瀬戸内海歴史民俗資料館
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瀬戸内海歴史民俗資料館 Seto Inland Sea Folk History Museum | |
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施設情報 | |
専門分野 | 人文科学 |
建物設計 | 山本忠司、構造:木村俊彦 |
延床面積 | 3,275m2 |
所在地 |
〒761-8001 香川県高松市亀水町1412-2(五色台山上) |
位置 | 北緯34度22分41.58秒 東経133度55分51.54秒 / 北緯34.3782167度 東経133.9309833度座標: 北緯34度22分41.58秒 東経133度55分51.54秒 / 北緯34.3782167度 東経133.9309833度 |
プロジェクト:GLAM |
瀬戸内海歴史民俗資料館(せとないかいれきしみんぞくしりょうかん)は、香川県高松市の五色台山上にある人文系博物館[1][2][3]。建物は国の重要文化財への指定が答申されている(官報告示を経て正式指定となる)[4]。
概要
[編集]瀬戸内海と周辺地域の民俗を対象に、資料収集・保管・展示・総合研究をしている県立の資料館である。1973年(昭和48年)に開館した[2]。
1977年(昭和52年)、「瀬戸内海及び周辺地域の漁撈用具」(2,843点)が、国の重要有形民俗文化財に指定された。そして、1993年(平成5年)「瀬戸内海の船図及び船大工用具」(2,813点)、2015年(平成27年)「西日本の背負運搬具コレクション」(310点)が、国の重要有形民俗文化財に指定された[3]。
建物は、1974年(昭和50年)日本建築学会賞を受賞した。そして、1998年(平成10年)公共建築百選に選ばれ、2013年(平成25年)DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれた[3]。
2008年、香川県立ミュージアム(旧、香川県歴史博物館と統合)の分館となる[3]。
展示内容
[編集]瀬戸内海の漁業や島々のくらし、船大工用具、廻船などの瀬戸内海の海運、香川の自然環境に育まれた砂糖・綿・塩の讃岐三白、ため池などの水利用具、稲作用具、祭りや芸能に関わる資料を展示している。展示内容は公式サイト「瀬戸内海歴史民俗資料館|展示」を参照。
建築概要
[編集]- 設計 - 山本忠司(香川県建築課)[5]
- 構造設計 - 木村俊彦
- 構造・規模 - RC造、平家一部中2階
- 敷地面積 - 45,094m2
- 建築面積 - 3,003m2
- 延床面積 - 3,275m2
- 竣工 - 1973年5月
利用情報
[編集]- 開館時間 - 9:00~17:00(入館は16:30まで)[3]
- 休館日 - 月曜日(月曜日が休日の場合は原則として翌火曜日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- 観覧料 - 無料
- 駐車場 - 普通車30台収容、大型バス可
交通アクセス
[編集]- JR四国・予讃線・高松駅から(生島ー大崎の鼻経由)車で約25分(約16㎞)[3]
- JR四国・予讃線・坂出駅から(王越ー大崎の鼻経由)車で約30分(約20㎞)
- 徳島方面から高松自動車道高松檀紙ICより車で約30分(約18㎞)
- 岡山方面から瀬戸中央自動車道坂出北ICより車で約30分(約18㎞)
- 愛媛・高知方面から高松自動車道坂出ICより車で約35分(約24㎞)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 松隈 洋 著「瀬戸内海歴史民俗資料館」『モダニズム建築紀行』、六耀社、2016年、171-175頁。ISBN 978-4-89737-870-1