前田伍健
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前田 伍健(まえだ ごけん、1889年1月5日 - 1960年2月11日)は香川県高松市出身の川柳作家である。本名は久太郎。
来歴
[編集]父は画家の前田北水[1]。ペンネームの由来は五剣山から始まり、五剣、五健を経て、伍健となる[1]。
地元の旧制高松中学校(現・香川県立高松高等学校)を卒業後、愛媛県松山市に出て、現在の伊予鉄道に入社した。在勤中は東京の窪田而笑子(1867年〜1928年)[2]の弟子となり、「媛傘」「番傘」など津々浦々の川柳雑誌の客員として活躍した[1]。
絵は父である北水から始まり、堂本印象、近藤浩一路の指導を受けた後、村上霽月(1869年〜1946年)[3]と出会い、川柳作家として普及活動を行った[1]。愛媛県川柳文化連盟の初代会長となる。
戦後は山本耕一路(1906年〜2005年)[4]の手で各所に貼り出され、感動を起こしたことを機に野球拳の家元(野球拳#本家野球拳に参照)・子規会顧問・愛媛県警察本部講師を務めた[1]。