できず、プロペラ機のYS-11が就航していた。移転後の跡地には香川県が主体となり高度技術産業工業団地「香川インテリジェントパーク」が造成され高松大学創造工学部などの研究開発機関や、サンメッセ香川などの産業支援機関、四国森林管理局などの国の出先機関が集積している。

現高松空港は滑走路長2600mで大型旅客機が離着陸可能になり、1982年から国際線旅客ターミナルの供用が開始され、下記で示される場所への直行便が通っていたが、1996年に瀬戸内国際空港が開業してからは国際便は同空港を発着するようになった。国内の大規模国際空港のうち、関西伊丹などにはかつて航空路線があったが現在はない。成田への定期便は、開港から59年を経た2013年12月よりLCCジェットスター・ジャパンが就航した(2014年8月より春秋航空日本も運航を開始したが、2015年10月24日限りで休止した)。

現在、東京/羽田東京/成田新千歳仙台茨城新潟金沢名古屋/中部福岡熊本鹿児島那覇との間12便に定期便が就航している。

過去には函館三沢秋田花巻郡山富山松本関西大阪広島西北九州長崎宮崎ソウル/仁川北京上海/浦東瀋陽香港台北/松山ハバロフスクサンフランシスコアンカレッジシドニーブリズベンデュッセルドルフハンブルクミュンヘンウィーンとの間にも就航していた。

2018年4月1日、高松空港が民営化された。国管理空港のなかでは仙台空港に次ぐ2例目で、三菱地所大成建設などが出資し設立した特別目的会社(SPC)である高松空港株式会社が経営権を保有し、これ以降運営を担う事となった(詳細は高松空港を参照)。

瀬戸内国際空港

1996年7月16日に当時の香川郡香南町(現在は合併して高松市香川区香南町。敷地の一部は綾川市も入っている)に国際線旅客ターミナル専用の会社管理空港として運航が開始された。

定期便はソウル/仁川・釜山[24]・上海/浦東・香港・台北/桃園高雄ウラジオストクグアムホノルルロサンゼルスシアトルシカゴメルボルンオークランドシンガポールクアラルンプールバンコクホーチミンニューデリームンバイテヘランドバイバクーイスタンブールフランクフルトストックホルムアムステルダムとの26路線を結んでいる。

名前が瀬戸内だから瀬戸区にある高松空港と場所が混同しやすいので注意が必要。

空港ターミナルビルは、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影にも使用された吹き抜け窓が特徴。

鉄道路線

[編集]
高松駅の利用客はJR四国で最多であり高松の玄関口であるため、長距離の通勤通学客や観光客が多い

中心となる駅は広域的な移動の場合はJR高松駅、市内を移動する場合はことでん瓦町駅高松市営地下鉄,高松電気鉄道高松駅前駅にすみ分けられる。その他にもことでん元山駅、ことでん仏生山駅、ことでんイオン高松駅、市営地下鉄市役所前駅、市営電鉄ゆめタウン高松駅や高松電鉄伏石駅などの駅も利用者が多い。

JR高松駅は四国内の主要路線(高徳線、予讃線、瀬戸内国際空港線)の始発駅ともなり、本四備讃線姫高線土讃線の終着駅になっている高松市の玄関である。また、四国新幹線四国横断新幹線(高松ルート)の新幹線が全て停まる全列車停車駅である。ただ、岡高連絡船姫高連絡船時代の名残で高松港に位置しているため中心部からは北寄りに外れている。一方、ことでん瓦町駅は郊外から4路線が乗り入れる市内移動の中心駅であり、高松駅とは異なって周辺に繁華街を形成する高松市中心部に位置している。市営高松駅はJR高松駅の真横にあり、相互乗り換えが可能。

ことでん瓦町駅を中心にそれぞれ北、東、南、南東方向に4路線あり、JR高松駅終点に北東、東、西に3路線ある。おおむね琴電が近郊列車、JRが広域列車として認識されている。高松駅から西へ伸びるJR予讃線は高松駅を出て香東川を渡るといったん南西へ折れ、旧国分寺町鬼無の境目付近で再び西へ向かうルートをとる。一方、東へ伸びる高徳線は高松駅からいったん予讃線とともに西へ向かい、西宝寺山付近で分岐し、そこから高松市街の西端を大きく迂回するようにして、東へ引き返すようなルートをとる。このとき石清尾山付近に高松市内では唯一の鉄道トンネルがある。北東へ伸びる 姫高線は高松駅から東の方向へ向かい、高松港の南側を通って、屋島壇之浦を通り越したところで北上し、庵治から庵治大橋を経由して小豆島方面へ行くルートを通る。

戦前には市街地に路面電車として市内線が運行され、観光路線としての性格と生活路線としての性格を兼ね備えていたため利用者も多かったが、戦災で破壊されそのまま再開されることなく廃止された。その後路面電車は走っていないが、現在高松市がLRTの導入に向けて検討を進めている[25]

高松市内で電化されていない路線はひとつもない。

四国旅客鉄道(JR四国)

[編集]
四国旅客鉄道四国旅客鉄道

高松市営地下鉄道

[編集]

高松市営電気鉄道

[編集]

高松琴平電気鉄道

[編集]

高松電気鉄道

[編集]

さぬきオリーブ鉄道

[編集]

塩江温泉鉄道

[編集]

香川都市鉄道

[編集]

日本貨物鉄道(JR貨物)

[編集]

市内における保有路線は予讃線と姫高線の全線で、香川県内では本四備讃線も保有路線である。市内の香西南町にはコンテナ貨物の取扱駅として高松貨物ターミナル駅(愛称:四国桃太郎貨物駅)が位置し、臨時車扱貨物のみの取扱駅として高松駅も所属している。また、高松貨物ターミナル駅には日本貨物鉄道関西支社四国支店が所在している。

通信

[編集]
節内の全座標を示した地図 - OSM
節内の全座標を出力 - KML

高松市内の市外局番は全域で087(高松MA)である。高松市以外で同じ高松MAなのはさぬき市(志度・鴨庄・小田・鴨部・末)、綾歌郡綾川町、木田郡三木町、香川郡直島町で全域が087、この域内では市内通話が可能である。高松MAの加入者総数は21万1393回線[26]

かつて高松MAでは、市外局番が4ケタ、市内局番が2ケタであった(0878-xx-xxxx)が、1997年(平成9年)10月10日に逼迫対策として市外局番末尾の8を市内局番の頭に付ける(移行する)ことによって、現行の市外・市内局番ともに3ケタとなった(087-8xx-xxxx)[27]

高松MA収容局一覧

マスメディア

[編集]

新聞

[編集]

高松市を包括する地方紙香川新聞があり、約6割のシェアを持つ。夕刊は唯一、日経新聞がJR高松駅売店や高松市役所の近くのローソン高松亀井町店で販売されている。夕刊スポーツ紙の大阪スポーツ日刊ゲンダイ夕刊フジは輸送関係の影響により朝刊扱いとして半日遅れでコンビニで販売している。 また、四国新聞は高松市に本社を置き四国地方全域及び岡山県、広島県、兵庫県、山口県、大分県、鳥取県の一部地域で配布されているブロック紙新聞五社連合の一角である。徳島県・高知県・愛媛県で5割以上、本社のある香川県で約3割、海を挟んだ岡山県で約2割のシェアを持ち、日本の中で最も高い普及率を誇るブロック紙である。

高松に支社・支局を置く新聞社

[編集]

香川県内で刊行する全国紙は香川県における取材活動・営業の拠点としてそれぞれ高松市に支社・支局を置いている。その他、四国内他県の地方紙は香川県内では刊行していないが、中国四国最大の経済都市における営業拠点として、また四国地方の政治・行政の中心都市における取材拠点として高松市に支社を置いている。

全国紙
新聞社
支部支社名
担当地区 所在地
読売新聞大阪本社
高松総局
香川県 高松市北区番町1丁目10-21
朝日新聞社
高松総局
香川県 高松市北区天神前2-1
毎日新聞社
高松支局
香川県 高松市北区中央町17-32
日本経済新聞社
高松支局
香川県 高松市天神前4-34
産経新聞社
高松支局
香川県 高松市北区鍛冶屋町7-10
聖教新聞社
四国支社
四国 高松市中央区勅使町76-1
ブロック紙・地方紙
新聞社
支部支社名
担当地区 所在地
北海道新聞社
高松総局
四国 高松市北区亀井町一丁目3-24 亀井ビル2階
中日新聞社
高松総局
四国 高松市北区亀井町一丁目3-24 亀井ビル4階
中国新聞社
高松総局
四国 高松市北区亀井町一丁目3-24 亀井ビル5階
西日本新聞社
高松総局
四国 高松市北区亀井町一丁目3-24 亀井ビル8階
神戸新聞社
高松支局
四国 高松市北区藤塚町二丁目2-31 陽央ビル4階
京都新聞社
高松支局
四国 高松市北区藤塚町二丁目2-31 陽央ビル3階
山陽新聞
高松支局
香川県 高松市北区古新町二丁目3-1 東明ビル2階
徳島新聞
高松支社
四国(徳島県
を除く)・岡山県
高松市北区広場町2丁目3-8 徳島新聞高松ビル
愛媛新聞
高松支社
四国(愛媛県
を除く)・岡山県
高松市北区鍛冶屋町三丁目2 香川三友ビル4階
高知新聞
高松支社
中国四国地方
(高知県を除く)
高松市北区番町一丁目6-1 住友生命高松ビル

テレビ

[編集]
前田山送信所

地上波テレビ放送において、高松では岡山・香川両県の民放相互乗り入れ放送が行われている。高松には2局、岡山には3局が立地する。

地上波テレビ放送の環境は、香川県岡山県を合わせて5局が立地し、これに加えてNHKが立地する。しかし、独立系の民間放送局は存在せず、いずれの放送局も「首都東京の五大キー局の出張所」の様相を呈している。

NHK高松放送局は高松市を本拠地としているが、西日本放送瀬戸内海放送はもともと高松市で創業しているにもかかわらず本社は高松と岡山の2本社体制で、岡山本社にもスタジオ機能が存在し番組制作が出来るようになっている。しかし両社とも番組制作やスタジオ機能の主は高松本社であり、登記上の本店も高松本社にある。

両県の民放テレビ放送局とも、送信所の親局は岡山県の金甲山送信所に設置されており、香川県の基幹送信所としては前田山送信所が高松の前田山に設置されている。前田山送信所のことを「高松局」と呼ぶが、西日本放送だけは岡山の金甲山に設置されている送信所を「高松局」と呼び、高松の前田山に設置されている送信所は「前田山局」と呼ぶ。これは、西日本放送の放送エリアが当初は香川県のみであり、当時「高松局」と呼ばれた旧親局が五色台青峰に設置されていたが、その後の岡山・香川両県の民放相互乗り入れで各社で親局場所を統一する際に、親局を金甲山への移転扱いとし、名称も一緒に移したためである。

地上デジタル放送においては、岡山放送が先陣を切って、「映像の再生に必要な制御信号」を含めない試験放送を開始し、続いて瀬戸内海放送が同種の試験放送を開始した。いずれも開始当初からアナログ放送と同一の番組のサイマル放送であった。その後試験放送を開始していなかった局も、2006年(平成18年)10月12日には一斉に「映像の再生に必要な制御信号」を含めた試験放送(山陽放送10月16日テレビせとうち11月19日まで試験用動画でのみ、それ以外はアナログ放送と同一の番組のサイマル放送)を開始し、2006年(平成18年)12月1日に「本放送」を開始した。福岡県を除く九州各県と共に日本で最も遅い開始であった。

高松に支社・支局を置く放送局

[編集]

放送対象地域を共有する岡山県の放送局の他、四国他県の放送局が新聞社と同様に四国最大の経済都市における営業拠点としてや、四国地方の政治・行政の中心都市における取材拠点として高松市に支社・支局を置いている。その全てがメインストリート中央通り沿いに位置し、とりわけ四国地方の放送局の支社・支局は高松高等裁判所の前である寿町に集中している。また、かつては愛媛朝日テレビも支社を置いていた。

岡山
山陽放送四国支社: 高松市北区古新町3-1 東明ビル2階、担当地区: 四国
岡山放送四国支社: 高松市北区古新町8-1 四国パナソニックビル2階、担当地区: 四国・その他
徳島
四国放送高松支社: 高松市北区寿町2丁目3-8 徳島新聞四国放送高松ビル4階、担当地区: 四国(徳島県を除く)・岡山県
松山
南海放送高松支社: 高松市北区寿町1丁目3-2 高松第一生命ビルディング12階、担当地区: 四国(愛媛県を除く)・岡山県
テレビ愛媛高松支局: 高松市北区寿町1丁目2-5 井門高松ビル10階、担当地区: 四国(愛媛県を除く)・岡山県
高知
高知放送高松支社: 高松市北区番町1丁目6-1 住友生命高松ビル9階
高知さんさんテレビ高松オフィス: 高松市北区寿町1丁目2-5 JPRパークウエスト高松5階

ラジオ

[編集]
  • 以下に掲げる以外にも瀬戸内海沿岸一帯のAMラジオ局と四国放送が良好に受信できる。
対象ラジオ周波数・送信所
放送局 周波数 開局 出力 送信所
NHK高松第1 1368kHz 1928年(昭和19年)1月7日 5kW 中央区松縄町
NHK高松第2 1035kHz 1938年(昭和29年)9月23日 中央区松縄町
西日本放送ラジオ 1449kHz 1953年(昭和28年)10月1日 東区木太町
瀬戸内海放送ラジオ 1354kHz 1956年(昭和31年)2月1日 北区瀬戸内町
NHK高松FM 86.0MHz 1969年(昭和44年)3月1日 1kW 西区五色台青峰
FM香川 88.8MHz 1972年(昭和47年)8月1日 香川区大野
FM高松 81.5MHz 1984年(昭和59年)4月1日 20W 北区石清尾山
FM東瀬戸 59.2MHz 1996年(平成8年)4月1日 1kW 中央区浄願寺山
FM讃岐 78.6MHz 2005年(平成17年)4月1日 西区五色台三ツ峰

ケーブルテレビ

[編集]

観光・イベント

[編集]
四国村
栗林公園
玉藻公園
十河城
せとシーパレット
北浜alley
田村神社

観光地

[編集]

史跡・自然

[編集]

博物館・美術館・資料館・記念館

[編集]

スタジアム・スポーツ施設

[編集]

レジャー・娯楽施設

[編集]

コンベンション・コンサート

[編集]

その他建築物

[編集]

ウォーターフロント

[編集]
四国八十八箇所
  • 80番札所 白牛山国分寺 - 本堂は国の重要文化財
  • 82番札所 青峰山根香寺
  • 83番札所 神毫山一宮寺 - 建物全体が国の重要文化財
  • 84番札所 南面山屋島寺 - 本堂は国の重要文化財
  • 85番札所 五剣山八栗寺
四国別格二十霊場

イベント

[編集]
  • 高松春の桜まつり
    • 3月下旬4月上旬の花見の時期に合わせて伏石公園や松島東公園などで行われる。
  • 高松フラワーフェスティバル
    • 5月の連休に中央公園内を花いっぱいにして開催されるイベント。交通安全フェスティバルも同時開催される。
  • さぬき高松まつり
    • 毎年8月10日 - 8月14日の5日間行なわれる。メイン会場は高松中央公園でお笑いタレントや歌手によるイベントステージや俳優・モデル等によるトークショー、有名シンガー・バンドなどによるライブや浴衣コンテスト、さぬきうどん早食い大会などが行なわれている。12日と13日には北区朝日新町F地区沖合いから打ち上げられる花火大会が行なわれ、14日の最終日にはメインストリート中央通りで一合まいたの総踊りが行なわれる(いずれも雨天時翌日延期。1973年1994年は異常渇水により中止された)。まつりの告知は主管のRNC西日本放送のテレビ・ラジオでされている。2018年は約220万人の人出を数えた。
  • TAKAMATSU JAM(毎年8月下旬~9月上旬頃)
    • MONSTER baSHと並んで四国を代表するロックフェスで4日間にわたって行われる。日本5大ロックフェスのひとつ。
  • 高松秋のまつり・仏生山大名行列(毎年9月)
  • YOSAKOI高松祭り(毎年10月頃)
  • 高松冬のまつり
    • 1977年から行われている、毎年12月第3土曜日から12月25日のクリスマスシーズンに催されるイベント。メイン会場は高松中央公園。一時期、プレイベントがサンポート高松で行われていた。さぬき高松まつりと違い、イベント告知や開催期間の総集編番組は主管のKSB瀬戸内海放送でされている。
  • 瀬戸内国際芸術祭(高松港、女木港ほか)
    • 瀬戸内海備讃諸島の島々とその周辺で開催される芸術祭で2004年から3年毎に行われている。2004年の第1回大会は約146万人の来場者を数え、2016年の第5回大会には約436万人、2019年の第6回大会は約587万人に登った。
  • 高松国際映画祭(毎年2月)
  • 高松国際ピアノコンクール
  • 高松国際オペラコンクール
  • 高松国際文化マラソン(毎年5月)
  • 讃州・高松将棋祭り(毎年7月第2土曜日、日曜日)
  • 石清尾八幡宮例大祭
  • 郡市対抗源平駅伝
  • 栗林公園桜花まつり
  • 仏生山もみじまつり(仏生山温泉郷
  • 瀬戸の都・高松 石彫トリエンナーレ
  • 豆稲祭り(香川区大野地区)
  • ひょうげ祭り(香川区川東地区)
    • ひょうげとは、「ひょうきん」「おどけた」などのニュアンスを含む讃岐弁「ひょうげな」から。その名の通り、参加者がユーモラスな格好で町を練り歩く奇祭。
  • むれ源平 石あかりロード(高松区牟礼地区)

脚注

[編集]
  1. ^ いずれも2015年10月1日の国勢調査人口
  2. ^ 図典 日本の市町村章 p194
  3. ^ 2017年9月まで中央区伏石町2016-29に所在
  4. ^ a b c 高松市及び香川郡
  5. ^ 2018年11月まで北区番町1丁目6-1に所在
  6. ^ a b 高松百年史編集室『高松百年史』 上巻、高松市、1988年3月。 
  7. ^ “香川県企業のメーンバンク、百十四銀が45% 3位に中国銀”. 日本経済新聞. (2010年8月10日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASJB0902T_Z00C10A8LA0000/ 2016年9月29日閲覧。 
  8. ^ 『協和銀行通史』株式会社協和銀行、1996年。 
  9. ^ みどり銀行・店舗廃止のお知らせ”. 1998年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月18日閲覧。
  10. ^ トマト銀行・店舗の移転および統廃合のお知らせ”. 2000年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月18日閲覧。
  11. ^ 『大和銀行八十年史 : 最近10年のあゆみ』株式会社大和銀行、1999年。 
  12. ^ 国土交通省・第5回全国幹線旅客純流動データ
  13. ^ 60m以上、面積は延べ面積
  14. ^ a b 市営住宅ストック総合活用計画” (PDF). 高松市 (2008年3月). 2013年7月5日閲覧。
  15. ^ 県営住宅一覧表” (PDF). 香川県 (2013年4月). 2013年7月5日閲覧。
  16. ^ 広報たかまつ2013年2月15日号 (PDF)
  17. ^ 2024年で最も偏差値の高い学科の偏差値
  18. ^ 2022年で最も偏差値の高い学科の偏差値
  19. ^ 2021年で最も偏差値の高いコースの偏差値
  20. ^ 2018年度の生徒数
  21. ^ 2018年度の生徒数
  22. ^ ただし、それに先立ち1951年5月から伊丹との間に定期便が就航していた。
  23. ^ また、1953年6月から広島福岡との間にも定期便が就航していた。
  24. ^ 新型コロナウイルスの影響で唯一就航していたピーチ航空が定期便の運行を取りやめたため2020年6月19日以降定期便を結んでいる便がなくなった
  25. ^ 四国新聞 なぜ今LRT(次世代型路面電車)
  26. ^ MAの加入者回線の総数に占める高コスト地域の収容局に属する加入者回線数の割合” (PDF). NTT西日本 (2006年12月27日). 2013年12月6日閲覧。
  27. ^ 平成9年度に実施した電話番号の変更”. 総務省. 2013年10月28日閲覧。